1 00:00:32,056 --> 00:00:37,995 ♬~ 2 00:00:37,995 --> 00:00:41,131 (チャグム)無駄じゃない…。 3 00:00:41,131 --> 00:00:46,003 絶対に 無駄にはしない。 4 00:00:46,003 --> 00:00:50,303 (トロガイ) チャグムも今 戦っているんだよ。 5 00:00:52,142 --> 00:00:55,479 (バルサ)え? 6 00:00:55,479 --> 00:01:01,151 (トロガイ)タルシュ帝国との戦いに行って 捕らわれちまったのさ。 7 00:01:01,151 --> 00:01:03,087 チャグムが…。 8 00:01:03,087 --> 00:01:06,023 うっ…! (ヒュウゴ)まだ無理はなさらぬように。 9 00:01:06,023 --> 00:01:11,795 私は ヒュウゴと申します。 あなたと同じ ヨゴ人です。 10 00:01:11,795 --> 00:01:14,498 ヨゴ…? 11 00:01:14,498 --> 00:01:19,370 帝は 捕らわれたチャグムを どうするつもりなんだ? 12 00:01:19,370 --> 00:01:28,512 帝は 他国と取り引きするつもりは ないだろうね。 13 00:01:28,512 --> 00:01:30,447 (帝)捨て置け。 14 00:01:30,447 --> 00:01:34,118 それなら チャグムを 取り戻す事は考えないのか! 15 00:01:34,118 --> 00:01:39,990 もともと チャグムを戦に行かせたのは 帝だ。 16 00:01:39,990 --> 00:01:45,462 帝は チャグムの死を 願っていたという訳さ。 17 00:01:45,462 --> 00:01:51,135 (聖導師)陛下 まさか 狩人に…。 18 00:01:51,135 --> 00:02:01,478 ♬~ 19 00:02:01,478 --> 00:02:03,414 (タンダ)どこに行くつもりだ? まさか タルシュ帝国に行くつもり…。 20 00:02:03,414 --> 00:02:06,150 行ける訳がないだろう! バルサ。 21 00:02:06,150 --> 00:02:11,850 今のチャグムを守る力は 私にはない。 22 00:02:15,492 --> 00:02:18,492 チャグムといい アスラといい…。 23 00:02:20,831 --> 00:02:25,131 私は 何のためにいるのか。 24 00:02:27,504 --> 00:02:31,108 バルサが 何のために生きているのかは➡ 25 00:02:31,108 --> 00:02:35,779 チャグムやアスラの方が よく分かってると思うよ。 26 00:02:35,779 --> 00:02:37,779 離れていてもね。 27 00:02:40,451 --> 00:02:45,789 守るべき者の力を信じる事も➡ 28 00:02:45,789 --> 00:02:51,462 用心棒の大事な務めじゃ ないのかい? バルサ! 29 00:02:51,462 --> 00:03:03,807 ♬~ 30 00:03:03,807 --> 00:03:06,710 チャグム…。 31 00:03:06,710 --> 00:03:11,482 <バルサの声が届かない。➡ 32 00:03:11,482 --> 00:03:15,352 そこは はるか南。➡ 33 00:03:15,352 --> 00:03:21,158 強大な帝国は 北の大陸に手を伸ばし始め➡ 34 00:03:21,158 --> 00:03:27,831 君臨する者は 世界の王になろうとしている> 35 00:03:27,831 --> 00:03:30,131 (ラウル)この腫れは いつからある? 36 00:03:32,436 --> 00:03:35,736 申し訳ありません。 分かりませんでした。 37 00:03:38,108 --> 00:03:42,808 ああ~っ! 38 00:03:47,785 --> 00:03:51,455 必要なものが 見えぬ目なら➡ 39 00:03:51,455 --> 00:03:54,155 2つあっても 意味がなかろう。 40 00:03:57,795 --> 00:04:04,134 タルシュ帝国とは 他国を食う事で生きている獣です。 41 00:04:04,134 --> 00:06:07,434 ♬~ 42 00:06:10,460 --> 00:06:13,363 チャグム皇太子殿下 これより我らが➡ 43 00:06:13,363 --> 00:06:17,663 タルシュ帝国の帝都 ラハーンまで お導き致します! 44 00:06:20,804 --> 00:06:25,104 殿下 これにて セナとは お別れにございます。 45 00:06:29,813 --> 00:06:32,416 セナ。 46 00:06:32,416 --> 00:06:36,716 そなたと泳いだ海を 私は 一生 忘れまい。 47 00:06:41,425 --> 00:06:44,328 (セナ)ヤルターシ・コゥ・ラー。 48 00:06:44,328 --> 00:06:48,028 あなたに海の恵みがあらん事を。 49 00:06:51,768 --> 00:06:53,704 ありがとう。 50 00:06:53,704 --> 00:07:45,404 ♬~ 51 00:07:51,762 --> 00:07:54,431 [ 回想 ] タルシュが最も巧みなのは➡ 52 00:07:54,431 --> 00:07:59,302 不幸にさえも民を慣れさせていく という事です。➡ 53 00:07:59,302 --> 00:08:04,775 そうやって 少しずつ ゆっくりと➡ 54 00:08:04,775 --> 00:08:07,775 その国を消してゆくのです。 55 00:08:11,648 --> 00:08:18,789 あなたが一人で戦っても タルシュ帝国には勝てない。 56 00:08:18,789 --> 00:08:56,426 ♬~ 57 00:08:56,426 --> 00:09:02,099 (クールズ)ようこそ タルシュ帝国へ。 チャグム皇太子殿下。 58 00:09:02,099 --> 00:09:06,399 長旅で さぞや お疲れの事でしょう。 59 00:09:08,438 --> 00:09:13,310 この方は この城で ラウル王子をお守りしている➡ 60 00:09:13,310 --> 00:09:15,610 クールズ宰相です。 