1 00:00:06,640 --> 00:00:08,576 {\an8}(紅子) 私の命は 私で守ります。 2 00:00:08,642 --> 00:00:12,580 {\an8}日記を お読みなさい。 そこに全てが 書かれてあるわ。 3 00:00:12,646 --> 00:00:15,583 {\an8}(藤堂) あのとき お前が地下ろうに 入れろと 言いださなければ→ 4 00:00:15,649 --> 00:00:17,585 {\an8}それこそ 真彦は 追い出されていただろう。→ 5 00:00:17,651 --> 00:00:19,587 {\an8}本気で あの男に ほれたか? 6 00:00:19,653 --> 00:00:22,590 {\an8}(藤堂) 今回の件は 太一では ありませんよ。 7 00:00:22,656 --> 00:00:26,594 {\an8}(麗華) ごめんなさい。 真彦さん ごめんなさい。 8 00:00:26,660 --> 00:00:28,596 {\an8}\(足音) 9 00:00:28,662 --> 00:00:32,600 {\an8}(杏子) あの子は 誰なの? 10 00:00:32,666 --> 00:00:35,669 {\an8}あの子は 誰? 11 00:00:37,671 --> 00:00:39,607 {\an8}(麗華) わたし こんなことになるなんて→ 12 00:00:39,673 --> 00:00:43,611 {\an8}あなたが 幽閉されるなんて 思ってもいなかったの。 13 00:00:43,677 --> 00:00:47,615 {\an8}本当に ごめんなさい。 14 00:00:47,681 --> 00:00:52,620 {\an8}(麗華の すすり泣き) 15 00:00:52,686 --> 00:00:58,626 {\an8}(紅子) 毒を盛ったのは あなただったのね。 16 00:00:58,692 --> 00:01:01,629 {\an8}あなたが 毒を盛ったのね…。 17 00:01:01,695 --> 00:01:04,565 {\an8}そんなこと わたしが するわけないでしょう。 18 00:01:04,632 --> 00:01:07,568 (紅子) じゃあ どうして泣いて 兄さまに わびていたの? 19 00:01:07,635 --> 00:01:10,571 あなたが 毒を盛ったからでしょ。 20 00:01:10,638 --> 00:01:12,573 それで 兄さまが 幽閉されたからでしょ。 21 00:01:12,640 --> 00:01:14,575 出してもらえないからでしょ。 22 00:01:14,642 --> 00:01:16,577 わたしは 毒なんて盛ってないわ! 23 00:01:16,644 --> 00:01:23,584 (紅子) でも あなたは もう そんなことする必要ないのよ。 24 00:01:23,651 --> 00:01:26,587 安心してちょうだい。 25 00:01:26,654 --> 00:01:33,594 私は 真彦兄さまと 結婚するつもりなんて ないから。 26 00:01:33,661 --> 00:01:38,599 フフッ むしろ あなたのこと 応援するわ。 27 00:01:38,666 --> 00:01:41,602 何 言ってんの? 何 考えてんのよ。 28 00:01:41,669 --> 00:01:45,673 (紅子) 私は まだ 結婚なんて考えられないの。 29 00:01:47,675 --> 00:01:50,611 だから あなたは頑張って→ 30 00:01:50,678 --> 00:01:55,683 真彦兄さまの 心の中に 入ればいいだけのことよ。 31 00:02:00,688 --> 00:02:03,624 あの子は 誰? 32 00:02:05,626 --> 00:02:08,562 (杏子) あの子は 凛子ではないわ。 33 00:02:08,629 --> 00:02:12,566 私には 分かるの。 私が 産んだんですもの。→ 34 00:02:12,633 --> 00:02:17,571 赤ん坊のときから 凛子だけを ずっと見てきたのよ。 35 00:02:17,638 --> 00:02:22,576 泣いた顔 笑った顔 怒った顔→ 36 00:02:22,643 --> 00:02:28,582 すねた顔 いじけた顔 うれしい顔。→ 37 00:02:28,649 --> 00:02:32,586 でも 凛子には あの顔は ない。→ 38 00:02:32,653 --> 00:02:36,590 あの目は ない。 39 00:02:36,657 --> 00:02:43,597 あんな 野生のような 氷のような→ 40 00:02:43,664 --> 00:02:46,667 あんな目は 凛子には ない。 41 00:02:48,669 --> 00:02:52,606 あの子は 凛子じゃないんでしょう。→ 42 00:02:52,673 --> 00:02:57,678 お願い 真彦。 本当のこと 教えて! 43 00:02:59,680 --> 00:03:04,618 (真彦) 奥さま わたしを ここから出してください。 