1 00:00:33,993 --> 00:00:36,862 (初代 佐助)猿飛佐助 推参。 2 00:00:36,862 --> 00:00:43,252 (講釈師)伝説の忍者 猿飛佐助の孫 その名も 佐助。 3 00:00:43,252 --> 00:00:45,437 (佐助)姫様が かどわかされた というのは 本当か!? 4 00:00:45,437 --> 00:00:47,590 身代金 1千両。 5 00:00:47,590 --> 00:00:51,493 金を工面できぬまま 単身乗り込んだ主膳。 6 00:00:51,493 --> 00:00:55,497 その窮地を救うべく 佐助達は 大活躍。 7 00:00:55,497 --> 00:00:59,201 生活にあえぎ 悪事に及んだ牢人達から→ 8 00:00:59,201 --> 00:01:03,889 無事 お市を 救い出したのであります。 9 00:01:03,889 --> 00:01:08,027 しかし この騒動 高波藩取り潰しを狙う→ 10 00:01:08,027 --> 00:01:10,496 所司代 北倉治重が→ 11 00:01:10,496 --> 00:01:15,968 忍者 服部伴蔵を使って仕組んだ 巧妙な罠。 12 00:01:15,968 --> 00:01:20,189 そして 更なる事態が。 13 00:01:20,189 --> 00:01:22,524 ハハハ…。 14 00:01:22,524 --> 00:01:29,224 いやいや お屋敷から お呼び出しとはな ハハハ…。 15 00:01:39,124 --> 00:01:42,161 あの…。 (お市)橋本様が→ 16 00:01:42,161 --> 00:01:45,464 父が お屋敷のお金に 手を付けたと申されるのです。 17 00:01:45,464 --> 00:01:49,351 えっ? 何に使ったので? 18 00:01:49,351 --> 00:01:54,356 わしが 藩の金に 手を付けると思うか!? 19 00:01:54,356 --> 00:02:01,397 これは 確か 梅宮様がお使いの 印籠に付けておられた根付。 20 00:02:01,397 --> 00:02:08,253 うん これは 確かに わしのじゃが これは どこに? 21 00:02:08,253 --> 00:02:12,758 1千両が消えうせた蔵に 落ちておりました。 22 00:02:12,758 --> 00:02:17,296 なに!? お市殿かどわかしの騒動の時→ 23 00:02:17,296 --> 00:02:22,801 梅宮様は 身代金1千両の工面に 困窮なされていた。 24 00:02:22,801 --> 00:02:25,554 でも! にもかかわらず→ 25 00:02:25,554 --> 00:02:28,223 お市殿が 無事に戻られたのは→ 26 00:02:28,223 --> 00:02:33,395 身代金1千両が 牢人どもに 渡ったからに ほかなりません。 27 00:02:33,395 --> 00:02:36,932 渡さぬ! では 蔵にあった この根付は!? 28 00:02:36,932 --> 00:02:39,618 いや… これは…。 29 00:02:39,618 --> 00:02:43,389 いや しかしな 梅宮様は 金受け渡しの場所に→ 30 00:02:43,389 --> 00:02:46,992 金など 持ってはこなかったぞ。 ご牢人達も 心変わりをなされて→ 31 00:02:46,992 --> 00:02:49,128 金子は 不要と。 そのような事を→ 32 00:02:49,128 --> 00:02:52,431 誰が 信じましょうか? でも 確かに! 33 00:02:52,431 --> 00:02:54,466 分かった。 (橋本)何が? 34 00:02:54,466 --> 00:02:56,735 俺が あの牢人達を 連れてくるから→ 35 00:02:56,735 --> 00:03:01,724 金を受け取ったかどうか じかに聞いてみる事だ! 36 00:03:01,724 --> 00:03:06,879 口裏を合わせた牢人を 連れてきても 無駄な事を。 37 00:03:06,879 --> 00:03:10,899 それより 梅宮様。 何じゃ? 38 00:03:10,899 --> 00:03:16,321 確かなのは お屋敷より 金が消えた事。 39 00:03:16,321 --> 00:03:20,426 梅宮様への疑惑は 国元に お知らせせねばなりません。 40 00:03:20,426 --> 00:03:22,895 ぬれぎぬです! 41 00:03:22,895 --> 00:03:32,495 ♪♪~ 42 00:03:40,295 --> 00:03:42,347 ♪♪~ 43 00:03:42,347 --> 00:03:44,347 あっ! 44 00:03:50,923 --> 00:04:13,223 ♪♪~ 45 00:04:18,767 --> 00:04:31,196 ♪♪~ 46 00:04:31,196 --> 00:04:36,068 (初代 佐助)忍びとは 天下に 風のごとくありて→ 47 00:04:36,068 --> 00:04:43,225 人を知り 友を集め 己を殺して 他を生かす事。→ 48 00:04:43,225 --> 00:04:47,429 これが 忍びの極意である。 49 00:04:47,429 --> 00:04:51,600 ♪♪~(テーマ音楽) 50 00:04:51,600 --> 00:05:51,800 ♪♪~ 51 00:06:04,323 --> 00:06:08,894 (才蔵)おい 佐助! 52 00:06:08,894 --> 00:06:12,297 (蛍雪)そういえば あのかどわかし騒動のあと→ 53 00:06:12,297 --> 00:06:15,984 高山さんも 後藤さんも 顔を見せませんな。 54 00:06:15,984 --> 00:06:19,338 何の知らせも? ええ。 55 00:06:19,338 --> 00:06:21,356 斬り合いか? 