1 00:00:34,628 --> 00:00:39,633 おいたちが この日本国を あるべき姿に 戻すとたい! 2 00:00:39,633 --> 00:00:44,638 (岩崎弥太郎) <元治元年(1864年)6月5日→ 3 00:00:44,638 --> 00:00:48,142 京の宿屋 池田屋に集まり→ 4 00:00:48,142 --> 00:00:51,311 孝明天皇奪還計画を 密談しちょった→ 5 00:00:51,311 --> 00:00:53,297 攘夷派の志士たちは…> 6 00:00:53,297 --> 00:00:55,997 ≪新選組じゃ! (斬り合いの音) 7 00:00:57,968 --> 00:01:05,626 <突如 乗り込んできた 新選組によって 斬殺された。→ 8 00:01:05,626 --> 00:01:11,298 新選組とは 会津藩に雇われて 都の治安を守っちょった→ 9 00:01:11,298 --> 00:01:13,998 浪士組じゃった> 10 00:01:15,652 --> 00:01:17,638 逃すな! 11 00:01:17,638 --> 00:01:23,126 <これが 後に言う 池田屋事件ぜよ> 12 00:01:23,126 --> 00:01:25,145 (龍馬)池田屋で…→ 13 00:01:25,145 --> 00:01:27,130 池田屋で 何があったがじゃ?! 14 00:01:27,130 --> 00:01:29,149 おまんの…→ 15 00:01:29,149 --> 00:01:32,970 おまんの言うとおりに しちょったら…→ 16 00:01:32,970 --> 00:01:35,305 よかったかのぉ…。 17 00:01:35,305 --> 00:01:40,961 亀弥太…。 18 00:01:40,961 --> 00:01:44,661 亀弥太…! 19 00:01:46,300 --> 00:01:48,635 誰が こんな恐ろしいことを…! 20 00:01:48,635 --> 00:01:51,471 決まってますやろ! 新選組や! 21 00:01:51,471 --> 00:01:53,957 どこぜ…! 22 00:01:53,957 --> 00:01:56,643 どこぜ 新選組は…! 23 00:01:56,643 --> 00:02:09,306 ♪♪「夢みて 結んだ縁」 24 00:02:09,306 --> 00:02:11,291 いけん! 坂本君! 25 00:02:11,291 --> 00:02:13,310 桂さん…?! 26 00:02:13,310 --> 00:02:15,629 なんぼ 君が 北辰一刀流の 使い手じゃゆうても→ 27 00:02:15,629 --> 00:02:18,131 新選組と 1人で斬り合うのは むちゃじゃ! 28 00:02:18,131 --> 00:02:20,133 僕だって 腸が 煮えくり返っちょる! 29 00:02:20,133 --> 00:02:24,972 じゃが 怒りに任せて動いても どうにもならん! 30 00:02:24,972 --> 00:02:28,308 けんど…→ 31 00:02:28,308 --> 00:02:31,311 けんど 桂さん…! 32 00:02:31,311 --> 00:02:38,151 ♪♪~(テーマ音楽) 33 00:02:38,151 --> 00:03:07,297 ♪♪~ 34 00:03:07,297 --> 00:03:18,976 ♪♪~ 35 00:03:18,976 --> 00:05:09,469 ♪♪~ 36 00:05:09,469 --> 00:05:15,169 ♪♪~ 37 00:05:17,127 --> 00:05:19,463 えっ?! 池田屋さんで?! 38 00:05:19,463 --> 00:05:22,482 ああ。 攘夷派が集まっているところに→ 39 00:05:22,482 --> 00:05:26,136 新選組が乗り込んで 皆殺しにしたらしい。 40 00:05:26,136 --> 00:05:28,972 誰が 殺されたの? そこまでは 分からん。→ 41 00:05:28,972 --> 00:05:31,308 あんたらも 気ぃつけた方がええで。→ 42 00:05:31,308 --> 00:05:34,294 ここは 攘夷派を かくもうとんのやろ? 43 00:05:34,294 --> 00:05:36,463 ほんまに みんな 殺されはったんどすか?! 44 00:05:36,463 --> 00:05:39,983 お龍ちゃん? いや… 分からしまへんなぁ。 45 00:05:39,983 --> 00:05:43,303 わしは 聞いただけやさかい。 46 00:05:43,303 --> 00:05:45,305 (戸をたたく音) 47 00:05:45,305 --> 00:05:47,307 (男)新選組?! えっ?! 48 00:05:47,307 --> 00:05:49,643 ≪桂じゃ。 開けてくれ。 49 00:05:49,643 --> 00:05:51,628 ≪桂 小五郎じゃ。 桂さん?! 50 00:05:51,628 --> 00:05:55,632 桂さん! ご無事どしたか! ありがとう。 51 00:05:55,632 --> 00:05:57,634 坂本君! 52 00:05:57,634 --> 00:06:00,620 坂本さん…?! どうぞ。 53 00:06:00,620 --> 00:06:03,920 さあさあ 早く! 早く! こちらです。 54 00:06:12,632 --> 00:06:16,136 (桂)幼なじみ? 55 00:06:16,136 --> 00:06:24,144 亀弥太とは 子供のころから 一緒に遊んだ仲じゃった…。 56 00:06:24,144 --> 00:06:29,199 まっすぐな えい男やったがぜよ…! 57 00:06:29,199 --> 00:06:33,970 人の運命いうもんは 分からんもんじゃ…。 58 00:06:33,970 --> 00:06:37,641 僕も もう少し あそこに はよう行っとりゃ→ 59 00:06:37,641 --> 00:06:42,312 斬られちょったかもしれん。 60 00:06:42,312 --> 00:06:45,632 桂さん…。 61 00:06:45,632 --> 00:06:50,704 この国は どうなるがぜ…。 62 00:06:50,704 --> 00:06:54,975 幕府は 薩摩と結託して→ 63 00:06:54,975 --> 00:06:59,629 帝を 自分らのええように 操っちょる…。 64 00:06:59,629 --> 00:07:04,134 もう 異国の侵入を止める者は おらん。 