1 00:00:06,330 --> 00:00:08,960 慰謝料もらう権利 俺 あるよな? 2 00:00:08,960 --> 00:00:11,620 はぁ? 佐々木 いいって。 3 00:00:11,620 --> 00:00:13,970 佐々木って… ハハッ…。 4 00:00:13,970 --> 00:00:18,540 すみません… 今日 これしかなくて。 5 00:00:18,540 --> 00:00:20,440 何やってんの? バカじゃないの ねぇ。 6 00:00:20,440 --> 00:00:22,440 バカじゃないの。 7 00:00:28,450 --> 00:00:31,450 忍さんのことは 俺が ちゃんと幸せにしますから。 8 00:00:31,450 --> 00:00:33,970 心配しないでください。 9 00:00:33,970 --> 00:00:35,970 入ろう。 10 00:00:45,280 --> 00:00:48,380 うっ う~ん うっ…。 11 00:01:01,280 --> 00:01:05,520 珍しいね。 12 00:01:05,520 --> 00:01:07,520 ((珍しいね)) 13 00:02:29,150 --> 00:02:32,160 (みひろ)千秋! 14 00:02:32,160 --> 00:02:35,830 ごめんね。 ビスクドールのスクール 15 00:02:35,830 --> 00:02:38,980 すぐ そこなんだよね。 千秋にも 見てほしかったのに。 16 00:02:38,980 --> 00:02:40,980 いやいや いいよ。 17 00:02:44,470 --> 00:02:49,010 さんざん お世話になったのに ひどい飛び出し方して ごめん。 18 00:02:49,010 --> 00:02:51,010 ううん。 19 00:02:56,010 --> 00:02:58,010 ありがとう。 うん。 20 00:03:00,070 --> 00:03:02,150 漫画 やめないよね? 21 00:03:02,150 --> 00:03:05,310 やめたんだよ もう。 22 00:03:05,310 --> 00:03:07,310 ハハハハ… あっ そっか…。 23 00:03:07,310 --> 00:03:10,460 え? いや なんでもない。 24 00:03:10,460 --> 00:03:14,150 ハハハ… なんだよ? 怒んないでね。 25 00:03:14,150 --> 00:03:17,290 千秋は やめられないよ。 26 00:03:17,290 --> 00:03:20,960 え? ほら 見て。 27 00:03:20,960 --> 00:03:24,790 怖っ。 怖くないよ。 ほら。 28 00:03:24,790 --> 00:03:28,450 いやいやいや 怖い怖い…。 今 これ 作ってるの。 29 00:03:28,450 --> 00:03:30,970 いつか 個展とか やりたいんだ。 30 00:03:30,970 --> 00:03:34,950 すごいね みひろは。 千秋こそ すごい人なの。 31 00:03:34,950 --> 00:03:37,790 ねっ 漫画 描いてよ。 32 00:03:37,790 --> 00:03:40,310 漫画はいいよ もう。 33 00:03:40,310 --> 00:03:42,990 ウソ。 34 00:03:42,990 --> 00:03:47,390 先生も千秋も 絵 やめられない人だよ。 35 00:03:50,470 --> 00:03:52,470 じゃあ 私 描いて! 36 00:03:52,470 --> 00:03:55,160 はぁ? ずうずうしいな お前…。 37 00:03:55,160 --> 00:03:57,130 パッドあるでしょ パッド! あれ? ないない ないない…。 38 00:03:57,130 --> 00:03:59,490 ほら ないでしょ ないでしょ。 お前 勝手に触んなって! 39 00:03:59,490 --> 00:04:01,530 おい ちょっと… ないない ないない ないって…。 40 00:04:01,530 --> 00:04:03,450 見つけた~。 なんだよ お前…。 41 00:04:03,450 --> 00:04:05,600 はい! 描いて ほら。 42 00:04:05,600 --> 00:04:08,270 ほらほら これと一緒に。 これと 描いて。 東京タワー? 43 00:04:08,270 --> 00:04:12,140 え? 何? 恥ずかしいの? アハハハハ…。 44 00:04:12,140 --> 00:04:16,280 お前が 恥ずかしくないのかよ。 恥ずかしいよ。 45 00:04:16,280 --> 00:04:20,620 (笑い声) 46 00:04:20,620 --> 00:04:24,440 じゃあ もう私 戻るから。 47 00:04:24,440 --> 00:04:27,490 後ろ姿 描いて。 