1 00:00:33,958 --> 00:00:58,049 ♬~ 2 00:00:58,049 --> 00:01:00,719 (タンダ)チャグムが生きてるんだ! 3 00:01:00,719 --> 00:01:05,056 (ジン) お前に 用心棒を頼みたいそうだ。 4 00:01:05,056 --> 00:01:11,396 <新ヨゴ国を守るために タルシュ帝国を欺いたチャグムは➡ 5 00:01:11,396 --> 00:01:13,331 同盟を結ぶため➡ 6 00:01:13,331 --> 00:01:18,269 再び ロタ王国へと向かった。 しかし…> 7 00:01:18,269 --> 00:01:21,072 (チャグム)いつまで 私は ここにいるんだ? 8 00:01:21,072 --> 00:01:28,413 <ロタ王と対立する南部の大領主 スーアンに捕らわれてしまう> 9 00:01:28,413 --> 00:01:33,017 (スーアン)新ヨゴ国に対し 大事な駆け引きの道具となる。 10 00:01:33,017 --> 00:01:34,953 あの 人質あってこそ➡ 11 00:01:34,953 --> 00:01:38,890 我らは タルシュ帝国と 対等になれるのだ。 12 00:01:38,890 --> 00:01:42,694 <タルシュ帝国の王子 ラウルは➡ 13 00:01:42,694 --> 00:01:49,694 裏切り者 チャグムの命を狙って 刺客を放った> 14 00:01:51,369 --> 00:01:57,069 それは全部 私が仕組んだ事だ。 15 00:01:59,711 --> 00:02:06,711 チャグム王子を 海に飛び込ませたのは この私だ。 16 00:02:30,675 --> 00:02:34,546 (バルサ)なぜ反撃しない? 17 00:02:34,546 --> 00:02:38,016 あなたと争う理由はない。 18 00:02:38,016 --> 00:02:41,686 チャグムの敵は私の敵だ。 19 00:02:41,686 --> 00:02:46,986 敵味方をはっきりさせなければ あなたは生きられないのか? 20 00:02:48,560 --> 00:02:51,260 用心棒とは そういうものだ。 21 00:02:53,698 --> 00:02:56,698 まだ 一つだけ聞きたい事がある。 22 00:02:58,570 --> 00:03:02,707 お前が また チャグムを探す理由は何だ? 23 00:03:02,707 --> 00:03:05,407 タルシュに連れ戻すためか? 24 00:03:07,579 --> 00:03:13,879 私は あの方が外に出て 何をするのかが見たかったのだ。 25 00:03:16,721 --> 00:03:22,393 (ヒュウゴ)結局 父を殺さず タルシュ帝国と戦う道を選んだようだ。 26 00:03:22,393 --> 00:03:26,731 ラウル王子は チャグム皇太子を生かしたまま➡ 27 00:03:26,731 --> 00:03:30,731 二度と新ヨゴ国の土を 踏ませやしないだろう。 28 00:03:36,341 --> 00:03:38,341 こっちだ。 29 00:03:48,920 --> 00:03:50,920 これは…? 30 00:03:59,364 --> 00:04:06,704 ♬~ 31 00:04:06,704 --> 00:04:08,704 うっ! 32 00:04:11,576 --> 00:04:13,578 来い! 33 00:04:13,578 --> 00:05:07,665 ♬~ 34 00:05:07,665 --> 00:05:09,965 これで足の付け根を縛れ。 35 00:05:12,570 --> 00:05:14,570 すまない。 36 00:05:17,041 --> 00:05:21,741 さっきのやつらは 領主のスーアンが放った兵ではないな。 37 00:05:23,381 --> 00:05:27,251 あれは カシャルだ。 カシャル? 38 00:05:27,251 --> 00:05:32,657 カシャルというのは ロタ王に仕える 陰の呪術師たちだ。 39 00:05:32,657 --> 00:05:35,326 そういう話は聞いた事がある。 40 00:05:35,326 --> 00:05:39,998 だとすれば ロタ王も動き出したという事か…。 41 00:05:39,998 --> 00:05:42,667 抜くぞ。 42 00:05:42,667 --> 00:05:44,667 (ヒュウゴ)うっ! 43 00:05:48,006 --> 00:05:50,341 狙いは タルシュの密偵だろう。 44 00:05:50,341 --> 00:05:54,012 私の隠れがを突き止めて 襲ってきたんだ。 45 00:05:54,012 --> 00:05:59,312 チャグムの事とは関わりなくか? それは分からん。 46 00:06:14,699 --> 00:06:18,369 見つかったかもしれない。 47 00:06:18,369 --> 00:06:23,708 カシャルは 獣を使って ものを見る事ができる。 48 00:06:23,708 --> 00:06:26,611 そうか。 49 00:06:26,611 --> 00:06:30,381 立てるか? 50 00:06:30,381 --> 00:06:33,985 あんたの足枷になるつもりはない。 51 00:06:33,985 --> 00:06:36,285 行くなら 一人で行ってくれ。 52 00:06:38,656 --> 00:06:41,559 そうか。 53 00:06:41,559 --> 00:06:44,996 行かないのか? 54 00:06:44,996 --> 00:06:49,867 本当に カシャルなら 話を聞いてみたい。 55 00:06:49,867 --> 00:06:53,671 チャグムを救い出す手だてが 分かるかもしれない。 56 00:06:53,671 --> 00:06:57,341 カシャルに知り合いでもいるのか? 57 00:06:57,341 --> 00:06:59,341 いない事もない。 58 00:07:02,013 --> 00:07:04,013 少し休め。 59 00:07:18,029 --> 00:07:24,029 チャグム殿下に会ったら 伝えてほしい事がある。 