1 00:00:06,307 --> 00:00:08,242 {\an8}(眞一) お父さんを 殺したやつなんか→ 2 00:00:08,309 --> 00:00:12,246 {\an8}僕が殺してやる。 (紅子) 眞一。 いいぞ。 3 00:00:12,313 --> 00:00:14,248 {\an8}(麗華) 駄目よ 眞一! 4 00:00:14,315 --> 00:00:18,252 {\an8}(刺す音) (麗華) 駄目よ 眞一。 5 00:00:18,319 --> 00:00:22,323 {\an8}(眞一) お母さん…。 (麗華) 眞一…。 6 00:00:29,330 --> 00:00:33,334 {\an8}(麗華)「私は あの子の父親を 殺してしまった 人殺しです」 7 00:00:36,337 --> 00:00:42,276 {\an8}太一父さんは 麗華母さんが 殺した…? 8 00:00:42,343 --> 00:00:47,348 {\an8}紅子母さんじゃなくて 麗華母さんが 殺したの? 9 00:00:52,353 --> 00:00:56,357 {\an8}ああ… ああ ああっ! ああっ…。 10 00:01:05,099 --> 00:01:06,167 \(ドアの開く音) 11 00:01:07,301 --> 00:01:09,503 (千鶴) あっ 陽平さん…。 眞一は? 12 00:01:09,570 --> 00:01:12,606 (陽平) 今 眠ってる。 (千鶴) ハァ… 眠ってるのね。 13 00:01:12,840 --> 00:01:16,410 (杏子) 麗華さんがケガしたって 大丈夫なの? (陽平) 大した傷じゃねえ。 14 00:01:16,811 --> 00:01:18,846 (孝太郎) 一体 何があったんだ? 15 00:01:20,181 --> 00:01:22,116 (陽平) 眞一が 紅子を 刺そうとしたんだ。 16 00:01:22,183 --> 00:01:25,119 (孝太郎) 眞一が 紅子をか!? 何てことだ。 17 00:01:25,186 --> 00:01:28,656 眞一は そこまで 追い込まれていたんだなあ。 18 00:01:28,756 --> 00:01:31,692 (千鶴) わたしが 付いていながら ごめんなさい。 19 00:01:31,759 --> 00:01:33,694 (杏子) それで… それで 紅子は? 20 00:01:33,761 --> 00:01:37,698 大丈夫。 ぎりぎりで 麗華が止めた。 21 00:01:37,765 --> 00:01:41,702 あの眞一が 紅子を 刺そうとするだなんて。 22 00:01:41,769 --> 00:01:45,706 (藤堂) 紅子は ここにいるから 苦しみ続けるんだ。 23 00:01:45,773 --> 00:01:47,708 紅子を 解放するには→ 24 00:01:47,775 --> 00:01:50,711 ここから 出さないといけない。 >> お前 まだ…。 25 00:01:50,778 --> 00:01:52,713 \(紅子) あたしは ここを 出ていかない。 26 00:01:52,780 --> 00:01:55,716 それに あたしは 苦しんでなんかいない。 27 00:01:55,783 --> 00:01:58,719 (藤堂) お前が ここにいるかぎり わたしは この娼館を つぶす。 28 00:01:58,786 --> 00:02:02,656 久我山も 眞一も 麗華も 陽平も→ 29 00:02:02,723 --> 00:02:05,726 お前の人生の 足かせになるだけだ。 30 00:02:10,731 --> 00:02:13,734 (藤堂) 今日のところは これで 失礼するよ。 31 00:02:19,740 --> 00:02:23,677 (孝太郎) 藤堂は どうしてしまったんだ? 32 00:02:23,744 --> 00:02:25,679 (麗華) 紅子。→ 33 00:02:25,746 --> 00:02:29,683 もし わたしたちのことが心配なら もう大丈夫よ。 34 00:02:29,750 --> 00:02:34,688 わたし もっと しっかりする。 ちゃんと 眞一の母親になるから。 35 00:02:34,755 --> 00:02:40,694 (紅子) ああ そうだな。 眞一のことは 麗華に任せるよ。 36 00:02:40,761 --> 00:02:43,764 あたしは もう お役御免だって 言っただろ。 37 00:02:45,766 --> 00:02:48,702 眞一。 