1 00:00:33,821 --> 00:00:40,895 ♬~ 2 00:00:40,895 --> 00:00:44,565 (チャグム) <戦の足音が近づいてきた。➡ 3 00:00:44,565 --> 00:00:50,438 巨大国家 タルシュ帝国の 王子 ラウルの指揮する軍が 海を渡り➡ 4 00:00:50,438 --> 00:00:55,910 我が国 新ヨゴ国に 攻め入ろうとしていた。➡ 5 00:00:55,910 --> 00:00:59,780 国を守るため 皇太子である 私 チャグムは➡ 6 00:00:59,780 --> 00:01:04,919 隣国のロタ王国 カンバル王国との同盟を結ぼうと➡ 7 00:01:04,919 --> 00:01:07,254 カンバルに入った。➡ 8 00:01:07,254 --> 00:01:10,925 しかし カンバルの聖なる山の奥では…> 9 00:01:10,925 --> 00:01:14,795 (ログサム)山の王の扉が開いた! 10 00:01:14,795 --> 00:01:18,265 儀式の時が やって来たぞ! 11 00:01:18,265 --> 00:01:24,565 <今 まさに カンバル王国が 大きく揺らごうとしていた> 12 00:01:26,607 --> 00:01:29,944 <カンバル王 ログサムの追っ手が やって来て➡ 13 00:01:29,944 --> 00:01:32,944 私は山に逃れた> 14 00:01:34,782 --> 00:01:39,553 <その一方で バルサは自ら捕らわれの身となり➡ 15 00:01:39,553 --> 00:01:42,553 カンバル王城へと向かった> 16 00:01:50,197 --> 00:01:53,100 そこで そなたに尋ねたい。➡ 17 00:01:53,100 --> 00:01:56,570 兄のカグロは➡ 18 00:01:56,570 --> 00:01:59,870 弟のジグロを討った。 19 00:02:02,243 --> 00:02:04,943 それは事実か? 20 00:02:09,583 --> 00:02:11,919 (ジグロ) これを持っていって下さい。➡ 21 00:02:11,919 --> 00:02:17,219 そして カンバル王に 私を殺したと告げて下さい。 22 00:02:22,563 --> 00:02:24,563 どうなのだ? 23 00:02:28,469 --> 00:02:31,872 (バルサ)はい。 24 00:02:31,872 --> 00:02:35,872 それは 事実です。 25 00:02:39,547 --> 00:02:43,884 そうか…。➡ 26 00:02:43,884 --> 00:02:49,223 では 私も 正直に言おう。 27 00:02:49,223 --> 00:02:52,523 ジグロは何も盗んではおらぬ。 28 00:02:54,095 --> 00:02:58,566 持ち去ったのは 最強の王の槍である事を示す➡ 29 00:02:58,566 --> 00:03:01,566 己の金の輪一つだ。 30 00:03:04,238 --> 00:03:09,577 ほかの金の輪は 私が盗んだようにしむけた。 31 00:03:09,577 --> 00:03:16,277 それを カグロが取り戻したように 仕組んだのだ。 32 00:03:18,252 --> 00:03:21,922 (ログサム)そこで もう一度 聞く。 33 00:03:21,922 --> 00:03:25,259 ジグロを救う事はできなかった。 34 00:03:25,259 --> 00:03:31,599 カグロの槍から ジグロを守る事はできなかった。 35 00:03:31,599 --> 00:03:33,599 そうだな? 36 00:03:36,203 --> 00:03:38,539 はい。 37 00:03:38,539 --> 00:03:44,411 それなら ジグロは 何のためにお前を育てたのか。 38 00:03:44,411 --> 00:03:52,553 何のために お前に槍を教えたのか 分からんな。➡ 39 00:03:52,553 --> 00:03:55,553 カグロ 槍を持て。 40 00:03:57,892 --> 00:04:00,794 私とバルサにだ。 41 00:04:00,794 --> 00:05:19,907 ♬~ 42 00:05:19,907 --> 00:05:28,916 ♬~ 43 00:05:28,916 --> 00:06:08,216 ♬~ 44 00:06:12,893 --> 00:06:35,193 ♬~ 45 00:06:53,867 --> 00:06:59,167 遠慮は いらぬ。 殺す気で致せ。 46 00:07:19,560 --> 00:07:23,430 誰かを救いたいのであれば とことん戦え。➡ 47 00:07:23,430 --> 00:07:27,434 チャグム皇太子を思うのであれば➡ 48 00:07:27,434 --> 00:07:35,042 このカンバルを敵に回してでも 己で守る覚悟を致せ。 49 00:07:35,042 --> 00:07:40,180 さもなくば 無駄死にするだけだ。 50 00:07:40,180 --> 00:07:45,180 お前の父 カルナのようにな。 51 00:07:59,867 --> 00:08:03,567 それとも ジグロのように 一生 逃げ回るか? 52 00:08:05,539 --> 00:08:08,239 敗残者のように。 53 00:08:10,210 --> 00:08:45,512 ♬~ 54 00:08:45,512 --> 00:08:47,512 手出し無用! 55 00:08:50,851 --> 00:08:53,851 勝負は ここからだ。 56 00:08:55,722 --> 00:09:00,722 私は 裏切ったジグロを憎んでおる。 57 00:09:03,864 --> 00:09:06,864 ジグロと決着をつけてやる。 58 00:09:10,204 --> 00:09:12,873 (ラダール)おやめ下さい! (カグロ)ラダール王子! 59 00:09:12,873 --> 00:09:15,573 おやめ下さい 父上! どけ! 60 00:09:19,746 --> 00:09:22,883 やめて下さい。 61 00:09:22,883 --> 00:09:25,786 ラダール! 62 00:09:25,786 --> 00:09:34,828 父上 今 ここで争えば 儀式に不吉をもたらします。 63 00:09:34,828 --> 00:09:40,501 どうか 無駄な殺生は おやめ下さい。 