60 00:07:29,373 --> 00:07:34,212 この北の大陸で 同盟を結ぶつもりなら➡ 61 00:07:34,212 --> 00:07:37,512 急いで カンバル王国へ向かえと言え。 62 00:07:40,985 --> 00:07:45,656 カンバル王国に ロタ王国と同盟を結ぶように促せ。 63 00:07:45,656 --> 00:07:49,994 そう チャグム殿下に 伝えてほしいんだ。 64 00:07:49,994 --> 00:07:52,330 カンバルに ロタと…? 65 00:07:52,330 --> 00:07:56,200 (ヒュウゴ)ロタとカンバルが手を結べば かなり大きな壁ができる。➡ 66 00:07:56,200 --> 00:07:58,202 新ヨゴ国を落としても➡ 67 00:07:58,202 --> 00:08:04,675 その壁を崩すには 時も兵も金も膨大にかかる。 68 00:08:04,675 --> 00:08:08,346 そうなれば この北の大陸を落とすのに➡ 69 00:08:08,346 --> 00:08:11,646 戦以外の方法を 考えざるをえなくなる。 70 00:08:14,218 --> 00:08:20,691 そんな 損得勘定だけの戦に 意味などあるのか? 71 00:08:20,691 --> 00:08:23,027 (ヒュウゴ)戦には もともと意味などない。➡ 72 00:08:23,027 --> 00:08:27,698 だから この世から なくなる事もない。 73 00:08:27,698 --> 00:08:32,998 なくす事ができないなら どこかで歯止めをかけるしかない。 74 00:08:38,976 --> 00:08:41,312 来た。 75 00:08:41,312 --> 00:08:43,312 (ヒュウゴ)行ってくれ。 76 00:08:48,986 --> 00:08:54,986 あの海賊の若い女は あんたの仲間か? (ヒュウゴ)ああ。 77 00:08:56,861 --> 00:08:59,861 あんたには タルシュより お似合いだよ。 78 00:09:02,333 --> 00:09:04,268 俺も そう思う。 79 00:09:04,268 --> 00:09:31,696 ♬~ 80 00:09:31,696 --> 00:09:35,299 私は バルサという者だ! 81 00:09:35,299 --> 00:09:37,999 あなた方は カシャルだろう? 82 00:09:40,171 --> 00:09:43,641 短槍使いのバルサか? 83 00:09:43,641 --> 00:09:45,641 そうだ。 84 00:09:53,985 --> 00:09:56,320 あんたの話なら聞いてる。 85 00:09:56,320 --> 00:09:59,223 俺たちは タルシュの密偵を追って ここに来た。 86 00:09:59,223 --> 00:10:03,661 そいつなら逃げた。 87 00:10:03,661 --> 00:10:06,961 私は ある人を探して ここへ来た。 88 00:10:09,333 --> 00:10:15,006 もっと詳しく聞きたければ 私は抵抗しないから➡ 89 00:10:15,006 --> 00:10:18,306 あんたらの頭領のところへ 連れていってくれ。 90 00:10:26,017 --> 00:11:08,059 ♬~ 91 00:11:08,059 --> 00:11:09,994 目隠しを取っていいぞ。 92 00:11:09,994 --> 00:11:37,221 ♬~ 93 00:11:37,221 --> 00:11:41,359 頭領の家だ。 槍も中にある。 94 00:11:41,359 --> 00:11:59,710 ♬~ 95 00:11:59,710 --> 00:12:03,010 アハル。 ほらほらほら。 96 00:12:05,583 --> 00:12:09,583 ほれ お前も向こうで じいちゃんと遊ぶか。 97 00:12:14,258 --> 00:12:20,031 あなたが短槍使いのバルサさんね。 頭領のアハルです。 98 00:12:20,031 --> 00:12:23,934 あなたの事はね 私たちの間では有名なのよ。 99 00:12:23,934 --> 00:12:27,405 カシャルの頭と その娘を追放した人ですもの。➡ 100 00:12:27,405 --> 00:12:32,009 あっ これ 恨み言じゃないからね 安心してね。➡ 101 00:12:32,009 --> 00:12:36,009 ちょっと 座って 座って ここ。 どうぞ どうぞ。 102 00:12:44,588 --> 00:12:50,361 タルシュの密偵を襲ったのは ロタ王の命ですか? 103 00:12:50,361 --> 00:12:55,032 そういう事は答えられない。 104 00:12:55,032 --> 00:12:59,732 もうちょっと 打ち解けてからではないと。 105 00:13:03,374 --> 00:13:11,074 あなたが一緒にいた タルシュの密偵は 一体 何を探っていたの? 106 00:13:14,718 --> 00:13:18,389 ある人を探していました。 107 00:13:18,389 --> 00:13:23,727 その人の事を 私も探してきたのです。 108 00:13:23,727 --> 00:13:29,400 タルシュの密偵は その人が スーアン大領主の城にいるらしいと➡ 109 00:13:29,400 --> 00:13:33,003 私に教えてくれました。 110 00:13:33,003 --> 00:13:35,906 その人っていうのは? 111 00:13:35,906 --> 00:13:38,906 新ヨゴ国の皇太子です。 112 00:13:42,680 --> 00:13:45,583 嘘は ついてないようね。➡ 113 00:13:45,583 --> 00:13:50,283 ずっと何も食べてないんでしょ? 腹ごしらえするといいわ。 114 00:14:22,353 --> 00:14:26,257 (ユラリー)わっ 驚いた! 死んだのかと思ったわ。 115 00:14:26,257 --> 00:14:28,257 誰? 116 00:14:31,729 --> 00:14:37,535 私は ユラリー。 オゴンの娘。 スーアン大領主の孫よ。 