56 00:06:21,356 --> 00:06:23,992 しかし 何のために? 57 00:06:23,992 --> 00:06:28,764 何か 陰謀のにおいがしますな。 58 00:06:28,764 --> 00:06:31,800 陰謀? 例えば→ 59 00:06:31,800 --> 00:06:35,871 高波藩に 混乱と対立を起こさせるために。 60 00:06:35,871 --> 00:06:38,290 どういう事だ? 61 00:06:38,290 --> 00:06:42,894 高波藩を 取り潰すためにですよ。 誰が? 62 00:06:42,894 --> 00:06:49,301 それは 徳川幕府しか…。 63 00:06:49,301 --> 00:06:52,988 現に 私が勤めてた肥後加藤家も→ 64 00:06:52,988 --> 00:06:57,326 陥れられて お家は取り潰されたんです。 65 00:06:57,326 --> 00:07:00,662 えっ? じゃ 高波藩も? 66 00:07:00,662 --> 00:07:03,982 確信はありませんが。 67 00:07:03,982 --> 00:07:07,686 しかし 誰が どう動くんだ? 68 00:07:07,686 --> 00:07:12,758 西国に にらみを利かせる 京都所司代辺り…。 69 00:07:12,758 --> 00:07:18,847 所司代? 役人の他に 闇で動く連中も居るいう噂が。 70 00:07:18,847 --> 00:07:21,199 忍びか? 71 00:07:21,199 --> 00:07:25,821 牢人に成り済ました あの井口は 忍びの者だった。 72 00:07:25,821 --> 00:07:29,524 佐助さん もし お金の事で→ 73 00:07:29,524 --> 00:07:33,295 お市さんのお父上を陥れる 陰謀があるとしたら→ 74 00:07:33,295 --> 00:07:38,750 やはり かどわかしに加わった 高山さん達の身も。 75 00:07:38,750 --> 00:07:48,393 ♪♪~ 76 00:07:48,393 --> 00:07:50,593 け~っ! 77 00:07:55,517 --> 00:08:03,692 ♪♪~ 78 00:08:03,692 --> 00:08:05,727 (かしわ手の音) 79 00:08:05,727 --> 00:08:08,897 (徳三郎)何か? あんた→ 80 00:08:08,897 --> 00:08:15,120 勘定方の橋本とつるんで 梅宮様の 追い落としをたくらんだろ? 81 00:08:15,120 --> 00:08:18,523 何をおっしゃってるんですか? 82 00:08:18,523 --> 00:08:21,923 鷹が峯の寺には 何しに行った!? 83 00:08:25,163 --> 00:08:28,834 あの寺には かなりの血の跡があった。 84 00:08:28,834 --> 00:08:32,421 牢人達を どうした!? 85 00:08:32,421 --> 00:08:35,724 さあ? 私は。 86 00:08:35,724 --> 00:08:39,561 あんた 何者だ? 87 00:08:39,561 --> 00:08:41,863 何者とは? 88 00:08:41,863 --> 00:08:44,563 敵か 味方か!? 89 00:08:47,519 --> 00:08:49,619 何だ? 90 00:08:52,124 --> 00:08:57,129 佐助さんとやら。 おう。 91 00:08:57,129 --> 00:09:01,429 本気で 何かを守りたいと 思うていらっしゃるんなら…。 92 00:09:04,019 --> 00:09:07,589 よう見る事です。 言われなくても 見てる! 93 00:09:07,589 --> 00:09:18,166 目の前で起きてる事だけと違うて その裏の闇をも。 94 00:09:18,166 --> 00:09:21,036 それは つまり あれか? 95 00:09:21,036 --> 00:09:24,389 「裏には 大きな壁があるから 引っ込んでろ」と→ 96 00:09:24,389 --> 00:09:27,893 そう言いたいのか? 97 00:09:27,893 --> 00:09:32,964 私は これから 出かける用がありますさかい。 98 00:09:32,964 --> 00:09:35,717 俺は やる時は やるぞ。 99 00:09:35,717 --> 00:09:37,736 なめんなよ! 100 00:09:37,736 --> 00:09:41,640 ♪♪~ 101 00:09:41,640 --> 00:09:43,658 けっ! 102 00:09:43,658 --> 00:09:46,858 あのご牢人達が? 103 00:09:48,930 --> 00:09:51,500 けど 俺が なんとかする! 104 00:09:51,500 --> 00:09:55,821 なんとかとは? とにかく なんとか! 105 00:09:55,821 --> 00:10:02,621 そうやって大口をたたくのが お前の軽はずみなところだ! 106 00:10:04,396 --> 00:10:06,796 気を付けますから。 107 00:10:10,435 --> 00:10:14,356 すまぬな 佐助。 えっ? 108 00:10:14,356 --> 00:10:20,962 都に送り届けてくれた上に 次々と 騒動に巻き込ませてしもうた。 109 00:10:20,962 --> 00:10:25,767 いえ 俺は 巻き込まれたなどとは 思うておりませんので。 110 00:10:25,767 --> 00:10:30,255 佐助が起こした騒ぎもある。 111 00:10:30,255 --> 00:10:37,095 うん お父上のおっしゃるとおり 俺の うかつなしくじりもある。 112 00:10:37,095 --> 00:10:39,614 姫様への恩義もある。 