65 00:07:04,134 --> 00:07:09,139 自分らのことしか 考えちょらんのじゃ 奴らは…! 66 00:07:09,139 --> 00:07:11,641 なんちゅう あほなことを…! 67 00:07:11,641 --> 00:07:14,644 じゃが 長州は戦う! 68 00:07:14,644 --> 00:07:18,131 無謀と言われようが 戦う! 69 00:07:18,131 --> 00:07:22,135 池田屋で死んだ者たちの志を…→ 70 00:07:22,135 --> 00:07:27,641 望月亀弥太殿の思いを→ 71 00:07:27,641 --> 00:07:30,961 決して 無駄にゃあせん! 72 00:07:30,961 --> 00:07:39,636 ♪♪~ 73 00:07:39,636 --> 00:07:42,973 どういたらえいがじゃ…。 74 00:07:42,973 --> 00:07:47,273 こんなことをしちょって えいがか…! 75 00:07:50,463 --> 00:07:54,150 はあ…。 76 00:07:54,150 --> 00:07:56,950 坂本様。 77 00:07:59,973 --> 00:08:04,628 ここは いつ ご公儀の お調べが入るか 分かりまへん。 78 00:08:04,628 --> 00:08:07,647 おお… そうじゃの。 79 00:08:07,647 --> 00:08:13,303 これから 神戸村へ 戻られるのどすか? 80 00:08:13,303 --> 00:08:18,959 今 京の町は 新選組が うろついております。 81 00:08:18,959 --> 00:08:24,648 日が暮れるまで お龍の家に お隠れやしておくれやす。 82 00:08:24,648 --> 00:08:27,648 …お龍の? 83 00:08:36,293 --> 00:08:38,962 あああ…! 84 00:08:38,962 --> 00:08:41,648 <そのころ 土佐では→ 85 00:08:41,648 --> 00:08:48,138 岡田以蔵の取り調べが 厳しゅうなっちょったがじゃ> 86 00:08:48,138 --> 00:08:52,626 ううう…! 87 00:08:52,626 --> 00:08:58,298 もう 今までのようには いかんぜよ 以蔵。 88 00:08:58,298 --> 00:09:00,467 知らん…。 89 00:09:00,467 --> 00:09:04,137 わしは 知らん…! 90 00:09:04,137 --> 00:09:06,637 もう一つ 載せや! 91 00:09:08,308 --> 00:09:14,297 あ… あ… あああ! 92 00:09:14,297 --> 00:09:19,986 闇討ちを命じたがは 武市先生じゃろう? 93 00:09:19,986 --> 00:09:22,972 知らん… わしは 知らん…。 94 00:09:22,972 --> 00:09:28,478 ああ…! ああ! あああ! 95 00:09:28,478 --> 00:09:32,982 以蔵… すまん…! 96 00:09:32,982 --> 00:09:37,682 (悲鳴) 97 00:09:42,976 --> 00:09:46,146 以蔵 すまん…。→ 98 00:09:46,146 --> 00:09:49,146 すまん…! 99 00:09:56,639 --> 00:09:59,976 ≪(冨)ごめんください。 はい。 100 00:09:59,976 --> 00:10:03,129 ≪お乙女さんは おいでですろうか? 101 00:10:03,129 --> 00:10:06,132 …お冨さん! 102 00:10:06,132 --> 00:10:09,636 出歩いて 大丈夫ながかえ? 103 00:10:09,636 --> 00:10:13,640 家に閉じこもっちょったち しかたありませんき。 104 00:10:13,640 --> 00:10:16,643 奉行所から 知らせは? 105 00:10:16,643 --> 00:10:18,962 いいえ…。 106 00:10:18,962 --> 00:10:22,632 武市様は きっと 戻ってこられます。 107 00:10:22,632 --> 00:10:27,832 あんな 立派な人が 罪人らなるはずがないぞね。 108 00:10:29,472 --> 00:10:34,544 お冨さんは 旦那様を 笑顔で 迎えてあげんといかんがじゃき→ 109 00:10:34,544 --> 00:10:38,648 おまさんが 体を壊したら どうにもならんよ。 110 00:10:38,648 --> 00:10:41,301 ありがとうございます。 111 00:10:41,301 --> 00:10:47,640 乙女は 今 西町に出かけちゅう。 言づけなら 私が。 112 00:10:47,640 --> 00:10:50,293 ほんなら これを→ 113 00:10:50,293 --> 00:10:52,962 お乙女さんに お返し下さいませ。 114 00:10:52,962 --> 00:10:56,316 「楽しい絵を見て 少し 気が晴れました」と→ 115 00:10:56,316 --> 00:10:58,468 お伝え下さい。 はい。 116 00:10:58,468 --> 00:11:00,470 ほんなら 失礼致します。 117 00:11:00,470 --> 00:11:02,770 あ… ちっくと待ってや。 118 00:11:10,797 --> 00:11:13,967 はい。 119 00:11:13,967 --> 00:11:16,636 ほんまに困ったことがあったら→ 120 00:11:16,636 --> 00:11:19,973 いつでも うちに相談に来いや。 121 00:11:19,973 --> 00:11:21,975 ありがとうございます。 122 00:11:21,975 --> 00:11:23,960 ほんなら。 123 00:11:23,960 --> 00:11:38,960 ♪♪~ 124 00:11:40,627 --> 00:11:44,147 (弥太郎)あ~ うまい! 里芋も うまい! 125 00:11:44,147 --> 00:11:46,132 いや~ うまいのぉ! 126 00:11:46,132 --> 00:11:50,804 ニンジンは どうじゃ? ニンジンが また これ うまい! 127 00:11:50,804 --> 00:11:52,806 は~ うまい! 128 00:11:52,806 --> 00:11:55,475 弥太郎さん? 129 00:11:55,475 --> 00:11:57,477 ああ…。 