1 00:01:57,175 --> 00:01:58,042 2 00:01:58,042 --> 00:02:03,042 ♬~ 3 00:02:05,049 --> 00:02:11,055 (ナレーター)<太古 天地人獣の境 いまだ分明ならざるころ➡ 4 00:02:11,055 --> 00:02:18,055 東勝神洲は花果山の山頂 奇怪な石猿が誕生いたしました> 5 00:02:24,068 --> 00:02:28,072 ♬『モンキー・マジック』 6 00:02:28,072 --> 00:02:48,092 ♬~ 7 00:02:48,092 --> 00:03:01,039 ♬~ 8 00:03:01,039 --> 00:03:13,039 ♬~ 9 00:03:15,053 --> 00:03:23,061 ♬~ 10 00:03:23,061 --> 00:03:26,064 <長い旅の1日が 今日もまた暮れて➡ 11 00:03:26,064 --> 00:03:30,068 日は早や 西のかなたへと 沈みかけております> 12 00:03:30,068 --> 00:03:32,070 <目指す天竺・大雷音寺こそは➡ 13 00:03:32,070 --> 00:03:37,075 正に 日輪 没する所 はるか はるか かなた> 14 00:03:37,075 --> 00:03:40,078 <三蔵を はじめとする悟空ら一行の旅は➡ 15 00:03:40,078 --> 00:03:47,085 巡り来り 巡り去る日輪を追っての 果てしない旅でありました> 16 00:03:47,085 --> 00:03:52,085 <そして ふと 一行が さしかかった ある村外れ> 17 00:03:54,092 --> 00:03:58,029 (悟空)お師匠さん 今 何か聞こえませんでした? 18 00:03:58,029 --> 00:04:01,032 (三蔵法師) 私には何も聞こえませんが 19 00:04:01,032 --> 00:04:06,037 そうかなぁ? じゃ おいらの空耳だな こりゃ 20 00:04:06,037 --> 00:04:09,040 (八戒)女の声だ! (悟浄)女? 21 00:04:09,040 --> 00:04:13,044 ああ あれは まさしく女の声だよ 女が すすり泣いてる声だ 22 00:04:13,044 --> 00:04:17,048 美しい女が 身も世もなく 身もだえして泣いてるんだ 23 00:04:17,048 --> 00:04:21,052 あほか! お前と来たら まあ 風の音でも 谷川のせせらぎでも➡ 24 00:04:21,052 --> 00:04:23,054 何でも かんでも 女の声に聞こえんねやろう? 25 00:04:23,054 --> 00:04:25,056 嫌だね こいつは もうさ… 26 00:04:25,056 --> 00:04:29,060 聞くもの見るもの全部 女と食べ物なんだから もう 27 00:04:29,060 --> 00:04:32,063 お師匠さん 気にしないで行きましょうや 28 00:04:32,063 --> 00:04:34,065 悟浄 ちょっと待ってくれよ おい (悟浄)えっ? 29 00:04:34,065 --> 00:04:36,067 ほら 聞こえてくるだろう ほら! (悟浄)何が? 30 00:04:36,067 --> 00:04:39,070 間違いないよ あれは! あれは 女が泣いてる声だ 31 00:04:39,070 --> 00:04:41,072 あれ? 風向きが変わってきたな 32 00:04:41,072 --> 00:04:46,077 ほら! 風に乗って聞こえてくるだろう? 33 00:04:46,077 --> 00:04:50,081 ≪(春花)アアッ… 桂栄 許しておくれ 桂栄… 34 00:04:50,081 --> 00:04:53,084 こりゃ 色っぽい話じゃなさそうだな 35 00:04:53,084 --> 00:04:56,087 (春花)母さんを許しておくれ 桂栄 36 00:04:56,087 --> 00:05:00,024 ≪(春花) アアッ… 桂栄 母さんを許して… 37 00:05:00,024 --> 00:05:02,026 悟空! はい 38 00:05:02,026 --> 00:05:04,028 止めなさい あの女の人は死ぬつもりです 39 00:05:04,028 --> 00:05:07,031 あいよ! おうおう 兄貴 兄貴 兄貴 兄貴… 40 00:05:07,031 --> 00:05:10,034 女のことだったら 俺に任せといてくれ なっ? 41 00:05:10,034 --> 00:05:14,038 (春花)許しておくれ 桂栄 母さんを許して… 42 00:05:14,038 --> 00:05:16,040 アアッ… 43 00:05:16,040 --> 00:05:18,042 こら 命を粗末にするんじゃない! 44 00:05:18,042 --> 00:05:20,044 離してください! (八戒)離せ これを! 45 00:05:20,044 --> 00:05:22,046 離してください 死なせてください お願いします! 46 00:05:22,046 --> 00:05:25,049 お願いします 離してください! (八戒)何をす… あいたた… 47 00:05:25,049 --> 00:05:28,052 アアッ… 桂栄! やめろ ほら! 48 00:05:28,052 --> 00:05:30,054 (殴る音) アアッ! 49 00:05:30,054 --> 00:05:33,057 兄貴 なにも殴ることは… うるせえ この野郎! 50 00:05:33,057 --> 00:05:36,060 逆上してる女には これが いちばん いいんだい! 51 00:05:36,060 --> 00:05:40,064 おい 訳を話してみろよ 52 00:05:40,064 --> 00:05:43,067 「なるほど 死にたいのも もっともだ」と思えば➡ 53 00:05:43,067 --> 00:05:46,070 この悟空さまが 首きゅっと ひねって あの世へ送ってやらぁ 54 00:05:46,070 --> 00:05:49,073 「けいえい けいえい」とか 言ってたけど 55 00:05:49,073 --> 00:05:53,077 会社の経営が不振だったとか 何か… なに? 「けいえい」って 56 00:05:53,077 --> 00:05:57,015 私の… 3歳の娘でございます 57 00:05:57,015 --> 00:06:00,018 そなたの子が 亡くなったのですか? 58 00:06:00,018 --> 00:06:03,021 どういうわけです? 59 00:06:03,021 --> 00:06:07,025 私が殺しました… (悟空たち)ええっ? 60 00:06:07,025 --> 00:06:10,028 この手で… (悟浄)なんやと? 61 00:06:10,028 --> 00:06:15,033 (泣き声) 話をしてごらんなさい 62 00:06:15,033 --> 00:06:19,037 母というのは この身に代えても 子を守るという 63 00:06:19,037 --> 00:06:21,039 ここにいる私の弟子たちも➡ 64 00:06:21,039 --> 00:06:26,044 母の恩が あったればこそ 今こうしているのです 65 00:06:26,044 --> 00:06:28,046 この私とても 同じことです 66 00:06:28,046 --> 00:06:31,049 母ほど ありがたいものは ありません 67 00:06:31,049 --> 00:06:33,051 その母である そなたが➡ 68 00:06:33,051 --> 00:06:37,055 なぜ我が子を 手にかけるようなことに? 69 00:06:37,055 --> 00:06:39,057 (泣き声) 70 00:06:39,057 --> 00:06:42,060 お師匠さん こら あきませんで 71 00:06:42,060 --> 00:06:52,070 (泣き声) 72 00:06:52,070 --> 00:06:56,070 (女性)恐れながら申し上げます 73 00:06:59,010 --> 00:07:03,010 これ 春花さんを隣へ 74 00:07:06,017 --> 00:07:11,022 失礼をいたしました 75 00:07:11,022 --> 00:07:14,025 とても春花さんには 聞かせられぬ➡ 76 00:07:14,025 --> 00:07:18,029 むごい話でござりまする 77 00:07:18,029 --> 00:07:25,036 そう… あれは 4日前のことでございました 78 00:07:25,036 --> 00:07:29,040 (雷鳴) 79 00:07:29,040 --> 00:07:32,040 (天馬のいななき) 80 00:07:35,046 --> 00:07:40,051 <鬼子母と呼ばれる この女は 数百年も生きているのに➡ 81 00:07:40,051 --> 00:07:43,054 20代の若さと美貌を 保っているのです> 82 00:07:43,054 --> 00:07:47,058 <その秘訣は 人間の子供を食べることであり➡ 83 00:07:47,058 --> 00:07:53,064 そのために 村人たちからは 鬼と 呼ばれて恐れられていたのです> 84 00:07:53,064 --> 00:07:56,067 (母親)((早く 早く…)) 85 00:07:56,067 --> 00:07:58,002 (母親)((早くおいで 早く!)) 86 00:07:58,002 --> 00:08:03,007 ♬~ 87 00:08:03,007 --> 00:08:06,010 (いななき) 88 00:08:06,010 --> 00:08:18,022 ♬~ 89 00:08:18,022 --> 00:08:22,026 (鬼子母)((ンンッ… 子供は おらぬか!? 