1 00:00:04,900 --> 00:00:07,500 朱蒙〔チュモン〕 2 00:00:43,833 --> 00:00:47,833 第70話 3 00:01:01,533 --> 00:01:04,465 二人を助ける条件を言う 4 00:01:04,965 --> 00:01:06,166 第1に 5 00:01:06,500 --> 00:01:09,500 玄菟(ヒョント)郡と戦争してはならない 6 00:01:11,666 --> 00:01:13,000 第2に 7 00:01:13,633 --> 00:01:18,433 今の卒本(チョルボン)の戦力なら 扶余(プヨ)の掌握は容易だろう 8 00:01:18,766 --> 00:01:23,466 掌握してから 扶余(プヨ)の権力を譲ってくれ 9 00:01:24,766 --> 00:01:27,000 この2つを約束するなら 10 00:01:27,166 --> 00:01:30,933 二人を生きたまま 送り届けてやる 11 00:01:44,233 --> 00:01:46,600 のめない要求です 12 00:01:48,100 --> 00:01:53,400 玄菟(ヒョント)郡を打ち破り 建国する絶好の機会 13 00:01:53,966 --> 00:01:55,333 逃せません 14 00:01:55,633 --> 00:02:00,500 イェソヤ様とユリ様を 放っておけません 15 00:02:01,600 --> 00:02:03,633 大業も重要だが 16 00:02:03,733 --> 00:02:07,566 大将に妻子を犠牲には させられない 17 00:02:09,066 --> 00:02:13,833 私は天の道理に背いてまで 大業を成したくない 18 00:02:14,933 --> 00:02:17,000 私だってつらい 19 00:02:17,800 --> 00:02:19,300 おやめください 20 00:02:23,800 --> 00:02:24,800 私は― 21 00:02:25,200 --> 00:02:30,066 お二人が生きてるとは 信じられません 22 00:02:30,966 --> 00:02:35,766 ヨンポ王子に だまされてる気がするのです 23 00:02:37,000 --> 00:02:38,200 断定できない 24 00:02:41,400 --> 00:02:43,966 遺体を確認してないから 25 00:02:45,266 --> 00:02:47,733 希望は捨てられないわ 26 00:02:49,866 --> 00:02:50,866 ですが― 27 00:02:51,300 --> 00:02:55,900 生きていたとしても 無理な要求です 28 00:03:10,800 --> 00:03:11,966 大将 29 00:03:24,700 --> 00:03:27,433 道理に背き 大業を成すのは― 30 00:03:29,000 --> 00:03:30,166 天も― 31 00:03:31,066 --> 00:03:33,633 流民(るみん)も望まないでしょう 32 00:03:38,533 --> 00:03:43,900 ヨンポ王子の言うとおり お二人が生きているなら 33 00:03:45,100 --> 00:03:46,700 救うべきです 34 00:03:49,433 --> 00:03:51,966 とりあえず提案を受け入れ 35 00:03:52,900 --> 00:03:56,900 無事を確かめるのが最善かと 36 00:04:20,200 --> 00:04:21,600 決めたか 37 00:04:26,200 --> 00:04:31,666 二人を種に取り引きするのは 気が進まんが 38 00:04:32,266 --> 00:04:36,433 望むものを得るためには 仕方がない 39 00:04:38,100 --> 00:04:39,166 だが― 40 00:04:39,900 --> 00:04:42,500 お前が協力しないなら 41 00:04:43,066 --> 00:04:47,733 イェソヤとユリは お前が殺すことになるのだ 42 00:04:48,000 --> 00:04:49,333 黙りなさい! 43 00:04:49,733 --> 00:04:50,600 マリ 44 00:05:10,500 --> 00:05:11,700 兄上は― 45 00:05:13,633 --> 00:05:15,666 テソ兄上と示し合わせ 46 00:05:17,200 --> 00:05:21,333 私の父 ヘモス将軍を殺しました 47 00:05:26,866 --> 00:05:28,133 そして今度は― 48 00:05:30,533 --> 00:05:32,833 私の妻と子供の命を利用し 49 00:05:34,166 --> 00:05:35,733 無茶な要求を 50 00:05:37,533 --> 00:05:42,566 私には提案する価値がある 正当な要求なのだ 51 00:05:43,900 --> 00:05:45,433 つべこべ言わず 52 00:05:46,066 --> 00:05:49,433 提案をのむのか拒むのか 早く言え 53 00:05:54,066 --> 00:05:55,166 提案を― 54 00:05:59,466 --> 00:06:00,666 受け入れます 55 00:06:07,866 --> 00:06:09,166 ただ その前に 56 00:06:11,133 --> 00:06:13,433 二人の無事を確かめます 57 00:06:17,300 --> 00:06:18,400 よかろう 58 00:06:19,100 --> 00:06:21,600 イェソヤ様とユリ様は どこに? 59 00:06:22,400 --> 00:06:24,000 玄菟(ヒョント)城にいる 60 00:06:25,400 --> 00:06:26,700 自分で行くか? 61 00:06:27,633 --> 00:06:31,200 漢(かん)と陰謀を企てる 恐れがあるので 62 00:06:32,133 --> 00:06:34,166 大将は行けません 63 00:06:34,600 --> 00:06:36,033 私が行きます 64 00:06:36,366 --> 00:06:37,366 それから― 65 00:06:38,566 --> 00:06:43,100 無事を確かめる間 王子様も卒本(チョルボン)を発てません 66 00:06:44,933 --> 00:06:47,500 人質にするというのですか 67 00:06:48,200 --> 00:06:51,666 右軍師(ウグンサ)も命懸けで行くのです 68 00:06:52,700 --> 00:06:57,266 無事を確かめるまで 取り引きはしません 69 00:07:08,200 --> 00:07:09,433 分かった 70 00:07:09,666 --> 00:07:13,600 無事を確かめている間 卒本(チョルボン)に残ろう 71 00:07:25,800 --> 00:07:27,833 大丈夫ですか 72 00:07:29,633 --> 00:07:33,500 主導権を 握っているのは私だ 73 00:07:34,200 --> 00:07:35,833 とはいっても… 74 00:07:36,333 --> 00:07:41,200 