1 00:00:34,219 --> 00:00:46,631 ♬~ 2 00:00:46,631 --> 00:00:50,502 (チャグム) <戦の足音が近づいてきた。➡ 3 00:00:50,502 --> 00:00:54,506 巨大国家 タルシュ帝国が海を渡り➡ 4 00:00:54,506 --> 00:00:59,644 我が国 新ヨゴ国に 攻め入ろうとしていた。➡ 5 00:00:59,644 --> 00:01:03,515 国を守るため 皇太子である 私 チャグムは➡ 6 00:01:03,515 --> 00:01:09,215 隣国のロタ王国 カンバル王国と 同盟を結ぼうと旅に出た> 7 00:01:10,989 --> 00:01:13,658 <それを知った タルシュ帝国の王子 ラウルに➡ 8 00:01:13,658 --> 00:01:16,958 私は 命を付け狙われる事になった> 9 00:01:18,530 --> 00:01:23,668 <私を守るために 一人の用心棒が雇われた。➡ 10 00:01:23,668 --> 00:01:28,340 人呼んで 短槍使いのバルサ。➡ 11 00:01:28,340 --> 00:01:32,210 私とバルサは ようやく カンバル王国に入ったが➡ 12 00:01:32,210 --> 00:01:35,947 王のログサムは 既に タルシュ帝国と通じていて➡ 13 00:01:35,947 --> 00:01:39,618 私たちは追われる身となった。➡ 14 00:01:39,618 --> 00:01:42,954 そして カンバルの聖なる山の奥では…> 15 00:01:42,954 --> 00:01:46,825 (ログサム)山の王の扉が開いた! 16 00:01:46,825 --> 00:01:50,829 儀式の時が やって来たぞ! 17 00:01:50,829 --> 00:01:54,829 (一同)ウン バォー! 18 00:02:01,640 --> 00:02:26,865 ♬~ 19 00:02:26,865 --> 00:02:38,944 ♬~ 20 00:02:38,944 --> 00:02:41,847 (カグロ)あれほど 手を出すなと 言ったはずだ!➡ 21 00:02:41,847 --> 00:02:45,283 いなくなったでは済まされぬ! 22 00:02:45,283 --> 00:02:48,283 私が余計な事を言ったせいだな。 23 00:02:49,955 --> 00:02:53,655 (カーム)父上は ジグロを 殺していないと言ったんです。 24 00:02:56,628 --> 00:02:59,297 槍を教えられただけで➡ 25 00:02:59,297 --> 00:03:02,997 ジグロは 父上に 殺されたふりをしただけだと。 26 00:03:04,970 --> 00:03:07,639 あの女が そう言ったんです! 27 00:03:07,639 --> 00:03:10,308 そのような嘘に乗せられおって! 28 00:03:10,308 --> 00:03:12,608 あの女は誰なんですか? 29 00:03:14,980 --> 00:03:20,652 ジグロは なぜ あの女を育てたんですか? 30 00:03:20,652 --> 00:03:29,327 ♬~ 31 00:03:29,327 --> 00:03:34,027 バルサ これから どうする? 32 00:03:36,601 --> 00:03:38,537 (バルサ)チャグムは どうしたい? 33 00:03:38,537 --> 00:03:41,473 このまま諦める訳にはいかない。 34 00:03:41,473 --> 00:03:43,475 私は なんとかして➡ 35 00:03:43,475 --> 00:03:47,245 カンバル王に 会わなければならないのだ。 36 00:03:47,245 --> 00:03:50,148 それなら もっと➡ 37 00:03:50,148 --> 00:03:54,152 カンバル王の事を 知らなければいけないね。 38 00:03:54,152 --> 00:04:00,625 だけど バルサは このまま カンバルにいていいのか? 39 00:04:00,625 --> 00:04:04,296 ≪うま~いロッソだよ~! 40 00:04:04,296 --> 00:04:09,996 果物 ひき肉 ラガ 何でも入れちゃうよ~! 41 00:04:14,639 --> 00:04:17,339 うん おいしい! 42 00:04:19,311 --> 00:04:21,980 ロッソというんだ。 43 00:04:21,980 --> 00:04:25,280 これにも ヤギの乳や肉が入っているよ。 44 00:04:29,854 --> 00:04:33,154 その臭さは全く感じないよ。 45 00:04:43,935 --> 00:04:46,235 懐かしい味だ。 46 00:04:48,273 --> 00:04:51,943 ≪うま~いロッソだよ~!➡ 47 00:04:51,943 --> 00:04:55,643 何でも入れちゃうよ~! 48 00:05:00,285 --> 00:06:10,922 ♬~ 49 00:06:10,922 --> 00:06:15,627 ♬~ 50 00:06:15,627 --> 00:06:54,927 ♬~ 51 00:06:57,602 --> 00:07:03,302 <それは 29年前 バルサが まだ 幼い頃の事だ> 52 00:07:13,618 --> 00:07:15,918 (ナグル)すまない。 53 00:07:21,493 --> 00:07:24,262 カルナ どうなのです? 54 00:07:24,262 --> 00:07:28,166 (カルナ)はい。 もう ご心配には及びません。 55 00:07:28,166 --> 00:07:30,168 お熱も下がりましたし➡ 56 00:07:30,168 --> 00:07:32,570 明日からは しっかりと滋養のつくものを➡ 57 00:07:32,570 --> 00:07:35,907 お召し上がり頂ければ ご回復されるかと存じます。 58 00:07:35,907 --> 00:07:38,207 それは よかった。 59 00:07:45,250 --> 00:07:47,919 ここに来るなと言ってあろう。 60 00:07:47,919 --> 00:07:50,588 その大事な体に何かあったら どうする? 61 00:07:50,588 --> 00:07:55,260 生まれてくる子には 私のように 弱くあってほしくないのだ。 