130 00:11:57,477 --> 00:12:03,633 先日は 屋根を直してもろうて ありがとうございました。 131 00:12:03,633 --> 00:12:09,138 もう 雨は 漏れんかえ? はい。 お陰さまで。 132 00:12:09,138 --> 00:12:12,475 奥様に こしらえてもろうた 弁当ですろうか? 133 00:12:12,475 --> 00:12:15,628 おお。 喜勢は 料理が上手うてのぉ。 134 00:12:15,628 --> 00:12:19,299 毎日 春路を背負うて 弁当を作ってくれるがじゃき。 135 00:12:19,299 --> 00:12:24,971 春路? この前 生まれた わしの娘ぜよ。 136 00:12:24,971 --> 00:12:28,141 岩崎春路。 「春の路」と書いて 春路じゃ。 137 00:12:28,141 --> 00:12:31,477 えい名前やろう! それは おめでとうございます! 138 00:12:31,477 --> 00:12:33,963 すくすく 育ちゆうがですか? 139 00:12:33,963 --> 00:12:37,300 もう すくすく すくすく! 140 00:12:37,300 --> 00:12:43,122 かわいいゆうもんじゃないぜよ! ああ かわいい! ハハハハハ! 141 00:12:43,122 --> 00:12:45,141 あ…。 142 00:12:45,141 --> 00:12:47,126 お冨さんのところには…。 143 00:12:47,126 --> 00:12:50,129 うちには 子は おりませんき。 144 00:12:50,129 --> 00:12:52,148 すまん。 つまらんことを言うてしもうた。 145 00:12:52,148 --> 00:12:54,148 すまん。 すまんのぉ。 146 00:12:56,636 --> 00:12:59,622 ほんまに えい人やねぇ 弥太郎さんは。 147 00:12:59,622 --> 00:13:03,960 何のことぜよ? 「岩崎の息子は 自分勝手で→ 148 00:13:03,960 --> 00:13:06,312 他人のことら 何ちゃあ考えん」ゆうて→ 149 00:13:06,312 --> 00:13:08,298 みんなが そう言うちょりましたけんど→ 150 00:13:08,298 --> 00:13:13,636 全然 そんなことはないぞね。 151 00:13:13,636 --> 00:13:15,805 …やめや。 152 00:13:15,805 --> 00:13:20,627 わしは 自分のことしか 考えちゃあせんきに! 153 00:13:20,627 --> 00:13:23,463 うちの旦那様が 戻ってこられたら→ 154 00:13:23,463 --> 00:13:26,983 ぜひ いっぺん 遊びに来てつかあさい。 155 00:13:26,983 --> 00:13:29,283 ほんなら。 156 00:13:55,628 --> 00:13:58,314 新選組だ! 御用改めである! 157 00:13:58,314 --> 00:14:00,300 ええっ?! 158 00:14:00,300 --> 00:14:02,302 何事にございましょう! 159 00:14:02,302 --> 00:14:04,637 この宿は 攘夷派を かくまっているそうだな。 160 00:14:04,637 --> 00:14:07,140 めっそうもないことにございます。 それに 今日は→ 161 00:14:07,140 --> 00:14:09,440 一人のお客さんも おいでになりません! 162 00:14:15,148 --> 00:14:17,133 ここの娘か? 163 00:14:17,133 --> 00:14:22,205 いいえ。 うちの奉公人どす。 164 00:14:22,205 --> 00:14:25,625 なぜ わしを にらむ。 165 00:14:25,625 --> 00:14:30,925 にらんではおりまへん。 怖いだけどす。 166 00:14:40,289 --> 00:14:44,644 そうは見えんな。 167 00:14:44,644 --> 00:14:46,629 (足音) 168 00:14:46,629 --> 00:14:50,329 (土方)近藤さん。 誰もいない。 169 00:14:54,137 --> 00:14:56,137 行こう。 170 00:15:05,131 --> 00:15:12,638 ♪♪~(月琴) 171 00:15:12,638 --> 00:15:21,631 ♪♪「エンヤーサー エンヤーサー」 172 00:15:21,631 --> 00:15:31,641 ♪♪「星の降る夜は」 173 00:15:31,641 --> 00:15:40,650 ♪♪「艪を押さしょ」 174 00:15:40,650 --> 00:15:49,292 ♪♪「カラコロ カラコロ 艪を押さしょ」 175 00:15:49,292 --> 00:15:56,966 ♪♪「軍艦かよ くじらの舟か」 176 00:15:56,966 --> 00:16:04,807 ♪♪「カラコロ カラコロ 艪を押さしょ」 177 00:16:04,807 --> 00:16:13,307 ♪♪「エンヤーサー エンヤーサー」 178 00:16:15,635 --> 00:16:17,970 これが 土佐の小唄じゃ。 179 00:16:17,970 --> 00:16:20,640 面白い歌やわ。 もう一回 歌うて! 180 00:16:20,640 --> 00:16:22,625 え~? 歌うて 歌うて! 181 00:16:22,625 --> 00:16:26,295 何べん 歌わせるがか おまんらは。 ハハハハハ! 182 00:16:26,295 --> 00:16:28,297 姉さん お帰りやす。 183 00:16:28,297 --> 00:16:30,633 お帰りやす。 ただいま。 おお すまん! 184 00:16:30,633 --> 00:16:32,969 ちっくと これを借りちょった。 185 00:16:32,969 --> 00:16:37,640 やっぱり 三味線とは 違うがじゃねや 月琴ゆうがは。 186 00:16:37,640 --> 00:16:39,625 なかなか 思うとおりにはいかんき。 187 00:16:39,625 --> 00:16:41,644 ありがとう。 188 00:16:41,644 --> 00:16:44,797 みんな おなか すいたでしょう? ちょっと待っててね。→ 189 00:16:44,797 --> 00:16:47,300 お光。 水汲み お願い。 はい。 190 00:16:47,300 --> 00:16:49,302 お君も 手伝うて。 