1 00:00:06,660 --> 00:00:56,825 ♫~ 2 00:01:03,330 --> 00:01:06,000 <その日 江戸城では> 3 00:01:06,000 --> 00:01:10,165 <天下を揺るがす 大騒動が起こっていた> 4 00:01:10,165 --> 00:01:13,000 おいっ ああっ 酒井様 5 00:01:13,000 --> 00:01:16,000 上様がおられんだと はあ 6 00:01:16,000 --> 00:01:19,330 昨夜は 確かに 床に お入りになられたのですが 7 00:01:19,330 --> 00:01:22,165 それでは 何故お姿が見えん 8 00:01:22,165 --> 00:01:24,825 思い当たることはないのか 9 00:01:24,825 --> 00:01:28,660 あっ そういえば ここ数日 10 00:01:28,660 --> 00:01:32,660 上様は どこか 物憂げな ご様子でございました 11 00:01:32,660 --> 00:01:36,165 物憂げなご様子? はあ 12 00:01:36,165 --> 00:01:38,165 ハッ! 13 00:01:40,660 --> 00:01:42,825 《(ため息)》 14 00:01:44,825 --> 00:01:47,000 《(宗義)太平の世とはいえ》 15 00:01:47,000 --> 00:01:51,330 《いささか退屈で 窮屈な毎日よのう》 16 00:01:52,330 --> 00:01:56,825 《(酒井)それは 贅沢な お悩みにございます》 17 00:01:58,825 --> 00:02:01,000 《はあ… この宗義》 18 00:02:01,000 --> 00:02:05,330 《生まれてこの方 気ままに城を出ることもかなわず》 19 00:02:05,330 --> 00:02:09,000 《籠の鳥も同然の暮らし》 20 00:02:09,000 --> 00:02:14,000 《余から見れば 市中に暮らす民の方が よほど自由で気楽》 21 00:02:14,000 --> 00:02:16,660 《贅沢に思えるわ》 22 00:02:16,660 --> 00:02:19,495 《(酒井)民には民の苦労があるのです》 23 00:02:19,495 --> 00:02:24,495 《その暮らしを守るのが 我ら武士の務め→》 24 00:02:24,495 --> 00:02:27,000 《先君 義直公も》 25 00:02:27,000 --> 00:02:31,660 《常々 民の安寧を思っておられました》 26 00:02:31,660 --> 00:02:33,660 《父君か》 27 00:02:34,660 --> 00:02:40,000 《子どもの頃は よく教えを受けたのう ハハッ》 28 00:02:40,000 --> 00:02:43,660 《じっとしておれんで 幾たびも叱られたものじゃ》 29 00:02:43,660 --> 00:02:46,000 《ご幼少の上様は》 30 00:02:46,000 --> 00:02:49,165 《大層な やんちゃ坊主でございましたからなあ》 31 00:02:49,165 --> 00:02:51,825 《(宗義と酒井が笑う)》 32 00:02:51,825 --> 00:02:54,495 《(酒井)あっ あっ これは失礼》 33 00:02:54,495 --> 00:02:56,495 《よいよい》 34 00:02:56,495 --> 00:02:59,330 《そういえば》 35 00:02:59,330 --> 00:03:02,330 《あの者は どうしておるのかのう》 36 00:03:03,330 --> 00:03:06,330 《…と 申されますと?》 37 00:03:07,330 --> 00:03:12,165 《幼き頃 余のまわりをついておった おのこがおったであろう》 38 00:03:12,165 --> 00:03:16,495 《おの… ああ》 39 00:03:16,495 --> 00:03:21,000 《いや~ さあ どうでございましたかな…》 40 00:03:22,000 --> 00:03:24,165 《何か知っておるな》 41 00:03:24,165 --> 00:03:27,660 《い… いえ 存じませぬ》 42 00:03:27,660 --> 00:03:30,165 《ならんぞ 酒井》 《ハッ》 43 00:03:30,165 --> 00:03:32,330 《余に隠し事は許さん》 44 00:03:34,000 --> 00:03:36,165 《ははー》 45 00:03:49,495 --> 00:03:51,660 あー どけ 邪魔だ! 46 00:03:51,660 --> 00:03:53,825 (宗義)無礼者! 47 00:03:55,330 --> 00:03:58,165 お侍さん 大丈夫かい? 