1 00:00:04,900 --> 00:00:07,500 朱蒙〔チュモン〕 2 00:00:44,000 --> 00:00:48,000 第54話 3 00:01:46,833 --> 00:01:47,766 入りなさい 4 00:02:14,100 --> 00:02:15,233 殿下 5 00:02:21,600 --> 00:02:22,466 出なさい 6 00:02:40,366 --> 00:02:42,866 殿下にお話があるのです 7 00:02:45,666 --> 00:02:46,733 少しですよ 8 00:02:53,666 --> 00:02:54,633 殿下 9 00:02:55,133 --> 00:02:58,466 こんな時こそ お体を大切に 10 00:02:58,700 --> 00:03:02,666 王妃様たっての願いです お召し上がりに 11 00:03:05,233 --> 00:03:08,466 結構だ もう下がりなさい 12 00:03:09,033 --> 00:03:10,200 殿下 13 00:03:11,933 --> 00:03:15,800 私の心配は無用だと 母上に伝えろ 14 00:03:18,733 --> 00:03:22,633 今 扶余(プヨ)宮に チュモンが来ています 15 00:03:25,766 --> 00:03:27,166 チュモンが? 16 00:03:27,933 --> 00:03:30,266 何の用で来たのだ? 17 00:03:30,900 --> 00:03:33,733 陛下が呼び戻しました 18 00:03:49,400 --> 00:03:52,200 殿下 気をお静めください 19 00:03:55,833 --> 00:03:56,800 殿下 20 00:03:57,500 --> 00:03:59,166 誰かいないか? 21 00:04:05,933 --> 00:04:09,033 陛下に会う 扉を開けろ 22 00:04:10,000 --> 00:04:11,000 殿下 23 00:04:11,233 --> 00:04:13,700 早く扉を開けんか! 24 00:04:14,233 --> 00:04:16,266 申し訳ありません 25 00:04:16,500 --> 00:04:19,333 陛下の命(めい)がなければ 無理です 26 00:04:20,166 --> 00:04:21,700 無礼者め 27 00:04:21,933 --> 00:04:24,766 いつまでも牢獄にはおらんぞ 28 00:04:25,166 --> 00:04:29,500 扉を開けなければ 首をはねてやる! 29 00:04:30,700 --> 00:04:32,033 すみません 30 00:04:34,366 --> 00:04:35,033 外へ 31 00:04:36,166 --> 00:04:39,266 どこへ行く 扉を開けろ 32 00:04:39,700 --> 00:04:42,266 開けろと言ってるのだ! 33 00:04:42,400 --> 00:04:44,166 扉を開けんか! 34 00:05:01,200 --> 00:05:01,866 来たか 35 00:05:02,733 --> 00:05:04,433 テソには会った? 36 00:05:05,300 --> 00:05:06,200 はい 37 00:05:07,566 --> 00:05:12,766 チュモンが来てると聞いて テソは何と言ってた? 38 00:05:17,866 --> 00:05:23,033 テソ殿下の怒りは 火を見るより明らかでは? 39 00:05:25,500 --> 00:05:27,100 そうでしょうね 40 00:05:28,300 --> 00:05:29,766 ヨンポの消息は? 41 00:05:31,466 --> 00:05:32,800 ありません 42 00:05:37,566 --> 00:05:39,833 1人は牢獄に入り― 43 00:05:40,633 --> 00:05:43,100 もう1人は生死も不明 44 00:05:43,633 --> 00:05:46,966 扶余(プヨ)の敵(かたき)のチュモンは 歓迎されてる 45 00:05:47,200 --> 00:05:49,866 こんな話がありますか 46 00:05:50,233 --> 00:05:53,300 扶余(プヨ)はどうなるのです? 47 00:05:54,066 --> 00:05:55,200 王妃様 48 00:06:09,833 --> 00:06:11,033 飲みなさい 49 00:06:13,600 --> 00:06:14,666 恐縮です 50 00:06:18,100 --> 00:06:21,133 タムル軍の活躍は聞いている 51 00:06:22,100 --> 00:06:25,466 鉄鉱石の産地 中山(チュンサン)も掌握したとは― 52 00:06:25,933 --> 00:06:28,200 私とヘモス以上の成果だ 53 00:06:33,000 --> 00:06:35,600 中山(チュンサン)を奪われては― 54 00:06:35,700 --> 00:06:39,233 鉄鉱石に困る漢(かん)が 黙っては いまい 55 00:06:39,800 --> 00:06:40,966 対策は? 56 00:06:43,100 --> 00:06:47,466 ヤンジョンに 反撃する余力はありません 57 00:06:47,766 --> 00:06:50,733 遼東(りょうとう)軍が来れば 出兵できますが 58 00:06:50,833 --> 00:06:53,100 容易ではないでしょう 59 00:06:54,666 --> 00:06:59,100 タムル軍を補強すれば 中山(チュンサン)を守れます 60 00:07:00,900 --> 00:07:06,133 タムル軍の士気は高いが 数百の兵にすぎない 61 00:07:06,700 --> 00:07:09,766 補強しても たかが知れている 62 00:07:13,633 --> 00:07:15,866 だが漢軍は違う 63 00:07:16,100 --> 00:07:20,466 遼東(りょうとう)軍が動けば 数万の兵になるだろう 64 00:07:21,166 --> 00:07:26,333 数百の兵で数万の漢軍を 相手にするのは難しい 65 00:07:32,000 --> 00:07:32,966 チュモン 66 00:07:35,266 --> 00:07:36,233 はい 陛下 67 00:07:38,466 --> 00:07:40,633 理想と現実は異なる 68 00:07:41,466 --> 00:07:45,633 タムル軍を解散し 扶余に戻ってはどうだ? 69 00:08:09,000 --> 00:08:10,300 お呼びですか 70 00:08:14,066 --> 00:08:15,200 おかけに 71 00:08:24,100 --> 00:08:25,200 大将軍(テジャングン) 72 00:08:27,166 --> 00:08:28,233 何でしょう? 