1 00:00:01,570 --> 00:00:09,650 ♬~ 2 00:00:09,650 --> 00:00:12,980 (チャグム)<戦が始まった。➡ 3 00:00:12,980 --> 00:00:17,860 巨大国家 タルシュ帝国の王子 ラウルが 海を渡り➡ 4 00:00:17,860 --> 00:00:21,560 我が国 新ヨゴ国を攻めてきた> 5 00:00:24,200 --> 00:00:26,530 <皇太子である 私 チャグムは➡ 6 00:00:26,530 --> 00:00:31,200 隣国のロタ王国 カンバル王国の応援を取り付け➡ 7 00:00:31,200 --> 00:00:34,500 援軍を率いて 故国へ向かった> 8 00:00:36,070 --> 00:00:40,210 <新ヨゴ国に上陸した 5万のタルシュ軍は➡ 9 00:00:40,210 --> 00:00:45,880 圧倒的な武力で 新ヨゴ国の軍勢を打ち崩し➡ 10 00:00:45,880 --> 00:00:49,750 都へと攻め上げていた。➡ 11 00:00:49,750 --> 00:00:55,890 そして バルサは 戦に駆り出され 行方の分からないタンダを➡ 12 00:00:55,890 --> 00:00:58,890 ひたすら捜していた> 13 00:01:19,850 --> 00:01:25,720 みんな あの街を 焼け出されたんですか? 14 00:01:25,720 --> 00:01:30,860 ロタ王国から タルシュ兵が 攻めてくるって聞いてね➡ 15 00:01:30,860 --> 00:01:33,200 とりあえず 逃げてきたんだよ。 16 00:01:33,200 --> 00:01:37,500 ロタ人の軍勢を タルシュ人が率いてるって話だ。 17 00:01:39,870 --> 00:01:44,540 食料と大事な商売道具を積んで 逃げようとしたら➡ 18 00:01:44,540 --> 00:01:50,410 今度は 新ヨゴ国の兵が 街に火をつけ始めたんだよ。 19 00:01:50,410 --> 00:01:53,880 きっと ほら タルシュ軍に 街を取らせないためさ。 20 00:01:53,880 --> 00:01:55,820 こいつを持ってきた。 21 00:01:55,820 --> 00:01:59,220 私たちにとっちゃ どっちが敵だか味方だか➡ 22 00:01:59,220 --> 00:02:02,130 全く分からないよ。 23 00:02:02,130 --> 00:02:09,430 新ヨゴ国に あの店を燃やされて タルシュを憎めって言われてもね…。 24 00:02:13,500 --> 00:02:15,440 (トウノ)バルサ…。 25 00:02:15,440 --> 00:02:20,850 タンダさんに何かあったのか? え? 26 00:02:20,850 --> 00:02:24,550 うわごとで 何度も名前を呼んでたから。 27 00:02:32,860 --> 00:02:37,160 タンダさんが戦に行ったっていうのは 俺たちも知ってるんだ。 28 00:02:39,530 --> 00:02:41,870 (チキサ)俺とアスラが会いに行って➡ 29 00:02:41,870 --> 00:02:45,570 そこに タンダさんのお兄さんが 来たんです。 30 00:02:47,200 --> 00:02:50,900 タンダさんに 戦に行ってくれって。 31 00:02:56,210 --> 00:03:00,510 トロガイさんという タンダさんの師匠にも会いました。 32 00:03:04,020 --> 00:03:09,490 タンダは タラノ平野に行ったようだ。 33 00:03:09,490 --> 00:03:12,400 (マーサ)まさか…。 34 00:03:12,400 --> 00:03:14,700 死体は見つかっていない。 35 00:03:16,830 --> 00:03:19,130 見つからなかったんです。 36 00:03:27,180 --> 00:03:29,850 きっと生きてるよ! 37 00:03:29,850 --> 00:03:36,150 この戦で これ以上 大事なもの 奪われてたまるもんですか! 38 00:03:42,860 --> 00:03:47,530 (ゴオヤ)あっち。 (一同)シャイヤー! 39 00:03:47,530 --> 00:03:50,530 (ゴオヤ)向こう! (一同)シャイヤー! 40 00:03:53,870 --> 00:03:57,170 (コチャ)こっちに来る。 タルシュ兵だ。 41 00:04:00,680 --> 00:04:03,980 (タンダ)駄目だ! こんなの持ってたら殺される。 42 00:04:07,820 --> 00:04:10,520 早く火を消して。 (ヨーナ)分かった。 43 00:04:22,830 --> 00:04:26,700 (ヨーナ)横になって! え? いいから! 横になって! 44 00:04:26,700 --> 00:06:50,640 ♬~ 45 00:06:53,780 --> 00:07:08,330 ♬~ 46 00:07:08,330 --> 00:07:11,800 (ゴオヤ)お前が ここの主か? 47 00:07:11,800 --> 00:07:15,100 そうです。 私の夫です。 48 00:07:17,680 --> 00:07:19,680 夫は 病なんです。 49 00:07:24,150 --> 00:07:27,050 ここにいるのは 3人だけか? 50 00:07:27,050 --> 00:07:30,490 父ちゃんや兄ちゃんは 新ヨゴ国に連れていかれた。 51 00:07:30,490 --> 00:07:32,420 (ゴオヤ)砦にいるのか? 52 00:07:32,420 --> 00:07:36,160 どこにいるかなんて知らない! この村にいるのは もう病人と➡ 53 00:07:36,160 --> 00:07:39,460 おらみたいなガキか 女と年寄りだけだ! 54 00:07:41,830 --> 00:07:43,830 ヨーナ! 55 00:07:53,180 --> 00:07:56,180 違います! ≪(ジンタ)ゴオヤさん! 56 00:08:00,450 --> 00:08:03,350 この人は戦っていません! 誰も傷つけていません! 57 00:08:03,350 --> 00:08:06,320 お願いします! 殺さないで下さい! 58 00:08:06,320 --> 00:08:22,140 ♬~ 59 00:08:22,140 --> 00:08:27,480 安心しろ。 殺しに来たんじゃない。 60 00:08:27,480 --> 00:08:31,150 (ジンタ)いい匂いだなあ。➡ 61 00:08:31,150 --> 00:08:33,820 これは何だ? (コチャ)山菜。 62 00:08:33,820 --> 00:08:37,490 この辺の山で採れるのか? 味を見てもいいか? 