117 00:14:37,535 --> 00:14:41,539 孫? スーアン大領主に 会わせてくれないか! 118 00:14:41,539 --> 00:14:43,674 (ユラリー)それはできない。➡ 119 00:14:43,674 --> 00:14:47,545 私が ここに来た事も知ったら うんと怒られるわ。➡ 120 00:14:47,545 --> 00:14:51,549 でも 侍女から あなたの事を聞いて➡ 121 00:14:51,549 --> 00:14:55,286 どうしても お会いしてみたくなったの。 122 00:14:55,286 --> 00:14:58,689 私の世話をする侍女からか? (ユラリー)そうよ。➡ 123 00:14:58,689 --> 00:15:01,358 とても すてきな人だって 言ってたわ。➡ 124 00:15:01,358 --> 00:15:05,229 あなたに気があるのかも。 125 00:15:05,229 --> 00:15:11,368 だけど あなたと侍女では 釣り合わないわよね。 126 00:15:11,368 --> 00:15:16,368 だって あなた 新ヨゴ国の皇太子なのでしょう? 127 00:15:21,045 --> 00:15:25,716 それが どうして こんな所にいるの? 128 00:15:25,716 --> 00:15:30,588 私も それが知りたいんだ。 スーアン殿に聞いてみたい。 129 00:15:30,588 --> 00:15:34,325 おじい様には 会わせてあげられないけど➡ 130 00:15:34,325 --> 00:15:37,228 何か欲しいものがあれば 何でも持ってきてあげるわ➡ 131 00:15:37,228 --> 00:15:39,228 ないしょで。 132 00:15:45,936 --> 00:15:49,673 だったら 外に出たい。 133 00:15:49,673 --> 00:15:51,609 それは駄目。 134 00:15:51,609 --> 00:15:54,309 庭を散歩するだけでも? 135 00:15:57,014 --> 00:16:00,684 すてきな庭で 君と ゆっくり話がしたいんだ。 136 00:16:00,684 --> 00:16:02,684 それでも駄目かな? 137 00:16:15,032 --> 00:16:17,701 うん おいしい。 138 00:16:17,701 --> 00:16:20,604 よかった~。 フフフフッ。 139 00:16:20,604 --> 00:16:24,041 今夜は ここで ゆっくり休んでくといいわ。 140 00:16:24,041 --> 00:16:27,911 いえ これを頂いたら すぐに行きます。 141 00:16:27,911 --> 00:16:32,650 どこへ? スーアンの城へ行って暴れる気?➡ 142 00:16:32,650 --> 00:16:36,350 はい。 おいしい? おいしい! 143 00:16:38,989 --> 00:16:43,289 (ユラリー)私 夜の庭を散歩するの 初めてよ。 144 00:16:59,009 --> 00:17:02,309 目をつぶって。 え? 145 00:17:29,707 --> 00:17:32,976 誰か! 誰か来て! 誰か~!➡ 146 00:17:32,976 --> 00:17:36,847 早く来て! 誰か~! 早く来て! 147 00:17:36,847 --> 00:17:41,318 誰か! 誰か来て! 148 00:17:41,318 --> 00:17:45,189 こっちよ。 (ユラリー)誰か来て! 149 00:17:45,189 --> 00:17:47,658 ここから出られる。 さあ早く。➡ 150 00:17:47,658 --> 00:17:49,593 早く。 151 00:17:49,593 --> 00:18:23,026 ♬~ 152 00:18:23,026 --> 00:18:25,026 こっちよ こっち。 153 00:18:30,367 --> 00:18:32,302 あなたの馬よ。 154 00:18:32,302 --> 00:18:36,002 君は誰なんだ? 今に分かる。 155 00:18:38,642 --> 00:18:40,942 さあ すぐに追っ手が来る。 156 00:18:47,985 --> 00:18:49,920 都は どっちだ? 157 00:18:49,920 --> 00:18:51,920 馬に聞けば分かる。 158 00:19:00,330 --> 00:19:04,001 (オゴン)侍女をつけ 客人扱いしたのが間違いでしたね。 159 00:19:04,001 --> 00:19:06,336 (スーアン) 侍女が手引きしたというのか? 160 00:19:06,336 --> 00:19:08,272 姿を消しました。 161 00:19:08,272 --> 00:19:11,008 カシャルか! 162 00:19:11,008 --> 00:19:15,879 もし イーハンの手に皇太子が渡れば 我々は終わりだぞ。 163 00:19:15,879 --> 00:19:21,652 隠していた事が タルシュに分かれば これまでの絆が断たれる。 164 00:19:21,652 --> 00:19:25,022 すぐに追っ手を放ち 王都に着く前に➡ 165 00:19:25,022 --> 00:19:28,892 必ず 皇太子を殺せ。 殺すのだ! 166 00:19:28,892 --> 00:19:56,892 ♬~ 167 00:20:19,209 --> 00:20:23,213 ゆうべの料理に何を入れた? 168 00:20:23,213 --> 00:20:27,684 あなたに少しだけ 休んでもらいたかっただけ。 169 00:20:27,684 --> 00:20:32,556 殿下は無事に スーアンの城を抜け出したわ。 170 00:20:32,556 --> 00:20:35,556 いつだ? ゆうべ。 171 00:20:38,328 --> 00:20:41,028 なぜ 私に 後を追わせないようにした? 172 00:20:43,033 --> 00:20:50,374 殿下は 我らカシャルが イーハン王のもとへ届けるわ。 173 00:20:50,374 --> 00:20:55,245 今度は イーハン王が 利用するためにか! 