1 00:00:02,235 --> 00:00:06,106 おっ! (拍手) 2 00:00:06,106 --> 00:00:11,311 (りん)よっ! 師匠! まさかの真打。 (万太郎)真打! 3 00:00:12,946 --> 00:00:16,249 (牛久)え~…。 おっ! こりゃあ…。 4 00:00:16,249 --> 00:00:19,085 (りん)竹ちゃん! 綾さん! ああっ! 5 00:00:19,085 --> 00:00:21,121 竹雄 姉ちゃん! 6 00:00:21,121 --> 00:00:23,923 (寿恵子) あっ どうぞ どうぞ。 座ってくださいよ。 7 00:00:23,923 --> 00:00:25,959 おいで おいで。 座って 座って。 8 00:00:25,959 --> 00:00:28,595 アハハ…。 9 00:00:28,595 --> 00:00:33,400 いや~ 巡り合わせだねえ。 まさか 今日 おいでとは。➡ 10 00:00:33,400 --> 00:00:35,935 ああ…。 11 00:00:35,935 --> 00:00:41,741 さて… え~ こちら 十徳長屋は 東京随一の貧乏長屋。 12 00:00:41,741 --> 00:00:45,612 あたしの部屋はね 雨が降りゃ 雨漏りなんぞ するんですがね…。 13 00:00:45,612 --> 00:00:47,547 早く言ってよ! 直しますよ! 14 00:00:47,547 --> 00:00:51,284 あ~… 漏れ出すのは 雨ばかりじゃござんせんようで。 15 00:00:51,284 --> 00:00:54,954 時の流れまでもが どっかへ漏れ出しちまうんだから。 16 00:00:54,954 --> 00:00:58,825 ゴロ寝一つしてる間に ついこの間来た 若い衆が➡ 17 00:00:58,825 --> 00:01:02,762 嫁様もらって すっかり ご立派になられてね。➡ 18 00:01:02,762 --> 00:01:05,565 かわいい子供らまで ジャンと増えて。 19 00:01:05,565 --> 00:01:08,234 今度は きっと 寝返り ひとっつで➡ 20 00:01:08,234 --> 00:01:12,739 この子らが「嫁入りだ」「独り立ちだ」 なんて言いだすんだよ。 21 00:01:12,739 --> 00:01:15,575 これじゃ おちおち 昼寝も できやしない。 22 00:01:15,575 --> 00:01:18,078 差配さん なんとかしとくれよ。 23 00:01:18,078 --> 00:01:20,013 寝てる場合じゃないね。 24 00:01:20,013 --> 00:01:22,916 ああ~…。 フフフフ…。 25 00:01:22,916 --> 00:01:26,786 と まあね 昔から店子は ああだこうだ うるさいもんですが➡ 26 00:01:26,786 --> 00:01:29,789 え~ 家主の方も 負けてはおりませんで。 27 00:01:29,789 --> 00:01:33,393 おお~! 本所の林町にある長屋の家主は➡ 28 00:01:33,393 --> 00:01:35,462 お囃子が大好きで➡ 29 00:01:35,462 --> 00:01:38,765 それが好きでない者には 部屋を貸さないってんだから➡ 30 00:01:38,765 --> 00:01:42,102 いつの頃からか 人呼んで「囃子長屋」。 31 00:01:42,102 --> 00:01:44,037 「おう 今 帰ったよ!」。 32 00:01:44,037 --> 00:01:47,607 牛久が十徳長屋を旅立つ日➡ 33 00:01:47,607 --> 00:01:52,479 竹雄と綾が土佐を引き払い 東京へやって来ました。 34 00:01:52,479 --> 00:01:55,482 「このドンツクめ」。 「何よ テンツクめ」。 35 00:01:55,482 --> 00:01:58,118 夫婦げんかをしてますと 子供がやって来て。 36 00:01:58,118 --> 00:02:01,354 「ああっ 危ねえよ ドンちゃん 七輪が ひっくり返っちゃった!➡ 37 00:02:01,354 --> 00:02:04,224 ちゃん 七輪 チャンシチリン」。 「ドンツクめ」。 「テンツクめ」。 38 00:02:04,224 --> 00:02:06,893 「チャンシチリン」。 「ドンドンドンツク ドンツクツ」。➡ 39 00:02:06,893 --> 00:02:08,828 「テンテンテンツク テンツクツ」。