1 00:00:01,950 --> 00:00:26,040 ♬~ 2 00:00:26,040 --> 00:00:28,710 (タンダ)チャグムが生きてるんだ! 3 00:00:28,710 --> 00:00:33,050 (ジン) お前に 用心棒を頼みたいそうだ。 4 00:00:33,050 --> 00:00:39,390 <新ヨゴ国を守るために タルシュ帝国を欺いたチャグムは➡ 5 00:00:39,390 --> 00:00:41,330 同盟を結ぶため➡ 6 00:00:41,330 --> 00:00:46,260 再び ロタ王国へと向かった。 しかし…> 7 00:00:46,260 --> 00:00:49,070 (チャグム)いつまで 私は ここにいるんだ? 8 00:00:49,070 --> 00:00:56,410 <ロタ王と対立する南部の大領主 スーアンに捕らわれてしまう> 9 00:00:56,610 --> 00:01:01,210 (スーアン)新ヨゴ国に対し 大事な駆け引きの道具となる。 10 00:01:01,410 --> 00:01:03,350 あの 人質あってこそ➡ 11 00:01:03,350 --> 00:01:07,290 我らは タルシュ帝国と 対等になれるのだ。 12 00:01:07,290 --> 00:01:11,090 <タルシュ帝国の王子 ラウルは➡ 13 00:01:11,090 --> 00:01:18,090 裏切り者 チャグムの命を狙って 刺客を放った> 14 00:01:19,760 --> 00:01:25,460 それは全部 私が仕組んだ事だ。 15 00:01:28,110 --> 00:01:35,110 チャグム王子を 海に飛び込ませたのは この私だ。 16 00:01:59,070 --> 00:02:02,940 (バルサ)なぜ反撃しない? 17 00:02:02,940 --> 00:02:06,410 あなたと争う理由はない。 18 00:02:06,410 --> 00:02:10,080 チャグムの敵は私の敵だ。 19 00:02:10,080 --> 00:02:15,380 敵味方をはっきりさせなければ あなたは生きられないのか? 20 00:02:16,960 --> 00:02:19,660 用心棒とは そういうものだ。 21 00:02:22,090 --> 00:02:25,090 まだ 一つだけ聞きたい事がある。 22 00:02:26,970 --> 00:02:31,100 お前が また チャグムを探す理由は何だ? 23 00:02:31,100 --> 00:02:33,800 タルシュに連れ戻すためか? 24 00:02:35,970 --> 00:02:42,270 私は あの方が外に出て 何をするのかが見たかったのだ。 25 00:02:45,120 --> 00:02:50,790 (ヒュウゴ)結局 父を殺さず タルシュ帝国と戦う道を選んだようだ。 26 00:02:50,790 --> 00:02:55,130 ラウル王子は チャグム皇太子を生かしたまま➡ 27 00:02:55,130 --> 00:02:59,130 二度と新ヨゴ国の土を 踏ませやしないだろう。 28 00:03:04,740 --> 00:03:06,740 こっちだ。 29 00:03:17,320 --> 00:03:19,320 これは…? 30 00:03:27,760 --> 00:03:35,100 ♬~ 31 00:03:35,100 --> 00:03:37,100 うっ! 32 00:03:39,970 --> 00:03:41,970 来い! 33 00:03:41,970 --> 00:04:36,060 ♬~ 34 00:04:36,060 --> 00:04:38,360 これで足の付け根を縛れ。 35 00:04:40,970 --> 00:04:42,970 すまない。 36 00:04:45,440 --> 00:04:50,140 さっきのやつらは 領主のスーアンが放った兵ではないな。 37 00:04:51,780 --> 00:04:55,650 あれは カシャルだ。 カシャル? 38 00:04:55,650 --> 00:05:01,050 カシャルというのは ロタ王に仕える 陰の呪術師たちだ。 39 00:05:01,050 --> 00:05:03,720 そういう話は聞いた事がある。 40 00:05:03,720 --> 00:05:08,390 だとすれば ロタ王も動き出したという事か…。 41 00:05:08,390 --> 00:05:11,060 抜くぞ。 42 00:05:11,060 --> 00:05:13,060 (ヒュウゴ)うっ! 43 00:05:16,400 --> 00:05:18,740 狙いは タルシュの密偵だろう。 44 00:05:18,740 --> 00:05:22,410 私の隠れがを突き止めて 襲ってきたんだ。 45 00:05:22,410 --> 00:05:27,710 チャグムの事とは関わりなくか? それは分からん。 46 00:05:43,090 --> 00:05:46,760 見つかったかもしれない。 47 00:05:46,760 --> 00:05:52,100 カシャルは 獣を使って ものを見る事ができる。 48 00:05:52,100 --> 00:05:55,010 そうか。 49 00:05:55,010 --> 00:05:58,780 立てるか? 50 00:05:58,780 --> 00:06:02,380 あんたの足枷になるつもりはない。 51 00:06:02,380 --> 00:06:04,680 行くなら 一人で行ってくれ。 52 00:06:07,050 --> 00:06:09,950 そうか。 53 00:06:09,950 --> 00:06:13,390 行かないのか? 54 00:06:13,390 --> 00:06:18,260 本当に カシャルなら 話を聞いてみたい。 55 00:06:18,260 --> 00:06:22,070 チャグムを救い出す手だてが 分かるかもしれない。 56 00:06:22,070 --> 00:06:25,740 カシャルに知り合いでもいるのか? 57 00:06:25,740 --> 00:06:27,740 いない事もない。 58 00:06:30,410 --> 00:06:32,410 少し休め。 59 00:06:46,420 --> 00:06:52,420 チャグム殿下に会ったら 伝えてほしい事がある。 