1 00:00:04,900 --> 00:00:07,500 朱蒙〔チュモン〕 2 00:00:44,000 --> 00:00:48,000 第12話 3 00:01:37,233 --> 00:01:38,733 ヘモス様 4 00:01:47,100 --> 00:01:48,200 ユファ姫? 5 00:01:51,433 --> 00:01:52,733 ヘモス様 6 00:01:59,200 --> 00:02:01,066 夢では ないですよね? 7 00:02:04,766 --> 00:02:06,800 本当にヘモス様ですよね? 8 00:02:08,733 --> 00:02:10,066 ユファ姫 9 00:02:30,900 --> 00:02:33,033 夢でも構いません 10 00:02:35,366 --> 00:02:37,233 私を抱きしめる手が― 11 00:02:39,000 --> 00:02:41,733 ヘモス様の魂でも構いません 12 00:03:24,866 --> 00:03:28,466 玄菟(ヒョント)城にヘモス様を 捜しに行った時― 13 00:03:29,466 --> 00:03:33,600 私はヘモス様の子を 身ごもっていました 14 00:03:38,133 --> 00:03:43,433 両目を失い 吊し上げられた お姿を前に 15 00:03:44,933 --> 00:03:50,566 私が生きてこそ この子を産めるのだと思い― 16 00:03:51,966 --> 00:03:53,866 引き返したのです 17 00:03:59,066 --> 00:04:00,733 その子を産んだ後― 18 00:04:02,066 --> 00:04:04,433 ヘモス様を陥れたのは― 19 00:04:05,566 --> 00:04:08,266 先王の陰謀だと分かりました 20 00:04:10,666 --> 00:04:14,633 私は自分の足で 扶余(プヨ)宮に行ったのです 21 00:04:16,966 --> 00:04:18,600 その子が成長して― 22 00:04:20,600 --> 00:04:25,200 ヘモス様の果たせなかった 大業を遂げることと― 23 00:04:28,300 --> 00:04:33,900 ヘモス様の命を奪った扶余(プヨ)に 復讐することを願いました 24 00:04:39,733 --> 00:04:41,166 その子の名は― 25 00:04:43,533 --> 00:04:46,733 弓の名手だった ヘモス様に似るよう― 26 00:04:48,300 --> 00:04:50,266 チュモンとつけました 27 00:04:54,533 --> 00:04:55,866 チュモン… 28 00:04:58,300 --> 00:04:59,633 チュモンが― 29 00:05:01,833 --> 00:05:04,100 本当に私の息子だと? 30 00:05:07,800 --> 00:05:09,566 ご存じなのですか? 31 00:05:10,933 --> 00:05:12,733 チュモンのいた― 32 00:05:14,700 --> 00:05:20,300 洞窟の牢獄に 20年間 監禁されていました 33 00:05:26,900 --> 00:05:28,433 許してください 34 00:05:29,866 --> 00:05:35,066 生きてらっしゃるとは 夢にも思いませんでした 35 00:05:36,066 --> 00:05:37,533 お許しを 36 00:05:41,666 --> 00:05:42,966 ユファ姫 37 00:05:46,700 --> 00:05:48,633 チュモンに会います 38 00:05:49,766 --> 00:05:54,033 ヘモス様のことを 話してやりたいのです 39 00:05:55,933 --> 00:05:59,533 どんなお方で どう生きていらしたか 40 00:06:01,266 --> 00:06:04,333 あの子にすべて話します 41 00:06:09,733 --> 00:06:11,066 いけません 42 00:06:16,433 --> 00:06:17,966 チュモンの父親は― 43 00:06:20,566 --> 00:06:22,300 今までどおり― 44 00:06:26,500 --> 00:06:28,000 クムワです 45 00:06:29,400 --> 00:06:30,766 ヘモス様 46 00:06:31,333 --> 00:06:34,200 何もしてやれなかったのに― 47 00:06:36,133 --> 00:06:39,133 今さら父とは名乗れません 48 00:06:41,433 --> 00:06:42,933 私とあの子が― 49 00:06:43,933 --> 00:06:47,700 余生を共にいたします 50 00:06:47,800 --> 00:06:49,266 なりません 51 00:06:53,066 --> 00:06:55,566 お会いできただけで― 52 00:06:59,733 --> 00:07:02,200 心残りはありません 53 00:07:06,366 --> 00:07:08,033 私が姿を現せば― 54 00:07:10,366 --> 00:07:12,600 扶余(プヨ)が混乱します 55 00:07:16,600 --> 00:07:18,566 ユファ姫のためと― 56 00:07:21,133 --> 00:07:23,300 チュモンのために 57 00:07:25,800 --> 00:07:28,666 そして二人を養ってくれた― 58 00:07:31,300 --> 00:07:33,033 クムワのためにも 59 00:07:38,966 --> 00:07:40,800 私は去らねば 60 00:07:43,933 --> 00:07:45,233 ヘモス様 61 00:09:38,200 --> 00:09:41,466 陛下 ユファ夫人が お見えです 62 00:09:42,300 --> 00:09:44,266 通しなさい 63 00:09:52,366 --> 00:09:55,100 さあ かけなさい 64 00:10:00,000 --> 00:10:03,933 なぜ座らず 立ったままでいる? 65 00:10:12,266 --> 00:10:13,333 ユファ 66 00:10:15,000 --> 00:10:16,133 陛下 67 00:10:17,466 --> 00:10:23,133 私ども母子は陛下のご恩に どう報いれば? 