1 00:00:04,900 --> 00:00:07,500 朱蒙〔チュモン〕 2 00:00:43,800 --> 00:00:47,800 第52話 3 00:01:08,200 --> 00:01:09,266 ヨミウル様 4 00:01:10,966 --> 00:01:12,566 どういうことですか 5 00:01:13,666 --> 00:01:15,400 なぜ太陽が? 6 00:01:23,233 --> 00:01:24,466 ヨミウル様 7 00:01:25,666 --> 00:01:26,800 ヨミウル様 8 00:01:44,766 --> 00:01:45,666 陛下 9 00:01:46,066 --> 00:01:51,366 これは扶余(プヨ)の危機を 知らせる天地の神の啓示 10 00:01:52,566 --> 00:01:56,033 躊躇(ちゅうちょ)なさらず 勇断を下してください 11 00:02:17,633 --> 00:02:20,366 テソ この異変は何なの? 12 00:02:20,533 --> 00:02:24,033 扶余(プヨ)の太陽が消えていくわ 13 00:02:24,800 --> 00:02:28,900 数多くの災いを 見てきましたが 14 00:02:29,066 --> 00:02:31,166 これは初めてです 15 00:02:54,133 --> 00:02:54,800 イェソヤ様 16 00:02:56,600 --> 00:02:58,900 お義母(かあ)様に会わなくては 17 00:02:59,233 --> 00:03:00,366 急いで 18 00:03:01,100 --> 00:03:02,000 はい 19 00:03:21,466 --> 00:03:22,466 何だ? 20 00:03:23,400 --> 00:03:24,400 大使者(テサジャ) 21 00:03:25,066 --> 00:03:27,066 何と奇怪な現象でしょう 22 00:03:27,233 --> 00:03:31,500 邪気が扶余(プヨ)の太陽を 遮っているのでは? 23 00:03:32,866 --> 00:03:36,666 国に災いが降りかかる 前触れです 24 00:03:42,600 --> 00:03:44,400 大将はどこだ? 25 00:03:45,100 --> 00:03:48,566 ヨミウル様と砦(とりで)を出ていった 26 00:03:49,100 --> 00:03:50,666 子供の頃― 27 00:03:51,100 --> 00:03:55,700 太陽が消えた話を じいさんから聞いた 28 00:03:56,466 --> 00:03:59,800 太陽が光を失うと 国が滅びるか― 29 00:04:00,233 --> 00:04:02,233 王が死ぬんだそうだ 30 00:04:38,733 --> 00:04:40,300 お気づきですか 31 00:04:40,600 --> 00:04:41,700 砦に 32 00:04:44,400 --> 00:04:45,700 大丈夫よ 33 00:04:55,566 --> 00:04:57,000 これは何事ですか 34 00:04:59,400 --> 00:05:01,133 不吉な兆しかと 35 00:05:02,033 --> 00:05:03,700 日無光(イルムグァン)です 36 00:05:04,766 --> 00:05:10,500 太陽が光を失っていき 最後には闇に閉ざされます 37 00:05:11,933 --> 00:05:15,266 では太陽が消えるのですか 38 00:05:16,166 --> 00:05:17,733 心配無用です 39 00:05:18,466 --> 00:05:22,133 新しい太陽が 闇から出てくるでしょう 40 00:05:27,166 --> 00:05:31,600 新しい世が開かれるには 古い世は消えるべき 41 00:05:32,233 --> 00:05:36,266 これは新しい国が建つ 前触れです 42 00:05:53,733 --> 00:05:54,466 マウリョン様 43 00:05:54,566 --> 00:05:55,500 マウリョン様… 44 00:06:05,433 --> 00:06:06,533 マウリョン様! 45 00:06:34,700 --> 00:06:35,900 テソ 46 00:06:36,300 --> 00:06:39,700 どうしたらいいの どうしたら? 47 00:07:12,600 --> 00:07:16,400 新しい世が開かれるには 古い世は消えるべき 48 00:07:16,966 --> 00:07:20,733 これは新しい国が建つ 前触れです 49 00:07:48,200 --> 00:07:49,233 お義母様 50 00:07:50,333 --> 00:07:51,266 どうしたの? 51 00:07:51,366 --> 00:07:53,700 外にお出ましください 52 00:08:03,500 --> 00:08:04,700 ご覧ください 53 00:08:16,533 --> 00:08:21,000 先ほどまで太陽が闇に隠れ 天地が暗黒の中に 54 00:08:38,332 --> 00:08:39,633 どうしました? 55 00:08:40,033 --> 00:08:42,966 太陽が消えるのを見て気絶を 56 00:08:45,466 --> 00:08:46,700 マウリョン様 57 00:08:47,366 --> 00:08:48,633 マウリョン様… 58 00:08:53,566 --> 00:08:54,900 王妃様 59 00:08:56,233 --> 00:08:57,933 気がつきましたか 60 00:08:59,866 --> 00:09:01,066 はい 61 00:09:07,233 --> 00:09:10,400 この奇怪な事件を どう考えれば? 62 00:09:14,966 --> 00:09:16,566 教えてください 63 00:09:19,466 --> 00:09:22,400 すぐには何とも言えませんが 64 00:09:24,000 --> 00:09:28,700 不吉な災いの兆しなのは 間違いありません 65 00:09:29,966 --> 00:09:31,133 災い? 66 00:09:32,366 --> 00:09:34,766 どんな災いですか 67 00:10:02,300 --> 00:10:04,800 ちょっと 王子様! 68 00:10:07,200 --> 00:10:08,600 何だ? 69 00:10:08,833 --> 00:10:11,000 起きてください 70 00:10:12,300 --> 00:10:13,433 まったく 71 00:10:22,500 --> 00:10:23,900 何事だ? 72 00:10:24,066 --> 00:10:28,200 大騒ぎになってます 目を覚ましてください 73 00:10:28,500 --> 00:10:30,466 大騒ぎになってる? 74 00:10:30,633 --> 00:10:33,133 太陽が消えでもしたか 75 00:10:34,033 --> 00:10:36,800 はい 太陽が消えました 76 00:10:39,300 --> 00:10:42,966 何を戯言(たわごと)をほざいてるのだ 77 00:10:43,066 --> 00:10:45,366 太陽がなぜ消える? 