1 00:00:02,000 --> 00:00:10,410 ♬~ 2 00:00:10,410 --> 00:00:13,110 (チャグム)<戦が始まる> 3 00:00:15,050 --> 00:00:19,720 <巨大国家 タルシュ帝国の王子 ラウルが 海を渡り➡ 4 00:00:19,720 --> 00:00:24,590 我が国 新ヨゴ国を攻めてきた。➡ 5 00:00:24,590 --> 00:00:28,730 皇太子である 私 チャグムは 国を守るため➡ 6 00:00:28,730 --> 00:00:35,600 隣国のロタ王国 カンバル王国に 援軍の派遣を求め続けたが➡ 7 00:00:35,600 --> 00:00:40,340 タルシュ帝国の大軍は 新ヨゴ国に上陸し➡ 8 00:00:40,340 --> 00:00:44,040 いよいよ 戦の火蓋は 切られようとしていた> 9 00:00:46,080 --> 00:00:51,420 <そして そのころ バルサと私は カンバルの山の神と対面し➡ 10 00:00:51,420 --> 00:00:55,720 この国の新しい王の誕生を 見届けていた> 11 00:01:20,380 --> 00:01:41,670 ♬~ 12 00:01:41,670 --> 00:01:45,970 <別れの時が近づいていた> 13 00:01:48,440 --> 00:01:56,790 (ラダール)もし 私を 王と認めるなら 私は皆に 一つだけ約束したい。 14 00:01:56,790 --> 00:02:03,090 このカンバル王国は 決して他国の力に 屈する事はないと。 15 00:02:05,390 --> 00:02:12,390 つまり 皆には 戦をしてもらわなければならない。 16 00:02:14,070 --> 00:02:17,740 チャグム皇太子に我が国の兵を託し➡ 17 00:02:17,740 --> 00:02:21,610 戦に向かってもらう事に なるだろう。➡ 18 00:02:21,610 --> 00:02:27,080 そうなれば 恐らく 多くの命を 失う事にもなるだろう。➡ 19 00:02:27,080 --> 00:02:32,420 だが 新ヨゴ国が落ちれば➡ 20 00:02:32,420 --> 00:02:37,760 タルシュの矛先は このカンバル王国にも向けられる。 21 00:02:37,760 --> 00:02:42,060 タルシュは きっと この国のルイシャを狙うはずだ。 22 00:02:43,630 --> 00:02:50,770 あの洞窟に踏み込んで 巨大な力で岩をも砕き➡ 23 00:02:50,770 --> 00:02:53,680 根こそぎ奪おうとするだろう。 24 00:02:53,680 --> 00:02:58,650 それは 我々の心を➡ 25 00:02:58,650 --> 00:03:04,320 根こそぎ奪おうとするのと 同じ事だ。 26 00:03:04,320 --> 00:03:09,260 そんな事は 絶対にさせない。 27 00:03:09,260 --> 00:03:14,260 だが 王の言葉は絶対ではない。 28 00:03:15,930 --> 00:03:21,230 王に異を唱える事を どうか恐れないでほしい。 29 00:03:28,610 --> 00:03:30,610 (槍を鳴らす音) 30 00:03:32,750 --> 00:03:40,620 (槍を鳴らす音) 31 00:03:40,620 --> 00:03:56,440 ♬~ 32 00:03:56,440 --> 00:03:58,740 (バルサ)畏れながら…。 33 00:04:02,040 --> 00:04:09,740 これを カグロの息子 カームへ お返し下さい。 34 00:04:11,720 --> 00:04:17,020 私が 王の槍となる事に 異を唱えます。 35 00:04:18,590 --> 00:04:25,070 (カグロ)私のあとを このバルサに託します。 36 00:04:25,070 --> 00:04:27,370 (カーム)父上! 37 00:04:28,940 --> 00:04:33,640 (ログサム)バルサは 王の槍となったのだ。 38 00:04:35,710 --> 00:04:37,650 カーム! 39 00:04:37,650 --> 00:04:39,620 はっ! 40 00:04:39,620 --> 00:05:24,060 ♬~ 41 00:05:24,060 --> 00:05:37,610 ♬~(歌声) 42 00:05:37,610 --> 00:05:40,410 <ラダール王子の即位の儀式が➡ 43 00:05:40,410 --> 00:05:44,080 9人の王の槍によって 執り行われた> 44 00:05:44,080 --> 00:06:26,390 ♬~(歌声) 45 00:06:26,390 --> 00:06:37,690 (掛け声) 46 00:06:50,080 --> 00:08:44,560 ♬~ 47 00:08:49,730 --> 00:08:52,730 これで 私の役目は終わった。 48 00:08:55,070 --> 00:08:58,410 あんたのおかげで➡ 49 00:08:58,410 --> 00:09:04,110 私は今 こうして カンバルの地に立っている。 50 00:09:08,220 --> 00:09:10,920 本当に感謝してるよ。 51 00:09:13,890 --> 00:09:20,660 私をカンバルに連れてきてくれたのは バルサではないか。 52 00:09:20,660 --> 00:09:25,370 バルサがいなかったら 私は カンバル王と➡ 53 00:09:25,370 --> 00:09:28,370 友になる事はできなかった。 54 00:09:31,240 --> 00:09:36,940 あんたが変えたんだ この国を。 55 00:09:40,920 --> 00:09:45,220 新しいカンバル王を目覚めさせた。 56 00:09:53,400 --> 00:09:58,400 本当に大きくなったね チャグム。 57 00:10:02,070 --> 00:10:09,740 膨れっ面で私のあとを歩いていた あんたは もう➡ 58 00:10:09,740 --> 00:10:12,040 どこにもいやしない。 59 00:10:19,420 --> 00:10:21,420 バルサ…。 60 00:10:23,090 --> 00:10:26,760 バルサは言ってくれたよね。 61 00:10:26,760 --> 00:10:31,100 昔 精霊の卵を産んで➡ 62 00:10:31,100 --> 00:10:36,440 王宮に 帰らなくてはいけない時に➡ 63 00:10:36,440 --> 00:10:41,440 誰かのために生きるのは 愚かだって。 