1 00:00:00,813 --> 00:00:01,846 漢(かん) 2 00:00:01,946 --> 00:00:02,346 古朝鮮(コジョソン) 3 00:00:02,346 --> 00:00:04,446 古朝鮮(コジョソン) 4 00:00:02,346 --> 00:00:04,446 紀元前108年 5 00:00:04,546 --> 00:00:09,213 2100年間 続いた大帝国 古朝鮮(コジョソン)は滅びた 6 00:00:09,546 --> 00:00:13,546 第5話 7 00:00:25,146 --> 00:00:28,880 ヘモスとクムワは タムル軍を率いて 8 00:00:29,213 --> 00:00:33,413 流民(るみん)を助けるために 漢(かん)の玄菟(ヒョント)城を攻撃する 9 00:00:35,413 --> 00:00:37,546 ヘモスを助けた者― 10 00:00:37,646 --> 00:00:41,080 流民を受け入れた者は― 11 00:00:41,446 --> 00:00:43,713 この剣で成敗してやる 12 00:00:46,546 --> 00:00:51,646 流民の救出を続けたヘモスは 漢軍の計略に陥る 13 00:00:55,680 --> 00:01:01,013 死の危機に瀕した彼を 河伯(ハベク)族の姫 ユファが助ける 14 00:01:01,213 --> 00:01:02,313 まあ… 15 00:01:02,413 --> 00:01:04,680 よく死にもせずに… 16 00:01:05,546 --> 00:01:10,446 砦(とりで)で再会したヘモスとユファは 愛し合うようになり 17 00:01:11,046 --> 00:01:14,846 同じくユファに惹かれていた クムワは悲しむ 18 00:01:15,780 --> 00:01:17,646 三足烏(サンソクカラス)を始末せねば 19 00:01:18,046 --> 00:01:19,680 策はありますか 20 00:01:19,780 --> 00:01:23,746 プドゥクプルとヨミウルは 陰謀を企む 21 00:01:23,846 --> 00:01:26,580 二人はヘモスを 扶余(プヨ)の脅威と考え― 22 00:01:27,480 --> 00:01:30,480 漢軍に生け捕りにさせる 23 00:01:33,213 --> 00:01:34,946 ヘモス様の子を― 24 00:01:36,880 --> 00:01:38,280 身ごもりました 25 00:01:38,380 --> 00:01:42,780 ユファはヘモスのもとへ 駆けつけるが 26 00:01:42,880 --> 00:01:46,380 ヘモスは目をつぶされ 見ることができない 27 00:01:47,080 --> 00:01:50,213 クムワが救出に動くが― 28 00:01:50,313 --> 00:01:52,446 ヘモスは死んでしまう 29 00:01:55,846 --> 00:01:57,246 20年後― 30 00:01:57,413 --> 00:02:00,913 クムワはチュモンを 英雄にすべく育てるが 31 00:02:01,446 --> 00:02:05,180 チュモンのひ弱さに失望する 32 00:02:08,846 --> 00:02:12,913 神器 タムル弓を 見る旅に出たチュモンは― 33 00:02:13,313 --> 00:02:17,180 テソとヨンポの画策で 死に直面する 34 00:02:20,080 --> 00:02:23,913 危機を救ったソソノに チュモンは好意を抱き 35 00:02:24,013 --> 00:02:26,813 自分が王子だと明かすが… 36 00:02:26,913 --> 00:02:28,313 扶余(プヨ)の王子だ 37 00:02:30,580 --> 00:02:32,013 お前が気に入った 38 00:02:34,346 --> 00:02:36,213 情けない奴 39 00:02:37,113 --> 00:02:41,246 チュモンは自分を 危機に追いやったのが 40 00:02:41,446 --> 00:02:46,446 テソとヨンポだったと知り 衝撃を受ける 41 00:02:55,480 --> 00:02:57,146 弓を見ました 42 00:02:59,046 --> 00:03:00,480 弓を見て― 43 00:03:01,646 --> 00:03:03,913 弦(つる)も楽にかけました 44 00:03:06,180 --> 00:03:07,913 でも弓を引いたら― 45 00:03:10,413 --> 00:03:12,146 折れたのです 46 00:03:23,213 --> 00:03:25,913 神器が折れたと言うの? 47 00:03:26,813 --> 00:03:27,813 はい 48 00:03:30,313 --> 00:03:32,113 そのこと以上に― 49 00:03:33,446 --> 00:03:35,680 兄上たちが恐ろしくて 50 00:03:38,213 --> 00:03:40,146 先頭にいた私を― 51 00:03:41,880 --> 00:03:43,213 兄上たちが― 52 00:03:44,880 --> 00:03:46,980 見殺しにしたのです 53 00:03:53,480 --> 00:03:55,880 弓を折った上に― 54 00:03:58,480 --> 00:04:00,880 私の死を望む兄上の前で― 55 00:04:02,480 --> 00:04:05,013 弓を見たと言えますか 56 00:04:09,280 --> 00:04:10,280 母上 57 00:04:11,880 --> 00:04:13,880 私はどうしたら? 58 00:04:17,546 --> 00:04:18,980 どうなってるの 59 00:04:19,246 --> 00:04:20,980 死んだはずでは? 60 00:04:21,446 --> 00:04:25,546 奴が沼にはまった姿を 確かに見ました 61 00:04:25,880 --> 00:04:28,846 生きては出られない沼です 62 00:04:29,746 --> 00:04:31,846 母上 ご心配なく 63 00:04:32,413 --> 00:04:35,146 次こそは必ずこの私が… 64 00:04:35,246 --> 00:04:37,280 ごたくは結構よ 65 00:04:37,380 --> 00:04:40,346 自分で手を下せばいいのに 66 00:04:40,446 --> 00:04:42,846 何てお粗末なの 67 00:04:44,713 --> 00:04:46,180 “ご心配なく”? 68 00:04:46,413 --> 00:04:48,513 私の不安が分かる? 69 00:04:51,580 --> 00:04:52,446 テソ 70 00:04:53,580 --> 00:04:54,413 はい 71 00:04:54,546 --> 00:04:56,846 太子と呼ばれていても 72 00:04:56,946 --> 00:05:01,146 お前は本物の太子とは いえないわ 73 00:05:01,280 --> 00:05:04,113 立太子礼がまだなのよ 74 00:05:07,113 --> 00:05:11,080 陛下が誰に王位を 譲るかは分からない 75 00:05:11,180 --> 00:05:17,213 陛下にかわいがられている チュモンが継ぐかも 76 00:05:19,480 --> 00:05:22,346 お前が陛下に認められ 77 00:05:22,446 --> 00:05:26,113 太子になる日まで 安心できない 78 00:05:26,213 --> 00:05:27,946 私の気持ちが分かる? 