78 00:10:45,533 --> 00:10:47,833 私には分かりません 79 00:10:47,933 --> 00:10:52,000 とにかく太陽が消え また現れました 80 00:10:52,166 --> 00:10:55,333 そのことで 扶余宮は大騒ぎです 81 00:10:58,500 --> 00:10:59,566 本当に― 82 00:11:00,600 --> 00:11:02,766 太陽が消えたのか? 83 00:11:02,866 --> 00:11:03,800 はい 84 00:11:03,966 --> 00:11:08,200 昼間なのに 暗闇に包まれてました 85 00:11:08,766 --> 00:11:14,433 災いが降りかかる前触れだと 皆ささやいています 86 00:11:15,266 --> 00:11:16,366 災い? 87 00:11:22,966 --> 00:11:25,833 化け物に とりつかれたようだ 88 00:11:26,000 --> 00:11:28,033 寒気がするよ 89 00:11:28,400 --> 00:11:29,466 親方 90 00:11:30,133 --> 00:11:30,800 何だ? 91 00:11:31,600 --> 00:11:33,433 国が滅ぶとしたら 92 00:11:34,000 --> 00:11:36,000 どの国ですかね 93 00:11:36,400 --> 00:11:37,766 扶余? 漢(かん)? 94 00:11:39,166 --> 00:11:40,433 そうだな 95 00:11:41,100 --> 00:11:42,200 扶余は― 96 00:11:43,200 --> 00:11:46,333 大将について出てきた国だが 97 00:11:47,000 --> 00:11:49,300 滅びるのは望まない 98 00:11:49,866 --> 00:11:51,666 漢に滅びてほしい 99 00:11:52,800 --> 00:11:54,266 だけどもし― 100 00:11:55,333 --> 00:11:58,733 扶余でもなく 漢でもないなら? 101 00:11:59,700 --> 00:12:00,833 何のことだ? 102 00:12:01,766 --> 00:12:04,600 つまり太陽が消えたのは― 103 00:12:04,766 --> 00:12:07,833 タムル軍の 凶兆じゃないかと… 104 00:12:08,100 --> 00:12:10,400 寝ぼけたこと言うな! 105 00:12:11,600 --> 00:12:16,666 流民(るみん)を救い 国を建てるのは 天の道理にかなったこと 106 00:12:16,833 --> 00:12:20,700 天地の神に守られてるのに 凶兆だと? 107 00:12:21,566 --> 00:12:26,900 いや だから 俺も心配になっちゃって… 108 00:12:27,066 --> 00:12:32,100 またそんなこと言ったら 口に焼きを入れてやるぞ 109 00:12:34,300 --> 00:12:35,866 大将がお戻りに 110 00:12:37,833 --> 00:12:38,800 まったく 111 00:12:54,833 --> 00:12:56,533 太陽が消えました 112 00:12:58,500 --> 00:13:00,133 ヨミウル様と見た 113 00:13:00,633 --> 00:13:05,700 砦の者が皆 怖がって ブルブル震えてます 114 00:13:10,933 --> 00:13:13,133 タムル軍と流民を集めろ 115 00:13:14,166 --> 00:13:15,100 はい 116 00:13:39,866 --> 00:13:40,900 皆の者 117 00:13:42,200 --> 00:13:45,533 奇異なものを見て 驚いただろう 118 00:13:48,033 --> 00:13:52,700 だがあれはタムル軍の 不吉な前触れではない 119 00:13:53,900 --> 00:13:55,266 新しい世界 120 00:13:56,000 --> 00:13:57,766 新しい国の象徴だ 121 00:14:14,700 --> 00:14:15,766 漢と― 122 00:14:16,733 --> 00:14:20,766 扶余を照らしていた 古い太陽が闇に消え 123 00:14:22,266 --> 00:14:26,700 我々の国を照らす 新しい太陽が昇ったのだ 124 00:14:29,666 --> 00:14:30,766 見よ 125 00:14:48,166 --> 00:14:50,266 新しい太陽の中へ― 126 00:14:51,633 --> 00:14:53,966 三足烏(サンソクカラス)が飛び立つだろう 127 00:14:54,700 --> 00:14:56,966 三足烏(サンソクカラス) 万歳! 128 00:14:57,066 --> 00:14:58,200 万歳! 129 00:14:58,300 --> 00:14:59,700 タムル軍 万歳! 130 00:14:59,866 --> 00:15:01,533 万歳! 131 00:15:04,633 --> 00:15:05,300 万歳! 132 00:15:40,233 --> 00:15:41,166 陛下 133 00:15:42,433 --> 00:15:48,100 テソ王子が権力を握ってから 扶余は目を覆う有様 134 00:15:49,933 --> 00:15:54,733 漢の属国になるのは 火を見るより明らか 135 00:15:56,766 --> 00:15:57,666 陛下 136 00:15:58,766 --> 00:16:00,466 扶余の危機は― 137 00:16:01,500 --> 00:16:04,666 陛下が復権なされば 克服できます 138 00:16:05,600 --> 00:16:07,466 命令を下してください 139 00:16:08,133 --> 00:16:09,300 陛下と共に― 140 00:16:10,766 --> 00:16:12,133 事を起こします 141 00:16:24,666 --> 00:16:28,100 体を動かしても 大丈夫なのか? 142 00:16:28,866 --> 00:16:29,833 はい 143 00:16:30,266 --> 00:16:32,400 ご心配をおかけしました 144 00:16:41,900 --> 00:16:42,833 陛下 145 00:16:43,533 --> 00:16:47,333 奇怪な現象に 宮中が騒いでいます 146 00:16:47,933 --> 00:16:49,466 ご覧になりましたか 147 00:16:52,000 --> 00:16:53,166 見た 148 00:16:54,100 --> 00:16:55,766 一体 何ですか 149 00:16:56,200 --> 00:16:58,133 国に一大事が起きるか― 150 00:16:58,900 --> 00:17:02,400 脅威が訪れる前触れだろう 151 00:17:04,133 --> 00:17:05,566 一大事とは? 