60 00:06:57,770 --> 00:07:02,610 この北の大陸で 同盟を結ぶつもりなら➡ 61 00:07:02,610 --> 00:07:05,910 急いで カンバル王国へ向かえと言え。 62 00:07:09,380 --> 00:07:14,050 カンバル王国に ロタ王国と同盟を結ぶように促せ。 63 00:07:14,050 --> 00:07:18,390 そう チャグム殿下に 伝えてほしいんだ。 64 00:07:18,390 --> 00:07:20,730 カンバルに ロタと…? 65 00:07:20,730 --> 00:07:24,600 (ヒュウゴ)ロタとカンバルが手を結べば かなり大きな壁ができる。➡ 66 00:07:24,600 --> 00:07:26,600 新ヨゴ国を落としても➡ 67 00:07:26,600 --> 00:07:33,070 その壁を崩すには 時も兵も金も膨大にかかる。 68 00:07:33,070 --> 00:07:36,740 そうなれば この北の大陸を落とすのに➡ 69 00:07:36,740 --> 00:07:40,040 戦以外の方法を 考えざるをえなくなる。 70 00:07:42,610 --> 00:07:49,090 そんな 損得勘定だけの戦に 意味などあるのか? 71 00:07:49,090 --> 00:07:51,420 (ヒュウゴ)戦には もともと意味などない。➡ 72 00:07:51,420 --> 00:07:56,090 だから この世から なくなる事もない。 73 00:07:56,090 --> 00:08:01,390 なくす事ができないなら どこかで歯止めをかけるしかない。 74 00:08:07,370 --> 00:08:09,710 来た。 75 00:08:09,710 --> 00:08:11,710 (ヒュウゴ)行ってくれ。 76 00:08:17,380 --> 00:08:23,380 あの海賊の若い女は あんたの仲間か? (ヒュウゴ)ああ。 77 00:08:25,260 --> 00:08:28,260 あんたには タルシュより お似合いだよ。 78 00:08:30,730 --> 00:08:32,660 俺も そう思う。 79 00:08:32,660 --> 00:09:00,090 ♬~ 80 00:09:00,090 --> 00:09:03,690 私は バルサという者だ! 81 00:09:03,690 --> 00:09:06,390 あなた方は カシャルだろう? 82 00:09:08,570 --> 00:09:12,040 短槍使いのバルサか? 83 00:09:12,040 --> 00:09:14,040 そうだ。 84 00:09:22,380 --> 00:09:24,720 あんたの話なら聞いてる。 85 00:09:24,720 --> 00:09:27,620 俺たちは タルシュの密偵を追って ここに来た。 86 00:09:27,620 --> 00:09:32,060 そいつなら逃げた。 87 00:09:32,060 --> 00:09:35,360 私は ある人を探して ここへ来た。 88 00:09:37,730 --> 00:09:43,400 もっと詳しく聞きたければ 私は抵抗しないから➡ 89 00:09:43,400 --> 00:09:46,700 あんたらの頭領のところへ 連れていってくれ。 90 00:09:54,410 --> 00:10:36,450 ♬~ 91 00:10:36,450 --> 00:10:38,390 目隠しを取っていいぞ。 92 00:10:38,390 --> 00:11:05,620 ♬~ 93 00:11:05,620 --> 00:11:09,750 頭領の家だ。 槍も中にある。 94 00:11:09,750 --> 00:11:28,110 ♬~ 95 00:11:28,110 --> 00:11:31,410 アハル。 ほらほらほら。 96 00:11:33,980 --> 00:11:37,980 ほれ お前も向こうで じいちゃんと遊ぶか。 97 00:11:42,650 --> 00:11:48,430 あなたが短槍使いのバルサさんね。 頭領のアハルです。 98 00:11:48,430 --> 00:11:52,330 あなたの事はね 私たちの間では有名なのよ。 99 00:11:52,330 --> 00:11:55,800 カシャルの頭と その娘を追放した人ですもの。➡ 100 00:11:55,800 --> 00:12:00,400 あっ これ 恨み言じゃないからね 安心してね。➡ 101 00:12:00,400 --> 00:12:04,400 ちょっと 座って 座って ここ。 どうぞ どうぞ。 102 00:12:12,980 --> 00:12:18,760 タルシュの密偵を襲ったのは ロタ王の命ですか? 103 00:12:18,760 --> 00:12:23,430 そういう事は答えられない。 104 00:12:23,430 --> 00:12:28,130 もうちょっと 打ち解けてからではないと。 105 00:12:31,770 --> 00:12:39,470 あなたが一緒にいた タルシュの密偵は 一体 何を探っていたの? 106 00:12:43,110 --> 00:12:46,780 ある人を探していました。 107 00:12:46,780 --> 00:12:52,120 その人の事を 私も探してきたのです。 108 00:12:52,120 --> 00:12:57,800 タルシュの密偵は その人が スーアン大領主の城にいるらしいと➡ 109 00:12:57,800 --> 00:13:01,400 私に教えてくれました。 110 00:13:01,400 --> 00:13:04,300 その人っていうのは? 111 00:13:04,300 --> 00:13:07,300 新ヨゴ国の皇太子です。 112 00:13:11,080 --> 00:13:13,980 嘘は ついてないようね。➡ 113 00:13:13,980 --> 00:13:18,680 ずっと何も食べてないんでしょ? 腹ごしらえするといいわ。 114 00:13:50,750 --> 00:13:54,650 (ユラリー)わっ 驚いた! 死んだのかと思ったわ。 115 00:13:54,650 --> 00:13:56,650 誰? 116 00:14:00,120 --> 00:14:05,930 私は ユラリー。 