1 00:00:04,900 --> 00:00:07,500 朱蒙〔チュモン〕 2 00:00:44,066 --> 00:00:45,333 第28話 3 00:00:45,333 --> 00:00:48,066 第28話 4 00:00:45,333 --> 00:00:48,066 真番(チンボン)郡と臨屯(イムドゥン)郡に 関する資料です 5 00:00:48,066 --> 00:00:49,400 真番(チンボン)郡と臨屯(イムドゥン)郡に 関する資料です 6 00:01:11,200 --> 00:01:15,100 私にこの資料を 持ってきた理由は何だ 7 00:01:17,566 --> 00:01:20,866 私に兵をお与えください 8 00:01:21,833 --> 00:01:25,866 真番(チンボン)と臨屯(イムドゥン)を攻め 古朝鮮(コジョソン)の流民(るみん)を救います 9 00:01:31,233 --> 00:01:33,966 真番(チンボン)と臨屯(イムドゥン)を相手に戦争を? 10 00:01:34,400 --> 00:01:35,266 はい 11 00:01:36,100 --> 00:01:37,533 今が好機です 12 00:01:37,666 --> 00:01:41,666 勝てば 流民を救えるのは むろん― 13 00:01:41,800 --> 00:01:45,566 王妃とテソ兄上の手にある 権力を― 14 00:01:45,933 --> 00:01:47,933 私が握れるかも 15 00:01:49,733 --> 00:01:54,166 陛下も簡単には ご勇断できないでしょう 16 00:01:54,300 --> 00:01:56,666 多くの反対に遭うはず 17 00:01:58,766 --> 00:02:00,866 難しいと思います 18 00:02:01,366 --> 00:02:03,966 ですが 陛下は長い間― 19 00:02:04,100 --> 00:02:08,166 流民を放っておいたことに 自責の念を 20 00:02:09,233 --> 00:02:12,566 そのため 家臣の反対を押し切り 21 00:02:12,666 --> 00:02:16,066 “玄菟(ヒョント)郡からの流民を 受け入れる”と 22 00:02:18,266 --> 00:02:21,733 勝てる戦争すら 避けるのなら― 23 00:02:22,100 --> 00:02:25,000 私は陛下を見損なうかも 24 00:02:26,533 --> 00:02:27,533 チュモン 25 00:02:28,200 --> 00:02:29,033 母上 26 00:02:30,500 --> 00:02:33,766 陛下には恩がありますが 27 00:02:34,366 --> 00:02:36,966 大業に反対なさるのなら 28 00:02:37,300 --> 00:02:40,700 私は陛下にお仕えできません 29 00:02:41,433 --> 00:02:42,533 そうなれば― 30 00:02:43,600 --> 00:02:45,333 私は母上と― 31 00:02:46,066 --> 00:02:47,666 扶余(プヨ)を去ります 32 00:03:43,533 --> 00:03:44,733 お呼びですか 33 00:03:52,233 --> 00:03:56,600 テソ兄上の動きに 変わった点はないか 34 00:03:57,233 --> 00:03:59,333 昨日は馬加(マガ)をお訪ねに 35 00:03:59,433 --> 00:04:02,266 近頃は大使者(テサジャ)とよく密談を 36 00:04:02,833 --> 00:04:05,733 ヨンポ王子様は今 トチと 37 00:04:10,333 --> 00:04:11,333 総官 38 00:04:11,633 --> 00:04:14,966 この際 トチを始末しては? 39 00:04:16,565 --> 00:04:21,065 奴は闇取り引きに 殺人の請け負いまで 40 00:04:21,266 --> 00:04:25,900 王子様の苦労を思えば 今すぐ排除すべきかと 41 00:04:33,366 --> 00:04:38,000 奴はヨンポ兄上と通じてる 今は時期ではない 42 00:04:39,800 --> 00:04:43,733 ヨンポ兄上は テソ兄上を牽制しようと― 43 00:04:44,566 --> 00:04:45,833 私に誘いを 44 00:04:47,266 --> 00:04:51,400 総官を殺そうとした人を お信じに? 45 00:04:54,666 --> 00:04:55,833 信じる 46 00:04:56,533 --> 00:04:59,400 ヨンポ兄上の意図は分かる 47 00:05:01,666 --> 00:05:07,100 私はヨンポ兄上の誘いかけに 応じるつもりだ 48 00:05:16,633 --> 00:05:21,433 本筋から外れず 私の意も実現するなら 49 00:05:23,266 --> 00:05:25,300 敵(かたき)とも手を結ばねば 50 00:05:40,233 --> 00:05:43,033 桂婁(ケル)の鉄器工場で 作った剣です 51 00:05:50,300 --> 00:05:53,433 テソ王子が開発した剣と 比べると? 52 00:05:54,233 --> 00:05:57,700 同等か少し上だと言えますね 53 00:05:58,266 --> 00:06:01,933 では漢(かん)の鋼鉄剣には 及ばないのでは? 54 00:06:02,433 --> 00:06:07,200 炒鋼(チョガン)法の手がかりを得たので 先は見えました 55 00:06:08,133 --> 00:06:10,000 鍵となる技術は? 56 00:06:10,633 --> 00:06:12,133 黄土です 57 00:06:12,933 --> 00:06:15,100 生(セン)鉄を熟(スク)鉄にする時― 58 00:06:15,200 --> 00:06:18,900 入れる黄土の量が 決め手でした 59 00:06:19,233 --> 00:06:24,466 このモパルモは数十年間 鉄器工場で過ごしました 60 00:06:25,066 --> 00:06:27,500 鉄には精通してます 61 00:06:28,566 --> 00:06:31,466 この私が 糸口をつかんだ以上― 62 00:06:31,900 --> 00:06:35,800 扶余(プヨ)の工場の奴らは すぐ追い越せます 63 00:06:36,933 --> 00:06:38,900 しばしお待ちを 64 00:06:39,366 --> 00:06:40,600 今に― 65 00:06:41,100 --> 00:06:43,266 漢の鋼鉄剣に匹敵する… 66 00:06:43,766 --> 00:06:44,733 いえ 67 00:06:44,833 --> 00:06:47,466 漢の鋼鉄剣に勝る剣を― 68 00:06:48,333 --> 00:06:50,400 作ってみせます 69 00:06:58,266 --> 00:07:00,866 クムワ王に上奏しましたか? 70 00:07:01,833 --> 00:07:02,933 いいえ 71 00:07:03,100 --> 00:07:08,100 今はテソ兄上が作らせた剣と 大差ありません 72 00:07:09,000 --> 00:07:10,866 親方の言うとおり― 73 00:07:10,966 --> 00:07:15,000 漢の鋼鉄剣に劣らぬ 剣の開発を待ちます 74 00:07:16,066 --> 00:07:18,433 新しい剣まで開発され 75 00:07:18,533 --> 00:07:22,866 真番と臨屯を倒す意を 強くされたのでは? 76 00:07:23,566 --> 00:07:24,500 ええ 77 00:07:25,466 --> 00:07:30,866 陛下を説得するのに 両郡の資料が役立ちました 78 00:07:32,966 --> 00:07:34,766 陛下は何と? 79 00:07:36,433 --> 00:07:41,466 難しい事案ですが 私の考えが通るでしょう 80 00:07:46,766 --> 00:07:48,033 なぜお笑いに? 81 00:07:51,300 --> 00:07:53,166 変わりましたね 82 00:07:56,633 --> 00:08:01,100 眼差しも 自信に満ちた振る舞いも 83 00:08:02,300 --> 00:08:03,800 頼もしいわ 84 00:08:09,400 --> 00:08:10,433 そうだ 85 00:08:11,233 --> 00:08:12,900 面白い話を 86 00:08:15,733 --> 00:08:19,866 テソ王子は玄菟(ヒョント)城に よく現れてますよね 87 00:08:21,800 --> 00:08:23,066 その理由が? 