64 00:10:43,310 --> 00:10:46,780 誰かのために生きるなら➡ 65 00:10:46,780 --> 00:10:51,450 顔も知らない者たちのために 生きろって。 66 00:10:51,450 --> 00:10:57,790 お前なら きっと それができる。 67 00:10:57,790 --> 00:11:03,600 その言葉を 私は あれから 何度 思い出した事か…。 68 00:11:03,600 --> 00:11:10,370 物事に悩む度 バルサの その言葉を思い出して➡ 69 00:11:10,370 --> 00:11:12,670 心を決めてきた。 70 00:11:15,740 --> 00:11:21,740 バルサが 私を変えてくれたのだ。 71 00:11:24,090 --> 00:11:28,790 強く 変えてくれた。 72 00:11:30,760 --> 00:11:40,060 私が これまで生きてこられたのは バルサが 私を守ってくれたからだ。 73 00:11:41,770 --> 00:11:44,440 命だけじゃない。 74 00:11:44,440 --> 00:11:52,310 いつでも この心も。 75 00:11:52,310 --> 00:12:25,410 ♬~ 76 00:12:25,410 --> 00:12:31,410 お前が生まれてきたのは 今 ここで生きるためだ! 77 00:12:34,420 --> 00:12:37,760 生きてる事を恐れるな。 78 00:12:37,760 --> 00:12:40,460 それが 一番恐ろしい魔物だ。 79 00:12:44,430 --> 00:12:50,770 どうして! どうして! 80 00:12:50,770 --> 00:12:52,710 ああっ! 81 00:12:52,710 --> 00:12:55,640 何があっても生きろ。 82 00:12:55,640 --> 00:12:59,110 何があっても➡ 83 00:12:59,110 --> 00:13:01,810 私がお前を必ず守る! 84 00:13:03,720 --> 00:13:05,720 ああっ! 85 00:13:10,060 --> 00:13:12,730 早く通りな。 お前が先に行け! 86 00:13:12,730 --> 00:13:15,420 痛っ! 何をすんだ!? 傷が開くじゃないか! 87 00:13:15,426 --> 00:13:17,400 笑い飛ばせ! 何!? 88 00:13:17,400 --> 00:13:41,620 ♬~ 89 00:13:41,620 --> 00:13:45,430 誰かのために生きるなら➡ 90 00:13:45,430 --> 00:13:48,430 顔も知らない者たちのために 生きろ。 91 00:13:52,100 --> 00:13:56,800 お前なら きっと それができる。 92 00:14:01,910 --> 00:14:09,610 お前には いつか そういう帝になってもらいたい。 93 00:14:30,740 --> 00:14:32,740 ありがとう。 94 00:14:37,080 --> 00:14:41,420 さようなら チャグム。 95 00:14:41,420 --> 00:14:59,770 ♬~ 96 00:14:59,770 --> 00:15:06,040 今まで ありがとうございました。 97 00:15:06,040 --> 00:15:11,740 どうか 幸せになって下さい。 98 00:15:19,390 --> 00:15:25,090 身に余るお言葉 光栄に存じます。 99 00:15:30,400 --> 00:15:34,700 どうか ご武運を! 100 00:15:39,740 --> 00:15:42,410 チャグム皇太子殿下。 101 00:15:42,410 --> 00:16:39,600 ♬~ 102 00:16:39,600 --> 00:16:45,900 <そして バルサは 新ヨゴ国へ。 懐かしいタンダの家に向かった> 103 00:17:48,070 --> 00:17:50,370 タンダ ただいま。 104 00:17:54,410 --> 00:17:58,750 (トロガイ)何だ バルサか。 105 00:17:58,750 --> 00:18:00,750 トロガイ。 106 00:18:02,350 --> 00:18:04,690 タンダは? 107 00:18:04,690 --> 00:18:08,020 ここには いないよ。 108 00:18:08,020 --> 00:18:10,930 どこに行った? 109 00:18:10,930 --> 00:18:14,360 タラノ平野さ。 110 00:18:14,360 --> 00:18:17,270 タラノ平野? 111 00:18:17,270 --> 00:18:20,970 戦に行っちまったんだよ。 112 00:18:33,380 --> 00:18:36,050 <青霧山脈から遠く離れ➡ 113 00:18:36,050 --> 00:18:41,720 新ヨゴ国の南 海に面したタラノ平野では➡ 114 00:18:41,720 --> 00:18:46,390 いよいよ 戦が始まろうとしていた。➡ 115 00:18:46,390 --> 00:18:50,690 上陸したタルシュ軍は およそ5万人> 116 00:18:53,070 --> 00:18:56,400 お前たちの家族を思え! 117 00:18:56,400 --> 00:19:01,010 お前たちが敵を殺し損ねれば そいつの剣が➡ 118 00:19:01,010 --> 00:19:04,880 お前たちの大切な家族を 殺す事になる! 119 00:19:04,880 --> 00:19:08,880 この国と家族を守る盾だ! 120 00:19:08,880 --> 00:19:13,020 お前たちの魂は 帝が守って下さる! 121 00:19:13,020 --> 00:19:16,020 安心して戦え! 122 00:19:25,030 --> 00:19:28,370 タンダが どうして戦なんかに? 123 00:19:28,370 --> 00:19:34,040 この国は 村人からも兵士を集めたのさ。 124 00:19:34,040 --> 00:19:37,910 タンダの弟が そのくじに当たってね➡ 125 00:19:37,910 --> 00:19:44,050 タンダは家族に頼まれて その身代わりになったのさ。 