1 00:00:02,202 --> 00:00:05,772 (渋沢栄一)お千代! 2 00:00:05,772 --> 00:00:07,708 (尾高千代)栄一さん。 3 00:00:07,708 --> 00:00:13,514 俺は… お前が欲しい。 4 00:00:21,622 --> 00:00:23,657 (鳴き声) 5 00:00:23,657 --> 00:00:26,293 うわ! 6 00:00:26,293 --> 00:00:28,228 いつからいたんだ お前…。 7 00:00:28,228 --> 00:00:33,934 おい こら 行け行け。 シッ シッ シッ…。 8 00:00:43,443 --> 00:00:45,445 お千代。 9 00:00:47,814 --> 00:00:49,750 ごめんなさい…。 10 00:00:49,750 --> 00:00:51,685 すまん。 その…。 11 00:00:51,685 --> 00:01:02,396 いや 悲しいんではなくて ずっと…。 12 00:01:07,601 --> 00:01:14,608 嫌われたかと思ってたもんだから。 ホッとして。 13 00:01:26,286 --> 00:01:29,790 なぁ➡ 14 00:01:29,790 --> 00:01:33,627 もうちっと しゃべってもいいか? 15 00:01:33,627 --> 00:01:36,830 お千代に話したかったことが いっぺぇあるんだ。 16 00:01:41,368 --> 00:01:44,137 へぇ。 17 00:01:44,137 --> 00:01:48,976 お千代にも見せてやりたかったなぁ あの青。 18 00:01:48,976 --> 00:01:51,645 青? ああ。 19 00:01:51,645 --> 00:01:54,448 険しい山道だったのよ。 20 00:01:54,448 --> 00:01:58,986 俺もあにぃも商いに行ったってのに 詩が詠みたくて寄り道して➡ 21 00:01:58,986 --> 00:02:03,256 どんどん どんどん 山の中進んでった。 22 00:02:03,256 --> 00:02:06,259 ずうっと上まで登って 気が付いたら➡ 23 00:02:06,259 --> 00:02:10,397 岩だらけの場所 はいつくばるようにして登ってよう。 24 00:02:10,397 --> 00:02:12,899 後悔した ハハ…。 25 00:02:14,601 --> 00:02:19,773 でもそこにはなぁ その苦労をしねえと 見れねぇ景色があった。 26 00:02:19,773 --> 00:02:25,645 ぐるりと俺を中心に 周り全てが 見渡す限りの美しさだった。 27 00:02:25,645 --> 00:02:28,949 この世にこんな景色があんのかって…。 28 00:02:28,949 --> 00:02:32,819 特にそう。 空一面の青だ。 29 00:02:32,819 --> 00:02:36,623 藍の青さとも谷の水の青さとも違え。 30 00:02:36,623 --> 00:02:39,826 すっげぇ青が広がってた。 31 00:02:41,795 --> 00:02:46,433 俺は己の力で立っている。 32 00:02:46,433 --> 00:02:51,972 そして青い天に拳を突き上げている。 33 00:02:51,972 --> 00:02:56,977 霧が晴れて 道が開かれた気がした。 34 00:02:58,745 --> 00:03:01,782 俺の道だ。 35 00:03:01,782 --> 00:03:03,917 栄一さんの道…。 36 00:03:03,917 --> 00:03:06,753 お千代も言ってたよな。 37 00:03:06,753 --> 00:03:10,624 人は弱えばっかりじゃねぇ。 強えばっかりでもねぇ。 38 00:03:10,624 --> 00:03:13,927 どっちもある。 39 00:03:13,927 --> 00:03:19,399 藍を作って 百姓といえども大いに戦って➡ 40 00:03:19,399 --> 00:03:24,104 俺は… この世を変えたい。 41 00:03:24,104 --> 00:03:26,139 その道をお千代と共に歩みてえ…。 42 00:03:26,139 --> 00:03:31,411 (渋沢喜作)本当に なっからしゃべる男だのう おめえは。 43 00:03:31,411 --> 00:03:33,613 喜作! 喜作さん。 44 00:03:39,286 --> 00:03:42,789 喜作… お前に話がある。 45 00:03:42,789 --> 00:03:45,292 俺もだ。 46 00:03:45,292 --> 00:03:49,963 俺がもらった長七郎からの手紙には こうあった。 47 00:03:49,963 --> 00:03:56,269 「お千代を嫁に欲しいならば 俺とではなく 栄一と勝負しろ」とな。 48 00:03:58,305 --> 00:04:00,240 え? 49 00:04:00,240 --> 00:04:07,380 栄一 俺と勝負しろ。 50 00:04:07,380 --> 00:04:32,272 ♬~ 51 00:04:32,272 --> 00:04:34,774 行くで 栄一。 52 00:04:34,774 --> 00:04:38,478 おぅ! 来なぃ! 53 00:04:40,113 --> 00:04:42,616 (栄一 喜作)や~! 