64 00:09:40,501 --> 00:09:42,501 無駄だと? 65 00:09:46,373 --> 00:09:48,373 お願いです。 66 00:09:59,853 --> 00:10:02,153 そうかもしれぬ。 67 00:10:07,194 --> 00:10:10,097 この者を牢に入れて➡ 68 00:10:10,097 --> 00:10:13,534 チャグム皇太子の居所を聞き出せ。 69 00:10:13,534 --> 00:10:15,534 はっ! 70 00:10:23,877 --> 00:10:30,177 ♬~ 71 00:10:50,103 --> 00:10:57,578 しつこいね… 知らないもんは知らないよ。 72 00:10:57,578 --> 00:11:00,278 なぜ 私をかばった? 73 00:11:02,916 --> 00:11:06,616 私が 恨めしくはないのか? 74 00:11:10,591 --> 00:11:17,591 あんたは 私が誰かも知っていたんだね? 75 00:11:19,266 --> 00:11:24,266 ジグロを追う時 王から聞かされた。 76 00:11:27,941 --> 00:11:34,941 全部 知ってて ジグロを殺すのは 苦しかったろう。 77 00:11:36,550 --> 00:11:39,886 だから ジグロは➡ 78 00:11:39,886 --> 00:11:43,186 あんたに 自分を殺させなかったんだ。 79 00:11:45,759 --> 00:11:52,059 そのかわりに あんたに槍舞いを教えた。 80 00:11:55,435 --> 00:12:02,576 自分の代わりに あんたが生きられるように…。 81 00:12:02,576 --> 00:12:05,876 カンバル王国を守れるように…。 82 00:12:08,915 --> 00:12:10,851 それを➡ 83 00:12:10,851 --> 00:12:14,588 私が無駄にする訳には いかないだろう。 84 00:12:14,588 --> 00:12:27,601 ♬~ 85 00:12:27,601 --> 00:12:33,601 あんたは これからも 嘘をつき通せ。 86 00:12:36,410 --> 00:12:39,212 それが ジグロの願いだ。 87 00:12:39,212 --> 00:12:53,226 ♬~ 88 00:12:53,226 --> 00:12:59,226 私に できる事はないか? 89 00:13:01,568 --> 00:13:05,868 タルシュ帝国の 属国にはなるな。 90 00:13:08,909 --> 00:13:11,812 タルシュに だまされるな。 91 00:13:11,812 --> 00:13:22,456 ♬~ 92 00:13:22,456 --> 00:13:25,926 <海の向こうに広がる タルシュ帝国。➡ 93 00:13:25,926 --> 00:13:30,263 隣国を次々に属国にして 支配するラウル王子は➡ 94 00:13:30,263 --> 00:13:33,166 ここから タルシュ軍を指揮していた。➡ 95 00:13:33,166 --> 00:13:37,070 しかし 帝国内では ラウル王子に対する➡ 96 00:13:37,070 --> 00:13:41,070 不満や思惑が 交錯していたのだった> 97 00:13:50,550 --> 00:13:53,453 (ヒュウゴ)お呼びですか ベリス総督閣下。 98 00:13:53,453 --> 00:13:58,892 ヒュウゴ 属国から来ている軍人の中に➡ 99 00:13:58,892 --> 00:14:02,192 反乱の動きがある事を 知っているか? 100 00:14:05,565 --> 00:14:10,565 反逆者がいると 噂のようなものは聞いております。 101 00:14:13,907 --> 00:14:17,778 私のもとに投げ込まれた 抗議の文だ。 102 00:14:17,778 --> 00:14:20,580 皇帝の側近である閣下に? 103 00:14:20,580 --> 00:14:24,580 つまり 皇帝に宛てたものだ。 104 00:14:27,921 --> 00:14:32,192 属国の兵を使い 次々と 戦を仕掛けていくラウル王子を➡ 105 00:14:32,192 --> 00:14:35,529 皇帝は これまで放任してきた。 106 00:14:35,529 --> 00:14:37,464 知ってのとおり➡ 107 00:14:37,464 --> 00:14:41,201 ここ数年は どこの国も凶作続きで 今年は 特にひどい。 108 00:14:41,201 --> 00:14:46,072 そこにきて 兵役と戦費の重税が更に続けば➡ 109 00:14:46,072 --> 00:14:48,875 民衆の暮らしは 立ち行かなくなる。➡ 110 00:14:48,875 --> 00:14:52,875 属国の者は これ以上 戦をするなと訴えておる。 111 00:14:55,215 --> 00:15:00,887 それならば 皇帝は なぜ➡ 112 00:15:00,887 --> 00:15:03,887 ラウル王子を お止めにならないのです? 113 00:15:06,226 --> 00:15:11,926 ラウル王子に戦をさせているのは 皇帝ではありませんか? 114 00:15:14,100 --> 00:15:17,838 ラウル王子は強い野心の持ち主です。 115 00:15:17,838 --> 00:15:21,775 その野心を 他国との戦に向けさせ➡ 116 00:15:21,775 --> 00:15:24,911 よからぬ野心を抱かせぬように しむけてきたのは➡ 117 00:15:24,911 --> 00:15:27,211 皇帝ではありませんか? 118 00:15:29,249 --> 00:15:31,949 よからぬ野心とは? 119 00:15:33,854 --> 00:15:38,525 ラウル王子に 支配できない国があるとすれば➡ 120 00:15:38,525 --> 00:15:41,825 それは このタルシュ帝国だけです。 121 00:15:44,197 --> 00:15:49,870 兄の皇太子がいる限り ラウル王子は皇帝にはなれない。 122 00:15:49,870 --> 00:15:53,206 そのかわりに 好きなだけ戦をさせ➡ 123 00:15:53,206 --> 00:15:55,876 帝国の領土を 広げさせるとともに➡ 124 00:15:55,876 --> 00:15:58,778 その野心を 他国へ向けさせ続けてきたのは➡ 125 00:15:58,778 --> 00:16:01,548 あなたと皇帝です! ヒュウゴ。 