126 00:19:44,050 --> 00:19:48,720 (ノシル)カイザの代わりに お前が行ってくれないか。 127 00:19:48,720 --> 00:19:50,720 頼む! 128 00:19:59,370 --> 00:20:06,070 あのタンダが 戦に…。 129 00:20:06,070 --> 00:20:13,070 あんたが帰ってきたら 心配するなと伝えてくれって。 130 00:20:14,750 --> 00:20:18,090 絶対に死なないからと。 131 00:20:18,090 --> 00:20:28,730 ♬~ 132 00:20:28,730 --> 00:20:36,100 なんて事だろうね。 戦を始めちまうなんて。➡ 133 00:20:36,100 --> 00:20:41,400 タルシュは もう 海から そこまで来てるんだよ。 134 00:20:45,780 --> 00:20:47,780 バルサ! 135 00:20:51,650 --> 00:20:53,650 (爆発音) 136 00:20:53,650 --> 00:21:15,740 ♬~ 137 00:21:15,740 --> 00:21:18,740 突撃~! 138 00:21:24,420 --> 00:21:27,420 突撃~! 139 00:21:52,110 --> 00:21:54,110 (爆発音) 140 00:22:02,390 --> 00:22:04,330 ひるむな~! 141 00:22:04,330 --> 00:22:08,330 槍を… 槍を構えろ~! 142 00:22:17,410 --> 00:22:20,410 進め~! 143 00:22:23,080 --> 00:22:26,380 (一同)うわ~! 144 00:22:34,090 --> 00:22:36,090 ううっ! 145 00:22:49,640 --> 00:22:51,640 (タンダ)ああ~っ! 146 00:22:55,380 --> 00:23:00,720 (シュバル)新ヨゴ国は かき集めた民を 捨て駒にしているようです。 147 00:23:00,720 --> 00:23:05,590 (クールズ)戦を知らぬ者は 痛ましい戦い方をするな。 148 00:23:05,590 --> 00:23:08,390 この一戦で降伏しなければ➡ 149 00:23:08,390 --> 00:23:12,060 民のいない国と なってしまいましょう。 150 00:23:12,060 --> 00:23:15,730 間もなく ラウル王子も こちらに着かれよう。 151 00:23:15,730 --> 00:23:18,630 我らは新ヨゴ国の王宮で➡ 152 00:23:18,630 --> 00:23:22,930 殿下をお迎えする事だけを 考えればよいのだ。 153 00:23:25,740 --> 00:23:28,410 コチャ! コチャ! 154 00:23:28,410 --> 00:23:31,750 大丈夫だ 大丈夫だ。 こっちだ。 155 00:23:31,750 --> 00:24:26,730 ♬~ 156 00:24:26,730 --> 00:24:29,030 コチャ! 157 00:24:33,070 --> 00:24:35,370 待て。 158 00:24:43,080 --> 00:24:46,950 助けてくれ… 俺は違う! 俺… 助けてくれ! 159 00:24:46,950 --> 00:24:50,420 ああ~! 160 00:24:50,420 --> 00:24:53,760 何やってんだ お前ら! 161 00:24:53,760 --> 00:24:56,060 見逃してくれ! 162 00:24:58,100 --> 00:25:00,370 ああ~っ! 163 00:25:00,370 --> 00:25:04,240 戦え! 戦え~! 164 00:25:04,240 --> 00:25:06,710 ああ~っ! 165 00:25:06,710 --> 00:25:28,010 ♬~ 166 00:25:47,350 --> 00:25:50,750 ただいま~! タンダ…。 167 00:25:50,750 --> 00:25:55,620 いや~ 怖かった! 戦は本当に怖かったですよ。 168 00:25:55,620 --> 00:25:59,760 もう終わったのかい? いえ 逃げてきたんです。 え? 169 00:25:59,760 --> 00:26:01,700 師匠に会いたくて。 170 00:26:01,700 --> 00:26:05,030 どうしても知らせたい事があって。 171 00:26:05,030 --> 00:26:07,370 戦場で変な少年に会ったんです。 172 00:26:07,370 --> 00:26:12,040 その子が妙な事 言うんですよ。 ここが なくなるって。 173 00:26:12,040 --> 00:26:15,710 ここが なくなる? タラノ平野です。 174 00:26:15,710 --> 00:26:20,380 何もなくなって みんな死ぬって どういう意味でしょう? 175 00:26:20,380 --> 00:26:22,720 アスラも怖がってたでしょ? 都の事を。 176 00:26:22,720 --> 00:26:29,390 タラノ平野も 都に近いから 何か関係があるのかもしれない。 177 00:26:29,390 --> 00:26:32,290 どうだろうね…。 178 00:26:32,290 --> 00:26:35,730 コチャっていうんですが コチャも アスラと同じように➡ 179 00:26:35,730 --> 00:26:40,600 ナユグの事を感じられるんだと 思いませんか? 180 00:26:40,600 --> 00:26:43,600 そうかもしれないね。 181 00:26:43,600 --> 00:26:46,070 師匠は この世とナユグにまたがって➡ 182 00:26:46,070 --> 00:26:48,740 生まれてくる人間もいると 言ってましたよね。 183 00:26:48,740 --> 00:26:52,080 ほら あの チャグムのように。 184 00:26:52,080 --> 00:26:54,750 そんな事より タンダ。 185 00:26:54,750 --> 00:26:58,450 いいかい? よくお聞き。 186 00:27:04,560 --> 00:27:09,260 お前の体は 今 どこにあるんだ? 187 00:27:11,230 --> 00:27:14,030 何を言ってるんです? 188 00:27:14,030 --> 00:27:18,370 ここにあるのは お前の魂だ。 