88 00:08:23,600 --> 00:08:24,600 分かりました 89 00:08:25,166 --> 00:08:27,666 扶余(プヨ)に来た職人たちを― 90 00:08:28,266 --> 00:08:33,332 漢から脱出した流民だと 言っていましたが 91 00:08:33,765 --> 00:08:35,400 事実ではないかも 92 00:08:38,832 --> 00:08:43,732 ヤンジョンがテソ王子に 送ったんです 93 00:08:48,733 --> 00:08:50,733 その取り引き条件は― 94 00:08:52,433 --> 00:08:55,133 テソ王子と自分の娘の結婚 95 00:09:00,266 --> 00:09:02,400 恐るべき執念です 96 00:09:04,400 --> 00:09:06,833 あの職人たちに用心を 97 00:09:07,133 --> 00:09:09,066 裏の顔があるかも 98 00:09:22,333 --> 00:09:24,600 ご挨拶を テソ王子様だ 99 00:09:27,666 --> 00:09:28,733 誰だ? 100 00:09:29,200 --> 00:09:33,866 私たちの手伝いに来た 玄菟(ヒョント)城の職人です 101 00:09:38,000 --> 00:09:42,000 扶余の武器を 鋼鉄剣に入れ替えるには― 102 00:09:42,100 --> 00:09:44,200 生産を急がねば 103 00:09:44,733 --> 00:09:46,333 承知しました 104 00:09:47,033 --> 00:09:48,866 では頑張ってくれ 105 00:09:57,266 --> 00:10:00,966 太守(たいしゅ)様が 生産の速度を落とせと 106 00:10:01,933 --> 00:10:03,000 分かった 107 00:10:03,433 --> 00:10:04,766 他には? 108 00:10:05,400 --> 00:10:09,233 我々が扶余宮に 出入りできるようにと 109 00:10:09,966 --> 00:10:11,366 心配いらない 110 00:10:12,233 --> 00:10:16,200 テソ王子に 信用されてるからな 111 00:10:19,566 --> 00:10:20,666 嬉しいですか 112 00:10:21,266 --> 00:10:22,833 もちろんだとも 113 00:10:23,966 --> 00:10:27,233 小規模ながら 桂婁(ケル)に鉄器工場を設け 114 00:10:27,333 --> 00:10:30,666 見事な剣も作れたのだからな 115 00:10:33,666 --> 00:10:38,400 これで桂婁(ケル)が 卒本(チョルボン)を掌握できる 116 00:10:39,266 --> 00:10:42,766 沸流(ピリュ)の君長 ソンヤンが 知ったら― 117 00:10:43,966 --> 00:10:46,266 桂婁に一目 置くだろう 118 00:10:49,833 --> 00:10:51,033 お父様 119 00:10:54,566 --> 00:10:59,966 チュモン王子が真番と臨屯の 資料を求めた理由を? 120 00:11:03,466 --> 00:11:07,766 王子は両郡との戦争を もくろんでます 121 00:11:08,400 --> 00:11:11,066 すでにクムワ王にも上奏を 122 00:11:12,300 --> 00:11:13,233 戦争? 123 00:11:14,200 --> 00:11:15,200 はい 124 00:11:18,766 --> 00:11:22,166 王がどう決めるか 分かりませんが 125 00:11:22,700 --> 00:11:24,866 もし開戦が決まれば 126 00:11:25,300 --> 00:11:28,633 私に軍商を 率いらせてください 127 00:11:35,266 --> 00:11:38,700 この戦争の意味が分かるか 128 00:11:39,333 --> 00:11:42,133 西南夷(せいなんい)との戦争を終えたら 129 00:11:42,233 --> 00:11:45,233 漢は扶余に攻め入るはずだ 130 00:11:45,633 --> 00:11:48,633 そうなれば 真番と臨屯ではなく 131 00:11:49,833 --> 00:11:52,266 漢との全面戦争に 132 00:11:53,566 --> 00:11:55,933 お父様はいつも― 133 00:11:56,833 --> 00:12:00,666 “危険が大きいほど 利益も大きい”と 134 00:12:01,866 --> 00:12:06,200 戦争で軍商になれば 莫大な利益に 135 00:12:06,300 --> 00:12:10,300 それは勝てると 確信できた時の話だ 136 00:12:10,400 --> 00:12:11,933 勝てます 137 00:12:12,733 --> 00:12:18,400 漢軍が扶余に着く前に 真番と臨屯を制圧できます 138 00:12:22,900 --> 00:12:27,100 真番と臨屯は 太守がいないことも多く 139 00:12:27,466 --> 00:12:30,766 移住者も漢に戻っています 140 00:12:31,433 --> 00:12:34,600 玄菟郡ほど 勢力も強くありません 141 00:12:39,033 --> 00:12:43,100 私たちは漢との関係も 保たなくては 142 00:12:43,866 --> 00:12:47,566 扶余側に立ち 軍商になれば 漢とは敵に 143 00:12:48,266 --> 00:12:50,100 今まで卒本(チョルボン)は― 144 00:12:50,200 --> 00:12:53,433 強国の間で 綱渡りしてきたけど 145 00:12:54,233 --> 00:12:56,266 それにも限界がある 146 00:12:56,600 --> 00:13:00,800 桂婁の未来を賭けられる国を 選ばねば 147 00:13:09,666 --> 00:13:12,100 あの職人たちに用心を 148 00:13:12,433 --> 00:13:14,366 裏の顔があるかも 149 00:13:42,266 --> 00:13:43,633 初めて見る顔だ 150 00:13:44,533 --> 00:13:48,233 テソ王子様のご許可で 入った職人です 151 00:13:57,533 --> 00:14:01,866 やはり漢の工場を脱出した 流民の出身か 152 00:14:05,000 --> 00:14:06,000 はい 153 00:14:09,133 --> 00:14:11,433 分かった しっかり励め 154 00:14:19,333 --> 00:14:21,900 鉄器工場にまた職人が 155 00:14:22,000 --> 00:14:24,733 奴らをしっかり見張れ 156 00:14:25,200 --> 00:14:29,000 見張っても 奴らの技術はつかめません 157 00:14:29,866 --> 00:14:33,033 監視は技術のためじゃない 158 00:14:33,566 --> 00:14:36,766 何か他のことを する可能性がある 159 00:14:37,666 --> 00:14:39,933 他のこととは? 160 00:14:41,266 --> 00:14:45,633 奴らは玄菟城を脱出した 流民ではない 161 00:14:46,900 --> 00:14:47,900 というと? 162 00:14:49,733 --> 00:14:53,200 テソ兄上とヤンジョンが 取り引きし 163 00:14:53,966 --> 00:14:55,766 送られてきた連中だ 164 00:14:56,700 --> 00:14:59,800 奴らは密偵かもしれない 165 00:15:07,000 --> 00:15:10,133 馬加(マガ)の叔父上から 書信が来ました 166 00:15:10,566 --> 00:15:12,800 陛下が流民を迎えても 167 00:15:12,900 --> 00:15:18,400 四出道(サチュルト)は流民を拒むことを 強く上奏するそうです 168 00:15:18,766 --> 00:15:20,566 それはよかった 169 00:15:21,333 --> 00:15:23,633 これで我ら大臣も― 170 00:15:23,733 --> 00:15:27,300 陛下の決断を 撤回させやすくなります 171 00:15:27,700 --> 00:15:30,733 陛下の意向を阻止しなくては 172 00:15:31,266 --> 00:15:33,166 巫女(みこ)たちは何を? 