1 00:00:33,987 --> 00:00:36,339 よ~し 引け! 2 00:00:36,339 --> 00:00:38,325 よっしゃ! 3 00:00:38,325 --> 00:00:43,997 (佐藤)船どご 外海さ出せば 嵐の中どご 進むこともある。→ 4 00:00:43,997 --> 00:00:53,006 その荒波の中で 船どご 操るには 何よりも強い体がねば なんねぞ! 5 00:00:53,006 --> 00:00:56,806 そ~れ! そ~れ! そ~れ! 6 00:00:58,495 --> 00:01:02,499 行け 行け 行け! 7 00:01:02,499 --> 00:01:07,571 (加尾) 「龍馬さん お元気ですろうか。→ 8 00:01:07,571 --> 00:01:14,010 昨日 兄の収二郎が 切腹致しました」。 9 00:01:14,010 --> 00:01:16,010 (龍馬)え…。 10 00:01:21,334 --> 00:01:25,488 「私には どういても分かりません。→ 11 00:01:25,488 --> 00:01:29,492 間違うたことを しておらんがやったら→ 12 00:01:29,492 --> 00:01:36,666 兄上は どういて 切腹させられたがですろう。→ 13 00:01:36,666 --> 00:01:42,672 教えとうせ 龍馬さん…。→ 14 00:01:42,672 --> 00:01:45,175 教えて…」。 15 00:01:45,175 --> 00:01:47,494 のこった! 16 00:01:47,494 --> 00:01:50,163 おお~! 坂本! 17 00:01:50,163 --> 00:01:52,165 次じゃ! 18 00:01:52,165 --> 00:01:54,165 おお…! 19 00:01:56,319 --> 00:01:58,338 のこった! 20 00:01:58,338 --> 00:02:13,336 ♪♪~ 21 00:02:13,336 --> 00:02:17,490 (歓声) 坂本! 22 00:02:17,490 --> 00:02:21,494 よっしゃ~! 23 00:02:21,494 --> 00:02:28,168 ♪♪~(テーマ音楽) 24 00:02:28,168 --> 00:04:59,669 ♪♪~ 25 00:04:59,669 --> 00:05:05,669 ♪♪~ 26 00:05:08,678 --> 00:05:11,664 (弥太郎)<文久3年 7月→ 27 00:05:11,664 --> 00:05:17,664 龍馬は 勝 麟太郎を訪ねて 京に来ちょった> 28 00:05:19,322 --> 00:05:22,325 教えてつかあさい 先生。 29 00:05:22,325 --> 00:05:25,011 日本は つい この前まで→ 30 00:05:25,011 --> 00:05:28,498 攘夷派が 大変な勢いを持っちょりました。 31 00:05:28,498 --> 00:05:34,337 けんど いつの間にか 風向きが変わってしもうたがです。 32 00:05:34,337 --> 00:05:39,342 攘夷 攘夷 言いながら 幕府は 何ちゃあ せんがじゃ。 33 00:05:39,342 --> 00:05:41,327 痛えよ 痛え! 痛えよ お前! 34 00:05:41,327 --> 00:05:43,329 すみません! すみません…。 35 00:05:43,329 --> 00:05:46,529 今度は 肩だ。 肩 肩。 はっ! 36 00:05:48,334 --> 00:05:52,005 一体 世の中は どうなっちゅうがですか! 37 00:05:52,005 --> 00:05:55,508 何が 世の中を 動かしゆうがですか 先生! 38 00:05:55,508 --> 00:06:00,497 京におわす 天子様だな。 え? 39 00:06:00,497 --> 00:06:03,500 (勝)攘夷 攘夷と 世の中が騒いだのは→ 40 00:06:03,500 --> 00:06:08,004 帝を取り囲んでいる連中が 長州ら 攘夷派だったからだ。 41 00:06:08,004 --> 00:06:09,989 我ら 長州は→ 42 00:06:09,989 --> 00:06:12,509 異国になぞ 負けてはおりません! 43 00:06:12,509 --> 00:06:15,995 (勝)ところが 今 攘夷を よしとせぬ→ 44 00:06:15,995 --> 00:06:17,997 薩摩が 割り込んできた。 45 00:06:17,997 --> 00:06:20,333 我ら薩摩は 異国と 戦などせずとも→ 46 00:06:20,333 --> 00:06:23,820 日本国を守る手だてを 考えておりもす! 47 00:06:23,820 --> 00:06:26,005 (勝)すべては 帝が→ 48 00:06:26,005 --> 00:06:32,662 薩摩と長州 どちらの意見に うなずかれるかに かかっている。 49 00:06:32,662 --> 00:06:37,667 先生… 武市さんは どうなるがですか? 50 00:06:37,667 --> 00:06:43,967 勤王党の者らは… 以蔵は どうなるがですか?! 51 00:06:46,492 --> 00:06:48,995 なあ 坂本。 52 00:06:48,995 --> 00:06:53,695 今 おめえが やんなきゃ なんねえことは 何だい? 53 00:06:56,002 --> 00:07:01,802 余計なことを考える暇は ねえんじゃねえか。 54 00:07:23,329 --> 00:07:28,334 (乙女)武市さんは… どうしゆう? 55 00:07:28,334 --> 00:07:33,156 ずっと 絵を描いておられます。 56 00:07:33,156 --> 00:07:35,174 絵? 57 00:07:35,174 --> 00:07:39,679 やっぱり 収二郎さんのことで 気落ちしちゅうがかえ? 58 00:07:39,679 --> 00:07:44,679 しかたないぞね。 幼なじみやったがやきね。 59 00:07:47,003 --> 00:07:49,672 (悲鳴) (弥太郎)ああ すまん すまん。 60 00:07:49,672 --> 00:07:53,993 弥太郎! (千野)何じゃ いきなり! 61 00:07:53,993 --> 00:07:56,012 材木が 売れんがじゃ! 