1 00:00:43,043 --> 00:00:47,213 {\an7}最愛の敵~王たる宿命~ 2 00:00:47,297 --> 00:00:50,216 このドラマは   フィクションです 3 00:01:30,298 --> 00:01:32,717 今夜は余と共に過ごすのだ 4 00:02:01,204 --> 00:02:05,041 これ以上は望みません 5 00:02:13,925 --> 00:02:15,718 私を助ければ― 6 00:02:16,719 --> 00:02:18,805 左議政チャイジョン様も救うことに 7 00:02:22,517 --> 00:02:24,394 それは できません 8 00:02:40,660 --> 00:02:41,870 そなたが― 9 00:02:42,495 --> 00:02:45,582 左議政のめいであってはならぬ 10 00:02:47,458 --> 00:02:49,127 手だてを探す 11 00:02:50,253 --> 00:02:51,713 だから二度と― 12 00:02:54,549 --> 00:02:56,217 死のうとするな 13 00:03:04,142 --> 00:03:05,268 余を― 14 00:03:07,020 --> 00:03:08,605 独りにしないでくれ 15 00:05:20,445 --> 00:05:22,238 {\an7}最愛の敵~王たる宿命~ 16 00:05:22,322 --> 00:05:23,781 {\an7}第9話 17 00:05:29,162 --> 00:05:30,663 {\an7}王様が? 18 00:06:27,178 --> 00:06:30,807 何をご覧に なっているのですか 19 00:06:43,569 --> 00:06:45,029 そなたの娘の― 20 00:06:47,198 --> 00:06:48,991 足取りを調べている 21 00:06:51,369 --> 00:06:55,081 己の無力さを感じるのは 久しぶりだ 22 00:06:56,582 --> 00:06:59,210 この敗北感を与えた者が 23 00:07:00,586 --> 00:07:03,840 何をしていたのか知らねば 24 00:07:05,425 --> 00:07:07,510 怖いのですか 25 00:07:09,345 --> 00:07:10,638 ああ 26 00:07:10,721 --> 00:07:12,473 後悔を? 27 00:07:13,891 --> 00:07:15,643 私は幾度も― 28 00:07:16,769 --> 00:07:19,063 何が最善かを自問した 29 00:07:19,814 --> 00:07:23,860 忠孝が全てだと信じ 生きてきた 30 00:07:24,527 --> 00:07:27,989 なぜ従順な臣下は剣を持ち― 31 00:07:29,073 --> 00:07:31,242 立ち上がったか? 32 00:07:33,870 --> 00:07:35,621 暴君のせいだ 33 00:07:36,914 --> 00:07:42,378 都の民は飢えに苦しみ 人肉まで食べた 34 00:07:43,171 --> 00:07:47,341 貞淑な女人にょにんたちは汚され 35 00:07:47,425 --> 00:07:49,594 実直な友たちは… 36 00:07:51,846 --> 00:07:56,100 処刑され さらし首にされた 37 00:07:57,560 --> 00:07:59,020 私は毎朝 38 00:08:00,438 --> 00:08:04,442 友のさらし首の間を通り― 39 00:08:07,487 --> 00:08:09,238 王宮に入った 40 00:08:12,700 --> 00:08:16,954 二度と暴君を誕生させぬ 41 00:08:17,038 --> 00:08:19,665 私の手で聖君を生み出し 42 00:08:20,333 --> 00:08:26,130 新たな政治体制を構築し 権力を牽制けんせいするのだ 43 00:08:27,048 --> 00:08:31,135 そのために私は やらねばならなかった 44 00:08:31,511 --> 00:08:33,846 他に道はない 45 00:08:33,930 --> 00:08:37,558 たとえ多くの犠牲を 出そうとも 46 00:08:37,642 --> 00:08:42,188 子々孫々 後ろ指をさされても構わぬ 47 00:08:45,233 --> 00:08:46,275 私には― 48 00:08:48,194 --> 00:08:50,154 この道しかなかった 49 00:09:07,922 --> 00:09:09,465 ユ・ハクス 50 00:09:09,757 --> 00:09:14,053 私が暴君の代から― 51 00:09:15,096 --> 00:09:21,644 追い求めてきた 聖君の姿が見える 52 00:09:23,437 --> 00:09:28,150 そなたの娘の足取りからな 53 00:11:00,409 --> 00:11:04,413 余に黙って パク淑儀スギと策略を? 54 00:11:04,497 --> 00:11:06,123 申し訳ございません 55 00:11:07,124 --> 00:11:07,958 ギュンよ 56 00:11:09,794 --> 00:11:12,213 余はパク淑儀と共に生きる 57 00:11:13,214 --> 00:11:16,967 険しい道のりになると 存じます 58 00:11:17,802 --> 00:11:18,969 余の― 59 00:11:21,263 --> 00:11:22,723 妻なのだ 60 00:11:25,518 --> 00:11:27,186 シウォルに伝えよ 61 00:11:27,728 --> 00:11:31,357 こたびの別試で 必ず合格するようにと 62 00:11:32,316 --> 00:11:35,277 はい 承知しました 63 00:11:46,038 --> 00:11:48,416 王様は遅れるようです 64 00:11:48,624 --> 00:11:49,709 分かった 65 00:11:52,211 --> 00:11:53,838 深刻な干ばつだとか 66 00:11:55,297 --> 00:11:57,675 凶作にならぬか心配だ 67 00:12:19,196 --> 00:12:20,448 何を見ておる 68 00:12:23,534 --> 00:12:24,702 踏んでしまった 69 00:12:29,373 --> 00:12:31,751 壊れず幸いだ 70 00:12:36,839 --> 00:12:38,758 私が差し上げた扇子ですか 71 00:12:39,675 --> 00:12:40,801 そなたに― 72 00:12:42,011 --> 00:12:43,804 返事をしようと 73 00:12:44,930 --> 00:12:46,599 何のことでしょうか 74 00:12:48,309 --> 00:12:50,644 “竹と紙が婚姻し  生まれた子は…〟 75 00:12:51,270 --> 00:12:55,691 余に この扇子をくれた時― 76 00:12:57,443 --> 00:12:59,278 申したであろう 77 00:13:05,159 --> 00:13:08,120 “竹と紙が婚姻し 生まれた子は…〟 78 00:13:13,000 --> 00:13:14,835 “澄んだ風である〟 79 00:13:17,880 --> 00:13:20,883 印象に残っている古い詩です 80 00:13:22,051 --> 00:13:23,260 受け取って… 81 00:13:25,054 --> 00:13:26,680 いただけますか? 