48 00:03:58,165 --> 00:04:00,165 ああ かたじけない 49 00:04:00,165 --> 00:04:03,660 ったく 役人ってのは仕方ねえな 50 00:04:03,660 --> 00:04:06,330 近くで喧嘩でもあったのかね 51 00:04:06,330 --> 00:04:09,825 だからって 人を突き飛ばすなんてさ 52 00:04:09,825 --> 00:04:14,495 ああ旦那 ここいらじゃ 見ねえ顔だな 53 00:04:14,495 --> 00:04:16,660 どっから来なすった 54 00:04:16,660 --> 00:04:18,825 余は と… 55 00:04:23,000 --> 00:04:25,825 余? フフッ 56 00:04:25,825 --> 00:04:30,000 殿様みたいだね~ ハハッ 変わってんな ハハハハッ… 57 00:04:30,000 --> 00:04:32,825 そち達は夫婦か? 58 00:04:33,825 --> 00:04:37,000 ハハハハ ハハハハッ 違う違う 59 00:04:37,000 --> 00:04:40,165 同じ長屋のご近所ってとこさ~ 60 00:04:40,165 --> 00:04:42,165 いや その揃いの 61 00:04:43,330 --> 00:04:45,330 ああ ああ これかい? 62 00:04:45,330 --> 00:04:48,495 これはな 天空講の印だよ 63 00:04:48,495 --> 00:04:50,495 (無用ノ介)天空講? 64 00:04:50,495 --> 00:04:54,825 (善治)去年あたりから 急に信徒を増やしている 信心の一派です 65 00:04:54,825 --> 00:04:58,495 ほう 信徒から金を集め それを 66 00:04:58,495 --> 00:05:04,000 貧しい者や 恵まれない人々に 分け与えているようです 67 00:05:04,000 --> 00:05:06,495 ほう いいことじゃねえか 68 00:05:06,495 --> 00:05:10,000 (おゆう)それが 妙な噂がありまして 69 00:05:10,000 --> 00:05:12,000 …と 言うと? 70 00:05:12,000 --> 00:05:14,660 開祖の天雲斎は信徒達に 71 00:05:14,660 --> 00:05:19,000 たびたび 幕府の失策を非難しているそうなんです 72 00:05:20,660 --> 00:05:25,330 まあ 言われて当然の沙汰も あったかもしれん 73 00:05:25,330 --> 00:05:30,330 一度なぞは公然と 幕府転覆を言い放ったとも 74 00:05:30,330 --> 00:05:33,000 そいつは おだやかじゃねえな ええ 75 00:05:33,000 --> 00:05:35,165 講の上役達は関ヶ原で 76 00:05:35,165 --> 00:05:38,495 西軍についた藩の出が多いとか 77 00:05:38,495 --> 00:05:42,825 信心を隠れみのに信徒から 幕府にあだなすための 78 00:05:42,825 --> 00:05:47,330 軍資金を 集めようとしているのではないかと 79 00:05:47,330 --> 00:05:52,165 分かった 一度 詳しく調べてくれねえか 80 00:05:52,165 --> 00:05:54,165 (おゆう・善治)はっ 81 00:05:57,000 --> 00:06:02,165 私らも 御開祖天雲斎様に救われたくちだよ~ 82 00:06:02,165 --> 00:06:05,495 御上なんて 偉そうに ふんぞり返っているだけで→ 83 00:06:05,495 --> 00:06:09,330 庶民が困ってても 助けちゃくれやしねえからな→ 84 00:06:09,330 --> 00:06:13,330 天雲斎様の爪の垢でも煎じて のませてやりたいよ 85 00:06:13,330 --> 00:06:17,000 ちょっと お侍さんの前で言いすぎだよ 86 00:06:17,000 --> 00:06:20,000 ああっ どうも すいやせん 87 00:06:20,000 --> 00:06:22,330 申し訳ない 88 00:06:24,000 --> 00:06:26,165 余は恥ずかしい 89 