1 00:00:02,130 --> 00:00:07,000 8月に入って いよいよ夏本番! 2 00:00:07,000 --> 00:00:12,770 食べたくなるものと言えば…。 そんな時 どうしても 3 00:00:12,770 --> 00:00:15,360 そう… 4 00:00:21,400 --> 00:00:24,130 最近では 味はもちろん 5 00:00:24,130 --> 00:00:28,930 次々と登場! 見た目にも こだわった新作が 6 00:00:31,800 --> 00:00:37,700 冷た〜い甘みが たまりませんよねえ。 口の中にとけ出す 7 00:00:40,500 --> 00:00:44,300 最も古い記録は そんな かき氷の 8 00:00:44,300 --> 00:00:47,630 なんと平安時代。 9 00:00:47,630 --> 00:00:50,590 「枕草子」に あの清少納言が書いた 10 00:00:50,590 --> 00:00:55,200 「削り氷」として登場します。 11 00:00:55,200 --> 00:00:57,500 更に…。 12 00:00:59,070 --> 00:01:00,000 食べたい!」と 「わしも かき氷が 13 00:01:00,000 --> 00:01:02,530 食べたい!」と 「わしも かき氷が 14 00:01:02,530 --> 00:01:05,030 分かりませんが 家康が言ったかどうかは 15 00:01:05,030 --> 00:01:07,930 大奥のもとにも 江戸時代 将軍や 16 00:01:07,930 --> 00:01:10,930 氷が届けられていました。 17 00:01:13,590 --> 00:01:17,430 冷凍庫なんてなかったはず。 でも 当時は 18 00:01:17,430 --> 00:01:19,400 夏場に 一体 どうやって 19 00:01:19,400 --> 00:01:22,500 いたんでしょうか? 氷を 手に入れて 20 00:01:27,800 --> 00:01:30,000 大きい穴ですね。 21 00:01:30,000 --> 00:01:30,200 大きい穴ですね。 22 00:01:30,200 --> 00:01:33,100 冬につくった氷を解かさずに 23 00:01:33,100 --> 00:01:35,170 夏まで保管する 24 00:01:35,170 --> 00:01:37,930 驚きの 古代の知恵と工夫。 25 00:01:37,930 --> 00:01:41,630 よいしょ… よいしょ… よいしょ…。 26 00:01:44,700 --> 00:01:49,070 更に 金沢から江戸まで 480km。 27 00:01:49,070 --> 00:01:51,070 将軍様に氷を運ぶ 28 00:01:51,070 --> 00:01:54,970 江戸の一大プロジェクトを徹底検証! 29 00:01:58,630 --> 00:02:00,000 エヘヘヘッ。 30 00:02:00,000 --> 00:02:00,840 エヘヘヘッ。 31 00:02:02,500 --> 00:02:04,430 冷たい氷にかける 32 00:02:04,430 --> 00:02:07,400 熱〜い挑戦の物語です。 33 00:02:07,400 --> 00:02:16,300 ♪~ 34 00:02:18,530 --> 00:02:22,030 かき氷ですね。 いや〜 やっぱり 夏と言えばですね 35 00:02:22,030 --> 00:02:24,930 いただきま〜す。 36 00:02:24,930 --> 00:02:27,530 う〜ん! あら 大きい一口。 37 00:02:27,530 --> 00:02:30,000 いかがでしょうか? 38 00:02:30,000 --> 00:02:30,300 いかがでしょうか? 39 00:02:30,300 --> 00:02:34,170 非常に 最高に合ってですね シロップの甘みがですね 40 00:02:34,170 --> 00:02:36,170 上品な味わいでございますよ。 41 00:02:36,170 --> 00:02:39,400 いい感じじゃないですか 所長。 ちょっと 今日 食リポが 42 00:02:39,400 --> 00:02:41,700 うんうん。 いやいや ほんとに おいしい。 43 00:02:41,700 --> 00:02:45,000 実はですね 1,000年以上前の… 44 00:02:50,170 --> 00:02:52,430 はい。清少納言? これ? 45 00:02:52,430 --> 00:02:55,300 そんな時代からあるんですか? かき氷。 はい。 46 00:02:55,300 --> 00:02:57,260 はぁ〜! そうなんですよ。 47 00:02:57,260 --> 00:03:00,000 「枕草子」に書いたのか。 で 清少納言が じゃあ どういうふうに 48 00:03:00,000 --> 00:03:01,170 「枕草子」に書いたのか。 で 清少納言が じゃあ どういうふうに 49 00:03:01,170 --> 00:03:06,900 あるんです。 これ 「削り氷にあまづら入れて」と 50 00:03:06,900 --> 00:03:08,900 これは 監修して下さった 51 00:03:08,900 --> 00:03:11,630 前川佳代さんによりますと 奈良女子大学の 52 00:03:11,630 --> 00:03:13,560 この「削り氷」というのは 53 00:03:13,560 --> 00:03:18,330 小刀…。 小刀などで削った氷だそうです。 54 00:03:18,330 --> 00:03:20,260 で 「あまづら」というのは 55 00:03:20,260 --> 00:03:22,200 古代の甘味料なんですけれども 56 00:03:22,200 --> 00:03:24,530 諸説あるんですが 原料については 57 00:03:24,530 --> 00:03:29,170 ツタの樹液を使って 今回は 先生の研究をもとに 58 00:03:29,170 --> 00:03:30,000 これですね。 再現をいたしました。 59 00:03:30,000 --> 00:03:31,590 これですね。 再現をいたしました。 60 00:03:31,590 --> 00:03:35,500 こんな甘いシロップ 作れるんだ? これ ツタの樹液から 61 00:03:35,500 --> 00:03:37,700 はぁ〜! そうなんですって。 62 00:03:37,700 --> 00:03:40,330 すごい甘みが とれるそうで。 冬場のツタからは 63 00:03:40,330 --> 00:03:42,260 え〜 そうなんだ。 64 00:03:42,260 --> 00:03:44,500 ちょっと驚いた。 いや 普通においしいから 65 00:03:44,500 --> 00:03:46,430 まあね もちろん かき氷 66 00:03:46,430 --> 00:03:49,300 よく食べましたけど もう 私 子供の時も 67 00:03:49,300 --> 00:03:52,200 ちょっと 更に味わい深いですね。 歴史を そうやって聞くと 68 00:03:52,200 --> 00:03:54,170 あまりにも 身近なので そうなんですよ。 69 00:03:54,170 --> 00:03:57,030 確かに 確かに。 思うんですけれども。 あんまり 歴史 考えたことなかったと 70 00:03:57,030 --> 00:03:59,070 今回は 調査をしてまいりました。 71 00:03:59,070 --> 00:04:00,000 いろいろ調べますと ということで かき氷について 72 00:04:00,000 --> 00:04:02,870 いろいろ調べますと ということで かき氷について 73 00:04:02,870 --> 00:04:06,200 分かってきました。 さまざま 面白いことが 74 00:04:06,200 --> 00:04:11,030 描いたものなんですけども。 こちらですね 江戸時代の様子を 75 00:04:11,030 --> 00:04:13,840 富士山のその… 麓と言いますか 76 00:04:13,840 --> 00:04:17,300 下に 人が これ 何か運んでますね。 77 00:04:17,300 --> 00:04:19,800 これ… あっ あの ちょっと待って! 78 00:04:19,800 --> 00:04:22,300 あの〜 かごに こう ちょっと白い 79 00:04:22,300 --> 00:04:24,230 こういう 雪みたいのがある。 80 00:04:24,230 --> 00:04:27,130 これね 氷なんですよ。 あれ 氷? もしかして。 81 00:04:27,130 --> 00:04:30,000 大奥に届けるための氷をですね これですね 江戸の将軍や 82 00:04:30,000 --> 00:04:31,030 大奥に届けるための氷をですね これですね 江戸の将軍や 83 00:04:31,030 --> 00:04:34,870 残雪残る 夏の富士山から手に入れて 84 00:04:34,870 --> 00:04:38,130 で たいまつを ともしながら 85 00:04:38,130 --> 00:04:41,700 この氷を運んでいたようなんです。 夜通し 86 00:04:41,700 --> 00:04:44,200 ところがですね 必死やん。 87 00:04:44,200 --> 00:04:48,070 富士山の氷に 大事件が起こりました。 