1 00:00:06,674 --> 00:00:08,609 (紅子)凛子。 アタイはあんたになる。→ 2 00:00:08,676 --> 00:00:10,611 凛子になって生きてく。 3 00:00:10,678 --> 00:00:14,615 (真彦)凛子になるっていうことは 紅子には二度と戻れない。 4 00:00:14,682 --> 00:00:16,617 その覚悟はできてるんだな? 5 00:00:16,684 --> 00:00:19,620 (紅子)《アタイは蛾だ。 光を探してはい上がってやる》 6 00:00:19,687 --> 00:00:24,625 (ミツ)凛子の結婚相手は 執事の藤堂!→ 7 00:00:24,692 --> 00:00:28,629 そしてもう一人。 久我山真彦。 8 00:00:28,696 --> 00:00:31,632 (客)えっ!? (ミツ)凛子。→ 9 00:00:31,699 --> 00:00:35,636 3週間後の二十歳の誕生日までに どちらかにお決め。 10 00:00:35,703 --> 00:00:37,705 (紅子)《何も聞いてねえよ》 11 00:00:40,708 --> 00:00:43,644 (杏子)お母さま。 あんな話聞いてませんわよ。 12 00:00:43,711 --> 00:00:47,648 真彦まで結婚相手に選ぶなんて。 (ミツ)やはり真彦は→ 13 00:00:47,715 --> 00:00:50,651 血筋がいいからね。 (杏子)言いましたでしょ? 14 00:00:50,718 --> 00:00:55,656 私はあの凛子のやけど以来 真彦のことは許せないんです。 15 00:00:55,723 --> 00:00:57,658 あんたの気持ちは分かるよ。 16 00:00:57,725 --> 00:00:59,660 だから あんたの推した藤堂だって→ 17 00:00:59,727 --> 00:01:02,596 ちゃんと結婚相手の候補に 入れただろ? 18 00:01:02,663 --> 00:01:06,600 それは感謝してますけど。 でもまさかお母さまが→ 19 00:01:06,667 --> 00:01:10,604 凛子に結婚相手を委ねるとは 思いませんでしたわ。 20 00:01:10,671 --> 00:01:14,608 私のときには一方的に 押し付けてきましたのにね。 21 00:01:14,675 --> 00:01:16,610 おやそうだったかねえ。 22 00:01:16,677 --> 00:01:22,616 藤堂。お前も結婚相手の候補に 選ばれて驚いたんじゃないかい? 23 00:01:22,683 --> 00:01:26,620 (藤堂)ええ。 (ミツ)結婚相手が凛子なら→ 24 00:01:26,687 --> 00:01:30,624 不足はないだろう。 (藤堂)私にはもったいないお話です。 25 00:01:30,691 --> 00:01:35,629 藤堂なら凛子もこの家も 守っていってくれます。 26 00:01:35,696 --> 00:01:39,633 藤堂。あなたが凛子の心を つかみなさい。 27 00:01:39,700 --> 00:01:44,638 こりゃあいい。 凛子に子ができれば→ 28 00:01:44,705 --> 00:01:50,644 この清瀬家は安泰だ。 早くひ孫の顔が見たいね。 29 00:01:50,711 --> 00:01:55,649 何だったら押し倒したって 構わないよ藤堂。 30 00:01:55,716 --> 00:01:57,718 (ミツの笑い声) 31 00:02:00,988 --> 00:02:03,924 {\an8}(紅子)さっきの話だけどさあ。 \(太一)凛子姉さん。→ 32 00:02:03,991 --> 00:02:08,929 {\an8}姉さんも大変だね。婿候補が 真彦と藤堂2人になって。→ 33 00:02:08,996 --> 00:02:13,934 {\an8}姉さんはどちらを選ぶの? (真彦)消えろ。 34 00:02:14,001 --> 00:02:19,940 {\an8}姉さん。何だか真彦が怖いんだ。 何か誤解してるみたいでさ。 35 00:02:20,007 --> 00:02:24,011 {\an8}僕怖いからもう行くよ。 じゃあね。 36 00:02:28,015 --> 00:02:31,018 {\an8}(紅子)どうしようもねえ バカな弟って感じだな。 