1 00:00:00,636 --> 00:00:04,636 第2話 2 00:00:16,136 --> 00:00:19,203 河伯(ハベク)族の村 3 00:00:25,470 --> 00:00:27,536 〈肩を怪我していたのか〉 4 00:00:30,903 --> 00:00:32,470 その男の名前は? 5 00:00:33,970 --> 00:00:35,870 イ・ギョンセンです 6 00:00:36,903 --> 00:00:38,870 なぜ私に言わなかった 7 00:00:41,703 --> 00:00:43,670 〈そいつは どこから来た〉 8 00:00:45,236 --> 00:00:47,903 〈佟佳(トンガ)川からです〉 9 00:00:49,236 --> 00:00:50,370 〈ヘモス〉 10 00:00:50,836 --> 00:00:51,870 違います 11 00:00:51,970 --> 00:00:54,870 絶対にヘモスではありません 12 00:00:57,103 --> 00:00:58,236 君長様 13 00:01:00,903 --> 00:01:01,703 お父様 14 00:01:01,803 --> 00:01:03,370 〈河伯(ハベク)族を滅ぼせ!〉 15 00:02:32,670 --> 00:02:34,036 鉄騎軍です 16 00:02:34,870 --> 00:02:38,736 ヘモス将軍をかくまったため 皆殺しに 17 00:02:41,103 --> 00:02:42,470 ヘモスは? 18 00:02:42,903 --> 00:02:45,403 将軍の行方は分かりません 19 00:03:19,503 --> 00:03:21,436 ここで野営する 20 00:03:21,636 --> 00:03:25,336 準備しろ! 21 00:03:49,036 --> 00:03:49,703 流民(るみん)か? 22 00:03:52,136 --> 00:03:52,803 はい 23 00:03:54,370 --> 00:03:58,836 水などで腹を満たさず 何か食べていけ 24 00:04:07,770 --> 00:04:08,770 こっちへ 25 00:04:11,070 --> 00:04:16,403 君長様は団員にだって タダ飯を食わせないのに 26 00:04:16,503 --> 00:04:19,836 流民を見ると仏心が出るんだ 27 00:04:20,470 --> 00:04:22,436 運がよかったな 28 00:04:26,170 --> 00:04:27,436 参りました 29 00:04:29,970 --> 00:04:31,436 かけなさい 30 00:04:36,936 --> 00:04:39,503 私は桂婁(ケル)の君長 ヨンタバルだ 31 00:04:40,203 --> 00:04:41,736 イ・ギョンセンと申します 32 00:04:43,170 --> 00:04:45,270 いい酒ができました 33 00:04:45,770 --> 00:04:46,903 君長様 34 00:04:53,636 --> 00:04:54,336 一杯飲め 35 00:05:08,070 --> 00:05:09,303 なぜ食べない 36 00:05:10,770 --> 00:05:14,936 河伯(ハベク)族のことを思うと のどを通りません 37 00:05:16,736 --> 00:05:19,670 死んだものは仕方がない 38 00:05:21,270 --> 00:05:24,670 河伯(ハベク)の君長には気の毒だが― 39 00:05:25,436 --> 00:05:29,470 わが商団は競争相手が なくなったわけだ 40 00:05:30,236 --> 00:05:32,770 河伯族に何かあったんですか 41 00:05:34,270 --> 00:05:36,470 あったも何も 42 00:05:36,570 --> 00:05:40,670 兵士でもない平民を 皆殺しにするとは 43 00:05:41,603 --> 00:05:43,136 河伯族が皆殺しに? 44 00:05:44,770 --> 00:05:46,470 河伯族の名を? 45 00:05:49,036 --> 00:05:52,636 通りすがりに 寄ったことがあります 46 00:05:53,870 --> 00:05:58,503 ヘモスをかくまって 鉄騎軍に皆殺しにされた 47 00:06:05,903 --> 00:06:08,103 1人も助からずに? 48 00:06:08,536 --> 00:06:13,670 ユファ姫はヘモスを かくまった張本人として 49 00:06:13,770 --> 00:06:17,603 玄菟(ヒョント)城で 公開処刑されるそうだ 50 00:07:07,136 --> 00:07:10,170 皆殺しにされると 知りながら― 51 00:07:10,736 --> 00:07:13,736 ここに戻る間 胸が弾んだわ 52 00:07:15,203 --> 00:07:17,270 私の手で救った人が― 53 00:07:18,203 --> 00:07:20,203 ヘモスであってほしいと 54 00:07:52,670 --> 00:07:54,570 やめなさい! 55 00:07:56,603 --> 00:07:59,470 一体 何の真似ですか 56 00:07:59,636 --> 00:08:02,770 黙れ これは皇帝陛下の命令だ 57 00:08:02,870 --> 00:08:05,936 皇帝陛下のお言葉に 逆らう気か 58 00:08:06,236 --> 00:08:11,136 皇帝が無力な流民を相手に このように残酷なことを? 59 00:08:11,636 --> 00:08:14,870 これほど卑劣な人間が 皇帝だと? 60 00:10:14,903 --> 00:10:15,936 君長様 61 00:10:18,636 --> 00:10:21,436 商団は玄菟(ヒョント)城に 行くそうですね 62 00:10:22,303 --> 00:10:26,503 私を雇ってくださるなら 一生懸命 働きます 63 00:10:29,503 --> 00:10:30,603 よかろう 64 00:10:31,403 --> 00:10:32,936 仕事を与えてやれ 65 00:11:10,703 --> 00:11:12,036 お気づきに? 66 00:11:17,536 --> 00:11:20,603 鉄騎軍は もう追ってきません 67 00:11:23,870 --> 00:11:26,570 私を覚えておいでですか 68 00:11:32,870 --> 00:11:36,336 河伯のことは お気の毒でした 69 00:11:41,003 --> 00:11:44,470 本当にヘモスを かくまったのですか 70 00:11:50,203 --> 00:11:51,936 私はヘモスの友です 71 00:11:52,570 --> 00:11:55,636 生きているか教えてください 72 00:12:08,503 --> 00:12:11,503 タムル軍の砦(とりで) 73 00:12:13,103 --> 00:12:14,470 いかがでした? 