63 00:08:37,490 --> 00:08:39,790 え… うん。 64 00:08:44,830 --> 00:08:47,530 うん これは うまい! 65 00:08:56,840 --> 00:09:00,710 うまい! この鍋を いくらなら譲る? 66 00:09:00,710 --> 00:09:02,650 え? 67 00:09:02,650 --> 00:09:09,120 うん。 中身ごと これで売ってくれないか? 68 00:09:09,120 --> 00:09:12,460 もっと作れば もっと買うぞ! なあ? ジンタ。 69 00:09:12,460 --> 00:09:15,790 ああ うまいものなら いくらでも大歓迎だ! 70 00:09:15,790 --> 00:09:20,460 もうじき 我らの軍勢が ここへ やって来る。 71 00:09:20,460 --> 00:09:22,400 この村へか? 72 00:09:22,400 --> 00:09:25,800 この村に陣を張る事になるだろう。 73 00:09:25,800 --> 00:09:30,470 だが 無理やり力ずくで 奪ったりはしない。 74 00:09:30,470 --> 00:09:34,340 抵抗しなければ 誰も傷つく事はない。➡ 75 00:09:34,340 --> 00:09:38,350 欲しいものがあれば 全て買い上げる。 76 00:09:38,350 --> 00:09:42,090 俺たちは殺しに来たんじゃない。 77 00:09:42,090 --> 00:09:45,790 豊かにするために 海を渡ってきたんだ。 78 00:09:50,490 --> 00:09:52,830 (トウノ)もし 新ヨゴ国が➡ 79 00:09:52,830 --> 00:09:57,170 タルシュ帝国に負けたら どうなるんだ? 80 00:09:57,170 --> 00:10:01,170 俺たちも皆殺しになるのか? 81 00:10:03,510 --> 00:10:10,850 バルサ。 アスラとチキサだけでも 逃がしてやれないかね。➡ 82 00:10:10,850 --> 00:10:15,520 私は もう 何もしてやる事はできない。 83 00:10:15,520 --> 00:10:19,390 あの店は 私が子どもの頃から働いて➡ 84 00:10:19,390 --> 00:10:24,530 やっと手に入れた大事なお城だ。➡ 85 00:10:24,530 --> 00:10:32,200 そのお城が燃やされてしまったら 私には もう何も残らない。 86 00:10:32,200 --> 00:10:34,140 おふくろ…。 87 00:10:34,140 --> 00:10:39,880 積んできた荷物を 全部 アスラとチキサにやってもいい。 88 00:10:39,880 --> 00:10:44,180 それで 逃がしてやってくれないかね? 89 00:10:48,890 --> 00:10:51,220 一緒に逃げましょう。 90 00:10:51,220 --> 00:10:53,560 逃げるって どこへ? 91 00:10:53,560 --> 00:10:55,490 カンバル王国です。 92 00:10:55,490 --> 00:10:59,230 (トウノ)カンバル王国? バルサのふるさとか。 93 00:10:59,230 --> 00:11:04,070 今のカンバルなら きっと 皆さんを 受け入れてくれます。 94 00:11:04,070 --> 00:11:06,040 四路街の人たちも? 95 00:11:06,040 --> 00:11:08,040 はい。 96 00:11:08,040 --> 00:11:13,740 そして いつか あの街に戻れる日を待ちましょう。 97 00:11:17,180 --> 00:11:22,520 バルサさん。 カンバルには 青霧山脈を越えるのかい? 98 00:11:22,520 --> 00:11:28,390 厳しい道のりだけど その方が戦を避けられる。 99 00:11:28,390 --> 00:11:32,690 バルサは タンダさんを捜しに行かなくて いいのか? 100 00:11:34,530 --> 00:11:37,200 タンダなら きっと➡ 101 00:11:37,200 --> 00:11:41,070 私に みんなを守れと言うはずです。 102 00:11:41,070 --> 00:12:14,040 ♬~ 103 00:12:14,040 --> 00:12:18,810 (コチャ)タンダさん 大丈夫かな? だいぶ苦しそうだ。 104 00:12:18,810 --> 00:12:22,180 早く どこかに落ち着くしかないわよ。 105 00:12:22,180 --> 00:12:26,850 おい! あれ見ろ! 何だ? 106 00:12:26,850 --> 00:12:50,870 ♬~ 107 00:12:50,870 --> 00:12:52,810 ああ~っ! タンダ…。 108 00:12:52,810 --> 00:12:54,810 バルサ…! 109 00:13:02,150 --> 00:13:06,820 バルサっていうのは タンダさんの幼なじみの人だ。 110 00:13:06,820 --> 00:13:31,850 ♬~ 111 00:13:31,850 --> 00:13:36,190 <ロタ王国から 新ヨゴ国に侵攻したラウル王子は➡ 112 00:13:36,190 --> 00:13:40,060 ここ オッカ村に本陣を設けた。➡ 113 00:13:40,060 --> 00:13:45,860 オッカ村は ヤズノ砦に近く ラウル王子は ここから 都攻めの指揮を執った> 114 00:13:45,860 --> 00:13:47,800 (ヒュウゴ)止まれ!➡ 115 00:13:47,800 --> 00:13:49,730 あの山の向こうが ヤズノ砦。 116 00:13:49,730 --> 00:13:54,200 その先に 新ヨゴ国の都 光扇京があります。 117 00:13:54,200 --> 00:14:08,490 ♬~ 118 00:14:08,490 --> 00:14:12,820 ラウル王子 新ヨゴ国に ようこそおいで下さいました。 119 00:14:12,820 --> 00:14:15,160 お待ち申し上げておりました。 120 00:14:15,160 --> 00:14:19,030 クールズ宰相 この期に及んでも➡ 121 00:14:19,030 --> 00:14:22,030 まだ 新ヨゴ国は降伏せぬか。 122 00:14:22,030 --> 00:14:26,170 かつて ヨゴ国を落とした時と 同じです。 123 00:14:26,170 --> 00:14:32,870 多くの犠牲を出したあと 最後に帝は命乞いを致しましょう。 124 00:14:35,510 --> 00:14:41,380 民は大事に致せ。 もう既に我々の民だ。 