113 00:10:39,614 --> 00:10:41,917 佐助。 114 00:10:41,917 --> 00:10:47,038 だから 俺は 何としても お役に立ちたい! 115 00:10:47,038 --> 00:10:50,559 (主膳)ああ 志はうれしい。 116 00:10:50,559 --> 00:10:57,082 しかし 1千両 紛失の事は 既に 国元に知らされた。 117 00:10:57,082 --> 00:10:59,417 それで どうなる? 118 00:10:59,417 --> 00:11:04,122 国元からの沙汰があるまで わしは 蟄居。 119 00:11:04,122 --> 00:11:06,691 えっ? 蟄居というと? 120 00:11:06,691 --> 00:11:13,598 (主膳)部屋で 謹慎をして 国元からの使いを待つのみ。 121 00:11:13,598 --> 00:11:21,598 その次第によっては わしは 罪人じゃ。 122 00:11:23,525 --> 00:11:43,612 ♪♪~ 123 00:11:43,612 --> 00:11:49,301 (初代 佐助)天 風 同 忍 人→ 124 00:11:49,301 --> 00:11:52,921 活 殺。 125 00:11:52,921 --> 00:11:56,675 ♪♪~ 126 00:11:56,675 --> 00:11:58,677 か~っ! 127 00:11:58,677 --> 00:12:02,714 ♪♪~ 128 00:12:02,714 --> 00:12:06,468 姫様のかどわかしに始まり 身代金…→ 129 00:12:06,468 --> 00:12:14,859 京屋敷で 1千両の金が無くなり その疑いが 梅宮様に。 130 00:12:14,859 --> 00:12:17,512 いろいろ つなぎ合わせて 考えてみりゃ→ 131 00:12:17,512 --> 00:12:21,349 やっぱり 陰謀があるな。 132 00:12:21,349 --> 00:12:23,635 誰かが 蔵から金を取った。 133 00:12:23,635 --> 00:12:26,288 もしかしたら 本当は取られておらんのに→ 134 00:12:26,288 --> 00:12:30,292 あの勘定方の橋本が 言いがかりをつけたのかも。 135 00:12:30,292 --> 00:12:33,295 あの野郎 かさにかかって→ 136 00:12:33,295 --> 00:12:35,280 梅宮様を 責めたててやがったからな。 137 00:12:35,280 --> 00:12:37,299 じゃ そいつが 絵図を描いたのか? 138 00:12:37,299 --> 00:12:39,651 いや。 139 00:12:39,651 --> 00:12:45,757 ああいう野郎は どっちかというと 調子に乗せられて 踊るほうだ。 140 00:12:45,757 --> 00:12:48,059 所司代と つながってるかもしれないぞ。 141 00:12:48,059 --> 00:12:50,595 どうする? 142 00:12:50,595 --> 00:12:52,564 橋本を付ける。 143 00:12:52,564 --> 00:12:56,334 それをたどれば 何か見えるって事もある。 144 00:12:56,334 --> 00:13:01,106 ♪♪~ 145 00:13:01,106 --> 00:13:03,158 このたび 訳あって→ 146 00:13:03,158 --> 00:13:06,161 京屋敷留守居役 梅宮主膳は→ 147 00:13:06,161 --> 00:13:08,263 蟄居致しましたゆえ→ 148 00:13:08,263 --> 00:13:10,765 当面 私が 代理にて→ 149 00:13:10,765 --> 00:13:13,001 留守居役を相務めます事→ 150 00:13:13,001 --> 00:13:14,986 言上つかまつります。 151 00:13:14,986 --> 00:13:17,822 (北倉)主膳の横領は まことか? 152 00:13:17,822 --> 00:13:20,325 それを 何故? 153 00:13:20,325 --> 00:13:26,965 所司代はの 朝廷をはじめ 西国大名→ 154 00:13:26,965 --> 00:13:31,853 都に屋敷を持つ諸大名の動向を 見るのが 役目ぞ。 155 00:13:31,853 --> 00:13:34,506 全て お見通しじゃ! 156 00:13:34,506 --> 00:13:37,726 はっ。 157 00:13:37,726 --> 00:13:43,298 しかし まあ 梅宮主膳が葬られれば→ 158 00:13:43,298 --> 00:13:48,620 高波藩にとっては かえって よいかもしれんの。 159 00:13:48,620 --> 00:13:52,590 はっ? 梅宮主膳亡き後は→ 160 00:13:52,590 --> 00:13:58,246 さしづめ そなたが 京屋敷の留守居じゃな。 161 00:13:58,246 --> 00:14:01,299 め… め… めっそうもない。 162 00:14:01,299 --> 00:14:09,674 なに なに。 噂に聞けば なかなか有能な勘定方と聞くが? 163 00:14:09,674 --> 00:14:11,693 ははっ! 164 00:14:11,693 --> 00:14:19,434 ♪♪~ 165 00:14:19,434 --> 00:14:21,469 フフフ…。 166 00:14:21,469 --> 00:14:45,427 ♪♪~ 167 00:14:45,427 --> 00:14:48,113 おう! (丁稚)おいでやす。 168 00:14:48,113 --> 00:15:02,594 ♪♪~ 169 00:15:02,594 --> 00:15:07,332 近々 梅宮様審問のため 国元から 大目付が参る。 