62 00:07:55,260 --> 00:07:57,195 申し訳ありません。 63 00:07:57,195 --> 00:08:02,934 陛下 そのお気持ちこそ よい薬かと存じます。 64 00:08:02,934 --> 00:08:05,603 健やかなお子に恵まれますよう➡ 65 00:08:05,603 --> 00:08:10,942 まずは陛下が 病を振り払う お心を強くされる事が肝要です。 66 00:08:10,942 --> 00:08:12,877 分かっておる。 67 00:08:12,877 --> 00:08:17,282 カルナ 妻を病で亡くしたばかりの お前に➡ 68 00:08:17,282 --> 00:08:20,618 これ以上 つらい思いは させたくないからな。 69 00:08:20,618 --> 00:08:22,554 陛下…。 70 00:08:22,554 --> 00:08:26,291 さあ 早く娘のもとへ 帰ってやるがいい。 71 00:08:26,291 --> 00:08:30,962 恐れ入ります。 それでは 明日の朝 参ります。 72 00:08:30,962 --> 00:08:43,241 ♬~ 73 00:08:43,241 --> 00:08:45,577 お父さん 遅いねえ。 74 00:08:45,577 --> 00:08:47,577 うん…。 75 00:08:59,123 --> 00:09:03,127 ログサム殿下がお呼びです。 76 00:09:03,127 --> 00:09:05,427 ログサム殿下が? 77 00:09:10,268 --> 00:09:12,203 お呼びでしょうか ログサム殿下。 78 00:09:12,203 --> 00:09:14,606 カルナ。 兄上は どうした? 79 00:09:14,606 --> 00:09:17,508 (カルナ)はい。 もう ご心配はございません。➡ 80 00:09:17,508 --> 00:09:21,946 この度は 風邪を こじらせただけでございました。 81 00:09:21,946 --> 00:09:25,283 心の臓が弱っていたのでは なかったのか? 82 00:09:25,283 --> 00:09:28,620 その懸念もございましたが 違ったようです。 83 00:09:28,620 --> 00:09:31,522 子どもの頃から兄上は あのように➡ 84 00:09:31,522 --> 00:09:35,226 いつも伏してばかりだ。 85 00:09:35,226 --> 00:09:41,566 そんな兄上を父上は 甘やかしてばかりいた。 86 00:09:41,566 --> 00:09:45,904 そのような国王を お前は どう思う? 87 00:09:45,904 --> 00:09:52,243 はい。 お父上にも増して お優しい王でございます。 88 00:09:52,243 --> 00:09:58,943 だが そんな兄上が 山の王を動かす事ができるか? 89 00:10:00,919 --> 00:10:02,854 山の王? 90 00:10:02,854 --> 00:10:13,498 誰よりも強く 気高き武人にしか 応えぬ山の王が➡ 91 00:10:13,498 --> 00:10:22,498 果たして 病弱な兄上に 王の座を任せるのか。 92 00:10:25,944 --> 00:10:31,644 さような事は 医術師の私には 分かりませぬが…。 93 00:10:34,285 --> 00:10:41,985 お前は明日から この城から出る事を禁ずる。 94 00:10:44,629 --> 00:10:50,969 ず~っと兄上に付きっきりで 病を診るのだ。 95 00:10:50,969 --> 00:10:53,871 いえ その必要はございませぬが。 96 00:10:53,871 --> 00:10:56,871 いや 必要なのだ。 97 00:10:58,643 --> 00:11:00,578 いつまででございますか? 98 00:11:00,578 --> 00:11:03,878 兄上が死ぬまでだ。 99 00:11:10,254 --> 00:11:15,254 兄上の病は 明日から重くなる。 100 00:11:17,328 --> 00:11:20,328 お前が そうするのだ。 101 00:11:29,907 --> 00:11:32,207 何を仰せになりますか? 102 00:11:33,811 --> 00:11:43,511 既に この城の半数以上の者が 兄上ではなく 私に従っておる。 103 00:11:45,957 --> 00:11:48,957 殿下…。 兄上の病を重くしろ。 104 00:11:50,628 --> 00:11:55,500 薬を使えば 造作もない事だ。 105 00:11:55,500 --> 00:11:57,502 王の槍は…➡ 106 00:11:57,502 --> 00:12:02,240 王の槍たちは この事を…! (ログサム)王の槍たちは➡ 107 00:12:02,240 --> 00:12:08,179 お前と私との話を知る事はない。 永久にだ!➡ 108 00:12:08,179 --> 00:12:13,651 今日のところは 娘のもとに帰ってやるがよい。 109 00:12:13,651 --> 00:12:18,351 名を バルサといったか。 110 00:12:21,526 --> 00:12:25,263 次に王が立ち上がる時は➡ 111 00:12:25,263 --> 00:12:31,202 お前の娘が眠る時だと思え。 112 00:12:31,202 --> 00:12:53,202 ♬~ 113 00:12:55,960 --> 00:12:58,863 お帰りなさい! 兄さん 遅かったわね。 114 00:12:58,863 --> 00:13:01,163 もう先に食べてたわよ。 115 00:13:03,835 --> 00:13:09,507 お父さん ロッソがあるのよ。 ユーカ叔母さんと買ってきたの。 116 00:13:09,507 --> 00:13:12,310 バルサ…。 117 00:13:12,310 --> 00:13:16,310 どうしたの? 顔色がよくないけど…。 118 00:13:18,649 --> 00:13:23,521 カンバル王の病が 思ったより重いのだ。 119 00:13:23,521 --> 00:13:28,659 それで 明日から城に籠もって 陛下のご様子を診る事にした。 120 00:13:28,659 --> 00:13:30,595 そういう事なら➡ 121 00:13:30,595 --> 00:13:32,930 私が もうしばらく ここにいてもいいわよ。 