82 00:13:28,641 --> 00:13:31,602 あの時の返事をしたい 83 00:13:35,731 --> 00:13:37,274 そなたを慕っている 84 00:13:38,651 --> 00:13:40,319 そなたより早く― 85 00:13:40,402 --> 00:13:43,030 そなたよりも深く慕っていた 86 00:13:44,657 --> 00:13:46,158 道は険しいと思うが 87 00:13:46,826 --> 00:13:49,161 そなたを失うより ましだ 88 00:13:50,621 --> 00:13:52,706 余の妻になってくれ 89 00:13:57,586 --> 00:13:58,754 そなたは― 90 00:14:01,882 --> 00:14:03,676 王妃になるのだ 91 00:14:10,349 --> 00:14:12,393 多くのものを失います 92 00:14:20,150 --> 00:14:21,277 そなたを― 93 00:14:23,988 --> 00:14:25,531 得る代償だ 94 00:14:44,842 --> 00:14:46,802 英華堂ヨンファダン 95 00:14:49,430 --> 00:14:50,472 お入りに 96 00:14:53,183 --> 00:14:56,103 この堂号は 王様が付けてくださった 97 00:14:57,104 --> 00:14:59,857 “従順さを身に付け 英華となる〟 98 00:15:01,984 --> 00:15:04,778 王妃の心得だと思っていたが 99 00:15:06,071 --> 00:15:07,406 違った 100 00:15:08,532 --> 00:15:09,783 側室の― 101 00:15:11,160 --> 00:15:12,578 心得だったのだ 102 00:15:29,637 --> 00:15:31,931 王様からの贈り物です 103 00:15:32,389 --> 00:15:33,515 美しいですね 104 00:15:39,563 --> 00:15:42,149 こんな物 欲しくもない 105 00:15:42,232 --> 00:15:43,817 いけません 106 00:15:44,360 --> 00:15:45,194 私が話を 107 00:15:50,532 --> 00:15:53,494 王様からの贈り物は 大切に扱わねば 108 00:15:54,411 --> 00:15:57,289 上に知られたら 罰せられますよ 109 00:15:57,373 --> 00:16:01,585 私が追放されたら うれしいはず 110 00:16:02,586 --> 00:16:03,963 告げ口なされば? 111 00:16:04,046 --> 00:16:07,299 追い出されたほうが 気が楽です 112 00:16:22,189 --> 00:16:26,652 婚礼用の彩箱チェサンにあしらわれた 絹には意味があります 113 00:16:30,114 --> 00:16:35,035 大切な娘を嫁がせる 親心を表しているのです 114 00:16:39,832 --> 00:16:42,584 その気持ちを むげになさらないで 115 00:17:08,027 --> 00:17:09,486 意外と手がきれいね 116 00:17:10,404 --> 00:17:11,655 技術も さすがだわ 117 00:17:11,739 --> 00:17:13,157 感謝いたします 118 00:17:13,490 --> 00:17:14,324 あの… 119 00:17:15,075 --> 00:17:17,494 婚礼用の彩箱も お見せしましょうか? 120 00:17:18,245 --> 00:17:19,079 婚礼用? 121 00:17:19,163 --> 00:17:23,459 ええ 絹をあしらい とても美しい仕上がりです 122 00:17:27,880 --> 00:17:29,173 トングムは? 123 00:17:29,381 --> 00:17:30,507 すぐに呼んで 124 00:17:33,135 --> 00:17:34,178 トングム 125 00:17:34,386 --> 00:17:37,181 実家に来た 彩箱の商人あきんどを覚えてる? 126 00:17:41,643 --> 00:17:42,478 はい 127 00:17:42,561 --> 00:17:44,438 1人は女人だった 128 00:17:44,521 --> 00:17:47,649 その者の顔を お前は見たでしょ? 129 00:17:48,692 --> 00:17:50,861 はい 見ました 130 00:17:51,278 --> 00:17:53,697 その女人は― 131 00:17:55,199 --> 00:17:58,077 パク淑儀に似ていなかった? 132 00:18:04,917 --> 00:18:06,877 何をおっしゃるのですか 133 00:18:06,960 --> 00:18:12,341 あの商人とパク淑儀様は 全く似ていません 134 00:18:14,051 --> 00:18:15,052 そう? 135 00:18:17,554 --> 00:18:18,597 勘違いね 136 00:18:18,680 --> 00:18:21,016 とても醜い女人でした 137 00:18:21,100 --> 00:18:24,269 顔は あばただらけで― 138 00:18:24,853 --> 00:18:28,190 手も むくんでいて すごく醜かった 139 00:18:28,565 --> 00:18:30,859 思い出すだけで ぞっとします 140 00:18:32,653 --> 00:18:36,365 大殿テジョン内官ネグァン様の様子を 見てきます 141 00:18:47,835 --> 00:18:48,710 キム尚宮サングン 142 00:18:49,795 --> 00:18:51,547 実家に行ってきて 143 00:19:39,511 --> 00:19:40,345 尚伝サンジョン 144 00:19:40,929 --> 00:19:44,266 いいことを教えてやろう 145 00:19:45,309 --> 00:19:48,604 シウォルという そなたの親戚に 146 00:19:48,687 --> 00:19:50,814 別試を受けさせるとか 147 00:19:50,898 --> 00:19:54,151 ならば私が 力になって… 148 00:19:57,112 --> 00:19:58,113 よいか? 149 00:19:58,322 --> 00:20:00,616 王様との話を盗み聞きしたら 150 00:20:01,783 --> 00:20:03,452 耳を切ってやる 151 00:20:06,121 --> 00:20:08,874 3月7日に床入りすれば 懐妊すると? 152 00:20:12,836 --> 00:20:14,338 昨日ではない 153 00:20:23,680 --> 00:20:26,600 私が望むものが他にあると? 154 00:20:26,934 --> 00:20:30,354 大妃テビ様のお望みは 私には分かりません 155 00:20:30,520 --> 00:20:33,523 しかし その日に ご懐妊すれば 156 00:20:34,399 --> 00:20:37,069 朝鮮の権勢は そのお方が握ることに 157 00:20:40,656 --> 00:20:42,658 よろしいのですか? 