1 00:00:03,336 --> 00:00:08,341 ♪~ 2 00:01:28,087 --> 00:01:33,092 ~♪ 3 00:01:58,284 --> 00:01:59,752 (バルサ)2年ぶりか 4 00:02:29,816 --> 00:02:32,719 (子供たち)♪ 鍬(くわ)入れろ 5 00:02:33,186 --> 00:02:35,688 ♪ 稲籾(いなもみ) まけや 6 00:02:35,788 --> 00:02:38,791 ♪ 苗 萌(も)やせ 7 00:02:39,392 --> 00:02:42,428 ♪ ナージ 来い来い 8 00:02:42,529 --> 00:02:45,431 ♪ ナージ 来い来い 9 00:02:45,532 --> 00:02:48,868 ♪ 黒雲になって 10 00:02:49,168 --> 00:02:53,606 ♪ 北の山から飛んでこい 11 00:02:53,706 --> 00:02:57,644 ヨゴはいいな 気持ちが穏やかになる 12 00:03:15,461 --> 00:03:16,496 (行商人)うん? 13 00:03:17,764 --> 00:03:18,631 何だい? 14 00:03:19,299 --> 00:03:21,501 女の武人とは珍しい 15 00:03:21,601 --> 00:03:23,336 カンバルから来たのかね? 16 00:03:24,304 --> 00:03:25,538 まあね 17 00:03:25,638 --> 00:03:27,807 短槍(たんそう)のメンテナンスを してもらうのさ 18 00:03:28,775 --> 00:03:30,977 メンテナンス? 19 00:03:31,277 --> 00:03:34,447 ヨゴはカンバルと違って 何でも手に入る 20 00:03:34,547 --> 00:03:37,217 もっとも 金があればの話だがね 21 00:03:37,817 --> 00:03:39,352 (バルサ)かもな 22 00:03:39,452 --> 00:03:40,920 だが 金を持っていると― 23 00:03:41,221 --> 00:03:43,489 どこに行っても 同じ生き方をしてしまう 24 00:03:44,390 --> 00:03:48,394 けど 金がなければ その場に合った生き方ができる 25 00:03:48,628 --> 00:03:50,463 それは それで 悪くない 26 00:03:50,630 --> 00:03:53,700 ほう 若いのに面白いことを言う 27 00:03:55,935 --> 00:03:57,804 もう若くないよ 28 00:03:59,472 --> 00:04:01,274 今年で30だ 29 00:04:17,991 --> 00:04:18,858 おい! あんた 30 00:04:19,792 --> 00:04:21,694 皇族の一行だ 31 00:04:27,433 --> 00:04:28,301 あっ… 32 00:04:35,341 --> 00:04:40,580 私は この国の人間じゃない 何の義理もないよ 33 00:04:52,725 --> 00:04:53,593 (従者)うん? 34 00:04:58,364 --> 00:05:00,600 (牛の鳴き声) (従者たち)うわっ! 35 00:05:03,736 --> 00:05:06,639 (従者たちのざわめき) 36 00:05:07,840 --> 00:05:09,008 (従者)うわーっ! 37 00:05:13,446 --> 00:05:14,714 あっ! 38 00:05:18,618 --> 00:05:19,852 (行商人)落ちるぞ! 39 00:06:07,066 --> 00:06:08,000 あれか 40 00:06:32,992 --> 00:06:33,860 (バルサ)子供? 41 00:06:36,729 --> 00:06:37,563 あっ! 42 00:06:38,097 --> 00:06:39,799 (鳴き声) 43 00:06:40,466 --> 00:06:41,701 (バルサ)あっ 44 00:07:14,534 --> 00:07:16,102 何だい? ありゃ 45 00:07:18,604 --> 00:07:20,173 すぐに気を失ったんだね 46 00:07:21,607 --> 00:07:23,009 水は飲んでいない 47 00:07:23,109 --> 00:07:24,110 (従者)のけい! 48 00:07:25,545 --> 00:07:28,881 お前ら下賤(げせん)の者が 皇族を見てはならん! 49 00:07:31,918 --> 00:07:34,487 (従者)見るでない! (従者)急ぎ かごと医者の手配を! 50 00:07:35,788 --> 00:07:37,723 (従者)おい 早く人払いを 51 00:07:58,144 --> 00:07:59,879 (トーヤ)やっぱりタンダか 52 00:07:59,979 --> 00:08:03,149 どうしたんです? 