1 00:00:06,407 --> 00:00:08,342 {\an8}(紅子) 藍子。 あいつら 幸せそうだな。 2 00:00:08,409 --> 00:00:12,346 {\an8}(紅子) あいつらに 地獄の苦しみを 味わわせてやる。 3 00:00:12,413 --> 00:00:15,349 {\an8}(紅子) あんたのせいだ。 あんたと あの 鬼畜の男のせいだ! 4 00:00:15,416 --> 00:00:18,352 {\an8}(紅子) あんたは 自分の罪を ちゃんと 聞かなくちゃいけない。 5 00:00:18,419 --> 00:00:21,355 {\an8}(紅子) あんたこそ ちゃんと 現実を見なきゃいけない。 6 00:00:21,422 --> 00:00:25,359 {\an8}(杏子) ごめんなさい。 凛子…。 7 00:00:25,426 --> 00:00:30,364 {\an8}(紅子) もっと。 もっと もっと 苦しませてあげる。 8 00:00:30,431 --> 00:00:32,366 {\an8}(真彦) まだ 終わってないみたいだな→ 9 00:00:32,433 --> 00:00:34,368 {\an8}お前の復讐は。 10 00:00:34,435 --> 00:00:36,370 {\an8}(紅子) お前には 関係ない。 11 00:00:36,437 --> 00:00:38,439 {\an8}(真彦) いや 関係ある。 12 00:00:40,441 --> 00:00:42,376 {\an8}お前が この清瀬を つぶすというなら→ 13 00:00:42,443 --> 00:00:44,378 {\an8}俺は 守ってみせる。 14 00:00:44,445 --> 00:00:47,448 {\an8}俺は もう 逃げない。 15 00:00:49,450 --> 00:00:52,386 {\an8}(杏子の泣き声) 16 00:00:52,453 --> 00:00:56,390 {\an8}(ミツ) 杏子。 どうした? 17 00:00:56,457 --> 00:01:00,461 {\an8}(ミツ) 紅子じゃな。 紅子のやつじゃな。 18 00:01:06,400 --> 00:01:08,402 (真彦) お前からも もう 逃げない。 19 00:01:12,406 --> 00:01:16,343 (ミツ) 紅子! お前 杏子に 何をした。→ 20 00:01:16,410 --> 00:01:21,415 何をした。 泣き崩れておったぞ。 21 00:01:24,418 --> 00:01:29,356 (紅子) あんたにしたのと 同じことだよ。 現実を見てもらっただけだ。 22 00:01:29,423 --> 00:01:33,360 >> 何だ? 何を言った。 (紅子) 本人から 聞けよ。 23 00:01:33,427 --> 00:01:35,362 いったい 何なんだ。 24 00:01:35,429 --> 00:01:37,364 (紅子) あんたたちは もう 逃げられない。 25 00:01:37,431 --> 00:01:40,367 俺がいるかぎり 目を そらさせない。 26 00:01:40,434 --> 00:01:44,371 言ったはずだ。 俺は 何があっても ここから出ていかないぞ。 27 00:01:44,438 --> 00:01:47,374 あんたたちは 一度 地獄に 落ちないと 分からないんだ。 28 00:01:47,441 --> 00:01:52,446 だから 俺は… 清瀬を つぶす。 29 00:01:55,449 --> 00:01:58,385 (真彦) 大奥さま。 わたしを この家に 置いてください。 30 00:01:58,452 --> 00:02:01,388 (ミツ) えっ? (真彦) 紅子が つぶすというなら→ 31 00:02:01,455 --> 00:02:05,326 わたしが この家を守ってみせます。 32 00:02:05,392 --> 00:02:07,328 (紅子) 凛子のためか。 33 00:02:07,394 --> 00:02:09,330 (真彦) そうだ。 34 00:02:09,396 --> 00:02:12,333 (紅子) そんなに 凛子が 大事にしていたものを→ 35 00:02:12,399 --> 00:02:15,336 つぶされたくないか。 (真彦) そうだ。 36 00:02:15,402 --> 00:02:20,341 だから お前を つぶしてでも この家を守る。 37 00:02:20,407 --> 00:02:22,409 (紅子) 勝手にしろ。 38 00:02:32,520 --> 00:02:38,459 (ミツ) 杏子。 何があったんじゃ。 紅子に 何を言われたんだい。 