79 00:05:29,646 --> 00:05:30,646 はい 80 00:05:40,080 --> 00:05:42,946 兄上 私にお任せください 81 00:05:43,580 --> 00:05:45,046 あせるな 82 00:05:46,313 --> 00:05:49,213 同じ過ちは繰り返せない 83 00:05:50,180 --> 00:05:54,746 緻密に計画し 一瞬で奴を消すのだ 84 00:05:56,680 --> 00:06:01,613 我々の心の内を読まれたら 大変なことになる 85 00:06:03,080 --> 00:06:03,980 はい 86 00:06:04,613 --> 00:06:08,613 お前は奴の動きを調べ 私に知らせろ 87 00:06:10,413 --> 00:06:11,846 分かりました 88 00:06:25,113 --> 00:06:29,780 私は今まで一度も お前を鍛えなかった 89 00:06:30,780 --> 00:06:34,880 王子なら学ぶべき武芸も 教えなかった 90 00:06:35,080 --> 00:06:37,780 政治からも遠ざけた 91 00:06:38,780 --> 00:06:40,013 なぜか分かる? 92 00:06:43,746 --> 00:06:45,046 心中は― 93 00:06:46,980 --> 00:06:48,913 お察ししています 94 00:06:49,780 --> 00:06:50,980 聞かせて 95 00:06:52,580 --> 00:06:54,013 母上は― 96 00:06:55,346 --> 00:06:58,913 王妃様のねたみに 耐えてきました 97 00:07:00,513 --> 00:07:05,246 私も兄上たちのいじめを 辛抱してきました 98 00:07:06,513 --> 00:07:12,446 それが母上と私の運命だと 幼くして悟ったのです 99 00:07:13,846 --> 00:07:14,913 慎重に― 100 00:07:16,213 --> 00:07:17,813 振る舞いました 101 00:07:20,513 --> 00:07:24,680 情けない無能な存在と 思われて― 102 00:07:25,413 --> 00:07:29,980 誰からも注目されないように 願いました 103 00:07:32,946 --> 00:07:33,980 私は― 104 00:07:35,346 --> 00:07:38,746 何の野心もなく 生きてきました 105 00:07:40,113 --> 00:07:41,680 今後もそうです 106 00:07:43,613 --> 00:07:47,046 私は別のことを考えているの 107 00:07:49,980 --> 00:07:54,680 お前と私は いじめとねたみを受け 108 00:07:54,846 --> 00:07:57,380 小さくなっていたけれど 109 00:07:57,779 --> 00:07:59,513 これからは違う 110 00:08:02,980 --> 00:08:06,246 私はお前を扶余(プヨ)の太子にして 111 00:08:06,346 --> 00:08:08,446 王位を継がせます 112 00:08:10,480 --> 00:08:11,480 母上 113 00:08:11,946 --> 00:08:13,880 太子になるのよ 114 00:08:17,280 --> 00:08:19,680 私には なれません 115 00:08:20,446 --> 00:08:21,780 テソ兄上が… 116 00:08:21,880 --> 00:08:25,513 長男だから “太子”と呼ばれているだけ 117 00:08:26,046 --> 00:08:28,246 王位を継ぐ太子は― 118 00:08:28,413 --> 00:08:31,346 立太子礼を経て決まるの 119 00:08:33,846 --> 00:08:39,046 お前は太子となり 大業を果たすのよ 120 00:08:40,813 --> 00:08:44,613 その志を遂げるために 私は長い間― 121 00:08:45,280 --> 00:08:47,680 息を殺して生きてきたの 122 00:08:51,546 --> 00:08:54,246 私が果たすべき大業とは? 123 00:08:57,413 --> 00:08:58,580 それは― 124 00:08:59,213 --> 00:09:01,046 今に分かるわ 125 00:09:04,813 --> 00:09:10,113 まず王妃たちから 身を守る力をつけねば 126 00:09:32,680 --> 00:09:37,880 お前は太子となり 大業を果たすのよ 127 00:09:39,680 --> 00:09:43,413 その志を遂げるために 私は長い間― 128 00:09:44,080 --> 00:09:46,780 息を殺して生きてきたの 129 00:09:56,746 --> 00:09:59,013 ぴったりの人がいます 130 00:09:59,713 --> 00:10:03,913 私とチュモンの身分は 伏せておくのよ 131 00:10:04,046 --> 00:10:05,046 守れる? 132 00:10:05,646 --> 00:10:06,846 はい ユファ様 133 00:10:07,280 --> 00:10:10,746 会って決めるわ 準備して 134 00:10:27,946 --> 00:10:28,713 来ました 135 00:10:30,946 --> 00:10:31,880 やれやれ 136 00:10:34,913 --> 00:10:36,413 なぜ遅れたの 137 00:10:36,513 --> 00:10:37,846 二日酔いで 138 00:10:45,313 --> 00:10:46,880 私の兄です 139 00:10:48,080 --> 00:10:49,680 ムソンです 140 00:10:50,813 --> 00:10:52,480 仕事は? 141 00:10:53,213 --> 00:10:56,280 牢獄の看守長をしています 142 00:10:59,780 --> 00:11:01,746 武芸の先生よ 143 00:11:01,980 --> 00:11:05,580 人目を引かぬよう 内密に習いなさい 144 00:11:07,113 --> 00:11:08,046 はい 145 00:11:09,980 --> 00:11:11,046 行こう 146 00:11:14,613 --> 00:11:18,213 兄に話がございます 147 00:11:23,546 --> 00:11:27,046 運がつかめるかも 頑張ってよ 148 00:11:27,546 --> 00:11:30,646 どこの家の息子なんだ? 