子供は)) 90 00:08:22,026 --> 00:08:24,028 ((肌の柔らかそうな子供は おらぬか!?)) 91 00:08:24,028 --> 00:08:26,030 (男性)((帰れ帰れ!)) (男性)((絶対 通さねえぞ!)) 92 00:08:26,030 --> 00:08:29,033 (男性)((俺たちの子供たちには 指1本 触れさせねえ!)) 93 00:08:29,033 --> 00:08:31,035 (むちの音) ((アアッ!)) 94 00:08:31,035 --> 00:08:33,037 (むちの音) 95 00:08:33,037 --> 00:08:35,037 (突き飛ばす音) (男性たち)((アアッ!)) 96 00:08:37,041 --> 00:08:40,044 (むちの音) ((アアッ…)) 97 00:08:40,044 --> 00:08:42,044 (男性)((ウワッ!)) 98 00:08:45,049 --> 00:08:50,054 (母親)((来る! 鬼子母が来る 足音が近づいてくる)) 99 00:08:50,054 --> 00:08:53,057 ≪(鬼子母) ((子供は おらんのか!? 子供!)) 100 00:08:53,057 --> 00:08:56,060 (桂栄)((お母ちゃん 怖いよ!)) (母親たち)((しーっ!)) 101 00:08:56,060 --> 00:08:59,997 (春花)((桂栄 静かにしておくれ)) (桂栄)((お母ちゃん 怖いよ…)) 102 00:08:59,997 --> 00:09:03,000 (母親)((泣かせないでおくれよ 鬼子母に知れたら どうするのさ)) 103 00:09:03,000 --> 00:09:05,002 (母親)((静かにさせておくれよ)) 104 00:09:05,002 --> 00:09:07,004 ((桂栄 静かにおし!)) (桂栄)((怖いよ)) 105 00:09:07,004 --> 00:09:09,006 ((黙らせとくれよ!)) (春花)((静かにおし…)) 106 00:09:09,006 --> 00:09:12,009 (母親)((鬼子母が こっちへ来るじゃないか)) 107 00:09:12,009 --> 00:09:15,009 ((ごめんなさい)) (桂栄の泣き声) 108 00:09:17,014 --> 00:09:21,018 ((子供は おらんのか 子供は…)) 109 00:09:21,018 --> 00:09:27,024 ≪(鬼子母) ((子供は おらんのか!? 子供!)) 110 00:09:27,024 --> 00:09:31,028 ((子供は おらぬか 子供は!)) 111 00:09:31,028 --> 00:09:33,028 ((子供は おらぬのか!?)) 112 00:09:36,033 --> 00:09:39,036 ((行ってしまったよ)) (母親)((助かった…)) 113 00:09:39,036 --> 00:09:44,036 (母親たち)((良かった良かった! もう大丈夫だよ)) 114 00:09:46,043 --> 00:09:49,046 ((桂栄!)) 115 00:09:49,046 --> 00:09:51,048 ((桂栄…)) 116 00:09:51,048 --> 00:09:55,048 ((桂栄! 桂栄!)) 117 00:09:56,988 --> 00:09:58,990 ((アアッ!)) 118 00:09:58,990 --> 00:10:01,993 ((桂栄! 桂栄…)) 119 00:10:01,993 --> 00:10:04,996 (女性)思わず きつく押さえ過ぎて 120 00:10:04,996 --> 00:10:07,999 我が子を 窒息させてしまったので ございます 121 00:10:07,999 --> 00:10:10,001 ((桂栄!)) 122 00:10:10,001 --> 00:10:13,004 それ以来 春花さんは 毎日➡ 123 00:10:13,004 --> 00:10:18,009 娘さんのことを思い出しながら 泣き暮らしているのでございます 124 00:10:18,009 --> 00:10:22,013 しかし 何者だい? その鬼子母って女はよ 125 00:10:22,013 --> 00:10:27,018 はい ここから およそ600里の所にあります➡ 126 00:10:27,018 --> 00:10:32,023 黄餓洞に住む鬼女でござります 鬼女? 127 00:10:32,023 --> 00:10:35,026 年は定かではありませぬが 128 00:10:35,026 --> 00:10:39,030 数百年は 生きているであろうと思われ 129 00:10:39,030 --> 00:10:42,033 それが あろうことか➡ 130 00:10:42,033 --> 00:10:47,038 人間の子供を捕らえては それを食べるのでございます 131 00:10:47,038 --> 00:10:52,043 人間の子供を? なんという むごいことを… 132 00:10:52,043 --> 00:10:59,984 これまでに 近郷近在は もちろん はるかな土地まで出向いては➡ 133 00:10:59,984 --> 00:11:04,989 子供を捕らえ その肉を食らい 血をすすり 134 00:11:04,989 --> 00:11:08,993 骨まで しゃぶるのでござりまする 135 00:11:08,993 --> 00:11:12,997 もう何千人という子供が➡ 136 00:11:12,997 --> 00:11:16,997 鬼子母のために 命を 落としているのでございまする 137 00:11:19,003 --> 00:11:21,005 ところで おばさんよ 138 00:11:21,005 --> 00:11:24,008 どうして その鬼女ってのは ガキの肉ばっかり食らうんだい? 139 00:11:24,008 --> 00:11:29,013 なんでも 若さと美貌を保つためには➡ 140 00:11:29,013 --> 00:11:33,017 子供の肉が いちばん効き目があるとか… 141 00:11:33,017 --> 00:11:35,019 (2人)へえ… 142 00:11:35,019 --> 00:11:38,022 女ってのは怖えもんだなぁ 143 00:11:38,022 --> 00:11:40,024 嫌だねえ… (2人)えっ? 144 00:11:40,024 --> 00:11:45,029 お坊さまに 見せたいものが ござりまするが 145 00:11:45,029 --> 00:11:48,032 (八戒) なんでえ こりゃ井戸じゃねえか 146 00:11:48,032 --> 00:11:51,035 (女性) これは かれ井戸でございます 147 00:11:51,035 --> 00:11:54,038 かれ井戸? (悟浄)そんな あほな 148 00:11:54,038 --> 00:11:56,040 こんな きれいな水がやね さんさんと湧いとんのに 149 00:11:56,040 --> 00:11:59,043 そんな馬鹿なこと ないで よし ちょっと1回くんでみよか 150 00:11:59,043 --> 00:12:01,045 ≪(水の音) 151 00:12:01,045 --> 00:12:05,049 (悟浄) いくら何でも 八戒の馬鹿頭でも➡ 152 00:12:05,049 --> 00:12:08,052 これぐらいの理屈は 分かるというもんですよっと 153 00:12:08,052 --> 00:12:10,054 なに? おい (悟浄)まあまあ… 154 00:12:10,054 --> 00:12:13,057 この水は 真水ではござりませぬ 155 00:12:13,057 --> 00:12:17,061 ええっ? どれ… 156 00:12:17,061 --> 00:12:21,065 あら… しょっぱいよ これ (悟浄)しょっぱい? 157 00:12:21,065 --> 00:12:25,069 こりゃ おばさん これ 塩水かい? 