39 00:02:38,526 --> 00:02:43,464 紅子が… 紅子が怖い。→ 40 00:02:43,531 --> 00:02:45,466 紅子のことが 分からない。 41 00:02:45,533 --> 00:02:49,403 私は 母親である資格なんて ないんです。 42 00:02:49,470 --> 00:02:52,406 お前が苦しんでいるのは→ 43 00:02:52,473 --> 00:02:58,412 真彦と紅子が 本当の兄と妹ということだろう。 44 00:02:58,479 --> 00:03:01,415 お母さま 知ってらしたの? 45 00:03:01,482 --> 00:03:08,422 わたしも お前同様 紅子に 現実を見せつけられてな。 46 00:03:08,489 --> 00:03:11,425 お母さまも? 47 00:03:11,492 --> 00:03:13,427 (ミツ) まさか お前が→ 48 00:03:13,494 --> 00:03:18,432 久我山と 愛し合ってたなんて 知りもしなかったよ。 49 00:03:18,499 --> 00:03:22,436 そんなことも知らずに 真彦を→ 50 00:03:22,503 --> 00:03:26,440 凛子の婿候補として もらってくるなんて。 51 00:03:26,507 --> 00:03:29,443 すまなかったな。 52 00:03:29,510 --> 00:03:32,513 お前を 苦しませてしまったよな。 53 00:03:34,515 --> 00:03:38,452 しかし 紅子は 母親の お前にまで→ 54 00:03:38,519 --> 00:03:42,456 こんな仕打ちをして 苦しませるとはのう。 55 00:03:42,523 --> 00:03:45,459 真彦を この家に 置くことにしたよ。 56 00:03:45,526 --> 00:03:47,394 真彦を? 57 00:03:47,461 --> 00:03:53,467 あいつらが 兄と妹なら 紅子の暴走も 止まるかもしれん。 58 00:03:55,469 --> 00:04:20,494 ♪~ 59 00:04:20,494 --> 00:04:24,431 (真彦) これ以上 紅子に 傷を付けさせない。 60 00:04:24,498 --> 00:04:31,505 (紅子) 清瀬を憎んでる あいつが 戻ってくるなんて。 61 00:04:31,505 --> 00:04:55,462 ♪~ 62 00:04:57,464 --> 00:05:00,401 (麗華) 真彦さん…。 (太一) 真彦。 63 00:05:00,467 --> 00:05:02,403 (孝太郎) 真彦じゃないか。→ 64 00:05:02,469 --> 00:05:04,405 4年ぶりだな。 (真彦) ええ。 65 00:05:04,471 --> 00:05:06,407 (太一) 何で お前がいるんだ。 66 00:05:06,473 --> 00:05:08,409 (真彦) 今日から ここに 住むことになりました。 67 00:05:08,475 --> 00:05:10,411 えっ…。 (孝太郎) お前が戻ってくるのかい。 68 00:05:10,477 --> 00:05:14,415 (真彦) ええ。 大奥さまの了解も 取ってあります。 69 00:05:14,481 --> 00:05:16,417 >> おお。 (真彦) これからは 紅子に代わって→ 70 00:05:16,483 --> 00:05:18,419 わたしが 執事をします。 71 00:05:18,485 --> 00:05:21,422 ご用の際は わたしに お申し付けください。 72 00:05:21,488 --> 00:05:24,425 (太一) 何でだよ。 何で お前が戻って 執事 やんだよ。 73 00:05:24,491 --> 00:05:29,430 (真彦) 紅子が ここに戻ってきた目的は 復讐です。 74 00:05:29,496 --> 00:05:34,435 清瀬を つぶすこと。 そうだろ? 75 00:05:34,501 --> 00:05:36,437 (紅子) ああ。 そうだ。 76 00:05:36,503 --> 00:05:40,441 (太一) 紅子 お前 復讐に 戻ってきたのか? 77 00:05:40,507 --> 00:05:44,445 (麗華) 紅子 あなた…。 (孝太郎) 復讐って どうしてだい。 78 00:05:44,511 --> 00:05:47,381 お前を 切り捨ててしまったことを 怒っているのかい。 79 00:05:47,448 --> 00:05:49,383 (真彦) この清瀬が 山田家を 切り捨てたことで→ 80 00:05:49,450 --> 00:05:51,385 藍子ちゃんは 死にました。 