➡ 40 00:02:08,828 --> 00:02:12,565 「チャンチャンチャンツク チャンツクツ」。 「ドンドンドンツク ドンツクツ」。➡ 41 00:02:12,565 --> 00:02:15,468 「テンテンテンツク テンツクツ」。 (笑い声) 42 00:02:15,468 --> 00:02:18,438 回想 (みえ)旦那の夢 あんたが かなえてやるんでしょ? 43 00:02:18,438 --> 00:02:20,440 (牛久)ツクツン ズンチャ チャンチャン チャンチャカチャン➡ 44 00:02:20,440 --> 00:02:24,911 タッタカタ チャンチャンチャン…。 フフッ! 45 00:02:24,911 --> 00:02:35,922 ♬~ 46 00:02:35,922 --> 00:02:44,397 ♬「言葉足らずの愛を 愛を貴方へ」 47 00:02:44,397 --> 00:02:48,268 ♬「私は決して今を」 48 00:02:48,268 --> 00:02:53,606 ♬「今を憎んではいない」 49 00:02:53,606 --> 00:03:06,219 ♬「命ある日々 静かに誰かを 愛した日々」 50 00:03:06,219 --> 00:03:14,727 ♬「空が晴れたら 愛を、愛を伝えて」 51 00:03:14,727 --> 00:03:23,236 ♬「涙は明日の為 新しい花の種」 52 00:03:23,236 --> 00:03:27,240 ♬「空が晴れたら」 53 00:03:27,240 --> 00:03:31,744 ♬「逢いに、 逢いに来て欲しい」 54 00:03:31,744 --> 00:03:41,754 ♬「涙は枯れないわ 明日へと繋がる輪」 55 00:03:41,754 --> 00:03:46,626 ♬「言葉足らずの愛を」 56 00:03:46,626 --> 00:03:54,934 ♬「愛の花を 貴方へ」 57 00:03:58,104 --> 00:04:01,975 牛久さん こんなボロボロの障子で生活してたんだ。 58 00:04:01,975 --> 00:04:05,778 ねえ。 もう一枚 要りますか? あっ…。 59 00:04:07,547 --> 00:04:11,417 (千歳)雄坊 琴ちゃん こっち こっち! (百喜)神社があるよ! 60 00:04:11,417 --> 00:04:14,320 フフ…。 (雄作)行ってきます! 61 00:04:14,320 --> 00:04:17,223 (琴)行ってきます! (綾)気を付けてね! 62 00:04:17,223 --> 00:04:21,060 行ってらっしゃい。 行ってらっしゃい。 63 00:04:21,060 --> 00:04:26,366 綾さん 布団 借りてくるかい? あっ… ありがとうございます。 64 00:04:26,366 --> 00:04:31,070 そうですね。 お言葉に甘えて 今日は 泊まらせていただこうかな。 65 00:04:31,070 --> 00:04:34,941 積もる話もあるだろうしさ。 お世話になります。 66 00:04:34,941 --> 00:04:37,243 (りん)こてっちゃん! <(虎鉄)はい! 67 00:04:37,243 --> 00:04:41,247 家主に 布団借りに行くんだ。 手伝って。 <(虎鉄)はい! 68 00:04:41,247 --> 00:04:46,252 (綾)私も行きます。 いいの いいの! 長旅でお疲れだろ? 69 00:04:46,252 --> 00:04:48,187 寿恵ちゃんと 茶でも飲んで ゆっくりしてな。 70 00:04:48,187 --> 00:04:50,923 こてっちゃん ほら 行くよ。 はい! 71 00:04:50,923 --> 00:04:54,260 ありがとうございます! ありがとうございます! 72 00:04:54,260 --> 00:04:58,264 お義姉さんも どうぞ。 (綾)あっ ありがとう。 73 00:04:59,932 --> 00:05:02,835 あ~…。 74 00:05:02,835 --> 00:05:08,741 それにしたち 研究部屋を分けたがじゃね。 そうなんですよ。 75 00:05:08,741 --> 00:05:13,046 母屋は どうしても 子供の時間に合わせますから。 76 00:05:13,046 --> 00:05:16,716 私も この子がいると もう眠くって。 77 00:05:16,716 --> 00:05:21,354 ほうじゃね。 生まれてからの眠さも すごいきね。 