122 00:13:32,930 --> 00:13:37,802 いや お前は 郷に帰れ。 ここにいて どうする! 123 00:13:37,802 --> 00:13:40,271 どうしたの? 124 00:13:40,271 --> 00:13:46,611 いや… 郷にある診療所は どうするのだ? 125 00:13:46,611 --> 00:13:49,280 様子を見に来てくれるのは ありがたいが➡ 126 00:13:49,280 --> 00:13:54,619 医術師として 自分の患者を いつまでも放っておくな。 127 00:13:54,619 --> 00:13:56,919 だけど…。 128 00:14:03,294 --> 00:14:07,965 大丈夫だ。 129 00:14:07,965 --> 00:14:10,265 バルサの事は心配するな。 130 00:14:22,980 --> 00:14:24,980 バルサ…。 131 00:14:32,256 --> 00:14:34,256 (ジグロ)おはよう。 132 00:14:42,266 --> 00:14:45,566 あいよ。 ありがとう。 133 00:14:51,609 --> 00:14:53,609 どうした? 134 00:14:56,948 --> 00:14:58,883 カルナが弱っている? 135 00:14:58,883 --> 00:15:02,286 そうなのよ。 あの兄さんの様子だと➡ 136 00:15:02,286 --> 00:15:05,623 カンバル王の具合は 相当よくないのかもしれない。 137 00:15:05,623 --> 00:15:07,558 そんな話は聞いておらぬが…。 138 00:15:07,558 --> 00:15:11,495 医術師として無力を感じても しかたがないわ。 139 00:15:11,495 --> 00:15:18,636 もし何かあれば ジグロ あなたが 兄さんを支えてあげて。 140 00:15:18,636 --> 00:15:20,571 ああ…。 141 00:15:20,571 --> 00:15:26,310 兄さんには あなたしか頼れる人いないから。 142 00:15:26,310 --> 00:15:29,981 君は ヨンサ氏族の郷に戻るのか? 143 00:15:29,981 --> 00:15:35,253 ええ。 いつまでも診療所を 放っておけないもの。 144 00:15:35,253 --> 00:15:40,591 いつか来てね 私のお城にも。 145 00:15:40,591 --> 00:15:43,261 ああ 分かった。 146 00:15:43,261 --> 00:15:49,934 分かった? 必ず行く。 147 00:15:49,934 --> 00:15:55,806 本当に? なぜ疑う? 148 00:15:55,806 --> 00:15:59,944 疑ってる訳じゃないけど…➡ 149 00:15:59,944 --> 00:16:02,613 本当? 150 00:16:02,613 --> 00:16:05,950 本当だ。 151 00:16:05,950 --> 00:16:09,250 ユーカが生まれた郷を見ておきたい。 152 00:16:11,822 --> 00:16:14,122 約束する。 153 00:16:18,296 --> 00:16:21,966 (ユーカ)じゃあ 待ってるから。 154 00:16:21,966 --> 00:16:23,966 うん。 155 00:16:36,480 --> 00:16:41,180 どうした? 震えておるぞ。 156 00:16:42,920 --> 00:16:44,855 申し訳ございません。 157 00:16:44,855 --> 00:16:49,855 まさか お前に風邪をうつしたか? 158 00:16:51,595 --> 00:16:56,934 いえ さような事は…。 159 00:16:56,934 --> 00:17:02,807 [ 回想 ] その若さで すごい事だ カルナ。 王の主治医になるなんて。 160 00:17:02,807 --> 00:17:08,279 父親にもなったばかりで 実に めでたい。 161 00:17:08,279 --> 00:17:12,149 医術師としての才を 見込んできた俺も➡ 162 00:17:12,149 --> 00:17:15,152 誇らしい限りだ。 何を言うか! 163 00:17:15,152 --> 00:17:18,622 その若さで 王の槍を務めるお前が! 164 00:17:18,622 --> 00:17:20,958 しかも この国最強だ! 165 00:17:20,958 --> 00:17:23,861 そのお前と こうして 酒を飲める事が➡ 166 00:17:23,861 --> 00:17:29,300 俺にとって どれほど誇らしい事か! 167 00:17:29,300 --> 00:17:31,969 どうして 男同士って そう たたえ合うのが➡ 168 00:17:31,969 --> 00:17:34,238 好きなのかしらね。 169 00:17:34,238 --> 00:17:47,785 ♬~ 170 00:17:47,785 --> 00:17:49,785 カルナ。 171 00:17:51,789 --> 00:17:53,789 ジグロ…。 172 00:18:00,931 --> 00:18:04,268 陛下に何か? 173 00:18:04,268 --> 00:18:07,268 少し ご様子が気になってな…。 174 00:18:08,939 --> 00:18:13,939 心配はいらない と言いたいところだが…。 175 00:18:16,280 --> 00:18:18,280 (ジグロ)重いのか? 176 00:18:20,151 --> 00:18:22,451 ジグロ…。 (ログサム)ジグロではないか。 177 00:18:26,624 --> 00:18:29,960 いかがした? (ジグロ)陛下のご様子を伺いに。 178 00:18:29,960 --> 00:18:32,563 私も心配になって やって来たのだが…➡ 179 00:18:32,563 --> 00:18:35,900 どうだ? カルナ。 180 00:18:35,900 --> 00:18:37,835 死力を尽くします。 181 00:18:37,835 --> 00:18:41,238 頼むぞ カルナ。 182 00:18:41,238 --> 00:18:43,174 はい。 183 00:18:43,174 --> 00:18:48,174 それより どうだ ジグロ。 