68 00:10:25,100 --> 00:10:28,066 死をもっても不可能ですが 69 00:10:29,266 --> 00:10:34,066 またしても 厚かましい願いがございます 70 00:10:44,066 --> 00:10:45,333 ヘモス様に― 71 00:10:47,233 --> 00:10:49,466 お会いしました 72 00:10:53,900 --> 00:10:55,000 今― 73 00:10:55,933 --> 00:10:57,400 どこにいるのだ 74 00:10:58,333 --> 00:11:00,166 ヘモスは今どこに 75 00:11:01,700 --> 00:11:05,366 ご迷惑になるため お会いできないと 76 00:11:10,100 --> 00:11:12,200 お許しいただけるなら― 77 00:11:13,966 --> 00:11:19,433 ヘモス様と共に 余生を送りたいのです 78 00:11:24,966 --> 00:11:26,033 陛下 79 00:11:26,733 --> 00:11:28,266 どうかお許しを 80 00:11:42,233 --> 00:11:44,533 私もヘモスを捜していた 81 00:11:45,733 --> 00:11:49,800 そなたには どう話すべきか分からず 82 00:11:50,500 --> 00:11:54,600 捜し出してから 言うつもりだった 83 00:12:00,466 --> 00:12:03,633 そなたを思えば胸が痛み 84 00:12:04,633 --> 00:12:07,800 やりきれぬ思いだったが 85 00:12:09,300 --> 00:12:15,533 ヘモスに比べれば 私の苦しみなど何でもない 86 00:12:16,766 --> 00:12:18,466 この数十年間― 87 00:12:20,100 --> 00:12:23,700 そなたが そばにいてくれただけで 88 00:12:25,200 --> 00:12:29,700 私は一生分の喜びを 享受できたのだから 89 00:12:32,466 --> 00:12:33,500 陛下 90 00:12:37,100 --> 00:12:39,033 ヘモスを呼ぶのだ 91 00:12:39,800 --> 00:12:44,733 安心してそなたと 余生を送れるよう― 92 00:12:46,066 --> 00:12:47,733 手を尽くそう 93 00:12:49,733 --> 00:12:50,833 陛下 94 00:13:08,166 --> 00:13:10,033 もう涙は いらぬ 95 00:13:12,733 --> 00:13:14,233 これ以上― 96 00:13:16,266 --> 00:13:19,600 ご恩はお受けできません 97 00:13:21,466 --> 00:13:23,100 行かせてください 98 00:13:24,500 --> 00:13:27,866 ヘモス様も望んでいます 99 00:13:33,966 --> 00:13:35,566 それは いけない 100 00:13:38,166 --> 00:13:42,466 私がヘモスに会って 説得しよう 101 00:13:43,300 --> 00:13:46,300 チョンム山 102 00:14:17,066 --> 00:14:18,100 待て 103 00:14:42,800 --> 00:14:43,933 この辺りか? 104 00:14:46,000 --> 00:14:48,600 左に2寸 動いてください 105 00:14:50,566 --> 00:14:52,700 下にも3寸ほど 106 00:15:03,366 --> 00:15:06,333 数千もの兵士が いる戦場では― 107 00:15:07,000 --> 00:15:09,666 お前の矢がいかに強烈でも 108 00:15:10,200 --> 00:15:12,933 射るのが遅くては無意味だ 109 00:15:14,300 --> 00:15:17,866 矢をつがえている間に 殺されてしまう 110 00:15:21,566 --> 00:15:23,433 速さが肝心だ 111 00:15:24,366 --> 00:15:26,833 一度で狙って射るのだ 112 00:15:28,000 --> 00:15:29,133 矢をくれ 113 00:15:30,300 --> 00:15:31,200 はい 114 00:15:58,800 --> 00:15:59,500 やってみろ 115 00:16:36,200 --> 00:16:37,566 的中した数は? 116 00:16:41,033 --> 00:16:42,133 3本です 117 00:16:43,833 --> 00:16:45,633 それなら上出来だ 118 00:16:46,333 --> 00:16:51,466 弓が手足のように感じたら すべて当たるようになる 119 00:16:52,533 --> 00:16:56,833 どうやらお前は俺より 弓と縁があるようだ 120 00:16:59,800 --> 00:17:00,900 私は― 121 00:17:01,633 --> 00:17:03,733 父上に似たようです 122 00:17:08,766 --> 00:17:11,200 母がチュモンと 名付けたのは― 123 00:17:11,665 --> 00:17:15,833 弓の名手だった父上に 似るようにと 124 00:17:46,166 --> 00:17:47,300 チュモン 125 00:17:48,833 --> 00:17:49,633 はい 126 00:17:53,700 --> 00:17:55,133 かつて俺は― 127 00:17:56,766 --> 00:17:59,266 大業をと意気込んだが 128 00:18:01,233 --> 00:18:05,400 1人の女性すら 守ることができなかった 129 00:18:10,866 --> 00:18:11,866 お前は― 130 00:18:13,500 --> 00:18:15,433 そんな男になるな 131 00:18:19,533 --> 00:18:22,433 身近な人間も守れずして― 132 00:18:23,200 --> 00:18:26,300 数万の民を守れはしない 133 00:18:31,100 --> 00:18:32,433 お前の母上は― 134 00:18:35,533 --> 00:18:37,233 とても聡明で― 135 00:18:39,500 --> 00:18:41,333 美しい方のようだ 136 00:18:44,800 --> 00:18:47,066 必ずお前が守るのだぞ 137 00:18:49,866 --> 00:18:51,133 はい 師匠 138 00:18:53,566 --> 00:18:58,966 お前が身を潜めていると 母上も心配なさるはずだ 139 00:19:00,966 --> 00:19:03,066 お会いしてこい 140 00:19:06,100 --> 00:19:08,100 追放された身でも― 141 00:19:09,933 --> 00:19:11,900 会うのは可能だろう 142 00:19:16,733 --> 00:19:17,666 はい 143 00:19:21,266 --> 00:19:25,033 食事の支度をしてから 行きます 144 00:19:25,533 --> 00:19:27,000 今すぐ行け 145 00:19:31,900 --> 00:19:33,966 帰りがけに― 146 00:19:37,066 --> 00:19:39,033 酒でも買ってきてくれ 147 00:19:42,000 --> 00:19:42,666 はい 148 00:19:43,333 --> 00:19:45,266 行ってきます 149 00:19:48,533 --> 00:19:49,700 チュモン 150 00:19:52,000 --> 