73 00:08:29,066 --> 00:08:32,900 陛下はチュモンに タムル軍を解散し 74 00:08:33,265 --> 00:08:35,933 扶余に戻れと言うでしょう 75 00:08:40,533 --> 00:08:45,466 その言葉を聞き入れ 扶余に戻れば幸いですが 76 00:08:46,333 --> 00:08:48,900 陛下の提案を断ったら 77 00:08:50,233 --> 00:08:51,566 大将軍(テジャングン)が― 78 00:08:52,066 --> 00:08:53,700 始末してください 79 00:08:56,833 --> 00:08:57,933 始末というと― 80 00:08:59,033 --> 00:09:00,400 殺せと? 81 00:09:03,066 --> 00:09:04,400 そうです 82 00:09:05,233 --> 00:09:06,166 大使者(テサジャ) 83 00:09:06,866 --> 00:09:11,600 陛下とチュモン王子は 同じ志を抱いているはず 84 00:09:12,066 --> 00:09:13,100 陛下が― 85 00:09:14,500 --> 00:09:15,766 望みますか? 86 00:09:16,400 --> 00:09:17,666 大将軍(テジャングン) 87 00:09:18,266 --> 00:09:23,033 タムル軍を放っておけば 扶余が脅かされます 88 00:09:24,066 --> 00:09:26,933 すでにタムル軍は漢の敵 89 00:09:27,033 --> 00:09:28,433 放置すれば― 90 00:09:28,933 --> 00:09:33,866 扶余は漢と対立を 続けることになります 91 00:09:35,833 --> 00:09:40,266 力があれば 漢との一戦も可能ですが 92 00:09:40,366 --> 00:09:43,466 今の国力では 足元にも及びません 93 00:09:45,000 --> 00:09:49,033 陛下の復権で安定を 取り戻しつつある今― 94 00:09:49,900 --> 00:09:54,666 タムル軍によって 混乱に陥ってはなりません 95 00:09:59,600 --> 00:10:03,100 チュモンへの好意は 知っています 96 00:10:03,700 --> 00:10:04,600 ですが― 97 00:10:05,600 --> 00:10:08,733 大将軍は陛下と扶余の忠臣 98 00:10:11,766 --> 00:10:13,900 決断してください 99 00:10:58,433 --> 00:11:03,300 タムル軍は私だけを信じ ついてきた者たちです 100 00:11:04,166 --> 00:11:06,366 見捨てられません 101 00:11:07,733 --> 00:11:08,933 チュモン 102 00:11:09,333 --> 00:11:10,666 私も以前は― 103 00:11:11,033 --> 00:11:15,700 お前が流民(るみん)を率い 新たな道を進むのを応援した 104 00:11:16,600 --> 00:11:21,766 その時はお前に何も してやれなかったからだ 105 00:11:23,400 --> 00:11:25,000 だが今は違う 106 00:11:25,900 --> 00:11:27,166 お前に― 107 00:11:27,933 --> 00:11:29,766 すべてを与えよう 108 00:11:41,266 --> 00:11:46,900 テソ王子より恐ろしい方は クムワ王だとお忘れなく 109 00:13:03,133 --> 00:13:05,700 どうなさいましたか 110 00:13:10,600 --> 00:13:14,366 なぜだか不吉な予感がするわ 111 00:13:16,700 --> 00:13:21,800 私も扶余へ行った チュモン大将の身が心配です 112 00:13:23,100 --> 00:13:27,566 チュモン大将より ヨミウル様の安全に注意を 113 00:13:28,766 --> 00:13:30,066 どういうこと? 114 00:13:30,633 --> 00:13:33,433 誰か危害を 加えようとしてるの? 115 00:13:35,500 --> 00:13:38,933 邪気がヨミウル様を 覆っています 116 00:14:03,966 --> 00:14:05,633 陛下には会った? 117 00:14:07,166 --> 00:14:08,033 はい 118 00:14:08,866 --> 00:14:09,800 かけなさい 119 00:14:17,866 --> 00:14:19,766 先日 来た時は― 120 00:14:20,733 --> 00:14:25,966 病床の母上に会えず ずっと胸を痛めていました 121 00:14:26,366 --> 00:14:29,766 お元気な姿が 見られてよかった 122 00:14:31,033 --> 00:14:33,033 ソヤの看病のおかげよ 123 00:14:34,466 --> 00:14:36,000 いいえ お義母(かあ)様 124 00:14:39,100 --> 00:14:40,333 ありがとう 125 00:14:46,733 --> 00:14:50,600 最近 よく赤子が お腹を蹴るそうよ 126 00:14:51,466 --> 00:14:54,500 お前に似た元気な子らしい 127 00:15:09,066 --> 00:15:09,933 もしや― 128 00:15:10,466 --> 00:15:11,800 何かあったの? 129 00:15:14,633 --> 00:15:15,566 いいえ 130 00:15:30,366 --> 00:15:32,700 タムル軍を解散しろと? 131 00:15:33,833 --> 00:15:34,800 言った 132 00:15:36,133 --> 00:15:38,433 従うと答えましたか? 133 00:15:41,500 --> 00:15:45,666 命懸けでチュモンに 付き従ったタムル軍だ 134 00:15:46,200 --> 00:15:49,900 彼らと別れるのは 容易ではないだろう 135 00:15:51,200 --> 00:15:54,666 だからこそ 別れるべきなのです 136 00:15:55,800 --> 00:15:58,066 タムル軍もやってくれば 137 00:15:58,733 --> 00:16:02,466 扶余は火種を 抱えることになります 138 00:16:06,666 --> 00:16:10,000 チュモンが従うかどうか 分からない 139 00:16:11,633 --> 00:16:12,600 陛下 140 00:16:13,266 --> 00:16:15,433 気を強くお持ちください 141 00:16:16,333 --> 00:16:20,400 タムル軍ではなく 陛下が歴史を作るのです 142 00:16:25,966 --> 00:16:29,833 チュモン王子様が すぐ従わないのは― 143 00:16:30,600 --> 00:16:33,500 ヨミウル巫女(みこ)がいるからです 144 00:16:34,933 --> 00:16:40,133 チュモン王子様の判断を 鈍らせるヨミウル巫女を― 145 00:16:40,566 --> 00:16:42,166 始末します 146 00:16:57,100 --> 00:17:01,200 暗い顔だけど 心配事でもあるの? 