158 00:20:46,328 --> 00:20:49,122 お前は何も分かっておらぬ 159 00:20:49,623 --> 00:20:50,958 “権勢〟は― 160 00:20:51,041 --> 00:20:53,961 1度の懐妊でなどで得られぬ 161 00:20:54,044 --> 00:20:55,295 その方の一族が― 162 00:20:56,630 --> 00:20:58,465 剣になるのです 163 00:20:59,132 --> 00:21:01,551 その一族が 王座を得ようとすれば 164 00:21:01,635 --> 00:21:06,139 大妃様に 剣が向けられるでしょう 165 00:21:07,224 --> 00:21:09,518 つまり王妃の剣になるのは― 166 00:21:11,687 --> 00:21:13,438 左議政だと? 167 00:21:15,649 --> 00:21:16,733 さようです 168 00:21:21,780 --> 00:21:23,782 では もう一つ聞こう 169 00:21:24,950 --> 00:21:25,784 お前は 170 00:21:27,494 --> 00:21:28,495 明日― 171 00:21:30,747 --> 00:21:31,873 どうなる? 172 00:21:33,375 --> 00:21:36,962 私と左議政を 離間させようとした罰で― 173 00:21:37,337 --> 00:21:40,632 暗闇の中で 水も飲まずに耐えるがよい 174 00:21:40,966 --> 00:21:42,592 仏の化身なら死なぬ 175 00:21:43,802 --> 00:21:44,928 人間なら… 176 00:21:48,598 --> 00:21:49,850 死ぬであろう 177 00:22:29,890 --> 00:22:31,433 お願いがあります 178 00:22:32,601 --> 00:22:35,270 捕盗庁ポドチョンにいる師匠に 会ってください 179 00:22:35,645 --> 00:22:38,982 王様も同じめいを下されました 180 00:22:43,362 --> 00:22:44,738 今後の計画は? 181 00:22:47,783 --> 00:22:49,493 左議政様の反応を見ます 182 00:22:50,369 --> 00:22:54,414 王様と床入りした姪として 接するのか 183 00:22:54,664 --> 00:22:55,665 あるいは― 184 00:22:57,000 --> 00:23:00,212 己に恨みを抱く敵として 接するのか 185 00:23:01,296 --> 00:23:03,757 あの者の心が読めません 186 00:23:22,609 --> 00:23:25,445 お前が何者か思い出した 187 00:23:28,365 --> 00:23:33,120 王になった友を捨て 都落ちした青書生だ 188 00:23:34,663 --> 00:23:38,458 官職に就くことを諦め 逃げた者が なぜ― 189 00:23:38,834 --> 00:23:41,420 ユ・ハクスの娘を弟子に? 190 00:23:43,130 --> 00:23:44,756 目的は何だ 191 00:23:45,382 --> 00:23:47,592 何もございません 192 00:23:47,676 --> 00:23:50,470 お前の足取りを調べた 193 00:23:50,554 --> 00:23:54,474 ユ・ハクスの娘と共に 竹林県チュンリムヒョンの者に手を差し伸べ― 194 00:23:54,724 --> 00:23:57,477 村を潤わせた理由は何だ 195 00:23:58,520 --> 00:24:02,482 村人の心をつかみ 何をしようとした? 196 00:24:02,899 --> 00:24:04,234 言い出したのは― 197 00:24:06,069 --> 00:24:07,404 ジョンでした 198 00:24:08,488 --> 00:24:11,741 “この村から 飢え死にする者や〟 199 00:24:13,076 --> 00:24:15,662 “病死する者が 出ぬようにする〟と 200 00:24:18,999 --> 00:24:21,168 ジョンの望みは それだけでした 201 00:24:21,251 --> 00:24:23,003 逆賊の娘なのだぞ 202 00:24:23,712 --> 00:24:27,841 誠に村人を救いたいという 善意だけだったと? 203 00:24:33,472 --> 00:24:36,099 そなたらのせいで 家族を失ったのです 204 00:24:39,561 --> 00:24:41,021 己と同じ思いを― 205 00:24:42,814 --> 00:24:45,108 させたくなかったのでしょう 206 00:24:46,234 --> 00:24:50,989 お前はパク淑儀の復讐ふくしゅうに 利用されただけだ 207 00:24:53,200 --> 00:24:54,576 今も こうして― 208 00:24:55,619 --> 00:25:00,248 私を殺すために 師匠を危険にさらしている 209 00:25:00,332 --> 00:25:03,418 私や職人 ひいては竹林県の村人まで 210 00:25:03,502 --> 00:25:07,005 皆の命を盾に脅したのは 左議政様でした 211 00:25:07,547 --> 00:25:10,050 “皆を生かす道だ〟と言う― 212 00:25:10,592 --> 00:25:13,386 ジョンに従ったまでです 213 00:25:19,851 --> 00:25:20,936 ならば― 214 00:25:23,730 --> 00:25:28,026 その話が誠か 確かめねばならぬな 215 00:25:28,109 --> 00:25:32,113 淑儀が命を懸けてまで 私を殺そうとした理由が― 216 00:25:32,822 --> 00:25:37,994 復讐なのか正義なのか 確かめよう 217 00:25:39,037 --> 00:25:40,038 そのあと… 218 00:25:45,544 --> 00:25:47,045 お前の処分を決める 219 00:25:59,891 --> 00:26:03,979 そなたが無事で 師匠も助けるつもりなら 220 00:26:04,271 --> 00:26:07,315 淑儀は 生きる道を選んだようだ 221 00:26:08,900 --> 00:26:13,321 竹林県のイム進士ジンサは 商人の分際で 222 00:26:13,697 --> 00:26:17,534 私が弟子に手を出したと 訴えた 223 00:26:19,369 --> 00:26:23,623 国法に従い誣告ぶこく罪で 罰するつもりだ 224 00:26:25,375 --> 00:26:27,335 王様に直接 申し上げる 225 00:26:27,961 --> 00:26:31,214 王様から 伝言をお預かりしました 226 00:26:32,215 --> 00:26:34,968 “尚膳サンソンを直接 尋問する〟と 227 00:26:39,472 --> 00:26:42,434 王様 私は存じません 228 00:26:42,517 --> 00:26:47,397 売官など 滅相めっそうもないことでございます 229 00:26:47,480 --> 00:26:49,733 王様から受けた恩を忘れ 230 00:26:49,816 --> 00:26:54,446 私利私欲に走るなど あり得ません 231 00:26:54,529 --> 00:26:58,241 内侍府ネシブはもちろん 女官まで― 232 00:26:58,825 --> 00:27:00,327 牛耳っていたとか 233 00:27:00,410 --> 00:27:03,663 身に覚えがございません 234 00:27:03,997 --> 00:27:07,000 生き残る道を教えてやろう 235 00:27:09,502 --> 00:27:12,672 尚伝を監禁しろと 命じたのは左議政か? 