62 00:07:56,012 --> 00:07:57,997 はあ? どういたら えいがじゃ! 63 00:07:57,997 --> 00:07:59,999 そうじゃきゆうて わざわざ うちに来て→ 64 00:07:59,999 --> 00:08:03,336 どなることはないろう! 材木の仕入れ金を→ 65 00:08:03,336 --> 00:08:05,505 出してくれたがは 坂本家じゃろうが。 66 00:08:05,505 --> 00:08:09,008 売れ具合を知らせるがは 当然のことぜよ。 67 00:08:09,008 --> 00:08:10,994 だったら 売れた時に来いや! 68 00:08:10,994 --> 00:08:13,830 それに うちは ちょっと 遠いきにのぉ。 69 00:08:13,830 --> 00:08:16,666 ここは 一休みするがに ちょうど えい。 70 00:08:16,666 --> 00:08:18,668 おい 茶をくれ 茶! 茶! 71 00:08:18,668 --> 00:08:21,487 (伊與)入れてやりや 春猪。 72 00:08:21,487 --> 00:08:23,506 ぬるいがは いかんぞ。 73 00:08:23,506 --> 00:08:27,010 ぬるいがは… 分かっちゅうがか。 74 00:08:27,010 --> 00:08:34,500 ああ… こいつはのぉ 岩崎弥太郎ゆう 龍馬の友達やき。 75 00:08:34,500 --> 00:08:39,000 そいつは 誰じゃ? (乙女)武市半平太さんの奥方じゃ。 76 00:08:41,507 --> 00:08:47,497 あの堅物の女房が こんな 別嬪さんとはのぉ! 77 00:08:47,497 --> 00:08:49,832 いや いや 武市さんはの 武市さんは→ 78 00:08:49,832 --> 00:08:53,336 京では 肩で 風 切って 歩いちょったけんど→ 79 00:08:53,336 --> 00:08:56,489 今は しぼんだ ホオズキみたいに なっちゅうらしいのぉ。 ハハハハ! 80 00:08:56,489 --> 00:08:58,991 何を言うがじゃ! はよう 侍ら やめて→ 81 00:08:58,991 --> 00:09:01,678 わしと一緒に 材木を売らんかと伝えてくれや。 82 00:09:01,678 --> 00:09:03,663 (乙女)やかましい! のぉ? のぉ? ハハハハハ! 83 00:09:03,663 --> 00:09:06,499 こんながに かかわることないちや お冨さん。 84 00:09:06,499 --> 00:09:08,501 もう 帰りや。 85 00:09:08,501 --> 00:09:11,337 はい… ありがとうございます。 86 00:09:11,337 --> 00:09:13,322 また 来いや。 87 00:09:13,322 --> 00:09:15,522 ほな。 うん。 88 00:09:20,496 --> 00:09:24,000 どういて そんな嫌みを言うがぜ! 89 00:09:24,000 --> 00:09:28,004 あんたは それでも 人の子か! まっこと どうかしちゅう! 90 00:09:28,004 --> 00:09:31,704 わしは 助けちゃる言うたがじゃぞ! 91 00:09:33,493 --> 00:09:35,995 はい…。 92 00:09:35,995 --> 00:09:40,500 大人になったら分かるがぜよ。 わしの優しさが。 93 00:09:40,500 --> 00:09:45,700 熱っ! 熱! 熱! 熱! 熱! 94 00:09:47,657 --> 00:09:50,957 (戸の開く音) 95 00:09:54,664 --> 00:09:59,669 坂本家のみんなは お元気そうじゃったか? 96 00:09:59,669 --> 00:10:06,676 はい。 干しシイタケやら ナスやら 頂いて参りました。 97 00:10:06,676 --> 00:10:10,346 そうか…。 98 00:10:10,346 --> 00:10:16,346 今日は 何の絵を描きゆうがですか? 99 00:10:20,339 --> 00:10:24,994 スズメじゃ。 100 00:10:24,994 --> 00:10:34,003 …以蔵は これを描いちゃると 喜んだがぜよ。→ 101 00:10:34,003 --> 00:10:38,991 どうしゆうかのぉ あいつは…。 102 00:10:38,991 --> 00:10:52,155 ♪♪~ 103 00:10:52,155 --> 00:10:54,340 おお! 坂本様! ちっくと! 104 00:10:54,340 --> 00:10:56,325 ちっくと 来いや。 105 00:10:56,325 --> 00:11:00,329 以蔵は おまんに会いに来たがか? 106 00:11:00,329 --> 00:11:02,999 捕まったら 土佐に送り返されるんでしょ? 107 00:11:02,999 --> 00:11:05,001 あいつは 捕まりはせん。 108 00:11:05,001 --> 00:11:08,988 もし おまんに会いに来たら わしに知らせてくれ。 109 00:11:08,988 --> 00:11:11,688 えいな? 110 00:11:15,995 --> 00:11:18,295 安心せえ! 111 00:11:22,668 --> 00:11:27,490 <以蔵は 山内容堂公の命を受けた→ 112 00:11:27,490 --> 00:11:30,660 土佐の役人に追われちょった> 113 00:11:30,660 --> 00:11:32,660 ≪待ちや! 114 00:11:39,168 --> 00:11:41,168 ≪引っ立てい! 115 00:11:46,509 --> 00:11:50,329 どこじゃ… どこにおる 以蔵! 116 00:11:50,329 --> 00:11:53,499 捕まりとうない…。 117 00:11:53,499 --> 00:11:56,999 わしゃ 捕まりとうないき…。 118 00:12:03,009 --> 00:12:09,498 <そして 帝のご決断が ついに 下った> 119 00:12:09,498 --> 00:12:14,998 お上は かように仰せになりました。 120 00:12:21,327 --> 00:12:27,667 「確かに 攘夷実行の勅命を出した」。