珍しいね 塩水の井戸ってのは 158 00:12:25,069 --> 00:12:31,075 いいえ この井戸は10年前までは 159 00:12:31,075 --> 00:12:37,081 その名のとおり 1滴の水もない かれ井戸でございました 160 00:12:37,081 --> 00:12:44,088 (女性)ところが ある日 鬼子母に 子供を食われた若い母親が➡ 161 00:12:44,088 --> 00:12:51,095 悲しみのあまり この井戸に 身を投げたのでござりまする 162 00:12:51,095 --> 00:12:57,034 ところが その日から この井戸は 絶えることなく➡ 163 00:12:57,034 --> 00:13:03,040 水が さんさんとあふれ出るように なったのでござります 164 00:13:03,040 --> 00:13:06,043 この水は… 165 00:13:06,043 --> 00:13:12,049 その若い母親の涙でござりまする 166 00:13:12,049 --> 00:13:16,053 (泣き声) 167 00:13:16,053 --> 00:13:19,056 哀れな母親… 168 00:13:19,056 --> 00:13:23,060 どんなに悲しかったことでしょう 169 00:13:23,060 --> 00:13:28,065 そうや 母親というものは そういうもんかもしれんな 170 00:13:28,065 --> 00:13:30,067 なあ 八戒 (八戒)うん? 171 00:13:30,067 --> 00:13:36,073 わし 子供のころな どじなことに 滝から川に落ちてな 172 00:13:36,073 --> 00:13:38,075 あわや 「河童 川流れ」に なりかけたんや 173 00:13:38,075 --> 00:13:40,077 そのとき わし もう… 174 00:13:40,077 --> 00:13:43,080 岩で頭打つやら 何やかんやでな 血みどろになってんねん 175 00:13:43,080 --> 00:13:47,084 そのときや わしんとこの母親がな 「ぱ~っ」走ってきてね 176 00:13:47,084 --> 00:13:50,087 川に飛び込んでな わしのこと助けてくれよったんや 177 00:13:50,087 --> 00:13:53,090 …で 一生懸命やな 家まで連れて帰って 178 00:13:53,090 --> 00:13:59,029 わしのことを ひと晩 抱きながら 介抱してくれよったんや 179 00:13:59,029 --> 00:14:04,034 まあ 立派な母親やったで わしんとこのは 180 00:14:04,034 --> 00:14:07,037 俺のおふくろだって そうだよ 181 00:14:07,037 --> 00:14:13,043 俺 子供のころな 食い過ぎて 死に損なったことがあんだよ 182 00:14:13,043 --> 00:14:15,045 熱が出て 本当に死ぬとこだったんだ 183 00:14:15,045 --> 00:14:20,050 そしたら 俺のおふくろな 体に針を刺して➡ 184 00:14:20,050 --> 00:14:22,052 俺の苦しみが 少しでも軽くなるようにって➡ 185 00:14:22,052 --> 00:14:27,057 自分の体を痛めて 血を流してくれたんだよ 186 00:14:27,057 --> 00:14:30,060 もし あんとき 俺が死んでたら… 187 00:14:30,060 --> 00:14:36,066 おふくろも この井戸に身を投げた女のように 188 00:14:36,066 --> 00:14:40,070 涙で川を作ったかもしれねえな 189 00:14:40,070 --> 00:14:42,072 フン! けったくそ悪いやい 190 00:14:42,072 --> 00:14:47,077 悟浄 八戒! 2人して おふくろの自慢話かい? フン! 191 00:14:47,077 --> 00:14:51,081 俺は どうせよ 石から生まれた母なし猿だよ 192 00:14:51,081 --> 00:14:54,084 天下に身寄りのねえ 独りぼっちの猿だよ 193 00:14:54,084 --> 00:14:57,021 お前 なにも ひがむことは ねえじゃねえか うるせえやい! 194 00:14:57,021 --> 00:15:02,026 俺にはよ 泣いてくれるおふくろも いやしねえんだ 195 00:15:02,026 --> 00:15:06,030 だがな 親はなくとも子は育つっつうんだ 196 00:15:06,030 --> 00:15:09,030 ざまあみやがれ! ちきしょうめ 197 00:15:19,043 --> 00:15:21,043 ≪ 悟空! 198 00:15:24,048 --> 00:15:26,048 悟空 199 00:15:28,052 --> 00:15:30,054 なんですか 子供みたいに 200 00:15:30,054 --> 00:15:33,057 いいじゃないですか 201 00:15:33,057 --> 00:15:35,059 悟空… 202 00:15:35,059 --> 00:15:38,062 お師匠さん あいつらね 203 00:15:38,062 --> 00:15:40,064 おいらが おっ母さん いねえの知ってて 204 00:15:40,064 --> 00:15:42,064 わざと ああいうこと言うんだ 205 00:15:44,068 --> 00:15:48,072 悟空… 形の母が いなくとも 206 00:15:48,072 --> 00:15:52,076 悲しむことも 寂しがることもありません 207 00:15:52,076 --> 00:15:55,079 お前は 確かに 石から生まれた石猿です 208 00:15:55,079 --> 00:15:57,014 そんなこと お師匠さんに 念を押されなくたって➡ 209 00:15:57,014 --> 00:15:59,016 分かってますよ いいではありませんか 210 00:15:59,016 --> 00:16:03,020 お前の母は この大地です 211 00:16:03,020 --> 00:16:05,022 万物を育む この大地の➡ 212 00:16:05,022 --> 00:16:09,026 その石の中から お前は生まれてきたんです 213 00:16:09,026 --> 00:16:16,033 そう思えば 行くさきざきに お前の母が いるではありませんか 214 00:16:16,033 --> 00:16:21,033 お前は 決して 「無」から 生まれてきたのではないのですよ 215 00:16:23,040 --> 00:16:28,045 さあ 人を羨むのは もうやめて 早くお休み 216 00:16:28,045 --> 00:16:31,048 あしたは 黄餓洞へ行ってみましょう 217 00:16:31,048 --> 00:16:34,051 鬼子母が どんな鬼女なのか… 218 00:16:34,051 --> 00:16:39,056 また 悟空の力を 借りることになりそうです 219 00:16:39,056 --> 00:16:43,056 おやすみ おやすみなさい 220 00:16:45,062 --> 00:16:50,067 ♬~ 221 00:16:50,067 --> 00:16:53,067 そうか… 222 00:16:56,073 --> 00:17:02,012 いいこと言うねえ お師匠さんは ハハッ… 223 00:17:02,012 --> 00:17:08,018 「お前の母は この大地です」か… 224 00:17:08,018 --> 00:17:11,021 ごめんね こんな踏みつけちゃってさ 225 00:17:11,021 --> 00:17:16,026 そうか おいら 年がら年中 この… 226 00:17:16,026 --> 00:17:20,030 おっ母さんに おんぶしてるみてえなもんなんだ 227 00:17:20,030 --> 00:17:27,037 「この大地の 石の中から お前は生まれたんです」か… 228 00:17:27,037 --> 00:17:31,041 ヘヘッ… ヘヘヘッ… 229 00:17:31,041 --> 00:17:40,050 ♬~ 230 00:17:40,050 --> 00:17:42,050 おっ母さん… 231 00:17:45,055 --> 00:17:51,061 <岩を見て 我が母を思い この大地が母であると知った悟空> 232 00:17:51,061 --> 00:17:57,000 <それは正に 優しい母に 抱かれた悟空の姿でありました> 233 00:17:57,000 --> 00:18:06,009 ♬~ 234 00:18:06,009 --> 00:18:11,014 ええか? その鬼子母というのが どんな女か知らんけども 235 00:18:11,014 --> 00:18:15,018 たとえ どれほど恐ろしい女であっても 236 00:18:15,018 --> 00:18:17,020 それは たかが女やないか 237 00:18:17,020 --> 00:18:22,025 我々 男たちが力を合わせれば 必ず勝てる 238 00:18:22,025 --> 00:18:26,029 大切なことは 必ず勝つという信念を持つこと 239 00:18:26,029 --> 00:18:29,029 それやな (男性)分かりました 240 00:18:33,036 --> 00:18:36,039 何だ? このへっぴり腰は 241 00:18:36,039 --> 00:18:39,042 しゃんとしろ しゃんと! 242 00:18:39,042 --> 00:18:41,042 何だ? その反抗的な目は (殴る音) 243 00:18:43,046 --> 00:18:45,048 ハァ… ええい! 244 00:18:45,048 --> 00:18:48,051 こう もたもた歩いてたんじゃ 日が暮れちまうわ 245 00:18:48,051 --> 00:18:50,053 よし! 246 00:18:50,053 --> 00:18:54,057 (口笛) 247 00:18:54,057 --> 00:19:00,998 ♬~ 248 00:19:00,998 --> 00:19:05,002 鬼子母が馬車で来るなら 柵を作る 249 00:19:05,002 --> 00:19:07,004 そして 飛び道具や 250 00:19:07,004 --> 00:19:09,006 みんな これから 山に行って毒草を取ってこい 251 00:19:09,006 --> 00:19:15,012 その毒草の汁を搾り 矢じりに塗り それを鬼子母に打ち込む! 