44 00:03:07,621 --> 00:03:10,624 (真彦) お連れしたい場所が あります。 45 00:03:12,626 --> 00:03:15,563 (紅子)《真彦の中には 凛子がいる》 46 00:03:15,629 --> 00:03:21,569 《凛子の影を 消さないかぎり あいつは 復讐をあきらめない》 47 00:03:21,635 --> 00:03:25,573 《あいつの心に入るのが たとえ 麗華であっても→ 48 00:03:25,639 --> 00:03:30,578 それで 凛子が消えるのなら それでいい》 49 00:03:30,644 --> 00:03:34,648 あいつに 復讐なんて させちゃいけない。 50 00:03:36,650 --> 00:03:40,654 そうだよな? 凛子。 51 00:03:59,607 --> 00:04:02,543 (藤堂) 真彦さんを お出しになられたんですか。 52 00:04:02,610 --> 00:04:05,546 (杏子) ちょっと 出掛けてくるわ。 (藤堂) どちらへ? 53 00:04:05,613 --> 00:04:08,616 真彦 参りましょう。 54 00:04:18,626 --> 00:04:20,561 (紅子) 真彦 見なかったか? 55 00:04:20,628 --> 00:04:23,564 (藤堂) たった今 奥さまが 連れて 出掛けましたが。 56 00:04:23,631 --> 00:04:26,567 (紅子) お母さまが!? 57 00:04:26,634 --> 00:04:29,570 まさか あいつ お母さまに…。 58 00:04:29,637 --> 00:04:35,576 (藤堂) 私も お供いたしましょうか。 凛子お嬢さま。 59 00:04:35,643 --> 00:04:37,645 (紅子) お前は いい。 60 00:04:37,645 --> 00:05:03,604 ♪~ 61 00:05:03,604 --> 00:05:07,541 (真彦) ハァ… ここです。 62 00:05:07,608 --> 00:05:10,544 (杏子) ここ? 63 00:05:10,611 --> 00:05:15,616 (真彦) 凛子お嬢さまは ここに 眠っています。 64 00:05:17,618 --> 00:05:23,557 お嬢さまは… お嬢さまは 殺されました。 65 00:05:23,624 --> 00:05:33,634 殺された? 凛子が… 凛子が殺された? 66 00:05:36,637 --> 00:05:43,577 嘘よ。 嘘だわ。 そんなの信じないわ。 67 00:05:43,644 --> 00:05:46,580 生きてるのよね? どこかに いるのよね? 68 00:05:46,647 --> 00:05:49,516 凛子は どこ? どこなの? 69 00:05:49,583 --> 00:05:54,588 (真彦) 奥さま。 お嬢さまは ここに 眠っておられます。 70 00:05:58,592 --> 00:06:02,529 嘘だわ。 71 00:06:02,596 --> 00:06:05,532 凛子は こんな所には いない。 いるはずないわ。 72 00:06:05,599 --> 00:06:07,534 こんな所には いない。 73 00:06:07,601 --> 00:06:12,539 いるもんですか! ああっ。 74 00:06:12,606 --> 00:06:16,543 (真彦) お嬢さまは 亡くなったんです! 75 00:06:16,610 --> 00:06:22,549 嘘よ…。 嘘だと おっしゃい! 76 00:06:22,616 --> 00:06:28,622 真彦。 真彦! 77 00:06:36,630 --> 00:06:41,568 こんな所に…。 78 00:06:41,635 --> 00:06:46,573 無縁仏みたい。 79 00:06:46,640 --> 00:06:58,519 凛子… 凛子! 凛子ー! 80 00:06:58,585 --> 00:07:07,594 凛子! 凛子…。 81 00:07:15,502 --> 00:07:21,442 (真彦) 凛子お嬢さまは ここで 殺されました。 82 00:07:21,508 --> 00:07:25,445 毒殺です。 証拠は ありませんが→ 83 00:07:25,512 --> 00:07:29,449 やったのは 太一のやつに違いありません。 84 00:07:29,516 --> 00:07:34,454 今 清瀬家にいる あの子とは この別邸で 出会いました。 85 00:07:34,521 --> 00:07:36,456 《こっちへ来い!》 86 00:07:36,523 --> 00:07:38,458 《お嬢さま?》 87 00:07:38,525 --> 00:07:42,462 凛子お嬢さまに そっくりで 驚きました。 88 00:07:42,529 --> 00:07:46,466 そして お嬢さまとも 仲良くなり…。 