→ 121 00:12:27,667 --> 00:12:32,321 しかし お上は ただ→ 122 00:12:32,321 --> 00:12:37,994 犬猫が嫌いなように 異人が お嫌いなだけ。→ 123 00:12:37,994 --> 00:12:43,666 「ほんまに 戦を仕掛けてほしいとは→ 124 00:12:43,666 --> 00:12:49,366 思うていなかった」と。 125 00:12:54,010 --> 00:12:56,662 <この瞬間→ 126 00:12:56,662 --> 00:13:04,337 朝廷の攘夷派は失脚したがじゃ。→ 127 00:13:04,337 --> 00:13:08,674 文久3年8月18日→ 128 00:13:08,674 --> 00:13:14,664 御所・堺町門に 1,000の長州兵が押し寄せ→ 129 00:13:14,664 --> 00:13:21,337 これを守る 薩摩ほか 6,000の兵と にらみ合うた> 130 00:13:21,337 --> 00:13:25,007 長州は お役御免になったとじゃ!→ 131 00:13:25,007 --> 00:13:28,327 今すぐ 都から 出ていかんか! 132 00:13:28,327 --> 00:13:31,664 出ていけ! そうじゃ! 133 00:13:31,664 --> 00:13:34,333 撃ち方 用意! 134 00:13:34,333 --> 00:13:36,819 (桂)いけん! いけん いけん いけん! 135 00:13:36,819 --> 00:13:39,822 撃つな! 撃ったら 薩摩の思うつぼじゃ! 136 00:13:39,822 --> 00:13:41,841 抑えい! 抑えい! 137 00:13:41,841 --> 00:13:44,327 やれるもんなら やってみれ。 138 00:13:44,327 --> 00:13:49,999 御所に向かって 撃ったなら お前たちは 朝敵じゃっど! 139 00:13:49,999 --> 00:13:52,835 うう…! 抑えい 久坂! 140 00:13:52,835 --> 00:13:55,004 抑えい! 141 00:13:55,004 --> 00:13:57,006 あああ…! 142 00:13:57,006 --> 00:14:04,997 <これが 後に言う 8月18日の政変ぜよ> 143 00:14:04,997 --> 00:14:12,338 (久坂)「ふりしく雨の絶間なく なみだにそでのぬれはてて…」。 144 00:14:12,338 --> 00:14:15,658 <京を追われた 攘夷派の公家たちは→ 145 00:14:15,658 --> 00:14:18,995 長州へ逃れるしかなかった> 146 00:14:18,995 --> 00:14:24,000 「はらひつくして ももしきの→ 147 00:14:24,000 --> 00:14:30,300 みやこの月を しめて給ふらむ」。 148 00:14:33,492 --> 00:14:38,514 <この時から 薩摩と長州は 互いを憎み→ 149 00:14:38,514 --> 00:14:44,514 殺し合うほどの関係に なっていったがじゃ> 150 00:14:47,506 --> 00:14:51,510 長州藩士の姿が 都から 消えました。→ 151 00:14:51,510 --> 00:14:54,330 朝廷からの攘夷派も 一掃されたとの知らせです。 152 00:14:54,330 --> 00:14:57,166 ハハハハハ…! 153 00:14:57,166 --> 00:15:02,505 やっと 時が来たがじゃ。 154 00:15:02,505 --> 00:15:07,493 大殿様は 攘夷が廃れることを 分かっちょったがですか? 155 00:15:07,493 --> 00:15:13,833 土佐を出ちゅう 勤王党の者どもに 伝えや。 156 00:15:13,833 --> 00:15:16,502 直ちに 帰国せえと! 157 00:15:16,502 --> 00:15:18,502 ははっ! 158 00:15:21,006 --> 00:15:24,827 武市先生! 武市先生! 武市先生! 159 00:15:24,827 --> 00:15:26,996 武市先生…! 160 00:15:26,996 --> 00:15:28,998 勝太郎。 161 00:15:28,998 --> 00:15:34,003 京におる 勤王党の者に 帰国の命令が出たがですき! 162 00:15:34,003 --> 00:15:36,703 帰国の命令…?! 163 00:15:38,657 --> 00:15:45,831 (勝太郎)大殿様は 命に逆らう者は すべて 脱藩者と見なすと…。 164 00:15:45,831 --> 00:15:48,000 武市先生…→ 165 00:15:48,000 --> 00:15:52,000 土佐勤王党は これから どうなるがですか?! 166 00:15:54,490 --> 00:16:00,346 勝殿も ご用心なされた方が よいのでは?→ 167 00:16:00,346 --> 00:16:05,835 勝塾には 攘夷派だった者も 少なからず おるとか。 168 00:16:05,835 --> 00:16:10,339 今のうちに 追い出した方が よろしいですぞ。 169 00:16:10,339 --> 00:16:14,510 フフフフフ…。 170 00:16:14,510 --> 00:16:21,667 (半平太) 望月 島村 川原塚が戻ってきた。 171 00:16:21,667 --> 00:16:28,674 これからは 土佐に残っちょった おまんらと共に 働くがじゃ。 172 00:16:28,674 --> 00:16:33,729 えいか 攘夷の火は まだ消えちょらん。 173 00:16:33,729 --> 00:16:36,832 わしらは 何も 間違うちょらんがじゃ! 174 00:16:36,832 --> 00:16:39,001 はい! 175 00:16:39,001 --> 00:16:41,670 (半平太)大殿様を信じや。 176 00:16:41,670 --> 00:16:47,493 わしら 土佐勤王党は 山内容堂公のために→ 177 00:16:47,493 --> 00:16:53,666 命を捨てても 異国を たたきつぶすがじゃ! 178 00:16:53,666 --> 00:16:59,004 1! 2! 1! 2! 