173 00:15:33,800 --> 00:15:39,533 ユソンとヒョンムの両巫女が 四出道(サチュルト)で民に働きかけを 174 00:15:39,933 --> 00:15:44,800 凶兆の責任を取る者が 必要だと言ってましたね 175 00:15:45,300 --> 00:15:46,466 はい 176 00:15:47,200 --> 00:15:49,200 巫女たちに伝言を 177 00:15:49,300 --> 00:15:53,866 神殿を踏みにじった 陛下の独善が原因だと 178 00:15:54,200 --> 00:15:57,566 陛下の独善が 扶余の滅亡を招くと― 179 00:15:58,433 --> 00:16:00,933 民に思わせるのです 180 00:16:07,000 --> 00:16:10,000 母上 そこまでしなくても 181 00:16:11,233 --> 00:16:15,933 私たち母子は陛下だけを 頼りに待ってきたけど 182 00:16:16,033 --> 00:16:18,233 屈辱を味わっただけ 183 00:16:18,600 --> 00:16:21,066 そなたは悔しくないの? 184 00:16:22,233 --> 00:16:24,266 今こそ機会です 185 00:16:24,366 --> 00:16:25,933 太子になれば― 186 00:16:26,033 --> 00:16:30,333 四出道(サチュルト)はむろん 神殿や民の心も得られる 187 00:16:35,766 --> 00:16:36,700 王子様 188 00:16:37,600 --> 00:16:39,000 母上は中に? 189 00:16:40,333 --> 00:16:43,800 おいでですが 大事なお話中なので 190 00:16:43,900 --> 00:16:46,333 誰も入れるなと 191 00:16:48,100 --> 00:16:49,133 私もか? 192 00:16:50,866 --> 00:16:51,600 はい 193 00:16:54,666 --> 00:16:55,733 中には誰が? 194 00:16:59,833 --> 00:17:01,300 誰がいる? 195 00:17:02,933 --> 00:17:05,200 テソ王子様と 巫女のマウリョン様 196 00:17:05,300 --> 00:17:07,300 宮廷使者(クンジョンサジャ)様です 197 00:17:18,700 --> 00:17:21,300 私まで のけ者にする気か 198 00:17:25,300 --> 00:17:26,665 いいだろう 199 00:17:27,233 --> 00:17:28,900 見てるがいい 200 00:17:34,100 --> 00:17:38,233 真番郡と臨屯郡に 関する資料です 201 00:17:43,700 --> 00:17:47,366 陛下 ユファ様がお見えです 202 00:17:48,400 --> 00:17:49,766 通しなさい 203 00:17:57,733 --> 00:17:59,033 かけなさい 204 00:18:04,766 --> 00:18:07,800 真番と臨屯の問題で お悩みに? 205 00:18:08,066 --> 00:18:09,666 チュモンから聞きました 206 00:18:11,466 --> 00:18:12,766 そうだ 207 00:18:13,133 --> 00:18:17,566 以前と違い 真番郡と臨屯郡の力は弱まり 208 00:18:17,666 --> 00:18:23,666 漢は西南夷(せいなんい)と戦争中で 援軍を送る余裕がないにせよ 209 00:18:23,933 --> 00:18:26,600 勝利は確信できない 210 00:18:28,766 --> 00:18:31,733 私の考えを申し上げれば 211 00:18:31,833 --> 00:18:35,200 勝利を確信するより先に― 212 00:18:35,433 --> 00:18:38,466 開戦して勝利を得るべきです 213 00:18:40,666 --> 00:18:45,233 私も流民のために 戦うべきだとは思うが… 214 00:18:46,266 --> 00:18:48,866 目的は流民の救出ですが 215 00:18:49,100 --> 00:18:52,200 この戦争には他の意味も 216 00:18:55,333 --> 00:18:59,433 陛下の権威を脅かす 勢力がいるためです 217 00:19:01,366 --> 00:19:05,233 王妃と四出道 神殿のことか? 218 00:19:05,800 --> 00:19:06,966 そうです 219 00:19:07,233 --> 00:19:12,666 彼らは漢との関係を憂慮し 流民を拒むように見せかけ 220 00:19:13,133 --> 00:19:18,700 内心では陛下の権威に 挑戦しようとしてるのです 221 00:19:23,566 --> 00:19:29,100 陛下が戦争に勝利なされば 流民も救えますし 222 00:19:29,433 --> 00:19:35,233 陛下の権力を狙う連中も もう野望を抱かないかと 223 00:19:45,766 --> 00:19:47,066 調べてみたか 224 00:19:48,033 --> 00:19:49,033 はい 225 00:19:49,933 --> 00:19:53,733 諸加(チェガ)たちは陛下の命(めい)にも かかわらず 226 00:19:54,000 --> 00:19:55,533 馬加(マガ)の考えに従い 227 00:19:55,633 --> 00:20:00,266 流民を四出道に入れないと 決めました 228 00:20:03,733 --> 00:20:07,200 馬加は王妃様と 連絡を取り合い 229 00:20:07,366 --> 00:20:10,400 王妃様と宮廷使者(クンジョンサジャ)は 家臣を動かし 230 00:20:10,500 --> 00:20:14,633 諸加(チェガ)と共に 陛下を圧迫しようと 231 00:20:16,600 --> 00:20:20,433 王妃様の手足同然の神殿も― 232 00:20:20,666 --> 00:20:25,700 災いの兆しは 陛下の独善が原因だと流言を 233 00:20:35,900 --> 00:20:37,400 護衛総官 234 00:20:39,333 --> 00:20:40,333 ようこそ 235 00:20:41,033 --> 00:20:43,700 私を呼ぶとは珍しいな 236 00:20:43,800 --> 00:20:48,466 一席 設けていただいたのに お礼がまだでしたので 237 00:20:49,266 --> 00:20:50,433 すまんな 238 00:20:55,166 --> 00:20:56,133 どうぞ 239 00:21:03,800 --> 00:21:05,433 うまい酒だ 240 00:21:06,833 --> 00:21:10,133 こんなにうまい酒は 久しぶりだ 241 00:21:11,000 --> 00:21:13,266 競合は大変でしょう 242 00:21:13,566 --> 00:21:16,066 元気づけに一杯どうぞ 243 00:21:22,300 --> 00:21:23,633 どうしました? 244 00:21:24,266 --> 00:21:27,533 競合の話はするな 酒がまずくなる 245 00:21:29,300 --> 00:21:33,566 手柄の多いテソ兄上は 難敵ですが 246 00:21:34,233 --> 00:21:37,566 いつかヨンポ兄上も大手柄を 247 00:21:38,733 --> 00:21:40,333 大手柄だと? 248 00:21:40,566 --> 00:21:44,633 鋼鉄剣の開発より 大きな手柄があるか 249 00:21:46,033 --> 00:21:47,400 ありますとも 250 00:21:48,300 --> 00:21:50,466 それは何だ 言ってみろ 251 00:21:51,800 --> 00:21:52,966 陛下が― 252 00:21:53,233 --> 00:21:57,433 鋼鉄剣の開発をなさる 根本的な理由は? 253 00:21:58,566 --> 00:22:02,400 漢の脅威に 立ち向かうためだろう 254 00:22:03,233 --> 00:22:04,366 そうです 255 00:22:04,566 --> 00:22:05,500 それなら― 256 00:22:06,300 --> 00:22:09,066 漢の四郡を制圧したなら 257 00:22:09,333 --> 00:22:12,900 鋼鉄剣の開発以上に 大手柄では? 258 00:22:15,900 --> 00:22:17,466 戦争をしろと? 