174 00:20:55,245 --> 00:20:57,945 タルシュの手に渡さないためによ。 175 00:21:00,717 --> 00:21:03,417 シハナが それを指示したの。 176 00:21:05,055 --> 00:21:07,055 シハナが? 177 00:21:11,395 --> 00:21:18,068 シハナはね 今も イーハン王のために動いてるのよ。 178 00:21:18,068 --> 00:21:22,940 シハナは チャグムをどうするつもりだ? 179 00:21:22,940 --> 00:21:44,027 ♬~ 180 00:21:44,027 --> 00:21:47,898 もうすぐ街だ。 ここで ひと休みしよう。 181 00:21:47,898 --> 00:21:56,373 ♬~ 182 00:21:56,373 --> 00:21:59,276 [ 回想 ] (シハナ)私は まだ終わる訳には いかない。➡ 183 00:21:59,276 --> 00:22:04,715 カシャルとして終わる訳にはいかない。 184 00:22:04,715 --> 00:22:41,715 ♬~ 185 00:22:56,700 --> 00:22:58,700 バルサ…。 186 00:23:02,039 --> 00:23:04,039 いたぞ。 187 00:23:07,377 --> 00:23:13,050 (猿の鳴き声) 188 00:23:13,050 --> 00:23:17,921 たった一人の少年に 3人がかり。 189 00:23:17,921 --> 00:23:22,392 さすが タルシュの首輪がついた 南部の武人。➡ 190 00:23:22,392 --> 00:23:24,392 違うねえ。 191 00:23:34,004 --> 00:23:53,023 ♬~ 192 00:23:53,023 --> 00:23:57,894 さて 何から話そっか? 193 00:23:57,894 --> 00:24:01,364 君は 幼い頃➡ 194 00:24:01,364 --> 00:24:06,036 精霊の卵を宿したっていう あの王子だよね? 195 00:24:06,036 --> 00:24:07,971 なぜ その事を? 196 00:24:07,971 --> 00:24:12,375 私は呪術師。 え? 197 00:24:12,375 --> 00:24:15,278 私の父さんは トロガイとも親しいんだよ。 198 00:24:15,278 --> 00:24:18,715 トロガイを知っているのか? 199 00:24:18,715 --> 00:24:23,715 私の名は シハナ。 カシャルとして ロタ王に仕えてる。 200 00:24:25,388 --> 00:24:30,260 君を南部の城から逃がしたのも 私たちの仲間だよ。 201 00:24:30,260 --> 00:24:33,997 では ロタ王に命じられて私を? 202 00:24:33,997 --> 00:24:36,697 ううん。 それは私の意志。 203 00:24:40,337 --> 00:24:45,337 だったら ロタ王に会わせてくれないか。 204 00:24:49,679 --> 00:24:56,353 もうじき 我が国で 戦が始まる。 205 00:24:56,353 --> 00:25:00,690 (帝)タルシュ帝国の兵の数は? 206 00:25:00,690 --> 00:25:03,360 (ラドウ)計り知れません。➡ 207 00:25:03,360 --> 00:25:08,031 されど 初戦で攻めてくるのは さほど多くはないでしょう。 208 00:25:08,031 --> 00:25:12,369 我が軍に太刀打ちできぬ数では ありません。 209 00:25:12,369 --> 00:25:17,707 砦を築き 最前線には 民から集めた兵を置きます。 210 00:25:17,707 --> 00:25:22,379 (聖導師)農民や商人に 砦を造らせるだけではなく➡ 211 00:25:22,379 --> 00:25:25,282 剣の持ち方まで教えるつもりか? 212 00:25:25,282 --> 00:25:28,251 先手を取らずして 勝機を得る事は できません! 213 00:25:28,251 --> 00:25:31,054 (聖導師)その先は? その先には➡ 214 00:25:31,054 --> 00:25:35,325 何が待つというのだ。 (帝)聖導師。➡ 215 00:25:35,325 --> 00:25:37,325 もうよい。 216 00:25:39,663 --> 00:25:42,999 (シュガ)畏れながら申し上げます! 217 00:25:42,999 --> 00:25:48,338 今 天に現れている天ノ相について 申し上げたき事がございます。 218 00:25:48,338 --> 00:25:52,676 (ガカイ)おい 天ノ相については 評定で申し上げる事ではない。➡ 219 00:25:52,676 --> 00:25:55,345 ましてや それを 人々に告げるかどうかは➡ 220 00:25:55,345 --> 00:25:57,681 陛下が ご判断を下さるのだ。 221 00:25:57,681 --> 00:26:03,019 畏れながら この評定について 陛下のご判断を仰ぐ前に➡ 222 00:26:03,019 --> 00:26:06,690 このガカイから 天ノ相のお伝えが なされておれば➡ 223 00:26:06,690 --> 00:26:09,025 私が この場で申し上げる必要も ございませんでしたが…。 224 00:26:09,025 --> 00:26:12,362 (ガカイ)何を言うか! 申してみよ。 225 00:26:12,362 --> 00:26:14,662 はい。 226 00:26:18,034 --> 00:26:32,315 ♬~ 227 00:26:32,315 --> 00:26:36,653 (シュガ)今の天ノ相は 明らかに➡ 228 00:26:36,653 --> 00:26:40,523 生成変転ノ相を示しております。➡ 229 00:26:40,523 --> 00:26:43,326 生成変転ノ相とは➡ 230 00:26:43,326 --> 00:26:49,666 2つの相反する未来を示すものと 古来より考えられております。 