149 00:11:31,113 --> 00:11:34,113 高貴な家のご子息よ 150 00:11:39,946 --> 00:11:41,013 しっかりね 151 00:11:41,113 --> 00:11:43,513 分かったよ もう行け 152 00:11:57,846 --> 00:11:58,813 あの… 153 00:11:59,380 --> 00:12:02,746 先に一つ確かめておきたい 154 00:12:05,346 --> 00:12:06,180 どうぞ 155 00:12:08,546 --> 00:12:12,180 身分が高いのは 分かっているが 156 00:12:12,280 --> 00:12:14,380 とにかく俺は― 157 00:12:14,480 --> 00:12:17,280 先生になったわけだから 158 00:12:18,846 --> 00:12:20,213 つまり… 159 00:12:20,313 --> 00:12:22,880 俺は気性が荒くて 160 00:12:22,980 --> 00:12:27,646 一度へそを曲げると 見境がつかなくなる 161 00:12:33,646 --> 00:12:35,513 身分など構わない 162 00:12:35,946 --> 00:12:38,713 習っている間は先生だ 163 00:12:39,613 --> 00:12:41,513 言うとおりにする 164 00:12:42,613 --> 00:12:44,613 それじゃ あんたを― 165 00:12:44,813 --> 00:12:47,180 何と呼べばいい? 166 00:12:49,713 --> 00:12:50,713 “チュモ”と 167 00:12:51,480 --> 00:12:52,813 チュモ? 168 00:12:53,446 --> 00:12:54,446 チュモか 169 00:12:55,346 --> 00:12:58,013 チュモ 手を出してみろ 170 00:13:07,680 --> 00:13:11,446 この なまっちろい手は何だ 171 00:13:12,113 --> 00:13:15,813 俺は町で酔いを醒ましてくる 172 00:13:15,913 --> 00:13:17,580 チュモはな 173 00:13:18,080 --> 00:13:18,780 ええと 174 00:13:18,880 --> 00:13:20,646 あそこ 175 00:13:20,980 --> 00:13:23,480 あの頂上が見えるだろ 176 00:13:24,280 --> 00:13:25,346 あの山か? 177 00:13:25,513 --> 00:13:26,480 ああ 178 00:13:26,680 --> 00:13:29,680 あそこにでも行ってこい 179 00:13:32,080 --> 00:13:35,380 弱っちい手じゃ剣は握れん 180 00:13:35,480 --> 00:13:37,746 まず体作りからだ 181 00:13:37,846 --> 00:13:39,080 早く行け 182 00:13:40,846 --> 00:13:42,080 それから― 183 00:13:42,480 --> 00:13:45,113 俺をだまそうと思うな 184 00:13:45,213 --> 00:13:49,080 本当に行ったか 知る方法があるんだ 185 00:13:50,280 --> 00:13:51,280 分かった 186 00:13:51,780 --> 00:13:53,280 さっさと行け 187 00:13:54,046 --> 00:13:55,280 やれやれ 188 00:15:21,346 --> 00:15:22,280 ご用ですか 189 00:15:24,413 --> 00:15:27,746 ムソンは本当に お前の兄なのか 190 00:15:27,913 --> 00:15:28,846 はい 191 00:15:31,046 --> 00:15:34,146 武芸には秀でているのか? 192 00:15:36,346 --> 00:15:37,380 はい 193 00:15:38,146 --> 00:15:40,546 なぜそれをお尋ねに 194 00:15:42,646 --> 00:15:44,380 信じられん 195 00:15:44,713 --> 00:15:48,346 私には酒飲みにしか見えない 196 00:15:50,913 --> 00:15:53,980 本当に武芸を習えるのか 197 00:15:54,513 --> 00:15:55,913 すみません 198 00:15:56,013 --> 00:16:00,880 兄は酒飲みですが 武芸に優れているのも事実 199 00:16:01,880 --> 00:16:06,146 一時は王室の護衛兵も していました 200 00:16:08,946 --> 00:16:11,213 分かった 行ってよい 201 00:17:07,680 --> 00:17:08,680 おい 202 00:17:19,213 --> 00:17:20,180 おい! 203 00:17:21,680 --> 00:17:22,746 驚いた 204 00:17:24,213 --> 00:17:25,346 何だよ 205 00:17:26,413 --> 00:17:27,546 今日は何を? 206 00:17:28,280 --> 00:17:29,313 今日? 207 00:17:31,013 --> 00:17:32,013 そうだな 208 00:17:35,513 --> 00:17:36,513 それじゃ― 209 00:17:37,546 --> 00:17:42,313 今日もチョンマ山の頂上に 行ってこいや 210 00:17:43,613 --> 00:17:45,113 道は分かるな 211 00:17:45,613 --> 00:17:46,613 そうしろ 212 00:17:55,780 --> 00:17:56,913 おい 213 00:17:57,846 --> 00:17:59,413 今すぐ起きろ 214 00:18:10,046 --> 00:18:11,446 起きないと― 215 00:18:11,646 --> 00:18:13,613 頭を踏み潰すぞ 216 00:18:14,680 --> 00:18:15,946 早く起きろ 217 00:18:17,580 --> 00:18:19,213 面倒くさいな 218 00:18:19,446 --> 00:18:21,046 物を壊すなよ 219 00:18:21,180 --> 00:18:22,380 おい チュモ 220 00:18:22,913 --> 00:18:24,213 何だよ 221 00:18:24,413 --> 00:18:26,480 約束が違うぞ 222 00:18:26,646 --> 00:18:28,146 俺に何て言った 223 00:18:28,246 --> 00:18:32,013 俺を師と仰ぎ 命令に従うんだろ 224 00:18:32,113 --> 00:18:33,880 ほどがあろう 225 00:18:34,146 --> 00:18:36,280 この1か月間― 226 00:18:36,546 --> 00:18:39,613 山の登り下りしかしていない 227 00:18:41,113 --> 00:18:43,013 武芸はどうした 228 00:18:43,880 --> 00:18:45,680 実力はあるのか 229 00:18:46,846 --> 00:18:48,946 信用できない 230 00:18:50,113 --> 00:18:53,180 弱っちいのは手だけじゃない 231 00:18:53,480 --> 00:18:55,780 根性までふぬけてる 232 00:18:57,246 --> 00:18:58,513 何と言った 233 00:19:03,213 --> 00:19:06,746 武芸を教える実力が あるかだと? 