89 00:07:46,533 --> 00:07:53,407 (凛子)《真彦兄さま… 私を… 忘れないで…》 90 00:07:53,473 --> 00:07:55,409 (真彦)《凛子!》 91 00:07:55,475 --> 00:08:00,414 そして お嬢さまの死にも居合わせ→ 92 00:08:00,480 --> 00:08:03,417 お嬢さまとの入れ替わりを 申し出てきたんです。 93 00:08:03,483 --> 00:08:07,421 (紅子)《アタイが凛子に なってあげる》 94 00:08:07,487 --> 00:08:09,423 《だから あんたは 凛子が 死んだことを隠して→ 95 00:08:09,490 --> 00:08:12,492 凛子を殺した犯人を 追い詰めればいい》 96 00:08:15,495 --> 00:08:17,431 (真彦) あの子の家は 貧乏で→ 97 00:08:17,497 --> 00:08:22,436 家族を守るため いい暮らしをするために→ 98 00:08:22,502 --> 00:08:25,505 凛子お嬢さまになるんだと 言っておりました。 99 00:08:31,511 --> 00:08:34,448 (真彦) あの子は 凛子お嬢さまになることで→ 100 00:08:34,514 --> 00:08:36,450 今までとは 違う人生を→ 101 00:08:36,516 --> 00:08:40,454 手に入れようと してたんだと思います。 102 00:08:40,520 --> 00:08:45,459 そうやって 凛子お嬢さまと そっくりな あの子が→ 103 00:08:45,525 --> 00:08:47,527 入れ替わったんです。 104 00:08:50,530 --> 00:08:54,468 (真彦) 奥さま このまま 替え玉を続けさせてください。 105 00:08:54,534 --> 00:08:57,471 凛子の敵を討つために。 106 00:08:57,537 --> 00:09:01,475 これは 凛子の日記です。 107 00:09:01,541 --> 00:09:07,547 ここに… ここに 証拠があるはずです。 108 00:09:09,549 --> 00:09:12,552 奥さま。 109 00:09:28,568 --> 00:09:32,506 (紅子) ハァ… ハァ…。 110 00:09:32,572 --> 00:09:37,577 (和子) あんた… 紅子じゃないのかい? 111 00:09:39,580 --> 00:09:42,516 紅子だろ? 紅子なんだろ? 112 00:09:42,582 --> 00:09:44,585 \(戸の開く音) 113 00:09:48,522 --> 00:09:51,458 久我山さん!? 114 00:09:51,525 --> 00:09:54,528 あなたも こちらに いらしたんですね。 115 00:09:56,530 --> 00:10:01,468 紅子! やっぱり あんたが…。 (紅子) 私は…。 116 00:10:01,535 --> 00:10:04,538 清瀬 凛子です。 117 00:10:06,540 --> 00:10:15,482 どちらさまか存じませんが 無礼でしょ。 118 00:10:15,549 --> 00:10:23,557 そうですわよ。 私の娘に 失礼でしょ。 119 00:10:23,557 --> 00:10:41,575 ♪~ 120 00:10:41,575 --> 00:10:47,447 (和子) ありゃ 紅子だ。 やっぱり 紅子だよ。 121 00:10:47,514 --> 00:10:53,520 でも どうして 凛子お嬢さまに 成り代わってるの? 122 00:11:11,538 --> 00:11:15,542 (藤堂) おかえりなさいませ。 皆さん お待ちですよ。 123 00:11:29,556 --> 00:11:33,493 (ミツ) どうして 真彦を出したんだい?→ 124 00:11:33,560 --> 00:11:37,497 凛子が 出したんだろう。 125 00:11:37,564 --> 00:11:39,499 (孝太郎) やはり 愛する男を→ 126 00:11:39,566 --> 00:11:43,503 地下ろうに 閉じ込めておくのは つらいよな。 127 00:11:43,570 --> 00:11:47,441 杏子。 あんたも よく了解したね。 128 00:11:47,507 --> 00:11:49,443 私が 出しましたの。 129 00:11:49,509 --> 00:11:52,446 ええっ!? そうなのかい。 130 00:11:52,512 --> 00:11:57,451 真彦を 許す気持ちにでも なったのかい。 131 00:11:57,517 --> 00:11:59,453 (孝太郎) ところで いったい→ 132 00:11:59,519 --> 00:12:02,456 3人揃って どこへ行ってたんだい? 133 00:12:02,522 --> 00:12:05,459 武蔵野ですわ。 