1 00:00:33,493 --> 00:00:35,478 (定吉)坂本龍馬。→ 2 00:00:35,478 --> 00:00:39,778 北辰一刀流 目録を与える。 3 00:00:41,818 --> 00:00:44,504 (岩崎弥太郎)<安政5年→ 4 00:00:44,504 --> 00:00:52,162 龍馬の 2度目の江戸剣術修行が 終わりの日を迎えたがぜよ> 5 00:00:52,162 --> 00:00:56,316 (重太郎) ついに ここまで来たな 坂本君。 6 00:00:56,316 --> 00:00:58,335 おめでとうございます。 7 00:00:58,335 --> 00:01:01,838 (龍馬)ありがとうございます! 8 00:01:01,838 --> 00:01:04,491 (定吉)剣の道を極めたからには→ 9 00:01:04,491 --> 00:01:10,497 人としての道も 己で切り開いていかねばならん。→ 10 00:01:10,497 --> 00:01:13,483 楽なことではないぞ 坂本。 11 00:01:13,483 --> 00:01:15,502 …はい! 12 00:01:15,502 --> 00:01:20,991 その苦難を 乗り越えていけば そこに ほかの誰でもない→ 13 00:01:20,991 --> 00:01:25,829 坂本龍馬の生きる道が 見えてくるはずじゃ。 14 00:01:25,829 --> 00:01:33,329 先生の今のお言葉 決して 忘れませんき! 15 00:01:38,658 --> 00:01:46,332 ♪♪~(テーマ音楽) 16 00:01:46,332 --> 00:04:16,666 ♪♪~ 17 00:04:16,666 --> 00:04:22,866 ♪♪~ 18 00:04:24,991 --> 00:04:32,191 ≪やあ! やあ! やあ! 19 00:04:39,489 --> 00:04:43,159 坂本さん。 20 00:04:43,159 --> 00:04:45,859 お佐那様。 21 00:04:47,830 --> 00:04:52,530 これで お別れなのですか? 22 00:04:56,823 --> 00:05:00,023 …はい。 23 00:05:03,479 --> 00:05:08,501 私は…→ 24 00:05:08,501 --> 00:05:15,158 あなたのことを お慕い申しておりました。 25 00:05:15,158 --> 00:05:22,498 土佐には 大事なもんがあるがです。 26 00:05:22,498 --> 00:05:28,488 わしにとって 掛けがえのないもんが。 27 00:05:28,488 --> 00:05:34,488 わしは そこに 帰らんといかんがですき。 28 00:05:37,163 --> 00:05:43,463 それは あなたの道なのですか? 29 00:05:47,490 --> 00:05:49,490 …はい! 30 00:05:55,498 --> 00:05:58,498 そう…。 31 00:06:07,660 --> 00:06:16,160 あなたと剣を交えた日々は それは楽しゅうございました。 32 00:06:21,491 --> 00:06:24,691 お元気で。 33 00:06:32,485 --> 00:06:34,485 ありがとうございます。 34 00:06:37,156 --> 00:06:40,356 さようなら。 35 00:06:43,496 --> 00:06:46,482 失礼します。 36 00:06:46,482 --> 00:07:18,782 ♪♪~ 37 00:07:23,169 --> 00:07:27,990 <龍馬が 江戸での修行を終えた この年→ 38 00:07:27,990 --> 00:07:34,647 日本は アメリカと 修好通商条約を結んだがじゃ。→ 39 00:07:34,647 --> 00:07:41,154 それは アメリカだけが得をする 条約じゃった。→ 40 00:07:41,154 --> 00:07:46,492 そんな条約の締結を 独断で受け入れたがが→ 41 00:07:46,492 --> 00:07:52,148 幕府の大老 あの 井伊直弼ぜよ> 42 00:07:52,148 --> 00:07:56,986 わしに異を唱える者は 何も分かっておらん。 43 00:07:56,986 --> 00:08:02,058 条約締結を拒んで アメリカと 戦になれば→ 44 00:08:02,058 --> 00:08:07,258 日本に 勝ち目はないのじゃ。 45 00:08:14,504 --> 00:08:17,490 (権平) これが 北辰一刀流の目録…! 46 00:08:17,490 --> 00:08:21,494 なんと すばらしい! ようやった 龍馬さん! 47 00:08:21,494 --> 00:08:24,194 龍馬叔父ちゃん すごい! 48 00:08:26,149 --> 00:08:29,986 姉やん! 姉やんも ちゃんと 見てつかあさい。 49 00:08:29,986 --> 00:08:33,823 見たいけんど…。 50 00:08:33,823 --> 00:08:37,827 旦那様を差し置いて 見るわけには…。 51 00:08:37,827 --> 00:08:40,496 あ…。 52 00:08:40,496 --> 00:08:42,982 これは これは 岡上殿。 53 00:08:42,982 --> 00:08:46,002 どうぞ どうぞ。 一緒に ご覧下さいませ。 54 00:08:46,002 --> 00:08:49,989 いやいや… これは かたじけない。 さあ さあ! 55 00:08:49,989 --> 00:08:53,826 おお 大したもんじゃ。 56 00:08:53,826 --> 00:08:55,828 まっこと! 57 00:08:55,828 --> 00:08:57,997 医者のわしには よう分からんけんど→ 58 00:08:57,997 --> 00:09:00,817 幼いころから 剣の修行に 励んじょったがじゃろうのぉ→ 59 00:09:00,817 --> 00:09:03,820 龍馬殿は。 子供のころは→ 60 00:09:03,820 --> 00:09:07,490 そりゃあ お乙女姉やんに しごかれたがです。 