1 00:00:02,880 --> 00:00:07,384 日記を お捜しください。 日記? 2 00:00:07,384 --> 00:00:12,256 世子が 日記を手に入れるのを 阻まねばならん。 3 00:00:12,256 --> 00:00:15,259 私は お前が望むとおりにする。 4 00:00:15,259 --> 00:00:19,396 なぜ よりによって ムヨンなのだ。 5 00:00:19,396 --> 00:00:25,396 今 目の前にいるのは 世子ではない。 ウォンドゥクだ。 6 00:00:32,376 --> 00:00:44,421 ♬~ 7 00:00:44,421 --> 00:00:51,094 男と女の出会いは 偶然のなせる業か。 8 00:00:51,094 --> 00:00:58,394 出会うべくして 出会うさだめに 導かれたものか。 9 00:01:05,108 --> 00:01:13,808 しかし 中には 決して出会ってはならない 男と女もおります。 10 00:01:15,752 --> 00:01:20,123 (お国)地獄に落ちる覚悟は おありかい? 11 00:01:20,123 --> 00:01:26,823 (源次郎) お前と地獄に落ちるなら… 悪くない。 12 00:01:29,800 --> 00:01:37,407 出会ってはならない男と女が出会い 一目で恋に落ちた その瞬間から➡ 13 00:01:37,407 --> 00:01:44,707 この物語は 恐ろしい結末へ向けて 走りだします。 14 00:01:46,416 --> 00:01:52,289 今夜も浮かばれぬまま この世とあの世の境を漂う➡ 15 00:01:52,289 --> 00:01:59,989 かの人の魂が 私の話を聞きにやって参りました。 16 00:02:14,444 --> 00:02:19,783 (小姓) 飯島様 上様のお出ましにございます。 17 00:02:19,783 --> 00:02:22,686 (平左衛門)相分かった。 18 00:02:22,686 --> 00:02:26,386 方々。 (一同)はっ。 19 00:02:29,793 --> 00:03:07,431 ♬~ 20 00:03:07,431 --> 00:03:11,301 泊まり番で殿がいないとはいえ➡ 21 00:03:11,301 --> 00:03:17,107 こう毎夜毎夜 忍んで来ては 危ういね。 22 00:03:17,107 --> 00:03:19,776 嫌か? フフッ。 23 00:03:19,776 --> 00:03:25,776 間男のくせに 厚かましい。 ハハハッ…。 24 00:03:28,785 --> 00:03:34,391 今日から 孝助が戻ってきてるというに 大胆な…。 25 00:03:34,391 --> 00:03:41,264 ああ あの番犬か。 26 00:03:41,264 --> 00:03:44,735 犬ならば俺にでも斬れるさ。 27 00:03:44,735 --> 00:03:50,407 番犬はそうでも 飼い主は そう簡単にはいかないよ。 28 00:03:50,407 --> 00:03:54,407 鬼のいぬ間の何とやらさ。 29 00:03:56,279 --> 00:03:59,579 俺とお前は相性がいい。 30 00:04:02,019 --> 00:04:06,957 こんな女 初めてだぜ。 31 00:04:06,957 --> 00:04:12,957 私が みごもったら どうするおつもりだい? 32 00:04:14,631 --> 00:04:17,331 できたのか? 33 00:04:19,770 --> 00:04:22,105 おい! 34 00:04:22,105 --> 00:04:26,443 フッ… フフフッ。 35 00:04:26,443 --> 00:04:30,113 フフフフッ…。 36 00:04:30,113 --> 00:04:35,719 悪い冗談はよせ。 肝が縮んだぜ。 37 00:04:35,719 --> 00:04:49,066 ♬~ 38 00:04:49,066 --> 00:04:54,404 お前様も 腹をおくくりな。 39 00:04:54,404 --> 00:04:57,404 どういう意味だ? 40 00:05:00,744 --> 00:05:07,084 私は もう お前様以外の男に抱かれたくない。 41 00:05:07,084 --> 00:05:11,755 駆け落ちすんのか? それじゃあ 負け犬だよ。 42 00:05:11,755 --> 00:05:15,625 私は 旗本隠居の妾に 成り下がる気もないし➡ 43 00:05:15,625 --> 00:05:20,925 この家を 見ず知らずの婿養子に取られるのも嫌だ。 44 00:05:23,366 --> 00:05:26,666 まさか おめえ…。 45 00:05:28,772 --> 00:05:35,472 この家をお前様と2人で乗っ取る。 46 00:05:38,381 --> 00:05:41,284 怖え女だぜ。 47 00:05:41,284 --> 00:05:47,057 お前様は このままだと 一生 部屋住みの穀潰し。 48 00:05:47,057 --> 00:05:54,397 嫁の来手もないまま 飼い殺しになるか それとも 800石の旗本の当主になるか。 49 00:05:54,397 --> 00:05:58,097 悩むまでもないだろう? 50 00:06:00,737 --> 00:06:09,079 その上で この私を奥方にしておくれな。 51 00:06:09,079 --> 00:06:24,427 ♬~ 52 00:06:24,427 --> 00:06:28,298 お前様は 殿の親戚筋。 