1 00:00:02,910 --> 00:00:06,780 (チャグム) <新ヨゴ国は ヤズノ砦の戦いで➡ 2 00:00:06,780 --> 00:00:13,550 ロタ王国 カンバル王国の援軍と共に タルシュ帝国を撃退した。➡ 3 00:00:13,550 --> 00:00:18,260 しかし 帝は ロタ カンバル両国の助けを拒み➡ 4 00:00:18,260 --> 00:00:21,560 我々が戦に勝つ望みは断たれた> 5 00:00:23,930 --> 00:00:30,800 <バルサは タルシュ軍の総司令官 ラウル王子に捕らえられ➡ 6 00:00:30,800 --> 00:00:34,570 この世と重なる もう一つの世界 ナユグには➡ 7 00:00:34,570 --> 00:00:37,570 大きな異変が起きていた> 8 00:00:40,950 --> 00:00:47,620 <バルサ 私は 何としても 民を救いたい。➡ 9 00:00:47,620 --> 00:00:51,290 この国が なくなる前に> 10 00:00:51,290 --> 00:01:19,450 ♬~ 11 00:01:19,450 --> 00:01:22,590 もうすぐ 都攻めの戦が始まる。 12 00:01:22,590 --> 00:01:28,260 ≪急げ! 第3小隊は門の前にいる! 13 00:01:28,260 --> 00:01:34,600 帝が カンバルとロタの援軍を 帰したとしたら➡ 14 00:01:34,600 --> 00:01:37,300 チャグムは どうなったのか…。 15 00:01:45,240 --> 00:01:49,150 おい タンダ? 16 00:01:49,150 --> 00:01:53,280 おい。 足が痛むのか? 17 00:01:53,280 --> 00:01:55,980 おい! タンダ! 18 00:01:57,620 --> 00:02:01,560 タンダ! 19 00:02:09,570 --> 00:02:11,500 (シュガ)殿下。 シュガ! 20 00:02:11,500 --> 00:02:13,440 トゥグムがいなくなったとは どういう事だ? 21 00:02:13,440 --> 00:02:16,910 申し訳ございません。 それが 星読のガカイもいないのです。 22 00:02:16,910 --> 00:02:18,840 ガカイが? 23 00:02:18,840 --> 00:02:20,840 (戸が開く音) 24 00:02:22,580 --> 00:02:26,250 (二ノ妃)チャグム! 母上! トゥグムが…。 25 00:02:26,250 --> 00:02:30,120 必ず 私が見つけ出します。 26 00:02:30,120 --> 00:02:36,890 チャグム… 聖導師を死なせたのは 私なのです。 え? 27 00:02:36,890 --> 00:02:42,590 私が帝に 聖導師が裏切っていると 告げたのです。 28 00:02:44,940 --> 00:02:48,240 星読のガカイから聞いたのです。 29 00:02:53,950 --> 00:02:58,820 母上 聖導師が裏切っていた事は 事実です。 30 00:02:58,820 --> 00:03:00,750 チャグム…。 31 00:03:00,750 --> 00:03:06,220 聖導師は その罪を告白し 聖導師を退くと言いました。 32 00:03:06,220 --> 00:03:09,920 恐らくは 死を覚悟していたのでしょう。 33 00:03:14,900 --> 00:03:16,830 ジン。 34 00:03:16,830 --> 00:03:20,770 ガカイが トゥグム王子を連れて 逃げているとするならば➡ 35 00:03:20,770 --> 00:03:24,240 その行き先は 一つかと思われます。 36 00:03:24,240 --> 00:03:26,240 タルシュ帝国か…。 37 00:03:29,110 --> 00:03:32,120 (トゥグム)ガカイ どこに行くのだ? ガカイ。 38 00:03:32,120 --> 00:03:36,250 (ガカイ)トゥグム王子 お急ぎ下さい! 新ヨゴ国は もう終わりです! 39 00:03:36,250 --> 00:03:38,920 王宮にいては 皆 タルシュに殺されてしまいます! 40 00:03:38,920 --> 00:03:41,590 ですから 逃げませんと! 41 00:03:41,590 --> 00:03:43,530 母上は? 42 00:03:43,530 --> 00:03:46,260 もう 先に逃げてございます! 43 00:03:46,260 --> 00:03:49,930 ですから 殿下も急ぎませんと! 44 00:03:49,930 --> 00:03:54,230 よいしょ よいしょ よいしょ! 45 00:03:56,610 --> 00:03:58,610 これ いらない。 46 00:04:08,890 --> 00:04:12,590 ≪(いななき) 47 00:04:16,760 --> 00:04:18,900 カーム…。 48 00:04:18,900 --> 00:04:20,830 (カーム)危うく 殿下を見失うところでした。 49 00:04:20,830 --> 00:04:23,230 カンバルに 戻っていたのではないのか? 50 00:04:23,230 --> 00:04:25,170 兵は しかたなく帰しましたが➡ 51 00:04:25,170 --> 00:04:27,910 私は カンバル王より王の槍として➡ 52 00:04:27,910 --> 00:04:30,810 チャグム殿下をお守りするよう 命じられています。 53 00:04:30,810 --> 00:04:34,580 しかし 帝が援軍を拒んだのだ。 54 00:04:34,580 --> 00:04:36,510 そのような気遣いは不要だ。 55 00:04:36,510 --> 00:04:41,450 それならば 私を用心棒として お供にお加え下さい。 56 00:04:41,450 --> 00:04:43,590 用心棒? 57 00:04:43,590 --> 00:04:48,590 カンバル生まれの用心棒は 大層使えると聞き及びます。 58 00:04:50,260 --> 00:04:52,930 そうだな。 