00:06:26,165 --> 00:06:29,165 穴があったら入りたいくらいじゃ 90 00:06:30,660 --> 00:06:33,330 ゆるされよ 91 00:06:33,330 --> 00:06:35,825 どうして旦那が謝るんだい 92 00:06:35,825 --> 00:06:38,660 おかしな人だね~ 93 00:06:38,660 --> 00:06:41,165 やめてくださいよ 94 00:06:41,165 --> 00:06:45,000 一度 その天雲斎殿とやらに会うて 95 00:06:45,000 --> 00:06:47,495 礼の一つも言わねばならんな 96 00:06:47,495 --> 00:06:49,495 だったら 今から一緒に会いに行くかい? 97 00:06:49,495 --> 00:06:55,165 そうしたいのは やまやまだが 実は余も 人捜しの最中でな 98 00:06:55,165 --> 00:06:59,330 人捜し? じゃあ仕方ねえな 99 00:07:00,330 --> 00:07:03,000 見つかるといいですね 100 00:07:04,000 --> 00:07:07,165 それじゃ ほら ああ 101 00:07:07,165 --> 00:07:12,495 ああ… あとな その 余ってのはやめた方がいいな 102 00:07:13,495 --> 00:07:15,660 では 何と 103 00:07:15,660 --> 00:07:20,660 拙者か 某 私ってとこかな 104 00:07:20,660 --> 00:07:22,660 あい分かった 105 00:07:22,660 --> 00:07:27,330 何か困ったことがあったら 伝七長屋の茂三をたずねてきな 106 00:07:28,330 --> 00:07:32,165 それじゃ ほら行くよ うん 107 00:07:33,660 --> 00:07:36,495 フフフフフフフ 108 00:07:38,165 --> 00:07:40,165 よき者達よ 109 00:07:42,495 --> 00:07:44,495 さて 110 00:07:45,825 --> 00:07:48,660 これから どうしたものか 111 00:07:49,660 --> 00:07:51,660 《弟!?》 112 00:07:51,660 --> 00:07:53,825 《はっ》 113 00:07:56,660 --> 00:07:58,660 《馬鹿なっ》 114 00:07:58,660 --> 00:08:01,495 《母上から兄弟はおらぬと聞いておる》 115 00:08:01,495 --> 00:08:06,000 《余も かの者を御伽衆と》 116 00:08:06,000 --> 00:08:11,330 《先君義直公は 兄弟むつまじくと》 117 00:08:11,330 --> 00:08:14,330 《おそばに置かれたのでございます》 118 00:08:14,330 --> 00:08:16,660 《では なぜ!》 119 00:08:16,660 --> 00:08:19,330 《ああ…》 120 00:08:20,495 --> 00:08:26,000 《祥禅院様の思し召しです》 121 00:08:27,495 --> 00:08:30,825 《母上が?》 122 00:08:30,825 --> 00:08:34,000 《(酒井)上様が三つの頃→》 123 00:08:34,000 --> 00:08:39,825 《おなつ様というご側室と 義直公の間に→》 124 00:08:39,825 --> 00:08:43,660 《おのこが お生まれになりました→》 125 00:08:43,660 --> 00:08:46,165 《その お子は→》 126 00:08:46,165 --> 00:08:51,000 《幾松君とお名づけになられました》 127 00:08:51,000 --> 00:08:55,000 《幾松》 128 00:08:55,000 --> 00:08:59,165 《(酒井)義直公は分け隔てなく→》 129 00:08:59,165 --> 00:09:02,330 《ご兄弟を扱われました→》 130 00:09:02,330 --> 00:09:04,660 《お二人も→》 131 00:09:04,660 --> 00:09:09,495 《それは仲むつまじく おなりになりましたが》 132 00:09:09,495 --> 00:09:11,825 《ああ…》 133 00:09:11,825 --> 00:09:15,660 《それが 祥禅院様には》 134 00:09:16,660 --> 00:09:22,000 《おそれながら