126 00:16:01,548 --> 00:16:06,419 今更 戦を止める力など 私にはありません。 127 00:16:06,419 --> 00:16:09,890 私は それほど 重用されてはおりません。 128 00:16:09,890 --> 00:16:14,590 戦を止めたいのなら ベリス閣下 あなたが動くべきだ! 129 00:16:22,903 --> 00:16:25,238 申し訳ございません 閣下。 130 00:16:25,238 --> 00:16:27,173 しかし ラウル王子は➡ 131 00:16:27,173 --> 00:16:29,910 皇帝や あなたが 思われているような➡ 132 00:16:29,910 --> 00:16:34,180 単に戦を好むだけの 野蛮な狂犬ではありません! 133 00:16:34,180 --> 00:16:46,760 ♬~ 134 00:16:46,760 --> 00:16:49,060 ベリス閣下…。 135 00:16:52,198 --> 00:16:58,198 もし 戦を止めたいなら…。 136 00:17:06,746 --> 00:17:10,884 私と一緒に➡ 137 00:17:10,884 --> 00:17:16,184 このタルシュ帝国そのものを 変えませんか? 138 00:17:17,757 --> 00:17:22,457 タルシュ帝国を変える? 139 00:17:31,204 --> 00:17:37,204 ラウル王子の行く道を変えるのです。 140 00:17:43,516 --> 00:17:48,855 (ラウル) ベリス総督 父上と兄上は息災か? 141 00:17:48,855 --> 00:17:54,527 皇帝陛下も 皇太子殿下も ご息災にございます。 142 00:17:54,527 --> 00:18:00,867 (ラウル)それは よかった。 …で 何用だ? 143 00:18:00,867 --> 00:18:06,740 皇帝陛下が 戦の情勢を案じてございます。 144 00:18:06,740 --> 00:18:10,210 既に サンガル諸島に軍勢を集め➡ 145 00:18:10,210 --> 00:18:13,546 いつでも 北の大陸に上陸できるよう➡ 146 00:18:13,546 --> 00:18:15,882 軍備を整えておる。 147 00:18:15,882 --> 00:18:21,755 その大半は 支配国の兵でありますか? 148 00:18:21,755 --> 00:18:28,895 他国の生まれであっても 今は タルシュ帝国の兵だ。 149 00:18:28,895 --> 00:18:33,166 ベリス総督 そなたも そうであろう。 150 00:18:33,166 --> 00:18:40,040 その属国の者から 皇帝のもとに 抗議の文が送られてございます。 151 00:18:40,040 --> 00:18:44,778 放っておけ。 戦に勝てば 不満もなくなる。 152 00:18:44,778 --> 00:18:47,514 しかし それならば なぜ➡ 153 00:18:47,514 --> 00:18:51,514 ラウル殿下は 戦の前線に お立ちにならないのです? 154 00:18:53,186 --> 00:18:57,857 戦を指揮するラウル殿下自らが 兵を鼓舞してこそ➡ 155 00:18:57,857 --> 00:19:02,157 他国の兵も 従順に戦うのではありませんか? 156 00:19:10,870 --> 00:19:14,741 それも 父上が言っているのか? 157 00:19:14,741 --> 00:19:16,743 はい。 158 00:19:16,743 --> 00:19:27,887 ♬~ 159 00:19:27,887 --> 00:19:36,496 私は 支配した国の民を 幸福にするために戦っている。 160 00:19:36,496 --> 00:19:39,399 そのために タルシュ帝国の領土を広げ➡ 161 00:19:39,399 --> 00:19:43,837 全ての国境を なくす事を考えている。 162 00:19:43,837 --> 00:19:53,837 さすれば 皆一つの力のもとに 平穏で豊かに暮らす事ができる。 163 00:19:55,849 --> 00:20:02,188 それを信じられぬ兵がいるならば いつでも刃向かえばよい。 164 00:20:02,188 --> 00:20:05,859 私は それとも戦う。 165 00:20:05,859 --> 00:20:10,559 前線に立たなくても 私は戦っている。 166 00:20:18,204 --> 00:20:20,904 そう 父上に伝えてくれ。 167 00:20:38,224 --> 00:20:43,897 ヒュウゴ 父上の命で 私が前線に向かう事になった。 168 00:20:43,897 --> 00:20:47,197 北の大陸へ? そうだ。 169 00:20:49,235 --> 00:20:55,108 属国の兵に反逆の動きが あるそうだな? はい。 170 00:20:55,108 --> 00:20:59,245 お前は その反逆者を知っているのか? 171 00:20:59,245 --> 00:21:01,245 いいえ。 172 00:21:03,583 --> 00:21:06,486 皇帝は内乱を恐れている。 173 00:21:06,486 --> 00:21:12,592 それ故 この私が煙たくなったのだ。 174 00:21:12,592 --> 00:21:19,933 私は勝っても恐らく この地へ戻ってはこれまい。 175 00:21:19,933 --> 00:21:24,270 父上も兄上も 本心では➡ 176 00:21:24,270 --> 00:21:27,570 私の戦死を 願っているのかもしれない。 177 00:21:30,610 --> 00:21:35,910 もはや あのチャグムと同じだ。 178 00:21:39,886 --> 00:21:43,756 力というのは つくづく むなしい。 179 00:21:43,756 --> 00:21:50,056 尽くせば尽くすほど その力を恐れて 人は離れてゆく。 180 00:21:53,900 --> 00:21:59,600 それでも お前は 私についてくるか? 181 00:22:02,909 --> 00:22:04,909 無論です。 182 00:22:06,779 --> 00:22:10,783 それは 吉兆かと存じます。 183 00:22:10,783 --> 00:22:12,919 吉兆? 184 00:22:12,919 --> 00:22:19,592 これからの北の大陸は 南の大陸よりも豊かになります。 