扇(おうぎ)の下(しも)まで足をのばすなんて 53 00:08:03,249 --> 00:08:04,116 (タンダ)うん? 54 00:08:06,586 --> 00:08:09,121 (タンダ) まだ あいつは来てないみたいだな 55 00:08:10,056 --> 00:08:11,190 すんません 56 00:08:11,491 --> 00:08:14,560 でも もう2年ですから そろそろ バルサねえさん― 57 00:08:14,660 --> 00:08:17,096 帰ってきても おかしくないころですよ 58 00:08:17,997 --> 00:08:20,066 だと いいんだがな 59 00:08:22,068 --> 00:08:24,203 (サヤ) タンダさん 寄っていきませんか? 60 00:08:24,837 --> 00:08:27,740 いや また今度 寄らせてもらうよ 61 00:08:28,074 --> 00:08:29,675 薬草の注文が入っていて― 62 00:08:29,775 --> 00:08:32,211 2~3日は 街で仕事をしているから 63 00:08:33,713 --> 00:08:37,517 バルサねえさんの ウワサ入ったら 真っ先に知らせますんで 64 00:08:50,997 --> 00:08:54,066 (女性)お待ちどおさま あいよ 65 00:09:32,305 --> 00:09:36,008 (役人)待たれよ! 1つ聞きたいことがある 66 00:09:36,876 --> 00:09:41,147 本日 青弓川(あおゆみがわ)にて 皇族の者を 救った武人がいたと聞き― 67 00:09:41,247 --> 00:09:43,215 その者を捜しておる 68 00:09:43,616 --> 00:09:46,886 ウワサでは その者 短槍使いだったそうだ 69 00:09:46,986 --> 00:09:49,188 何か心当たりはござらぬか? 70 00:09:49,288 --> 00:09:50,723 (バルサ)さあね 71 00:09:50,823 --> 00:09:52,158 (役人)だろうな 72 00:09:52,825 --> 00:09:54,961 (役人)今の話は忘れてくれ 73 00:09:57,930 --> 00:10:00,700 忘れろって態度じゃないね 74 00:10:11,877 --> 00:10:13,145 やめな! 75 00:10:13,245 --> 00:10:16,916 お前の腕じゃ 刀を抜く前に2度死ぬよ 76 00:10:17,917 --> 00:10:22,221 (役人)待たれよ! 無礼を承知の行状じゃ 77 00:10:22,321 --> 00:10:24,223 我々は宮中(きゅうちゅう)からの使いで― 78 00:10:24,323 --> 00:10:27,660 二ノ妃(にのきさき)の命により そなたを捜しておったのだ 79 00:10:28,661 --> 00:10:30,062 二ノ妃? 80 00:10:30,196 --> 00:10:34,734 (役人)腕の立つ武人と聞き つい 男ばかりを尋ね歩いていたが― 81 00:10:35,067 --> 00:10:38,304 たった今 そなたであると確信した 82 00:10:38,838 --> 00:10:41,040 決して悪いようには いたさん 83 00:10:41,641 --> 00:10:45,645 どうか 我々と共に 二ノ宮(にのみや)まで ご同行くだされ 84 00:10:54,687 --> 00:10:56,222 まいったね… 85 00:10:57,223 --> 00:11:00,192 こいつを 先に直しに行きゃ よかったよ 86 00:11:26,919 --> 00:11:30,256 絶景だな フッ 87 00:11:32,258 --> 00:11:34,460 ここで これほどとなると― 88 00:11:34,760 --> 00:11:38,864 帝(みかど)の暮らしってのは 想像を絶するもんなんだろうね 89 00:11:55,448 --> 00:11:58,884 せっかくの ごちそうも これじゃあね 90 00:12:03,489 --> 00:12:06,425 今更 毒を盛る必要もないか 91 00:12:10,262 --> 00:12:12,331 (侍従長) わざわざ招いておきながら― 92 00:12:12,431 --> 00:12:15,301 このような もてなししか できなくて申し訳ない 93 00:12:16,435 --> 00:12:20,973 異邦人である そなたは 存じておらぬやも知れんが 94 00:12:21,841 --> 00:12:26,745 我々 下賤の者が 皇族と じかに目を合わせることはできない 95 00:12:26,912 --> 00:12:30,015 見れば たちまち 両の眼(まなこ)が つぶれてしまう 96 00:12:30,850 --> 00:12:33,352 