81 00:05:51,452 --> 00:05:54,388 その憎しみを ぶつけようとしてるんです。 82 00:05:54,455 --> 00:05:57,391 (孝太郎) 藍子ちゃんが 死んだ?→ 83 00:05:57,458 --> 00:06:01,395 紅子 お前 山田家は みんな 元気だと 言ってただろ。 84 00:06:01,462 --> 00:06:04,398 (真彦) 紅子は 皆さんに 復讐しようとしています。 85 00:06:04,465 --> 00:06:07,401 ですから 皆さん。 紅子には くれぐれも 気を付けてください。 86 00:06:07,468 --> 00:06:09,403 ふざけるな! 87 00:06:09,470 --> 00:06:11,405 そんなことを聞いて 置いておけるか。→ 88 00:06:11,472 --> 00:06:14,408 さっさと 出てけ。 紅子も真彦も 出ていけ!→ 89 00:06:14,475 --> 00:06:17,411 山田家が どうなったって 知ったことか。 90 00:06:17,478 --> 00:06:20,414 今すぐ 出てけ! (紅子) 俺は 出ていかない。 91 00:06:20,481 --> 00:06:25,419 お前らの幸せを 壊すまで 出ていかない。 92 00:06:25,486 --> 00:06:28,422 一つだけ 言っておく。 93 00:06:28,489 --> 00:06:31,425 お前らが 山田家を切り捨てたように→ 94 00:06:31,492 --> 00:06:33,427 俺は 清瀬を切り捨てた。 95 00:06:33,494 --> 00:06:35,429 だから 清瀬が どうなろうと 知ったこっちゃない。 96 00:06:35,496 --> 00:06:40,501 守りたければ 守ってみせろ。 97 00:06:48,442 --> 00:06:50,377 (太一) 紅子のやつ いったい 何をするつもりだ。 98 00:06:50,444 --> 00:06:52,379 俺が刺したことを 根に持ってるのか。 99 00:06:52,446 --> 00:06:55,382 絶対 あいつの勝手にはさせない。 100 00:06:55,449 --> 00:06:57,384 それより あいつだ。 真彦だ。 101 00:06:57,451 --> 00:07:01,388 あいつが戻ってきた。 何なんだ。 102 00:07:01,455 --> 00:07:05,459 どうにかして あいつを排除しなきゃ。 103 00:07:05,459 --> 00:07:17,471 ♪~ 104 00:07:17,471 --> 00:07:21,408 あの人が 戻ってきた。 105 00:07:21,475 --> 00:07:25,479 眞一の 本当の父親が。 106 00:07:29,483 --> 00:07:31,485 (藍子の せき) 107 00:07:35,489 --> 00:07:40,427 (紅子) 何があっても やり尽くす。 108 00:07:40,494 --> 00:07:43,430 \(ドアの開く音) 109 00:07:43,497 --> 00:07:46,433 (真彦) お前の目的は みんなにバレた。 110 00:07:46,500 --> 00:07:48,368 これで 復讐は しにくくなったはずだ。 111 00:07:48,435 --> 00:07:52,372 (紅子) いきなり 復讐をバラされるとは 思ってなかったよ。 112 00:07:52,439 --> 00:07:57,377 (真彦) 言ったはずだ。 俺は この清瀬を守ると。 113 00:07:57,444 --> 00:08:01,381 (紅子) 邪魔するつもりなら お前であっても 容赦しない。 114 00:08:01,448 --> 00:08:03,383 (真彦) 構わない。 115 00:08:03,450 --> 00:08:07,387 俺は お前と 憎しみ合ってでも この清瀬を守る。 116 00:08:07,454 --> 00:08:10,390 お前が この清瀬への復讐を やめないかぎり→ 117 00:08:10,457 --> 00:08:12,459 俺は お前の敵だ。 118 00:08:21,468 --> 00:08:25,405 (紅子)《あそこに連れていったのは 俺だよ》 119 00:08:25,472 --> 00:08:28,408 (久我山)《必ず すぐに 君を 迎えに行くよ》 120 00:08:28,475 --> 00:08:32,479 (紅子)《もっと もっと 苦しませてやるよ》 121 00:08:36,483 --> 00:08:40,420 (紅子) あんたは また 久我山に抱かれた。 