231 00:26:49,666 --> 00:26:55,538 一つは 古きものが滅び去る凶兆であり➡ 232 00:26:55,538 --> 00:27:00,010 もう一つは 新たなものが生まれ出る➡ 233 00:27:00,010 --> 00:27:02,679 吉兆を示すものであります。 234 00:27:02,679 --> 00:27:12,689 ♬~ 235 00:27:12,689 --> 00:27:17,360 民の血が 聖なる この国の大地に 染み込み➡ 236 00:27:17,360 --> 00:27:20,697 悲しみの声が この地に満ちる未来を➡ 237 00:27:20,697 --> 00:27:25,035 どうか 我々にお与えになりませぬよう➡ 238 00:27:25,035 --> 00:27:31,374 私は 陛下が 吉兆をお導きになられる事を➡ 239 00:27:31,374 --> 00:27:33,374 信じております。 240 00:27:40,984 --> 00:27:49,659 そなたは 戦を避け 降伏せよと そう申しておるのか? 241 00:27:49,659 --> 00:27:53,330 いえ 私は ただ この天ノ相を…。 242 00:27:53,330 --> 00:27:58,668 そなたは…➡ 243 00:27:58,668 --> 00:28:01,368 死が恐ろしいか? 244 00:28:09,012 --> 00:28:12,882 (帝)我が先祖は 獣のように 互いに食らい合う➡ 245 00:28:12,882 --> 00:28:15,685 南の国々の汚れを嫌い➡ 246 00:28:15,685 --> 00:28:18,985 はるばる この北の地にやって来た。 247 00:28:21,024 --> 00:28:25,895 これまで 我らは 他国と争う事なく➡ 248 00:28:25,895 --> 00:28:31,668 天ノ神が教え 導いて下さるままに➡ 249 00:28:31,668 --> 00:28:34,668 清い国を築いてきた。 250 00:28:38,975 --> 00:28:48,651 ここは 天上の理のままに 地上に生まれた➡ 251 00:28:48,651 --> 00:28:53,990 玉のごとき 清き国ぞ。➡ 252 00:28:53,990 --> 00:28:59,290 天ノ神は必ずや 我らをお救い下さる。 253 00:29:02,999 --> 00:29:06,299 そなたらは それでも 死が恐ろしいか? 254 00:29:09,873 --> 00:29:14,611 そのために 天ノ相を読み解くか?➡ 255 00:29:14,611 --> 00:29:18,014 天ノ神に従い➡ 256 00:29:18,014 --> 00:29:25,889 最後の一兵まで戦うのは それほど嫌か? 257 00:29:25,889 --> 00:29:34,297 己の命を惜しんで 汚れた強欲な者にひざまずき➡ 258 00:29:34,297 --> 00:29:40,637 そなたらの生まれ育った この国を…➡ 259 00:29:40,637 --> 00:29:45,508 掛けがえのない この国を➡ 260 00:29:45,508 --> 00:29:51,208 その 汚れた手に差し出すか? 261 00:29:52,982 --> 00:29:55,652 (ガカイ)いいえ! 262 00:29:55,652 --> 00:29:57,587 我々は この国を➡ 263 00:29:57,587 --> 00:30:02,287 天ノ神と帝が守る この国を 心より愛しております。 264 00:30:04,661 --> 00:30:07,997 死を恐れて 国を 敵に差し出すような ふぬけ者は➡ 265 00:30:07,997 --> 00:30:10,667 ここには おりませぬ! 266 00:30:10,667 --> 00:30:26,216 ♬~ 267 00:30:26,216 --> 00:30:33,216 (帝)我は この国に 最も清き未来をもたらす。 268 00:30:35,358 --> 00:30:41,058 一心に 我を信じよ。 269 00:30:48,905 --> 00:31:09,058 ♬~ 270 00:31:09,058 --> 00:31:11,394 話とは 何でありますか? 271 00:31:11,394 --> 00:31:16,733 (聖導師)お前は いつ その天ノ相を読み解いたのだ? 272 00:31:16,733 --> 00:31:19,402 これですか? 273 00:31:19,402 --> 00:31:23,740 古きものが滅びるのを 受け入れる事で➡ 274 00:31:23,740 --> 00:31:27,410 新たな吉を生む事ができる。 275 00:31:27,410 --> 00:31:31,110 お前は そう読み解いたのだな。 276 00:31:33,016 --> 00:31:38,354 その 古きものとは…➡ 277 00:31:38,354 --> 00:31:42,225 帝の事であろう。 278 00:31:42,225 --> 00:31:48,364 聖導師様も この天ノ相を否定なさいますか? 279 00:31:48,364 --> 00:31:51,034 いいや。 280 00:31:51,034 --> 00:31:55,334 それを 民に広める事はできるか? 281 00:32:00,376 --> 00:32:04,714 これは 嘘です。 282 00:32:04,714 --> 00:32:07,617 嘘? 283 00:32:07,617 --> 00:32:11,054 戦を避けるための進言をすれば➡ 284 00:32:11,054 --> 00:32:13,389 誰かが この天ノ相に 同意してくれるだろうと➡ 285 00:32:13,389 --> 00:32:15,689 思ったのです。 286 00:32:18,061 --> 00:32:27,403 その人は恐らく タルシュ帝国と 内通している者であろうと。 287 00:32:27,403 --> 00:32:33,703 そういう者がいると 私は チャグム殿下から聞いておりました。 288 00:32:38,681 --> 00:32:41,584 そうなのですか? 289 00:32:41,584 --> 00:32:46,284 聖導師様が タルシュ帝国と通じていたのですか? 