1 00:01:58,104 --> 00:02:00,106 (備前)新吾! 2 00:02:00,106 --> 00:02:02,108 (お鯉の方)新吾 (吉宗)新吾 3 00:02:02,108 --> 00:02:04,110 (お縫)新吾様! 4 00:02:04,110 --> 00:02:07,113 (綾姫)新吾様! (庄三郎・多門)新吾様! 5 00:02:07,113 --> 00:02:09,115 (頼安)新吾! 6 00:02:09,115 --> 00:02:22,128 (人々)新吾 新吾 新吾様 新吾 新吾… 7 00:02:22,128 --> 00:02:31,137 ♬~ 8 00:02:31,137 --> 00:02:33,139 (新吾)だーっ! 9 00:02:33,139 --> 00:02:41,147 ♬~ 10 00:02:41,147 --> 00:02:47,153 <いかなる星の下に生まれけむ 親を知らない みなしご一人> 11 00:02:47,153 --> 00:02:51,157 <時は享保 所は武州> 12 00:02:51,157 --> 00:02:54,160 <葵の花と咲きいでし➡ 13 00:02:54,160 --> 00:02:58,160 青年 新吾は剣にたつ!> 14 00:03:02,101 --> 00:03:05,104 (新吾)母上! 15 00:03:05,104 --> 00:03:25,124 ♬~ 16 00:03:25,124 --> 00:03:45,144 ♬~ 17 00:03:45,144 --> 00:04:05,097 ♬~ 18 00:04:05,097 --> 00:04:17,097 ♬~ 19 00:04:28,120 --> 00:04:32,124 <老中 井上河内の 巧みな罠にはまり➡ 20 00:04:32,124 --> 00:04:36,128 新吾は 護国寺境内における つじ斬りの罪で➡ 21 00:04:36,128 --> 00:04:40,132 寺社奉行に捕らえられたのです> 22 00:04:40,132 --> 00:04:44,136 <将軍ゆえに苦悩する父 吉宗> 23 00:04:44,136 --> 00:04:48,140 <相見ぬ我が子への思慕に泣く お鯉の方> 24 00:04:48,140 --> 00:04:54,146 <やがて 新吾の身は許されて 自源流 江戸道場に戻りました> 25 00:04:54,146 --> 00:05:00,146 <将軍との親子対面は 無期延期と発表されました> 26 00:05:02,088 --> 00:05:06,092 御自分のなさってることがどんなに みんなを悲しませているか➡ 27 00:05:06,092 --> 00:05:09,095 御存じですか 28 00:05:09,095 --> 00:05:12,098 聞いていらっしゃるんですか 29 00:05:12,098 --> 00:05:16,102 どこへいらっしゃるんです 新吾様 新吾様 30 00:05:16,102 --> 00:05:20,106 もう言うな 私だってつらいんだ 31 00:05:20,106 --> 00:05:23,106 おつらいのは お方様の方です 32 00:05:26,112 --> 00:05:28,114 晴れて会えると楽しんでいたのに 33 00:05:28,114 --> 00:05:31,117 人を斬って 上様のお怒りに触れようとは➡ 34 00:05:31,117 --> 00:05:34,117 どこまで縁の薄い母と子か 35 00:05:36,122 --> 00:05:38,124 そうおっしゃって➡ 36 00:05:38,124 --> 00:05:40,126 それっきり 一間にお籠もりになったっきり➡ 37 00:05:40,126 --> 00:05:43,129 お食事もお取りにならず➡ 38 00:05:43,129 --> 00:05:46,132 泣き暮らして いらっしゃるんですよ 39 00:05:46,132 --> 00:05:48,134 申し訳ない 40 00:05:48,134 --> 00:05:50,134 おわびのしようもない 41 00:05:54,140 --> 00:05:56,140 会いたかった 42 00:05:59,078 --> 00:06:02,081 あれほど申し上げておいたのに➡ 43 00:06:02,081 --> 00:06:05,084 ないしょで 道場を抜け出されるなんて 44 00:06:05,084 --> 00:06:09,088 大体 あの綾姫って人に 同情なさりすぎるんですよ 45 00:06:09,088 --> 00:06:11,090 あの人のこと どこまで本当か分かりゃしない 46 00:06:11,090 --> 00:06:13,092 ≪(多門)新吾様 47 00:06:13,092 --> 00:06:16,095 (多門) 新吾様 綾姫様が来ておられます 48 00:06:16,095 --> 00:06:19,098 えっ えっ? 49 00:06:19,098 --> 00:06:21,100 綾姫が 50 00:06:21,100 --> 00:06:23,102 火急の御用だそうだ すぐに行ってあげなさい 51 00:06:23,102 --> 00:06:25,104 はい 52 00:06:25,104 --> 00:06:27,106 (お縫)あっ 新吾様 (多門)これこれこれ 53 00:06:27,106 --> 00:06:29,108 どいてください 綾姫様に 申し上げたいことがあるんです 54 00:06:29,108 --> 00:06:31,110 そなたは ここにいた方がよかろう うん? 55 00:06:31,110 --> 00:06:33,112 なぜでしょう どうして私が ここにいなければいけないんです 56 00:06:33,112 --> 00:06:36,115 やきもちというのは みっともいいもんじゃないからの 57 00:06:36,115 --> 00:06:39,118 まあ! みんなで みんなで私をばかに… 58 00:06:39,118 --> 00:06:41,120 (お縫の泣き声) (多門)なにもそう➡ 59 00:06:41,120 --> 00:06:45,124 泣きださなくても これ これこれ (お縫の泣き声) 60 00:06:45,124 --> 00:06:49,128 「井上河内は相役の老中故 秘密をあばくのも心苦しく➡ 61 00:06:49,128 --> 00:06:52,131 不問のまま 今日に及んだが➡ 62 00:06:52,131 --> 00:06:56,135 まさか罪をわたしにかぶせるとは 思いもよらず」 63 00:06:56,135 --> 00:07:01,073 姫 では佐渡の新金を盗んだ 真犯人は老中の井上河内 64 00:07:01,073 --> 00:07:03,075 そうなのです だから井上河内は➡ 65 00:07:03,075 --> 00:07:07,079 私が新吾様を通じて 上様に 再吟味をお願いするのを恐れ➡ 66 00:07:07,079 --> 00:07:11,083 御対面を妨げようとして 新吾様を罠に陥れたのです 67 00:07:11,083 --> 00:07:13,083 えっ 68 00:07:18,090 --> 00:07:24,096 新吾様 私 あしたから 井上河内の屋敷へ参ります 69 00:07:24,096 --> 00:07:27,099 つてがあったのを幸いに 腰元に上がることになったのです 70 00:07:27,099 --> 00:07:29,101 姫 それは危険です 71 00:07:29,101 --> 00:07:31,103 もしあなたの身に 万一のことがあっては 72 00:07:31,103 --> 00:07:36,108 いいえ 父が罪人になるかどうかの 瀬戸際なんです 73 00:07:36,108 --> 00:07:40,112 私には これがあります 74 00:07:40,112 --> 00:07:43,115 賜ったこのお刀を新吾様と思い➡ 75 00:07:43,115 --> 00:07:47,119 証拠をつかむまでは 生きて帰らぬ覚悟でございます 76 00:07:47,119 --> 00:07:49,121 姫 77 00:07:49,121 --> 00:07:51,123 新吾様 78 00:07:51,123 --> 00:08:04,069 ♬~ 79 00:08:04,069 --> 00:08:06,071 御免ください 80 00:08:06,071 --> 00:08:08,071 姫! 81 00:08:16,081 --> 00:08:19,084 新吾様 82 00:08:19,084 --> 00:08:21,084 聞いたか 83 00:08:24,089 --> 00:08:28,093 私 綾姫様を誤解していたんです 84 00:08:28,093 --> 00:08:32,093 あの人は 父を救おうと命懸けなんだ 85 00:08:35,100 --> 00:08:39,104 おじさん 姫を見過ごしにはできません 86 00:08:39,104 --> 00:08:43,108 井上河内は私にとっても 御対面を妨げた憎むべき敵です 87 00:08:43,108 --> 00:08:45,108 (庄三郎)分かっています 88 00:08:47,112 --> 00:08:49,114 私にも考えがあるのだ 89 00:08:49,114 --> 00:09:09,068 ♬~ 90 00:09:09,068 --> 00:09:17,076 ♬~ 91 00:09:17,076 --> 00:09:23,082 (源八郎)もはや 新金紛失事件の 再吟味はございますまい 92 00:09:23,082 --> 