54 00:04:46,419 --> 00:04:48,421 や~! 55 00:04:58,031 --> 00:05:00,033 や~! 56 00:05:11,578 --> 00:05:13,580 わっ…。 57 00:05:20,086 --> 00:05:22,088 や~! 58 00:05:24,257 --> 00:05:28,595 (よし)あ… やっぱり。 喜作さん。 喜作さん! 59 00:05:28,595 --> 00:05:31,398 うっ…。 (伝蔵)ん? 誰だいね。 60 00:05:31,398 --> 00:05:34,901 喜作さん 気張って! お気張りくださぁい! 61 00:05:36,603 --> 00:05:39,506 (伝蔵)そうよ 負けんな。 気張れ! 気張れ! 62 00:05:39,506 --> 00:05:41,775 あっ…。 あ! 63 00:05:41,775 --> 00:05:45,278 やあ! やあ! あ~…。 64 00:05:48,548 --> 00:05:50,750 うっ…。 65 00:05:52,419 --> 00:05:54,621 栄一さん 気張って! 66 00:05:57,958 --> 00:06:00,227 うぉ~! や~! 67 00:06:00,227 --> 00:06:03,063 や~! 68 00:06:03,063 --> 00:06:17,577 ♬~ 69 00:06:17,577 --> 00:06:19,579 や~! や~! 70 00:06:21,748 --> 00:06:26,386 うぉ~! や~! 71 00:06:26,386 --> 00:06:35,128 ♬~ 72 00:06:35,128 --> 00:06:37,130 (喜作 栄一)ううっ…。 73 00:06:37,130 --> 00:06:39,132 (尾高惇忠)そこまで! 74 00:06:44,604 --> 00:06:50,944 この勝負 僅かながら喜作の勝ち! 75 00:06:50,944 --> 00:06:54,814 (歓声) 76 00:06:54,814 --> 00:06:57,717 (惇忠)まぁ実戦なら刺し違えておる。➡ 77 00:06:57,717 --> 00:07:01,221 2人とも 腕を上げたな。 78 00:07:11,231 --> 00:07:15,101 お千代。 はい。 79 00:07:15,101 --> 00:07:20,573 あいつは俺の弟分だ。 80 00:07:20,573 --> 00:07:26,079 見てのとおり 実にまだまだの男だ。 81 00:07:26,079 --> 00:07:31,785 そのくせ この世を変えたいなどと でかいことを言いだす。 82 00:07:37,090 --> 00:07:45,398 あいつには… おめえのような しっかりものの嫁がいた方がよい。 83 00:07:51,604 --> 00:07:57,310 悪ぃがこの先 あいつの面倒を見てやってくれ。 84 00:07:59,279 --> 00:08:01,281 あの 喜作さん! 85 00:08:08,888 --> 00:08:11,691 幸せにしろよ。 86 00:08:15,061 --> 00:08:16,997 喜作…。 87 00:08:16,997 --> 00:08:21,568 ♬~ 88 00:08:21,568 --> 00:08:29,909 ♬~ 89 00:08:29,909 --> 00:08:32,379 (惇忠)どういうことだ? 喜作は…。 90 00:08:32,379 --> 00:08:36,082 (尾高平九郎)だから兄さま ちょうど今 その話が済んだとこなんだに。 91 00:08:40,253 --> 00:08:43,923 あにぃ。 92 00:08:43,923 --> 00:08:48,762 お千代を 俺の嫁に下さい。 93 00:08:48,762 --> 00:08:52,932 (惇忠)へ? 栄一がお千代と? 94 00:08:52,932 --> 00:08:59,272 あにぃ 俺はこんなだが きっとお千代を幸せにする。 95 00:08:59,272 --> 00:09:05,078 だから… だからお願いします! 96 00:09:05,078 --> 00:09:08,348 しかし お千代は…。 97 00:09:08,348 --> 00:09:11,051 兄さま。 98 00:09:16,890 --> 00:09:19,192 千代も…。 99 00:09:21,361 --> 00:09:26,566 何だ。 お前たち 思い合っていたのか。 100 00:09:32,906 --> 00:09:38,244 栄一は俺の同志であり かわいい弟分だ。 101 00:09:38,244 --> 00:09:43,383 そういうことなら 認めぬわけにはいかぬだろう。 102 00:09:43,383 --> 00:09:45,919 (平九郎)おぉ! (歓声) 103 00:09:45,919 --> 00:09:48,755 (伝蔵) 何かよく分かんねぇけど すげぇぞ!➡ 104 00:09:48,755 --> 00:09:51,091 栄一あにきが お千代さんを嫁にもらうとお! 105 00:09:51,091 --> 00:09:53,126 (歓声) 106 00:09:53,126 --> 00:09:59,399 こうして栄一と千代は 祝言を挙げることになりました。 107 00:09:59,399 --> 00:10:09,142 ♬~ 108 00:10:09,142 --> 00:10:12,445 喜作さん! 109 00:10:15,281 --> 00:10:18,985 あ さっき道場で…。 