134 00:12:05,525 --> 00:12:10,530 私 気分が優れませんので 部屋で 休ませてもらいます。 135 00:12:12,532 --> 00:12:15,469 真彦さんの 地下ろうの幽閉は→ 136 00:12:15,535 --> 00:12:18,472 もう 解いたということかしら 凛子。 137 00:12:18,538 --> 00:12:20,474 (紅子) ええ。 138 00:12:20,540 --> 00:12:22,476 (孝太郎) そうか。 いやあ よかった。→ 139 00:12:22,542 --> 00:12:25,479 一時は どうなることかと思ったよ。→ 140 00:12:25,545 --> 00:12:28,548 仲直りしたんだな。 141 00:12:30,550 --> 00:12:33,487 (真彦) わたしも そろそろ 部屋に 戻っても よろしいでしょうか。 142 00:12:33,553 --> 00:12:35,489 着替えも したいので。 143 00:12:35,555 --> 00:12:39,493 ああ お行き。 (孝太郎) うん ゆっくり休みなさい。 144 00:12:39,559 --> 00:12:41,561 (真彦) では 失礼します。 145 00:12:44,564 --> 00:12:49,503 (紅子) 私も 部屋で 休ませていただきます。 146 00:12:49,503 --> 00:13:00,514 ♪~ 147 00:13:00,514 --> 00:13:02,516 (藤堂) 凛子お嬢さま。 148 00:13:07,521 --> 00:13:10,457 (藤堂) 真彦は 凛子の死を話したのか? 149 00:13:10,524 --> 00:13:14,461 (紅子) いや。 たぶん 話してないと思う。 150 00:13:14,528 --> 00:13:16,463 お母さまは アタイを 凛子として扱った。 151 00:13:16,530 --> 00:13:18,465 (藤堂) ということは→ 152 00:13:18,532 --> 00:13:21,468 お前が まだ別人とは バレてはいないということだな。 153 00:13:21,535 --> 00:13:24,471 こちらも 対処のしかたを 考えなければいけない。 154 00:13:24,538 --> 00:13:27,474 どうなんだ? 155 00:13:27,541 --> 00:13:29,476 (紅子) バレてないと思う。 156 00:13:29,543 --> 00:13:32,479 (麗華) 凛子。 157 00:13:32,546 --> 00:13:35,549 話が あるの。 158 00:13:38,552 --> 00:13:47,494 ♪~ 159 00:13:47,494 --> 00:13:49,429 どういうこと? 160 00:13:49,496 --> 00:13:53,433 真彦さんとのこと 応援するとか あんなこと言っといて 何なの? 161 00:13:53,500 --> 00:13:57,437 どうして 3人揃って 出掛けたりしたのかしら。 162 00:13:57,504 --> 00:14:01,508 (紅子) 麗華。 ちょっと 一緒に来てくださる? 163 00:14:05,512 --> 00:14:08,448 \(ドアの開く音) 164 00:14:08,515 --> 00:14:10,450 (紅子) 真彦兄さま。 165 00:14:10,517 --> 00:14:15,455 今度 麗華と一緒に 3人で どこかに出掛けない? 166 00:14:15,522 --> 00:14:17,457 麗華ね 真彦兄さまに→ 167 00:14:17,524 --> 00:14:20,460 ちょっと 教えてもらいたいことが あるんですって。 168 00:14:20,527 --> 00:14:22,462 ねえ そうよね? 169 00:14:22,529 --> 00:14:28,468 えっ… ええ。 疲れてるところ ごめんなさい。 170 00:14:28,535 --> 00:14:31,538 (紅子) それじゃあ 私は。 171 00:14:39,546 --> 00:14:42,549 (紅子) これで いいんだ。 172 00:14:45,552 --> 00:14:51,424 ホントに 何だか ごめんなさい。 戻ったばかりなのに。 173 00:14:51,491 --> 00:14:54,427 着替えも まだ 済ませてないみたいね。 174 00:14:54,494 --> 00:14:57,430 わたし お手伝いするわ。 (真彦) すまない。 175 00:14:57,497 --> 00:15:01,434 今は 一人に してもらえないかな。 176 00:15:01,501 --> 00:15:05,438 分かったわ。 177 00:15:05,505 --> 00:15:09,509 でも わたしは いつでも 真彦さんを見ていますから。 178 00:15:15,515 --> 00:15:18,518 (真彦) 紅子は いったい 何を考えてるんだ? 