久しぶりに手合わせを願えぬか。 184 00:18:55,252 --> 00:18:58,155 どうだ? ジグロ! 185 00:18:58,155 --> 00:19:00,591 更に腕を上げてございます。 186 00:19:00,591 --> 00:19:05,291 そうか。 ジグロがいない時も 鍛えておるからな。 187 00:19:11,936 --> 00:19:15,606 いつ 山の王の扉が 開いてもいいように。 188 00:19:15,606 --> 00:19:19,306 儀式のためにですか? そうだ ジグロ。 189 00:19:22,480 --> 00:19:24,949 兄上は あのとおり 病弱の身だ。 190 00:19:24,949 --> 00:19:27,852 それに代わって 私が 強くあらねばならぬ。 191 00:19:27,852 --> 00:19:30,621 それは立派なお心がけに存じます。 192 00:19:30,621 --> 00:19:36,227 しかし 武力の強さと心の強さは 違うものです。 193 00:19:36,227 --> 00:19:39,563 分かっておる。 頼むぞ ジグロ。 194 00:19:39,563 --> 00:19:41,899 私を もっと鍛えろ! 195 00:19:41,899 --> 00:21:17,995 ♬~ 196 00:21:17,995 --> 00:21:22,866 どうして? もう心配ないと言ったのに…。 197 00:21:22,866 --> 00:21:25,669 どうして よくならないの? 198 00:21:25,669 --> 00:21:29,340 申し訳ございません。 199 00:21:29,340 --> 00:21:32,009 私の見立てが間違っておりました。 200 00:21:32,009 --> 00:21:35,879 心の臓が かなり弱くなられていた…。 201 00:21:35,879 --> 00:21:38,616 その心配はないと言ったのに! 202 00:21:38,616 --> 00:21:43,287 カルナ 陛下を助けなさい! 陛下を救いなさい! 203 00:21:43,287 --> 00:21:46,587 お妃 お体に障ります! 204 00:21:49,159 --> 00:21:52,630 陛下…。➡ 205 00:21:52,630 --> 00:21:54,965 陛下…。 206 00:21:54,965 --> 00:22:24,965 ♬~ 207 00:22:36,940 --> 00:22:39,240 (雷鳴) 208 00:22:40,811 --> 00:22:43,811 (戸をたたく音) 209 00:22:52,289 --> 00:22:55,989 カルナ… どうしたのだ? 210 00:23:00,964 --> 00:23:03,964 まさか 陛下の御身に 何かあったのか? 211 00:23:08,305 --> 00:23:10,240 殺した。 212 00:23:10,240 --> 00:23:13,177 え? 213 00:23:13,177 --> 00:23:17,314 もうじき 陛下は お亡くなりになるだろう! 214 00:23:17,314 --> 00:23:20,014 私が殺したのだ! 215 00:23:22,186 --> 00:23:24,186 入れ。 216 00:23:30,861 --> 00:23:33,797 どういう事だ? 217 00:23:33,797 --> 00:23:40,797 ログサム殿下に命じられて 私は 少しずつ毒を盛った。 218 00:23:42,473 --> 00:23:47,611 誰も その事には 気付かぬであろう。 219 00:23:47,611 --> 00:23:50,911 ログサム殿下は既に 反乱を起こしていた! 220 00:23:52,950 --> 00:23:56,250 陛下を病で葬る算段だ。 221 00:23:57,821 --> 00:24:01,291 カルナ… お前が それを? 222 00:24:01,291 --> 00:24:03,591 バルサを救うためだ! 223 00:24:07,164 --> 00:24:10,864 バルサの命と引き換えに 俺は…。 224 00:24:13,303 --> 00:24:16,303 王を暗殺してしまった。 225 00:24:20,644 --> 00:24:25,344 もはや 俺は どうなろうと構わない。 226 00:24:30,654 --> 00:24:34,954 心配なのは バルサの事だ。 227 00:24:36,460 --> 00:24:43,934 バルサのもとに帰れば バルサも殺されるであろう。 228 00:24:43,934 --> 00:24:47,271 だから その前に俺は命を絶つ。 229 00:24:47,271 --> 00:24:49,271 待て! 230 00:24:50,941 --> 00:24:53,844 残されたバルサをお前が守ってくれ! 231 00:24:53,844 --> 00:24:55,844 頼む! 232 00:25:00,284 --> 00:25:02,984 待て カルナ! 233 00:25:09,960 --> 00:25:14,960 死ぬな。 死んではならん! 234 00:25:17,301 --> 00:25:20,001 俺に考えさせてくれ。 235 00:25:27,311 --> 00:25:31,311 すまぬ ジグロ…。 236 00:25:33,116 --> 00:25:36,116 お前を巻き込んで…。 237 00:25:42,793 --> 00:25:49,933 巻き込まれているのは このカンバルの全ての人々だ。 238 00:25:49,933 --> 00:25:51,869 そうであろう? 239 00:25:51,869 --> 00:26:09,169 ♬~ 240 00:26:15,959 --> 00:26:20,659 カルナ! どこに行っていたのです!? 241 00:26:26,303 --> 00:26:32,303 逃げてはならぬ。 悪夢から目を背けてはならぬ。 242 00:26:45,789 --> 00:26:53,263 兄上は 幼き頃から 病と精いっぱい闘ってきたのだ。 243 00:26:53,263 --> 00:26:56,563 医術師のお前が逃げるな。 244 00:27:17,287 --> 00:27:19,587 無念です。 