110 00:10:22,055 --> 00:10:24,757 実にお見事な腕前でございました。 111 00:10:26,626 --> 00:10:29,429 よしは喜作さんに ほれ直しました。 112 00:10:29,429 --> 00:10:31,431 え? 113 00:10:34,134 --> 00:10:36,636 ああ よし! 114 00:10:36,636 --> 00:10:38,838 はい! 115 00:10:40,507 --> 00:10:44,811 よかったら これ 召し上がってくんない。 116 00:10:44,811 --> 00:10:49,649 おお… おう。 117 00:10:49,649 --> 00:13:00,913 ♬~ 118 00:13:00,913 --> 00:13:40,653 ♬~ 119 00:13:40,653 --> 00:13:46,492 (徳川家康)懐かしい。 井伊の赤備えだ。 120 00:13:46,492 --> 00:13:51,130 関ヶ原で一番槍を上げた井伊直政は➡ 121 00:13:51,130 --> 00:13:55,134 徳川の世を作るのに貢献してくれた。 122 00:13:58,304 --> 00:14:04,077 時がたち 井伊家十五代当主となったのが➡ 123 00:14:04,077 --> 00:14:07,113 この井伊直弼です。 124 00:14:07,113 --> 00:14:12,752 十四男に生まれた彼は 跡継ぎの道も遠く➡ 125 00:14:12,752 --> 00:14:17,590 茶の湯 和歌 能楽に 夢中になり➡ 126 00:14:17,590 --> 00:14:19,525 茶歌ポンと➡ 127 00:14:19,525 --> 00:14:24,464 かわいらしい あだ名を 付けられていた。 128 00:14:24,464 --> 00:14:30,770 このころ 幕府は大きな問題を抱えていた。 129 00:14:30,770 --> 00:14:35,108 将軍世継ぎを誰にするか。 130 00:14:35,108 --> 00:14:39,979 英邁と評判な一橋慶喜か➡ 131 00:14:39,979 --> 00:14:46,619 正統な血筋の紀州藩主 徳川慶福か。 132 00:14:46,619 --> 00:14:55,428 そして この戦いで一番槍を上げるのが 井伊直弼なのです。 133 00:14:57,263 --> 00:15:02,068 井伊掃部頭に 大老職を申しつける! 134 00:15:04,737 --> 00:15:07,073 ははっ。 135 00:15:07,073 --> 00:15:09,375 井伊掃部頭? 136 00:15:09,375 --> 00:15:17,083 (家定)掃部頭と一致同心の上 皆一層励むように。 137 00:15:17,083 --> 00:15:19,986 (一同)ははっ。 138 00:15:19,986 --> 00:15:28,795 井伊の大老就任は 誰も予想しなかった突然の抜擢でした。 139 00:15:28,795 --> 00:15:31,597 (岩瀬忠震)お待ちください!➡ 140 00:15:31,597 --> 00:15:36,269 掃部頭様は 大老の器ではございませぬ!➡ 141 00:15:36,269 --> 00:15:39,772 この異国との一大事に 西洋諸国のことも何一つ知らず➡ 142 00:15:39,772 --> 00:15:42,408 掃部頭様が大老で 天下が治まるはずがない! 143 00:15:42,408 --> 00:15:44,477 (松平忠固)上様の思し召しである。➡ 144 00:15:44,477 --> 00:15:47,246 得心せよ。 145 00:15:47,246 --> 00:15:49,182 お待ちを! まだ話は…。 (永井尚志)よせ! 146 00:15:49,182 --> 00:15:55,955 しかし掃部頭様など 政に関しては子供同然の男ではないか。 147 00:15:55,955 --> 00:15:57,990 まぁよい。 148 00:15:57,990 --> 00:16:03,496 自分でも柄でないのは分かっておる。 149 00:16:05,631 --> 00:16:08,367 こっちじゃ…。 150 00:16:08,367 --> 00:16:11,070 (徳川慶喜)井伊掃部頭殿か。 151 00:16:11,070 --> 00:16:13,105 家柄で申せば妥当であろう。 152 00:16:13,105 --> 00:16:16,375 (平岡円四郎)家柄だけよくったって 屁にもなりませんぜ。 153 00:16:16,375 --> 00:16:21,080 こんなことじゃ日の本に降りかかった病は 悪くなる一方だ。 154 00:16:28,387 --> 00:16:34,927 殿! どうかもう その強情なお心を お改めくださいませ。 155 00:16:34,927 --> 00:16:36,863 またその話か。 156 00:16:36,863 --> 00:16:40,733 あなた様は 人の心を引き込む力をお持ちだ。 157 00:16:40,733 --> 00:16:43,402 そう思ってるのは あたしだけじゃねえ。 158 00:16:43,402 --> 00:16:49,108 今じゃ諸侯や幕閣まで それに賛成し 草莽の志士や有志の者までが➡ 159 00:16:49,108 --> 00:16:51,410 皆 ああた様に日の本を➡ 160 00:16:51,410 --> 00:16:55,114 まとめていただきたいと 望んでいるんですぜ! 