122 00:08:40,487 --> 00:08:45,425 また 罪を背負ったな。 不貞の罪を。 123 00:08:45,492 --> 00:08:48,428 誰にも言えない秘密を。 124 00:08:52,432 --> 00:08:58,438 (紅子) 苦しみ続けろ。 それが 死んだ者への贖罪だ。 125 00:08:58,438 --> 00:09:17,457 ♪~ 126 00:09:17,457 --> 00:09:20,394 (孝太郎) 紅子 すまなかったな。 127 00:09:20,460 --> 00:09:22,396 藍子ちゃんが 死んでしまったなんて。 128 00:09:22,462 --> 00:09:25,399 かわいそうなことを してしまった。 129 00:09:25,465 --> 00:09:29,469 ホントに すまない。 すまない 紅子。 130 00:09:32,472 --> 00:09:36,410 (紅子) あんたも ばあさんの命令で 見て見ぬふりをしたんだろ。 131 00:09:36,476 --> 00:09:41,415 この4年 現実を見ないようにして 夢の世界に行った あの人に→ 132 00:09:41,481 --> 00:09:44,418 献身的に尽くすことで 逃げてただけだろ。 133 00:09:44,484 --> 00:09:47,421 紅子。 134 00:09:47,487 --> 00:09:49,423 (紅子) それとも 何か? 135 00:09:49,489 --> 00:09:54,428 贖罪のつもりだったとでも いうのか? 136 00:09:54,494 --> 00:09:56,430 \(真彦) だんなさま。 137 00:09:56,496 --> 00:10:00,434 今の紅子には かかわらない方がいいかと。 138 00:10:00,500 --> 00:10:02,502 行きましょう。 139 00:10:09,476 --> 00:10:12,412 (真彦) 今は 紅子を避けてください。 >> しかしな。 140 00:10:12,479 --> 00:10:16,416 あの子を あんなに してしまったのは わたしたちだ。 141 00:10:16,483 --> 00:10:21,421 (真彦) ならば 紅子の復讐を受け入れ 全てを失いますか。 142 00:10:21,488 --> 00:10:24,424 あいつは まだ 気付いていないんです。 143 00:10:24,491 --> 00:10:27,427 この清瀬家が 全てを失った そのとき→ 144 00:10:27,494 --> 00:10:31,431 あいつの心が より傷ついてしまうということに。 145 00:10:31,498 --> 00:10:33,433 藍子ちゃんのことは われわれが→ 146 00:10:33,500 --> 00:10:36,436 背負わなければいけない 十字架です。 147 00:10:36,503 --> 00:10:38,438 そのことは 忘れてはいけない。 148 00:10:38,505 --> 00:10:42,442 でも 何をしても 藍子ちゃんは 戻ってこない。 149 00:10:42,509 --> 00:10:46,446 あいつが あなた方への復讐に とらわれているかぎり→ 150 00:10:46,513 --> 00:10:48,382 あいつの苦しみは 消えないんです。 151 00:10:48,448 --> 00:10:51,385 今は 紅子を避けることが→ 152 00:10:51,451 --> 00:10:56,456 あいつの心を守ることだと 思ってください。 153 00:10:56,456 --> 00:11:06,466 ♪~ 154 00:11:08,468 --> 00:11:11,405 (久我山) 杏子。 155 00:11:11,471 --> 00:11:14,408 (久我山) 会いに来てくれたんだね。 うれしいよ。 156 00:11:14,474 --> 00:11:18,412 (杏子) 今日は お願いに参りました。 157 00:11:18,478 --> 00:11:21,415 お願い? 何だい? 158 00:11:21,481 --> 00:11:23,417 もう 許してください。 159 00:11:23,483 --> 00:11:25,419 今後 紅子に 何を言われても→ 160 00:11:25,485 --> 00:11:28,422 私の前に 顔を出さないでください。 161 00:11:28,488 --> 00:11:30,424 何を言ってんだい 杏子。 162 00:11:30,490 --> 00:11:33,427 24年前 あなたを 裏切ってしまったことは→ 163 00:11:33,493 --> 00:11:37,431 本当に 申し訳なく思っています。 