245 00:27:21,959 --> 00:27:40,659 (妃の泣き叫ぶ声) 246 00:27:43,580 --> 00:28:10,280 ♬~(歌声) 247 00:28:17,481 --> 00:28:20,283 ≪(悲鳴) 248 00:28:20,283 --> 00:28:34,564 ♬~ 249 00:28:34,564 --> 00:28:39,903 後を追われた! お妃が陛下の後を追われました! 250 00:28:39,903 --> 00:28:47,577 ♬~ 251 00:28:47,577 --> 00:28:50,480 お妃は 自ら命を絶たれたのではない。 252 00:28:50,480 --> 00:28:54,480 恐らくは ログサムに殺されたのだ。 253 00:28:56,586 --> 00:29:00,257 陛下のお子を殺したのだ。 254 00:29:00,257 --> 00:29:04,127 俺の子も ログサムは生かしておくまい。 255 00:29:04,127 --> 00:29:06,127 ジグロ! 256 00:29:12,269 --> 00:29:14,204 ジグロ様! ジグロ様! 257 00:29:14,204 --> 00:29:16,204 ジグロ様! ジグロ様! 258 00:29:17,941 --> 00:29:19,941 ジグロ…。 259 00:29:23,613 --> 00:29:27,951 兄上の事を聞いたか? 260 00:29:27,951 --> 00:29:30,951 (ジグロ)全て聞きました。 261 00:29:36,760 --> 00:29:42,460 カルナに聞いたのか。 裏切り者め。 262 00:29:45,902 --> 00:29:50,574 殿下 なぜ さような事を…。 263 00:29:50,574 --> 00:29:54,911 なぜ? なぜと言うならば➡ 264 00:29:54,911 --> 00:29:59,583 なぜ 弟というだけで 王にはなれぬ? 265 00:29:59,583 --> 00:30:05,455 力のある者が王にならなければ この国は変えられぬ。 266 00:30:05,455 --> 00:30:07,924 この国を変える? 267 00:30:07,924 --> 00:30:13,597 そうだ。 この国は貧しすぎる。 268 00:30:13,597 --> 00:30:16,933 穀物は ほとんど取れず➡ 269 00:30:16,933 --> 00:30:21,605 武人でさえ 多くの者が他国に➡ 270 00:30:21,605 --> 00:30:25,475 出稼ぎに行かなくては 生きてはゆかれぬ。 271 00:30:25,475 --> 00:30:33,475 その一番の元凶は 山の王に頼り過ぎたのだ。 272 00:30:40,957 --> 00:30:46,257 まさか 山の王と戦うつもりか? 273 00:30:48,298 --> 00:30:50,298 そうだ。 274 00:30:57,974 --> 00:31:05,274 山の王が たとえ 神であろうと 魔物であろうと構わぬ。 275 00:31:08,618 --> 00:31:11,521 宝石のルイシャ。 276 00:31:11,521 --> 00:31:15,521 これが この国の財だ。 277 00:31:18,295 --> 00:31:22,666 この財を 手に入れる事ができなければ➡ 278 00:31:22,666 --> 00:31:25,666 まことのカンバル王とは言えまい。 279 00:31:27,537 --> 00:31:31,341 何という事を… 殿下! 280 00:31:31,341 --> 00:31:34,244 殿下ではない! 281 00:31:34,244 --> 00:31:37,544 これからは陛下だ。 282 00:31:40,617 --> 00:31:43,520 (ジグロ)その考えは危うい。 283 00:31:43,520 --> 00:31:46,957 この国を滅ぼします! 284 00:31:46,957 --> 00:31:50,627 そうか…。 285 00:31:50,627 --> 00:31:55,627 ならば 私を殺すか? ジグロ。 286 00:31:58,501 --> 00:32:03,801 私を殺すか 私に従うか…。 287 00:32:05,642 --> 00:32:07,942 2つに1つだ。 288 00:32:12,983 --> 00:32:17,283 お前の覚悟を見せてみよ! 289 00:32:18,855 --> 00:32:20,857 さあ。 290 00:32:20,857 --> 00:32:23,627 お前も カルナのように裏切るのか? 291 00:32:23,627 --> 00:32:25,562 カルナと娘に手を出すな。 292 00:32:25,562 --> 00:32:28,531 それは お前次第だ。 293 00:32:28,531 --> 00:32:48,818 ♬~ 294 00:32:48,818 --> 00:32:55,558 ジグロ… 私を助けてくれ。➡ 295 00:32:55,558 --> 00:33:01,498 この国の者を救えるのは 私とお前しかおらぬ。 296 00:33:01,498 --> 00:33:47,198 ♬~ 297 00:34:13,303 --> 00:34:18,641 (石笛の音) 298 00:34:18,641 --> 00:34:26,641 ≪アーラライラールー。 (石笛の音) 299 00:34:28,318 --> 00:34:35,592 ≪アーラライラールー。 300 00:34:35,592 --> 00:34:42,892 ≪アーラライルールー。 301 00:34:46,603 --> 00:34:59,182 ♬~ 302 00:34:59,182 --> 00:35:04,954 (トト)珍しいなあ。 お前さんが こんな所に来るなんて。 303 00:35:04,954 --> 00:35:09,254 トト。 聞きたい事があって来た。 304 00:35:12,295 --> 00:35:18,968 アーラライラーラー。 305 00:35:18,968 --> 00:35:24,641 ≪アーラライルールー。 306 00:35:24,641 --> 00:35:26,976 聞きたい事? 307 00:35:26,976 --> 00:35:32,676 もし 山からルイシャを奪おうとすれば どうなる? 308 00:35:34,784 --> 00:35:38,922 山の王に戦いを挑めば どうなる? 309 00:35:38,922 --> 00:35:42,792 そんな事は無理だ。 