185 00:22:19,592 --> 00:22:22,929 願わくば その北の大陸に➡ 186 00:22:22,929 --> 00:22:26,929 ラウル王子自らが 立つべきだと思っておりました。 187 00:22:28,601 --> 00:22:30,937 新ヨゴ国こそ➡ 188 00:22:30,937 --> 00:22:35,937 新しい国づくりに ふさわしい 新天地となりましょう。 189 00:22:48,888 --> 00:22:51,557 (聖導師)カンバルに? 190 00:22:51,557 --> 00:22:54,857 (セナ)チャグム皇太子は まだ生きています。 191 00:22:59,432 --> 00:23:05,905 タルシュ帝国は もし チャグム皇太子が戻る前に➡ 192 00:23:05,905 --> 00:23:08,241 帝が亡くなれば➡ 193 00:23:08,241 --> 00:23:12,241 チャグム皇太子の命は 助けると言っています。 194 00:23:15,915 --> 00:23:18,584 チャグム皇太子を救えるのは➡ 195 00:23:18,584 --> 00:23:24,284 この国を戦から救えるのは あなただけです。 196 00:23:34,067 --> 00:23:37,070 [ 回想 ] (聖導師)タルシュ軍は これより 10日以内に➡ 197 00:23:37,070 --> 00:23:39,539 降伏の意が示されなければ➡ 198 00:23:39,539 --> 00:23:42,875 直ちに侵攻するとの事です。 199 00:23:42,875 --> 00:23:48,548 (帝)神が人に降伏する事など ありえまい。 200 00:23:48,548 --> 00:24:05,548 ♬~ 201 00:24:13,773 --> 00:24:18,911 (ガカイ)花をくれ。 はい。 202 00:24:18,911 --> 00:24:21,611 聖導師様と同じ花だ。 203 00:24:29,922 --> 00:24:35,528 (ガカイ)安心しろ。 我々は 聖導師様に仕えている者だ。 204 00:24:35,528 --> 00:24:39,198 私は ガカイ。 そっちは…➡ 205 00:24:39,198 --> 00:24:43,898 名乗りはせぬ。 そういう者だ。 206 00:24:45,872 --> 00:24:49,742 それで 聖導師様には何を話した? 207 00:24:49,742 --> 00:24:53,442 タルシュ帝国は その見返りに何をくれる? 208 00:24:55,548 --> 00:24:58,451 どうせ 戦をしても勝つだろうに。 209 00:24:58,451 --> 00:25:02,451 帝を裏切れば何をくれるのかと 聞いているんだ。 210 00:25:05,558 --> 00:25:12,231 民の命と 皇太子の命だ。 211 00:25:12,231 --> 00:25:17,904 ああ なるほど。 それは ありがたい話だ。➡ 212 00:25:17,904 --> 00:25:20,807 私からも聖導師様に話しておこう。 213 00:25:20,807 --> 00:25:25,244 行ってよいぞ。 気を付けてね 南国のお嬢さん。 214 00:25:25,244 --> 00:25:28,915 くれぐれも 海で溺れぬように。 215 00:25:28,915 --> 00:25:30,915 フッ…。 216 00:25:32,518 --> 00:25:35,421 (モン)帰してよかったのですか? いいんだよ。 217 00:25:35,421 --> 00:25:39,859 何のために味方のふりをしたんだ。 だけど どうだ。 218 00:25:39,859 --> 00:25:44,197 ほれ見ろ。 私の思っていたとおりであろう。 219 00:25:44,197 --> 00:25:48,868 やはり 聖導師様は タルシュと通じていたのだ。 220 00:25:48,868 --> 00:25:54,740 ならば お前も 帝を守らねばなるまい。 221 00:25:54,740 --> 00:26:00,480 聖導師様を このままにしてていいのか? 222 00:26:00,480 --> 00:26:07,553 今や 戦は 王宮の中にこそ あるのではないか? 223 00:26:07,553 --> 00:26:27,874 ♬~ 224 00:26:27,874 --> 00:26:30,576 いかがした? 聖導師。 225 00:26:30,576 --> 00:26:35,414 タルシュの船が 間もなく やって来ます。 226 00:26:35,414 --> 00:26:40,386 そうか。 我が海軍が迎え撃とう。 227 00:26:40,386 --> 00:26:44,123 (聖導師)3日と もちますまい。➡ 228 00:26:44,123 --> 00:26:50,062 かくなる上は 陛下 カンバル王国にお逃げ下さい。 229 00:26:50,062 --> 00:26:52,198 カンバルに? 230 00:26:52,198 --> 00:26:57,537 カンバル王には これまで 陛下は 格別な援助を施してこられました。 231 00:26:57,537 --> 00:27:01,207 陛下が行けば むげにはできますまい。 232 00:27:01,207 --> 00:27:05,878 あの卑しき者に 助けを求めよと申すのか? 233 00:27:05,878 --> 00:27:07,813 もう 生き残る道は➡ 234 00:27:07,813 --> 00:27:10,216 それしかございませ…。 たわけ! 235 00:27:10,216 --> 00:27:24,764 ♬~ 236 00:27:24,764 --> 00:27:28,568 なれば 陛下…➡ 237 00:27:28,568 --> 00:27:32,868 神の世にお逃げ下さい。 238 00:27:39,512 --> 00:28:09,512 ♬~ 239 00:28:23,089 --> 00:28:30,789 (鐘の音) 240 00:28:34,700 --> 00:28:39,700 聖導師様がお呼びです。 (シュガ)分かった。 241 00:28:50,149 --> 00:28:52,149 ジン…。 242 00:28:54,520 --> 00:28:56,856 どうした? 243 00:28:56,856 --> 00:29:00,192 (ジン)モンが 星読のガカイさんに呼ばれて➡ 244 00:29:00,192 --> 00:29:02,528 会っているようだ。 