00:09:27,082 (源八郎)全ては 御老中のおぼし召しどおりかと 93 00:09:31,090 --> 00:09:35,094 (源八郎)畏れながら かくなりましたるうえは➡ 94 00:09:35,094 --> 00:09:39,098 かねてお約束の仕官の儀 何とぞ… 95 00:09:39,098 --> 00:09:41,100 (河内守)しっ! 96 00:09:41,100 --> 00:09:44,100 誰かが聞いておる 97 00:09:49,108 --> 00:09:53,112 (源八郎)誰だ あっ➡ 98 00:09:53,112 --> 00:09:55,112 えい! 99 00:09:57,049 --> 00:10:00,049 (源八郎)くっ… おのれ 100 00:10:12,064 --> 00:10:16,064 (河内守)何者だ (源八郎)はっ 心当たりが 101 00:10:19,071 --> 00:10:22,074 そちは顔を見られたな 102 00:10:22,074 --> 00:10:24,076 ご… 御前 103 00:10:24,076 --> 00:10:27,079 江戸には置けん 104 00:10:27,079 --> 00:10:31,083 武州 羽生にある おいの長正の陣屋へ行け 105 00:10:31,083 --> 00:10:35,087 し… しかし 106 00:10:35,087 --> 00:10:37,089 はっ… 107 00:10:37,089 --> 00:10:39,089 ははっ 108 00:10:45,097 --> 00:10:49,101 <武州 羽生には 井上河内のおいに当たる➡ 109 00:10:49,101 --> 00:10:53,105 井上遠江守陣屋があります> 110 00:10:53,105 --> 00:10:56,108 <江戸から身を隠した 瀬田源八郎は➡ 111 00:10:56,108 --> 00:11:00,108 その陣屋に かくまわれていたのです> 112 00:11:08,053 --> 00:11:13,058 (源八郎)故あって 当分 御当家にお世話になる➡ 113 00:11:13,058 --> 00:11:17,062 瀬田源八郎と申す者です 114 00:11:17,062 --> 00:11:20,065 滞在中 剣の修行に励みたく➡ 115 00:11:20,065 --> 00:11:25,065 よろしく御教導のほど お願い申し上げます 116 00:11:27,072 --> 00:11:47,092 ♬~ 117 00:11:47,092 --> 00:11:52,097 ♬~ 118 00:11:52,097 --> 00:11:58,103 (一真)貴殿の額には刀痕がある 119 00:11:58,103 --> 00:12:01,106 わざと浅手にとどめた 120 00:12:01,106 --> 00:12:03,108 えっ? 121 00:12:03,108 --> 00:12:05,110 ただの相手ではあるまい 122 00:12:05,110 --> 00:12:09,114 いえ これは… ちと子細がありまして 123 00:12:09,114 --> 00:12:13,118 理由いきさつは問わぬ 124 00:12:13,118 --> 00:12:15,120 相手の名が聞きたい 125 00:12:15,120 --> 00:12:18,123 いや それが… 126 00:12:18,123 --> 00:12:22,123 取るに足らぬ自源流の剣士で 127 00:12:25,130 --> 00:12:28,130 自源流? 128 00:12:30,135 --> 00:12:34,135 自源流… 129 00:12:39,144 --> 00:12:43,148 貴公を斬ったのは 葵 新吾だ 130 00:12:43,148 --> 00:12:48,148 えっ ど… どうして先生にそれが 131 00:12:50,155 --> 00:12:55,160 自源流は この一真が生涯の敵 132 00:12:55,160 --> 00:12:57,160 見ろ! 133 00:13:04,102 --> 00:13:12,102 20年の昔 自源流流祖 真崎備前より受けた傷だ 134 00:13:14,112 --> 00:13:19,117 俺は自源流を倒すために 生きておる 135 00:13:19,117 --> 00:13:22,117 倒さずにはおかん 136 00:13:27,125 --> 00:13:47,145 ♬~ 137 00:13:47,145 --> 00:13:56,145 ♬~ 138 00:14:01,093 --> 00:14:05,093 何者だ なぜ邪魔をする 139 00:14:15,107 --> 00:14:17,109 武田一真 140 00:14:17,109 --> 