74 00:12:15,436 --> 00:12:16,603 ヘモスは― 75 00:12:17,503 --> 00:12:18,403 生きている 76 00:12:20,803 --> 00:12:23,536 ヘモスの捜索は終わりだ 77 00:12:23,736 --> 00:12:24,903 生きているなら― 78 00:12:26,170 --> 00:12:28,203 砦(とりで)に戻るはずだ 79 00:12:39,970 --> 00:12:41,136 奥様 80 00:12:49,636 --> 00:12:50,670 君長様 81 00:12:52,670 --> 00:12:56,503 奥様の陣痛が いよいよ始まりました 82 00:12:58,570 --> 00:13:00,136 天幕を張れ! 83 00:13:00,436 --> 00:13:02,003 天幕だ! 84 00:13:20,270 --> 00:13:22,003 ずいぶん遅いな 85 00:13:22,403 --> 00:13:24,570 心配いりません 86 00:13:24,736 --> 00:13:25,703 ケピル 87 00:13:26,470 --> 00:13:27,136 はい 88 00:13:28,136 --> 00:13:30,236 子は男か女か? 89 00:13:32,603 --> 00:13:33,736 分かりません 90 00:13:33,836 --> 00:13:34,903 賭けをしよう 91 00:13:38,470 --> 00:13:41,370 私は男に賭ける お前は女にしろ 92 00:13:41,603 --> 00:13:45,770 男が生まれたら 絹を2反(たん)よこせ 93 00:13:45,936 --> 00:13:49,070 女だったら紅玉(こうぎょく)を1個やろう 94 00:13:51,136 --> 00:13:52,203 本当に? 95 00:13:52,570 --> 00:13:54,803 私は嘘はつかん 96 00:13:56,603 --> 00:13:57,570 君長様 97 00:13:57,803 --> 00:13:59,203 話でもあるのか 98 00:13:59,570 --> 00:14:01,503 合点(がてん)がいきません 99 00:14:03,336 --> 00:14:08,170 団員にする時は 1年は仕事ぶりを見て 100 00:14:08,303 --> 00:14:11,170 慎重に選ぶのが ならわしです 101 00:14:12,170 --> 00:14:16,736 なぜイ・ギョンセンは すぐに雇ったんですか 102 00:14:20,070 --> 00:14:21,070 いいか 103 00:14:22,903 --> 00:14:25,270 我々が玄菟(ヒョント)城に着いたら 104 00:14:25,736 --> 00:14:29,070 あいつが 一番大きな商品になる 105 00:14:30,503 --> 00:14:31,636 何のことです? 106 00:14:35,670 --> 00:14:37,036 あいつは― 107 00:14:37,470 --> 00:14:39,136 ヘモスだ 108 00:14:39,503 --> 00:14:43,036 奴を玄菟城の太守(たいしゅ)に渡せば 109 00:14:43,136 --> 00:14:47,636 絹200反に紅玉100個は 楽にもらえる 110 00:14:54,036 --> 00:14:55,370 もう少し 111 00:14:57,803 --> 00:15:00,470 もう少しだけ いきんで 112 00:15:06,003 --> 00:15:07,336 盗賊だ! 113 00:15:07,436 --> 00:15:08,836 盗賊の襲撃だ! 114 00:15:09,470 --> 00:15:10,870 妻を守れ 115 00:15:11,070 --> 00:15:12,403 妻を守るんだ 116 00:16:06,703 --> 00:16:07,770 よくやった 117 00:16:09,536 --> 00:16:13,270 おかげで私の子と 商団が助かった 118 00:16:14,503 --> 00:16:18,370 玄菟城に着くまで 商団を護衛してくれ 119 00:16:22,203 --> 00:16:23,036 はい 120 00:16:23,502 --> 00:16:24,803 君長様! 121 00:16:26,670 --> 00:16:27,703 君長様 122 00:16:27,870 --> 00:16:30,536 奥様がご出産なさいました 123 00:16:34,502 --> 00:16:35,536 男だったか? 124 00:16:40,170 --> 00:16:41,236 女か? 125 00:16:42,303 --> 00:16:45,736 君長様にそっくりの お嬢様です 126 00:16:51,903 --> 00:16:53,470 妻の具合は? 127 00:16:53,570 --> 00:16:55,236 お元気です 128 00:17:05,303 --> 00:17:06,803 ご苦労だった 129 00:17:09,136 --> 00:17:10,570 すみません 130 00:17:13,236 --> 00:17:15,170 女でも構わん 131 00:17:15,636 --> 00:17:18,636 この子はソソノと名付ける 132 00:17:18,770 --> 00:17:21,236 男より たくましく育てるぞ 133 00:17:23,003 --> 00:17:24,436 よしよし 134 00:17:25,103 --> 00:17:28,036 玄菟(ヒョント)城 135 00:17:42,636 --> 00:17:45,736 私は太守に会ってくる 136 00:17:46,303 --> 00:17:49,736 お前はヘモスを見張っていろ 137 00:17:50,936 --> 00:17:52,036 君長様 138 00:17:52,436 --> 00:17:56,203 本当にヘモスを 引き渡すおつもりで? 