189 00:27:18,370 --> 00:27:25,050 魂が抜けた体が まだ どこかにあるはずだ。 190 00:27:25,050 --> 00:27:27,050 え? 191 00:27:46,070 --> 00:27:51,940 もし 誰かに埋められでもしたら… 早く戻るんだ。 192 00:27:51,940 --> 00:27:56,240 戻れなくなる前に そこに戻るんだよ タンダ! 193 00:27:59,410 --> 00:28:02,680 まだ分からないのかい? 194 00:28:02,680 --> 00:28:06,980 お前は今 死にかけているんだよ。 195 00:28:11,030 --> 00:28:18,370 師匠 私にも今 ナユグが強く感じられるんです。 196 00:28:18,370 --> 00:28:22,070 ナユグに春が来たんですね。 197 00:28:27,040 --> 00:28:32,380 暖かい… 春が来たんです。 198 00:28:32,380 --> 00:28:37,050 ほら ここにも…。 199 00:28:37,050 --> 00:28:51,070 ♬~ 200 00:28:51,070 --> 00:28:53,000 タンダ…。 201 00:28:53,000 --> 00:29:25,370 ♬~ 202 00:29:25,370 --> 00:29:27,300 バルサ。 203 00:29:27,300 --> 00:29:53,600 ♬~ 204 00:30:01,070 --> 00:30:05,740 <そのころ 私は 1万5, 000人のカンバル軍を率いて➡ 205 00:30:05,740 --> 00:30:08,040 ロタ王国に入った> 206 00:30:09,610 --> 00:30:12,080 <私は イーハン国王に➡ 207 00:30:12,080 --> 00:30:14,750 新しいカンバル国王の意向を伝え➡ 208 00:30:14,750 --> 00:30:18,620 共に タルシュ帝国と戦う約束を交わした> 209 00:30:18,620 --> 00:30:37,440 ♬~ 210 00:30:37,440 --> 00:30:39,440 これで よいか? 211 00:30:42,310 --> 00:30:44,310 はい。 212 00:30:44,310 --> 00:30:50,450 チャグム殿下 新ヨゴ国の現状は 知っておるか?➡ 213 00:30:50,450 --> 00:30:53,790 タルシュ帝国の軍勢が 海から攻め入り➡ 214 00:30:53,790 --> 00:30:58,490 緒戦は 惨敗したようだ。 215 00:31:00,390 --> 00:31:02,730 早速 カンバル王国と共に➡ 216 00:31:02,730 --> 00:31:05,630 我がロタ王国も 兵を差し向けたいところだが➡ 217 00:31:05,630 --> 00:31:09,600 しかし 今 動けぬ。 218 00:31:09,600 --> 00:31:12,070 なぜですか? 219 00:31:12,070 --> 00:31:18,950 チャグム殿下 我が国の南 ツーラムの港に➡ 220 00:31:18,950 --> 00:31:21,750 新たなタルシュ軍が上陸した。 221 00:31:21,750 --> 00:31:24,080 え? 222 00:31:24,080 --> 00:31:29,420 南部の大領主たちは それを迎え入れた。 223 00:31:29,420 --> 00:31:33,420 果たして その南部が どう動くか。 224 00:31:35,100 --> 00:31:39,430 もし この城に 兵を差し向けるのであれば➡ 225 00:31:39,430 --> 00:31:42,770 我々は 国を分けて 戦わなければならない。 226 00:31:42,770 --> 00:32:00,250 ♬~ 227 00:32:00,250 --> 00:32:03,060 <ロタ王国の港に上陸したのは➡ 228 00:32:03,060 --> 00:32:06,760 タルシュ軍の総司令官 ラウル王子だった> 229 00:32:08,400 --> 00:32:11,060 <ラウル王子は ロタ国王に不満を持つ➡ 230 00:32:11,060 --> 00:32:13,400 南部の領主たちを ひそかに支援し➡ 231 00:32:13,400 --> 00:32:16,700 ロタ王国の分断を謀っていた> 232 00:32:18,270 --> 00:32:21,740 (ラウル)私は なにも 援軍になれとは言っていない。 233 00:32:21,740 --> 00:32:25,080 タルシュ軍として ついてこいと言ったのだ。 234 00:32:25,080 --> 00:32:27,010 (スーアン)はあ? 235 00:32:27,010 --> 00:32:29,950 ついてこないのならば それで結構。 236 00:32:29,950 --> 00:32:34,760 我ら タルシュ帝国は そなたらと密約を打ち切り➡ 237 00:32:34,760 --> 00:32:37,760 これ以降は 敵と見なす。 238 00:32:42,100 --> 00:32:44,430 今 新ヨゴ国にいる5万の兵を➡ 239 00:32:44,430 --> 00:32:48,100 直ちに この南部へ差し向ける事も できるが…。 240 00:32:48,100 --> 00:32:52,970 そうなった時 果たして ロタ王は そなたらを助けて下さるか。 241 00:32:52,970 --> 00:32:58,750 (アマン)我々をだましたのか! (ラウル)だます? 242 00:32:58,750 --> 00:33:04,380 そなたらは それほど たやすく だまされる輩なのか? 243 00:33:04,380 --> 00:33:08,720 それならば 味方につけても危うい。 244 00:33:08,720 --> 00:33:11,390 愚弄する気か! 245 00:33:11,390 --> 00:33:14,060 (ヒュウゴ)タルシュ帝国は➡ 246 00:33:14,060 --> 00:33:18,930 同盟を誓った国を蹂躙する事は ありません。 247 00:33:18,930 --> 00:33:24,930 我々は 新ヨゴ国を抑えた上で ロタ王に降伏を迫りたいのです。 248 00:33:33,750 --> 00:33:39,090 それなら 今後は誤解がなきよう 皇帝からの確約を頂きたい。 249 00:33:39,090 --> 00:33:41,420 何を確約しろと? 