ガカイさんが? 245 00:29:02,528 --> 00:29:07,400 星読の中で何かあったのですか? 246 00:29:07,400 --> 00:29:09,869 何かって…。 247 00:29:09,869 --> 00:29:14,569 いえ 何もないなら それでいいのです。 248 00:29:17,743 --> 00:29:19,743 ジン…。 249 00:29:25,217 --> 00:29:30,890 お前は 今も チャグム殿下が 生きていると思うか? 250 00:29:30,890 --> 00:29:35,161 もちろん 生きている。 251 00:29:35,161 --> 00:29:37,861 あなたが それを信じないで どうする? 252 00:29:43,035 --> 00:29:45,035 分かった。 253 00:29:47,173 --> 00:29:50,509 シュガよ。 254 00:29:50,509 --> 00:29:55,381 明日にも タルシュ帝国の船が この地に やって来よう。 255 00:29:55,381 --> 00:29:57,681 え? 256 00:29:59,852 --> 00:30:03,723 私は これまで 自ら内通者となって➡ 257 00:30:03,723 --> 00:30:07,023 タルシュと和睦する道を探ってきた。 258 00:30:10,863 --> 00:30:14,563 だが もう しかたあるまい。 259 00:30:21,507 --> 00:30:26,807 私は 帝と共に この世から去る。 260 00:30:28,414 --> 00:30:31,884 聖導師様! 261 00:30:31,884 --> 00:30:36,222 そのあと お前は カンバルに行け。 262 00:30:36,222 --> 00:30:38,157 カンバル王国に? 263 00:30:38,157 --> 00:30:42,895 カンバルに チャグム皇太子がいる。➡ 264 00:30:42,895 --> 00:30:47,233 殿下を見つけて 帝の死を知らせるのだ。 265 00:30:47,233 --> 00:30:52,905 チャグム皇太子なら 民を思って タルシュに下るであろう。 266 00:30:52,905 --> 00:30:56,776 チャグム皇太子の命は どうなります? 267 00:30:56,776 --> 00:31:01,914 殺さぬと タルシュが約束した。 それは信じられません! 268 00:31:01,914 --> 00:31:07,914 このまま 正面からタルシュと戦っても 降伏するだけだ。 269 00:31:10,589 --> 00:31:16,262 それで この国を救う事になりますか? 270 00:31:16,262 --> 00:31:18,962 民の命は救われる。 271 00:31:22,935 --> 00:31:28,808 そのために私は 私が育てた神の火を➡ 272 00:31:28,808 --> 00:31:31,108 この手で消すのだ。 273 00:31:35,881 --> 00:32:08,781 ♬~ 274 00:32:08,781 --> 00:32:15,481 皆 盗賊のタルシュ帝国が いよいよ この地に来る。 275 00:32:18,257 --> 00:32:20,192 (帝)だが 恐れるな。 276 00:32:20,192 --> 00:32:26,892 その恐れこそ 盗賊が持てる ただ一つの力なのだ。 277 00:32:28,601 --> 00:32:32,872 (帝) 恐れに屈し 心を汚さなければ➡ 278 00:32:32,872 --> 00:32:36,542 必ず我らが勝つ。➡ 279 00:32:36,542 --> 00:32:40,412 軍神となったチャグムが➡ 280 00:32:40,412 --> 00:32:43,112 皆を助けてくれようぞ。 281 00:32:46,218 --> 00:32:54,093 (帝)これより 私とチャグムの魂は この王宮にはあらず。➡ 282 00:32:54,093 --> 00:33:04,236 たとえ この身が滅びようとも 我の魂は 民と共にある。➡ 283 00:33:04,236 --> 00:33:06,936 それを忘れるな。 284 00:33:12,111 --> 00:33:17,411 皆 存分に戦え。 285 00:33:19,785 --> 00:33:23,923 (一同)マビヤー!➡ 286 00:33:23,923 --> 00:33:28,594 マビヤー!➡ 287 00:33:28,594 --> 00:33:32,464 マビヤー! 288 00:33:32,464 --> 00:33:51,164 ♬~ 289 00:33:58,223 --> 00:34:01,894 <新ヨゴ国 タラノ平野では➡ 290 00:34:01,894 --> 00:34:05,230 タルシュ帝国軍を 迎え撃つための準備が➡ 291 00:34:05,230 --> 00:34:08,230 いよいよ 大詰めになっていた> 292 00:34:22,581 --> 00:34:26,281 (タンダ)コチャ 飯は? もう食っちまった。 293 00:34:30,255 --> 00:34:33,555 これ食え。 いいよ。 いいから食え。 294 00:34:40,065 --> 00:34:44,365 しかし これで最後まで もつのかな。 295 00:34:50,209 --> 00:34:55,547 この辺りは 去年も大豊作だったんだ。 296 00:34:55,547 --> 00:34:58,217 おらの村も豊作続きで➡ 297 00:34:58,217 --> 00:35:02,554 みんな 腹いっぱい食えるように なると思ってたのに➡ 298 00:35:02,554 --> 00:35:05,891 ほとんど 軍に持っていかれちまった。 299 00:35:05,891 --> 00:35:07,826 コチャの村は どこなんだ? 300 00:35:07,826 --> 00:35:11,126 オッカ村だ。 オッカ村か。 301 00:35:16,902 --> 00:35:24,243 タンダさん ロタ王国は戦をしないか? 302 00:35:24,243 --> 00:35:28,113 さあ どうだろうな…。 303 00:35:28,113 --> 00:35:34,053 もし そうなら 姉ちゃんを ロタに逃がしてやりたい。 304 00:35:34,053 --> 00:35:36,188 姉ちゃんがいるのか? 