236 00:27:14,924 --> 00:27:17,302 王様 それは… 237 00:27:17,385 --> 00:27:18,887 そうなのだろう 238 00:27:19,804 --> 00:27:21,222 じきに監察が入る 239 00:27:21,890 --> 00:27:23,600 ですが 王様 240 00:27:23,683 --> 00:27:24,934 その件で― 241 00:27:26,311 --> 00:27:31,316 左議政を処罰するのは 難しいかと存じます 242 00:27:31,608 --> 00:27:34,569 そなたが賄賂罪で 罰せられれば済むと? 243 00:27:34,653 --> 00:27:37,781 私は賄賂を受け取ったことも 244 00:27:37,864 --> 00:27:40,825 売官に応じたことも ございません 245 00:27:40,909 --> 00:27:41,743 ですが― 246 00:27:42,619 --> 00:27:45,830 一つ 気掛かりなことが あります 247 00:27:46,581 --> 00:27:49,376 大妃殿テビジョンに 近づこうとする者らが 248 00:27:49,876 --> 00:27:53,088 何かに付け 私の名を出して… 249 00:27:53,171 --> 00:27:55,590 左議政様がお越しです 250 00:28:16,194 --> 00:28:17,570 話を続けよ 251 00:28:17,821 --> 00:28:18,947 興味深い 252 00:28:19,739 --> 00:28:20,615 王様 253 00:28:20,699 --> 00:28:24,744 私の忠心を ご理解ください 254 00:28:24,953 --> 00:28:25,870 王様 255 00:28:26,579 --> 00:28:30,208 司憲府サホンブ執義チビが 尚膳を監察しております 256 00:28:30,291 --> 00:28:33,169 尚膳の帳簿を調べれば 257 00:28:33,253 --> 00:28:36,798 罪状が明らかになるでしょう 258 00:28:36,881 --> 00:28:38,299 左議政様 259 00:28:38,383 --> 00:28:39,843 見捨てるのですか 260 00:28:39,926 --> 00:28:42,512 内官の使い道は 王様が決めるもの 261 00:28:43,012 --> 00:28:45,515 私は従うのみです 262 00:28:46,641 --> 00:28:47,851 王様 263 00:28:48,226 --> 00:28:49,060 王様 264 00:28:49,728 --> 00:28:51,229 どうか お助けを 265 00:28:51,688 --> 00:28:54,065 私は忠臣です 266 00:28:54,149 --> 00:28:56,192 信じてください 267 00:28:56,276 --> 00:28:58,737 王様 268 00:29:08,163 --> 00:29:10,540 尚膳はお役御免というわけか 269 00:29:11,708 --> 00:29:14,878 御心が離れたのですから 当然でしょう 270 00:29:15,044 --> 00:29:18,757 私は御心があるところを 見守るのみです 271 00:29:18,840 --> 00:29:20,759 余の心は今― 272 00:29:21,843 --> 00:29:23,511 どこにあると? 273 00:29:28,141 --> 00:29:29,392 パク淑儀を― 274 00:29:30,810 --> 00:29:32,604 お助けになりたいですか 275 00:29:33,772 --> 00:29:34,814 そうならば? 276 00:29:37,525 --> 00:29:38,610 二度と― 277 00:29:40,069 --> 00:29:43,531 淑儀を そなたの道連れにはさせぬ 278 00:29:43,740 --> 00:29:48,495 ならば王様のお望みどおり― 279 00:29:49,662 --> 00:29:51,372 私は白旗を揚げます 280 00:29:53,416 --> 00:29:56,252 王様 パク淑儀がお越しです 281 00:30:20,026 --> 00:30:21,945 しかし 王様は― 282 00:30:22,153 --> 00:30:25,907 ユ・ハクスの娘を 受け入れられるのですか 283 00:30:28,284 --> 00:30:30,119 ご存じですよね 284 00:30:30,203 --> 00:30:34,916 ユ・ハクスは母后を殺害した 逆賊です 285 00:30:34,999 --> 00:30:37,585 あの者は逆賊ではない 286 00:30:40,713 --> 00:30:43,091 そう信じておられるなら 287 00:30:43,424 --> 00:30:47,971 淑儀の願いをかなえましょう 288 00:30:58,273 --> 00:31:00,108 捕盗庁にいる進士と― 289 00:31:00,191 --> 00:31:03,236 竹林県の村人を  全員 解放します 290 00:31:06,656 --> 00:31:08,825 ユ・ハクスの汚名をそそぎ 291 00:31:09,242 --> 00:31:11,327 身分を回復させましょう 292 00:31:15,081 --> 00:31:15,915 その前に― 293 00:31:16,624 --> 00:31:18,960 解決すべき問題があります 294 00:31:21,504 --> 00:31:23,715 そこをどけ 295 00:31:25,049 --> 00:31:27,760 泮村パンチョンに 妙な貼り紙が 296 00:31:30,096 --> 00:31:33,266 “イニョン王后を殺したのは ユ・ハクスではなく―〟 297 00:31:35,059 --> 00:31:37,353 “左議政 パク・ゲウォンだ〟 298 00:31:37,645 --> 00:31:39,772 そう書かれていました 299 00:31:45,528 --> 00:31:46,487 王様 300 00:31:46,571 --> 00:31:48,948 都承旨トスンジ謁見えっけんしたいと 301 00:31:49,490 --> 00:31:52,660 “民は他の者が殺したと 確信しているが〟 302 00:31:52,869 --> 00:31:57,332 “誰も言及できないのは 左議政が殺したからだ〟 303 00:31:59,167 --> 00:32:01,085 そう書かれていたと 304 00:32:01,586 --> 00:32:03,796 実に けしからん 305 00:32:07,258 --> 00:32:08,384 王様 306 00:32:08,635 --> 00:32:11,179 民が私を疑っていると聞き 307 00:32:11,596 --> 00:32:14,807 あまりの悔しさで 夜も眠れませぬ 308 00:32:16,476 --> 00:32:18,019 願わくは― 309 00:32:18,686 --> 00:32:22,565 王后様を毒殺した者を 明らかにしてください 310 00:32:23,274 --> 00:32:24,317 そして 311 00:32:26,444 --> 00:32:28,988 私とユ・ハクスの汚名を― 312 00:32:31,574 --> 00:32:33,493 そそいでください 313 00:33:06,359 --> 00:33:07,193 左議政様 314 00:33:12,490 --> 00:33:13,908 どういう魂胆ですか 315 00:33:14,325 --> 00:33:18,246 自らの罪を明かして 何を得ようと? 