1 00:00:06,107 --> 00:00:09,043 {\an8}(真彦) これからは お前を守るよ。 2 00:00:09,110 --> 00:00:13,047 {\an8}(紅子) アタイは あいつを 愛してるのか? 3 00:00:13,114 --> 00:00:16,050 {\an8}(紅子) 死んだ人間には かなわねえな。 4 00:00:16,117 --> 00:00:18,052 {\an8}もう 限界だ。 5 00:00:18,119 --> 00:00:20,054 {\an8}あんたは いつだって 凛子 凛子 凛子だ。 6 00:00:20,121 --> 00:00:23,124 {\an8}いいかげん あんたも 凛子なんか 忘れちゃえよ! 7 00:00:26,127 --> 00:00:31,065 {\an8}(紅子) アタイが 凛子をやめたら 藍子は 医者にも かかれない。 8 00:00:31,132 --> 00:00:34,068 {\an8}(藍子) お姉ちゃんは? (和子) また 出てっちゃったよ。 9 00:00:34,135 --> 00:00:36,070 {\an8}(藤堂) わたしの目的は この家と 金だ。→ 10 00:00:36,137 --> 00:00:38,072 {\an8}そのために 君が必要だ。 11 00:00:38,139 --> 00:00:41,075 {\an8}(藤堂) 2人で この家で のし上がっていこう。 12 00:00:41,142 --> 00:00:44,078 {\an8}(紅子) アタイはさ 凛子が うらやましかったんだよな。 13 00:00:44,145 --> 00:00:49,083 {\an8}おんなじ顔なのに ずいぶん違う人生だよなって。 14 00:00:49,150 --> 00:00:53,087 {\an8}ヒ素? (真彦) 少しずつ毒素が 体に回って→ 15 00:00:53,154 --> 00:00:55,089 {\an8}最後には 死に至る毒薬だ。 16 00:00:55,156 --> 00:00:58,092 {\an8}(紅子) アタイのことは あんたが 守ってくれ。 17 00:00:58,159 --> 00:01:01,095 {\an8}(真彦) 分かった。 18 00:01:01,162 --> 00:01:04,031 {\an8}紅子が 戻ってきたよ。 19 00:01:04,098 --> 00:01:06,033 (せき) 20 00:01:06,100 --> 00:01:11,038 (真彦) どうした? おい。 おい! どうした? しっかりしろ。 21 00:01:11,105 --> 00:01:15,042 紅子。 紅子 おい! しっかりしろ! 22 00:01:15,109 --> 00:01:17,044 (孝太郎) 凛子と 真彦が 部屋に こもってしまってね。 23 00:01:17,111 --> 00:01:19,046 (麗華) えっ? どうして? 24 00:01:19,113 --> 00:01:21,048 \(ミツ) いいではないか。→ 25 00:01:21,115 --> 00:01:28,055 子でも できれば 万々歳だ。 アハハハハ! 26 00:01:28,122 --> 00:01:32,059 (せき) (真彦) 大丈夫か? 27 00:01:32,126 --> 00:01:36,063 (紅子) やっぱり このまま 死んじまうのかな。 28 00:01:36,130 --> 00:01:39,133 (せき) (真彦) 紅子。 29 00:01:56,150 --> 00:02:03,023 (紅子) アタイは あんたが好きだ。 30 00:02:03,090 --> 00:02:10,097 あんたが好きだから ここに いるんだ。 31 00:02:10,097 --> 00:02:23,110 ♪~ 32 00:02:23,110 --> 00:02:26,046 (紅子) 抱いてくれ。 33 00:02:26,113 --> 00:02:28,115 (雷鳴) 34 00:02:37,491 --> 00:02:39,426 (麗華) おばさま。 2階では 何か 言ってました? 35 00:02:39,493 --> 00:02:42,429 (杏子) 気分が悪いから 休むって 凛子は 言ってたんだけど…。→ 36 00:02:42,496 --> 00:02:46,500 だからって 真彦と こもって 鍵まで掛けるなんて。 37 00:02:52,439 --> 00:02:55,376 (藤堂) 真彦さんのことが ご心配でしょうが→ 38 00:02:55,442 --> 00:02:58,445 無理に はがせば かえって 引き付け合ってしまうものですよ。 