48 00:04:27,490 --> 00:04:29,540 さぁ 描け! 49 00:04:29,540 --> 00:04:32,140 え~。 はい! 50 00:04:32,140 --> 00:04:40,140 (笑い声) 51 00:05:00,270 --> 00:05:02,790 え~ だめ? タワマン。 52 00:05:02,790 --> 00:05:04,780 なかなか見つかんないね~。 53 00:05:04,780 --> 00:05:07,630 ねぇ いっそ 土地 買って 家 建てようか。 54 00:05:07,630 --> 00:05:09,950 ねぇ お互い 余裕があるんだからさ。 55 00:05:09,950 --> 00:05:12,020 可能性は 無限大だよ。 56 00:05:12,020 --> 00:05:16,620 ((僕には 何もない… 弱すぎて 若すぎました)) 57 00:05:16,620 --> 00:05:21,110 クリエーターなんて どこでも 仕事ができるのが強みじゃん。 58 00:05:21,110 --> 00:05:25,280 ゼロから図面を引くところからさぁ クリエーティブにね~。 59 00:05:25,280 --> 00:05:27,800 くりえいてぃぶ。 そうそう そう…。 60 00:05:27,800 --> 00:05:30,290 やっぱ クリエーティブっしょ。 61 00:05:30,290 --> 00:05:32,690 あっ ごめんごめん ごめん 私 帰る。 62 00:05:32,690 --> 00:05:34,770 えっ 悠太 来てる。 63 00:05:34,770 --> 00:05:37,280 え~ なんで なんで ウッソー やだ~。 64 00:05:37,280 --> 00:05:40,330 ゴー ゴー ゴー! ゴー ゴー ゴー! (笑い声) 65 00:05:40,330 --> 00:05:43,930 よいしょ。 あっ マシュマロ 忘れた! 66 00:05:43,930 --> 00:05:47,290 えっ どうしよう? あっ 買ってこようか? ねぇ。 67 00:05:47,290 --> 00:05:49,950 俺 もう ココアとか飲まないよ。 68 00:05:49,950 --> 00:05:51,940 せっかく作ったんだから もう…。 69 00:05:51,940 --> 00:05:54,810 あのさぁ おととい おやじ 来たみたいなんだよね。 70 00:05:54,810 --> 00:05:57,360 えっ 大阪に? 71 00:05:57,360 --> 00:06:00,600 これ アパートのポストに入ってて…。 72 00:06:00,600 --> 00:06:02,620 「自叙伝」…。 73 00:06:02,620 --> 00:06:06,120 (洋平)「公務員の父と 専業主婦の母。 74 00:06:06,120 --> 00:06:10,460 思い返せば 俺の人生で 確かなものは 悠太だけだ。 75 00:06:10,460 --> 00:06:12,960 ありがとう 悠太。 さらば 悠太。 76 00:06:12,960 --> 00:06:15,860 俺は 一人になる」。 77 00:06:20,620 --> 00:06:24,440 「生きろ 悠太!」。 78 00:06:24,440 --> 00:06:27,790 何? これ…。 まぁさ…。 79 00:06:27,790 --> 00:06:30,130 幸せならいいんじゃない? 80 00:06:30,130 --> 00:06:34,330 家族それぞれにさ 幸せならそれで。 81 00:06:42,440 --> 00:06:46,310 えっ 帰るの? 日帰り? 82 00:06:46,310 --> 00:06:48,480 ごっちんたちと会う。 83 00:06:48,480 --> 00:06:50,950 あの サッカー部で一緒だった 後藤くん? 84 00:06:50,950 --> 00:06:53,620 え? そう。 ごっちんとこ泊まるから。 85 00:06:53,620 --> 00:06:56,600 はぁ? えっ なんで? うちに泊まればいいじゃん。 86 00:06:56,600 --> 00:06:58,610 ねぇ… あっ じゃあさぁ 87 00:06:58,610 --> 00:07:01,610 ごっちんたちと みんなで一緒に ごはん食べようよ。 88 00:07:01,610 --> 00:07:04,280 焼き肉ごちそうする。 ねっ。 お断りします。 89 00:07:04,280 --> 00:07:08,700 なんでよ~。 それじゃあ お母さんも お幸せに。 90 00:07:08,700 --> 00:07:11,950 何? それ。 いや マジで。 91 00:07:11,950 --> 00:07:15,460 俺のためとかじゃなく 自分のために。 