316 00:33:19,706 --> 00:33:22,542 私の仕業ではないと 明かしたいのです 317 00:33:24,252 --> 00:33:26,045 淑儀が始めたことです 318 00:33:26,462 --> 00:33:30,466 真の罪人は誰か 淑儀も知るべきかと 319 00:33:31,718 --> 00:33:34,679 左議政様と功臣が 王后様を手に掛け― 320 00:33:35,304 --> 00:33:38,558 父は ぬれぎぬを着せられ 打ち首にされました 321 00:33:39,267 --> 00:33:42,687 私の敵は 左議政様です 322 00:33:45,732 --> 00:33:48,026 王后様が廃妃になれば― 323 00:33:48,985 --> 00:33:50,945 次は世子セジャ様の番でした 324 00:33:51,487 --> 00:33:55,575 朝廷が狙っていたのは 廃妃だけではありません 325 00:33:55,658 --> 00:33:56,492 王后様は― 326 00:33:56,576 --> 00:33:59,495 お気付きに なっていたはずです 327 00:34:00,455 --> 00:34:01,789 ご自身が― 328 00:34:02,832 --> 00:34:06,377 世子様を守れる 最後のとりでだということを 329 00:34:16,846 --> 00:34:19,182 淑儀の誠の敵は― 330 00:34:20,975 --> 00:34:22,477 誰でしょうか 331 00:34:41,662 --> 00:34:42,789 そなたの母は 332 00:34:43,623 --> 00:34:45,625 決して廃妃にはなりません 333 00:34:47,001 --> 00:34:49,629 朝鮮の国母として死にます 334 00:34:50,505 --> 00:34:53,007 私は世子と共に 335 00:34:53,591 --> 00:34:55,343 毒殺されたのです 336 00:34:56,010 --> 00:34:58,679 そのことを生涯 忘れず 337 00:34:59,847 --> 00:35:01,057 利用なさい 338 00:35:01,891 --> 00:35:04,060 そなたを守れる手段は 339 00:35:05,394 --> 00:35:10,316 母親が毒殺されたことへの 同情だけです 340 00:35:43,349 --> 00:35:49,021 どんな選択をして  どんな道を歩むのか 341 00:35:49,355 --> 00:35:54,777 そして 何を目指し   何を最重視しているのか 342 00:35:55,528 --> 00:35:58,447 確かめなければ 343 00:36:23,055 --> 00:36:24,724 いつから ここに? 344 00:36:27,268 --> 00:36:29,187 聞いておらぬぞ 345 00:36:29,270 --> 00:36:32,356 私が伝えるなと申しました 346 00:36:48,664 --> 00:36:50,583 だいぶ待ったであろう 347 00:37:09,602 --> 00:37:15,233 光熙門クァンヒムンの外に捨てられた 親の亡きがらを探していた時 348 00:37:16,317 --> 00:37:21,155 復讐のため 剣を胸元に隠していました 349 00:37:23,783 --> 00:37:26,077 お墓すら作れませんでした 350 00:37:28,829 --> 00:37:30,456 逆賊の墓など― 351 00:37:32,625 --> 00:37:35,461 作れるはずがありません 352 00:37:37,129 --> 00:37:41,133 王后様を手にかけたのは 父ではないと― 353 00:37:44,011 --> 00:37:46,931 世間に知らせたいと 思っていました 354 00:37:51,727 --> 00:37:53,813 父のぬれぎぬを晴らせば― 355 00:37:55,773 --> 00:37:58,150 王様は士林サリム派から 信頼を得ます 356 00:38:01,988 --> 00:38:03,239 それでも― 357 00:38:05,658 --> 00:38:07,368 できませんか? 358 00:38:11,122 --> 00:38:12,373 なぜでしょう 359 00:38:19,880 --> 00:38:21,382 そなたに事実を― 360 00:38:24,176 --> 00:38:25,219 話そうと思う 361 00:38:32,393 --> 00:38:33,227 淑儀 362 00:38:34,770 --> 00:38:35,813 おやめに 363 00:38:38,899 --> 00:38:39,734 聞くのだ 364 00:38:44,613 --> 00:38:49,243 母后は 余を助けるために… 365 00:38:52,705 --> 00:38:54,457 自ら毒を飲んだ 366 00:38:56,459 --> 00:38:59,920 先王は 余を守ろうと 367 00:39:01,505 --> 00:39:03,007 そなたの一族を… 368 00:39:07,386 --> 00:39:09,096 犠牲にしたのだ 369 00:39:12,683 --> 00:39:13,684 余は― 370 00:39:15,936 --> 00:39:17,646 そなたを望んでいた 371 00:39:18,564 --> 00:39:20,232 世子嬪セジャビンにしたかった 372 00:39:20,900 --> 00:39:22,777 余が欲を出したせいだ 373 00:39:26,906 --> 00:39:28,908 そのせいで そなたの一族は… 374 00:39:32,745 --> 00:39:34,288 滅びたのだ 375 00:39:44,840 --> 00:39:46,425 失礼します 376 00:40:14,036 --> 00:40:15,287 トングム 377 00:40:15,704 --> 00:40:17,123 待たんか 378 00:40:17,206 --> 00:40:19,917 食べてばかりいないで答えろ 379 00:40:20,000 --> 00:40:22,002 しつこいですね 380 00:40:22,086 --> 00:40:25,297 ジョン様の居場所なんか 知りません 381 00:40:25,923 --> 00:40:27,383 おじさんこそ 382 00:40:27,466 --> 00:40:31,929 進士様の居場所を 教えてくださいよ 383 00:40:32,012 --> 00:40:33,722 本当に知らないんだ 384 00:40:34,223 --> 00:40:35,057 分かった 385 00:40:35,141 --> 00:40:37,893 もう聞かないから ゆっくり食べろ 386 00:40:38,561 --> 00:40:42,231 ふみを届けた時 のぞき見たなら… 387 00:40:44,066 --> 00:40:45,526 字を読めないよな 388 00:40:46,694 --> 00:40:48,571 少しは読めます 389 00:40:48,654 --> 00:40:49,864 どんな字を? 