00:14:19,111 一真 141 00:14:19,111 --> 00:14:21,111 先生 142 00:14:25,117 --> 00:14:28,117 その若いのが葵 新吾か 143 00:14:30,122 --> 00:14:33,125 我々に何の用だ 144 00:14:33,125 --> 00:14:39,131 (一真)貴公たちこそ何の用があって この羽生へやって来た➡ 145 00:14:39,131 --> 00:14:43,135 俺が言おう 貴公たちの捜しておるのは➡ 146 00:14:43,135 --> 00:14:46,135 眉間に傷のある雄犬一匹 147 00:14:48,140 --> 00:14:52,144 なぜだ なぜそれを知っている 148 00:14:52,144 --> 00:14:55,147 ハハハ… 149 00:14:55,147 --> 00:14:57,082 欲しくば渡してもよい 150 00:14:57,082 --> 00:15:00,085 ただし ただでは渡さん 151 00:15:00,085 --> 00:15:03,088 多門 152 00:15:03,088 --> 00:15:06,091 貴公も自源流十傑の1人 153 00:15:06,091 --> 00:15:09,094 立ち合って腕で取れ 154 00:15:09,094 --> 00:15:11,096 何? 155 00:15:11,096 --> 00:15:13,098 時刻は今日の暮れ六つ 156 00:15:13,098 --> 00:15:15,100 場所は大利根 戸田の河原 157 00:15:15,100 --> 00:15:18,103 待っておるぞ 158 00:15:18,103 --> 00:15:20,105 待て! 159 00:15:20,105 --> 00:15:22,105 とう! 160 00:15:29,114 --> 00:15:48,133 ♬~ 161 00:15:48,133 --> 00:15:52,137 自源流の剣士とみれば 戦いを挑み➡ 162 00:15:52,137 --> 00:15:57,075 これを倒すのを目的として 諸国を流浪していると聞いたが 163 00:15:57,075 --> 00:15:59,077 羽生にいたとは 164 00:15:59,077 --> 00:16:03,081 先生 放生一真流は 希代の邪剣と聞いております 165 00:16:03,081 --> 00:16:05,083 大先生のお許しもなく 166 00:16:05,083 --> 00:16:07,085 言うな 167 00:16:07,085 --> 00:16:09,087 私は戦う 168 00:16:09,087 --> 00:16:11,087 戦って勝つ 169 00:16:17,095 --> 00:16:20,098 新吾様 170 00:16:20,098 --> 00:16:23,101 私が命を懸けてお見せする 真剣勝負です 171 00:16:23,101 --> 00:16:26,104 しかと目を見開いて お見届けください 172 00:16:26,104 --> 00:16:28,104 先生! 先生 173 00:16:30,108 --> 00:16:36,108 (鐘の音) 174 00:16:39,117 --> 00:16:48,126 (源八郎のもがく声) 175 00:16:48,126 --> 00:16:56,126 (鐘の音) 176 00:16:58,069 --> 00:17:01,072 (鐘の音) 177 00:17:01,072 --> 00:17:04,072 (久太夫)何 武田一真が源八郎を? 178 00:17:07,078 --> 00:17:14,078 (鐘の音) 179 00:17:16,087 --> 00:17:18,089 (源八郎のもがく声) 180 00:17:18,089 --> 00:17:22,093 縄を解け 解いてくれ! 181 00:17:22,093 --> 00:17:24,093 やっ! 182 00:17:33,104 --> 00:17:36,107 抜け 183 00:17:36,107 --> 00:17:38,109 手出しは許さん 184 00:17:38,109 --> 00:17:40,109 下がっておれ 185 00:17:46,117 --> 00:18:06,071 ♬~ 186 00:18:06,071 --> 00:18:26,091 ♬~ 187 00:18:26,091 --> 00:18:46,111 ♬~ 188 00:18:46,111 --> 00:18:50,115 ♬~ 189 00:18:50,115 --> 00:18:52,117 (多門・一真)やー! 190 00:18:52,117 --> 00:19:12,070 ♬~ 191 00:19:12,070 --> 