はい! 191 00:16:49,302 --> 00:16:52,638 ほんなら わしも 何か 手伝うことがあったら…。 192 00:16:52,638 --> 00:16:56,142 坂本さんは これを どうぞ。 193 00:16:56,142 --> 00:16:58,127 おう。 194 00:16:58,127 --> 00:17:00,327 これは 何ぜ? 195 00:17:03,633 --> 00:17:06,302 これは 何ぜ~? 196 00:17:06,302 --> 00:17:08,304 そ~れ! 197 00:17:08,304 --> 00:17:10,790 おっ! わ~! お米のごはんや! 198 00:17:10,790 --> 00:17:13,990 お薬 もろうてきたさかい ちょっと 待っててね。 199 00:17:20,133 --> 00:17:22,969 これは もらえんぜ。 みんなで食いや。 200 00:17:22,969 --> 00:17:27,306 扇岩の旦那さんから 持っていけと言われましたさかい。 201 00:17:27,306 --> 00:17:30,306 けんど…。 202 00:17:37,650 --> 00:17:41,971 ほんなら みんなで食うかえ! 203 00:17:41,971 --> 00:17:44,957 えっ? ほんま?! おおきに おじちゃん! 204 00:17:44,957 --> 00:17:47,643 おう 食おう 食おう! ほれ ほれ こっち 来いや。 205 00:17:47,643 --> 00:17:49,629 お母も一緒にな。 206 00:17:49,629 --> 00:17:53,799 母上 一緒に。 207 00:17:53,799 --> 00:17:56,135 ありがとうございます。 食いや 食いや。 208 00:17:56,135 --> 00:17:58,137 ありがとう! おう 食え 食え! 209 00:17:58,137 --> 00:18:03,125 いただきます! おいしそう! いただきま~す! 210 00:18:03,125 --> 00:18:05,962 うまいか? うん! おお うまいか! 211 00:18:05,962 --> 00:18:08,314 おいしい! 漬物も食いや。 うん! 212 00:18:08,314 --> 00:18:12,969 お龍殿! お龍殿も食いや! 213 00:18:12,969 --> 00:18:15,621 姉さん! 姉さん! 214 00:18:15,621 --> 00:18:21,644 おいしい! よかったのぉ。 まだ残っとるき。 215 00:18:21,644 --> 00:18:24,814 はい おじちゃん! わしにも くれるがか? 216 00:18:24,814 --> 00:18:27,800 えい子じゃのぉ! 217 00:18:27,800 --> 00:18:32,300 けんど おまんが食いや。 これは おまんが食いや。 218 00:18:36,309 --> 00:18:39,629 <この時 二条城では→ 219 00:18:39,629 --> 00:18:44,967 呼び出しを受けた 勝 麟太郎が 登城しちょった> 220 00:18:44,967 --> 00:18:48,304 勝 麟太郎にございまする。 221 00:18:48,304 --> 00:18:52,308 そなたに 確かめておきたいことがござる。 222 00:18:52,308 --> 00:18:54,293 はっ。 223 00:18:54,293 --> 00:18:57,630 神戸村に作った 海軍操練所だが→ 224 00:18:57,630 --> 00:19:01,133 そこで学ぶ者は 藩士に限ると→ 225 00:19:01,133 --> 00:19:03,135 決めておったはず。 226 00:19:03,135 --> 00:19:09,308 しかし どうも 脱藩浪士が 交ざっておるらしいのぉ。 227 00:19:09,308 --> 00:19:12,979 ああ… 申し訳なきことにございまする。 228 00:19:12,979 --> 00:19:15,965 確かに 仰せのとおり 訓練生の中には→ 229 00:19:15,965 --> 00:19:19,468 土佐 紀州の 脱藩の浪士がおりまするが→ 230 00:19:19,468 --> 00:19:22,471 脱藩の罪 お許し頂けるよう 国許に 今→ 231 00:19:22,471 --> 00:19:24,624 お願いしているところに ございますれば→ 232 00:19:24,624 --> 00:19:29,645 今しばらく ご静観のほどを。 時節は まさに…。 233 00:19:29,645 --> 00:19:35,301 問題は 脱藩浪士のことだけではない。 234 00:19:35,301 --> 00:19:39,639 昨夜の池田屋の一件→ 235 00:19:39,639 --> 00:19:43,142 そこに集まった 攘夷派の中に→ 236 00:19:43,142 --> 00:19:47,980 土佐の 望月亀弥太なる者の名前がある。 237 00:19:47,980 --> 00:19:53,469 この者も 海軍操練所の者だそうだな。 238 00:19:53,469 --> 00:19:56,806 <あの時 池田屋に→ 239 00:19:56,806 --> 00:20:00,643 望月亀弥太がおったという事実。→ 240 00:20:00,643 --> 00:20:05,631 これが 後に 海軍操練所と龍馬の運命を→ 241 00:20:05,631 --> 00:20:10,636 大きゅう変えることに なってしまうがじゃ。→ 242 00:20:10,636 --> 00:20:13,973 ほんで わしの身にも→ 243 00:20:13,973 --> 00:20:18,311 とんでもない災いが 降りかかってきたがぜよ> 244 00:20:18,311 --> 00:20:20,963 おお 久しぶりじゃの 岩崎。 どうしよった? 245 00:20:20,963 --> 00:20:22,965 はっ…。 246 00:20:22,965 --> 00:20:26,152 この3月に 娘が生まれまして…。 247 00:20:26,152 --> 00:20:28,137 おお それは めでたいのぉ。 248 00:20:28,137 --> 00:20:31,640 材木も売れるようになり やっと 親にも そこそこ→ 249 00:20:31,640 --> 00:20:35,644 まともな暮らしをさせちゃれる ように なって参りました。 250 00:20:35,644 --> 00:20:39,148 一家のために 商売しちゅうとは ご苦労なこっちゃのぉ。 