252 00:19:15,012 --> 00:19:18,015 おい 落とし穴は 深~く掘れよ (男性たち)はい! 253 00:19:18,015 --> 00:19:21,018 底に竹を植えるのを忘れるな (男性たち)はい! 254 00:19:21,018 --> 00:19:24,021 いったん落ちたらな 焼き鳥みたいに➡ 255 00:19:24,021 --> 00:19:26,023 串刺しになるようにな (男性たち)はい! 256 00:19:26,023 --> 00:19:29,026 おい! それから 竹の先はな 257 00:19:29,026 --> 00:19:32,029 十分に とんがらせとけよ (男性たち)はい! 258 00:19:32,029 --> 00:19:43,029 ♬~ 259 00:19:46,043 --> 00:19:51,048 ここか 鬼子母が住んでるのは 260 00:19:51,048 --> 00:19:53,048 よ~し 261 00:19:56,053 --> 00:19:58,053 ンッ! 262 00:20:00,991 --> 00:20:02,991 (男の子)いくぞ ハハッ… 263 00:20:06,997 --> 00:20:11,001 (男の子)それ! (男の子)エイッ! 264 00:20:11,001 --> 00:20:13,003 ほら! 265 00:20:13,003 --> 00:20:24,014 ♬~ 266 00:20:24,014 --> 00:20:26,016 《何だい? こりゃ》 267 00:20:26,016 --> 00:20:28,016 (男の子)エイッ! 268 00:20:31,021 --> 00:20:33,023 《この子供たち…》 269 00:20:33,023 --> 00:20:37,023 《まさか さらってきた 子供たちじゃねえだろうな》 270 00:20:39,029 --> 00:20:41,031 愛奴! 271 00:20:41,031 --> 00:20:44,031 (愛奴)は~い 母さま 272 00:20:48,038 --> 00:20:51,041 愛奴 愛奴は 母さまが好きかい? (愛奴)うん 273 00:20:51,041 --> 00:20:55,045 ウフフッ… いい子だ いい子だ 274 00:20:55,045 --> 00:20:57,045 誰だ!? 275 00:21:01,985 --> 00:21:06,990 (娘)母さま 虻だよ (鬼子母)なんだ 虻だったのか 276 00:21:06,990 --> 00:21:08,992 よいしょ… 277 00:21:08,992 --> 00:21:10,994 私は 誰かが忍び込んだ気配が したもんだから… 278 00:21:10,994 --> 00:21:14,994 汚いからね 捨てておしまい! (娘)は~い 279 00:21:20,003 --> 00:21:22,003 (払う音) 280 00:21:24,007 --> 00:21:26,009 ウウッ… 281 00:21:26,009 --> 00:21:31,009 ああ 危ねえ… もうちょっとで つぶされるとこだったよ 282 00:21:35,018 --> 00:21:40,018 子供の骨か かわいそうに… 283 00:21:43,026 --> 00:21:46,029 黄餓洞には 子供たちがいるというのですか? 284 00:21:46,029 --> 00:21:48,031 そうなんですよ 285 00:21:48,031 --> 00:21:50,033 最初はね 捕まえてきた子供かと 思ったんですが 286 00:21:50,033 --> 00:21:54,037 その子供たちが あの女を見てね 「母さま」って呼ぶんですよ 287 00:21:54,037 --> 00:21:57,040 子供がいるんですか? 鬼子母には 288 00:21:57,040 --> 00:22:01,044 はい 私どもは まだ見たことはございませぬが 289 00:22:01,044 --> 00:22:05,048 噂では 1000人の子供がいるとも 290 00:22:05,048 --> 00:22:09,052 1000人も!? はい そのように聞いております 291 00:22:09,052 --> 00:22:12,055 あの女 本当に許せねえな 292 00:22:12,055 --> 00:22:17,060 さらってきた子供は食い殺し てめえでは 1000人の子供を産む… 293 00:22:17,060 --> 00:22:19,062 俺は怒った もう許せねえ 怒ったぞ! 294 00:22:19,062 --> 00:22:21,064 どこへ行くんです? 決まってるでしょう! 295 00:22:21,064 --> 00:22:23,066 あの鬼子母を捕らえて… 296 00:22:23,066 --> 00:22:27,066 いや この如意棒でね あの世へ送ってやりますよ 297 00:22:33,076 --> 00:22:35,078 どけどけ! 298 00:22:35,078 --> 00:22:38,078 何してやがんだ!? この野郎 299 00:22:40,083 --> 00:22:42,083 (いななき) 300 00:22:45,088 --> 00:22:47,090 ヤッ! (むちの音) 301 00:22:47,090 --> 00:22:52,095 ♬~ 302 00:22:52,095 --> 00:22:54,097 お前たち 馬鹿じゃねえか? 303 00:22:54,097 --> 00:22:56,099 これじゃ すぐ落とし穴って 分かっちゃうだろう 304 00:22:56,099 --> 00:23:00,099 もっと埋めろよ 分かんないように (男性たち)はい 305 00:23:02,039 --> 00:23:05,042 そうそう そうそう そう ほらほら 気をつけろ ほれ 306 00:23:05,042 --> 00:23:08,045 よしよし 頑張れよ 307 00:23:08,045 --> 00:23:11,048 ≪ どいた どいた どいた! 308 00:23:11,048 --> 00:23:14,051 どけどけ! 兄貴! そこに落とし穴が… 309 00:23:14,051 --> 00:23:17,054 アアーッ! (落ちる音) 310 00:23:17,054 --> 00:23:21,054 ウッ… あたたた… アアッ… 311 00:23:24,061 --> 00:23:27,064 おい 兄貴! 悟浄! 312 00:23:27,064 --> 00:23:30,067 (八戒)何もたもたしてんだ 早く助けてくれよ! 313 00:23:30,067 --> 00:23:34,071 あほんだら! 自分で掘った穴に 落ちやがってからに お前は 314 00:23:34,071 --> 00:23:37,074 自分で掘った穴に落ちたのか この馬鹿! 315 00:23:37,074 --> 00:23:39,076 お前みてえなのは 串刺しになっちまえ この野郎! 316 00:23:39,076 --> 00:23:41,078 おい 悟浄 317 00:23:41,078 --> 00:23:45,082 あいつ 串刺しになったらよ 豚の丸焼きで 1杯 これ いくか 318 00:23:45,082 --> 00:23:49,086 ええなぁ 考えるだけで よだれが出てきたわ ハハッ… 319 00:23:49,086 --> 00:23:53,090 あれ? あの野郎 本当に よだれ垂らしやがって… 320 00:23:53,090 --> 00:23:55,092 馬鹿! 早く助けろ! 321 00:23:55,092 --> 00:23:58,028 おい 悟空 しゃあないから 助けたろうか? 322 00:23:58,028 --> 00:24:01,031 本当に てめえは 世話のかかる豚だ この野郎! 323 00:24:01,031 --> 00:24:03,033 ≪(男性)来たー! 324 00:24:03,033 --> 00:24:05,035 悟空さま! 鬼子母が来ました 325 00:24:05,035 --> 00:24:09,039 来たか! よ~し… 326 00:24:09,039 --> 00:24:12,042 おいおいおい! お~い 誰か助けろ! 