61 00:09:18,448 --> 00:09:22,786 ここは ラウル王子のお城ですか? 62 00:09:22,786 --> 00:09:25,122 (クールズ)さようです。 63 00:09:25,122 --> 00:09:29,960 私は 皇帝にお会いするのでは ないのですか? 64 00:09:29,960 --> 00:09:33,396 (クールズ)皇帝陛下への拝謁には およびません。➡ 65 00:09:33,396 --> 00:09:37,067 全て ラウル殿下が応対します。➡ 66 00:09:37,067 --> 00:09:40,937 まずは 旅の疲れを お癒やし下さい。 67 00:09:40,937 --> 00:09:43,406 ご案内します。 68 00:09:43,406 --> 00:10:17,106 ♬~ 69 00:10:28,785 --> 00:10:33,123 殿下の身の回りのお世話をする 侍女です。 70 00:10:33,123 --> 00:10:35,792 湯あみや食事の支度も致します。 71 00:10:35,792 --> 00:10:39,092 ほかにも何なりと お申しつけ下さい。 72 00:10:42,132 --> 00:10:46,803 しばらく ここには ほかの者は参りません。 73 00:10:46,803 --> 00:10:50,803 どうか ゆっくりと おくつろぎ下さい。 74 00:11:14,497 --> 00:11:18,835 では 私の役目も ここで終わりです。 75 00:11:18,835 --> 00:11:23,506 どうか 私との縁は お忘れ下さい。 76 00:11:23,506 --> 00:11:25,506 どういう意味だ? 77 00:11:28,378 --> 00:11:35,118 私は ヨゴ人として 殿下に助言を申し上げました。 78 00:11:35,118 --> 00:11:39,990 民を思うなら 戦うよりも服従しろと。 79 00:11:39,990 --> 00:11:47,130 ただし あなたと私は違います。 80 00:11:47,130 --> 00:11:53,803 ここにいるヨゴ人は あなたの民ではございません。 81 00:11:53,803 --> 00:11:57,803 その事だけは お忘れなきよう。 82 00:12:06,149 --> 00:12:10,449 (戸が閉まる音) 83 00:12:15,825 --> 00:12:19,162 来るな。 84 00:12:19,162 --> 00:12:26,162 用があれば 私から呼ぶ。 それまで ここから出てってくれ。 85 00:12:28,838 --> 00:12:32,442 何でもします。 86 00:12:32,442 --> 00:12:38,142 私が お気に召しませんか? 87 00:12:41,451 --> 00:12:46,323 私は ここに幽閉された身だ。 88 00:12:46,323 --> 00:12:51,023 その事を 忘れたくないだけだ。 89 00:12:56,466 --> 00:12:58,401 (ラウル)ヒュウゴ。➡ 90 00:12:58,401 --> 00:13:03,101 なぜ チャグム皇太子を お前の故国へ連れていった? 91 00:13:04,808 --> 00:13:07,108 答えられないのか? 92 00:13:10,146 --> 00:13:14,017 疑念を晴らすためです。 (ラウル)疑念? 93 00:13:14,017 --> 00:13:18,021 タルシュ帝国によって 国が滅ぼされる事はないと➡ 94 00:13:18,021 --> 00:13:20,490 教えたかったのです。 95 00:13:20,490 --> 00:13:23,827 (ラウル) それで 教える事はできたのか? 96 00:13:23,827 --> 00:13:29,165 (ヒュウゴ)恐らくは。 (クールズ)曖昧な返事をするな。 97 00:13:29,165 --> 00:13:35,165 チャグム皇太子は ラウル王子に 服従を示すというのだな? 98 00:13:36,773 --> 00:13:40,110 どうなのだ! 99 00:13:40,110 --> 00:13:42,045 (ラウル)まあ ヒュウゴとて➡ 100 00:13:42,045 --> 00:13:46,983 そこは 明確に 答えを聞いた訳ではなかろう。➡ 101 00:13:46,983 --> 00:13:51,721 答えは全て チャグム皇太子が握っている。➡ 102 00:13:51,721 --> 00:13:56,459 そのような獲物を捕らえたのは ヒュウゴの手柄だ。 103 00:13:56,459 --> 00:14:07,804 ♬~ 104 00:14:07,804 --> 00:14:15,678 ヒュウゴ お前は あのチャグム皇太子をどう思った?➡ 105 00:14:15,678 --> 00:14:19,816 帝によって 戦に送り込まれたという事は➡ 106 00:14:19,816 --> 00:14:24,687 既に命を惜しまれてはおらぬ という事であろう。 107 00:14:24,687 --> 00:14:31,687 それでも 我々が人質として 生かしておく価値はあるのか? 108 00:14:34,764 --> 00:14:38,435 (ヒュウゴ)あります。 (ラウル)なぜ? 109 00:14:38,435 --> 00:14:42,105 チャグム皇太子には 不思議な力があります。➡ 110 00:14:42,105 --> 00:14:44,774 人には見えないものを見つめ➡ 111 00:14:44,774 --> 00:14:49,646 世の動きを知る術を 心得ております。 112 00:14:49,646 --> 00:14:53,116 帝には見えないものを見つめ➡ 113 00:14:53,116 --> 00:14:57,416 民の心を動かす力も 備えておりましょう。 114 00:15:03,760 --> 00:15:07,460 お前は その チャグム皇太子を どうしたい? 115 00:15:09,466 --> 00:15:13,336 ヒュウゴも チャグム皇太子に心をつかまれた➡ 116 00:15:13,336 --> 00:15:18,808 民の一人ではないのか? 同じヨゴ人として。 