88 00:04:48,070 --> 00:04:50,740 こちらを ご覧下さい。 なに? 89 00:04:50,740 --> 00:04:53,630 これですね… 90 00:04:53,630 --> 00:04:57,500 大きな噴火でして 火山灰を降らせるなど 江戸の町にも 91 00:04:57,500 --> 00:04:59,460 富士山には これではね 92 00:04:59,460 --> 00:05:00,000 ないかと。 近づけなかったんじゃ なかなか 93 00:05:00,000 --> 00:05:02,200 ないかと。 近づけなかったんじゃ なかなか 94 00:05:02,200 --> 00:05:05,100 はい。 だから まさに… 氷が運べなくなっちゃったじゃん。 95 00:05:07,430 --> 00:05:09,400 いろいろ 過去の文献 調べますとね 96 00:05:09,400 --> 00:05:11,400 なんと… 97 00:05:14,740 --> 00:05:18,930 結構な遠い距離ですよ。 金沢ですよね 今で言うね。 98 00:05:18,930 --> 00:05:20,970 そうなんです。 実際ね 地図を見ますと 99 00:05:20,970 --> 00:05:23,590 まあ 金沢 ここですよね。 これだけ遠いんです。 100 00:05:23,590 --> 00:05:27,400 新潟・長野・群馬・埼玉 今の富山 通って 101 00:05:27,400 --> 00:05:29,630 まあ 江戸ということで そして 東京 102 00:05:29,630 --> 00:05:30,000 総距離… 103 00:05:30,000 --> 00:05:31,560 総距離… 104 00:05:31,560 --> 00:05:34,460 これ 何日かかりましょうなあ。 105 00:05:34,460 --> 00:05:38,330 絶対 途中で 氷 解けますわね。 しかも あれ 真夏でしょ? 106 00:05:38,330 --> 00:05:40,260 そもそも この氷をね 107 00:05:40,260 --> 00:05:42,740 可能だったのか こんな長距離 運ぶことが 108 00:05:42,740 --> 00:05:46,660 今回 氷を運んで検証してみました。 109 00:05:46,660 --> 00:05:49,300 ほう! 110 00:05:49,300 --> 00:05:55,530 一体 どうやって氷を運んだのか。 金沢から江戸まで 111 00:05:55,530 --> 00:05:59,500 古老の話を聞き取った かつて 加賀藩に仕えていた 112 00:05:59,500 --> 00:06:00,000 記録があります。 大正時代の 113 00:06:00,000 --> 00:06:04,000 記録があります。 大正時代の 114 00:06:04,000 --> 00:06:06,740 「獻氷の際には 115 00:06:06,740 --> 00:06:08,740 道中を 金澤から江戸迄の 116 00:06:08,740 --> 00:06:13,300 氷を詰め 木の葉や笹を以て 長持の中に 117 00:06:13,300 --> 00:06:16,700 運んだ」。 足輕が 擔いで 118 00:06:18,700 --> 00:06:23,300 まとめてみると… 他にも いくつかの伝承を 119 00:06:35,170 --> 00:06:39,970 昼夜を問わず走り…。 ええ⁉ 120 00:06:39,970 --> 00:06:42,800 できないでしょ 正直。 121 00:06:42,800 --> 00:06:46,000 そこで 実際に… 122 00:06:51,100 --> 00:06:55,300 ふだん 金沢で人力車を引いている 協力してくれるのは 123 00:06:55,300 --> 00:06:57,700 千田健人さん。 124 00:07:00,170 --> 00:07:02,970 上野蓮華さん。 125 00:07:05,070 --> 00:07:09,530 そして 山口善久さん。 126 00:07:09,530 --> 00:07:15,930 現代の飛脚として 力を合わせます! 体力自慢の3人が 127 00:07:21,970 --> 00:07:24,930 準備したのが こちら。 128 00:07:24,930 --> 00:07:29,530 というわけにはいかないため さすがに 「昼夜を問わず走る」 129 00:07:29,530 --> 00:07:30,000 自転車と リヤカーを使って 当時の飛脚より速度が速い 130 00:07:30,000 --> 00:07:33,500 自転車と リヤカーを使って 当時の飛脚より速度が速い 131 00:07:33,500 --> 00:07:36,500 日中の時間帯に運びます。 132 00:07:41,260 --> 00:07:46,840 用意した氷は 25kg。 133 00:07:46,840 --> 00:07:52,930 筵と笹で 何重にもくるみ それを 伝承どおり 134 00:07:52,930 --> 00:07:56,330 二重の桐箱に収めます。 135 00:07:58,200 --> 00:08:00,000 江戸時代の絵巻を参考にしました。 走行ルートは 136 00:08:00,000 --> 00:08:03,400 江戸時代の絵巻を参考にしました。 走行ルートは 137 00:08:03,400 --> 00:08:05,630 金沢から江戸までの道中には 138 00:08:05,630 --> 00:08:09,500 いくつも描かれています。 難所とされる場所が 139 00:08:09,500 --> 00:08:14,700 無事に届くのでしょうか? 氷は 解けてなくなることなく 140 00:08:20,970 --> 00:08:24,900 撮影を行ったのは 6月中旬。 141 00:08:24,900 --> 00:08:29,100 午前8時に 金沢城を出発します。 142 00:08:32,300 --> 00:08:35,800 この日の予想最高気温は 25℃。 143 00:08:35,800 --> 00:08:38,630 加賀百万石の面影が残る町並みを 144 00:08:38,630 --> 00:08:41,740 軽快に走り抜けていきます。 145 00:08:43,430 --> 00:08:48,360 97kmの道のり。 初日は 富山県の黒部市まで 146 00:08:48,360 --> 00:08:50,500 大変! 147 00:08:50,500 --> 00:08:53,400 途中 富山との県境に ほぼ平坦なルートですが 148 00:08:53,400 --> 00:08:56,300 舞台にもなった難所 かつて 源平合戦の 149 00:08:56,300 --> 00:08:59,130 倶利伽羅峠が待ち受けます。 150 00:08:59,130 --> 00:09:00,000 いや〜…。 151 00:09:00,000 --> 00:09:02,630 いや〜…。 152 00:09:02,630 --> 00:09:06,590 気合い入ってるよね 多分ね。 今日のロケは 153 00:09:06,590 --> 00:09:09,840 すごい大がかりな…。 すごい大変だったそうです。 154 00:09:09,840 --> 00:09:15,100 見舞われます。 ところが いきなり想定外の事態に 155 00:09:15,100 --> 00:09:18,400 おい 30分で⁉ 156 00:09:18,400 --> 00:09:22,000 音がしましたね。 どうした どうした どうした どうした。 157 00:09:37,770 --> 00:09:41,970 なんと リヤカーのパーツが 早くも破損。 158 00:09:41,970 --> 00:09:43,900 江戸時代で言えば 159 00:09:43,900 --> 00:09:48,170 というところでしょうか。 長持ちが壊れてしまった 160 00:09:48,170 --> 00:09:51,430 長い道のりに トラブルはつきもの。 161 00:09:51,430 --> 00:09:53,360 そりゃそうだわね。 162 00:09:53,360 --> 00:09:56,700 さまざまな困難を乗り越えながら 当時の人たちも 163 00:09:56,700 --> 00:09:59,500 氷を運んだことでしょう。 164 00:10:01,590 --> 00:10:05,400 およそ30分かけて 予備のパーツに交換。 165 00:10:05,400 --> 00:10:08,300 再び 走りだします。 166 00:10:10,930 --> 00:10:15,200 2時間余り。 走り始めから 167 00:10:15,200 --> 00:10:21,100 倶利伽羅峠にさしかかりました。 富山県との県境にある 168 00:10:25,300 --> 00:10:30,000 よいしょ よいしょ…。 よいしょ よいしょ 169 00:10:30,000 --> 00:10:33,100 よいしょ よいしょ…。 よいしょ よいしょ 170 00:10:34,870 --> 00:10:41,360 昔から 人々を翻弄してきました。 立ちはだかる 急しゅんな地形は 171 00:10:44,300 --> 00:10:47,840 行われた 倶利伽羅峠を舞台に こちらは 172 00:10:47,840 --> 00:10:51,130 合戦の様子です。 源氏と平家の 173 00:10:53,170 --> 00:10:58,100 平家軍に突進させ 源氏側が 牛の角に たいまつをつけて 174 00:10:58,100 --> 00:11:00,000 険しい地形。 