ああ… まあ そういった理由もあるが― 97 00:12:33,486 --> 00:12:37,022 二ノ妃は 皇子を救ってくれたことに対し― 98 00:12:37,123 --> 00:12:39,758 心から感謝しておられる 99 00:12:39,859 --> 00:12:41,894 これは報賞金だ 100 00:12:42,761 --> 00:12:46,799 皇子の命の代償としては いささか少なくはあるが― 101 00:12:46,899 --> 00:12:48,334 収めてくれ 102 00:12:49,435 --> 00:12:51,370 それとな 二ノ妃より― 103 00:12:51,470 --> 00:12:55,074 こよいは こちらで一晩 泊まってゆかれるようにと― 104 00:12:55,174 --> 00:12:58,244 じきじきに仰せつかっている 105 00:12:58,344 --> 00:13:01,380 いえ ここまでしていただいて もう十分 106 00:13:01,480 --> 00:13:02,848 あっ いやいや 107 00:13:07,453 --> 00:13:10,322 なにとぞ泊まっていってくだされ 108 00:13:12,091 --> 00:13:14,994 (侍女)手荷物は 全て 部屋の中にございます 109 00:13:15,094 --> 00:13:16,095 (バルサ)ありがとう 110 00:13:21,233 --> 00:13:22,368 やれやれ 111 00:13:43,122 --> 00:13:45,591 にしても何だい? この布団 112 00:13:46,258 --> 00:13:51,063 こんなものに 毎晩 寝てるから 雲上人なんて言われるのかね? 113 00:13:53,566 --> 00:13:55,067 まあ いいか 114 00:13:55,334 --> 00:14:00,306 生涯一度かもしれない 極楽気分ってやつを楽しむとするか 115 00:14:15,354 --> 00:14:18,090 (足音) 116 00:14:20,092 --> 00:14:23,629 (二ノ妃) 異国の武人よ 目覚めておろうか? 117 00:14:23,929 --> 00:14:26,031 (バルサ)起きております どうぞ 118 00:14:39,044 --> 00:14:42,348 (二ノ妃) さすがは 強いというウワサの女人 119 00:14:45,084 --> 00:14:49,588 私たちの目を見ても 目がつぶれることはないようじゃ 120 00:14:54,460 --> 00:14:57,496 今日は よくぞ 皇子を救ってくれました 121 00:14:57,930 --> 00:15:00,132 心から感謝しています 122 00:15:01,233 --> 00:15:03,102 (バルサ)もったいない お言葉 123 00:15:03,469 --> 00:15:06,472 すでに身に余る歓待を 受けております 124 00:15:06,972 --> 00:15:10,309 これ以上のお心遣いは もはや不要にございます 125 00:15:11,076 --> 00:15:12,177 そうか 126 00:15:13,045 --> 00:15:18,017 だが そなた 何故 我らが こんな夜更けに ここへ来たか― 127 00:15:18,117 --> 00:15:20,019 不思議に思っておるであろう 128 00:15:22,955 --> 00:15:25,024 面を上げよ バルサ 129 00:15:26,191 --> 00:15:27,259 ハッ 130 00:15:28,294 --> 00:15:32,631 従者たちが申していたとおりの いい面構えじゃ 131 00:15:35,367 --> 00:15:38,137 通り名は“短槍使いのバルサ” 132 00:15:38,237 --> 00:15:41,173 その筋では その名を知らぬ者はなく― 133 00:15:41,273 --> 00:15:44,410 姿は 遠きカンバルの武人に似ており― 134 00:15:44,510 --> 00:15:48,681 その腕前で 何人もの命を救ってきたそうだな 135 00:15:49,014 --> 00:15:50,182 違うか? 136 00:15:50,582 --> 00:15:55,454 (バルサ) 恐れながら それは あまりに キレイすぎるウワサごと 137 00:15:55,721 --> 00:16:01,694 私は金で雇われ他人を守る 一介の用心棒にございます 138 00:16:01,994 --> 00:16:03,262 なるほど 139 00:16:09,335 --> 00:16:10,569 そなたは― 140 00:16:10,669 --> 00:16:15,341 なぜ 命を懸けてまで そのような仕事で金を稼ぐ? 