250 00:33:41,420 --> 00:33:45,090 新しいロタ王には➡ 251 00:33:45,090 --> 00:33:48,000 我が息子 オゴンをつかせると。 252 00:33:48,000 --> 00:33:50,760 (ヒュウゴ) 皇帝は この北の大陸での事を➡ 253 00:33:50,760 --> 00:33:55,100 全て このラウル王子に 一任しておられます。 254 00:33:55,100 --> 00:33:59,770 それならば その事を 我々に確約して頂きたい。 255 00:33:59,770 --> 00:34:06,050 皇帝が ラウル王子を そこまで大事に 思われておられるのなら➡ 256 00:34:06,050 --> 00:34:09,380 その事を証明して下さい。 257 00:34:09,380 --> 00:34:12,050 (オゴン)もうよい 父上。 258 00:34:12,050 --> 00:34:15,920 タルシュ帝国は 明らかに 我々を侮っておられる。➡ 259 00:34:15,920 --> 00:34:19,730 はなから 我々が ひれ伏すと思われている。➡ 260 00:34:19,730 --> 00:34:23,400 そこまで侮ってもらっては困る。 261 00:34:23,400 --> 00:34:28,070 ロタ王国は その気になれば いつでも結束するのです。 262 00:34:28,070 --> 00:34:32,740 とりあえず 父上 ラウル王子が ここにいる事を➡ 263 00:34:32,740 --> 00:34:36,040 私からロタ王に 知らせておきましょう。 264 00:34:38,080 --> 00:34:40,010 お待ち下さい ラウル王子! 265 00:34:40,010 --> 00:34:43,420 あっ! くっ…! 266 00:34:43,420 --> 00:34:45,420 オゴン! 267 00:34:50,290 --> 00:34:54,590 オゴンは その足の傷が癒えるまで 出兵を免れた。 268 00:34:57,970 --> 00:35:02,700 我々が留守の間➡ 269 00:35:02,700 --> 00:35:05,610 ロタ王から この南部を守るがよい。 270 00:35:05,610 --> 00:35:09,580 あとの全員は すぐに➡ 271 00:35:09,580 --> 00:35:13,280 新ヨゴ国へ出兵の用意を致せ。 272 00:35:25,930 --> 00:35:27,930 タンダ! 273 00:35:36,600 --> 00:35:38,900 タンダ! 274 00:35:48,280 --> 00:35:50,280 何をしている? 275 00:35:52,420 --> 00:35:55,720 埋めてやるんだ。 キリがねえけど。 276 00:36:04,030 --> 00:36:27,050 ♬~ 277 00:36:27,050 --> 00:36:28,990 タンダ! 278 00:36:28,990 --> 00:36:38,670 ♬~ 279 00:36:38,670 --> 00:36:40,600 タンダ! 280 00:36:40,600 --> 00:36:58,990 ♬~ 281 00:36:58,990 --> 00:37:02,890 (うめき声) 282 00:37:02,890 --> 00:37:25,050 ♬~ 283 00:37:25,050 --> 00:37:32,050 鍛錬もしていない民を この国は盾に使ったのか。 284 00:37:34,720 --> 00:37:40,020 畜生… 畜生! 285 00:37:54,740 --> 00:37:57,080 (ラドウ)タラノ平野が崩れました。➡ 286 00:37:57,080 --> 00:37:59,750 半日ともたず 敵に突破されました。 287 00:37:59,750 --> 00:38:02,350 申し訳ございません。 288 00:38:02,350 --> 00:38:06,350 思いの外 民の兵は もろかったようです。 289 00:38:08,020 --> 00:38:11,890 敵は この王宮に 向かっているのか? 290 00:38:11,890 --> 00:38:13,890 はい。 291 00:38:13,890 --> 00:38:16,360 (聖導師)陛下 もう十分です。 292 00:38:16,360 --> 00:38:20,030 戦う ご意志は もう十分に示されました。 293 00:38:20,030 --> 00:38:24,030 あとは 話し合いの席に着くべきです。 294 00:38:26,910 --> 00:38:30,040 話し合い? 295 00:38:30,040 --> 00:38:34,380 降伏ではなく 帝から敵を王宮に招くのです。 296 00:38:34,380 --> 00:38:39,080 あくまでも 外交として 敵の要求をお聞き下さい。 297 00:38:41,050 --> 00:38:43,960 聞いてどうなる? 298 00:38:43,960 --> 00:38:48,660 帝が この国の神である事を 知らしめるのです。 299 00:38:50,730 --> 00:38:55,070 (聖導師)武力を使わずとも 敵にあらがう事はできます。➡ 300 00:38:55,070 --> 00:38:59,410 それこそが この国の まことの威厳となりましょう。 301 00:38:59,410 --> 00:39:09,020 ♬~ 302 00:39:09,020 --> 00:39:15,890 (ガカイ)いいえ それこそが まことの降伏というものです。 303 00:39:15,890 --> 00:39:21,360 敵に降伏し 命乞いをしたと 民は思う事でしょう。 304 00:39:21,360 --> 00:39:27,060 民は今 帝の清らかな魂を抱いて 戦っております。 305 00:39:29,240 --> 00:39:32,710 敵の軍門に下る事は その魂を汚し➡ 306 00:39:32,710 --> 00:39:36,040 民の清らかな国を奪う事に ほかなりません。 (シュガ)ガカイさん。 307 00:39:36,040 --> 00:39:37,980 聖導師様のおっしゃる事は➡ 308 00:39:37,980 --> 00:39:40,910 私には負け惜しみとしか 思われません。➡ 309 00:39:40,910 --> 00:39:46,050 肝心なのは負けぬ事です。 310 00:39:46,050 --> 00:39:52,930 そのために 今こそ 帝のお力を お示しになる時です! 