ご不興だったのかもしれません》 135 00:09:23,000 --> 00:09:29,825 《(酒井)色々 軋轢が おありになったのでございましょう》 136 00:09:31,000 --> 00:09:34,660 《(酒井)おなつ様と幾松君は→》 137 00:09:34,660 --> 00:09:39,495 《お城を出られたのでございます》 138 00:09:44,825 --> 00:09:48,000 余に 弟とはのう 139 00:09:50,165 --> 00:09:52,165 酒井の話では 140 00:09:52,165 --> 00:09:55,825 おなつ殿に下げ渡された屋敷は このあたりのはずだが 141 00:09:55,825 --> 00:09:58,825 (おなかが鳴る) 142 00:09:58,825 --> 00:10:01,660 んっ… いかん 143 00:10:27,495 --> 00:10:31,000 (五兵衛)ちょちょ ちょっと そいつは どういう了見なんですかい 144 00:10:31,000 --> 00:10:33,330 (お梅)ほんとに お代 お持ちでないんですか? 145 00:10:33,330 --> 00:10:35,660 先ほどから申しておるように 146 00:10:35,660 --> 00:10:38,660 余は 金というものは持っておらん 147 00:10:38,660 --> 00:10:41,000 (五兵衛)開き直りですか? (宗義)余は 148 00:10:41,000 --> 00:10:43,000 いや 某は… 149 00:10:44,165 --> 00:10:46,165 (五兵衛)あっ 心配の旦那 150 00:10:46,165 --> 00:10:49,330 おいおい 一体 何の騒ぎだ? いや… 151 00:10:52,000 --> 00:10:54,660 食い逃げ!? 某は 152 00:10:54,660 --> 00:10:57,165 逃げてなどおらん 153 00:10:57,165 --> 00:10:59,495 開き直ってるよ 154 00:11:00,660 --> 00:11:04,495 銭もねえのに こんなに食っちまったのかい 155 00:11:04,495 --> 00:11:07,165 あっ いや 156 00:11:07,165 --> 00:11:12,165 あまりにも腹が減っていたので つい 157 00:11:13,825 --> 00:11:16,825 それにしても驚いた 158 00:11:16,825 --> 00:11:21,660 あたたかい汁や煮物が こんなにも美味とはのう 159 00:11:21,660 --> 00:11:23,825 主人 はい 160 00:11:23,825 --> 00:11:27,825 大層うまかった こりゃ ありがとうございます 161 00:11:27,825 --> 00:11:29,825 おやじさん ええっ 162 00:11:29,825 --> 00:11:31,825 喜んでる場合じゃないでしょ 163 00:11:31,825 --> 00:11:33,825 いや まあまあ お梅ちゃん 164 00:11:33,825 --> 00:11:37,825 ここは俺の顔に免じて なっ 165 00:11:37,825 --> 00:11:40,165 困ります まあ まあ 166 00:11:40,165 --> 00:11:42,330 でも 旦那 何 いいってことよ 167 00:11:42,330 --> 00:11:44,330 釣りは いらねえぜ 足りないです 168 00:11:44,330 --> 00:11:47,330 たっ たっ たり たり たっ 足りない 足りないです 169 00:11:47,330 --> 00:11:50,000 足りない? 170 00:11:50,000 --> 00:11:52,495 (小声で)食いすぎだよ 171 00:11:52,495 --> 00:11:54,660 まいどあり! ハハハッ 172 00:11:55,660 --> 00:11:59,165 立て替えてもらった分は必ず返す ご安心召されよ 173 00:11:59,165 --> 00:12:01,495 いいんだよ 気になさるな 174 00:12:01,495 --> 00:12:06,495 そうか では馳走になっておく ああ 175 00:12:06,495 --> 00:12:10,000 ところで 貴公の名を伺ってよいかな? 