1 00:02:47,869 --> 00:02:48,736 2 00:02:48,736 --> 00:02:51,406 (文彦)開けてくれ! 開けろ! 開けろ! 3 00:02:51,406 --> 00:02:53,806 (勇作)うるさい! 今 何時だと思ってるんだ。 4 00:02:55,743 --> 00:02:57,412 今ごろ何の用だ。 5 00:02:57,412 --> 00:03:00,415 友子! (勇作)おい! 友子! どういうつもりだ! 6 00:03:00,415 --> 00:03:03,115 (静子)何だい? この騒ぎは!? 友子。 7 00:03:04,752 --> 00:03:08,423 (文彦)友子! (静子)行っちゃダメだよ 友子。 8 00:03:08,423 --> 00:03:11,426 友子 僕といっしょに帰ろう。 9 00:03:11,426 --> 00:03:13,094 (静子)こんな 酔っ払いの言うこと 聞いちゃダメだよ。➡ 10 00:03:13,094 --> 00:03:14,762 行っちゃダメだよ。 11 00:03:14,762 --> 00:03:17,765 僕の子だ。 (友子)文彦さん。 12 00:03:17,765 --> 00:03:22,103 誰が 何と言おうと その子は 僕と友子の 子供だよ。 13 00:03:22,103 --> 00:03:24,105 (静子)嘘に決まってるよ。 あんたを だまして➡ 14 00:03:24,105 --> 00:03:25,773 ここから 連れ出そうとしてるんだ。➡ 15 00:03:25,773 --> 00:03:29,444 行ったら 後悔するよ。 ねっ。 行っちゃダメだよ 友子。➡ 16 00:03:29,444 --> 00:03:32,113 おなかの子は 勇作の子供なんだよ。 17 00:03:32,113 --> 00:03:33,781 ねっ。 勇作の子供なんだよ! 18 00:03:33,781 --> 00:03:36,784 母さん。 いいかげんにしないか。 (友子)文彦さん。 19 00:03:36,784 --> 00:03:41,789 産んでくれ。 僕の子供を 産んでくれ! 20 00:03:41,789 --> 00:03:49,063 うれしい。 わたし うれしい。 21 00:03:49,063 --> 00:03:51,065 ありがとう 文彦さん。 (静子)勇作の子なんだよ。➡ 22 00:03:51,065 --> 00:03:56,404 ねっ。 勇作の子なんだってば。 母さん。 23 00:03:56,404 --> 00:04:03,104 文彦さん! 二度と 大河原の敷居をまたぐんじゃない。 24 00:04:04,745 --> 00:04:06,414 愛するということが どういうことか➡ 25 00:04:06,414 --> 00:04:09,750 僕にも 初めて分かったよ。 26 00:04:09,750 --> 00:04:17,091 いくら愛しても 相手を傷つけたり 苦しめるなら それは愛じゃない。 27 00:04:17,091 --> 00:04:19,760 (文彦)本当は お前にも 分かってるはずだ。 28 00:04:19,760 --> 00:04:22,763 お前の愛が ひかるをどれだけ 苦しめてきたかを。 黙れ! 29 00:04:22,763 --> 00:04:25,766 (文彦)ひかると猛の愛は 誰にも引き裂けない。➡ 30 00:04:25,766 --> 00:04:28,436 初めて出会ったときから➡ 31 00:04:28,436 --> 00:04:32,106 二人の魂は 結ばれる運命だったんだ。 32 00:04:32,106 --> 00:04:35,406 お前にできることは 美しく身を引くことだけだよ。 33 00:04:39,113 --> 00:04:42,116 きいたふうなことを ぬかしやがって。 34 00:04:42,116 --> 00:04:47,816 俺は 誰よりもひかるを愛してる。 ひかるも俺を愛してくれてるんだ。 35 00:04:49,390 --> 00:04:53,728 ♬『Delight of my love』 36 00:04:53,728 --> 00:05:13,748 ♬~ 37 00:05:13,748 --> 00:05:33,768 ♬~ 38 00:05:33,768 --> 00:05:53,721 ♬~ 39 00:05:53,721 --> 00:06:07,735 ♬~ 40 00:06:07,735 --> 00:06:17,735 ♬~ 41 00:06:19,747 --> 00:06:22,416 (猛)奥さまの具合は? 42 00:06:22,416 --> 00:06:26,754 (ひかる)お薬をのんで ぐっすり眠ってるわ。 43 00:06:26,754 --> 00:06:30,424 和尚様が。 和尚様。 44 00:06:30,424 --> 00:06:33,761 (山海)よいよい。 そのまま そのまま。 45 00:06:33,761 --> 00:06:44,705 おお。 