53 00:06:28,298 --> 00:06:32,702 養子に収まっても 世間は納得する。 54 00:06:32,702 --> 00:06:37,040 俺は 叔父上に すっかり愛想を尽かされてる。 55 00:06:37,040 --> 00:06:42,712 うちのおやじ殿も承知しねえだろうよ。 56 00:06:42,712 --> 00:06:47,012 それが 殿の遺言だとしても? 57 00:06:50,587 --> 00:06:57,260 叔父上を亡き者にするっていうのか。 58 00:06:57,260 --> 00:07:02,732 ≪遺言状さえあれば 末期養子の願いも聞き届けられる。 59 00:07:02,732 --> 00:07:05,635 ≪偽物を作るのか? 60 00:07:05,635 --> 00:07:13,743 ≪右筆崩れの男に 3両もつかませれば 上等な偽文を書くって話だよ。 61 00:07:13,743 --> 00:07:17,414 ≪あの人を どうやって殺る? 一服盛るか? 62 00:07:17,414 --> 00:07:21,751 ≪殿は小姓組時代 お毒味役をしていたから鼻が利く。 63 00:07:21,751 --> 00:07:29,092 う~ん かといって 剣じゃ 到底かなわねえ…。 64 00:07:29,092 --> 00:07:35,699 じっくり考えるさ。 殿にも必ず弱点はある。 65 00:07:35,699 --> 00:07:37,999 (物音) 66 00:07:53,250 --> 00:07:56,386 誰もいないよ。 部屋に戻って。 67 00:07:56,386 --> 00:08:01,725 猫でも歩いたか。 びっくりさせやがるぜ。 68 00:08:01,725 --> 00:08:28,952 ♬~ 69 00:08:28,952 --> 00:08:36,026 埒もねえ…。 やっぱり 猫だな。 70 00:08:36,026 --> 00:08:57,314 ♬~ 71 00:08:57,314 --> 00:09:00,050 (孝助)おのれ…! 72 00:09:00,050 --> 00:09:05,050 落ち着け。 落ち着いて考えろ。 73 00:09:14,397 --> 00:09:17,734 (お米)先生 いかがでしょう? 74 00:09:17,734 --> 00:09:23,406 薬湯を煎じてさしあげましょう。 さ湯をお願いできますか? 75 00:09:23,406 --> 00:09:26,106 はい すぐに。 76 00:09:32,015 --> 00:09:38,315 (お露)先生 先日の文の返事は? 77 00:09:40,357 --> 00:09:47,057 新三郎は 「お気持ちには お応えできませぬ」と。 78 00:09:51,368 --> 00:09:55,038 あの男のことは お忘れなされませ。 79 00:09:55,038 --> 00:09:58,375 あなたとは釣り合わぬ者。 80 00:09:58,375 --> 00:10:03,713 そんな… 嫌。 81 00:10:03,713 --> 00:10:12,055 嫌です! 会わせて下さい。 あの方に会わせて…! 82 00:10:12,055 --> 00:10:16,726 会って どうするのです? 駆け落ちでもするおつもりか? 83 00:10:16,726 --> 00:10:24,401 父は… 父は 私がかわいいのです。 きっと許してくれましょう。 84 00:10:24,401 --> 00:10:26,736 甘い! 85 00:10:26,736 --> 00:10:30,607 きっと 新三郎は あなたを たぶらかしたとして➡ 86 00:10:30,607 --> 00:10:33,076 お父上に斬られましょう。 87 00:10:33,076 --> 00:10:36,946 それを許したお米殿とて ただでは済みますまい。 88 00:10:36,946 --> 00:10:42,419 お米に罪はございませぬ! 皆が不幸になります。 89 00:10:42,419 --> 00:10:46,119 いいことは 何一つない。 90 00:10:47,757 --> 00:10:49,692 死にたい…。 91 00:10:49,692 --> 00:10:52,095 なんということを…。 92 00:10:52,095 --> 00:10:58,768 でも このままでは… 死んでも死に切れませぬ! 93 00:10:58,768 --> 00:11:04,468 せめて もう一度 一目だけでも…! 94 00:11:09,779 --> 00:11:13,116 一目でよいのですね? 95 00:11:13,116 --> 00:11:16,116 それで 諦められますな? 96 00:11:22,792 --> 00:11:27,792 おさ湯をお持ちしました。 かたじけない。 97 00:11:30,667 --> 00:11:34,404 せっかく このような景勝の地に お住みなのですから➡ 98 00:11:34,404 --> 00:11:41,744 毎日 大川の広々とした景色など 眺めて お過ごしなされませ。 99 00:11:41,744 --> 00:11:46,082 川面に舟を浮かべる釣り人などを 見ておると➡ 100 00:11:46,082 --> 00:11:53,756 気も散じ 病も ようなりましょう。 よろしいか? 101 00:11:53,756 --> 00:11:56,456 はい…。 102 00:11:58,094 --> 00:12:27,123 ♬~ 103 00:12:27,123 --> 00:12:30,026 ここだ。 この辺りでいい。 