00:19:53,100 はい 師匠 151 00:19:56,966 --> 00:19:58,633 急ぐことはない 152 00:20:02,133 --> 00:20:03,566 ゆっくりでいい 153 00:20:05,900 --> 00:20:07,366 ゆっくりと 154 00:20:09,266 --> 00:20:10,833 ゆっくり… 155 00:20:13,700 --> 00:20:14,900 行ってこい 156 00:20:17,033 --> 00:20:18,166 はい 157 00:20:30,700 --> 00:20:32,033 師匠! 158 00:20:35,233 --> 00:20:37,933 鹿の肉も買ってきます 159 00:20:38,566 --> 00:20:40,400 待っててください 160 00:21:19,200 --> 00:21:20,100 行くぞ 161 00:21:23,366 --> 00:21:24,033 前へ 162 00:22:36,733 --> 00:22:37,733 兄貴 163 00:22:40,100 --> 00:22:41,000 大丈夫ですか 164 00:22:41,833 --> 00:22:43,100 どうした 165 00:22:43,533 --> 00:22:47,800 数百の兵士が兄貴の隠れ家に 向かっていると 166 00:22:50,900 --> 00:22:51,800 何だと 167 00:22:57,433 --> 00:22:58,300 兄貴 168 00:24:47,566 --> 00:24:48,666 師匠! 169 00:24:49,100 --> 00:24:50,933 無謀です いけません 170 00:24:51,333 --> 00:24:54,500 師匠が死んでしまう お守りせねば 171 00:24:54,900 --> 00:24:55,966 王子様! 172 00:24:56,133 --> 00:24:57,200 放せ! 173 00:24:57,366 --> 00:24:58,300 王子様 174 00:24:58,500 --> 00:24:59,433 オイ 175 00:25:05,000 --> 00:25:05,666 王子様 176 00:29:29,266 --> 00:29:30,500 ヘモス様! 177 00:29:49,166 --> 00:29:50,666 ヘモス様 178 00:30:14,600 --> 00:30:15,866 ヘモス 179 00:30:20,600 --> 00:30:21,766 ヘモス 180 00:30:25,266 --> 00:30:26,333 私だ 181 00:30:28,666 --> 00:30:30,200 クムワだ 182 00:30:35,900 --> 00:30:37,133 ヘモス 183 00:30:48,666 --> 00:30:51,400 ヘモス! 184 00:31:24,133 --> 00:31:25,133 王子様 185 00:31:25,533 --> 00:31:26,900 お気づきに? 186 00:31:37,333 --> 00:31:38,900 師匠は? 187 00:31:44,200 --> 00:31:46,000 どうなったんだ 188 00:31:47,700 --> 00:31:49,233 お亡くなりに 189 00:31:55,566 --> 00:31:56,700 王子様 190 00:31:59,466 --> 00:32:00,633 王子様 191 00:32:03,466 --> 00:32:04,233 王子様 192 00:32:08,733 --> 00:32:09,800 王子様 193 00:32:10,866 --> 00:32:12,000 師匠 194 00:32:13,300 --> 00:32:14,400 師匠 195 00:32:17,700 --> 00:32:20,300 師匠! 196 00:32:35,533 --> 00:32:36,533 師匠! 197 00:32:54,733 --> 00:32:55,900 師匠… 198 00:34:21,333 --> 00:34:25,266 決戦の日が近づくにつれ 怖くなる 199 00:34:27,766 --> 00:34:31,000 お前にも恐怖心があったのか 200 00:34:33,833 --> 00:34:35,166 実を言うと― 201 00:34:36,966 --> 00:34:38,666 俺は臆病者だ 202 00:34:41,666 --> 00:34:46,366 ある瞬間から 流民(るみん)の英雄となって以来― 203 00:34:48,233 --> 00:34:53,500 彼らを解放せねばという 重圧に耐えかねていた 204 00:34:55,199 --> 00:34:59,333 お前がいなきゃ 逃げ出していたかもな 205 00:35:00,933 --> 00:35:05,233 私もお前なしには ここまで来られなかった 206 00:35:06,700 --> 00:35:09,733 お前を知り 同志になって 207 00:35:10,100 --> 00:35:12,166 大きな衝撃を受けた 208 00:35:14,200 --> 00:35:16,933 お前に出会えなければ― 209 00:35:17,400 --> 00:35:22,266 私は宮殿の中で 苦痛も困難も知らずに 210 00:35:22,400 --> 00:35:24,533 楽に生きていたろう 211 00:35:27,833 --> 00:35:28,566 クムワ 212 00:35:32,133 --> 00:35:35,100 お前に頼みがある 213 00:35:39,333 --> 00:35:42,566 この戦争で俺が死んだら― 214 00:35:45,366 --> 00:35:47,500 ユファ姫を頼む 215 00:35:51,833 --> 00:35:55,033 俺のせいで すべてを失ったのに― 216 00:35:57,066 --> 00:35:58,866 何もしてやれない 217 00:35:59,933 --> 00:36:01,266 生きて― 218 00:36:01,500 --> 00:36:03,433 守ってやればいい 219 00:36:03,666 --> 00:36:07,866 それがお前にできる 一番 大事なことだ 220 00:36:09,366 --> 00:36:10,700 そうだな 221 00:36:13,300 --> 00:36:14,833 だが仮に死んでも― 222 00:36:17,066 --> 00:36:18,833 埋めないでくれ 223 00:36:20,433 --> 00:36:22,233 あの高い山のふもとに― 224 00:36:23,266 --> 00:36:26,466 俺の体をそのまま捨ててくれ 225 00:36:29,333 --> 00:36:31,766 鷲(ワシ)の餌になるんだ 226 00:36:32,766 --> 00:36:37,066 その鷲が 遠くに飛び立つ時― 227 00:36:38,233 --> 00:36:39,800 一緒に飛んで― 228 00:36:41,766 --> 00:36:44,433 