美しい寝顔じゃのう。 お絹さん。 頑張るんじゃぞ。 のう。 46 00:06:44,705 --> 00:07:00,705 ♪ 47 00:07:07,728 --> 00:07:13,328 (絹)あなた…。 伝衛門。 48 00:07:16,737 --> 00:07:25,746 おお…。 どうじゃ 伝衛門。 きれいじゃのう お絹さんは。 49 00:07:25,746 --> 00:07:27,748 嫌ですわ 和尚様ったら。 50 00:07:27,748 --> 00:07:31,752 美しいとか きれいだとか 言ったらどうだ? 51 00:07:31,752 --> 00:07:33,754 (伝衛門)かなわんな 和尚には。 52 00:07:33,754 --> 00:07:38,426 (絹)ホント。 和尚様は 昔とちっとも変わらない。 53 00:07:38,426 --> 00:07:43,826 お前は あの世へ行っても 気が利かんのう。 54 00:07:47,368 --> 00:07:55,042 あのなあ 伝衛門。 わしの 一生に一度の願いだ。 55 00:07:55,042 --> 00:07:56,742 聞いてくれんか。 56 00:07:59,046 --> 00:08:02,717 和尚の 「一生に一度」は 聞き飽きたわい。 57 00:08:02,717 --> 00:08:04,719 (絹と伝衛門の笑い声) 58 00:08:04,719 --> 00:08:11,058 あのな こりゃ 本当に 一生に一度の願いじゃ。 59 00:08:11,058 --> 00:08:17,732 お絹さんの命を しばらく わしに預けてくれんかい? 60 00:08:17,732 --> 00:08:20,401 二人で ランデブーは ちと早すぎる。➡ 61 00:08:20,401 --> 00:08:25,072 頼む。 このとおりじゃよ。 62 00:08:25,072 --> 00:08:28,372 旦那さまを 困らせないでくださいませ。 63 00:08:31,746 --> 00:08:37,346 そうか。 無理ということか。 64 00:08:42,089 --> 00:08:50,389 絹。 わしはお前と出会えて 幸せじゃった。 65 00:08:53,701 --> 00:08:59,373 私も あなたに出会えて 幸せでした。 66 00:08:59,373 --> 00:09:08,716 おまんと 歩んだ人生は 本当に楽しかった。 67 00:09:08,716 --> 00:09:13,316 私も 楽しかった。 68 00:09:26,066 --> 00:09:30,366 伝衛門。 もう連れて行くというのか? 69 00:09:44,084 --> 00:09:49,690 苦しくはないか? はい。 70 00:09:49,690 --> 00:09:57,690 苦しいときは わしの名を呼べ。 いつでも手を握ってやる。 71 00:09:59,366 --> 00:10:01,066 うれしゅうございます。 72 00:10:11,712 --> 00:10:13,712 (絹)和尚様…。 73 00:10:24,058 --> 00:10:35,758 (山海の泣き笑い) 74 00:10:39,073 --> 00:10:44,078 (ひかる)お母さま ちっとも お苦しみにならないの。 75 00:10:44,078 --> 00:10:48,682 我慢しているふうでもないし。 不思議だわ。 76 00:10:48,682 --> 00:10:51,282 (猛)俺も 同じことを思ってました。 77 00:10:53,020 --> 00:10:57,358 とても 不治の病とは思えません。 78 00:10:57,358 --> 00:11:02,058 (ひかる)何かのまちがいだったら どんなに いいでしょう。 79 00:11:12,706 --> 00:11:14,706 (文彦)ごめんください。 80 00:11:16,377 --> 00:11:19,046 お兄さま。 友子さんも。 81 00:11:19,046 --> 00:11:22,049 僕もついに 覚悟を決めたよ。 82 00:11:22,049 --> 00:11:24,385 一生 友子と 暮らしていくことにした。 83 00:11:24,385 --> 00:11:27,054 良かったわ。 おめでとう。 84 00:11:27,054 --> 00:11:30,057 ひかるさんには 本当に 何てお礼を言えばいいか…。 85 00:11:30,057 --> 00:11:32,726 ううん。 お礼を言うのは こっちよ。 86 00:11:32,726 --> 00:11:36,397 こんな ぐうたらな兄を とっても愛してくれて。 87 00:11:36,397 --> 00:11:40,734 ぐうたらは ひどいな。 僕も ちゃんと 小説は書いてたんだ。 88 00:11:40,734 --> 00:11:44,405 いまだに 出版できないけどな。 (ひかるの笑い声) 89 00:11:44,405 --> 00:11:47,675 (文彦)お母さま 無理なさらないでください。 