179 00:16:59,004 --> 00:17:01,006 (勝)おい 集まってくれ! 180 00:17:01,006 --> 00:17:05,010 集まってくれ! 集まってくれ! (佐藤)集まれ! 早く! 181 00:17:05,010 --> 00:17:06,996 お前たちの中に→ 182 00:17:06,996 --> 00:17:11,333 国許から 帰国命令が 出ている者がいるだろう。 183 00:17:11,333 --> 00:17:16,989 だが 今 帰ったら ろくなことにはならねえ! 184 00:17:16,989 --> 00:17:19,675 いや! 185 00:17:19,675 --> 00:17:25,831 帰ることは おれが許さねえ! 186 00:17:25,831 --> 00:17:32,004 おめえたちは 今 日本のために 海軍を作ろうとしている! 187 00:17:32,004 --> 00:17:34,657 藩のためじゃねえ! 188 00:17:34,657 --> 00:17:39,662 だから…→ 189 00:17:39,662 --> 00:17:42,362 帰るな。 190 00:17:45,501 --> 00:17:49,672 先生! 先生! 191 00:17:49,672 --> 00:17:54,172 今は 「負けるが勝つ」である! 192 00:17:56,845 --> 00:17:59,331 どういたら えいがじゃ! 193 00:17:59,331 --> 00:18:01,834 容堂公が 土佐に戻れと 言われちゅうがぜよ。 194 00:18:01,834 --> 00:18:04,503 大殿様のご命令に 逆ろうてえいがか! 195 00:18:04,503 --> 00:18:08,657 (惣之丞)あほう! 収二郎さんは 腹を切らされたがじゃぞ! 196 00:18:08,657 --> 00:18:12,661 けんど… 京におった勤王党員は→ 197 00:18:12,661 --> 00:18:16,665 みんな 戻っていったがじゃき! 198 00:18:16,665 --> 00:18:20,002 わしらだけ ここで→ 199 00:18:20,002 --> 00:18:23,172 のうのうとしよってえいがか?! おう!→ 200 00:18:23,172 --> 00:18:25,324 武市先生も 土佐に 戻っておられるがじゃ! 201 00:18:25,324 --> 00:18:29,024 長次郎さんは どないしやはるの? 202 00:19:09,985 --> 00:19:11,985 …ああっ! 203 00:19:16,992 --> 00:19:18,992 はあ…。 204 00:19:25,000 --> 00:19:29,838 長次郎…。 205 00:19:29,838 --> 00:19:35,038 武市さんらのことが 心配ながですね。 206 00:19:37,346 --> 00:19:43,646 坂本さんも 土佐に帰りたいと 思いゆうがですか? 207 00:19:50,509 --> 00:20:00,569 越前で会うた 横井小楠ゆう先生が わしに こう言うたがじゃ。 208 00:20:00,569 --> 00:20:05,324 「世の中の流れから見たら→ 209 00:20:05,324 --> 00:20:15,000 一人の人間ら けし粒ほどでしかない」と…。 210 00:20:15,000 --> 00:20:25,344 確かに 横井先生の 言うとおりかもしれん。 211 00:20:25,344 --> 00:20:33,344 けんど… わしは どういても 抑えきれんがじゃ! 212 00:20:37,339 --> 00:20:42,995 攘夷の火が消えたからゆうて→ 213 00:20:42,995 --> 00:20:47,833 武市さんらが 罪人になるゆうがは→ 214 00:20:47,833 --> 00:20:50,333 おかしいぜよ! 215 00:20:52,671 --> 00:20:58,327 …わしは 日本のために働きたい思うて→ 216 00:20:58,327 --> 00:21:04,500 土佐も 商売も捨てて 侍になったがです。 217 00:21:04,500 --> 00:21:10,500 もう 何があったち 土佐には 帰りません。 218 00:21:16,011 --> 00:21:22,000 武市さんらは 元から 侍じゃ。 219 00:21:22,000 --> 00:21:25,671 何があろうと…→ 220 00:21:25,671 --> 00:21:30,371 覚悟は できちょったがじゃ ないですろうか。 221 00:21:33,345 --> 00:21:38,400 そのとおりじゃ。 222 00:21:38,400 --> 00:21:44,506 おまんの言うとおりじゃ! 223 00:21:44,506 --> 00:21:48,327 けんど…→ 224 00:21:48,327 --> 00:21:52,327 そうじゃけんど…! 225 00:22:06,662 --> 00:22:08,680 ありゃ! 226 00:22:08,680 --> 00:22:10,999 ありゃ~! 227 00:22:10,999 --> 00:22:13,001 これは…! 228 00:22:13,001 --> 00:22:18,006 ありゃ! ありゃ! 大きな穴が開いちゅうのぉ! 229 00:22:18,006 --> 00:22:21,510 これは 雨風が吹き込んで かなわんじゃろう。 230 00:22:21,510 --> 00:22:23,495 ちょっと 来い! ちょっと 来い! 何ぜよ? 231 00:22:23,495 --> 00:22:25,998 ちょっと 来い。 何ぜよ? 232 00:22:25,998 --> 00:22:28,984 これで 塞いだ方がえいぞ。 一束 百文でどうじゃ? 233 00:22:28,984 --> 00:22:31,670 おまけに 仏様を付けちゃる。 234 00:22:31,670 --> 00:22:35,824 これ わしが彫ったがじゃ。 御利益があるぜよ! 235 00:22:35,824 --> 00:22:38,510 要らん。 (子供たち)要らん! 要ら~ん! 236 00:22:38,510 --> 00:22:42,331 ほんなら ほんなら ほんなら 80文に まけちゃる! 237 00:22:42,331 --> 00:22:45,667 たった80文で 穴が塞がるがぜよ。 