104 00:12:30,026 --> 00:12:32,729 (船頭)この辺りは 海に近くて潮が速え。➡ 105 00:12:32,729 --> 00:12:35,029 長くは とどまれませんぜ。 106 00:12:43,373 --> 00:12:56,953 ♬~ 107 00:12:56,953 --> 00:13:01,424 だ… 旦那 立つと危ねえですぜ。 108 00:13:01,424 --> 00:13:17,774 ♬~ 109 00:13:17,774 --> 00:13:21,644 新三郎様…。 110 00:13:21,644 --> 00:13:24,113 新三郎様! 111 00:13:24,113 --> 00:13:27,016 露殿…。 112 00:13:27,016 --> 00:13:30,453 お露…。 113 00:13:30,453 --> 00:13:34,057 潮の流れが速い。 もう無理ですぜ。 114 00:13:34,057 --> 00:13:36,726 頼む いま少し待て。 酒手ははずむ。 115 00:13:36,726 --> 00:13:41,064 このままだと 海に流されちまう。 危ねえ! 116 00:13:41,064 --> 00:13:43,967 お露! 新三郎様…。 117 00:13:43,967 --> 00:13:46,936 お露 お露…! 新三郎様! 118 00:13:46,936 --> 00:13:50,740 お露~! 新三郎様! 119 00:13:50,740 --> 00:13:56,613 お露… お露~! 新三郎様~! 120 00:13:56,613 --> 00:14:01,751 新…。 お露~! 121 00:14:01,751 --> 00:14:31,114 ♬~ 122 00:14:31,114 --> 00:14:33,716 お嬢様! 123 00:14:33,716 --> 00:14:36,386 どうなさいました! 124 00:14:36,386 --> 00:14:43,726 ♬~ 125 00:14:43,726 --> 00:14:46,396 露様! 126 00:14:46,396 --> 00:14:51,696 新三郎… 様…。 127 00:15:02,745 --> 00:15:07,617 ああ… ああ…。 128 00:15:07,617 --> 00:15:11,754 ああ… あああ~! 129 00:15:11,754 --> 00:15:18,094 (泣き声) 130 00:15:18,094 --> 00:15:33,576 ♬~ 131 00:15:33,576 --> 00:15:36,276 (平左衛門)これは…。 132 00:15:42,051 --> 00:15:46,389 一体… どういうことだ? 133 00:15:46,389 --> 00:15:50,727 (忠左衛門)殿…! 申し訳ございませぬ! 134 00:15:50,727 --> 00:16:03,072 ♬~ 135 00:16:03,072 --> 00:16:08,745 なぜだ… 何があったというのだ…。 136 00:16:08,745 --> 00:16:12,615 お米は どうした? お… お米 呼んでこい。 137 00:16:12,615 --> 00:16:14,915 (作太郎)へい。 138 00:16:22,291 --> 00:16:25,294 ≪(作太郎)殿… 殿~! 139 00:16:25,294 --> 00:17:02,932 ♬~ 140 00:17:02,932 --> 00:17:05,735 フフフ…。 141 00:17:05,735 --> 00:17:12,074 (笑い声) 142 00:17:12,074 --> 00:17:14,774 ≪(孝助)お国殿。 143 00:17:16,946 --> 00:17:19,946 何です? 144 00:17:21,751 --> 00:17:27,623 殿は 若年寄様のお許しを頂き お城を下がられました。 145 00:17:27,623 --> 00:17:31,093 こちらにお戻りになるのかえ? 146 00:17:31,093 --> 00:17:35,698 柳島の家で お嬢様との別れを惜しまれるそうです。 147 00:17:35,698 --> 00:17:42,038 そうですか。 今夜は戻られぬのですね。 148 00:17:42,038 --> 00:17:47,376 何かあるのですか? 念を押しただけじゃ。 149 00:17:47,376 --> 00:17:49,712 そなたも柳島に行って手伝うがよい。 150 00:17:49,712 --> 00:17:57,012 拙者は ここにおります。 用心が悪うござるゆえ。 151 00:17:59,388 --> 00:18:02,388 待ちなされ。 152 00:18:04,260 --> 00:18:10,032 武骨なそなたに似合わぬ きれいな浅葱の下緒じゃな。 153 00:18:10,032 --> 00:18:15,738 旗本衆に使いをせねばならぬので 御免。 154 00:18:15,738 --> 00:19:01,717 ♬~ 155 00:19:01,717 --> 00:19:44,717 (読経) 156 00:19:54,370 --> 00:20:03,670 (読経) 157 00:20:07,383 --> 00:20:10,286 そんな… バカな。 158 00:20:10,286 --> 00:20:14,056 さっき 埋葬が終わったところだ。 159 00:20:14,056 --> 00:20:19,729 たった3日前 この目で見たんだ。 死ぬわけがない。 