259 00:22:18,700 --> 00:22:19,966 そうです 260 00:22:21,033 --> 00:22:25,600 戦争で功を立てなければ テソ兄上に勝てません 261 00:22:55,700 --> 00:23:00,100 もし扶余が漢と 戦争することになったら 262 00:23:01,466 --> 00:23:05,066 我々 護衛軍が 先鋒に立たねばならん 263 00:23:08,366 --> 00:23:12,166 そして我々の相手となる 漢軍は― 264 00:23:12,733 --> 00:23:14,333 鉄騎軍だろう 265 00:23:14,466 --> 00:23:18,033 そこで鉄騎軍と 戦う準備をする 266 00:23:19,266 --> 00:23:19,933 マリ 267 00:23:20,300 --> 00:23:21,533 はい 総官 268 00:23:37,100 --> 00:23:42,400 相手を倒す訓練をするため 兵に鉄騎軍の姿をさせた 269 00:23:42,900 --> 00:23:43,833 むろん― 270 00:23:44,766 --> 00:23:49,133 彼らの甲冑(かっちゅう)は 本物の鉄騎軍には劣る 271 00:23:51,000 --> 00:23:51,933 だが― 272 00:23:52,433 --> 00:23:58,033 彼らを相手に 鉄騎軍を討ち取る訓練を行う 273 00:24:00,333 --> 00:24:01,633 前に出ろ 274 00:24:10,600 --> 00:24:14,833 扶余の矢では 鉄騎軍の甲冑は貫けない 275 00:24:15,866 --> 00:24:20,333 鉄騎軍の武器も 扶余のものより強度が高い 276 00:24:22,433 --> 00:24:26,100 鉄騎軍に勝つ方法は 2つしかない 277 00:24:27,366 --> 00:24:33,300 第1に兜(かぶと)と鎧(よろい)のすき間から 首を狙って射る方法 278 00:24:34,600 --> 00:24:35,600 第2に― 279 00:24:36,266 --> 00:24:41,333 馬の上から鉄騎軍を襲い 奴らの首を狙う方法だ 280 00:24:42,533 --> 00:24:43,533 オイ 281 00:24:44,000 --> 00:24:44,666 はい 282 00:24:45,233 --> 00:24:46,300 準備しろ 283 00:24:49,666 --> 00:24:50,733 始めろ 284 00:26:04,566 --> 00:26:05,766 ワンソムン 285 00:26:06,033 --> 00:26:07,400 はい 太守様 286 00:26:08,666 --> 00:26:11,966 皇帝陛下は玄菟郡に対し― 287 00:26:12,400 --> 00:26:17,433 扶余を始め 近隣諸国と 友好関係を保てと 288 00:26:17,666 --> 00:26:19,233 真意が分かるか? 289 00:26:20,166 --> 00:26:23,266 西南夷(せいなんい)との戦争が 終わるまで― 290 00:26:23,766 --> 00:26:27,600 他国と紛争がないよう お望みなのでは? 291 00:26:29,466 --> 00:26:32,966 扶余へ行き 皇帝陛下の意を伝えよ 292 00:26:33,066 --> 00:26:34,533 承知しました 293 00:26:35,400 --> 00:26:36,666 私も同行を 294 00:26:38,133 --> 00:26:39,133 お前が? 295 00:26:40,266 --> 00:26:45,100 友好関係のための訪問なら 私が適任かと 296 00:26:47,333 --> 00:26:51,800 テソと結婚したら お前が暮らさねばならん国だ 297 00:26:52,866 --> 00:26:55,166 見ておくのもよかろう 298 00:26:55,300 --> 00:26:57,700 私がしっかりお供します 299 00:26:58,900 --> 00:27:00,100 分かった 300 00:27:00,633 --> 00:27:01,833 そうしろ 301 00:27:11,100 --> 00:27:14,400 殿下 玄菟城から 特使が来ました 302 00:27:15,066 --> 00:27:16,266 特使? 303 00:27:16,800 --> 00:27:18,300 誰が来たのだ? 304 00:27:19,200 --> 00:27:20,833 ヤンソルラン様が 305 00:27:21,733 --> 00:27:22,733 何だと 306 00:27:25,400 --> 00:27:28,566 ヤンソルランが 何の用で扶余まで? 307 00:27:29,033 --> 00:27:30,933 それは分かりません 308 00:27:38,933 --> 00:27:39,866 総官 309 00:27:41,033 --> 00:27:41,700 何だ? 310 00:27:42,466 --> 00:27:46,966 玄菟城から特使が来ました ヤンジョンの娘だそうです 311 00:27:50,533 --> 00:27:52,500 その取り引き条件は― 312 00:27:52,766 --> 00:27:55,433 テソ王子と自分の娘の結婚 313 00:27:56,333 --> 00:27:58,433 恐るべき執念です 314 00:29:01,700 --> 00:29:06,100 ヤンソルランと申します 太守の書信を 315 00:29:20,766 --> 00:29:25,233 漢の皇帝陛下は 扶余との交易にご満足を 316 00:29:26,166 --> 00:29:31,233 漢の専売制により 塩と鉄の交易は制限的ですが 317 00:29:32,133 --> 00:29:33,800 扶余の馬と 虎皮は― 318 00:29:33,900 --> 00:29:39,200 値が高くとも必要分を輸入し 交易を拡大せよと 319 00:29:41,100 --> 00:29:42,166 財部皁衣(チェブジョイ) 320 00:29:42,966 --> 00:29:44,700 はい 陛下 321 00:29:45,233 --> 00:29:47,900 馬と 虎皮の保有量を確かめ 322 00:29:48,233 --> 00:29:51,266 ヨンタバル商団と相談し 上奏を 323 00:29:51,533 --> 00:29:55,333 お言いつけどおりに いたします 324 00:29:57,933 --> 00:30:01,933 両国の確執で 交易が縮小していたが 325 00:30:02,266 --> 00:30:04,966 なぜ急に拡大を求める? 326 00:30:06,400 --> 00:30:11,466 先日 テソ王子様が 品目の調整にいらした時― 327 00:30:11,700 --> 00:30:14,400 父に交易拡大を求めたと 328 00:30:15,500 --> 00:30:19,266 何もかも テソ王子様のお手柄です 329 00:30:23,166 --> 00:30:27,066 交易の件で 遣わされたわけは なかろう 330 00:30:27,233 --> 00:30:30,133 そなたが扶余に来た理由は? 331 00:30:34,866 --> 00:30:39,400 父と陛下は ご幼少の頃 親友だったとか 332 00:30:39,933 --> 00:30:45,233 ところが今はお立場が違い 気まずい仲になられたと 333 00:30:46,433 --> 00:30:50,866 父は今も扶余との 友好関係を望んでいます 334 00:30:51,200 --> 00:30:55,100 そんな思いを 陛下にお伝えするようにと 335 00:30:57,433 --> 00:31:02,200 両国の間を不穏にしたのは ヤンジョンだった 336 00:31:03,100 --> 00:31:06,000 今になって友好関係とはな 337 00:31:09,300 --> 00:31:10,033 テソ 338 00:31:11,500 --> 00:31:12,533 はい 陛下 339 00:31:12,966 --> 00:31:16,166 典客府(チョンゲクプ)で特使をもてなせ 340 00:31:17,366 --> 00:31:18,300 はい 341 00:31:30,666 --> 00:31:32,933 お元気でしたか 342 00:31:33,500 --> 00:31:35,866 遠路 ご苦労さまでした 343 00:31:37,466 --> 00:31:41,033 お目にかかれるなら 疲れなど… 344 00:31:43,033 --> 00:31:47,766 私は内心 結婚の件を上奏するのではと 345 00:31:48,100 --> 00:31:51,533 まだ陛下には お話ししてないので… 346 00:31:52,866 --> 00:31:55,233 そんな分別もない女だと? 