61 00:09:07,490 --> 00:09:10,493 龍馬! 旦那様の前で そんなこと! 62 00:09:10,493 --> 00:09:12,495 いやいや おまんが→ 63 00:09:12,495 --> 00:09:14,497 坂本のお仁王様と 呼ばれちょったことは→ 64 00:09:14,497 --> 00:09:17,316 もう聞いちゅう。 誰が そんなことを! 65 00:09:17,316 --> 00:09:20,820 私やち この家に来る前から 知っちょりましたよ。 66 00:09:20,820 --> 00:09:23,823 私も。 誰やち 知っちゅう。 67 00:09:23,823 --> 00:09:28,494 お! 生意気なことを 言うようになったのぉ 春猪。 68 00:09:28,494 --> 00:09:31,494 ハハハハハハ! 69 00:09:33,166 --> 00:09:39,155 しかし 姉やんが 嫁に行くとはのぉ。 ハハハ! 70 00:09:39,155 --> 00:09:43,159 あんな しおらしい姉やんは 初めて見たぜよ。 71 00:09:43,159 --> 00:09:48,214 ほんまは 窮屈で たまらんぞね 岡上の家は…。 72 00:09:48,214 --> 00:09:54,170 働き者で 体が丈夫やったら 誰でもよかったがじゃ あの人は。 73 00:09:54,170 --> 00:09:58,470 …わしは どう答えたらえいがじゃ。 74 00:10:00,159 --> 00:10:05,459 おまんは 好きな人と 夫婦にならんといかんよ。 75 00:10:09,151 --> 00:10:11,504 …もちろんじゃ。 76 00:10:11,504 --> 00:10:15,491 えっ? おまん…! 77 00:10:15,491 --> 00:10:18,811 おまん 誰か えい人がおるが?! 78 00:10:18,811 --> 00:10:21,497 いや… それは 言えんちや。 79 00:10:21,497 --> 00:10:23,482 どういて 姉やんに言えんぞね! 80 00:10:23,482 --> 00:10:25,484 こら! どういてゆうても…。 81 00:10:25,484 --> 00:10:27,486 龍馬! 言えんちや! 82 00:10:27,486 --> 00:10:29,488 教えなさいや! 83 00:10:29,488 --> 00:10:32,491 龍馬 教えなさいや! 84 00:10:32,491 --> 00:10:34,994 あっ! 龍馬! 85 00:10:34,994 --> 00:10:37,330 熱~っ! 86 00:10:37,330 --> 00:10:40,630 やめてくれ~! 87 00:10:46,822 --> 00:10:51,160 わしの手紙は 届いちょったかえ? 88 00:10:51,160 --> 00:10:56,816 もらう度に 何べんも何べんも 読み返しよったき。 89 00:10:56,816 --> 00:10:58,816 そうかえ。 90 00:11:00,820 --> 00:11:02,838 おお そうじゃ! 91 00:11:02,838 --> 00:11:05,491 おまんに 土産を買うてきた。 92 00:11:05,491 --> 00:11:07,491 え? 93 00:11:09,829 --> 00:11:11,831 ほれ。 94 00:11:11,831 --> 00:11:14,531 私に…? うん! 95 00:11:16,335 --> 00:11:19,535 つけても えいか? 96 00:11:32,818 --> 00:11:35,488 やっぱりじゃ! 97 00:11:35,488 --> 00:11:38,157 よう 似合うちゅう! 98 00:11:38,157 --> 00:11:40,857 ありがとう。 99 00:11:44,814 --> 00:11:47,166 わしはの 加尾。 100 00:11:47,166 --> 00:11:53,155 坂本龍馬ゆう人間が これから 何をするがか→ 101 00:11:53,155 --> 00:11:56,158 もう わくわくしちゅう! 102 00:11:56,158 --> 00:11:59,829 土佐で 剣術を教えるがも えい。 103 00:11:59,829 --> 00:12:04,900 あっ… けんど 兄上に道場を 建ててもらうつもりはないぜよ。 104 00:12:04,900 --> 00:12:09,155 そこいらの空き地で 子供らを集めて→ 105 00:12:09,155 --> 00:12:12,491 ほんで 人が ようけ集まってきたら→ 106 00:12:12,491 --> 00:12:16,491 わしは 自分で 道場を建てるがじゃ。 107 00:12:20,499 --> 00:12:22,818 ほんでのぉ→ 108 00:12:22,818 --> 00:12:27,657 いつか 黒船も造りたい! 109 00:12:27,657 --> 00:12:29,659 黒船? 110 00:12:29,659 --> 00:12:35,498 でっかい黒船を持ってのぉ 世界中を 旅して回るがじゃ! 111 00:12:35,498 --> 00:12:41,153 家族と…→ 112 00:12:41,153 --> 00:12:45,491 おまんを乗せての。 113 00:12:45,491 --> 00:12:48,291 え…? 114 00:12:51,997 --> 00:12:54,817 加尾。 115 00:12:54,817 --> 00:12:58,487 わしは もう どこへも行かん。 116 00:12:58,487 --> 00:13:01,987 おまんのそばに おるき。 117 00:13:07,163 --> 00:13:14,163 わしの 女房になってくれんかえ。 118 00:13:19,825 --> 00:13:22,525 …はい。 119 00:13:25,998 --> 00:13:32,198 長い間 待たせて すまんかったの。 120 00:13:38,160 --> 00:13:40,460 加尾…。 121 00:13:42,481 --> 00:13:46,986 加尾 そんなに泣くなや。 