オゴンの娘。 スーアン大領主の孫よ。 117 00:14:05,930 --> 00:14:09,930 孫? スーアン大領主に 会わせてくれないか! 118 00:14:09,930 --> 00:14:12,070 (ユラリー)それはできない。➡ 119 00:14:12,070 --> 00:14:15,940 私が ここに来た事も知ったら うんと怒られるわ。➡ 120 00:14:15,940 --> 00:14:19,940 でも 侍女から あなたの事を聞いて➡ 121 00:14:19,940 --> 00:14:23,680 どうしても お会いしてみたくなったの。 122 00:14:23,680 --> 00:14:27,080 私の世話をする侍女からか? (ユラリー)そうよ。➡ 123 00:14:27,080 --> 00:14:29,750 とても すてきな人だって 言ってたわ。➡ 124 00:14:29,750 --> 00:14:33,620 あなたに気があるのかも。 125 00:14:33,620 --> 00:14:39,760 だけど あなたと侍女では 釣り合わないわよね。 126 00:14:39,760 --> 00:14:44,760 だって あなた 新ヨゴ国の皇太子なのでしょう? 127 00:14:49,440 --> 00:14:54,110 それが どうして こんな所にいるの? 128 00:14:54,110 --> 00:14:58,980 私も それが知りたいんだ。 スーアン殿に聞いてみたい。 129 00:14:58,980 --> 00:15:02,720 おじい様には 会わせてあげられないけど➡ 130 00:15:02,720 --> 00:15:05,620 何か欲しいものがあれば 何でも持ってきてあげるわ➡ 131 00:15:05,620 --> 00:15:07,620 ないしょで。 132 00:15:14,330 --> 00:15:18,070 だったら 外に出たい。 133 00:15:18,070 --> 00:15:20,000 それは駄目。 134 00:15:20,000 --> 00:15:22,700 庭を散歩するだけでも? 135 00:15:25,410 --> 00:15:29,080 すてきな庭で 君と ゆっくり話がしたいんだ。 136 00:15:29,080 --> 00:15:31,080 それでも駄目かな? 137 00:15:43,430 --> 00:15:46,100 うん おいしい。 138 00:15:46,100 --> 00:15:49,000 よかった~。 フフフフッ。 139 00:15:49,000 --> 00:15:52,440 今夜は ここで ゆっくり休んでくといいわ。 140 00:15:52,440 --> 00:15:56,310 いえ これを頂いたら すぐに行きます。 141 00:15:56,310 --> 00:16:01,050 どこへ? スーアンの城へ行って暴れる気?➡ 142 00:16:01,050 --> 00:16:04,750 はい。 おいしい? おいしい! 143 00:16:07,380 --> 00:16:11,680 (ユラリー)私 夜の庭を散歩するの 初めてよ。 144 00:16:27,400 --> 00:16:30,700 目をつぶって。 え? 145 00:16:58,100 --> 00:17:01,370 誰か! 誰か来て! 誰か~!➡ 146 00:17:01,370 --> 00:17:05,240 早く来て! 誰か~! 早く来て! 147 00:17:05,240 --> 00:17:09,710 誰か! 誰か来て! 148 00:17:09,710 --> 00:17:13,580 こっちよ。 (ユラリー)誰か来て! 149 00:17:13,580 --> 00:17:16,050 ここから出られる。 さあ早く。➡ 150 00:17:16,050 --> 00:17:17,990 早く。 151 00:17:17,990 --> 00:17:51,420 ♬~ 152 00:17:51,420 --> 00:17:53,420 こっちよ こっち。 153 00:17:58,760 --> 00:18:00,700 あなたの馬よ。 154 00:18:00,700 --> 00:18:04,400 君は誰なんだ? 今に分かる。 155 00:18:07,040 --> 00:18:09,340 さあ すぐに追っ手が来る。 156 00:18:16,380 --> 00:18:18,320 都は どっちだ? 157 00:18:18,320 --> 00:18:20,320 馬に聞けば分かる。 158 00:18:28,730 --> 00:18:32,400 (オゴン)侍女をつけ 客人扱いしたのが間違いでしたね。 159 00:18:32,400 --> 00:18:34,730 (スーアン) 侍女が手引きしたというのか? 160 00:18:34,730 --> 00:18:36,670 姿を消しました。 161 00:18:36,670 --> 00:18:39,400 カシャルか! 162 00:18:39,400 --> 00:18:44,270 もし イーハンの手に皇太子が渡れば 我々は終わりだぞ。 163 00:18:44,270 --> 00:18:50,050 隠していた事が タルシュに分かれば これまでの絆が断たれる。 164 00:18:50,050 --> 00:18:53,420 すぐに追っ手を放ち 王都に着く前に➡ 165 00:18:53,420 --> 00:18:57,290 必ず 皇太子を殺せ。 殺すのだ! 166 00:18:57,290 --> 00:19:25,290 ♬~ 167 00:19:47,600 --> 00:19:51,610 ゆうべの料理に何を入れた? 168 00:19:51,610 --> 00:19:56,080 あなたに少しだけ 休んでもらいたかっただけ。 169 00:19:56,080 --> 00:20:00,950 殿下は無事に スーアンの城を抜け出したわ。 170 00:20:00,950 --> 00:20:03,950 いつだ? ゆうべ。 171 00:20:06,720 --> 00:20:09,420 なぜ 私に 後を追わせないようにした? 172 00:20:11,430 --> 00:20:18,770 殿下は 我らカシャルが イーハン王のもとへ届けるわ。 