390 00:40:50,114 --> 00:40:52,908 “天〟と“地〟の2文字なら 私も読める 391 00:40:53,325 --> 00:40:54,368 やれやれ 392 00:40:54,994 --> 00:40:56,078 分かったよ 393 00:40:56,912 --> 00:40:58,664 もう聞かない 394 00:40:58,747 --> 00:41:01,417 ほら これを持って帰れ 395 00:41:07,548 --> 00:41:10,718 お前が嫁に行く時 持たせようと作ったんだが 396 00:41:11,427 --> 00:41:13,304 女官になるとはな 397 00:41:17,266 --> 00:41:18,350 持って帰れ 398 00:41:19,351 --> 00:41:23,022 食べ物でもないし 私には もったいないです 399 00:41:26,734 --> 00:41:30,779 決めたからには 宮中で頑張れよ 400 00:41:31,947 --> 00:41:34,450 少なくとも食べ物には困らん 401 00:41:35,159 --> 00:41:36,327 安心だ 402 00:41:42,291 --> 00:41:43,334 よかった 403 00:42:17,409 --> 00:42:19,828 やっぱり 同じ人? 404 00:42:19,995 --> 00:42:21,205 はい 405 00:42:22,248 --> 00:42:26,710 彩箱を売りに来た女人に 間違いありません 406 00:42:30,005 --> 00:42:31,966 トングムを捕まえて 407 00:42:44,395 --> 00:42:47,273 トングムは どうしたの? 408 00:43:12,756 --> 00:43:15,009 お呼びでしょうか 409 00:43:25,978 --> 00:43:27,104 乳母が― 410 00:43:28,606 --> 00:43:30,733 会いたかったそうだ 411 00:43:33,485 --> 00:43:34,653 もう下がれ 412 00:43:35,279 --> 00:43:36,155 はい 413 00:43:36,572 --> 00:43:39,783 また今度 ごあいさつします 414 00:43:51,795 --> 00:43:53,714 うちで生まれ育った者が 415 00:43:53,922 --> 00:43:56,675 私にうそをつくとは 身の程知らずな 416 00:43:56,842 --> 00:43:58,344 これは罪です 417 00:43:58,469 --> 00:44:02,181 なのに見逃せと? 白状させるべきです 418 00:44:02,264 --> 00:44:04,600 パク淑儀の過去を 隠しているのは― 419 00:44:05,267 --> 00:44:06,226 王様です 420 00:44:10,522 --> 00:44:12,816 誠に彩箱売りの女人か? 421 00:44:12,900 --> 00:44:16,153 義禁府ウィグムブで拷問されても そう答えられるか? 422 00:44:16,654 --> 00:44:21,700 2度 見ただけなので 断言はできませんが… 423 00:44:21,784 --> 00:44:22,618 乳母 424 00:44:29,249 --> 00:44:32,044 下手をすれば 我が一族が滅びます 425 00:44:32,503 --> 00:44:36,548 パク淑儀を守るために 王様と左議政が結託するやも 426 00:44:37,675 --> 00:44:40,761 私が調べるので 騒ぎを起こさないでください 427 00:44:42,429 --> 00:44:43,764 偽者です 428 00:44:44,223 --> 00:44:48,936 どこの馬の骨か知れぬ者に 王様を奪われたのですよ 429 00:44:57,778 --> 00:44:58,904 父上 430 00:45:12,626 --> 00:45:13,961 調べておるか? 431 00:45:14,044 --> 00:45:17,214 はい 竹林県から来た 彩箱商人だそうです 432 00:45:17,464 --> 00:45:21,468 足取りを追っていますが 捜し出すのは難しいと 433 00:45:24,012 --> 00:45:25,139 竹林県? 434 00:45:29,727 --> 00:45:31,145 パク掌令チャンニョンは― 435 00:45:31,729 --> 00:45:36,191 私が呼ばねば 顔を見せてくれぬのか 436 00:45:36,692 --> 00:45:38,318 申し訳ございません 437 00:45:39,319 --> 00:45:40,904 多忙につき ご無沙汰を 438 00:45:41,572 --> 00:45:46,118 また担当している業務が 大妃殿と関連があるため… 439 00:45:46,201 --> 00:45:47,035 掌令 440 00:45:48,620 --> 00:45:49,538 構わぬ 441 00:45:50,456 --> 00:45:52,916 掌令が実直なのは 分かっておる 442 00:45:53,250 --> 00:45:54,877 尚膳の問題に 443 00:45:54,960 --> 00:45:57,588 大妃殿に出入りした者も 関与したとか 444 00:45:58,297 --> 00:45:59,923 今は やむを得ぬ 445 00:46:02,050 --> 00:46:03,177 恐れ入ります 446 00:46:04,678 --> 00:46:06,430 私が慕う者は忙しく― 447 00:46:07,181 --> 00:46:09,099 宮中は狡猾こうかつな者だらけだ 448 00:46:10,309 --> 00:46:12,311 信頼できる者がおらぬ 449 00:46:12,394 --> 00:46:16,982 宮中の者は皆 大妃様に尽くしております 450 00:46:17,065 --> 00:46:20,152 尽くされているのは 私ではなく左議政だろう 451 00:46:20,360 --> 00:46:21,278 権力とは… 452 00:46:23,155 --> 00:46:26,408 恋敵にさえ 頭を下げさせるものだ 453 00:46:53,143 --> 00:46:54,061 大妃様 454 00:46:54,144 --> 00:46:56,730 数日中に咸鏡ハムギョン道の 兵馬節度使ピョンマチョルトサが 455 00:46:56,814 --> 00:46:58,690 都に参ると 456 00:46:59,775 --> 00:47:02,611 外叔が なぜ急に? 457 00:47:02,736 --> 00:47:06,949 王様が官位を上げるために お呼びになったと 458 00:47:09,076 --> 00:47:09,993 大妃様 459 00:47:10,077 --> 00:47:13,038 あの僧侶が 申したとおりでは? 460 00:47:24,216 --> 00:47:25,509 お黙り 461 00:47:25,968 --> 00:47:27,386 あの者を信じるな 462 00:47:31,139 --> 00:47:32,391 ご機嫌よう 463 00:47:51,076 --> 00:47:55,038 近頃 よく庭園に いらっしゃるようですね 464 00:47:56,707 --> 00:47:57,708 大妃様 465 00:47:58,458 --> 00:48:00,586 大妃殿は窮屈でしょう 466 00:48:02,004 --> 00:48:03,755 そうですとも 467 00:48:04,339 --> 00:48:06,341 人生の半分は閨房キュバンに 468 00:48:06,592 --> 00:48:07,634 もう半分は― 469 00:48:09,845 --> 00:48:11,930 宮中に閉じ込められています 470 00:48:12,890 --> 00:48:14,016 私が― 471 00:48:14,558 --> 00:48:17,352 大妃様に重荷を 背負わせてしまいました 472 00:48:19,271 --> 00:48:23,692 政治は実に荒っぽく 汚いものです 473 00:48:24,735 --> 00:48:27,195 花のように生きるべき方に― 474 00:48:29,448 --> 00:48:31,575 王宮は似合いません 475 00:48:34,077 --> 00:48:35,037 大妃様 476 00:48:35,454 --> 00:48:37,789 近々 穏やかに暮らせる日が― 477 00:48:39,166 --> 00:48:41,251 来るやもしれませぬ 478 00:48:42,586 --> 00:48:43,629 私の― 479 00:48:44,713 --> 00:48:47,174 代わりになる者が? 