1 00:00:03,336 --> 00:00:08,341 ♪~ 2 00:01:27,086 --> 00:01:33,092 ~♪ 3 00:01:37,730 --> 00:01:42,535 (帝(みかど))いよいよ そなたも 年立ちの月で晴れて成人となり― 4 00:01:42,802 --> 00:01:45,738 宮中(きゅうちゅう)での帯刀を許されることとなる 5 00:01:46,506 --> 00:01:48,541 (帝)そのことは知っておるな? 6 00:01:48,842 --> 00:01:50,210 (サグム)はい 7 00:01:51,277 --> 00:01:56,249 今日は 父として そなたに 一振りの刀を授けようと思うてな 8 00:02:03,623 --> 00:02:04,791 サグムよ 9 00:02:06,559 --> 00:02:08,428 これからも健やかでな 10 00:02:09,462 --> 00:02:12,532 (サグム) ありがとうございます 父上 11 00:02:28,581 --> 00:02:34,320 (シュガ)“100年に一度の 大いなる乾ノ相(かわきのそう)は―” 12 00:02:34,554 --> 00:02:36,356 “老いたニュンガ・ロ・イムが―” 13 00:02:36,456 --> 00:02:39,792 “死にいくときに起こる 必然の相なり” 14 00:02:41,794 --> 00:02:43,396 必然だと? 15 00:02:44,597 --> 00:02:46,599 となると 乾ノ相だけから― 16 00:02:46,699 --> 00:02:50,670 皇子の生死を判断することは できないのかもしれんな 17 00:03:00,613 --> 00:03:04,817 (すり鉢をする音) 18 00:03:14,360 --> 00:03:16,362 (くしゃみ) 19 00:03:22,201 --> 00:03:25,371 (タンダ) 師匠 もう いい年なんですから― 20 00:03:25,471 --> 00:03:27,273 むちゃしないでくださいよ 21 00:03:27,373 --> 00:03:29,375 (トロガイ)黙れ 小わっぱ 22 00:03:29,576 --> 00:03:32,712 むちゃをせねば 真理に たどり着けんこともある 23 00:03:38,818 --> 00:03:40,853 ヤマビメが食いたい 24 00:03:41,387 --> 00:03:42,322 (一同)えっ? 25 00:03:43,423 --> 00:03:46,492 (トロガイ)小僧 裏山からヤマビメを採ってこい 26 00:03:47,694 --> 00:03:48,828 (チャグム)ヤマビメ? 27 00:03:49,429 --> 00:03:52,332 何じゃ ヤマビメも知らんのか 28 00:03:53,666 --> 00:03:57,670 紫色のパックリ割れた果物じゃ 29 00:03:57,770 --> 00:04:01,374 山に入れば いくらでも ぶら下がっとるわ 30 00:04:01,674 --> 00:04:04,377 さっさと採ってこんかい! (チャグム)あっ… 31 00:04:07,380 --> 00:04:11,351 1人で行っといで 山に入れば すぐに見つかるよ 32 00:04:12,285 --> 00:04:13,353 分かった 33 00:04:19,993 --> 00:04:22,328 (戸の開閉音) 34 00:04:22,862 --> 00:04:25,965 あの小僧 死ぬよ 35 00:04:27,433 --> 00:04:29,435 何を言いだすんです? 36 00:04:29,535 --> 00:04:33,339 確か 卵は 守り人を傷つけることはないと… 37 00:04:34,374 --> 00:04:37,410 卵はな 38 00:04:40,413 --> 00:04:44,384 まだ 私たちに話していない何かが あるんですね 39 00:04:45,652 --> 00:04:49,722 今まで あの小僧がいたんでな 40 00:04:50,890 --> 00:04:52,825 どうやらナユグから― 41 00:04:52,925 --> 00:04:55,995 ラルンガなるものが やって来るらしい 42 00:04:56,663 --> 00:04:58,831 (タンダ)何です? そいつは 43 00:04:58,931 --> 00:05:01,768 (トロガイ)あいにく 詳しいことは聞けなかったが― 44 00:05:01,968 --> 00:05:05,872 ヨナ・ロ・ガイたちは 卵食いと言っておった 45 00:05:05,972 --> 00:05:09,676 だが そもそも 生き物なのかすらも分からん 46 00:05:11,444 --> 00:05:13,913 今すぐ襲ってくる可能性は? 47 00:05:18,785 --> 00:05:22,455 あっ… 卵が かえるまで チャグムを― 48 00:05:22,555 --> 00:05:25,058 どこかに かくまうってのは ダメなんですか? 