161 00:16:55,114 --> 00:17:00,720 優秀なくせに苦労が面倒だからといって 天下をお放しになってしまうこたあ➡ 162 00:17:00,720 --> 00:17:02,755 主君たるもののなされるべきこととは…。 163 00:17:02,755 --> 00:17:05,591 もうよい。 分かった。 164 00:17:05,591 --> 00:17:11,430 えっ… あ? 今 分かったと申されましたか? 165 00:17:11,430 --> 00:17:15,067 よし! ありがとうございまする! 166 00:17:15,067 --> 00:17:18,070 まずは水戸のご老公に報せを! 167 00:17:22,241 --> 00:17:27,546 (美賀君)殿は いずれ 将軍になるおつもりであらしゃるか? 168 00:17:34,587 --> 00:17:36,522 うまい。 169 00:17:36,522 --> 00:17:40,526 (歌橋)フフ 上様 お口元が。 170 00:17:44,263 --> 00:17:51,604 上様 このような大役は 恐れ入ったことで…。 171 00:17:51,604 --> 00:17:57,410 某自身は まだ つたなく 皆の信を得ておりませぬ。 172 00:17:57,410 --> 00:17:59,345 水戸のご老公にも嫌われ…。 173 00:17:59,345 --> 00:18:06,052 その水戸の斉昭は今 越前や薩摩と手を組み➡ 174 00:18:06,052 --> 00:18:08,888 己の息子を世継ぎにして➡ 175 00:18:08,888 --> 00:18:13,225 公儀を我が物にしようと 謀っておるのじゃ。 176 00:18:13,225 --> 00:18:17,229 ご老公が そのような謀を…。 177 00:18:18,898 --> 00:18:24,203 阿部は… わしに何も話そうとはしなかった。 178 00:18:26,572 --> 00:18:32,912 将軍とは名ばかりで 政は全て蚊帳の外。➡ 179 00:18:32,912 --> 00:18:36,382 誰もわしのことなど見ておらぬ。 180 00:18:36,382 --> 00:18:42,188 父上はどうであったかのう。 181 00:18:44,924 --> 00:18:47,259 父上が見ていたものは…。 182 00:18:47,259 --> 00:18:53,933 (徳川家慶) 慶喜… 水戸の壮健な体を持つそなたが➡ 183 00:18:53,933 --> 00:19:01,207 この一橋に入ったこと 何よりと思うておる。 184 00:19:01,207 --> 00:19:06,712 (家定)そもそも家臣どもが世継ぎに 口を出すこと自体が不届きなのじゃ! 185 00:19:06,712 --> 00:19:08,648 (歌橋) そうです。 そのとおりでございます! 186 00:19:08,648 --> 00:19:12,518 わしはもう誰にも思うようにはさせぬ。 187 00:19:12,518 --> 00:19:15,221 慶喜を世継ぎにするのは嫌じゃ。➡ 188 00:19:15,221 --> 00:19:18,424 何としても嫌じゃ! 189 00:19:26,932 --> 00:19:31,437 承知つかまつりました。 190 00:19:33,239 --> 00:19:38,577 お世継ぎは上様がお決めになられるのが ごもっとも。 191 00:19:38,577 --> 00:19:44,583 上様に血筋の近い 紀州様こそふさわしいと存じます。 192 00:19:55,995 --> 00:20:00,800 そうじゃ! そうよのう? 193 00:20:09,275 --> 00:20:11,477 ははっ。 194 00:20:14,413 --> 00:20:20,920 将軍お世継ぎには 紀州様を推したいと思う。 195 00:20:24,090 --> 00:20:32,131 お言葉なれど 今日は天下多事にて 人心不安の時。 196 00:20:32,131 --> 00:20:38,804 年長にして賢明なるお方を 将軍家の補佐にすることこそ➡ 197 00:20:38,804 --> 00:20:40,840 急務ではござるまいか。 198 00:20:40,840 --> 00:20:43,542 備中! 199 00:20:54,153 --> 00:21:00,960 我らは臣として 君の命に背くことがあってはならぬ。 200 00:21:02,595 --> 00:21:06,098 は ははぁ…。 201 00:21:06,098 --> 00:21:10,770 紀州様をもり立てましょう。 そのとおり! 202 00:21:10,770 --> 00:21:15,941 井伊大老による 一橋派への弾圧が始まり…。 203 00:21:15,941 --> 00:21:18,277 川路左衛門尉。 204 00:21:18,277 --> 00:21:23,783 一橋慶喜を将軍世継ぎにと建白した 川路聖謨は➡ 205 00:21:23,783 --> 00:21:27,620 西丸留守居にお役替えとなりました。 206 00:21:27,620 --> 00:21:33,125 (川路聖謨) ははっ。 ありがたくお受けいたします。 207 00:21:36,328 --> 00:21:39,799 川路様! おお 円四郎。 