59 00:04:52,930 --> 00:04:54,870 はっ! 60 00:04:54,870 --> 00:04:56,870 急ごう! 61 00:05:00,740 --> 00:05:02,740 第8小隊 前へ! 62 00:05:02,740 --> 00:05:05,040 (一同)シャイヤー! 63 00:05:09,210 --> 00:05:11,210 (ヒュウゴ)あっ…。 64 00:05:13,550 --> 00:05:15,550 ああっ! 65 00:05:20,220 --> 00:05:34,920 ♬~ 66 00:06:02,530 --> 00:06:06,870 おや まあ また魂かい。 67 00:06:06,870 --> 00:06:12,540 もう すっかり 魂を飛ばすのが 上手になったね。 68 00:06:12,540 --> 00:06:16,210 (タンダ)師匠 青霧山脈が心配で 飛んできたんです。 69 00:06:16,210 --> 00:06:19,880 ああ… お前も見たかい。 70 00:06:19,880 --> 00:06:24,560 万年雪が 猛烈に解け始めているさ。 71 00:06:24,560 --> 00:06:27,890 早く人々に知らせないと 大変な事になります! 72 00:06:27,890 --> 00:06:30,800 しかし どうやって知らせるんだい? 73 00:06:30,800 --> 00:06:36,900 ナユグに春が来たと言ったところで 実際に洪水でも起きない限り➡ 74 00:06:36,900 --> 00:06:40,240 人は住み慣れた所を 離れはしないだろうさ。 75 00:06:40,240 --> 00:06:43,570 師匠! それなら 我々 ヤクーの呪術師は➡ 76 00:06:43,570 --> 00:06:45,510 一体 何のためにいるんですか! 77 00:06:45,510 --> 00:06:48,450 どうしたんだい? タンダ。 78 00:06:48,450 --> 00:06:50,920 私は バルサに会う前に➡ 79 00:06:50,920 --> 00:06:53,820 新ヨゴ人の村人に 助けてもらいました。 80 00:06:53,820 --> 00:06:55,790 今度は呪術師として➡ 81 00:06:55,790 --> 00:06:58,260 一人でも多くの人々を 助けたいんです。 82 00:06:58,260 --> 00:07:04,060 けどね 国中の人に 触れ回る事なんて できないさ。 83 00:07:04,060 --> 00:07:08,530 コチャやアスラのような人々に伝えては どうでしょうか? 84 00:07:08,530 --> 00:07:10,470 どういう事だ? 85 00:07:10,470 --> 00:07:14,210 この世とナユグにまたがって 生まれてきたような人々です。 86 00:07:14,210 --> 00:07:17,880 きっと もっとたくさん そういう人がいるはずです。 87 00:07:17,880 --> 00:07:23,210 そういう人なら 師匠の言う事を 素直に受け取れるはずです。 88 00:07:23,210 --> 00:07:27,550 それを 人々に警告してもらうんです。 89 00:07:27,550 --> 00:07:30,890 なるほど…。 90 00:07:30,890 --> 00:07:37,230 お前は私に 光の鳥を飛ばせと言うのかい? 91 00:07:37,230 --> 00:07:39,560 あれは命懸けの術だよ。 92 00:07:39,560 --> 00:07:43,430 魂をバラバラにして飛ばすんだからね。 93 00:07:43,430 --> 00:07:47,430 元に戻れなくなる事だってある。 94 00:07:50,210 --> 00:07:53,910 私にできればいいのですが…。 95 00:07:53,910 --> 00:07:57,780 私にしかできないさ。 96 00:07:57,780 --> 00:07:59,780 師匠…。 97 00:08:05,860 --> 00:08:10,730 やってみよう タンダ。 98 00:08:10,730 --> 00:08:13,200 ありがとうございます! 99 00:08:13,200 --> 00:08:16,870 私は一生 師匠の魂を追い続けます。 100 00:08:16,870 --> 00:08:23,540 バカ! もう私が死んだみたいな事 言うんじゃないよ。 101 00:08:23,540 --> 00:08:25,480 いいかい? 102 00:08:25,480 --> 00:08:30,880 お前とバルサも 逃げ遅れるんじゃないよ。 103 00:08:30,880 --> 00:08:32,880 分かりました。 104 00:08:34,550 --> 00:08:40,850 なら もう戻りな。 バルサが心配しているよ。 105 00:08:43,230 --> 00:08:45,160 師匠…。 106 00:08:45,160 --> 00:08:49,860 必ず 師匠のもとに また帰ってきます。 107 00:08:58,780 --> 00:09:05,850 頼んだよ。 お前とバルサは 私の…➡ 108 00:09:05,850 --> 00:09:10,190 この世の証しだからね。 109 00:09:10,190 --> 00:09:27,200 ♬~ 110 00:09:27,200 --> 00:09:30,110 (一同)シャイヤー! 111 00:09:30,110 --> 00:09:32,880 都に攻め上がる気だ。 112 00:09:32,880 --> 00:09:39,220 殿下 今 出るのは危険です。 殿下も人質にされます。 113 00:09:39,220 --> 00:09:43,220 カームは ここで待て。 え? 114 00:09:46,090 --> 00:09:49,860 皆で行って 武器を取られては何もできまい。 115 00:09:49,860 --> 00:09:55,770 もし 私が捕らわれたり 死んだと思った時は カンバルに帰れ。 116 00:09:55,770 --> 00:09:58,900 カンバル王を守るのだ。 殿下! 117 00:09:58,900 --> 00:10:01,200 それがお前の使命だ。 118 00:10:03,770 --> 00:10:06,780 行くぞ ジン。 はっ。 119 00:10:06,780 --> 00:10:16,250 ♬~ 120 00:10:16,250 --> 00:10:18,590 (一同)シャイヤー!