147 00:17:05,800 --> 00:17:06,866 いいえ 148 00:17:07,833 --> 00:17:11,700 陛下に会ってから ずっと浮かない顔ね 149 00:17:13,133 --> 00:17:16,532 母には包み隠さずに 言いなさい 150 00:17:25,133 --> 00:17:26,633 陛下に― 151 00:17:27,465 --> 00:17:31,266 タムル軍を解散して戻れと 言われました 152 00:17:35,700 --> 00:17:37,933 お気持ちは分かりますが 153 00:17:40,166 --> 00:17:43,133 予想外のことで 戸惑っています 154 00:17:45,200 --> 00:17:46,400 どうするの? 155 00:17:50,000 --> 00:17:51,133 分かりません 156 00:17:53,100 --> 00:17:53,900 チュモン 157 00:17:57,200 --> 00:17:57,933 はい 158 00:17:59,066 --> 00:18:01,166 どんな決断を下そうと 159 00:18:01,466 --> 00:18:04,866 この母はお前を信じるわ 160 00:18:05,100 --> 00:18:08,500 でも これだけは 肝に銘じなさい 161 00:18:10,066 --> 00:18:14,533 お前が私とソヤを置いて 扶余を去ったのは― 162 00:18:15,000 --> 00:18:17,833 お前の安全のためでは なかった 163 00:18:19,233 --> 00:18:20,700 お前とタムル軍は― 164 00:18:22,233 --> 00:18:23,766 一心同体なのよ 165 00:19:59,166 --> 00:19:59,933 親方 166 00:20:00,100 --> 00:20:01,300 親方ってば! 167 00:20:01,400 --> 00:20:02,866 何を騒いでる? 168 00:20:02,966 --> 00:20:04,200 大変です 169 00:20:04,366 --> 00:20:06,566 ヨミウル様に一大事が 170 00:20:09,233 --> 00:20:10,100 何だと? 171 00:20:27,133 --> 00:20:28,666 何があったんです? 172 00:20:29,466 --> 00:20:32,233 ヨミウル様が賊に さらわれました 173 00:20:33,200 --> 00:20:34,300 賊だって? 174 00:20:35,033 --> 00:20:37,533 一体 どんな奴らだ? 175 00:20:37,633 --> 00:20:40,033 俺だって分かりませんよ 176 00:20:40,800 --> 00:20:44,966 ヨミウル様の行方を タムル軍に捜させろ 177 00:20:45,066 --> 00:20:45,833 了解 178 00:20:45,933 --> 00:20:47,266 何てこった 179 00:20:49,166 --> 00:20:53,300 大将も不在なのに こんなことが起きるとは 180 00:20:56,066 --> 00:20:59,200 大将に知らせるべきでは? 181 00:20:59,833 --> 00:21:01,366 そのとおりだ 182 00:21:01,800 --> 00:21:03,666 私が扶余へ行きます 183 00:21:17,100 --> 00:21:18,700 さあ 飲みましょう 184 00:21:19,166 --> 00:21:21,000 飲みましょう 185 00:21:22,900 --> 00:21:25,033 ああ うまい 186 00:21:25,900 --> 00:21:27,266 考えてみれば 187 00:21:27,500 --> 00:21:31,000 護衛兵の頃 一番 楽しかったのは― 188 00:21:31,100 --> 00:21:35,300 別動隊になり 鉄騎軍を退けた時でした 189 00:21:38,166 --> 00:21:41,233 そうだ あの時は一騎当千だった 190 00:21:41,466 --> 00:21:45,933 数百の鉄騎軍を 数十人でやっつけたからな 191 00:21:46,033 --> 00:21:46,900 そうとも 192 00:21:48,500 --> 00:21:52,966 兄貴の腕前じゃ とても信じられない 193 00:21:53,600 --> 00:21:55,633 また怒らせる気か 194 00:21:56,066 --> 00:21:57,133 腕前が何だ? 195 00:21:57,233 --> 00:21:59,800 やれやれ 冗談ですよ 196 00:22:00,266 --> 00:22:04,666 とにかく短気さにかけちゃ 一騎当万だ 197 00:22:05,233 --> 00:22:06,866 そうそう“万”だ 198 00:22:11,766 --> 00:22:14,566 歓迎してくださり感謝します 199 00:22:16,000 --> 00:22:19,933 あとは心を一つにして 漢を討つだけです 200 00:22:20,233 --> 00:22:21,166 はい 201 00:22:25,366 --> 00:22:26,266 どうした? 202 00:22:26,600 --> 00:22:28,466 フクチ大将軍が来いと 203 00:22:29,300 --> 00:22:30,200 分かった 204 00:22:31,966 --> 00:22:33,000 失礼 205 00:22:33,566 --> 00:22:34,433 はい 206 00:22:35,866 --> 00:22:37,233 さあさあ 207 00:22:37,700 --> 00:22:38,366 飲もう 208 00:22:38,466 --> 00:22:40,700 そうだ 飲もう 209 00:22:50,400 --> 00:22:51,600 お呼びですか 210 00:22:57,766 --> 00:22:59,300 何でしょうか 211 00:23:01,833 --> 00:23:05,900 チュモン大将と来た一行は どうしてる? 