38 00:02:48,769 --> 00:02:50,704 (杏子) あっ…。 (千鶴) ああ…。 39 00:02:50,771 --> 00:02:53,774 眞一 もう起きて 大丈夫なの? 40 00:02:56,777 --> 00:02:58,712 (陽平) ほら。 そんなとこ 突っ立ってねえで→ 41 00:02:58,779 --> 00:03:01,715 こっち 来いって。 おい。→ 42 00:03:01,782 --> 00:03:03,651 ハァ どうした?→ 43 00:03:03,717 --> 00:03:07,721 さっきのことなんてよ 気にする必要ねえからな。 44 00:03:10,724 --> 00:03:12,726 (陽平) どうした? 45 00:03:15,729 --> 00:03:18,666 (陽平) 眞一 お前 声が…。 46 00:03:18,732 --> 00:03:23,671 (麗華) 眞一 どうしたの? 声が出ないの? 47 00:03:23,737 --> 00:03:26,674 (千鶴) 眞一。 (杏子) どうしたの? 48 00:03:26,740 --> 00:03:28,742 (孝太郎) 大丈夫か? 49 00:03:37,585 --> 00:03:39,520 気にしない 気にしない。 50 00:03:39,587 --> 00:03:43,524 すぐに しゃべれるようになるからよ。 51 00:03:43,591 --> 00:03:45,526 ホントに しゃべれるようになるから。 52 00:03:45,593 --> 00:03:49,597 おじちゃんが 約束してやる。 絶対に 大丈夫だって。 53 00:04:03,544 --> 00:04:07,481 (紅子) たぶん 麗華の傷を見て 驚いたんだろ。 54 00:04:07,548 --> 00:04:10,484 今日は 陽平んとこに泊めるから 心配すんな。 55 00:04:10,551 --> 00:04:14,488 (麗華) そうね。 今日は 色々と あったから→ 56 00:04:14,555 --> 00:04:17,491 そっとしておくのが 一番かもしれないわね。 57 00:04:17,558 --> 00:04:22,496 眞一も 陽平さんには 気を許してるみたいだし。 58 00:04:22,563 --> 00:04:27,568 (紅子) 麗華。 陽平とのことだけど…。 59 00:04:29,570 --> 00:04:32,506 あたしは あいつと 向き合っていく。 60 00:04:32,573 --> 00:04:36,510 正直 あたしの中で まだ 真彦のことは消えてない。 61 00:04:36,577 --> 00:04:38,512 藤堂のことも消えてない。 62 00:04:38,579 --> 00:04:43,517 それでもいいって 陽平は 言ってくれたんだ。 63 00:04:43,584 --> 00:04:48,522 >> あなたは どうなの? (紅子) えっ? 64 00:04:48,589 --> 00:04:52,593 あなたは ちゃんと 陽平さんを見てるの? 65 00:04:58,599 --> 00:05:00,534 (紅子) ああ。 66 00:05:00,601 --> 00:05:05,539 陽平が 陽平だからこそ あたしは あいつが好きなんだ。 67 00:05:07,541 --> 00:05:10,477 わたしも 陽平さんのことは 好きだけど→ 68 00:05:10,544 --> 00:05:13,480 あの人は 真彦さんじゃない。 69 00:05:13,547 --> 00:05:17,484 眞一の父親を 押し付けることは できないわ。 70 00:05:17,551 --> 00:05:19,486 (紅子) 麗華…。 71 00:05:19,553 --> 00:05:23,490 それに 今は 眞一のことで 精いっぱい。 72 00:05:23,557 --> 00:05:28,495 早く あの子の ホントの母親に ならなくちゃ。 73 00:05:28,562 --> 00:05:33,500 離れていた 6年分 あの子を 愛していきたいの。 74 00:05:33,567 --> 00:05:37,504 それが…→ 75 00:05:37,571 --> 00:05:42,509 それが あなたへの 恩返しでもあると思うから。 76 00:05:42,576 --> 00:05:45,512 わたしは 眞一の母親。 