139 00:17:57,470 --> 00:18:02,403 商団とお嬢様の恩人を 売るなんて人の道に反します 140 00:18:03,603 --> 00:18:04,770 おい いいか 141 00:18:05,236 --> 00:18:10,003 1年分の儲けを得る 絶好の機会だぞ 142 00:18:10,470 --> 00:18:15,203 余計なことは考えずに ヘモスを見張っていろ 143 00:18:32,936 --> 00:18:35,503 太守と取り引きしてくる 144 00:18:35,603 --> 00:18:37,303 宿にいなさい 145 00:18:37,403 --> 00:18:38,070 はい 146 00:18:38,170 --> 00:18:38,936 行こう 147 00:18:50,503 --> 00:18:52,770 お元気でしたか 148 00:18:53,270 --> 00:18:54,936 久しぶりだな 149 00:18:55,436 --> 00:18:57,503 今回 持ってきた物は? 150 00:18:58,503 --> 00:19:01,836 虎とテンの皮でございます 151 00:19:03,270 --> 00:19:05,036 すべて買おう 152 00:19:05,136 --> 00:19:08,670 お前は何を持っていく 絹か 塩か? 153 00:19:09,070 --> 00:19:10,770 絹をください 154 00:19:11,836 --> 00:19:14,903 皮と引き換えに絹を渡せ 155 00:19:20,270 --> 00:19:22,903 虎とテンの皮以外にも― 156 00:19:23,536 --> 00:19:27,470 お取り引きしたい物が ございます 157 00:19:27,870 --> 00:19:30,770 きっと ご満足いただけるかと 158 00:19:32,003 --> 00:19:32,936 何だ? 159 00:19:34,903 --> 00:19:36,303 それは… 160 00:19:43,370 --> 00:19:48,736 商団とお嬢様の恩人を 売るなんて人の道に反します 161 00:19:51,803 --> 00:19:54,470 何をもったいぶっておる 162 00:19:58,436 --> 00:20:00,636 うちの君長はな 163 00:20:00,736 --> 00:20:03,136 何にでも賭ける 164 00:20:03,403 --> 00:20:07,770 それも変な賭けばかり したがるんだ 165 00:20:08,203 --> 00:20:12,703 “今日 私が履くのは 皮の靴か ワラの靴か?” 166 00:20:13,870 --> 00:20:18,536 何を履くかは 君長様が決めることなのに 167 00:20:18,636 --> 00:20:20,536 それが賭けになるか? 168 00:20:21,270 --> 00:20:25,870 今までそんな調子で 塩10俵は巻き上げられた 169 00:20:27,436 --> 00:20:28,170 まいるよ 170 00:20:28,270 --> 00:20:31,070 何が まいるというのだ 171 00:20:32,536 --> 00:20:33,470 いえ 別に 172 00:20:33,570 --> 00:20:34,703 席を外せ 173 00:20:41,870 --> 00:20:43,503 取り引きは順調に? 174 00:20:44,970 --> 00:20:46,236 駄目だった 175 00:20:47,136 --> 00:20:49,236 上玉すぎてな 176 00:20:50,736 --> 00:20:52,170 何の品(しな)ですか 177 00:20:57,236 --> 00:20:58,603 ヘモス 178 00:21:05,403 --> 00:21:07,003 なぜそれを? 179 00:21:09,136 --> 00:21:14,970 ヘモスも左肩に傷を負い 鉄騎軍に追われている 180 00:21:17,470 --> 00:21:20,403 河伯族の話を聞いた時― 181 00:21:20,770 --> 00:21:23,803 悲しむ様子も 尋常ではなかった 182 00:21:25,870 --> 00:21:29,003 団員になって 玄菟城に来たのは― 183 00:21:29,536 --> 00:21:35,170 河伯族 君長の娘 ユファ姫を 救うためではないのか 184 00:21:40,870 --> 00:21:43,470 褒美をもらえたはずなのに 185 00:21:44,436 --> 00:21:46,536 取り引きをやめた理由は? 186 00:21:47,736 --> 00:21:48,870 さあな 187 00:21:52,203 --> 00:21:54,770 商団を救ってくれたから― 188 00:21:54,870 --> 00:21:58,370 太守との取り引きは 帳消しにしよう 189 00:22:04,570 --> 00:22:06,336 出ていってくれ 190 00:22:07,303 --> 00:22:11,270 危険な人物を 商団には置いておけない 191 00:22:13,303 --> 00:22:14,836 君長様! 192 00:22:15,303 --> 00:22:16,370 何事だ 193 00:22:17,403 --> 00:22:21,803 鉄騎軍が玄菟城に 到着するそうです 194 00:22:46,403 --> 00:22:50,070 君長様 ユファ姫の姿が 見えません 195 00:23:12,970 --> 00:23:14,270 ユファ姫は? 196 00:23:17,336 --> 00:23:18,870 連行途中に… 197 00:23:22,436 --> 00:23:23,836 死んだそうだ 198 00:23:28,336 --> 00:23:31,336 扶余(プヨ) 宮殿 199 00:24:17,403 --> 00:24:20,536 巫女(みこ)様が お目にかかりたいと 200 00:24:29,970 --> 00:24:31,170 下がっていて 201 00:24:36,870 --> 00:24:38,770 どんな用だ 202 00:24:40,403 --> 00:24:44,336 河伯族の姫を 連れていらしたとか 203 00:24:46,203 --> 00:24:49,736 へモスを救った河伯族が 滅ぼされた 204 00:24:49,936 --> 00:24:52,936 ユファ姫は扶余(プヨ)が引き取る 205 00:24:54,403 --> 00:24:59,836 ユファ姫を引き取るのは 扶余(プヨ)ですか 太子殿下ですか 206 00:25:04,836 --> 00:25:05,703 もしや― 207 00:25:06,503 --> 00:25:09,570 ユファ姫が お好きなのでは? 