117 00:15:18,808 --> 00:15:34,108 ♬~ 118 00:16:02,118 --> 00:16:05,989 あなたの好きにしてよいのです。 119 00:16:05,989 --> 00:16:08,989 私が お手伝いします。 120 00:16:11,461 --> 00:16:14,130 手伝う? 121 00:16:14,130 --> 00:16:18,830 逃げたければ 私に ついてきて下さい。 122 00:16:20,470 --> 00:16:23,139 お前は…? 123 00:16:23,139 --> 00:16:29,012 あの人に言われて 私は ここにいます。 124 00:16:29,012 --> 00:16:32,312 ヒュウゴが? どうなさいますか? 125 00:16:39,088 --> 00:16:44,961 いや…➡ 126 00:16:44,961 --> 00:16:48,097 私は逃げない。 127 00:16:48,097 --> 00:16:50,433 どこに逃げても無駄だ。 128 00:16:50,433 --> 00:16:57,307 逃げ道は 一つしかない。 一つ? 129 00:16:57,307 --> 00:16:59,607 私が死ぬ事だ。 130 00:17:08,451 --> 00:17:12,322 それならば ラウル王子に会ってみよう。 131 00:17:12,322 --> 00:17:17,460 会って 今の状況を把握したい。 132 00:17:17,460 --> 00:17:21,460 我が新ヨゴ国が どうあるべきかを。 133 00:17:25,335 --> 00:17:28,805 人質にされてもよいのですか? 134 00:17:28,805 --> 00:17:31,505 死ぬ事は いつでもできる。 135 00:17:34,611 --> 00:17:43,086 その覚悟を持って 私は戦うと そう ヒュウゴに伝えてくれ。 136 00:17:43,086 --> 00:18:17,453 ♬~ 137 00:18:17,453 --> 00:18:21,791 [ 回想 ] 私が ここで一暴れしてやろうか? 138 00:18:21,791 --> 00:18:23,726 どうする? 139 00:18:23,726 --> 00:18:27,664 分かったよ。 140 00:18:27,664 --> 00:18:31,601 自分から逃げるなって…。 141 00:18:31,601 --> 00:18:37,073 どんな事でも 笑って受け入れろって➡ 142 00:18:37,073 --> 00:18:39,742 バルサは言うんだろ? 143 00:18:39,742 --> 00:18:43,613 だったら 王宮に戻るよ。 144 00:18:43,613 --> 00:18:46,416 皇太子になって➡ 145 00:18:46,416 --> 00:18:52,755 いつか バルサを カンバル王国に 帰れるようにしてあげる。 146 00:18:52,755 --> 00:18:56,092 カンバル王を倒してでも…。 147 00:18:56,092 --> 00:19:02,092 そのために私は 王宮に戻り 皇太子になる。 148 00:19:36,733 --> 00:19:51,080 ♬~ 149 00:19:51,080 --> 00:19:58,755 これは 帝 ご機嫌麗しく 何よりに存じます。 150 00:19:58,755 --> 00:20:05,094 カンバル王 わざわざのご訪問 痛み入ります。 151 00:20:05,094 --> 00:20:34,457 ♬~ 152 00:20:34,457 --> 00:20:39,457 これで 堅苦しい挨拶は 抜きに願いたい。 153 00:20:43,132 --> 00:20:48,805 ところで 皇太子のお姿が見えませぬが➡ 154 00:20:48,805 --> 00:20:51,140 いかが致しましたか?➡ 155 00:20:51,140 --> 00:20:53,476 体調でも崩されましたか? 156 00:20:53,476 --> 00:20:58,815 畏れながら 皇太子殿下は ただいま 外交で➡ 157 00:20:58,815 --> 00:21:01,484 国を留守にしてございます。 158 00:21:01,484 --> 00:21:05,354 外交? なるほど。 159 00:21:05,354 --> 00:21:14,063 それは ロタ王国ですか? それとも サンガル王国ですか? 160 00:21:14,063 --> 00:21:17,834 サンガル王国です。 161 00:21:17,834 --> 00:21:23,134 そうですか 南の島ですか。 162 00:21:26,843 --> 00:21:29,178 (ログサム)それは残念。 163 00:21:29,178 --> 00:22:04,013 ♬~ 164 00:22:04,013 --> 00:22:07,016 (ガカイ)今宵の宴は 随分 熱が入っているようですね➡ 165 00:22:07,016 --> 00:22:09,316 トゥグム様。 166 00:22:15,157 --> 00:22:17,493 ご覧下さい。 167 00:22:17,493 --> 00:22:20,830 今宵は星も見えませぬ。 168 00:22:20,830 --> 00:22:24,500 この国の行く末も 見えませぬ。 169 00:22:24,500 --> 00:22:27,837 殿下には 早く大きくなって➡ 170 00:22:27,837 --> 00:22:31,707 立派な皇太子になって頂かねば。 171 00:22:31,707 --> 00:22:34,110 (二ノ妃)それは どういう事です? 172 00:22:34,110 --> 00:22:37,013 (ガカイ)これは 二ノ妃様。 173 00:22:37,013 --> 00:22:39,782 ガカイ…。 174 00:22:39,782 --> 00:22:43,653 チャグム皇太子は 亡くなったと? 175 00:22:43,653 --> 00:22:46,122 いえ まだ…。 (二ノ妃)まだ? 176 00:22:46,122 --> 00:22:50,793 いや… 私は 帝から➡ 177 00:22:50,793 --> 00:22:53,696 トゥグム様の守り役を 仰せつかりました。 178 00:22:53,696 --> 00:22:57,667 どんな事があっても 大切に お守りしようと存じております。 