238 00:22:45,667 --> 00:22:48,367 (夫婦)要らん! (子供たち)要ら~ん! 239 00:22:52,674 --> 00:22:54,993 …この罰当たりが! 240 00:22:54,993 --> 00:22:57,693 後で 欲しいゆうても 売っちゃらんきにのぉ! 241 00:23:00,499 --> 00:23:04,503 もう いかん…。 242 00:23:04,503 --> 00:23:09,341 もう いかん…。 243 00:23:09,341 --> 00:23:12,494 何を おまけに 付けたらえいがか→ 244 00:23:12,494 --> 00:23:14,994 わしには 分からんぜよ…! 245 00:23:17,332 --> 00:23:19,632 無理…! 246 00:23:23,338 --> 00:23:25,638 (牛の鳴き声) 247 00:23:27,509 --> 00:23:30,309 (鶏の鳴き声) 248 00:23:40,989 --> 00:23:44,009 い… 家の… 家の修繕は わしが やっちゃる! 249 00:23:44,009 --> 00:23:47,012 もらうがは 材木代だけでえいき→ 250 00:23:47,012 --> 00:23:51,333 この 穴が開いた所は 全部 わしが直しちゃるぜよ! 251 00:23:51,333 --> 00:23:53,335 これなら どうじゃ? 252 00:23:53,335 --> 00:23:55,635 これなら どうじゃ! 253 00:24:14,673 --> 00:24:18,473 (大八車を引く音) 254 00:24:27,336 --> 00:24:30,656 さすが 武市さんじゃ。 255 00:24:30,656 --> 00:24:35,010 お城を 拝んで お殿様に 忠義を誓うちゅうがか。 256 00:24:35,010 --> 00:24:39,998 弥太郎。 どういて 材木を引きゆう? 257 00:24:39,998 --> 00:24:44,670 これを 売りゆうがじゃ。 わしゃ 商売で身を立てると決めたきのぉ。 258 00:24:44,670 --> 00:24:49,992 えい えい えい! 言わんでも分かるぜよ。 259 00:24:49,992 --> 00:24:54,329 「弥太郎! おまんには 侍の誇りはないがか!」。 260 00:24:54,329 --> 00:24:56,629 そう言うて 説教するつもりじゃろう。 261 00:24:58,834 --> 00:25:01,336 そんなもん わしには ないぜよ。 262 00:25:01,336 --> 00:25:07,659 わしはのぉ 刀より 算盤を信じちゅう。 263 00:25:07,659 --> 00:25:10,659 商売で出世するがじゃ わしは! 264 00:25:15,000 --> 00:25:17,000 そうか。 265 00:25:19,504 --> 00:25:25,327 わしは 今まで おまんのことを ばかにしちょった。 266 00:25:25,327 --> 00:25:27,829 …何? 267 00:25:27,829 --> 00:25:33,829 けんど おまんのような人間が おっても えいがかもしれん。 268 00:25:36,004 --> 00:25:39,324 おまんの女房は 気立てがえいらしいのぉ。 269 00:25:39,324 --> 00:25:42,024 はよう 子供を作りや。 270 00:25:44,830 --> 00:25:47,030 …武市さん! 271 00:25:49,901 --> 00:25:57,509 今日 やっと 材木が売れたがじゃき。 272 00:25:57,509 --> 00:26:05,333 初めて 60文 稼いだがぜよ。 273 00:26:05,333 --> 00:26:08,987 おまけゆうがは 物ではのうて→ 274 00:26:08,987 --> 00:26:12,987 人の気持ちじゃゆうことを 知ったがじゃき。 275 00:26:20,332 --> 00:26:26,321 平井収二郎に 腹を切らせたがは 大殿様じゃろう。 276 00:26:26,321 --> 00:26:29,007 悔しゅうは ないがか? 277 00:26:29,007 --> 00:26:32,994 理不尽とは 思わんがか? 278 00:26:32,994 --> 00:26:34,996 それでも まだ→ 279 00:26:34,996 --> 00:26:39,501 大殿様を 慕うちゅうがかえ? 280 00:26:39,501 --> 00:26:42,003 武市さんは 今→ 281 00:26:42,003 --> 00:26:46,303 つらそうな目で あれを見ちょったぜよ! 282 00:26:53,515 --> 00:26:58,503 わしのような人間が おってもえいと思うなら→ 283 00:26:58,503 --> 00:27:02,340 武市さんも 好きに生きてみいや。 284 00:27:02,340 --> 00:27:06,011 正直に生きたらえいがじゃき! 285 00:27:06,011 --> 00:27:09,664 わしは 正直に生きちゅう! 286 00:27:09,664 --> 00:27:13,335 お殿様に 忠義を尽くすがは→ 287 00:27:13,335 --> 00:27:16,335 侍にとって 当たり前のことぜよ! 288 00:27:21,660 --> 00:27:24,012 ああ そうかえ! 289 00:27:24,012 --> 00:27:27,332 おまんのことら わしは どうでもえいがじゃき! 290 00:27:27,332 --> 00:27:29,632 勝手にしいや! 291 00:27:34,990 --> 00:27:38,690 (鐘の音) 292 00:27:42,330 --> 00:27:45,667 坂本。 293 00:27:45,667 --> 00:27:49,504 何で ここにいるんだよ。 塾の方は どうした? 294 00:27:49,504 --> 00:27:53,325 先生。 しばらくの間→ 295 00:27:53,325 --> 00:27:56,328 わしに 暇を頂けませんろうか? 296 00:27:56,328 --> 00:27:58,680 何? 297 00:27:58,680 --> 00:28:02,000 勝塾の訓練が大事ながは よう分かっちょります。 