152 00:17:06,233 --> 00:17:09,733 今の国の状態こそ 一大事ではないか 153 00:17:10,433 --> 00:17:13,433 私は権力を失い 無能な王となった 154 00:17:14,032 --> 00:17:18,000 漢の特使は 扶余に貢ぎ物を要求し 155 00:17:18,233 --> 00:17:20,465 扶余を属国扱いしてる 156 00:17:22,000 --> 00:17:26,965 天が私の無能さを責め 前兆を見せているのだ 157 00:17:28,733 --> 00:17:29,833 陛下 158 00:17:32,333 --> 00:17:33,333 ユファ 159 00:17:35,000 --> 00:17:37,100 太陽が光を失う前に 160 00:17:38,100 --> 00:17:40,033 立ち上がろうと思う 161 00:17:41,266 --> 00:17:43,666 テソに権力を預けていたら 162 00:17:44,166 --> 00:17:47,966 扶余は暗黒の世になる 163 00:18:25,800 --> 00:18:28,233 民が動揺しています 164 00:18:28,433 --> 00:18:32,966 外出を控えたり 扶余を去る者もいるそうです 165 00:18:34,600 --> 00:18:36,366 扶余を去るだと? 166 00:18:36,866 --> 00:18:38,800 扶余の民がどこへ行く? 167 00:18:41,400 --> 00:18:43,900 殿下 ご心配には及びません 168 00:18:44,133 --> 00:18:47,466 民が扶余城と国境を 出られぬよう― 169 00:18:47,733 --> 00:18:50,533 徹底的に見張らせてます 170 00:18:53,666 --> 00:18:54,633 大使者(テサジャ) 171 00:18:56,466 --> 00:18:57,966 はい 殿下 172 00:18:59,366 --> 00:19:02,166 太陽が消え また現れたことを― 173 00:19:02,333 --> 00:19:05,200 なぜ皆 不吉な前兆と見るのだ? 174 00:19:06,766 --> 00:19:08,566 解釈によっては― 175 00:19:09,600 --> 00:19:12,400 摂政の座に就いている私が 176 00:19:12,700 --> 00:19:15,700 王位を継ぐという啓示では? 177 00:19:26,033 --> 00:19:27,833 間違ってるか? 178 00:19:30,466 --> 00:19:33,133 そう見ることもできます 179 00:19:34,500 --> 00:19:37,766 民にもそう説得しなさい 180 00:19:38,566 --> 00:19:42,833 民が皆 災いの前兆と 思ってるのに 181 00:19:43,400 --> 00:19:46,300 そう簡単に静まりますか 182 00:19:46,933 --> 00:19:48,566 災いの前兆? 183 00:19:49,200 --> 00:19:52,100 誰がそんな妄言で 世を惑わしてる? 184 00:19:58,233 --> 00:20:02,766 妄言で民心を 混乱させる者がいたら 185 00:20:03,700 --> 00:20:06,766 地位を問わず成敗してやる 186 00:20:28,966 --> 00:20:29,966 大使者(テサジャ) 187 00:20:35,033 --> 00:20:39,300 家臣はむろん民も 凶兆と考えてるのに 188 00:20:40,800 --> 00:20:44,766 テソ殿下だけ 違うと言い張るのは? 189 00:20:46,933 --> 00:20:51,966 奇異な現象をすべて 凶兆に結びつけるなら 190 00:20:52,200 --> 00:20:54,600 どの国も長続きしません 191 00:20:56,100 --> 00:21:01,133 太陽はしばし消えてから また現れたので 192 00:21:01,833 --> 00:21:05,366 扶余の中興を知らせる 啓示かも 193 00:21:06,600 --> 00:21:08,300 様子を見ましょう 194 00:21:09,666 --> 00:21:10,666 以前― 195 00:21:10,933 --> 00:21:15,500 豬加(チョガ)の村の井戸が 血の水であふれましたね 196 00:21:19,100 --> 00:21:21,800 その後 ヨミウル様が去り 197 00:21:21,966 --> 00:21:25,000 扶余は真番(チンボン) 臨屯(イムドゥン)と戦争に 198 00:21:25,166 --> 00:21:31,100 そして陛下は重傷を負い テソ殿下に権力を奪われました 199 00:21:32,966 --> 00:21:34,033 今日のことは― 200 00:21:34,600 --> 00:21:36,500 以前をしのぐ凶兆 201 00:21:37,466 --> 00:21:41,200 テソ殿下が権力を握り 成功したことは? 202 00:21:43,166 --> 00:21:46,500 チュモン王子は 扶余を出ていき 203 00:21:47,133 --> 00:21:50,466 漢は特使を送り 貢ぎ物を求めています 204 00:21:51,500 --> 00:21:52,500 もう― 205 00:21:53,300 --> 00:21:55,233 陛下が復権なさって 206 00:21:55,400 --> 00:21:59,533 国政を正すべきでは ありませんか 207 00:22:04,133 --> 00:22:05,966 言葉を慎みなさい 208 00:22:06,766 --> 00:22:10,533 扶余と陛下への忠誠心は 分かりますが 209 00:22:11,100 --> 00:22:14,433 権力は テソ殿下の手にあります 210 00:22:16,033 --> 00:22:20,966 聞かなかったことにします その話は禁物ですぞ 211 00:23:07,900 --> 00:23:09,033 もう― 212 00:23:09,833 --> 00:23:11,866 陛下が復権なさって 213 00:23:12,500 --> 00:23:16,466 国政を正すべきでは ありませんか 214 00:23:50,933 --> 00:23:52,033 馬に水を 215 00:23:56,333 --> 00:23:57,266 大将 216 00:23:58,733 --> 00:23:59,733 ご苦労 217 00:23:59,900 --> 00:24:00,900 かけろ 218 00:24:06,766 --> 00:24:09,366 ソソノ様に伝えてくれたか? 