347 00:31:56,566 --> 00:31:58,666 そうではないが… 348 00:32:00,466 --> 00:32:01,933 ご心配なく 349 00:32:02,333 --> 00:32:06,833 私が扶余に来たのは お立場を有利にするため 350 00:32:09,033 --> 00:32:10,366 ありがたい 351 00:32:11,466 --> 00:32:15,566 では 宴の準備をしたので 行きましょう 352 00:32:44,233 --> 00:32:45,766 宮殿には何の用で? 353 00:32:46,433 --> 00:32:48,666 今日は典客府(チョンゲクプ)で会合が 354 00:32:49,266 --> 00:32:51,100 そうだった 355 00:32:51,966 --> 00:32:55,666 私は玄菟城から 特使が来ているので 356 00:32:55,766 --> 00:32:58,000 会合には出席できません 357 00:32:59,833 --> 00:33:00,766 では… 358 00:33:17,100 --> 00:33:19,500 王子の隣にいるのは誰だ? 359 00:33:20,400 --> 00:33:22,033 ヤンジョンの娘です 360 00:33:23,833 --> 00:33:25,700 ヤンジョンの娘? 361 00:33:34,733 --> 00:33:36,266 そうです 362 00:33:38,133 --> 00:33:40,300 句茶(クダ)国と蓋馬(ケマ)国が連合し 363 00:33:40,400 --> 00:33:43,866 国境が不明確な 荒れ地を開墾しようと 364 00:33:44,400 --> 00:33:47,266 両国には山地が多いので 365 00:33:47,366 --> 00:33:50,933 開墾して 農地を作るのでしょう 366 00:33:51,033 --> 00:33:53,200 何も心配いりません 367 00:33:55,333 --> 00:33:57,966 これは複雑な問題です 368 00:33:58,133 --> 00:34:01,966 両国は同盟し 領土を広げるつもりです 369 00:34:02,600 --> 00:34:06,566 軍事同盟に発展したら 厄介です 370 00:34:07,633 --> 00:34:09,699 状況を見守らねば 371 00:34:24,266 --> 00:34:27,400 ソソノと話をしたいのですが 372 00:34:28,933 --> 00:34:30,600 先に行ってるぞ 373 00:34:47,733 --> 00:34:52,233 先日 そなたに 呂不韋(りょふい)のことを話したな 374 00:34:54,233 --> 00:34:57,900 そなたの選択は 今も変わらないか? 375 00:34:59,300 --> 00:35:00,666 そうです 376 00:35:04,900 --> 00:35:06,600 後悔しないか 377 00:35:10,533 --> 00:35:14,100 もし今からでも私を選ぶなら 378 00:35:15,033 --> 00:35:18,533 炒鋼(チョガン)法の秘法を 桂婁に教えてもいい 379 00:35:21,000 --> 00:35:24,833 それから 扶余との軍事同盟を通じ 380 00:35:25,066 --> 00:35:28,233 5部族の連盟体の卒本(チョルボン)を― 381 00:35:28,666 --> 00:35:32,600 桂婁が統合し 一国として 立てるようにしよう 382 00:35:37,266 --> 00:35:38,466 どうだ 383 00:35:39,400 --> 00:35:43,133 これなら 私を選んでもよかろう 384 00:35:53,233 --> 00:35:54,233 王子様 385 00:35:59,100 --> 00:36:03,366 玄菟城の商団から 面白い話が届きました 386 00:36:06,366 --> 00:36:10,600 今 玄菟城では 妙な噂が流れていると 387 00:36:14,900 --> 00:36:19,100 テソ王子様と ヤンジョン太守の娘が 388 00:36:19,533 --> 00:36:22,300 じき結婚するという噂です 389 00:36:27,366 --> 00:36:28,933 興味深い噂では? 390 00:36:30,933 --> 00:36:32,433 何のことだ? 391 00:36:33,033 --> 00:36:35,733 私を陥れるための噂だ 392 00:36:35,833 --> 00:36:38,166 真に受ける必要はない 393 00:36:40,733 --> 00:36:42,066 いいえ 394 00:36:43,200 --> 00:36:47,800 王子様とヤンソルランは お似合いでした 395 00:36:49,000 --> 00:36:51,766 仲良くなさってください 396 00:37:15,300 --> 00:37:17,366 扶余の王室の様子は? 397 00:37:18,133 --> 00:37:21,800 王と王妃の勢力が 真っ二つに対立を 398 00:37:22,266 --> 00:37:26,433 ご連絡したとおり 王妃は諸加(チェガ)と手を組み 399 00:37:26,533 --> 00:37:30,433 流民を拒むよう 王に圧力をかけています 400 00:37:31,066 --> 00:37:32,700 それはよかった 401 00:37:33,400 --> 00:37:34,700 鉄器工場は? 402 00:37:52,233 --> 00:37:56,266 玄菟城の人間と 鍛冶職人が密談を 403 00:37:56,866 --> 00:38:00,200 やはり奴らは密偵のようです 404 00:38:03,533 --> 00:38:04,433 総官 405 00:38:04,666 --> 00:38:08,333 片をつけましょう 今すぐ始末してやります 406 00:38:09,966 --> 00:38:11,933 いや 放っておけ 407 00:38:13,633 --> 00:38:15,766 何か理由でも? 408 00:38:18,166 --> 00:38:22,633 奴らはテソ兄上の気勢を そぐ手段になる 409 00:38:23,566 --> 00:38:27,033 今ではなく 適時に利用すればいい 410 00:38:29,133 --> 00:38:34,233 密偵の証拠までつかんだのだ さらに見張れ 411 00:38:34,666 --> 00:38:35,533 はい 412 00:38:50,500 --> 00:38:54,233 何の希望もなく死を待つ 流民たちの苦しみは― 413 00:38:54,333 --> 00:38:55,933 誰が察するのですか 414 00:38:56,733 --> 00:38:57,900 陛下は― 415 00:38:58,333 --> 00:39:01,233 本当に古朝鮮(コジョソン)の流民を お忘れなのですか 416 00:39:07,100 --> 00:39:12,933 陛下が戦争に勝利なされば 流民も救えますし 417 00:39:13,100 --> 00:39:18,466 陛下の権力を狙う連中も もう野望を抱かないかと 418 00:39:36,266 --> 00:39:37,200 私は― 419 00:39:37,866 --> 00:39:40,266 古朝鮮の流民を救うため 420 00:39:40,366 --> 00:39:43,433 真番郡と臨屯郡を攻撃する 421 00:39:47,200 --> 00:39:50,466 それはご無体というもの 422 00:39:50,566 --> 00:39:52,866 真番 臨屯を討つなど 423 00:39:53,200 --> 00:39:57,833 漢は友好のため 特使までよこしたのです 424 00:39:58,100 --> 00:40:02,433 流民を救いたいお心は 分かりますが 425 00:40:02,533 --> 00:40:04,766 攻撃は不可能です 426 00:40:05,300 --> 00:40:08,300 真番 臨屯だけでも厳しいのに 427 00:40:08,400 --> 00:40:10,800 漢の援軍はどうするのです? 