失われた祖国を 見下ろせるよう 229 00:37:09,333 --> 00:37:10,633 ヘモス様 230 00:37:12,366 --> 00:37:13,933 ユファです 231 00:37:16,900 --> 00:37:17,900 どうか― 232 00:37:20,033 --> 00:37:21,866 何かおっしゃって 233 00:37:27,000 --> 00:37:28,366 ヘモス様 234 00:37:40,000 --> 00:37:41,900 そなたが放さねば― 235 00:37:42,900 --> 00:37:45,533 ヘモスが余計に苦しむ 236 00:37:49,066 --> 00:37:51,166 もう逝かせてやろう 237 00:37:56,266 --> 00:38:01,866 生きていらしたのも知らず 虚ろに過ごしていました 238 00:38:04,033 --> 00:38:07,366 これでは私の罪が拭えません 239 00:38:09,633 --> 00:38:10,800 ヘモス様 240 00:38:11,533 --> 00:38:13,400 何かおっしゃって 241 00:38:17,866 --> 00:38:19,000 お連れしろ 242 00:38:23,233 --> 00:38:24,166 放して 243 00:38:24,833 --> 00:38:25,566 ユファ様 244 00:38:25,666 --> 00:38:26,566 放して 245 00:38:28,533 --> 00:38:31,166 ヘモス様! 246 00:38:33,500 --> 00:38:34,933 ユファ様 247 00:38:49,533 --> 00:38:53,433 ヘモスの魂をたたえる祭祀を 執り行っても 248 00:38:53,733 --> 00:38:57,433 陛下のご傷心は癒えず 憂える事態です 249 00:39:01,933 --> 00:39:06,100 ヘモス将軍を殺した者に 心当たりは? 250 00:39:13,600 --> 00:39:16,033 巫女(みこ)様の推測どおり― 251 00:39:17,200 --> 00:39:20,300 ヘモスを殺したのは私です 252 00:39:22,233 --> 00:39:26,566 あれほど念を押したのに なぜですか 253 00:39:27,600 --> 00:39:30,733 扶余に災いが起きたら どう対処を? 254 00:39:31,333 --> 00:39:34,500 災いはヘモスの死ではなく― 255 00:39:34,666 --> 00:39:38,066 その存在によって起きたはず 256 00:39:38,700 --> 00:39:41,933 陛下がヘモスと会えば 257 00:39:42,033 --> 00:39:44,333 漢(かん)との戦争は不可避 258 00:39:45,466 --> 00:39:48,100 それこそが災いです 259 00:39:50,466 --> 00:39:54,700 私は災いの芽を 摘んだまでです 260 00:39:55,900 --> 00:39:58,433 後悔はありません 261 00:39:59,933 --> 00:40:03,766 陛下は殺した者を 捜すことでしょう 262 00:40:04,100 --> 00:40:05,433 どうなさるのです 263 00:40:06,900 --> 00:40:10,666 私の命など 惜しくはありませんが 264 00:40:11,033 --> 00:40:15,966 テソ王子の命まで 奪いは しないでしょう 265 00:40:18,933 --> 00:40:22,000 それは どういうことですか 266 00:40:22,733 --> 00:40:25,200 決断を下したのは私だが 267 00:40:25,433 --> 00:40:28,533 手を下したのはテソ王子です 268 00:40:29,933 --> 00:40:33,266 ヘモスと 同志だったとはいえ― 269 00:40:34,433 --> 00:40:37,766 よもや息子は殺しますまい 270 00:40:59,266 --> 00:41:02,400 同じ空の下にいるのが― 271 00:41:02,766 --> 00:41:04,733 我慢ならぬのだ 272 00:41:05,333 --> 00:41:07,900 お前の運命と思え 273 00:41:10,000 --> 00:41:11,666 肝に銘じておけ 274 00:41:11,900 --> 00:41:14,866 今度 私の怒りに触れたら― 275 00:41:15,866 --> 00:41:16,900 その時は― 276 00:41:17,866 --> 00:41:20,400 絶対に許さん 277 00:41:29,100 --> 00:41:32,600 食べて元気を出してください 278 00:41:34,466 --> 00:41:36,000 私たちの縁も― 279 00:41:37,566 --> 00:41:39,100 終わりにしよう 280 00:41:39,833 --> 00:41:40,966 行ってくれ 281 00:41:41,433 --> 00:41:42,466 王子様 282 00:41:42,600 --> 00:41:44,566 私が師匠を死なせた 283 00:41:46,466 --> 00:41:51,533 20年以上 理由も分からぬまま 監禁されていたのに― 284 00:41:52,966 --> 00:41:57,200 私と出会ったせいで 無念の死を遂げたのだ 285 00:41:59,200 --> 00:42:01,400 お前たちも そうなる 286 00:42:02,500 --> 00:42:03,500 行くんだ 287 00:42:04,566 --> 00:42:07,966 義兄弟の契りを 交わしたからには― 288 00:42:09,666 --> 00:42:11,133 お供します 289 00:42:17,333 --> 00:42:19,433 私には仕える価値も― 290 00:42:20,566 --> 00:42:22,133 従える資格もない 291 00:42:24,100 --> 00:42:25,066 王子様 292 00:42:27,033 --> 00:42:29,300 どこへ行くんですか 293 00:42:36,900 --> 00:42:40,266 ユファ夫人が 何も口にしないとか 294 00:42:42,933 --> 00:42:45,866 心の病は怖いですからね 295 00:42:46,000 --> 00:42:46,833 お兄様 296 00:42:46,966 --> 00:42:48,300 はい 王妃様 297 00:42:48,766 --> 00:42:52,033 医者に薬を 煎じさせてください 298 00:42:55,000 --> 00:42:58,566 ユファの苦しむ姿を 見に行きます 299 00:43:04,966 --> 00:43:08,800 ユファ様 王妃様がお見えです 300 00:43:19,200 --> 00:43:22,366 お起きになれないようです 301 00:43:24,966 --> 