160 00:20:19,729 --> 00:20:22,398 恐らく それが最後の別れだ。➡ 161 00:20:22,398 --> 00:20:28,070 そのあと 急に もがき苦しみ 心の臓が止まった。 162 00:20:28,070 --> 00:20:31,741 俺を担いでいるのなら許さんぞ! そんなことが…。 163 00:20:31,741 --> 00:20:34,441 あれは 焦がれ死にだ。 164 00:20:36,412 --> 00:20:40,712 お主が殺したようなものだ。 165 00:20:42,284 --> 00:20:50,426 まあ 私も片棒を担いだ身だ。 お主ばかりは責められぬ。 166 00:20:50,426 --> 00:20:53,329 なんてことだ…。 167 00:20:53,329 --> 00:21:00,329 侍女のお米殿も あとを追って死んだ。 首をつってな。 168 00:21:12,682 --> 00:21:15,451 (孝助)孝助にございます。 169 00:21:15,451 --> 00:21:17,751 入れ。 170 00:21:25,127 --> 00:21:28,998 フッ… どうも 飲まんとやっておれん。 171 00:21:28,998 --> 00:21:32,935 ご心中お察しいたしますが お体に障ります。 172 00:21:32,935 --> 00:21:39,075 半年余りの間に 妻と娘を失ったのだ。 許せ。 173 00:21:39,075 --> 00:21:43,746 御徒組の相川新五兵衛様がお見えです。 174 00:21:43,746 --> 00:21:46,046 新五兵衛が? 175 00:21:49,618 --> 00:21:54,090 お徳殿が そう申したのか? 176 00:21:54,090 --> 00:21:57,760 私は 孝助殿の女房になりとうございます。 177 00:21:57,760 --> 00:21:59,695 (新五兵衛)孝助…? 178 00:21:59,695 --> 00:22:04,100 武家の娘が 己の口から 誰それの女房になりたいなどと…。 179 00:22:04,100 --> 00:22:07,436 ハッハッハッハ…。 笑い事ではござらぬ。 180 00:22:07,436 --> 00:22:12,775 黒川殿と添えぬなら 一生嫁がぬと抜かしおりました。 181 00:22:12,775 --> 00:22:15,678 いやいや 大した女だぜ。 ハッハッハ…。 182 00:22:15,678 --> 00:22:18,647 ざれ言がすぎまする。 気を悪くせんでくれ。 183 00:22:18,647 --> 00:22:22,451 このところ 気の鬱屈することばかりでな。 184 00:22:22,451 --> 00:22:27,123 忌が明けたばかりの時に 申し訳ござりませぬ。 185 00:22:27,123 --> 00:22:33,729 いや… しかし 新五兵衛。 相川家は れっきとした御家人の家柄。 186 00:22:33,729 --> 00:22:38,601 孝助は浪人の子で 今はわしに仕える陪臣だ。 187 00:22:38,601 --> 00:22:43,072 養子に迎えるには 分不相応と思うのは分かるが…。 188 00:22:43,072 --> 00:22:45,007 お頭。 もう お頭じゃねえ。 189 00:22:45,007 --> 00:22:47,943 誰が分不相応だと申しました? 違うのか? 190 00:22:47,943 --> 00:22:53,243 あのような若者は めったにおりませぬ。 191 00:22:55,084 --> 00:23:01,757 孝助殿を娘に下され。 このとおりにござる! 192 00:23:01,757 --> 00:23:07,630 とんだ親バカだぜ…。 新五兵衛。 193 00:23:07,630 --> 00:23:09,632 はっ。 194 00:23:09,632 --> 00:23:13,332 養子のこと 承知した。 195 00:23:15,304 --> 00:23:18,107 金打! 196 00:23:18,107 --> 00:23:21,777 私が 相川様の婿養子に? 197 00:23:21,777 --> 00:23:25,114 相川家は 微禄ながら 三河以来の御家人。 198 00:23:25,114 --> 00:23:28,450 当主の新五兵衛は 愚直にして清廉。➡ 199 00:23:28,450 --> 00:23:33,722 何にもまして 当のお徳殿が お前を婿にと望んでおる。➡ 200 00:23:33,722 --> 00:23:37,059 これほどの果報者が どこにいる? 201 00:23:37,059 --> 00:23:39,395 気乗りせぬのか? 202 00:23:39,395 --> 00:23:43,732 いえ 私のような軽輩には もったいない話でございます。 203 00:23:43,732 --> 00:23:49,432 ならば そのような顔をせず ありがたく受けろ。 204 00:23:51,073 --> 00:23:53,742 お受けできませぬ! 205 00:23:53,742 --> 00:23:57,742 今 殿のおそばを離れるわけには まいりませぬ! 206 00:24:01,083 --> 00:24:04,753 おめえに 事前に相談しなかったことは謝る。 207 00:24:04,753 --> 00:24:09,425 だがな 俺は 新五兵衛と 金打で約束しちまったんだぜ? 208 00:24:09,425 --> 00:24:15,097 殿 申し上げたき儀がございます。 