125 00:14:41,380 --> 00:14:43,850 心得てございます。 126 00:14:43,850 --> 00:14:47,190 私が王宮に上がるのは いつごろになる? 127 00:14:47,190 --> 00:14:51,060 ヤズノの砦を落とせばすぐに。 128 00:14:51,060 --> 00:14:53,530 すぐに落としてご覧に入れます。 129 00:14:53,530 --> 00:14:57,400 ここからも 砦が燃える煙が見えるでしょう。 130 00:14:57,400 --> 00:15:02,810 新ヨゴ国は なぜ 都全体を 砦としないのだ? 131 00:15:02,810 --> 00:15:05,480 しかも 城壁もないとは。 132 00:15:05,480 --> 00:15:10,150 それは 同じ先祖を持つ ヨゴ人のヒュウゴが➡ 133 00:15:10,150 --> 00:15:12,850 誰よりも分かっておりましょう。 134 00:15:15,820 --> 00:15:18,490 都は帝の住まう所➡ 135 00:15:18,490 --> 00:15:21,830 いわば神聖な領域です。 136 00:15:21,830 --> 00:15:26,160 城壁は 山々に囲まれた 地形そのものです。 137 00:15:26,160 --> 00:15:30,030 万が一 そのヤズノ砦を 落とせぬような事があれば➡ 138 00:15:30,030 --> 00:15:34,040 思わぬ苦戦を強いられるかと 存じます。 139 00:15:34,040 --> 00:15:36,810 お前は 私を侮りたいのか? 140 00:15:36,810 --> 00:15:40,510 それとも 新ヨゴ人を 買いかぶりたいのか? 141 00:15:43,180 --> 00:15:47,520 (ラウル)私は むしろ そのようになればよいと願うがな。 142 00:15:47,520 --> 00:15:48,760 は? 143 00:15:48,786 --> 00:15:52,390 全く使えぬ国を取っても しかたあるまい。 144 00:15:52,390 --> 00:15:57,190 この先 兵の数にもならぬ 愚か者ばかりでは。 145 00:15:57,190 --> 00:15:59,130 (クールズ)なるほど。 146 00:15:59,130 --> 00:16:05,830 ヒュウゴのような 使えるやつも いてもらわねば困る。 147 00:16:09,140 --> 00:16:17,810 ♬~ 148 00:16:17,810 --> 00:16:22,490 (せきこみ) (アマン)ほら ほら ほら 出てけ。➡ 149 00:16:22,490 --> 00:16:31,030 ほら! ほら! 出てけ! ほら! 150 00:16:31,030 --> 00:16:36,830 (スーアン)なぜ こんな汚い所で 時を過ごさねばならんのだ! 151 00:16:36,830 --> 00:16:40,530 ≪(アマン)身から出た錆でしょう! 何? 152 00:16:41,613 --> 00:16:44,110 もともと あなたですよ タルシュを信用したのは。 153 00:16:44,226 --> 00:16:45,813 スーアン大領主。 154 00:16:45,840 --> 00:16:48,746 もともと ロタ王を倒す事を主張したのは➡ 155 00:16:48,773 --> 00:16:51,400 あなたであろう! アマン氏族長! 156 00:16:51,440 --> 00:16:53,773 分かっておられますか? この戦に勝たなければ➡ 157 00:16:53,786 --> 00:16:56,420 我々は もはや ロタに 戻れる立場ではないのですよ!➡ 158 00:16:56,420 --> 00:16:58,860 陣地に 不満を垂れてる場合ですか! 159 00:16:58,860 --> 00:17:00,790 もともと この戦に勝っても➡ 160 00:17:00,790 --> 00:17:04,460 我々が ロタ王城に上がれる保証はない! 161 00:17:04,460 --> 00:17:07,130 は? 我々は愚かにも➡ 162 00:17:07,130 --> 00:17:09,070 タルシュに謀られたのだ! 163 00:17:09,070 --> 00:17:11,800 私は なにも援軍になれとは 言っていない。➡ 164 00:17:11,800 --> 00:17:14,700 タルシュ軍として ついてこいと言ったのだ。 165 00:17:14,700 --> 00:17:16,700 (オゴン)あっ! くっ…! 166 00:17:18,680 --> 00:17:21,680 勝つのは タルシュだけだろう! 167 00:17:26,350 --> 00:17:29,050 スーアン大領主様~! 168 00:17:36,490 --> 00:17:45,840 ♬~ 169 00:17:45,840 --> 00:17:50,710 (帝)ドメイロニ・ハッタ。 170 00:17:50,710 --> 00:17:53,180 <新ヨゴ国の王宮では➡ 171 00:17:53,180 --> 00:17:57,850 帝が 戦の勝利を願う 祝詞をささげていた> 172 00:17:57,850 --> 00:18:05,460 ドメイロニ・ハッタ。 173 00:18:05,460 --> 00:18:09,130 <ドメイロニ・ハッタ。➡ 174 00:18:09,130 --> 00:18:14,800 父なる神よ 願いを聞き届けたまえ。➡ 175 00:18:14,800 --> 00:18:19,470 帝は 天を司る神の子。➡ 176 00:18:19,470 --> 00:18:22,140 帝の願いは 煙に乗って➡ 177 00:18:22,140 --> 00:18:24,810 天の父へと立ち上るのだ> 178 00:18:24,810 --> 00:18:38,490 ドメイロニ・ハッタ。 179 00:18:38,490 --> 00:18:50,500 ♬~ 180 00:18:50,500 --> 00:18:53,400 ≪お妃。 181 00:18:53,400 --> 00:18:56,370 (二ノ妃)聖導師…。 182 00:18:56,370 --> 00:18:58,840 帝は こちらですか? 183 00:18:58,840 --> 00:19:03,450 はい。 お籠もりをなさってございます。 184 00:19:03,450 --> 00:19:05,380 それは いつまで? 185 00:19:05,380 --> 00:19:11,790 戦勝の願いが 天に通じるまでにございます。 186 00:19:11,790 --> 00:19:14,690 その間は水しか飲まれず➡ 187 00:19:14,690 --> 00:19:19,990 そのお世話を そなたがしているのですね? 