234 00:19:08,080 --> 00:19:09,213 ついてこい 235 00:19:27,180 --> 00:19:30,346 おいおい お前たち 236 00:19:30,946 --> 00:19:32,780 だらけるな 237 00:19:35,213 --> 00:19:36,246 ついてこい 238 00:19:45,680 --> 00:19:46,913 ここは? 239 00:19:48,346 --> 00:19:51,613 決まってるだろ 俺は看守長だ 240 00:19:51,713 --> 00:19:52,913 牢獄だよ 241 00:19:54,213 --> 00:19:56,113 ここが牢獄? 242 00:19:57,346 --> 00:19:59,980 扶余にこんな牢獄が? 243 00:20:00,080 --> 00:20:01,746 そう思うだろ 244 00:20:01,846 --> 00:20:04,780 俺もここに飛ばされるまで― 245 00:20:05,013 --> 00:20:07,146 知らなかった 246 00:20:09,680 --> 00:20:12,280 どんな囚人がいる? 247 00:20:12,380 --> 00:20:13,380 俺も知らない 248 00:20:13,480 --> 00:20:14,180 10年… 249 00:20:14,280 --> 00:20:16,646 20年以上の奴もいる 250 00:20:16,746 --> 00:20:19,746 名前も罪状も分からない 251 00:20:28,780 --> 00:20:30,513 変わりは ないか 252 00:20:32,280 --> 00:20:34,813 俺の実力が見たいのか 253 00:20:35,880 --> 00:20:38,580 それなら見せてやろう 254 00:22:56,780 --> 00:22:57,446 兄上 255 00:22:58,280 --> 00:22:59,713 まいりました 256 00:23:02,713 --> 00:23:07,513 テソ王子様こそ 扶余国で一番の剣術者です 257 00:23:09,013 --> 00:23:12,213 とんでもない ヨンポが手加減を 258 00:23:12,313 --> 00:23:14,946 手加減などしていません 259 00:23:15,213 --> 00:23:17,380 征服戦争が再開したら 260 00:23:17,480 --> 00:23:23,013 お二人が扶余軍を率いても 陛下に劣りません 261 00:23:25,313 --> 00:23:26,113 大使者(テサジャ) 262 00:23:27,180 --> 00:23:28,146 はい 263 00:23:29,313 --> 00:23:33,780 玄菟(ヒョント)郡が扶余の征服戦争を 牽制中とか 264 00:23:35,113 --> 00:23:39,080 扶余が玄菟(ヒョント)郡と戦ったら どうなりますか 265 00:23:43,280 --> 00:23:45,846 難しい戦いになります 266 00:23:46,013 --> 00:23:47,313 難しい? 267 00:23:48,713 --> 00:23:50,980 なぜかと言えば― 268 00:23:51,446 --> 00:23:56,480 扶余の武器は玄菟郡の武器に 勝てないからです 269 00:23:57,280 --> 00:24:01,380 我々が征服戦争で 楽に勝てたのは― 270 00:24:01,580 --> 00:24:05,913 陛下が鉄武器の開発に 全力を注いだため 271 00:24:06,013 --> 00:24:10,813 しかし鉄騎軍の武器に 比べれば― 272 00:24:11,346 --> 00:24:13,080 まだまだです 273 00:24:14,813 --> 00:24:20,513 強力な武器を開発しない限り 漢との戦争は無理です 274 00:24:22,780 --> 00:24:23,846 大使者(テサジャ)様 275 00:24:25,846 --> 00:24:27,846 陛下がお呼びです 276 00:24:36,546 --> 00:24:37,846 何事ですか 277 00:24:39,380 --> 00:24:42,413 新しい武器が 開発されたようです 278 00:25:12,913 --> 00:25:15,413 鉄器工場 279 00:25:17,146 --> 00:25:19,746 本当にできたのか 280 00:25:20,613 --> 00:25:22,413 はい 陛下 281 00:25:41,346 --> 00:25:43,980 今までの剣の中で― 282 00:25:44,480 --> 00:25:46,713 最高の強度です 283 00:25:47,446 --> 00:25:49,846 新しい剣を試してみる 284 00:25:50,180 --> 00:25:51,580 準備を頼む 285 00:25:52,113 --> 00:25:53,646 はい 陛下 286 00:26:21,280 --> 00:26:22,413 君長様 287 00:26:22,746 --> 00:26:24,513 商団が戻りました 288 00:26:36,780 --> 00:26:38,813 遅かったな 289 00:26:39,180 --> 00:26:40,880 そうなんですよ 290 00:26:40,980 --> 00:26:45,846 お嬢様が頑固で 死ぬほど苦労しました 291 00:26:45,946 --> 00:26:49,746 帰りが遅れたのは 私のせいです 292 00:26:50,613 --> 00:26:55,380 沃沮(オクチョ)で得たテンの皮と塩を 荇人(ヘンイン)国に転売しました 293 00:26:56,080 --> 00:26:59,246 お嬢様の英断で儲けが倍に 294 00:27:00,713 --> 00:27:02,013 ご苦労だった 295 00:27:04,213 --> 00:27:07,146 お嬢様との旅は大変でした 296 00:27:07,246 --> 00:27:11,646 沃沮(オクチョ)から荇人(ヘンイン)国まで 遠いですからね 297 00:27:11,746 --> 00:27:15,880 半月は かかる道を 10日で行くわ 298 00:27:16,746 --> 00:27:21,913 途中で山賊に出くわしても 平然としてるわ 299 00:27:22,313 --> 00:27:26,080 君長様より はるかに無茶ですよ 300 00:27:26,180 --> 00:27:29,613 お嬢様が率いる商団には― 301 00:27:30,746 --> 00:27:34,113 もう絶対についていきません 302 00:27:37,480 --> 00:27:40,446 商団はソソノに譲るつもりだ 303 00:27:40,546 --> 00:27:44,580 お前は仕事がなくなるな 暇な奴は― 304 00:27:44,980 --> 00:27:46,280 出ていけ 305 00:27:47,980 --> 00:27:48,913 本当に… 306 00:27:49,013 --> 00:27:53,880 本当に商団を お嬢様に譲るんですか 307 00:27:55,146 --> 00:27:59,446 ソソノのほうが はるかに商売上手なら― 308 00:27:59,546 --> 00:28:01,813 譲るべきだろう? 