141 00:16:18,043 --> 00:16:23,382 実はな そなたの腕を見込んで 頼みたいことがあるのじゃ 142 00:16:24,550 --> 00:16:26,552 どこへ逃げてもかまわぬ 143 00:16:27,286 --> 00:16:30,155 これから先 この子を一生涯― 144 00:16:30,255 --> 00:16:33,258 帝の刺客より 守り通してはくれぬか? 145 00:16:34,293 --> 00:16:36,095 帝の刺客? 146 00:16:37,396 --> 00:16:39,031 今日は 牛車(ぎっしゃ)が… 147 00:16:39,531 --> 00:16:43,369 半月前にも 湯治場の湯が 突然 噴き出し― 148 00:16:43,469 --> 00:16:46,271 危うく命を落としかけている 149 00:16:47,339 --> 00:16:50,142 (バルサ)ですが 何故 皇子様のお命を? 150 00:16:53,579 --> 00:16:54,613 うん? 151 00:16:55,047 --> 00:16:58,150 あれは2か月ほど前のこと… 152 00:17:00,185 --> 00:17:04,390 この子が夜な夜な 妙なことを 口走るようになったので― 153 00:17:04,590 --> 00:17:09,194 カシヅキである星読み博士に 寝姿を見させたところ― 154 00:17:09,528 --> 00:17:11,397 何か得体(えたい)の知れぬものが― 155 00:17:11,497 --> 00:17:14,566 この子の体に 取りついていると申すのじゃ 156 00:17:17,236 --> 00:17:21,640 幸い その星読みは 信頼のおける好人物 157 00:17:22,241 --> 00:17:24,209 このことを他言せず― 158 00:17:24,309 --> 00:17:28,147 ヤクーの呪術師に 相談してみようということになった 159 00:17:29,348 --> 00:17:31,116 だが その星読みは― 160 00:17:31,216 --> 00:17:35,754 呪術師だけでなく 聖導師(せいどうし)にも このことを相談していたのじゃ 161 00:17:39,091 --> 00:17:43,128 恐らく帝は 聖導師からの進言を伝え聞き― 162 00:17:43,228 --> 00:17:47,433 この子を ひそかに 亡き者にするよう命じたのであろう 163 00:17:48,767 --> 00:17:50,636 それだけの理由で… 164 00:17:51,470 --> 00:17:54,440 (二ノ妃)もし このことが ウワサとなって広まれば― 165 00:17:54,540 --> 00:17:59,511 神の子である帝の威信を なおしようもなく傷つけてしまう 166 00:18:07,152 --> 00:18:10,756 (チャグム)お前! 母君に何か無礼を働いたのか? 167 00:18:11,256 --> 00:18:13,158 (二ノ妃)違うのですよ チャグム 168 00:18:13,258 --> 00:18:16,595 私は あなたの命を救うよう― 169 00:18:16,695 --> 00:18:18,397 この者に頼んでいたのです 170 00:18:18,797 --> 00:18:19,798 待ってください! 171 00:18:20,199 --> 00:18:21,266 待って! 172 00:18:22,568 --> 00:18:24,870 チャグム よく お聞き 173 00:18:25,370 --> 00:18:27,773 今から あなたは この者についていき― 174 00:18:27,873 --> 00:18:31,210 どんなことがあっても 死んではならない 175 00:18:31,677 --> 00:18:35,414 帝が あなたを 亡き者とすると決めたときから― 176 00:18:35,514 --> 00:18:37,883 あなたは皇子ではなくなったのです 177 00:18:38,183 --> 00:18:39,218 えっ? 178 00:18:39,318 --> 00:18:41,553 (二ノ妃) でも 帝を恨んではいけません 179 00:18:42,254 --> 00:18:46,758 帝には この国を統べるという 大事な責任があるのです 180 00:18:47,159 --> 00:18:48,227 えっ? 181 00:18:53,832 --> 00:18:54,700 あれを持て! 182 00:19:08,247 --> 00:19:12,584 下々の民草では 一生かかっても使い切れまい 183 00:19:14,186 --> 00:19:17,789 どうか それで この子を守ると約束しておくれ 184 00:19:18,924 --> 00:19:22,728 (バルサ)お妃様 お話は 大体 分かりました 185 00:19:23,162 --> 00:19:28,233 ですが これは あまりにも ひきょうな仕打ちでございます 186 00:19:30,469 --> 00:19:31,570 どういうことじゃ? 