173 00:20:18,770 --> 00:20:23,640 今度は イーハン王が 利用するためにか! 174 00:20:23,640 --> 00:20:26,340 タルシュの手に渡さないためによ。 175 00:20:29,110 --> 00:20:31,810 シハナが それを指示したの。 176 00:20:33,450 --> 00:20:35,450 シハナが? 177 00:20:39,790 --> 00:20:46,460 シハナはね 今も イーハン王のために動いてるのよ。 178 00:20:46,460 --> 00:20:51,340 シハナは チャグムをどうするつもりだ? 179 00:20:51,340 --> 00:21:12,420 ♬~ 180 00:21:12,420 --> 00:21:16,290 もうすぐ街だ。 ここで ひと休みしよう。 181 00:21:16,290 --> 00:21:24,770 ♬~ 182 00:21:24,770 --> 00:21:27,670 [ 回想 ] (シハナ)私は まだ終わる訳には いかない。➡ 183 00:21:27,670 --> 00:21:33,110 カシャルとして終わる訳にはいかない。 184 00:21:33,110 --> 00:22:10,110 ♬~ 185 00:22:25,100 --> 00:22:27,100 バルサ…。 186 00:22:30,430 --> 00:22:32,430 いたぞ。 187 00:22:35,770 --> 00:22:41,450 (猿の鳴き声) 188 00:22:41,450 --> 00:22:46,320 たった一人の少年に 3人がかり。 189 00:22:46,320 --> 00:22:50,790 さすが タルシュの首輪がついた 南部の武人。➡ 190 00:22:50,790 --> 00:22:52,790 違うねえ。 191 00:23:02,400 --> 00:23:21,420 ♬~ 192 00:23:21,420 --> 00:23:26,290 さて 何から話そっか? 193 00:23:26,290 --> 00:23:29,760 君は 幼い頃➡ 194 00:23:29,760 --> 00:23:34,430 精霊の卵を宿したっていう あの王子だよね? 195 00:23:34,430 --> 00:23:36,370 なぜ その事を? 196 00:23:36,370 --> 00:23:40,770 私は呪術師。 え? 197 00:23:40,770 --> 00:23:43,670 私の父さんは トロガイとも親しいんだよ。 198 00:23:43,670 --> 00:23:47,110 トロガイを知っているのか? 199 00:23:47,110 --> 00:23:52,110 私の名は シハナ。 カシャルとして ロタ王に仕えてる。 200 00:23:53,780 --> 00:23:58,660 君を南部の城から逃がしたのも 私たちの仲間だよ。 201 00:23:58,660 --> 00:24:02,390 では ロタ王に命じられて私を? 202 00:24:02,390 --> 00:24:05,090 ううん。 それは私の意志。 203 00:24:08,730 --> 00:24:13,730 だったら ロタ王に会わせてくれないか。 204 00:24:18,070 --> 00:24:24,750 もうじき 我が国で 戦が始まる。 205 00:24:24,750 --> 00:24:29,090 (帝)タルシュ帝国の兵の数は? 206 00:24:29,090 --> 00:24:31,760 (ラドウ)計り知れません。➡ 207 00:24:31,760 --> 00:24:36,430 されど 初戦で攻めてくるのは さほど多くはないでしょう。 208 00:24:36,430 --> 00:24:40,760 我が軍に太刀打ちできぬ数では ありません。 209 00:24:40,760 --> 00:24:46,100 砦を築き 最前線には 民から集めた兵を置きます。 210 00:24:46,100 --> 00:24:50,770 (聖導師)農民や商人に 砦を造らせるだけではなく➡ 211 00:24:50,770 --> 00:24:53,680 剣の持ち方まで教えるつもりか? 212 00:24:53,680 --> 00:24:56,650 先手を取らずして 勝機を得る事は できません! 213 00:24:56,650 --> 00:24:59,450 (聖導師)その先は? その先には➡ 214 00:24:59,450 --> 00:25:03,720 何が待つというのだ。 (帝)聖導師。➡ 215 00:25:03,720 --> 00:25:05,720 もうよい。 216 00:25:08,060 --> 00:25:11,390 (シュガ)畏れながら申し上げます! 217 00:25:11,390 --> 00:25:17,053 今 天に現れている天ノ相について 申し上げたき事がございます。 218 00:25:17,093 --> 00:25:21,070 (ガカイ)おい 天ノ相については 評定で申し上げる事ではない。➡ 219 00:25:21,070 --> 00:25:23,740 ましてや それを 人々に告げるかどうかは➡ 220 00:25:23,740 --> 00:25:26,080 陛下が ご判断を下さるのだ。 221 00:25:26,080 --> 00:25:31,410 畏れながら この評定について 陛下のご判断を仰ぐ前に➡ 222 00:25:31,410 --> 00:25:35,090 このガカイから 天ノ相のお伝えが なされておれば➡ 223 00:25:35,090 --> 00:25:37,420 私が この場で申し上げる必要も ございませんでしたが…。 224 00:25:37,420 --> 00:25:40,760 (ガカイ)何を言うか! 申してみよ。 225 00:25:40,760 --> 00:25:43,060 はい。 226 00:25:46,430 --> 00:26:00,710 ♬~ 227 00:26:00,710 --> 00:26:05,050 (シュガ)今の天ノ相は 明らかに➡ 228 00:26:05,050 --> 00:26:08,920 生成変転ノ相を示しております。