327 00:24:12,042 --> 00:24:16,042 助けろ助けろ! お~い! 328 00:24:23,053 --> 00:24:34,064 ♬~ 329 00:24:34,064 --> 00:24:36,066 (男性たち)ウワッ! 330 00:24:36,066 --> 00:24:38,066 (むちの音) 331 00:24:41,071 --> 00:24:44,074 よく来たな 鬼子母! 332 00:24:44,074 --> 00:24:48,078 子供を食おうったって 今度ばかりは そうは いかねえぞ 333 00:24:48,078 --> 00:24:51,081 奇妙な奴… 何者だ? お前 334 00:24:51,081 --> 00:24:55,085 なんだと? 俺を知らねえってのか!? おい 335 00:24:55,085 --> 00:24:58,021 この衣装 見てみろよ ええ!? 336 00:24:58,021 --> 00:25:03,026 如意棒 この輪っか もみあげ スカーフ! 337 00:25:03,026 --> 00:25:06,029 分かんない? ああ そう 悲しいね おい 338 00:25:06,029 --> 00:25:08,031 あいつは 俺たちのこと知らねえらしいよ 339 00:25:08,031 --> 00:25:12,035 (鬼子母)確か そっちの河童は 沙悟浄とかいったな 340 00:25:12,035 --> 00:25:14,037 あっ! あいや わしの名前 知ってる! 341 00:25:14,037 --> 00:25:16,039 あいや うれしい! この野郎 342 00:25:16,039 --> 00:25:18,041 戦うんだよ これから 343 00:25:18,041 --> 00:25:21,044 本当に知らねえのか? (鬼子母)知らないねえ 344 00:25:21,044 --> 00:25:24,047 じゃ 自己紹介させていただきます 345 00:25:24,047 --> 00:25:27,050 あっし 花果山で生まれました➡ 346 00:25:27,050 --> 00:25:31,054 斉天大聖 孫悟空! 347 00:25:31,054 --> 00:25:34,057 オリャー! 348 00:25:34,057 --> 00:25:42,065 ♬~ 349 00:25:42,065 --> 00:25:44,065 よっ! ンンッ! 350 00:25:48,071 --> 00:25:51,074 (男性)大丈夫ですか? 八戒さま (八戒)大丈夫だよ… 351 00:25:51,074 --> 00:25:53,076 俺は お前 不死身の八戒さまだよ 352 00:25:53,076 --> 00:25:55,078 おい あの連中 まだ やってんのか? 353 00:25:55,078 --> 00:25:58,014 (男性)はい (八戒)ああ… 情けないなぁ 354 00:25:58,014 --> 00:26:00,016 俺だったら 瞬きしてる間に やっつけてやらぁ 355 00:26:00,016 --> 00:26:02,018 得物を貸せ (男性)はい! 356 00:26:02,018 --> 00:26:04,018 よし! 357 00:26:08,024 --> 00:26:11,027 兄貴 助っ人だ! 358 00:26:11,027 --> 00:26:18,034 ♬~ 359 00:26:18,034 --> 00:26:20,036 ンンッ! 360 00:26:20,036 --> 00:26:22,036 野郎! 361 00:26:24,040 --> 00:26:26,040 馬鹿野郎! どけ この野郎! 362 00:26:30,046 --> 00:26:32,048 (殴る音) 363 00:26:32,048 --> 00:26:35,051 お前たちと遊んでる暇は ないわ! 364 00:26:35,051 --> 00:26:37,053 ンッ! ンンッ! 365 00:26:37,053 --> 00:26:39,055 (天馬のいななき) 366 00:26:39,055 --> 00:26:50,066 ♬~ 367 00:26:50,066 --> 00:26:52,066 (口笛) 368 00:26:56,072 --> 00:26:59,072 待てー! 369 00:27:01,011 --> 00:27:03,011 ンンッ! 370 00:27:06,016 --> 00:27:09,019 (鬼子母)子供は おらぬか 子供は (母親)子供は いません! 371 00:27:09,019 --> 00:27:11,021 いません… (鬼子母)ンンッ! 372 00:27:11,021 --> 00:27:14,024 アアッ! やめて! 373 00:27:14,024 --> 00:27:17,027 俊英だけは… お願いです 連れてかないで! 374 00:27:17,027 --> 00:27:20,030 アアッ! 俊英だけは! 375 00:27:20,030 --> 00:27:23,033 子供を放せよ! どけ! 376 00:27:23,033 --> 00:27:26,036 (母親)俊英! 俊英! 待ちやがれ! 377 00:27:26,036 --> 00:27:28,036 ≪(天馬のいななき) 378 00:27:30,040 --> 00:27:33,043 (母親)俊英! 379 00:27:33,043 --> 00:27:35,045 アアッ… 380 00:27:35,045 --> 00:27:38,048 悟空 鬼子母 どうした!? ほら! 381 00:27:38,048 --> 00:27:40,050 (八戒)なんで逃がしたんだよ? 382 00:27:40,050 --> 00:27:43,053 馬鹿野郎 子供取られて 手ぇ出せるか! 383 00:27:43,053 --> 00:27:46,053 くそ… あっ いけねえ おい ちょっと 手ぇ貸せ 384 00:27:53,063 --> 00:27:56,066 坊や! 俊英は どこ!? 385 00:27:56,066 --> 00:27:59,002 悟空たちが 連れ戻しに黄餓洞へ行っています 386 00:27:59,002 --> 00:28:02,005 望みを捨てずに待ってください 387 00:28:02,005 --> 00:28:07,005 では… 俊英は いないのですか!? 388 00:28:14,017 --> 00:28:16,019 アハハッ… 389 00:28:16,019 --> 00:28:20,023 (笑い声) 390 00:28:20,023 --> 00:28:24,027 俊英… 391 00:28:24,027 --> 00:28:28,031 おいで… ハハハハッ… 392 00:28:28,031 --> 00:28:30,033 俊英… 393 00:28:30,033 --> 00:28:33,036 待ちなさい! 気を落ち着けるのです 394 00:28:33,036 --> 00:28:36,039 俊英… 395 00:28:36,039 --> 00:28:41,044 ♬~ 396 00:28:41,044 --> 00:28:46,049 どこへ行くの ホホホホッ… 397 00:28:46,049 --> 00:28:49,052 坊や! どこへ行くの 398 00:28:49,052 --> 00:28:53,056 (笑い声) 399 00:28:53,056 --> 00:28:56,993 いい子ね アハハッ… 400 00:28:56,993 --> 00:28:58,995 おい 悟浄! えっ? おう! 401 00:28:58,995 --> 00:29:00,997 よう どうだい? 402 00:29:00,997 --> 00:29:04,000 あかん よその村からも ぎょうさん 子供さろうてきとんな 403 00:29:04,000 --> 00:29:06,002 そりゃまずいな 404 00:29:06,002 --> 00:29:08,004 下手に攻め込んでも 子供の命が危ないし 405 00:29:08,004 --> 00:29:10,006 …といって 放っときゃ お前 406 00:29:10,006 --> 00:29:13,009 子供たちは 1日1人ずつ 鬼子母に食われちまう 407 00:29:13,009 --> 00:29:15,011 豚は? 408 00:29:15,011 --> 00:29:17,013 ああ その豚に変身して 中に潜り込んどる 409 00:29:17,013 --> 00:29:23,019 ほう… 八戒の野郎 へま こかなきゃいいけどな 410 00:29:23,019 --> 00:29:28,024 (息子たち)シッシッ! シッシッ! (豚の鳴き声) 411 00:29:28,024 --> 00:29:32,024 シッシッ シッシッ… (鳴き声) 412 00:29:34,030 --> 00:29:39,035 (鳴き声) (息子)お母さ~ん! 413 00:29:39,035 --> 00:29:41,037 豚 捕まえたよ! 414 00:29:41,037 --> 00:29:45,041 良かったねえ あとで おやつに焼いてあげようね 415 00:29:45,041 --> 00:29:49,045 (子供たちの泣き声) (鼻を鳴らす音) 416 00:29:49,045 --> 00:29:55,051 (泣き声) 417 00:29:55,051 --> 00:30:00,990 (鬼)こら うるさい! (鬼)静かにしろ! 