➡ 121 00:10:18,590 --> 00:10:23,260 シャイヤー! シャイヤー!➡ 122 00:10:23,260 --> 00:10:25,560 シャイヤー! 123 00:10:27,930 --> 00:10:31,800 タンダ? おい タンダ! 124 00:10:31,800 --> 00:10:36,610 はあ… バルサ。 125 00:10:36,610 --> 00:10:38,940 死んだかと思ったぞ。 126 00:10:38,940 --> 00:10:40,880 魂を飛ばしてたんだ。 127 00:10:40,880 --> 00:10:43,280 そういう事は 言ってからやれ。 ごめん。 128 00:10:43,280 --> 00:10:46,620 バルサ 早く ここから逃げないと…。 129 00:10:46,620 --> 00:10:48,950 逃げられるもんなら とっくに そうしてるよ。 130 00:10:48,950 --> 00:10:51,290 そうじゃなくて。 逃げないといけないのは➡ 131 00:10:51,290 --> 00:10:53,220 俺たちだけじゃないんだ。 132 00:10:53,220 --> 00:11:05,570 ♬~ 133 00:11:05,570 --> 00:11:07,910 ああっ! 134 00:11:07,910 --> 00:11:09,840 都攻めを始めるのか。 135 00:11:09,840 --> 00:11:13,240 ちょっと待ってくれ! そんな事してる場合じゃないんだ。 136 00:11:13,240 --> 00:11:18,120 都は もうじき 水の中に沈むんだ。 137 00:11:18,120 --> 00:11:21,590 水に? あんたに話しても 分からないだろうがな。 138 00:11:21,590 --> 00:11:24,290 そういう事か…。 139 00:11:27,460 --> 00:11:32,600 駄目だ! 俺も連れてけ! バルサと一緒に俺も連れてってくれ。 140 00:11:32,600 --> 00:11:35,270 大丈夫だ タンダ。 141 00:11:35,270 --> 00:11:37,600 あんたを残して死んだりはしない。 142 00:11:37,600 --> 00:11:40,270 バルサ…。 143 00:11:40,270 --> 00:11:42,210 先に帰っててくれ。 144 00:11:42,210 --> 00:11:44,140 バルサ! 145 00:11:44,140 --> 00:11:55,620 ♬~ 146 00:11:55,620 --> 00:11:57,620 (シュバル)シャイヤー! 147 00:12:06,900 --> 00:12:09,570 ラウル王子 お久しぶりです。 148 00:12:09,570 --> 00:12:11,900 (ラウル)わざわざ 降伏に来たのか? 149 00:12:11,900 --> 00:12:16,570 いいえ。 休戦を申し入れます。 150 00:12:16,570 --> 00:12:18,510 ありえぬ。 151 00:12:18,510 --> 00:12:22,250 どうしても お話ししなければ ならない事があります。 152 00:12:22,250 --> 00:12:27,120 今更 話す事など何もない。 153 00:12:27,120 --> 00:12:30,920 お前は 私の話を全て無駄にした。 154 00:12:30,920 --> 00:12:34,620 無駄なのは この戦そのものです。 155 00:12:39,600 --> 00:12:41,530 (クールズ)殿下 ここは私が。 156 00:12:41,530 --> 00:12:43,930 (ラウル)構わぬ。 157 00:12:43,930 --> 00:12:45,930 連れてまいれ。 158 00:12:47,810 --> 00:12:51,110 人質を連れてこい! はっ! 159 00:13:02,420 --> 00:13:04,420 バルサ! 160 00:13:11,900 --> 00:13:16,770 バルサ これが 一人で生きている チャグム王子か? 161 00:13:16,770 --> 00:13:21,570 お前のために わざわざ会いに来たぞ。 162 00:13:21,570 --> 00:13:24,870 これは一体 どういう事だ!? ヒュウゴ! 163 00:13:28,910 --> 00:13:34,610 さあ この戦の何が無駄なのか 申してみよ! 164 00:13:36,790 --> 00:13:42,930 その事は そこにいるヒュウゴにも よく分かってるはずだ。 165 00:13:42,930 --> 00:13:47,260 やはり 2人は通じていたか。 この国は! 166 00:13:47,260 --> 00:13:52,140 新ヨゴ国の都は もうじき消えてなくなる。 167 00:13:52,140 --> 00:14:08,220 ♬~ 168 00:14:08,220 --> 00:14:10,150 (帝)どういう事だ? 169 00:14:10,150 --> 00:14:14,560 (シュガ)ナユグの水が ユサ山脈や 青霧山脈の根雪を解かし➡ 170 00:14:14,560 --> 00:14:17,900 一気に濁流が 青弓川に押し寄せます。 171 00:14:17,900 --> 00:14:23,230 一刻も早く 民たちを 山の上に避難させて下さい! 172 00:14:23,230 --> 00:14:25,570 お願い申し上げます! 173 00:14:25,570 --> 00:14:34,240 ナユグというのは ヤクーと呼ばれる 先住民が信じておる 異界の事か? 174 00:14:34,240 --> 00:14:39,580 さようです。 精霊の住む世の事です。 175 00:14:39,580 --> 00:14:45,460 ヒュウゴ そのナユグというのは お前にも 時々見えるやつか? 176 00:14:45,460 --> 00:14:51,160 はい。 ならば チャグムの言う事も信じるか? 177 00:14:56,130 --> 00:15:00,130 はい。 信じます。 178 00:15:03,210 --> 00:15:07,080 殿下 ヒュウゴの言う事は信じられません。 