310 00:35:42,792 --> 00:35:47,792 それは お前さんが 一番よく分かっている事だろう。 311 00:35:49,933 --> 00:35:57,807 山の王は 人が倒せるような相手ではない。 312 00:35:57,807 --> 00:36:04,807 山の王の怒りを買えば 人は生きて この闇から出られん。 313 00:36:06,483 --> 00:36:13,183 人が支配できるのは せいぜい 人の心ぐらいなものだ。 314 00:36:14,958 --> 00:36:20,296 この闇を支配する事など…➡ 315 00:36:20,296 --> 00:36:22,632 できやせん。➡ 316 00:36:22,632 --> 00:36:30,932 山の中では… 謙虚であらねば 光を得る事はできん。 317 00:36:33,243 --> 00:36:35,543 (指笛) 318 00:36:38,581 --> 00:36:46,881 これは 闇の奥を照らす宝石 緑白石だ。 319 00:36:54,130 --> 00:36:56,933 (トト)ほい。➡ 320 00:36:56,933 --> 00:37:03,633 もし その新しい王に 光を与えたくなければ…。 321 00:37:05,942 --> 00:37:10,613 簡単な事だよ。 322 00:37:10,613 --> 00:37:14,313 お前さんが いなければいい。 323 00:37:15,952 --> 00:37:23,826 この国で最強の槍の使い手である お前さんがいなければ➡ 324 00:37:23,826 --> 00:37:29,299 闇の奥で眠っている 最も光り輝くルイシャを➡ 325 00:37:29,299 --> 00:37:32,999 その王は手に入れる事はできまい。 326 00:37:37,574 --> 00:37:41,911 しかし それでは このカンバルの人々を➡ 327 00:37:41,911 --> 00:37:44,911 貧しさで苦しめる事になる。 328 00:37:50,253 --> 00:37:56,593 いずれにせよ 人々は苦しむ。 329 00:37:56,593 --> 00:38:04,934 山の王は そのカンバル王を 決して認めないだろう。 330 00:38:04,934 --> 00:38:07,270 お前さんがいなければ➡ 331 00:38:07,270 --> 00:38:10,173 王は闇にのみ込まれて 死ぬだけだ。➡ 332 00:38:10,173 --> 00:38:13,943 それとも…➡ 333 00:38:13,943 --> 00:38:20,617 お前さんが その王のために 光を求めて戦うか? 334 00:38:20,617 --> 00:38:24,487 山の王と。 335 00:38:24,487 --> 00:39:07,930 ♬~ 336 00:39:07,930 --> 00:39:11,267 (ジグロ)ハッ ハッ ハッ! 337 00:39:11,267 --> 00:39:24,280 ♬~ 338 00:39:24,280 --> 00:39:27,280 (いななき) 339 00:39:37,560 --> 00:39:39,560 (ユーカ)どうしたの? 340 00:39:44,434 --> 00:39:47,134 (ジグロ)ユーカの郷を見に来た。 341 00:39:48,905 --> 00:39:54,605 本当に… 来てくれたの。 342 00:39:59,248 --> 00:40:01,584 じゃあ 中に入って。 343 00:40:01,584 --> 00:40:03,584 (ジグロ)王が死んだ。 344 00:40:06,255 --> 00:40:08,255 え? 345 00:40:10,593 --> 00:40:13,893 ログサムが王位を継ぐ事になる。 346 00:40:15,932 --> 00:40:20,232 そんな時に こんな所に来ていいの? 347 00:40:24,273 --> 00:40:27,273 君に これを渡したくて。 348 00:40:34,283 --> 00:40:37,620 ジグロ もしかして…。 349 00:40:37,620 --> 00:40:44,920 ユーカ 私の気持ちは その石のように変わる事はない。 350 00:40:51,968 --> 00:40:56,268 はい 分かりました。 351 00:40:57,840 --> 00:41:01,540 もちろん 私の気持ちも…。 352 00:41:08,985 --> 00:41:11,654 もう行かねば。 353 00:41:11,654 --> 00:41:13,589 ジグロ! 354 00:41:13,589 --> 00:41:23,666 ♬~ 355 00:41:23,666 --> 00:41:30,339 ありがとう。 兄さんとバルサをお願いね。 356 00:41:30,339 --> 00:42:15,639 ♬~ 357 00:42:20,323 --> 00:42:22,323 ジグロ。 358 00:42:23,993 --> 00:42:27,663 兄上 もう着いたのですか。 359 00:42:27,663 --> 00:42:29,599 まさか こんなに早く➡ 360 00:42:29,599 --> 00:42:33,299 また 王のご葬儀で 都に来る事になろうとはな。 361 00:42:34,937 --> 00:42:38,808 カームは 大きくなりましたか? 362 00:42:38,808 --> 00:42:42,612 うん。 やっと 言葉を 話せるようになったよ。 363 00:42:42,612 --> 00:42:44,547 (ジグロ)そうですか。 364 00:42:44,547 --> 00:42:49,485 まだ何を言ってるか よく分からんがな。 ハッハッハッハッ。 365 00:42:49,485 --> 00:42:52,622 会いたいです。 (カグロ)いつでも会いに来てくれ。➡ 366 00:42:52,622 --> 00:42:55,958 できれば 武術を教えてやってほしい。➡ 367 00:42:55,958 --> 00:42:58,861 お前のような武人に育てたいのだ。 368 00:42:58,861 --> 00:43:03,299 これは ムサ氏族の長として お前にお願いする。➡ 369 00:43:03,299 --> 00:43:10,172 それより お前も早く いい妻を迎えねばな。