39 00:03:02,449 --> 00:03:09,456 (紅子) 抱いてくれ。 あんたに 愛されたいんだ。 40 00:03:31,478 --> 00:03:35,416 (凛子)《真彦兄さま…→ 41 00:03:35,482 --> 00:03:39,486 私を… 忘れないで…》 42 00:03:41,488 --> 00:03:43,490 (雷鳴) 43 00:03:48,429 --> 00:03:50,431 (真彦) すまない。 44 00:03:58,439 --> 00:04:04,378 (紅子) いつか あんたから 凛子を 追い出してみせる。 45 00:04:04,445 --> 00:04:10,384 それまでは 絶対 死ねないな。 46 00:04:10,451 --> 00:04:13,454 (せき) (真彦) 紅子。 47 00:04:15,456 --> 00:04:19,460 紅子。 大丈夫か? 48 00:04:21,462 --> 00:04:23,397 (雷鳴) 49 00:04:23,464 --> 00:04:25,466 (和子) 痛っ。 50 00:04:35,476 --> 00:04:39,480 (紅子)「やっぱり ここは 退屈だわ」 51 00:04:41,482 --> 00:04:43,484 (和子) 紅子。 52 00:04:46,487 --> 00:04:50,357 あの子に 何か あったんじゃ…。 53 00:04:50,424 --> 00:04:52,359 (藍子) 母さん。 54 00:04:52,426 --> 00:04:55,362 うん? (藍子) 藍子ね→ 55 00:04:55,429 --> 00:05:00,367 お姉ちゃん 何だか もう 帰ってこない気がするの。 56 00:05:00,434 --> 00:05:03,370 何 言ってんだい。 姉ちゃんは 帰ってくるよ。→ 57 00:05:03,437 --> 00:05:06,373 ただいまって また帰ってくるよ。 58 00:05:06,440 --> 00:05:08,375 ホントに 帰ってくるかな。 59 00:05:08,442 --> 00:05:13,380 ああ 帰ってくるさ。 姉ちゃん 藍子が 心配で仕方ないんだから。 60 00:05:13,447 --> 00:05:16,383 藍子を ずっと おっぽってたりなんかしないよ。 61 00:05:16,450 --> 00:05:20,387 だから もう 安心して お休み。 62 00:05:20,454 --> 00:05:23,390 (藍子) うん。→ 63 00:05:23,457 --> 00:05:25,392 お母さんは まだ 起きてるの? 64 00:05:25,459 --> 00:05:29,396 ああ。 久我山さんの仕立て 今夜中に やっちまいたいからね。→ 65 00:05:29,463 --> 00:05:33,400 ほら お休み 藍子。→ 66 00:05:33,467 --> 00:05:35,402 寝ないと 病気も 飛んでかないよ。 67 00:05:35,469 --> 00:05:37,471 (藍子) うん。 68 00:05:37,471 --> 00:05:49,416 ♪~ 69 00:05:49,416 --> 00:05:52,353 紅子。 70 00:05:52,419 --> 00:05:57,357 (藤堂) 太一のやつも 帰ってこない。 何があったんだ。 71 00:05:57,424 --> 00:06:00,360 (孝太郎) 杏子。 わたしが ここに いるから→ 72 00:06:00,427 --> 00:06:02,429 君は 部屋で休みなさい。 73 00:06:04,431 --> 00:06:06,366 麗華さんも 帰った方が いいんじゃないか。 74 00:06:06,433 --> 00:06:08,368 お父さまが 心配してらっしゃるよ。 75 00:06:08,435 --> 00:06:10,370 (麗華) 父には ここにいると 電話を入れておきましたので→ 76 00:06:10,437 --> 00:06:12,372 大丈夫です。 77 00:06:12,439 --> 00:06:18,378 そうか。 やっぱり 君は 真彦のことが 気になるのかな。 78 00:06:18,445 --> 00:06:22,382 当然でしょう。 麗華さんは 真彦を愛してるんですから。 79 00:06:22,449 --> 00:06:24,384 (孝太郎) フッ。 まあ そうだな。 80 00:06:24,451 --> 00:06:26,386 (藤堂) 眠気覚ましに どうぞ。 81 00:06:26,453 --> 00:06:29,456 (孝太郎) いやあ 気が利くな。 