37 00:02:35,022 --> 00:02:37,024 {\an8}(真彦)ここが凛子の部屋だ。 38 00:02:39,026 --> 00:02:43,964 {\an8}(紅子)うわあすげえ!→ 39 00:02:44,031 --> 00:02:45,966 {\an8}よっ。おおっ。→ 40 00:02:46,033 --> 00:02:50,905 {\an8}ああこういう暮らしが してみたかったんだよなあ。 41 00:02:50,971 --> 00:02:52,973 {\an8}(真彦)それぐらいにしておけ。 42 00:02:54,975 --> 00:02:57,912 (紅子)さっきの話だけどさ パーティーでアタイの結婚相手が→ 43 00:02:57,978 --> 00:02:59,914 発表されるなんて 聞いてなかったぞ。 44 00:02:59,980 --> 00:03:02,917 (真彦)もし聞いてたらやめてたのか? 45 00:03:02,983 --> 00:03:04,919 お前覚悟はできてるって 言ったよな。 46 00:03:04,985 --> 00:03:07,922 (紅子)きったねえ。 47 00:03:07,988 --> 00:03:11,926 あんたさ自分が 婿候補になるって知ってたのか? 48 00:03:11,992 --> 00:03:14,929 (真彦)俺も候補になるとは 聞いていない。 49 00:03:14,995 --> 00:03:17,932 奥さまにも大奥さまにも 嫌われてたからな。 50 00:03:17,998 --> 00:03:20,935 婿候補になるなんて 思ってもいなかったよ。 51 00:03:21,001 --> 00:03:23,938 それに 結婚する気がないことは→ 52 00:03:24,004 --> 00:03:26,941 大奥さまには 伝えておいたんだがな。 53 00:03:27,007 --> 00:03:29,944 (紅子)アタイあんたと 結婚する気なんかないからね。 54 00:03:30,010 --> 00:03:32,947 (真彦)こっちもないよ。 (紅子)心までは売らないし→ 55 00:03:33,013 --> 00:03:34,949 金もらってるから やってるだけだ。 56 00:03:35,015 --> 00:03:37,952 (真彦)出した金の分だけの働きは してくれよな。 57 00:03:38,018 --> 00:03:41,956 (紅子)それはあんたしだいだな。 58 00:03:42,022 --> 00:03:44,959 太一が犯人だって証拠を つかむまでは→ 59 00:03:45,025 --> 00:03:47,895 アタイの家族の 生活の保障もしてもらう。 60 00:03:47,962 --> 00:03:52,900 でなきゃあんたには協力しない。 それと復讐するときは→ 61 00:03:52,967 --> 00:03:56,904 勝手にどっかでやってくれ。 アタイを巻き込まないでくれよ。 62 00:03:56,971 --> 00:04:00,908 (真彦)そんな気はない。 俺は復讐さえできればいい。 63 00:04:00,975 --> 00:04:04,912 目的を遂げれば 俺はここには用はない。 64 00:04:04,979 --> 00:04:08,916 その後の選択は 自分でやればいい。お前の自由だ。 65 00:04:08,983 --> 00:04:10,918 藤堂を選ぼうが 誰と結婚しようが→ 66 00:04:10,985 --> 00:04:13,921 勝手にやればいい。 67 00:04:13,988 --> 00:04:18,926 (紅子)言われなくてもアタイはアタイ。 好きに生きるさ。 68 00:04:18,993 --> 00:04:20,928 でも凛子の死がバレたら→ 69 00:04:20,995 --> 00:04:23,931 アタイも ここじゃ生きていけない。 70 00:04:23,998 --> 00:04:27,935 殺人事件が公になれば この家もとりつぶされる。 71 00:04:28,002 --> 00:04:31,939 爵位だってはく奪されんだろ? もしあんたの復讐のせいで→ 72 00:04:32,006 --> 00:04:36,944 そんなことになったら アタイにも考えがある。 