311 00:39:52,930 --> 00:39:59,630 この国の民は皆 帝のお力を 一心に信じているのです! 312 00:40:03,070 --> 00:40:05,370 陛下! (ラクサム)陛下! 313 00:40:13,710 --> 00:40:16,620 ラドウ大将軍は ヤズノ砦に行け。 314 00:40:16,620 --> 00:40:19,090 自ら そこを守るのだ。 315 00:40:19,090 --> 00:40:22,960 はっ! 聖導師。 316 00:40:22,960 --> 00:40:29,260 汚れた者を この王宮に招く事はできまい。 317 00:40:31,670 --> 00:40:38,970 近寄る敵には 必ず天罰が下るであろう。 318 00:41:02,060 --> 00:41:04,060 (二ノ妃)陛下…。 319 00:41:07,730 --> 00:41:09,670 どうかなされたのですか? 320 00:41:09,670 --> 00:41:14,610 どうかならねば そなたに近寄る事も許されぬか。 321 00:41:14,610 --> 00:41:18,750 いいえ。 私に会いに来て下されたのなら➡ 322 00:41:18,750 --> 00:41:21,050 うれしゅうございます。 323 00:41:25,420 --> 00:41:28,320 汚れた事を申すな。 324 00:41:28,320 --> 00:41:33,290 偽りは聞き飽きた。 偽りなどではありません。 325 00:41:33,290 --> 00:41:39,430 そなたも 私の力を信じておるか? 326 00:41:39,430 --> 00:41:42,730 この国の神を信じておるか? 327 00:41:50,440 --> 00:41:52,380 信じております。 328 00:41:52,380 --> 00:41:54,780 偽りを申すな。 329 00:41:54,780 --> 00:41:58,120 それなら お前は この国の神を恨んでおろう。 330 00:41:58,120 --> 00:42:00,420 いいえ。 331 00:42:04,720 --> 00:42:09,720 私は 神に何も望まないだけです。 332 00:42:12,070 --> 00:42:20,740 私が望むのは 神の声ではなく➡ 333 00:42:20,740 --> 00:42:23,040 帝の声です。 334 00:42:30,420 --> 00:42:37,720 神の力ではなく 帝のぬくもりだけです。 335 00:42:40,090 --> 00:42:45,090 私は 帝が安心なさる事を望みます。 336 00:42:46,770 --> 00:42:51,100 そのために天罰が下っても➡ 337 00:42:51,100 --> 00:42:58,100 私は 帝のそばを離れません。 338 00:43:04,380 --> 00:43:06,380 お前は…。 339 00:43:11,060 --> 00:43:13,730 なんて恐ろしい…。 340 00:43:13,730 --> 00:43:28,070 ♬~ 341 00:43:28,070 --> 00:43:32,750 汚れておる。 ここから去れ。 342 00:43:32,750 --> 00:43:35,650 王宮から去れ。➡ 343 00:43:35,650 --> 00:43:38,080 どこへでも行って 好きにするがよい。 344 00:43:38,080 --> 00:43:40,380 それが天罰だ。 345 00:43:58,400 --> 00:44:03,400 ガカイ。 お前は この国を どうしたいのだ? 346 00:44:06,050 --> 00:44:09,750 聖導師様は どうされたいのですか? 347 00:44:13,720 --> 00:44:18,060 聖導師様に お聞きしたい事がございます。 348 00:44:18,060 --> 00:44:23,730 聖導師様は 次の聖導師に シュガを選ばれたのですか? 349 00:44:23,730 --> 00:44:25,670 何を言ってるんですか! こんな時に。 350 00:44:25,670 --> 00:44:27,600 お答え下さい。 351 00:44:27,600 --> 00:44:30,600 それで お前は この私に異を唱えておるのか? 352 00:44:30,600 --> 00:44:33,740 私は これまで 帝を神と崇め➡ 353 00:44:33,740 --> 00:44:36,080 聖導師様のもとに 仕えてまいりました。 354 00:44:36,080 --> 00:44:40,950 それが降伏したら 私に何が残りますか? 355 00:44:40,950 --> 00:44:45,420 お前は トゥグム王子の守り役だ。 356 00:44:45,420 --> 00:44:50,090 トゥグム王子が帝となった時 お前は聖導師となる。 357 00:44:50,090 --> 00:44:52,030 それでは 約束して下さい。 358 00:44:52,030 --> 00:44:56,430 そのあとは トゥグム第2王子が 必ず次の帝になると。 359 00:44:56,430 --> 00:45:00,300 たとえ タルシュの軍門に下っても。 360 00:45:00,300 --> 00:45:05,000 それができぬのであれば 私は戦うのみです。 361 00:45:06,710 --> 00:45:12,050 聖導師様は恐らく チャグム皇太子を帝にしたいのだ。 362 00:45:12,050 --> 00:45:13,980 タルシュのもとで…。 363 00:45:13,980 --> 00:45:19,720 そして 新しい聖導師には シュガがなる。 364 00:45:19,720 --> 00:45:24,800 帝は 二ノ妃をひそかに逃がすよう 我ら狩人に命じられた。 365 00:45:24,800 --> 00:45:26,330 何? 366 00:45:26,330 --> 00:45:29,730 二ノ妃を タルシュに 渡さないためでありましょう。 367 00:45:29,730 --> 00:45:36,070 それだけ帝は ご覚悟を 決められたのに違いありません。 368 00:45:36,070 --> 00:45:38,400 そうか…。 369 00:45:38,400 --> 00:45:43,700 帝は それほど 二ノ妃に ご執心であったか。 370 00:45:51,750 --> 00:45:54,090 ≪母上! 371 00:45:54,090 --> 00:45:56,090 (二ノ妃)トゥグム! 372 00:45:59,430 --> 00:46:03,300 どうしたのです? 