164 00:11:37,497 --> 00:11:42,436 私は 凛子も 清瀬も 捨てられなかった。 165 00:11:42,502 --> 00:11:46,440 あなたと一緒に 逃げる約束を 破ってしまった。 166 00:11:46,506 --> 00:11:51,378 どんなに あなたに恨まれても それは しかたのないこと。 167 00:11:51,445 --> 00:11:55,382 杏子。 わたしは 君を恨んでなどいないよ。 168 00:11:55,449 --> 00:11:59,386 ただ わたしのことを 忘れないでいてほしかっただけだ。 169 00:11:59,453 --> 00:12:03,390 だからって 本当の兄である 真彦を→ 170 00:12:03,457 --> 00:12:07,394 凛子の婿候補にやるなんて あんまりです。 171 00:12:07,461 --> 00:12:10,397 そのせいで 凛子は→ 172 00:12:10,464 --> 00:12:14,401 私たちの子の 凛子は 死んでしまったんですよ。 173 00:12:14,468 --> 00:12:16,403 自殺だったそうだね。 174 00:12:16,470 --> 00:12:19,406 そのことでは 君も 苦しませてしまったね。 175 00:12:19,473 --> 00:12:22,409 私の苦しみなど 自業自得です! 176 00:12:22,476 --> 00:12:26,413 でも あなたは 凛子に すまないと思わないんですか?→ 177 00:12:26,480 --> 00:12:29,416 あなたの 実の娘なんですよ。 178 00:12:29,483 --> 00:12:31,418 死ぬなど 凛子が弱いだけだ。 179 00:12:31,485 --> 00:12:35,422 あなたという人は それでも父親ですか。 180 00:12:35,489 --> 00:12:38,425 もう 終わったことだ。 181 00:12:38,492 --> 00:12:41,428 それより わたしたちの 今後について 話そう。 182 00:12:41,495 --> 00:12:44,431 (杏子) 終わったことですって!? 183 00:12:44,498 --> 00:12:48,368 凛子は 私たちの愛で 死んでしまったんですよ。 184 00:12:48,435 --> 00:12:51,371 それを 今後なんて あるわけないでしょう。 185 00:12:51,438 --> 00:12:55,375 (久我山) しかし 君は わたしに抱かれて 正気に戻った。 186 00:12:55,442 --> 00:12:58,378 夢の世界にいても 君の体が→ 187 00:12:58,445 --> 00:13:02,382 君の心が わたしを 覚えていたということだ。→ 188 00:13:02,449 --> 00:13:06,386 君も わたしを求めていたんだよ。 189 00:13:06,453 --> 00:13:09,389 あなた 変わってしまったわ。 190 00:13:09,456 --> 00:13:11,391 わたしは 何も 変わってなどいないよ。 191 00:13:11,458 --> 00:13:14,394 ずっと 君を愛してる。 192 00:13:14,461 --> 00:13:18,398 先日のことは もう 忘れてください。 193 00:13:18,465 --> 00:13:20,400 あなたとは もう二度と 会いません。 194 00:13:20,467 --> 00:13:24,404 私のことも あなたの記憶から 消してください。 195 00:13:24,471 --> 00:13:27,407 それは 無理だ。 君を忘れることなんて できない。 196 00:13:27,474 --> 00:13:31,411 君は もう わたしの一部だからね。 切り離すことなんて できないよ。 197 00:13:31,478 --> 00:13:34,414 一部だなんて…。 198 00:13:34,481 --> 00:13:36,416 とにかく 私は もう あなたとは 会いません。→ 199 00:13:36,483 --> 00:13:38,418 今日が 最後です。→ 200 00:13:38,485 --> 00:13:43,490 金輪際 二度と 私の前に 顔を出さないでください。 201 00:13:46,493 --> 00:13:49,429 分かっちゃいないな 杏子は。 202 00:13:51,431 --> 00:13:57,437 君は もう わたしから 離れられないんだよ。 