209 00:24:15,097 --> 00:24:17,032 (平左衛門)言ってみな。 210 00:24:17,032 --> 00:24:20,436 あ… いや… その…。 211 00:24:20,436 --> 00:24:23,772 (平左衛門)何でえ 奥歯に物が挟まったような…。 212 00:24:23,772 --> 00:24:27,443 さすれば 私とお約束して下さりませ。 213 00:24:27,443 --> 00:24:30,112 お好きなお酒も ほどほどになさること。 214 00:24:30,112 --> 00:24:34,383 飲み過ぎれば いかな剣豪の殿とて 思わぬ難に遭いまする。 215 00:24:34,383 --> 00:24:38,383 (平左衛門)何かと思えば…。 笑い事ではございませぬ! 216 00:24:40,055 --> 00:24:42,055 う~ん…。 217 00:24:44,393 --> 00:24:50,266 分かった。 お前のために酒は控えよう。 218 00:24:50,266 --> 00:24:56,739 恐れながら お露様が身まかられた今 一日も早く よきご養子を➡ 219 00:24:56,739 --> 00:25:01,739 他家からお迎えになり お家のご安泰をお図り下さい。 220 00:25:04,079 --> 00:25:09,779 いつまでも 悲しみに暮れてる場合じゃねえなあ。 221 00:25:11,420 --> 00:25:16,292 跡継ぎのことも 早々に考えよう。 222 00:25:16,292 --> 00:25:20,429 (孝助)分を過ぎた物言い お許し下さい。 223 00:25:20,429 --> 00:25:32,374 ♬~ 224 00:25:32,374 --> 00:25:58,374 (下駄の音) 225 00:26:01,403 --> 00:26:05,274 あの… もし。 226 00:26:05,274 --> 00:26:11,413 どうなされた? 夜道にでも迷われたか? 227 00:26:11,413 --> 00:26:17,086 新幡随院の方へ帰る途中 道に迷いまして➡ 228 00:26:17,086 --> 00:26:22,758 いつの間にやら 日が暮れて 心細い限りでございます。 229 00:26:22,758 --> 00:26:32,058 さようか。 よろしければ うちの下男にお送りさせましょう。 230 00:26:37,039 --> 00:26:39,708 そなた もしや…。 231 00:26:39,708 --> 00:26:44,580 萩原様… 萩原様ではございませぬか! 232 00:26:44,580 --> 00:26:47,583 新三郎様! 233 00:26:47,583 --> 00:26:53,255 そんな… 死んだはずでは…。 234 00:26:53,255 --> 00:26:57,059 (2人)フフフフフ…。 235 00:26:57,059 --> 00:27:03,359 こちらへ来て よくご覧なさいまし。 236 00:27:18,347 --> 00:27:21,750 新三郎様…。 237 00:27:21,750 --> 00:27:27,050 夢ではなかろうな…。 238 00:27:29,091 --> 00:27:32,694 これ このように。 239 00:27:32,694 --> 00:27:37,032 あ…。 ちゃんと血が通うて➡ 240 00:27:37,032 --> 00:27:41,904 温こうございましょう? まことに…。 241 00:27:41,904 --> 00:27:45,604 露殿…。 242 00:27:53,048 --> 00:27:58,387 どうやら 私は 志丈に いっぱい食わされたようです。 243 00:27:58,387 --> 00:28:06,061 先生には 新三郎様に会わぬよう しつこく諭されました。 やはり…。 244 00:28:06,061 --> 00:28:12,935 柳島から この谷中に住まいを移され 不案内な道に迷うておりました。 245 00:28:12,935 --> 00:28:17,072 女2人の夜道は 危のうございます。 部屋は余っておりますゆえ➡ 246 00:28:17,072 --> 00:28:22,372 よければ 拙宅にお泊まり下さい。 247 00:28:27,416 --> 00:28:57,379 ♬~ 248 00:28:57,379 --> 00:29:00,716 思ったとおりだ。 249 00:29:00,716 --> 00:29:30,078 ♬~ 250 00:29:30,078 --> 00:29:34,349 お会いしとうございました。 251 00:29:34,349 --> 00:30:10,252 ♬~ 252 00:30:10,252 --> 00:30:13,388 お露! 253 00:30:13,388 --> 00:30:34,409 ♬~ 254 00:30:34,409 --> 00:30:37,746 (お露)新三郎様…。 255 00:30:37,746 --> 00:30:51,293 ♬~ 256 00:30:51,293 --> 00:31:00,435 (鐘の音) 257 00:31:00,435 --> 00:31:04,106 いけない もう帰りませぬと。 258 00:31:04,106 --> 00:31:07,776 え… まだ よいではないか。 259 00:31:07,776 --> 00:31:13,448 (鐘の音) まだ 夜が明けぬうちに帰りませぬと➡ 260 00:31:13,448 --> 00:31:18,787 父に知れて もう二度と 外へ出してもらえなくなります。 