深い谷に追い落としたと伝わるほどの 175 00:11:00,000 --> 00:11:03,900 険しい地形。 深い谷に追い落としたと伝わるほどの 176 00:11:10,400 --> 00:11:15,800 うわ〜 キツイなあ。 25kg。 177 00:11:15,800 --> 00:11:21,530 ハァ… ハァ… ハァ… ハァ…。 178 00:11:21,530 --> 00:11:25,330 まあ 休みなさい 休みなさい。 きっちぃ…。 179 00:11:27,200 --> 00:11:30,000 急勾配な地形に苦労しながらも かつての合戦の勝敗を分けた 180 00:11:30,000 --> 00:11:31,740 急勾配な地形に苦労しながらも かつての合戦の勝敗を分けた 181 00:11:31,740 --> 00:11:34,740 何とか 登りきることができました。 182 00:11:34,740 --> 00:11:37,330 あ〜ら まあ。 183 00:11:43,360 --> 00:11:45,870 「長野だ〜!」いうて。 184 00:11:48,130 --> 00:11:50,330 ではでは〜。 185 00:11:52,740 --> 00:11:58,840 上野さんにバトンタッチ。 峠を下り終えたところで 186 00:12:00,590 --> 00:12:03,300 江戸時代に荷物を運んだ飛脚たちも 187 00:12:03,300 --> 00:12:07,700 スピードを維持していたといいます。 運び手を代えながら 188 00:12:09,530 --> 00:12:15,230 順調に走行。 その後も こぎ手を代えながら 189 00:12:18,530 --> 00:12:24,030 初日を 無事に走りきりました。 予定より 2時間ほど遅れましたが 190 00:12:24,030 --> 00:12:27,630 いや〜 お疲れさまだね〜。 191 00:12:27,630 --> 00:12:30,000 しゃ しゃ しゃ しゃ〜。 192 00:12:30,000 --> 00:12:30,530 しゃ しゃ しゃ しゃ〜。 193 00:12:30,530 --> 00:12:32,900 あざす ざす ざす ざす! 194 00:12:32,900 --> 00:12:37,300 う〜ん すごい! いや〜 よう頑張った。 195 00:12:37,300 --> 00:12:40,070 氷は 外に置いたままにして 196 00:12:40,070 --> 00:12:43,840 体力の回復に努めます。 3人は 明日に備え 197 00:12:43,840 --> 00:12:46,770 氷を冷凍庫に入れるわけじゃない。 まあ 当然だけど この間 198 00:12:46,770 --> 00:12:49,070 そうです もう そのままです。 ないんですよね。 199 00:12:49,070 --> 00:12:51,770 オー ノー。 200 00:12:58,740 --> 00:13:00,000 2日目のルートが こちら。 201 00:13:00,000 --> 00:13:01,530 2日目のルートが こちら。 202 00:13:01,530 --> 00:13:07,200 海岸線を進んだあと 一気に南下。 富山から新潟にかけての 203 00:13:07,200 --> 00:13:11,590 160kmの道のりです。 長野の善光寺に至る 204 00:13:15,000 --> 00:13:17,930 4日間で 最長のルート。 205 00:13:17,930 --> 00:13:20,740 早朝に出発します。 206 00:13:26,590 --> 00:13:30,000 最初の難関に さしかかりました。 新潟に入ってすぐ 207 00:13:30,000 --> 00:13:31,800 最初の難関に さしかかりました。 新潟に入ってすぐ 208 00:13:49,200 --> 00:13:53,900 海の間際まで そそり立つ 断崖絶壁。 209 00:13:55,970 --> 00:13:59,660 日本海の荒波が 打ちつけます。 210 00:14:05,100 --> 00:14:08,100 道を通すことができず 江戸時代には 211 00:14:08,100 --> 00:14:10,900 波打ち際に 僅かに残る砂浜を 212 00:14:10,900 --> 00:14:13,590 行くしかありませんでした。 213 00:14:15,430 --> 00:14:17,400 「親不知」の名の由来は 214 00:14:17,400 --> 00:14:21,260 親は子を 子は親を あまりの険しい道に 215 00:14:21,260 --> 00:14:23,700 できなかったからとも 顧みることが 216 00:14:23,700 --> 00:14:25,970 言われます。 217 00:14:25,970 --> 00:14:29,970 ですね。 いや もう 壮絶な由来だね。 218 00:14:29,970 --> 00:14:30,000 名前の由来。 219 00:14:30,000 --> 00:14:32,130 名前の由来。 220 00:14:32,130 --> 00:14:34,070 渡れたのは 安全に 221 00:14:34,070 --> 00:14:36,930 干潮の時だけ。 波が穏やかな日の 222 00:14:36,930 --> 00:14:39,840 でも 江戸へと急ぐ氷の運搬に 223 00:14:39,840 --> 00:14:43,100 ありません。 潮が引くのを待っている余裕は 224 00:14:43,100 --> 00:14:45,400 そうだわな〜。 225 00:14:45,400 --> 00:14:49,400 厳しい道中です。 危険と隣り合わせの 226 00:14:52,930 --> 00:14:55,530 オー ノー。 227 00:14:55,530 --> 00:14:58,400 今では 崖の中腹にトンネルがつくられ 228 00:14:58,400 --> 00:15:00,000 安全に通れるようになりましたが 229 00:15:00,000 --> 00:15:00,740 安全に通れるようになりましたが 230 00:15:00,740 --> 00:15:07,500 みるみる 体力を消耗していきます。 それでも 険しい上り坂に 231 00:15:07,500 --> 00:15:10,900 もう 景色見る余裕ないか。 232 00:15:15,200 --> 00:15:17,300 よいしょ! 233 00:15:29,070 --> 00:15:30,000 なくなってくるわね。 いや もう… しゃべる余裕も 234 00:15:30,000 --> 00:15:34,870 なくなってくるわね。 いや もう… しゃべる余裕も 235 00:15:38,430 --> 00:15:41,630 更に 親不知を抜ける頃には 236 00:15:41,630 --> 00:15:43,900 照りつけるようになり 強い日ざしが 237 00:15:43,900 --> 00:15:47,900 上がり始めました。 みるみる 気温が 238 00:15:53,660 --> 00:15:55,840 うわっ… 30℃ 超えとる。 239 00:15:55,840 --> 00:15:59,630 っていうのもあるやろうけど… まあ これ でも 日光 当たっとるし 240 00:16:14,000 --> 00:16:15,930 心配ですが 241 00:16:15,930 --> 00:16:18,230 解けてしまうため 氷が外気に触れると 242 00:16:18,230 --> 00:16:21,130 開けて 確認するわけにはいきません。 243 00:16:21,130 --> 00:16:24,070 大丈夫かなあ…。 もう ないんじゃない? 氷。 244 00:16:24,070 --> 00:16:26,870 もう既に。 もう既に。 245 00:16:28,630 --> 00:16:30,000 当時の人も 不安を抱えながら 246 00:16:30,000 --> 00:16:31,430 当時の人も 不安を抱えながら 247 00:16:31,430 --> 00:16:35,030 江戸へと急いだのかもしれませんね。 248 00:16:44,970 --> 00:16:49,070 アハハハッ! 海〜! 249 00:16:58,840 --> 00:17:00,000 走破。 全体の3分の1の行程を ここまでで 250 00:17:00,000 --> 00:17:03,400 走破。 全体の3分の1の行程を ここまでで 251 00:17:03,400 --> 00:17:06,590 参詣道だった 善光寺への ここからは 252 00:17:06,590 --> 00:17:08,530 北国街道 253 00:17:08,530 --> 00:17:11,330 進みます。 別名「善光寺街道」を 254 00:17:18,260 --> 00:17:22,430 「かき氷」言うとるね 子供がね。 255 00:17:22,430 --> 00:17:24,740 あ〜 手 振った。 256 00:17:29,200 --> 00:17:30,000 海岸線を離れてから 1時間余り。 257 00:17:30,000 --> 00:17:32,840 海岸線を離れてから 1時間余り。 258 00:17:32,840 --> 00:17:35,300 かつての宿場町 荒井を過ぎると 259 00:17:35,300 --> 00:17:38,900 次第に 勾配が急になってきました。 