290 00:32:50,293 --> 00:32:52,293 そうだ。 291 00:32:54,697 --> 00:32:58,368 戦を避けるためには➡ 292 00:32:58,368 --> 00:33:05,708 私は 帝を この手にかけても 構わぬと思っておる。 293 00:33:05,708 --> 00:33:11,047 帝を手にかけ タルシュ帝国に降伏するのですか? 294 00:33:11,047 --> 00:33:16,919 (聖導師)それしか この国の民が 生き残る道はない。 295 00:33:16,919 --> 00:33:20,390 お待ち下さい! 296 00:33:20,390 --> 00:33:23,059 チャグム殿下は どうなるのですか?➡ 297 00:33:23,059 --> 00:33:25,962 チャグム殿下は今 タルシュと戦うために➡ 298 00:33:25,962 --> 00:33:28,931 他国と手を結ぼうと 必死に動いているのです! 299 00:33:28,931 --> 00:33:32,869 それこそ 夢のまた夢だ。➡ 300 00:33:32,869 --> 00:33:39,008 チャグム殿下は もう亡き者と考える。 301 00:33:39,008 --> 00:34:08,705 ♬~ 302 00:34:08,705 --> 00:34:10,705 (足音) 303 00:34:21,050 --> 00:34:24,350 (イーハン)シハナ 何をしに来たのだ? 304 00:34:27,390 --> 00:34:29,390 その者は? 305 00:34:32,228 --> 00:34:35,528 新ヨゴ国の皇太子です。 306 00:34:38,334 --> 00:34:40,334 なんと…。 307 00:34:44,207 --> 00:34:48,978 チャグムと申します。 308 00:34:48,978 --> 00:34:51,347 どういう事だ? シハナ。 309 00:34:51,347 --> 00:34:56,686 チャグム殿下は タルシュ帝国に追われています。 310 00:34:56,686 --> 00:35:03,025 そのため 南部のスーアン大領主に 捕らわれていたのです。 311 00:35:03,025 --> 00:35:07,697 もし 新ヨゴ国の皇太子の身が 殿下のもとにあるとなれば➡ 312 00:35:07,697 --> 00:35:12,397 南部は タルシュに対して 窮地に立たされる事になります。 313 00:35:14,036 --> 00:35:20,710 私に その皇太子を利用しろと 言うのか? 314 00:35:20,710 --> 00:35:23,010 アスラの時のように。 315 00:35:24,580 --> 00:35:26,582 お前は まだ そんな勝手な事を やっているのか! 316 00:35:26,582 --> 00:35:29,282 勝手に連れてこられたのでは ありません。 317 00:35:31,354 --> 00:35:34,991 私が 心から それを望んだのです。 318 00:35:34,991 --> 00:35:39,662 シハナは それをかなえてくれたに すぎません。 319 00:35:39,662 --> 00:35:45,334 陛下 私の話を聞いて下さい。 320 00:35:45,334 --> 00:35:50,206 タルシュ帝国は今 我が国に迫ろうとしています。 321 00:35:50,206 --> 00:35:53,209 我が国が敗れれば 次は➡ 322 00:35:53,209 --> 00:35:57,680 ロタ王国に矛先が向かうのは 明白です。 323 00:35:57,680 --> 00:36:03,019 南部の領主たちが信じている タルシュ帝国との同盟など➡ 324 00:36:03,019 --> 00:36:05,019 まやかしにすぎません。 325 00:36:06,689 --> 00:36:09,592 分かっておる。➡ 326 00:36:09,592 --> 00:36:12,361 そなたの事も兄上から聞いておる。 327 00:36:12,361 --> 00:36:15,264 では…! だからと言って➡ 328 00:36:15,264 --> 00:36:18,034 新ヨゴ国との同盟は結べぬ。➡ 329 00:36:18,034 --> 00:36:21,704 兄上も そう申したはずだ。 330 00:36:21,704 --> 00:36:26,404 第一に そなたの帝は それを望んではおるまい。 331 00:36:30,713 --> 00:36:36,013 ですから 戦は避けられないでしょう。 332 00:36:39,522 --> 00:36:46,195 それでも その父上を 助けて頂きたいのです! 333 00:36:46,195 --> 00:37:00,676 ♬~ 334 00:37:00,676 --> 00:37:03,376 私は バルサと申す。 335 00:37:05,014 --> 00:37:07,683 ロタ王に伝えられよ。 336 00:37:07,683 --> 00:37:10,586 バルサが お目通り願っていると。 337 00:37:10,586 --> 00:37:20,586 ♬~ 338 00:37:23,699 --> 00:37:28,571 お目通りに感謝致します。 アスラとチキサは 一緒ではないのか? 339 00:37:28,571 --> 00:37:32,871 チャグム皇太子の事で お目通りを願いました。 340 00:37:34,644 --> 00:37:38,644 新ヨゴ国のチャグム皇太子が 来ませんでしたか? 341 00:37:43,653 --> 00:37:47,523 (イーハン)なぜ そなたが? 342 00:37:47,523 --> 00:37:53,663 私は もともと チャグム皇太子の用心棒なのです。 343 00:37:53,663 --> 00:38:00,002 用心棒? 精霊の話か。 シハナから聞いておる。 344 00:38:00,002 --> 00:38:05,675 そのシハナが チャグム皇太子を 連れてきたのですね? 345 00:38:05,675 --> 00:38:08,675 チャグム皇太子は 今 どこにおりますか? 