00:19:28,086 ♬~ 192 00:19:28,086 --> 00:19:30,088 ほれ 193 00:19:30,088 --> 00:19:32,090 ほれい 194 00:19:32,090 --> 00:19:47,105 ♬~ 195 00:19:47,105 --> 00:19:49,105 (銃声) (一真)あっ 196 00:19:53,111 --> 00:19:56,114 井上家留守居役 野村久太夫 領内でのろうぜきは許さん 197 00:19:56,114 --> 00:19:59,114 召し捕れ (捕り方たち)はっ 198 00:20:02,053 --> 00:20:05,056 おお 新吾たちを 199 00:20:05,056 --> 00:20:09,060 はい 恐らく源八郎の所在を嗅ぎつけ➡ 200 00:20:09,060 --> 00:20:11,062 羽生へ来たものかと 201 00:20:11,062 --> 00:20:17,068 とりあえず 座敷牢に閉じ込め 急ぎ お知らせに駆けつけました 202 00:20:17,068 --> 00:20:21,072 またとない機会じゃ 203 00:20:21,072 --> 00:20:23,074 消えていただこう 204 00:20:23,074 --> 00:20:27,078 仮にも 相手は将軍の御長子 205 00:20:27,078 --> 00:20:29,080 それが目障りなのだ (久太夫)いや しかし➡ 206 00:20:29,080 --> 00:20:32,083 万一 発覚しましたそのときは 207 00:20:32,083 --> 00:20:36,087 災難に遭われたとしたら… 208 00:20:36,087 --> 00:20:40,091 お気の毒だが 致し方あるまい 209 00:20:40,091 --> 00:20:42,093 災難? 210 00:20:42,093 --> 00:20:46,097 たかが羽生1万石の陣屋だ 211 00:20:46,097 --> 00:20:50,101 灰にしても惜しくはあるまい 212 00:20:50,101 --> 00:20:52,103 灰に? 213 00:20:52,103 --> 00:20:56,103 ≪(河内守)そうだ 灰にするんだ 214 00:21:02,047 --> 00:21:07,052 先生 先ほどから陣屋の中が いやに騒々しいようですが 215 00:21:07,052 --> 00:21:09,054 気付いておる 216 00:21:09,054 --> 00:21:12,057 我々に関わりがあるのかもしれん 217 00:21:12,057 --> 00:21:14,059 どうするつもりでしょう 218 00:21:14,059 --> 00:21:16,059 まさか 219 00:21:21,066 --> 00:21:25,070 早くしろ 早く さあ 早くいたせ➡ 220 00:21:25,070 --> 00:21:29,074 ほれ 油をかけろ もっと油をかけろ 221 00:21:29,074 --> 00:21:32,077 あ~ もっとかけろ おい 早くもっとかけろ 222 00:21:32,077 --> 00:21:35,080 おい もっと あ~ 早く➡ 223 00:21:35,080 --> 00:21:37,082 もっとかけろ➡ 224 00:21:37,082 --> 00:21:40,085 何物も残さんように 焼き払うんじゃ➡ 225 00:21:40,085 --> 00:21:42,087 よいな 早く➡ 226 00:21:42,087 --> 00:21:48,093 かけろ 早くもっと 早く もっともっと かけろ➡ 227 00:21:48,093 --> 00:21:51,096 早く 早くもっとかけろ 228 00:21:51,096 --> 00:22:04,109 ♬~ 229 00:22:04,109 --> 00:22:07,109 (綾姫)はっ! あっ 230 00:22:29,134 --> 00:22:32,137 おい 231 00:22:32,137 --> 00:22:35,140 おい! 232 00:22:35,140 --> 00:22:37,140 (綾姫)はい 233 00:22:47,152 --> 00:22:49,154 (綾姫)うっ!