418 00:30:00,990 --> 00:30:06,996 ≪(泣き声) 419 00:30:06,996 --> 00:30:09,999 (鬼)あっ… これは 鬼子母さま 420 00:30:09,999 --> 00:30:13,002 しっかりと見張ってんだよ (鬼)はい 421 00:30:13,002 --> 00:30:16,005 悟空とやらいう おかしな連中が うろついてるらしいからな 422 00:30:16,005 --> 00:30:18,007 (鬼)はい 423 00:30:18,007 --> 00:30:20,009 あとで 肉づきの柔らかそうな子 1人連れておいで 424 00:30:20,009 --> 00:30:22,011 かしこまりました 425 00:30:22,011 --> 00:30:26,015 ウ~ン… どれもこれも うまそうな子供たち 426 00:30:26,015 --> 00:30:31,020 (泣き声) 427 00:30:31,020 --> 00:30:38,027 (鼻を鳴らす音) 428 00:30:38,027 --> 00:30:40,029 (鬼)あっ こら! (鬼)よいよい 429 00:30:40,029 --> 00:30:43,032 豚など かまうことはない 430 00:30:43,032 --> 00:30:46,035 なんとかならないのですか? 悟空 431 00:30:46,035 --> 00:30:50,039 それが… 子供たちを 人質に取られてますからね 432 00:30:50,039 --> 00:30:52,041 何百年もの間 子供を 食ってきよった奴ですからね 433 00:30:52,041 --> 00:30:54,043 私らが攻め込んだら いっぺんに殺しますよ 434 00:30:54,043 --> 00:30:56,045 ≪(八戒)お~い! おい! 435 00:30:56,045 --> 00:30:58,982 おい! いや 危ないところだった 436 00:30:58,982 --> 00:31:01,985 もうちょっとで 鬼子母の子供の おやつになるとこだったよ 437 00:31:01,985 --> 00:31:03,987 お前なんか 当てには してねえけどよ 438 00:31:03,987 --> 00:31:05,989 このどじ まぬけ! 何か手がかり あったのかよ? 439 00:31:05,989 --> 00:31:08,992 つかんできましたよ お師匠さま あの黄餓洞にはね 440 00:31:08,992 --> 00:31:11,995 さらってきた子供が ざっと100人は いましたよ 441 00:31:11,995 --> 00:31:14,998 それを 毎日ね 1人ずつ食ってるんです 442 00:31:14,998 --> 00:31:18,001 もう 一刻の猶予もなりません 443 00:31:18,001 --> 00:31:23,006 分かりました お前たち 少し下がっていておくれ 444 00:31:23,006 --> 00:31:25,008 はい ほいじゃ みんな 下がろうか 445 00:31:25,008 --> 00:31:28,008 豚も来い (鼻を鳴らす音) 446 00:31:34,017 --> 00:31:40,023 (読経) 447 00:31:40,023 --> 00:31:44,027 ≪(釈迦如来)何事ですか? 三蔵 448 00:31:44,027 --> 00:31:54,037 ♬~ 449 00:31:54,037 --> 00:31:59,042 お釈迦さま どうか 力をお貸しください 450 00:31:59,042 --> 00:32:02,045 黄餓洞に住む鬼子母のもとから➡ 451 00:32:02,045 --> 00:32:06,049 さらわれた子供たちを 救い出したいのです 452 00:32:06,049 --> 00:32:08,051 お釈迦さま… 453 00:32:08,051 --> 00:32:11,054 (釈迦)鬼子母ですか? 454 00:32:11,054 --> 00:32:16,059 分かりました 私に考えがあります 455 00:32:16,059 --> 00:32:19,062 (愛奴たち)じゃんけんぽい! 456 00:32:19,062 --> 00:32:21,064 あいこで しょ! 457 00:32:21,064 --> 00:32:26,064 (息子)あっ お前 鬼だ 逃げろ! (鬼子母の子供たち)逃げろ! 458 00:32:28,071 --> 00:32:33,071 もういいかい? ≪(子供たち)ま~だだよ! 459 00:32:35,078 --> 00:32:40,078 もういいかい? ≪ もういいよ! 460 00:32:42,085 --> 00:32:44,085 ≪(釈迦)愛奴 461 00:32:46,089 --> 00:32:51,094 愛奴 おいで 462 00:32:51,094 --> 00:33:07,043 ♬~ 463 00:33:07,043 --> 00:33:11,047 ねえ お師匠さま お釈迦さまに あんなこと頼んで 大丈夫ですか? 464 00:33:11,047 --> 00:33:13,049 失礼なこと言うんじゃねえよ 八戒 えっ? 465 00:33:13,049 --> 00:33:15,051 お釈迦さまは 嘘つくような方じゃねえや 466 00:33:15,051 --> 00:33:18,054 俺とは 古~い友達なんだから 467 00:33:18,054 --> 00:33:21,057 あっ 何だ? あのガキは 468 00:33:21,057 --> 00:33:26,062 (釈迦)三蔵 しばらく その子を預かるのです 469 00:33:26,062 --> 00:33:30,066 その子は愛奴といいます 470 00:33:30,066 --> 00:33:34,070 鬼子母の子供1000人のうちの いちばん末の子で 471 00:33:34,070 --> 00:33:39,075 鬼子母が いちばん愛している子供です 472 00:33:39,075 --> 00:33:44,080 いいですね 三蔵 どのようなことがあっても➡ 473 00:33:44,080 --> 00:33:48,084 その子を 鬼子母に渡してはなりません 474 00:33:48,084 --> 00:33:53,089 ♬~ 475 00:33:53,089 --> 00:33:56,092 はい 分かりました 476 00:33:56,092 --> 00:34:01,030 へえ あれが鬼子母の子供かねえ 477 00:34:01,030 --> 00:34:03,030 (八戒)はぁ… 478 00:34:08,037 --> 00:34:11,037 愛奴! 479 00:34:14,043 --> 00:34:16,045 愛奴! 480 00:34:16,045 --> 00:34:21,050 ≪(鬼子母) 愛奴! どこにいるの? 愛奴 481 00:34:21,050 --> 00:34:23,052 愛奴… 482 00:34:23,052 --> 00:34:25,054 ≪ 愛奴! 483 00:34:25,054 --> 00:34:29,058 愛奴… 愛奴! 484 00:34:29,058 --> 00:34:31,060 いたか? (鬼)いません 485 00:34:31,060 --> 00:34:33,062 どうした? 見つかったか? 486 00:34:33,062 --> 00:34:35,064 いいえ それが 黄餓洞の中には どこにもいません 487 00:34:35,064 --> 00:34:40,069 そんな馬鹿な! 私の子供たちは この黄餓洞から 1歩も外へ… 488 00:34:40,069 --> 00:34:42,071 あいつらだ 489 00:34:42,071 --> 00:34:46,075 あいつらが 愛奴をさらっていったんだ 490 00:34:46,075 --> 00:34:50,079 あいつらと申しますと? (鬼子母)悟空とかいう奴らだよ 491 00:34:50,079 --> 00:34:55,084 おのれ… 私の愛奴をよくも! 492 00:34:55,084 --> 00:34:59,021 愛奴 今迎えに行くからね 493 00:34:59,021 --> 00:35:01,023 どけ! 494 00:35:01,023 --> 00:35:12,034 ♬~ 495 00:35:12,034 --> 00:35:16,038 愛奴! 無事でいてくれ 496 00:35:16,038 --> 00:35:18,038 愛奴! 497 00:35:22,044 --> 00:35:24,044 柵を早くどけ! (男性)早く来い! 498 00:35:26,048 --> 00:35:28,050 悟空さま! 499 00:35:28,050 --> 00:35:31,053 鬼子母が! 鬼子母が来ました! 500 00:35:31,053 --> 00:35:35,057 悟空さま 悟浄さま! 鬼子母が… 鬼子母が来ました 501 00:35:35,057 --> 00:35:37,059 ついに来たか! 