251 00:20:39,148 --> 00:20:41,133 ありがとうございます! 252 00:20:41,133 --> 00:20:44,970 けんど おんしは もとより 郷廻りじゃ。 253 00:20:44,970 --> 00:20:48,974 悪さをしゆう輩を 捕まえるがが おんしの役目ぜよ。 254 00:20:48,974 --> 00:20:52,674 いや… いや それは もう…。 255 00:20:54,296 --> 00:20:56,298 郷廻りに戻れとは言わん。 256 00:20:56,298 --> 00:20:59,635 わしのために 働きぃ。 257 00:20:59,635 --> 00:21:12,631 ♪♪~ 258 00:21:12,631 --> 00:21:15,634 ≪大殿様。 259 00:21:15,634 --> 00:21:22,291 深山宗林様が 大殿様を 訪ねておいでになりました。 260 00:21:22,291 --> 00:21:25,461 宗林先生が…?! 261 00:21:25,461 --> 00:21:28,314 (半平太)和助。 262 00:21:28,314 --> 00:21:32,968 以蔵は どうしゆう? 263 00:21:32,968 --> 00:21:39,642 だいぶ 痛めつけられたがか? 以蔵は…。 264 00:21:39,642 --> 00:21:42,962 (和助)はい…。 けんど→ 265 00:21:42,962 --> 00:21:49,301 武市様のことは ひと言も しゃべっちゃあせんそうです。 266 00:21:49,301 --> 00:21:51,303 ≪何じゃ! やかましい! 267 00:21:51,303 --> 00:21:53,305 誰ぜ! やかましい! 268 00:21:53,305 --> 00:21:55,958 わしは 後藤象二郎様の使いで 来たがじゃ! 269 00:21:55,958 --> 00:21:57,977 弥太郎…! 270 00:21:57,977 --> 00:21:59,962 わしはのぉ…→ 271 00:21:59,962 --> 00:22:03,966 わしは 誰が 吉田東洋様を 殺したらあ どうでもえいがじゃ。 272 00:22:03,966 --> 00:22:08,637 けんどの それが分かるまでは 商売したらいかんち言われたら→ 273 00:22:08,637 --> 00:22:10,937 話は 別ぜ! 274 00:22:12,625 --> 00:22:15,644 「わしが やった」と 素直に謝ったら→ 275 00:22:15,644 --> 00:22:18,647 許しちゃると 後藤様は言われゆう。 276 00:22:18,647 --> 00:22:21,634 武市さん。 277 00:22:21,634 --> 00:22:24,303 おまんが やったがか? 278 00:22:24,303 --> 00:22:26,639 誰かに斬らせたがやろう。 弥太郎。 279 00:22:26,639 --> 00:22:30,960 頼むき 正直に言うてくれ 武市さん! 280 00:22:30,960 --> 00:22:38,968 そんなことを わしが おまんに言うと思うかえ。 281 00:22:38,968 --> 00:22:44,640 「素直に謝ったら 許す」? 282 00:22:44,640 --> 00:22:48,127 子供やち だまされんぞ。 283 00:22:48,127 --> 00:22:52,648 以蔵が 死んでしもうても えいがか! 284 00:22:52,648 --> 00:22:56,969 お冨さんに いつまで 苦しい思いをさせるがぜ! 285 00:22:56,969 --> 00:23:01,474 あんなに けなげに旦那様の帰りを 待ちゆう お冨さんのためにも→ 286 00:23:01,474 --> 00:23:05,294 わしやち 味方になるぜよ! 287 00:23:05,294 --> 00:23:08,297 このまま 牢に 閉じ込められちょったち→ 288 00:23:08,297 --> 00:23:10,299 どうにもならんろう! 289 00:23:10,299 --> 00:23:12,635 堂々と ほんまのことを言いや 武市さん! 290 00:23:12,635 --> 00:23:16,639 弥太郎! 291 00:23:16,639 --> 00:23:22,628 そんな たやすいことではないがぜ! 292 00:23:22,628 --> 00:23:26,632 わしを責めゆうがは→ 293 00:23:26,632 --> 00:23:29,632 後藤様だけやない。 294 00:23:33,639 --> 00:23:36,139 大殿様もじゃ。 295 00:23:41,647 --> 00:23:44,650 わしが やってきたことは→ 296 00:23:44,650 --> 00:23:48,621 すべて 大殿様のためぜよ!→ 297 00:23:48,621 --> 00:23:57,296 それが… 大殿様に背いた 逆臣じゃと思われるがは→ 298 00:23:57,296 --> 00:24:03,302 こればあ 悔しいことがあるかえ…! 299 00:24:03,302 --> 00:24:08,140 このままでは 終われんがじゃき! 300 00:24:08,140 --> 00:24:15,648 自分の夫が 侍ではなかったらあと言われて→ 301 00:24:15,648 --> 00:24:18,968 冨を 悲しませることは→ 302 00:24:18,968 --> 00:24:21,637 断じて できん! 303 00:24:21,637 --> 00:24:48,297 ♪♪~ 304 00:24:48,297 --> 00:24:52,301 うまかった…! 305 00:24:52,301 --> 00:24:56,639 ありがとうございます。 306 00:24:56,639 --> 00:25:02,978 私は まだ しばらくは 城下におりますゆえ→ 307 00:25:02,978 --> 00:25:10,135 いつでも お呼び下さい。 308 00:25:10,135 --> 00:25:13,635 そうか…。 309 00:25:27,303 --> 00:25:30,639 ハハハハハ! そうかえ! 310 00:25:30,639 --> 00:25:35,461 ハハハハハ! すんません。 休ましてもらいます。 311 00:25:35,461 --> 00:25:40,261 ああ そうじゃの。 ゆっくり 休んでつかあさい。 312 00:25:53,295 --> 00:25:57,633 お母上は 肺を患うちゅうがか。 