261 00:31:18,787 --> 00:31:21,787 それは困る。 262 00:31:30,399 --> 00:31:35,099 今度は いつ…? 263 00:31:39,408 --> 00:31:45,080 こよいも きっと…。 264 00:31:45,080 --> 00:32:01,430 ♬~ 265 00:32:01,430 --> 00:32:12,430 (下駄の音) 266 00:32:16,778 --> 00:32:22,451 間男はつらいねえ。 夜 忍んで行けぬおかげで➡ 267 00:32:22,451 --> 00:32:26,751 こうして コソコソ 外で あいびきしなきゃなんねえ。 268 00:32:37,933 --> 00:32:41,937 どうした? 浮かぬ顔して。 269 00:32:41,937 --> 00:32:47,075 思案をしてたのさ。 何を? 270 00:32:47,075 --> 00:32:56,084 お前様と私の密通を 番犬が嗅ぎつけた。 何だと? 271 00:32:56,084 --> 00:32:59,755 この前の密談も 多分 聞かれちまったね。 272 00:32:59,755 --> 00:33:05,455 おいおい… 殿に全部 ご注進済みってわけか。 273 00:33:10,399 --> 00:33:16,104 もう おしめえだ…。 叔父上に バッサリいかれちまう。 274 00:33:16,104 --> 00:33:20,976 それが そうでもないのさ。 えっ? 275 00:33:20,976 --> 00:33:26,114 忠義心がありすぎて 逆に主君に言えないのさ。 276 00:33:26,114 --> 00:33:31,920 あいつは 殿に恥をかかさないために 自分一人で片をつけるつもりだ。 277 00:33:31,920 --> 00:33:35,724 俺たちを斬ろうってのか? 恐らく そのあと➡ 278 00:33:35,724 --> 00:33:39,594 自分も腹を切って死ぬつもりだね。 279 00:33:39,594 --> 00:33:44,399 (舌打ち) 冗談じゃねえぜ おい。 280 00:33:44,399 --> 00:33:51,099 だから やられる前にやる。 お家乗っ取りは そのあとの話さ。 281 00:33:56,011 --> 00:33:58,747 斬るか? 282 00:33:58,747 --> 00:34:05,086 私らが手を下せば 痛い腹を探られる。 人にやらせるのか? 283 00:34:05,086 --> 00:34:09,958 面白い話を耳に入れてねえ。 284 00:34:09,958 --> 00:34:19,100 ♬~ 285 00:34:19,100 --> 00:34:36,051 (下駄の音) 286 00:34:36,051 --> 00:35:22,097 ♬~ 287 00:35:22,097 --> 00:35:27,769 お会いしとうございました。 私もだ。 288 00:35:27,769 --> 00:35:33,769 夜になるのが 狂おしいほど待ち遠しかった。 289 00:35:41,316 --> 00:35:45,053 (伴蔵)旦那も 存外 隅に置けないぜ…。 290 00:35:45,053 --> 00:36:08,276 ♬~ 291 00:36:08,276 --> 00:36:15,050 (お露)新三郎様…。 (新三郎)そなたなしでは生きていけぬ。 292 00:36:15,050 --> 00:36:17,350 (お露)ああ…。 293 00:36:20,422 --> 00:36:23,325 (お露)ああ…。 294 00:36:23,325 --> 00:36:35,904 ♬~ 295 00:36:35,904 --> 00:36:39,708 新三郎様…。 296 00:36:39,708 --> 00:36:55,724 ♬~ 297 00:36:55,724 --> 00:36:58,393 ああっ…。 298 00:36:58,393 --> 00:37:02,063 ひっ は… はっ…。 299 00:37:02,063 --> 00:37:10,405 (戸をたたく音) 300 00:37:10,405 --> 00:37:14,405 誰かね? こんな刻限に。 301 00:37:16,077 --> 00:37:18,980 何だね? 夫婦そろって。 (伴蔵)ああ…。 302 00:37:18,980 --> 00:37:22,951 おい おい おい おい…。 (お峰)すみませんねえ。 303 00:37:22,951 --> 00:37:26,087 この人が どうしても 勇斎先生のとこへ連れてけって➡ 304 00:37:26,087 --> 00:37:29,958 聞かないもんだから。 何事かね 伴蔵さん。 305 00:37:29,958 --> 00:37:33,258 う… うわ~っ! 306 00:37:34,896 --> 00:37:38,366 (お峰)ということらしいんですけどね~。 307 00:37:38,366 --> 00:37:42,037 安酒飲んで寝たから 悪酔いが残ってんじゃないのかい? 308 00:37:42,037 --> 00:37:44,706 いやいや うそではなかろう。➡ 309 00:37:44,706 --> 00:37:50,045 伴蔵さんの顔には 凶の相が出ておる。 310 00:37:50,045 --> 00:37:55,383 人外のものを見た時に出る相だ。 311 00:37:55,383 --> 00:38:02,724 (2人)ジ… ジンガイ? 妖怪とか 化け物 幽霊のことだ。 312 00:38:02,724 --> 00:38:08,396 下手に近づくと 取り殺されてしまうぞ。 