208 00:25:14,036 --> 00:25:18,470 ヨミウルには 隠すまでもないだろう 209 00:25:21,470 --> 00:25:25,836 太子妃と結婚したのは 陛下に勧められたからだ 210 00:25:26,970 --> 00:25:29,570 一度も惹かれたことはない 211 00:25:30,436 --> 00:25:33,836 だがユファ姫は違っていた 212 00:25:34,336 --> 00:25:36,836 初めて会った瞬間に― 213 00:25:37,636 --> 00:25:39,303 心を奪われた 214 00:25:41,303 --> 00:25:42,470 太子殿下 215 00:25:43,103 --> 00:25:46,703 私の話を肝に銘じてください 216 00:25:47,170 --> 00:25:51,170 太子殿下をお慕いしていた ヨミウルではなく 217 00:25:51,736 --> 00:25:56,070 太子殿下と扶余(プヨ)を守る 巫女として申し上げます 218 00:26:01,270 --> 00:26:05,003 ユファ姫を そばに置いてはなりません 219 00:26:17,136 --> 00:26:19,603 その言葉には従わん 220 00:26:20,203 --> 00:26:25,136 親と部族民を失い 1人になった哀れな女性だ 221 00:26:26,003 --> 00:26:30,236 その女性を守ることが なぜ扶余の暗雲となるのだ 222 00:26:31,903 --> 00:26:36,136 私も不吉な暗示と予感を 信じたくありません 223 00:26:36,303 --> 00:26:40,236 ですが 天の意を 受け入れることが私の定め 224 00:26:40,636 --> 00:26:44,736 言葉では 定めを説明できません 225 00:26:48,870 --> 00:26:50,003 太子殿下 226 00:26:52,836 --> 00:26:55,036 砦から連絡が来ました 227 00:27:24,036 --> 00:27:25,503 ヘモスはどこだ 228 00:27:54,170 --> 00:27:58,003 太子殿下もタムル軍も どれほど心配したか 229 00:27:58,570 --> 00:28:01,036 生きていてよかった 230 00:28:04,236 --> 00:28:05,770 俺の代わりに― 231 00:28:06,803 --> 00:28:09,003 河伯族が皆殺しにされた 232 00:28:11,803 --> 00:28:15,436 河伯族を弔う術(すべ)は 復讐しかない 233 00:28:15,836 --> 00:28:17,403 私と宮殿へ 234 00:28:20,736 --> 00:28:22,603 陛下は すべてご承知だ 235 00:28:25,803 --> 00:28:27,336 お前に会いたいと 236 00:28:28,036 --> 00:28:30,003 陛下に伝えた 237 00:28:30,103 --> 00:28:34,903 ヘモスなら全部族を統率し 漢(かん)と戦えるとな 238 00:28:37,203 --> 00:28:42,270 陛下もお前を信じて 全部族の力を集めるそうだ 239 00:28:43,603 --> 00:28:46,870 我々が夢見ていた 大業(たいぎょう)を果たせる 240 00:28:53,470 --> 00:28:55,270 扶余(プヨ) 宮殿 241 00:28:55,270 --> 00:28:56,470 扶余(プヨ) 宮殿 242 00:28:55,270 --> 00:28:56,470 ヘモス将軍と話したい 243 00:28:56,470 --> 00:28:57,836 ヘモス将軍と話したい 244 00:28:57,936 --> 00:29:00,403 太子と大使者(テサジャ)は外してくれ 245 00:29:08,536 --> 00:29:10,170 ヘモス将軍 246 00:29:10,270 --> 00:29:11,436 はい 陛下 247 00:29:12,270 --> 00:29:17,870 勝てる戦いでなければ 私は漢と交戦できん 248 00:29:19,503 --> 00:29:21,803 必ず勝てるか 249 00:29:23,470 --> 00:29:28,670 昔 古朝鮮(コジョソン)が漢に負けたのは 内部の分裂のためでした 250 00:29:29,003 --> 00:29:30,236 しかし今は― 251 00:29:30,770 --> 00:29:35,970 漢の支配に苦しむ 部族と流民が結集できます 252 00:29:36,836 --> 00:29:39,503 これが必ず勝てる理由です 253 00:29:42,236 --> 00:29:46,103 漢軍は長距離を 遠征しなければなりません 254 00:29:46,236 --> 00:29:51,036 国内外に問題を抱える漢が 大軍を遠征させるなら 255 00:29:51,370 --> 00:29:54,670 漢は反乱と蜂起に直面します 256 00:29:58,303 --> 00:30:02,203 さらに重要な理由もあります 257 00:30:03,736 --> 00:30:04,903 申してみよ 258 00:30:05,236 --> 00:30:11,136 敵は生きて帰ることを望み 我々は死して守る覚悟です 259 00:30:12,136 --> 00:30:15,370 陛下 必ず勝利できます 260 00:30:20,570 --> 00:30:22,336 ヘモス将軍 261 00:30:25,603 --> 00:30:27,803 わが扶余は― 262 00:30:28,203 --> 00:30:31,103 ヘモス将軍と 運命を共にしよう 263 00:30:33,803 --> 00:30:34,836 陛下 264 00:30:47,603 --> 00:30:48,536 どうなった 265 00:30:49,303 --> 00:30:50,870 次はお前の番だ 266 00:30:51,170 --> 00:30:54,403 各部族を説得し 流民を集めるんだ 267 00:31:12,303 --> 00:31:14,436 会わせたい人がいる 268 00:31:17,103 --> 00:31:18,636 会えば分かる 269 00:31:25,270 --> 00:31:28,536 鉄騎軍の手から私が救った 270 00:32:02,936 --> 00:32:04,136 ユファ姫 271 00:32:27,003 --> 00:32:29,403 償いきれない罪を犯しました 272 00:32:30,670 --> 00:32:32,370 お許しください 273 00:32:39,203 --> 00:32:42,003 将軍様に恨みはありません 274 00:32:44,936 --> 00:32:50,103 父と部族民の無念を 晴らしてください 275 00:32:51,370 --> 00:32:53,170 何があろうと 276 00:32:53,270 --> 00:32:55,103 お願いです 277 00:34:07,703 --> 00:34:09,270 分かりましたか? 