49 00:05:25,858 --> 00:05:27,727 ダメだね 卵は― 50 00:05:27,827 --> 00:05:32,398 宴(うたげ)の地なる場所に行かねば かえることができないようだ 51 00:05:32,899 --> 00:05:34,033 (タンダ)宴の地? 52 00:05:34,334 --> 00:05:36,502 それは どこなんです? 53 00:05:37,704 --> 00:05:39,772 それも分からん 54 00:05:47,447 --> 00:05:48,715 これか 55 00:05:49,549 --> 00:05:53,019 (トロガイ)だが いつ 卵が かえるのかは聞けたよ 56 00:05:54,053 --> 00:05:57,590 サグの春の等しき日だそうだ 57 00:05:57,924 --> 00:06:00,093 春の等しき日? 58 00:06:00,393 --> 00:06:01,794 (トロガイ)春分じゃろ 59 00:06:01,894 --> 00:06:04,831 昼と夜の長さが同じになる日さ 60 00:06:04,931 --> 00:06:10,069 その日になったら 全ては 小僧本人が教えてくれるそうじゃ 61 00:06:13,072 --> 00:06:16,743 それまでは 小僧も大丈夫ってことらしい 62 00:06:17,110 --> 00:06:20,446 卵食いが来るのも そのころじゃろう 63 00:06:21,147 --> 00:06:24,851 ここで とやかく言っていても 始まりませんね 64 00:06:24,951 --> 00:06:28,855 まずは そのラルンガってのが 何者なのかを― 65 00:06:28,955 --> 00:06:31,491 調べることから始めましょう 66 00:06:31,958 --> 00:06:36,829 (トロガイ) だが もう一度 結び目まで 行ってくるわけにもいかんしな 67 00:06:37,864 --> 00:06:42,735 どこかに 手がかりとなるものが 残っていればいいんだがね 68 00:06:42,835 --> 00:06:44,470 (戸の開く音) 69 00:06:47,039 --> 00:06:49,609 なかなかの大物じゃないか 70 00:06:50,510 --> 00:06:52,678 大きさのわりに軽いんだな 71 00:06:52,779 --> 00:06:53,846 あっ… (トロガイ)あっ… 72 00:06:53,946 --> 00:06:56,949 おお! まるまると熟れておるわ 73 00:07:01,053 --> 00:07:03,055 プーッ 74 00:07:03,189 --> 00:07:06,459 わしが うら若き乙女だったころも― 75 00:07:06,559 --> 00:07:10,897 村の語り部の ばばあに よく取りに行かされたもんじゃ 76 00:07:10,997 --> 00:07:14,033 そうだ! 師匠 それですよ (トロガイ)うん? 77 00:07:14,133 --> 00:07:16,469 ヤクーの語り部なら あるいは… 78 00:07:17,737 --> 00:07:22,975 ここいらのヤクーは もはや ヨゴ人と同化しちまってるからね 79 00:07:23,075 --> 00:07:26,846 正確な伝承が伝わっているかは 怪しいよ 80 00:07:29,782 --> 00:07:31,984 トウミ村なら どうでしょう? 81 00:07:32,084 --> 00:07:35,154 俺の じいさんが 移り住んだ あの村なら― 82 00:07:35,455 --> 00:07:37,990 伝承が残っているかもしれませんよ 83 00:07:38,090 --> 00:07:40,626 確かに あの くそ田舎なら― 84 00:07:40,726 --> 00:07:42,862 行ってみる価値は あるかもしれんな 85 00:07:43,963 --> 00:07:46,232 手を こまねいているよりは マシです 86 00:07:47,533 --> 00:07:48,968 どこかに行くのか? 87 00:07:49,202 --> 00:07:53,573 うん? ああ… 調べ物をするための旅だ 88 00:07:53,806 --> 00:07:56,909 旅か それは楽しみだ 89 00:08:04,650 --> 00:08:06,519 (トロガイ)行ってみるかね 90 00:08:06,619 --> 00:08:10,189 なら 一度 うちに戻って 支度をしてきます 91 00:08:10,756 --> 00:08:12,725 俺も一緒に行こう 92 00:08:12,825 --> 00:08:15,194 薬草も調達しときたいから 93 00:08:22,535 --> 00:08:24,270 (シュガ)“母なる水の精霊が―” 94 00:08:24,737 --> 00:08:28,174 “我が子たる卵に 最後の恵みを与えるための―” 95 00:08:28,274 --> 00:08:30,276 “乳房雲が現れる” 96 00:08:31,644 --> 00:08:33,212 “母なる水の精霊が―” 97 00:08:33,513 --> 00:08:36,716 “我が子たる卵に 