203 00:13:57,437 --> 00:14:12,452 ♪~ 204 00:14:12,452 --> 00:14:14,387 \(足音) 205 00:14:14,454 --> 00:14:17,390 (眞一) 紅子。 206 00:14:17,457 --> 00:14:19,392 \(麗華) 眞一に 触らないで。 207 00:14:19,459 --> 00:14:21,394 (麗華) 眞一に 今後 二度と 近寄らないで。 208 00:14:21,461 --> 00:14:23,463 (麗華) ほら いらっしゃい。 209 00:14:25,465 --> 00:14:27,400 (麗華) あなたが 復讐に戻ってたなんて→ 210 00:14:27,467 --> 00:14:29,402 思ってもいなかったわ。→ 211 00:14:29,469 --> 00:14:32,405 紅子に わたしたちの幸せを 奪う権利なんてない。 212 00:14:32,472 --> 00:14:35,408 (紅子) これが お前の幸せか? 213 00:14:35,475 --> 00:14:38,411 太一に 殴られてるじゃないか。 214 00:14:38,478 --> 00:14:42,415 強姦までされた男と 結婚して 何が 幸せだ。 215 00:14:42,482 --> 00:14:45,418 \(真彦) 眞一。 おじさんと遊ぼう。 216 00:14:45,485 --> 00:14:48,355 執事の お姉さんは 仕事が忙しいんだ。 217 00:14:48,421 --> 00:14:52,425 あんまり近づいちゃ 駄目だよ。 さあ 麗華さんも。 218 00:14:57,430 --> 00:14:59,366 (真彦) 今は 紅子と かかわらない方がいい。 219 00:14:59,432 --> 00:15:01,368 何を言ってきても 無視してください。 220 00:15:01,434 --> 00:15:03,370 ええ。 そうするわ。 221 00:15:03,436 --> 00:15:07,374 眞一に 何か されたら たまらないもの。 222 00:15:07,440 --> 00:15:10,443 (太一) 俺の息子に 触るな! 223 00:15:12,445 --> 00:15:14,381 (太一) 麗華。 こんなやつと 話すな! 224 00:15:14,447 --> 00:15:17,384 (真彦) おやめください。 >> 夫婦のことに 口を出すな! 225 00:15:17,450 --> 00:15:19,386 (真彦) 口は出したくありませんが→ 226 00:15:19,452 --> 00:15:21,388 殴られているのは 見過ごせません。 227 00:15:21,454 --> 00:15:23,390 お前など 軍の力を使えば→ 228 00:15:23,456 --> 00:15:25,392 いつでも 戦地に 送り込めるんだぞ。 229 00:15:25,458 --> 00:15:27,394 (真彦) とにかく おやめください。 230 00:15:27,460 --> 00:15:29,396 そもそも お前が 帰ってきたことなど 認めてない。 231 00:15:29,462 --> 00:15:32,399 紅子が 何をしてようが そんなことは 関係ない。 232 00:15:32,465 --> 00:15:35,402 文句があるなら 今すぐ 出てけ! 233 00:15:35,468 --> 00:15:37,470 (太一) 来い。 234 00:15:43,476 --> 00:15:46,413 (紅子) これが お前の守り方か。 235 00:15:46,479 --> 00:15:48,348 少なくとも あの夫婦が→ 236 00:15:48,415 --> 00:15:51,351 幸せになってるとは 思えないけどな。 237 00:15:51,418 --> 00:15:53,353 (真彦) 俺の目的は 清瀬を守ること。 238 00:15:53,420 --> 00:15:57,357 お前が 復讐を続けるかぎり 復讐を あきらめないかぎり→ 239 00:15:57,424 --> 00:16:01,428 憎い相手に 頭を下げる覚悟は できてる。 240 00:16:01,428 --> 00:16:12,439 ♪~ 241 00:16:12,439 --> 00:16:16,443 (真彦) 今は こうすることが 紅子のためなんだ。 242 00:16:20,280 --> 00:16:23,216 (紅子) 真彦が 清瀬に戻った。 あんなに憎んでいた 清瀬を→ 243 00:16:23,283 --> 00:16:25,218 あいつが守るそうだ。 244 00:16:25,285 --> 00:16:28,221 あいつのせいで 清瀬の連中が 警戒し始めた。 