278 00:34:11,903 --> 00:34:15,303 あの女を扶余宮に とどめる理由は? 279 00:34:18,736 --> 00:34:19,870 おっしゃって 280 00:34:20,503 --> 00:34:22,670 太子殿下が― 281 00:34:23,236 --> 00:34:28,503 ユファという女を お好きなのは確かです 282 00:34:32,436 --> 00:34:35,036 太子妃様 お連れしました 283 00:34:36,636 --> 00:34:38,236 お通しして 284 00:34:50,136 --> 00:34:51,536 ようこそ 285 00:35:07,436 --> 00:35:11,470 父上と部族民が 殺されたと聞いたわ 286 00:35:12,036 --> 00:35:14,270 さぞおつらいでしょう 287 00:35:18,003 --> 00:35:22,603 私の慰めが役に立つか 分からないけれど 288 00:35:22,803 --> 00:35:25,270 精一杯 力になるわ 289 00:35:26,936 --> 00:35:28,403 ありがとうございます 290 00:35:29,636 --> 00:35:31,436 こうしたらどう? 291 00:35:32,003 --> 00:35:34,670 行く当てがないなら 292 00:35:35,170 --> 00:35:37,836 太子殿下の側室になっては? 293 00:35:40,736 --> 00:35:43,970 そうしたら ユファ姫のことを― 294 00:35:44,403 --> 00:35:46,903 実の妹のように面倒見るわ 295 00:35:47,803 --> 00:35:49,703 ありがたいお話ですが 296 00:35:49,803 --> 00:35:54,336 私の願いは父と部族民の 無念を晴らすこと 297 00:35:55,370 --> 00:35:59,436 砦でタムル軍の出兵の お手伝いをします 298 00:36:01,136 --> 00:36:05,203 女の身で 砦で暮らすのは無理よ 299 00:36:05,570 --> 00:36:09,236 私の申し出をよく考えてみて 300 00:36:15,470 --> 00:36:17,603 探りを入れたけれど 301 00:36:17,970 --> 00:36:22,836 幸いあの女は 太子殿下に気がないようです 302 00:36:22,936 --> 00:36:25,036 まだ安心できません 303 00:36:25,536 --> 00:36:31,236 扶余宮にいれば 太子殿下と 親しくなるかもしれません 304 00:36:32,036 --> 00:36:36,470 ご心配なく もう砦に行かせました 305 00:36:37,336 --> 00:36:41,036 沃沮(オクチョ) 荇人(ヘンイン) 蓋馬(ケマ)は 兵を出します 306 00:36:41,136 --> 00:36:44,836 椽那(ヨンナ) 貫那(クァンナ) 桓那(ファンナ) 沸流(ピリュ)は 兵は出せなくても 307 00:36:44,936 --> 00:36:47,470 物資をまかなってくれます 308 00:36:50,636 --> 00:36:53,503 何もかも ヘモス将軍の功績です 309 00:36:54,936 --> 00:36:58,770 首長たちは彼を信じて 従うそうです 310 00:37:00,936 --> 00:37:02,370 ご苦労だった 311 00:37:03,036 --> 00:37:07,170 では漢との決戦は いつ頃 行うべきだ 312 00:37:08,903 --> 00:37:13,736 兵と軍需物資が集まったら 始めるつもりです 313 00:37:15,170 --> 00:37:17,570 砦に向かわれました 314 00:37:18,336 --> 00:37:22,236 何と言った なぜユファ姫が砦に? 315 00:37:22,603 --> 00:37:25,703 私もどういう事情かは… 316 00:37:26,036 --> 00:37:28,736 私が砦に行かせました 317 00:37:32,103 --> 00:37:35,236 砦は女性には過酷すぎる 318 00:37:35,336 --> 00:37:36,870 なぜ行かせた 319 00:37:37,536 --> 00:37:43,836 タムル軍を助け 部族の無念を 晴らすと言われて 320 00:37:43,936 --> 00:37:45,903 仕方なく行かせました 321 00:37:50,003 --> 00:37:52,603 タムル軍を助けたいのか― 322 00:37:52,736 --> 00:37:56,736 ヘモス将軍のそばに いたいのか 323 00:37:56,936 --> 00:37:58,936 本心は分かりませんが 324 00:38:01,603 --> 00:38:03,103 何のことだ 325 00:38:03,736 --> 00:38:09,370 彼女がヘモス将軍をかくまい 部族が皆殺しに 326 00:38:10,336 --> 00:38:14,103 好きでもないのに かくまったりしますか 327 00:38:16,870 --> 00:38:22,036 ユファ姫が天涯孤独の身に なったからには― 328 00:38:22,470 --> 00:38:25,870 ヘモス将軍が 責任を取るべきでは? 329 00:40:35,103 --> 00:40:35,836 持ちます 330 00:40:36,036 --> 00:40:37,470 大丈夫です 331 00:41:05,803 --> 00:41:07,270 休みましょう 332 00:41:19,403 --> 00:41:21,836 砦の生活はつらいはず 333 00:41:23,536 --> 00:41:25,770 耐えている姿を見ると― 334 00:41:27,303 --> 00:41:28,736 申し訳なくて 335 00:41:30,470 --> 00:41:32,203 おやめになって 336 00:41:33,970 --> 00:41:39,470 河伯の村を出てから 今が一番 心穏やかです 337 00:41:42,103 --> 00:41:47,170 毎晩 私を苦しめていた 父と部族民の亡霊も― 338 00:41:47,770 --> 00:41:50,003 もう夢に現れません 339 00:41:51,803 --> 00:41:56,936 将軍様とタムル軍を 信じているからでしょう 340 00:42:00,736 --> 00:42:03,536 心が安らいだなら よかった 341 00:42:05,670 --> 00:42:07,936 