92 00:07:15,460 --> 00:07:17,460 頼みます。 93 00:07:19,880 --> 00:07:23,380 待って待って 待って待って! 送る 下まで送る! 94 00:07:25,650 --> 00:07:29,620 あの物件 ちょっと狭かったけど 通勤も楽だし 95 00:07:29,620 --> 00:07:32,940 近所に こういうとこあるの いいよな~。 96 00:07:32,940 --> 00:07:35,480 ちんあなご。 はぁ? 97 00:07:35,480 --> 00:07:39,120 犬のチンに似てるから ちんあなご。 98 00:07:39,120 --> 00:07:41,430 ハハハ… なんだよ? おばさんが急に 99 00:07:41,430 --> 00:07:43,600 下ネタ言ったのかと思ったよ。 ハハッ…。 100 00:07:43,600 --> 00:07:47,460 私が おばさんなら あなたも おじさんなんですけど。 101 00:07:47,460 --> 00:07:51,010 って その レディコミの 夫婦ゲンカみたいな言い方 102 00:07:51,010 --> 00:07:53,110 やめない? 私も あなたも 103 00:07:53,110 --> 00:07:55,930 レディコミで ごはん食べてますけど。 104 00:07:55,930 --> 00:07:57,930 反抗期の子どもみたいだな。 105 00:07:57,930 --> 00:08:02,610 もしくは 賞味期限切れの めんどくさい漫画家。 106 00:08:02,610 --> 00:08:04,940 帰る。 おい ちょっと待てよ おい。 107 00:08:04,940 --> 00:08:07,740 もう一軒 物件 見に行くんじゃ なかったのかよ? 108 00:08:07,740 --> 00:08:10,260 行きたくない。 行きたくないって…。 109 00:08:10,260 --> 00:08:13,730 描きたい。 はぁ? 私 描きたいの。 110 00:08:13,730 --> 00:08:16,920 賞味期限 切れてたって。 ごめんごめん 言葉のあやだよ。 111 00:08:16,920 --> 00:08:19,570 あぁ… えっ なに? 描きたいって なんか 112 00:08:19,570 --> 00:08:21,570 アイデア出たの? うちの原稿。 違う。 113 00:08:21,570 --> 00:08:23,930 違うって じゃあ どこの? 別に…。 114 00:08:23,930 --> 00:08:25,960 ちょっと… え? 115 00:08:25,960 --> 00:08:29,570 橘さん 関係してるの? 岡チンには関係ない。 116 00:08:29,570 --> 00:08:33,740 なんでだよ? 俺が クリエーターじゃないからかよ? 117 00:08:33,740 --> 00:08:36,640 クリエーター? 118 00:08:36,640 --> 00:08:39,910 ねぇ ホントに 橘さんがらみなの? 119 00:08:39,910 --> 00:08:43,910 ウソだろ マジで言ってんの? お前。 120 00:08:43,910 --> 00:08:46,320 お前 自分 いくつだと思ってんだよ? 121 00:08:46,320 --> 00:08:49,720 アンタと タメ。 それが? 122 00:08:53,410 --> 00:08:56,480 お前 すげえな。 123 00:08:56,480 --> 00:08:58,480 すげえよ 佐々木。 124 00:09:04,270 --> 00:09:06,270 (うがい) 125 00:09:34,250 --> 00:09:38,920 《中学生の頃 雑誌の漫画賞で 佳作を取った。 126 00:09:38,920 --> 00:09:41,750 将来は 漫画家で決まりだと思った。 127 00:09:41,750 --> 00:09:47,830 でも 描いても描いても 二度と賞を取ることはなかった。 128 00:09:47,830 --> 00:09:51,580 大学4年のとき 佐々木が新人賞を取り 129 00:09:51,580 --> 00:09:54,950 デビューしたと聞いた。 130 00:09:54,950 --> 00:09:57,490 俺は 漫画をやめた。 131 00:09:57,490 --> 00:10:03,430 出版社に就職して 漫画編集となった。 132 00:10:03,430 --> 00:10:12,350 漫画家になれなかった俺が 漫画家に 漫画を描かせる。 133 00:10:12,350 --> 00:10:17,260 それは 気持ちがよかった。 134 00:10:17,260 --> 00:10:22,430 編集長と ほどほどに売れている 中堅漫画家。 