179 00:15:07,080 --> 00:15:10,080 ヤクーの呪術師も 同じ事を言っている。 180 00:15:10,080 --> 00:15:12,780 お前は黙っておれ! 181 00:15:14,550 --> 00:15:18,420 (シュガ)この国は 初めの帝➡ 182 00:15:18,420 --> 00:15:22,890 トルガル帝と共に ナナイ大聖導師が築きました。 183 00:15:22,890 --> 00:15:29,770 しかし ナナイ大聖導師には ナユグの行く末も見えていたのです。 184 00:15:29,770 --> 00:15:33,900 いずれ この国が消える事を ひそかに予言しておりました。 185 00:15:33,900 --> 00:15:39,580 それならば なぜ この地に都を築いたのか➡ 186 00:15:39,580 --> 00:15:44,920 私は それを ずっと考えておりました。 187 00:15:44,920 --> 00:15:49,250 恐らく それは それまでに➡ 188 00:15:49,250 --> 00:15:52,920 新しく民が生きられる場所を つくれと➡ 189 00:15:52,920 --> 00:15:58,260 我々 星読に伝えたかったのです。 190 00:15:58,260 --> 00:16:04,870 新しい国を築くのは 神ではなく➡ 191 00:16:04,870 --> 00:16:08,740 我々 人であると。➡ 192 00:16:08,740 --> 00:16:13,540 神に国を委ねるなと 伝えたかったのです! 193 00:16:13,540 --> 00:16:18,880 しかし ナナイ大聖導師の弟子である 星読たちは代々➡ 194 00:16:18,880 --> 00:16:21,790 その事を読み解く事は ございませんでした。 195 00:16:21,790 --> 00:16:24,550 いつまでも この国を➡ 196 00:16:24,550 --> 00:16:32,430 神が君臨し 神が守る国だと 民に信じさせてきたのです。 197 00:16:32,430 --> 00:16:39,730 そして 代々の帝を 苦しめ続けてきたのです。 198 00:16:42,110 --> 00:16:47,110 (シュガ)私は その事を 陛下に謝りたいのです。 199 00:16:51,580 --> 00:16:57,580 聖導師に代わって 平に謝ります。 200 00:17:05,130 --> 00:17:07,830 申し訳ございませんでした! 201 00:17:23,510 --> 00:17:30,210 そなたの申すとおりならば 天が怒っているのだ。 202 00:17:33,890 --> 00:17:42,900 (風の音) 203 00:17:42,900 --> 00:17:52,910 ♬~ 204 00:17:52,910 --> 00:17:56,250 なれば 私は神として➡ 205 00:17:56,250 --> 00:18:00,520 それを受け入れなければなるまい。 206 00:18:00,520 --> 00:18:03,420 すぐに民を逃がすがよい。 207 00:18:03,420 --> 00:18:06,190 陛下! (帝)行け! 208 00:18:06,190 --> 00:18:12,060 そなたは チャグムと共に この王宮から追放致す。 209 00:18:12,060 --> 00:18:17,200 陛下… 陛下もどうか 山ノ宮にお逃げ下さい!➡ 210 00:18:17,200 --> 00:18:19,200 陛下! 211 00:18:21,070 --> 00:18:24,880 汚れを聞くのは もう十分だ。 212 00:18:24,880 --> 00:18:30,550 我の魂は 天に清めてもらわねばならぬ。 213 00:18:30,550 --> 00:18:50,230 ♬~ 214 00:18:50,230 --> 00:18:55,110 チャグム 民を引き渡せ。➡ 215 00:18:55,110 --> 00:18:58,910 タルシュ帝国が面倒を見てやろう。 216 00:18:58,910 --> 00:19:02,180 新ヨゴ国の神に守られるよりも➡ 217 00:19:02,180 --> 00:19:06,880 人らしく 豊かな暮らしをさせてやろう。 218 00:19:12,190 --> 00:19:14,860 お前を生かす道も与えよう。 219 00:19:14,860 --> 00:19:20,560 殿下 この者は ヤズノ砦で 我が軍の兵を殺しています。 220 00:19:22,730 --> 00:19:25,030 ヒュウゴのようになれ。 221 00:19:31,210 --> 00:19:35,080 さすれば お前を許そう。 222 00:19:35,080 --> 00:19:40,220 なぜ 降伏させねばならぬ? 223 00:19:40,220 --> 00:19:44,520 民の事を思ってくれているなら 私と同じだ。 224 00:19:47,090 --> 00:19:51,830 私には どのような国を創ってよいか➡ 225 00:19:51,830 --> 00:19:54,230 分からない。 226 00:19:54,230 --> 00:19:58,900 新ヨゴ国を どうすればよいか 分からない。 227 00:19:58,900 --> 00:20:03,600 だが この国の人々と共に 考えてゆきたい。 228 00:20:08,580 --> 00:20:12,250 弱いふりをして人を欺くな。 229 00:20:12,250 --> 00:20:17,920 強い者だけが生き残る。 それが この世。 230 00:20:17,920 --> 00:20:23,590 降伏せねば 民を殺すまでだ。 231 00:20:23,590 --> 00:20:28,930 このまま戦を続ければ 皆 死ぬだけだ! 232 00:20:28,930 --> 00:20:40,940 ♬~ 233 00:20:40,940 --> 00:20:44,810 (ヨーナ)コチャ? (コチャ)姉ちゃん…。 234 00:20:44,810 --> 00:20:47,280 水が来る! 235 00:20:47,280 --> 00:20:51,150 え? みんな 早く逃げるんだ! 