でも私の胸からは― 342 00:42:09,303 --> 00:42:13,436 罪の意識が 簡単には消えません 343 00:42:19,203 --> 00:42:23,936 16歳の時に初めて 将軍様のお噂を聞きました 344 00:42:25,336 --> 00:42:28,070 河伯に来る商人たちから― 345 00:42:28,870 --> 00:42:31,370 将軍様がどれほど勇敢か― 346 00:42:31,936 --> 00:42:35,936 どれほど献身的に 流民を救っているか 347 00:42:36,070 --> 00:42:38,003 詳しく聞きました 348 00:42:39,803 --> 00:42:44,136 お会いしたことは ありませんでしたが 349 00:42:44,303 --> 00:42:49,736 将軍様のお姿を思い描き お慕いしてきました 350 00:42:51,870 --> 00:42:53,403 できることなら― 351 00:42:54,103 --> 00:42:58,403 将軍様の偉業を お助けしたいと 352 00:43:01,170 --> 00:43:03,970 思いを寄せていた将軍様を― 353 00:43:04,870 --> 00:43:06,536 私がお救いした 354 00:43:06,903 --> 00:43:11,103 同じ状況が訪れたら またお救いします 355 00:43:12,236 --> 00:43:14,270 何の悔いもありません 356 00:43:18,136 --> 00:43:20,403 将軍様とのご縁を― 357 00:43:21,303 --> 00:43:24,436 悲惨な思い出で 遠ざけたくない 358 00:43:30,236 --> 00:43:33,936 私の身の上が こうなったのも運命です 359 00:43:34,736 --> 00:43:37,403 ご自分をお責めにならないで 360 00:45:04,036 --> 00:45:05,970 太子殿下が お見えに 361 00:45:06,070 --> 00:45:07,170 お通しして 362 00:45:19,236 --> 00:45:21,370 夜遅くどうされました 363 00:45:23,170 --> 00:45:28,070 この広い宮殿の中で 心を明かせる人間は― 364 00:45:28,403 --> 00:45:30,036 ヨミウルだけだ 365 00:45:32,636 --> 00:45:34,236 チョルラン 366 00:45:37,403 --> 00:45:39,270 お酒の支度を 367 00:45:51,870 --> 00:45:55,303 お酔いになりました もうそのくらいに 368 00:45:57,570 --> 00:45:58,703 ヨミウル 369 00:46:00,270 --> 00:46:01,470 はい 太子殿下 370 00:46:04,470 --> 00:46:09,270 ユファ姫が暗雲を もたらすという心配は― 371 00:46:09,370 --> 00:46:11,036 しなくともよい 372 00:46:15,870 --> 00:46:16,836 私は― 373 00:46:18,203 --> 00:46:22,036 ユファ姫の心を 得られそうにない 374 00:46:23,803 --> 00:46:25,736 ユファ姫の心は― 375 00:46:27,136 --> 00:46:28,903 ヘモスのものだ 376 00:46:32,803 --> 00:46:37,170 もしヘモスでなく 他の男だったなら 377 00:46:37,903 --> 00:46:40,303 死を覚悟で戦うだろう 378 00:46:43,870 --> 00:46:46,036 だがヘモスなら話は別だ 379 00:46:47,303 --> 00:46:51,403 ヘモスのためなら すべてを差し出せる 380 00:46:52,603 --> 00:46:54,503 私が愛する女性をも 381 00:46:56,970 --> 00:47:01,870 ヘモスと心を一つにし 漢を退けられるなら 382 00:47:02,870 --> 00:47:04,870 命すら投げ出せる 383 00:47:06,670 --> 00:47:08,403 私の命まで 384 00:48:46,303 --> 00:48:48,303 もう休んでください 385 00:48:48,836 --> 00:48:50,336 大丈夫です 386 00:48:50,636 --> 00:48:51,736 ユファ姫 387 00:48:53,636 --> 00:48:58,536 将軍様が偉業を成す お手伝いができるなら 388 00:48:58,670 --> 00:49:02,170 私は少しもつらくありません 389 00:49:43,603 --> 00:49:44,603 ユファ姫 390 00:50:03,536 --> 00:50:05,236 この指輪でしか― 391 00:50:06,503 --> 00:50:09,436 私の気持ちを お伝えできません 392 00:50:13,036 --> 00:50:16,103 漢との決戦に勝利したら― 393 00:50:18,036 --> 00:50:20,970 この命が尽きるまで― 394 00:50:23,570 --> 00:50:27,870 あなたと共にいたいと 天に請います 395 00:50:29,836 --> 00:50:31,803 承諾してくれますか 396 00:51:13,970 --> 00:51:18,370 今回の戦いに 勝ち目はあると思いますか 397 00:51:22,903 --> 00:51:27,103 扶余の太陽の中にいる 三足烏(サンソクカラス)はヘモスです 398 00:51:27,336 --> 00:51:30,103 ヘモスは 滅亡した古朝鮮(コジョソン)の末裔(まつえい) 399 00:51:30,870 --> 00:51:34,436 そんな者が 扶余のために戦えますか 400 00:51:36,903 --> 00:51:42,303 古朝鮮(コジョソン)の流民を生かすために 扶余を利用しているだけ 401 00:51:42,570 --> 00:51:45,303 陛下と太子殿下を背に― 402 00:51:45,403 --> 00:51:49,636 扶余の太陽の外に飛び立つ 三足烏(サンソクカラス)なのです 403 00:51:52,903 --> 00:51:56,836 陛下は漢と決戦する おつもりです 404 00:51:57,503 --> 00:51:59,270 どうすれば? 405 00:52:03,503 --> 00:52:05,436 三足烏(サンソクカラス)を始末せねば 406 00:52:10,170 --> 00:52:12,136 策はありますか 407 00:52:17,136 --> 00:52:21,170 戦いに勝っても 扶余が消えるだと? 