➡ 229 00:26:08,920 --> 00:26:11,720 生成変転ノ相とは➡ 230 00:26:11,720 --> 00:26:18,060 2つの相反する未来を示すものと 古来より考えられております。 231 00:26:18,060 --> 00:26:23,930 一つは 古きものが滅び去る凶兆であり➡ 232 00:26:23,930 --> 00:26:28,410 もう一つは 新たなものが生まれ出る➡ 233 00:26:28,410 --> 00:26:31,070 吉兆を示すものであります。 234 00:26:31,070 --> 00:26:41,080 ♬~ 235 00:26:41,080 --> 00:26:45,760 民の血が 聖なる この国の大地に 染み込み➡ 236 00:26:45,760 --> 00:26:49,090 悲しみの声が この地に満ちる未来を➡ 237 00:26:49,090 --> 00:26:53,430 どうか 我々にお与えになりませぬよう➡ 238 00:26:53,430 --> 00:26:59,770 私は 陛下が 吉兆をお導きになられる事を➡ 239 00:26:59,770 --> 00:27:01,770 信じております。 240 00:27:09,380 --> 00:27:18,050 そなたは 戦を避け 降伏せよと そう申しておるのか? 241 00:27:18,050 --> 00:27:21,730 いえ 私は ただ この天ノ相を…。 242 00:27:21,730 --> 00:27:27,060 そなたは…➡ 243 00:27:27,060 --> 00:27:29,760 死が恐ろしいか? 244 00:27:37,410 --> 00:27:41,280 (帝)我が先祖は 獣のように 互いに食らい合う➡ 245 00:27:41,280 --> 00:27:44,080 南の国々の汚れを嫌い➡ 246 00:27:44,080 --> 00:27:47,380 はるばる この北の地にやって来た。 247 00:27:49,420 --> 00:27:54,290 これまで 我らは 他国と争う事なく➡ 248 00:27:54,290 --> 00:28:00,060 天ノ神が教え 導いて下さるままに➡ 249 00:28:00,060 --> 00:28:03,060 清い国を築いてきた。 250 00:28:07,370 --> 00:28:17,050 ここは 天上の理のままに 地上に生まれた➡ 251 00:28:17,050 --> 00:28:22,390 玉のごとき 清き国ぞ。➡ 252 00:28:22,390 --> 00:28:27,690 天ノ神は必ずや 我らをお救い下さる。 253 00:28:31,390 --> 00:28:34,690 そなたらは それでも 死が恐ろしいか? 254 00:28:38,270 --> 00:28:43,010 そのために 天ノ相を読み解くか?➡ 255 00:28:43,010 --> 00:28:46,410 天ノ神に従い➡ 256 00:28:46,410 --> 00:28:54,280 最後の一兵まで戦うのは それほど嫌か? 257 00:28:54,280 --> 00:29:02,690 己の命を惜しんで 汚れた強欲な者にひざまずき➡ 258 00:29:02,690 --> 00:29:09,030 そなたらの生まれ育った この国を…➡ 259 00:29:09,030 --> 00:29:13,900 掛けがえのない この国を➡ 260 00:29:13,900 --> 00:29:19,600 その 汚れた手に差し出すか? 261 00:29:21,380 --> 00:29:24,050 (ガカイ)いいえ! 262 00:29:24,050 --> 00:29:25,980 我々は この国を➡ 263 00:29:25,980 --> 00:29:30,680 天ノ神と帝が守る この国を 心より愛しております。 264 00:29:33,060 --> 00:29:36,620 死を恐れて 国を 敵に差し出すような ふぬけ者は➡ 265 00:29:36,626 --> 00:29:39,060 ここには おりませぬ! 266 00:29:39,060 --> 00:29:54,610 ♬~ 267 00:29:54,610 --> 00:30:01,610 (帝)我は この国に 最も清き未来をもたらす。 268 00:30:03,750 --> 00:30:09,450 一心に 我を信じよ。 269 00:30:17,300 --> 00:30:37,450 ♬~ 270 00:30:37,450 --> 00:30:39,790 話とは 何でありますか? 271 00:30:39,790 --> 00:30:45,130 (聖導師)お前は いつ その天ノ相を読み解いたのだ? 272 00:30:45,130 --> 00:30:47,800 これですか? 273 00:30:47,800 --> 00:30:52,140 古きものが滅びるのを 受け入れる事で➡ 274 00:30:52,140 --> 00:30:55,810 新たな吉を生む事ができる。 275 00:30:55,810 --> 00:30:59,510 お前は そう読み解いたのだな。 276 00:31:01,410 --> 00:31:06,750 その 古きものとは…➡ 277 00:31:06,750 --> 00:31:10,620 帝の事であろう。 278 00:31:10,620 --> 00:31:16,760 聖導師様も この天ノ相を否定なさいますか? 279 00:31:16,760 --> 00:31:19,430 いいや。 280 00:31:19,430 --> 00:31:23,730 それを 民に広める事はできるか? 281 00:31:28,770 --> 00:31:33,110 これは 嘘です。 282 00:31:33,110 --> 00:31:36,010 嘘? 283 00:31:36,010 --> 00:31:39,450 戦を避けるための進言をすれば➡ 284 00:31:39,450 --> 00:31:41,780 誰かが この天ノ相に 同意してくれるだろうと➡ 285 00:31:41,780 --> 00:31:44,080 思ったのです。 286 00:31:46,460 --> 00:31:55,800 その人は恐らく タルシュ帝国と 内通している者であろうと。 287 00:31:55,800 --> 00:32:02,100 そういう者がいると 私は チャグム殿下から聞いておりました。 