00:43:28,133 今日のお見舞いは難しいかと 302 00:43:29,800 --> 00:43:32,500 夫人の病状は知っているけど 303 00:43:32,633 --> 00:43:36,533 ここまで来て そのまま帰れないわ 304 00:44:01,366 --> 00:44:04,233 ユファ夫人 私です 305 00:44:04,966 --> 00:44:09,100 気力が回復するよう 煎じ薬を持ってきました 306 00:44:12,300 --> 00:44:16,433 夫人が臥(ふ)せていると 陛下も心配されます 307 00:44:16,533 --> 00:44:18,933 早く元気になって 308 00:44:20,800 --> 00:44:23,000 一体どうしたのです 309 00:44:23,533 --> 00:44:28,933 医者が脈を診ても 原因が分からないそうですね 310 00:44:38,200 --> 00:44:40,833 思い続けた人を失って 311 00:44:41,166 --> 00:44:44,566 胸が引き裂かれる思いだろう 312 00:44:44,666 --> 00:44:47,400 だが まだ終わりではない 313 00:44:48,033 --> 00:44:51,700 お前のせいで 涙に明け暮れた苦しみを 314 00:44:51,866 --> 00:44:54,966 千倍 万倍にして返してやる 315 00:44:55,533 --> 00:44:56,900 見ていなさい 316 00:44:57,700 --> 00:45:00,966 お前の苦しみは 始まったばかりよ 317 00:45:03,400 --> 00:45:08,500 当日 守備兵200人が 動かされていました 318 00:45:09,766 --> 00:45:11,733 知らなかったのか? 319 00:45:11,833 --> 00:45:15,533 郡頭(クンドゥ)が独断で動かしました 320 00:45:16,100 --> 00:45:21,533 訓練にしては報告もなく 疑わしいため調査中です 321 00:45:22,066 --> 00:45:25,566 報告なしに 兵を動かした郡頭(クンドゥ)を― 322 00:45:26,333 --> 00:45:27,866 連れてまいれ 323 00:45:28,233 --> 00:45:29,433 はい 陛下 324 00:45:50,333 --> 00:45:52,600 兄上 大変です 325 00:45:54,200 --> 00:45:55,266 何事だ 326 00:45:55,766 --> 00:46:02,066 陛下の命で大将軍(テジャングン)らが 兵を出した郡頭(クンドゥ)を捕らえに 327 00:46:05,166 --> 00:46:09,133 我々の仕業と 分かってしまいます 328 00:46:12,233 --> 00:46:16,666 あやつがヘモスだとは 知りませんでした 329 00:46:18,000 --> 00:46:20,666 じきに呼ばれて 叱責されます 330 00:46:21,566 --> 00:46:23,433 一体どうすれば? 331 00:46:25,200 --> 00:46:27,100 私が責任を取る 332 00:46:27,566 --> 00:46:29,066 心配するな 333 00:46:37,666 --> 00:46:42,100 兵を動かす時は 私に報告しろと言ったはず 334 00:46:42,800 --> 00:46:46,700 何ゆえに 報告をしなかったのだ 335 00:46:51,166 --> 00:46:54,633 その兵士たちを率いて どこへ行った 336 00:46:57,800 --> 00:46:59,633 チョンム山か? 337 00:47:02,466 --> 00:47:04,100 なぜ答えぬ 338 00:47:06,266 --> 00:47:11,066 チョンム山に兵士を 率いていったのか答えよ 339 00:47:17,166 --> 00:47:18,466 陛下… 340 00:47:18,833 --> 00:47:20,033 陛下 341 00:47:20,600 --> 00:47:22,600 私が申し上げます 342 00:47:25,000 --> 00:47:27,033 皆を下げてください 343 00:47:29,333 --> 00:47:30,500 全員 下がれ 344 00:47:48,700 --> 00:47:52,666 あの日 何があったのか 申してみよ 345 00:47:58,166 --> 00:48:03,100 何も知らない弟をけしかけ 200の兵を動かしたのは― 346 00:48:04,033 --> 00:48:05,166 私です 347 00:48:11,566 --> 00:48:12,933 私が― 348 00:48:14,933 --> 00:48:17,100 ヘモス将軍を殺しました 349 00:48:19,800 --> 00:48:20,800 今― 350 00:48:22,833 --> 00:48:24,133 何と? 351 00:48:26,466 --> 00:48:29,966 私がヘモス将軍を殺しました 352 00:48:38,133 --> 00:48:39,033 こやつめ! 353 00:48:41,166 --> 00:48:44,133 父上と扶余のためです 354 00:48:44,700 --> 00:48:46,066 黙れ! 355 00:48:47,800 --> 00:48:52,066 首をはねるにせよ 理由をお聞きください 356 00:48:56,966 --> 00:49:00,533 典客府(チョンゲクプ)の任務を 遂行しながら― 357 00:49:01,166 --> 00:49:06,000 タムル軍とヘモス将軍について 知ったのです 358 00:49:07,366 --> 00:49:08,733 ヘモス将軍が― 359 00:49:09,733 --> 00:49:13,833 父上の命に等しい友だとも 知りました 360 00:49:15,733 --> 00:49:17,466 知りながら― 361 00:49:18,966 --> 00:49:21,533 あんな真似をしたのか 362 00:49:22,300 --> 00:49:27,833 将軍に救出された流民が 扶余には大勢います 363 00:49:28,266 --> 00:49:33,566 彼らが英雄と崇める 将軍の存在が知られたら 364 00:49:34,000 --> 00:49:36,733 この扶余はどうなりますか 365 00:49:38,133 --> 00:49:39,633 国は分裂し 366 00:49:40,066 --> 00:49:44,066 間違いなく 漢も挙兵してきます 367 00:49:46,433 --> 00:49:51,166 私は父上の懸念を 減らそうとしたのです 368 00:49:53,800 --> 00:49:56,166 私が誤っているのなら― 369 00:49:57,633 --> 00:49:59,966 父上の剣をお受けします 370 00:50:21,500 --> 00:50:22,800 今すぐ― 371 00:50:24,933 --> 00:50:26,800 私の前から失せろ 372 00:51:13,900 --> 00:51:15,266 殿下 373 00:51:16,533 --> 00:51:22,233 殿下こそ扶余の王となる 勇気をお持ちの方です 374 00:51:24,500 --> 00:51:26,266 このプドゥクプル 375 00:51:26,933 --> 00:51:29,833 殿下に忠誠を尽くします 376 00:51:53,633 --> 00:51:54,866 下がれ 377 00:52:27,666 --> 00:52:28,833 ユファ 378 00:52:34,633 --> 00:52:37,166 愚かな私を許してくれ 379 00:52:40,666 --> 00:52:42,266 私はそなたを― 380 00:52:43,633 --> 00:52:46,466 励ます資格もない 381 00:52:49,300 --> 00:52:50,800 私はそなたの― 382 00:52:54,466 --> 00:53:00,200 涙を拭ってやる 厚かましさすらないのだ 383 00:53:21,200 --> 00:53:22,800 チュモンを捜し― 384 00:53:23,666 --> 00:53:25,466 宮殿に連れてこい 385 00:53:25,900 --> 00:53:27,133 はい 陛下 386 00:53:30,866 --> 00:53:33,866 ヨンタバル商団の屋敷 387 00:53:37,033 --> 00:53:38,566 チュモン王子様は? 388 00:53:39,466 --> 00:53:41,833 酒でやり過ごしています 389 00:53:43,766 --> 00:53:44,766 ウテさん 390 00:53:49,266 --> 00:53:50,000 これは? 391 00:53:51,333 --> 00:53:52,400 酒代だ 392 00:53:53,600 --> 00:53:56,600 傷は時間が癒やしてくれる 393 00:53:57,100 --> 00:53:59,600 それまで見守っていろ 394 00:54:01,366 --> 00:54:02,266 はい 395 00:54:06,600 --> 00:54:08,766 理解できません 396 00:54:09,666 --> 00:54:10,633 何が? 397 00:54:11,233 --> 00:54:14,266 チュモン王子は追放された身 398 00:54:14,366 --> 00:54:17,733 利益にもならないのに 援助するとは 399 00:54:20,000 --> 00:54:23,866 利益にならないかは 今に分かるわ 400 00:54:35,233 --> 00:54:38,800 毎日 お酒飲んでて 何の仕事なさってるの? 401 00:54:39,100 --> 00:54:40,066 私か? 402 00:54:43,400 --> 00:54:45,333 ここだけの秘密だぞ 403 00:54:45,433 --> 00:54:47,866 私は扶余の第3王子 404 00:54:48,166 --> 00:54:49,500 チュモンだ 405 00:54:55,066 --> 00:54:58,933 あんたが王子なら 私は扶余の姫様よ 406 00:54:59,333 --> 00:55:00,466 こやつめ 407 00:55:01,133 --> 00:55:04,366 扶余には姫などおらぬぞ 408 00:55:04,766 --> 00:55:06,333 あら いるわよ 409 00:55:06,466 --> 00:55:10,533 私は陛下が ひそかに産ませた隠し子なの 410 00:55:14,500 --> 00:55:16,233 隠し子か 411 00:55:18,900 --> 00:55:20,533 だったら用心しろ 412 00:55:21,333 --> 00:55:23,600 お前の存在が知られたら― 413 00:55:24,566 --> 00:55:27,933 テソとヨンポが殺しに来る 414 00:55:29,000 --> 00:55:33,600 王子様の手にかかって 死ねるなら光栄だわ 415 00:55:33,700 --> 00:55:35,066 私も同感 416 00:55:36,766 --> 00:55:38,033 そうか 417 00:55:38,466 --> 00:55:42,000 今晩 私がお前たちを 死なせてやろう 418 00:55:44,533 --> 00:55:47,066 なあ あきれちまうよ 419 00:55:47,166 --> 00:55:51,366 大酒食らって また女もうまく口説くんだ 420 00:55:51,466 --> 00:55:53,900 俺はもう お手上げだね 421 00:55:58,300 --> 00:56:02,433 だけど あのまま 放っといていいのか? 422 00:56:02,633 --> 00:56:05,733 いつまで 飲んだくれるつもりだ 423 00:56:05,866 --> 00:56:07,633 そのうち やめるさ 424 00:56:07,833 --> 00:56:10,566 面倒を見てほしい 425 00:56:11,933 --> 00:56:13,633 金が尽きたら言って 426 00:56:13,966 --> 00:56:17,066 まあ俺としては酒が飲めるし 427 00:56:17,166 --> 00:56:19,466 退屈しないから いいさ 428 00:56:21,033 --> 00:56:21,966 だけど― 429 00:56:23,000 --> 00:56:25,466 この金は誰のものなんだ 430 00:56:25,900 --> 00:56:28,500 酒代だけでも相当 使ってる 431 00:56:28,733 --> 00:56:31,166 お前らじゃないだろうし 432 00:56:32,066 --> 00:56:33,533 知らなくていい 433 00:56:34,100 --> 00:56:35,000 行くよ 434 00:56:35,633 --> 00:56:36,766 分かった 435 00:56:38,933 --> 00:56:39,966 じゃあな 436 00:56:40,266 --> 00:56:41,800 丁だ! 437 00:56:44,000 --> 00:56:44,966 ほら 金だ 438 00:56:45,100 --> 00:56:46,800 しつこい奴だ 439 00:56:46,933 --> 00:56:50,066 それじゃ入るよ 440 00:56:50,166 --> 00:56:50,833 賭けろ 441 00:56:51,133 --> 00:56:53,066 これは丁だ 442 00:56:53,166 --> 00:56:55,333 入れってば 443 00:56:55,433 --> 00:56:56,433 放せ 444 00:56:56,566 --> 00:56:58,966 入れよ モパルモ 445 00:56:59,100 --> 00:57:00,566 なれなれしいぞ 446 00:57:00,700 --> 00:57:04,733 この前 紹興酒を飲んで 効果あったんだろ 447 00:57:07,100 --> 00:57:09,833 すぐ終わるってば 448 00:57:09,933 --> 00:57:13,866 ちょっと君長様に会えば 済むから 449 00:57:13,966 --> 00:57:15,700 今度は何だよ 450 00:57:15,833 --> 00:57:18,633 まだ俺を分かってないのか 451 00:57:18,766 --> 00:57:23,266 扶余の鉄器工場の技術は 死んでも渡さんぞ 452 00:57:23,400 --> 00:57:25,000 技術は不要だ 453 00:57:28,700 --> 00:57:31,666 じゃなぜ つきまとうんです 454 00:57:32,033 --> 00:57:34,933 先日は探りを入れたのだ 455 00:57:36,166 --> 00:57:38,933 どうして そんな真似を? 