チュモンの力を借り 扶余(プヨ)の権力を狙っているが 75 00:07:42,500 --> 00:07:46,300 卒本まで手に入れるのが 私の目的だ 76 00:07:49,333 --> 00:07:51,033 卒本にとどまれば 77 00:07:51,133 --> 00:07:56,400 チュモンの戦力を この目で見る好機になる 78 00:07:57,800 --> 00:08:00,266 だから心配いらん 79 00:08:00,366 --> 00:08:03,533 お前が無事を 確かめさせてこい 80 00:08:05,000 --> 00:08:05,900 はい 81 00:08:07,600 --> 00:08:11,266 奴らが何か企むかもしれん 気をつけろ 82 00:08:12,700 --> 00:08:13,700 はい 83 00:08:25,633 --> 00:08:26,533 毒針です 84 00:08:27,500 --> 00:08:31,500 身に危険が及んだら お使いください 85 00:08:38,666 --> 00:08:40,000 マリ 86 00:08:40,600 --> 00:08:43,633 護衛兵もなしで大丈夫か 87 00:08:45,800 --> 00:08:47,166 心配するな 88 00:08:49,433 --> 00:08:50,333 左軍師(チャグンサ) 89 00:08:53,466 --> 00:08:58,866 顔には出さなくとも 誰よりつらいのは大将だ 90 00:09:00,600 --> 00:09:03,900 大将のこと くれぐれも頼む 91 00:09:05,200 --> 00:09:06,566 分かった 92 00:09:23,333 --> 00:09:24,633 どうなった? 93 00:09:24,800 --> 00:09:28,233 くまなく捜しましたが いません 94 00:09:28,433 --> 00:09:32,500 情けない奴らめ 相手は子連れの女だぞ 95 00:09:32,900 --> 00:09:34,200 お許しを 96 00:09:36,266 --> 00:09:37,933 あの… 大人(たいじん)様 97 00:09:38,666 --> 00:09:42,966 市場で買った女に きれいどころが何人かいます 98 00:09:43,833 --> 00:09:45,366 よさそうな女を… 99 00:09:45,466 --> 00:09:46,466 黙れ! 100 00:09:48,866 --> 00:09:52,766 クムを逃したら ただではおかんぞ 101 00:09:54,133 --> 00:09:57,200 引き続き追って捕まえてこい 102 00:09:58,100 --> 00:09:58,800 はい 103 00:10:09,266 --> 00:10:11,400 ユリ! 104 00:10:26,766 --> 00:10:30,200 誰か来て! 誰もいないのですか 105 00:10:30,766 --> 00:10:31,866 誰か 106 00:10:38,566 --> 00:10:41,566 扶余(プヨ) 宮殿 107 00:10:43,200 --> 00:10:44,433 陛下 108 00:10:45,033 --> 00:10:49,166 困難でも漢に協力すべきです 109 00:10:50,100 --> 00:10:53,100 チュモンが 玄菟郡を一掃したら 110 00:10:54,066 --> 00:10:59,600 古朝鮮(コジョソン)の後継である 扶余の立場が脅かされます 111 00:11:00,100 --> 00:11:04,133 これは扶余の根幹を 揺るがす問題です 112 00:11:06,200 --> 00:11:09,000 チュモンがさらに名分を得て 113 00:11:09,100 --> 00:11:14,266 新しい国を建てる前に その芽を摘まなくては 114 00:11:16,300 --> 00:11:20,766 扶余が古朝鮮(コジョソン)の後継だと まだ信じているのか 115 00:11:22,200 --> 00:11:23,366 陛下 116 00:11:25,433 --> 00:11:28,133 真実は隠しきれない 117 00:11:29,200 --> 00:11:31,000 扶余が生き残る方法は― 118 00:11:31,300 --> 00:11:36,133 戦争に協力することではなく 内実を固めることだ 119 00:11:37,333 --> 00:11:38,566 傍観すれば… 120 00:11:38,666 --> 00:11:39,333 今は― 121 00:11:41,100 --> 00:11:46,733 卒本と漢が全面戦争を 行うのを望むべきだ 122 00:11:47,000 --> 00:11:49,933 玄菟郡ではなく漢帝国が 123 00:11:50,500 --> 00:11:54,000 扶余の代わりに 戦ってくれることをな 124 00:12:10,266 --> 00:12:15,633 いまだにユファの亡霊が 陛下から離れません 125 00:12:16,466 --> 00:12:20,133 ユファが 扶余と陛下を恨んでいるので 126 00:12:20,466 --> 00:12:22,833 扶余が不運続きなのです 127 00:12:24,566 --> 00:12:29,500 亡霊を追い払うため 祭儀まで挙げましたが 128 00:12:30,600 --> 00:12:33,066 陛下の心は変わりません 129 00:12:34,100 --> 00:12:37,433 チュモンは 玄菟郡と戦うそうです 130 00:12:37,600 --> 00:12:41,600 玄菟郡を倒す公算が 大きいとか 131 00:12:41,900 --> 00:12:45,066 その次は扶余を狙うでしょう 132 00:12:48,800 --> 00:12:54,333 テソの将来のためにも 亡霊をはらってしまわねば 133 00:12:54,666 --> 00:12:58,066 王妃様 宮廷使者(クンジョンサジャ)でございます 134 00:12:58,333 --> 00:12:59,600 どうぞ 135 00:13:09,300 --> 00:13:11,733 大変なことになりました 136 00:13:12,833 --> 00:13:13,833 何事ですか 137 00:13:14,400 --> 00:13:16,533 卒本にいる密偵から 138 00:13:16,633 --> 00:13:20,266 ヨンポ王子様が 卒本にいると報告が 139 00:13:22,366 --> 00:13:26,500 ヨンポは玄菟城に 行ったと聞きました 140 00:13:26,766 --> 00:13:29,033 なぜ卒本にいるのですか 141 00:13:29,366 --> 00:13:32,733 理由が分かれば 心配などしません 142 00:13:32,833 --> 00:13:37,000 今の扶余と卒本の関係を 考えれば 143 00:13:37,233 --> 00:13:41,866 ヨンポ王子様が卒本に いるべき理由がありません 144 00:13:42,300 --> 00:13:46,733 何をするか分からない ヨンポ王子様ですから 145 00:13:47,200 --> 00:13:50,833 国を裏切りかねないのが 問題です 146 00:13:53,266 --> 00:13:54,700 テソも知ってます? 