父上に言われたのですか? 373 00:46:03,300 --> 00:46:07,300 いいえ。 ガカイに連れてきてもらいました。 374 00:46:12,970 --> 00:46:14,970 ガカイ。 375 00:46:22,380 --> 00:46:26,250 なぜ あなたが ここに? 376 00:46:26,250 --> 00:46:31,060 (ガカイ)トゥグム王子の事は どうか ご安心下さい。 377 00:46:31,060 --> 00:46:37,730 陛下は タルシュの狼藉から お妃を守りたいのです。 378 00:46:37,730 --> 00:46:42,400 陛下が そのような事を…。 379 00:46:42,400 --> 00:46:45,310 (ガカイ)もう一つ お伝えしたい事がございます。 380 00:46:45,310 --> 00:46:51,310 これは チャグム皇太子の行く末にも 関わる事です。 381 00:46:56,750 --> 00:47:01,450 チャグムが生きていると? 382 00:47:06,560 --> 00:47:10,030 それは 誰から聞いたのです? 383 00:47:10,030 --> 00:47:13,370 タルシュの密偵から聞き出しました。 384 00:47:13,370 --> 00:47:15,700 どういう事です? 385 00:47:15,700 --> 00:47:21,040 どうやら 聖導師様は 帝を…➡ 386 00:47:21,040 --> 00:47:24,910 チャグム皇太子を 陰で裏切っているようです。 387 00:47:24,910 --> 00:47:38,390 ♬~ 388 00:47:38,390 --> 00:47:42,690 チャグム殿下 南部の兵が動き出した。 389 00:47:47,400 --> 00:47:51,700 タルシュ軍は 南部の兵を率いて 新ヨゴ国へ向かった。 390 00:47:54,070 --> 00:47:57,770 その数 1万2, 000。 391 00:47:59,750 --> 00:48:05,020 そのほとんどが 我がロタの兵たちだ。 392 00:48:05,020 --> 00:48:09,020 私は タルシュを断じて許さぬ! 393 00:48:13,690 --> 00:48:18,690 そのタルシュ軍を指揮する者は ラウル王子だ。 394 00:48:21,030 --> 00:48:23,370 ラウル王子が 自ら…? 395 00:48:23,370 --> 00:48:27,070 カシャルの知らせだ。 間違いない。 396 00:48:31,040 --> 00:48:36,920 チャグム殿下 我がロタ王国軍 2万5, 000を➡ 397 00:48:36,920 --> 00:48:41,390 新ヨゴ国守護兵団に遣わそう。 398 00:48:41,390 --> 00:48:43,390 陛下…。 399 00:48:46,730 --> 00:48:50,400 カンバル軍とあわせて これで4万だ。 400 00:48:50,400 --> 00:48:54,270 ならば タルシュに引けを取るまい。 401 00:48:54,270 --> 00:48:58,740 ここから更に援軍を送る事も 補給する事もできる。 402 00:48:58,740 --> 00:49:02,010 地の利のある我らの方が有利だ。 403 00:49:02,010 --> 00:49:05,680 イーハン陛下 ありがとうございます! 404 00:49:05,680 --> 00:49:08,350 そなたのためだけではない。 405 00:49:08,350 --> 00:49:12,690 我がロタの命運も そなたに託すのだ。 406 00:49:12,690 --> 00:49:22,030 ♬~ 407 00:49:22,030 --> 00:49:26,370 必ずや この北の大陸を守ってくれ。 408 00:49:26,370 --> 00:49:28,670 チャグム殿下。 409 00:49:33,710 --> 00:49:36,040 はい。 410 00:49:36,040 --> 00:49:45,040 ロタ王国とカンバル王国の兵を集結し 直ちに新ヨゴ国に向かいます! 411 00:49:46,690 --> 00:49:48,620 武運を祈る! 412 00:49:48,620 --> 00:50:01,070 ♬~ 413 00:50:01,070 --> 00:50:03,970 <タラノ平野に上陸した タルシュ軍は➡ 414 00:50:03,970 --> 00:50:06,740 瞬く間に 街道を北上し➡ 415 00:50:06,740 --> 00:50:09,640 新ヨゴ国の都に 迫っていた。➡ 416 00:50:09,640 --> 00:50:12,610 一方 西のロタ王国からは➡ 417 00:50:12,610 --> 00:50:17,750 ラウル王子が率いる軍勢が 新ヨゴ国を目指していた。➡ 418 00:50:17,750 --> 00:50:24,420 新ヨゴ国は 都の入り口を守る ヤズノ砦に全ての兵力を集め➡ 419 00:50:24,420 --> 00:50:27,760 タルシュ軍を迎え撃つ準備を 急いでいた> 420 00:50:27,760 --> 00:50:47,780 ♬~ 421 00:50:47,780 --> 00:50:50,450 報告! 422 00:50:50,450 --> 00:50:54,450 報告~! 報告! 423 00:50:56,120 --> 00:50:59,990 報告! 報告~! 424 00:50:59,990 --> 00:51:01,990 報告! 425 00:51:03,730 --> 00:51:06,630 報告! 426 00:51:06,630 --> 00:51:10,600 申し上げます! ロタが… ロタが動きました! 427 00:51:10,600 --> 00:51:13,410 何 ロタが動いただと? 428 00:51:13,410 --> 00:51:17,740 南部の兵を率いてるのは ツーラムに上陸したタルシュ軍です。 429 00:51:17,740 --> 00:51:21,610 ロタの内乱を あおりに来たのではなかったか。 430 00:51:21,610 --> 00:51:24,080 ここへ来るか…。 あるいは➡ 431 00:51:24,080 --> 00:51:26,420 国境の街 四路街を奪って➡ 432 00:51:26,420 --> 00:51:29,090 そこを 補給地にするやもしれません。 