ありがとう。 82 00:06:32,459 --> 00:06:37,397 (孝太郎) 杏子が 凛子を産むときも こうやって 待ってたなあ。 83 00:06:37,464 --> 00:06:40,401 あのときと 今とは 事が違います。 84 00:06:40,467 --> 00:06:44,404 (ミツ) そうじゃ。 今は 産むんじゃなくて→ 85 00:06:44,471 --> 00:06:46,406 子が できるかどうかの 瀬戸際じゃ。 86 00:06:46,473 --> 00:06:50,344 だから こうして待ってるんだ。→ 87 00:06:50,410 --> 00:06:56,350 めでたい。 めでたい。 めでたいのう。 アッハッハッハ。 88 00:06:56,416 --> 00:07:02,422 アハハ。 ハァ。 ハァー。 89 00:07:05,425 --> 00:07:07,361 (雷鳴) 90 00:07:07,427 --> 00:07:10,364 (真彦) 紅子 死ぬな。 しっかりしろ。 (せき) 91 00:07:10,430 --> 00:07:12,366 (真彦) しっかりしろ。 (せき) 92 00:07:12,432 --> 00:07:15,369 (真彦) 紅子。 紅子! 93 00:07:15,435 --> 00:07:21,442 (紅子)《死なない。 アタイは 何があっても 生きぬいてみせる》 94 00:07:36,623 --> 00:07:38,559 (太一) みんな 揃って どうしたの? 95 00:07:38,625 --> 00:07:40,561 太一。 96 00:07:40,627 --> 00:07:44,498 あっ 麗華さんまで。 何で? 何か あったの? 97 00:07:44,565 --> 00:07:48,502 (ミツ) ったく 朝帰りとは いいご身分じゃのう。 98 00:07:48,569 --> 00:07:50,504 (太一) ごめんなさい。 99 00:07:50,571 --> 00:07:53,507 (孝太郎) まあ 若いですからね たまの 朝帰りぐらいは…。 100 00:07:53,574 --> 00:07:56,510 (ミツ) 孝太郎には 伝えてあるが 太一。 101 00:07:56,577 --> 00:08:00,514 お前も 今日から 小遣いなしじゃ。 (太一) えっ!? 102 00:08:00,581 --> 00:08:02,516 (杏子) いったい どうなってるの。 103 00:08:02,583 --> 00:08:05,519 もう 待てませんわ。 私 様子を見てきます。 104 00:08:05,586 --> 00:08:07,521 (麗華) わたしも 行きます。 105 00:08:07,588 --> 00:08:10,524 (ミツ) せかすでない! 106 00:08:10,591 --> 00:08:12,526 ホント 何があったの? 107 00:08:12,593 --> 00:08:15,529 凛子と 真彦がな 鍵を掛けて 一晩 こもってしまったんだよ。 108 00:08:15,596 --> 00:08:17,531 どうして? 109 00:08:17,598 --> 00:08:20,534 子づくりに 決まってんだろう。 110 00:08:20,601 --> 00:08:24,605 そうですよね。 えっ? 111 00:08:28,609 --> 00:08:33,547 (紅子) 何とか 生き延びられたみたいだな。 112 00:08:33,614 --> 00:08:37,618 (真彦) よかった。 ホントに よかった。 113 00:08:47,628 --> 00:08:49,563 (真彦) どうやって入れたのかは 分からないが→ 114 00:08:49,630 --> 00:08:54,568 毒を盛ったのは 太一のやつに違いない。 115 00:08:54,635 --> 00:08:59,640 この部屋を出たら 太一を殺す。 116 00:09:04,645 --> 00:09:08,649 (紅子)《こいつに 復讐なんて させちゃいけない》 117 00:09:11,652 --> 00:09:14,588 (紅子) アタイは ここで 生きぬいていく。 118 00:09:14,655 --> 00:09:18,659 アタイは 凛子とは違う。 みすみす 殺されたりしない。 119 00:09:20,661 --> 00:09:25,666 これからは アタイ流の凛子を 演じさせてもらうぜ。 120 00:09:29,670 --> 00:09:31,672 \(足音) 121 00:09:33,674 --> 00:09:37,611 (ミツ) ほう 出てきよった。 