309 00:28:03,746 --> 00:28:05,580 では君長様は何を? 310 00:28:31,646 --> 00:28:33,713 巫女(みこ)のヨミウルです 311 00:28:34,913 --> 00:28:39,346 ヨミウルのお告げは 扶余では絶対的です 312 00:28:40,280 --> 00:28:42,746 クムワ王の信任を得るなら 313 00:28:42,980 --> 00:28:45,580 かの巫女の心を つかむのが早道 314 00:28:47,580 --> 00:28:51,046 どうやって 巫女の心をつかむのだ 315 00:28:51,646 --> 00:28:54,446 ご自分でお考えください 316 00:28:55,413 --> 00:28:57,013 けしからん奴 317 00:28:59,413 --> 00:29:05,613 巫女でさえなければ 私の女にしたいほど美しい 318 00:29:07,346 --> 00:29:09,613 直接 会ってみよう 319 00:29:25,946 --> 00:29:28,213 商人のヨンタバルです 320 00:29:30,746 --> 00:29:32,946 折り入ってお話が 321 00:29:33,213 --> 00:29:35,080 さっさと どかぬか 322 00:29:35,546 --> 00:29:36,946 下がりなさい 323 00:29:45,980 --> 00:29:47,680 話とは何だ 324 00:29:48,380 --> 00:29:51,146 私の運勢を見てください 325 00:29:53,046 --> 00:29:55,346 商人として望むことは? 326 00:29:55,746 --> 00:29:57,446 私の願いは― 327 00:29:58,113 --> 00:30:02,980 国を売り買いする商人に なることです 328 00:30:05,046 --> 00:30:08,980 扶余宮の神殿に 訪ねてきなさい 329 00:30:15,280 --> 00:30:19,580 武芸道場の近くには 蟻の子1匹入れるな 330 00:30:20,246 --> 00:30:24,813 四方を警戒し 許可なき者は通すな 331 00:30:24,913 --> 00:30:25,880 はい 332 00:30:25,980 --> 00:30:27,346 配置につけ 333 00:30:34,780 --> 00:30:36,013 準備は? 334 00:30:36,880 --> 00:30:41,780 秘密裏に武器を試せるよう 警備を徹底しました 335 00:30:50,446 --> 00:30:53,146 国王陛下のおなり 336 00:31:03,813 --> 00:31:05,580 ヨミウルは? 337 00:31:06,246 --> 00:31:09,080 じきに着くでしょう 338 00:31:17,746 --> 00:31:19,046 よく来た 339 00:31:20,246 --> 00:31:21,646 ご用は? 340 00:31:22,480 --> 00:31:25,213 新しい武器ができた 341 00:31:25,613 --> 00:31:28,180 ヨミウルの前で試してみる 342 00:31:29,513 --> 00:31:33,346 武器ができたとは おめでとうございます 343 00:31:34,646 --> 00:31:36,446 祝いの言葉には早い 344 00:31:36,546 --> 00:31:37,980 かけなさい 345 00:31:50,480 --> 00:31:54,346 赤い服の者は 新たに開発した剣を持ち 346 00:31:54,613 --> 00:31:58,213 青い服の者は鉄騎軍の剣を 347 00:32:01,013 --> 00:32:02,246 始めろ! 348 00:32:04,746 --> 00:32:05,813 陛下 349 00:32:06,380 --> 00:32:08,446 お話があります 350 00:32:09,380 --> 00:32:10,446 何だ 351 00:32:10,846 --> 00:32:13,980 新しい武器の性能を― 352 00:32:14,080 --> 00:32:16,880 私に試させてください 353 00:32:18,013 --> 00:32:22,580 武芸が得意な太子殿下に お任せになっては? 354 00:32:26,480 --> 00:32:27,280 よし 355 00:32:35,280 --> 00:32:38,213 私はチュモンと戦います 356 00:32:43,513 --> 00:32:48,413 チュモンは剣術を 習っていないはずだが 357 00:32:48,680 --> 00:32:52,246 私がチュモンの実力に 合わせます 358 00:32:52,346 --> 00:32:54,213 対決のお許しを 359 00:32:56,046 --> 00:32:58,580 チュモン やってみるか 360 00:33:12,180 --> 00:33:13,280 はい 361 00:33:15,813 --> 00:33:16,713 陛下 362 00:33:17,280 --> 00:33:20,613 お許しいただけるなら 戦います 363 00:33:23,913 --> 00:33:24,780 チュモン 364 00:33:25,813 --> 00:33:27,246 ご心配なく 365 00:33:38,946 --> 00:33:40,346 対決してみよ 366 00:34:02,313 --> 00:34:04,080 心配いらん 367 00:34:05,013 --> 00:34:08,480 私がお前を殺すと思うか 368 00:35:59,146 --> 00:36:02,413 陛下 私が無能なために― 369 00:36:02,546 --> 00:36:05,713 また陛下のご期待に 背きました 370 00:36:05,980 --> 00:36:08,646 私を殺してください 371 00:36:12,246 --> 00:36:13,113 モパルモ 372 00:36:14,446 --> 00:36:15,813 はい 陛下 373 00:36:15,946 --> 00:36:19,780 この十数年間 何度も失敗してきた 374 00:36:20,113 --> 00:36:21,946 この失敗も― 375 00:36:22,513 --> 00:36:25,713 より強力な武器を作る過程だ 376 00:36:26,180 --> 00:36:27,580 