188 00:19:25,140 --> 00:19:28,470 [ 回想 ] (ガカイ)聖導師様は 帝を…➡ 189 00:19:28,470 --> 00:19:32,470 チャグム皇太子をも 陰で裏切っているようです。 190 00:19:34,810 --> 00:19:43,110 それでは さぞ 帝のお体は 衰えましょう。 191 00:19:45,160 --> 00:19:49,030 何をなさるのです? 192 00:19:49,030 --> 00:19:52,030 私も籠もります。 193 00:19:52,030 --> 00:19:54,500 なりません! 194 00:19:54,500 --> 00:19:56,500 下がりなさい! 195 00:20:02,370 --> 00:20:06,070 なぜ 二ノ妃…。 196 00:20:18,190 --> 00:20:20,120 何事だ? 197 00:20:20,120 --> 00:20:24,530 陛下…。 去れ。 198 00:20:24,530 --> 00:20:26,460 王宮から去れと言ったはずだ! 199 00:20:26,460 --> 00:20:28,760 お願いです 陛下! 200 00:20:31,200 --> 00:20:35,200 私も ここで祈らせて下さい! 201 00:20:36,870 --> 00:20:41,540 汚れた私の心もどうか お清め下さい! 202 00:20:41,540 --> 00:20:51,220 ♬~ 203 00:20:51,220 --> 00:20:55,090 タルシュが この王宮にやって来る事に備え➡ 204 00:20:55,090 --> 00:20:58,790 今後の事を 2人には考えてもらいたいのだ。 205 00:21:03,170 --> 00:21:05,840 (シュガ)それは…。 それは…➡ 206 00:21:05,840 --> 00:21:10,170 聖導師様の本心でございますか? 207 00:21:10,170 --> 00:21:12,510 本心とは? 208 00:21:12,510 --> 00:21:16,510 帝のお命を お守りするという事です。 209 00:21:24,520 --> 00:21:29,520 それでは タルシュを裏切る事に なるのではありませんか? 210 00:21:32,400 --> 00:21:34,530 知っていたのか? 211 00:21:34,530 --> 00:21:37,200 はい。 チャグム王子が➡ 212 00:21:37,200 --> 00:21:42,070 生きておられるかもしれぬ という事も。 213 00:21:42,070 --> 00:21:45,880 帝を亡き者にし チャグム王子を迎える事が➡ 214 00:21:45,880 --> 00:21:52,550 聖導師様とタルシュの約束では ございませんか? 215 00:21:52,550 --> 00:21:57,250 その事を 誰かに話したか? 216 00:21:58,890 --> 00:22:02,190 いえ 誰にも。 217 00:22:14,370 --> 00:22:18,670 シュガよ。 ここまで来ては もう どうにもならん。 218 00:22:21,140 --> 00:22:25,050 たとえ チャグム王子が戻られたとしても➡ 219 00:22:25,050 --> 00:22:29,850 この国では 既に死んだ事になっておる。 220 00:22:29,850 --> 00:22:33,720 帝は復帰をお認めにならず➡ 221 00:22:33,720 --> 00:22:39,200 タルシュとて生かしてはおくまい。 222 00:22:39,200 --> 00:22:41,130 しかし…。 223 00:22:41,130 --> 00:22:46,540 チャグム王子に もう生きる道は残されておらぬ。 224 00:22:46,540 --> 00:22:49,210 諦めよ。 225 00:22:49,210 --> 00:22:52,110 それでは 新しい帝は➡ 226 00:22:52,110 --> 00:22:56,410 トゥグム王子と考えて よろしいですね? 227 00:22:59,220 --> 00:23:03,920 お待ち下さい。 シュガ 諦めろと言われたはずだ。 228 00:23:13,160 --> 00:23:17,460 ドメイロニ・ハッタ。 229 00:23:26,180 --> 00:23:32,850 (帝)ドメイロニ・ハッタ。 230 00:23:32,850 --> 00:23:47,860 ♬~ 231 00:23:47,860 --> 00:23:53,160 (帝)ドメイロニ・ハッタ。 232 00:23:58,210 --> 00:24:01,210 (帝)ドメイロニ・ハッタ。 233 00:24:04,480 --> 00:24:10,780 ドメイロニ・ハッタ。 234 00:24:18,830 --> 00:24:23,170 ドメイロニ・ハッタ。 235 00:24:23,170 --> 00:24:35,180 ♬~ 236 00:24:35,180 --> 00:24:38,510 (ガカイ)おい! シュガ! 237 00:24:38,510 --> 00:24:42,210 お前 一体 どこまで行くつもりだ? 238 00:24:50,130 --> 00:24:53,060 えっ お前 一体 まさか➡ 239 00:24:53,060 --> 00:24:55,530 この私を…。 240 00:24:55,530 --> 00:24:57,870 え? うわっ! 241 00:24:57,870 --> 00:25:02,710 どうして そんなやつを 連れてきたんだ。 242 00:25:02,710 --> 00:25:05,680 こ… こやつは汚らわしいヤクーの 呪術師ではないか! 243 00:25:05,680 --> 00:25:08,140 私の師匠です。 (ガカイ)何! 244 00:25:08,140 --> 00:25:10,480 (シュガ)師匠から ナユグの事を教わっています。 245 00:25:10,480 --> 00:25:15,150 ナユグ? 今 精霊の世界に 構ってる場合ではないであろう! 246 00:25:15,150 --> 00:25:17,820 それが違うのです! 247 00:25:17,820 --> 00:25:22,160 ナユグに春が来ていると 師匠が教えてくれました。 248 00:25:22,160 --> 00:25:24,090 何が来ていると? 249 00:25:24,090 --> 00:25:27,030 こいつに話しても 無駄なんじゃないのかね。 250 00:25:27,030 --> 00:25:30,030 こいつって…。 ガカイさんにも 分かってもらいたいのです。 251 00:25:30,030 --> 00:25:32,500 今は 戦をしているような 時ではないと。 