77 00:05:45,579 --> 00:05:49,516 絶対に あの子を 幸せにしてあげないとね。 78 00:05:49,583 --> 00:05:51,585 (紅子) ああ。 79 00:05:58,592 --> 00:06:04,531 (藍子) 藤堂さん 今夜も 帰ってこないんだね。 80 00:06:06,533 --> 00:06:13,540 お姉ちゃんのことは もういいでしょ…。 81 00:06:28,555 --> 00:06:31,558 (藤堂) 藍子ちゃんが 片付けたか。 82 00:06:37,564 --> 00:06:39,500 (紅子)《それと これも返す》 83 00:06:39,566 --> 00:06:44,505 《あたしと お前たちは もう 何の関係もない》 84 00:06:44,571 --> 00:06:46,573 《あたしは 陽平と生きてく》 85 00:06:48,575 --> 00:06:52,513 \(ドアの開く音) 86 00:06:52,579 --> 00:06:54,515 (藤堂) これは これは 奥さま。 87 00:06:54,581 --> 00:06:56,517 こんな夜中に どんな ご用ですか? 88 00:06:56,583 --> 00:06:59,520 (杏子) 藤堂。 あなたには→ 89 00:06:59,586 --> 00:07:02,456 あなたが 守らなきゃいけない人が もう いるでしょ。 90 00:07:02,523 --> 00:07:07,461 藍子ちゃんが いるでしょ。 紅子のことは もう 忘れてあげて。 91 00:07:07,528 --> 00:07:09,463 あの子を 苦しめるのは もう やめて。 92 00:07:09,530 --> 00:07:13,467 (藤堂) わたしは 紅子を 苦しみから 解放しようとしているだけですよ。 93 00:07:13,534 --> 00:07:15,469 邪魔しないでいただきたい。 94 00:07:15,536 --> 00:07:17,471 どうして そこまでするの? 95 00:07:17,538 --> 00:07:20,474 紅子の幸せを 望んでくれているのなら→ 96 00:07:20,541 --> 00:07:23,477 陽平さんと生きてくのを 許してあげて。 97 00:07:23,544 --> 00:07:27,481 (藤堂) あれは 陽平じゃない! 真彦だ。 98 00:07:27,548 --> 00:07:30,484 真彦に 紅子を 幸せにすることは できない。 99 00:07:30,551 --> 00:07:33,487 真彦と 生きていくことだけは 許さない! 100 00:07:33,554 --> 00:07:35,489 藤堂 あなた…。 101 00:07:35,556 --> 00:07:38,492 (藤堂) 真彦にだけは 紅子は 渡さない。 102 00:07:38,559 --> 00:07:42,496 紅子を 縛り付けてでも 真彦と 出ていくことだけは 許さない。 103 00:07:42,563 --> 00:07:44,498 何をするつもり? 104 00:07:44,565 --> 00:07:49,503 (藤堂) あなたには関係ない。 これは わたしと 紅子の問題です。 105 00:07:49,570 --> 00:07:53,574 邪魔をするなら 奥さまといえど 容赦はしませんよ。 106 00:08:09,523 --> 00:08:11,458 (眞一)《お前なんか 僕が殺してやる!》 107 00:08:11,525 --> 00:08:15,462 (紅子)《眞一。 いいぞ》 108 00:08:15,529 --> 00:08:17,464 (麗華)《駄目よ 眞一!》 109 00:08:17,531 --> 00:08:19,533 (刺す音) (眞一)《お母さん…》 110 00:08:21,535 --> 00:08:23,537 \(ドアの開く音) 111 00:08:26,540 --> 00:08:28,542 (紅子) 眞一…。 112 00:08:31,545 --> 00:08:36,483 (紅子) 何だ? 眠れないのか? 113 00:08:36,550 --> 00:08:38,552 こっち来て 座れよ。 114 00:08:45,559 --> 00:08:49,563 (紅子) まだ 声 出ないのか? 115 00:08:55,569 --> 00:08:57,571 (紅子) どうした? 116 00:09:13,587 --> 00:09:17,591 (紅子) お前 これ…。 