望みは捨てん 377 00:36:28,846 --> 00:36:29,513 大使者(テサジャ) 378 00:36:32,313 --> 00:36:33,313 はい 陛下 379 00:36:33,580 --> 00:36:36,813 鍛冶職人たちに 褒美を与えて― 380 00:36:37,613 --> 00:36:39,480 労をねぎらえ 381 00:36:40,313 --> 00:36:41,580 はい 陛下 382 00:37:01,746 --> 00:37:02,846 兄上 383 00:37:03,446 --> 00:37:06,113 武器が弱かっただけで― 384 00:37:06,813 --> 00:37:10,880 チュモンの実力は 兄上に及びません 385 00:37:13,413 --> 00:37:17,080 負けではないので 落胆なされぬよう 386 00:37:18,380 --> 00:37:22,913 お前にチュモンの動きを 探れと言った 387 00:37:24,146 --> 00:37:27,280 奴は剣術を習っている 388 00:37:27,913 --> 00:37:29,713 まだ未熟だが 389 00:37:30,113 --> 00:37:31,946 間違いない 390 00:37:34,346 --> 00:37:38,613 見張りましたが 気づきませんでした 391 00:37:39,980 --> 00:37:42,246 それで奴が消せるか 392 00:37:43,280 --> 00:37:47,246 どこで誰に習っているか 調べろ 393 00:37:48,680 --> 00:37:49,880 はい 兄上 394 00:37:54,680 --> 00:37:58,680 テソ王子に負けぬとは 訓練の成果ね 395 00:37:59,446 --> 00:38:04,046 攻撃を本能的に避けただけで 実力などでは 396 00:38:04,713 --> 00:38:09,246 弱々しかった昔に比べれば 大した進歩よ 397 00:38:09,680 --> 00:38:10,713 ありがとう 398 00:38:11,413 --> 00:38:12,780 いいえ 399 00:38:12,880 --> 00:38:17,646 王子様は一心に 剣術を習っておられるとか 400 00:38:17,813 --> 00:38:20,713 王子様のご意欲の賜物です 401 00:38:22,646 --> 00:38:27,380 お前の変化は怪しまれたはず 注意しなさい 402 00:38:28,946 --> 00:38:29,880 はい 403 00:38:36,246 --> 00:38:37,680 ようこそ 404 00:38:41,713 --> 00:38:42,913 おかけに 405 00:38:48,146 --> 00:38:52,880 たまには おしゃべりでもと お呼びしました 406 00:38:53,646 --> 00:38:57,713 ご挨拶にも伺わず すみませんでした 407 00:38:58,046 --> 00:39:03,113 私が扉を閉ざしていて 入りづらかったでしょう 408 00:39:03,213 --> 00:39:06,880 これからは いつでも来てください 409 00:39:08,213 --> 00:39:09,213 はい 410 00:39:09,846 --> 00:39:11,213 チョンゴ 411 00:39:11,313 --> 00:39:12,613 はい 王妃様 412 00:39:12,713 --> 00:39:14,446 あの者を呼べ 413 00:39:23,113 --> 00:39:26,546 昔話を聞かせる語り部だとか 414 00:39:27,380 --> 00:39:31,346 町に出ると 道行く人が群がるほど― 415 00:39:31,446 --> 00:39:33,613 達者だそうです 416 00:39:33,813 --> 00:39:36,680 退屈しのぎに呼びました 417 00:39:40,313 --> 00:39:42,380 どんな物語なの? 418 00:39:43,413 --> 00:39:48,313 扶余では忘れられた 昔の英雄の物語です 419 00:39:49,046 --> 00:39:50,046 そう 420 00:39:50,246 --> 00:39:52,046 その英雄は誰? 421 00:39:52,746 --> 00:39:55,713 古朝鮮(コジョソン)の栄光を 取り戻すため― 422 00:39:55,813 --> 00:39:58,846 漢軍と戦ったヘモス将軍です 423 00:40:02,846 --> 00:40:05,946 そう 私も思い出したわ 424 00:40:06,180 --> 00:40:09,313 昔 ヘモスという人間が いたわね 425 00:40:09,980 --> 00:40:11,246 早く始めて 426 00:40:22,713 --> 00:40:23,946 どうなった 427 00:40:24,380 --> 00:40:28,246 ユファ夫人を呼び 物語を聞いています 428 00:40:28,880 --> 00:40:30,313 分かった 429 00:40:37,580 --> 00:40:40,280 ヘモス将軍をかくまい― 430 00:40:40,846 --> 00:40:46,213 部族民を鉄騎軍に 皆殺しにされたユファ姫は― 431 00:40:47,613 --> 00:40:51,613 苦難を経て ヘモス将軍に再会しました 432 00:40:52,146 --> 00:40:55,546 これは天が定めた縁なのです 433 00:40:58,746 --> 00:41:00,913 そしてユファ姫は― 434 00:41:01,013 --> 00:41:03,846 将軍の子を身ごもりました 435 00:41:03,946 --> 00:41:07,613 しかし将軍は 子供が生まれる前に 436 00:41:07,713 --> 00:41:12,313 鉄騎軍の企みにより 壮絶な死を遂げます 437 00:41:13,380 --> 00:41:14,313 それじゃ― 438 00:41:14,880 --> 00:41:18,446 懐妊したユファ姫は どうなったの 439 00:41:18,880 --> 00:41:22,046 その後の話は分かりません 440 00:41:23,746 --> 00:41:27,113 どこかで 子を育てているのでは? 441 00:41:27,680 --> 00:41:33,246 いつか将軍の子が現れて 玄菟郡と戦うでしょう 442 00:41:33,346 --> 00:41:34,580 無礼者! 443 00:41:34,946 --> 00:41:38,513 陛下に対して 何と恐れ多いことを 444 00:41:40,713 --> 00:41:46,013 その河伯(ハベク)族の姫とは ここにいるユファ夫人だ 445 00:41:48,146 --> 00:41:53,780 夫人は陛下の側室として チュモン王子を産んだ 446 00:41:54,080 --> 00:41:58,946 なのに そんな作り話で 民を惑わしているの? 