313 00:25:57,633 --> 00:26:04,139 いつから 寝込まれちゅう? 半年ほど前からです。 314 00:26:04,139 --> 00:26:07,643 お父上は 亡うなった言うたねや。 315 00:26:07,643 --> 00:26:10,143 おまんが 一家を養いゆうがか? 316 00:26:14,466 --> 00:26:17,469 お父上は 何をしよった お人ながぜ? 317 00:26:17,469 --> 00:26:23,308 坂本さんには かかわりのないことでございます。 318 00:26:23,308 --> 00:26:28,297 …おまんは どういて そう つんけんするがぜよ。 319 00:26:28,297 --> 00:26:34,297 弟や妹らは おまんは 優しい姉やんじゃ言うちょったぞ。 320 00:26:38,974 --> 00:26:41,293 あの お光ゆうがが→ 321 00:26:41,293 --> 00:26:46,382 おまんが やくざ者から 取り戻した 妹やろう。 322 00:26:46,382 --> 00:26:49,134 …あの時は ありがとうございました。 323 00:26:49,134 --> 00:26:52,971 でも あのお金は 必ず お返し…。 えいちや。 324 00:26:52,971 --> 00:26:55,974 金のことは えい。 325 00:26:55,974 --> 00:27:01,313 わしやち こうやって おまんらの 世話になっちゅうがやき→ 326 00:27:01,313 --> 00:27:04,313 まあ おあいこぜよ。 327 00:27:21,316 --> 00:27:26,972 …父は 医者をやっておりました。 328 00:27:26,972 --> 00:27:29,641 医者? 329 00:27:29,641 --> 00:27:31,977 でも 攘夷派のお侍さんを→ 330 00:27:31,977 --> 00:27:34,980 助けたことを 咎められて→ 331 00:27:34,980 --> 00:27:40,035 安政の大獄で…。 332 00:27:40,035 --> 00:27:45,457 あの時 亡うなったがかえ…。 333 00:27:45,457 --> 00:27:52,464 そやさかい 私は 攘夷のお侍さんが嫌いなの。 334 00:27:52,464 --> 00:27:58,804 攘夷やのうても 薩摩の人も新選組も みんな嫌い。 335 00:27:58,804 --> 00:28:02,307 家族を ほうり出して 好き勝手なことをやってる人は→ 336 00:28:02,307 --> 00:28:04,607 大嫌い。 337 00:28:08,647 --> 00:28:14,147 ほんで わしを 嫌うちょったがかえ。 338 00:28:16,622 --> 00:28:25,481 確かに わしは家を出て 好き勝手なことばかり やりゆう。 339 00:28:25,481 --> 00:28:28,300 まっこと…→ 340 00:28:28,300 --> 00:28:33,972 家族には申し訳ない気持ちで いっぱいぜよ。 341 00:28:33,972 --> 00:28:37,172 死んだ父上にも。 342 00:28:41,630 --> 00:28:50,138 わしも 9年前に 父上を亡くした。 343 00:28:50,138 --> 00:28:56,438 わしの母上は わしが 12の時に 亡うなった。 344 00:29:01,633 --> 00:29:05,433 優しい母上やったがじゃ。 345 00:29:09,641 --> 00:29:18,967 けんど… もともと 体が弱うてのぉ。 346 00:29:18,967 --> 00:29:25,307 ほんじゃき おまんの母上を見た時→ 347 00:29:25,307 --> 00:29:29,962 とても 他人事とは 思えんかったちや。 348 00:29:29,962 --> 00:29:36,301 なんとか 喜んでもらいとうて…→ 349 00:29:36,301 --> 00:29:41,501 つい 歌まで歌うてしもうた。 350 00:29:50,632 --> 00:29:55,971 暮らしが大変ながは よう分かるけんど→ 351 00:29:55,971 --> 00:29:59,625 母上の病気は 治しちゃり。 352 00:29:59,625 --> 00:30:03,312 もし 金が足らんようやったら わしが…。 いえ。 353 00:30:03,312 --> 00:30:05,297 坂本さんには もう助けて頂き…。 354 00:30:05,297 --> 00:30:07,966 お龍殿。 355 00:30:07,966 --> 00:30:10,969 人の気持ちゆうがは→ 356 00:30:10,969 --> 00:30:15,641 銭金とは 違うがぜよ。 357 00:30:15,641 --> 00:30:18,293 貸し借りとは かかわりのう→ 358 00:30:18,293 --> 00:30:22,293 受け取ってえい時もあるき。 359 00:30:26,301 --> 00:30:31,290 おまんが 侍を嫌いながは よう分かったけんど→ 360 00:30:31,290 --> 00:30:35,290 たまには 笑顔を見せてくれや。 361 00:30:37,312 --> 00:30:40,148 もうすぐ 日が暮れます。 362 00:30:40,148 --> 00:30:43,648 そろそろ お発ちになった方が。 363 00:30:46,972 --> 00:30:49,772 …そうじゃの。 364 00:30:52,477 --> 00:30:56,131 けんど…→ 365 00:30:56,131 --> 00:31:02,638 亀弥太の亡骸を 残していくがは…→ 366 00:31:02,638 --> 00:31:04,938 つらいのぉ。 367 00:31:08,310 --> 00:31:11,463 志を…→ 368 00:31:11,463 --> 00:31:15,263 貫かれたんでしょう あの お人は。 369 00:31:18,637 --> 00:31:21,306 坂本さんは→ 370 00:31:21,306 --> 00:31:27,295 褒めておあげにならんと あかんのと 違いますか? 371 00:31:27,295 --> 00:31:30,132 「よう頑張った」と。 372 00:31:30,132 --> 00:31:33,932 「お前は 侍らしゅう死んだ」と。 373 00:31:44,646 --> 00:31:48,967 京にいては 新選組に見つかってしまいます。 374 00:31:48,967 --> 00:31:52,667 はよう 神戸村にお帰り下さい。 