147 00:13:55,000 --> 00:13:56,133 はい 148 00:13:56,466 --> 00:14:01,866 卒本にいることだけでも 激怒しています 149 00:14:02,233 --> 00:14:06,866 兄弟の間で揉め事が また起こるかもしれません 150 00:14:10,200 --> 00:14:11,200 チョンゴ 151 00:14:12,133 --> 00:14:13,266 はい 王妃様 152 00:14:14,200 --> 00:14:16,433 テソに会いたいと伝えて 153 00:14:17,333 --> 00:14:18,300 はい 154 00:14:28,666 --> 00:14:32,600 ヨンポが卒本に行った 理由は何だと思う? 155 00:14:35,266 --> 00:14:40,700 地位回復のため チュモンを 頼るつもりではないかと 156 00:14:41,966 --> 00:14:43,033 では― 157 00:14:43,600 --> 00:14:46,100 国を裏切っているのか 158 00:14:48,433 --> 00:14:51,766 そうとしか考えられません 159 00:14:55,033 --> 00:15:00,066 腕の立つ護衛兵を送り ヨンポを捕まえてこい 160 00:15:01,933 --> 00:15:03,000 はい 殿下 161 00:15:12,000 --> 00:15:13,033 大使者(テサジャ) 162 00:15:13,833 --> 00:15:14,900 はい 163 00:15:16,600 --> 00:15:21,100 陛下は国政を 担える状態ではないので 164 00:15:21,300 --> 00:15:23,466 私が決断を下します 165 00:15:25,500 --> 00:15:28,466 玄菟城に500人の援軍を送り 166 00:15:28,566 --> 00:15:32,866 フクチ大将軍(テジャングン)と私が 援軍を率います 167 00:15:34,133 --> 00:15:38,533 派兵するという決定は ごもっともですが 168 00:15:38,633 --> 00:15:42,600 王子様が率いる必要は ないでしょう 169 00:15:42,700 --> 00:15:43,800 ええ 170 00:15:43,900 --> 00:15:45,333 そうです 171 00:15:45,466 --> 00:15:50,800 卒本の勢いからして 玄菟郡は絶対的に不利です 172 00:15:51,000 --> 00:15:55,966 王子様の身に何か起きないか 案じられます 173 00:15:57,833 --> 00:16:00,933 気持ちはありがたいですが 174 00:16:01,033 --> 00:16:05,966 太守(たいしゅ)との関係を思えば 行くしかない立場です 175 00:16:07,866 --> 00:16:12,833 私は扶余の将来を担う身 それを忘れずに行動します 176 00:16:12,933 --> 00:16:14,566 ご心配なく 177 00:16:16,166 --> 00:16:17,500 フクチ大将軍(テジャングン) 178 00:16:19,300 --> 00:16:20,133 はい 179 00:16:21,333 --> 00:16:24,200 玄菟城に送る援軍には― 180 00:16:24,433 --> 00:16:27,233 最精鋭の兵を選んでください 181 00:16:27,700 --> 00:16:30,733 卒本との戦争に加わるより 182 00:16:30,966 --> 00:16:36,666 テソ王子様を守るほうが 重要な任務だとお忘れなく 183 00:16:39,533 --> 00:16:40,433 はい 184 00:16:51,133 --> 00:16:53,000 大将 チェサです 185 00:16:54,266 --> 00:16:55,333 入れ 186 00:17:05,465 --> 00:17:06,598 どうした? 187 00:17:07,066 --> 00:17:11,032 もう何日も 眠れずにおいでですね 188 00:17:12,032 --> 00:17:16,833 おつらさは分かりますが 元気を出してください 189 00:17:17,833 --> 00:17:21,965 心身を楽にする煎じ薬です どうぞ 190 00:17:26,333 --> 00:17:27,500 大将 191 00:17:32,800 --> 00:17:34,233 心配するな 192 00:17:35,200 --> 00:17:36,233 下がれ 193 00:17:37,966 --> 00:17:42,433 心では血の涙を 流しておいででしょう 194 00:17:46,600 --> 00:17:49,533 大将に会う前 一時(いっとき)でしたが 195 00:17:49,966 --> 00:17:55,533 流民を集め 大業を成そうと 大志を抱きました 196 00:17:56,333 --> 00:17:59,266 ですが たくましい指導者となり― 197 00:18:00,200 --> 00:18:04,133 大業を成す道が これほど険しいとは 198 00:18:04,400 --> 00:18:06,100 想像外でした 199 00:18:07,766 --> 00:18:12,433 大将にお仕えすることは 大きな喜びですが 200 00:18:13,333 --> 00:18:15,866 大将の重荷を共に背負えず 201 00:18:17,533 --> 00:18:19,000 残念です 202 00:18:21,066 --> 00:18:21,966 左軍師(チャグンサ) 203 00:18:23,466 --> 00:18:24,333 はい 204 00:18:26,000 --> 00:18:29,266 私が迷うたび 支えてくれるのは― 205 00:18:29,933 --> 00:18:31,233 左軍師(チャグンサ)たち― 206 00:18:32,033 --> 00:18:34,900 皆の変わらぬ忠誠心だ 207 00:18:37,166 --> 00:18:40,233 今 オイとムゴルは流民を装い 208 00:18:40,600 --> 00:18:43,500 命懸けで作戦を遂行している 209 00:18:44,366 --> 00:18:48,700 左軍師たちも 私を守ってくれている 210 00:18:50,266 --> 00:18:52,000 迷ってなどいられない 211 00:18:57,300 --> 00:18:58,300 私は― 212 00:18:59,800 --> 00:19:05,366 今は亡き両親や流民たちが 死んだとは思っていない 213 00:19:06,800 --> 00:19:08,066 彼らの魂は― 214 00:19:09,000 --> 00:19:10,966 高句麗(コグリョ)と共に 215 00:19:11,633 --> 00:19:13,500 千年 生きるだろう 216 00:19:14,933 --> 00:19:17,533 私が大業を成せなければ 217 00:19:18,133 --> 00:19:21,933 彼らが帰る場所が なくなってしまう 218 00:19:25,100 --> 00:19:30,366 イェソヤとユリが無事と 分かれば何としても助ける 219 00:19:30,933 --> 00:19:32,066 左軍師は― 220 00:19:32,600 --> 00:19:37,333 玄菟郡を一掃する準備を 抜かりなく進めろ 221 00:19:39,000 --> 00:19:40,000 はい 222 00:19:59,000 --> 00:20:00,800 命じた件は調べたか 223 00:20:01,333 --> 00:20:05,000 昼夜 武器を 生産しているようです 224 00:20:05,100 --> 00:20:10,400 立ち入り禁止なので 何の武器かは分かりません 225 00:20:12,666 --> 00:20:14,733 私が行ってみる 226 00:20:15,033 --> 00:20:16,966 鉄器工場の位置は? 227 00:20:59,800 --> 00:21:01,533 何してるのですか 228 00:21:02,766 --> 00:21:04,500 親方に会いに来た 229 00:21:06,166 --> 00:21:09,533 ここは立ち入り禁止です お帰りを 230 00:21:11,466 --> 00:21:12,700 モパルモ 231 00:21:13,166 --> 00:21:15,733 私はもう卒本の敵ではない 232 00:21:15,833 --> 00:21:17,800 私が来た理由は? 233 00:21:18,300 --> 00:21:19,566 知っています 234 00:21:19,933 --> 00:21:25,366 ならばチュモンと私が 同志も同然だと分かるな 235 00:21:26,600 --> 00:21:28,800 扶余の権力を掌握したら 236 00:21:29,466 --> 00:21:32,333 親方にも褒美をはずむ 237 00:21:33,533 --> 00:21:36,500 鋼鉄剣を1本 作ってくれ 238 00:21:38,233 --> 00:21:40,133 鋼鉄剣ではなく 239 00:21:40,433 --> 00:21:45,433 王子様が楽に横たわれる 棺桶(かんおけ)をお作りします 240 00:21:46,766 --> 00:21:48,000 何だと? 241 00:21:48,100 --> 00:21:50,433 何を驚いてるんです? 242 00:21:50,533 --> 00:21:54,633 親方は鋼鉄剣を作るのも 得意ですが 243 00:21:54,966 --> 00:21:58,366 棺桶を作る腕も確かですよ 244 00:21:58,466 --> 00:22:00,366 体にぴったりに… 245 00:22:02,533 --> 00:22:07,266 イェソヤ様とユリ様が 生きているという話が嘘なら 246 00:22:07,600 --> 00:22:12,566 棺桶がすぐいるでしょうから 急いで作ります 247 00:22:18,000 --> 00:22:20,700 こいつらめ よくも… 248 00:22:40,700 --> 00:22:42,233 ここでお待ちを 249 00:23:02,333 --> 00:23:04,100 二人を連れてこい 250 00:23:05,100 --> 00:23:06,766 あの それが… 251 00:23:10,566 --> 00:23:11,633 どうした? 252 00:23:12,833 --> 00:23:15,466 女が子供と逃げました 253 00:23:16,533 --> 00:23:17,933 何だと? 254 00:23:18,300 --> 00:23:22,233 子供が病だと言われ 医者を呼んでる間に 255 00:23:22,400 --> 00:23:24,766 逃げられました 256 00:23:25,300 --> 00:23:28,300 捜してますが 見つかりません 257 00:23:29,033 --> 00:23:31,600 ふざけたことを言うな 258 00:23:31,966 --> 00:23:33,700 今すぐ捕まえてこい 259 00:23:34,000 --> 00:23:34,833 はい 260 00:23:56,633 --> 00:23:57,733 お二人は? 261 00:23:59,866 --> 00:24:04,500 腹ごしらえでもしてから 会わせましょう 262 00:24:05,933 --> 00:24:08,033 何を企んでるんだ? 263 00:24:11,200 --> 00:24:15,100 事情があるので 少し待ってください 264 00:24:15,566 --> 00:24:16,800 今すぐ― 265 00:24:17,766 --> 00:24:20,633 お二人の無事を確かめたい 266 00:24:24,500 --> 00:24:27,666 あなたは敵陣に来た身 267 00:24:28,600 --> 00:24:32,700 言うことを聞かねば ためになりません 268 00:24:38,766 --> 00:24:40,933 卑劣な奴め 269 00:24:43,700 --> 00:24:46,700 控えねば こちらも剣でいきますぞ 270 00:25:16,433 --> 00:25:18,366 捕まえろ 逃すな! 271 00:25:39,266 --> 00:25:40,300 何をする 272 00:25:40,833 --> 00:25:42,600 外には出られません 273 00:25:44,433 --> 00:25:47,500 それが恩人への態度か 274 00:25:50,433 --> 00:25:55,033 私はチュモンの妻子を 助けた人間だぞ 275 00:25:55,133 --> 00:25:56,266 下がれ 276 00:26:03,866 --> 00:26:06,800 部下をどう教育してるのだ 277 00:26:11,900 --> 00:26:14,366 玄菟城から知らせは? 278 00:26:15,700 --> 00:26:17,133 戻りました 279 00:26:20,500 --> 00:26:22,733 私の話を信じたか 280 00:26:27,133 --> 00:26:28,266 何を… 281 00:26:29,633 --> 00:26:30,800 何事だ 282 00:26:45,733 --> 00:26:46,766 どうした 283 00:26:47,700 --> 00:26:52,133 右軍師(ウグンサ)が傷を負い 命からがら戻りました 284 00:26:54,200 --> 00:26:55,600 そんな… 285 00:27:45,333 --> 00:27:46,600 ありえない 286 00:27:46,700 --> 00:27:48,000 黙りなさい 287 00:27:48,266 --> 00:27:51,300 まだ とぼけるのですか 288 00:27:52,133 --> 00:27:55,100 イェソヤ様は いませんでした 289 00:27:56,066 --> 00:27:58,466 私たちをだましたのです 290 00:27:59,133 --> 00:28:00,900 何かの間違いだ 291 00:28:01,700 --> 00:28:03,300 そんなはずない 292 00:28:06,066 --> 00:28:06,733 大将 293 00:28:07,966 --> 00:28:09,166 どうしました? 