212 00:23:08,800 --> 00:23:11,533 酒を飲み 疲れを癒やしてます 213 00:23:14,166 --> 00:23:15,300 それでいい 214 00:23:17,133 --> 00:23:18,866 彼らを見張り― 215 00:23:19,866 --> 00:23:21,400 動きを探れ 216 00:23:22,233 --> 00:23:23,100 はい? 217 00:23:25,833 --> 00:23:27,233 ソンジュ 218 00:23:30,333 --> 00:23:31,200 はい 219 00:23:33,400 --> 00:23:34,300 我々が― 220 00:23:35,700 --> 00:23:37,666 チュモン大将と一行を― 221 00:23:38,966 --> 00:23:40,200 始末するやも 222 00:23:43,433 --> 00:23:45,933 どういうことですか 223 00:23:58,166 --> 00:24:02,600 ぐいっと飲んでください 左軍師(チャグンサ)様 224 00:24:05,366 --> 00:24:06,433 おいでで 225 00:24:07,200 --> 00:24:08,166 楽にしろ 226 00:24:08,266 --> 00:24:09,133 はい 227 00:24:12,933 --> 00:24:13,800 どうぞ 228 00:24:17,566 --> 00:24:19,266 さあ 飲もう 229 00:24:19,500 --> 00:24:20,333 はい 230 00:24:26,766 --> 00:24:27,700 大将 231 00:24:28,566 --> 00:24:32,066 久しぶりに イェソヤ様と会った気分は? 232 00:24:32,366 --> 00:24:33,366 おい 233 00:24:33,933 --> 00:24:38,000 お前が誰かさんに ときめくのと同じだろ 234 00:24:38,066 --> 00:24:40,566 おいおい よせよ 235 00:24:40,633 --> 00:24:44,066 思いを寄せる女性が いるのですか 236 00:24:45,866 --> 00:24:48,800 どうかな 女性かどうかは― 237 00:24:50,300 --> 00:24:51,866 よく分からない 238 00:24:53,100 --> 00:24:54,933 こいつときたら 239 00:24:55,100 --> 00:24:56,766 いい加減にしろ 240 00:24:58,666 --> 00:25:00,800 こいつらは まったく… 241 00:25:12,933 --> 00:25:16,500 フクチ大将軍は どんなご用でしたか 242 00:25:18,400 --> 00:25:19,500 大した用では… 243 00:25:21,700 --> 00:25:23,133 お注(つ)ぎします 244 00:25:28,000 --> 00:25:31,700 陛下と母上への配慮は 忘れない 245 00:28:27,000 --> 00:28:30,100 扶余の人間は薄情ですね 246 00:28:30,733 --> 00:28:34,066 何日食べてないか 分かりません 247 00:28:35,800 --> 00:28:38,066 今はそれどころじゃない 248 00:28:41,700 --> 00:28:45,933 チュモンがなぜ 扶余に現れたと思う? 249 00:28:50,366 --> 00:28:53,033 テソ兄上を投獄した陛下が 250 00:28:53,966 --> 00:28:55,966 チュモンを太子にし― 251 00:28:57,066 --> 00:29:01,233 将来 王位を譲るために 呼んだのだ 252 00:29:05,233 --> 00:29:08,266 まさか 王子様がおいでなのに 253 00:29:10,233 --> 00:29:11,333 陛下なら― 254 00:29:12,433 --> 00:29:14,666 十分ありえる 255 00:29:15,966 --> 00:29:16,633 テマジン 256 00:29:17,866 --> 00:29:18,500 はい 257 00:29:20,500 --> 00:29:22,433 チュモンが太子になれば 258 00:29:23,266 --> 00:29:26,500 こうして生き延びても 意味がない 259 00:29:28,733 --> 00:29:32,000 死ぬにしても宮殿に戻るぞ 260 00:29:33,300 --> 00:29:34,500 王子様 261 00:29:36,966 --> 00:29:38,033 どうした? 262 00:29:38,866 --> 00:29:41,300 私は立場が違います 263 00:29:41,533 --> 00:29:43,700 私は漢から来た者です 264 00:29:44,133 --> 00:29:49,033 漢を憎むクムワ王に 殺されるに決まってます 265 00:29:50,433 --> 00:29:53,833 だから行けないと言うのか 266 00:29:54,200 --> 00:29:57,933 まずは王子様が宮殿に戻って 267 00:29:58,266 --> 00:30:00,066 様子を探っては… 268 00:30:00,366 --> 00:30:02,666 義理のかけらもない奴 269 00:30:03,266 --> 00:30:06,866 お前と私は 生きるも死ぬも一緒だ 270 00:30:07,533 --> 00:30:08,266 来い 271 00:30:12,366 --> 00:30:14,233 さっさと来ないか 272 00:30:17,566 --> 00:30:18,966 一巻の終わりだ 273 00:30:26,566 --> 00:30:27,733 大使者(テサジャ) 274 00:30:28,366 --> 00:30:29,600 何でしょうか 275 00:30:29,833 --> 00:30:35,000 ヨンタバルとソソノが 陛下との謁見を求めています 276 00:30:39,333 --> 00:30:41,033 まず私のところへ 277 00:30:41,833 --> 00:30:42,833 はい 278 00:31:39,500 --> 00:31:42,133 チュモン大将がいたとは 279 00:31:44,566 --> 00:31:45,833 知らなかった 280 00:31:48,133 --> 00:31:52,766 クムワ王が復権したので 呼んだようです 281 00:31:55,066 --> 00:31:59,900 二人が心を一つにすれば 大きなことができる 282 00:32:03,566 --> 00:32:04,900 めでたいことだ 283 00:32:32,833 --> 00:32:34,900 お元気でしたか 