346 00:38:10,546 --> 00:38:13,246 既に城から去った。 347 00:38:15,017 --> 00:38:18,888 殿下の気持ちは痛いほど分かった。 348 00:38:18,888 --> 00:38:23,588 よくよくの覚悟で このロタ王国へ来たのであろう。 349 00:38:25,661 --> 00:38:31,367 私と一緒に どうか 新ヨゴ国をお助け下さい! 350 00:38:31,367 --> 00:38:33,667 お願い申し上げます! 351 00:38:36,973 --> 00:38:39,973 (イーハン) 情けで戦をする訳にはいかぬ。 352 00:38:52,321 --> 00:38:58,995 それならば もし…➡ 353 00:38:58,995 --> 00:39:04,695 カンバル王国と同盟を結べたなら それに同意して頂けますか? 354 00:39:08,004 --> 00:39:10,339 カンバルと? 355 00:39:10,339 --> 00:39:12,675 はい。 356 00:39:12,675 --> 00:39:18,014 先に カンバル王が 我らと同盟すれば➡ 357 00:39:18,014 --> 00:39:22,314 陛下も 同意して頂けますでしょうか? 358 00:39:30,359 --> 00:39:34,230 もし そのような事が できるのであれば➡ 359 00:39:34,230 --> 00:39:36,530 その時は考えよう。 360 00:39:41,637 --> 00:39:45,307 本当ですね? 361 00:39:45,307 --> 00:39:52,648 それで 3つの国が 手を結べるんですね? 362 00:39:52,648 --> 00:40:07,196 ♬~ 363 00:40:07,196 --> 00:40:15,337 分かりました。 私は先に カンバル王を説き伏せます。 364 00:40:15,337 --> 00:40:19,637 必ず 手を結んでみせます。 365 00:40:22,678 --> 00:40:28,350 チャグムが 泣きながら そう言ったのですか? 366 00:40:28,350 --> 00:40:31,650 万に一つも かなわぬ望みであろう。 367 00:40:33,689 --> 00:40:37,359 (イーハン)カンバル王とて 帝が望んでもおらぬ同盟を➡ 368 00:40:37,359 --> 00:40:41,230 聞き入れる事はあるまい。 369 00:40:41,230 --> 00:40:44,033 ただ追い返す事もできずに➡ 370 00:40:44,033 --> 00:40:47,033 かえって ひどい約束をしたかもしれん。 371 00:40:49,705 --> 00:40:53,375 チャグムは タルシュ帝国に➡ 372 00:40:53,375 --> 00:40:57,075 父上を殺せと言われて 逃げたのです。 373 00:40:59,048 --> 00:41:06,748 決死の覚悟で たった一人 船から暗い海に飛び込んだのです。 374 00:41:08,724 --> 00:41:11,627 どんな事でも 成し遂げる覚悟でしょう。 375 00:41:11,627 --> 00:41:58,374 ♬~ 376 00:41:58,374 --> 00:42:00,374 バルサ! 377 00:42:05,714 --> 00:42:09,051 このまま カンバルの国境を越えるのは 無理だ。 378 00:42:09,051 --> 00:42:13,351 私の村で体を休め 山越えの支度をしよう。 379 00:42:14,924 --> 00:42:19,924 そなたには もう私を助ける理由は なくなったはずだ。 380 00:42:21,630 --> 00:42:25,401 放っておいても 私は カンバルに行くか➡ 381 00:42:25,401 --> 00:42:27,336 殺されるだけだ。 382 00:42:27,336 --> 00:42:30,036 ロタ王の損にも得にもなるまい。 383 00:42:41,350 --> 00:42:45,650 私の望みは バルサに断たれた。 384 00:42:47,223 --> 00:42:51,994 今 何と申した? 385 00:42:51,994 --> 00:42:54,294 短槍使いのバルサだ。 386 00:42:56,365 --> 00:43:03,038 だけど今は その望みが断たれて よかったと思っている。 387 00:43:03,038 --> 00:43:05,374 神の力を信じ過ぎて➡ 388 00:43:05,374 --> 00:43:09,712 自ら滅びの道を 突き進むところだった。 389 00:43:09,712 --> 00:43:13,382 私は バルサに救われたんだ。➡ 390 00:43:13,382 --> 00:43:16,082 だから 借りを返さなくちゃいけない。 391 00:43:23,392 --> 00:43:30,065 私は その バルサを裏切りに行くのだ。 392 00:43:30,065 --> 00:43:32,001 え? 393 00:43:32,001 --> 00:43:35,671 カンバル王と同盟を結ぶなどと バルサが知ったら➡ 394 00:43:35,671 --> 00:43:39,341 どれほど失望するか。 395 00:43:39,341 --> 00:43:45,681 しかし バルサを裏切らなければ➡ 396 00:43:45,681 --> 00:43:52,981 私は 祖国の民を 見殺しにする事になるのだ。 397 00:43:59,695 --> 00:44:01,695 (悲鳴) 398 00:44:05,367 --> 00:44:07,367 どうしたのだ? 399 00:44:13,242 --> 00:44:15,711 (鳴き声) 400 00:44:15,711 --> 00:44:18,047 あっ…! 401 00:44:18,047 --> 00:44:19,982 シハナ!? 402 00:44:19,982 --> 00:45:09,331 ♬~ 403 00:45:09,331 --> 00:45:11,331 父さん! 404 00:45:15,037 --> 00:45:17,037 父さん! 405 00:45:18,707 --> 00:45:22,378 (スファル)シハナ… 逃げろ…。 