219 00:24:10,033 --> 00:24:10,900 はい 220 00:24:12,466 --> 00:24:13,366 返事は? 221 00:24:14,366 --> 00:24:16,333 タムル軍が協力すると― 222 00:24:16,466 --> 00:24:19,500 桂婁(ケル)は扶余と漢の敵に なってしまうと 223 00:24:19,933 --> 00:24:24,266 今はその時ではないと おっしゃってました 224 00:24:28,866 --> 00:24:30,500 桂婁(ケル)の状況は? 225 00:24:31,366 --> 00:24:35,433 ソソノ様が旅に出てから 商売で大成功し 226 00:24:35,533 --> 00:24:37,633 莫大な財を築いてるとか 227 00:24:39,000 --> 00:24:40,266 大将 228 00:24:40,800 --> 00:24:43,766 商才に恵まれた方のようです 229 00:24:46,100 --> 00:24:48,200 分かった もう休め 230 00:24:48,700 --> 00:24:49,566 はい 231 00:25:05,166 --> 00:25:06,166 太陽は― 232 00:25:06,766 --> 00:25:10,933 昔から国や部族の王を 意味するものです 233 00:25:11,566 --> 00:25:15,966 太陽が光を失う日無光(イルムグァン)が 起きたことは― 234 00:25:16,133 --> 00:25:18,000 王が政治を誤り 235 00:25:18,466 --> 00:25:21,266 民から信望を失うという意味 236 00:25:23,066 --> 00:25:26,666 王の器でない者が 王の座にいるなら 237 00:25:26,833 --> 00:25:28,433 不吉な前兆でしょう 238 00:25:30,933 --> 00:25:34,633 扶余のテソ王子は 不安でしょうね 239 00:25:37,000 --> 00:25:40,466 王子は権力の握り方から 誤りました 240 00:25:40,566 --> 00:25:42,933 民の信望も得てないので 241 00:25:43,033 --> 00:25:46,100 衝撃を受けたことでしょう 242 00:25:48,200 --> 00:25:51,833 日無光(イルムグァン)は桂婁(ケル)には どんな意味かしら 243 00:25:54,233 --> 00:25:56,966 今 桂婁は闇の中にいますが 244 00:25:57,566 --> 00:26:02,233 太陽が失った光を 取り戻したように 245 00:26:03,666 --> 00:26:06,633 新しい太陽が昇るでしょう 246 00:26:10,666 --> 00:26:11,866 それよ 247 00:26:13,033 --> 00:26:14,900 それが聞きたかったの 248 00:26:17,133 --> 00:26:21,733 闇が長くても 太陽が現れる希望さえあれば 249 00:26:22,933 --> 00:26:24,633 耐えられるわ 250 00:26:26,466 --> 00:26:27,933 ソソノ様 251 00:26:30,200 --> 00:26:31,233 ソソノ様 252 00:26:32,766 --> 00:26:37,433 ソソノ様 大変です 外に出てください 253 00:26:50,333 --> 00:26:51,033 ウテ 254 00:27:03,066 --> 00:27:04,366 何事ですか 255 00:27:06,700 --> 00:27:07,633 お前は― 256 00:27:08,733 --> 00:27:10,800 私との約束を破った 257 00:27:12,266 --> 00:27:13,733 約束を破った? 258 00:27:14,800 --> 00:27:15,800 私は― 259 00:27:16,833 --> 00:27:20,733 桂婁の兵を 武装解除しろと命じたが 260 00:27:21,233 --> 00:27:23,333 内密に兵を養成したな? 261 00:27:24,033 --> 00:27:26,300 大君長様 誤解です 262 00:27:27,766 --> 00:27:30,533 あれは商団の護衛兵です 263 00:27:31,133 --> 00:27:35,133 護衛兵がいなければ 商売できません 264 00:27:36,000 --> 00:27:39,366 護衛兵を育てていただけです 265 00:27:39,533 --> 00:27:40,633 黙れ! 266 00:27:42,733 --> 00:27:45,066 護衛兵だと言うが 267 00:27:46,100 --> 00:27:50,166 いつか私に刃(やいば)を向ける 奴らではないのか 268 00:27:52,566 --> 00:27:53,966 違うか? 269 00:27:55,933 --> 00:27:59,733 数十人の護衛兵が 怖いとおっしゃるなら 270 00:28:00,633 --> 00:28:02,533 言葉がありません 271 00:28:04,366 --> 00:28:06,033 お望みなら 272 00:28:06,866 --> 00:28:09,033 護衛兵も解散します 273 00:28:10,766 --> 00:28:11,833 お前は― 274 00:28:12,966 --> 00:28:15,933 もう1つ約束を破った 275 00:28:22,666 --> 00:28:23,633 お前は― 276 00:28:24,866 --> 00:28:27,966 沸流(ピリュ)の敵 チュモンと接触した 277 00:28:28,766 --> 00:28:31,400 どんな陰謀を企てた? 278 00:28:40,866 --> 00:28:45,466 助けを求められましたが 断っただけです 279 00:28:46,333 --> 00:28:48,266 陰謀などとんでもない 280 00:28:49,866 --> 00:28:50,833 お前たちが― 281 00:28:51,633 --> 00:28:55,466 どんな関係だったかは よく知ってる 282 00:28:56,466 --> 00:28:57,400 もし― 283 00:28:58,066 --> 00:29:00,466 助けを求められたなら 284 00:29:01,566 --> 00:29:04,000 断ったはずがない 285 00:29:08,566 --> 00:29:12,033 約束を破った罰を 受けてもらおう 286 00:29:13,000 --> 00:29:15,400 疑いが晴れるまで 287 00:29:17,500 --> 00:29:20,500 ウテを沸流(ピリュ)の牢獄に入れる 288 00:29:28,800 --> 00:29:30,200 引っ立てろ 289 00:29:30,566 --> 00:29:31,300 はい 290 00:29:34,700 --> 00:29:36,100 大君長様 291 00:29:36,966 --> 00:29:40,766 どうか一度だけ お許しください 292 00:29:41,500 --> 00:29:42,433 下がれ 293 00:29:42,600 --> 00:29:43,900 無礼者! 294 00:29:49,933 --> 00:29:50,900 連れていけ 295 00:29:51,000 --> 00:29:51,966 はい 296 00:29:52,133 --> 00:29:53,133 ウテ 297 00:29:56,133 --> 00:29:57,200 ウテ! 298 00:29:59,500 --> 00:30:02,333 何とかしてください 299 00:30:09,800 --> 00:30:12,233 ヨンチェリョン様 300 00:30:12,533 --> 00:30:15,200 ウテを助けてください 301 00:30:15,600 --> 00:30:17,333 手がありません 302 00:30:22,666 --> 00:30:23,333 ソソノ様 303 00:30:36,700 --> 00:30:37,866 ソソノ様 304 00:30:38,966 --> 00:30:40,933 放っておくのですか 305 00:30:41,166 --> 00:30:43,166 何とかしてください 306 00:30:45,833 --> 00:30:47,100 チュモン王子様だ! 