122 00:13:46,986 --> 00:13:50,186 そんなこと言うたち…! 123 00:13:52,057 --> 00:13:54,493 加尾。 124 00:13:54,493 --> 00:14:08,808 ♪♪~ 125 00:14:08,808 --> 00:14:12,478 こちらでございます。 126 00:14:12,478 --> 00:14:16,148 うっ…! なんちゅう においじゃ! 127 00:14:16,148 --> 00:14:20,448 おい 退け。 退け! 128 00:14:22,655 --> 00:14:26,492 何ぜよ これは? 商いの算術だそうで。 129 00:14:26,492 --> 00:14:29,812 こいつが 岩崎か。 130 00:14:29,812 --> 00:14:32,314 (弥太郎)…誰ぜ。 131 00:14:32,314 --> 00:14:35,835 わしは 幡多郡奉行 後藤象二郎じゃ。 132 00:14:35,835 --> 00:14:38,988 叔父の使いで来たがじゃ。 133 00:14:38,988 --> 00:14:43,993 叔父? (象二郎)吉田東洋様じゃ。 134 00:14:43,993 --> 00:14:47,193 象二郎。 はっ。 135 00:14:49,498 --> 00:14:52,501 岩崎弥太郎を 牢から出しちゃれ。 136 00:14:52,501 --> 00:14:54,501 はっ。 137 00:14:57,173 --> 00:15:02,495 <そのころ 吉田東洋様は 謹慎を解かれ→ 138 00:15:02,495 --> 00:15:05,831 参政に 返り咲いちょった。→ 139 00:15:05,831 --> 00:15:10,169 それは 井伊直弼の政を批判し→ 140 00:15:10,169 --> 00:15:14,490 隠居させられた 藩主 山内豊信公から→ 141 00:15:14,490 --> 00:15:18,143 土佐の政を任されたきじゃ> 142 00:15:18,143 --> 00:15:22,832 幕府の大老ともあろう者が…→ 143 00:15:22,832 --> 00:15:25,532 了見の 狭いことを! 144 00:15:30,990 --> 00:15:35,995 <そんな吉田様が 最初に 手をつけたがは→ 145 00:15:35,995 --> 00:15:40,165 土佐藩の改革じゃった> 146 00:15:40,165 --> 00:15:47,990 わしも含め 皆の禄高を これより 5割 差し引く。 147 00:15:47,990 --> 00:15:50,326 5割?! 暮らしていけんぜよ! 148 00:15:50,326 --> 00:15:57,499 側用人などの無用の職も廃する。 149 00:15:57,499 --> 00:16:04,199 これまで ご苦労であった 柴田殿。 150 00:16:07,159 --> 00:16:09,161 お館様! こらえて下さい! 151 00:16:09,161 --> 00:16:11,830 吉田東洋め! お館様! 152 00:16:11,830 --> 00:16:16,819 あいつは この わしを 城から追い出す気ぜよ! 153 00:16:16,819 --> 00:16:19,171 旦那様! 旦那様…。 154 00:16:19,171 --> 00:16:21,156 ああ~! 155 00:16:21,156 --> 00:16:25,160 武市半平太と申す者が お目に かかりたいと…。 156 00:16:25,160 --> 00:16:27,146 武市?! 157 00:16:27,146 --> 00:16:29,164 今や 世の中には→ 158 00:16:29,164 --> 00:16:34,486 異国は 断固 打ち払うべしという 攘夷の機運が高まりつつあります。 159 00:16:34,486 --> 00:16:39,491 けんど 吉田様は それが 分かっちょられません。 160 00:16:39,491 --> 00:16:44,146 一刻も はよう 柴田様が 藩政に戻って頂かんと→ 161 00:16:44,146 --> 00:16:48,834 土佐藩の行く末は ないがです。 162 00:16:48,834 --> 00:16:52,154 武市と申したな。 はっ! 163 00:16:52,154 --> 00:16:58,494 おんしに 東洋を追い出す策が あるというがかえ。 164 00:16:58,494 --> 00:17:02,147 土佐に 攘夷の嵐が巻き起こったら→ 165 00:17:02,147 --> 00:17:05,484 吉田様は 失脚するですろう。 166 00:17:05,484 --> 00:17:07,984 攘夷の嵐? 167 00:17:09,822 --> 00:17:12,491 (半平太)待たせてすまん。 (収二郎)いえ。 168 00:17:12,491 --> 00:17:15,995 誰も来んよう 下で見張っちょれ。 169 00:17:15,995 --> 00:17:19,695 ちっくと 難しい話じゃき。 170 00:17:22,818 --> 00:17:25,988 おまんら 京におられる→ 171 00:17:25,988 --> 00:17:29,158 三条実美様という お方を 知っちゅうかえ? 172 00:17:29,158 --> 00:17:31,477 三条実美様…? 173 00:17:31,477 --> 00:17:33,829 (半平太) お公家様の中で→ 174 00:17:33,829 --> 00:17:36,498 最も 攘夷に 熱心な お方じゃ。 175 00:17:36,498 --> 00:17:38,817 その お方が? 実はのぉ→ 176 00:17:38,817 --> 00:17:42,321 柴田様から このようなことを言われた。→ 177 00:17:42,321 --> 00:17:49,521 三条実美様に 取り入るために 隠密を送り込めと。 178 00:17:51,664 --> 00:17:53,666 隠密? 179 00:17:53,666 --> 00:17:58,737 我らが お殿様の妹君 恒姫様は 誰に嫁がれた? 