最期の恵みを与えるための―” 98 00:08:36,816 --> 00:08:38,818 “乳房雲が現れる” 99 00:08:40,820 --> 00:08:45,224 “ヤクーの伝承と同様 夏の終わりを迎えたる日―” 100 00:08:45,525 --> 00:08:48,961 “精霊の守り人の 居ずまう村の中天に―” 101 00:08:49,061 --> 00:08:52,965 “空を覆い尽くさんばかりの 乳のごとき雲が現れ―” 102 00:08:53,699 --> 00:08:56,135 “大地が 雲を吸い尽くすかのごとく―” 103 00:08:56,235 --> 00:08:59,972 “地上の一点に 雲という雲が吸い寄せられ―” 104 00:09:00,072 --> 00:09:02,542 “局地的な大雨が降り注いだ” 105 00:09:02,909 --> 00:09:04,010 これだ! 106 00:09:04,110 --> 00:09:06,145 この雲が観測できれば― 107 00:09:06,245 --> 00:09:09,315 チャグム皇子が 生きておられるという証しになる 108 00:09:10,550 --> 00:09:11,984 今日は何日だ? 109 00:09:41,080 --> 00:09:42,014 (ノック) 110 00:09:43,015 --> 00:09:46,686 (ノック) 111 00:10:02,368 --> 00:10:04,904 (無人の体(てい)1) シュガ様 大丈夫でございますか? 112 00:10:06,205 --> 00:10:08,975 (シュガ) 鍵は 今も聖導師(せいどうし)様の所か? 113 00:10:09,342 --> 00:10:10,276 はい 114 00:10:11,877 --> 00:10:12,912 (シュガ)そうか 115 00:10:13,346 --> 00:10:16,282 何か大事なことが おありなのですね? 116 00:10:16,949 --> 00:10:20,252 今すぐ ここを出て 確かめたいことがあるのだ 117 00:10:23,089 --> 00:10:26,058 分かりました なんとかしてみましょう 118 00:10:27,059 --> 00:10:27,994 (無人の体2)急げ! 119 00:10:42,675 --> 00:10:43,342 う… ううっ… 120 00:10:46,946 --> 00:10:48,147 (無人の体2)申し訳ございません 121 00:10:48,648 --> 00:10:50,082 お… おい! 122 00:10:50,850 --> 00:10:52,184 すまん 123 00:10:55,821 --> 00:10:57,957 (無人の体1) 誠に申し訳ございません 124 00:10:58,257 --> 00:11:00,826 (星読み1) 聖導師様に何ということを… 125 00:11:00,926 --> 00:11:03,963 (星読み2)暑さで ふらついたか? たるんでおるぞ 126 00:11:04,063 --> 00:11:05,364 (聖導師)もうよい 127 00:11:12,238 --> 00:11:13,806 (無人の体2)早く持ち場へ 128 00:11:19,945 --> 00:11:21,013 うん? 129 00:11:22,848 --> 00:11:23,849 あっ… 130 00:11:42,334 --> 00:11:44,870 何故 部屋に入った? 131 00:11:45,838 --> 00:11:47,139 何のことでしょうか? 132 00:11:47,373 --> 00:11:51,710 (聖導師)分かっておろうな? この部屋に無断で入ったことの意味 133 00:11:56,048 --> 00:11:57,316 残念だ 134 00:11:57,416 --> 00:12:01,854 ここに来て10年 一度として 粗相をしたことがなかった― 135 00:12:01,954 --> 00:12:04,457 そなたを失うことになろうとは 136 00:12:22,508 --> 00:12:23,876 ついてまいれ 137 00:12:42,061 --> 00:12:44,897 これより無人の体にて! 138 00:13:25,104 --> 00:13:27,206 すまない 私のせいで 139 00:13:27,873 --> 00:13:31,143 チャグム皇子の ご帰還は 我らの悲願です 140 00:13:31,243 --> 00:13:33,579 あの者も 後悔は ありますまい 141 00:13:34,146 --> 00:13:35,214 許せ 142 00:13:48,027 --> 00:13:51,463 (雷鳴) 143 00:13:51,564 --> 00:13:52,431 (ガカイ)殿下 144 00:13:54,333 --> 00:13:56,969 帝より賜れた刀は― 145 00:13:57,069 --> 00:14:01,407 殿下のお好みとは 少し違うのではありませぬか? 