236 00:20:51,150 --> 00:21:15,250 ♬~ 237 00:21:15,250 --> 00:21:19,120 何だ これは! うわ~っ! 238 00:21:19,120 --> 00:21:21,590 大丈夫か!? 239 00:21:21,590 --> 00:21:25,460 この化け物が…。 240 00:21:25,460 --> 00:21:29,160 ラウル殿下 我らに勝利を! 241 00:21:33,200 --> 00:21:35,130 よせ! 242 00:21:35,130 --> 00:21:58,290 ♬~ 243 00:21:58,290 --> 00:22:00,290 やあっ! 244 00:22:06,100 --> 00:22:08,100 カーム! 245 00:22:08,100 --> 00:22:10,100 バルサ! 246 00:22:18,910 --> 00:22:20,910 動くな! 247 00:22:23,250 --> 00:22:26,580 動けば この王子の首が転がるよ。 248 00:22:26,580 --> 00:22:29,280 通れ! 前を開けろ! 249 00:22:32,920 --> 00:22:34,920 セナ…。 250 00:22:37,260 --> 00:22:39,200 タルシュ帝国より➡ 251 00:22:39,200 --> 00:22:41,900 知らせが届きました。 252 00:22:57,580 --> 00:22:59,950 ベリス総督からです。 253 00:22:59,950 --> 00:23:01,950 ベリス? 254 00:23:23,570 --> 00:23:26,270 タルシュ帝国が滅んだ。 255 00:23:30,250 --> 00:23:34,950 皇帝と皇太子は もはや この世にはいない。 256 00:23:36,590 --> 00:23:43,260 タルシュの王都は今 反乱軍によって 抑えられております! 257 00:23:43,260 --> 00:23:46,930 通すな! 裏切り者め! 裏切り者! 258 00:23:46,930 --> 00:23:48,930 裏切り者! 259 00:23:56,270 --> 00:23:58,270 反乱? 260 00:24:02,550 --> 00:24:05,880 (ラウル)ヒュウゴ! 261 00:24:05,880 --> 00:24:09,180 お前が反乱の首謀者だったのか! 262 00:24:12,760 --> 00:24:15,560 [ 回想 ] (ヒュウゴ)私と一緒に➡ 263 00:24:15,560 --> 00:24:21,900 このタルシュ帝国そのものを 変えませんか? 264 00:24:21,900 --> 00:24:27,900 ラウル王子の行く道を変えるのです。 265 00:24:31,910 --> 00:24:38,210 だから 私をこの地へ導いたのか? ベリスとお前が! 266 00:24:43,250 --> 00:24:46,920 ラウル王子 だまされてはなりません! 267 00:24:46,920 --> 00:24:49,260 ふざけた事を申すな! 268 00:24:49,260 --> 00:24:52,260 その書状が本物とは思えん! 269 00:24:55,130 --> 00:24:57,430 ふん! ううっ! 270 00:25:00,540 --> 00:25:02,840 (シュバル)シャイヤー! 271 00:25:11,880 --> 00:25:15,750 やっと お前の本心が見えた。➡ 272 00:25:15,750 --> 00:25:20,560 ハッハッハッハッハッ…。 273 00:25:20,560 --> 00:25:25,900 ハハハハハッ! 274 00:25:25,900 --> 00:25:28,800 ハハハハッ…。 275 00:25:28,800 --> 00:25:42,910 ♬~ 276 00:25:42,910 --> 00:25:46,780 慌てるな! 後ろへ戻れ! 277 00:25:46,780 --> 00:26:04,870 ♬~ 278 00:26:04,870 --> 00:26:06,800 みんな急いで! 子どもは先に!➡ 279 00:26:06,800 --> 00:26:11,210 急いで! 気を付けて! みんな早く! 急いで! 280 00:26:11,210 --> 00:26:13,210 おばあちゃん 急いで! 281 00:26:14,880 --> 00:26:17,580 皆 早く逃げろ! 282 00:26:19,550 --> 00:26:22,850 あなたも早く逃げて下さい! 283 00:26:25,220 --> 00:26:27,160 バルサ…。 284 00:26:27,160 --> 00:26:29,860 私を殺せ。 285 00:26:32,900 --> 00:26:40,600 私は負けた。 さあ 殺せ! 286 00:26:50,910 --> 00:26:57,250 殺さねば 私が殺す。 287 00:26:57,250 --> 00:26:59,190 バルサ! 288 00:26:59,190 --> 00:27:23,880 ♬~ 289 00:27:23,880 --> 00:27:26,880 (どよめき) 290 00:27:30,220 --> 00:27:32,560 なぜ殺さぬ。 291 00:27:32,560 --> 00:27:34,860 なぜ逃げる? 292 00:27:36,430 --> 00:27:39,730 あんたが今まで さんざんしてきた事だろ? 293 00:27:43,900 --> 00:27:50,900 あんたが勝ち取った国の人々は 負けた事から逃げられたのか? 294 00:28:01,380 --> 00:28:08,860 力のない者は ある日突然 自分の国をなくしても➡ 295 00:28:08,860 --> 00:28:13,530 巨大な力に 大切なものを踏みにじられても➡ 296 00:28:13,530 --> 00:28:18,830 必死にまた 心の支えを見つけて 生きていこうとするもんだ。 297 00:28:22,540 --> 00:28:25,840 そう簡単には くたばらないんだ! 298 00:28:31,880 --> 00:28:36,550 力のある者が なぜ逃げようとする! 299 00:28:36,550 --> 00:28:38,890 なぜ生きようとしない! 