375 00:31:58,977 --> 00:32:03,148 …そうじゃの。 376 00:32:03,148 --> 00:32:06,948 おまんの言うとおりじゃ。 377 00:32:11,973 --> 00:32:14,459 世話になったの。 378 00:32:14,459 --> 00:33:07,312 ♪♪~ 379 00:33:07,312 --> 00:33:13,635 ♪♪「こうちのいとさん」 380 00:33:13,635 --> 00:33:19,291 ♪♪「あっぱいべべきせて」 381 00:33:19,291 --> 00:33:29,634 ♪♪「おやにだかれて ねんころろ」 382 00:33:29,634 --> 00:33:33,305 ♪♪「みやまいり」 383 00:33:33,305 --> 00:33:39,961 ♪♪「みやにまいるとき」 384 00:33:39,961 --> 00:33:45,817 ♪♪「なんというてまいる」 385 00:33:45,817 --> 00:34:28,627 ♪♪~ 386 00:34:28,627 --> 00:34:32,327 ≪ごめんください。 387 00:34:41,957 --> 00:34:44,626 何ですろう? 388 00:34:44,626 --> 00:34:49,965 武市様からの言づてです。 389 00:34:49,965 --> 00:34:52,965 どうぞ お入り下さい。 390 00:35:13,138 --> 00:35:20,295 武市様からの言づてです。 391 00:35:20,295 --> 00:35:26,318 「おまんに つらい思いをさせて すまん。→ 392 00:35:26,318 --> 00:35:30,305 まっこと すまん」。 393 00:35:30,305 --> 00:35:36,305 そう… そう 奥様に伝えてくれと。 394 00:35:42,651 --> 00:35:45,136 武市さんが そんなことになっちゅうとは→ 395 00:35:45,136 --> 00:35:47,305 私は 何ちゃあ知らんかった。 396 00:35:47,305 --> 00:35:50,125 しかたないぞね 千鶴姉やんは。 397 00:35:50,125 --> 00:35:53,962 高松家に嫁いでから めったに帰ってこれんきねぇ。 398 00:35:53,962 --> 00:35:57,966 春猪が すっかり大人になって びっくりしたぞね。 399 00:35:57,966 --> 00:35:59,985 もう 二十歳やき。 400 00:35:59,985 --> 00:36:03,622 もうすぐ お嫁入りじゃ。 私は まだ 嫁には行かん。 401 00:36:03,622 --> 00:36:06,474 まだ 焦らんでえい! 何を言いゆう。 402 00:36:06,474 --> 00:36:08,977 ぐずぐずしちょったら 誰っちゃあにもろうてもらえんぞ。 403 00:36:08,977 --> 00:36:13,148 誰か好きな人はおらんが? 春猪。 そんな人 おらん。 404 00:36:13,148 --> 00:36:15,967 困ったもんちや。 まっことじゃ。 405 00:36:15,967 --> 00:36:19,304 お乙女ちゃんは 昔 武市さんが好きやったねぇ。 406 00:36:19,304 --> 00:36:21,640 (伊與)お千鶴ちゃん お乙女さんは→ 407 00:36:21,640 --> 00:36:23,975 もう 岡上家の嫁ぞね。 408 00:36:23,975 --> 00:36:26,311 (千鶴)もう ずっと昔の話やき。 409 00:36:26,311 --> 00:36:29,130 そうや。 好きやった。 410 00:36:29,130 --> 00:36:33,635 ほら! お乙女ちゃん! そうがね! 411 00:36:33,635 --> 00:36:35,637 けんど 武市さんは→ 412 00:36:35,637 --> 00:36:38,974 私のことは 龍馬の姉上としか 思うちょらんかったき→ 413 00:36:38,974 --> 00:36:41,142 何ちゃあなかった。 414 00:36:41,142 --> 00:36:45,463 そうやったら えいけんど…。 驚かしなや! (伊與)まっこと。 415 00:36:45,463 --> 00:36:51,136 (乙女)あればあ 似合いの夫婦は どこにもおらんぞね。 416 00:36:51,136 --> 00:36:54,639 (権平)あれで 子がおったら 幸せじゃったろうのぉ。 417 00:36:54,639 --> 00:36:57,642 まっこと それだけは 残念やねぇ。 418 00:36:57,642 --> 00:37:00,645 それは 違うぞね。 419 00:37:00,645 --> 00:37:05,633 お冨さんが 前に 私に話してくれたことがあるき。 420 00:37:05,633 --> 00:37:07,635 (権平)何を? 421 00:37:07,635 --> 00:37:10,638 夫婦になって 3年たったころ→ 422 00:37:10,638 --> 00:37:14,309 武市さんの友人から 言われたそうじゃ。 423 00:37:14,309 --> 00:37:17,128 「武市さんは 立派なお方やき→ 424 00:37:17,128 --> 00:37:21,132 子ができんゆうがは まっこと もったいない。→ 425 00:37:21,132 --> 00:37:24,636 お冨さんが 家を空けてくれたら→ 426 00:37:24,636 --> 00:37:28,640 誰か 連れてきて 武市さんの世話をさせるき→ 427 00:37:28,640 --> 00:37:31,142 その女子に 子を産んでもらいや」ゆうて…。 428 00:37:31,142 --> 00:37:33,144 まあ…。 429 00:37:33,144 --> 00:37:38,967 お冨さんは 「普通なら 3年たって 子ができん女房は→ 430 00:37:38,967 --> 00:37:43,972 追ん出されても しかたがないのに うちの旦那様は→ 431 00:37:43,972 --> 00:37:48,643 まっこと 何も言わん 優しいお方じゃき→ 432 00:37:48,643 --> 00:37:56,985 ここは 私が我慢しよう」思うて 家を空けたそうじゃ。 433 00:37:56,985 --> 00:37:59,637 代わりに やって来たがは→ 434 00:37:59,637 --> 00:38:03,641 まっこと 別嬪な女子やったそうじゃ。 