117 00:09:17,591 --> 00:09:55,629 ♪~ 118 00:09:55,629 --> 00:09:59,566 (紅子) そんなことない。 そんなことないよ。 119 00:09:59,633 --> 00:10:02,502 麗華は 人殺しなんかじゃない。 120 00:10:02,569 --> 00:10:06,573 お前は 人殺しの子供なんかじゃない。 121 00:10:30,597 --> 00:10:33,533 (紅子) 麗華。 >> あっ 紅子。 122 00:10:33,600 --> 00:10:36,536 今 眞一の着替え 持っていこうと思って。 123 00:10:36,603 --> 00:10:38,538 (紅子) 眞一は 連れて帰ってきた。 124 00:10:38,605 --> 00:10:42,542 そうなの? どこ? 眞一は。 居間? 125 00:10:42,609 --> 00:10:45,612 (紅子) ちょっと待て。 その前に 話がある。 126 00:10:47,614 --> 00:10:52,619 眞一が これ 読んじまった。 127 00:11:00,627 --> 00:11:04,498 これを そんな…。 128 00:11:04,564 --> 00:11:08,502 じゃあ あの子 知ってしまったのね。 129 00:11:08,568 --> 00:11:10,504 (紅子) ああ。 130 00:11:10,570 --> 00:11:16,510 しゃべれなくなったのも これを 見たからなのね。 131 00:11:16,576 --> 00:11:20,580 (紅子) どうする? お前が決めろ。 132 00:11:23,583 --> 00:11:27,521 向き合うわ 眞一と。 133 00:11:27,587 --> 00:11:31,591 ちゃんと 向き合う。 もう 逃げない。 134 00:11:36,596 --> 00:11:39,533 (友造) もっと高く積めるだろ。 (桜子) お姉ちゃんが積んであげる。 135 00:11:39,599 --> 00:11:43,603 (桃子) 桃子がやるの。 (友造) 俺も やってやる。 136 00:11:53,613 --> 00:11:56,550 太一父さんは…→ 137 00:11:56,616 --> 00:12:04,491 太一父さんは 麗華母さんが 殺してしまったの。 138 00:12:04,558 --> 00:12:09,496 お父さんが あなたと わたしと 3人で→ 139 00:12:09,563 --> 00:12:13,500 死のうとしてきたの。 140 00:12:13,567 --> 00:12:16,503 母さん 止めようとして…。 141 00:12:16,570 --> 00:12:19,506 (太一)《麗華 一緒に死のう》→ 142 00:12:19,573 --> 00:12:22,509 《眞一は 俺のものだ》 143 00:12:22,576 --> 00:12:25,579 《あなた やめて!》 (太一)《離せ!》 144 00:12:27,581 --> 00:12:30,517 《ああっ! ああ!》 145 00:12:30,584 --> 00:12:33,520 (麗華)《やっと これから 家族 3人で→ 146 00:12:33,587 --> 00:12:37,591 生きていけると 思ってたのに》 147 00:12:39,593 --> 00:12:44,531 あなただけは 何としてでも 守りたかった。 148 00:12:44,598 --> 00:12:47,601 ただ それだけだった。 149 00:12:47,601 --> 00:13:07,554 ♪~ 150 00:13:07,554 --> 00:13:09,489 (千鶴) 紅子さん どう? 眞一は。 151 00:13:09,556 --> 00:13:12,492 (紅子) ああ。 ちゃんと 話は聞いてくれた。 152 00:13:12,559 --> 00:13:15,495 事実は 事実として 受け入れてくれたみたいだ。 153 00:13:15,562 --> 00:13:20,500 そう。 なら 後は 2人を 見守っていくしかないわね。 154 00:13:20,567 --> 00:13:22,502 (紅子) ああ。 (千鶴) うん。 155 00:13:22,569 --> 00:13:25,505 \(藤堂 足音) (紅子) 藤堂! 156 00:13:25,572 --> 00:13:30,510 (藤堂) ここは わたしの持ち物。 