208 00:21:39,799 --> 00:21:41,734 よい 下がれ。 はっ。 209 00:21:41,734 --> 00:21:45,437 聞きましたぜ。 お役目替えの話。 210 00:21:45,437 --> 00:21:49,308 留守居役なんて閑職もいいとこですぜ。 211 00:21:49,308 --> 00:21:55,114 円四郎よ。 おりゃあ おめぇ もういい年なんだぜ。 212 00:21:55,114 --> 00:22:00,386 いつかまた プチャーチンやハルリスと 会った時 困らねぇよう➡ 213 00:22:00,386 --> 00:22:04,890 洋書でも読んで過ごすさ。 ハハハハ…。 214 00:22:10,062 --> 00:22:15,367 くっそう おかしろくねぇ! 215 00:22:17,603 --> 00:22:21,407 井伊大老のお回りである。 216 00:22:29,782 --> 00:22:34,954 おい どこへ行く? 217 00:22:34,954 --> 00:22:37,456 おい…。 218 00:22:40,426 --> 00:22:42,928 おい。 219 00:22:47,299 --> 00:22:51,170 おい! 220 00:22:51,170 --> 00:22:53,973 ⚟茶歌ポン。 ⚟(笑い声) 221 00:22:53,973 --> 00:22:58,143 ⚟実力なき家柄だけの男よ。 ⚟即刻彦根に戻られよ。 222 00:22:58,143 --> 00:23:00,079 誰じゃ。 ⚟かわいそうなお方よ。 223 00:23:00,079 --> 00:23:02,982 ⚟ああ。 だから茶歌ポン。 誰じゃ! 224 00:23:02,982 --> 00:23:06,752 ⚟茶歌ポン… ハハハハ…。 誰じゃ! 225 00:23:06,752 --> 00:23:15,060 あ~! はぁ はぁ はぁ…。 226 00:23:22,101 --> 00:23:25,604 安政5年6月19日。 227 00:23:32,411 --> 00:23:36,782 ハリスと交渉を重ねていた岩瀬忠震らは➡ 228 00:23:36,782 --> 00:23:41,654 日米修好通商条約に調印しました。 229 00:23:41,654 --> 00:23:45,424 これは 天皇や朝廷の意見に背いた➡ 230 00:23:45,424 --> 00:23:51,130 明らかな罪 違勅でした。 231 00:23:51,130 --> 00:23:56,435 えぇ!? もう条約に調印しただと!? 232 00:23:56,435 --> 00:23:59,138 ははっ。 233 00:23:59,138 --> 00:24:03,909 いや 天子様は まだお許しになっていないはず…。 234 00:24:03,909 --> 00:24:11,784 (徳川斉昭)天子様のご叡慮に背き 条約を交わすなど不届千万! 235 00:24:11,784 --> 00:24:15,921 違勅を犯した井伊を退け➡ 236 00:24:15,921 --> 00:24:22,594 次なる大老に越前殿を迎え 政を改めるのじゃ。 237 00:24:22,594 --> 00:24:25,097 (藩士たち)ははっ。 238 00:24:25,097 --> 00:24:30,602 (円四郎)違勅を犯した井伊大老は やはり器ではございませぬ。 239 00:24:30,602 --> 00:24:33,272 すぐにも退け 越前様を…。 240 00:24:33,272 --> 00:24:37,109 それより 天子様へ条約調印の報せは? 241 00:24:37,109 --> 00:24:40,412 (中根長十郎) ははっ 急ぎ宿継奉書をもって➡ 242 00:24:40,412 --> 00:24:43,949 奏聞したとのこと。 243 00:24:43,949 --> 00:24:47,152 宿継奉書でだと? 244 00:24:50,122 --> 00:24:54,626 なぁ 円四郎。 天子様とはどのようなお方かのう。 245 00:24:54,626 --> 00:24:58,797 はい? 天子様でございまするか? 246 00:24:58,797 --> 00:25:03,569 例えば お前が 私の意に背くことをしたとして➡ 247 00:25:03,569 --> 00:25:08,073 それを お前がここで 正直に頭を下げたなら➡ 248 00:25:08,073 --> 00:25:10,109 私はお前を許すと思う。 249 00:25:10,109 --> 00:25:16,582 しかし それを書簡のみにて 軽々しく知らせてきたとしたら…➡ 250 00:25:16,582 --> 00:25:19,485 私はお前を許さぬ。➡ 251 00:25:19,485 --> 00:25:21,453 天子様ならばどうだ? 252 00:25:21,453 --> 00:25:26,258 いやしくも 天照大神のご子孫である天子様が➡ 253 00:25:26,258 --> 00:25:30,763 このような 軽々しい扱いをされるなどとは➡ 254 00:25:30,763 --> 00:25:33,565 どれほどお怒りになられても足りぬ…。 255 00:25:36,268 --> 00:25:39,104 大老に すぐにここに参れと伝えよ。 256 00:25:39,104 --> 00:25:41,774 へ? しかし 大老を➡ 257 00:25:41,774 --> 00:25:43,709 お屋敷にお呼びつけになるなど 先例がございませぬ。 