260 00:17:41,800 --> 00:17:44,400 江戸時代の絵巻を見てみても 261 00:17:44,400 --> 00:17:47,170 荒井を境に 山あいの地形が始まり 262 00:17:47,170 --> 00:17:50,070 長野との県境 関川にかけて 263 00:17:50,070 --> 00:17:53,660 分かります。 みるみる 険しくなっていく様子が 264 00:17:59,800 --> 00:18:00,000 関川周辺の標高は およそ600m。 265 00:18:00,000 --> 00:18:03,660 関川周辺の標高は およそ600m。 266 00:18:03,660 --> 00:18:06,130 そこまで なんと20kmにわたって 267 00:18:06,130 --> 00:18:09,100 延々と 上り坂が続きます。 268 00:18:09,100 --> 00:18:11,100 ひやぁ〜。 269 00:18:11,100 --> 00:18:15,200 前半に苦労した親不知が この部分。 ちなみに 270 00:18:15,200 --> 00:18:18,170 その過酷さは 一目瞭然です。 271 00:18:18,170 --> 00:18:20,260 うん。 272 00:18:26,500 --> 00:18:28,430 (千田)何の方が? 273 00:18:28,430 --> 00:18:30,000 (千田)あ〜! 274 00:18:30,000 --> 00:18:31,430 (千田)あ〜! 275 00:18:39,630 --> 00:18:43,170 朝6時に出てね。 あ〜… そして日が暮れたね 276 00:18:43,170 --> 00:18:45,100 ねえ。 277 00:18:45,100 --> 00:18:47,330 うわ〜。 278 00:18:47,330 --> 00:18:52,030 全くペースは上がらず…。 何とか 先を急ごうとするものの 279 00:18:52,030 --> 00:18:54,630 完全なる夜じゃん。 280 00:18:56,840 --> 00:18:59,330 これ なかなかよねえ。 281 00:19:05,590 --> 00:19:08,400 いないのか。 3人しか 282 00:19:13,000 --> 00:19:17,630 いや… 真っ暗だし 大変! 283 00:19:17,630 --> 00:19:22,100 4時間余り。 当初の予定から遅れること 284 00:19:22,100 --> 00:19:25,970 たどりつきました。 何とか 長野との県境付近まで 285 00:19:25,970 --> 00:19:30,000 14時間半ですよ。 お疲れさまだねえ…。 286 00:19:30,000 --> 00:19:30,630 14時間半ですよ。 お疲れさまだねえ…。 287 00:19:30,630 --> 00:19:33,330 すると…。 288 00:19:36,200 --> 00:19:41,030 自転車で来られましたね! いや〜 よく この長い距離 289 00:19:41,030 --> 00:19:43,000 ありがとうございます。 お疲れさまでした。 290 00:19:43,000 --> 00:19:46,590 到着してこられました はい。 いや〜 よく ここまで 291 00:20:01,400 --> 00:20:03,870 「関川の関所」は 292 00:20:03,870 --> 00:20:06,630 金の輸送ルートにもなっていて 佐渡で採れた 293 00:20:06,630 --> 00:20:10,130 厳しい取締りが行われました。 294 00:20:12,430 --> 00:20:16,000 建てたため あえて険しい地形を選んで 295 00:20:16,000 --> 00:20:21,100 とても苦労したといいます。 当時の人々も 荷物の運搬には 296 00:20:40,970 --> 00:20:43,460 (千田)あ なるほど。 アハハハッ! 297 00:20:46,230 --> 00:20:49,590 そうして下さい。 298 00:20:49,590 --> 00:20:52,170 何よりじゃないですか。 ああ もう これは 299 00:20:52,170 --> 00:20:56,030 危険と判断。 これ以上 夜の山道を走るのは 300 00:20:56,030 --> 00:21:00,000 氷を運んでもらうことにしました。 故事に倣って 301 00:21:00,000 --> 00:21:00,530 氷を運んでもらうことにしました。 故事に倣って 302 00:21:02,500 --> 00:21:07,100 まだ 半分近くも残っています。 とはいえ 江戸までの道のりは 303 00:21:07,100 --> 00:21:12,590 たどりつくことができるんでしょうか⁉ 氷は解けずに 無事に江戸まで 304 00:21:16,170 --> 00:21:20,870 これ4日で たどりつけるんですかね? いや〜… ほんとに 305 00:21:20,870 --> 00:21:22,800 私 もう ほんとに ごめんなさい。 306 00:21:22,800 --> 00:21:26,660 いたしますけども。 正直 無理じゃないかという思いが 307 00:21:26,660 --> 00:21:30,000 とにかく遠いじゃないですか。 そうですね。 加賀藩って 308 00:21:30,000 --> 00:21:30,870 とにかく遠いじゃないですか。 そうですね。 加賀藩って 309 00:21:30,870 --> 00:21:33,200 参勤交代ってありますよね。 310 00:21:33,200 --> 00:21:39,000 13日間かけて 移動してるんですよね。 江戸から金沢まで 藩主は 311 00:21:39,000 --> 00:21:42,430 この氷を運んでたって だから まさか 4日で 13日間。 312 00:21:42,430 --> 00:21:45,330 3分の1ですよね。 全然知らなくて。 313 00:21:51,200 --> 00:21:53,870 はい。 速達でさえも 5日から6日。 314 00:21:53,870 --> 00:21:56,230 夜は寝ていたと思うので ただ やっぱり 315 00:21:56,230 --> 00:22:00,000 もしかしたらっていう感じですね。 まあ 昼夜休まないで運べば 316 00:22:00,000 --> 00:22:01,630 もしかしたらっていう感じですね。 まあ 昼夜休まないで運べば 317 00:22:01,630 --> 00:22:06,230 氷が残ってるかどうかね。 いや〜 ほんとに 気になりますね 318 00:22:06,230 --> 00:22:10,430 氷が解けてたらですね あんなに頑張っても 319 00:22:10,430 --> 00:22:13,630 もう… 320 00:22:13,630 --> 00:22:16,100 (笑い) ハハハッ! 321 00:22:16,100 --> 00:22:18,330 しっかりと あれして頂いて あの 私のパスを 322 00:22:18,330 --> 00:22:20,590 受け取らせて頂きました。 ありがとう ありがとう。 323 00:22:20,590 --> 00:22:23,900 ふと思ったんだけど いや そもそもですね 324 00:22:23,900 --> 00:22:26,400 はい ないですね。 冷凍庫が 当時ないわね。 325 00:22:26,400 --> 00:22:30,000 だから 冷凍庫もない時代に… ね? 326 00:22:30,000 --> 00:22:30,700 だから 冷凍庫もない時代に… ね? 327 00:22:33,500 --> 00:22:36,590 夏につくることは難しかったので… まあ さすがに 328 00:22:39,840 --> 00:22:44,200 保管なんかできるわけですか? いや だけど そんな何か月も解かさずに 329 00:22:44,200 --> 00:22:46,930 所長 そこはですね できたんです。 330 00:22:46,930 --> 00:22:49,630 はい。 じゃあ… ほう! 331 00:22:51,770 --> 00:22:54,970 ああ 気になるね。 調査してきました。 332 00:22:54,970 --> 00:22:57,400 古都 奈良。 333 00:22:57,400 --> 00:22:59,330 (鐘の音) 334 00:22:59,330 --> 00:23:00,000 夏場の氷の利用に ちなんだ場所が ここには 335 00:23:00,000 --> 00:23:02,200 夏場の氷の利用に ちなんだ場所が ここには 336 00:23:02,200 --> 00:23:04,800 数多く残されています。 337 00:23:07,330 --> 00:23:09,260 氷と ゆかりのある場所 338 00:23:09,260 --> 00:23:11,530 やって来ました。 氷室神社に 339 00:23:11,530 --> 00:23:15,130 調べていきましょう! ここで 氷の歴史について 340 00:23:19,360 --> 00:23:23,740 710年。 氷室神社の創建は 341 00:23:23,740 --> 00:23:25,770 都へ届けるための 夏場に 342 00:23:25,770 --> 00:23:29,770 されています。 氷の管理を担っていたと 343 00:23:36,800 --> 00:23:39,170 ちなみ その縁起に 344 00:23:39,170 --> 00:23:41,170 毎年 5月1日には 345 00:23:41,170 --> 00:23:43,900 氷のお祭りを開催。 