➡ 370 00:43:10,172 --> 00:43:12,975 この国一番の王の槍が➡ 371 00:43:12,975 --> 00:43:16,312 いつまでも子孫を残さず 一人でいては➡ 372 00:43:16,312 --> 00:43:21,183 このカンバルの行く末が危ぶまれる。 ハッハッハッハッ。 373 00:43:21,183 --> 00:43:24,987 兄上 お許し下さい。 374 00:43:24,987 --> 00:43:27,323 (カグロ)ん? 何をだ? 375 00:43:27,323 --> 00:43:33,596 カームは 兄上の手で 強い武人に育てて下さい。 376 00:43:33,596 --> 00:44:05,294 ♬~ 377 00:44:05,294 --> 00:44:07,229 はっ…。 378 00:44:07,229 --> 00:44:10,166 離して! 379 00:44:10,166 --> 00:44:13,636 離して! 離して! 380 00:44:13,636 --> 00:44:16,539 離して! 離して! 381 00:44:16,539 --> 00:44:18,539 離して! 382 00:44:27,650 --> 00:44:29,650 (いななき) 383 00:44:33,255 --> 00:44:35,191 来るんだ バルサ。 384 00:44:35,191 --> 00:44:58,280 ♬~ 385 00:44:58,280 --> 00:45:02,618 ムサ氏族のジグロが この私を裏切った。 386 00:45:02,618 --> 00:45:08,491 ジグロは 正当な理由もなく 私の王位継承に異を唱え➡ 387 00:45:08,491 --> 00:45:14,230 即位式に必要な 金の輪を持ち去って逃げたのだ。 388 00:45:14,230 --> 00:45:18,968 これは 王の槍である お前たちをおとしめ➡ 389 00:45:18,968 --> 00:45:23,639 このカンバル王国を 愚弄するものである。➡ 390 00:45:23,639 --> 00:45:28,978 残されたムサ氏族は 領地を追われて滅ぶであろう。 391 00:45:28,978 --> 00:45:35,251 お前たちは 必ず ジグロを仕留めるのだ。➡ 392 00:45:35,251 --> 00:45:40,122 己の氏族のために戦え。 (一同)はっ! 393 00:45:40,122 --> 00:45:43,926 耳なし口なしの誓いを立てよ! 394 00:45:43,926 --> 00:46:21,297 ♬~ 395 00:46:21,297 --> 00:46:23,632 (ジグロ)見ろ バルサ。 396 00:46:23,632 --> 00:46:27,503 ここは もう新ヨゴ国だ。 397 00:46:27,503 --> 00:46:31,203 お前の王や神は もう どこにもいない。 398 00:46:33,909 --> 00:46:37,580 王や神だというものを信じるな。 399 00:46:37,580 --> 00:46:46,255 ♬~ 400 00:46:46,255 --> 00:46:48,190 やあっ! 401 00:46:48,190 --> 00:47:04,607 ♬~ 402 00:47:04,607 --> 00:47:06,907 (ジグロ)許せ…。 403 00:47:17,953 --> 00:47:24,827 (ログサム)ムサ氏族のカグロ… 随分 苦労したようだな。 404 00:47:24,827 --> 00:47:31,967 あれから15年 8人の王の槍を差し向けたが➡ 405 00:47:31,967 --> 00:47:38,667 お前の弟を仕留め 戻ってきた者は 一人もおらぬ。 406 00:47:40,576 --> 00:47:47,249 ジグロは 今も この国を苦しめ続けている。 407 00:47:47,249 --> 00:47:52,121 ジグロが不吉をもたらしたせいか➡ 408 00:47:52,121 --> 00:47:56,421 あれから 山の王の扉を 開く事もない。 409 00:48:01,263 --> 00:48:06,963 この国のため 私のそばで働かぬか? 410 00:48:08,604 --> 00:48:10,604 カグロ。 411 00:48:27,289 --> 00:48:31,160 お前に全てを話そう。 412 00:48:31,160 --> 00:48:37,566 ジグロは カルナの娘を連れて逃げたのだ。 413 00:48:37,566 --> 00:48:44,866 カルナは 私に命じられて 兄上を暗殺した医術師だ。 414 00:48:47,910 --> 00:48:55,584 (ログサム)それを聞いて 私を蔑むか? 415 00:48:55,584 --> 00:49:01,257 ジグロとカルナは 私を蔑み裏切った。 416 00:49:01,257 --> 00:49:08,931 私は 2人に裏切られて とても悲しかった。 417 00:49:08,931 --> 00:49:14,231 だから お前たち ムサ氏族を苦しめた。 418 00:49:16,272 --> 00:49:25,614 (ログサム)どうだ? 全てを知って お前も私を裏切るか? 419 00:49:25,614 --> 00:49:29,485 ならば この場で私に刃向かえ!➡ 420 00:49:29,485 --> 00:49:32,785 その機を与えてやろう。 421 00:49:34,890 --> 00:49:36,890 さあ。 422 00:49:40,229 --> 00:49:42,529 さあ。 423 00:49:46,902 --> 00:49:49,202 私は…。 424 00:49:56,912 --> 00:50:00,582 陛下を裏切りません。 425 00:50:00,582 --> 00:50:06,255 それなら お前が ムサ氏族の誇りにかけて➡ 426 00:50:06,255 --> 00:50:10,592 裏切り者を討ち果たすのだ。 427 00:50:10,592 --> 00:50:16,932 お前が この国の英雄になれ。 428 00:50:16,932 --> 00:51:04,313 ♬~ 429 00:51:04,313 --> 00:51:06,313 ジグロ…。 430 00:51:08,183 --> 00:51:14,323 (カグロ)ジグロ ジグロ…。➡ 431 00:51:14,323 --> 00:51:18,193 ジグロ~! 432 00:51:18,193 --> 00:51:39,893 ♬~ 433 00:51:47,623 --> 00:51:49,923 お前は手を出すな。 