307 00:30:49,066 --> 00:30:52,433 王子様に助けを 求めてみてください 308 00:30:52,666 --> 00:30:56,133 きっと力になってくれます 309 00:30:58,333 --> 00:31:02,233 気持ちは分かりますが 解決策になりません 310 00:31:02,466 --> 00:31:04,033 事態が悪化するだけ 311 00:31:04,400 --> 00:31:06,366 何だと こいつめ 312 00:31:06,866 --> 00:31:10,433 それなら対策を言ってみろ 313 00:31:12,066 --> 00:31:13,233 対策は… 314 00:31:18,166 --> 00:31:21,266 ソンヤンの怒りが 静まるまで― 315 00:31:22,733 --> 00:31:24,600 待つことだけだ 316 00:31:25,766 --> 00:31:26,933 君長様 317 00:31:27,500 --> 00:31:30,100 薄情ではありませんか 318 00:31:30,600 --> 00:31:33,000 ウテは私の息子ですが 319 00:31:33,533 --> 00:31:36,066 君長様の娘婿でもあります 320 00:31:37,033 --> 00:31:42,866 娘婿が命の危険に さらされてるのに待てとは 321 00:31:44,400 --> 00:31:46,866 みんな あんまりです 322 00:32:03,166 --> 00:32:06,366 つらくて あんなことを言ったのだ 323 00:32:08,433 --> 00:32:09,700 分かってやれ 324 00:33:23,066 --> 00:33:27,000 思ったより早く戻ってきたな 325 00:33:27,933 --> 00:33:30,733 大将にお話があるんだ 326 00:33:34,000 --> 00:33:35,800 俺が話してくる 327 00:33:36,166 --> 00:33:37,233 休んでろ 328 00:33:38,900 --> 00:33:40,300 はい 兄貴 329 00:33:48,700 --> 00:33:49,366 おい 330 00:33:54,566 --> 00:33:55,966 どういうことだ? 331 00:33:57,300 --> 00:33:58,366 まいったよ 332 00:33:58,500 --> 00:34:03,200 命懸けで来られて どっちかが死ぬと思ったから 333 00:34:03,900 --> 00:34:05,600 兄貴と呼ぶことにした 334 00:34:09,333 --> 00:34:10,366 よくやった 335 00:34:16,966 --> 00:34:19,132 なあ オイ! 336 00:34:19,433 --> 00:34:22,065 おい どういうことだ? 337 00:34:22,933 --> 00:34:26,600 奴に“兄貴”って 呼ばれなかったか? 338 00:34:27,666 --> 00:34:31,233 兄貴と呼ばせるため 死にそうになった 339 00:34:32,065 --> 00:34:34,366 命懸けで飛びかかったら 340 00:34:34,500 --> 00:34:37,600 怖気づいたのか頭を下げたよ 341 00:34:42,199 --> 00:34:45,565 なあ オイ それでこそお前だ 342 00:34:46,699 --> 00:34:47,699 よくやった 343 00:34:47,866 --> 00:34:50,866 やれやれ 情けない奴らめ 344 00:34:51,866 --> 00:34:52,699 早く行け 345 00:34:56,866 --> 00:35:00,200 扶余にはヨンポ王子が 戻ってます 346 00:35:04,233 --> 00:35:08,966 漢の特使も来ました 大将を捕らえるためとか 347 00:35:13,066 --> 00:35:17,166 今に扶余が本渓(ポンゲ)山を 攻撃しに来ます 348 00:35:39,700 --> 00:35:40,666 あの… 349 00:35:41,866 --> 00:35:42,966 はい 350 00:35:51,533 --> 00:35:53,500 これは何ですか 351 00:35:54,800 --> 00:35:57,733 玄菟(ヒョント)城で1つ買ってきた 352 00:35:59,566 --> 00:36:03,466 だけど どうして これを私に? 353 00:36:09,133 --> 00:36:11,366 あげたくて買ったんだ 354 00:36:27,633 --> 00:36:28,633 何だ? 355 00:36:31,066 --> 00:36:32,700 何て言われた? 356 00:36:33,566 --> 00:36:35,033 何でもありません 357 00:36:38,100 --> 00:36:40,833 ムドクに ちょっかい出したのか? 358 00:36:44,233 --> 00:36:46,100 俺がムドクなら 359 00:36:47,100 --> 00:36:48,700 よろめくかもな 360 00:36:49,300 --> 00:36:50,366 何ですって? 361 00:36:51,600 --> 00:36:56,833 俺にはどうしても 理解できないことが2つある 362 00:36:56,933 --> 00:36:57,966 1つは― 363 00:36:58,366 --> 00:37:03,200 俺みたいな りりしい男に 女が寄ってこないこと 364 00:37:03,433 --> 00:37:04,900 もう1つは― 365 00:37:05,033 --> 00:37:10,400 ムドクがお前みたいな つまらん奴の恋人だってこと 366 00:37:11,166 --> 00:37:13,133 奪われるなよ 367 00:37:15,233 --> 00:37:16,266 何なんだ 368 00:37:17,466 --> 00:37:18,766 あの野郎 369 00:37:29,533 --> 00:37:33,833 テソ王子は漢の要求を のむしかないはず 370 00:37:35,566 --> 00:37:39,066 また扶余に攻撃された場合― 371 00:37:39,266 --> 00:37:41,966 もう伏兵は通用しません 372 00:37:44,666 --> 00:37:46,133 そのとおりだ 373 00:37:46,700 --> 00:37:51,333 峡谷は天然の要塞だが 伏兵が通用しないなら 374 00:37:52,366 --> 00:37:55,366 タムル軍も 大きな被害を受ける 375 00:37:55,700 --> 00:37:59,700 扶余軍を退ける方法が ありますか 376 00:38:05,366 --> 00:38:07,066 ムッコを扶余に 377 00:38:21,066 --> 00:38:22,866 大将の弓は神業ですが 378 00:38:23,200 --> 00:38:26,233 ムッコには かなわないでしょう 379 00:38:29,333 --> 00:38:34,566 かなわないだって? 