313 00:38:08,396 --> 00:38:12,734 まあ 夜が明ければ あの世に帰っていく。 314 00:38:12,734 --> 00:38:18,406 それまで 待つことだ。 315 00:38:18,406 --> 00:38:25,280 (下駄の音) 316 00:38:25,280 --> 00:38:31,580 ♬~ 317 00:38:33,354 --> 00:38:38,693 旦那。 (伴蔵)新三郎の旦那。 318 00:38:38,693 --> 00:38:42,363 (新三郎)何だい? こんな早くから。 319 00:38:42,363 --> 00:38:48,036 新三郎殿。 勇斎だが ちょっといいかね? 320 00:38:48,036 --> 00:38:51,736 (新三郎)先生? 321 00:38:55,910 --> 00:39:00,381 何事ですか? 1人かね? 322 00:39:00,381 --> 00:39:03,381 え… ええ。 323 00:39:07,055 --> 00:39:12,393 どうされました? 話がある。 324 00:39:12,393 --> 00:39:16,064 (新三郎)幽霊? あのお露が。 325 00:39:16,064 --> 00:39:19,364 フフフッ…。 326 00:39:21,402 --> 00:39:24,305 伴蔵。 へ… へい。 327 00:39:24,305 --> 00:39:28,743 お前 志丈に言い含められたな。 小遣いでももらって➡ 328 00:39:28,743 --> 00:39:32,614 そのような作り話 吹聴してるんだろう? いやいやいや あっしは…。 329 00:39:32,614 --> 00:39:41,322 うそではなかろう。 貴公の顔には 死相が現れておる。 330 00:39:41,322 --> 00:39:46,027 し… 死相? この私が死ぬというのですか? 331 00:39:46,027 --> 00:39:50,899 このままでは 10日以内に必ず死ぬ。 332 00:39:50,899 --> 00:39:56,199 まさか…。 御免。 333 00:40:02,377 --> 00:40:06,047 (新三郎)こ… これは? (勇斎)死斑だ。 334 00:40:06,047 --> 00:40:12,387 死んだ人間の体に出来る あざだ。 335 00:40:12,387 --> 00:40:21,687 幽霊と交わったことで 貴公の体は 半分死にかけておる。 336 00:40:23,398 --> 00:40:33,408 貴公 そのお露とやらの幽霊と 何度 交わった? 337 00:40:33,408 --> 00:40:36,744 2晩 夜を共にしました。 338 00:40:36,744 --> 00:40:39,647 もう会うてはならん! 339 00:40:39,647 --> 00:40:45,347 このままでは 取り殺されてしまうぞ。 340 00:40:59,000 --> 00:41:03,700 (寺僧)こちらが ひとつきほど前に 亡くなられたお嬢様のもの。 341 00:41:05,440 --> 00:41:11,779 (寺僧)そちらの小さい墓標は お嬢様を 幼い頃から育てた 侍女の方のもので➡ 342 00:41:11,779 --> 00:41:16,451 哀れに思われたご当主様が 近くに葬られました。 343 00:41:16,451 --> 00:41:29,797 ♬~ 344 00:41:29,797 --> 00:41:33,497 思ったとおりだ。 345 00:41:37,605 --> 00:41:44,078 ご住職の良石上人に お取り次ぎ願いたい。 346 00:41:44,078 --> 00:41:52,378 (良石)なるほど…。 見事な死相じゃな。 347 00:41:55,089 --> 00:41:59,089 これは 近々に死ぬわい。 348 00:42:01,963 --> 00:42:07,101 さてさて 難題よなあ。 349 00:42:07,101 --> 00:42:12,774 いや やっかいなのは 恨んでたたる霊ではなく➡ 350 00:42:12,774 --> 00:42:18,646 ひたすら恋しいと思ってやって来る 霊だということだ。 351 00:42:18,646 --> 00:42:23,117 それゆえ 鎮魂の供養をしても無駄。 352 00:42:23,117 --> 00:42:29,457 貴公をあの世に連れていくまで諦めない。 そ… そんな…。 353 00:42:29,457 --> 00:42:35,730 7日後は 祈とうが功力を現すといわれる新月の夜。 354 00:42:35,730 --> 00:42:45,073 お露殿が成仏できるよう 改めて 満中陰の修法を施すとしよう。 355 00:42:45,073 --> 00:42:54,773 問題は それまでの7日7晩を どう しのぐか。 356 00:42:57,418 --> 00:43:04,759 この経典は 「雨宝陀羅尼経」という 珍しい経典でな➡ 357 00:43:04,759 --> 00:43:14,435 わしが ご本山で修行をしていた時に 経蔵で見つけて写経したもの。 358 00:43:14,435 --> 00:43:23,111 これは 我が寺の秘仏 海音如来像だ。 359 00:43:23,111 --> 00:43:31,719 7日7晩 日暮れとともに この仏像と蚊帳に籠もり➡ 360 00:43:31,719 --> 00:43:36,591 海音如来の真言を唱える。 