73 00:04:37,011 --> 00:04:38,946 (真彦)何だ。 74 00:04:39,013 --> 00:04:42,950 (紅子)アタイがあんたを殺す。 75 00:04:43,017 --> 00:04:46,887 あんたは金をくれた。 だからアタイの王様だ。 76 00:04:46,954 --> 00:04:49,890 でも家来に殺された 王様だっているんだぞ。 77 00:04:49,957 --> 00:04:52,960 そのこと忘れんなよ。 78 00:04:54,962 --> 00:04:59,900 で復讐を達成したら あんたはどうすんだ? 79 00:04:59,967 --> 00:05:05,906 (真彦)俺は警察に捕まるかもしれない。 でも凛子の死は言わないよ。 80 00:05:05,973 --> 00:05:08,909 だからお前は お前の人生を歩けばいい。 81 00:05:08,976 --> 00:05:11,912 (紅子)アタイはここで 凛子として生きていけるんだな。 82 00:05:11,979 --> 00:05:15,916 それ聞いて安心したよ。 (真彦)お前が凛子じゃないとバレたら→ 83 00:05:15,983 --> 00:05:18,919 太一が犯人という証拠も つかめない。 84 00:05:18,986 --> 00:05:22,923 しっかり凛子を演じてくれよな。 (紅子)言われなくたってやるよ。 85 00:05:22,990 --> 00:05:27,995 今日からここがアタイの城だ。 \(ノック) 86 00:05:35,002 --> 00:05:37,938 (藤堂)今日はお二人とも 距離がおありですね。 87 00:05:38,005 --> 00:05:40,941 いつも 寄り添ってらっしゃるのに。 88 00:05:41,008 --> 00:05:43,944 私が婿候補になったのが 原因ですか? 89 00:05:44,011 --> 00:05:46,880 (真彦)そうかもしれないな。 90 00:05:46,947 --> 00:05:49,883 (藤堂)お二人とも 私を恨まないでくださいよ。 91 00:05:49,950 --> 00:05:53,887 私を結婚相手に推したのは 奥さまです。 92 00:05:53,954 --> 00:05:55,889 それをのまれたのは大奥さま。 93 00:05:55,956 --> 00:05:59,960 私も先ほどのパーティーの席で 初めて聞いたんですから。 94 00:06:01,962 --> 00:06:04,898 そうそう。 麗華さんが君に話があるそうだ。 95 00:06:04,965 --> 00:06:06,900 (真彦)麗華さんが? 96 00:06:06,967 --> 00:06:10,971 (藤堂)君の部屋に通しておいた。 待っておられるよ。 97 00:06:15,976 --> 00:06:19,980 (真彦)じゃあ凛子。すぐに戻るからね。 (紅子)ええ。 98 00:06:22,983 --> 00:06:35,996 ♪~ 99 00:06:35,996 --> 00:06:41,935 (麗華のすすり泣き) 100 00:06:42,002 --> 00:06:43,937 (真彦)どうしたの? 101 00:06:44,004 --> 00:06:47,875 (麗華)わたし 凛子が元気になってくれて→ 102 00:06:47,941 --> 00:06:50,878 ホントにうれしくって。 103 00:06:50,944 --> 00:06:54,882 真彦さんも 看病のかいがあったわね。 104 00:06:54,948 --> 00:06:58,886 (真彦)まだ凛子の体は 本調子じゃないんだけどね。 105 00:06:58,952 --> 00:07:04,892 でもわたし真彦さんが 凛子の結婚相手の候補に→ 106 00:07:04,958 --> 00:07:09,897 選ばれるなんて 思ってもいなかったわ。 107 00:07:09,963 --> 00:07:13,967 気付いてたでしょ? わたしの気持ち。 108 00:07:18,972 --> 00:07:21,909 わたし真彦さんが好きなの。 109 00:07:21,975 --> 00:07:24,912 (真彦)麗華さんの気持ちはうれしいけど でも凛子が…。 