1 00:01:28,032 --> 00:01:35,039 ♬~ 2 00:01:35,039 --> 00:01:37,039 (大三郎)うわっ! 3 00:01:50,054 --> 00:02:10,074 ♬~ 4 00:02:10,074 --> 00:02:30,027 ♬~ 5 00:02:30,027 --> 00:02:50,047 ♬~ 6 00:02:50,047 --> 00:03:05,047 ♬~ 7 00:03:14,071 --> 00:03:26,083 (次郎左の笑い声) 8 00:03:26,083 --> 00:03:28,018 (次郎左)どうだ 9 00:03:28,018 --> 00:03:34,024 (次郎左たちの笑い声) 10 00:03:34,024 --> 00:03:36,024 (次郎左)へい! へい! 11 00:03:38,028 --> 00:03:41,031 (次郎左たちの笑い声) 12 00:03:41,031 --> 00:03:45,035 (次郎左)来い 来るんだ 13 00:03:45,035 --> 00:03:48,038 ≪ 待て 14 00:03:48,038 --> 00:03:50,040 その娘を放せ 15 00:03:50,040 --> 00:03:52,042 (次郎左)何? 16 00:03:52,042 --> 00:03:55,042 天日を恐れぬか 非道は許さんぞ 17 00:03:57,047 --> 00:04:00,050 どこから迷い込んだ旅人だ 18 00:04:00,050 --> 00:04:02,050 命があるうちにうせろ 19 00:04:05,055 --> 00:04:09,059 (次郎左たちの笑い声) 20 00:04:09,059 --> 00:04:12,059 (頼安) その方たち ただの野盗ではないな 21 00:04:14,064 --> 00:04:18,068 面白い 鷲尾兄弟を 相手にするというのか➡ 22 00:04:18,068 --> 00:04:20,068 よーし 23 00:04:28,012 --> 00:04:30,014 (次郎左)おのれ (大三郎)虎四郎! 24 00:04:30,014 --> 00:04:50,034 ♬~ 25 00:04:50,034 --> 00:05:05,049 ♬~ 26 00:05:05,049 --> 00:05:07,051 (大三郎・次郎左)あ… 兄者 27 00:05:07,051 --> 00:05:09,051 (軍太夫)どけ 未熟者めが 28 00:05:30,007 --> 00:05:38,007 (笑い声) 29 00:05:54,031 --> 00:05:56,031 (頼安)わっ! 30 00:06:06,043 --> 00:06:09,046 (新吾)この付近の山中で 消息を絶ったのだ 31 00:06:09,046 --> 00:06:12,049 (男性)さあ? そんな旅人さんの姿 見かけなかっただよ 32 00:06:12,049 --> 00:06:16,053 あの山の向こうに 人里はないのか? 33 00:06:16,053 --> 00:06:20,057 山奥に小せえ 落人部落があるっつう話だが➡ 34 00:06:20,057 --> 00:06:22,059 誰も近づいた者はねえだよ 35 00:06:22,059 --> 00:06:26,063 そりゃ 険しい山ん中だ 何が出てくるやら… 36 00:06:26,063 --> 00:06:29,063 まあまあ やめといた方がええだ 37 00:06:32,002 --> 00:06:47,002 ♬~ 38 00:06:49,019 --> 00:07:02,032 ♬~ 39 00:07:02,032 --> 00:07:06,036 (桔梗)この辺りは あまり人の立ち入らぬ山里➡ 40 00:07:06,036 --> 00:07:10,040 何用あって おいでになりました? 41 00:07:10,040 --> 00:07:12,042 もしや この山中で➡ 42 00:07:12,042 --> 00:07:15,045 道に踏み迷った 旅人を お見かけではなかったでしょうか? 