298 00:28:02,000 --> 00:28:05,670 けんど… けんど 今だけは→ 299 00:28:05,670 --> 00:28:08,673 以蔵を 捜させてつかあさい。 300 00:28:08,673 --> 00:28:12,677 まだ そんなこと言ってんのかい。 301 00:28:12,677 --> 00:28:15,664 以蔵は 助けを求めちゅうがです! 302 00:28:15,664 --> 00:28:18,834 わしには あいつの声が聞こえるがです! 303 00:28:18,834 --> 00:28:20,836 (鐘の音) 304 00:28:20,836 --> 00:28:23,655 ふ~ん…。 305 00:28:23,655 --> 00:28:29,344 おいらには 鐘の音しか 聞こえねえなぁ。 306 00:28:29,344 --> 00:28:31,329 先生…! 307 00:28:31,329 --> 00:28:34,332 もうすぐ→ 308 00:28:34,332 --> 00:28:39,988 そこ ここで 殺し合いが始まる。 309 00:28:39,988 --> 00:28:46,011 京の町は 血に染まるぜ。 310 00:28:46,011 --> 00:28:51,666 そんな修羅場を逃げ回ってる 仲間を助けようって→ 311 00:28:51,666 --> 00:28:54,319 土台 無理な話だよ! 312 00:28:54,319 --> 00:28:56,319 大坂に帰れ。 313 00:28:57,989 --> 00:29:01,326 ほんなら…→ 314 00:29:01,326 --> 00:29:05,664 ほんなら わしを 土佐に帰らせてつかあさい! 315 00:29:05,664 --> 00:29:10,001 山内容堂公は きっと 武市さんを投獄するろう。 316 00:29:10,001 --> 00:29:12,671 そうなったら 武市さんも→ 317 00:29:12,671 --> 00:29:15,323 収二郎さんと 同じ運命を たどるがじゃき! 318 00:29:15,323 --> 00:29:17,509 坂本! 319 00:29:17,509 --> 00:29:20,996 武市さんも 以蔵も→ 320 00:29:20,996 --> 00:29:23,999 わしらは 幼なじみですき! 321 00:29:23,999 --> 00:29:27,502 考えは 違うても わしらは 友達ですき! 322 00:29:27,502 --> 00:29:30,672 おれは 帰るなと言ったはずだぞ! 323 00:29:30,672 --> 00:29:32,672 お願いしますき! 324 00:29:34,342 --> 00:29:39,664 わしは… わしは 耐えられんがです! 325 00:29:39,664 --> 00:29:44,986 みんなが 殺されようとしゆう時に→ 326 00:29:44,986 --> 00:29:47,839 自分だけが…→ 327 00:29:47,839 --> 00:29:52,039 自分… 自分だけが…! 328 00:29:54,496 --> 00:29:56,665 よぉ。 329 00:29:56,665 --> 00:29:59,000 土佐に帰って→ 330 00:29:59,000 --> 00:30:01,336 お前さんに何ができるね! 331 00:30:01,336 --> 00:30:04,673 ええ?! 332 00:30:04,673 --> 00:30:08,677 武市に 土佐から逃げ出せと言うのかい。 333 00:30:08,677 --> 00:30:10,662 それとも 「私が悪うございました。→ 334 00:30:10,662 --> 00:30:13,331 攘夷などは 間違った考えでございました」と→ 335 00:30:13,331 --> 00:30:17,502 容堂公に 命ごいさせる気かい! 336 00:30:17,502 --> 00:30:20,488 いいか。 337 00:30:20,488 --> 00:30:26,011 武市はな もう覚悟してるよ。 338 00:30:26,011 --> 00:30:29,664 友達っていうんだったら あいつの生きざまを→ 339 00:30:29,664 --> 00:30:34,669 遠くから しっかり見守ってやるしかねえ! 340 00:30:34,669 --> 00:30:36,671 いいか! 341 00:30:36,671 --> 00:30:41,660 坂本龍馬は おれが見込んだ男だぜ! 342 00:30:41,660 --> 00:30:44,496 日本のため 日本の将来のため→ 343 00:30:44,496 --> 00:30:46,665 大いに働いてもらうために→ 344 00:30:46,665 --> 00:30:50,335 弟子にしたんだ! 345 00:30:50,335 --> 00:30:53,338 かわいい弟子を→ 346 00:30:53,338 --> 00:30:57,038 ここで 殺されてたまるか! 347 00:30:59,661 --> 00:31:02,664 先生…! 348 00:31:02,664 --> 00:31:05,500 分かってるよ。 349 00:31:05,500 --> 00:31:08,003 先生…。 350 00:31:08,003 --> 00:31:11,322 分かってるよ… 分かってるよ! 351 00:31:11,322 --> 00:31:14,022 分かってるよ。 352 00:31:37,332 --> 00:31:39,632 おまさん。 353 00:31:43,004 --> 00:31:46,004 どうされました? 354 00:31:49,494 --> 00:31:51,994 ああ…。 355 00:31:55,500 --> 00:32:02,340 ちっくと 龍馬のことを考えちょった…。 356 00:32:02,340 --> 00:32:05,040 龍馬さん? 357 00:32:12,667 --> 00:32:20,667 あいつがおったら どう言うたじゃろうかと思うての。 358 00:32:24,829 --> 00:32:30,485 勤王党のみんなに→ 359 00:32:30,485 --> 00:32:35,006 わしは…→ 360 00:32:35,006 --> 00:32:42,664 「攘夷の火は 消えちょらん」と 言うたがじゃ。 