今すぐ 出ていってくれ。 157 00:13:30,577 --> 00:13:33,513 (千鶴) 藤堂さん いきなり 何 言ってるの?→ 158 00:13:33,580 --> 00:13:36,583 あんた 子供たちを 路頭に迷わすつもり? 159 00:13:38,585 --> 00:13:40,520 (紅子) 藤堂 てめえ! 160 00:13:40,587 --> 00:13:42,522 (桜子) ここを 出ていかなきゃ いけないの? 161 00:13:42,589 --> 00:13:45,525 (友造) 俺ら 住むとこ なくなんのか? 162 00:13:45,592 --> 00:13:48,528 (桃子) 藤堂のおじちゃん 何で? 何でなの? 163 00:13:48,595 --> 00:13:52,532 昔のあんたは どこに いったんだい! 164 00:13:52,599 --> 00:13:54,534 (麗華) 藤堂さん…。 165 00:13:54,601 --> 00:13:57,604 (藤堂) 今すぐ 出ていってくれ。 166 00:14:06,613 --> 00:14:10,550 (康助) 紅子は 眞一君を連れて 別邸に行ったようですよ。 167 00:14:10,617 --> 00:14:13,553 そうですか。 別邸にね。 168 00:14:13,620 --> 00:14:17,557 しかし 眞一君が しゃべれなくなるとはねえ。 169 00:14:17,624 --> 00:14:21,561 麗華も さぞかし 心を痛めてるんでしょうねえ。 170 00:14:21,628 --> 00:14:26,566 あなた 別邸に行ってみましょう。 (孝太郎) そうだな。 171 00:14:26,633 --> 00:14:28,568 (桃子・桜子) わーっ。 (友造) わーっ すげえ! 172 00:14:28,635 --> 00:14:30,570 (桃子) わあ すごい! 173 00:14:30,637 --> 00:14:32,505 (千鶴) 桃子! ちょっと! (孝太郎) あっ 千鶴! 174 00:14:32,572 --> 00:14:34,507 (杏子) 紅子! 何なの? どうしたの? 175 00:14:34,574 --> 00:14:37,510 (紅子) 別邸を 出てきた。 (杏子・孝太郎) えっ? 176 00:14:37,577 --> 00:14:40,513 (孝太郎) 何で また。 (紅子) ここを 孤児院にするよ。 177 00:14:40,580 --> 00:14:43,516 孤児院だって? ここは 娼館だぞ。 何を考えてるんだ。 178 00:14:43,583 --> 00:14:45,518 (紅子) ボーイは 黙ってろ。 179 00:14:45,585 --> 00:14:48,521 ここのオーナーは あたしだ。 経営は 任せてもらう。 180 00:14:48,588 --> 00:14:50,523 娼婦たちは どうするんだ? 181 00:14:50,590 --> 00:14:53,526 (紅子) ナオミさんたちには 今までどおり 稼いでもらうさ。 182 00:14:53,593 --> 00:14:56,529 孤児院やってりゃ 隠れみのにもなるしな。 183 00:14:56,596 --> 00:14:58,531 GHQだって 手を出しづらいだろ。 184 00:14:58,598 --> 00:15:01,534 それは まあ そうかもしれんが。 (桃子) わあ 奇麗! 185 00:15:01,601 --> 00:15:03,536 (康助) 孤児院とはな。 (友造) わあ でっけえ! 186 00:15:03,603 --> 00:15:05,538 友造! 187 00:15:05,605 --> 00:15:08,541 (杏子) 紅子 ホントに 何があったの? 188 00:15:08,608 --> 00:15:10,543 (紅子) 藤堂に 追い出された。 189 00:15:10,610 --> 00:15:14,547 藤堂に!? (杏子) 藤堂! 190 00:15:14,614 --> 00:15:18,551 (紅子) それより 今 心配なのは 眞一のことだ。 191 00:15:18,618 --> 00:15:23,623 何としても 声を 取り戻してやらないと。 192 00:15:28,628 --> 00:15:30,563 \(戸の開く音) 193 00:15:30,630 --> 00:15:32,499 (藍子) おかえりなさい。 