78 00:05:21,354 --> 00:05:25,725 私 歩きよっても眠りこけそうじゃったき。 フフッ! 79 00:05:25,725 --> 00:05:28,227 夜も起こされるでしょ? うん。 80 00:05:28,227 --> 00:05:32,065 寝たって感じが しないんですよね。 うん。 81 00:05:32,065 --> 00:05:35,101 のう? 聞いちゅう? 82 00:05:35,101 --> 00:05:39,238 聞いちゅう? 聞いちゅうか? (笑い声) 83 00:05:39,238 --> 00:05:43,242 ほいたら 万太郎は ずっと そっちに籠もって 研究しゆうがかえ? 84 00:05:43,242 --> 00:05:45,378 はい。 私が 叱っちゃろうか? 85 00:05:45,378 --> 00:05:48,281 フッ… いえいえ。 いいんです いいんです。 86 00:05:48,281 --> 00:05:55,054 最近ね や~っと分かってきたんですよ。 学者としての万太郎さんが。 87 00:05:55,054 --> 00:05:58,925 えっ… 万太郎は 昔っから ああじゃろう? 88 00:05:58,925 --> 00:06:02,528 う~ん…。 結婚したての頃は➡ 89 00:06:02,528 --> 00:06:07,200 万太郎さんが研究してるの さみしくも思いましたけど➡ 90 00:06:07,200 --> 00:06:11,871 2人でいるのに さみしいなんて おかしいんじゃないかって。 91 00:06:11,871 --> 00:06:16,709 うん…。 でも 違うんですよ。 92 00:06:16,709 --> 00:06:19,712 孤独で いいんです。 93 00:06:21,881 --> 00:06:27,353 万太郎さん 優しいから 私が声をかけたら 振り向いてくれます。 94 00:06:27,353 --> 00:06:34,127 でも 万太郎さんの根っこは もっと違うとこにあるんですよね。 95 00:06:34,127 --> 00:06:37,363 植物学者としての根っこ。 96 00:06:37,363 --> 00:06:44,237 万太郎さんが 植物と一緒にいる場所へは 私じゃ たどりつけない。 97 00:06:44,237 --> 00:06:50,576 そばにいたいとか 寄り添いたいとか そんなものじゃ 届かない。 98 00:06:50,576 --> 00:06:55,381 深くて遠い 澄み切った場所。 99 00:06:55,381 --> 00:06:58,251 でも そこから戻ってくると➡ 100 00:06:58,251 --> 00:07:04,557 私たちのことが いとおしくて たまらない って顔 してるんですよ。 101 00:07:09,529 --> 00:07:13,866 万太郎は つくづく 幸せ者じゃね! 102 00:07:13,866 --> 00:07:18,738 お寿恵ちゃんに出会えて。 私こそ。 103 00:07:18,738 --> 00:07:22,208 私 本当に思うんですよ。 104 00:07:22,208 --> 00:07:25,878 万太郎さんが お仕事を成し遂げたら➡ 105 00:07:25,878 --> 00:07:31,083 それは きっと 後の世まで色あせない。 106 00:07:37,356 --> 00:07:41,227 版元は 見つかったが? あ… いえ。 107 00:07:41,227 --> 00:07:46,566 早く 図鑑を出したいんですけど どこも自腹で出せってところばかりで。 108 00:07:46,566 --> 00:07:52,438 そう…。 図譜も 毎回 300冊 出すことにしてるんです。 109 00:07:52,438 --> 00:07:54,907 でも 石版印刷は➡ 110 00:07:54,907 --> 00:08:00,513 300も刷れずに 細かい線が潰れてしまうことがあって。 111 00:08:00,513 --> 00:08:04,317 その度に 万太郎さんが 描き直さなきゃならないんです。 112 00:08:04,317 --> 00:08:08,521 えっ? おんなじ図版を? そうなんです。 113 00:08:08,521 --> 00:08:12,391 しかも その300冊は 学者の方々や博物館で➡ 114 00:08:12,391 --> 00:08:15,294 すぐに売り切れてしまうんです。 115 00:08:15,294 --> 00:08:20,533 そのたんび おんなじ図版を何度も描くがは…➡ 116 00:08:20,533 --> 00:08:23,436 その時間に 新しい研究も したいじゃろうに。 