245 00:16:28,288 --> 00:16:31,291 麗華なんて 敵意 丸出しで 食い付いてきたよ。 246 00:16:33,293 --> 00:16:37,230 (藤堂) 真彦は お前を 守りに戻ったんだ。 247 00:16:37,297 --> 00:16:39,232 (紅子) えっ? 248 00:16:39,299 --> 00:16:42,235 (藤堂) あいつは 今でも お前を愛している。 249 00:16:42,302 --> 00:16:46,239 あいつは そんな やり方でしか お前を守れない。 愛せない。 250 00:16:46,306 --> 00:16:49,309 それが あいつの愛し方だ。 251 00:16:51,311 --> 00:16:54,247 (紅子) 余計なことだ。 252 00:16:54,314 --> 00:16:59,252 藤堂。 久我山は憎いが 仕事は やる。 金が欲しい。 253 00:16:59,319 --> 00:17:01,254 お前から あの家の権利証を 買い戻し→ 254 00:17:01,321 --> 00:17:04,257 名実共に 俺のものにする。 255 00:17:04,324 --> 00:17:07,260 清瀬を つぶし終えようとしたとき→ 256 00:17:07,327 --> 00:17:10,263 それでも あいつらが幸せだと 言えるのか。 257 00:17:10,330 --> 00:17:14,267 見ものだな。 (藤堂) ああ。 258 00:17:14,334 --> 00:17:18,271 紅子。 悪いが 先に出るぞ。 (紅子) ああ。 259 00:17:18,338 --> 00:17:20,273 (千鶴) あっ ちょっと待って。 260 00:17:20,340 --> 00:17:23,276 これ 子供たちに 持ってってあげて。 ふかし芋。 261 00:17:23,343 --> 00:17:26,279 (藤堂) いつも 悪いな。 喜ぶよ あの子たち。 262 00:17:26,346 --> 00:17:28,348 うん。 263 00:17:31,351 --> 00:17:34,287 (戸の閉まる音) 264 00:17:34,354 --> 00:17:37,290 (紅子) 子供たちって? >> あら 聞いてなかった? 265 00:17:37,357 --> 00:17:40,293 あの人 孤児院をやってるのよ。 266 00:17:40,360 --> 00:17:42,295 (紅子) 孤児院を? あいつが? 267 00:17:42,362 --> 00:17:47,300 似合わないでしょ。 金貸しが 裏では 孤児院ですものねえ。 268 00:17:47,367 --> 00:17:53,306 「あるところから奪って 子供たちに 回すんだ」って言ってたわ。 269 00:17:53,373 --> 00:17:56,309 (紅子) あるところから 奪うか。 270 00:17:56,376 --> 00:18:02,315 俺も 昔 すりをやってたころ 金持ちしか 狙わなかった。 271 00:18:02,382 --> 00:18:04,317 あいつも 孤児だったからな。 272 00:18:04,384 --> 00:18:07,320 孤児院をやる気持ちは よく分かるよ。 273 00:18:07,387 --> 00:18:12,325 あなたへの思いがあるから あの人 守るものが できたのよ。 274 00:18:12,392 --> 00:18:14,327 (紅子) どういうことだ? 275 00:18:14,394 --> 00:18:19,265 あなたとの結婚で 誰かを 守るってことを教わったそうよ。 276 00:18:19,332 --> 00:18:23,269 (紅子) 俺にか? >> ええ。 あなたにね。 277 00:18:23,336 --> 00:18:27,273 それに 山田家を 守れなかったことも→ 278 00:18:27,340 --> 00:18:30,276 とても後悔してたわ。 279 00:18:30,343 --> 00:18:33,279 あなたの大事なものを 守りたかったのに→ 280 00:18:33,346 --> 00:18:37,283 守れなかったのは 自分に 力が なかったからだって。 281 00:18:37,350 --> 00:18:40,286 だから 躍起になって 力を付けようとしてた。 282 00:18:40,353 --> 00:18:42,288 守るための力が欲しいって。 283 00:18:42,355 --> 00:18:45,291 それで はい上がって 力を付けて→ 284 00:18:45,358 --> 00:18:49,295 子供たちを守ってあげてるんだから 大したものよ。 