179 00:15:22,722 --> 00:15:25,659 (紅子) 太一。 お塩 取ってくださる? 180 00:15:25,725 --> 00:15:29,663 (太一) ああ。 はい 姉さん。 181 00:15:29,729 --> 00:15:31,665 (紅子) ありがとう。 182 00:15:31,731 --> 00:15:35,669 (孝太郎) どうした? 杏子。 食欲が ないようだね。 183 00:15:35,735 --> 00:15:38,672 ああ… ええ。 184 00:15:38,738 --> 00:15:42,742 (紅子) お母さま。 ゆで卵を むいてさしあげるわ。 185 00:15:45,745 --> 00:15:50,684 (紅子) お母さまは 苦手なのよね。 ゆで卵を むくの。 186 00:15:50,750 --> 00:15:55,755 私が お母さまに やってさしあげられる 唯一のこと。 187 00:15:57,757 --> 00:16:00,694 はい。 どうぞ お母さま。 188 00:16:00,760 --> 00:16:02,762 ほっといて! 189 00:16:09,769 --> 00:16:11,705 (ドアの閉まる音) 190 00:16:11,771 --> 00:16:14,708 杏子は どうしちまったんだろうね。 191 00:16:14,774 --> 00:16:20,714 いつもは 凛子が むいてやると とっても喜ぶのにねえ。 192 00:16:35,729 --> 00:16:39,666 (杏子) 凛子。 193 00:16:39,733 --> 00:16:43,737 凛子…。 194 00:16:48,742 --> 00:16:52,679 (紅子) お母さまに 言ったの? 様子が変よ。 195 00:16:52,746 --> 00:16:55,682 (真彦) 凛子のまねは するな。 (紅子) 答えてちょうだい。 196 00:16:55,749 --> 00:16:57,684 もし お母さまに 言ったのだとしたら→ 197 00:16:57,751 --> 00:16:59,686 それは 約束が違うはずよ。 198 00:16:59,753 --> 00:17:01,688 (真彦) お前こそ どうなんだ。 199 00:17:01,755 --> 00:17:03,690 太一のやつと 仲良くして どういうつもりだ? 200 00:17:03,757 --> 00:17:05,692 (紅子) 姉と弟が仲良くして 何が 悪いの? 201 00:17:05,759 --> 00:17:08,695 (真彦) 凛子のまねは するなと 言ってるだろう! 202 00:17:08,762 --> 00:17:12,699 奥さまは もう お前は もう 凛子じゃないって 知ってる。 203 00:17:12,766 --> 00:17:14,701 (紅子) 何だって!? 204 00:17:14,768 --> 00:17:19,706 お前 凛子が死んだこと 言ったのか。 205 00:17:19,773 --> 00:17:23,710 お母さまが どれだけ悲しむと思うんだ。 206 00:17:23,777 --> 00:17:25,712 (真彦) お前が ここにいられるのは→ 207 00:17:25,779 --> 00:17:28,715 凛子の復讐のためだということを 忘れるな。 208 00:17:28,782 --> 00:17:35,722 (紅子) 復讐 復讐って それで凛子は 喜ぶのかよ。 209 00:17:35,789 --> 00:17:40,794 日記 読んでないのか? 210 00:17:42,796 --> 00:17:47,734 凛子はな あんなバカ太一の ことだって 愛してたし→ 211 00:17:47,801 --> 00:17:50,737 くそばばあのことだって 愛してたし→ 212 00:17:50,804 --> 00:17:54,741 お父さまだって お母さまだって 家族みんなを愛してた。 213 00:17:54,808 --> 00:17:59,746 家族みんなを愛して この家を 守ろうとしてたんだ。 214 00:17:59,813 --> 00:18:04,751 凛子は お前のことだって 愛してたんだ。 215 00:18:04,818 --> 00:18:07,754 もし アタイが ホントに 凛子なら 復讐なんて望んでない。 216 00:18:07,821 --> 00:18:11,825 愛する者に そういうことは させたくないんだよ! 217 00:18:28,775 --> 00:18:30,777 \(使用人) お待たせしました。 218 00:18:38,785 --> 00:18:42,722 杏子。 いったい どうしたんだい? 219 00:18:42,789 --> 00:18:45,725 うまく むけないの。→ 220 00:18:45,792 --> 00:18:48,728 いつも 凛子が むいてくれてたから。 