284 00:32:35,700 --> 00:32:37,200 ようこそ 285 00:32:37,666 --> 00:32:38,800 おかけに 286 00:32:51,800 --> 00:32:56,033 どんな用で陛下に 謁見を求めたのですか 287 00:32:57,566 --> 00:33:00,566 桂婁(ケル)が沸流(ピリュ)に武装解除され 288 00:33:01,400 --> 00:33:05,966 商売に専念してるのは 大使者(テサジャ)様もご存じでしょう 289 00:33:07,533 --> 00:33:08,800 知っています 290 00:33:10,233 --> 00:33:11,700 わが商団は― 291 00:33:12,000 --> 00:33:16,033 陛下と懇意に させていただきました 292 00:33:17,100 --> 00:33:18,333 そうでした 293 00:33:19,866 --> 00:33:24,066 今 扶余は 財政難と聞いております 294 00:33:26,000 --> 00:33:30,100 商団との関係を 回復してくださるなら 295 00:33:30,700 --> 00:33:34,066 扶余にも助けとなるでしょう 296 00:33:43,533 --> 00:33:48,033 陛下に謁見できるよう 力をお貸しください 297 00:33:49,300 --> 00:33:51,600 関係が回復できたら 298 00:33:52,166 --> 00:33:53,800 ご恩は忘れません 299 00:33:56,166 --> 00:33:57,300 分かりました 300 00:33:57,533 --> 00:33:58,433 ですが― 301 00:33:58,933 --> 00:34:01,900 今 陛下は余裕がありません 302 00:34:02,133 --> 00:34:04,566 折を見て伝えますので 303 00:34:05,633 --> 00:34:08,466 連絡をお待ちください 304 00:34:34,300 --> 00:34:35,366 何か? 305 00:34:38,632 --> 00:34:40,565 どこかおかしい 306 00:34:42,666 --> 00:34:43,866 おかしい? 307 00:34:45,900 --> 00:34:49,766 財部皁衣(チェブジョイ)を通じて 謁見を求めたのに 308 00:34:52,233 --> 00:34:55,166 なぜプドゥクプルが遮る? 309 00:35:02,233 --> 00:35:07,133 陛下に直接 聞くよう 財部皁衣(チェブジョイ)に頼んだ 310 00:35:09,566 --> 00:35:11,566 どうやらプドゥクプルが 311 00:35:11,933 --> 00:35:15,400 扶余宮を 牛耳ってるようだな 312 00:35:35,766 --> 00:35:37,200 考えてみた? 313 00:35:39,633 --> 00:35:40,500 はい 314 00:35:41,700 --> 00:35:42,666 タムル軍を― 315 00:35:44,033 --> 00:35:45,966 見捨てられません 316 00:35:46,633 --> 00:35:48,433 私が扶余宮に戻れば 317 00:35:48,833 --> 00:35:51,066 彼らは希望を失う 318 00:35:51,300 --> 00:35:53,866 それは亡き父上の願いでも 319 00:35:54,100 --> 00:35:57,566 母上や私の願いでも ありません 320 00:35:58,700 --> 00:35:59,600 扶余へは― 321 00:36:01,233 --> 00:36:03,133 二度と戻りません 322 00:36:06,066 --> 00:36:09,400 私もお前と同じ気持ちよ 323 00:36:16,566 --> 00:36:20,500 陛下がどう思われるか 心配です 324 00:36:21,900 --> 00:36:23,233 仕方ないわ 325 00:36:24,700 --> 00:36:29,100 心情を丁寧に話せば 理解してくださるはず 326 00:36:48,833 --> 00:36:49,800 止まれ! 327 00:36:51,766 --> 00:36:52,766 無礼者! 328 00:36:53,000 --> 00:36:54,433 私が分からぬか 329 00:36:58,200 --> 00:36:58,866 王子様 330 00:37:12,300 --> 00:37:13,600 何事だ? 331 00:37:14,033 --> 00:37:17,933 ヨンポ王子様が お戻りになりました 332 00:37:20,433 --> 00:37:21,766 どちらにいる? 333 00:37:22,833 --> 00:37:24,366 陛下に会うそうです 334 00:37:39,466 --> 00:37:40,733 お越しに 335 00:37:47,633 --> 00:37:49,600 ご苦労さまでした 336 00:37:50,133 --> 00:37:53,266 先にお捜しすべきでしたが 337 00:37:53,366 --> 00:37:56,300 後始末に追われていました 338 00:37:56,400 --> 00:37:57,733 お許しください 339 00:38:02,100 --> 00:38:04,833 父上はお元気なのか? 340 00:38:05,633 --> 00:38:07,833 ずっと気がかりだった 341 00:38:09,033 --> 00:38:11,600 お元気ですので ご心配なく 342 00:38:13,900 --> 00:38:17,733 では まず父上に ご挨拶しなくては 343 00:38:21,800 --> 00:38:23,300 ヨンポ王子様 344 00:38:28,966 --> 00:38:32,733 先日のご教示 しかと受け止めました 345 00:38:33,400 --> 00:38:38,233 この機会に私も王子様に ひと言 申し上げます 346 00:38:42,066 --> 00:38:46,100 “偃鼠(えんそ) 河に飲むも 満腹に過ぎず”をご存じで? 347 00:38:51,400 --> 00:38:53,733 ネズミは小さいので 348 00:38:54,166 --> 00:38:59,966 いくら河の水を飲んでも 小さな腹しか満たせません 349 00:39:06,066 --> 00:39:10,666 テソ殿下の立場がこうなると 誰が予想しましたか 350 00:39:11,466 --> 00:39:14,433 王子様も軽率に行動せず 351 00:39:15,000 --> 00:39:17,600 品位をお守りください 352 00:39:22,733 --> 00:39:25,600 陛下のところへご案内します 353 00:39:36,466 --> 00:39:40,566 今 私をネズミに たとえたのか? 