433 00:51:29,090 --> 00:51:35,430 その前に 四路街を焼き払え! 434 00:51:35,430 --> 00:51:37,360 はっ! 435 00:51:37,360 --> 00:52:04,390 ♬~ 436 00:52:04,390 --> 00:52:06,390 何者だ? 437 00:52:14,730 --> 00:52:22,070 (オバル)バルサ! バルサじゃねえかよ! 438 00:52:22,070 --> 00:52:24,980 オバルか? 439 00:52:24,980 --> 00:52:28,750 この人はな 俺たちと同じ護衛士のバルサだよ! 440 00:52:28,750 --> 00:52:35,420 知ってるだろ? あの短槍使いのバルサだよ! 441 00:52:35,420 --> 00:52:37,360 いや~ 驚いた。 442 00:52:37,360 --> 00:52:40,760 残党狩りをしているタルシュ兵だと 思いましたよ。 443 00:52:40,760 --> 00:52:42,700 何をしている? 444 00:52:42,700 --> 00:52:46,630 我々は 四路街の人々に雇われて 護衛士をやっています。 445 00:52:46,630 --> 00:52:48,630 四路街の人々? 446 00:52:48,630 --> 00:52:53,770 ええ。 みんな あの街から 逃げてきました。➡ 447 00:52:53,770 --> 00:52:56,110 ロタからも タルシュ軍が攻めてきていて➡ 448 00:52:56,110 --> 00:53:01,410 それで 新ヨゴ軍が 四路街に火を放ったんです。 449 00:53:08,390 --> 00:53:10,690 ≪バルサ~! 450 00:53:12,260 --> 00:53:15,260 (マーサ)バルサ! 451 00:53:15,260 --> 00:53:17,400 バルサ~! 452 00:53:17,400 --> 00:53:21,070 マーサさん。 バルサ 無事だったんだね。 453 00:53:21,070 --> 00:53:24,370 こんなとこで会うなんて! よかった! 454 00:53:25,940 --> 00:53:27,940 バルサ! 455 00:53:29,740 --> 00:53:31,680 ≪バルサ~! 456 00:53:31,680 --> 00:53:33,610 (トウノ)ああっ! あっ! 457 00:53:33,610 --> 00:53:37,610 (マーサ)トウノ! 大丈夫? 何やってるの! 早く 早く! 458 00:53:39,420 --> 00:53:42,760 アスラ…。 459 00:53:42,760 --> 00:53:45,060 チキサ…。 460 00:53:52,100 --> 00:53:56,440 [ 回想 ] 上手 上手。 ハハハハハッ。 (アスラ)ハハハハッ。 461 00:53:56,440 --> 00:54:01,040 (アスラ)ねえ バルサ マーサさんの布は とてもいい匂いがするわ。 462 00:54:01,040 --> 00:54:05,040 (マーサ)いつまでも ここにいていいのよ バルサ。 463 00:54:13,390 --> 00:54:15,320 (マーサ)バルサ!? 464 00:54:15,320 --> 00:54:39,020 ♬~ 465 00:54:50,760 --> 00:54:53,060 (ヨーナ)起こしちゃいました? 466 00:54:54,630 --> 00:54:56,630 大丈夫だ…。 467 00:55:01,370 --> 00:55:04,040 世話をかけて すまないね。 468 00:55:04,040 --> 00:55:07,710 もう 謝らないで下さい。 469 00:55:07,710 --> 00:55:11,580 あなたは 弟の命を救ってくれた 恩人なんですから。 470 00:55:11,580 --> 00:55:16,280 いや… 助けられたのは こっちの方だ。 471 00:55:25,720 --> 00:55:29,400 コチャは? 今 カンクイを見つけに行ってます。 472 00:55:29,400 --> 00:55:32,300 カンクイ? 473 00:55:32,300 --> 00:55:37,740 あなたから聞いたとおりに 山菜鍋を作ってみたんです。 474 00:55:37,740 --> 00:55:40,740 カンクイだけ見つからなくって…。 475 00:55:42,610 --> 00:55:47,080 あなたに言われた薬草も たくさん採ってきました。 476 00:55:47,080 --> 00:55:49,780 早く よくなってもらわないと。 477 00:56:18,710 --> 00:56:22,380 今 食べられますか? ああ すまない。 478 00:56:22,380 --> 00:56:25,720 また…。 479 00:56:25,720 --> 00:56:29,050 ありがとう。 480 00:56:29,050 --> 00:56:36,400 ヨーナ もし タルシュ兵が来たら 私に構わず逃げて下さい。 481 00:56:36,400 --> 00:56:39,700 こんな村まで 追ってこないでしょう。 482 00:56:42,740 --> 00:56:45,640 姉ちゃん! あっ 見つかった? 483 00:56:45,640 --> 00:56:48,410 タルシュ兵が こっちに来る! 484 00:56:48,410 --> 00:56:51,310 え? 485 00:56:51,310 --> 00:57:04,690 ♬~ 486 00:57:04,690 --> 00:57:07,590 さあ 早く逃げて! 487 00:57:07,590 --> 00:57:12,030 どこにも行きません! 私が あなたを守ります! 488 00:57:12,030 --> 00:57:28,030 ♬~ 489 00:57:33,720 --> 00:57:36,020 放て~! 490 00:57:38,590 --> 00:57:42,060 絶対に この砦は通させん! 491 00:57:42,060 --> 00:57:45,930 もうじき この国はなくなると。 492 00:57:45,930 --> 00:57:48,400 タンダは生きているんだね。 493 00:57:48,400 --> 00:57:51,400 ああっ! あ~っ! 494 00:57:53,070 --> 00:57:55,070 タンダ…。