ああ 待ちかねたぞ。→ 122 00:09:37,678 --> 00:09:42,683 あんばいは どうじゃ。 子は できそうか? 123 00:09:50,624 --> 00:09:52,626 (紅子) この中に…。 124 00:09:55,629 --> 00:10:00,567 (紅子) 私に 毒を盛った人間がいます。 125 00:10:00,634 --> 00:10:02,569 (孝太郎) ど…!? 126 00:10:02,636 --> 00:10:08,575 (紅子) 殺せるものなら 殺してみなさい。 127 00:10:08,642 --> 00:10:13,580 私は… 清瀬 凛子は→ 128 00:10:13,647 --> 00:10:16,583 汚らわしい毒などには 負けはしません。 129 00:10:16,650 --> 00:10:18,585 (真彦) 紅子。 (藤堂) 面白い。 130 00:10:18,652 --> 00:10:20,587 凛子…。 131 00:10:20,654 --> 00:10:22,589 凛子って あんなだった? 132 00:10:22,656 --> 00:10:27,594 (ミツ) 毒ってのは あれかい。 じゃあ 部屋に こもってたのは→ 133 00:10:27,661 --> 00:10:30,597 死にそうだったってことかい? 134 00:10:30,664 --> 00:10:35,602 ど… 毒。 135 00:10:35,669 --> 00:10:37,604 誰が 毒を盛ったの! 136 00:10:37,671 --> 00:10:40,607 (ミツ) そうじゃ。 誰じゃ!→ 137 00:10:40,674 --> 00:10:44,544 太一。 お前か! (太一) えっ? 138 00:10:44,611 --> 00:10:48,548 お前だな。 毒など 盛りおって! 139 00:10:48,615 --> 00:10:50,550 (太一) いっ…。 140 00:10:50,617 --> 00:10:53,553 (太一) 知らないよ。 知らないってば。 141 00:10:53,620 --> 00:10:55,555 (ミツ) お前しか おらんだろう! 142 00:10:55,622 --> 00:10:58,558 凛子が死んで 得をするのは お前しか おらんだろう! 143 00:10:58,625 --> 00:11:00,560 (太一) 痛い。 144 00:11:00,627 --> 00:11:02,562 (孝太郎) お母さま おやめください。 太一は→ 145 00:11:02,629 --> 00:11:04,564 夕食にも いなかったし それに 朝帰りですよ。 146 00:11:04,631 --> 00:11:06,566 毒など 盛れません。 (杏子) いいえ。 147 00:11:06,633 --> 00:11:08,568 夕食の前に 盛ったかもしれないでしょう! 148 00:11:08,635 --> 00:11:10,570 そうじゃ こいつじゃ。 149 00:11:10,637 --> 00:11:13,573 放せ! 打ち殺してくれるわ! えーい! 150 00:11:13,640 --> 00:11:16,576 (紅子) 太一じゃありませんわ! 151 00:11:16,643 --> 00:11:19,579 太一は 私が食べた料理には→ 152 00:11:19,646 --> 00:11:23,583 一切 手を 触れていなかったそうです。 153 00:11:23,650 --> 00:11:28,588 そうですわよね? 真彦兄さま。 154 00:11:28,655 --> 00:11:33,593 (ミツ) そうなのか? 真彦。 (真彦) あっ ええ。 155 00:11:33,660 --> 00:11:37,597 じゃあ いったい だ…。 ハッ。 あんたか? 156 00:11:37,664 --> 00:11:39,599 わたし 知りません。 157 00:11:39,666 --> 00:11:43,537 (ミツ) 真彦 欲しさに 凛子に 毒を盛ったな! 158 00:11:43,603 --> 00:11:45,539 そんなこと しません! 知りません! 159 00:11:45,605 --> 00:11:47,541 じゃあ いったい 誰なんだ? 誰が 毒を盛った…。 160 00:11:47,607 --> 00:11:50,610 (藤堂) 大奥さま! >> お前か! 161 00:11:53,613 --> 00:11:56,550 (藤堂) 毒と決め付けるのは 早計かと。 