346 00:23:43,900 --> 00:23:47,630 製氷・販売に携わる人々が集まり 全国から 347 00:23:47,630 --> 00:23:50,400 氷業の繁栄を願います。 348 00:23:50,400 --> 00:23:53,200 氷の中に魚が。 349 00:23:56,630 --> 00:24:00,000 氷は どこで つくっていたんですか? 350 00:24:00,000 --> 00:24:00,030 氷は どこで つくっていたんですか? 351 00:24:24,200 --> 00:24:30,000 起源について記されています。 「日本書紀」には 夏場の氷利用の 352 00:24:30,000 --> 00:24:30,970 起源について記されています。 「日本書紀」には 夏場の氷利用の 353 00:24:30,970 --> 00:24:35,590 奈良の都祁という場所に それによると 354 00:24:35,590 --> 00:24:38,000 夏まで氷を貯蔵する施設 355 00:24:38,000 --> 00:24:42,000 「氷室」がつくられていたといいます。 356 00:24:44,870 --> 00:24:48,100 復元されていると聞き 当時の様子が 357 00:24:48,100 --> 00:24:51,400 早速 行ってみることに。 358 00:24:54,030 --> 00:24:57,130 地元の 氷の歴史に詳しい 359 00:24:57,130 --> 00:25:00,000 案内を お願いしました。 岡田忠弘さんに 360 00:25:00,000 --> 00:25:01,230 案内を お願いしました。 岡田忠弘さんに 361 00:25:03,000 --> 00:25:06,200 あれ? 何か 屋根ありますね。 362 00:25:06,200 --> 00:25:09,100 はい。 (岡田)あっ これ? 363 00:25:09,100 --> 00:25:12,870 (岡田)はい。 あっ これが。 364 00:25:12,870 --> 00:25:16,840 かやぶきの小屋。 高さ4mほどの 365 00:25:16,840 --> 00:25:19,970 3tの氷を詰め 実際に 冬場に 366 00:25:19,970 --> 00:25:23,300 夏場まで保管しているといいます。 367 00:25:23,300 --> 00:25:28,530 ほんとだね ほんとだね。 竪穴式住居みたいですね。 368 00:25:28,530 --> 00:25:30,000 見せてもらうことに。 氷室内部の温度が分かるというので 369 00:25:30,000 --> 00:25:34,030 見せてもらうことに。 氷室内部の温度が分かるというので 370 00:25:38,260 --> 00:25:41,000 ここ… ここ0℃ですか? 371 00:25:41,000 --> 00:25:42,970 えっ ということは これ (岡田)0℃ですね。 372 00:25:42,970 --> 00:25:46,800 (岡田)そうですねえ。 今 0℃ぐらいですか? 373 00:25:46,800 --> 00:25:49,770 冷え込んでるんですね。 お〜 じゃあ 結構 374 00:25:49,770 --> 00:25:52,230 そうですね はい。 375 00:25:52,230 --> 00:25:56,700 撮影を行った6月初旬でも 0℃以下。 376 00:25:56,700 --> 00:26:00,000 解けずに残っているはずです。 これなら 多くの氷が 377 00:26:00,000 --> 00:26:01,900 解けずに残っているはずです。 これなら 多くの氷が 378 00:26:03,930 --> 00:26:07,530 氷室の中は どうなっているのか。 379 00:26:07,530 --> 00:26:10,200 気になりますが 開けると 380 00:26:10,200 --> 00:26:15,590 確認することはできません。 中の氷が解けてしまうおそれがあるため 381 00:26:18,430 --> 00:26:24,840 村の外れにある 小高い尾根の上。 代わりに案内されたのは 382 00:26:24,840 --> 00:26:30,000 残っているというのです。 そこに 古代の氷室跡と伝わるものが 383 00:26:30,000 --> 00:26:30,930 残っているというのです。 そこに 古代の氷室跡と伝わるものが 384 00:26:32,870 --> 00:26:37,660 ほんとに 尾根を上がってる感じですね。 385 00:26:39,630 --> 00:26:43,170 随分 登っていきますね。 気をつけていきましょう。 386 00:26:43,170 --> 00:26:45,360 登ってるねえ。 387 00:26:47,070 --> 00:26:51,170 (岡田)はい これなんですよ はい。 388 00:26:54,900 --> 00:26:57,970 え〜? (岡田)そうです。 389 00:26:57,970 --> 00:27:00,000 現れたのは 巨大な すり鉢状の穴! 390 00:27:00,000 --> 00:27:02,740 現れたのは 巨大な すり鉢状の穴! 391 00:27:02,740 --> 00:27:06,500 直径は 10mを超えます。 392 00:27:06,500 --> 00:27:10,740 こうした 大きな穴があって 氷室の建物の下には 393 00:27:10,740 --> 00:27:14,530 その中に 氷が保管されていました。 394 00:27:17,430 --> 00:27:20,170 実は この穴の深さに 395 00:27:20,170 --> 00:27:22,740 氷を解かさず保管する秘密が 396 00:27:22,740 --> 00:27:24,740 隠されていました。 397 00:27:24,740 --> 00:27:27,970 分かるかもしれないですね。 立つと 穴感が 398 00:27:27,970 --> 00:27:30,000 ほんとだねえ。 深くなってるんですね。 399 00:27:30,000 --> 00:27:31,530 ほんとだねえ。 深くなってるんですね。 400 00:27:31,530 --> 00:27:38,430 書かれた木簡です。 こちらは 当時の氷室の詳細について 401 00:27:40,230 --> 00:27:42,970 穴の深さは それによれば 402 00:27:42,970 --> 00:27:48,170 決められていました。 一丈 およそ3mと 403 00:27:51,230 --> 00:27:55,100 土の中の温度を こちらは 氷がない状態の 404 00:27:55,100 --> 00:27:57,870 調べたもの。 季節ごとに 405 00:27:57,870 --> 00:27:59,870 深さ1mだと 406 00:27:59,870 --> 00:28:00,000 高すぎて 夏場の温度が 407 00:28:00,000 --> 00:28:01,800 高すぎて 夏場の温度が 408 00:28:01,800 --> 00:28:04,530 氷が解けてしまいます。 409 00:28:04,530 --> 00:28:07,930 一方 5mより深くなると 410 00:28:07,930 --> 00:28:12,770 上がってしまいます。 冬場の温度が 411 00:28:12,770 --> 00:28:16,300 つまり 深さ3mの穴の底は 412 00:28:16,300 --> 00:28:18,300 保管するのに 氷を解かさず 413 00:28:18,300 --> 00:28:21,300 最適な場所だったのです。 414 00:28:25,300 --> 00:28:30,000 重要だったと考えられています。 更に 尾根の上という立地も 415 00:28:30,000 --> 00:28:32,000 重要だったと考えられています。 更に 尾根の上という立地も 416 00:28:33,740 --> 00:28:37,590 屋根をつくれば 尾根の傾斜に沿うように 417 00:28:37,590 --> 00:28:41,460 氷の天敵でもある 雨水の浸透を 418 00:28:41,460 --> 00:28:45,030 効果的に防ぐことができるからです。 419 00:28:45,030 --> 00:28:47,590 そして 氷の周りには 420 00:28:47,590 --> 00:28:49,530 わらなどの断熱材が 421 00:28:49,530 --> 00:28:52,030 大量に詰め込まれていました。 422 00:28:55,330 --> 00:28:59,330 そうです。 やっぱりね… よく考えましたね。 423 00:29:02,170 --> 00:29:07,930 尾根に沿った形でっていうのもね。 すごいねえ。 深さといい 424 00:29:07,930 --> 00:29:11,800 理にかなってる感じですよね。 何か 全てが そうなんですよね。 425 00:29:11,800 --> 00:29:16,030 奈良県の天理市だったんですけども これ あの 今回調査した 426 00:29:16,030 --> 00:29:20,500 20個以上あるということなんですよ。 同様の穴が 427 00:29:20,500 --> 00:29:26,800 ああいう氷室があったと。 