258 00:25:43,709 --> 00:25:47,413 父より先に話がしたいのだ。 259 00:25:47,413 --> 00:25:50,416 ははっ! すぐにも! 260 00:25:56,422 --> 00:25:58,490 申し上げます。 261 00:25:58,490 --> 00:26:03,062 一橋様がお屋敷に参るよう 仰せにございます。 262 00:26:03,062 --> 00:26:05,864 一橋様が? 263 00:26:08,734 --> 00:26:14,540 分かった。 明朝ご登城いただければ お目にかかりますと答えよ。 264 00:26:17,242 --> 00:26:22,114  心の声  一橋慶喜など ただのご老公の傀儡。➡ 265 00:26:22,114 --> 00:26:25,617 恐るるに足りぬ。 266 00:26:49,274 --> 00:26:54,146 先日は大老職を命じられ 大儀なことである。➡ 267 00:26:54,146 --> 00:26:57,983 今回の調印は そこもとも承知の上でのことか。 268 00:26:57,983 --> 00:27:00,352 それとも そこもとは不承知であるのに➡ 269 00:27:00,352 --> 00:27:06,158 備中守などが無理に取り計らったゆえ 今日のような違勅となったのか? 270 00:27:08,227 --> 00:27:10,896 (直弼)恐れ入り奉りまする。 271 00:27:10,896 --> 00:27:14,366 (慶喜)恐れ入りでは何も分からぬ。 272 00:27:14,366 --> 00:27:19,171 ははっ 私も同意いたしましたことゆえ 恐れ入り。 273 00:27:21,139 --> 00:27:25,978 そうか。 天子様のご叡慮に反すと知ってのことか? 274 00:27:25,978 --> 00:27:33,385 私もそのように思い拒みましたが しかたなく同意を…。 275 00:27:33,385 --> 00:27:39,191 天子様のご叡慮に反し それをまた 奉書のみにて京に伝えるとは何事か! 276 00:27:39,191 --> 00:27:42,761 朝廷を軽んじるにも程があるぞ! 277 00:27:42,761 --> 00:27:45,397 ははっ。 恐れ入ります! 278 00:27:45,397 --> 00:27:49,101 明日早々上洛し しかたなく不埒をしたと弁解をせよ。 279 00:27:49,101 --> 00:27:53,972 ははっ。 私どもの誰かが 早々に上京して弁解いたします。 280 00:27:53,972 --> 00:27:58,977 どうか… どうか幾重にも お許しいただきますよう。 281 00:28:10,722 --> 00:28:13,525 (慶喜)私に謝ることではない。 282 00:28:15,594 --> 00:28:18,096 全て徳川のためじゃ。 283 00:28:22,734 --> 00:28:24,670 へ? 284 00:28:24,670 --> 00:28:29,241 お世継ぎの件は どうなったのだ? 285 00:28:29,241 --> 00:28:34,580 ははっ 恐れ入り奉りまする。 286 00:28:34,580 --> 00:28:36,615 さっきから何を恐れ入っておる? 287 00:28:36,615 --> 00:28:41,119 お 恐れ入り奉りまする。 288 00:28:43,288 --> 00:28:48,293 そうか。 いよいよ紀州殿に決まったのだな。 289 00:28:51,029 --> 00:28:53,966 それは大慶至極ではないか。 290 00:28:53,966 --> 00:28:58,270 私も何やかやと言われ案じていたが 安心した。➡ 291 00:28:58,270 --> 00:29:02,541 紀州殿は 先ほどお姿を見たが…。 292 00:29:02,541 --> 00:29:05,877 (徳川慶福)これは一橋様。 293 00:29:05,877 --> 00:29:08,080 ご機嫌よろしゅう。 294 00:29:11,550 --> 00:29:16,355 (慶喜)心穏やかで 背丈も年齢の割に大きくご立派だ。➡ 295 00:29:16,355 --> 00:29:18,724 幼いとの声もあるようだが➡ 296 00:29:18,724 --> 00:29:22,894 そこもとが大老として補佐すれば 何の不足があろうか。 297 00:29:22,894 --> 00:29:30,369 そ… それでは 一橋様は紀州様でよろしいと。 298 00:29:30,369 --> 00:29:33,905 さもありなん。 299 00:29:33,905 --> 00:29:39,711 はぁ 一橋様が そのように思し召しくだされば➡ 300 00:29:39,711 --> 00:29:44,716 まことにありがたく安堵いたしました。 301 00:29:49,388 --> 00:29:52,758 お待ちくだされ。 302 00:29:52,758 --> 00:29:54,693 お待ちくだされ 殿! 303 00:29:54,693 --> 00:29:56,928 今 聞いたとおりだ。 304 00:29:56,928 --> 00:30:00,799 このようなことで長くもめては ますます公儀を弱らせるのみ。 305 00:30:00,799 --> 00:30:03,268 これでよかったのだ。 