180 00:17:58,737 --> 00:18:02,157 京の公睦様…。 181 00:18:02,157 --> 00:18:04,827 その公睦様の弟が→ 182 00:18:04,827 --> 00:18:09,481 三条実美様ながぜよ。 183 00:18:09,481 --> 00:18:14,486 恒姫様の お世話係として 隠密を送り込むがじゃ。 184 00:18:14,486 --> 00:18:16,655 なるほど…。 185 00:18:16,655 --> 00:18:21,994 おまんら 誰か この役目に ふさわしい女子を知らんかえ。 186 00:18:21,994 --> 00:18:27,049 <そのころ わしは 吉田東洋様に命じられ→ 187 00:18:27,049 --> 00:18:30,486 長崎へ行くこととなった。→ 188 00:18:30,486 --> 00:18:35,157 吉田様は わしが 獄中で書いた 意見書を読み→ 189 00:18:35,157 --> 00:18:39,457 わしに 商売の才があると 見抜かれたがじゃ> 190 00:18:49,321 --> 00:18:51,323 はっ! 191 00:18:51,323 --> 00:18:53,325 ≪はっ! 192 00:18:53,325 --> 00:18:55,494 弥太郎? おまん→ 193 00:18:55,494 --> 00:18:58,147 どういて そんな こぎれいな格好をしちゅう。 194 00:18:58,147 --> 00:19:02,151 悪いか! いや~ 見違えるほどぜよ。 195 00:19:02,151 --> 00:19:06,155 どういて えい気分の時に おまんの顔を見んといかんがじゃ。 196 00:19:06,155 --> 00:19:08,991 ああ… 素振りをしに来たがじゃ。 197 00:19:08,991 --> 00:19:11,827 ここなら 誰にも 邪魔されんきにの。 198 00:19:11,827 --> 00:19:13,829 なるほど。 199 00:19:13,829 --> 00:19:16,498 北辰一刀流の目録を もろうたことを→ 200 00:19:16,498 --> 00:19:19,985 言いふらして回っちゅうわけか。 201 00:19:19,985 --> 00:19:23,489 そういうところは 相変わらずじゃの! 202 00:19:23,489 --> 00:19:26,158 ハハハハハ! 相変わらず? 203 00:19:26,158 --> 00:19:30,829 わしは 今までの 岩崎弥太郎とは違うがぜよ。 204 00:19:30,829 --> 00:19:35,818 これから 長崎へ 発つがじゃき。 長崎? 205 00:19:35,818 --> 00:19:38,987 吉田様から おおせつかったがじゃ。 206 00:19:38,987 --> 00:19:42,007 吉田東洋様か?! 次に 会うた時には→ 207 00:19:42,007 --> 00:19:47,996 おまんが もう挨拶もできんほどの 身分になっちゅうかもの わしは! 208 00:19:47,996 --> 00:19:49,982 ハハハハハハ! 209 00:19:49,982 --> 00:19:52,484 その勢いじゃ! 210 00:19:52,484 --> 00:19:54,984 頑張りや 弥太郎! 211 00:20:08,834 --> 00:20:11,320 ≪(収二郎)加尾。 212 00:20:11,320 --> 00:20:15,320 はい。 ≪入ってえいかえ? 213 00:20:17,493 --> 00:20:19,493 どうぞ。 214 00:20:27,820 --> 00:20:30,656 おまんに 話がある。 215 00:20:30,656 --> 00:20:36,856 …私も 兄上と お話したいと 思っちょったところです。 216 00:20:41,984 --> 00:20:45,487 お殿様の妹君であられる 恒姫様が→ 217 00:20:45,487 --> 00:20:50,809 京におられることは知っちゅうの。 …はい。 218 00:20:50,809 --> 00:20:55,831 恒姫様のお世話係を 武市先生が探しておられゆう。 219 00:20:55,831 --> 00:21:01,170 わしは おまんを推挙した。 220 00:21:01,170 --> 00:21:04,656 お世話係ゆうても 本当の役目は ほかにある。 221 00:21:04,656 --> 00:21:07,476 お待ち下さい…。 三条実美様の動きを→ 222 00:21:07,476 --> 00:21:09,494 わしらに伝えることやき。 兄上。 223 00:21:09,494 --> 00:21:14,194 これは 攘夷にとって 大事な役目ぜよ。 224 00:21:17,502 --> 00:21:21,502 京に行ってくれ 加尾。 225 00:21:27,162 --> 00:21:32,985 それは… いつまで? 226 00:21:32,985 --> 00:21:35,821 恐らく…→ 227 00:21:35,821 --> 00:21:39,821 生涯 向こうで暮らすことになるろう。 228 00:21:42,477 --> 00:21:44,830 嫌です…。 229 00:21:44,830 --> 00:21:47,833 どういて 私ながですか? 230 00:21:47,833 --> 00:21:51,153 私は 土佐を離れとうない。 231 00:21:51,153 --> 00:21:55,991 土佐で お嫁入りして 幸せに暮らしたいがです。 232 00:21:55,991 --> 00:21:58,691 …龍馬かえ。 233 00:22:01,063 --> 00:22:03,148 あいつは 許さん! どういて?! 234 00:22:03,148 --> 00:22:06,001 攘夷の何たるかを知ろうとせず 国の存亡の危機に→ 235 00:22:06,001 --> 00:22:08,670 立ち上がろうともせん男にら おまんを やれるか! 236 00:22:08,670 --> 00:22:12,157 龍馬さんには 龍馬さんの考え方があるがじゃ! 