434 00:51:52,961 --> 00:51:54,961 ジグロ…。 435 00:52:05,974 --> 00:52:08,644 (タンダ)バルサ あれは誰だ? 436 00:52:08,644 --> 00:52:10,979 分からない。 437 00:52:10,979 --> 00:52:14,979 かつての友は 全員倒したはずだ。 438 00:52:17,319 --> 00:52:19,655 どうして? 439 00:52:19,655 --> 00:52:23,525 戦いは もう終わったんじゃ なかったのか? 440 00:52:23,525 --> 00:52:29,331 8人いる王の槍は みんな 去年 倒したはずだ! 441 00:52:29,331 --> 00:52:32,331 さっきの武人は誰なんだ!? 442 00:52:33,936 --> 00:52:36,636 あの武人は カグロ。 443 00:52:38,273 --> 00:52:40,573 私の兄だ。 444 00:52:45,948 --> 00:52:52,621 (ジグロ)その兄を カンバル王は 追っ手として最後に放った。➡ 445 00:52:52,621 --> 00:52:56,959 それが どういう意味か 分かるか?➡ 446 00:52:56,959 --> 00:53:00,829 王の槍は 必ず誰かが 継がなければならない。➡ 447 00:53:00,829 --> 00:53:05,968 私が死んで 兄が王の槍を継げば➡ 448 00:53:05,968 --> 00:53:08,668 氏族は滅びないという事だ。 449 00:53:12,307 --> 00:53:15,007 だから 殺さないのか? 450 00:53:19,648 --> 00:53:24,319 氏族のために殺せないのか。 451 00:53:24,319 --> 00:53:26,989 カンバル王は どこまで卑劣なんだ! 452 00:53:26,989 --> 00:54:00,622 ♬~ 453 00:54:00,622 --> 00:54:06,322 (ジグロ) 兄上は もう 立派な王の槍です。 454 00:54:11,266 --> 00:54:13,635 (ジグロ) これを持っていって下さい。➡ 455 00:54:13,635 --> 00:54:19,975 そして カンバル王に 私を殺したと告げて下さい。 456 00:54:19,975 --> 00:54:52,274 ♬~ 457 00:54:52,274 --> 00:54:57,974 ジグロは自ら 兄を王の槍にした。 458 00:55:02,284 --> 00:55:05,954 ジグロも チャグムと同じだ。 459 00:55:05,954 --> 00:55:09,825 故国を思う チャグムと同じように➡ 460 00:55:09,825 --> 00:55:16,125 ジグロも最後まで このカンバルの事を 思い続けていたんだ。 461 00:55:18,300 --> 00:55:21,000 それだけは確かだ。 462 00:55:22,638 --> 00:55:27,938 私も このまま逃げる訳にはいかない。 463 00:55:37,152 --> 00:55:39,121 すまないが➡ 464 00:55:39,121 --> 00:55:42,591 ヨンサ氏族の郷に行くには どうしたらいい? 465 00:55:42,591 --> 00:55:49,264 ああ ヨンサなら あの山を越えりゃあいいんだ。 466 00:55:49,264 --> 00:55:51,199 俺は ヨンサの生まれだ。 467 00:55:51,199 --> 00:55:55,137 私も ヨンサ氏族だ。 え? 468 00:55:55,137 --> 00:55:58,137 カンバルにいたのは幼い頃だけだが…。 469 00:56:03,278 --> 00:56:08,617 ちょっと尋ねるが ユーカという 女の医術師を知らないかね? 470 00:56:08,617 --> 00:56:15,490 ユーカ? ああ 知ってるよ。 郷で診療所をやってる。 471 00:56:15,490 --> 00:56:20,629 生きてる? まだ ヨンサ氏族の郷に いるんですか? 472 00:56:20,629 --> 00:56:22,964 いると思うよ。 473 00:56:22,964 --> 00:56:26,835 何年か前だけど 俺の女房が診てもらったんだ。 474 00:56:26,835 --> 00:56:30,639 その時 金はなかったけど➡ 475 00:56:30,639 --> 00:56:34,509 このロッソでいいって言われたよ。 476 00:56:34,509 --> 00:56:37,446 お嬢ちゃん 何入りがいい? 477 00:56:37,446 --> 00:56:39,746 これと これ。 478 00:56:44,186 --> 00:56:47,589 行こう チャグム。 479 00:56:47,589 --> 00:56:52,461 それは誰? 私の叔母だ。 480 00:56:52,461 --> 00:56:54,930 今は その人に会うしかない。 481 00:56:54,930 --> 00:57:39,441 ♬~ 482 00:57:39,441 --> 00:57:42,741 (ジグロ)ハッ ハッ ハッ! 483 00:57:47,582 --> 00:57:50,919 ハッ ハッ ハッ! 484 00:57:50,919 --> 00:58:01,219 ♬~ 485 00:58:02,931 --> 00:58:05,267 どうして あなたが あんな裏切り者と…。 486 00:58:05,267 --> 00:58:08,170 あれが見えるか? ナユグの水だ。 487 00:58:08,170 --> 00:58:12,607 ここが なくなるから…。 488 00:58:12,607 --> 00:58:17,946 ジグロから この国には 不思議な儀式があると聞きました。 489 00:58:17,946 --> 00:58:22,617 それほど強いのか バルサは。 490 00:58:22,617 --> 00:58:25,917 ハハハハハハッ! 491 01:00:45,543 --> 01:00:47,529 >>J1最終節。 492 01:00:52,183 --> 01:00:54,202 連覇へ、鹿島アントラーズ。 493 01:00:54,202 --> 01:00:57,973 8月から首位を走り続けてきた。