170 00:15:07,332 --> 00:15:13,421 そこで 梅宮様の処分が 決するはずだ。 171 00:15:13,421 --> 00:15:19,427 お家のお金に 手付けたとなったら まず 言い逃れはできしまへんな。 172 00:15:19,427 --> 00:15:22,464 恐らく 切腹であろう。→ 173 00:15:22,464 --> 00:15:27,986 渡海屋。 梅宮様が そのような事になった場合だが→ 174 00:15:27,986 --> 00:15:30,021 今後も 当家とは…。 175 00:15:30,021 --> 00:15:32,624 もちろんでございます。 176 00:15:32,624 --> 00:15:37,879 商いの利があれば 留守居役が どなたさんであろうと→ 177 00:15:37,879 --> 00:15:42,083 私どもは おつきあいさせて頂きます。→ 178 00:15:42,083 --> 00:15:48,656 ほんで 大目付は 国元から いつ? 179 00:15:48,656 --> 00:15:53,294 (橋本)遅くとも 3日の後には。 180 00:15:53,294 --> 00:15:56,030 (徳三郎)なるほど。 181 00:15:56,030 --> 00:15:58,266 3日後…。 182 00:15:58,266 --> 00:16:00,266 はっ! 183 00:16:02,520 --> 00:16:06,925 渡海屋徳三郎は 儲けるなら 留守居役は誰でもいいなどと。 184 00:16:06,925 --> 00:16:10,028 所司代 渡海屋 橋本が つながったな。 185 00:16:10,028 --> 00:16:14,628 梅宮様の1千両の一件も ヤツらの策略の一つだ。 186 00:16:18,353 --> 00:16:29,597 ♪♪~(尺八) 187 00:16:29,597 --> 00:16:32,483 付けられた。 ばらばらに。 188 00:16:32,483 --> 00:17:06,401 ♪♪~(尺八) 189 00:17:06,401 --> 00:17:08,436 だあっ! 190 00:17:08,436 --> 00:17:17,428 ♪♪~ 191 00:17:17,428 --> 00:17:20,465 ああ。 おお! 192 00:17:20,465 --> 00:17:24,819 逃げたつもりが おびき寄せられたぞ! 193 00:17:24,819 --> 00:17:26,819 あっ! 194 00:17:30,208 --> 00:17:39,951 ♪♪~ 195 00:17:39,951 --> 00:17:41,951 あっ! あっ! 196 00:17:48,626 --> 00:17:51,095 何だ? お前ら! 197 00:17:51,095 --> 00:17:57,685 ♪♪~ 198 00:17:57,685 --> 00:18:00,188 (伴蔵)余計な事に 首を突っ込むな! 199 00:18:00,188 --> 00:18:02,357 そうはいかん! 200 00:18:02,357 --> 00:18:05,026 京屋敷に忍び込んで 1千両かっぱらったのは→ 201 00:18:05,026 --> 00:18:06,995 こいつらに違いないぞ! 202 00:18:06,995 --> 00:18:09,297 やれ! 203 00:18:09,297 --> 00:18:23,127 ♪♪~ 204 00:18:23,127 --> 00:18:28,533 お前ら 鷹が峯の牢人を どうした!? 205 00:18:28,533 --> 00:18:32,370 この世の苦労をせずに済む所に 送ってやった。 206 00:18:32,370 --> 00:18:36,307 口封じだな? お前らも そこに送ってやる。 207 00:18:36,307 --> 00:19:05,687 ♪♪~ 208 00:19:05,687 --> 00:19:08,256 佐助! (忍者)ほら! 209 00:19:08,256 --> 00:19:10,256 や~っ! 210 00:19:13,061 --> 00:19:15,046 ああっ! 211 00:19:15,046 --> 00:19:43,891 ♪♪~ 212 00:19:43,891 --> 00:19:47,528 畜生! 所司代なんかに 使われやがって! 213 00:19:47,528 --> 00:19:49,731 忍びの意地はないのか!? 214 00:19:49,731 --> 00:19:53,501 なに!? 侍の犬に 成り下がったか!? 215 00:19:53,501 --> 00:19:55,501 (黄不動)や~っ! 216 00:19:58,322 --> 00:20:00,522 く~っ! 217 00:20:03,811 --> 00:20:07,348 所司代に使われてると言うたか? 218 00:20:07,348 --> 00:20:11,285 そうだろう? 俺は 使われてなどおらん。 219 00:20:11,285 --> 00:20:13,254 力を貸してやってるだけだ。 220 00:20:13,254 --> 00:20:17,291 へえ? うまい言い方があるな。 221 00:20:17,291 --> 00:20:20,912 甲賀の佐助は どいつだ? 222 00:20:20,912 --> 00:20:23,931 俺だ。 223 00:20:23,931 --> 00:20:30,021 お前のような者が あの猿飛の孫とは。 224 00:20:30,021 --> 00:20:35,476 なに!? お前こそ 何者だ? 225 00:20:35,476 --> 00:20:38,396 服部伴蔵。 あっ! 226 00:20:38,396 --> 00:20:42,233 (才蔵)あの伊賀の 服部半蔵の孫か? 