117 00:08:23,436 --> 00:08:27,306 本当に そうなんです! うん…。 118 00:08:27,306 --> 00:08:29,242 はあ…。 119 00:08:29,242 --> 00:08:37,884 その先に行くには 何か 新しいやり方が必要ながじゃね。 120 00:08:37,884 --> 00:08:40,920 はい…。 121 00:08:40,920 --> 00:08:45,224 (竹雄)すごいのう…。➡ 122 00:08:45,224 --> 00:08:48,060 こんな手紙を 一人一人に。 123 00:08:48,060 --> 00:08:54,367 おかげで 全国の植物採集の会にも よう呼ばれるようになったがじゃ。 124 00:08:54,367 --> 00:09:02,675 みんなあの採集したもんも 標本にできる。 わしも ありがたいき。 125 00:09:02,675 --> 00:09:08,314 のう… この手紙を そのまんま束にして とじたら➡ 126 00:09:08,314 --> 00:09:11,217 もう図鑑になりそうじゃけんど? 127 00:09:11,217 --> 00:09:15,521 今は わし…➡ 128 00:09:15,521 --> 00:09:18,424 手紙と一緒に 原稿も書きゆう。 129 00:09:18,424 --> 00:09:23,863 これまで 刊行してきた図譜を 説明するための 本文の原稿じゃ。 130 00:09:23,863 --> 00:09:26,699 本文は 活版印刷でするき。 131 00:09:26,699 --> 00:09:33,873 まあ 図譜の増し刷りは… はあ… そりゃ また骨が折れるけんど。 132 00:09:33,873 --> 00:09:38,344 で… こっちの原稿は➡ 133 00:09:38,344 --> 00:09:41,547 身近な植物を説明しゆうもんじゃ。 134 00:09:41,547 --> 00:09:45,885 まあ 図譜は 学者向けで 珍しいもんも多いけんど➡ 135 00:09:45,885 --> 00:09:51,223 まあ… 全国の人らあが知りたいがは のう? そりゃまあ こういう…。 136 00:09:51,223 --> 00:09:53,893 万太郎。 137 00:09:53,893 --> 00:09:57,229 ちゃんと寝ゆうがか? 138 00:09:57,229 --> 00:09:59,165 フッ…。 139 00:09:59,165 --> 00:10:02,735 こんだけ描いて 体を壊したら…。 140 00:10:02,735 --> 00:10:07,740 けんどのう… 急がんと。 141 00:10:10,910 --> 00:10:17,583 誰かと競いゆうがか? うん。 競いゆう。 142 00:10:17,583 --> 00:10:20,286 人間の欲望と。 143 00:10:23,389 --> 00:10:31,130 去年 台湾に行って 初めて戦いの跡を見たがじゃ。 144 00:10:31,130 --> 00:10:37,637 人と人との争いが 自然よりも大きな力になっちょった。 145 00:10:39,405 --> 00:10:45,778 教授方には 国から研究の費用をもらう者は➡ 146 00:10:45,778 --> 00:10:49,415 軍人らあに盾つくなゆうて…。 147 00:10:49,415 --> 00:10:56,122 そりゃあ こういう戦争が この先も きっと 続くゆうことじゃろう? 148 00:10:56,122 --> 00:11:03,362 けんど 戦争は 軍人らあが外に出ていって やりゆうもんじゃろう? 149 00:11:03,362 --> 00:11:11,671 台湾じゃ 小さな村も 戦いの場にされちょった。 150 00:11:13,372 --> 00:11:19,178 ほんじゃき わしは 早う 日本中のfloraを 解き明かさんといかん。 151 00:11:19,178 --> 00:11:22,581 この国の全ての植物を 標本にして 保管する。 152 00:11:22,581 --> 00:11:33,793 そして 全ての植物の名前を解き明かして 図鑑に 永久に刻む。 153 00:11:36,095 --> 00:11:43,402 いつか 失われるかもしれん ゆうがか? 154 00:11:43,402 --> 00:11:48,107 先のことは 誰にも分からん。 