43 00:07:15,045 --> 00:07:18,048 (桔梗)旅人? あなたは… 44 00:07:18,048 --> 00:07:20,050 見らるるとおり 旅の武芸者 45 00:07:20,050 --> 00:07:23,050 その者は 私のゆかりの者です 46 00:07:25,055 --> 00:07:26,990 おいでなさい 47 00:07:26,990 --> 00:07:47,010 ♬~ 48 00:07:47,010 --> 00:07:57,020 ♬~ 49 00:07:57,020 --> 00:08:01,024 あれが私たちの住む 茜の里です 50 00:08:01,024 --> 00:08:05,024 では うわさに聞いた落人部落 51 00:08:08,031 --> 00:08:11,031 (しのぶ)姫様 おかえりなさいませ 52 00:08:17,040 --> 00:08:20,043 心配はいりませぬ 奥へお通ししなさい 53 00:08:20,043 --> 00:08:22,043 (しのぶ)はい 54 00:08:25,048 --> 00:08:27,985 (頼安)あ… 叔父上 55 00:08:27,985 --> 00:08:31,989 新吾 よくここが分かったな 56 00:08:31,989 --> 00:08:33,991 一体 どうなさったというのです ああ… 57 00:08:33,991 --> 00:08:38,991 面目ないが 不覚を取って 谷へ落ち 足をくじいた 58 00:08:44,001 --> 00:08:46,003 (桔梗)御気分は? (頼安)ああ 59 00:08:46,003 --> 00:08:48,005 おかげで だいぶ楽になりました 60 00:08:48,005 --> 00:08:52,009 あっ これは おいの新吾です 61 00:08:52,009 --> 00:08:57,009 桔梗と申します 弟の喬之介です 62 00:08:59,016 --> 00:09:01,018 叔父が大変お世話に (桔梗)いえ➡ 63 00:09:01,018 --> 00:09:06,023 この方は里の娘を山の兄弟から 守ってくださったのです 64 00:09:06,023 --> 00:09:08,025 山の兄弟? 65 00:09:08,025 --> 00:09:12,029 近頃 この裏山に住み着いた 4人の兄弟があります 66 00:09:12,029 --> 00:09:15,032 長男の鷲尾軍太夫を頭に➡ 67 00:09:15,032 --> 00:09:17,034 そろいもそろって 凶悪な者たちばかり 68 00:09:17,034 --> 00:09:20,037 昔から 争い一つない この茜の里を➡ 69 00:09:20,037 --> 00:09:22,039 暗い不安に陥れています 70 00:09:22,039 --> 00:09:25,042 そのうちの1人は私が斬ったが 残る3人➡ 71 00:09:25,042 --> 00:09:27,978 特に軍太夫という男は 侮り難い腕だ 72 00:09:27,978 --> 00:09:29,980 ≪(しのぶ)大変です! 大変です 73 00:09:29,980 --> 00:09:31,982 山の兄弟が あなた様をかくまってるのを➡ 74 00:09:31,982 --> 00:09:33,984 感づいて乗り込んできました (頼安)何? 75 00:09:33,984 --> 00:09:35,986 ≪(次郎左)出てこい! 誰もおらんのか! 76 00:09:35,986 --> 00:09:38,989 ≪(大三郎) 出てこんと踏み倒すぞ! 77 00:09:38,989 --> 00:09:40,991 叔父上 私が出ましょう なりませぬ 78 00:09:40,991 --> 00:09:44,991 喬之介 そなたが出て追い返しなさい 79 00:09:46,997 --> 00:09:48,999 (喬之介)はい 80 00:09:48,999 --> 00:09:52,002 どうしたのです そなたは この館のあるじ 81 00:09:52,002 --> 00:09:54,004 やがては 里のおさにならねばならぬ 82 00:09:54,004 --> 00:09:57,007 勇気をお出しなさい 83 00:09:57,007 --> 00:10:01,007 私も行ってあげます おいでなさい 84 00:10:05,015 --> 00:10:07,017 旅人がいるだろう 85 00:10:07,017 --> 00:10:10,020 やつは 弟の敵だ 渡してもらおう 86 00:10:10,020 --> 00:10:15,025 あれは 当家の客 お渡しはできませぬ 87 00:10:15,025 --> 00:10:18,028 (次郎左)うん? (桔梗)第一➡ 88 00:10:18,028 --> 00:10:20,030 そなたたちのいる 裏山は➡ 89 00:10:20,030 --> 00:10:22,032 御領主に許された 我らの土地 90 00:10:22,032 --> 00:10:25,035 これ以上 無法をはたらくなら 立ち退くがよい 91 00:10:25,035 --> 00:10:30,974 ほほう