179 00:22:57,667 --> 00:23:02,138 行き過ぎた事がございましたら どうか ご指摘下さいませ。 180 00:23:02,138 --> 00:23:20,156 ♬~ 181 00:23:20,156 --> 00:23:23,059 トゥグムをお頼みします。 182 00:23:23,059 --> 00:23:25,027 はっ。 183 00:23:25,027 --> 00:23:37,440 ♬~ 184 00:23:37,440 --> 00:23:42,311 カンバル王 それで いかほど欲しいのです? 185 00:23:42,311 --> 00:23:44,313 ん? 186 00:23:44,313 --> 00:23:46,782 こうして くつろいでるからには 遠慮は いらぬ。 187 00:23:46,782 --> 00:23:49,118 率直に話しても構いませぬ。 188 00:23:49,118 --> 00:23:53,818 こたびは いかほど 用立てれば よいのです? 189 00:23:55,992 --> 00:24:04,133 これはこれは 帝とは思われぬ 品のない尋ね方ですなあ。 190 00:24:04,133 --> 00:24:11,474 相手の品性を受け入れるのが 我が国の習わしです。 191 00:24:11,474 --> 00:24:17,146 実に面白くなってきましたなあ。➡ 192 00:24:17,146 --> 00:24:22,146 この国の神楽よりも よほど楽しい。 193 00:24:24,487 --> 00:24:29,787 ささいな事は 早く済ませたいだけです。 194 00:24:31,293 --> 00:24:37,593 それならば この国の全てを頂こう。 195 00:24:43,773 --> 00:24:58,120 ハハハハハハハハハッ…!➡ 196 00:24:58,120 --> 00:25:01,791 そのような顔をなさりますな。➡ 197 00:25:01,791 --> 00:25:07,463 なにも 戦をしようと 言っている訳ではあるまいに。 198 00:25:07,463 --> 00:25:15,763 この国の全てとは 帝の真心です。 違いますか? 199 00:25:18,808 --> 00:25:22,144 (ログサム)帝が差し出すだけ➡ 200 00:25:22,144 --> 00:25:26,444 ありがたく頂戴致そうと 言っているのです。 201 00:25:31,954 --> 00:25:33,954 分かりました。 202 00:25:37,093 --> 00:25:46,435 そのように潔く物乞いされては かえって すがすがしい。 フッ。 203 00:25:46,435 --> 00:25:58,735 ♬~ 204 00:26:51,100 --> 00:26:54,003 (ラウル)よく来た チャグム。 205 00:26:54,003 --> 00:26:57,703 親しみを込めて チャグムと呼ばせてもらおう。 206 00:26:59,775 --> 00:27:03,646 私の事は ラウルと呼んでくれ。 207 00:27:03,646 --> 00:27:08,646 これで 一つ 余計な手間が省けた。 208 00:27:13,322 --> 00:27:16,125 ラウル殿下 この度は お目にかか…。 209 00:27:16,125 --> 00:27:21,425 余計な挨拶は抜きだと言ったのだ チャグム。 210 00:27:23,999 --> 00:27:26,468 (ラウル)遠慮は いらぬ。➡ 211 00:27:26,468 --> 00:27:30,339 ここでは そなたの したいようにすればよい。 212 00:27:30,339 --> 00:27:34,743 それなら ラウル殿下。 213 00:27:34,743 --> 00:27:39,415 私を捕らえた理由を お聞かせ下さい。 214 00:27:39,415 --> 00:27:42,084 理由などない。➡ 215 00:27:42,084 --> 00:27:45,421 そなたから飛び込んできたのだ。 216 00:27:45,421 --> 00:27:50,092 従って 私から言う事は何もない チャグム。 217 00:27:50,092 --> 00:27:54,792 そなたから言いたい事があれば それを聞こう。 218 00:28:01,704 --> 00:28:07,443 (ラウル)どうした? ヒュウゴに導かれて ここに来る間➡ 219 00:28:07,443 --> 00:28:11,113 いろいろと考えた事があるだろう。 220 00:28:11,113 --> 00:28:13,413 それを話せばよい。 221 00:28:15,784 --> 00:28:19,655 (ラウル)何も考えてはおらぬか?➡ 222 00:28:19,655 --> 00:28:22,655 情けを乞いたければ乞えばよい。 223 00:28:26,128 --> 00:28:28,828 情けを乞う気などない。 224 00:28:30,966 --> 00:28:35,966 ならば お前の考えを示せ。 225 00:28:40,409 --> 00:28:45,748 あなたの考えが 何も心に響いていません。 226 00:28:45,748 --> 00:28:51,448 従って 私から示せる考えも 見つかりません。 227 00:28:55,758 --> 00:28:58,427 (ラウル)そうか。➡ 228 00:28:58,427 --> 00:29:00,727 それで十分だ。 229 00:29:03,098 --> 00:29:08,771 お前は 私と戦うと言ったのだな。 いいえ! 230 00:29:08,771 --> 00:29:11,440 ごまかしは きかない。 231 00:29:11,440 --> 00:29:13,776 お前は ヒュウゴから聞いたような話を➡ 232 00:29:13,776 --> 00:29:17,112 もう一度 ここで 私にしろと言うのか?➡ 233 00:29:17,112 --> 00:29:19,782 その手間を惜しむなと 言いたいのか? 234 00:29:19,782 --> 00:29:23,652 お前は 私の考えを分かっていて 答えた。➡ 235 00:29:23,652 --> 00:29:26,655 私の考えを拒絶したのだ。 お待ち下さい! 