294 00:28:10,866 --> 00:28:15,066 ヨンポ王子のお供が 軍営を探ってました 295 00:28:19,466 --> 00:28:24,000 食糧倉庫と陣営の配置を 描いた地図です 296 00:28:38,166 --> 00:28:39,966 なぜ こんな真似を? 297 00:28:41,866 --> 00:28:43,033 チュモン 298 00:28:47,533 --> 00:28:50,866 亡き人を利用し 陰謀を企てるとは 299 00:28:51,933 --> 00:28:55,600 もう十分です 今すぐ成敗すべきです 300 00:28:57,266 --> 00:28:59,566 首を扶余に送りましょう 301 00:29:06,566 --> 00:29:11,766 家族を失った苦しみを クムワ王に味わわせるんです 302 00:29:16,133 --> 00:29:17,500 チュモン大将 303 00:29:21,900 --> 00:29:22,933 皆の者 304 00:29:25,666 --> 00:29:26,866 下がれ 305 00:29:27,700 --> 00:29:28,633 大将 306 00:29:30,766 --> 00:29:32,233 下がれ! 307 00:29:54,300 --> 00:29:55,233 チュモン大将… 308 00:29:55,800 --> 00:29:57,166 言い訳は― 309 00:29:59,966 --> 00:30:01,200 結構です 310 00:30:15,033 --> 00:30:16,266 兄上は― 311 00:30:21,166 --> 00:30:23,166 妻子を守れなかった― 312 00:30:26,266 --> 00:30:28,200 私の罪悪感を利用した 313 00:30:31,466 --> 00:30:33,433 恥知らずな真似です 314 00:30:40,100 --> 00:30:41,533 助けてくれ 315 00:30:50,933 --> 00:30:52,066 これで― 316 00:30:54,200 --> 00:30:56,066 私との縁は終わり 317 00:30:59,666 --> 00:31:01,200 今度 会ったら 318 00:31:04,100 --> 00:31:06,500 決して許しません 319 00:31:13,500 --> 00:31:14,800 お帰りを 320 00:32:39,200 --> 00:32:40,600 ユリ 321 00:32:47,266 --> 00:32:48,333 ユリ… 322 00:33:02,000 --> 00:33:05,000 玄菟(ヒョント)郡 労役者の幕舎 323 00:33:07,400 --> 00:33:12,233 漢軍の盾にされるなら なす術(すべ)なく死ぬのでは? 324 00:33:15,200 --> 00:33:20,100 このまま死ぬくらいなら 今すぐ蜂起して 325 00:33:20,300 --> 00:33:22,833 生き残る道を探すべきです 326 00:33:23,000 --> 00:33:26,000 今 蜂起するのは無謀です 327 00:33:27,633 --> 00:33:32,133 この警備の中 武器もなく立ち向かうのは― 328 00:33:32,900 --> 00:33:34,333 自殺行為です 329 00:33:34,433 --> 00:33:37,033 ならば このまま死のうと? 330 00:33:37,800 --> 00:33:41,933 もう少し様子を見て 対策を考えます 331 00:33:42,866 --> 00:33:48,233 皆さん 落ち着いて 少し眠っておいてください 332 00:33:49,166 --> 00:33:52,166 寝てください 休んで 333 00:33:55,400 --> 00:33:57,000 寝てください 334 00:34:07,033 --> 00:34:10,333 先延ばしにしても 同じことです 335 00:34:12,065 --> 00:34:15,766 脱出して 大将に相談しましょう 336 00:34:20,132 --> 00:34:23,500 これ以上いたら 俺たちも殺されます 337 00:34:24,833 --> 00:34:28,565 俺たちが去ったら 流民たちはどうなる 338 00:34:29,966 --> 00:34:30,966 兄貴 339 00:34:32,933 --> 00:34:35,266 俺たちが見捨てたら 340 00:34:36,100 --> 00:34:40,433 流民は何の抵抗もできず 殺されてしまう 341 00:34:41,199 --> 00:34:44,565 それは 大将の望むことではない 342 00:34:50,033 --> 00:34:50,966 ムゴル 343 00:34:52,933 --> 00:34:57,500 お前と俺は死を覚悟して ここに潜入した 344 00:34:58,700 --> 00:34:59,700 俺たちは― 345 00:35:00,766 --> 00:35:02,833 最後まで流民と一緒だ 346 00:35:15,633 --> 00:35:16,533 太守様 347 00:35:16,733 --> 00:35:17,933 どうした 348 00:35:18,833 --> 00:35:21,800 テソ王子様が援軍と来ました 349 00:35:23,533 --> 00:35:24,600 そうか 350 00:35:34,000 --> 00:35:35,033 よく来た 351 00:35:42,166 --> 00:35:43,266 来たか 352 00:35:45,133 --> 00:35:46,333 お父様 353 00:35:48,333 --> 00:35:51,766 扶余は玄菟郡に協力します 354 00:35:52,466 --> 00:35:55,966 兵は玄菟城の外郭に 駐屯中です 355 00:35:56,733 --> 00:36:00,533 遼東(りょうとう)からの援軍が遅れて 心配していた 356 00:36:00,700 --> 00:36:02,966 ようやくひと安心だ 357 00:36:03,900 --> 00:36:08,166 これで 千軍万馬を得たようなもの 358 00:36:11,166 --> 00:36:13,133 さあ 入ろう 359 00:36:22,733 --> 00:36:25,233 今 兵は500人と言ったのか 360 00:36:27,266 --> 00:36:28,666 そうです 361 00:36:29,633 --> 00:36:33,233 そんな兵力では 助けにならない 362 00:36:33,666 --> 00:36:35,700 私をからかってるのか 363 00:36:37,133 --> 00:36:41,366 扶余の実情は よくご存じでしょう 