135 00:10:22,430 --> 00:10:24,730 理想的だった》 136 00:10:28,780 --> 00:10:33,510 《なのに あんな男に 俺は負けた》 137 00:10:33,510 --> 00:10:37,240 ((ワーオ! クリエーティブ! クリエーティブ)) 138 00:10:37,240 --> 00:10:41,600 《才能という崇高な絆で 結ばれているとでもいうのか。 139 00:10:41,600 --> 00:10:47,500 2人して… 凡人の俺を バカにしてるのか?》 140 00:10:47,500 --> 00:10:49,440 ((クリエーティブ)) 141 00:10:49,440 --> 00:10:51,870 《なんだ? その目は…。 142 00:10:51,870 --> 00:10:56,300 俺は 佐々木のどこが 好きだったんだろう? 143 00:10:56,300 --> 00:11:00,300 寂しそうな女だったからか? 144 00:11:00,300 --> 00:11:04,000 漫画家だったからか?》 145 00:11:08,120 --> 00:11:11,420 《Marry me?》 146 00:11:16,400 --> 00:11:18,700 はぁ~。 147 00:11:39,270 --> 00:11:42,260 (荒木)これ…。 148 00:11:42,260 --> 00:11:45,460 『ウサギなんて追いかけない』の 続きですよね? 149 00:11:45,460 --> 00:11:47,450 うん。 150 00:11:47,450 --> 00:11:52,430 私が これを佐々木さんと 作りたかったのに。 151 00:11:52,430 --> 00:11:54,770 フフッ…。 152 00:11:54,770 --> 00:12:01,690 自分と 読んでほしい たった1人の人のためだけに 153 00:12:01,690 --> 00:12:07,100 描いたものなのに… うれしい。 フフッ…。 154 00:12:07,100 --> 00:12:11,750 そういうものなのかも しれませんね~。 155 00:12:11,750 --> 00:12:17,110 人の心を打つものって。 156 00:12:17,110 --> 00:12:21,260 佐々木さん。 ん~? 157 00:12:21,260 --> 00:12:25,420 ササキシノブ名義で…。 うん。 158 00:12:25,420 --> 00:12:30,290 連載 目指してみませんか? 159 00:12:30,290 --> 00:12:35,340 え? そりゃあ 難しいですよ。 160 00:12:35,340 --> 00:12:38,580 上も納得させなきゃだし。 161 00:12:38,580 --> 00:12:44,590 頑張りたい。 荒木さんと。 162 00:12:44,590 --> 00:12:46,590 よし! 163 00:12:51,090 --> 00:12:55,690 (玄関ドアの開閉音) 164 00:13:01,420 --> 00:13:03,720 ここにあった封筒は? 知らない。 165 00:13:07,090 --> 00:13:09,390 あれ 家賃。 166 00:13:13,970 --> 00:13:16,770 この家の 家賃。 167 00:13:21,920 --> 00:13:23,920 あっそ…。 168 00:13:27,410 --> 00:13:31,710 《冬子:なんで この男は 私を殺さないんだろう?》 169 00:13:35,400 --> 00:13:38,260 《家は 闇。 170 00:13:38,260 --> 00:13:41,910 家に幸せなんか 存在しないということを 171 00:13:41,910 --> 00:13:45,910 私は 子どもの頃から よく知っている》 172 00:13:50,090 --> 00:13:53,070 《学校では いちばんモテた。 173 00:13:53,070 --> 00:13:56,760 16で 千秋の父親に出会った。 174 00:13:56,760 --> 00:13:59,260 手が きれいな人だった。 175 00:13:59,260 --> 00:14:02,750 その手が 好きでたまらなかった。 176 00:14:02,750 --> 00:14:07,090 男と暮らして 19で千秋を産んだ。 177 00:14:07,090 --> 00:14:09,760 最高だった。 178 00:14:09,760 --> 00:14:14,910 やがて男は きれいな手で 私を殴った。 179 00:14:14,910 --> 00:14:19,080 そして ほとんど 家に戻らなくなった。 180 00:14:19,080 --> 00:14:23,240 やはり 家は闇だった。 181 00:14:23,240 --> 00:14:27,570 千秋と2人 生きていくすべ。 