236 00:29:26,655 --> 00:29:29,124 (ラウル)もう十分に待った。 237 00:29:29,124 --> 00:29:32,124 ならば その答えに答えよう。 238 00:29:34,930 --> 00:29:38,734 私は これから お前を人質に取り➡ 239 00:29:38,734 --> 00:29:44,606 20万もの タルシュ兵を従え 新ヨゴ国に攻め入る。 240 00:29:44,606 --> 00:30:03,959 ♬~ 241 00:30:03,959 --> 00:30:08,731 国土を焼き 民を虐殺する。 242 00:30:08,731 --> 00:30:12,031 王族が住む宮に火をかけ…。 243 00:30:15,437 --> 00:30:18,107 (ラウル)そなたの母の耳をそぎ➡ 244 00:30:18,107 --> 00:30:23,445 弟の手足を切り落とし➡ 245 00:30:23,445 --> 00:30:29,118 その泣き叫ぶ声を そなたに聞かせよう。➡ 246 00:30:29,118 --> 00:30:32,118 帝の首は…。 247 00:30:37,459 --> 00:30:42,131 都の大路にさらされよう。 248 00:30:42,131 --> 00:30:47,469 これは 脅しでも ざれ言でもない。 249 00:30:47,469 --> 00:30:50,469 戦の正しい在り方だ。 250 00:30:52,341 --> 00:30:57,146 それにあらがう兵力がない事も お前は知っている。 251 00:30:57,146 --> 00:30:59,481 知っていながら➡ 252 00:30:59,481 --> 00:31:06,181 それでも 私の考えは 心に響かぬと答えたのだ。 253 00:31:08,824 --> 00:31:13,162 これでも まだ響かぬか? 254 00:31:13,162 --> 00:31:19,034 私に… どうしろと? 255 00:31:19,034 --> 00:31:25,507 この場に ひざまずかせて 私に何をしろと言うのです? 256 00:31:25,507 --> 00:31:29,178 私が あなたに服従したところで➡ 257 00:31:29,178 --> 00:31:34,016 新ヨゴ国が 服従した事にはなりません。 258 00:31:34,016 --> 00:31:37,453 父は認めません。 259 00:31:37,453 --> 00:31:43,153 その私に 何をしろと言うのです。 260 00:31:45,327 --> 00:31:53,627 その問いには ここに ひざまずかぬ者には答えぬ 坊や。 261 00:32:06,815 --> 00:32:09,485 分かった。 262 00:32:09,485 --> 00:32:14,356 少し 2人だけで話そう。 263 00:32:14,356 --> 00:32:19,356 同じ 一国の王子として そなたに助言を乞いたい。 264 00:32:45,787 --> 00:32:48,487 お前に都を見せてやろう。 265 00:33:26,828 --> 00:33:30,699 (ラウル)外の景色に 注意を払うのも よいが➡ 266 00:33:30,699 --> 00:33:32,699 これを見よ チャグム。 267 00:33:34,436 --> 00:33:37,436 世界は お前の足元にある。 268 00:33:40,309 --> 00:33:45,080 ここは全て タルシュ帝国の領土だ。 269 00:33:45,080 --> 00:33:51,780 赤い石で埋められているのは 私が この手で征服した国だ。 270 00:33:53,789 --> 00:33:56,089 お前の国は ここだ。 271 00:33:59,127 --> 00:34:04,127 さて この地図を見て 何を思う? 272 00:34:13,475 --> 00:34:17,346 世界は広いです。 273 00:34:17,346 --> 00:34:21,350 私が お前の年ぐらいに これを見た時は➡ 274 00:34:21,350 --> 00:34:24,820 逆の事を思った。 275 00:34:24,820 --> 00:34:27,723 世界は狭すぎる。 276 00:34:27,723 --> 00:34:33,629 これから私が手に入れられる国は もう僅かしかないと。 277 00:34:33,629 --> 00:34:39,929 その時の むなしさは 今も私の胸の中にある。 278 00:34:42,771 --> 00:34:44,771 安心しろ。 279 00:34:49,111 --> 00:34:53,448 私は 支配した国の民が 幸福になってこそ➡ 280 00:34:53,448 --> 00:34:57,119 真の征服だと思っている。 281 00:34:57,119 --> 00:35:02,991 そのために必要のない殺生は しなくていいとも思っている。 282 00:35:02,991 --> 00:35:06,291 だが 必要ならば 手段は選ばない。 283 00:35:08,463 --> 00:35:13,463 それを選ぶのは 常に他国の方だ。 284 00:35:17,472 --> 00:35:21,343 私の言っている事が分かるか? 285 00:35:21,343 --> 00:35:26,481 分かりますが 理解は できません。 286 00:35:26,481 --> 00:35:32,087 同じような豊かさを与えて 民の心を買う事は できても➡ 287 00:35:32,087 --> 00:35:37,426 人々を重い税で縛り 他国との戦に駆り出せば➡ 288 00:35:37,426 --> 00:35:41,096 いつか必ず 人々の心は不満で崩れます! 289 00:35:41,096 --> 00:35:43,432 何もせぬ国を庇護する事はできぬ。 290 00:35:43,432 --> 00:35:48,432 だったら 初めから手を出さなければいい! 291 00:35:51,773 --> 00:35:56,111 世界が共通の幸福を求める事は➡ 292 00:35:56,111 --> 00:36:00,782 それほど意味のない事か? 293 00:36:00,782 --> 00:36:08,082 お前の国は それほど今が幸福なのか? 294 00:36:11,126 --> 00:36:17,999 チャグム 私と一緒に 人々を幸福にせぬか? 