155 00:11:48,107 --> 00:11:59,285 ♬~ 156 00:11:59,285 --> 00:12:03,889 何じゃ? あ~…。 157 00:12:03,889 --> 00:12:06,559 あ~…。 158 00:12:06,559 --> 00:12:11,430 わしも急がんとのう。 何を? 159 00:12:11,430 --> 00:12:16,068 峰屋を整理した金と 高知で働いて作った金。 160 00:12:16,068 --> 00:12:22,374 それから こっちでも しばらく稼ぐつもりじゃ。 161 00:12:22,374 --> 00:12:30,583 ほいたら もういっぺんだけ… もういっぺんだけ…➡ 162 00:12:30,583 --> 00:12:34,920 挑めるかもしれんじゃろう? 163 00:12:34,920 --> 00:12:38,390 やるがか? 164 00:12:38,390 --> 00:12:42,094 当たり前じゃ。 165 00:12:42,094 --> 00:12:52,404 わしじゃち… 綾さんの夢 まだ かなえちゃあせん。 166 00:12:52,404 --> 00:12:54,940 竹雄…。 167 00:12:54,940 --> 00:13:01,213 守り切れんで 寿命が来ても 死んでも死に切れんじゃろう。 168 00:13:01,213 --> 00:13:09,088 そうじゃのう。 わしじゃち 約束した。 うん。 169 00:13:09,088 --> 00:13:14,560 はあ~… さてと 腹減っちゃあせんかえ? 170 00:13:14,560 --> 00:13:18,731 今日の晩飯は 義兄ちゃんが作っちゃるき。 171 00:13:18,731 --> 00:13:23,903 おっ 竹雄義兄ちゃんのオムレツ? いいや。 172 00:13:23,903 --> 00:13:30,576 わしと綾さん 峰屋を整理したあとは 高知で 住み込みで修業してきたき。 173 00:13:30,576 --> 00:13:34,914 おお…。 こっちでも それで商いするつもりじゃ。 174 00:13:34,914 --> 00:13:37,917 商い? 何の? 175 00:13:41,387 --> 00:13:45,925 おお~! 176 00:13:45,925 --> 00:13:48,260 (藤丸)おおっ すごい! 177 00:13:48,260 --> 00:13:51,096 (2人)屋台だ! 178 00:13:51,096 --> 00:13:54,400 ああっ 藤丸 波多野! 179 00:13:54,400 --> 00:13:56,936 おっ いらっしゃいませ! 180 00:13:56,936 --> 00:13:59,772 竹雄さん! (波多野)お久しぶりです! 181 00:13:59,772 --> 00:14:02,208 お二人とも お元気そうで! 182 00:14:02,208 --> 00:14:05,110 あっ お掛けください。 どうぞ。 183 00:14:05,110 --> 00:14:08,347 いやいや いやいや…。 波多野 藤丸➡ 184 00:14:08,347 --> 00:14:11,550 ついに 竹雄が そばまで打てるようになったがよ。 185 00:14:11,550 --> 00:14:13,586 (藤丸 波多野)ええ~っ! 186 00:14:13,586 --> 00:14:16,355 酒と小鉢やったら 私も出せるきね。 187 00:14:16,355 --> 00:14:19,725 あっ わしの姉ちゃんじゃ。 (2人)ああっ! 188 00:14:19,725 --> 00:14:24,897 それじゃあ 峰屋の? うん。 蔵元やったき。 189 00:14:24,897 --> 00:14:29,235 けんどのう 峰屋の酒は まだ私の中にあるき。 190 00:14:29,235 --> 00:14:32,738 夫と2人で商いしながら また始めますき。 191 00:14:32,738 --> 00:14:35,241 どうぞ どうぞ。 192 00:14:35,241 --> 00:14:37,176 (藤丸)おなかペコペコ! 193 00:14:37,176 --> 00:14:40,579 田舎寿司 もうすぐ出来るきね。 (藤丸 波多野 万太郎)はい。 194 00:14:40,579 --> 00:14:45,451 「新しい商い」か…。 195 00:14:45,451 --> 00:14:47,753 あんた 商売やんなさいよ。