162 00:11:56,616 --> 00:11:58,552 よしんば 毒だったとして→ 163 00:11:58,618 --> 00:12:01,555 それを盛ったのが 誰であったとしても→ 164 00:12:01,621 --> 00:12:05,559 凛子お嬢さまの食事は 全て 真彦さんが用意したもの。 165 00:12:05,625 --> 00:12:09,563 真彦さんに責任がある。 166 00:12:09,629 --> 00:12:13,567 そうだわ。 そうよ 真彦の責任よ。 167 00:12:13,633 --> 00:12:17,571 そうじゃ 真彦じゃ。 お前の責任だ。 168 00:12:17,637 --> 00:12:20,574 毒を盛られたとも 気付かんと。 169 00:12:20,640 --> 00:12:23,577 (杏子) もう ホントに お前には 任せられない。→ 170 00:12:23,643 --> 00:12:25,579 出ていきなさい! 171 00:12:25,645 --> 00:12:28,648 (ミツ) そうじゃ。 顔も見たくないわ。 出ていけ! 172 00:12:31,651 --> 00:12:33,587 (紅子) おばあさま お母さま。 173 00:12:33,653 --> 00:12:37,591 誓いを お忘れになったんですか? 174 00:12:37,657 --> 00:12:45,532 追い出すのなら 私 死にますわよ。 175 00:12:45,599 --> 00:12:48,535 《追い出すのなら 私は 死にます!》 176 00:12:48,602 --> 00:12:50,537 (ミツ)《分かった。 分かったから》 177 00:12:50,604 --> 00:12:52,539 《ナイフは 下ろして》 178 00:12:52,606 --> 00:12:54,541 (紅子)《二度と 出ていけなんて 言わないと 誓ってください!》 179 00:12:54,608 --> 00:12:57,544 (ミツ)《もう 二度と 真彦に 出ていけなんて 言わん》 180 00:12:57,611 --> 00:12:59,546 《絶対に 言わん。 誓って 言わん》 181 00:12:59,613 --> 00:13:02,549 《私も 誓って 言わないわ》 182 00:13:02,616 --> 00:13:05,619 (ミツ) ハッ。 183 00:13:05,619 --> 00:13:17,631 ♪~ 184 00:13:17,631 --> 00:13:23,637 (ミツ) やめろ。 やめてくれ。 誓いは 守る。 守るから。 185 00:13:25,639 --> 00:13:27,574 (紅子) お母さまは? 186 00:13:27,641 --> 00:13:31,645 守るわ。 守るから やめて 凛子。 187 00:13:34,648 --> 00:13:37,584 (ミツ) ハァー。 188 00:13:37,651 --> 00:13:43,523 (紅子) 真彦兄さまのことは 私に 一任させていただきます。 189 00:13:43,590 --> 00:13:46,526 それで よろしいですね? 190 00:13:46,593 --> 00:13:48,528 ええ。 (ミツ) うん。 191 00:13:48,595 --> 00:13:50,530 (紅子) 藤堂。 192 00:13:50,597 --> 00:13:54,534 真彦兄さまを→ 193 00:13:54,601 --> 00:13:57,604 地下ろうに 入れておしまいなさい。 194 00:14:01,608 --> 00:14:05,545 (紅子) 兄さまは 私を 守りきれませんでした。 195 00:14:05,612 --> 00:14:11,618 だから 地下ろうに 入れておしまいなさい! 196 00:14:22,629 --> 00:14:26,566 (藤堂) まさか お前に こんな仕打ちをするとはな。 197 00:14:26,633 --> 00:14:30,570 何を考えているんだ あの女は。 198 00:14:30,637 --> 00:14:34,574 どうやら お前にも 分からないようだな。 199 00:14:34,641 --> 00:14:37,577 しかし わたしは ますます あの女が 気に入ったよ。 200 00:14:37,644 --> 00:14:39,579 面白い女だ。 201 00:14:39,646 --> 00:14:44,584 まっ 彼女のことは わたしに任せろ。 202 00:14:44,651 --> 00:14:47,587 (真彦) 太一だ。 毒を盛ったのは 太一のやつに違いない。 