182 00:14:27,570 --> 00:14:30,940 私は 自分の限界を よく知っている。 183 00:14:30,940 --> 00:14:35,930 かわいい私に 磨きをかけて こびへつらい 184 00:14:35,930 --> 00:14:40,230 この街で いちばん大きなスナックの チーママになった》 185 00:14:49,010 --> 00:14:53,670 《私は依然 闇の住人だ》 186 00:14:53,670 --> 00:14:56,230 ((アンタに お土産だって)) 187 00:14:56,230 --> 00:15:01,670 《この子は この子だけは…》 188 00:15:01,670 --> 00:15:06,510 ((アンタは 早く寝なさい。 おやすみ)) 189 00:15:06,510 --> 00:15:08,810 《なのに…》 190 00:15:13,090 --> 00:15:18,410 《あの子は 簡単に 闇に落ちてきた。 191 00:15:18,410 --> 00:15:22,240 あの女 死ねよ。 192 00:15:22,240 --> 00:15:25,800 私 死ねよ。 193 00:15:25,800 --> 00:15:28,850 家は 闇。 194 00:15:28,850 --> 00:15:34,070 家に幸せなんか 存在しない。 195 00:15:34,070 --> 00:15:40,980 幸せなんて こっちから諦めてやれ》 196 00:15:40,980 --> 00:15:43,920 ((涼子:かわいいだけが とりえの女が 197 00:15:43,920 --> 00:15:49,570 順調に 年とって 順調に醜くなって 198 00:15:49,570 --> 00:15:52,260 ついに 居場所が なくなっちゃいましたね。 199 00:15:52,260 --> 00:15:55,160 ウフフフ… ハハハハハハ…)) 200 00:16:07,420 --> 00:16:12,360 《もう 私たちには何もない。 201 00:16:12,360 --> 00:16:15,360 いや もともと何もない…》 202 00:16:23,010 --> 00:16:29,750 《千秋のきれいな手は 女を殴る あの男の手に そっくりだ。 203 00:16:29,750 --> 00:16:33,730 千秋の きれいな顔は 誰にも愛されない 204 00:16:33,730 --> 00:16:36,250 私に そっくりだ。 205 00:16:36,250 --> 00:16:39,910 そんな子が 幸せになることなんて 206 00:16:39,910 --> 00:16:43,110 許されるのだろうか?》 207 00:16:48,910 --> 00:16:51,930 《家は 闇。 208 00:16:51,930 --> 00:16:55,730 家に幸せなんか 存在しない》 209 00:17:00,760 --> 00:17:05,960 アンタさぁ 私のこと殺せばいいのに。 210 00:17:43,140 --> 00:17:47,240 吸えるんだ。 吸えるでしょ。 211 00:17:56,310 --> 00:17:58,310 (猫の鳴き声) 212 00:18:04,090 --> 00:18:07,480 この階段 ヤバいよね。 213 00:18:07,480 --> 00:18:09,480 ヤバいよ。 214 00:18:17,270 --> 00:18:19,670 飽きたでしょ。 215 00:18:23,930 --> 00:18:26,230 飽きたね~。 216 00:18:50,420 --> 00:18:53,620 消えるわ。 217 00:19:02,930 --> 00:19:07,440 許す。 218 00:19:07,440 --> 00:19:50,580 ♪~ 219 00:19:50,580 --> 00:19:52,930 殺されるんじゃないよ! 220 00:19:52,930 --> 00:19:54,930 うん。 221 00:20:05,000 --> 00:20:07,140 お世話になりました。 222 00:20:07,140 --> 00:20:09,820 今度は お客さんとして おいで。 223 00:20:09,820 --> 00:20:14,010 はい。 あれ? 橘さん 辞めるんすか? 224 00:20:14,010 --> 00:20:17,360 はい お世話になりました。 225 00:20:17,360 --> 00:20:21,560 え? 実入りのいい バイトに転職っすか。 226 00:20:26,340 --> 00:20:28,340 違えよ クソガキ。 227 00:20:33,830 --> 00:20:36,000 お疲れさまでした。 グラッツェ ミッレ。 228 00:20:36,000 --> 00:20:38,000 グラッツェ。 