大将の腕は知ってるだろ 380 00:39:02,966 --> 00:39:04,933 ムッコは殺しの達人 381 00:39:05,466 --> 00:39:10,700 ムッコの手裏剣と毒針は 誰でも一発で仕留めます 382 00:39:13,566 --> 00:39:17,033 ムッコにテソ王子を 殺させれば― 383 00:39:17,833 --> 00:39:23,400 扶余は戦意を失い 攻撃してこないでしょう 384 00:39:40,400 --> 00:39:43,933 母と妻が扶余宮にいる以上― 385 00:39:45,600 --> 00:39:47,166 先に手は出せない 386 00:40:24,300 --> 00:40:27,933 一体いつまで 待たせるのです? 387 00:40:28,733 --> 00:40:32,766 チュモンを捕まえる気が ないのですか 388 00:40:34,900 --> 00:40:37,200 私はもう帰ります 389 00:40:38,900 --> 00:40:40,666 もう少しお待ちを 390 00:40:41,033 --> 00:40:45,200 テソ兄上は 判断力もなくなったので 391 00:40:45,300 --> 00:40:47,200 もう持ちません 392 00:40:48,400 --> 00:40:52,466 テソ兄上が退陣し 私が権力をつかんだら 393 00:40:53,200 --> 00:40:56,500 チュモンを捕まえてきます 394 00:40:58,133 --> 00:41:03,166 チン大人(たいじん)がいるだけで 兄上には圧迫となるので 395 00:41:03,266 --> 00:41:04,666 ごゆるりと 396 00:41:08,700 --> 00:41:09,533 テマジン 397 00:41:10,033 --> 00:41:11,200 はい 王子様 398 00:41:11,800 --> 00:41:14,200 チン大人がお暇なようだ 399 00:41:14,433 --> 00:41:16,966 大人のために宴を開くから 400 00:41:17,833 --> 00:41:20,333 美しい娘を準備しておけ 401 00:41:21,700 --> 00:41:22,633 はい 402 00:41:27,966 --> 00:41:30,600 漢の女より はるかに上です 403 00:41:57,233 --> 00:41:58,566 ナロはいるか 404 00:42:06,533 --> 00:42:09,600 マウリョン巫女(みこ)を連れてこい 405 00:42:11,066 --> 00:42:12,000 はい 406 00:42:27,200 --> 00:42:28,100 何ですか 407 00:42:29,200 --> 00:42:31,533 テソ殿下がお呼びです 408 00:42:35,000 --> 00:42:38,900 テソ殿下が 何の用で呼んでるのですか 409 00:42:40,100 --> 00:42:44,933 太陽が光を失った 日無光のためのようです 410 00:42:49,333 --> 00:42:50,333 マウリョン様 411 00:42:50,966 --> 00:42:54,300 凶兆だと言ってはなりません 412 00:42:55,666 --> 00:42:57,733 今の殿下の様子では― 413 00:42:58,833 --> 00:43:02,066 マウリョン様を 殺しかねません 414 00:43:21,200 --> 00:43:22,400 お連れしました 415 00:43:22,966 --> 00:43:24,066 おかけに 416 00:43:31,900 --> 00:43:33,200 マウリョン巫女 417 00:43:34,066 --> 00:43:36,033 はい 殿下 418 00:43:37,033 --> 00:43:41,500 闇が太陽をのみ込んだことを どう思いますか 419 00:43:42,000 --> 00:43:44,033 本当に凶兆ですか 420 00:43:49,033 --> 00:43:53,100 誰が凶兆だなどと 言うのですか 421 00:43:53,666 --> 00:43:57,266 殿下 何の心配もいりません 422 00:43:58,133 --> 00:44:02,533 殿下にとって 吉兆を示すものです 423 00:44:04,666 --> 00:44:06,966 どんな意味で吉兆だと? 424 00:44:09,200 --> 00:44:11,633 太陽が闇に消えたのは― 425 00:44:12,566 --> 00:44:14,500 陛下の気が消える証(あかし) 426 00:44:15,500 --> 00:44:18,166 新しい太陽が現れたのは― 427 00:44:19,000 --> 00:44:23,566 扶余に新しい王が 現れるという意味です 428 00:44:25,700 --> 00:44:29,633 殿下はもうすぐ 王位に就かれるでしょう 429 00:44:41,400 --> 00:44:43,066 信じてもいいですか 430 00:44:46,233 --> 00:44:50,200 天地の神の思し召しです 信じてください 431 00:45:18,433 --> 00:45:22,500 殿下が王位に就く啓示だと 言ったのですか 432 00:45:24,000 --> 00:45:25,200 そうだ 433 00:45:25,900 --> 00:45:31,033 父上に強いなくとも 自然に解決する前兆だそうだ 434 00:45:32,900 --> 00:45:38,466 王位を強引に譲り受けろと 言ったのは度が過ぎてたな 435 00:45:39,633 --> 00:45:41,100 すみません 436 00:45:41,833 --> 00:45:45,966 私が至らず失言しました お忘れください 437 00:45:48,500 --> 00:45:49,600 一杯飲むか 438 00:45:50,166 --> 00:45:51,800 はい いただきます 439 00:45:59,900 --> 00:46:00,933 殿下 440 00:46:02,300 --> 00:46:06,200 はばかりながら もう一度お願いします 441 00:46:07,566 --> 00:46:10,300 父を危機から救ってください 442 00:46:15,733 --> 00:46:17,533 助けてくださらないと 443 00:46:18,300 --> 00:46:23,400 父は積み上げてきたすべてを 失ってしまいます 444 00:46:25,366 --> 00:46:26,533 分かった 445 00:46:27,166 --> 00:46:31,033 救う方法を 家臣と共に考えてみよう 446 00:46:33,033 --> 00:46:34,400 感謝します 447 00:46:34,800 --> 00:46:38,466 心を込めて 殿下にお仕えします 448 00:46:42,400 --> 00:46:44,200 ハフチョンです 449 00:46:46,400 --> 00:46:47,400 お入り 450 00:46:52,100 --> 00:46:53,266 どうした? 451 00:46:54,066 --> 00:46:57,700 民心を探りに 町へ行かせました 452 00:46:59,033 --> 00:47:00,833 探ってきたか 453 00:47:01,366 --> 00:47:02,366 はい 454 00:47:03,700 --> 00:47:04,733 どうだった? 