305 00:35:36,188 --> 00:35:42,861 うん。 姉ちゃんだけは いつも おらの味方だ。 306 00:35:42,861 --> 00:35:45,764 戦に行く時も泣いてくれた。 307 00:35:45,764 --> 00:35:47,733 危ないと思ったら逃げろって。 308 00:35:47,733 --> 00:35:50,033 おい また 人に聞かれるぞ。 309 00:35:53,205 --> 00:35:55,541 どうしたんだ? 310 00:35:55,541 --> 00:35:58,877 何かあったのか? 311 00:35:58,877 --> 00:36:02,177 敵が攻めてきたってよ! 312 00:36:12,891 --> 00:36:15,891 海軍の船が燃えてるんだ。 313 00:36:30,909 --> 00:36:34,513 バカだな…。 314 00:36:34,513 --> 00:36:41,854 豊かに実る地を戦場にして 何が残る。 315 00:36:41,854 --> 00:36:46,191 人も土も 皆 消えるだけ…。 316 00:36:46,191 --> 00:36:48,127 バカだ。 コチャ? 317 00:36:48,127 --> 00:36:51,063 おい もう一回 言ってみろ! 何が バカだ! 318 00:36:51,063 --> 00:36:53,532 おい よせ! 319 00:36:53,532 --> 00:36:55,467 我々には帝がついている! 320 00:36:55,467 --> 00:36:57,870 軍神のチャグム様もついている! 321 00:36:57,870 --> 00:37:00,772 その力も消えると言うのか! 322 00:37:00,772 --> 00:37:24,096 ♬~ 323 00:37:24,096 --> 00:37:26,899 (ラルーグ)雪崩かな…。 324 00:37:26,899 --> 00:37:31,199 ナユグの水が 雪を解かしてるのか…。 325 00:37:32,704 --> 00:37:35,174 (トト)そうだ。➡ 326 00:37:35,174 --> 00:37:42,047 水というものは 恵みにもなれば 災いにもなる。 327 00:37:42,047 --> 00:37:47,186 人や国と同じだね。 328 00:37:47,186 --> 00:37:54,059 私は タルシュ帝国の災いから 故国を守りたい。 329 00:37:54,059 --> 00:37:59,759 そのために このカンバルを 恵みとしなければならないのに…。 330 00:38:02,534 --> 00:38:08,874 そんな重い使命を バルサに託してしまった。 331 00:38:08,874 --> 00:38:11,543 カンバル王が タルシュ帝国と通じたのは➡ 332 00:38:11,543 --> 00:38:16,882 恐らく ロタ王国の南部との つながりからでしょう。 333 00:38:16,882 --> 00:38:18,817 ロタの南部? 334 00:38:18,817 --> 00:38:21,753 山の王から贈られたルイシャは➡ 335 00:38:21,753 --> 00:38:27,526 主に ロタの南部で売られ 穀物に換えられます。 336 00:38:27,526 --> 00:38:29,461 ところが ルイシャが➡ 337 00:38:29,461 --> 00:38:35,834 得られなくなってからというもの 南部の領主に借りを作り➡ 338 00:38:35,834 --> 00:38:42,174 王は 半ば 穀物を 恵んでもらってるようなものです。 339 00:38:42,174 --> 00:38:47,846 タルシュと通じたのは その弱みあっての事でしょう。 340 00:38:47,846 --> 00:38:49,781 そうか。 341 00:38:49,781 --> 00:38:51,781 今は違う。 342 00:38:55,187 --> 00:38:58,523 山の王の扉が開いた今➡ 343 00:38:58,523 --> 00:39:03,223 カンバル王の目は そのルイシャのみに向けられておろう。 344 00:39:05,864 --> 00:39:08,200 あ…。 345 00:39:08,200 --> 00:39:10,135 どうなされた? 346 00:39:10,135 --> 00:39:14,539 カグロの息子 カームは 戦をすると言っていた。 347 00:39:14,539 --> 00:39:19,411 (カーム)タルシュは敵ではない。 それに 我らは今 それどころではない。 348 00:39:19,411 --> 00:39:22,411 ほかの王と戦をせねばならぬ時だ。 349 00:39:24,883 --> 00:39:30,583 まさか 山の王と戦をする気か。 350 00:39:33,692 --> 00:39:35,827 ジグロが言っていた。 351 00:39:35,827 --> 00:39:39,164 山の王に戦いを挑めば どうなる? 352 00:39:39,164 --> 00:39:46,838 今のカンバル王は 本気で 山の王を支配するつもりらしい。 353 00:39:46,838 --> 00:39:49,508 (ラルーグ)そんなバカな。➡ 354 00:39:49,508 --> 00:39:55,208 人が この山々と 戦をするようなものだ。 355 00:40:00,152 --> 00:40:04,856 バルサにも知らさなければ…。 356 00:40:04,856 --> 00:40:22,207 ♬~ 357 00:40:22,207 --> 00:40:25,877 (ログサム)チャグム皇太子は まだ見つからぬか? 358 00:40:25,877 --> 00:40:28,213 (カーム)申し訳ございません。➡ 359 00:40:28,213 --> 00:40:33,552 ヨンサ氏族のラルーグ長老も 消えております。 360 00:40:33,552 --> 00:40:41,893 かつて 王の槍であった あのラルーグか? 361 00:40:41,893 --> 00:40:44,796 (カグロ)恐れながら申し上げます。➡ 362 00:40:44,796 --> 00:40:51,570 チャグム皇太子は ロタ王国に 逃げたのかもしれません。 363 00:40:51,570 --> 00:40:54,906 ロタ王国に? はい。 364 00:40:54,906 --> 00:40:59,778 チャグム皇太子は 新ヨゴ国との同盟ではなく➡ 365 00:40:59,778 --> 00:41:04,249 ロタ王国との同盟を 結びに来たと申しておりました。 