203 00:14:47,654 --> 00:14:50,590 あいつは また 何か 仕掛けてくるかもしれない。 204 00:14:50,657 --> 00:14:53,593 紅子を守ってくれ。 (藤堂) 言われなくても やるさ。 205 00:14:53,660 --> 00:14:55,662 彼女に 死なれちゃ こちらも困る。 206 00:14:57,664 --> 00:15:01,601 この家も 爵位も あの女も わたしが頂く。 207 00:15:01,668 --> 00:15:06,673 お前は ゆっくりと ここで休んでいろ。 208 00:15:16,616 --> 00:15:21,621 (紅子) 恨まれたっていい。 あいつに 復讐させるぐらいなら。 209 00:15:29,629 --> 00:15:32,565 (ミツ) 凛子の あの目を見たか。→ 210 00:15:32,632 --> 00:15:34,567 氷のようじゃった。 211 00:15:34,634 --> 00:15:38,571 あんな目をした凛子を見たのは 初めてですわ。 212 00:15:38,638 --> 00:15:45,578 冷酷な 野生のような。 私たちを射るような あの目。 213 00:15:45,645 --> 00:15:47,580 凛子は あんな目をしていたかしら。 214 00:15:47,647 --> 00:15:50,583 あんな目を持っていたかしら。 215 00:15:50,650 --> 00:15:54,587 (ミツ) 真彦まで 地下ろうに 入れるとはのう。→ 216 00:15:54,654 --> 00:16:00,593 それに 犯人に 宣戦布告までしおった。 217 00:16:00,660 --> 00:16:08,668 凛子は 毒を盛られて 闘い争う神 阿修羅になったか。 218 00:16:12,672 --> 00:16:15,542 (孝太郎) 毒を盛ったのは お前じゃないよな? 219 00:16:15,608 --> 00:16:18,545 (太一) だから 知らないって。 220 00:16:18,611 --> 00:16:21,548 (孝太郎) もし お前が そんなことをしていたら→ 221 00:16:21,614 --> 00:16:24,551 父さんは やりきれないよ。→ 222 00:16:24,617 --> 00:16:27,554 お前たちが 腹違いとはいえ きょうだいなんだからな。→ 223 00:16:27,620 --> 00:16:31,558 どちらも 父さんの愛する 子供たちなんだからな。 224 00:16:31,624 --> 00:16:34,561 だから やってないって 言ってるだろ。 225 00:16:34,627 --> 00:16:37,564 (麗華) でも 凛子も ひどいわよね。 226 00:16:37,630 --> 00:16:39,566 いくら 守れなかったからって→ 227 00:16:39,632 --> 00:16:41,568 真彦さんを 地下ろうに 入れてしまうなんて→ 228 00:16:41,634 --> 00:16:44,637 あんまりだわ。 229 00:16:50,643 --> 00:16:53,580 (藤堂) なぜ 真彦を幽閉した? 230 00:16:53,646 --> 00:16:56,649 (紅子) 邪魔だからだ。 (藤堂) えっ? 231 00:16:58,651 --> 00:17:00,587 (紅子) アタイが ここで 凛子として 生きていくために→ 232 00:17:00,653 --> 00:17:03,656 邪魔な存在だからだ。 233 00:17:11,664 --> 00:17:18,605 (藤堂) フッ。 これからは 私が おそばで お守りいたしましょう。 234 00:17:18,671 --> 00:17:20,607 凛子お嬢さま。 235 00:17:20,673 --> 00:17:23,610 \(ノック) 236 00:17:23,676 --> 00:17:25,612 (藤堂) 奥さま。 237 00:17:25,678 --> 00:17:29,682 藤堂。 あなたは 下がっていなさい。 238 00:17:31,684 --> 00:17:33,686 (藤堂) はい。 239 00:17:35,688 --> 00:17:37,624 (ドアの閉まる音) 240 00:17:37,690 --> 00:17:40,627 (紅子) お母さま。 何のご用かしら。 241 00:17:40,693 --> 00:17:45,632 よく 真彦を幽閉しましたね。 242 00:17:45,698 --> 00:17:49,636 (紅子) 真彦兄さまは 私を 守れませんでした。 