428 00:40:14,500 --> 00:40:17,700 陛下が ご勇断なさったのには― 429 00:40:17,800 --> 00:40:20,666 それだけの理由があるかと 430 00:40:20,766 --> 00:40:22,266 ご説明ください 431 00:40:24,566 --> 00:40:25,800 護衛総官 432 00:40:27,233 --> 00:40:28,300 はい 陛下 433 00:40:29,033 --> 00:40:31,433 前に出て 家臣たちに対し― 434 00:40:31,533 --> 00:40:34,433 攻撃すべき理由を述べよ 435 00:40:44,233 --> 00:40:46,033 まず両郡は― 436 00:40:46,133 --> 00:40:49,800 設置された頃より 弱体化しています 437 00:40:50,433 --> 00:40:54,666 今も太守の座は 空席のままだとか 438 00:40:55,666 --> 00:40:58,900 移住者も続々と本国に戻り 439 00:40:59,000 --> 00:41:02,766 軍事力は以前の半分以下に 440 00:41:02,866 --> 00:41:04,433 今 討たねば― 441 00:41:06,200 --> 00:41:07,766 好機を逃します 442 00:41:08,800 --> 00:41:11,100 漢の援軍はどうする? 443 00:41:15,766 --> 00:41:19,266 漢は西南夷と戦争中です 444 00:41:20,800 --> 00:41:26,266 真番と臨屯を攻撃されても 援軍を送れません 445 00:41:27,966 --> 00:41:30,033 援軍が来るにしても 446 00:41:30,133 --> 00:41:31,733 到着する前に― 447 00:41:31,833 --> 00:41:36,000 扶余が真番と臨屯を 掌握しているでしょう 448 00:41:37,000 --> 00:41:40,333 臨屯と真番は 弱体化していても 449 00:41:40,433 --> 00:41:43,433 鉄騎軍の威力は絶大です 450 00:41:43,700 --> 00:41:45,700 どう対処するのですか 451 00:41:49,000 --> 00:41:52,833 戦争とは武器だけで 戦うものですか 452 00:41:57,066 --> 00:42:02,666 昔 タムル軍は鉄騎軍と 比べ物にならない武器で 453 00:42:03,000 --> 00:42:06,133 鉄騎軍に対抗し 流民の救出を 454 00:42:06,866 --> 00:42:07,833 それは― 455 00:42:09,100 --> 00:42:13,200 死しても領土を守り 流民を救おうとした― 456 00:42:13,300 --> 00:42:16,300 タムル軍の意志によるもの 457 00:42:18,866 --> 00:42:21,366 扶余兵も その志があれば 458 00:42:22,833 --> 00:42:27,566 テソ兄上の功で 新しい鋼鉄剣もある今― 459 00:42:29,133 --> 00:42:31,000 間違いなく勝てます 460 00:42:32,666 --> 00:42:34,866 そのとおりです 461 00:42:42,933 --> 00:42:46,100 私に先鋒隊長を 任せてください 462 00:42:46,200 --> 00:42:49,833 私が鉄騎軍の奴らを なぎ倒します 463 00:42:54,733 --> 00:42:55,833 大将軍(テジャングン) 464 00:42:56,333 --> 00:42:57,500 はい 陛下 465 00:42:57,833 --> 00:43:02,133 ただちに軍事編成を 臨戦態勢にせよ 466 00:43:02,866 --> 00:43:06,000 大将軍(テジャングン) フクチ 命に従います 467 00:43:12,600 --> 00:43:14,166 何ですって? 468 00:43:14,933 --> 00:43:17,566 どうかしてらっしゃるわ 469 00:43:18,333 --> 00:43:21,466 漢と戦争しようだなんて 470 00:43:22,666 --> 00:43:25,200 チュモンのせいです 471 00:43:25,533 --> 00:43:28,033 奴が そそのかしたのです 472 00:43:28,900 --> 00:43:29,800 そうよ 473 00:43:30,433 --> 00:43:33,366 あいつは扶余を滅ぼすわ 474 00:43:35,466 --> 00:43:37,733 どうしたらいいの? 475 00:43:41,066 --> 00:43:42,300 母上 476 00:43:45,733 --> 00:43:49,500 私は母上に 申し上げてないことが 477 00:43:53,200 --> 00:43:58,200 私はヤンジョンと取り引きし 職人を連れてきました 478 00:43:59,966 --> 00:44:04,566 あの職人たちは 流民では なかったの? 479 00:44:05,800 --> 00:44:06,800 はい 480 00:44:07,366 --> 00:44:10,166 漢の鉄器工場の職人です 481 00:44:12,366 --> 00:44:17,066 取り引きしたなら お前はヤンジョンに何を? 482 00:44:19,266 --> 00:44:22,566 ヤンジョンの娘と 結婚する約束を 483 00:44:24,733 --> 00:44:26,266 ヤンジョンの娘? 484 00:44:26,966 --> 00:44:30,833 特使として来てた ヤンソルランという娘? 485 00:44:32,366 --> 00:44:33,366 はい 486 00:44:37,366 --> 00:44:39,366 陛下が認めるかしら 487 00:44:40,366 --> 00:44:42,233 私も悩みましたが 488 00:44:42,633 --> 00:44:46,166 漢との緊張を解き 実利を得るには― 489 00:44:46,266 --> 00:44:48,033 この方法しか 490 00:44:50,033 --> 00:44:55,000 扶余のために 好きでもない娘と結婚まで 491 00:44:55,600 --> 00:44:59,100 陛下がお前の犠牲を 理解する? 492 00:44:59,733 --> 00:45:01,733 戦争は阻止せねば 493 00:45:01,833 --> 00:45:05,733 戦争が起きたら 私の計画は水の泡に 494 00:45:07,466 --> 00:45:09,933 分かりました 心配無用よ 495 00:45:10,300 --> 00:45:15,166 陛下の思いどおりには 決してさせないわ 496 00:45:21,766 --> 00:45:25,833 クムワ王が 真番と臨屯を相手に戦争を 497 00:45:26,233 --> 00:45:27,500 早く太守様に 498 00:45:27,900 --> 00:45:28,733 はい 499 00:45:45,433 --> 00:45:46,566 ナロ 500 00:45:49,800 --> 00:45:50,633 はい 501 00:45:50,766 --> 00:45:53,866 今すぐ玄菟城の太守に伝えろ 502 00:45:54,833 --> 00:45:55,900 はい 503 00:46:10,400 --> 00:46:11,133 君長様 504 00:46:11,233 --> 00:46:12,033 どうした 505 00:46:12,700 --> 00:46:16,000 クムワ王が真番 臨屯と戦争を 506 00:46:21,333 --> 00:46:23,200 来るものが来たか 507 00:46:26,033 --> 00:46:27,500 桂婁へ戻らねば 508 00:46:31,166 --> 00:46:35,166 太守様 扶余の密偵から 連絡が来ました 509 00:46:42,966 --> 00:46:44,666 何だと? 510 00:46:47,333 --> 00:46:49,200 何事ですか 511 00:46:51,500 --> 00:46:54,900 クムワが真番と臨屯を攻める 512 00:46:55,766 --> 00:46:58,400 戦争をするのですか 513 00:46:58,833 --> 00:47:00,900 クムワ 愚か者め 514 00:47:04,633 --> 00:47:07,600 太守様 テソ王子から知らせが 515 00:47:18,566 --> 00:47:20,233 テソ王子は何と? 516 00:47:22,100 --> 00:47:24,300 開戦が宣言されたが 517 00:47:25,633 --> 00:47:29,300 自分が阻止するから 心配するなと 518 00:47:29,833 --> 00:47:33,500 テソ王子が クムワの意を曲げられます? 