480 00:48:48,342 --> 00:48:51,803 パク淑儀を試してみます 481 00:48:54,306 --> 00:48:57,017 内命婦ネミョンブの長に ふさわしいかどうか 482 00:48:57,100 --> 00:49:00,520 私が しかと見極めます 483 00:49:06,985 --> 00:49:10,113 己の一族のために 大妃様を孤立させる― 484 00:49:10,197 --> 00:49:11,740 その者こそが敵です 485 00:49:11,949 --> 00:49:14,660 大妃様の親族が都に来ます 486 00:49:14,743 --> 00:49:16,578 じきに分かるでしょう 487 00:49:44,481 --> 00:49:46,566 どんな書をお探しに? 488 00:49:48,902 --> 00:49:51,530 イニョン王后様に関する書だ 489 00:49:53,615 --> 00:49:55,659 公式的にはございませんが… 490 00:49:57,369 --> 00:49:58,537 お待ちください 491 00:50:11,341 --> 00:50:14,094 王后様が尚宮に残した文です 492 00:50:15,262 --> 00:50:18,348 中宮殿チュングンジョンの尚宮の物は 処分するはずでしたが 493 00:50:18,432 --> 00:50:22,019 王后様の直筆のため 誰かが保管したのかと 494 00:50:28,984 --> 00:50:30,610 どんな方だった? 495 00:50:30,694 --> 00:50:32,863 {\an7}詳しくは存じませんが 496 00:50:33,405 --> 00:50:36,700 {\an7}政変が起こるまで 潜邸チャムジョにお住まいで 497 00:50:35,323 --> 00:50:40,412 {\an1}潜邸:王位に就く前に 暮らす家       498 00:50:37,325 --> 00:50:40,412 {\an7}仲むつまじい母子でした 499 00:50:40,495 --> 00:50:46,209 {\an7}“王様の食欲がないと  聞き心配だ〟     500 00:52:12,045 --> 00:52:13,255 余は― 501 00:52:14,589 --> 00:52:16,383 どうすべきだ? 502 00:52:18,552 --> 00:52:20,053 何をすれば? 503 00:52:21,471 --> 00:52:24,224 王后様が残された 文を読みました 504 00:52:24,933 --> 00:52:27,936 尚宮宛てに書かれた物です 505 00:52:29,938 --> 00:52:31,106 夫と― 506 00:52:33,191 --> 00:52:35,777 息子を案じていました 507 00:52:38,613 --> 00:52:41,575 王后様が あのような選択を された理由は― 508 00:52:43,201 --> 00:52:44,411 よく分かります 509 00:52:46,538 --> 00:52:48,874 私も王様を守ろうと 同じことを… 510 00:52:52,210 --> 00:52:53,170 ですが― 511 00:52:54,629 --> 00:52:57,132 父には むごい仕打ちでした 512 00:52:59,259 --> 00:53:01,136 私が世子嬪に選ばれる前日 513 00:53:01,761 --> 00:53:04,472 父は朝まで泣いていました 514 00:53:05,348 --> 00:53:08,018 “臣下として 受けるしかなかった〟と 515 00:53:09,311 --> 00:53:10,520 私に謝りました 516 00:53:11,980 --> 00:53:14,316 我が子を 死地に送るかのように― 517 00:53:15,734 --> 00:53:19,487 いつまでも 涙に暮れていました 518 00:53:23,491 --> 00:53:25,827 “何をすべきか〟? 519 00:53:26,912 --> 00:53:28,163 その気があれば― 520 00:53:30,040 --> 00:53:31,124 行動できたはず 521 00:53:33,335 --> 00:53:34,544 王様は― 522 00:53:37,088 --> 00:53:39,507 隠し通したかったのです 523 00:53:41,885 --> 00:53:43,261 そなたの― 524 00:53:46,139 --> 00:53:47,265 言うとおりだ 525 00:53:49,226 --> 00:53:54,022 余は今もユ・ハクスの 汚名をそそぐと― 526 00:53:55,565 --> 00:53:57,025 約束できぬ 527 00:54:20,757 --> 00:54:22,592 宮中に水田を作れば 528 00:54:22,717 --> 00:54:26,972 豊凶の状況が分かって 民の生活が理解できるのに 529 00:54:27,806 --> 00:54:30,308 いつか そんな日が来ますよね 530 00:54:30,392 --> 00:54:34,396 宮中に水田がなくても 分かるだろう 531 00:54:35,522 --> 00:54:36,773 日照りが続けば― 532 00:54:36,856 --> 00:54:40,986 王様が雨乞いをすべきだと 臣下が騒ぐそうだ 533 00:54:43,071 --> 00:54:46,157 しかし水田を作り 雨乞いをしようと 534 00:54:46,992 --> 00:54:49,035 雨など降らぬ 535 00:54:50,537 --> 00:54:52,372 いっそ土手を作るべきだ 536 00:54:52,664 --> 00:54:55,166 民も分かっています 537 00:54:56,209 --> 00:54:57,210 ただ― 538 00:54:57,460 --> 00:55:01,589 神にでも すがりたいのです 539 00:55:17,147 --> 00:55:21,192 今日 王様が農民を呼び 土地を耕すそうです 540 00:55:22,944 --> 00:55:24,029 そうか 541 00:55:24,779 --> 00:55:27,198 淑儀様が お願いされたとか 542 00:55:29,492 --> 00:55:30,702 私も来いと? 543 00:55:32,287 --> 00:55:33,455 いいえ 544 00:55:54,601 --> 00:55:56,770 王様のお成り 545 00:56:10,116 --> 00:56:14,162 新しい土をまき 農業に適した土地にするのか 546 00:56:14,245 --> 00:56:15,330 さようです 547 00:56:17,374 --> 00:56:18,416 手本を見せよ 548 00:56:18,500 --> 00:56:21,336 はい 私がやります 549 00:56:23,755 --> 00:56:25,131 都の外では― 550 00:56:26,216 --> 00:56:27,926 今年の農作業の準備を? 