285 00:18:49,362 --> 00:18:54,367 ああ見えて 情を捨てられない人だからね。 286 00:18:59,372 --> 00:19:01,374 \(ドアの開く音) 287 00:19:04,377 --> 00:19:07,380 (紅子) どこに行ってた? 288 00:19:10,383 --> 00:19:13,319 (紅子) また あの鬼畜と会ってたのか。 289 00:19:13,386 --> 00:19:15,388 どうしたの この傷。 290 00:19:17,323 --> 00:19:19,325 (紅子) あんたには 関係ない。 291 00:19:28,334 --> 00:19:31,271 真彦。 紅子の あの手の傷は 何なの? 292 00:19:31,337 --> 00:19:34,274 (真彦) 自分で付けた傷です。 293 00:19:34,340 --> 00:19:37,277 自分で? また どうして そんなこと。 294 00:19:37,343 --> 00:19:40,280 (真彦) 戒めのために 自分で 自分を傷つけてるんです。 295 00:19:40,346 --> 00:19:42,282 戒め? 296 00:19:42,348 --> 00:19:47,287 (真彦) 2本目の 真新しい傷は あなたを苦しめた戒めです。 297 00:19:47,353 --> 00:19:52,292 あなたを苦しめながら あいつは 自分も苦しんでる。 298 00:19:52,358 --> 00:19:57,297 あなたを憎み 苦しめ そして 自分自身をも傷つけ→ 299 00:19:57,363 --> 00:20:01,301 血の涙を 流してるんです。 >> そんな…。 300 00:20:01,367 --> 00:20:04,304 (真彦) わたしも あなたのことが許せない。 301 00:20:04,370 --> 00:20:09,309 あなたと 久我山の父の愛が 凛子を死なせた。 302 00:20:09,375 --> 00:20:12,378 今でも 2人を憎んでます。 303 00:20:20,320 --> 00:20:23,256 (藤堂)《真彦は お前を 守りに戻ったんだ》 304 00:20:23,323 --> 00:20:25,258 《あいつは 今でも お前を愛している》 305 00:20:25,325 --> 00:20:28,261 (真彦)《お前が この清瀬への復讐を やめないかぎり→ 306 00:20:28,328 --> 00:20:31,331 俺は お前の敵だ》 307 00:20:31,331 --> 00:20:41,341 ♪~ 308 00:20:46,346 --> 00:20:49,282 (孝太郎) 真彦。 そこの わたしの本を 取ってくれないか。 309 00:20:49,349 --> 00:20:51,351 (真彦) はい。 310 00:20:53,353 --> 00:20:56,356 (ミツ) 真彦。 それ 下げて。 (真彦) はい。 311 00:21:08,368 --> 00:21:10,303 (太一) 久我山大佐! 312 00:21:10,370 --> 00:21:13,306 (孝太郎) おや 久我山さんじゃないですか。 313 00:21:13,373 --> 00:21:15,308 ごぶさたしております。 314 00:21:15,375 --> 00:21:17,243 (孝太郎) ホントに ごぶさたですね。→ 315 00:21:17,310 --> 00:21:19,245 何年ぶりですか。→ 316 00:21:19,312 --> 00:21:23,249 真彦を もらってきたとき以来ですかね。 317 00:21:23,316 --> 00:21:27,253 おや。 真彦は ここに戻っていましたか。 318 00:21:27,320 --> 00:21:31,257 (ミツ) ああ。 その節は どうも。 久我山さん。 319 00:21:31,324 --> 00:21:33,259 (久我山) あなたも お元気そうで 何よりです。 320 00:21:33,326 --> 00:21:36,262 今日は どういった ご用件でしょうか? 321 00:21:36,329 --> 00:21:39,265 ちょっと 忘れ物を届けに 参りました。 322 00:21:39,332 --> 00:21:42,268 (ミツ) 忘れ物? 323 00:21:42,335 --> 00:21:45,338 杏子 忘れていたよ。 324 00:21:47,340 --> 00:21:50,343 (孝太郎) 帯締め!? 325 00:21:50,343 --> 00:21:59,352 ♪~