361 00:32:42,664 --> 00:32:46,864 「わしを信じや」ち…。 362 00:32:51,322 --> 00:32:56,394 あそこに あいつがおったら→ 363 00:32:56,394 --> 00:33:03,334 「まだ言うがか 武市さん」ち…→ 364 00:33:03,334 --> 00:33:08,034 わしを しかったじゃろうのぉ。 365 00:33:16,831 --> 00:33:25,323 …わしやち 分かっちゅう。 366 00:33:25,323 --> 00:33:36,334 いつの間にやら 何もかにもが変わってしもうた…。 367 00:33:36,334 --> 00:33:42,657 けんど…→ 368 00:33:42,657 --> 00:33:49,664 みんなには 言えんぜよ。 369 00:33:49,664 --> 00:33:54,669 みんな…→ 370 00:33:54,669 --> 00:34:01,969 わしを信じて ついてきてくれたがじゃき…。 371 00:34:06,998 --> 00:34:15,998 今 わしが 泣き言を言うたら…。 372 00:34:23,014 --> 00:34:33,992 「わしらは 何のために 生きてきたがじゃ」ち→ 373 00:34:33,992 --> 00:34:37,292 みんなは 思うぜよ…。 374 00:34:40,348 --> 00:34:42,667 おまさん…。 375 00:34:42,667 --> 00:34:47,005 わしは…→ 376 00:34:47,005 --> 00:34:52,005 己の生き方を貫くことしかできん。 377 00:34:54,662 --> 00:35:04,989 龍馬や 弥太郎のようには…→ 378 00:35:04,989 --> 00:35:08,993 生きられんがぜよ。 379 00:35:08,993 --> 00:35:12,330 それで えいがです。 380 00:35:12,330 --> 00:35:17,030 それが 私の旦那様ですき。 381 00:35:20,672 --> 00:35:24,676 冨…。 382 00:35:24,676 --> 00:35:32,000 おまんにだけは謝らんといかん。→ 383 00:35:32,000 --> 00:35:39,490 子もおらんに… 2人きりの家やに…→ 384 00:35:39,490 --> 00:35:47,665 わしは おまんを いつも 1人にしちょった。→ 385 00:35:47,665 --> 00:35:52,003 さみしい思いを させてしもうた…。 386 00:35:52,003 --> 00:35:55,990 おまさん…。 387 00:35:55,990 --> 00:35:58,990 申し訳なかったのぉ。 388 00:36:01,496 --> 00:36:06,334 何を言われます…。 389 00:36:06,334 --> 00:36:11,339 子ができん嫁ら 追い出されるがが 当たり前ですろうに→ 390 00:36:11,339 --> 00:36:15,660 おまさんは いっぺんも 私を責められませんでした。 391 00:36:15,660 --> 00:36:20,999 いつも 私に 優しゅうして下さいました。 392 00:36:20,999 --> 00:36:28,999 私は いっぺんも さみしい思いら したことはないですき…! 393 00:36:31,993 --> 00:36:35,163 冨…。 394 00:36:35,163 --> 00:36:37,682 私は おまさんの妻です。 395 00:36:37,682 --> 00:36:40,501 おまさんを支えるがが役目です。 396 00:36:40,501 --> 00:36:43,004 外で 泣き言が言えんやったら→ 397 00:36:43,004 --> 00:36:46,007 どうぞ 私に言うてつかあさい。 398 00:36:46,007 --> 00:36:53,307 私には… 本当のおまさんを 見せてつかあさい! 399 00:37:04,509 --> 00:37:12,667 冨… これからは おまんと2人で過ごすがぜよ。→ 400 00:37:12,667 --> 00:37:17,505 夏が終わる前に 桂浜へ行こう。→ 401 00:37:17,505 --> 00:37:21,008 海が きらきらして 美しいろう。 402 00:37:21,008 --> 00:37:23,327 はい…。 403 00:37:23,327 --> 00:37:25,830 秋になったら…。 404 00:37:25,830 --> 00:37:29,667 (戸をたたく音) ≪武市半平太はおるかえ! 405 00:37:29,667 --> 00:37:34,672 秋になったら 紅葉狩りじゃの。 406 00:37:34,672 --> 00:37:38,676 2人で 温泉に行っても えい。 407 00:37:38,676 --> 00:37:41,496 どうじゃ? 冨。 408 00:37:41,496 --> 00:37:43,664 はい…。 409 00:37:43,664 --> 00:37:48,002 ≪大殿様の命である! 神妙に出て参れ! 410 00:37:48,002 --> 00:37:52,990 冬になったら そうじゃのぉ…。 411 00:37:52,990 --> 00:37:56,327 どこにも行かんと→ 412 00:37:56,327 --> 00:37:59,831 ここで 2人で過ごしたいがです…。 413 00:37:59,831 --> 00:38:04,631 (戸の開く音) そうか…。 ほんなら そうしよう。 414 00:38:06,337 --> 00:38:10,992 武市。 わしの声が 聞こえんかったがか? 415 00:38:10,992 --> 00:38:13,995 聞こえちょりました。 416 00:38:13,995 --> 00:38:20,168 けんど 妻と 朝餉をしておりましたき。 417 00:38:20,168 --> 00:38:25,968 立て。 刀は わしらが預かるきにの。 418 00:38:34,665 --> 00:38:37,001 冨。 419 00:38:37,001 --> 00:38:40,988 ちっくと 出かけてくるき。 420 00:38:40,988 --> 00:38:43,674 はい。 