406 00:45:22,378 --> 00:45:24,713 え? 407 00:45:24,713 --> 00:45:27,713 逃げろ! 408 00:45:39,228 --> 00:45:44,528 貴様ら… タルシュの密偵どもか!? 409 00:45:47,669 --> 00:45:51,340 (スファル)ギャロニ ギャロニ カデャロニ ギャロニ。➡ 410 00:45:51,340 --> 00:45:55,210 ギャロニ ギャロニ カデャロニ ギャロニ。 411 00:45:55,210 --> 00:45:59,014 ギャロニ ギャロニ カデャロニ ギャロニ。➡ 412 00:45:59,014 --> 00:46:02,684 ギャロニ ギャロニ カデャロニ ギャロニ。➡ 413 00:46:02,684 --> 00:46:04,620 ギャロニ ギャロニ カデャロニ…。 414 00:46:04,620 --> 00:46:06,555 うっ! 415 00:46:06,555 --> 00:46:20,555 ♬~ 416 00:46:27,910 --> 00:47:12,610 ♬~ 417 00:47:31,373 --> 00:47:33,373 ああっ! 418 00:47:35,244 --> 00:48:19,688 ♬~ 419 00:48:19,688 --> 00:48:21,623 うわっ! 420 00:48:21,623 --> 00:48:50,323 ♬~ 421 00:49:01,296 --> 00:49:06,596 いいかい? 私から離れるんじゃないよ。 422 00:49:09,338 --> 00:49:14,209 いいかい? 私の背中から 離れるんじゃないよ。 423 00:49:14,209 --> 00:50:18,909 ♬~ 424 00:50:35,023 --> 00:50:37,323 うわ~っ! 425 00:50:46,368 --> 00:51:30,412 ♬~ 426 00:51:30,412 --> 00:51:32,412 バルサ! 427 00:51:34,282 --> 00:51:36,218 バルサ…。 428 00:51:36,218 --> 00:51:46,695 ♬~ 429 00:51:46,695 --> 00:51:50,695 大きくなったね チャグム。 430 00:51:54,569 --> 00:51:58,869 バルサ どうして…? 431 00:52:02,043 --> 00:52:05,714 忘れたのかい? 432 00:52:05,714 --> 00:52:08,617 私は あんたの用心棒だ。 433 00:52:08,617 --> 00:52:21,917 ♬~ 434 00:52:32,874 --> 00:52:48,290 ♬~ 435 00:52:48,290 --> 00:52:54,229 この花が 一つ一つ ほどけて➡ 436 00:52:54,229 --> 00:52:59,701 一つ残らず流れたら➡ 437 00:52:59,701 --> 00:53:05,401 死者の魂は 川の神のもとに帰ったしるし。 438 00:53:08,043 --> 00:53:14,382 それまでは 自分の事を 思ってくれていると思い➡ 439 00:53:14,382 --> 00:53:20,082 家族や仲間のいる この里に とどまっているんだ。 440 00:53:22,724 --> 00:53:29,598 だから私は この花が全て流れるまでは➡ 441 00:53:29,598 --> 00:53:32,298 ここを離れる事ができない。 442 00:53:36,271 --> 00:53:42,271 私のせいで すまない シハナ…。 443 00:53:44,012 --> 00:53:46,915 君のせいじゃないよ。 444 00:53:46,915 --> 00:53:50,685 タルシュを敵に回せば こうなるんだ。 445 00:53:50,685 --> 00:53:54,985 どんなに小さな村も 大きな国も。 446 00:54:01,696 --> 00:54:07,369 君は 君が守るべきものを守れ。 447 00:54:07,369 --> 00:54:17,712 ♬~ 448 00:54:17,712 --> 00:54:23,412 シハナ ありがとう。 449 00:54:26,054 --> 00:54:29,054 あんたに礼を言われる覚えはない。 450 00:54:32,327 --> 00:54:37,198 ここからは 私がお供する。 451 00:54:37,198 --> 00:55:02,023 ♬~ 452 00:55:02,023 --> 00:55:08,023 (猿の鳴き声) 453 00:55:16,037 --> 00:55:19,708 バルサ。 454 00:55:19,708 --> 00:55:26,047 私は これから カンバル王国に向かうのだ。 455 00:55:26,047 --> 00:55:31,047 バルサの敵と手を結びに行くのだ。 456 00:55:35,857 --> 00:55:41,857 今の私の敵は あんたの敵だけだ。 457 00:55:46,001 --> 00:55:52,701 今の私の望みは あんたの望みが かなう事だ。 458 00:55:54,342 --> 00:56:01,216 そのためになら どんな事だってするよ。 チャグム。 459 00:56:01,216 --> 00:56:03,216 バルサ…。 460 00:56:06,921 --> 00:56:09,221 一つだけ…。 461 00:56:13,361 --> 00:56:16,698 あんたを 殿下と呼ばなくていいか? 462 00:56:16,698 --> 00:56:19,998 ああ 呼ばなくていい。 463 00:56:22,570 --> 00:56:29,711 バルサ 私を カンバルへ連れてってくれ。 464 00:56:29,711 --> 00:56:32,614 ああ 行こう。 465 00:56:32,614 --> 00:58:25,914 ♬~ 466 01:00:43,414 --> 01:00:47,118 >>衝撃が走った、きのうの結び の一番。 467 01:00:49,120 --> 01:00:51,139 >>左の肩を押さえている。