252 00:25:32,500 --> 00:25:35,840 こいつが戦をしているのか! こいつって…! 253 00:25:35,840 --> 00:25:38,510 いえ ガカイさんに そんな力はありません。 な…。 254 00:25:38,510 --> 00:25:42,850 ただ 星読の本分は天道を読む事。 255 00:25:42,850 --> 00:25:45,550 その事を 思い出してもらいたいのです。 256 00:25:47,520 --> 00:25:51,390 ナユグの春が この国に何をもたらすのか。 257 00:25:51,390 --> 00:25:55,090 師匠… それを教えて下さい。 258 00:25:58,530 --> 00:26:06,800 ナユグの春は 精霊たちが 一斉に新しい命を生む時さ。 259 00:26:06,800 --> 00:26:13,680 その熱で この世の大地は暖まり 豊かな実りと同時に➡ 260 00:26:13,680 --> 00:26:18,410 災いも もたらされるであろう。 261 00:26:18,410 --> 00:26:20,710 その災いとは? 262 00:26:22,820 --> 00:26:27,490 (トロガイ)青霧山脈の万年雪が 解かされる。➡ 263 00:26:27,490 --> 00:26:30,160 それだけではない。 264 00:26:30,160 --> 00:26:38,840 青霧山脈は それよりも高い カンバルのユサ山脈とも連なっておる。 265 00:26:38,840 --> 00:26:44,510 その万年雪も解かされれば その地下水が➡ 266 00:26:44,510 --> 00:26:48,810 この国へ一斉に流れ込む。 267 00:26:50,380 --> 00:26:55,150 早く その備えをしなければならない。 268 00:26:55,150 --> 00:26:57,450 治水の備えですか? 269 00:27:02,460 --> 00:27:06,130 それで済めばいいがね…。 270 00:27:06,130 --> 00:27:12,800 私は もう一人の弟子から 大事な事を教えられた。 271 00:27:12,800 --> 00:27:16,100 それで分かったのさ。 272 00:27:18,670 --> 00:27:23,970 もうじき この国は なくなると。 273 00:27:27,150 --> 00:27:29,850 はあ~!? 274 00:28:12,660 --> 00:28:14,660 動いた。 275 00:28:14,660 --> 00:28:18,360 弓隊 一ノ矢をつがえよ! 276 00:28:20,140 --> 00:28:22,140 構え! 277 00:28:23,810 --> 00:28:28,480 風は我が陣にあり! (一同)おっお おっお おっお! 278 00:28:28,480 --> 00:28:36,850 ドメイロニ・ハッタ。 279 00:28:40,820 --> 00:28:46,700 ドメイロニ・ハッタ。 280 00:28:46,700 --> 00:29:09,990 ♬~ 281 00:29:09,990 --> 00:29:12,460 (ラクサム)前衛が動きません! 282 00:29:12,460 --> 00:29:27,460 ♬~ 283 00:29:32,140 --> 00:29:36,480 何をしている! 放て~! 284 00:29:36,480 --> 00:29:39,180 (一同)お~っ! 285 00:29:49,060 --> 00:29:53,500 駄目です! 届きません! タラノ平野の一戦で➡ 286 00:29:53,500 --> 00:29:58,170 敵は 我らが矢の間合いを 見切ったようです。 287 00:29:58,170 --> 00:30:01,500 こちらからも 挨拶をしてやりましょう。 288 00:30:01,500 --> 00:30:03,440 やれ。 289 00:30:03,440 --> 00:30:14,520 ♬~ 290 00:30:14,520 --> 00:30:16,820 アルムの腕を放て! 291 00:30:19,390 --> 00:30:21,390 アルムの腕を放て! 292 00:30:21,390 --> 00:30:23,390 放て~! 293 00:30:33,200 --> 00:30:35,140 二ノ矢をつがえ~! 294 00:30:35,140 --> 00:30:37,840 (一同)お~っ! 295 00:30:43,210 --> 00:30:45,910 (一同)うわ~っ! 296 00:30:50,890 --> 00:30:52,890 何だ あれは…。 297 00:30:55,220 --> 00:30:58,520 (一同)うわ~っ! 298 00:31:11,510 --> 00:31:14,810 (一同)うわ~っ! 299 00:31:20,180 --> 00:31:23,520 いつでも砦を出て 敵を迎え撃つ用意をさせておけ。 300 00:31:23,520 --> 00:31:26,190 絶対に この砦は通させん! 301 00:31:26,190 --> 00:31:38,530 ドメイロニ・ハッタ。 302 00:31:38,530 --> 00:31:48,540 ♬~ 303 00:31:48,540 --> 00:31:51,210 このまま 総攻撃を仕掛けますか? 304 00:31:51,210 --> 00:31:57,090 いや 今日のところは もういい。 兵を休ませよ。 はっ。 305 00:31:57,090 --> 00:32:01,820 (クールズ) ただし 炎と太鼓を絶やすな。 306 00:32:01,820 --> 00:32:05,690 敵を一睡もさせず 夜通しおびえさせ➡ 307 00:32:05,690 --> 00:32:09,170 夜明けとともに 一気に片をつければよい。 308 00:32:09,170 --> 00:32:11,100 (シュバル)はっ。 309 00:32:11,100 --> 00:32:13,040 (クールズ)この地に着かれたばかりの ラウル王子に➡ 310 00:32:13,040 --> 00:32:17,840 すぐ王宮に上がってもらうのでは 慌ただしすぎよう。 311 00:32:17,840 --> 00:32:21,510 それに 王宮にいる内通者が➡ 312 00:32:21,510 --> 00:32:25,810 慌てて今夜のうちに 片をつけぬとも限らぬ。 313 00:32:29,190 --> 00:32:32,860 いずれにせよ 勝利の狼煙を上げるのは➡ 314 00:32:32,860 --> 00:32:35,560 明日の朝だ。 315 00:32:50,870 --> 00:32:55,170 精が出るね。 おいしそうだね。 おいしいよ。 316 00:33:02,820 --> 00:33:04,820 ヨーナちゃん! 