176 00:12:10,000 --> 00:12:14,165 皆は 心配無用ノ介と呼んでおる 177 00:12:14,165 --> 00:12:20,165 ハハハハッ 心配無用ノ介 ハハハハッ 178 00:12:20,165 --> 00:12:23,165 あっ いや これは失敬 179 00:12:23,165 --> 00:12:26,000 余は 徳… 180 00:12:27,660 --> 00:12:30,000 と… 181 00:12:31,825 --> 00:12:35,825 特別窮屈ノ介じゃ 182 00:12:35,825 --> 00:12:39,165 特別窮屈ノ介? 183 00:12:39,165 --> 00:12:42,330 ハッハハ そいつはいい 184 00:12:42,330 --> 00:12:46,660 (無用ノ介と宗義が笑う) 185 00:12:46,660 --> 00:12:52,000 どうしてかな 貴公とは初めて会うた気がせぬ 186 00:12:52,000 --> 00:12:54,165 俺もだ 187 00:12:55,825 --> 00:12:59,330 ゆっくり話したいところだが 先を急ぐ用事があってな 188 00:13:00,330 --> 00:13:02,495 そうだ 189 00:13:04,660 --> 00:13:08,165 金がなけりゃ 何かと不自由だろう 190 00:13:09,165 --> 00:13:12,000 (宗義)これは いいから 持ってきな 191 00:13:13,165 --> 00:13:15,495 かたじけない 192 00:13:15,495 --> 00:13:19,825 では またどこかで うむ 193 00:13:25,660 --> 00:13:27,660 ハハハッ 194 00:13:38,330 --> 00:13:42,330 ああ… あんた ああ… 195 00:13:47,000 --> 00:13:51,330 (天雲斎)ええ~い! 196 00:13:54,000 --> 00:13:56,660 あんた あっ 197 00:13:57,660 --> 00:14:00,660 (天雲斎)どうじゃ? 198 00:14:00,660 --> 00:14:03,330 痛くない えっ? 199 00:14:03,330 --> 00:14:06,495 治った 治った! 200 00:14:06,495 --> 00:14:09,330 あんた よかった! 201 00:14:09,330 --> 00:14:12,330 (歓声) 202 00:14:12,330 --> 00:14:14,330 ああ… 203 00:14:14,330 --> 00:14:18,165 ありがとうございます よかった~ 204 00:14:18,165 --> 00:14:21,495 皆さん ご覧になりましたか 205 00:14:21,495 --> 00:14:25,660 医者でも治せぬ難病も たちどころに治してしまう 206 00:14:25,660 --> 00:14:29,825 これが 天雲斎様のお力! 207 00:14:29,825 --> 00:14:33,000 は~ 天雲斎様の このお力で 208 00:14:33,000 --> 00:14:38,330 すべての苦しみから 私たちをお救いくださいます 209 00:14:38,330 --> 00:14:40,330 は~ 210 00:14:40,330 --> 00:14:42,330 インチキじゃねえのか? 211 00:14:42,330 --> 00:14:44,660 何ですと? 212 00:14:46,825 --> 00:14:50,660 この男を苦しめていたのは 213 00:14:50,660 --> 00:14:53,495 金の呪いじゃ 214 00:14:53,495 --> 00:14:55,825 金の呪い? 215 00:14:56,825 --> 00:15:02,165 金には 人の邪気がたまりやすい→ 216 00:15:02,165 --> 00:15:07,825 この男の先祖は 不浄の金を蓄えてきた 217 00:15:07,825 --> 00:15:11,825 そこに込められた恨みが 218 00:15:11,825 --> 00:15:14,495 積もりに積もり 219 00:15:14,495 --> 00:15:18,330 末代の この家の者を→ 220 00:15:18,330 --> 00:15:21,330 苦しめておったのじゃ 221 00:15:22,495 --> 00:15:25,165 そんなことが? 