295 00:36:17,999 --> 00:36:23,299 私とお前で 共通の世界を創ろう。 296 00:36:28,477 --> 00:36:34,177 そのために私は お前を帝にしてやる。 297 00:36:36,752 --> 00:36:40,088 え…? 298 00:36:40,088 --> 00:36:43,759 お前に 新しい国の支配権を委ねる。➡ 299 00:36:43,759 --> 00:36:47,429 その上で お前には 考えてもらいたい。 300 00:36:47,429 --> 00:36:51,767 この北の大陸 ロタ王国とカンバル王国を➡ 301 00:36:51,767 --> 00:36:54,767 どのように平定して…。 待て! 302 00:36:56,638 --> 00:36:59,641 帝にするとは どういう事だ? 303 00:36:59,641 --> 00:37:07,115 新ヨゴ国の王宮には 我々と内通している者が既にいる。 304 00:37:07,115 --> 00:37:12,815 お前が帰国をすれば その者が全てを心得ている。 305 00:37:14,990 --> 00:37:18,460 お前が 帝の座を得られるよう➡ 306 00:37:18,460 --> 00:37:22,160 その者が 万事 働いてくれるだろう。 307 00:37:24,132 --> 00:37:27,035 たやすい事だ。 308 00:37:27,035 --> 00:37:31,740 帝が死ねば お前が帝になるのだから。 309 00:37:31,740 --> 00:37:34,075 バカな事を言うな! 310 00:37:34,075 --> 00:37:38,747 私に 父を殺せと言うのか! 311 00:37:38,747 --> 00:37:59,067 ♬~ 312 00:37:59,067 --> 00:38:09,444 父は… たとえ 誰に裏切られようと➡ 313 00:38:09,444 --> 00:38:13,782 民が全て逃げてしまっても➡ 314 00:38:13,782 --> 00:38:19,120 たった一人で 顔を上げて➡ 315 00:38:19,120 --> 00:38:22,420 何万のも兵に 立ち向かってゆくだろう。 316 00:38:26,461 --> 00:38:33,161 国の魂は 決して 他国には差し出さない! 317 00:38:35,070 --> 00:38:39,741 その父を…➡ 318 00:38:39,741 --> 00:38:45,080 敵に情けを乞うために➡ 319 00:38:45,080 --> 00:38:49,417 この手で 父を殺せと言うのか! 320 00:38:49,417 --> 00:38:54,756 為政者ならば 情けは捨てよ。➡ 321 00:38:54,756 --> 00:38:59,756 お前の その情けは いつか 国を滅ぼす。 322 00:39:08,303 --> 00:39:10,772 ちょうどよい。 323 00:39:10,772 --> 00:39:13,675 お前に見せてやろう。➡ 324 00:39:13,675 --> 00:39:16,675 情けが身を滅ぼすところを。 325 00:39:44,406 --> 00:39:50,078 これは…!? 私は ヒュウゴに お前を降伏させて➡ 326 00:39:50,078 --> 00:39:53,378 私の前に連れてくるように命じた。 327 00:39:54,950 --> 00:39:59,087 (ラウル)だが ヒュウゴは お前をヨゴ国に連れてゆき➡ 328 00:39:59,087 --> 00:40:04,960 その結果 お前に余計な疑念を抱かせた。➡ 329 00:40:04,960 --> 00:40:08,096 その罪は重い。➡ 330 00:40:08,096 --> 00:40:12,767 お前が私にとって 重要な人間であればこそ➡ 331 00:40:12,767 --> 00:40:14,703 許し難い。 332 00:40:14,703 --> 00:40:47,469 ♬~ 333 00:40:47,469 --> 00:40:54,169 (床を鳴らす音) 334 00:40:57,479 --> 00:40:59,814 待ってくれ! 335 00:40:59,814 --> 00:41:02,150 ヒュウゴは何もしてない! 336 00:41:02,150 --> 00:41:05,820 あなたを裏切るような事は 何もしてないんだ! 337 00:41:05,820 --> 00:41:08,723 そうか? 338 00:41:08,723 --> 00:41:10,723 (手をたたく音) 339 00:41:18,166 --> 00:41:21,466 この女に お前は何か言われなかったか? 340 00:41:30,111 --> 00:41:33,014 (ラウル)どうだ? 341 00:41:33,014 --> 00:41:35,714 何を言われた? 342 00:41:39,120 --> 00:41:41,120 ヒュウゴ…。 343 00:41:51,699 --> 00:41:54,669 嘘だ…。 344 00:41:54,669 --> 00:41:59,969 嘘? 何が嘘だ? 345 00:42:01,810 --> 00:42:07,510 これは あなたが仕組んだ。 346 00:42:14,389 --> 00:42:21,389 残念ながら ヒュウゴに答えを聞く事は できぬ。 347 00:42:24,833 --> 00:42:26,833 待て! 348 00:42:29,170 --> 00:42:36,978 ヒュウゴは… 間違ってない。 349 00:42:36,978 --> 00:42:39,678 それは どういう意味だ? 350 00:42:51,793 --> 00:43:01,469 私は… ヒュウゴに言われて➡ 351 00:43:01,469 --> 00:43:03,769 降伏を受け入れた。 352 00:43:07,342 --> 00:43:10,042 (ラウル)それなら それを証明しろ。 353 00:43:17,485 --> 00:43:20,388 (ラウル)それまで ヒュウゴの命は預かる。 354 00:43:20,388 --> 00:44:11,139 ♬~ 355 00:44:11,139 --> 00:44:17,478 新ヨゴ国が 落ちたか。 