昨日も 帰ってこなかったけど→ 194 00:15:32,565 --> 00:15:35,502 どこ行ってたの? (藤堂) ちょっと 取り立てにな。 195 00:15:35,568 --> 00:15:38,505 ゆうべは そのまま 事務所で 寝てしまったよ。 196 00:15:38,571 --> 00:15:40,507 \(足音) 197 00:15:40,573 --> 00:15:42,509 (藍子) おばさま! 198 00:15:42,575 --> 00:15:47,514 藤堂! 子供たちまで 巻き込むなんて 何を考えてるの。 199 00:15:47,580 --> 00:15:50,517 (藤堂) 巻き込むとは 人聞きが悪い。 あの別邸は もともと→ 200 00:15:50,583 --> 00:15:52,519 わたしの持ち物。 返してもらっただけですよ。 201 00:15:52,585 --> 00:15:55,522 そんなにしてまで 紅子を 縛り付けたいの? 202 00:15:55,588 --> 00:15:57,524 (藤堂) 言ったはずだ。 わたしは 紅子を→ 203 00:15:57,590 --> 00:15:59,526 苦しみから 解放しようとしているだけですよ。 204 00:15:59,592 --> 00:16:03,530 >> もう 紅子を苦しませないで! (藤堂) 黙って 見ていろ! 205 00:16:03,596 --> 00:16:07,600 俺は もう 清瀬の執事じゃない。 あんたの指図は 受けない! 206 00:16:09,602 --> 00:16:11,538 (杏子) 紅子に 近づかないで。 207 00:16:11,604 --> 00:16:16,543 もう あの子に 苦しみを与えないで! 208 00:16:16,609 --> 00:16:18,545 (藍子) 出てって!→ 209 00:16:18,611 --> 00:16:21,548 出てって! 出てって 出てって!→ 210 00:16:21,614 --> 00:16:23,550 すぐに 出てって! 211 00:16:23,616 --> 00:16:26,553 (戸の閉まる音) 212 00:16:26,619 --> 00:16:29,556 ハァ…。 213 00:16:29,622 --> 00:16:34,561 (藤堂) 藍子ちゃんだけだ。 俺に 優しくしてくれるのは。 214 00:16:38,565 --> 00:16:41,501 もう お姉ちゃんのことは 忘れて。 215 00:16:41,568 --> 00:16:45,572 苦しんでる 藤堂さん見てるの つらいの。 216 00:16:55,582 --> 00:16:58,585 ちゃんと お姉ちゃんのこと 忘れて。 217 00:17:02,589 --> 00:17:04,524 わたしのことだけ見て。 218 00:17:04,591 --> 00:17:09,596 (藤堂) 大丈夫。 藍子ちゃんのことは ちゃんと守っていくよ。 219 00:17:16,603 --> 00:17:18,605 (麗華) また ここに 戻ってきちゃったわね。 220 00:17:20,607 --> 00:17:24,611 眞一 お菓子あるわよ 食べる? 221 00:17:26,613 --> 00:17:28,615 (麗華) ほら。 222 00:17:31,618 --> 00:17:36,556 あっ つめが伸びてるわね。 お母さん 切ってあげる。→ 223 00:17:36,623 --> 00:17:39,626 つめ切り どこだったかしら? 224 00:17:42,629 --> 00:17:45,565 (紅子) 麗華も あんなに 頑張ってんだから→ 225 00:17:45,632 --> 00:17:48,568 眞一も しゃべれるようになるよな。 226 00:17:48,635 --> 00:17:52,572 ああ 大丈夫だ。 今は 麗華に任せるしかない。 227 00:17:52,639 --> 00:17:57,577 ここを 孤児院にすんだろ? 忙しくなるな。 228 00:17:57,644 --> 00:17:59,646 (紅子) 悪いな。 229 00:18:04,651 --> 00:18:07,587 (麗華) あした どっかに 遊びに行こっか?→ 230 00:18:07,654 --> 00:18:09,656 動物園なんて どう? 231 00:18:12,659 --> 00:18:14,661 (麗華) おやすみなさい。 