519 00:47:38,933 --> 00:47:41,933 桂婁(ケル) 520 00:47:50,566 --> 00:47:55,133 ソリョン巫女様とピョリハが 参りました 521 00:47:57,766 --> 00:47:58,966 通して 522 00:48:18,500 --> 00:48:19,800 ヨミウル様 523 00:48:21,000 --> 00:48:23,000 遠路 ご苦労さま 524 00:48:24,333 --> 00:48:25,833 よく来たわね 525 00:48:33,100 --> 00:48:37,633 ピョリハは 三足烏(サンソクカラス)はチュモン王子だと 526 00:48:38,266 --> 00:48:41,900 王子は扶余を去らねば 死ぬそうです 527 00:48:44,833 --> 00:48:45,733 ピョリハ 528 00:48:46,600 --> 00:48:47,700 はい 529 00:48:48,666 --> 00:48:51,333 三足烏(サンソクカラス)はチュモン王子 530 00:48:51,600 --> 00:48:56,066 でも今や三足烏(サンソクカラス)は 不吉な鳥ではなく 531 00:48:56,166 --> 00:48:59,733 私たちがお仕えすべき 吉なる鳥です 532 00:49:22,433 --> 00:49:26,033 大君長様 お元気でしたか 533 00:49:29,033 --> 00:49:32,566 ヤンタク君長の労は 聞いている 534 00:49:34,966 --> 00:49:35,766 ご苦労 535 00:49:37,700 --> 00:49:39,600 君長様 536 00:49:47,900 --> 00:49:49,033 ウテさん 537 00:49:51,933 --> 00:49:54,233 ご心配かけました 538 00:49:55,266 --> 00:49:56,833 具合はどうだ? 539 00:49:57,166 --> 00:49:58,600 だいぶ回復を 540 00:49:58,700 --> 00:50:02,100 少しずつ体も動かしています 541 00:50:08,266 --> 00:50:12,566 本当にクムワ王が 漢と戦争することに? 542 00:50:13,233 --> 00:50:14,200 はい 543 00:50:17,466 --> 00:50:21,333 まったく予想して いませんでした 544 00:50:22,000 --> 00:50:27,233 クムワ王はチュモン王子に 説得されたのです 545 00:50:29,766 --> 00:50:30,966 チュモン王子に? 546 00:50:31,633 --> 00:50:32,633 はい 547 00:50:33,600 --> 00:50:38,233 王子は真番と臨屯を討ち 古朝鮮の流民を救うと 548 00:50:42,233 --> 00:50:46,033 大事な相談があり こうして訪ねました 549 00:50:49,766 --> 00:50:50,833 巫女様 550 00:50:51,700 --> 00:50:56,900 私は商団を連れて 軍商として参戦しようかと 551 00:51:01,066 --> 00:51:06,066 わが商団が軍商として 参戦してもいいものか 552 00:51:06,400 --> 00:51:08,866 ご判断ください 553 00:51:15,533 --> 00:51:17,200 私はこの戦争を― 554 00:51:17,500 --> 00:51:19,900 最短の日数で終えたい 555 00:51:20,766 --> 00:51:23,133 財部皁衣(チェブジョイ) 軍備の状況は? 556 00:51:23,733 --> 00:51:25,166 はい 陛下 557 00:51:25,466 --> 00:51:30,766 兵5万人の1か月分の兵糧と 馬草(まぐさ)は備蓄してますが 558 00:51:30,866 --> 00:51:33,400 1か月で決着するとは… 559 00:51:33,600 --> 00:51:37,100 軍備は絶対的に 足りない状況です 560 00:51:37,666 --> 00:51:38,766 大将軍(テジャングン) 561 00:51:39,266 --> 00:51:41,800 真番と臨屯の軍勢は? 562 00:51:43,133 --> 00:51:45,966 真番と臨屯の軍勢は2万 563 00:51:46,100 --> 00:51:48,533 扶余は都の精鋭軍が2万 564 00:51:48,633 --> 00:51:51,600 四出道の兵を合わせ 全部で5万 565 00:51:51,700 --> 00:51:54,900 真番と臨屯を 十分に攻略できます 566 00:51:55,600 --> 00:52:00,633 しかし全兵力を 注(つ)ぎ込むわけには いきません 567 00:52:01,066 --> 00:52:05,533 周辺国の侵入に備え 都の軍の半数は残し 568 00:52:05,633 --> 00:52:08,766 鉄騎軍と戦うことを思えば― 569 00:52:09,433 --> 00:52:12,100 多い数とは言えません 570 00:52:16,100 --> 00:52:20,966 四出道に派遣した犬使者(キョンサジャ)に まず伝令を遣わし 571 00:52:21,900 --> 00:52:24,266 精鋭2万人を送らせよ 572 00:52:24,600 --> 00:52:25,800 承知しました 573 00:52:27,700 --> 00:52:28,700 大使者(テサジャ) 574 00:52:30,100 --> 00:52:31,000 はい 575 00:52:32,733 --> 00:52:37,433 鉄騎軍は護衛軍が 先鋒となり 制圧します 576 00:52:38,100 --> 00:52:39,300 ご心配なく 577 00:52:44,066 --> 00:52:45,233 私は今まで― 578 00:52:45,666 --> 00:52:50,966 鉄騎軍を倒すため 護衛軍を訓練してきました 579 00:52:53,733 --> 00:52:55,733 陛下と家臣の皆様に― 580 00:52:56,000 --> 00:52:59,166 護衛軍の腕前をお見せします 581 00:54:43,800 --> 00:54:47,600 ソリョン巫女が ピョリハと消えました 582 00:54:48,433 --> 00:54:50,933 きっとヨミウル巫女の所に 583 00:54:51,533 --> 00:54:53,400 巫女が消えたとは 584 00:54:54,233 --> 00:54:59,600 王妃様に知られたら 責任を問われてしまう 585 00:55:02,800 --> 00:55:05,633 馬加の地にいた頃は楽だった 586 00:55:06,700 --> 00:55:09,633 扶余にいても いいことないわ 587 00:55:10,100 --> 00:55:12,033 王妃様がお見えです 588 00:55:14,966 --> 00:55:16,833 何してるのですか 589 00:55:19,000 --> 00:55:23,933 ソリョン巫女が ピョリハを連れて消えたので 590 00:55:24,100 --> 00:55:25,966 策を考えておりました 591 00:55:26,633 --> 00:55:29,900 小娘のことなど後回しです 592 00:55:30,133 --> 00:55:32,766 至急 戦争を阻止せねば 593 00:55:33,000 --> 00:55:36,766 神殿と民の意を 陛下に伝えてください 594 00:55:39,900 --> 00:55:45,233 私は王妃様のおかげで 神殿の主(あるじ)になりましたが 595 00:55:45,666 --> 00:55:49,466 神殿のことは 巫女の私が決めます 596 00:55:49,666 --> 00:55:51,733 急(せ)かさないでください 597 00:55:55,866 --> 00:55:59,433 あせるあまり ご無礼をしました 598 00:56:00,333 --> 00:56:05,266 マウリョン様が陛下の独断を 阻止してください 599 00:56:08,133 --> 00:56:13,366 マウリョン巫女と 四出道の巫女が参りました 600 00:56:14,666 --> 00:56:16,466 会わぬと伝えよ 601 00:56:18,000 --> 00:56:19,033 はい 602 00:56:39,300 --> 00:56:42,833 お会いにならないとの ことです 603 00:56:43,533 --> 00:56:48,100 お目にかかり 上奏したいことがあるのです 604 00:56:49,033 --> 00:56:52,133 もう一度 お取り次ぎを 605 00:56:53,466 --> 00:56:58,333 戦争には反対だと 上奏なさりたいのでは? 