447 00:41:59,080 --> 00:42:03,213 私も伝え聞いた話です お助けを 448 00:42:03,313 --> 00:42:04,446 お黙り! 449 00:42:04,713 --> 00:42:08,313 二度と嘘をつけぬよう 舌を切ってやる 450 00:42:08,413 --> 00:42:11,413 命だけはお助けください 451 00:42:12,646 --> 00:42:17,780 この語り部は無知なので 戯言(たわごと)をいったのです 452 00:42:17,880 --> 00:42:19,280 お許しを 453 00:42:22,813 --> 00:42:24,813 そう言うなら 454 00:42:25,446 --> 00:42:30,813 この者に口止めして 二度と戯言をいわせません 455 00:42:33,746 --> 00:42:36,980 お顔の色が優れませんね 456 00:42:38,180 --> 00:42:40,380 どこかお加減でも? 457 00:42:42,380 --> 00:42:43,580 いいえ 458 00:42:47,846 --> 00:42:52,880 あの仰天した顔を お兄様にお見せしたかった 459 00:42:52,980 --> 00:42:54,413 驚いたでしょう 460 00:42:54,880 --> 00:42:58,113 あの顔を見て すっきりしました 461 00:42:58,313 --> 00:42:59,046 では― 462 00:42:59,146 --> 00:43:04,913 ユファ夫人とヘモスの話を あやつに言いふらさせます 463 00:43:19,780 --> 00:43:21,980 陛下はお力を落としに 464 00:43:22,380 --> 00:43:23,646 そうでしょう 465 00:43:24,446 --> 00:43:28,513 全力を尽くされたのに また失敗とは 466 00:43:29,880 --> 00:43:33,213 陛下の執念に 危うさを感じます 467 00:43:35,446 --> 00:43:39,746 漢との関係を維持するのが 扶余のため 468 00:43:41,280 --> 00:43:44,280 決戦も辞さないという お考えは― 469 00:43:45,713 --> 00:43:47,713 危険極まりない 470 00:43:49,213 --> 00:43:50,413 巫女様 471 00:43:51,080 --> 00:43:55,213 お心を変えられるのは 巫女様だけ 472 00:43:57,913 --> 00:44:00,513 お言葉には同意できません 473 00:44:03,880 --> 00:44:09,080 昔 陛下がヘモスを先頭に 漢と戦おうとした時は― 474 00:44:09,546 --> 00:44:13,913 扶余がヘモスの手中に 収まるのを警戒し 475 00:44:14,013 --> 00:44:16,380 戦争に反対しました 476 00:44:17,213 --> 00:44:20,680 そしてヘモスを死に追いやり 477 00:44:20,780 --> 00:44:23,846 扶余と陛下をお守りしました 478 00:44:25,280 --> 00:44:26,846 しかし今や― 479 00:44:27,546 --> 00:44:31,146 陛下と扶余の運命は一心同体 480 00:44:31,246 --> 00:44:35,013 陛下のご意志に従うのが 扶余のため 481 00:44:36,680 --> 00:44:38,580 私はそう思います 482 00:45:00,080 --> 00:45:01,380 下ろせ 483 00:45:06,113 --> 00:45:08,646 私の真心でございます 484 00:45:09,013 --> 00:45:10,813 絹と紅玉(こうぎょく)です 485 00:45:11,113 --> 00:45:16,046 ご美貌には及びませんが 高価な品物です 486 00:45:29,446 --> 00:45:30,646 かけなさい 487 00:45:31,180 --> 00:45:34,646 神殿というのは 肝が冷えますな 488 00:45:35,980 --> 00:45:39,813 神の前で怖気づくとは 罪が多いらしい 489 00:45:40,380 --> 00:45:44,746 巫女様は別として 人間とは罪深きもの 490 00:45:45,180 --> 00:45:49,113 商人は人を 言いくるめるのが仕事 491 00:45:49,380 --> 00:45:52,280 そのため時には嘘もつきます 492 00:45:52,380 --> 00:45:55,413 ずいぶん罪を犯しました 493 00:45:58,980 --> 00:46:01,046 私に近づいた意図は? 494 00:46:02,880 --> 00:46:05,813 意図などございません 495 00:46:06,846 --> 00:46:11,980 絹と紅玉まで持参したのは 利益を得るためでは? 496 00:46:13,913 --> 00:46:17,446 目先の利益を追うのは 小物の商人 497 00:46:17,546 --> 00:46:21,280 私のように 大きな志のある商人は― 498 00:46:22,480 --> 00:46:25,480 儲けのない縁も大切にします 499 00:46:25,880 --> 00:46:28,480 こうしてご縁を結べたのは― 500 00:46:28,580 --> 00:46:32,180 人生最大の取り引きを したも同然 501 00:46:42,813 --> 00:46:44,213 どうでした 502 00:46:45,280 --> 00:46:48,446 巫女だけあって 腹を見抜かれた 503 00:46:51,180 --> 00:46:52,246 なぜ笑う 504 00:46:53,113 --> 00:46:55,846 君長様の心は見抜けません 505 00:46:55,946 --> 00:46:59,446 天地の神でも難しいでしょう 506 00:47:00,513 --> 00:47:03,946 けなしとるのか 褒めとるのか 507 00:47:04,646 --> 00:47:05,713 褒めました 508 00:47:07,246 --> 00:47:11,013 腹を読めんのはサヨン お前も同じだ 509 00:47:38,413 --> 00:47:41,013 商団を継いだら― 510 00:47:41,113 --> 00:47:45,746 決して今回のように 商売してはなりません 511 00:47:46,746 --> 00:47:47,980 なぜ? 512 00:47:48,446 --> 00:47:51,880 大きな利益は上げましたが 513 00:47:52,080 --> 00:47:54,880 2つの過ちを犯しました 514 00:47:56,080 --> 00:47:59,713 第1に団員を 酷使しすぎました 515 00:48:00,913 --> 00:48:05,813 団員に敬われてこそ 行首(ヘンス)は大きな商売ができます 516 00:48:06,513 --> 00:48:07,680 もう1つは? 517 00:48:07,780 --> 00:48:12,213 儲けのために 危険もかえりみませんでした 518 00:48:13,080 --> 00:48:18,846 