227 00:20:42,233 --> 00:20:46,554 憎き敵 猿飛の孫なら→ 228 00:20:46,554 --> 00:20:48,673 もう少し 闘い甲斐のある→ 229 00:20:48,673 --> 00:20:51,125 鋼のような忍びの者だと 思うていた。 230 00:20:51,125 --> 00:20:55,396 俺じゃ 闘い甲斐がないと 言うのか? 231 00:20:55,396 --> 00:21:00,201 張り詰めていた糸が 切れた。 232 00:21:00,201 --> 00:21:03,054 この野郎! 233 00:21:03,054 --> 00:21:06,424 ♪♪~ 234 00:21:06,424 --> 00:21:09,624 黄不動 もう よい。 235 00:21:12,630 --> 00:21:15,500 こいつらが 下手に動き回ってくれたほうが→ 236 00:21:15,500 --> 00:21:18,500 高波藩を潰しやすくなる。 237 00:21:20,588 --> 00:21:26,694 お前らごとき いつでも ひねり潰してやる。 238 00:21:26,694 --> 00:21:29,594 せいぜい あがくんだな。 239 00:21:45,546 --> 00:21:47,565 あっ…。 240 00:21:47,565 --> 00:21:53,965 ♪♪~ 241 00:22:23,968 --> 00:22:26,187 (お辰)ああ お帰り。 242 00:22:26,187 --> 00:22:28,289 母ちゃん! 243 00:22:28,289 --> 00:22:32,560 (お辰)里に居ても 愚かなお前の事が心配でな。 244 00:22:32,560 --> 00:22:37,832 で? しばらく 都に居る事にした。 245 00:22:37,832 --> 00:22:42,386 ご近所には ちゃんと挨拶しといたぞ。 246 00:22:42,386 --> 00:22:47,158 あ~あ…。 247 00:22:47,158 --> 00:22:49,193 どうした? 248 00:22:49,193 --> 00:22:51,393 何でもない! 249 00:22:54,398 --> 00:22:56,598 ≪(徳三郎)ごめんください。 250 00:23:00,304 --> 00:23:03,024 何だ? 251 00:23:03,024 --> 00:23:07,795 佐助さんとこに 同居人が居るて 聞いたもんで。 252 00:23:07,795 --> 00:23:11,365 母親だ。 253 00:23:11,365 --> 00:23:13,768 先日は。 254 00:23:13,768 --> 00:23:18,656 先日? 先日 高波藩のお屋敷で。 255 00:23:18,656 --> 00:23:21,459 さようでございましたね。 256 00:23:21,459 --> 00:23:25,112 母ちゃん この男に そう かしこまる事はないぞ。 257 00:23:25,112 --> 00:23:27,348 うん? 258 00:23:27,348 --> 00:23:32,970 高波藩 いや 梅宮様を 陥れようとしてるヤツらの→ 259 00:23:32,970 --> 00:23:37,091 片割れかもしれんからな。 260 00:23:37,091 --> 00:23:41,162 まさか? この男が 金を出さんせいで→ 261 00:23:41,162 --> 00:23:44,262 梅宮様は 切腹させられるかもしれん。 262 00:23:46,450 --> 00:23:53,374 店賃は 月々 3文目でございますさかい。 263 00:23:53,374 --> 00:23:55,374 払うよ! 264 00:23:58,646 --> 00:24:04,752 必ず 納めさせますので。 265 00:24:04,752 --> 00:24:06,752 ほな。 266 00:24:14,862 --> 00:24:18,499 雨でも来ますんやろか。 267 00:24:18,499 --> 00:24:20,601 風が。 268 00:24:20,601 --> 00:24:32,601 (風の音) 269 00:24:38,769 --> 00:24:41,369 (風鈴の音) 270 00:24:47,728 --> 00:24:51,732 まだ 寝ぬのか? 271 00:24:51,732 --> 00:24:56,153 このところ 眠れなくて。 272 00:24:56,153 --> 00:24:59,590 お前にも 気苦労をかけるな。 273 00:24:59,590 --> 00:25:02,960 いえ 私のせいです。 274 00:25:02,960 --> 00:25:06,931 私が ご牢人達に 会いに行ったばかりに→ 275 00:25:06,931 --> 00:25:08,899 父上も ご牢人達も…。 276 00:25:08,899 --> 00:25:12,153 気に病む事はない。 277 00:25:12,153 --> 00:25:15,790 悪いのは…。 悪いのは→ 278 00:25:15,790 --> 00:25:17,992 裏で 悪だくみしてるヤツらだ。 279 00:25:17,992 --> 00:25:19,992 佐助…。 280 00:25:22,029 --> 00:25:24,432 (主膳)そこで 何を? 281 00:25:24,432 --> 00:25:28,652 あれから いろいろ 見聞きして 分かった。 282 00:25:28,652 --> 00:25:32,857 もう 武家なんか辞めたらどうだ? 283 00:25:32,857 --> 00:25:35,693 うん? 何を言うか!? 284 00:25:35,693 --> 00:25:40,014 あと3日で 国元から 大目付ってのが来る。 285 00:25:40,014 --> 00:25:44,034 そしたら 切腹かもしれんのだろう? 286 00:25:44,034 --> 00:25:47,855 ここは 思い切って 逃げて 椚の里で のんびりと。 