232 00:18:23,670 --> 00:18:25,605 《お母さん?》 233 00:18:25,672 --> 00:18:28,608 《違うわ。 あなたなんて わたしの子供じゃない!》 234 00:18:28,675 --> 00:18:31,611 《お母さん!》 (麗華)《来ないで!》 235 00:18:31,678 --> 00:18:33,613 《麗華母さん!》 236 00:18:36,616 --> 00:18:42,622 お母さんが 元に戻してあげる。 絶対 元気にしてあげる。 237 00:18:42,622 --> 00:18:57,637 ♪~ 238 00:18:57,637 --> 00:19:01,574 おはよう。 具合は どう? 239 00:19:01,641 --> 00:19:04,577 (眞一) …さん。 240 00:19:04,644 --> 00:19:07,647 眞一 あなた 声が…。 241 00:19:09,649 --> 00:19:12,585 ああ 眞一。 242 00:19:12,652 --> 00:19:17,657 紅子母さんは どこ? どこ? 紅子母さん。 243 00:19:23,663 --> 00:19:25,598 紅子母さん! 244 00:19:25,665 --> 00:19:28,601 (紅子) 眞一 お前 しゃべれるように なったのか? 245 00:19:28,668 --> 00:19:31,604 (眞一) うん! もう 大丈夫だよ。 246 00:19:31,671 --> 00:19:33,540 ホントか? (眞一) おじちゃん! 247 00:19:33,606 --> 00:19:36,543 よかったな 眞一。 言ったろ。 しゃべれるようになるって。 248 00:19:36,609 --> 00:19:39,546 うん。 (紅子) フフフ。 よかった。 249 00:19:39,612 --> 00:19:41,548 ホントに よかった。 250 00:19:41,614 --> 00:19:44,551 (眞一) うん。 紅子母さん 大丈夫だよ。 251 00:19:44,617 --> 00:19:46,619 (紅子) ホント よかったよ 眞一。 252 00:19:51,624 --> 00:19:56,629 (眞一)《紅子母さんは どこ? どこ? 紅子母さん》 253 00:20:01,634 --> 00:20:07,640 (麗華) どうして 紅子は いつも わたしから奪ってくの? 254 00:20:09,642 --> 00:20:14,581 太一も 真彦さんも 陽平さんも…。 255 00:20:14,647 --> 00:20:19,586 眞一までも 奪っていった。 256 00:20:19,652 --> 00:20:25,658 あの女が 全てを奪っていった…。 257 00:20:25,658 --> 00:20:37,604 ♪~ 258 00:20:37,604 --> 00:20:39,606 (藤堂) じゃあ いってくるよ。 259 00:20:45,612 --> 00:20:50,550 あの女がいるから いけないのよ。 260 00:20:50,617 --> 00:20:56,623 紅子がいるから… 陽平がいるから いけないのよ。 261 00:20:56,623 --> 00:21:12,639 ♪~ 262 00:21:12,639 --> 00:21:15,642 あの2人さえ いなくなれば…。 263 00:21:17,644 --> 00:21:20,580 あの2人さえ…。 264 00:21:20,647 --> 00:21:23,650 あの2人さえ いなくなれば。 265 00:21:32,592 --> 00:21:36,596 麗華さえいれば いいんだ。 麗華さえ…。 266 00:21:45,605 --> 00:21:48,541 麗華…。 267 00:21:48,608 --> 00:21:54,547 あなたと 結婚してあげる。 (康助) えっ? 268 00:21:54,614 --> 00:21:57,550 紅子に 苦しみを 与えてやりたいの。 269 00:21:57,617 --> 00:22:01,554 地獄に 突き落としてやりたいの。 270 00:22:01,621 --> 00:22:04,557 眞一は…→ 271 00:22:04,624 --> 00:22:06,559 もう いらない。 272 00:22:06,626 --> 00:22:11,631 もう いっぱい しゃべれるよ。 紅子母さん 陽平おじちゃん…。