229 00:20:40,000 --> 00:20:42,100 お疲れさま。 グラッツェ ミッレ。 230 00:20:50,330 --> 00:20:52,330 あっ…。 231 00:20:55,190 --> 00:21:00,820 あの短編 初恋ワンスモア野郎には 送ったの? 232 00:21:00,820 --> 00:21:03,990 えっ ヘヘヘヘ…。 233 00:21:03,990 --> 00:21:06,860 ううん…。 234 00:21:06,860 --> 00:21:09,650 じゃあ 今 ここで 読んでもらおうよ。 235 00:21:09,650 --> 00:21:12,320 すみませ~ん シェフ。 236 00:21:12,320 --> 00:21:16,820 ええ? えっ? 237 00:21:16,820 --> 00:21:20,310 こんにちは。 いつも ありがとうございます。 238 00:21:20,310 --> 00:21:22,830 橘くん 今日 いる? 239 00:21:22,830 --> 00:21:25,320 ビックリしちゃった。 この前 編集と来たとき 240 00:21:25,320 --> 00:21:29,000 見かけてさぁ。 橘くんは 辞めました。 241 00:21:29,000 --> 00:21:31,670 えっ いつ? 242 00:21:31,670 --> 00:21:34,510 1か月前です。 243 00:21:34,510 --> 00:21:36,660 え~? 244 00:21:36,660 --> 00:21:40,850 橘さん 熱いっす。 マジ リスペクトっす。 245 00:21:40,850 --> 00:21:47,650 へ? 橘さん 今 職業 旅人っす。 246 00:21:50,020 --> 00:21:55,520 何なの? 君。 すみません ごゆっくり どうぞ。 247 00:22:56,520 --> 00:23:01,700 「ねぇ あなた いつまで ここにいるつもり? 248 00:23:01,700 --> 00:23:06,200 だってほら… あなたのせいで すごく窮屈」。 249 00:23:18,230 --> 00:23:20,760 「さよなら ハルタ。 250 00:23:20,760 --> 00:23:23,330 あなたは もう 誰よりも強い。 251 00:23:23,330 --> 00:23:25,520 もう どこだって行ける。 252 00:23:25,520 --> 00:23:27,700 好きなことしていいんだよ。 253 00:23:27,700 --> 00:23:31,100 あなたの王国をつくって!」。 254 00:23:34,610 --> 00:23:36,610 うわっ! 255 00:24:30,050 --> 00:24:32,050 フフッ…。 256 00:25:20,670 --> 00:25:22,670 (缶コーヒーが倒れる音) 257 00:25:28,990 --> 00:25:31,330 漫画…。 258 00:25:31,330 --> 00:25:37,520 「いいんです。 こんな 狭い国など 僕には必要ない。 259 00:25:37,520 --> 00:25:41,320 僕の王国は 僕の中に」。 260 00:25:44,830 --> 00:25:46,830 漫画が 好きです。 261 00:25:58,000 --> 00:26:00,600 先生が 好きです。 262 00:26:20,660 --> 00:26:23,000 フフフッ…。 笑いが伝わってくる。 263 00:26:23,000 --> 00:26:25,500 フフフ…。 よかった 笑ってくれて。 264 00:26:27,850 --> 00:26:33,550 初めて会った頃 僕のために泣いてくれた。 265 00:26:36,830 --> 00:26:39,530 もう そんな目には遭わせない。 266 00:26:42,500 --> 00:26:45,870 先生が ずっと笑っていられるように 267 00:26:45,870 --> 00:26:48,170 僕は 生きる。 268 00:27:01,170 --> 00:27:03,370 恋してるの。 269 00:27:10,010 --> 00:27:13,000 僕もです。 270 00:27:13,000 --> 00:28:49,490 ♪~ 271 00:28:49,490 --> 00:28:52,510 ピース。 272 00:28:52,510 --> 00:28:57,310 (笑い声) 273 00:29:16,870 --> 00:29:19,170 (シジュウカラの鳴き声) 274 00:29:24,860 --> 00:29:27,360 (シジュウカラの鳴き声) 275 00:29:31,200 --> 00:29:34,900 (シジュウカラの鳴き声) 276 00:29:39,590 --> 00:29:42,090 (シジュウカラの鳴き声)