あと 金沢の金沢城の敷地内にも 428 00:29:26,800 --> 00:29:29,700 アハッ バレましたか。 ちなみに これは何ですか? 429 00:29:29,700 --> 00:29:30,000 バレるねえ。 430 00:29:30,000 --> 00:29:31,660 バレるねえ。 431 00:29:31,660 --> 00:29:34,070 実はですね… 432 00:29:41,400 --> 00:29:44,700 膨大な量だったんですけれども …という ほんとに 433 00:29:44,700 --> 00:29:48,070 このオブジェ 2つ分にあたります。 434 00:29:48,070 --> 00:29:52,400 この2つ分合わせて 230kg? この じゃあ 私 両脇にある 435 00:29:52,400 --> 00:29:57,230 何か 氷に対する執念を感じますね。 はい。 436 00:29:57,230 --> 00:30:00,000 氷を たくさん手にするってのは 当時 夏場に 天皇が 437 00:30:00,000 --> 00:30:01,930 氷を たくさん手にするってのは 当時 夏場に 天皇が 438 00:30:01,930 --> 00:30:04,170 すごく大きな意味があったんですね。 439 00:30:04,170 --> 00:30:08,030 中国の思想から きてるんですけども うんうん うんうん なぜ? 440 00:30:08,030 --> 00:30:12,840 たくさん氷を使えるほど… 天皇が ほんとに 441 00:30:18,070 --> 00:30:21,400 そうなんです。 験担ぎといいますか へえ〜。 442 00:30:21,400 --> 00:30:25,930 冬場に 氷をいっぱい保存しておいて だから なるべく 443 00:30:25,930 --> 00:30:29,800 行われていて で 夏に どんどん献上するってことが 444 00:30:29,800 --> 00:30:30,000 強かったんですね。 結構 氷ってのが 政治的な意味合いが 445 00:30:30,000 --> 00:30:33,530 強かったんですね。 結構 氷ってのが 政治的な意味合いが 446 00:30:33,530 --> 00:30:35,930 なるほど。 氷は まあ… 447 00:30:39,000 --> 00:30:43,200 利用したのが なので その 氷の特別さの権威を 448 00:30:43,200 --> 00:30:47,400 鎌倉幕府をつくった 源 頼朝なんですね。 449 00:30:47,400 --> 00:30:52,930 家臣に配ってるんですよ。 頼朝は 富士山から こう 氷を手に入れて 450 00:30:52,930 --> 00:30:57,330 恐らく 頼朝を尊敬していた家康は はぁ〜! 451 00:30:57,330 --> 00:30:59,300 きっと それをまねて 452 00:30:59,300 --> 00:31:00,000 始まったんじゃないかなと思うんですね。 江戸幕府でも 氷の献上が 453 00:31:00,000 --> 00:31:03,740 始まったんじゃないかなと思うんですね。 江戸幕府でも 氷の献上が 454 00:31:03,740 --> 00:31:06,430 っていうか 尊敬してたっていうもんね。 家康 その頼朝の影響を受けてる 455 00:31:06,430 --> 00:31:08,400 はい 敬愛してますからね。 456 00:31:08,400 --> 00:31:11,630 どうしても それでも分からないのが でも先生 やっぱ 457 00:31:11,630 --> 00:31:14,530 なぜ わざわざ 加賀藩が氷を? 458 00:31:14,530 --> 00:31:19,230 大変なわけだから 要するに さっきも実験でやったけど 459 00:31:19,230 --> 00:31:22,630 調達すればって思っちゃうんですけども。 だから もっと近く 江戸の近くから 460 00:31:22,630 --> 00:31:24,590 あくまでも想像なんですけど そうですね これは ほんとに 461 00:31:24,590 --> 00:31:27,840 加賀百万石って言って もう やっぱり 加賀藩って 462 00:31:27,840 --> 00:31:30,000 一番 警戒すべき藩ですよね。 最大の外様大名で 幕府にとっては 463 00:31:30,000 --> 00:31:33,630 一番 警戒すべき藩ですよね。 最大の外様大名で 幕府にとっては 464 00:31:33,630 --> 00:31:36,590 そうだ。 外様で しかも百万石あってっていう。 465 00:31:36,590 --> 00:31:41,230 危険視されないようにっていうことで ですから まあ 殿様の中には 466 00:31:41,230 --> 00:31:44,930 鼻毛を伸ばしてる殿様がいるという あほなふりをして 467 00:31:44,930 --> 00:31:47,800 そういう話も残っていてですね 468 00:31:47,800 --> 00:31:49,800 ですから まあ… 469 00:31:54,400 --> 00:31:58,200 その 氷の献上っていうのは はぁ〜! まあ じゃあ 470 00:31:58,200 --> 00:32:00,000 ある意味 加賀藩の命運を握る 471 00:32:00,000 --> 00:32:00,900 ある意味 加賀藩の命運を握る 472 00:32:00,900 --> 00:32:04,840 そうかもしれないですね。 一大プロジェクトだったかもしれないですね。 473 00:32:04,840 --> 00:32:11,070 氷輸送の検証 後半にまいりましょうか。 ということで 加賀藩による 474 00:32:11,070 --> 00:32:13,030 はい。 あれが どうなったか。 475 00:32:13,030 --> 00:32:17,230 2日間で 長野だよねえ。 2日間で 長野まで行きました。 476 00:32:17,230 --> 00:32:23,070 まだ 230km以上 残っています。 ただ まあ この時点で 477 00:32:23,070 --> 00:32:25,800 半分ぐらいですね。 大体 半分ぐらいだ。 478 00:32:25,800 --> 00:32:27,740 じゃ このあと 無事に 氷をね 479 00:32:27,740 --> 00:32:30,000 江戸に届けることができたんでしょうか。 480 00:32:30,000 --> 00:32:30,630 江戸に届けることができたんでしょうか。 481 00:32:30,630 --> 00:32:34,300 続きをご覧下さい。 482 00:32:34,300 --> 00:32:36,590 長野市ですか。 483 00:32:36,590 --> 00:32:39,400 大丈夫かなってなっちゃう。 外に置いてあるのも 484 00:32:39,400 --> 00:32:43,200 暑いわけですからね。 ねえ だって ねえ 485 00:32:43,200 --> 00:32:45,800 昨日はハードでしたけど。 (スタッフ)どうですか? 486 00:32:47,530 --> 00:32:49,460 いや それはそうだ。 487 00:32:49,460 --> 00:32:51,560 あら 偉い。 488 00:32:53,300 --> 00:32:56,300 長野市を出発。 3日目は 善光寺のある 489 00:32:56,300 --> 00:33:00,000 上田や軽井沢を抜け 途中 真田の里で有名な 490 00:33:00,000 --> 00:33:01,070 上田や軽井沢を抜け 途中 真田の里で有名な 491 00:33:01,070 --> 00:33:03,970 群馬県高崎市に至る 上野国たかさき 492 00:33:03,970 --> 00:33:07,070 130kmの道のりです。 493 00:33:11,430 --> 00:33:16,260 ルートの前半は ほぼ平坦な道のり。 494 00:33:16,260 --> 00:33:20,260 ペースが上がりません。 しかし 思うように 495 00:33:27,870 --> 00:33:30,000 そやそや で 進まん。 496 00:33:30,000 --> 00:33:31,070 そやそや で 進まん。 497 00:33:39,400 --> 00:33:43,260 重く のしかかります。 ここまでの疲労が 498 00:33:43,260 --> 00:33:45,460 あ〜…。 499 00:33:47,170 --> 00:33:49,840 腰もくるか。 500 00:33:49,840 --> 00:33:54,200 しかし この先の群馬との県境には 501 00:33:54,200 --> 00:33:56,840 最大の難所が 今回のルートで 502 00:33:56,840 --> 00:33:58,770 待ち受けています。 503 00:33:58,770 --> 00:34:00,000 ずっと難所でした! いや もう今まで 504 00:34:00,000 --> 00:34:00,770 ずっと難所でした! いや もう今まで 505 00:34:00,770 --> 00:34:02,770 でした でした。 506 00:34:04,630 --> 00:34:06,590 あ〜 そっか〜。 507 00:34:06,590 --> 00:34:09,000 箱根と並ぶ難所として知られる 508 00:34:09,000 --> 00:34:13,630 急しゅんな峠道です。 