317 00:33:09,690 --> 00:33:12,490 コチャ… 逃げろ! 318 00:33:12,490 --> 00:33:16,830 タンダさん! タンダさん! 319 00:33:16,830 --> 00:33:18,830 タンダさん。 320 00:33:24,710 --> 00:33:27,710 戦の夢を見ていたんですね。 321 00:33:29,410 --> 00:33:31,380 ここは? 322 00:33:31,380 --> 00:33:34,380 村の近くの岩屋です。 323 00:33:34,380 --> 00:33:39,680 タルシュに家を取られたので…。 覚えてませんか? 324 00:33:42,060 --> 00:33:45,860 ああ…。 325 00:33:45,860 --> 00:33:49,530 あれから ひどい目には遭ってないか? 326 00:33:49,530 --> 00:33:51,470 大丈夫です。 327 00:33:51,470 --> 00:33:54,200 タルシュは見張っているだけで 何もしません。 328 00:33:54,200 --> 00:33:57,540 作物や採ってきた山菜も 買ってくれます。 329 00:33:57,540 --> 00:34:01,240 戦が終われば 家も返してくれるそうです。 330 00:34:05,150 --> 00:34:08,850 タルシュは もう 勝った気でいるんだな…。 331 00:34:12,490 --> 00:34:14,820 コチャは? 332 00:34:14,820 --> 00:34:17,490 今 ちょっと出ています。 333 00:34:17,490 --> 00:34:44,520 ♬~ 334 00:34:44,520 --> 00:34:47,820 体は 大丈夫ですか? 335 00:34:49,390 --> 00:34:51,690 ヨーナ…。 336 00:34:57,530 --> 00:35:02,370 タルシュ兵の前で 夫なんて言って ごめんなさい。➡ 337 00:35:02,370 --> 00:35:05,140 あれは気にしないで。 338 00:35:05,140 --> 00:35:09,840 ただ あなたの事を守りたいと 思っているだけですから。 339 00:35:12,010 --> 00:35:17,010 ヨーナ… ありがとう。 340 00:35:19,150 --> 00:35:25,830 俺は こんなに ヨゴ人に大事にされたのは➡ 341 00:35:25,830 --> 00:35:28,160 生まれて初めてだ。 342 00:35:28,160 --> 00:35:37,840 ♬~ 343 00:35:37,840 --> 00:35:40,140 バルサさんは…。 344 00:35:44,180 --> 00:35:46,850 カンバル人ですか? 345 00:35:46,850 --> 00:35:49,180 え? 346 00:35:49,180 --> 00:35:52,480 寝言で名前を呼んでいました。 347 00:35:56,060 --> 00:36:01,760 よほど 大事な人なんでしょう。 348 00:36:01,760 --> 00:36:05,670 向こうは どうだろう…。 349 00:36:05,670 --> 00:36:13,670 俺は バルサにとって 薬みたいなもんだから…。 350 00:36:17,350 --> 00:36:22,080 いらない方が いいんだよ…。 351 00:36:22,080 --> 00:36:39,380 ♬~ 352 00:36:42,840 --> 00:36:46,510 止まれ! 止まれ! 353 00:36:46,510 --> 00:36:49,510 止まれ~! 止まれ~! 354 00:36:53,180 --> 00:36:55,480 バルサ。 355 00:37:06,460 --> 00:37:09,460 どうした? 向こうに何かいます。 356 00:37:11,800 --> 00:37:13,740 私が見てくる。 357 00:37:13,740 --> 00:37:16,470 しばらくして戻らなかったら 引き返せ。 358 00:37:16,470 --> 00:37:18,410 みんなを頼む。 359 00:37:18,410 --> 00:37:20,340 (オバル)はい。 360 00:37:20,340 --> 00:37:46,840 ♬~ 361 00:37:46,840 --> 00:37:50,170 ≪アスラ! 362 00:37:50,170 --> 00:37:52,170 来るな! 363 00:37:57,050 --> 00:38:00,750 ハハ~ッ! うっ…! 364 00:38:04,120 --> 00:38:07,120 アスラ! 大丈夫か? 365 00:38:08,790 --> 00:38:11,460 バルサさん 盗賊か? ああ。 366 00:38:11,460 --> 00:38:13,400 アスラ! 367 00:38:13,400 --> 00:38:16,330 ごめんね。 アスラが急に駆け出してしまって。 368 00:38:16,330 --> 00:38:18,800 アスラ 駄目じゃないか! 369 00:38:18,800 --> 00:38:23,670 アスラは バルサさんが どこかに 行ってしまうと思ったんだ。 370 00:38:23,670 --> 00:38:25,670 もう逃げたようだ! 371 00:38:25,670 --> 00:38:28,140 心配してくれたんだね。 372 00:38:28,140 --> 00:38:32,810 どなたか存じませんが ありがとうございました! 373 00:38:32,810 --> 00:38:35,480 お礼を差し上げたいが あいにくと今は…。 374 00:38:35,480 --> 00:38:38,150 そんなものは いりませんよ。 375 00:38:38,150 --> 00:38:42,490 いや あれを売れば少しだけでも…。 376 00:38:42,490 --> 00:38:44,830 売るって どこで売る気だ? 377 00:38:44,830 --> 00:38:49,160 この近くで 商いができる所があるんですか? 378 00:38:49,160 --> 00:38:52,500 ヤズノだ。 タルシュ軍に運ぶのさ。 379 00:38:52,500 --> 00:38:54,840 (マーサ) 高値で何でも買ってくれるの? 380 00:38:54,840 --> 00:38:58,170 おふくろ まさか 商いする気じゃないだろうな。 381 00:38:58,170 --> 00:39:02,040 あ… あの! 382 00:39:02,040 --> 00:39:06,340 あなたは バルサさんですか? 383 00:39:09,790 --> 00:39:13,490 もしかして タンダさんの…? 