408 00:52:23,836 --> 00:52:27,203 そんなおかしな話があるか 409 00:52:39,936 --> 00:52:41,036 陛下 410 00:52:41,270 --> 00:52:45,803 私の言葉が間違っていたら 首をおはねください 411 00:52:49,103 --> 00:52:53,903 沃沮(オクチョ)などの部族が この戦いに協力するとのこと 412 00:52:54,470 --> 00:52:59,836 しかし部族の連合軍は 陛下の軍でしょうか 413 00:53:00,570 --> 00:53:03,536 扶余の兵が主軸となる 414 00:53:03,803 --> 00:53:09,503 しかし陛下のために結集する 軍ではありません 415 00:53:09,703 --> 00:53:11,603 誓って違います 416 00:53:14,403 --> 00:53:16,070 ヘモスの軍です 417 00:53:16,403 --> 00:53:20,303 ヘモスは私の指示で 先頭に立つだけだ 418 00:53:21,203 --> 00:53:23,703 太子殿下の報告をお忘れに? 419 00:53:24,070 --> 00:53:28,836 君長たちはヘモスを信じて 従うと言ったのです 420 00:53:29,470 --> 00:53:35,403 陛下ではなくヘモスのために 兵を出し 物資の提供を 421 00:53:38,136 --> 00:53:41,270 陛下ではなく ヘモスを中心に― 422 00:53:41,370 --> 00:53:44,070 部族が結集しています 423 00:53:44,970 --> 00:53:49,270 ヘモスの気勢は 扶余と陛下を圧するほど 424 00:53:49,670 --> 00:53:51,270 戦いに勝てば 425 00:53:51,370 --> 00:53:56,303 ヘモスは英雄と 仰がれるでしょう 426 00:53:56,670 --> 00:53:59,870 建国の意思がなくとも― 427 00:53:59,970 --> 00:54:05,203 部族民や流民が国を興し 彼を王にするはず 428 00:54:07,070 --> 00:54:10,036 漢を倒し ヘモスの国ができれば 429 00:54:10,136 --> 00:54:13,203 ヘモスも流民も 古朝鮮を甦らせ― 430 00:54:13,303 --> 00:54:16,703 大帝国を夢見るのは 明らかです 431 00:54:17,436 --> 00:54:21,136 その広大な帝国に 扶余がかないますか 432 00:54:21,703 --> 00:54:24,803 扶余の太陽は消えるでしょう 433 00:54:29,503 --> 00:54:33,836 私が間違っていれば 首をおはねください 434 00:54:34,203 --> 00:54:36,903 私は扶余のために死にます 435 00:55:00,270 --> 00:55:01,170 将軍 436 00:55:01,270 --> 00:55:05,403 数百人の流民が 漢に連行されるそうです 437 00:55:09,470 --> 00:55:13,403 兵を動かす? 今は大事な時期だぞ 438 00:55:13,770 --> 00:55:17,036 数百人を超える流民だ 救おう 439 00:55:17,536 --> 00:55:22,803 この戦いに勝てば 数十万の流民が自由になる 440 00:55:22,903 --> 00:55:24,636 だから助けるんだ 441 00:55:25,336 --> 00:55:28,536 連行されれば二度と戻れない 442 00:55:28,870 --> 00:55:30,070 考えてみろ 443 00:55:30,436 --> 00:55:34,103 奴隷になって どれほど我々を恨むか 444 00:55:34,836 --> 00:55:38,436 どれほどこの地を恋しがるか 445 00:55:38,536 --> 00:55:41,103 お前は戦いの指揮者だ 446 00:55:42,970 --> 00:55:46,636 どうしても助けたいなら 私が行く 447 00:55:46,770 --> 00:55:51,003 お前は各部族の兵を 集めるんだ 448 00:55:51,170 --> 00:55:52,436 心配するな 449 00:55:52,636 --> 00:55:54,836 タムル軍だけで十分だ 450 00:55:55,536 --> 00:55:58,803 頼む 私に行かせてくれ 451 00:56:09,970 --> 00:56:12,403 陛下に報告してくる 452 00:56:23,403 --> 00:56:26,736 お前が流民を助けに行くのか 453 00:56:27,170 --> 00:56:28,370 はい 陛下 454 00:56:28,470 --> 00:56:33,403 決戦前なので ヘモスより 私が動くほうがよいかと 455 00:56:33,703 --> 00:56:34,736 お許しを 456 00:56:37,903 --> 00:56:39,436 どうかお許しを 457 00:56:42,470 --> 00:56:45,003 お許しになっても構いません 458 00:56:49,170 --> 00:56:53,570 ですが 2つのことを お守りください 459 00:56:55,170 --> 00:56:56,503 話してみよ 460 00:56:56,936 --> 00:57:02,870 流民の護送兵が多ければ 必ず退却してください 461 00:57:04,403 --> 00:57:05,570 分かった 462 00:57:06,736 --> 00:57:11,703 そして出発する時刻を 巫女様にお尋ねください 463 00:57:13,203 --> 00:57:14,470 そうしよう 464 00:57:16,770 --> 00:57:18,070 陛下 465 00:57:18,570 --> 00:57:22,236 この2つさえ守れば 問題ありません 466 00:57:22,536 --> 00:57:24,170 どうぞご許可を 467 00:57:27,603 --> 00:57:29,703 分かった そうしろ 468 00:57:36,736 --> 00:57:39,436 許せとは どういうつもりだ 469 00:57:39,536 --> 00:57:44,870 太子殿下とヘモスは 命を捧げ合っている友 470 00:57:44,970 --> 00:57:49,303 太子殿下が代わりに 行こうとしたように― 471 00:57:49,736 --> 00:57:53,203 ヘモスも自分が 行こうとするはず 472 00:57:53,303 --> 