306 00:30:03,268 --> 00:30:05,270 そんな…。 307 00:30:09,074 --> 00:30:11,376 お待ちくだされ! 308 00:30:14,613 --> 00:30:18,316 よかった…。 309 00:30:25,791 --> 00:30:28,794 そして翌日。 310 00:30:32,431 --> 00:30:40,806 違勅調印の件でございましたら いずれ上洛するつもりでおりますゆえ➡ 311 00:30:40,806 --> 00:30:44,009 恐れ入り奉りまする。 312 00:30:45,644 --> 00:30:56,822 そうか。 しかし お世継ぎの件を公にする儀は➡ 313 00:30:56,822 --> 00:31:00,158 いまだ時宜を得ぬのではないか。 (徳川慶恕)ごもっとも! 314 00:31:00,158 --> 00:31:06,398 一橋様にも昨日 了承を得てございまする。 315 00:31:06,398 --> 00:31:09,768 (徳川慶篤)七郎… 一橋殿は何と? 316 00:31:09,768 --> 00:31:18,977 「一日も早くお世継ぎを周知し 天下を安心させるがよい」と。 317 00:31:29,621 --> 00:31:31,556 越前を呼べ。 318 00:31:31,556 --> 00:31:35,360 越前殿? 越前を呼ばぬか! 319 00:31:37,295 --> 00:31:39,231 越前も登城しておるはずじゃ!➡ 320 00:31:39,231 --> 00:31:41,633 呼ばぬか! (慶篤)父上 なりませぬ! 321 00:31:41,633 --> 00:31:43,635 井伊 呼べ! 322 00:31:46,304 --> 00:31:49,207 井伊! 待て! 井伊! 父上。 323 00:31:49,207 --> 00:31:53,411 待たぬか! 待て! 待たぬか! 324 00:32:01,753 --> 00:32:09,628 美賀君よ。 あいにくだが… 私に将軍の道はなくなったぞ。 325 00:32:09,628 --> 00:32:12,330 おやまぁ…。 326 00:32:14,099 --> 00:32:17,602 それはそれは。 327 00:32:20,972 --> 00:32:23,975 おかしなものじゃ。 328 00:32:26,111 --> 00:32:34,619 ホッとしたような どこかさみしいような…➡ 329 00:32:34,619 --> 00:32:37,522 不思議な気持ちじゃ。 330 00:32:37,522 --> 00:32:53,805 ♬~ 331 00:32:53,805 --> 00:32:59,611 父上は さぞ がっかりされたことだろうのう。 332 00:33:07,085 --> 00:33:13,592 (慶喜)私は父上の… 最後の望みまで摘み取ってしまった。 333 00:33:13,592 --> 00:33:29,307 ♬~ 334 00:33:40,285 --> 00:33:44,289 (久世広周) この度 上様の思し召しにより➡ 335 00:33:44,289 --> 00:33:49,961 お世継ぎは紀州宰相様に決せられました。 336 00:33:49,961 --> 00:33:53,798 こうして 将軍世継ぎ問題は➡ 337 00:33:53,798 --> 00:34:00,138 紀州藩主 徳川慶福に決定しました。 338 00:34:00,138 --> 00:34:02,073 (大名たち)ははっ。 339 00:34:02,073 --> 00:34:10,248 (荒い息遣い) 340 00:34:10,248 --> 00:34:13,051 上様? 341 00:34:19,758 --> 00:34:22,661 上様! よいか 井伊。 342 00:34:22,661 --> 00:34:29,167 水戸や越前を皆処分せよ。 343 00:34:32,771 --> 00:34:34,973 慶喜もじゃ。 344 00:34:36,942 --> 00:34:38,944 頼むぞ。 345 00:34:40,612 --> 00:34:43,949 頼む。 346 00:34:43,949 --> 00:34:50,255 わしの願いをかなえよ…。 347 00:34:52,424 --> 00:34:58,630 上様? 上様! (荒い息遣い) 348 00:34:58,630 --> 00:35:35,767 ♬~ 349 00:35:35,767 --> 00:35:40,105 上様の命を申し遣わす。 350 00:35:40,105 --> 00:35:48,279 前中納言 徳川斉昭を謹慎に処す。➡ 351 00:35:48,279 --> 00:35:56,021 越前中将 松平慶永は隠居 直ちに謹慎。 352 00:35:56,021 --> 00:36:06,664 また 水戸宰相 徳川慶篤 一橋宰相 徳川慶喜を➡ 353 00:36:06,664 --> 00:36:09,167 登城禁止に処す! 354 00:36:12,070 --> 00:36:15,907 (松平慶永)お待ちくだされ! 一橋様に罪はないではないか! 355 00:36:15,907 --> 00:36:25,917 ♬~ 356 00:36:25,917 --> 00:36:34,926 この翌日 第十三代将軍 徳川家定は逝去しました。 357 00:36:34,926 --> 00:36:42,667 そしてこれが 後にいわれる 安政の大獄の始まりでした。 