364 00:36:41,800 --> 00:36:44,233 いくら苦しくても 365 00:36:45,066 --> 00:36:49,300 四出道(サチュルト)も合わせれば 3万を超えるだろう 366 00:36:49,866 --> 00:36:55,000 同盟国なら少なくとも 2000人は送るのが道理です 367 00:36:58,333 --> 00:37:03,200 陛下がご病気中なので 500人がやっとでした 368 00:37:04,133 --> 00:37:09,466 最精鋭の兵なので 大きな戦力となるはずです 369 00:37:11,833 --> 00:37:14,266 この戦争に負けたら 370 00:37:15,033 --> 00:37:17,633 私はすべてを失う 371 00:37:19,266 --> 00:37:21,566 城を守るだけでなく 372 00:37:22,333 --> 00:37:27,666 必ずや卒本まで進軍し チュモンを殺してみせる 373 00:37:29,166 --> 00:37:32,500 私の考えも太守様と同じです 374 00:37:33,866 --> 00:37:39,200 チュモンは周辺の部族や国に 傭兵を求めているとか 375 00:37:39,366 --> 00:37:42,133 傭兵より恐ろしい武器は― 376 00:37:42,666 --> 00:37:46,366 チュモンを中心に結束した 彼らの士気 377 00:37:47,466 --> 00:37:49,833 何度も卒本に負けている 378 00:37:50,633 --> 00:37:53,866 玄菟軍の士気は上げにくい 379 00:37:56,200 --> 00:38:01,433 士気を上げ 戦闘力を高める 秘策があります 380 00:38:02,966 --> 00:38:04,333 それは何だ 381 00:38:09,600 --> 00:38:13,866 十分な禄(ろく)を支給する 余裕がないので 382 00:38:13,966 --> 00:38:15,700 卒本を占領した兵に 383 00:38:15,800 --> 00:38:21,333 穀物や女を略奪させてやると 公表するのです 384 00:38:22,866 --> 00:38:25,133 忠誠心が望めないなら 385 00:38:25,466 --> 00:38:29,633 欲を利用してでも 士気を上げるべきです 386 00:38:30,666 --> 00:38:34,533 先に占領した部隊に 優先権を与えれば 387 00:38:35,366 --> 00:38:37,300 我先にと攻め入ります 388 00:38:38,300 --> 00:38:44,066 皇帝陛下に無断で公表すれば 責任を問われるやも 389 00:38:45,233 --> 00:38:50,066 この戦争に負けたら どうせ私は生き残れない 390 00:38:51,466 --> 00:38:55,066 長安(ちょうあん)は力を貸さず 傍観している 391 00:38:55,866 --> 00:39:00,400 強引な手を使ってでも 勝たねばならない 392 00:39:01,766 --> 00:39:02,666 ワンソムン 393 00:39:03,200 --> 00:39:04,033 はい 394 00:39:05,466 --> 00:39:08,833 今すぐ触れ書きを出せ 395 00:39:09,500 --> 00:39:10,633 はい 396 00:39:24,100 --> 00:39:27,400 オイとムゴルに 何かあったんじゃ? 397 00:39:40,333 --> 00:39:41,233 調べたか 398 00:39:41,600 --> 00:39:44,566 労役場に流民がいません 399 00:39:50,466 --> 00:39:54,466 玄菟城に潜入し 事情を調べてみよう 400 00:39:54,966 --> 00:39:56,066 冬官使者(トングァンサジャ) 401 00:39:56,966 --> 00:39:57,766 来い 402 00:39:58,333 --> 00:39:59,166 はい 403 00:40:00,233 --> 00:40:03,233 玄菟(ヒョント)城下 404 00:40:23,500 --> 00:40:28,266 卒本を占領したら 略奪を許すと触れが出た 405 00:40:29,133 --> 00:40:33,100 女を10人 手に入れても構わない 406 00:40:34,100 --> 00:40:35,600 女を10人も? 407 00:40:36,100 --> 00:40:39,300 戦争に加わりたければ志願を 408 00:40:51,333 --> 00:40:54,333 玄菟(ヒョント)郡 労役者の幕舎 409 00:41:08,133 --> 00:41:09,933 もう近づけません 410 00:41:14,633 --> 00:41:17,566 監禁されているようです 411 00:41:30,400 --> 00:41:34,233 漢軍の前面に 流民を配置するのか 412 00:41:35,466 --> 00:41:36,366 はい 413 00:41:36,933 --> 00:41:41,633 今 流民たちは 監禁されています 414 00:41:43,000 --> 00:41:47,000 オイとムゴルも 一緒に捕まっていて 415 00:41:47,100 --> 00:41:48,833 命が危ない状況です 416 00:41:57,300 --> 00:42:01,033 ヤンジョンは 兵に略奪を許すという― 417 00:42:01,700 --> 00:42:04,933 触れ書きまで張りました 418 00:42:09,233 --> 00:42:13,100 財宝や女も奪っていいと 書かれており 419 00:42:13,333 --> 00:42:17,233 兵になりたいという民が 増えています 420 00:42:18,700 --> 00:42:20,866 何てひどい奴らだ 421 00:42:22,366 --> 00:42:26,333 手段を選ばないだろうと 思ってましたが 422 00:42:26,833 --> 00:42:29,266 こんな卑怯な手を使うとは 423 00:42:31,900 --> 00:42:34,333 兵に見張られているなら 424 00:42:34,766 --> 00:42:38,800 流民が蜂起するのは 難しいですね 425 00:42:39,866 --> 00:42:41,900 武器すらありませんし 426 00:42:47,600 --> 00:42:52,633 オイとムゴルを 死なせるわけにいきません 427 00:42:52,900 --> 00:42:54,566 対策を考えましょう 428 00:43:02,733 --> 00:43:08,100 玄菟城にいる流民を 前面に立てて盾にする 429 00:43:09,633 --> 00:43:11,233 何人くらいですか 430 00:43:12,100 --> 00:43:13,933 500人以上だ 431 00:43:17,066 --> 00:43:22,933 流民がいればチュモンも むやみに攻撃できまい 432 00:43:24,566 --> 00:43:26,733 