237 00:22:12,157 --> 00:22:15,857 兄の言うことが聞けんがか! 238 00:22:23,485 --> 00:22:25,487 加尾。 239 00:22:25,487 --> 00:22:27,487 加尾! 240 00:22:31,493 --> 00:22:34,146 (半平太)女子は ほかにもおる。 241 00:22:34,146 --> 00:22:40,485 なにも 妹を差し出すことは なかろう 収二郎。 242 00:22:40,485 --> 00:22:42,487 武市先生! 243 00:22:42,487 --> 00:22:47,159 わしらは 下士に生まれた苦しみを 死ぬほど 味おうちゅう。 244 00:22:47,159 --> 00:22:52,998 加尾も 土佐におるかぎり 上士から 犬猫同然の扱いを受け→ 245 00:22:52,998 --> 00:22:57,486 一生 虐げられて 生きていくがです。 246 00:22:57,486 --> 00:23:05,494 そんな女子が 恒姫様のお世話係になれるら→ 247 00:23:05,494 --> 00:23:10,494 こんな幸せなことが あるろうか…! 248 00:23:14,002 --> 00:23:21,810 わしは… 妹の幸せを 願うちゅうきこそ→ 249 00:23:21,810 --> 00:23:26,331 京にやると決めたがです…。 250 00:23:26,331 --> 00:23:49,821 ♪♪~ 251 00:23:49,821 --> 00:23:52,521 お加尾ちゃん? 252 00:23:56,495 --> 00:23:59,164 お加尾ちゃん…。 253 00:23:59,164 --> 00:24:01,333 お乙女さん…。 254 00:24:01,333 --> 00:24:05,504 龍馬… 龍馬! 龍馬! 255 00:24:05,504 --> 00:24:08,490 何ぜ 姉やん。 256 00:24:08,490 --> 00:24:11,190 …加尾! 257 00:24:14,146 --> 00:24:16,314 どういたがぜよ?! 258 00:24:16,314 --> 00:24:30,979 ♪♪~ 259 00:24:30,979 --> 00:24:32,998 冨。 260 00:24:32,998 --> 00:24:35,817 はい。 もう 休み。 261 00:24:35,817 --> 00:24:39,154 風邪気味やのに 無理をしたらいかん。 262 00:24:39,154 --> 00:24:42,491 いえ…。 263 00:24:42,491 --> 00:24:46,995 わしに 遠慮することはない。 264 00:24:46,995 --> 00:24:52,484 …ほんなら 先に 休ませて頂きます。 265 00:24:52,484 --> 00:24:54,784 うん。 266 00:25:06,998 --> 00:25:11,498 (犬の鳴き声) 267 00:25:26,985 --> 00:25:34,826 わしは 子供の時分から 武市さんを尊敬しちょりました。 268 00:25:34,826 --> 00:25:38,997 武市さんの言うことは 正しい。 269 00:25:38,997 --> 00:25:42,484 武市さんのやることは 間違うちょらん。 270 00:25:42,484 --> 00:25:45,504 そう思うちょりました。 271 00:25:45,504 --> 00:25:48,824 今は 違うがか。 272 00:25:48,824 --> 00:25:54,496 武市さんが 変わってしもうたがです。 273 00:25:54,496 --> 00:25:59,167 江戸では 山本琢磨に 腹を切れと言い→ 274 00:25:59,167 --> 00:26:05,167 今度は 加尾に 京へ行けと言いゆう。 275 00:26:07,826 --> 00:26:14,149 攘夷ゆうもんは 幼なじみを 人柱にせんといかんほど→ 276 00:26:14,149 --> 00:26:18,487 大事なものながですか?! 277 00:26:18,487 --> 00:26:20,987 言うまでもないのぉ。 278 00:26:23,825 --> 00:26:27,812 ほんなら 今から 以蔵らと 下田まで行って→ 279 00:26:27,812 --> 00:26:29,998 異人ら たたき殺したらえいがじゃ! 280 00:26:29,998 --> 00:26:37,489 異国から 日本を守るためには 今の幕府を 正さんといかん。 281 00:26:37,489 --> 00:26:43,161 幕府を正すためには 土佐藩が 強うならんといかん。 282 00:26:43,161 --> 00:26:50,001 そのためには わしらが 藩の中で 力を持たんといかんがぜよ! 283 00:26:50,001 --> 00:26:53,801 おまんは 加尾と別れとうないだけじゃ! 284 00:27:01,162 --> 00:27:04,165 …わしは→ 285 00:27:04,165 --> 00:27:09,154 加尾と 夫婦の約束をしたがです。 286 00:27:09,154 --> 00:27:12,954 加尾を 京へやるわけには いかんき。 287 00:27:16,161 --> 00:27:19,481 それが 侍の吐く言葉か! 288 00:27:19,481 --> 00:27:24,481 わしは 長い物に巻かれるような 生き方はしとうないき! 289 00:27:26,988 --> 00:27:30,158 世の中が どう変わろうが→ 290 00:27:30,158 --> 00:27:33,828 大事なもんは 命を懸けても守る! 291 00:27:33,828 --> 00:27:40,151 わしは この剣に そう誓うたがです! 292 00:27:40,151 --> 00:28:00,488 ♪♪~ 293 00:28:00,488 --> 00:28:03,992 けんど 驚いたのぉ。 294 00:28:03,992 --> 00:28:08,496 龍馬と お加尾ちゃんがのぉ。 295 00:28:08,496 --> 00:28:12,500 ごめんなさい。 黙っちょって…。 