90 00:11:47,675 --> 00:11:52,346 お前の声が 聞こえたら 元気になりましたよ。 91 00:11:52,346 --> 00:11:56,684 お母さま。 僕たち 籍を入れることにしました。 92 00:11:56,684 --> 00:12:02,356 そうですか。 おめでとう 文彦 友子さん。 93 00:12:02,356 --> 00:12:04,056 ありがとうございます。 94 00:12:21,709 --> 00:12:28,709 あなた。 この人が 文彦の奥さんですよ。 95 00:12:30,384 --> 00:12:35,784 おなかの中には あなたの孫が いるんですよ。 96 00:12:41,395 --> 00:12:45,065 お父さまが 迎えにいらしてる。 97 00:12:45,065 --> 00:12:47,067 お母さま!? 98 00:12:47,067 --> 00:12:54,074 僕はいつも お母さまを 困らせてばかりいて。 99 00:12:54,074 --> 00:13:01,415 生きてください。 お願いですから。 もっともっと長生きしてください。 100 00:13:01,415 --> 00:13:05,419 (文彦)このまま お母さまに死なれたら…。 101 00:13:05,419 --> 00:13:10,090 僕は 何一つ 親孝行ができません。 102 00:13:10,090 --> 00:13:18,390 文彦。 そう言ってくれるお前が いちばんの孝行です。 103 00:13:20,768 --> 00:13:25,439 (絹)男のくせにメソメソして。 104 00:13:25,439 --> 00:13:31,111 そんなんで父親になれないでしょ。 しゃんとしなさい。 しゃんと! 105 00:13:31,111 --> 00:13:32,811 はい! 106 00:13:35,449 --> 00:13:43,123 何だか 不思議ね。 お前のことを しかっていると➡ 107 00:13:43,123 --> 00:13:47,061 体の中から 元気が わいてくるみたい。 108 00:13:47,061 --> 00:13:51,065 だったらしかってください。 もっともっと しかってください。 109 00:13:51,065 --> 00:13:54,765 まあ。 何を言うかと思ったら。 110 00:13:57,738 --> 00:14:00,407 お前は ホントに ぐうたら息子ですよ。 111 00:14:00,407 --> 00:14:08,082 はい。 さっき ひかるにも 同じこと 言われました。 まあ! 112 00:14:08,082 --> 00:14:16,090 (ひかると絹の笑い声) 113 00:14:16,090 --> 00:14:19,093 秀子。 114 00:14:19,093 --> 00:14:22,093 おかえりなさい 秀子さん。 115 00:14:24,098 --> 00:14:25,798 秀子! 116 00:14:30,104 --> 00:14:33,107 (秀子)あれから 一晩中 ほっつき歩いていたのよ。➡ 117 00:14:33,107 --> 00:14:35,776 何も知らないあの人に もうすぐ 死ぬ運命だと➡ 118 00:14:35,776 --> 00:14:38,779 教えてしまった自分が 情けなくて 腹立たしくて➡ 119 00:14:38,779 --> 00:14:41,782 悩んで 苦しんで…。 それで帰ってきてみたら➡ 120 00:14:41,782 --> 00:14:44,118 みんな楽しそうに 笑ってるじゃないの。 121 00:14:44,118 --> 00:14:47,721 秀子。 帰ってきたわたしがバカをみたわ。 122 00:14:47,721 --> 00:14:52,392 あれじゃ まるで昔の三枝家 そのものよ。 123 00:14:52,392 --> 00:14:55,729 あれが 楽しそうに見えたか? 124 00:14:55,729 --> 00:14:59,066 楽しくて笑ってたんじゃない。 125 00:14:59,066 --> 00:15:05,066 みんな 悲しくてやりきれないから 笑うしかなかったんだよ。 126 00:15:06,740 --> 00:15:11,411 お前を殴ったのは悪かった。 謝る。 127 00:15:11,411 --> 00:15:15,749 猛。 俺は お前を愛そうとした。 128 00:15:15,749 --> 00:15:18,049 お前の愛に 応えようとした。 129 00:15:19,753 --> 00:15:24,758 でも お前をいつも苦しめた。 お前を追い詰めた。 130 00:15:24,758 --> 00:15:27,094 猛だけが悪いんじゃない。 わたしだって。 131 00:15:27,094 --> 00:15:31,765 これ以上 いっしょにいれば お前は ますます不幸になる。 132 00:15:31,765 --> 00:15:36,065 いいの。 