356 00:44:17,478 --> 00:44:42,478 ♬~ 357 00:44:56,317 --> 00:44:59,454 (一同)ああ! 殿下! 殿下! 358 00:44:59,454 --> 00:45:01,789 殿下が生きてる! 359 00:45:01,789 --> 00:45:05,089 皆 無事で何よりだ。 360 00:45:07,128 --> 00:45:09,464 (シュガ)殿下…。 361 00:45:09,464 --> 00:45:12,800 よくぞ ご無事で! 362 00:45:12,800 --> 00:45:15,800 ご苦労だった シュガ。 363 00:45:19,474 --> 00:45:21,409 お許し下さい。 364 00:45:21,409 --> 00:45:26,347 私は 何も お役に立てず…。 365 00:45:26,347 --> 00:45:33,755 いや こうして 生きていてくれただけで➡ 366 00:45:33,755 --> 00:45:38,092 私の力になっている。 367 00:45:38,092 --> 00:45:40,092 殿下…。 368 00:45:43,431 --> 00:45:48,770 さあ みんな一緒に ここを出よう! 369 00:45:48,770 --> 00:45:50,770 (一同)はい! 370 00:46:02,784 --> 00:46:07,455 モン。 何も気に病む事はない。 371 00:46:07,455 --> 00:46:10,755 お前は堂々と 帰国してくれ。 372 00:46:13,127 --> 00:46:15,797 (一同)ああ! 373 00:46:15,797 --> 00:46:17,732 ジン! 374 00:46:17,732 --> 00:46:21,669 お前も無事か よかった! 375 00:46:21,669 --> 00:46:27,408 (ジン)殿下 私も殺さぬとは 敵の考えが分かりませぬ。 376 00:46:27,408 --> 00:46:33,408 敵は殿下に 何を背負わせようと しているのです? 377 00:46:38,419 --> 00:46:46,094 何も そのような事はない。 378 00:46:46,094 --> 00:46:49,094 さあ 出発だ! 379 00:46:50,765 --> 00:46:54,635 右方向転進 舵おさえ~! 380 00:46:54,635 --> 00:46:57,438 (一同)おさえ よ~し! 381 00:46:57,438 --> 00:47:02,438 帆綱つけ~! (一同)帆綱よ~し! 382 00:47:38,746 --> 00:47:43,446 新ヨゴ国では 私が必ず お力になります。 383 00:47:49,757 --> 00:47:54,757 あの船は 我々が帰国するまで 見張る気でしょうか? 384 00:47:57,432 --> 00:48:03,432 シュガ すまないが しばらく 一人にしてくれ。 385 00:48:22,657 --> 00:48:29,797 (ラウル)父を殺すのが嫌ならば お前は 手を汚さなくてもよい。➡ 386 00:48:29,797 --> 00:48:34,635 お前に従う者が それを成し遂げる。➡ 387 00:48:34,635 --> 00:48:39,635 お前が やらなければならぬ事は そのあとだ。 388 00:48:41,742 --> 00:48:44,078 (ラウル)国を開き➡ 389 00:48:44,078 --> 00:48:48,950 タルシュ帝国に服従する事が 最善の道であると➡ 390 00:48:48,950 --> 00:48:53,950 全ての臣下や民を納得させる事だ。 391 00:48:57,425 --> 00:49:00,725 (ラウル)これが なかなか難しい事だ。 392 00:49:04,098 --> 00:49:07,435 だが 心配するな。 393 00:49:07,435 --> 00:49:11,735 混乱が起きれば 私が行って助けてやる。 394 00:49:14,308 --> 00:49:20,014 私の目に狂いがなければ➡ 395 00:49:20,014 --> 00:49:23,014 お前は きっと うまくやれるはずだ。 396 00:49:31,058 --> 00:49:37,758 私に 捕虜たちを返して下さい。 397 00:49:40,401 --> 00:49:46,274 捕虜たちを置き去りにして帰れば 誰にも信用されません。 398 00:49:46,274 --> 00:49:50,745 そうか。 分かった。 399 00:49:50,745 --> 00:49:55,616 その者たちを連れて 堂々と帰るがよい。 400 00:49:55,616 --> 00:50:22,443 ♬~ 401 00:50:22,443 --> 00:50:25,346 [ 回想 ] (帝)今こそ お前の力を見せてみよ。 402 00:50:25,346 --> 00:50:27,315 (聖導師) 陛下 それは あまりにも…。 403 00:50:27,315 --> 00:50:30,015 私は 息子の力を信じておる。 404 00:50:35,990 --> 00:50:38,459 それが精霊の卵か。 405 00:50:38,459 --> 00:50:40,795 チャグム! ナージに投げろ! 406 00:50:40,795 --> 00:50:43,464 卵を ナージに投げ上げるんだ! 407 00:50:43,464 --> 00:50:45,800 やあっ! 408 00:50:45,800 --> 00:50:47,735 ああっ! 409 00:50:47,735 --> 00:51:27,435 ♬~ 410 00:51:38,052 --> 00:51:43,991 殿下 そろそろ 私にも 話して頂けませんか? 411 00:51:43,991 --> 00:51:46,691 殿下の抱えているもの。 412 00:51:49,664 --> 00:51:55,136 シュガ 私は逃げようと思う。 413 00:51:55,136 --> 00:51:57,471 え? 414 00:51:57,471 --> 00:52:02,810 やっと決心がついた。 タルシュ帝国に降伏はしない。 415 00:52:02,810 --> 00:52:08,482 そのために 私は ここから逃げる。 