296 00:28:12,500 --> 00:28:15,487 お加尾ちゃんが 龍馬の嫁になってくれるなら→ 297 00:28:15,487 --> 00:28:19,991 うちは 願うてもないことじゃ。 298 00:28:19,991 --> 00:28:22,661 心配せんで えい。 299 00:28:22,661 --> 00:28:26,164 攘夷のために 龍馬と お加尾ちゃんが引き離されるら→ 300 00:28:26,164 --> 00:28:28,483 うちが許さんき! 301 00:28:28,483 --> 00:28:31,486 お乙女さん…。 302 00:28:31,486 --> 00:28:33,505 (足音) 303 00:28:33,505 --> 00:28:36,825 龍馬。 304 00:28:36,825 --> 00:28:42,125 武市さんと 話をしてきた。 それで? 305 00:28:51,489 --> 00:28:54,492 心配すな 加尾。 306 00:28:54,492 --> 00:28:58,163 おまんは わしが守っちゃる。 307 00:28:58,163 --> 00:29:04,502 よう言うた。 龍馬 よう言うた! 308 00:29:04,502 --> 00:29:08,490 けんど 今日のところは 家に帰れ。 309 00:29:08,490 --> 00:29:12,827 え…。 うちに 泊めるわけにはいかん。 310 00:29:12,827 --> 00:29:17,027 お加尾ちゃん。 うちが 送っていっちゃるき。 311 00:29:22,487 --> 00:29:27,992 明日 いつもの神社で待ちゆうき。 312 00:29:27,992 --> 00:29:31,492 …はい。 313 00:29:35,500 --> 00:29:41,990 龍馬は いつの間に あんなに男らしゅうなったがじゃ。 314 00:29:41,990 --> 00:29:44,159 え? 315 00:29:44,159 --> 00:29:49,159 お加尾ちゃんが うらやましゅうなったき! 316 00:29:50,982 --> 00:29:52,982 さあ。 317 00:30:06,498 --> 00:30:10,168 (男)何を迷いゆう。→ 318 00:30:10,168 --> 00:30:14,489 おまんは 攘夷に尽くすことで 名を上げ→ 319 00:30:14,489 --> 00:30:18,489 国を動かす男に なるがじゃないがか。 320 00:30:21,146 --> 00:30:24,165 何を気にしちゅう。 321 00:30:24,165 --> 00:30:27,465 龍馬の言うたことなど 忘れてしまえ。 322 00:30:29,487 --> 00:30:31,489 けんど…。 323 00:30:31,489 --> 00:30:34,492 そんなことで→ 324 00:30:34,492 --> 00:30:41,316 おまんは おまんが 望むような人間になれるがか? 325 00:30:41,316 --> 00:30:44,316 …黙れ! 326 00:30:50,492 --> 00:30:52,494 何じゃと? 327 00:30:52,494 --> 00:30:55,814 (半平太)恒姫様の世話係を そつなく務めながら→ 328 00:30:55,814 --> 00:30:58,983 三条実美様の動きを 探るゆう役目は→ 329 00:30:58,983 --> 00:31:02,170 やはり 平井加尾には 荷が重いですろう。 330 00:31:02,170 --> 00:31:05,824 武市。 わしは その女子で えいと言うたがじゃ。 331 00:31:05,824 --> 00:31:09,494 申し訳ございません! すぐに ほかの女子を探します。 332 00:31:09,494 --> 00:31:11,830 実は 二三 心当たりがございますき…。 333 00:31:11,830 --> 00:31:14,833 わしの顔に 泥を塗るつもりかえ! 334 00:31:14,833 --> 00:31:19,003 もう 恒姫様には 伝えてしもうたがぜよ。 335 00:31:19,003 --> 00:31:21,489 今更 女子を代えるというなら→ 336 00:31:21,489 --> 00:31:24,989 誰かに 腹を切ってもらわんと 収まらんのぉ! 337 00:31:34,486 --> 00:31:38,490 あった! お! ここにも あったぞ。 338 00:31:38,490 --> 00:31:40,492 本当? ああ! 339 00:31:40,492 --> 00:31:43,812 おお みんな ようけ集めたのぉ! 340 00:31:43,812 --> 00:31:45,830 お母やんに見せてくる! うん。 341 00:31:45,830 --> 00:31:47,816 おんちゃん まだ ここにおるがかえ? 342 00:31:47,816 --> 00:31:50,485 おう。 わしは ここで人を待ちゆうき。 343 00:31:50,485 --> 00:31:52,504 みんな 気ぃつけて帰りや。 344 00:31:52,504 --> 00:31:55,156 うん! さよなら! さよなら~! 345 00:31:55,156 --> 00:31:58,856 さよなら。 落としなや! 346 00:32:01,496 --> 00:32:03,982  回想  飛びや! 龍馬! 347 00:32:03,982 --> 00:32:07,001 飛びや 龍馬! はようせえ 龍馬! 348 00:32:07,001 --> 00:32:10,655 兄上 もう…。 加尾は 黙っちょけ!→ 349 00:32:10,655 --> 00:32:12,855 龍馬 はようせえ! 350 00:32:16,494 --> 00:32:18,496 わっ! これ…! 351 00:32:18,496 --> 00:32:22,483 うん うまい! うまいき 加尾! 352 00:32:22,483 --> 00:32:25,483 そんな 大げさに…。 353 00:32:28,156 --> 00:32:33,828 私は… 龍馬さんが好きやったのに。 