287 00:25:47,855 --> 00:25:50,925 バカ者! けど。 288 00:25:50,925 --> 00:25:59,500 大坂落城の後 わしを受け入れて くれたのが この高波藩じゃ。 289 00:25:59,500 --> 00:26:03,487 しかも 救うて頂いた身でありながら→ 290 00:26:03,487 --> 00:26:10,661 殿のお身内を 我が妻に下された。 291 00:26:10,661 --> 00:26:17,535 その恩あるお家から どうして のこのこ逃げ出せようか!?→ 292 00:26:17,535 --> 00:26:21,522 藩の金の紛失は 事実。 293 00:26:21,522 --> 00:26:31,866 手は付けていなくても 嫌疑を かけられた事自体が わしの失態。 294 00:26:31,866 --> 00:26:35,119 それで むざむざ 腹を切るのか!? 295 00:26:35,119 --> 00:26:39,874 武士とは そうしたものよ。 296 00:26:39,874 --> 00:26:43,427 分からん! 297 00:26:43,427 --> 00:26:50,868 お前が 恩義を感じて 役に立つと言うたのと同じく→ 298 00:26:50,868 --> 00:26:56,540 武士も 恩義を重んじるのだ。 299 00:26:56,540 --> 00:27:03,214 ♪♪~ 300 00:27:03,214 --> 00:27:05,699 姫様は どうなる? 301 00:27:05,699 --> 00:27:12,490 ♪♪~ 302 00:27:12,490 --> 00:27:21,916 町人になるか あるいは 尼寺へ。 303 00:27:21,916 --> 00:27:26,420 姫様は それでいいのか!? 304 00:27:26,420 --> 00:27:30,391 あらがえるものなら あらがいたい。 305 00:27:30,391 --> 00:27:36,830 でも 武家に生まれた以上 それは かなわぬ事。 306 00:27:36,830 --> 00:27:41,986 お市 すまぬ。 307 00:27:41,986 --> 00:27:46,991 いや! 俺が お父上の腹を切らせんし→ 308 00:27:46,991 --> 00:27:49,210 姫様を 尼寺なんかには行かせん! 309 00:27:49,210 --> 00:27:51,879 (主膳)無理じゃ。 310 00:27:51,879 --> 00:27:55,766 俺も 猿飛の血を引く佐助よ。 311 00:27:55,766 --> 00:28:00,170 梅宮主膳の嫌疑は 俺が晴らしてやる! 312 00:28:00,170 --> 00:28:26,664 ♪♪~ 313 00:28:26,664 --> 00:28:28,716 (初代 佐助)天→ 314 00:28:28,716 --> 00:28:30,935 風→ 315 00:28:30,935 --> 00:28:33,037 同→ 316 00:28:33,037 --> 00:28:35,105 忍→ 317 00:28:35,105 --> 00:28:37,141 人→ 318 00:28:37,141 --> 00:28:39,159 活→ 319 00:28:39,159 --> 00:28:42,763 殺。 320 00:28:42,763 --> 00:28:45,799 期限は あと3日。 321 00:28:45,799 --> 00:28:49,587 しかし どうやって? 322 00:28:49,587 --> 00:28:52,189 お金を探すしかないな。 323 00:28:52,189 --> 00:28:55,159 金は どこに? 324 00:28:55,159 --> 00:28:59,196 所司代に潜り込んで 探るんだ。 でも 所司代には→ 325 00:28:59,196 --> 00:29:01,365 あの服部伴蔵の一味が 居るはずだ。→ 326 00:29:01,365 --> 00:29:03,500 そう やすやすとは 忍び込めないぞ。 327 00:29:03,500 --> 00:29:06,700 えい! えい! 328 00:29:09,406 --> 00:29:12,393 私がやるよ。 329 00:29:12,393 --> 00:29:14,361 大丈夫か? 330 00:29:14,361 --> 00:29:17,961 女のほうが 堂々と 中に入れるもんさ。 331 00:29:20,100 --> 00:29:22,503 (雷鳴) 332 00:29:22,503 --> 00:29:54,168 ♪♪~ 333 00:29:54,168 --> 00:29:57,738 (男1)ぐずぐずするな。 (男2)さっさと運べ! 334 00:29:57,738 --> 00:30:01,492 ♪♪~ 335 00:30:01,492 --> 00:30:04,161 佐助達が にらんだとおり→ 336 00:30:04,161 --> 00:30:10,567 高波藩の金を盗んだのは 服部伴蔵率いる鴉の一党。 337 00:30:10,567 --> 00:30:13,654 盗まれた金は 所司代の奥の奥→ 338 00:30:13,654 --> 00:30:18,809 堅固に守られた蔵に 隠されていたのでございます。 339 00:30:18,809 --> 00:30:22,996 ♪♪~ 340 00:30:22,996 --> 00:30:25,799 猶予は あと1日。 341 00:30:25,799 --> 00:30:31,805 佐助達は 決死の覚悟で 所司代に挑もうとしておりました。 342 00:30:31,805 --> 00:30:38,105 ♪♪~ 343 00:30:44,852 --> 00:30:46,852 (侍)待て。 344 00:30:58,382 --> 00:31:00,682 ふっ あっ…。 345 00:31:14,465 --> 00:31:16,465 ああ…。 