これは気のキツい 御挨拶だな (大三郎)ウヘヘ… 92 00:10:30,974 --> 00:10:33,977 村長の家と思って 顔を立てていたが➡ 93 00:10:33,977 --> 00:10:35,979 そんなら こっちにも出ようがあるぞ 94 00:10:35,979 --> 00:10:39,983 (大三郎)ハハハ… 兄者は 気が立って困っているのよ 95 00:10:39,983 --> 00:10:42,986 嫁御に来やれ! (桔梗)無礼者! 96 00:10:42,986 --> 00:10:44,988 何をいたす 無礼者め 97 00:10:44,988 --> 00:10:50,994 うん? ハハハ 今度はきれいな若様のお出ましか 98 00:10:50,994 --> 00:10:54,998 家で ままごとでもしていろ けがをするぞ 99 00:10:54,998 --> 00:10:58,001 (大三郎・次郎左の笑い声) 100 00:10:58,001 --> 00:11:00,003 おのれ… 101 00:11:00,003 --> 00:11:03,006 抜くか? 102 00:11:03,006 --> 00:11:05,006 抜く気かよ 103 00:11:07,010 --> 00:11:09,012 抜いてみろ 104 00:11:09,012 --> 00:11:12,015 抜いたが最後 命はないぞ 105 00:11:12,015 --> 00:11:14,015 わっ! 106 00:11:16,019 --> 00:11:19,022 おとなしく立ち去れば 見逃してもよい 107 00:11:19,022 --> 00:11:22,025 何? 何者だ おのれは! 108 00:11:22,025 --> 00:11:25,028 見るとおり 旅の武芸者 109 00:11:25,028 --> 00:11:27,028 うん? 110 00:11:29,032 --> 00:11:32,032 やるか? ≪(軍太夫)待て! 111 00:11:35,038 --> 00:11:37,038 あ… 兄者 112 00:11:41,044 --> 00:11:45,044 今日は 虎四郎の初七日 殺生はやめろ (次郎左)へい 113 00:11:50,053 --> 00:11:52,053 (大三郎)やーっ! 114 00:11:54,057 --> 00:11:56,059 う… うわ… 115 00:11:56,059 --> 00:11:58,061 恥知らずが! 116 00:11:58,061 --> 00:12:00,063 (大三郎)ギャッ! 117 00:12:00,063 --> 00:12:07,070 (大三郎の叫び声) 118 00:12:07,070 --> 00:12:09,072 (大三郎)痛え! 119 00:12:09,072 --> 00:12:14,077 (大三郎の叫び声) 120 00:12:14,077 --> 00:12:17,077 若いの いずれ礼はするぞ 121 00:12:26,089 --> 00:12:28,024 弟に もしものことがあれば… 122 00:12:28,024 --> 00:12:30,026 ありがとうございました 123 00:12:30,026 --> 00:12:33,029 ハハッ いや… 124 00:12:33,029 --> 00:12:36,032 私たちは平家の末といわれ➡ 125 00:12:36,032 --> 00:12:39,035 御領主から この土地を認められて どうにか生きていますが➡ 126 00:12:39,035 --> 00:12:44,040 国境に水源地がありますので 隣国に狙われているのです 127 00:12:44,040 --> 00:12:46,042 隣国から 128 00:12:46,042 --> 00:12:49,045 あの山の兄弟も 多分 私たちに 土地を捨てさせるために➡ 129 00:12:49,045 --> 00:12:52,048 隣国から よこされた者たちかと 130 00:12:52,048 --> 00:12:57,053 私たちの里は 私たちの手で 守るより他はないのです 131 00:12:57,053 --> 00:13:01,057 弟は この里のために 強くなってほしいのです 132 00:13:01,057 --> 00:13:21,077 ♬~ 133 00:13:21,077 --> 00:13:32,022 ♬~ 134 00:13:32,022 --> 00:13:35,025 見事 135 00:13:35,025 --> 00:13:39,029 いや 見事だ 136 00:13:39,029 --> 00:13:41,031 あなたが