354 00:32:33,828 --> 00:32:35,997 子供のころから→ 355 00:32:35,997 --> 00:32:38,797 ずっと 龍馬さんが好きやったのに! 356 00:32:41,986 --> 00:32:45,823 わしは 今も変わらず→ 357 00:32:45,823 --> 00:32:49,494 おまんのことが好きじゃ! 358 00:32:49,494 --> 00:33:17,794 ♪♪~ 359 00:33:28,166 --> 00:33:35,466 おまんが どういても 龍馬と添い遂げるゆうなら…。 360 00:33:43,982 --> 00:33:46,482 わしは…。 361 00:33:51,990 --> 00:33:54,490 …腹を切る! 362 00:33:59,163 --> 00:34:01,163 武市さん…?! 363 00:34:06,838 --> 00:34:08,823 おやめ下さい…。 364 00:34:08,823 --> 00:34:11,142 兄上… おやめ下さい! 365 00:34:11,142 --> 00:34:13,661 おやめ下さい! 兄上! 366 00:34:13,661 --> 00:34:16,164 兄上…! 367 00:34:16,164 --> 00:34:19,667 おやめ下さい! 368 00:34:19,667 --> 00:34:21,867 やめて下さい…! 369 00:34:27,992 --> 00:34:30,992 兄上…! 370 00:34:38,319 --> 00:34:41,119 (カラスの鳴き声) 371 00:35:04,829 --> 00:35:07,148 加尾! 372 00:35:07,148 --> 00:35:09,484 加尾! 373 00:35:09,484 --> 00:35:13,488 誰か おらんかえ? 374 00:35:13,488 --> 00:35:15,840 加尾! 375 00:35:15,840 --> 00:35:18,159 坂本様? 376 00:35:18,159 --> 00:35:21,496 やっぱり 坂本様じゃ! 長次郎…。 377 00:35:21,496 --> 00:35:23,815 いや 先程 平井様から うちの店に→ 378 00:35:23,815 --> 00:35:26,651 お祝いの饅頭の注文が。 え? 379 00:35:26,651 --> 00:35:30,851 どこか 遠くへ 行かれるみたいですね お加尾様。 380 00:35:36,978 --> 00:35:43,000 平井収二郎が妹 加尾にございます。 381 00:35:43,000 --> 00:35:51,159 この度 恒姫様への ご奉公を おおせつかりましたること→ 382 00:35:51,159 --> 00:35:56,497 この上なき幸せに存じます。→ 383 00:35:56,497 --> 00:36:01,819 お役目 有り難く 身命を捧げて 奉公致します。 384 00:36:01,819 --> 00:36:04,019 顔を見せい。 385 00:36:07,492 --> 00:36:12,830 美しい女子ではないか 武市。 はっ。 386 00:36:12,830 --> 00:36:15,483 役目は 心得ちゅうな。 387 00:36:15,483 --> 00:36:19,987 おまんの働き次第で 土佐を攘夷に染め→ 388 00:36:19,987 --> 00:36:26,160 吉田東洋を 追い出すことができるがじゃ。 389 00:36:26,160 --> 00:36:30,331 必ずや お役目 果たして参ります。 390 00:36:30,331 --> 00:36:32,483 おお よう言うた。 391 00:36:32,483 --> 00:36:39,490 ハハハハハハハハハハハ! 392 00:36:39,490 --> 00:36:42,160 ≪加尾! 393 00:36:42,160 --> 00:36:45,480 ≪加尾! どこじゃ 加尾! 394 00:36:45,480 --> 00:36:48,483 (柴田)何事ぜよ? ≪どこにおるがじゃ! 395 00:36:48,483 --> 00:36:52,987 加尾! どこじゃ 加尾! 行くな! 行くな 加尾! 396 00:36:52,987 --> 00:36:55,490 どこにおる! 加尾! 397 00:36:55,490 --> 00:36:57,490 この…! 398 00:37:02,163 --> 00:37:04,332 うっ…! 何ぜ こいつは! 399 00:37:04,332 --> 00:37:07,151 ああっ! うわっ…! 400 00:37:07,151 --> 00:37:09,170 加尾! 401 00:37:09,170 --> 00:37:14,225 どこにおる! 加尾! 加尾! 402 00:37:14,225 --> 00:37:18,830 行くな! 行くな 加尾! 403 00:37:18,830 --> 00:37:22,834 放せ! 放さんかえ! 404 00:37:22,834 --> 00:37:27,834 くそっ…! くそ~! 405 00:37:30,491 --> 00:37:32,827 あっ…! ううっ! 406 00:37:32,827 --> 00:37:35,163 ここは おんしの 立ち入れる所じゃない! 407 00:37:35,163 --> 00:37:37,163 出ていかんか! 408 00:37:39,167 --> 00:37:41,167 ああっ! 409 00:37:45,156 --> 00:37:47,325 ああ~っ! 抜く気かえ! 410 00:37:47,325 --> 00:37:50,811 龍馬…! ばかなことをすな! 411 00:37:50,811 --> 00:37:54,482 加尾は 自分で決めたがぜよ! 412 00:37:54,482 --> 00:37:56,500 自分で決めたがぜよ…! 413 00:37:56,500 --> 00:38:01,489 武市さん… 武市さん! 414 00:38:01,489 --> 00:38:05,493 収二郎に… 腹を切らせとうないと→ 415 00:38:05,493 --> 00:38:09,193 自ら 京へ行く道を選んだがぜよ! 