悟空さま 悟浄さま 502 00:35:37,059 --> 00:35:39,061 安心しろ 今度こそ たたきのめしてやっから 503 00:35:39,061 --> 00:35:41,063 (悟浄)おい 八戒 行こう! 行こう 504 00:35:41,063 --> 00:35:43,065 どうしたんだ? 八戒 505 00:35:43,065 --> 00:35:46,068 頼まれた奴が 行きゃいいだろう 悟空さまに悟浄さま! 506 00:35:46,068 --> 00:35:48,070 言ってやれよ ほら 507 00:35:48,070 --> 00:35:50,072 もちろん 八戒さまも (八戒)俺は付け足しか!? 馬鹿野郎 508 00:35:50,072 --> 00:35:52,074 付け足しじゃねえよ お前 付録だから 509 00:35:52,074 --> 00:35:55,077 ええっ? 510 00:35:55,077 --> 00:36:00,077 愛奴! 愛奴! 愛奴! 511 00:36:03,019 --> 00:36:05,021 待ってたぞ 鬼子母! 512 00:36:05,021 --> 00:36:09,025 おのれ… 私の愛奴をどこにやった!? 513 00:36:09,025 --> 00:36:11,027 知らねえや そんなもの! 514 00:36:11,027 --> 00:36:13,029 おのれ! 515 00:36:13,029 --> 00:36:27,043 ♬~ 516 00:36:27,043 --> 00:36:29,045 愛奴! 517 00:36:29,045 --> 00:36:31,047 ヤーッ! 518 00:36:31,047 --> 00:36:36,052 ♬~ 519 00:36:36,052 --> 00:36:39,055 ≪(鬼子母)愛奴! 愛奴! 520 00:36:39,055 --> 00:36:41,055 愛奴! 521 00:36:43,059 --> 00:36:47,063 貴様 どけ! 522 00:36:47,063 --> 00:36:49,065 ンンッ! 待ちやがれ! 523 00:36:49,065 --> 00:36:53,069 お前ら ぐるか!? ≪(釈迦)待ちなさい 鬼子母 524 00:36:53,069 --> 00:37:00,009 ♬~ 525 00:37:00,009 --> 00:37:05,014 (釈迦) 三蔵 その剣で 愛奴を刺すのです 526 00:37:05,014 --> 00:37:07,016 お釈迦さま… 527 00:37:07,016 --> 00:37:12,021 いいから 愛奴の命を奪うのです 528 00:37:12,021 --> 00:37:14,023 やめろ やめてくれ! 529 00:37:14,023 --> 00:37:17,026 (釈迦)何をしているのです? 三蔵 530 00:37:17,026 --> 00:37:20,029 早く刺すのです (鬼子母)やめてくれ! お願いだ 531 00:37:20,029 --> 00:37:24,029 お願いだから やめてくれ! お願いします! やめてくれ 532 00:37:28,037 --> 00:37:31,040 殺すのです! 533 00:37:31,040 --> 00:37:36,045 ♬~ 534 00:37:36,045 --> 00:37:40,045 頼む… 助けてくれ… 535 00:37:44,053 --> 00:37:47,056 できません 私には 536 00:37:47,056 --> 00:37:51,060 では 悟空 はい? 537 00:37:51,060 --> 00:37:55,064 そなたが殺すのです 538 00:37:55,064 --> 00:37:56,999 (袖を振る音) 539 00:37:56,999 --> 00:38:00,002 如意棒を捨てなさい 540 00:38:00,002 --> 00:38:05,007 ♬~ 541 00:38:05,007 --> 00:38:10,012 (釈迦)悟空 さあ 剣を取って 542 00:38:10,012 --> 00:38:16,018 ♬~ 543 00:38:16,018 --> 00:38:18,020 悟空! 544 00:38:18,020 --> 00:38:21,020 (釈迦)その子を刺すのです 545 00:38:25,027 --> 00:38:27,027 ンンッ! (刺す音) 546 00:38:30,032 --> 00:38:32,034 アアッ! 547 00:38:32,034 --> 00:38:34,036 あい… 愛奴! 548 00:38:34,036 --> 00:38:37,039 愛奴! 愛奴! 549 00:38:37,039 --> 00:38:43,045 愛奴… 愛奴… (泣き声) 550 00:38:43,045 --> 00:38:47,049 愛奴ーっ! 551 00:38:47,049 --> 00:38:50,052 愛奴… 552 00:38:50,052 --> 00:38:52,052 愛奴… ハァ… 553 00:38:55,057 --> 00:38:57,057 アアッ! 554 00:38:59,996 --> 00:39:06,002 (泣き声) 555 00:39:06,002 --> 00:39:11,007 (釈迦)鬼子母 悲しいか? 556 00:39:11,007 --> 00:39:17,013 鬼子母よ 愛奴の命を よみがえらせたいか? 557 00:39:17,013 --> 00:39:25,021 ♬~ 558 00:39:25,021 --> 00:39:31,027 それには ただひとつ そなたの命と引き換えに… 559 00:39:31,027 --> 00:39:36,032 そなたが死んで その命を愛奴に与えるならば 560 00:39:36,032 --> 00:39:39,032 愛奴は よみがえるであろう 561 00:39:41,037 --> 00:39:46,042 私が死ねば 愛奴を助けてくださいますか? 562 00:39:46,042 --> 00:39:56,052 ♬~ 563 00:39:56,052 --> 00:39:57,987 (刺す音) 564 00:39:57,987 --> 00:40:05,995 ♬~ 565 00:40:05,995 --> 00:40:11,000 むごいよ! むごいじゃねえかよ お釈迦さま! 566 00:40:11,000 --> 00:40:29,018 ♬~ 567 00:40:29,018 --> 00:40:33,022 愛奴! (愛奴)お母さま! 568 00:40:33,022 --> 00:40:36,025 愛奴! 569 00:40:36,025 --> 00:40:39,028 (釈迦)聞くがよい 鬼子母よ 570 00:40:39,028 --> 00:40:44,033 そなたは 1000人の子供を持っている 571 00:40:44,033 --> 00:40:49,038 その1人を失っても そのように悲しいのです 572 00:40:49,038 --> 00:40:55,044 我が子を失った母親の悲しさが どのようなものであるか 573 00:40:55,044 --> 00:40:58,044 そなた 分かったであろう? 574 00:41:00,983 --> 00:41:07,990 よいか 子を失った母の心が分かったら➡ 575 00:41:07,990 --> 00:41:12,995 これよりは 人の子を取って 食べるでない 576 00:41:12,995 --> 00:41:19,995 もし 食べとうなったら そのときは これを口に運ぶがよい 577 00:41:23,005 --> 00:41:26,008 (釈迦)ざくろの実です 578 00:41:26,008 --> 00:41:33,008 それを口にすれば もはや 人の子を食べとうなくなる 579 00:41:35,017 --> 00:41:37,019 お釈迦さま… 580 00:41:37,019 --> 00:41:44,026 ♬~ 581 00:41:44,026 --> 00:41:46,028 お釈迦さま 582 00:41:46,028 --> 00:42:05,047 ♬~ 583 00:42:05,047 --> 00:42:09,051 (はしゃぎ声) 584 00:42:09,051 --> 00:42:11,053 (子供)待てー! 585 00:42:11,053 --> 00:42:15,057 子供たちが遊んでますな (悟浄)ああ 586 00:42:15,057 --> 00:42:19,061 それをお母ちゃんが見ている… 何とも言えん ええ光景やね 587 00:42:19,061 --> 00:42:22,061 おふくろってのは いいなぁ (悟浄)うん 588 00:42:24,066 --> 00:42:27,066 八戒 (八戒)うん? 589 00:42:34,076 --> 00:42:37,079 八戒… あれ お前の おふくろちゃうか? 590 00:42:37,079 --> 00:42:39,081 うん… おふく… 591 00:42:39,081 --> 00:42:44,086 ちょっと待てよ おい 悟浄 俺のおふくろ あんな顔してるか? 