それでも わたしは 猛といっしょにいたいの。 133 00:15:38,772 --> 00:15:44,111 もう 終わりにしよう。 134 00:15:44,111 --> 00:15:46,111 そうするのが いちばんいい。 135 00:15:48,048 --> 00:15:51,718 そうよ。 そうなのよ。 136 00:15:51,718 --> 00:15:54,388 やっぱり さっき みんなで わたしのこと 笑ってたのよ。 137 00:15:54,388 --> 00:15:56,723 違う! 「愛そうとした」ですって? 138 00:15:56,723 --> 00:16:00,060 「愛に応えようとした」ですって? ごまかさないで。 139 00:16:00,060 --> 00:16:02,729 ハッキリ言えばいいでしょう。 「初めからひかるを愛してた」って。 140 00:16:02,729 --> 00:16:04,398 秀子。 わたしと別れて➡ 141 00:16:04,398 --> 00:16:06,400 ひかるさんといっしょに 暮らすつもりでしょう。 142 00:16:06,400 --> 00:16:08,735 そうじゃない。 俺は…。 あきらめないわよ。 143 00:16:08,735 --> 00:16:12,335 どんなに 嫌われても わたしは 猛を 愛し続ける! 144 00:16:27,421 --> 00:16:32,759 秀子!? どうした? 秀子! 145 00:16:32,759 --> 00:16:35,762 (秀子)ひかるは 帰ってこないわ。 何だと? 146 00:16:35,762 --> 00:16:38,432 猛といっしょに あの屋敷で 暮らすのよ。 147 00:16:38,432 --> 00:16:41,101 わたし 追い出されたのよ。 ひかると猛が…。 148 00:16:41,101 --> 00:16:44,371 猛は わたしを捨てたわ! ひかるといっしょになるためよ。 149 00:16:44,371 --> 00:16:48,709 みんな楽しそうに笑ってたわ。 猛も ひかるも 文彦さんも。 150 00:16:48,709 --> 00:16:51,044 まるで昔の三枝家みたいよ。 151 00:16:51,044 --> 00:16:53,046 兄貴も わたしも コケにされたんだわ。 152 00:16:53,046 --> 00:16:57,384 大河原の家は 三枝家の笑い者になってたのよ! 153 00:16:57,384 --> 00:17:01,784 ひかる ひかる ひかる…。 154 00:17:04,057 --> 00:17:06,393 お母さま。 僕はやっぱり ここに…。 155 00:17:06,393 --> 00:17:11,064 (絹)いったん こうと決めたら 後ろを振り返ってはなりませんよ。 156 00:17:11,064 --> 00:17:14,735 でも…。 親が先に死ぬのは当たり前です。 157 00:17:14,735 --> 00:17:17,735 何にも 悲しいことなどありませんよ。 158 00:17:20,407 --> 00:17:25,078 お前は お前の力で 生きていくのですよ。➡ 159 00:17:25,078 --> 00:17:32,778 お前自身の三枝家を 築くんです。 分かりましたね。 はい。 160 00:17:40,761 --> 00:17:43,361 お父さまの万年筆です。 161 00:17:45,032 --> 00:17:46,700 お母さま。 162 00:17:46,700 --> 00:17:50,700 (絹)きっと お前の力に なってくれることでしょう。 163 00:17:55,042 --> 00:17:56,742 しっかりね。 164 00:18:16,396 --> 00:18:18,398 ああ…! 奥さま。 お母さま! 165 00:18:18,398 --> 00:18:20,798 奥さま。 お母さま! 奥さま! 166 00:18:22,402 --> 00:18:25,072 (猛)すぐにお医者さまを。 いいんです。 167 00:18:25,072 --> 00:18:29,072 しかし。 猛もここに…。 168 00:18:33,080 --> 00:18:40,080 「光陰矢のごとし」といいます。 アッという間の人生でした。 169 00:18:43,357 --> 00:18:46,757 でも すばらしい人生でした。 170 00:18:49,029 --> 00:18:53,700 たった一つ 悔いがあります。 171 00:18:53,700 --> 00:19:00,707 それは お前たちの気持ちを 知りながら➡ 172 00:19:00,707 --> 00:19:04,007 いっしょにさせて あげられなかったことです。 173 00:19:05,712 --> 00:19:07,312 お母さま。 174 00:19:10,717 --> 00:19:19,726 ひかるの魂と 猛の魂は 生まれる前から➡ 175 00:19:19,726 --> 00:19:24,398 赤い糸で 結ばれていたのです。 