384 00:39:17,130 --> 00:39:19,830 タンダを知っているのか? 385 00:39:22,000 --> 00:39:25,800 うん。 今 一緒にいる。 386 00:39:25,800 --> 00:39:28,700 (マーサ)よかった! 387 00:39:28,700 --> 00:39:33,680 タンダは 生きているんだね? 388 00:39:33,680 --> 00:39:37,150 けど ひどいケガをして…。 389 00:39:37,150 --> 00:39:40,050 どこにいる? そこへ連れてってくれ! 390 00:39:40,050 --> 00:39:43,820 一緒についてきてくれたら 案内するよ。 391 00:39:43,820 --> 00:39:58,170 ♬~ 392 00:39:58,170 --> 00:40:00,170 ごめん アスラ。 393 00:40:06,510 --> 00:40:11,210 アスラも喜んでいます。 タンダさんが生きていて。 394 00:40:15,520 --> 00:40:19,190 アスラ いいかい。 395 00:40:19,190 --> 00:40:26,530 あんたは 強くて 優しい心を持っている。 396 00:40:26,530 --> 00:40:28,860 みんなを頼んだよ。 397 00:40:28,860 --> 00:40:47,550 ♬~ 398 00:40:47,550 --> 00:40:52,250 心配しないで。 行きなさい バルサ。 399 00:40:57,890 --> 00:40:59,830 はい。 400 00:40:59,830 --> 00:41:03,170 ううっ! (ヨーナ)タンダさん! タンダさん! 401 00:41:03,170 --> 00:41:05,500 バルサ…! タンダさん! 402 00:41:05,500 --> 00:41:07,440 ヨーナちゃん! 403 00:41:07,440 --> 00:41:10,840 どうしよう…。 あっためて! 404 00:41:10,840 --> 00:41:15,710 ううっ! 切ってくれ! 405 00:41:15,710 --> 00:41:19,410 頼む… 足を切ってくれ! 406 00:41:21,480 --> 00:41:24,190 ああ~っ! 407 00:41:24,190 --> 00:41:36,770 ♬~ 408 00:41:36,770 --> 00:41:43,540 待て! お前は農民ではないな? 409 00:41:43,540 --> 00:41:45,870 この人は用心棒です。 410 00:41:45,870 --> 00:41:49,210 野盗に襲われましたが おかげで助かりました。 411 00:41:49,210 --> 00:41:52,880 また 次のために 雇っておきたいんです。 412 00:41:52,880 --> 00:42:16,580 ♬~ 413 00:42:21,510 --> 00:42:23,810 姉ちゃん! 414 00:42:34,860 --> 00:42:36,860 タンダ…。 415 00:42:40,730 --> 00:42:44,430 この人が バルサさんだ。 416 00:42:48,870 --> 00:42:51,170 生きてる…。 417 00:42:55,540 --> 00:42:57,480 これは…。 418 00:42:57,480 --> 00:42:59,410 切ってって…。 419 00:42:59,410 --> 00:43:02,350 足を切ってって頼まれたの! 420 00:43:02,350 --> 00:43:06,150 だけど そんな事はできない! 421 00:43:06,150 --> 00:43:09,490 コチャ すぐに切るものを用意して。 422 00:43:09,490 --> 00:43:12,390 鉈や斧 何でもいいから集めろ。 え? 423 00:43:12,390 --> 00:43:15,830 それから 砥石と きれいな布と丈夫な紐と糸。 424 00:43:15,830 --> 00:43:18,500 急いで! 425 00:43:18,500 --> 00:43:20,500 私が切る。 426 00:43:26,170 --> 00:43:31,850 タンダ。 タンダ! 私だ。 427 00:43:31,850 --> 00:43:35,550 分かるか? タンダ! 428 00:43:42,190 --> 00:43:44,190 バルサ…。 429 00:43:47,060 --> 00:43:50,530 そうだ…。 430 00:43:50,530 --> 00:43:53,870 いいか タンダ。 431 00:43:53,870 --> 00:43:58,740 あんたの足は腐ってしまっている。 432 00:43:58,740 --> 00:44:03,680 放っておくと 毒が回って死んでしまう。 433 00:44:03,680 --> 00:44:18,830 ♬~ 434 00:44:18,830 --> 00:44:23,160 バルサ すまない…。 435 00:44:23,160 --> 00:44:25,160 切ってくれ。 436 00:44:29,840 --> 00:44:34,540 ああ… 分かった。 437 00:44:36,710 --> 00:44:44,190 大丈夫だ。 私が あんたを死なせやしない。 438 00:44:44,190 --> 00:44:49,190 あんたが死んだら 私も生きてはいけないだろう。 439 00:44:51,530 --> 00:44:56,400 絶対に…➡ 440 00:44:56,400 --> 00:44:59,200 私が あんたを助ける。 441 00:44:59,200 --> 00:45:17,150 ♬~ 442 00:45:17,150 --> 00:45:22,450 (帝)ドメイロニ・ハッタ。 443 00:45:35,500 --> 00:45:37,500 何をしておる? 444 00:45:41,180 --> 00:45:43,880 なぜ 器を取り替える? 445 00:45:47,520 --> 00:45:49,520 なぜだ!? 446 00:46:00,800 --> 00:46:05,670 聖導師を疑っております。 447 00:46:05,670 --> 00:46:07,670 聖導師を? 448 00:46:07,670 --> 00:46:10,140 はい。 聖導師が➡ 449 00:46:10,140 --> 00:46:15,480 タルシュ帝国と内通しているとの噂を 耳に致しました。 450 00:46:15,480 --> 00:46:19,350 誰がさような事を? 星読のガカイです。 451 00:46:19,350 --> 00:46:21,350 ガカイによれば➡ 452 00:46:21,350 --> 00:46:27,490 聖導師が タルシュの密偵と会っていたとか…。 