456 00:57:39,333 --> 00:57:45,333 親方は十数年間 炒鋼(チョガン)法を 会得しようと努めているが 457 00:57:45,466 --> 00:57:47,566 失敗続きだろう 458 00:57:51,100 --> 00:57:52,266 私が― 459 00:57:52,900 --> 00:57:58,033 炒鋼(チョガン)法の技術の会得に 力を貸せるとしたら? 460 00:58:00,500 --> 00:58:01,700 まさか 461 00:58:02,133 --> 00:58:05,300 それは本当ですか? 462 00:59:00,433 --> 00:59:01,233 この野郎 463 00:59:01,333 --> 00:59:03,033 今日こそぶっ殺す 464 00:59:03,166 --> 00:59:06,333 待てよ プヨンが来た 465 00:59:07,900 --> 00:59:09,300 プヨンだ 466 00:59:10,133 --> 00:59:11,133 プヨン 467 00:59:14,666 --> 00:59:16,133 どうしたんだ 468 00:59:16,666 --> 00:59:18,000 王子様は? 469 00:59:20,566 --> 00:59:21,900 なんでだよ 470 00:59:22,333 --> 00:59:23,600 どこなの 471 00:59:24,900 --> 00:59:28,700 心配する気持ちは分かるけど 472 00:59:29,233 --> 00:59:31,300 言いにくいんだよ 473 00:59:31,600 --> 00:59:33,400 何かあったんですか 474 00:59:34,633 --> 00:59:36,900 酒と女に溺れてるよ 475 00:59:38,000 --> 00:59:39,766 なぜ心配するんだ 476 01:00:28,933 --> 01:00:30,933 泣いてらっしゃるの? 477 01:00:31,733 --> 01:00:34,000 泣いてなんかない 478 01:00:35,700 --> 01:00:37,233 もう出ていけ 479 01:00:38,900 --> 01:00:43,233 もう一度 王子様の胸に 抱かれたいのに 480 01:00:43,366 --> 01:00:44,933 早く出ていけ 481 01:00:47,333 --> 01:00:48,433 何よ 482 01:00:48,533 --> 01:00:52,100 自分が王子だと 思い込んじゃってさ 483 01:02:12,666 --> 01:02:13,766 プヨン 484 01:02:14,733 --> 01:02:16,033 王子様 485 01:02:19,833 --> 01:02:21,133 何の用だ 486 01:02:24,666 --> 01:02:27,900 なぜ王子様がこんな生活を 487 01:02:32,066 --> 01:02:34,233 これが本来の姿だ 488 01:02:35,800 --> 01:02:40,600 お前は昔の私を 誰よりも知っているだろう 489 01:02:41,433 --> 01:02:42,733 王子様 490 01:02:44,633 --> 01:02:47,500 私とかかわれば皆 不幸になる 491 01:02:49,933 --> 01:02:50,966 もう二度と― 492 01:02:52,266 --> 01:02:53,766 訪ねてくるな 493 01:02:56,433 --> 01:02:57,566 王子様 494 01:02:58,533 --> 01:02:59,500 王子様 495 01:03:04,200 --> 01:03:07,633 どうして当たらないんだ 496 01:03:07,733 --> 01:03:08,700 いくぞ 497 01:03:09,133 --> 01:03:10,133 ムソン 498 01:03:10,833 --> 01:03:12,466 寝てたんじゃ? 499 01:03:13,200 --> 01:03:14,733 私もやるぞ 500 01:03:15,500 --> 01:03:20,000 酒だけじゃ飽き足らず 博打にまで溺れようと? 501 01:03:20,133 --> 01:03:22,066 人生 棒に振る気ですか? 502 01:03:22,566 --> 01:03:25,900 ツイてないムソンの代わりだ 503 01:03:26,500 --> 01:03:29,200 やり方を教えてくれ 504 01:03:29,933 --> 01:03:30,833 じゃあ… 505 01:03:30,933 --> 01:03:31,866 待ってろ 506 01:03:32,100 --> 01:03:33,533 やり方は… 507 01:03:41,566 --> 01:03:45,766 王子様のおかげで だいぶ儲けました 508 01:03:46,233 --> 01:03:50,833 私の儲けは すなわち お二方の儲けです 509 01:03:51,200 --> 01:03:56,266 お前は勘定が速くて 正確だから好きなのだ 510 01:03:57,666 --> 01:04:00,100 武器はどこに売ったのだ 511 01:04:02,066 --> 01:04:03,900 沃沮(オクチョ)に売りました 512 01:04:05,333 --> 01:04:07,200 気は確かか? 513 01:04:07,566 --> 01:04:11,233 先の戦争で 扶余と敵対した国だぞ 514 01:04:11,733 --> 01:04:13,933 敵対国に武器を売ったと? 515 01:04:15,000 --> 01:04:19,600 私が指示したのです 心配には及びません 516 01:04:22,000 --> 01:04:26,633 あの程度の量では 軍事力に影響ありません 517 01:04:27,100 --> 01:04:30,333 他部族より高値で 買うというのに 518 01:04:30,500 --> 01:04:33,166 拒む理由などありますか? 