288 00:32:07,080 --> 00:32:09,980 そうなのですか? 289 00:32:09,980 --> 00:32:14,680 聖導師様が タルシュ帝国と通じていたのですか? 290 00:32:18,690 --> 00:32:20,690 そうだ。 291 00:32:23,090 --> 00:32:26,760 戦を避けるためには➡ 292 00:32:26,760 --> 00:32:34,100 私は 帝を この手にかけても 構わぬと思っておる。 293 00:32:34,100 --> 00:32:39,440 帝を手にかけ タルシュ帝国に降伏するのですか? 294 00:32:39,440 --> 00:32:45,310 (聖導師)それしか この国の民が 生き残る道はない。 295 00:32:45,310 --> 00:32:48,790 お待ち下さい! 296 00:32:48,790 --> 00:32:51,450 チャグム殿下は どうなるのですか?➡ 297 00:32:51,450 --> 00:32:54,360 チャグム殿下は今 タルシュと戦うために➡ 298 00:32:54,360 --> 00:32:57,330 他国と手を結ぼうと 必死に動いているのです! 299 00:32:57,330 --> 00:33:01,260 それこそ 夢のまた夢だ。➡ 300 00:33:01,260 --> 00:33:07,400 チャグム殿下は もう亡き者と考える。 301 00:33:07,400 --> 00:33:37,100 ♬~ 302 00:33:37,100 --> 00:33:39,100 (足音) 303 00:33:49,450 --> 00:33:52,750 (イーハン)シハナ 何をしに来たのだ? 304 00:33:55,790 --> 00:33:57,790 その者は? 305 00:34:00,620 --> 00:34:03,920 新ヨゴ国の皇太子です。 306 00:34:06,730 --> 00:34:08,730 なんと…。 307 00:34:12,600 --> 00:34:17,370 チャグムと申します。 308 00:34:17,370 --> 00:34:19,740 どういう事だ? シハナ。 309 00:34:19,740 --> 00:34:25,080 チャグム殿下は タルシュ帝国に追われています。 310 00:34:25,080 --> 00:34:31,420 そのため 南部のスーアン大領主に 捕らわれていたのです。 311 00:34:31,420 --> 00:34:36,090 もし 新ヨゴ国の皇太子の身が 殿下のもとにあるとなれば➡ 312 00:34:36,090 --> 00:34:40,790 南部は タルシュに対して 窮地に立たされる事になります。 313 00:34:42,430 --> 00:34:49,110 私に その皇太子を利用しろと 言うのか? 314 00:34:49,110 --> 00:34:51,410 アスラの時のように。 315 00:34:52,980 --> 00:34:54,980 お前は まだ そんな勝手な事を やっているのか! 316 00:34:54,980 --> 00:34:57,680 勝手に連れてこられたのでは ありません。 317 00:34:59,750 --> 00:35:03,390 私が 心から それを望んだのです。 318 00:35:03,390 --> 00:35:08,060 シハナは それをかなえてくれたに すぎません。 319 00:35:08,060 --> 00:35:13,730 陛下 私の話を聞いて下さい。 320 00:35:13,730 --> 00:35:18,600 タルシュ帝国は今 我が国に迫ろうとしています。 321 00:35:18,600 --> 00:35:21,600 我が国が敗れれば 次は➡ 322 00:35:21,600 --> 00:35:26,080 ロタ王国に矛先が向かうのは 明白です。 323 00:35:26,080 --> 00:35:31,410 南部の領主たちが信じている タルシュ帝国との同盟など➡ 324 00:35:31,410 --> 00:35:33,410 まやかしにすぎません。 325 00:35:35,080 --> 00:35:37,990 分かっておる。➡ 326 00:35:37,990 --> 00:35:40,760 そなたの事も兄上から聞いておる。 327 00:35:40,760 --> 00:35:43,660 では…! だからと言って➡ 328 00:35:43,660 --> 00:35:46,430 新ヨゴ国との同盟は結べぬ。➡ 329 00:35:46,430 --> 00:35:50,100 兄上も そう申したはずだ。 330 00:35:50,100 --> 00:35:54,800 第一に そなたの帝は それを望んではおるまい。 331 00:35:59,110 --> 00:36:04,410 ですから 戦は避けられないでしょう。 332 00:36:07,920 --> 00:36:14,590 それでも その父上を 助けて頂きたいのです! 333 00:36:14,590 --> 00:36:29,070 ♬~ 334 00:36:29,070 --> 00:36:31,770 私は バルサと申す。 335 00:36:33,410 --> 00:36:36,080 ロタ王に伝えられよ。 336 00:36:36,080 --> 00:36:38,980 バルサが お目通り願っていると。 337 00:36:38,980 --> 00:36:48,980 ♬~ 338 00:36:52,090 --> 00:36:56,970 お目通りに感謝致します。 アスラとチキサは 一緒ではないのか? 339 00:36:56,970 --> 00:37:01,270 チャグム皇太子の事で お目通りを願いました。 340 00:37:03,040 --> 00:37:07,040 新ヨゴ国のチャグム皇太子が 来ませんでしたか? 341 00:37:12,050 --> 00:37:15,920 (イーハン)なぜ そなたが? 342 00:37:15,920 --> 00:37:22,060 私は もともと チャグム皇太子の用心棒なのです。 343 00:37:22,060 --> 00:37:28,400 用心棒? 精霊の話か。 シハナから聞いておる。 