453 00:46:27,490 --> 00:46:30,160 そなたは それを信じたのか? 454 00:46:30,160 --> 00:46:35,500 信じた訳ではありません。 案じたのです。 455 00:46:35,500 --> 00:46:40,500 ただ 陛下のお体を案じたのです! 456 00:46:46,140 --> 00:46:53,850 聖導師が… この私を? 457 00:46:53,850 --> 00:47:03,660 ♬~ 458 00:47:03,660 --> 00:47:10,130 私に盛られたかもしれぬ毒を そなたが飲んでいたという事か? 459 00:47:10,130 --> 00:47:11,733 お許し下さい! 460 00:47:11,786 --> 00:47:15,070 陛下 お許し下さい! 461 00:47:18,810 --> 00:47:22,140 聖導師が…。 462 00:47:22,140 --> 00:47:39,160 ♬~ 463 00:47:39,160 --> 00:47:43,460 バルサさん! こんなものしかなくて…。 464 00:47:46,500 --> 00:47:48,440 これだけか? 465 00:47:48,440 --> 00:47:52,140 武器になるようなものは みんな取り上げられたんだ! 466 00:47:58,110 --> 00:48:01,780 お願いです! 剣を貸して下さい! 467 00:48:01,780 --> 00:48:04,120 (ゴオヤ)何を言っている! 下がれ! 468 00:48:04,120 --> 00:48:08,790 ケガ人の足を切るだけです! お願いします。 469 00:48:08,790 --> 00:48:11,490 駄目だ! 下がれ 下がれ! 470 00:48:19,130 --> 00:48:21,470 何をしている! 剣を捨てろ! 471 00:48:21,470 --> 00:48:47,700 ♬~ 472 00:48:47,700 --> 00:48:51,170 その女に聞きたい事がある。 473 00:48:51,170 --> 00:48:53,500 あんたは…。 474 00:48:53,500 --> 00:48:57,840 バルサ どこから来た? 475 00:48:57,840 --> 00:48:59,840 カンバルだ。 476 00:49:01,440 --> 00:49:04,780 一人か? 477 00:49:04,780 --> 00:49:06,780 そうだ。 478 00:49:14,790 --> 00:49:17,090 構うな。 479 00:49:23,460 --> 00:49:26,160 そういう事か…。 480 00:49:28,140 --> 00:49:33,810 [ 回想 ] (ヒュウゴ)チャグム殿下に会ったら 伝えてほしい事がある。 481 00:49:33,810 --> 00:49:38,480 この北の大陸で 同盟を結ぶつもりなら➡ 482 00:49:38,480 --> 00:49:41,780 急いで カンバル王国へ向かえと言え。 483 00:49:44,150 --> 00:49:49,020 カンバル王国に ロタ王国と同盟を結ぶように促せ。 484 00:49:49,020 --> 00:49:53,160 そう チャグム殿下に伝えてほしいんだ。 485 00:49:53,160 --> 00:49:55,860 カンバルに ロタと…? 486 00:50:05,170 --> 00:50:08,080 (一同)ああ~っ! 487 00:50:08,080 --> 00:50:34,200 ♬~ 488 00:50:34,200 --> 00:50:37,870 (ラクサム)二ノ矢 構え! 489 00:50:37,870 --> 00:50:41,210 放て~! (鐘の音) 490 00:50:41,210 --> 00:50:57,560 ♬~ 491 00:50:57,560 --> 00:51:00,260 放て~! 492 00:51:06,370 --> 00:51:09,170 (一同)うわ~っ! 何だ こりゃ! 493 00:51:09,170 --> 00:51:12,510 油だ! (一同)うわ~っ! 494 00:51:12,510 --> 00:51:23,850 ♬~ 495 00:51:23,850 --> 00:51:28,150 ドメイロニ・ハッタ。 496 00:51:36,860 --> 00:51:43,200 ドメイロニ・ハッタ。 497 00:51:43,200 --> 00:51:56,220 ♬~ 498 00:51:56,220 --> 00:52:03,220 ドメイロニ・ハッタ。 499 00:52:36,520 --> 00:52:38,520 ああ~っ! 500 00:52:47,870 --> 00:52:51,540 ラドウ閣下 お逃げ下さい! 501 00:52:51,540 --> 00:52:53,470 ここを動かん!➡ 502 00:52:53,470 --> 00:52:57,880 この砦は 帝の魂だ! 503 00:52:57,880 --> 00:53:03,150 戦え~! 帝のために戦え~! 504 00:53:03,150 --> 00:53:58,150 ♬~ 505 00:54:02,480 --> 00:54:04,810 かんで。 506 00:54:04,810 --> 00:55:10,680 ♬~ 507 00:55:10,680 --> 00:55:12,680 コチャ! 508 00:55:25,830 --> 00:55:27,760 もはや これまで! 509 00:55:27,760 --> 00:55:31,060 ならば 刺し違えるまでだ。 510 00:55:33,700 --> 00:55:35,700 あっ! 511 00:56:00,130 --> 00:56:02,130 うわ~っ! 512 00:56:11,740 --> 00:56:13,670 何だ あれは!? 513 00:56:13,670 --> 00:56:20,150 分かりません! しかし 味方のようです! 514 00:56:20,150 --> 00:56:27,490 ウン! (一同)バォー! 515 00:56:27,490 --> 00:57:29,820 ♬~ 516 00:57:29,820 --> 00:57:32,490 志ある者は 我に続け! 517 00:57:32,490 --> 00:57:35,790 お前に チャグムを殺させてやろう。 518 00:57:39,360 --> 00:57:42,830 うわ~っ! 519 00:57:42,830 --> 00:57:44,770 聖導師様! 520 00:57:44,770 --> 00:57:47,700 あなたがいなかったら あの人は…! 521 00:57:47,700 --> 00:57:51,700 私は 血の臭いに 慣れ過ぎているんです。