354 00:39:41,400 --> 00:39:42,400 はい 355 00:40:07,366 --> 00:40:08,433 父上 356 00:40:10,133 --> 00:40:11,666 無事だったか 357 00:40:13,500 --> 00:40:15,533 お祝い申し上げます 358 00:40:15,633 --> 00:40:19,133 この日が来ると 信じておりました 359 00:40:24,466 --> 00:40:29,233 父上の復権こそ 私が望んでいたことでした 360 00:40:31,600 --> 00:40:32,566 ヨンポ 361 00:40:33,300 --> 00:40:34,366 はい 父上 362 00:40:34,766 --> 00:40:37,300 今 扶余は困難な状況だ 363 00:40:38,433 --> 00:40:43,133 家臣も力を合わせて 安定を図らねばならん 364 00:40:43,566 --> 00:40:45,966 私に協力しなさい 365 00:40:46,466 --> 00:40:49,533 お前を重用するつもりだ 366 00:40:50,633 --> 00:40:54,933 父上と扶余のために 誠意を尽くします 367 00:41:09,266 --> 00:41:11,466 どうなりましたか 368 00:41:12,533 --> 00:41:16,966 父上も私の帰りを 待ち望んでいらした 369 00:41:20,066 --> 00:41:21,700 そうとも知らず 370 00:41:23,300 --> 00:41:24,866 苦労して損しました 371 00:41:26,066 --> 00:41:29,700 テソ兄上を 追い払った陛下は― 372 00:41:30,366 --> 00:41:32,333 私が頼りなようだ 373 00:41:36,633 --> 00:41:37,666 チュモン 374 00:41:43,166 --> 00:41:44,366 お久しぶりです 375 00:41:45,033 --> 00:41:45,933 ああ 376 00:41:46,033 --> 00:41:48,000 ちょうどよかった 377 00:41:48,233 --> 00:41:50,566 私の部屋へ行こう 378 00:41:52,333 --> 00:41:53,766 お話でも? 379 00:41:54,166 --> 00:41:55,533 あるとも 380 00:41:55,900 --> 00:41:57,900 陛下は復権なさったが 381 00:41:58,333 --> 00:42:03,066 兄上の失政を回復するには 時間がかかるだろう 382 00:42:04,033 --> 00:42:05,766 お前も戻ったのだから 383 00:42:05,866 --> 00:42:10,233 私と心を一つにし 父上の力になろう 384 00:42:14,200 --> 00:42:16,833 謁見してからお伺いします 385 00:42:18,266 --> 00:42:20,433 そうか 早く行ってこい 386 00:42:33,000 --> 00:42:35,500 陛下 チュモンです 387 00:42:41,200 --> 00:42:42,200 入れ 388 00:42:59,300 --> 00:43:00,300 どうだ 389 00:43:01,366 --> 00:43:02,800 決心はついたか 390 00:43:13,166 --> 00:43:14,333 申してみよ 391 00:43:16,233 --> 00:43:17,400 恐縮ですが 392 00:43:18,766 --> 00:43:23,533 私はタムル軍と流民を 見捨てられません 393 00:43:32,966 --> 00:43:37,666 本渓(ポンゲ)山には各地から来た タムル軍と流民がいます 394 00:43:37,900 --> 00:43:41,466 自分の身を 優先させられません 395 00:43:44,033 --> 00:43:45,266 お許しを 396 00:43:47,733 --> 00:43:48,933 王子様 397 00:43:49,700 --> 00:43:54,966 タムル軍を解散しないと 陛下が困った立場に 398 00:43:56,800 --> 00:44:00,100 扶余の事情はご承知でしょう 399 00:44:00,366 --> 00:44:02,200 安定を取り戻すには― 400 00:44:02,733 --> 00:44:07,066 まず漢をなだめ 友好関係を保つべきです 401 00:44:08,866 --> 00:44:12,066 王子様は陛下に寵愛された方 402 00:44:13,533 --> 00:44:16,400 タムル軍を解散し お戻りに 403 00:44:18,133 --> 00:44:22,566 王子様は すべてを譲り受けるでしょう 404 00:44:25,766 --> 00:44:26,966 チュモン 405 00:44:27,366 --> 00:44:28,966 タムル軍と流民を― 406 00:44:30,600 --> 00:44:32,933 私の勝手には できません 407 00:44:33,933 --> 00:44:38,966 彼らは漢を討ち 新しい国を 建てるために集まったのです 408 00:44:40,466 --> 00:44:41,466 父上 409 00:44:42,266 --> 00:44:44,700 私はこの命ある限り 410 00:44:44,933 --> 00:44:49,300 タムル軍と共に 玄菟(ヒョント)郡と楽浪(ナンナン)郡を追い出し 411 00:44:49,733 --> 00:44:51,766 建国のため戦います 412 00:45:58,233 --> 00:45:59,500 お呼びですか 413 00:46:04,766 --> 00:46:06,033 大将軍 414 00:46:06,800 --> 00:46:07,733 はい 415 00:46:09,833 --> 00:46:11,733 決行します 416 00:46:29,800 --> 00:46:33,666 お前は宮殿の一角を見張れ 417 00:46:35,166 --> 00:46:36,100 お前は― 418 00:46:37,166 --> 00:46:38,600 宮殿の外を 419 00:46:40,900 --> 00:46:41,733 持ち場へ 420 00:47:06,333 --> 00:47:09,066 まだ連絡が来ない 421 00:47:10,533 --> 00:47:13,500 クムワ王に会うのは 難しそうだ 422 00:47:15,833 --> 00:47:19,666 扶余はプドゥクプルの 天下になりそうです 423 00:47:22,000 --> 00:47:23,733 クムワ王が許す? 