300 00:28:38,890 --> 00:28:52,440 ♬~ 301 00:28:52,440 --> 00:28:56,910 負けたから死ぬ? ふざけるな! 302 00:28:56,910 --> 00:29:01,510 そんなもん 初めから力でも何でもない! 303 00:29:01,510 --> 00:29:14,520 ♬~ 304 00:29:14,520 --> 00:29:19,860 負けた者こそ 生きるべきなんだ。 305 00:29:19,860 --> 00:29:46,890 ♬~ 306 00:29:46,890 --> 00:29:56,190 ラウル王子 ここには あなたを迎えると書いてある。 307 00:30:00,240 --> 00:30:04,110 武力によって守られる 国境をなくし➡ 308 00:30:04,110 --> 00:30:08,580 一つの大陸を創りたいのです。 309 00:30:08,580 --> 00:30:14,250 新しい大陸の在り方を 求めたいのです!➡ 310 00:30:14,250 --> 00:30:21,590 そのためには ラウル王子 あなたの力が必要です。 311 00:30:21,590 --> 00:30:25,930 我々の理想をかなえる事は あなたにしかできないと➡ 312 00:30:25,930 --> 00:30:32,600 私も ベリス総督も そう見極めておりました! 313 00:30:32,600 --> 00:30:39,480 だからこそ 生まれた国を焼かれ➡ 314 00:30:39,480 --> 00:30:43,610 親兄弟を殺されても➡ 315 00:30:43,610 --> 00:30:46,910 私は あなたについてきたのです! 316 00:30:55,960 --> 00:31:03,230 ラウル王子 どうか 我々と共に 南の大陸で➡ 317 00:31:03,230 --> 00:31:07,100 思う存分に その手腕を発揮して下さい! 318 00:31:07,100 --> 00:31:25,250 ♬~ 319 00:31:25,250 --> 00:31:32,600 裏切り者が 何を言うか…。 320 00:31:32,600 --> 00:31:57,820 ♬~ 321 00:31:57,820 --> 00:32:01,760 (鐘の音) 322 00:32:01,760 --> 00:32:05,490 みんな早く逃げろ~! 急げ! 323 00:32:05,490 --> 00:32:10,430 大水が来るぞ~! 早く逃げろ~! 逃げろ! 324 00:32:10,430 --> 00:32:15,170 ぼやぼやするな! こいつの言う事を信じろ! 325 00:32:15,170 --> 00:32:17,110 早く逃げろ~! 逃げろ! 326 00:32:17,110 --> 00:32:20,110 タンダ! タンダ! 327 00:32:20,110 --> 00:32:23,580 バルサ 何してんだ! 早く逃げろ! 328 00:32:23,580 --> 00:32:28,450 早く逃げろ~! 早く逃げろ~! (鐘の音) 329 00:32:28,450 --> 00:32:33,150 カーム ありがとう。 330 00:32:38,930 --> 00:32:42,800 早く逃げろ~! 大水が来るぞ~! 331 00:32:42,800 --> 00:32:47,600 早く逃げろ! 早く逃げろ! (鐘の音) 332 00:32:47,600 --> 00:32:59,220 ♬~ 333 00:32:59,220 --> 00:33:04,550 (トロガイ)精霊よ バリハラバラジン。 334 00:33:04,550 --> 00:33:07,460 バリハラバラジン。 バリハラバラジン。 335 00:33:07,460 --> 00:33:14,560 バリハラバラジン。 バリハラバラジン。 バリハラバラジン。 336 00:33:14,560 --> 00:33:19,900 バリハラバラジン バリハラバラジン バリハラ…。 337 00:33:19,900 --> 00:33:21,840 ああ~っ! 338 00:33:21,840 --> 00:33:24,570 ああっ! 339 00:33:24,570 --> 00:33:28,440 あ~っ! 340 00:33:28,440 --> 00:33:34,920 ああ… ああっ! 341 00:33:34,920 --> 00:33:37,220 ああっ…。 342 00:33:40,590 --> 00:33:43,490 ああ~っ! 343 00:33:43,490 --> 00:34:15,890 ♬~ 344 00:34:15,890 --> 00:34:18,790 駄目だ… もっと上だ! 345 00:34:18,790 --> 00:34:20,760 え? 346 00:34:20,760 --> 00:34:23,230 姉ちゃん もっと 山の上に逃げるんだ! 347 00:34:23,230 --> 00:34:27,530 大水が来るよ! お願いだ みんなに言って! 348 00:34:29,570 --> 00:34:32,240 みんな もっと上よ! 349 00:34:32,240 --> 00:34:37,580 もっと 山の上に逃げて! 早く山に上がって! 350 00:34:37,580 --> 00:34:46,880 (鐘の音) 351 00:34:54,130 --> 00:34:56,430 うわ~っ! 352 00:35:00,800 --> 00:35:02,800 師匠…。 353 00:35:04,540 --> 00:35:09,240 (トロガイ)シュガよ 逃げろ! 354 00:35:14,880 --> 00:35:17,550 (トウノ)都で何があったんだろう? 355 00:35:17,550 --> 00:35:32,100 ♬~ 356 00:35:32,100 --> 00:35:34,900 (マーサ)どうしたの? アスラ。 357 00:35:34,900 --> 00:35:46,920 ♬~ 358 00:35:46,920 --> 00:35:49,820 (アスラ)に… 逃げて。 359 00:35:49,820 --> 00:35:53,790 ここにいたら 危ない。 360 00:35:53,790 --> 00:35:55,930 (チキサ)アスラ! 361 00:35:55,930 --> 00:35:57,860 お兄ちゃん! 早く みんなに言って! 