344 00:37:28,400 --> 00:37:34,070 そのシハナが チャグム皇太子を 連れてきたのですね? 345 00:37:34,070 --> 00:37:37,070 チャグム皇太子は 今 どこにおりますか? 346 00:37:38,940 --> 00:37:41,640 既に城から去った。 347 00:37:43,410 --> 00:37:47,280 殿下の気持ちは痛いほど分かった。 348 00:37:47,280 --> 00:37:51,980 よくよくの覚悟で このロタ王国へ来たのであろう。 349 00:37:54,060 --> 00:37:59,760 私と一緒に どうか 新ヨゴ国をお助け下さい! 350 00:37:59,760 --> 00:38:02,060 お願い申し上げます! 351 00:38:05,370 --> 00:38:08,370 (イーハン) 情けで戦をする訳にはいかぬ。 352 00:38:20,720 --> 00:38:27,390 それならば もし…➡ 353 00:38:27,390 --> 00:38:33,090 カンバル王国と同盟を結べたなら それに同意して頂けますか? 354 00:38:36,400 --> 00:38:38,730 カンバルと? 355 00:38:38,730 --> 00:38:41,070 はい。 356 00:38:41,070 --> 00:38:46,410 先に カンバル王が 我らと同盟すれば➡ 357 00:38:46,410 --> 00:38:50,710 陛下も 同意して頂けますでしょうか? 358 00:38:58,750 --> 00:39:02,630 もし そのような事が できるのであれば➡ 359 00:39:02,630 --> 00:39:04,930 その時は考えよう。 360 00:39:10,030 --> 00:39:13,700 本当ですね? 361 00:39:13,700 --> 00:39:21,040 それで 3つの国が 手を結べるんですね? 362 00:39:21,040 --> 00:39:35,590 ♬~ 363 00:39:35,590 --> 00:39:43,730 分かりました。 私は先に カンバル王を説き伏せます。 364 00:39:43,730 --> 00:39:48,030 必ず 手を結んでみせます。 365 00:39:51,070 --> 00:39:56,750 チャグムが 泣きながら そう言ったのですか? 366 00:39:56,750 --> 00:40:00,050 万に一つも かなわぬ望みであろう。 367 00:40:02,080 --> 00:40:05,750 (イーハン)カンバル王とて 帝が望んでもおらぬ同盟を➡ 368 00:40:05,750 --> 00:40:09,630 聞き入れる事はあるまい。 369 00:40:09,630 --> 00:40:12,430 ただ追い返す事もできずに➡ 370 00:40:12,430 --> 00:40:15,430 かえって ひどい約束をしたかもしれん。 371 00:40:18,100 --> 00:40:21,770 チャグムは タルシュ帝国に➡ 372 00:40:21,770 --> 00:40:25,470 父上を殺せと言われて 逃げたのです。 373 00:40:27,440 --> 00:40:35,140 決死の覚悟で たった一人 船から暗い海に飛び込んだのです。 374 00:40:37,120 --> 00:40:40,020 どんな事でも 成し遂げる覚悟でしょう。 375 00:40:40,020 --> 00:41:26,770 ♬~ 376 00:41:26,770 --> 00:41:28,770 バルサ! 377 00:41:34,110 --> 00:41:37,450 このまま カンバルの国境を越えるのは 無理だ。 378 00:41:37,450 --> 00:41:41,750 私の村で体を休め 山越えの支度をしよう。 379 00:41:43,320 --> 00:41:48,320 そなたには もう私を助ける理由は なくなったはずだ。 380 00:41:50,030 --> 00:41:53,800 放っておいても 私は カンバルに行くか➡ 381 00:41:53,800 --> 00:41:55,730 殺されるだけだ。 382 00:41:55,730 --> 00:41:58,430 ロタ王の損にも得にもなるまい。 383 00:42:09,750 --> 00:42:14,050 私の望みは バルサに断たれた。 384 00:42:15,620 --> 00:42:20,390 今 何と申した? 385 00:42:20,390 --> 00:42:22,690 短槍使いのバルサだ。 386 00:42:24,760 --> 00:42:31,430 だけど今は その望みが断たれて よかったと思っている。 387 00:42:31,430 --> 00:42:33,770 神の力を信じ過ぎて➡ 388 00:42:33,770 --> 00:42:38,110 自ら滅びの道を 突き進むところだった。 389 00:42:38,110 --> 00:42:41,780 私は バルサに救われたんだ。➡ 390 00:42:41,780 --> 00:42:44,480 だから 借りを返さなくちゃいけない。 391 00:42:51,790 --> 00:42:58,460 私は その バルサを裏切りに行くのだ。 392 00:42:58,460 --> 00:43:00,400 え? 393 00:43:00,400 --> 00:43:04,070 カンバル王と同盟を結ぶなどと バルサが知ったら➡ 394 00:43:04,070 --> 00:43:07,740 どれほど失望するか。 395 00:43:07,740 --> 00:43:14,080 しかし バルサを裏切らなければ➡ 396 00:43:14,080 --> 00:43:21,380 私は 祖国の民を 見殺しにする事になるのだ。 397 00:43:28,090 --> 00:43:30,090 (悲鳴) 398 00:43:33,760 --> 00:43:35,760 どうしたのだ? 399 00:43:41,640 --> 00:43:44,110 (鳴き声) 400 00:43:44,110 --> 00:43:46,440 あっ…! 