424 00:47:25,666 --> 00:47:29,466 復権できたのは プドゥクプルのおかげ 425 00:47:30,200 --> 00:47:35,700 クムワ王を退かせるのも 難しくはないでしょう 426 00:47:40,833 --> 00:47:41,766 それなら― 427 00:47:42,433 --> 00:47:45,600 扶余に残ってる理由もない 428 00:47:46,766 --> 00:47:49,066 もう帰りましょう 429 00:47:51,300 --> 00:47:53,233 そのとおりだ 430 00:47:54,066 --> 00:47:54,833 帰ろう 431 00:47:56,600 --> 00:47:58,333 帰れません 432 00:47:59,700 --> 00:48:03,333 チュモン大将にだけでも 会わなくては 433 00:48:16,800 --> 00:48:18,466 扶余へは何の用だ? 434 00:48:23,900 --> 00:48:28,466 クムワ王の復権を聞き 助けを求めに来たのか 435 00:48:30,966 --> 00:48:33,266 扶余と沸流(ピリュ)の関係が 436 00:48:34,066 --> 00:48:37,433 テソの失権で 弱まったと思ったなら 437 00:48:37,833 --> 00:48:39,600 とんだ間違いだ 438 00:48:42,133 --> 00:48:43,133 今― 439 00:48:44,433 --> 00:48:47,133 実権を握るプドゥクプルは― 440 00:48:48,666 --> 00:48:51,166 私の頼もしい後ろ盾だ 441 00:48:56,366 --> 00:48:59,400 何してる 沸流(ピリュ)へ連れていけ 442 00:48:59,700 --> 00:49:00,633 はい 443 00:49:22,700 --> 00:49:23,833 聞いたな? 444 00:49:24,366 --> 00:49:25,300 はい 445 00:49:26,666 --> 00:49:27,566 我々は― 446 00:49:28,366 --> 00:49:30,133 扶余と陛下の臣下だ 447 00:49:31,166 --> 00:49:32,866 情にとらわれず 448 00:49:33,733 --> 00:49:36,600 命令が下ったら決行せよ 449 00:49:37,066 --> 00:49:37,900 はい 450 00:50:31,200 --> 00:50:36,900 チュモン大将に話があるんだ 中へ入れてくれ 451 00:50:37,400 --> 00:50:39,733 そんな命令は受けてない 452 00:50:41,900 --> 00:50:43,033 俺だよ 453 00:50:43,266 --> 00:50:46,066 鉄器工場の守衛のムソンだ 454 00:50:46,166 --> 00:50:48,466 さっさと帰らんか 455 00:50:50,466 --> 00:50:51,666 まいったな 456 00:50:59,866 --> 00:51:01,600 本渓(ポンゲ)山に帰ろう 457 00:51:01,833 --> 00:51:04,600 出発の支度をしろ 458 00:51:04,766 --> 00:51:05,433 はい 459 00:51:05,566 --> 00:51:06,433 どうぞ 460 00:51:16,466 --> 00:51:19,133 すぐ扶余をお発ちください 461 00:51:21,833 --> 00:51:22,733 何事だ? 462 00:51:23,400 --> 00:51:26,366 大使者が王子様の殺害命令を 463 00:51:33,733 --> 00:51:36,266 ただちにお逃げください 464 00:51:40,400 --> 00:51:41,500 逃げましょう 465 00:51:45,833 --> 00:51:46,766 行こう 466 00:52:34,633 --> 00:52:36,000 どうしました? 467 00:52:37,966 --> 00:52:42,300 今 行けば母上と妻に 二度と会えなくなる 468 00:52:43,100 --> 00:52:46,266 それでも今は逃げるべきです 469 00:53:06,600 --> 00:53:07,533 王子様 470 00:53:08,066 --> 00:53:10,500 剣を捨ててください 471 00:53:12,266 --> 00:53:13,166 黙れ! 472 00:54:44,533 --> 00:54:46,266 剣を捨ててください 473 00:54:56,800 --> 00:54:59,800 退路を作ります 474 00:55:01,333 --> 00:55:02,633 脱出を 475 00:55:05,500 --> 00:55:06,633 そうさ 476 00:55:07,333 --> 00:55:09,600 ここで全員 死ぬんだ 477 00:55:21,700 --> 00:55:22,833 剣を捨てろ 478 00:55:24,866 --> 00:55:25,833 大将 479 00:55:26,833 --> 00:55:28,233 早く捨てろ 480 00:55:53,400 --> 00:55:54,366 捕らえろ 481 00:55:54,600 --> 00:55:55,566 はい 482 00:56:34,766 --> 00:56:36,533 陛下 ソンジュです 483 00:56:37,500 --> 00:56:38,433 入れ 484 00:56:44,933 --> 00:56:45,633 陛下 485 00:56:46,433 --> 00:56:50,400 大使者と大将軍が チュモン王子様を殺そうと 486 00:57:10,200 --> 00:57:12,600 行ってはなりません 487 00:57:13,566 --> 00:57:14,533 大使者 488 00:57:15,300 --> 00:57:18,833 私の許しもなく何の真似だ? 489 00:57:19,200 --> 00:57:20,100 陛下 490 00:57:20,333 --> 00:57:24,233 1人 殺して 扶余と王室を救うのです 491 00:57:24,833 --> 00:57:27,600 チュモンを殺せば タムル軍は― 492 00:57:28,266 --> 00:57:31,600 敵(かたき)を討つため 扶余を脅かすだろう 493 00:57:32,600 --> 00:57:34,866 解散できるのはチュモンだけ 494 00:57:36,000 --> 00:57:37,666 チュモンを説得する 495 00:57:37,966 --> 00:57:38,900 陛下 496 00:57:39,266 --> 00:57:44,466 本渓(ポンゲ)山に戻ってしまえば 始末する機会を失います 497 00:57:44,566 --> 00:57:47,100 漢の圧迫に どう耐えるのです? 