551 00:56:28,968 --> 00:56:32,347 冬の間に土地が乾き 今年も凶作だそうです 552 00:56:33,973 --> 00:56:34,849 誠か? 553 00:56:34,933 --> 00:56:38,144 山河の神に雨乞いをすれば 天が感動し― 554 00:56:38,228 --> 00:56:39,646 雨を降らすでしょう 555 00:56:41,022 --> 00:56:42,273 雨乞いか 556 00:56:43,483 --> 00:56:45,193 やはり余が雨乞いを― 557 00:56:46,152 --> 00:56:47,445 行うしかないか 558 00:56:47,529 --> 00:56:50,615 ありがとうございます 559 00:56:50,698 --> 00:56:53,785 これで助かります 560 00:56:55,703 --> 00:56:59,082 余が雨乞いをしようと 雨は降らぬ 561 00:56:59,165 --> 00:57:00,917 いいえ 降りますとも 562 00:57:01,000 --> 00:57:03,545 王様が心から 祈ってくだされば― 563 00:57:04,129 --> 00:57:05,547 必ず天に通じます 564 00:57:05,630 --> 00:57:08,133 そのとおりです 565 00:57:08,216 --> 00:57:11,386 王様は我々のような 虫けらとは違います 566 00:57:11,469 --> 00:57:14,055 天が感動し 雨を降らせるでしょう 567 00:57:27,318 --> 00:57:28,403 面を上げよ 568 00:57:28,486 --> 00:57:29,571 できませぬ 569 00:57:33,825 --> 00:57:35,368 余が許したのだ 570 00:57:36,578 --> 00:57:37,537 上げてよい 571 00:57:54,596 --> 00:57:55,763 初めて見た 572 00:57:58,516 --> 00:58:00,226 なぜ今まで― 573 00:58:02,896 --> 00:58:04,564 見なかったのだろう 574 00:58:57,450 --> 00:59:01,204 淑儀が命を懸けてまで   私を殺そうとした理由が― 575 00:59:01,829 --> 00:59:06,960 復讐なのか正義なのか 確かめよう      576 00:59:21,099 --> 00:59:23,726 パク淑儀に呼ばれて 王宮に行ったとか 577 00:59:24,644 --> 00:59:26,020 何の用事で? 578 00:59:26,771 --> 00:59:28,356 お客様が お待ちです 579 00:59:30,024 --> 00:59:32,193 こちらには お通しできません 580 00:59:32,277 --> 00:59:34,904 外でお会いになってください 581 01:00:57,945 --> 01:01:02,200 パク淑儀の資質を   見極めたいと思います 582 01:01:02,659 --> 01:01:07,497 見捨てるべきか       それとも お仕えするべきか 583 01:01:12,210 --> 01:01:14,545 私のように利用する気なのか 584 01:01:15,463 --> 01:01:16,547 それとも… 585 01:01:21,010 --> 01:01:23,638 私を追い出し 仕える気か? 586 01:01:31,479 --> 01:01:33,773 私の敵は誰かと尋ねましたね 587 01:01:37,151 --> 01:01:39,153 答えは決まりましたか? 588 01:01:40,238 --> 01:01:41,197 はい 589 01:01:42,115 --> 01:01:44,075 それを伝えに参りました 590 01:01:45,368 --> 01:01:50,748 淑儀の答えを聞いて 私も決めようと思います 591 01:01:59,966 --> 01:02:02,343 王后様は世子様を 助けるために 592 01:02:03,010 --> 01:02:05,430 自ら命を絶たれました 593 01:02:07,682 --> 01:02:10,059 先王は世子様を守るために 594 01:02:11,811 --> 01:02:14,647 私の父を殺害の罪で 処刑したのです 595 01:02:17,734 --> 01:02:19,819 左議政様は功臣を守ろうと 596 01:02:21,154 --> 01:02:22,530 我が一族を― 597 01:02:24,157 --> 01:02:25,742 滅ぼしました 598 01:02:29,912 --> 01:02:31,831 皆 私の敵です 599 01:02:32,915 --> 01:02:35,126 左議政様も先王も― 600 01:02:36,669 --> 01:02:37,837 王様までもが 601 01:02:42,550 --> 01:02:43,801 誰に― 602 01:02:44,302 --> 01:02:45,970 復讐しろと? 603 01:02:46,763 --> 01:02:48,556 士林派を潰すため― 604 01:02:48,639 --> 01:02:51,017 一族を皆殺しにした 功臣ですか?   605 01:02:51,100 --> 01:02:51,934 それとも 606 01:02:52,018 --> 01:02:54,145 世子様を守るために― 607 01:02:54,228 --> 01:02:57,190 父にぬれぎぬを着せた 王様ですか?    608 01:02:58,107 --> 01:03:00,067 誰に… 609 01:03:03,988 --> 01:03:06,324 復讐すればいいのですか 610 01:03:19,879 --> 01:03:23,216 答えを申し上げます 611 01:04:33,035 --> 01:04:34,912 {\an7}王妃になります 612 01:04:35,496 --> 01:04:37,331 {\an7}左議政様の姪として 613 01:04:37,415 --> 01:04:41,002 {\an7}私はパク淑儀を 王妃に就かせる 614 01:04:41,085 --> 01:04:43,796 {\an7}大妃様に仕えたように 内宮ネグンに仕えます    615 01:04:43,880 --> 01:04:45,756 {\an7}まつりごとす力を得たら 616 01:04:45,840 --> 01:04:48,342 {\an7}そなたの父君の 汚名をそそぐ  617 01:04:48,426 --> 01:04:49,802 {\an7}お待ちします 618 01:04:50,428 --> 01:04:53,014 {\an7}私は内宮の秘密を 知っています   619 01:04:53,264 --> 01:04:54,181 {\an7}何だ? 620 01:04:54,265 --> 01:04:56,142 {\an7}大妃様は誰の味方だと? 621 01:04:56,225 --> 01:04:59,395 {\an7}大妃様が味方である 今こそ好機です   622 01:04:59,478 --> 01:05:00,688 {\an7}向かっているか 623 01:05:01,439 --> 01:05:02,982 {\an7}内宮を捜しにいく 624 01:05:03,232 --> 01:05:04,567 {\an7}見つけ出せ 625 01:05:06,444 --> 01:05:08,446 日本語字幕 具 美佳