519 01:04:34,166 --> 01:04:37,366 宮廷使者(クンジョンサジャ)様の おっしゃるとおり 520 01:04:37,466 --> 01:04:39,500 ご心配いりません 521 01:04:40,766 --> 01:04:42,466 さあ 召し上がって 522 01:04:42,566 --> 01:04:43,433 親方 523 01:04:43,533 --> 01:04:44,566 どうした 524 01:04:44,700 --> 01:04:46,333 チュモがいました 525 01:04:49,666 --> 01:04:51,166 チュモとは誰だ 526 01:04:52,000 --> 01:04:56,600 王子様がお捜しだった 人相書きの奴です 527 01:05:02,633 --> 01:05:03,733 さあ 賭けた 528 01:05:03,933 --> 01:05:04,600 丁だ 529 01:05:04,700 --> 01:05:05,600 丁! 530 01:05:05,766 --> 01:05:06,833 みんな丁だな? 531 01:05:07,533 --> 01:05:08,666 半だ! 532 01:05:15,900 --> 01:05:17,033 どうだ 533 01:05:17,266 --> 01:05:22,533 酒飲んで女を口説く以外に 博打の才能もあったとは 534 01:05:22,900 --> 01:05:25,266 博打で食ってけるよ 535 01:05:35,300 --> 01:05:37,433 お話があります 536 01:05:38,333 --> 01:05:39,466 あんた 何だよ 537 01:05:41,466 --> 01:05:42,500 いいんだ 538 01:06:02,800 --> 01:06:04,000 何の用だ 539 01:06:04,666 --> 01:06:07,200 王子様 宮殿にお戻りを 540 01:06:08,166 --> 01:06:09,933 私は王子ではない 541 01:06:10,033 --> 01:06:11,533 帰ってくれ 542 01:06:12,633 --> 01:06:17,933 王子様をお連れせよとの 陛下のご命令です 543 01:06:19,766 --> 01:06:21,166 陛下のご命令? 544 01:06:24,200 --> 01:06:25,766 陛下に伝えろ 545 01:06:26,633 --> 01:06:29,266 まだ王子の器ではないと 546 01:06:31,966 --> 01:06:32,966 王子様 547 01:06:35,100 --> 01:06:36,700 帰れと言ったぞ 548 01:06:41,166 --> 01:06:43,666 もう少し待ってくれよ 549 01:06:43,866 --> 01:06:45,133 ほら 来た 550 01:06:45,466 --> 01:06:46,433 さあ いくぞ 551 01:06:47,933 --> 01:06:48,933 誰ですか 552 01:06:50,733 --> 01:06:52,800 気にするな 553 01:06:53,033 --> 01:06:56,033 よし 始めようか 554 01:06:59,300 --> 01:07:00,700 さあ 賭けた 555 01:07:00,866 --> 01:07:02,033 半! 556 01:07:02,433 --> 01:07:03,400 半だ 557 01:07:05,466 --> 01:07:07,200 丁だ! 558 01:07:09,300 --> 01:07:11,266 “宮殿には戻らない”と 559 01:07:13,133 --> 01:07:14,633 どう過ごしている 560 01:07:18,233 --> 01:07:20,400 見たままを申せ 561 01:07:21,066 --> 01:07:25,533 申し上げにくいのですが 酒と博打の日々を 562 01:07:30,900 --> 01:07:33,166 お気をつけて 563 01:07:33,366 --> 01:07:34,500 じゃあな 564 01:07:36,566 --> 01:07:37,500 やるよ 565 01:07:39,133 --> 01:07:43,100 長年 博打をやってきたけど チュモ… 566 01:07:43,300 --> 01:07:47,200 いや 王子様ほど 運のいい人は初めてです 567 01:07:49,333 --> 01:07:51,666 ムソンは知らないんだ 568 01:07:52,233 --> 01:07:53,933 この世で― 569 01:07:55,100 --> 01:07:58,200 私ほど運のない人間はいない 570 01:07:59,100 --> 01:08:02,466 これ以上 運を 手にしたいんですか? 571 01:08:03,000 --> 01:08:04,033 行きましょう 572 01:08:24,100 --> 01:08:25,466 しばらくだな 573 01:08:26,066 --> 01:08:27,399 何者だ 574 01:08:27,666 --> 01:08:30,166 この方を誰だと思ってる 575 01:08:31,166 --> 01:08:32,200 知ったことか 576 01:08:33,399 --> 01:08:35,800 さっさと始末しろ 577 01:09:23,399 --> 01:09:24,733 放っておけ 578 01:09:48,933 --> 01:09:50,666 変わりたかったです 579 01:09:51,366 --> 01:09:52,765 昔の私ではなく― 580 01:09:54,033 --> 01:09:56,566 陛下と母上が望む姿に 581 01:09:58,033 --> 01:09:59,033 ですが― 582 01:09:59,766 --> 01:10:01,866 もがけば もがくほど 583 01:10:03,300 --> 01:10:05,200 泥沼に はまりました 584 01:10:05,800 --> 01:10:08,000 お二人を悲しませた上に 585 01:10:08,933 --> 01:10:11,966 かわいがってくれた 師匠まで― 586 01:10:12,966 --> 01:10:14,333 死なせました 587 01:10:14,633 --> 01:10:17,866 宮を離れている間に 臆病なウサギが 588 01:10:17,966 --> 01:10:19,633 虎に変身を 589 01:10:19,966 --> 01:10:22,400 ヘモス将軍の精気が 王子に 590 01:10:22,700 --> 01:10:26,466 あれほどの武芸を 伝授した師匠は誰だ 591 01:10:26,600 --> 01:10:27,866 チュモン王子は― 592 01:10:28,200 --> 01:10:30,033 ヘモスの子ですか? 593 01:10:30,333 --> 01:10:34,100 誰が太子にふさわしいか 見極める 594 01:10:35,233 --> 01:10:38,833 扶余のために 能力を競い合うのだ 595 01:10:39,933 --> 01:10:42,933 日本語字幕 朴 理恵