362 00:35:57,860 --> 00:36:00,530 もっと上の方に行かないと ここは なくなってしまうの! 363 00:36:00,530 --> 00:36:03,200 水の中に沈んでしまう! 364 00:36:03,200 --> 00:36:06,100 アスラがしゃべった! 365 00:36:06,100 --> 00:36:09,540 やった~! 366 00:36:09,540 --> 00:36:13,540 早く逃げて! 早く! 367 00:36:15,880 --> 00:36:19,220 ガカイ どこまで逃げるのだ? 368 00:36:19,220 --> 00:36:21,150 分かりませぬ。 369 00:36:21,150 --> 00:36:25,150 どこまで逃げれば よろしいんでしょうかね。 370 00:36:29,860 --> 00:36:33,160 ああっ! うわ~っ! 371 00:36:36,770 --> 00:36:39,770 トゥグム王子 大丈夫でしたか!? 372 00:36:42,910 --> 00:36:46,580 ああっ! あ~っ! あ~っ! 373 00:36:46,580 --> 00:36:48,910 ああ… あっ! 374 00:36:48,910 --> 00:36:51,580 ああ~っ! 375 00:36:51,580 --> 00:36:54,280 ガカイ! 376 00:37:04,860 --> 00:37:07,560 (戸が開く音) 377 00:37:20,880 --> 00:37:23,550 何をしておる? 378 00:37:23,550 --> 00:37:30,420 陛下が行かないのであれば 私も ここに残ります。 379 00:37:30,420 --> 00:37:32,420 トゥグムは どうした? 380 00:37:34,190 --> 00:37:37,090 もう逃げました。 381 00:37:37,090 --> 00:37:39,090 (帝)チャグムは? 382 00:37:39,090 --> 00:37:43,570 もうよいではありませんか。 383 00:37:43,570 --> 00:37:53,270 あの子たちには もう 私や陛下は必要ないのです。 384 00:37:57,910 --> 00:38:00,520 これで ようやく➡ 385 00:38:00,520 --> 00:38:05,850 陛下は 私だけのものになります。 386 00:38:05,850 --> 00:38:12,530 私は 誰のものにもならぬ。 387 00:38:12,530 --> 00:38:18,200 私は 私のものですらなかった。 388 00:38:18,200 --> 00:38:31,750 ♬~ 389 00:38:31,750 --> 00:38:35,750 (帝)だが このぬくもりだけは 感じられる。 390 00:38:35,750 --> 00:38:39,220 これを感じる時だけ➡ 391 00:38:39,220 --> 00:38:42,920 私は 人であったのかもしれぬ。 392 00:38:46,100 --> 00:38:50,230 もし 人に生まれていたら➡ 393 00:38:50,230 --> 00:38:52,900 お前と逃げたいものだ。 394 00:38:52,900 --> 00:39:06,450 ♬~ 395 00:39:06,450 --> 00:39:08,380 ≪(足音) 396 00:39:08,380 --> 00:39:10,390 二ノ妃! 397 00:39:10,390 --> 00:39:30,540 ♬~ 398 00:39:30,540 --> 00:39:35,410 シュガよ 妃を連れていけ。 399 00:39:35,410 --> 00:39:37,410 はい。 400 00:39:37,410 --> 00:39:41,180 嫌です! 嫌です 陛下! 山ノ宮へ行け。 401 00:39:41,180 --> 00:39:43,120 王子たちを頼む。 402 00:39:43,120 --> 00:39:58,570 ♬~ 403 00:39:58,570 --> 00:40:01,470 シュガよ。 404 00:40:01,470 --> 00:40:07,770 山の上から この国が まことに勝つ姿を見よ。 405 00:40:11,150 --> 00:40:15,120 陛下! 陛下~! 406 00:40:15,120 --> 00:40:37,610 ♬~ 407 00:40:37,610 --> 00:40:39,610 チャグム! 408 00:40:41,480 --> 00:40:43,950 チャグム! チャグム! 409 00:40:43,950 --> 00:41:44,650 ♬~ 410 00:42:28,450 --> 00:45:38,570 ♬~ 411 00:45:38,570 --> 00:45:40,570 バルサ…。 412 00:45:45,450 --> 00:45:47,450 目覚めたか。 413 00:45:52,590 --> 00:45:59,260 父上が…➡ 414 00:45:59,260 --> 00:46:01,960 神になられた。 415 00:46:17,550 --> 00:46:20,450 魂を飛ばしてたのか…。 416 00:46:20,450 --> 00:46:24,150 殿下 もうそこが山ノ宮です! 417 00:46:29,560 --> 00:46:31,490 チャグム殿下! 418 00:46:31,490 --> 00:46:33,490 シュガ! 419 00:46:35,430 --> 00:46:37,430 民は どうした? 420 00:46:37,430 --> 00:46:42,430 大丈夫です。 これは帝のおぼし召しです。 421 00:46:46,110 --> 00:46:48,580 チャグム! 422 00:46:48,580 --> 00:46:50,510 母上! 423 00:46:50,510 --> 00:47:03,530 ♬~ 424 00:47:03,530 --> 00:47:05,460 トゥグムは? 425 00:47:05,460 --> 00:47:08,760 やはり ここにも来ていませんか? 426 00:47:11,400 --> 00:47:14,540 (ジン)殿下~! 427 00:47:14,540 --> 00:47:16,870 殿下! 428 00:47:16,870 --> 00:47:19,870 トゥグム…。 