146 00:14:02,875 --> 00:14:07,379 贈り物とは 受け取る側の 気配りによって成就するもの 147 00:14:08,147 --> 00:14:11,517 大切なのは 双方の気持ちなのだ 148 00:14:11,617 --> 00:14:12,885 はあ… 149 00:14:20,559 --> 00:14:25,264 “夏の終わりを迎えたる日” それが今日 この日なら… 150 00:14:40,045 --> 00:14:41,113 ない 151 00:14:49,889 --> 00:14:51,657 皇子は生きていらした! 152 00:14:53,325 --> 00:14:56,228 (シュガの笑い声) 153 00:14:57,997 --> 00:15:03,035 それも 我らの目と鼻の先 光扇京(こうせんきょう)に… 154 00:15:14,280 --> 00:15:15,514 すごい夕立だな 155 00:15:36,035 --> 00:15:38,370 (サグム)そなたが ここに来るのは 久しぶりじゃな 156 00:15:38,470 --> 00:15:39,505 シュガよ 157 00:15:41,173 --> 00:15:43,709 なぜ 私と お気づきに? 158 00:15:44,643 --> 00:15:48,447 忙しいときほど 感覚は研ぎ澄まされるものだ 159 00:15:51,150 --> 00:15:54,219 お体の具合は いかがですか? 160 00:15:54,954 --> 00:15:57,990 気を張っているからだろう 調子はよい 161 00:15:58,223 --> 00:16:00,960 では 何か心配事でも? 162 00:16:02,528 --> 00:16:06,131 少し… 心が くたびれているのかもしれん 163 00:16:07,266 --> 00:16:08,400 殿下… 164 00:16:09,168 --> 00:16:13,005 皇太子サグムを演じるのは かなり こたえる 165 00:16:13,105 --> 00:16:16,542 今までは なんとか 努力で しのいできたが― 166 00:16:17,309 --> 00:16:19,378 それも目いっぱいじゃ 167 00:16:20,045 --> 00:16:24,316 殿下 これからは 役を他の者に任せ― 168 00:16:24,416 --> 00:16:27,252 肩の荷を 少し 降ろされては いかがでしょう? 169 00:16:28,287 --> 00:16:33,258 余を真に扶翼することのできる者が あと いくらか おれば― 170 00:16:33,359 --> 00:16:35,227 それも可能だろうがな 171 00:16:38,464 --> 00:16:43,068 それにも まして 余には 決定的に欠けているものがある 172 00:16:44,303 --> 00:16:48,407 人の心を 捉えて離さぬ天神の恩ちょう 173 00:16:48,707 --> 00:16:54,446 位で人は動かせても その心まで動かすことは難しいのう 174 00:16:56,148 --> 00:16:58,450 それをチャグムは持っておった 175 00:16:58,584 --> 00:17:01,320 自然と人を魅する力をな 176 00:17:02,721 --> 00:17:06,525 殿下 チャグム皇子は… (サグム)そうじゃな 177 00:17:07,559 --> 00:17:10,295 チャグムは もう この世には おらぬ 178 00:17:10,396 --> 00:17:15,467 だが チャグムが おらぬからこそ 世は 今も折れずに頑張れるのじゃ 179 00:17:16,335 --> 00:17:18,203 チャグムの分までな 180 00:17:20,506 --> 00:17:24,076 すまんな つまらない話を聞かせてしまった 181 00:17:24,443 --> 00:17:26,412 めっそうもございません 182 00:17:26,512 --> 00:17:29,648 私と語らうことで 気分が晴れるのなら― 183 00:17:29,748 --> 00:17:31,250 いつでも参ります 184 00:17:31,750 --> 00:17:35,354 そうか 少し心が晴れた 185 00:17:35,454 --> 00:17:39,224 シュガよ 今後とも余のよき友であってくれ 186 00:17:40,626 --> 00:17:42,161 もちろんです 187 00:17:44,596 --> 00:17:47,499 して そなたの用件は何じゃ? 188 00:17:48,567 --> 00:17:52,771 恐れながら 私の思慮が 足らなかったようでございます 189 00:17:53,505 --> 00:17:56,308 いま一度 出直してまいります 190 00:17:58,277 --> 00:17:59,445 そうか 191 00:18:22,835 --> 00:18:26,572 3日ばかり 私に 馬を貸してもらえないだろうか? 