435 00:38:03,641 --> 00:38:06,978 ほいで 武市さんは…? 436 00:38:06,978 --> 00:38:11,966 指一本 触れんかったそうやき。 437 00:38:11,966 --> 00:38:15,637 武市さんの友人は それやったらと→ 438 00:38:15,637 --> 00:38:19,140 また ほかの人を 連れてきたけんど→ 439 00:38:19,140 --> 00:38:23,645 やっぱり 手をつけんかった。 440 00:38:23,645 --> 00:38:27,649 しばらくして 家に戻った お冨さんは→ 441 00:38:27,649 --> 00:38:31,302 武市さんに こう言われたそうじゃ。 442 00:38:31,302 --> 00:38:35,602 「つまらんことを すな」と…。 443 00:38:39,978 --> 00:38:47,969 子はおらんでも あの2人の絆は 途方ものう 強いがじゃき。 444 00:38:47,969 --> 00:38:53,641 ♪♪~ 445 00:38:53,641 --> 00:38:56,141 (和助)武市様。 446 00:39:00,632 --> 00:39:05,303 奥様が 武市様に これをと。 447 00:39:05,303 --> 00:39:08,306 これは…? 448 00:39:08,306 --> 00:40:14,622 ♪♪~ 449 00:40:14,622 --> 00:40:19,644 ♪♪「ねんころろ」 450 00:40:19,644 --> 00:40:22,630 ♪♪「みやまいり」 451 00:40:22,630 --> 00:40:33,975 ♪♪「みやにまいるとき なんというてまいる」 452 00:40:33,975 --> 00:40:44,636 ♪♪「いっしょう このこが まめのように」 453 00:40:44,636 --> 00:40:48,623 ♪♪「ねんころろ」 454 00:40:48,623 --> 00:41:04,138 ♪♪~ 455 00:41:04,138 --> 00:41:11,296 (鳥の鳴き声) 456 00:41:11,296 --> 00:41:39,641 ♪♪~ 457 00:41:39,641 --> 00:41:45,980 亀弥太…。 458 00:41:45,980 --> 00:41:50,969 わしは…→ 459 00:41:50,969 --> 00:41:55,139 おまんの命を 無駄にはせんき。 460 00:41:55,139 --> 00:42:07,302 ♪♪~ 461 00:42:07,302 --> 00:42:10,102 ありがとう。 おおきに。 462 00:42:12,640 --> 00:42:15,960 ≪大坂行きの船は こっちやで! 463 00:42:15,960 --> 00:42:18,796 ≪寺田屋へお越しのお客様 こちらどす! 464 00:42:18,796 --> 00:42:20,815 ≪お疲れさんどした! 寺田屋 こちらどす! 465 00:42:20,815 --> 00:42:25,315 寺田屋… 船宿かえ。 466 00:42:27,138 --> 00:42:30,141 あんたたち 今日は 大坂に戻るのか? 467 00:42:30,141 --> 00:42:32,126 それとも うちに泊まらはるの? 468 00:42:32,126 --> 00:42:35,630 泊まらしてもらうわ。 はい お泊まり! 469 00:42:35,630 --> 00:42:37,982 母上…! 470 00:42:37,982 --> 00:42:39,967 気をつけておくれやす。 471 00:42:39,967 --> 00:42:42,970 お越しやす。 ご苦労さん。 472 00:42:42,970 --> 00:42:52,630 ♪♪~ 473 00:42:52,630 --> 00:42:58,136 気ぃつけておくれやす。 お越しやす。 お越しやす。 474 00:42:58,136 --> 00:43:00,336 お越しやす。 475 00:43:07,645 --> 00:43:11,299 母上…。 龍馬。 476 00:43:11,299 --> 00:43:14,302 死んだと思うたけど 死んじょらんかった…! 477 00:43:14,302 --> 00:43:17,638 (長次郎)長州は 幕府と戦を始めたそうじゃ! 478 00:43:17,638 --> 00:43:20,808 以蔵を 楽にしちゃってくれ! 頼む 弥太郎…! 479 00:43:20,808 --> 00:43:24,128 おまんの笑顔は 誰よりも 別嬪じゃき。 480 00:43:24,128 --> 00:43:26,147 ここが 閉鎖になったら→ 481 00:43:26,147 --> 00:43:28,299 異国から 日本を守るための海軍は→ 482 00:43:28,299 --> 00:43:30,318 どうなって しまうがですか! 483 00:43:30,318 --> 00:43:32,618 先生…! 484 00:43:35,306 --> 00:43:37,308 <京都市壬生は→ 485 00:43:37,308 --> 00:43:42,380 新選組ゆかりの地として 知られています。→ 486 00:43:42,380 --> 00:43:46,134 混乱極める 幕末の京都で→ 487 00:43:46,134 --> 00:43:49,637 治安の維持に努めた 新選組。→ 488 00:43:49,637 --> 00:43:53,474 八木邸や前川邸は 屯所と呼ばれ→ 489 00:43:53,474 --> 00:43:58,274 新選組隊士が駐在する場所に 使われました> 490 00:44:03,468 --> 00:44:06,971 <新選組は 2人を頂点に→ 491 00:44:06,971 --> 00:44:09,640 最大 200人もの隊士を抱える→ 492 00:44:09,640 --> 00:44:12,640 一大組織だったとされます> 493 00:44:15,963 --> 00:44:22,263 <壬生寺で 古くから 親しまれている 壬生狂言です> 494 00:44:25,306 --> 00:44:28,309 <戦いに明け暮れた 男たちにとって→ 495 00:44:28,309 --> 00:44:33,109 壬生狂言は つかの間の 休息だったといわれています> 496 00:44:35,633 --> 00:44:41,305 <龍馬とは 異なる立場で 幕末を生きた 新選組。→ 497 00:44:41,305 --> 00:44:49,105 その足跡を求め 今も多くの人々が 壬生の地を訪れます>