606 00:56:59,833 --> 00:57:02,900 陛下のお考えは変わりません 607 00:57:23,366 --> 00:57:24,366 総官 608 00:57:24,700 --> 00:57:25,600 どうした 609 00:57:25,966 --> 00:57:31,200 今 馬加が王妃様と テソ王子様に会っています 610 00:57:36,933 --> 00:57:42,000 諸加が扶余宮に来たら まず陛下に謁見すべきでは? 611 00:57:46,066 --> 00:57:50,066 王妃様は戦争を防ぐため 必死らしい 612 00:57:54,266 --> 00:57:58,533 叔父上 何としてでも防がねば 613 00:57:58,700 --> 00:58:01,600 戦争で陛下の権力が増せば 614 00:58:01,700 --> 00:58:03,533 テソはもちろん― 615 00:58:03,733 --> 00:58:07,233 叔父上や四出道も 打撃を受けます 616 00:58:07,333 --> 00:58:10,200 我ら大臣も反対しましたが 617 00:58:10,300 --> 00:58:13,066 説得するには力不足でした 618 00:58:13,533 --> 00:58:16,133 叔父上も協力してください 619 00:58:17,233 --> 00:58:18,500 分かった 620 00:58:19,600 --> 00:58:23,666 諸加のことは私に任せろ 心配するな 621 00:58:25,266 --> 00:58:28,733 この機会に王の気勢をくじき 622 00:58:29,066 --> 00:58:32,100 お前を立太子させよう 623 00:59:01,666 --> 00:59:04,200 連絡もなく どうしました? 624 00:59:06,033 --> 00:59:10,433 町にいらっしゃらないので 私が来るしか 625 00:59:14,200 --> 00:59:19,333 陛下が戦争を決定され 取り込んでいたので 626 00:59:22,600 --> 00:59:23,666 すみません 627 00:59:27,400 --> 00:59:29,666 事情は分かってます 628 00:59:30,133 --> 00:59:32,500 すねてみただけなのに 629 00:59:39,800 --> 00:59:41,866 準備は順調ですか 630 00:59:44,033 --> 00:59:49,166 家臣と諸加の反発が 予想以上です 631 00:59:51,100 --> 00:59:54,533 王子様の思いどおりに なりますよ 632 00:59:55,533 --> 00:59:57,166 心配なさらずに 633 00:59:59,933 --> 01:00:03,600 私が王子様のお力になります 634 01:00:08,133 --> 01:00:09,700 開戦したら 635 01:00:10,366 --> 01:00:13,966 私が商団を率いて 軍商となります 636 01:00:16,100 --> 01:00:17,500 いけません 637 01:00:18,266 --> 01:00:22,000 お嬢様を戦場には 行かせられません 638 01:00:24,533 --> 01:00:27,266 前線に出るわけじゃ ありません 639 01:00:28,166 --> 01:00:31,400 物資の補給だけだから 大丈夫です 640 01:00:37,933 --> 01:00:40,133 王子様だけ戦場に送り 641 01:00:41,266 --> 01:00:43,566 待ってるなんてイヤです 642 01:00:46,733 --> 01:00:49,000 私が軍商になるのは― 643 01:00:50,433 --> 01:00:54,733 王子様のためであり 私のためなんです 644 01:00:57,566 --> 01:00:59,733 待っている間 心配で― 645 01:01:01,000 --> 01:01:02,900 死んでしまうかも 646 01:01:09,600 --> 01:01:10,833 お嬢様 647 01:03:45,500 --> 01:03:48,600 王妃様は何と おっしゃってます? 648 01:03:49,233 --> 01:03:54,366 戦争を防ぐために 四出道は兵を出すなと 649 01:03:55,200 --> 01:03:56,833 そのとおりです 650 01:03:57,400 --> 01:04:00,866 負け戦(いくさ)に兵は出せません 651 01:04:01,033 --> 01:04:03,566 陛下の独善は行きすぎです 652 01:04:04,033 --> 01:04:07,166 馬加殿が思い切った決断を 653 01:04:14,533 --> 01:04:15,866 何の用だ? 654 01:04:16,166 --> 01:04:18,033 陛下からの伝令です 655 01:04:18,933 --> 01:04:19,766 何だ? 656 01:04:21,033 --> 01:04:24,133 “四出道は 2万の兵を派遣せよ”と 657 01:04:31,400 --> 01:04:34,233 帰って 陛下に伝えろ 658 01:04:34,466 --> 01:04:38,066 “四出道は この戦争を望んでおらず” 659 01:04:38,433 --> 01:04:40,433 “1人の兵も送れない”と 660 01:04:41,066 --> 01:04:42,933 ご命令に逆らうと? 661 01:04:43,600 --> 01:04:46,666 逆らってるのは 四出道ではない 662 01:04:46,766 --> 01:04:49,433 陛下が天の理に逆らっておる 663 01:04:49,700 --> 01:04:53,266 四出道は扶余の臣下のはず 664 01:04:53,366 --> 01:04:55,333 ご命令に逆らうとは 665 01:04:55,433 --> 01:04:56,433 無礼者め 666 01:04:56,800 --> 01:04:59,133 誰に説教する気だ? 667 01:04:59,233 --> 01:05:01,900 今すぐ こいつをつまみ出せ 668 01:05:02,733 --> 01:05:04,633 漢の犬となるのか? 669 01:05:04,933 --> 01:05:06,800 ご命令に従いなさい! 670 01:05:07,400 --> 01:05:09,133 何という奴だ 671 01:05:32,066 --> 01:05:34,466 馬加様からです 672 01:05:36,333 --> 01:05:37,333 開けてみよ 673 01:05:53,433 --> 01:05:54,466 何だ? 674 01:05:59,533 --> 01:06:01,333 四出道に派遣された― 675 01:06:02,466 --> 01:06:03,933 犬使者(キョンサジャ)の首です 676 01:06:07,200 --> 01:06:08,500 何だと? 677 01:06:11,100 --> 01:06:16,200 馬加様は“四出道からは 1人の兵も派遣できない”と 678 01:06:52,233 --> 01:06:55,566 私の喉元に 剣を突きつけるも同然 679 01:06:55,666 --> 01:06:57,100 漢を討つ前に― 680 01:06:57,200 --> 01:07:00,700 四出道の諸加から 首をはねてやる 681 01:07:01,500 --> 01:07:02,500 刺客です 682 01:07:02,900 --> 01:07:04,000 避難を 683 01:07:05,766 --> 01:07:06,566 陛下 684 01:07:07,766 --> 01:07:08,700 私たちに― 685 01:07:09,933 --> 01:07:13,500 タムル軍の名誉を 取り戻す機会を 686 01:07:14,766 --> 01:07:16,233 戦わせてください 687 01:07:16,733 --> 01:07:18,833 戦わせてください! 688 01:07:19,666 --> 01:07:21,133 陛下の暗殺は― 689 01:07:21,400 --> 01:07:24,833 王子といえども 死刑は免れがたい罪 690 01:07:25,233 --> 01:07:27,500 お前と母親が私にすがり 691 01:07:28,366 --> 01:07:31,200 命乞いをする日が 必ず来る 692 01:07:31,966 --> 01:07:35,666 私がテソ王子を 釈放させます 693 01:07:36,133 --> 01:07:39,133 その前に一つ 約束してください 694 01:07:42,933 --> 01:07:45,933 日本語字幕 小川 昌代