421 00:38:43,674 --> 00:39:37,662 ♪♪~ 422 00:39:37,662 --> 00:39:40,962 行ってらっしゃいませ。 423 00:39:44,168 --> 00:39:47,838 さっさと歩きや! 424 00:39:47,838 --> 00:40:22,907 ♪♪~ 425 00:40:22,907 --> 00:40:29,497 <武市半平太が 投獄されたがは→ 426 00:40:29,497 --> 00:40:37,997 文久3年9月21日のことじゃった> 427 00:40:40,992 --> 00:40:42,992 行け! はっ! 428 00:40:45,329 --> 00:40:47,331 どういた?! 429 00:40:47,331 --> 00:40:49,667 神妙にしい! 目付役じゃ! 430 00:40:49,667 --> 00:40:51,669 ひっ捕らえい! おう! 431 00:40:51,669 --> 00:40:59,994 <そして ついに 土佐勤王党のすべての者に→ 432 00:40:59,994 --> 00:41:08,986 容堂公は 牙を むき出して 襲いかかったがじゃ> 433 00:41:08,986 --> 00:41:16,786 ♪♪~ 434 00:41:20,498 --> 00:41:22,667 えい! えい! えい! やあ! 435 00:41:22,667 --> 00:41:24,669 おおっ…。 ごめんなさい! 436 00:41:24,669 --> 00:41:32,009 <幼いころから 一緒に遊び 喧嘩した仲間が→ 437 00:41:32,009 --> 00:41:38,809 それぞれの運命に のみ込まれていきゆう> 438 00:41:41,002 --> 00:41:42,987 何じゃ?! (美和)弥太郎! 439 00:41:42,987 --> 00:41:46,674 おまさん…! 材木が 全部 売れたがじゃ…。 440 00:41:46,674 --> 00:41:49,994 材木が 全部 全部 全部 売れたがじゃ! 441 00:41:49,994 --> 00:41:51,996 喜勢! 売れたぞ! 442 00:41:51,996 --> 00:41:54,832 おまさん! よくやった!→ 443 00:41:54,832 --> 00:41:58,032 でかしたぞ 弥太郎! 444 00:41:59,670 --> 00:42:02,370 あ… うう…! 445 00:42:04,992 --> 00:42:07,495 ≪(子供)はよ 来い! 待って~! 446 00:42:07,495 --> 00:42:09,497 ≪待ちや! 447 00:42:09,497 --> 00:42:12,500 ぼん! ほれ 落ちたき! 448 00:42:12,500 --> 00:42:14,485 …龍馬! 449 00:42:14,485 --> 00:42:16,504 龍馬…! 450 00:42:16,504 --> 00:42:29,834 ♪♪~ 451 00:42:29,834 --> 00:42:32,169 ほい! 気ぃつけや。 452 00:42:32,169 --> 00:42:34,672 ありがとう! うん。 ありがとう! 453 00:42:34,672 --> 00:42:36,672 行こう! お~! 454 00:42:39,493 --> 00:42:42,293 ≪龍馬~! 455 00:42:43,998 --> 00:42:46,500 龍馬~! 456 00:42:46,500 --> 00:42:48,486 …ああっ! 457 00:42:48,486 --> 00:42:50,504 うわっ…! 458 00:42:50,504 --> 00:42:52,490 ≪龍馬~! 459 00:42:52,490 --> 00:43:07,004 ♪♪~ 460 00:43:07,004 --> 00:43:11,175 龍? わしも「龍」じゃ。 龍馬じゃ! 461 00:43:11,175 --> 00:43:13,160 坂本さんは 赤の他人どす。 462 00:43:13,160 --> 00:43:16,831 (象二郎)岡田を追いゆうがは 今や 土佐藩だけではないがじゃきの! 463 00:43:16,831 --> 00:43:19,667 武市先生のところに 戻りたいがじゃ…! 464 00:43:19,667 --> 00:43:23,838 人の心配をして過ごせるほど わしは 暇じゃないきにのぉ。 465 00:43:23,838 --> 00:43:27,658 以蔵を渡すわけには いかんぜよ! 466 00:43:27,658 --> 00:43:29,677 妹を連れ戻すためやったら うちは→ 467 00:43:29,677 --> 00:43:31,677 どんなことでもやるわ! 468 00:43:34,999 --> 00:43:39,670 <高知市の中心に位置する 高知城。→ 469 00:43:39,670 --> 00:43:43,657 関ヶ原の戦いの後 山内家は→ 470 00:43:43,657 --> 00:43:48,357 土佐一国を 徳川家から拝領します> 471 00:43:54,001 --> 00:43:59,507 <分家に生まれた 山内容堂が 15代藩主となった経緯には→ 472 00:43:59,507 --> 00:44:04,995 幕府からの 多大な温情があったといいます。→ 473 00:44:04,995 --> 00:44:10,000 それが 変革の必要性を 感じながらも 揺れ動く→ 474 00:44:10,000 --> 00:44:15,055 容堂という人物を 作り上げていきます。→ 475 00:44:15,055 --> 00:44:20,828 諸大名の中でも 聡明な知識人として知られ→ 476 00:44:20,828 --> 00:44:25,833 国政に 深く関与しました。→ 477 00:44:25,833 --> 00:44:31,322 その一方で 酒を愛した 容堂。→ 478 00:44:31,322 --> 00:44:34,008 700首もの詩文を残し→ 479 00:44:34,008 --> 00:44:38,008 自ら 「鯨海酔侯」とも 称しました> 480 00:44:39,997 --> 00:44:42,333 <この後 容堂は→ 481 00:44:42,333 --> 00:44:48,005 明治維新で 重要な役割を 果たすことになります> 482 00:44:48,005 --> 00:44:57,005 ♪♪~