素晴らしい作戦です 433 00:43:27,400 --> 00:43:32,700 流民を使うことこそ チュモンの虚を衝く秘策 434 00:43:33,833 --> 00:43:35,700 奴がためらう隙に 435 00:43:35,800 --> 00:43:39,833 私が精鋭軍を率い 背後を攻撃します 436 00:43:59,600 --> 00:44:00,600 大将 437 00:44:02,600 --> 00:44:03,933 お呼びで? 438 00:44:06,333 --> 00:44:08,133 勝敗の鍵は― 439 00:44:09,000 --> 00:44:13,566 流民を救い 共に敵陣を 撹乱(かくらん)できるかにある 440 00:44:14,966 --> 00:44:17,633 私が別動隊を率いて 流民を救い 441 00:44:17,733 --> 00:44:20,966 彼らと共に 敵の後方を攻撃する 442 00:44:24,266 --> 00:44:27,500 それは いけません 危険すぎます 443 00:44:28,166 --> 00:44:31,933 左軍師と私が 別動隊と潜入します 444 00:44:32,066 --> 00:44:34,600 大将は本軍を率いてください 445 00:44:36,033 --> 00:44:39,466 本軍はプブンノと プウィヨムが補佐し 446 00:44:39,566 --> 00:44:41,800 ソンヤン ソソノ両君長が 率いる 447 00:44:43,300 --> 00:44:44,233 大将 448 00:44:47,000 --> 00:44:48,600 私の身には― 449 00:44:49,133 --> 00:44:54,666 数万人の悲願を かなえるという役目がある 450 00:44:55,866 --> 00:44:58,533 誰かが敵陣に潜入するなら 451 00:44:59,133 --> 00:45:02,833 その危険は 私が負わねばならない 452 00:45:05,666 --> 00:45:07,633 私の心は変わらない 453 00:45:08,100 --> 00:45:11,133 二人は出陣の準備をしろ 454 00:45:35,200 --> 00:45:35,866 おい 455 00:45:36,300 --> 00:45:37,233 来い 456 00:45:38,400 --> 00:45:39,666 腕を支えろ 457 00:45:45,000 --> 00:45:46,100 父上 458 00:45:48,066 --> 00:45:50,533 古朝鮮(コジョソン)の流民を一つに集め 459 00:45:51,800 --> 00:45:56,233 漢に対抗する強大な国を 建てようとした― 460 00:45:56,733 --> 00:46:01,500 父上の願いを実現するため 出陣します 461 00:46:03,233 --> 00:46:04,233 父上とは― 462 00:46:06,233 --> 00:46:08,900 そばにいる人を守ると 463 00:46:09,900 --> 00:46:11,466 約束したのに 464 00:46:12,700 --> 00:46:14,766 守れませんでした 465 00:46:16,233 --> 00:46:17,233 ですが― 466 00:46:18,500 --> 00:46:20,366 卒本の民と 467 00:46:21,366 --> 00:46:24,766 漢に苦しめられる 流民だけは― 468 00:46:26,266 --> 00:46:28,300 必ず守り抜きます 469 00:47:41,200 --> 00:47:42,966 天地の神よ 470 00:47:45,233 --> 00:47:46,266 高句麗(コグリョ)の― 471 00:47:48,633 --> 00:47:50,666 第一歩を刻むため 472 00:47:51,733 --> 00:47:53,100 出陣します 473 00:47:56,100 --> 00:47:57,100 どうか― 474 00:48:00,066 --> 00:48:01,700 卒本の兵士を 475 00:48:03,266 --> 00:48:05,000 お守りください 476 00:48:39,400 --> 00:48:40,266 太守様 477 00:48:41,033 --> 00:48:42,200 何だ? 478 00:48:42,633 --> 00:48:45,466 卒本軍が 玄菟城に出陣しました 479 00:48:54,233 --> 00:48:56,766 玄菟郡に来る経路は― 480 00:48:57,166 --> 00:49:01,100 沸流(ピリュ)を通り ムリョン山を越える道 481 00:49:01,433 --> 00:49:05,733 貫那(クァンナ)を通り ヨンドゥ峠か パルワン山を越える道 482 00:49:07,000 --> 00:49:10,333 どれもチョニョプ谷に 通じており 483 00:49:10,700 --> 00:49:14,266 この谷を通らずには 来られません 484 00:49:14,433 --> 00:49:19,500 チョニョプ谷は険しいので 守る側に有利です 485 00:49:20,333 --> 00:49:23,366 この谷で敵を阻むべきです 486 00:49:27,900 --> 00:49:30,233 チョニョプ谷に陣地を築き 487 00:49:31,500 --> 00:49:35,500 わが軍の盾にする流民を 連れてこい 488 00:49:36,166 --> 00:49:37,000 はい 489 00:49:37,833 --> 00:49:41,966 チュモンが何を画策するか 分かりません 490 00:49:43,166 --> 00:49:46,000 チョニョプ谷だけでなく 491 00:49:46,100 --> 00:49:49,500 玄菟郡に通じる各道にも兵を 492 00:50:27,966 --> 00:50:31,166 どの道も兵が見張っています 493 00:50:34,433 --> 00:50:36,100 その人数は? 494 00:50:36,566 --> 00:50:38,133 我々の10倍以上 495 00:50:52,166 --> 00:50:55,466 スマク山を越えて入ろう 496 00:50:56,333 --> 00:50:58,366 玄菟城への近道ですが 497 00:50:58,466 --> 00:51:03,000 スマク山は 通る者もない険峻(けんしゅん)です 498 00:51:03,500 --> 00:51:07,533 スマク山から入るのは 不可能です 499 00:51:09,833 --> 00:51:15,533 交戦せず玄菟城に入るには スマク山を越えるしかない 500 00:51:16,966 --> 00:51:20,800 危険を冒してでも 早く潜入するのだ 501 00:51:23,500 --> 00:51:26,500 玄菟(ヒョント)郡 労役者の幕舎 502 00:51:30,866 --> 00:51:31,900 連れてこい 503 00:51:39,266 --> 00:51:40,333 早く出ろ 504 00:51:56,833 --> 00:51:59,933 