187 00:19:32,504 --> 00:19:36,742 皇子の命を救った褒美が 命を奪われることでは― 188 00:19:36,842 --> 00:19:38,377 ひきょうとも言いたくなる 189 00:19:41,380 --> 00:19:44,783 誰もそなたの命を奪うなどとは 申しておらぬ 190 00:19:45,717 --> 00:19:47,319 そうでしょうか? 191 00:19:47,719 --> 00:19:51,356 私のような身分の者が こんな話を聞かされたら― 192 00:19:51,456 --> 00:19:54,693 お妃様の願いを聞く以外に 選ぶ道はない 193 00:19:55,294 --> 00:19:58,797 ですが 聞き入れたところで 命の保障もない 194 00:19:59,364 --> 00:20:03,368 しかも お妃様は 度を超した世間知らず 195 00:20:03,535 --> 00:20:08,674 宮の紋章が入った宝石など使えば たちまち足がついてしまいます 196 00:20:09,875 --> 00:20:11,543 そうか… 197 00:20:11,643 --> 00:20:15,747 けれど 私の自由になるお金は それしかないのじゃ 198 00:20:18,850 --> 00:20:21,720 確かに この秘密を知った者を― 199 00:20:21,820 --> 00:20:24,523 ただで 生かしておくわけにはいかんな 200 00:20:25,657 --> 00:20:26,592 バルサよ 201 00:20:26,692 --> 00:20:30,696 今 ここで死ぬか 皇子と生き抜く希望に懸けるか― 202 00:20:30,796 --> 00:20:32,664 どちらかを選べ! 203 00:20:34,933 --> 00:20:41,373 お妃様といえど 心を許せる手勢は少ないようですね 204 00:20:41,473 --> 00:20:44,543 後ろの部屋に2名 廊下に3名 205 00:20:45,544 --> 00:20:48,647 この者たちを入れて7名とは哀れだ 206 00:20:52,818 --> 00:20:54,253 あっ… 207 00:20:58,323 --> 00:20:59,658 動くんじゃないよ! 208 00:21:02,294 --> 00:21:05,864 では まず宝を頂きましょうか そら! 209 00:21:06,798 --> 00:21:08,533 それに入るだけ入れな 210 00:21:09,935 --> 00:21:11,303 お妃様 211 00:21:11,637 --> 00:21:15,707 先ほど なぜ私が 用心棒を しているのかと聞かれましたね 212 00:21:16,575 --> 00:21:18,677 私は ある事情から― 213 00:21:18,777 --> 00:21:22,381 8人の大切な人の命を 奪ってしまった過去がある 214 00:21:23,515 --> 00:21:26,952 ですから その8人の魂を弔うべく― 215 00:21:27,052 --> 00:21:32,391 それと対等の命を救うまで 用心棒稼業を続けているのです 216 00:21:32,791 --> 00:21:34,760 8人の魂… 217 00:21:35,994 --> 00:21:37,996 皇子を引き受けましょう 218 00:21:45,070 --> 00:21:49,941 行くのじゃチャグム お前も この者を信じて 219 00:21:51,743 --> 00:21:52,878 さあ 220 00:21:54,579 --> 00:21:56,615 (二ノ妃)あっ… (チャグム)母君! 221 00:21:56,715 --> 00:21:59,484 嫌じゃ! 母君! 222 00:22:14,866 --> 00:22:17,869 そこの者 皇子を無事 逃がしたければ― 223 00:22:17,969 --> 00:22:20,439 まず皇子の寝間に火をかけろ 224 00:22:20,806 --> 00:22:23,775 そして私たちを 逃げ道まで案内するんだ 225 00:22:29,915 --> 00:22:30,949 およこし! 226 00:22:34,720 --> 00:22:36,421 では お妃様 お達者で 227 00:22:36,521 --> 00:22:37,422 バルサよ! 228 00:22:38,924 --> 00:22:43,095 わが息子の命 そなたが救う何番目の命じゃ? 229 00:22:45,931 --> 00:22:48,734 8人目の命にございます 230 00:23:08,487 --> 00:23:13,492 ♪~ 231 00:24:34,506 --> 00:24:39,511 ~♪