366 00:41:04,249 --> 00:41:06,184 バルサが そう申したか? 367 00:41:06,184 --> 00:41:11,590 (カグロ) はい。 もし それが本当ならば➡ 368 00:41:11,590 --> 00:41:16,461 我がカンバル王国にとりましても 吉報かと存じます。 369 00:41:16,461 --> 00:41:20,599 その方が タルシュの脅威から 身を守る術になるかと…。 370 00:41:20,599 --> 00:41:23,502 そんな事は どうでもよい! 371 00:41:23,502 --> 00:41:29,608 誰と組めば得などと そんな卑しい考えは➡ 372 00:41:29,608 --> 00:41:33,211 もう持たずともよい。 373 00:41:33,211 --> 00:41:38,211 それよりも もっと大事な事がある。 374 00:41:39,885 --> 00:41:43,185 山の王を倒す事だ。 375 00:41:48,560 --> 00:41:54,860 カグロ… 皆にも バルサの話を聞かせてやる。 376 00:42:00,906 --> 00:42:03,809 カンバル王が 皆の前で➡ 377 00:42:03,809 --> 00:42:07,779 お前の話を聞いて下さるそうだ。 378 00:42:07,779 --> 00:42:09,915 本当か? 379 00:42:09,915 --> 00:42:15,787 しかし まだ何をする気か分からんぞ。 380 00:42:15,787 --> 00:42:17,787 分かっている。 381 00:42:23,261 --> 00:42:25,931 ジグロのために➡ 382 00:42:25,931 --> 00:42:30,231 今は私も お前を助けたい。 383 00:42:33,205 --> 00:42:36,875 ジグロのためを思うなら➡ 384 00:42:36,875 --> 00:42:40,575 このカンバルの行く末だけを 案じる事だ。 385 00:42:42,547 --> 00:42:46,418 たとえ 私が死んでも➡ 386 00:42:46,418 --> 00:42:51,118 あなたは この国だけを守ってくれ。 387 00:42:53,191 --> 00:42:56,561 分かった。 388 00:42:56,561 --> 00:42:58,561 行こう。 389 00:43:13,578 --> 00:43:17,249 (ログサム)バルサ。 そなたは チャグム皇太子のために➡ 390 00:43:17,249 --> 00:43:20,151 ここに来たのだな? 391 00:43:20,151 --> 00:43:22,587 はい。 392 00:43:22,587 --> 00:43:26,258 チャグム皇太子の願いをかなえれば➡ 393 00:43:26,258 --> 00:43:30,128 新ヨゴ国を救う事が できるという事か? 394 00:43:30,128 --> 00:43:32,063 そうなります。 395 00:43:32,063 --> 00:43:38,203 その事が このカンバル王国を 救う事にもなるのか? 396 00:43:38,203 --> 00:43:40,203 なるはずです。 397 00:43:41,873 --> 00:43:44,776 ロタ王国と 同盟を結んで下されば➡ 398 00:43:44,776 --> 00:43:49,214 この北の大陸の守りは 強固になります。 399 00:43:49,214 --> 00:43:51,550 (ログサム) ロタ王が それを望んでいると➡ 400 00:43:51,550 --> 00:43:54,886 どうして信じられる? 401 00:43:54,886 --> 00:44:00,559 チャグム皇太子にお会い下されば 信じて頂けるはずです。 402 00:44:00,559 --> 00:44:04,896 ロタ王を動かしたのは チャグム皇太子です。 403 00:44:04,896 --> 00:44:11,236 チャグム皇太子から返事を送れば すぐに答えがあるはずです。 404 00:44:11,236 --> 00:44:16,575 あとは私が チャグム皇太子を信じるだけか? 405 00:44:16,575 --> 00:44:18,575 はい。 406 00:44:20,245 --> 00:44:23,582 陛下には できるはずです。 407 00:44:23,582 --> 00:44:28,282 信じる者を見極める事が。 408 00:44:33,191 --> 00:44:36,528 分かった。 409 00:44:36,528 --> 00:44:44,228 だが その前に この国の習いにも従ってもらう。 410 00:44:50,075 --> 00:44:56,848 この国では古来より 国を救う儀式では➡ 411 00:44:56,848 --> 00:45:00,752 己の武力を見極められてきた。 412 00:45:00,752 --> 00:45:05,223 私との槍では 途中で止められてしまったため➡ 413 00:45:05,223 --> 00:45:09,223 まだ そなたの槍を 見極めてはおらぬ。 414 00:45:31,449 --> 00:45:35,854 バルサ お前の槍で➡ 415 00:45:35,854 --> 00:45:38,854 新ヨゴ国を救ってみよ。 416 00:45:42,193 --> 00:45:46,064 あれにいるのは 王の槍たちだ。➡ 417 00:45:46,064 --> 00:45:48,867 私の誇りだ。 418 00:45:48,867 --> 00:45:55,567 あれと戦い お前が勝てば 私が お前の言う事を聞こう。 419 00:45:58,543 --> 00:46:02,213 勝つとは どのように? 420 00:46:02,213 --> 00:46:05,213 生死を懸けぬ誇りなど まやかしにすぎぬ。 421 00:46:08,086 --> 00:46:13,086 私に 王の槍を殺せと? 422 00:46:19,764 --> 00:46:22,534 お許し下さい。 断るか? 423 00:46:22,534 --> 00:46:24,469 殺し合う理由がありません。 424 00:46:24,469 --> 00:46:27,169 私の言いつけでは 理由にならぬか? 425 00:46:34,512 --> 00:46:42,187 それなら お前にふさわしい 因縁のある者を相手に選ぼう。 