361 00:43:36,591 --> 00:43:45,733 オン バソダレイ ソワカ オン シリバソ ソワカ➡ 362 00:43:45,733 --> 00:43:49,404 オン バソ ソワカ。 363 00:43:49,404 --> 00:43:54,742 これを 夜が明けるまで 唱え続けるのだ。 364 00:43:54,742 --> 00:43:58,613 この海音如来像は 金むくで出来ておる。 365 00:43:58,613 --> 00:44:05,753 数百年来の寺の宝ゆえ 幽霊退散の後は 必ず返すように。 366 00:44:05,753 --> 00:44:09,424 はい。 (良石)決して 人に見せてはならぬ。 367 00:44:09,424 --> 00:44:15,763 欲深い人間に持ち去られでもしたら うちの寺も大損だが➡ 368 00:44:15,763 --> 00:44:21,063 貴殿の方は 命がなくなる。 369 00:44:22,637 --> 00:44:30,778 この護符を20枚ほど書いて 仏前で祈とうして進ぜるゆえ➡ 370 00:44:30,778 --> 00:44:36,584 家中の入り口という入り口に 貼りなされ。➡ 371 00:44:36,584 --> 00:44:43,057 小窓や風呂のたき口 かわやのくみ取り口にも忘れずにな。➡ 372 00:44:43,057 --> 00:44:50,731 これで 結界は二重。 幽霊とて そう簡単には入ってこれまい。 373 00:44:50,731 --> 00:44:53,031 (勇斎)いかん。 374 00:44:54,602 --> 00:44:57,605 それ 急がんと 日が暮れるぞ。 375 00:44:57,605 --> 00:45:03,311 分かってまさあ。 屋根の妻ガラリに 貼っちまえば しまいだ。 376 00:45:03,311 --> 00:45:45,920 ♬~ 377 00:45:45,920 --> 00:45:50,057 オン バソダレイ ソワカ➡ 378 00:45:50,057 --> 00:45:52,960 オン シリバソ ソワカ➡ 379 00:45:52,960 --> 00:45:57,932 オン バソ ソワカ。 380 00:45:57,932 --> 00:46:01,669 (伴蔵) よせやい。 とばっちり食うのは御免だぜ。 381 00:46:01,669 --> 00:46:05,406 いっぺん見てみたいじゃないか 幽霊なんてさ。 382 00:46:05,406 --> 00:46:09,277 物好きにも程があらあ。 見たかい? お前さん。 383 00:46:09,277 --> 00:46:15,082 おうよ。 あんな恐ろしいもん 二度と見たくねえや。 384 00:46:15,082 --> 00:46:19,420 幽霊じゃなくて 旦那が寺から預かってる仏像さ。 385 00:46:19,420 --> 00:46:28,095 きれいな仏様だねえ~。 ありゃあ きっと 金ぱく作りだよ。 386 00:46:28,095 --> 00:46:34,368 オン バソ ソワカ オン バソダレイ ソワカ➡ 387 00:46:34,368 --> 00:46:40,041 オン シリバソ ソワカ オン バソ ソワカ➡ 388 00:46:40,041 --> 00:46:43,377 オン…。 (下駄の音) 389 00:46:43,377 --> 00:47:13,374 (下駄の音) 390 00:47:13,374 --> 00:47:16,374 き… 来やがった! 391 00:47:21,415 --> 00:47:26,415 何じゃ これは! 誰が このようなものを貼った!? 392 00:47:28,089 --> 00:47:32,693 愚か者め…。 や~っ! うっ! 393 00:47:32,693 --> 00:47:35,363 こ… 孝助…。 394 00:47:35,363 --> 00:47:38,663 大丈夫かい? あんた! 早く逃げろ。 395 00:47:40,234 --> 00:47:44,705 あんたとなら 地獄に落ちてもいいって言ったろう? 396 00:47:44,705 --> 00:47:48,042 殿~! 殿~! 397 00:47:48,042 --> 00:47:54,915 新三郎様… お見限りになるとは 恨めしいことでございます。 398 00:47:54,915 --> 00:48:00,054 私を殺しておくれ。 新三郎様…。 399 00:48:00,054 --> 00:49:24,354 ♬~ 400 00:50:32,373 --> 00:50:36,010 これを見れば 世界に誇るJ-Culture アニソンの全てが分かる➡ 401 00:50:36,010 --> 00:50:37,945 「アニソン! プレミアム!」。 402 00:50:37,945 --> 00:50:40,748 10月期・11月期MCの下野 紘です。 そして…。 403 00:50:40,748 --> 00:50:44,084 はい アシスタントの高柳知葉で~す。 よろしくお願いしま~す。 404 00:50:44,084 --> 00:50:46,053 はい よろしくお願いしま~す。 405 00:50:46,053 --> 00:50:48,622 人気のアニソンアーティストによる 圧巻のパフォーマンス➡ 406 00:50:48,622 --> 00:50:52,293 そして アーティストの今 本音に迫る トークコーナー➡ 407 00:50:52,293 --> 00:50:54,962 お届けしていきたいと思います。 408 00:50:54,962 --> 00:51:00,100 今夜は 戸松 遥さんと中島 愛さんを ゲストにお迎えしま~す。