592 00:42:44,086 --> 00:42:46,088 いや 鼻の辺りが そっくりやで 593 00:42:46,088 --> 00:42:48,090 お前 俺のおふくろ 見たことあんのかよ? 594 00:42:48,090 --> 00:42:51,090 今見てるやないか (八戒)ああ 駄目だ これ… 駄目だ 595 00:42:57,032 --> 00:42:59,032 (男性)やあ (男性)ああ どうも 596 00:43:06,041 --> 00:43:09,044 (ため息) 597 00:43:09,044 --> 00:43:14,049 ちくしょう… なんてこったい 598 00:43:14,049 --> 00:43:17,049 悟空さまとあろう者が ため息なんか ついちゃってよ 599 00:43:19,054 --> 00:43:22,057 でも… 600 00:43:22,057 --> 00:43:26,061 お母ちゃんのおっぱいの味… 601 00:43:26,061 --> 00:43:31,066 ハハッ… どんな味なんだろうな 602 00:43:31,066 --> 00:43:36,071 ≪♪(子守歌) 603 00:43:36,071 --> 00:43:38,073 子守歌か… 604 00:43:38,073 --> 00:43:43,078 ≪♪~ 605 00:43:43,078 --> 00:43:49,084 ♬~ 606 00:43:49,084 --> 00:43:52,087 (母親)良かったねえ 607 00:43:52,087 --> 00:43:58,027 ♬~ 608 00:43:58,027 --> 00:44:01,030 ちきしょう… 609 00:44:01,030 --> 00:44:07,036 羨ましいなぁ 母ちゃんの懐に抱かれちゃってよ 610 00:44:07,036 --> 00:44:12,041 子守歌なんか 歌ってもらっちゃって… 611 00:44:12,041 --> 00:44:18,047 ハァ… まあ いいんだ いいんだ 俺は どうせ石猿だ 612 00:44:18,047 --> 00:44:20,049 悟空! はっ… 613 00:44:20,049 --> 00:44:22,051 出発しますよ はい 614 00:44:22,051 --> 00:44:24,051 八戒と悟浄を呼んできなさい はい! 615 00:44:27,056 --> 00:44:31,060 お坊さま ありがとうございました 616 00:44:31,060 --> 00:44:36,065 おかげさまで これからは安心して 暮らしていくことができます 617 00:44:36,065 --> 00:44:38,067 良かったですね 618 00:44:38,067 --> 00:44:41,070 みんなで 仲良く 助け合って生きていくことが➡ 619 00:44:41,070 --> 00:44:48,077 お釈迦さまの教えなんです ええ ありがとうございました 620 00:44:48,077 --> 00:44:53,082 (男の子)お母さ~ん! (男性)おうおう 転ぶぞ 転ぶぞ 621 00:44:53,082 --> 00:44:58,020 <げにも 子を思う母の心は 海山よりも高く深く➡ 622 00:44:58,020 --> 00:45:03,025 人の子を食うてきた鬼子母は 釈迦の教えによって慈愛に目覚め 623 00:45:03,025 --> 00:45:06,028 その後 永く あまたの子供の守り神として➡ 624 00:45:06,028 --> 00:45:10,032 世に鬼子母神として伝えられ あがめられたという> 625 00:45:10,032 --> 00:45:14,036 <しかしながら 母を持たない石猿1匹➡ 626 00:45:14,036 --> 00:45:19,041 三蔵の供として 今日も西へ西への 旅を続けるのであります> 627 00:45:19,041 --> 00:45:23,045 <その胸中 いかばかりでありましょうや> 628 00:45:23,045 --> 00:45:26,048 <そして 三蔵ら主従の前には➡ 629 00:45:26,048 --> 00:45:30,052 まだまだ あまたの危難が 待ち構えているのでありますが➡ 630 00:45:30,052 --> 00:45:33,055 それは 次回の講釈で> 631 00:45:33,055 --> 00:45:40,062 ♬ おれは自由に生きる ソンゴクウだよ 気楽なもんだよ 632 00:45:40,062 --> 00:45:47,069 ♬ 世の中いろいろあるけれど おれは関係ないね 633 00:45:47,069 --> 00:45:55,077 ♬ もっと大きく心を広げて この世は結構楽しい 634 00:45:55,077 --> 00:45:58,013 ♬ ゼイ・コール・ミー マジック・モンキー 635 00:45:58,013 --> 00:46:02,017 ♬ ゼイ・コール・ミー マジック・モンキー 636 00:46:02,017 --> 00:46:10,025 ♬ 愉快なことさがしながら 生きてるおれだよ 637 00:46:10,025 --> 00:46:15,025 ♬ マジック・モンキー 638 00:46:17,032 --> 00:46:23,038 ♬『ホーリー&ブライト』 639 00:46:23,038 --> 00:46:30,045 ♬ 遠い昔の話で 新しいこの星が 640 00:46:30,045 --> 00:46:34,049 ♬ いま生まれてぼくらの胸 641 00:46:34,049 --> 00:46:39,054 ♬ 清く照らしているよ 642 00:46:39,054 --> 00:46:44,059 ♬ それはぼくらの心に 643 00:46:44,059 --> 00:46:47,062 ♬ 新しい地平線を 644 00:46:47,062 --> 00:46:51,066 ♬ サァめざせと教えながら 645 00:46:51,066 --> 00:46:56,071 ♬ 強く輝いてるよ 646 00:46:56,071 --> 00:46:59,007 ♬ 闇を照らしているよ 647 00:46:59,007 --> 00:47:03,011 ♬ Shining holy and bright 648 00:47:03,011 --> 00:47:06,014 ♬ けがれない光が 649 00:47:06,014 --> 00:47:10,018 ♬ Oh so holy and bright 650 00:47:10,018 --> 00:47:13,021 ♬ 君だって見えるよ 651 00:47:13,021 --> 00:47:21,029 ♬ きらめくその星が 652 00:47:21,029 --> 00:47:24,032 ♬ Holy, holy and bright 653 00:47:24,032 --> 00:47:26,034 ♬ A star is shining 654 00:47:26,034 --> 00:47:28,036 ♬ so holy and bright 655 00:47:28,036 --> 00:47:31,039 ♬ Holy, holy and bright 656 00:47:31,039 --> 00:47:33,041 ♬ Never let it go 657 00:47:33,041 --> 00:47:35,043 ♬ out of your sight 658 00:47:35,043 --> 00:47:38,046 ♬ Holy, holy and bright 659 00:47:38,046 --> 00:47:40,048 ♬ A star is shining 660 00:47:40,048 --> 00:47:43,048 ♬ so holy and bright 661 00:47:49,057 --> 00:47:53,061 <ひょっこり 一行の前に現れた じゃじゃ馬娘> 662 00:47:53,061 --> 00:47:55,998 <愛する者のためならば たとえ 火の中 水の中> 663 00:47:55,998 --> 00:47:59,001 <行方不明の恋人を慕っての旅とは つゆ知らず➡ 664 00:47:59,001 --> 00:48:05,007 道案内を頼んだのが 運の尽き 着いた所は なんと妖怪のねぐら> 665 00:48:05,007 --> 00:48:08,010 <他人の恋路の橋渡しとばかり➡ 666 00:48:08,010 --> 00:48:11,013 格好よく 妖怪に立ち向かったのは よいのですが…> 667 00:48:11,013 --> 00:48:16,013 <次回 「妖鬼の山 お転婆姫の恋」に ご期待ください> 668 00:58:12,180 --> 00:58:13,047 669 00:58:13,047 --> 00:58:17,051 「時代劇専門チャンネル」の 全てが分かる番組情報誌 670 00:58:17,051 --> 00:58:19,051 『時代劇専門チャンネルガイド』 671 00:58:20,054 --> 00:58:23,057 毎月のおすすめ作品を 解説した特集記事や➡ 672 00:58:23,057 --> 00:58:28,057 番組表・コラム・時代劇クロスワードなど 見どころ満載! 673 00:58:35,069 --> 00:58:37,069 まずは 見本誌を 無料で お届け!