これほど 剣を使われるとは➡ 137 00:13:41,031 --> 00:13:43,033 夢にも思わなかった 138 00:13:43,033 --> 00:13:46,036 いや… 駄目なのです 139 00:13:46,036 --> 00:13:49,039 いざ 人と本気で戦うとなると➡ 140 00:13:49,039 --> 00:13:52,039 私は どうしても おじけづいてしまうのです 141 00:13:54,044 --> 00:13:59,049 実際の役に立たない 剣なのです 142 00:13:59,049 --> 00:14:03,053 そんなことはない それは剣より 心の問題でしょう 143 00:14:03,053 --> 00:14:06,056 心? 144 00:14:06,056 --> 00:14:08,058 うん 145 00:14:08,058 --> 00:14:12,062 ハハハ 珍しい流儀ですが どなたに? 146 00:14:12,062 --> 00:14:15,065 鞍馬古流 父に習いました 147 00:14:15,065 --> 00:14:17,067 ほう 父上 148 00:14:17,067 --> 00:14:24,074 私の父は ふと道に踏み迷って この里に来た➡ 149 00:14:24,074 --> 00:14:27,010 旅の武芸者だったのです 150 00:14:27,010 --> 00:14:33,016 私たちの母は やがてその武芸者に 心引かれるようになり➡ 151 00:14:33,016 --> 00:14:39,022 ある夜 その武芸者のために 香をたいたのです 152 00:14:39,022 --> 00:14:42,025 香をたく? この里の古い習わしです 153 00:14:42,025 --> 00:14:44,027 心寄せる人の部屋に➡ 154 00:14:44,027 --> 00:14:47,030 祖先から伝わる きゃらの香木をたいて➡ 155 00:14:47,030 --> 00:14:49,032 思いを訴えるのです 156 00:14:49,032 --> 00:14:55,038 父は とうとうこの里にとどまって 骨をうずめました 157 00:14:55,038 --> 00:14:58,041 美しい話ですね 158 00:14:58,041 --> 00:15:02,045 ええ ≪(矢音) 159 00:15:02,045 --> 00:15:06,045 ≪(馬のひづめの音) 160 00:15:16,059 --> 00:15:20,063 (軍太夫)「八雲家の当主自ら 件の旅人を伴いて➡ 161 00:15:20,063 --> 00:15:23,066 大岩山の広場まで出向くべし」➡ 162 00:15:23,066 --> 00:15:27,003 「然らざるときは 一村 悉く焼き払う者也」➡ 163 00:15:27,003 --> 00:15:31,003 「八雲喬之介殿 鷲尾軍太夫」 164 00:15:36,012 --> 00:15:41,017 お願いです 人を斬るすべを教えてください 165 00:15:41,017 --> 00:15:44,020 私は 八雲家の当主です 166 00:15:44,020 --> 00:15:49,025 彼らと戦い 倒さねばなりません お願いいたします 167 00:15:49,025 --> 00:15:52,028 喬之介殿 168 00:15:52,028 --> 00:15:56,032 剣は 人を斬るためのものではない 169 00:15:56,032 --> 00:15:58,034 そなたの剣は 立派に身を守り➡ 170 00:15:58,034 --> 00:16:01,037 この里を守るに足る それでよいのだ 171 00:16:01,037 --> 00:16:06,042 しかし… 山の兄弟のことは忘れるがよい 172 00:16:06,042 --> 00:16:12,048 この矢文のこと 決して姉上に言ってはならん 173 00:16:12,048 --> 00:16:16,052 では あなたは… 174 00:16:16,052 --> 00:16:23,059 約束してくれ 決して姉上に言わぬと 175 00:16:23,059 --> 00:16:25,059 新吾様 176 00:16:29,999 --> 00:16:32,001 ≪(桔梗)新吾様 177 00:16:32,001 --> 00:16:44,013 ♬~ 178 00:16:44,013 --> 00:16:47,013 やはり おたちに 179 00:16:49,018 --> 00:16:53,018 いえ ふと そんな気がしたものですから 180 00:16:55,024 --> 00:16:57,026 御挨拶もせず… 181 00:16:57,026 --> 00:16:59,028 叔父の急用で 夜明け前に 182 00:16:59,028 --> 00:17:02,028 叔父は いましばらく 183 00:17:06,035 --> 00:17:10,039 何のおもてなしもできませぬが➡ 184 00:17:10,039 --> 00:17:15,044 心ばかりの門出のはなむけ お受けくださいましょうか 185 00:17:15,044 --> 00:17:19,048 何でしょう? 