358 00:36:42,667 --> 00:36:48,406 左内殿 いま一度どうにかならねぇのか。 359 00:36:48,406 --> 00:36:52,277 恨み憎むべくは あの井伊の赤鬼だ。 360 00:36:52,277 --> 00:36:57,115 (橋本左内)この左内 もとより その腹積もり。➡ 361 00:36:57,115 --> 00:36:59,951 我が殿を隠居させられ➡ 362 00:36:59,951 --> 00:37:01,920 このまま引き下がるわけには まいりませぬ。 363 00:37:01,920 --> 00:37:05,623 必ずや赤鬼を退治いたしましょう。 364 00:37:13,598 --> 00:37:17,235 (やす)鬼退治ねぇ。 365 00:37:17,235 --> 00:37:19,904 (宇都宮藩士)今すぐ攘夷を決行せよ! 366 00:37:19,904 --> 00:37:22,240 (水戸藩士)井伊の赤鬼を退治せよ! 367 00:37:22,240 --> 00:37:26,744 水戸の斉昭らを処罰した 井伊直弼のうわさは➡ 368 00:37:26,744 --> 00:37:33,084 攘夷の志士たちの間にも すぐに広がりました。 369 00:37:33,084 --> 00:37:41,259 (大橋訥庵) お主にも 大いに期待をしておるぞ。 370 00:37:41,259 --> 00:37:43,461 はい。 371 00:37:45,263 --> 00:37:48,566 そして 冬になり…。 372 00:37:51,970 --> 00:37:55,106 (尾高やへ)きれいよ お千代。 373 00:37:55,106 --> 00:38:07,752 ♬~ 374 00:38:07,752 --> 00:38:12,524 お千代ちゃん おめでとう。 375 00:38:12,524 --> 00:38:16,227 (子供たち)千代ねえさん来たよ! 376 00:38:16,227 --> 00:38:20,732 ♬「めでた めでたのお嫁入り」 377 00:38:20,732 --> 00:38:27,238 ♬「お蚕様のきれいなおべべは玉の輿」 378 00:38:27,238 --> 00:38:31,576 ♬「めでた めでたのお嫁入り」 379 00:38:31,576 --> 00:38:37,916 ♬「お蚕様のきれいなおべべは玉の輿」 380 00:38:37,916 --> 00:38:42,086 ♬「めでた めでたのお嫁入り」 381 00:38:42,086 --> 00:39:57,595 ♬~ 382 00:40:25,657 --> 00:40:34,332 ♬~ 383 00:40:34,332 --> 00:40:37,302 あにぃ。 おぉ。おめでとう。 384 00:40:37,302 --> 00:40:40,138 おめでとうございます。 ありがとう。 385 00:40:40,138 --> 00:40:42,440 (尾高きせ)よしさんも ありがとう。 386 00:40:44,008 --> 00:40:47,011 あれ 喜作のお嫁さん? 387 00:40:47,011 --> 00:40:50,448 はい。 よしと申します。 どうぞよろしく。 388 00:40:50,448 --> 00:40:53,651 へぇ きれいな嫁さんじゃねぇか。 389 00:40:53,651 --> 00:40:57,455 まあ ちっと 尻に敷かれてる気もするが➡ 390 00:40:57,455 --> 00:41:01,459 なっから かわいい嫁よ。 ハハハハ…。 391 00:41:01,459 --> 00:41:07,098 (渋沢市郎右衛門)よぉし 俺がひとつ 祝い歌でも歌ってやんべぇ。 392 00:41:07,098 --> 00:41:09,033 え? とっさまが? 393 00:41:09,033 --> 00:41:11,936 (渋沢宗助) いやいやいや ここは俺が歌わねば。 394 00:41:11,936 --> 00:41:16,407 (渋沢まさ) お前さんはいいから もう3曲目でねぇか。 395 00:41:16,407 --> 00:41:18,343 座って…。 396 00:41:18,343 --> 00:41:24,148 よぅし そんなら俺が! (歓声) 397 00:41:24,148 --> 00:41:28,019 (手拍子) 398 00:41:28,019 --> 00:41:41,132 ♬「松竹梅に 固く結びや絹の糸」 399 00:41:41,132 --> 00:41:44,635 栄一 お前 こっち。 400 00:41:44,635 --> 00:42:05,623 ♬~ 401 00:42:30,782 --> 00:42:33,684 徳川を… 意のままに? 402 00:42:33,684 --> 00:42:37,121 攘夷だ! 尊王攘夷だ! おう!攘夷じゃ! 403 00:42:37,121 --> 00:42:40,625 どうして妾が…。 おりゃあ生き延びますぜ。 404 00:42:40,625 --> 00:42:42,960 (銃声) 405 00:42:42,960 --> 00:42:44,896 あとは…。 406 00:42:44,896 --> 00:42:46,831 ありがとうな。 407 00:42:46,831 --> 00:42:49,333 妾は そなたらを決して許さぬ! 408 00:42:51,636 --> 00:42:55,339 俺はどうすればいい? この世を変えるには…。