455 00:47:07,333 --> 00:47:09,266 言ってみなさい 456 00:47:11,933 --> 00:47:13,700 太陽が消えたのは― 457 00:47:14,833 --> 00:47:19,666 殿下が陛下の権力を 奪ったためだと言ってました 458 00:47:20,766 --> 00:47:21,866 何だと? 459 00:47:22,966 --> 00:47:25,500 誰がそんな妄言を吐いてる? 460 00:47:26,533 --> 00:47:31,266 商人はむろん 呪(まじな)い師までもが 噂を広めてました 461 00:47:32,833 --> 00:47:35,533 それを聞いても黙ってたの? 462 00:47:37,233 --> 00:47:41,800 放っておいては 噂が広まるばかりです 463 00:47:42,700 --> 00:47:44,100 捕まえてください 464 00:48:04,733 --> 00:48:09,500 妄言で私を侮辱する者は 残らず捕まえてこい! 465 00:48:09,966 --> 00:48:11,166 はい 殿下 466 00:48:15,033 --> 00:48:15,766 行くぞ 467 00:48:15,933 --> 00:48:16,866 はい 468 00:48:29,566 --> 00:48:32,566 太陽が消えるなんて 469 00:48:32,733 --> 00:48:35,533 生まれて初めてだよ 470 00:48:35,700 --> 00:48:38,800 ただの災いじゃないぞ 471 00:48:39,100 --> 00:48:42,233 テソ殿下のせいらしい 472 00:48:42,566 --> 00:48:46,266 人の道を外れたから 天罰が下るんだ 473 00:48:46,433 --> 00:48:47,366 そうとも 474 00:48:49,166 --> 00:48:50,466 大事(おおごと)になるぞ 475 00:48:51,233 --> 00:48:52,700 言葉に注意しろ 476 00:48:52,866 --> 00:48:53,766 バカ言え 477 00:48:54,100 --> 00:48:56,200 そんな必要ないさ 478 00:48:56,366 --> 00:49:00,433 扶余の民なら 誰でも知ってることだろ 479 00:49:01,033 --> 00:49:01,666 無礼者! 480 00:49:05,566 --> 00:49:07,633 命が惜しくないのか 481 00:49:07,966 --> 00:49:09,600 何するんですか 482 00:49:10,800 --> 00:49:12,166 引っ立てろ 483 00:49:33,266 --> 00:49:34,333 何ですか 484 00:49:37,900 --> 00:49:38,933 なぜ私を? 485 00:50:28,866 --> 00:50:31,700 私を侮辱したのはお前らか 486 00:50:32,366 --> 00:50:37,000 殿下 私は国が心配で 言っただけです 487 00:50:37,766 --> 00:50:40,933 侮辱する気は ありませんでした 488 00:50:41,166 --> 00:50:43,366 お許しください 489 00:50:43,600 --> 00:50:44,566 殿下 490 00:50:45,066 --> 00:50:46,500 黙れ 無礼者! 491 00:50:47,400 --> 00:50:51,266 私を侮辱する者は 皆 扶余の敵だ 492 00:50:52,033 --> 00:50:55,766 扶余の敵は この手で殺してやる 493 00:50:56,466 --> 00:50:59,200 殿下 お助けください 494 00:50:59,433 --> 00:51:01,000 お許しを 495 00:51:02,366 --> 00:51:05,700 死ぬ覚悟もなく 戯言を吐いたのか 496 00:51:10,266 --> 00:51:10,933 お助けを 497 00:51:17,266 --> 00:51:21,200 無礼者め 1人残らず殺してやる! 498 00:51:32,200 --> 00:51:33,433 たわけ者め 499 00:52:04,433 --> 00:52:07,433 これでも黙ってるのですか 500 00:52:08,933 --> 00:52:11,233 何とか言ってください 501 00:52:22,100 --> 00:52:23,866 一大事ですよ 502 00:52:24,000 --> 00:52:26,600 啓示は民が先に気づきます 503 00:52:26,700 --> 00:52:30,733 町では皆 災いの前兆だと言ってるのに 504 00:52:30,833 --> 00:52:32,733 兄上だけ分かってない 505 00:52:33,700 --> 00:52:35,566 言葉に気をつけなさい 506 00:52:36,066 --> 00:52:38,566 テソの前では黙ってて 507 00:52:39,300 --> 00:52:41,800 何が怖いというのです? 508 00:52:42,566 --> 00:52:45,366 誰も言えないなら 私が言います 509 00:52:46,166 --> 00:52:47,633 王妃様! 510 00:52:49,966 --> 00:52:52,033 大変です 王妃様 511 00:52:52,766 --> 00:52:54,300 今度は何ですか 512 00:52:54,566 --> 00:52:59,666 テソ殿下が噂話をしていた 家臣や民を捕まえ 513 00:53:00,666 --> 00:53:02,100 殺しています 514 00:53:05,800 --> 00:53:07,766 行かなくては 515 00:53:09,133 --> 00:53:09,833 母上 516 00:53:10,000 --> 00:53:11,833 落ち着いてください 517 00:53:12,566 --> 00:53:14,800 早く案内しなさい 518 00:53:36,333 --> 00:53:39,733 よかろう みんな殺してくれるわ 519 00:53:40,333 --> 00:53:42,233 皆殺しにしろ! 520 00:53:43,133 --> 00:53:45,166 殿下 ご冷静に 521 00:53:45,266 --> 00:53:47,233 皆 扶余の民です 522 00:53:48,533 --> 00:53:52,733 こいつらは 扶余の民ではなく敵だ 523 00:53:55,600 --> 00:53:57,466 逆らうのか? 524 00:53:57,933 --> 00:53:59,600 全員 殺せ! 525 00:53:59,800 --> 00:54:01,866 殿下 526 00:54:02,266 --> 00:54:03,933 何の真似なの? 