346 00:31:24,508 --> 00:31:27,361 (男)おい。 347 00:31:27,361 --> 00:31:29,480 それは あっちだ。 348 00:31:29,480 --> 00:31:42,326 ♪♪~ 349 00:31:42,326 --> 00:31:45,329 ああ… ああ…。 350 00:31:45,329 --> 00:31:49,133 ちょっとだけ 手順が狂った。 健闘を祈る。 351 00:31:49,133 --> 00:31:51,769 生きて帰ってこい。 (男)あれは 向こうや。 352 00:31:51,769 --> 00:31:53,804 はい。 353 00:31:53,804 --> 00:32:03,213 ♪♪~ 354 00:32:03,213 --> 00:32:05,249 ああっ…。 355 00:32:05,249 --> 00:32:13,774 ♪♪~ 356 00:32:13,774 --> 00:32:16,693 いよいよ 明日か。 357 00:32:16,693 --> 00:32:18,829 万事 抜かりはありません。 358 00:32:18,829 --> 00:32:22,729 念願の高波藩取り潰しも 間近かと。 359 00:32:24,868 --> 00:32:32,960 待ち望んだ高波藩の港も 手の内じゃ。 360 00:32:32,960 --> 00:32:40,400 わしの積年の願いが実る日が近い。 361 00:32:40,400 --> 00:32:42,400 はっ! 362 00:33:11,648 --> 00:33:37,541 ♪♪~ 363 00:33:37,541 --> 00:33:39,560 あっ! 364 00:33:39,560 --> 00:33:44,932 ♪♪~ 365 00:33:44,932 --> 00:33:47,534 (侍1)西門のほうは どうだ? (侍2)問題ありません。 366 00:33:47,534 --> 00:33:50,254 東門に 不審な者を見たという 知らせが入った。 367 00:33:50,254 --> 00:33:52,673 様子を見に行くぞ。 はっ! 368 00:33:52,673 --> 00:34:01,231 ♪♪~ 369 00:34:01,231 --> 00:34:03,951 (侍3)東門が騒ぎになっている。 こちらも 警戒を。 370 00:34:03,951 --> 00:34:05,919 (侍4)はっ! 371 00:34:05,919 --> 00:34:09,019 (侍3)間もなく 警固の5名が来る。 372 00:34:11,658 --> 00:34:14,728 交代の手はずを。 はっ 抜かりなく。 373 00:34:14,728 --> 00:34:16,713 頼んだぞ。 374 00:34:16,713 --> 00:34:30,894 ♪♪~ 375 00:34:30,894 --> 00:34:33,594 (侍5)誰か 動かしたのか? 376 00:34:43,824 --> 00:34:45,824 ああ。 377 00:34:57,571 --> 00:35:17,341 (風の音) 378 00:35:17,341 --> 00:35:19,341 風? 379 00:35:21,495 --> 00:35:23,547  心の声  風だ。→ 380 00:35:23,547 --> 00:35:27,367 風ならば どこにでも入り込める。 381 00:35:27,367 --> 00:35:39,763 ♪♪~ 382 00:35:39,763 --> 00:35:41,763 俺は 佐助だ。 383 00:35:43,817 --> 00:35:49,723 俺は 猿飛佐助だ! 384 00:35:49,723 --> 00:36:22,239 ♪♪~ 385 00:36:22,239 --> 00:36:25,809 行け! 386 00:36:25,809 --> 00:36:31,598 ♪♪~ 387 00:36:31,598 --> 00:36:34,985 そして いよいよ迎えた運命の日。 388 00:36:34,985 --> 00:36:38,155 高波藩大目付が 国元から上洛。 389 00:36:38,155 --> 00:36:41,355 京屋敷に入った。 390 00:36:47,364 --> 00:36:49,464 父上。 391 00:36:55,689 --> 00:37:06,333 どのような処分が下されようと 決して 取り乱すでないぞ。 392 00:37:06,333 --> 00:37:09,352 はい。 393 00:37:09,352 --> 00:37:15,392 あっ 佐助は なんとかすると 申していたが→ 394 00:37:15,392 --> 00:37:21,031 わしが どうなっても 気に病む事はないと→ 395 00:37:21,031 --> 00:37:23,731 そう言うてやれ。 396 00:37:33,093 --> 00:37:44,393 ♪♪~ 397 00:37:47,424 --> 00:37:52,462 (侍)確かに 1千両 不足しております。 398 00:37:52,462 --> 00:37:56,099 (石倉)梅宮主膳 何か申す事は? 399 00:37:56,099 --> 00:37:58,502 はっ。 400 00:37:58,502 --> 00:38:04,391 かかる嫌疑につきましては 思いもよらぬ事でございます。 401 00:38:04,391 --> 00:38:07,277 今更 何を! 402 00:38:07,277 --> 00:38:09,596 (石倉)申し渡す! 403 00:38:09,596 --> 00:38:11,596 はっ! 404 00:38:14,384 --> 00:38:19,055 「京屋敷留守居役 梅宮主膳。→ 405 00:38:19,055 --> 00:38:25,562 その立場をいい事に 藩の金子 1千両に手を付けた事→ 406 00:38:25,562 --> 00:38:28,365 はなはだ許しがたく→ 407 00:38:28,365 --> 00:38:30,665 よって…」。 