221 00:18:48,795 --> 00:18:52,732 さっきも 凛子が むいてくれただろう。 222 00:18:52,799 --> 00:18:57,804 (杏子) 自分で むけるように ならなくちゃいけないの。 223 00:19:01,808 --> 00:19:05,745 (凛子)「今朝も お母様に ゆで卵を剥いてさしあげました」→ 224 00:19:05,812 --> 00:19:10,750 「凛子が お母様に やってあげられる 唯一のこと」 225 00:19:10,817 --> 00:19:13,753 (凛子)「太一も 可哀想」→ 226 00:19:13,820 --> 00:19:16,756 「おばあさまや お母様が きつく当たって」→ 227 00:19:16,823 --> 00:19:20,693 「腹違いではあるけれど 姉と弟なんですもの」→ 228 00:19:20,760 --> 00:19:26,699 「お母様に氣兼ねをしないで あの子にも 優しくしてあげたい」 229 00:19:26,766 --> 00:19:31,704 (凛子)「お父様は お優しい。 いつでも わたくしの味方」→ 230 00:19:31,771 --> 00:19:36,709 「でも 肩身の狭い お父様も可哀想」→ 231 00:19:36,776 --> 00:19:41,714 「凛子が 間に入ってあげなくっちゃ」 232 00:19:41,781 --> 00:19:45,718 (凛子)「おばあさまは 爵位を守ることに必死」→ 233 00:19:45,785 --> 00:19:49,722 「爵位を守ること 家を守ることが→ 234 00:19:49,789 --> 00:19:57,730 唯一 清瀬家の正当な血を継ぐ 私の務めであり 誇り」 235 00:19:57,797 --> 00:19:59,732 (凛子)「真彦兄さまが→ 236 00:19:59,799 --> 00:20:03,736 今日も 私の贈った時計を つけて下さっていました」→ 237 00:20:03,803 --> 00:20:07,740 「ずっと大事にするよと 言って下さった兄さまの お顔」→ 238 00:20:07,807 --> 00:20:11,744 「凛子は いつまでも忘れません」 239 00:20:11,811 --> 00:20:17,684 (凛子)「お母様が 今日も 凛子 凛子と 私の世話ばかり」→ 240 00:20:17,750 --> 00:20:22,689 「お母様は 私が いなくなったら どうなるのかしら」 241 00:20:22,755 --> 00:20:27,694 (杏子)《凛子ー!》 242 00:20:27,760 --> 00:20:30,697 (凛子)「ちゃんと ご飯は 食べられるのかしら」→ 243 00:20:30,763 --> 00:20:32,699 「とても 心配」 244 00:20:32,765 --> 00:20:38,705 (紅子)《お前 凛子が死んだこと 言ったのか》 245 00:20:38,771 --> 00:20:40,707 《お母さまが どれだけ悲しむと思うんだ》 246 00:20:40,773 --> 00:20:44,711 《もし アタイが ホントに 凛子なら 復讐なんて望んでない》 247 00:20:44,777 --> 00:20:49,716 《愛する者に そういうことは させたくないんだよ!》 248 00:20:49,782 --> 00:20:51,718 (藤堂) 奥さまは 知ってしまったようだな。 249 00:20:51,784 --> 00:20:53,786 凛子の死を。 250 00:20:55,788 --> 00:21:00,727 大奥さまに 知られるのは 時間の問題だぞ。 251 00:21:00,793 --> 00:21:04,731 (紅子) そんなことより 今は お母さまのことが 心配だ。 252 00:21:04,797 --> 00:21:08,801 凛子の死を知って どれだけ 心を痛めてるか。 253 00:21:13,806 --> 00:21:15,742 (太一) チェック。 254 00:21:15,808 --> 00:21:18,745 (孝太郎) うーん。 255 00:21:18,745 --> 00:21:31,758 ♪~ 256 00:21:31,758 --> 00:21:34,761 凛子…。 257 00:21:40,767 --> 00:21:44,704 (杏子) 凛子…。 258 00:21:44,771 --> 00:21:46,773 (紅子) お母さま! 259 00:21:48,775 --> 00:21:50,710 お母さま。 (孝太郎) 杏子! 260 00:21:50,777 --> 00:21:52,712 (紅子) お母さま! (ミツ) 杏子。 261 00:21:52,779 --> 00:21:54,714 (紅子) お母さま! (ミツ) 杏子! 262 00:21:54,781 --> 00:21:56,716 (孝太郎) 杏子! (紅子) お母さま! 263 00:21:56,783 --> 00:21:59,786 しっかりして お母さま。 お母さま!