498 00:57:47,433 --> 00:57:49,466 機会は二度と来ません 499 00:57:49,933 --> 00:57:51,933 ご了解ください 500 00:57:52,033 --> 00:57:53,633 ご了解ください! 501 00:58:17,233 --> 00:58:20,700 チュモンと本渓山へ 行ってはどう? 502 00:58:22,466 --> 00:58:24,733 お義母様のそばにいます 503 00:58:25,800 --> 00:58:28,566 子供を産んだら行き来します 504 00:58:28,933 --> 00:58:30,900 今は いさせてください 505 00:58:33,200 --> 00:58:34,333 分かったわ 506 00:58:40,900 --> 00:58:41,766 ユファ様 507 00:58:42,566 --> 00:58:43,733 どうしたの? 508 00:58:44,700 --> 00:58:47,800 チュモン王子様が 捕まったとか 509 00:59:02,066 --> 00:59:04,333 陛下 どういうことですか 510 00:59:05,066 --> 00:59:06,266 落ち着け 511 00:59:06,366 --> 00:59:11,833 タムル軍の解散を拒むので 家臣がチュモンを殺そうと 512 00:59:12,366 --> 00:59:15,800 陛下の命令もないのに 一体 誰が? 513 00:59:16,566 --> 00:59:19,166 タムル軍を解散せぬ以上 514 00:59:19,266 --> 00:59:22,333 家臣の意を 黙殺する名分がない 515 00:59:22,433 --> 00:59:26,700 私がチュモンを説得してみる 待ってなさい 516 00:59:27,500 --> 00:59:29,333 説得しても無駄です 517 00:59:29,800 --> 00:59:33,233 意志の固い子なのは ご承知でしょう 518 00:59:36,200 --> 00:59:39,333 チュモンが あくまで折れないなら 519 00:59:40,466 --> 00:59:44,866 チュモンとタムル軍は 扶余の敵になるしかない 520 00:59:48,333 --> 00:59:49,266 陛下 521 01:00:00,800 --> 01:00:01,666 座らせろ 522 01:00:19,266 --> 01:00:20,400 チュモン 523 01:00:25,533 --> 01:00:26,900 何もかも― 524 01:00:30,300 --> 01:00:31,766 陛下の意ですか 525 01:00:33,833 --> 01:00:34,966 チュモン 526 01:00:36,200 --> 01:00:38,066 私の意向に従え 527 01:00:39,033 --> 01:00:41,133 扶余が危機を克服したら 528 01:00:41,800 --> 01:00:45,766 お前にすべてを譲るつもりだ 529 01:00:48,400 --> 01:00:50,366 陛下は変わりました 530 01:00:52,866 --> 01:00:57,666 王位を譲られたとしても お断りします 531 01:00:59,166 --> 01:01:01,766 譲り受けるものがあるなら 532 01:01:02,733 --> 01:01:07,733 陛下が胸に抱いていた 漢との決戦の意志だけ 533 01:01:14,933 --> 01:01:16,033 チュモン 534 01:01:16,166 --> 01:01:17,133 陛下 535 01:01:17,700 --> 01:01:23,333 タムル軍は陛下の同志でした お見捨てなきよう 536 01:01:26,166 --> 01:01:27,733 私がいる限り 537 01:01:28,933 --> 01:01:31,900 お前とタムル軍の建国は― 538 01:01:32,866 --> 01:01:36,000 私と扶余に対する反逆だ 539 01:01:36,966 --> 01:01:37,933 私は― 540 01:01:38,866 --> 01:01:40,600 漢を討つのです 541 01:01:41,066 --> 01:01:42,766 なぜ反逆なのですか 542 01:01:43,266 --> 01:01:46,700 天に召された ヘモス将軍が嘆きます 543 01:01:52,066 --> 01:01:53,866 投獄せよ! 544 01:01:55,000 --> 01:01:55,866 はい 545 01:01:57,400 --> 01:01:58,333 連れていけ 546 01:02:28,300 --> 01:02:29,700 ご覧になりましたか 547 01:02:31,466 --> 01:02:32,866 始末すべきです 548 01:02:33,600 --> 01:02:37,000 今 始末せねば後悔なさいます 549 01:02:52,400 --> 01:02:53,966 まったく… 550 01:03:41,433 --> 01:03:42,700 久しぶりだな 551 01:03:44,166 --> 01:03:47,600 チュモンの生死は ヨミウル次第だ 552 01:03:48,533 --> 01:03:49,366 王子様 553 01:03:49,766 --> 01:03:50,700 お許しを 554 01:03:51,466 --> 01:03:53,900 タムル軍と 建国することは― 555 01:03:54,000 --> 01:03:56,766 私の父 ヘモス将軍の遺志 556 01:03:57,000 --> 01:04:00,133 遺志を継ぐのが 私の運命だ 557 01:04:00,233 --> 01:04:02,500 天の太陽は1つだけです 558 01:04:03,166 --> 01:04:07,500 新しい国を建てることは 扶余の敵となること 559 01:04:07,600 --> 01:04:10,466 意志を曲げては なりません 560 01:04:11,066 --> 01:04:12,933 日無光(イルムグァン)を見ましたね 561 01:04:13,033 --> 01:04:15,533 扶余の太陽は消えました 562 01:04:15,700 --> 01:04:17,033 黙られよ ヨミウル巫女! 563 01:04:17,933 --> 01:04:20,600 天はタムル軍を 見捨てません 564 01:04:23,400 --> 01:04:26,900 タムル軍 万歳! 565 01:04:31,933 --> 01:04:34,933 日本語字幕 小川 昌代