416 00:38:11,816 --> 00:38:18,656 加尾… 加尾が 自分で…? 417 00:38:18,656 --> 00:38:22,994 自分で…?! 418 00:38:22,994 --> 00:38:26,664 自分で…。 419 00:38:26,664 --> 00:38:47,501 ♪♪~ 420 00:38:47,501 --> 00:38:50,154 加尾~! 421 00:38:50,154 --> 00:39:03,854 ♪♪~ 422 00:39:40,171 --> 00:39:45,471 お加尾ちゃんを 力ずくで 取り返すつもりかえ? 423 00:39:50,164 --> 00:39:53,834 私やち 悔しいがじゃ。 424 00:39:53,834 --> 00:40:00,157 けんど お加尾ちゃんが 自分で決めたことなら→ 425 00:40:00,157 --> 00:40:03,457 しかたがないろう…。 426 00:40:06,497 --> 00:40:11,168 わしは…→ 427 00:40:11,168 --> 00:40:16,668 わしは… どういたらえいがじゃ! 428 00:40:20,995 --> 00:40:24,995 今 お加尾ちゃんの使いの者が。 429 00:40:40,498 --> 00:40:58,833 ♪♪~ 430 00:40:58,833 --> 00:41:01,133 加尾…! 431 00:41:09,477 --> 00:41:12,177 加尾…! 432 00:41:17,985 --> 00:41:21,155 わしは…→ 433 00:41:21,155 --> 00:41:24,992 わしは 言うたぞ! 434 00:41:24,992 --> 00:41:29,497 もう どこへも行かんと! 435 00:41:29,497 --> 00:41:34,151 何があっても→ 436 00:41:34,151 --> 00:41:41,826 わしらは… わしらは離れんと 約束したがじゃないがか! 437 00:41:41,826 --> 00:41:45,496 龍馬さんは…→ 438 00:41:45,496 --> 00:41:48,983 私がおらんでも 生きていけます。 439 00:41:48,983 --> 00:41:51,001 やめや! 440 00:41:51,001 --> 00:41:54,321 私の代わりに生きてつかあさい。 何を言いゆう! 441 00:41:54,321 --> 00:41:59,160 私ができんかった 生き方を…! 442 00:41:59,160 --> 00:42:02,496 おまさんには→ 443 00:42:02,496 --> 00:42:10,821 私よりも もっと大事なもんが…→ 444 00:42:10,821 --> 00:42:16,494 途方ものう 大きなもんがあるがじゃ。 445 00:42:16,494 --> 00:42:23,150 それを 探してつかあさい。 446 00:42:23,150 --> 00:42:28,155 きっと 見つかるき。 447 00:42:28,155 --> 00:42:34,855 私は… 私は そう信じちゅう。 448 00:42:39,483 --> 00:42:42,987 加尾…。 449 00:42:42,987 --> 00:42:45,487 加尾…! 450 00:42:51,162 --> 00:42:55,162 さようなら 龍馬さん…。 451 00:42:59,170 --> 00:43:02,170 さようなら…。 452 00:43:06,477 --> 00:43:10,314 我らの名は 土佐勤王党。→ 453 00:43:10,314 --> 00:43:12,666 もう 上士に怯むことはない。 454 00:43:12,666 --> 00:43:17,655 下士の動きを探り わしに 報告するがじゃ。 455 00:43:17,655 --> 00:43:20,157 おまんも仲間ぜよ 龍馬。 456 00:43:20,157 --> 00:43:24,495 どういて こういう 始末のつけ方しか できんがぜよ。 457 00:43:24,495 --> 00:43:26,497 死んだら 終わりぞ。 458 00:43:26,497 --> 00:43:30,497 龍馬 おまん 変わったのぉ。 459 00:43:33,837 --> 00:43:37,491 <龍馬の家から およそ1km先に→ 460 00:43:37,491 --> 00:43:43,831 平井収二郎の妹 加尾が 暮らした家がありました。→ 461 00:43:43,831 --> 00:43:47,001 龍馬より 3歳年下の加尾は→ 462 00:43:47,001 --> 00:43:51,501 龍馬の 初恋の相手といわれています> 463 00:43:54,158 --> 00:43:58,479 <南国市にある 歴史民俗資料館。→ 464 00:43:58,479 --> 00:44:01,165 そこに 加尾の遺品が→ 465 00:44:01,165 --> 00:44:04,168 保管されていました。→ 466 00:44:04,168 --> 00:44:08,005 美しい こしらえの 短刀。→ 467 00:44:08,005 --> 00:44:09,990 ほかにも 加尾は→ 468 00:44:09,990 --> 00:44:14,495 龍馬にかかわる品も 秘蔵していました。→ 469 00:44:14,495 --> 00:44:18,315 「京の花に こころは とまっても→ 470 00:44:18,315 --> 00:44:21,835 故郷の春を わすれないで下さい」。→ 471 00:44:21,835 --> 00:44:26,156 これは 加尾が詠んだ歌と いわれています。→ 472 00:44:26,156 --> 00:44:28,158 その右隣には→ 473 00:44:28,158 --> 00:44:31,858 龍馬直筆の寄せ書きもありました> 474 00:44:33,497 --> 00:44:37,835 <これらの品々を 生涯 大切にしたという 加尾。→ 475 00:44:37,835 --> 00:44:44,992 龍馬と過ごした日々に 思いを はせていたのかもしれません> 476 00:44:44,992 --> 00:44:56,492 ♪♪~