426 00:46:42,187 --> 00:46:44,522 カーム! 427 00:46:44,522 --> 00:46:47,192 はっ! 428 00:46:47,192 --> 00:46:49,127 そなたが相手を致せ。 429 00:46:49,127 --> 00:46:51,127 はっ。 430 00:46:55,867 --> 00:47:00,205 チャグムを守りたいのであれば➡ 431 00:47:00,205 --> 00:47:03,205 殺す覚悟をするのだ。 432 00:47:06,544 --> 00:47:13,885 (ログサム)カーム 遠慮は いらぬ。 カンバルの誇りを示せ。 433 00:47:13,885 --> 00:47:15,885 はっ! 434 00:47:24,896 --> 00:47:29,567 父上… おやめ下さい。 435 00:47:29,567 --> 00:47:32,170 ラダール これは無駄な殺生ではないぞ。 436 00:47:32,170 --> 00:47:36,470 これも儀式だ。 そなたも よく見ておけ。 437 00:47:46,184 --> 00:47:49,854 (ログサム)どうした? やれ! 438 00:47:49,854 --> 00:47:51,854 お待ち下さい! 439 00:47:54,726 --> 00:47:59,426 儀式であれば 私が務めます。 440 00:48:03,868 --> 00:48:08,540 この金の輪をはめた 王の槍である私こそ➡ 441 00:48:08,540 --> 00:48:11,540 カンバルの誇りに ふさわしいはず。 442 00:48:13,878 --> 00:48:17,178 その誇りを示させて下さい。 443 00:48:26,891 --> 00:48:32,497 どうする バルサ! カグロの挑戦を受けるか? 444 00:48:32,497 --> 00:48:38,169 それとも カームの方がよいか? 445 00:48:38,169 --> 00:48:50,181 ♬~ 446 00:48:50,181 --> 00:48:54,519 分かりました。 受けます。 447 00:48:54,519 --> 00:48:57,819 よかろう。 では やれ! 448 00:48:59,390 --> 00:49:01,390 カグロ…。 449 00:49:04,529 --> 00:49:06,865 (カーム)父上! 450 00:49:06,865 --> 00:49:11,736 大丈夫です。 私が戦います。 451 00:49:11,736 --> 00:49:18,436 引け。 お前に私の槍を見せてやる。 452 00:49:26,217 --> 00:49:28,517 よく見ておくがいい。 453 00:49:30,555 --> 00:49:35,393 これが 王の槍だ。 454 00:49:35,393 --> 00:50:18,536 ♬~ 455 00:50:18,536 --> 00:50:20,471 すごい…。 456 00:50:20,471 --> 00:51:08,171 ♬~ 457 00:51:22,467 --> 00:51:50,461 ♬~ 458 00:51:50,461 --> 00:51:57,235 (ジグロ)これからは私の代わりに カンバル王国を守る事ができる。 459 00:51:57,235 --> 00:52:24,262 ♬~ 460 00:52:24,262 --> 00:52:26,562 私の負けです。 461 00:52:29,600 --> 00:52:38,209 しかし 幸いにして このバルサは➡ 462 00:52:38,209 --> 00:52:45,209 我が弟のジグロが その誇りに懸けて育てた武人です。 463 00:52:49,220 --> 00:52:55,220 弟 ジグロは 盗みなどしておらず! 464 00:52:57,095 --> 00:53:05,236 王の槍として その誇りに懸けて この娘を➡ 465 00:53:05,236 --> 00:53:07,905 バルサを育てたのです。 466 00:53:07,905 --> 00:53:25,923 ♬~ 467 00:53:25,923 --> 00:53:33,531 私は 氏族の誇りに懸け➡ 468 00:53:33,531 --> 00:53:39,403 私のあとを このバルサに託します。 469 00:53:39,403 --> 00:54:51,403 ♬~ 470 00:54:55,780 --> 00:54:57,780 父上! 471 00:55:05,456 --> 00:55:08,226 父上! カグロ! 472 00:55:08,226 --> 00:56:07,885 ♬~ 473 00:56:07,885 --> 00:56:09,820 ああ~っ! 474 00:56:09,820 --> 00:56:46,524 ♬~ 475 00:56:46,524 --> 00:56:49,860 何だ? ヨンサ氏族のラルーグと➡ 476 00:56:49,860 --> 00:56:53,560 チャグム皇太子と名乗る者が お目通りを願っております。 477 00:56:55,533 --> 00:56:59,203 そうか…。 478 00:56:59,203 --> 00:57:01,203 すぐに通せ。 はっ。 479 00:57:07,545 --> 00:57:28,566 ♬~ 480 00:57:28,566 --> 00:57:31,836 お久しゅうございます 陛下。 481 00:57:31,836 --> 00:57:36,707 お~ 立派になられたな チャグム皇太子。 482 00:57:36,707 --> 00:57:59,007 ♬~ 483 00:58:02,199 --> 00:58:06,871 山の王よ! カンバル王 来たり! 484 00:58:06,871 --> 00:58:09,206 戦え! 485 00:58:09,206 --> 00:58:12,109 心根を示せ! 486 00:58:12,109 --> 00:58:15,409 あれは ナユグの魔物か? 487 00:58:18,883 --> 00:58:24,755 自分の心と精霊の心を 重ねるしかない戦いだ。 488 00:58:24,755 --> 00:58:26,755 バルサ! 489 01:00:49,533 --> 01:00:53,270 >>カーリング女子の日本代表、 LS北見。 490 01:00:53,270 --> 01:00:57,024 ピョンチャンオリンピックまで、 あと2か月。 491 01:00:57,024 --> 01:01:00,794 世界の強豪が集う国際大会に挑む。