527 00:54:06,200 --> 00:54:08,600 よくいらっしゃいました 528 00:54:09,100 --> 00:54:13,133 扶余が滅びるなどと 言ってる奴らを― 529 00:54:13,400 --> 00:54:15,866 始末するところでした 530 00:54:16,033 --> 00:54:20,733 何してるのですか しっかりしてください 531 00:54:22,666 --> 00:54:23,833 何だと? 532 00:54:25,133 --> 00:54:26,566 死にたいのか? 533 00:54:26,666 --> 00:54:27,666 兄上 534 00:54:28,500 --> 00:54:32,700 テソ 一体どうして こんなことを? 535 00:54:32,800 --> 00:54:35,266 何かに とりつかれてるわ 536 00:54:35,366 --> 00:54:38,500 こんな残酷なことするなんて 537 00:54:38,866 --> 00:54:40,033 母上 538 00:54:40,900 --> 00:54:44,300 何してるの 早く城門を閉めなさい! 539 00:54:46,400 --> 00:54:47,766 閉めろ! 540 00:54:48,133 --> 00:54:49,066 はい 541 00:55:04,733 --> 00:55:06,033 ナロ 542 00:55:07,400 --> 00:55:08,233 はい 殿下 543 00:55:09,766 --> 00:55:12,133 今すぐ兵を集めろ 544 00:55:14,466 --> 00:55:17,000 集めて何をするの? 545 00:55:19,166 --> 00:55:22,200 何もかもチュモンのせいです 546 00:55:23,066 --> 00:55:26,733 奴が扶余に災いを 呼び込んだのです 547 00:55:28,200 --> 00:55:33,300 奴を殺さなければ 扶余の災いの気は消えません 548 00:55:35,333 --> 00:55:39,266 何してる さっさと兵を集めろ! 549 00:55:59,666 --> 00:56:01,000 お呼びですか 550 00:56:03,833 --> 00:56:05,066 フクチ大将軍(テジャングン) 551 00:56:06,566 --> 00:56:07,433 はい 殿下 552 00:56:07,866 --> 00:56:11,400 今すぐチュモンを 捕まえてきなさい 553 00:56:15,333 --> 00:56:17,666 捕まえられなかったら 554 00:56:18,333 --> 00:56:21,066 フクチ大将軍(テジャングン)の首をはねる 555 00:57:01,533 --> 00:57:05,033 陛下 大使者が参りました 556 00:57:10,366 --> 00:57:11,400 通せ 557 00:57:38,266 --> 00:57:39,600 かけなさい 558 00:57:53,833 --> 00:57:55,100 どうした? 559 00:58:01,933 --> 00:58:03,066 陛下 560 00:58:04,800 --> 00:58:07,233 私が判断を誤ったため 561 00:58:08,833 --> 00:58:11,766 扶余に災難をもたらしました 562 00:58:14,566 --> 00:58:16,733 お許しください 563 00:58:24,300 --> 00:58:25,433 私には― 564 00:58:26,733 --> 00:58:31,533 大使者を許す権限も 能力もないではないか 565 00:58:37,033 --> 00:58:37,966 陛下 566 00:58:40,300 --> 00:58:43,100 復権なさってください 567 00:58:47,900 --> 00:58:53,266 暗黒の世に陥った扶余を 救えるのは陛下のみ 568 00:58:54,766 --> 00:58:55,766 私が― 569 00:58:57,000 --> 00:58:59,266 陛下の復権に協力いたします 570 00:59:26,366 --> 00:59:27,300 大将 571 00:59:29,133 --> 00:59:29,966 何だ? 572 00:59:30,233 --> 00:59:32,566 扶余軍が本渓(ポンゲ)山に来ます 573 00:59:39,700 --> 00:59:42,833 早く峡谷を守る準備をしろ 574 00:59:43,633 --> 00:59:44,400 はい 575 01:00:11,666 --> 01:00:12,666 何か? 576 01:00:13,733 --> 01:00:16,666 本隊はここで待機せよ 577 01:00:17,266 --> 01:00:19,700 私が本渓(ポンゲ)山を偵察する 578 01:00:20,566 --> 01:00:22,666 私が行ってきます 579 01:00:23,533 --> 01:00:28,500 テソ殿下が鉄騎軍を率いても 敗れた場所だ 580 01:00:29,033 --> 01:00:32,900 地形を見てくるから 待機してろ 581 01:00:36,133 --> 01:00:37,066 行くぞ 582 01:00:54,000 --> 01:00:55,166 来ます 583 01:01:11,300 --> 01:01:13,666 フクチ大将軍(テジャングン)です 584 01:01:26,700 --> 01:01:27,666 私は― 585 01:01:28,633 --> 01:01:30,666 扶余の大将軍 フクチだ 586 01:01:33,033 --> 01:01:35,033 チュモン大将に話がある 587 01:01:35,966 --> 01:01:40,400 隠れているタムル軍は 私を案内しろ 588 01:01:51,400 --> 01:01:52,500 罠かも 589 01:01:56,200 --> 01:01:59,200 罠をしかける人ではない 590 01:02:18,000 --> 01:02:19,266 このフクチ― 591 01:02:20,100 --> 01:02:24,300 クムワ陛下の意向を 伝えに参りました 592 01:02:56,633 --> 01:02:57,866 方法は― 593 01:02:58,033 --> 01:02:59,400 1つです 594 01:03:03,900 --> 01:03:06,700 陛下を復権させるのです 595 01:03:07,566 --> 01:03:08,800 誰だ? 596 01:03:09,266 --> 01:03:11,966 一体 誰が謀反を企てた? 597 01:03:12,666 --> 01:03:13,866 チュモンを― 598 01:03:14,933 --> 01:03:16,766 扶余に呼び戻す 599 01:03:19,633 --> 01:03:23,466 お前が陛下を そそのかしたな 600 01:03:23,866 --> 01:03:25,033 見てなさい 601 01:03:25,333 --> 01:03:27,766 このまま 引き下がるものか 602 01:03:28,033 --> 01:03:31,966 ヘモスの亡霊を 振り払うためには― 603 01:03:32,800 --> 01:03:34,833 チュモンを捨てるべき 604 01:03:36,033 --> 01:03:37,833 同意なさいますか? 605 01:03:47,933 --> 01:03:50,933 日本語字幕 小川 昌代