222 00:15:25,165 --> 00:15:30,660 不浄の金を清め 223 00:15:30,660 --> 00:15:36,660 世の中の恵まれない人々に 分け与えてやることで 224 00:15:36,660 --> 00:15:41,165 恨みつらみは相殺され 225 00:15:41,165 --> 00:15:46,825 幸せを取り戻す 226 00:15:46,825 --> 00:15:49,000 は~ 227 00:15:49,000 --> 00:15:51,330 これぞ 228 00:15:55,330 --> 00:15:57,495 あっ あっ あっ あっ あああ 229 00:15:57,495 --> 00:16:00,660 天雲斎様! ああっ 天雲斎様! 230 00:16:00,660 --> 00:16:03,000 (口々に)天雲斎様! 231 00:16:03,000 --> 00:16:05,825 天の思し召し 232 00:16:05,825 --> 00:16:11,825 私は その手伝いをしていることにすぎぬ 233 00:16:11,825 --> 00:16:14,495 俺のおっ母の病気も 治せるのか? 234 00:16:16,330 --> 00:16:20,165 あっ じゃあ じゃあ 頼む 235 00:16:20,165 --> 00:16:22,165 俺の金も清めてくれ! 236 00:16:22,165 --> 00:16:25,165 私のも頼んます 俺も頼む 237 00:16:26,165 --> 00:16:30,825 皆さん 慌てなくても大丈夫です 238 00:16:30,825 --> 00:16:36,825 天雲斎様は 皆を等しく救ってくださいますぞ 239 00:16:36,825 --> 00:16:40,000 (騒ぐ声) 240 00:16:40,000 --> 00:16:42,000 俺も 俺も 241 00:16:43,000 --> 00:16:45,000 お願いします 242 00:16:49,495 --> 00:16:52,495 おお~ 頼んます 243 00:16:52,495 --> 00:16:55,660 それでは ハハハハ ハハハハハ 244 00:16:56,660 --> 00:16:59,495 あっ ありがとうございました ありがとうございました 245 00:17:04,825 --> 00:17:07,000 ありがとうございました 246 00:17:08,495 --> 00:17:10,495 ありがとうございました 247 00:17:18,000 --> 00:17:20,495 ご苦労だったな 248 00:17:20,495 --> 00:17:25,330 これは約束の金じゃ 249 00:17:27,825 --> 00:17:31,000 ハハハハッ 250 00:17:32,825 --> 00:17:36,495 は~ ああっ うわ ハハハハ ハハハハッ 251 00:17:37,495 --> 00:17:40,330 ありがてえや ハハッ 252 00:17:40,330 --> 00:17:43,330 俺のだ えっへへ ありがてえ ハハッ 253 00:17:43,330 --> 00:17:47,330 (3人が笑う) 254 00:17:47,330 --> 00:17:49,330 (刀を抜く音) 255 00:17:50,660 --> 00:17:53,165 ああっ! うっ… 256 00:17:55,000 --> 00:17:58,495 ハッ ハッ は~ 助けて 257 00:17:58,495 --> 00:18:05,165 かわいそうだが よそで しゃべられると面倒なのでな 258 00:18:05,165 --> 00:18:07,330 返しますから ああ… 259 00:18:07,330 --> 00:18:09,330 やー (鰐淵)うわっ 260 00:18:09,330 --> 00:18:12,000 何奴 逃げて 261 00:18:15,660 --> 00:18:17,825 やー うっ 262 00:18:17,825 --> 00:18:19,825 クッ 263 00:18:22,330 --> 00:18:24,660 追え 264 00:18:34,660 --> 00:18:36,660 おらっ 265 00:18:36,660 --> 00:18:38,825 あ~ あ~ 266 00:18:38,825 --> 00:18:42,825 ハッ ハッ… あ~ 267 00:18:46,165 --> 00:18:50,330 てめえ 待て この野郎 268 00:18:50,330 --> 00:18:52,495 おらっ 269 00:18:52,495 --> 00:18:55,000 邪魔すんじゃねえよ どけ! 270 00:18:55,000 --> 00:18:57,825 うっ うっ あっ 271 00:18:57,825 --> 00:19:01,165 やろー うっ ああ… 272 00:19:01,165 --> 