途中で武器を奪うんだ 505 00:52:00,933 --> 00:52:04,266 合図したら すぐに決行しろ 506 00:52:04,900 --> 00:52:05,833 はい 507 00:52:16,000 --> 00:52:18,233 足かせをはめろ 508 00:52:18,666 --> 00:52:19,600 はい 509 00:53:21,766 --> 00:53:22,700 兄貴 510 00:53:23,100 --> 00:53:24,866 イチかバチかだ 511 00:53:25,966 --> 00:53:28,100 大将の迷惑になる 512 00:53:29,366 --> 00:53:30,200 決行を 513 00:53:39,166 --> 00:53:41,100 奇襲だ! 514 00:54:08,533 --> 00:54:09,433 兄貴! 515 00:54:11,000 --> 00:54:11,966 オイ 516 00:54:12,500 --> 00:54:13,633 お前たち… 517 00:54:18,433 --> 00:54:19,100 兄貴 518 00:54:23,166 --> 00:54:24,066 縄を 519 00:54:25,333 --> 00:54:26,066 早く 520 00:55:16,566 --> 00:55:17,566 大将 521 00:55:20,233 --> 00:55:21,300 大丈夫か 522 00:55:22,100 --> 00:55:22,933 はい 523 00:55:27,766 --> 00:55:30,933 この方がチュモン大将です! 524 00:55:32,600 --> 00:55:36,400 大将が皆さんを 助けに来ました! 525 00:55:38,766 --> 00:55:41,000 万歳を唱えよう 526 00:55:41,100 --> 00:55:43,833 チュモン大将 万歳! 527 00:55:44,700 --> 00:55:46,433 万歳! 528 00:55:57,366 --> 00:55:59,033 生き延びましたが 529 00:56:00,566 --> 00:56:01,800 皆さんと私は― 530 00:56:02,866 --> 00:56:04,766 敵陣にいる状況 531 00:56:07,333 --> 00:56:09,566 皆さんが自ら命を守り 532 00:56:10,733 --> 00:56:14,766 大業の一助と なってほしいのです 533 00:56:17,700 --> 00:56:20,000 本軍が総攻撃をかける前に 534 00:56:21,066 --> 00:56:25,566 私は敵の後方を撹乱し 奇襲を行います 535 00:56:28,700 --> 00:56:30,300 ついてきますか 536 00:56:30,400 --> 00:56:31,533 はい! 537 00:56:56,333 --> 00:56:59,333 玄菟(ヒョント)城 538 00:58:13,900 --> 00:58:16,900 玄菟(ヒョント)軍の陣営 539 00:58:31,200 --> 00:58:35,466 敵はチョニョプ谷の付近に 陣営の設置を 540 00:58:36,333 --> 00:58:40,966 伏兵がいるので うかつに攻められないはず 541 00:58:45,633 --> 00:58:47,866 流民はいつ着く? 542 00:58:48,233 --> 00:58:49,933 2日後には 543 00:58:51,900 --> 00:58:56,466 流民が着いたら 奴らを前面に配置し 544 00:58:56,566 --> 00:58:58,700 先制攻撃を始める 545 00:58:58,800 --> 00:59:01,633 その前にテソ王子は― 546 00:59:02,233 --> 00:59:06,033 敵の目を盗んで 扶余の精鋭軍を率い 547 00:59:06,333 --> 00:59:08,500 敵 後方に移動してくれ 548 00:59:09,433 --> 00:59:10,733 分かりました 549 00:59:14,900 --> 00:59:16,666 太守様 大変です 550 00:59:16,966 --> 00:59:18,066 何事だ 551 00:59:18,266 --> 00:59:23,100 卒本の別動隊が流民を奪い 玄菟城を攻めています 552 00:59:29,733 --> 00:59:33,800 卒本軍が玄菟城に どうやって潜入したのだ 553 00:59:34,500 --> 00:59:35,733 分かりません 554 00:59:36,566 --> 00:59:40,566 玄菟城は奇襲に あえなくやられてます 555 00:59:40,900 --> 00:59:43,433 武器庫も奪われました 556 01:00:03,566 --> 01:00:06,366 君長様 右軍師(ウグンサ)が戻りました 557 01:00:17,900 --> 01:00:19,200 成功ですか 558 01:00:20,000 --> 01:00:20,866 はい 559 01:00:21,133 --> 01:00:24,000 無事に流民を 救い出しました 560 01:00:24,600 --> 01:00:28,000 大将は流民と 玄菟城を撹乱中です 561 01:00:34,400 --> 01:00:38,033 敵軍が後方を収拾すべく 退いたら 562 01:00:38,133 --> 01:00:41,500 引き上げる兵を 攻撃するそうです 563 01:00:43,033 --> 01:00:47,133 敵軍が撤退する時が 総攻撃の好機です 564 01:00:47,866 --> 01:00:51,466 動きを探り 兵を前面に配置するのです 565 01:00:51,966 --> 01:00:52,866 はい 566 01:02:13,433 --> 01:02:14,700 私は かつて― 567 01:02:15,633 --> 01:02:19,366 漢軍を退けることが 一生の願いだった 568 01:02:20,766 --> 01:02:24,933 その願いをチュモンが かなえるらしい 569 01:02:25,900 --> 01:02:28,933 玄菟城が 卒本軍の手に落ちました 570 01:02:30,166 --> 01:02:31,933 チュモンの書信です 571 01:02:32,033 --> 01:02:33,166 知り合いで? 572 01:02:33,366 --> 01:02:34,600 よく知ってるとも 573 01:02:35,333 --> 01:02:38,300 伏兵地点へ おびき出すのです 574 01:02:38,533 --> 01:02:41,866 至急 援軍を送り テソ王子様を助けねば 575 01:02:42,300 --> 01:02:43,033 戦いは― 576 01:02:44,233 --> 01:02:45,033 これからだ 577 01:02:45,333 --> 01:02:46,466 かかれ! 578 01:02:49,200 --> 01:02:53,533 チョニョプ谷に 敵をおびき寄せよう 579 01:03:01,866 --> 01:03:04,866 日本語字幕 小川 昌代