110 00:07:24,978 --> 00:07:29,983 まだ体の方が本調子じゃないから 俺がそばに付いていないと。 111 00:07:37,991 --> 00:07:42,930 (紅子)先ほどはありがとう。 (藤堂)えっ? 112 00:07:42,996 --> 00:07:47,935 (紅子)助け起こしてくれて。 (藤堂)ああ…。 113 00:07:49,937 --> 00:07:52,940 《大丈夫ですか?》 (紅子)《あ…》 114 00:07:54,942 --> 00:08:00,881 (藤堂)見事なかえる開きでした。 (紅子)フフ…。 115 00:08:00,948 --> 00:08:06,887 (藤堂)私が突然婿候補になって お嬢さまもさぞ戸惑いでしょう。 116 00:08:06,954 --> 00:08:12,960 ですが私は陰ながらずっと お嬢さまを思っておりました。 117 00:08:12,960 --> 00:08:36,984 ♪~ 118 00:08:36,984 --> 00:08:38,986 (藤堂)殴るか? 119 00:08:45,993 --> 00:08:47,995 (紅子)初めてだったのに。 120 00:08:51,999 --> 00:08:54,935 (紅子)あいつがいきなり やってきたんだよ。 121 00:08:55,002 --> 00:08:58,939 (真彦)凛子ならひっぱたいたりしない。 (紅子)はいはい。 122 00:08:59,006 --> 00:09:02,943 「ひどい。ひどいわ。 およしになってえ」とかって→ 123 00:09:03,010 --> 00:09:05,946 泣けばいいんでしょ? (真彦)ハハ…。 124 00:09:06,013 --> 00:09:09,016 (紅子)フッ…。あんたでも笑うんだな。 125 00:09:11,018 --> 00:09:13,954 じゃこれは? (真彦)ハハハ…。 126 00:09:14,021 --> 00:09:16,957 (紅子)フフ…。あんた 笑ってる方がいいよ。 127 00:09:17,024 --> 00:09:24,031 しかめっ面でいるよりさ。 凛子だってきっとそう思ってる。 128 00:09:26,033 --> 00:09:29,970 いやあそれにしても いきなり接吻はないな。 129 00:09:30,037 --> 00:09:34,975 またあいつがやってきたら もう一回ひっぱたいちゃうかもよ。 130 00:09:35,042 --> 00:09:37,044 フフフ…。 131 00:09:47,988 --> 00:09:49,923 (紅子)ああ…。 132 00:09:49,990 --> 00:09:51,925 \(ドアの開く音) 133 00:09:51,992 --> 00:09:55,929 (紅子)麗華…。あっなあに? 134 00:09:55,996 --> 00:09:59,933 真彦さんがねわたしに いきなり接吻してきたの。 135 00:10:00,000 --> 00:10:02,936 (紅子)えっ? >>わたし驚いたわ。 136 00:10:03,003 --> 00:10:04,938 凛子とは友達なのに。 137 00:10:05,005 --> 00:10:07,941 真彦さんが ああいう人だとは思わなかったわ。 138 00:10:08,008 --> 00:10:10,944 結婚相手はやっぱり→ 139 00:10:11,011 --> 00:10:12,946 藤堂さんの方が いいんじゃないかしら。 140 00:10:13,013 --> 00:10:19,953 (紅子)《げっ。やな女。 凛子の方から引かせにきてるよ》 141 00:10:20,020 --> 00:10:24,958 麗華真彦兄さまのことが 好きなのね。 142 00:10:25,025 --> 00:10:28,962 >>えっ?あっ違うわよ。 (紅子)じゃなきゃ→ 143 00:10:29,029 --> 00:10:31,965 接吻なんてしないわよね? >>だからそれは→ 144 00:10:32,032 --> 00:10:33,967 真彦さんがしてきたって 言ってるでしょ? 145 00:10:34,034 --> 00:10:39,039 (紅子)麗華がしたんでしょ? 好きなんでしょ?兄さまが。 146 00:10:42,042 --> 00:10:47,914 そうよ。好きよ。 だから凛子にも渡したくないの。 