192 00:18:26,672 --> 00:18:27,739 (馬係)はあ… 193 00:18:27,840 --> 00:18:31,844 しかし 星読み博士が 馬を借りに来たのは― 194 00:18:32,311 --> 00:18:33,779 初めてのことでして 195 00:18:33,879 --> 00:18:36,615 安心しろ これでも 元は漁師の出だ 196 00:18:37,282 --> 00:18:38,851 馬くらい乗ったことはある 197 00:18:45,424 --> 00:18:47,860 チャグム あんた 日に焼けたね 198 00:18:48,293 --> 00:18:49,461 そうか? 199 00:18:49,862 --> 00:18:52,865 確かに以前より黒くなったかもな 200 00:18:53,165 --> 00:18:55,434 いくらか たくましくなったんじゃないのか? 201 00:18:55,701 --> 00:18:56,902 そうだね 202 00:18:57,569 --> 00:19:01,273 そういえば 最近は 変な夢も見なくなったし 203 00:19:01,673 --> 00:19:03,876 すごく体が軽い気がする 204 00:19:05,511 --> 00:19:08,147 これからは 自由に 生きていくんだって思うと― 205 00:19:08,247 --> 00:19:10,816 なんだかワクワクした気分になるよ 206 00:19:11,583 --> 00:19:14,586 チャグムは 何か やりたいことがあるのか? 207 00:19:16,622 --> 00:19:21,593 人のためになって 知りたいことを 追いかけられる仕事がいいな 208 00:19:22,494 --> 00:19:24,830 チャグムは学者肌だから― 209 00:19:24,930 --> 00:19:29,701 在野の学者になって 子供に ものを教えるのも悪くないかもな 210 00:19:29,935 --> 00:19:34,540 それじゃ チャグムが 読み書きできる文机でも買おうかね 211 00:19:46,385 --> 00:19:49,188 あのこと チャグムに言うのか? 212 00:19:50,222 --> 00:19:52,491 いずれ言わざるをえないだろうね 213 00:19:52,591 --> 00:19:56,828 でも 今は 確実なことが 何も分かっていないんだ 214 00:20:00,232 --> 00:20:03,535 (タンダ)そうだ これ トウミ村までの地図だ 215 00:20:19,785 --> 00:20:22,788 (シュガ)チャグム皇子が 生きているという証しを持ち帰り― 216 00:20:22,888 --> 00:20:25,290 聖導師様に ご報告すれば… 217 00:20:26,258 --> 00:20:28,460 全て うまくいく! 218 00:20:29,228 --> 00:20:30,395 はっ! 219 00:20:42,874 --> 00:20:44,476 サグム殿下 220 00:20:46,745 --> 00:20:49,848 こちらの書簡が届いております 221 00:20:49,948 --> 00:20:53,986 (サグム) ガカイよ 余は少し疲れた 222 00:20:55,520 --> 00:20:56,455 殿下… 223 00:20:59,524 --> 00:21:03,762 そなたは 余に さまざまなことを教えてくれたな 224 00:21:04,596 --> 00:21:05,831 感謝しておるぞ 225 00:21:06,698 --> 00:21:09,568 もったいない お言葉でございます 226 00:21:10,669 --> 00:21:15,040 これからは 星読みとしてシュガと協調し― 227 00:21:15,340 --> 00:21:17,876 この宮を よりよきものにしてくれ 228 00:21:21,413 --> 00:21:22,314 はい 229 00:21:23,849 --> 00:21:25,717 (サグム)ガカイ (ガカイ)はっ! 230 00:21:26,585 --> 00:21:29,721 (サグム)あの鳥を 空に放してやってはくれぬか? 231 00:21:29,821 --> 00:21:31,490 (ガカイ)よろしいのですか? 232 00:21:31,823 --> 00:21:36,461 ああ 余も そうそう面倒を見ておれんのでな 233 00:21:37,696 --> 00:21:44,369 確かに 皇太子の職務を考えますと 頃合いかもしれませんな 234 00:21:48,707 --> 00:21:52,444 それ 飛んでいけ 殿下が 行けと おっしゃる 235 00:21:52,911 --> 00:21:57,549 それ 行けというのじゃ それ! それ! 236 00:22:14,399 --> 00:22:18,403 おお うまく飛ぶものですな 237 00:22:18,503 --> 00:22:22,708 これも 殿下の手厚い施しの たまものでしょうな 238 00:22:27,379 --> 00:22:28,680 さらばじゃ 239 00:22:33,618 --> 00:22:36,521 許せ チャグム 240 00:23:08,520 --> 00:23:13,525 ♪~ 241 00:24:37,475 --> 00:24:42,480 ~♪