401 00:43:46,440 --> 00:43:48,380 シハナ!? 402 00:43:48,380 --> 00:44:37,730 ♬~ 403 00:44:37,730 --> 00:44:39,730 父さん! 404 00:44:43,430 --> 00:44:45,430 父さん! 405 00:44:47,100 --> 00:44:50,770 (スファル)シハナ… 逃げろ…。 406 00:44:50,770 --> 00:44:53,110 え? 407 00:44:53,110 --> 00:44:56,110 逃げろ! 408 00:45:07,620 --> 00:45:12,920 貴様ら… タルシュの密偵どもか!? 409 00:45:16,060 --> 00:45:19,740 (スファル)ギャロニ ギャロニ カデャロニ ギャロニ。➡ 410 00:45:19,740 --> 00:45:23,610 ギャロニ ギャロニ カデャロニ ギャロニ。 411 00:45:23,610 --> 00:45:31,080 ギャロニ ギャロニ カデャロニ ギャロニ。➡ 412 00:45:31,080 --> 00:45:33,020 ギャロニ ギャロニ カデャロニ…。 413 00:45:33,020 --> 00:45:34,950 うっ! 414 00:45:34,950 --> 00:45:48,950 ♬~ 415 00:45:56,310 --> 00:46:41,010 ♬~ 416 00:46:59,770 --> 00:47:01,770 ああっ! 417 00:47:03,640 --> 00:47:48,080 ♬~ 418 00:47:48,080 --> 00:47:50,020 うわっ! 419 00:47:50,020 --> 00:48:18,720 ♬~ 420 00:48:29,690 --> 00:48:34,990 いいかい? 私から離れるんじゃないよ。 421 00:48:37,730 --> 00:48:42,600 いいかい? 私の背中から 離れるんじゃないよ。 422 00:48:42,600 --> 00:49:47,300 ♬~ 423 00:50:03,420 --> 00:50:05,720 うわ~っ! 424 00:50:14,760 --> 00:50:58,810 ♬~ 425 00:50:58,810 --> 00:51:00,810 バルサ! 426 00:51:02,680 --> 00:51:04,610 バルサ…。 427 00:51:04,610 --> 00:51:15,090 ♬~ 428 00:51:15,090 --> 00:51:19,090 大きくなったね チャグム。 429 00:51:22,960 --> 00:51:27,260 バルサ どうして…? 430 00:51:30,440 --> 00:51:34,110 忘れたのかい? 431 00:51:34,110 --> 00:51:37,010 私は あんたの用心棒だ。 432 00:51:37,010 --> 00:51:50,310 ♬~ 433 00:52:01,270 --> 00:52:16,690 ♬~ 434 00:52:16,690 --> 00:52:22,620 この花が 一つ一つ ほどけて➡ 435 00:52:22,620 --> 00:52:28,100 一つ残らず流れたら➡ 436 00:52:28,100 --> 00:52:33,800 死者の魂は 川の神のもとに帰ったしるし。 437 00:52:36,440 --> 00:52:42,780 それまでは 自分の事を 思ってくれていると思い➡ 438 00:52:42,780 --> 00:52:48,480 家族や仲間のいる この里に とどまっているんだ。 439 00:52:51,120 --> 00:52:57,990 だから私は この花が全て流れるまでは➡ 440 00:52:57,990 --> 00:53:00,690 ここを離れる事ができない。 441 00:53:04,670 --> 00:53:10,670 私のせいで すまない シハナ…。 442 00:53:12,410 --> 00:53:15,310 君のせいじゃないよ。 443 00:53:15,310 --> 00:53:19,080 タルシュを敵に回せば こうなるんだ。 444 00:53:19,080 --> 00:53:23,380 どんなに小さな村も 大きな国も。 445 00:53:30,090 --> 00:53:35,760 君は 君が守るべきものを守れ。 446 00:53:35,760 --> 00:53:46,110 ♬~ 447 00:53:46,110 --> 00:53:51,810 シハナ ありがとう。 448 00:53:54,450 --> 00:53:57,450 あんたに礼を言われる覚えはない。 449 00:54:00,720 --> 00:54:05,590 ここからは 私がお供する。 450 00:54:05,590 --> 00:54:30,420 ♬~ 451 00:54:30,420 --> 00:54:36,420 (猿の鳴き声) 452 00:54:44,430 --> 00:54:48,100 バルサ。 453 00:54:48,100 --> 00:54:54,440 私は これから カンバル王国に向かうのだ。 454 00:54:54,440 --> 00:54:59,440 バルサの敵と手を結びに行くのだ。 455 00:55:04,250 --> 00:55:10,250 今の私の敵は あんたの敵だけだ。 456 00:55:14,400 --> 00:55:21,100 今の私の望みは あんたの望みが かなう事だ。 457 00:55:22,740 --> 00:55:29,610 そのためになら どんな事だってするよ。 チャグム。 458 00:55:29,610 --> 00:55:31,610 バルサ…。 459 00:55:35,320 --> 00:55:37,620 一つだけ…。 460 00:55:41,760 --> 00:55:45,090 あんたを 殿下と呼ばなくていいか? 461 00:55:45,090 --> 00:55:48,390 ああ 呼ばなくていい。 462 00:55:50,970 --> 00:55:58,110 バルサ 私を カンバルへ連れてってくれ。 463 00:55:58,110 --> 00:56:01,010 ああ 行こう。 464 00:56:01,010 --> 00:57:54,310 ♬~