416 00:52:08,482 --> 00:52:10,482 ジンとモンを呼んでくれ。 417 00:52:18,826 --> 00:52:21,526 帝を殺せと? 418 00:52:23,497 --> 00:52:27,368 (シュガ)タルシュ帝国の狙いは 皇太子の後ろ盾となって➡ 419 00:52:27,368 --> 00:52:32,106 内側から 新ヨゴ国を支配する事でしたか。 420 00:52:32,106 --> 00:52:38,779 そうだ。 そのために 王宮には 既に内通者がいると言った。 421 00:52:38,779 --> 00:52:43,117 (モン)内通者? それは一体 誰です? 422 00:52:43,117 --> 00:52:47,817 分からぬ。 そなたらで探ってくれ。 423 00:52:50,991 --> 00:52:56,464 殿下は どこに逃げようというのです? 424 00:52:56,464 --> 00:52:58,799 ロタ王国だ。 425 00:52:58,799 --> 00:53:01,135 ロタ王国? 426 00:53:01,135 --> 00:53:03,471 タルシュ帝国と戦うためには➡ 427 00:53:03,471 --> 00:53:06,807 どうしても ロタ王国と結束する必要がある。 428 00:53:06,807 --> 00:53:11,679 私は その同盟の道を探ろうと思う。 429 00:53:11,679 --> 00:53:15,483 ロタには どうやって? 430 00:53:15,483 --> 00:53:17,483 泳いでいく。 431 00:53:22,156 --> 00:53:25,493 ここが サンガル諸島最後の島だ。 432 00:53:25,493 --> 00:53:29,163 その近くを通る時に 船から この島まで➡ 433 00:53:29,163 --> 00:53:31,432 泳いで渡るしかない。 434 00:53:31,432 --> 00:53:35,432 そこから ロタ王国へは なんとか 道を見つける。 435 00:53:37,772 --> 00:53:41,642 無理です。 むちゃくちゃです。 436 00:53:41,642 --> 00:53:46,781 たとえ 島へ渡れても 財も持たずに どう生きるのです? 437 00:53:46,781 --> 00:54:07,101 ♬~ 438 00:54:07,101 --> 00:54:11,472 タルシュ帝国の王子から 贈られたものだ。 439 00:54:11,472 --> 00:54:16,343 これを身につけて行けば なんとかなるだろう。 440 00:54:16,343 --> 00:54:19,814 それなら 私も行きます! 駄目だ! 441 00:54:19,814 --> 00:54:22,716 お前が消えれば 逃げたと疑われる。 442 00:54:22,716 --> 00:54:26,153 では 私が お供します。 私には 死ぬ理由があります。 443 00:54:26,153 --> 00:54:28,823 駄目だ! 444 00:54:28,823 --> 00:54:34,094 モンは 父上のもとに帰るのだ。 445 00:54:34,094 --> 00:54:40,768 帰って 私を船から 突き落とした事にしろ。 446 00:54:40,768 --> 00:54:46,106 それで 父上は 私が死んだ事を信じる。 447 00:54:46,106 --> 00:54:49,977 捕虜となった者たちも許されよう。 448 00:54:49,977 --> 00:54:59,453 そして 父上は帝として 心おきなく タルシュ帝国と戦える。 449 00:54:59,453 --> 00:55:05,125 その父上に 私は 援軍を連れて戻るのだ。 450 00:55:05,125 --> 00:55:39,960 ♬~ 451 00:55:39,960 --> 00:55:45,099 殿下 ナユグは もうじき春を迎えます。 452 00:55:45,099 --> 00:55:48,435 その時こそ あなたの力が必要なのです。 453 00:55:48,435 --> 00:55:54,775 あなたは これからの私たちの祖国 新ヨゴ国そのものです。 454 00:55:54,775 --> 00:55:58,646 それをどうか お忘れなきよう。 455 00:55:58,646 --> 00:56:00,648 分かった。 456 00:56:00,648 --> 00:56:10,791 ♬~ 457 00:56:10,791 --> 00:56:13,694 殿下…。 行くぞ。 458 00:56:13,694 --> 00:56:27,341 ♬~ 459 00:56:27,341 --> 00:56:30,744 [ 回想 ] チャグム…。 460 00:56:30,744 --> 00:56:34,615 誰かのために生きるなら➡ 461 00:56:34,615 --> 00:56:37,615 顔も知らない者たちのために 生きろ。 462 00:56:39,753 --> 00:56:44,753 [ 回想 ] お前なら きっと それができる。 463 00:56:47,628 --> 00:56:52,099 [ 心の声 ] バルサ また 私を守ってくれ。 464 00:56:52,099 --> 00:57:58,099 ♬~ 465 00:58:01,101 --> 00:58:04,004 アスラ いけない! 殺してはいけない! 466 00:58:04,004 --> 00:58:07,304 アスラは死んだ。 あんたが殺した! 467 00:58:08,976 --> 00:58:13,113 大いなる神と一つになって 人々を導きなさい! 468 00:58:13,113 --> 00:58:17,451 さあ アスラ 神を招きなさい。 469 00:58:17,451 --> 00:58:21,121 アスラの魂を いけにえにはさせない! 470 00:58:21,121 --> 00:58:24,121 お母さん これでいいの? 471 01:00:46,800 --> 01:00:48,835 >>2017J1開幕。 472 01:00:48,835 --> 01:00:52,656 いきなり注目の2チームが直接対 決。 473 01:00:52,656 --> 01:00:56,410 去年の覇者、鹿島アントラーズは、 474 01:00:56,410 --> 01:00:58,395 持ち前の勝負強さに、