00:57:59,036 ゆえに お告げを口実に 太子殿下を足止めするのです 473 00:58:17,436 --> 00:58:20,070 古朝鮮の地を取り戻し 474 00:58:21,370 --> 00:58:23,303 栄光を流民と共に 475 00:58:24,936 --> 00:58:26,103 出発だ 476 00:59:43,970 --> 00:59:44,936 大使者(テサジャ) 477 00:59:45,436 --> 00:59:48,336 巫女様が “丑(うし)の刻に出発せよ”と 478 00:59:50,003 --> 00:59:51,070 分かった 479 00:59:59,903 --> 01:00:03,303 鉄騎軍にヘモスの動きを 伝えました 480 01:00:04,136 --> 01:00:05,503 ご苦労だった 481 01:00:16,903 --> 01:00:18,203 太子殿下 482 01:00:18,636 --> 01:00:20,436 ヘモス将軍は? 483 01:00:21,736 --> 01:00:25,303 タムル軍を集めろ 流民を助けに行く 484 01:00:26,036 --> 01:00:30,736 すでにヘモス将軍が 助けに行きました 485 01:00:31,836 --> 01:00:32,903 何だと 486 01:01:00,070 --> 01:01:03,303 護送兵はわずかしかいません 487 01:01:10,036 --> 01:01:12,370 夜になったら火を放つ 488 01:01:13,836 --> 01:01:19,036 ペク先人(ソニン)は攻撃が始まったら 流民の鎖をほどけ 489 01:01:19,470 --> 01:01:20,870 はい 将軍 490 01:02:24,236 --> 01:02:25,836 流民じゃない 491 01:02:31,003 --> 01:02:32,170 罠です 492 01:02:56,203 --> 01:02:57,603 ヘモス 493 01:03:58,103 --> 01:03:59,436 将軍… 494 01:04:49,070 --> 01:04:50,403 ヘモス 495 01:04:50,636 --> 01:04:52,003 ヘモス! 496 01:04:53,870 --> 01:04:55,203 太子殿下 497 01:04:59,303 --> 01:05:00,636 何があった 498 01:05:02,603 --> 01:05:04,136 罠でした 499 01:05:05,103 --> 01:05:08,570 ヘモス将軍はどうなった 500 01:05:08,936 --> 01:05:13,036 将軍は鉄騎軍に 捕らえられて… 501 01:05:35,103 --> 01:05:37,436 陛下 チョクチです 502 01:05:37,803 --> 01:05:38,736 入れ 503 01:05:44,103 --> 01:05:44,770 陛下 504 01:05:45,103 --> 01:05:50,403 タムル軍は全滅 ヘモス将軍も捕まりました 505 01:06:19,936 --> 01:06:21,336 どうでした 506 01:06:26,136 --> 01:06:27,636 どうなりました 507 01:06:31,103 --> 01:06:33,636 玄菟城に連行されました 508 01:07:03,436 --> 01:07:05,903 英雄を失いました 509 01:07:10,603 --> 01:07:14,203 失いかけた扶余を 取り戻したのです 510 01:07:30,736 --> 01:07:31,736 太子殿下 511 01:07:32,836 --> 01:07:35,403 ユファ姫が玄菟城に 512 01:08:31,903 --> 01:08:34,770 ヘモス様 ユファです 513 01:08:35,336 --> 01:08:40,536 無念を晴らす約束も果たさず こんな姿になって 514 01:08:42,170 --> 01:08:45,570 目を開けて ユファが来ました 515 01:09:09,903 --> 01:09:11,703 ひどい奴らだぜ 516 01:09:11,803 --> 01:09:14,336 楽に死なせればいいのに 517 01:09:14,436 --> 01:09:15,803 むごいもんだ 518 01:09:15,903 --> 01:09:18,303 目玉をくりぬいたらしい 519 01:09:18,403 --> 01:09:21,803 漢で手足を切り落とすそうだ 520 01:09:36,403 --> 01:09:37,236 下がれ 521 01:09:40,770 --> 01:09:42,036 ヘモス様を… 522 01:09:48,436 --> 01:09:49,536 ユファ姫 523 01:09:57,636 --> 01:10:00,103 目が見えないそうです 524 01:10:00,970 --> 01:10:02,703 私のことも… 525 01:10:05,803 --> 01:10:07,036 ユファ姫 526 01:10:13,236 --> 01:10:14,903 ヘモス様の子を― 527 01:10:16,803 --> 01:10:18,670 身ごもりました 528 01:10:26,503 --> 01:10:31,803 このまま別れられません 子ができたと伝えねば 529 01:10:37,136 --> 01:10:40,570 ここは危険です 早く出なくては 530 01:10:40,936 --> 01:10:42,836 彼は私が救います 531 01:10:43,270 --> 01:10:46,936 命を懸けて 必ず救い出します 532 01:10:50,403 --> 01:10:51,603 ユファ姫 533 01:11:18,836 --> 01:11:19,936 生きるんだ 534 01:11:20,203 --> 01:11:21,803 生きろ ヘモス! 535 01:11:33,603 --> 01:11:38,270 ヘモス将軍を陥れた 張本人は誰かご存じで? 536 01:11:40,103 --> 01:11:42,136 それは陛下です 537 01:11:44,636 --> 01:11:45,636 父上が 538 01:11:46,736 --> 01:11:49,270 罠に陥れて殺した― 539 01:11:50,503 --> 01:11:52,636 ヘモスの子です 540 01:11:54,803 --> 01:11:55,903 私も― 541 01:11:56,203 --> 01:11:57,803 戦いに出るんですか 542 01:12:01,436 --> 01:12:02,436 突撃! 543 01:12:22,970 --> 01:12:25,970 日本語字幕 小川 昌代