147 00:10:47,981 --> 00:10:53,987 (紅子)そう。 でも選ぶのは兄さまよね。 148 00:10:55,989 --> 00:11:00,994 そうかもしれないけどわたしは あなたなんかに負けないわ。 149 00:11:04,998 --> 00:11:07,934 (紅子)ああ疲れる。 150 00:11:08,001 --> 00:11:12,939 だいたいあんな真彦の どこがいいんだか。 151 00:11:13,006 --> 00:11:18,945 (麗華)悔しい!何なのよ。 元気になったと思ったら→ 152 00:11:19,012 --> 00:11:24,017 性格まで強くなっちゃって。 あんな凛子に負けるもんですか! 153 00:11:37,030 --> 00:11:42,969 \(千鶴のあえぎ声) 154 00:11:43,036 --> 00:11:46,039 (千鶴)ハァハァ…。 155 00:11:48,975 --> 00:11:55,916 (千鶴)あんたとももう1年ね。 あんたが凛子お嬢さまの→ 156 00:11:55,982 --> 00:12:01,922 結婚相手の候補になるなんて 思いもしなかったよ。 157 00:12:01,988 --> 00:12:06,927 (藤堂)お前のことは捨てやしないよ。 >>でもあんたのことだから→ 158 00:12:06,993 --> 00:12:10,931 お嬢さまとの結婚を 選ぶんだろうね。 159 00:12:10,997 --> 00:12:15,936 そうすれば あんたは子爵さまだものねえ。 160 00:12:16,002 --> 00:12:17,938 (藤堂)選んだとしても→ 161 00:12:18,004 --> 00:12:21,007 あんなお嬢さんには 興味はないよ。 162 00:12:21,007 --> 00:12:33,019 ♪~ 163 00:12:33,019 --> 00:12:37,958 (千鶴)どうかした? (藤堂)いや…。 164 00:12:38,024 --> 00:12:40,961 (千鶴)もしあんたが 子爵さまになったら→ 165 00:12:41,027 --> 00:12:46,967 太一のこと むげにはしないでおくれよね。 166 00:12:50,971 --> 00:12:55,909 しかしほっとしたよ。 公の席であれだけ言っときゃ→ 167 00:12:55,976 --> 00:12:58,912 もう誰もがたがたは 言ってこないだろうよ。 168 00:12:58,979 --> 00:13:01,915 (杏子)太一がこのまま 静かにしているか→ 169 00:13:01,982 --> 00:13:04,918 それが心配ですわ。 170 00:13:04,985 --> 00:13:09,923 太一がいくらバカでも 下手な手出しはしてこないさ。 171 00:13:09,990 --> 00:13:16,930 それより真彦と藤堂 どっちが凛子を仕留めるか→ 172 00:13:16,997 --> 00:13:20,934 見ものだね。 フフ…楽しみができたよ。→ 173 00:13:21,001 --> 00:13:23,003 ハハハ…。 174 00:13:29,009 --> 00:13:34,014 (太一)ねえ。真彦なんてやめて 俺と付き合おうよ。 175 00:13:36,016 --> 00:13:40,020 真彦は凛子の 婿候補になっちゃったんだよ。 176 00:13:42,022 --> 00:13:44,958 あんなやついつまでも思ってても 仕方ないだろ。 177 00:13:45,025 --> 00:13:47,894 ねえちょっと ほっといてくれる? 178 00:13:47,961 --> 00:13:50,897 わたし今相当機嫌が悪いの。 179 00:13:50,964 --> 00:13:53,967 (孝太郎)麗華さんまだいたの? 180 00:13:56,970 --> 00:13:58,905 (麗華)長居をしてしまいました。→ 181 00:13:58,972 --> 00:14:01,908 それじゃおじさま 失礼いたします。 182 00:14:01,975 --> 00:14:04,911 あっ麗華さん。 183 00:14:04,978 --> 00:14:08,982 (孝太郎)太一お前 麗華さんを口説いてたのか? 