00:19:03,165 うっ あっ 273 00:19:03,165 --> 00:19:05,165 うっ なっ 274 00:19:33,660 --> 00:19:35,660 やー ハッ 275 00:19:35,660 --> 00:19:37,660 やー 276 00:19:39,495 --> 00:19:42,660 (鰐淵)フフハハハッ 277 00:19:45,660 --> 00:19:49,165 うっ うっ やっ うっ ああ~ 278 00:19:55,330 --> 00:19:57,330 やっ やっ 279 00:20:04,165 --> 00:20:07,165 心配無用ノ介か 280 00:20:07,165 --> 00:20:10,165 おもしろい男だ 281 00:20:10,165 --> 00:20:15,825 さて おなつ殿の屋敷は このあたりのはずだが 282 00:20:15,825 --> 00:20:19,165 は~ ははは ははは 283 00:20:19,165 --> 00:20:23,495 はあ~ はは あ~ 284 00:20:31,000 --> 00:20:33,495 うっ うっ やっ 285 00:20:33,495 --> 00:20:35,825 うっ やっ ハッ! 286 00:20:35,825 --> 00:20:40,165 うっ ううっ う~ おらあ 287 00:20:40,165 --> 00:20:43,000 う~ ハッ うっ 288 00:20:45,825 --> 00:20:50,330 女 ただ者ではないな 289 00:20:51,330 --> 00:20:54,000 何故 我らを探っておった 290 00:20:55,495 --> 00:20:57,495 (鰐淵)フンッ 291 00:20:57,495 --> 00:21:01,825 口を割る気はないか ならば 292 00:21:03,825 --> 00:21:06,000 死ね! うっ 293 00:21:08,330 --> 00:21:13,165 女相手に狼藉を働くとは 294 00:21:14,825 --> 00:21:18,165 武士の風上にも置けぬやつ 295 00:21:18,165 --> 00:21:20,165 何だと! 296 00:21:32,495 --> 00:21:37,000 はあ はあ はあ… 297 00:21:37,000 --> 00:21:39,000 あー あー あー 298 00:21:39,000 --> 00:21:41,000 このっ う~っ 299 00:21:41,000 --> 00:21:43,000 う~っ 300 00:21:43,000 --> 00:21:45,165 やっ やっ 301 00:21:45,165 --> 00:21:47,330 貴様 302 00:21:48,330 --> 00:21:50,495 何者だ 303 00:21:50,495 --> 00:21:52,825 お前のような輩に 304 00:21:52,825 --> 00:21:55,495 名乗る名などない 305 00:21:55,495 --> 00:21:57,825 斬りあいだ! (悲鳴) 306 00:21:57,825 --> 00:22:00,165 おおっ 307 00:22:02,165 --> 00:22:04,165 クッ! 308 00:22:12,000 --> 00:22:14,495 おい しっかりいたせ 309 00:22:14,495 --> 00:22:18,495 はあ はあ はあ はあ… 310 00:22:18,495 --> 00:22:22,165 無用ノ介… 様 311 00:22:22,165 --> 00:22:24,165 おい! 312 00:22:25,165 --> 00:22:29,165 <天空講の闇を暴かんとし 傷を負った おゆう> 313 00:22:29,165 --> 00:22:34,495 <まぶたの弟を追って 江戸城を抜け出した 将軍宗義> 314 00:22:34,495 --> 00:22:40,825 <事件に巻き込まれた二人を まだ知らぬ 心配無用ノ介であった> 315 00:22:44,000 --> 00:22:46,000 <始まりがあれば終わりがある> 316 00:22:46,000 --> 00:22:49,825 <お別れするのはつらいけど 今日が その日ではありません> 317 00:22:49,825 --> 00:22:56,660 <次回最終回 心配無用ノ介 天下御免 「もののふの行うところ後編」> 318 00:22:56,660 --> 00:22:59,000 <なすべきことをなせ> 319 00:22:59,000 --> 00:23:27,330 ♫~