176 00:19:24,398 --> 00:19:31,405 神様が与えてくださった 運命なのです。 177 00:19:31,405 --> 00:19:36,076 お前たちが 愛し合っているのを 知りながら➡ 178 00:19:36,076 --> 00:19:44,776 添い遂げさせられなかった。 私を 許してくださいね。 179 00:19:47,354 --> 00:19:54,694 お母さま。 わたしの人生は わたしが選んだ人生です。 180 00:19:54,694 --> 00:19:58,365 後悔は していません。 181 00:19:58,365 --> 00:20:03,065 わたしは 自分の運命を 精一杯生きてます。 182 00:20:05,372 --> 00:20:11,372 ありがとう ひかる。 お母さま。 183 00:20:26,393 --> 00:20:32,732 奥さまは? ずっと わたしたちの ことを気にかけてらしたのね。 184 00:20:32,732 --> 00:20:37,732 胸のつかえが下りたのか 気持ちよさそうにスヤスヤと…。 185 00:20:41,074 --> 00:20:47,374 猛。 わたしが お母さまに 言った言葉に 嘘はありません。 186 00:20:49,683 --> 00:20:53,353 わたしは 大河原勇作の妻として 生きていきます。 187 00:20:53,353 --> 00:20:57,023 はい。 だからお前も 秀子さんと…。 188 00:20:57,023 --> 00:20:58,723 ひかるさん! 189 00:21:06,366 --> 00:21:08,368 あなた…! 190 00:21:08,368 --> 00:21:13,707 ひかると猛。 たとえそれが 神が定めた 運命だとしても➡ 191 00:21:13,707 --> 00:21:16,376 俺は そんな運命 認めやしない。 192 00:21:16,376 --> 00:21:19,379 そんな運命 俺が この手で ぶっつぶしてやる! 193 00:21:19,379 --> 00:21:21,047 あなた やめて。 わたしは あなたと…。 194 00:21:21,047 --> 00:21:22,716 うるさい。 ひかるさん! 195 00:21:22,716 --> 00:21:25,716 猛 やめて! 貴様! 196 00:21:30,056 --> 00:21:32,356 やめて! 二人ともやめて! 197 00:21:37,063 --> 00:21:41,067 えい! これが 貴様の運命だ! 198 00:21:41,067 --> 00:22:00,767 (セミの鳴き声) 199 00:22:06,026 --> 00:22:10,026 ≪(絹)あなた あなた…。 200 00:22:12,032 --> 00:22:16,032 (ひかる)お母さま。 奥さま! お母さま。 奥さま! 201 00:22:20,373 --> 00:22:22,773 お母さま! 奥さま! 202 00:22:39,392 --> 00:22:41,092 お母さま…。 203 00:22:50,737 --> 00:22:56,743 お母さま。 お母さま! 奥さま! お母さま! 204 00:22:56,743 --> 00:23:02,749 (ひかるの泣き声) 205 00:23:02,749 --> 00:23:12,092 ♪ 206 00:23:12,092 --> 00:23:24,771 (ひかるの泣き声) 207 00:23:24,771 --> 00:23:34,114 (ひかるの泣き声) 208 00:23:34,114 --> 00:23:36,449 ひかる。 209 00:23:36,449 --> 00:23:52,732 ♪ 210 00:23:52,732 --> 00:24:02,742 ♪ 211 00:24:02,742 --> 00:24:08,081 <絹の死によって 守るべき者を失った猛は➡ 212 00:24:08,081 --> 00:24:11,751 すべてを捨てて たった一人➡ 213 00:24:11,751 --> 00:24:15,051 この地を去ろうと 決意したのです> 214 00:24:18,758 --> 00:24:23,096 お別れ? ひかるさんとの歴史に お別れしようと思ったんです。 215 00:24:23,096 --> 00:24:26,433 猛は どこ? 教えて! 猛は どこ!? 216 00:24:26,433 --> 00:24:28,768 出て行ったわ! わたしを捨てて。 217 00:24:28,768 --> 00:24:31,438 結婚してください。➡ 218 00:24:31,438 --> 00:24:33,773 わたしの夫になってください。 219 00:24:33,773 --> 00:24:37,773 ひかる。 行くんだ! 220 00:24:40,714 --> 00:24:42,714 ありがとう 秀子。