トゥグム! 429 00:47:21,740 --> 00:47:25,440 (ジン)お一人で 山を登ってこられました。 430 00:47:28,880 --> 00:47:34,760 トゥグム王子 よくぞ ご無事で… あの ガカイは? 431 00:47:34,760 --> 00:47:37,230 ガカイは 崖から落ちた。 432 00:47:37,230 --> 00:47:39,160 一人で来たのか? 433 00:47:39,160 --> 00:47:42,100 はい。 光る鳥が見えたのです。 434 00:47:42,100 --> 00:47:46,230 見えたのかい? じゃあ 君も…。 435 00:47:46,230 --> 00:47:51,110 光る鳥が女の人になって ここに連れてきてくれました。 436 00:47:51,110 --> 00:47:53,110 女の人? 437 00:47:53,110 --> 00:47:56,580 トロガイだ。 438 00:47:56,580 --> 00:47:58,510 しわくちゃの おばあさんだったろう? 439 00:47:58,510 --> 00:48:01,850 いいえ とても きれいな人です。 440 00:48:01,850 --> 00:48:13,860 ♬~ 441 00:48:13,860 --> 00:48:17,560 さあ おいで。 442 00:48:23,870 --> 00:48:29,740 私の魂も まだまだ若いわ! 443 00:48:29,740 --> 00:48:35,440 お~… うお~っ! 444 00:49:01,510 --> 00:49:03,810 え? 445 00:49:14,860 --> 00:49:20,160 新ヨゴ国が消えた…。 446 00:49:22,530 --> 00:49:26,200 けど 助かった…。 447 00:49:26,200 --> 00:49:31,540 (鳴き声) 448 00:49:31,540 --> 00:49:33,540 え? 449 00:49:35,410 --> 00:49:37,710 (鳴き声) 450 00:49:41,880 --> 00:49:44,180 え? 451 00:49:46,550 --> 00:49:48,550 ええ…。 452 00:49:51,890 --> 00:49:54,560 食べ物があると 皆に触れ回ってくれ! 453 00:49:54,560 --> 00:49:56,500 (一同)はい! 454 00:49:56,500 --> 00:50:02,240 <都は水に沈んだが 多くの民は 山に避難して助かった。➡ 455 00:50:02,240 --> 00:50:10,110 彼らを助け 新しい国を築く事が 私の務めだった> 456 00:50:10,110 --> 00:50:16,250 チャグムが とうとう 帝になる時がきたんだね。 457 00:50:16,250 --> 00:50:22,920 いや この国に もう生きた神はいらない。 458 00:50:22,920 --> 00:50:28,800 戦をした私は もう 神になど なれない。 459 00:50:28,800 --> 00:50:37,940 我々も ヤクーも ヨゴ人も同じように 自分の荷は自分で背負い➡ 460 00:50:37,940 --> 00:50:40,940 自分の足で 歩けるような国にしたいのだ。 461 00:50:43,280 --> 00:50:45,580 バルサのように…。 462 00:50:48,620 --> 00:50:52,490 チャグムなら できるよ。 463 00:50:52,490 --> 00:50:56,790 ちゃんと 自分の足で歩いてきた チャグムならば。 464 00:50:59,960 --> 00:51:07,770 それには まだまだ 果てしない努力が必要だ。 465 00:51:07,770 --> 00:51:13,910 我々が変わり 民が変わるならば➡ 466 00:51:13,910 --> 00:51:16,610 新しい国が生まれる。 467 00:51:19,250 --> 00:51:26,920 私が バルサに出会えたように…➡ 468 00:51:26,920 --> 00:51:29,620 私が変われたように。 469 00:51:37,930 --> 00:51:42,270 ジン シュガ。 (ジン)はっ。 470 00:51:42,270 --> 00:51:46,610 まずは 山に避難した民 一人一人に出会いたい。 471 00:51:46,610 --> 00:51:49,940 行こう! 472 00:51:49,940 --> 00:51:52,240 殿下…。 473 00:51:55,280 --> 00:51:57,580 お供します! 474 00:52:01,090 --> 00:52:03,560 [ 回想 ] (帝)シュガよ。➡ 475 00:52:03,560 --> 00:52:08,430 山の上から この国が まことに勝つ姿を見よ。 476 00:52:08,430 --> 00:52:44,930 ♬~ 477 00:52:44,930 --> 00:52:50,630 あなたを用心棒に雇って 本当によかった。 478 00:52:52,270 --> 00:52:59,610 それだけが 私の人生で 流れを変える事のできた➡ 479 00:52:59,610 --> 00:53:02,310 ただ一つの事です。 480 00:53:03,890 --> 00:53:09,190 チャグムの強さは あなたに似たのです。 481 00:53:11,230 --> 00:53:16,560 そして あなたに育てられた。 482 00:53:16,560 --> 00:53:21,900 母として 心より礼を言います。 483 00:53:21,900 --> 00:53:33,520 ♬~ 484 00:53:33,520 --> 00:53:40,260 その報酬なら 十分に頂きました。 485 00:53:40,260 --> 00:53:59,560 ♬~ 486 00:54:42,920 --> 00:57:12,080 ♬~ 487 00:57:12,080 --> 00:57:15,550 ただいま。 488 00:57:15,550 --> 00:57:17,550 お帰り。 489 00:57:22,430 --> 00:57:24,900 鶏の鍋 出来てるぞ。 490 00:57:24,900 --> 00:57:55,900 ♬~