関東平野と中日本を分かつ 509 00:34:13,630 --> 00:34:17,590 そうだね そうだね。 今でも大変ですもんね 車で通る時ね。 510 00:34:17,590 --> 00:34:21,130 社伝によれば 山頂にそびえる神社の 511 00:34:21,130 --> 00:34:25,330 険しい山道に迷いながら 古代には ヤマトタケルも 512 00:34:25,330 --> 00:34:29,530 頂上を目指したといいます。 やっとの思いで 513 00:34:31,900 --> 00:34:35,300 頂上の標高は1,200m。 514 00:34:35,300 --> 00:34:37,230 うわ〜。 515 00:34:37,230 --> 00:34:40,970 なります。 なんと 800mにも 現在地との差は 516 00:34:40,970 --> 00:34:43,630 ひえ〜。 517 00:34:43,630 --> 00:34:45,870 更に…。 518 00:34:45,870 --> 00:34:47,800 雨だ! 519 00:34:47,800 --> 00:34:52,200 雨も降りだしました。 山道に さしかかるにつれ 520 00:34:54,560 --> 00:34:59,330 多少の雨水がしみこんでも解けないよう 箱の中の氷は 521 00:34:59,330 --> 00:35:00,000 何重にも包まれているとはいえ 筵や笹で 522 00:35:00,000 --> 00:35:03,260 何重にも包まれているとはいえ 筵や笹で 523 00:35:03,260 --> 00:35:05,200 心配です。 524 00:35:05,200 --> 00:35:11,000 雨は あるわけですからねえ。 まあ でも 当時だって 525 00:35:11,000 --> 00:35:15,400 何とか無事でいてほしい! 江戸到着まで 526 00:35:22,660 --> 00:35:28,400 ありがたいですね。 「頑張れ」という声をね 頂いて 527 00:35:28,400 --> 00:35:30,000 ついに 最後の難関… 528 00:35:30,000 --> 00:35:32,100 ついに 最後の難関… 529 00:35:40,430 --> 00:35:45,840 行く手を阻みます。 どこまでも続く急斜面が 530 00:35:50,740 --> 00:35:56,840 ハァ… ハァ… ハァ…。 531 00:35:59,300 --> 00:36:00,000 (笑い声) 532 00:36:00,000 --> 00:36:02,100 (笑い声) 533 00:36:08,070 --> 00:36:10,970 (山口)見たくなかったけど 見てもうた。 (千田)見てもうたなあ。 534 00:36:10,970 --> 00:36:14,970 気持ちだろうな。 いつまで続くんだっていう 535 00:36:20,430 --> 00:36:23,330 乳酸を。 (河合)乳酸。 536 00:36:25,260 --> 00:36:28,100 ハハハハッ! 537 00:36:28,100 --> 00:36:30,000 古くから 旅人たちを苦しめてきた峠道。 538 00:36:30,000 --> 00:36:32,030 古くから 旅人たちを苦しめてきた峠道。 539 00:36:32,030 --> 00:36:36,700 十返舎一九も 「東海道中膝栗毛」の作者として有名な 540 00:36:36,700 --> 00:36:40,200 その厳しさを 歌に残しています。 541 00:36:53,130 --> 00:36:57,330 最後の力を振り絞って 当時の人も 542 00:36:57,330 --> 00:37:00,000 山頂を目指したにちがいありません。 543 00:37:00,000 --> 00:37:00,630 山頂を目指したにちがいありません。 544 00:37:00,630 --> 00:37:03,840 「身を粉に砕く」ですから。 545 00:37:05,560 --> 00:37:08,700 登り始めから1時間。 546 00:37:08,700 --> 00:37:14,200 たどりつきました! ついに 標高1,200mの県境に 547 00:37:20,870 --> 00:37:23,770 (上野)まだ越えてない ギリね。 (山口)まだ越えてない まだ越えてない。 548 00:37:28,200 --> 00:37:30,000 今 ここ 見てもらったら分かるけど。 549 00:37:30,000 --> 00:37:31,740 今 ここ 見てもらったら分かるけど。 550 00:37:31,740 --> 00:37:34,630 一行を迎えてくれたのは 551 00:37:34,630 --> 00:37:40,530 全国的にも珍しい神社。 県境をまたいで建てられた 552 00:37:43,400 --> 00:37:47,100 1,900年以上前とされ 創建は 553 00:37:47,100 --> 00:37:49,800 旅人の安全を 峠を越える 554 00:37:49,800 --> 00:37:53,200 見守り続けてきました。 ずっと 555 00:37:55,500 --> 00:37:57,930 ここまでの 道中の報告と 556 00:37:57,930 --> 00:38:00,000 祈ります。 この先も 無事に氷を届けられるよう 557 00:38:00,000 --> 00:38:04,100 祈ります。 この先も 無事に氷を届けられるよう 558 00:38:04,100 --> 00:38:07,630 (かしわ手) 559 00:38:07,630 --> 00:38:09,560 届きますように 無事に。 560 00:38:09,560 --> 00:38:14,200 氷 解けないでって祈ったのかしら。 これ みんな 561 00:38:14,200 --> 00:38:16,170 よ〜し! いくよ〜。 562 00:38:16,170 --> 00:38:18,460 (一同)せ〜の! よ〜し! 563 00:38:20,430 --> 00:38:23,030 群馬! 564 00:38:23,030 --> 00:38:27,870 まあ一応 関東に入ってきましたね。 長野ありがとう〜! 565 00:38:27,870 --> 00:38:29,930 急に軽くなった! 566 00:38:29,930 --> 00:38:30,000 やっぱ 随分ねえ 違いますよね そりゃあ。 まあ 下り坂になるとね 567 00:38:30,000 --> 00:38:34,530 やっぱ 随分ねえ 違いますよね そりゃあ。 まあ 下り坂になるとね 568 00:38:38,500 --> 00:38:43,170 そうだねえ。 雨降ると やっぱり 体力消耗しますし。 569 00:38:43,170 --> 00:38:45,100 氷も心配ですし。 570 00:38:45,100 --> 00:38:49,700 更に 雨足が強くなってきました。 峠を越えると 571 00:38:51,630 --> 00:38:57,100 いよいよ 関東平野。 それでも ここを下りきれば 572 00:38:57,100 --> 00:38:59,800 何か 今日の「歴史探偵」のVTR 573 00:38:59,800 --> 00:39:00,000 大スペクタクルだね! 574 00:39:00,000 --> 00:39:01,740 大スペクタクルだね! 575 00:39:01,740 --> 00:39:04,200 ねえ? (河合)ほんとですね。 576 00:39:04,200 --> 00:39:07,700 江戸までは あと少しです。 577 00:39:14,300 --> 00:39:16,630 そして4日目。 578 00:39:16,630 --> 00:39:19,930 ああ 最終日! 頑張れ! 579 00:39:35,000 --> 00:39:37,900 道のりに およそ105kmの 580 00:39:37,900 --> 00:39:40,900 ありません。 もう 上り坂は 581 00:39:42,870 --> 00:39:48,170 一気に駆け抜けていきます。 関東平野を 582 00:39:52,460 --> 00:39:57,590 荒川の橋に さしかかりました。 ついに 江戸へと渡る 583 00:39:57,590 --> 00:39:59,900 東京 来た! 584 00:39:59,900 --> 00:40:00,000 あぁ〜! 585 00:40:00,000 --> 00:40:02,700 あぁ〜! 586 00:40:02,700 --> 00:40:05,300 よう来た よう来た! 587 00:40:11,130 --> 00:40:13,630 ありがとうございます。 (千田)アハハッ! 588 00:40:15,630 --> 00:40:17,560 ありがとうございま〜す! 589 00:40:17,560 --> 00:40:20,500 ありがとうございます 皆さん。 ねえ。 ありがたいです。 590 00:40:20,500 --> 00:40:22,700 そして…。 591 00:40:25,300 --> 00:40:28,000 ついに… 592 00:40:29,900 --> 00:40:30,000 かつて加賀藩の屋敷があった たどりついたのは 593 00:40:30,000 --> 00:40:33,200 かつて加賀藩の屋敷があった たどりついたのは 594 00:40:33,200 --> 00:40:36,500 東京大学の赤門前です。 595 00:40:38,630 --> 00:40:43,590 赤門が建てられたのは 1827年。 