喜んで 186 00:17:19,048 --> 00:17:21,050 お許しを 187 00:17:21,050 --> 00:17:41,004 ♬~ 188 00:17:41,004 --> 00:18:01,024 ♬~ 189 00:18:01,024 --> 00:18:21,044 ♬~ 190 00:18:21,044 --> 00:18:34,991 ♬~ 191 00:18:34,991 --> 00:18:36,993 きゃらの香木 192 00:18:36,993 --> 00:18:39,996 えっ? 193 00:18:39,996 --> 00:18:44,000 あなたの母上がたかれたという… 194 00:18:44,000 --> 00:18:46,000 あなたは それを… 195 00:18:49,005 --> 00:18:51,005 姫… 196 00:18:59,015 --> 00:19:01,017 いい香り… 197 00:19:01,017 --> 00:19:21,037 ♬~ 198 00:19:21,037 --> 00:19:23,037 私は… 199 00:19:26,042 --> 00:19:28,978 二度と もう… 200 00:19:28,978 --> 00:19:32,978 香をたくことはないでしょう 201 00:19:35,985 --> 00:19:37,987 姫… 202 00:19:37,987 --> 00:19:39,987 新吾様 203 00:19:52,001 --> 00:19:55,004 なぜ来た 山の兄弟のことは忘れろと➡ 204 00:19:55,004 --> 00:19:57,006 あれほど言っておいたではないか 205 00:19:57,006 --> 00:19:59,008 これは 私たち里の問題です 206 00:19:59,008 --> 00:20:02,011 旅人のあなたに 御迷惑かけたくはない 207 00:20:02,011 --> 00:20:04,013 喬之介殿 208 00:20:04,013 --> 00:20:07,016 姫は あなただけを 望みに生きておられる 209 00:20:07,016 --> 00:20:10,019 姫のためにも 無用の腕立てはやめなさい 210 00:20:10,019 --> 00:20:13,022 しかし… ≪(馬のひづめの音) 211 00:20:13,022 --> 00:20:24,033 ♬~ 212 00:20:24,033 --> 00:20:26,035 やはり来たな 若いの 213 00:20:26,035 --> 00:20:30,974 お前たち 一人も生きて この場は通さん 214 00:20:30,974 --> 00:20:32,976 面白い やれ 215 00:20:32,976 --> 00:20:34,976 (次郎左)おう 216 00:20:43,987 --> 00:20:46,990 喬之介殿 はい 217 00:20:46,990 --> 00:20:49,990 剣の極意は 己を捨てるにある 218 00:20:51,995 --> 00:20:53,995 しかと見ているがよい 219 00:20:55,999 --> 00:21:00,003 (大三郎の笑い声) 220 00:21:00,003 --> 00:21:20,023 ♬~ 221 00:21:20,023 --> 00:21:23,023 新吾が? (桔梗)しとねの下に この手紙が 222 00:21:25,028 --> 00:21:28,031 それに 弟の喬之介の姿もみえませぬ 223 00:21:28,031 --> 00:21:30,033 姫 馬の用意を願いたい 224 00:21:30,033 --> 00:21:50,053 ♬~ 225 00:21:50,053 --> 00:21:55,058 ♬~ 226 00:21:55,058 --> 00:21:58,061 うわっ! 227 00:21:58,061 --> 00:22:00,063 くそ! 228 00:22:00,063 --> 00:22:20,083 ♬~ 229 00:22:20,083 --> 00:22:23,086 ♬~ 230 00:22:23,086 --> 00:22:28,086 (うめき声) 231 00:22:33,029 --> 00:22:36,032 くっ! 232 00:22:36,032 --> 00:22:54,050 ♬~ 233 00:22:54,050 --> 00:23:00,056 言え 隣国の密命を帯びて この里を荒らしに来たのか? 