243 00:17:49,702 --> 00:17:52,639 あれぐらい 当然ですわ。 244 00:17:52,705 --> 00:17:54,641 あなたも やっと→ 245 00:17:54,707 --> 00:17:58,711 私の言ったことを 納得してくれたみたいね。 246 00:18:01,714 --> 00:18:04,651 (紅子) 何のことかしら? 247 00:18:04,717 --> 00:18:08,721 あなた… 凛子よね? 248 00:18:13,660 --> 00:18:17,597 凛子よね? 249 00:18:17,664 --> 00:18:21,668 (紅子) 何を おっしゃってるのかしら お母さま。 250 00:18:25,672 --> 00:18:31,611 (紅子) まだ少し 毒で 体が苦しいの。 一人にしてくださる? 251 00:18:31,678 --> 00:18:35,615 そうね。 休んでらっしゃい。 252 00:18:35,682 --> 00:18:37,684 (紅子) ええ。 253 00:18:50,697 --> 00:18:53,633 (太一) あれ? ない。 254 00:18:53,700 --> 00:18:57,637 あれ? つぼが ない。 255 00:18:57,704 --> 00:19:00,640 (藤堂) 何のつぼを お捜しですか? 太一坊ちゃん。 256 00:19:00,707 --> 00:19:04,644 (太一) 紅茶を飲もうと思ってさ。 砂糖の つぼをな。 257 00:19:04,711 --> 00:19:06,713 (太一) あっ。 258 00:19:08,715 --> 00:19:11,651 (藤堂) 二度と 凛子お嬢さまに 手を出すな。 259 00:19:11,718 --> 00:19:15,588 今度 手を出したら お前を殺す。 260 00:19:15,655 --> 00:19:20,660 俺じゃない。 俺じゃない。 今度は 俺じゃない。 261 00:19:24,664 --> 00:19:28,601 (真彦) 何で。 何で 紅子は俺を。 262 00:19:28,668 --> 00:19:31,671 \(足音) 263 00:19:34,674 --> 00:19:36,609 (真彦) 奥さま。 264 00:19:36,676 --> 00:19:38,611 (杏子) 真彦。 265 00:19:38,678 --> 00:19:44,684 凛子に幽閉されるなんて ぶざまなものね。 266 00:19:46,686 --> 00:19:51,624 お前は この清瀬家に もらわれてきたときから→ 267 00:19:51,691 --> 00:19:54,694 こうなる運命だったのよ。 268 00:19:58,698 --> 00:20:01,701 (真彦) もらわれてきたときから? 269 00:20:01,701 --> 00:20:19,652 ♪~ 270 00:20:19,652 --> 00:20:23,656 (太一) くっそー 藤堂のやつ。 271 00:20:26,659 --> 00:20:28,595 \(紅子) 太一。 272 00:20:28,661 --> 00:20:32,599 紅茶でも いかが? 273 00:20:32,665 --> 00:20:35,602 凛子姉さん。 もう 体は大丈夫なの? 274 00:20:35,668 --> 00:20:38,605 (紅子) ええ。 もう 大丈夫よ。 275 00:20:38,671 --> 00:20:42,609 あっ でも びっくりしたよ。 毒を盛られたなんて。 276 00:20:42,675 --> 00:20:45,612 大事に至らなくて よかったね 凛子姉さん。 277 00:20:45,678 --> 00:20:48,615 あっ そうだ。 あれにも びっくりしたよ。 278 00:20:48,681 --> 00:20:53,620 殺せるなら 殺してみなさい。 毒になんて 負けませんって。 279 00:20:53,686 --> 00:20:55,622 あんな姉さん 初めて見たよ。 280 00:20:55,688 --> 00:20:57,690 (紅子) そう? 281 00:20:59,692 --> 00:21:02,695 お砂糖も 入れましょうね。 282 00:21:04,697 --> 00:21:31,658 ♪~ 283 00:21:31,658 --> 00:21:37,664 (紅子) さあ 冷めないうちに どうぞ。 飲んで。 284 00:21:43,670 --> 00:21:48,675 (紅子) どうぞ。 召し上がって。 285 00:21:48,675 --> 00:21:55,682 ♪~