596 00:40:43,590 --> 00:40:46,200 当時 加賀前田家が 597 00:40:46,200 --> 00:40:50,200 11代将軍 徳川家斉の娘 溶姫を 598 00:40:50,200 --> 00:40:52,840 正室に迎えるにあたって 599 00:40:52,840 --> 00:40:55,740 新築されたものです。 600 00:40:58,590 --> 00:41:00,000 はるばる運ばれてきた貴重な氷は こうして 金沢から 601 00:41:00,000 --> 00:41:03,930 はるばる運ばれてきた貴重な氷は こうして 金沢から 602 00:41:03,930 --> 00:41:07,430 無事 江戸城へ! 603 00:41:09,170 --> 00:41:13,400 イエイ! イエーイ! 604 00:41:22,700 --> 00:41:26,430 ほんとに見たい! アハハッ! 605 00:41:26,430 --> 00:41:28,630 そうやんなあ。 606 00:41:30,900 --> 00:41:32,930 いやいや いやいや いやいや いやいや。 607 00:41:32,930 --> 00:41:35,740 (拍手) すばらしい すばらしいです。 608 00:41:35,740 --> 00:41:38,590 さあさあ さあさあさあ ということで 609 00:41:38,590 --> 00:41:43,430 事務所にお持ちしました〜。 今回 金沢から東京に運んだものを 610 00:41:43,430 --> 00:41:47,970 お三方の もう汗と涙の結晶。 いや〜 これが! 611 00:41:47,970 --> 00:41:50,300 はぁ〜! そうです。 612 00:41:50,300 --> 00:41:53,200 で 誰も この中を見ていません。 613 00:41:53,200 --> 00:41:55,530 はい。 誰も見ていない? 614 00:41:55,530 --> 00:41:58,430 見ていない? あの 頑張って下さった お三方も 615 00:41:58,430 --> 00:42:00,000 じゃ ちょっと開けてみるか? はい。 616 00:42:00,000 --> 00:42:00,430 じゃ ちょっと開けてみるか? はい。 617 00:42:00,430 --> 00:42:03,840 誰だ? おっ スタッフ。 はい お願いします。 618 00:42:03,840 --> 00:42:06,070 今日は もう総出で。 ああ 来た! 619 00:42:06,070 --> 00:42:08,930 総出で。 いや ちょっと…。 620 00:42:08,930 --> 00:42:10,900 お〜 開いたよ! あ〜 今 蓋が開きました! 621 00:42:10,900 --> 00:42:12,930 これを 開けていきます。 622 00:42:12,930 --> 00:42:15,500 どんどん開ける どんどん開ける。 いや〜 もう美術さんが 623 00:42:15,500 --> 00:42:17,970 ありませんよ 河合先生! そんな ダジャレ言ってる場合じゃ 624 00:42:17,970 --> 00:42:19,930 これが内箱です 内箱。 ここで! 625 00:42:19,930 --> 00:42:22,130 内箱の蓋が… 開きました〜! 内箱! 626 00:42:22,130 --> 00:42:24,070 あ〜 まだあります! まだある! 627 00:42:24,070 --> 00:42:27,330 厳重も厳重。 いけない。 やっぱり 厳重にしておかなければ 628 00:42:27,330 --> 00:42:29,700 今 こう笹がね ありますけども ということで 629 00:42:29,700 --> 00:42:30,000 かき分けていきますと これを ちょっと 630 00:42:30,000 --> 00:42:33,130 かき分けていきますと これを ちょっと 631 00:42:33,130 --> 00:42:35,800 いよいよ 氷がありますので。 632 00:42:35,800 --> 00:42:37,740 じゃ いきます! 633 00:42:37,740 --> 00:42:39,660 重い⁉ おっと⁉ おっ…! 634 00:42:39,660 --> 00:42:44,170 お手伝いしますよ。 重そうじゃないの? 重そうじゃないの? 635 00:42:44,170 --> 00:42:46,870 お〜 重そう。 結構ありますね。 636 00:42:46,870 --> 00:42:49,200 解けてはいないぞ! 結構…。 637 00:42:49,200 --> 00:42:52,030 少なくとも 全部 水にはなってないぞ。 ありがとうございます。 638 00:42:52,030 --> 00:42:53,970 来ました〜! お〜 重たい。 639 00:42:53,970 --> 00:42:56,200 来たねえ。 急げ! ねえ 来ました。 640 00:42:56,200 --> 00:42:58,970 急ぎたまえ 副所長と山田探偵! 641 00:42:58,970 --> 00:43:00,000 冷たいです! 所長! ちょっと冷たいですよ! 642 00:43:00,000 --> 00:43:01,100 冷たいです! 所長! ちょっと冷たいですよ! 643 00:43:01,100 --> 00:43:04,000 そう! 644 00:43:04,000 --> 00:43:06,900 ご覧下さい! あっ!あ! 645 00:43:06,900 --> 00:43:10,630 よかった。 まず あってよかった。 なんと! 646 00:43:10,630 --> 00:43:13,300 これが 何キロ残ってるかです。 …で気になるのは 647 00:43:13,300 --> 00:43:15,260 いきますよ。 25kgだったね。 648 00:43:15,260 --> 00:43:18,530 何キロなのか。 さあ 所長 是非 はかりの数字を。 649 00:43:18,530 --> 00:43:22,930 (渡邊 山田)離します… よっ! 置いて下さい。 650 00:43:22,930 --> 00:43:26,630 おっ! 9.58kg。 651 00:43:26,630 --> 00:43:30,000 まあ 約10kgだとすると 15kg。 もともと 25kgあったんで 652 00:43:30,000 --> 00:43:32,100 まあ 約10kgだとすると 15kg。 もともと 25kgあったんで 653 00:43:32,100 --> 00:43:34,170 半分以上は解けてしまった。 654 00:43:34,170 --> 00:43:38,300 いや これリアルだね これねえ。 でも! それに 655 00:43:38,300 --> 00:43:40,260 ほんとにこれ もう 思ったより これ 皆さん 656 00:43:40,260 --> 00:43:42,630 今 やってますけど。 ガチのドキュメントで 657 00:43:42,630 --> 00:43:45,840 ね すごいですね! すごい塊ですね。 658 00:43:45,840 --> 00:43:49,430 氷を手に入れるために いや ほんとに この夏場に 659 00:43:49,430 --> 00:43:52,400 こう… ねっ これだけ大変な思いをね。 660 00:43:52,400 --> 00:43:55,530 っていうようなね…。 ちょっとでも 多く残ってた方がいい 661 00:43:55,530 --> 00:43:58,100 将軍家に届けれなかったら。 責任問題ですからね 662 00:43:58,100 --> 00:44:00,000 いや〜。 そうだよね 必死だよね それこそね。 663 00:44:00,000 --> 00:44:02,030 いや〜。 そうだよね 必死だよね それこそね。 664 00:44:02,030 --> 00:44:04,700 ねえ ほんとだねえ。 ほんと 一大プロジェクトでしたね。 665 00:44:04,700 --> 00:44:07,330 これ 触っていいのかなあ? 今も昔も。 666 00:44:07,330 --> 00:44:09,300 いいですか? 触っていい? 667 00:44:09,300 --> 00:44:14,430 私 今から言います。 え〜 皆さん もう当たり前のことを 668 00:44:14,430 --> 00:44:16,800 アハハハッ! 669 00:44:16,800 --> 00:44:20,070 氷が こんなにありがたいって私ね。 いや〜 ありがたい。 670 00:44:20,070 --> 00:44:24,740 今年の夏のかき氷は おいしく…。 これ もう 一段とね 671 00:44:24,740 --> 00:44:26,970 ありがたく感じますよ。 感じられそうですか? 672 00:44:26,970 --> 00:44:29,400 今 あるのが当たり前ですけど 氷ね。 673 00:44:29,400 --> 00:44:30,000 よくね〜。 よくぞ残ってくれました。 674 00:44:30,000 --> 00:44:32,400 よくね〜。 よくぞ残ってくれました。 675 00:44:32,400 --> 00:44:35,200 ねっ。 いろんなことが分かりました。 676 00:44:35,200 --> 00:44:38,100 ありがとうございます ほんとに。 氷のありがたみ感じました ほんとに。 677 00:44:38,100 --> 00:44:41,000 ありがとうございます。