234 00:23:00,056 --> 00:23:02,058 それならどうした 235 00:23:02,058 --> 00:23:05,061 主命とあらば ふびん 236 00:23:05,061 --> 00:23:07,063 弟たちを葬って 立ち去るがよい 237 00:23:07,063 --> 00:23:09,065 しゃらくせえ!➡ 238 00:23:09,065 --> 00:23:11,067 たーっ! 239 00:23:11,067 --> 00:23:31,020 ♬~ 240 00:23:31,020 --> 00:23:42,031 ♬~ 241 00:23:42,031 --> 00:23:44,031 (喬之介)やーっ! 242 00:23:47,036 --> 00:23:49,036 喬之介 くそ! 243 00:23:56,045 --> 00:23:58,045 (喬之介)やっ! (軍太夫)うう… 244 00:24:05,054 --> 00:24:09,054 見事だった この男を倒したは そなたの剣だ 245 00:24:12,061 --> 00:24:15,064 夢中だったんです 246 00:24:15,064 --> 00:24:18,064 怖いのをこらえて 震えながら見ていました 247 00:24:20,069 --> 00:24:22,071 それが あなたが 危ないと思った途端➡ 248 00:24:22,071 --> 00:24:25,074 ひとりでに体が躍り出して… 249 00:24:25,074 --> 00:24:28,010 気が付いてみたら… 250 00:24:28,010 --> 00:24:30,012 そなたは 剣の生死を超えた 251 00:24:30,012 --> 00:24:33,012 二度とおびえることはあるまい 252 00:24:35,017 --> 00:24:38,020 あ… うん 253 00:24:38,020 --> 00:24:45,027 姫と2人 いつまでも この里の平和を守り抜くだろう 254 00:24:45,027 --> 00:24:47,027 新吾様 255 00:24:53,035 --> 00:24:55,037 (頼安)新吾~! 256 00:24:55,037 --> 00:24:59,041 新吾~! (桔梗)喬之介!➡ 257 00:24:59,041 --> 00:25:01,043 あっ 喬之介 258 00:25:01,043 --> 00:25:04,043 姉上 (桔梗)おお 無事で… 259 00:25:09,051 --> 00:25:11,053 新吾は どうした? (桔梗)新吾様は? 260 00:25:11,053 --> 00:25:14,056 あれを御覧ください 261 00:25:14,056 --> 00:25:18,056 「何人も この里を侵すを許さず 各藩主殿」 262 00:25:21,063 --> 00:25:24,066 これを 叔父上にと申されました 263 00:25:24,066 --> 00:25:26,068 (頼安)心得た 264 00:25:26,068 --> 00:25:42,018 ♬~ 265 00:25:42,018 --> 00:25:45,021 葵 新吾… 266 00:25:45,021 --> 00:25:50,026 では あの方は 里のうわさに聞く将軍家の… 267 00:25:50,026 --> 00:25:55,026 将軍の長子にして さすらいの剣士 葵 新吾だ 268 00:25:58,034 --> 00:26:00,036 えい! 269 00:26:00,036 --> 00:26:12,048 ♬~ 270 00:26:12,048 --> 00:26:14,050 新吾様… 271 00:26:14,050 --> 00:26:17,053 新吾様~! 272 00:26:17,053 --> 00:26:19,055 新吾様… 273 00:26:19,055 --> 00:26:29,999 ♬~ 274 00:26:29,999 --> 00:26:32,001 新吾様… 275 00:26:32,001 --> 00:26:47,001 ♬~ 276 00:26:49,018 --> 00:27:07,018 ♬~