408 00:38:32,903 --> 00:38:34,988 「切腹…」。 409 00:38:34,988 --> 00:38:52,488 (風の音) 410 00:38:54,474 --> 00:39:03,917 ♪♪~ 411 00:39:03,917 --> 00:39:05,886 これは!? 412 00:39:05,886 --> 00:39:14,394 ♪♪~ 413 00:39:14,394 --> 00:39:16,563 (石倉)どういう事だ!? 414 00:39:16,563 --> 00:39:22,035 この1千両で 帳面と符号するではないか!? 415 00:39:22,035 --> 00:39:24,588 (橋本)あっ はい…。 しかし…。 416 00:39:24,588 --> 00:39:26,788 そのほう! 417 00:39:28,909 --> 00:39:32,479 数え間違えただけではないのか? 418 00:39:32,479 --> 00:39:38,285 ♪♪~ 419 00:39:38,285 --> 00:39:40,303 ああ…。 420 00:39:40,303 --> 00:39:52,232 ♪♪~ 421 00:39:52,232 --> 00:39:54,232 父上。 422 00:39:56,286 --> 00:39:59,172 ご無事で 何よりでした。 423 00:39:59,172 --> 00:40:01,691 うん うん…。 424 00:40:01,691 --> 00:40:10,650 ♪♪~ 425 00:40:10,650 --> 00:40:13,286 佐助。 426 00:40:13,286 --> 00:40:15,322 なんとかなったよね? 427 00:40:15,322 --> 00:40:19,492 父上には お咎めなし。 橋本様には きついお叱り。 428 00:40:19,492 --> 00:40:21,461 これは 全て 佐助が? 429 00:40:21,461 --> 00:40:26,950 ああ いや。 才蔵と さぼてんと。 430 00:40:26,950 --> 00:40:31,738 でも どのようにして 金子を? 431 00:40:31,738 --> 00:40:34,190 風です。 432 00:40:34,190 --> 00:40:37,394 風? 433 00:40:37,394 --> 00:40:40,513 心を無にして 風になる。 434 00:40:40,513 --> 00:40:45,819 隙さえあれば 入り込めぬ場所はない。 435 00:40:45,819 --> 00:40:50,707 これぞ 忍びの極意です。 436 00:40:50,707 --> 00:40:52,759 佐助。 437 00:40:52,759 --> 00:40:55,011 はい。 438 00:40:55,011 --> 00:40:58,565 礼を言います。 439 00:40:58,565 --> 00:41:02,385 あっ いや いや いや。 440 00:41:02,385 --> 00:41:06,022 父上。 うん。 441 00:41:06,022 --> 00:41:08,022 うん。 442 00:41:10,627 --> 00:41:14,264 ちょっと ちょっと ちょっと いや いや いや いいよ そんな。 443 00:41:14,264 --> 00:41:16,466 お父上に そういうふうに出られると→ 444 00:41:16,466 --> 00:41:19,469 こう 何ていうか 体中がかゆくなって…。 445 00:41:19,469 --> 00:41:22,756 なに!? えっ? 446 00:41:22,756 --> 00:41:27,143 それで いいのよ ハハハ…。 447 00:41:27,143 --> 00:41:32,682 ♪♪~ 448 00:41:32,682 --> 00:41:35,819 どうも。 449 00:41:35,819 --> 00:41:40,824 このたびは 残念な事にございましたな。 450 00:41:40,824 --> 00:41:43,626 何の事じゃ? 451 00:41:43,626 --> 00:41:51,434 高波藩から消えたはずの1千両が お屋敷の中にあったとか。 452 00:41:51,434 --> 00:41:54,270 ♪♪~ 453 00:41:54,270 --> 00:42:02,278 風向きは 猫の目のように 変わるもんですな。 454 00:42:02,278 --> 00:42:20,163 ♪♪~ 455 00:42:20,163 --> 00:42:22,465 ああ さぼてん ほら 組みひもだよ。 456 00:42:22,465 --> 00:42:25,702 きれいだね。 457 00:42:25,702 --> 00:42:45,321 ♪♪~ 458 00:42:45,321 --> 00:42:47,390 (才蔵)おい 佐助。 459 00:42:47,390 --> 00:42:50,790 どうしたんだい? ああ。 460 00:42:53,663 --> 00:43:06,860 ♪♪~ 461 00:43:06,860 --> 00:43:09,312 (徳三郎)生きる場所が違うたら 生きる道も違う。→ 462 00:43:09,312 --> 00:43:12,515 分をわきまえてこその 人でございます。 463 00:43:12,515 --> 00:43:16,536 佐助には すまぬ事をしたと。 464 00:43:16,536 --> 00:43:19,122 「生きる場所が違う」か…。 465 00:43:19,122 --> 00:43:22,509 佐助も私も 断じて許さないから! 466 00:43:22,509 --> 00:43:27,009 どんな事があっても生きていける。 だから 生き抜け!