➡ 234 00:22:49,154 --> 00:22:51,154 あっ 235 00:22:56,161 --> 00:22:59,097 留守居役の話では➡ 236 00:22:59,097 --> 00:23:05,097 江戸の井上河内の屋敷から 逃げた腰元がおるという 237 00:23:14,112 --> 00:23:21,119 阿波へ流された前の老中 安藤対馬には➡ 238 00:23:21,119 --> 00:23:26,124 小太刀を使う姫がいたと聞いた 239 00:23:26,124 --> 00:23:29,124 火を付けろ 付けろ (武士たち)はっ 240 00:23:36,134 --> 00:23:41,139 ≪(火の燃える音) 241 00:23:41,139 --> 00:23:44,142 あれは何だ 何の音だ 242 00:23:44,142 --> 00:23:46,144 ≪(火の燃える音) 243 00:23:46,144 --> 00:23:48,146 火事だ 火の燃える音です 244 00:23:48,146 --> 00:23:51,149 何? 245 00:23:51,149 --> 00:23:54,152 妙に人声がしなくなりましたが 246 00:23:54,152 --> 00:24:00,091 これは… 計画的な焼き打ちです 我々を焼き殺そうというのだ 247 00:24:00,091 --> 00:24:02,093 先生 248 00:24:02,093 --> 00:24:10,101 ≪(火の燃える音) 249 00:24:10,101 --> 00:24:12,103 あっ 250 00:24:12,103 --> 00:24:21,112 ≪(火の燃える音) 251 00:24:21,112 --> 00:24:24,112 (綾姫)あっ 煙が! 252 00:24:28,119 --> 00:24:30,121 (綾姫)ひきょう者! 火事のせいにして➡ 253 00:24:30,121 --> 00:24:33,121 新吾様を焼き殺すんですね!? 254 00:24:36,127 --> 00:24:38,129 ≪(武士)先生! 255 00:24:38,129 --> 00:24:41,129 ≪(武士)先生 屋敷に火が回ります 早く立ち退いてください! 256 00:24:46,137 --> 00:24:48,139 どうだ 外れるか 257 00:24:48,139 --> 00:24:50,141 駄目です 先生 258 00:24:50,141 --> 00:24:52,143 先生 牢格子を 259 00:24:52,143 --> 00:24:54,145 よし 260 00:24:54,145 --> 00:25:01,085 (一同の力む声) 261 00:25:01,085 --> 00:25:08,092 (せきこみ) 262 00:25:08,092 --> 00:25:11,095 新吾様 (庄三郎)新吾様 大丈夫ですか 263 00:25:11,095 --> 00:25:13,097 大丈夫です よ~し 264 00:25:13,097 --> 00:25:16,100 (一同の力む声) 265 00:25:16,100 --> 00:25:21,105 (一同のせきこみ) 266 00:25:21,105 --> 00:25:24,108 (庄三郎)先生 (多門)庄三郎 267 00:25:24,108 --> 00:25:27,111 (一同のせきこみ) 268 00:25:27,111 --> 00:25:29,111 あっ 269 00:25:34,118 --> 00:25:36,120 一真 270 00:25:36,120 --> 00:25:54,138 ♬~ 271 00:25:54,138 --> 00:25:56,138 とう! 272 00:26:07,085 --> 00:26:09,087 出ろ 273 00:26:09,087 --> 00:26:12,090 待て! 274 00:26:12,090 --> 00:26:15,093 待て! (綾姫)新吾様 新吾様 275 00:26:15,093 --> 00:26:17,095 待ってくれ! 276 00:26:17,095 --> 00:26:21,099 待て 待ってくれ 277 00:26:21,099 --> 00:26:23,101 聞きたい 278 00:26:23,101 --> 00:26:26,104 なぜ私たちを助けた 279 00:26:26,104 --> 00:26:28,104 その答えは 280 00:26:32,110 --> 00:26:35,110 いずれ剣がする 281 00:26:42,120 --> 00:26:46,124 <煙の中に没し去った 一真の後ろ姿が➡ 282 00:26:46,124 --> 00:26:51,129 いつまでも新吾の胸に 焼き付いて離れなかったのです> 283 00:26:51,129 --> 00:26:56,134 <いつの日か この男が大いなる剣の敵として➡ 284 00:26:56,134 --> 00:27:01,072 自分の前に立ちはだかる日が あるに違いない> 285 00:27:01,072 --> 00:27:07,072 <不思議な予感が 新吾に そう告げているのでした> 286 00:27:15,086 --> 00:27:35,106 ♬~ 287 00:27:35,106 --> 00:27:37,106 ♬~