184 00:14:10,984 --> 00:14:12,919 振られたか。 185 00:14:12,986 --> 00:14:17,991 麗華さんが振り向かないのは 僕に爵位がないからだ! 186 00:14:27,000 --> 00:14:29,002 凛子をどうにかしなきゃ…。 187 00:14:46,019 --> 00:14:48,955 (紅子)凛子の日記だ。 188 00:14:56,963 --> 00:15:00,967 (紅子)うわあすげえ。 189 00:15:04,971 --> 00:15:10,977 (紅子)あしたこれ着よ。 これ藍子にも似合うかもな。 190 00:15:13,980 --> 00:15:17,917 (藍子)《お姉ちゃん行かないで。 行かないでお姉ちゃん》 191 00:15:17,984 --> 00:15:20,921 《お姉ちゃん!》 192 00:15:20,987 --> 00:15:23,990 (紅子)どうしてんだろ。 193 00:15:41,675 --> 00:15:46,680 (紅子)いないのか。 何だよほっといて。 194 00:15:59,693 --> 00:16:03,630 (紅子)藤堂。 真彦兄さまはどちらに? 195 00:16:03,697 --> 00:16:06,633 (藤堂)出掛けたようですが。 (紅子)そう。 196 00:16:06,700 --> 00:16:09,636 (藤堂)何かご用ですか? 197 00:16:09,703 --> 00:16:13,640 (紅子)ちょっと気分がいいから 散歩にでも行こうかと思って。 198 00:16:13,707 --> 00:16:19,646 (藤堂)私がお供いたしましょうか。 (紅子)いいの。一人でも大丈夫よ。 199 00:16:21,648 --> 00:16:24,651 (藤堂)いってらっしゃいませ。 200 00:16:33,660 --> 00:16:38,598 (和子)はいいいですよ。 久我山真彦さんですね?→ 201 00:16:38,665 --> 00:16:40,600 3着も一度に ありがとうございます。 202 00:16:40,667 --> 00:16:42,602 (真彦)これお代です。 203 00:16:42,669 --> 00:16:44,604 (泰造)おや 前渡ししてくださるんですか? 204 00:16:44,671 --> 00:16:46,606 ありがとうございます。 痛っ。 205 00:16:46,673 --> 00:16:49,609 ホントに助かります。 (藍子)ありがとう。 206 00:16:49,676 --> 00:16:52,612 (真彦)どういたしまして。 207 00:16:52,679 --> 00:16:54,681 (紅子)あいつ…。 208 00:16:58,685 --> 00:17:01,688 (和子)ホントに ありがとうございました。 209 00:17:09,696 --> 00:17:11,698 (真彦)お前…。 210 00:17:13,700 --> 00:17:17,637 (紅子)約束守ってくれたんだ。 211 00:17:17,704 --> 00:17:20,707 \(足音) 212 00:17:29,716 --> 00:17:31,718 心機一転だ。 213 00:17:36,723 --> 00:17:39,726 (真彦)お前戻りたいんじゃないのか? 214 00:17:41,728 --> 00:17:45,665 (紅子)フッ…何言ってんだか。 これで結構→ 215 00:17:45,732 --> 00:17:49,669 お嬢さまな暮らしが 気に入ってんだぜ。 216 00:17:49,736 --> 00:17:53,740 さあ帰ろうぜ。わが城へ。 217 00:18:02,749 --> 00:18:05,685 \(藤堂)ご一緒でしたか。 218 00:18:05,752 --> 00:18:10,690 (紅子)散歩の途中で会ったの。 ねっ?真彦兄さま。 219 00:18:10,757 --> 00:18:12,692 (真彦)ああ途中でな。 220 00:18:12,759 --> 00:18:15,695 (藤堂)それにしても ずいぶんと長い散歩でしたね。 221 00:18:15,762 --> 00:18:20,700 どちらまで行かれたのかな。 (真彦)それは…。 222 00:18:22,702 --> 00:18:27,707 (紅子)藤堂には内緒よ。 行きましょ兄さま。 223 00:18:38,718 --> 00:18:40,720 (紅子)あいつ。 224 00:18:52,732 --> 00:18:57,670 (凛子)「十二月二十五日 今日は西欧では特別な日です」→ 225 00:18:57,737 --> 00:19:00,673 「キリストが生まれた日 というだけではなく→ 226 00:19:00,740 --> 00:19:06,679 外国では家族で贈り物をする 風習もあるというお話」→ 227 00:19:06,746 --> 00:19:10,683 「キリスト教ではないけれど わたくしも真彦兄さまに→ 228 00:19:10,750 --> 00:19:16,689 贈り物を致しました。 気に入ってくれるとよいのですが」 229 00:19:16,756 --> 00:19:18,691 (紅子)あの腕時計だ。 230 00:19:23,696 --> 00:19:26,633 (真彦)凛子…。 231 00:19:26,699 --> 00:19:30,637 (凛子)「お返しにと兄さまが くれたのは蝶のネックレス」→ 232 00:19:30,703 --> 00:19:35,642 「早く元気になって蝶みたいに 飛んでいけるようにって」→ 233 00:19:35,708 --> 00:19:42,715 「凛子はまださなぎです。 でもいつか蝶になりたいな」 234 00:19:49,722 --> 00:19:54,661 (凛子)「十二月二十六日 真彦兄さまは→ 235 00:19:54,727 --> 00:19:58,665 今日もわたくしの贈った時計を つけて下さっていました」→ 236 00:19:58,731 --> 00:20:03,670 「“ずっと大事にするよ”と 言って下さった兄さまのお顔→ 237 00:20:03,736 --> 00:20:06,673 凛子はいつまでも忘れません」→ 238 00:20:06,739 --> 00:20:09,676 「ところが 買ったばかりだというのに→ 239 00:20:09,742 --> 00:20:14,681 針が止まってしまったようで。 失敗しました」→ 240 00:20:14,747 --> 00:20:21,621 「でもこのまま時計のように 時間が止まればいいのに」→ 241 00:20:21,688 --> 00:20:27,627 「いつまでもこの幸せな時が 続けばいいのに」→ 242 00:20:27,694 --> 00:20:33,633 「最近体調が思わしくないせいか そんなことを考えてしまいます」→ 243 00:20:33,700 --> 00:20:35,635 「悪い癖ですね」 244 00:20:35,702 --> 00:20:37,704 (紅子)凛子。 245 00:20:37,704 --> 00:20:47,714 ♪~ 246 00:20:51,718 --> 00:21:04,731 ♪~ 247 00:21:04,731 --> 00:21:07,667 (紅子)ちょっと来て。 (真彦)どうした?何かあったのか? 248 00:21:07,734 --> 00:21:09,736 (紅子)いいから来いよ。 249 00:21:12,739 --> 00:21:16,676 (紅子)これ凛子の日記なんだけどさ。 250 00:21:16,743 --> 00:21:20,613 ほら最後のページが 破られてるんだ。 251 00:21:20,680 --> 00:21:22,615 (真彦)何で? (紅子)きっと→ 252 00:21:22,682 --> 00:21:25,618 見られちゃいけないことが 書かれてたんじゃないのか? 253 00:21:25,685 --> 00:21:29,622 (真彦)どういうことだ? (紅子)犯人が破いたんじゃないかな。 254 00:21:29,689 --> 00:21:31,624 (真彦)だとしたらきっと何か→ 255 00:21:31,691 --> 00:21:34,694 証拠になるようなことが 書かれていたのかもしれないな。 256 00:21:37,697 --> 00:21:42,702 (紅子)アタイあんたに協力するよ。 257 00:21:44,704 --> 00:21:47,640 犯人の証拠つかまなきゃな。 258 00:21:47,707 --> 00:21:49,709 (真彦)ありがとう。