長旅では山賊にも出くわし 敵対する部族にも会います 519 00:48:19,813 --> 00:48:24,113 行首(ヘンス)ならば 危険を事前に避けるべき 520 00:48:25,413 --> 00:48:27,313 私の考えは違うわ 521 00:48:28,546 --> 00:48:32,746 団員には働いただけ 代価を払いました 522 00:48:33,513 --> 00:48:37,613 より稼げるなら 拒む団員はいません 523 00:48:38,113 --> 00:48:40,780 山賊に出会ったとしても― 524 00:48:41,413 --> 00:48:42,880 私は戦います 525 00:48:43,746 --> 00:48:48,746 私が行首(ヘンス)になったら 最高の護衛兵を雇うわ 526 00:48:50,146 --> 00:48:54,680 商団を邪魔する者は 容赦なく始末します 527 00:49:28,880 --> 00:49:30,046 何か? 528 00:49:30,913 --> 00:49:33,680 荇人(ヘンイン)国へ行く時 助けた奴を? 529 00:49:33,813 --> 00:49:34,813 覚えてます 530 00:49:35,446 --> 00:49:37,580 あいつに似た人が 531 00:49:41,013 --> 00:49:45,113 名乗らないなら 私が名を教えよう 532 00:49:50,146 --> 00:49:51,346 私の名前は― 533 00:49:52,113 --> 00:49:53,180 チュモンだ 534 00:49:55,680 --> 00:49:58,546 身分を明かせなかったが― 535 00:50:00,613 --> 00:50:02,046 扶余の王子だ 536 00:50:04,280 --> 00:50:07,946 覚えておけ お前が気に入った 537 00:50:09,413 --> 00:50:10,480 私を― 538 00:50:11,646 --> 00:50:12,746 訪ねてこい 539 00:50:16,113 --> 00:50:18,246 あいつ こう言ってた 540 00:50:19,646 --> 00:50:21,913 自分は扶余の王子だと 541 00:50:25,313 --> 00:50:28,680 風変わりでしたが 善人そうでした 542 00:50:35,946 --> 00:50:39,213 私のおごりだ どんどん飲んで 543 00:50:39,313 --> 00:50:40,813 飲みましょう 544 00:50:49,213 --> 00:50:50,213 すまんな 545 00:50:52,046 --> 00:50:53,046 ありがとう 546 00:51:04,080 --> 00:51:05,146 そうだ 547 00:51:05,980 --> 00:51:07,046 いいぞ 548 00:51:13,846 --> 00:51:14,980 飯か 549 00:51:16,246 --> 00:51:20,746 くたばってないか ちゃんと確かめろ 550 00:51:21,080 --> 00:51:24,313 もう死体を腐らせるなよ 551 00:51:24,646 --> 00:51:26,113 分かりました 552 00:51:26,213 --> 00:51:27,180 いいな 553 00:51:31,246 --> 00:51:33,246 私も入っていいか 554 00:51:33,580 --> 00:51:34,713 どうしてだ 555 00:51:35,580 --> 00:51:37,780 囚人を見てみたい 556 00:51:38,380 --> 00:51:40,213 好奇心 旺盛だな 557 00:51:40,313 --> 00:51:41,346 おい 558 00:51:42,580 --> 00:51:44,713 今日は俺が配る 559 00:51:44,813 --> 00:51:45,613 行こう 560 00:51:55,146 --> 00:51:55,980 ほら 561 00:52:11,446 --> 00:52:13,113 どこまで行く 562 00:52:14,046 --> 00:52:15,713 まだ1人いる 563 00:52:18,813 --> 00:52:22,580 ここで待て 俺が1人で行ってくる 564 00:52:23,480 --> 00:52:24,680 理由でも? 565 00:52:25,146 --> 00:52:28,113 とにかくあそこは駄目だ 566 00:52:30,113 --> 00:52:31,413 一体 誰なんだ 567 00:52:32,846 --> 00:52:35,080 前に言っただろう 568 00:52:35,446 --> 00:52:37,746 囚人たちが誰なのか― 569 00:52:38,013 --> 00:52:41,646 どんな罪かは俺も知らない 570 00:52:42,113 --> 00:52:47,080 奥の奴は俺が赴任する前から 特別に監視されてる 571 00:52:47,446 --> 00:52:50,113 だからここで待て 572 00:52:53,246 --> 00:52:57,646 私が会ったとしても 誰にも分からない 573 00:52:58,913 --> 00:53:00,313 私も行きたい 574 00:53:03,480 --> 00:53:04,146 来い 575 00:53:16,413 --> 00:53:18,446 持っててくれ 576 00:54:44,646 --> 00:54:46,313 陛下がお見えに? 577 00:54:46,746 --> 00:54:47,646 はい? 578 00:54:48,046 --> 00:54:49,346 お通しして 579 00:54:49,946 --> 00:54:50,913 はい 580 00:54:58,646 --> 00:55:02,013 夜遅く何のご用ですか 581 00:55:03,180 --> 00:55:07,146 不思議な夢を見た 夢解きを頼む 582 00:55:09,280 --> 00:55:10,946 どんな夢を? 583 00:55:11,746 --> 00:55:13,346 ヘモスを見た 584 00:55:16,880 --> 00:55:18,646 この20年間― 585 00:55:18,980 --> 00:55:24,146 いつもヘモスを思いながら 生きてきたが 586 00:55:24,746 --> 00:55:29,146 今日ほど鮮やかに 夢で見たのは初めてだ 587 00:55:34,113 --> 00:55:35,646 死んだヘモスが― 588 00:55:36,780 --> 00:55:38,913 私に“助けてくれ”と 589 00:55:39,280 --> 00:55:41,046 どういう意味だ 590 00:55:51,546 --> 00:55:55,280 陛下の深い情が 夢を見させただけ 591 00:55:56,080 --> 00:55:57,980 意味はありません 592 00:56:01,546 --> 00:56:06,546 私はヘモスと約束した大業を まだ遂げていない 593 00:56:07,080 --> 00:56:11,146 そんな私を責めるために 現れたのだ 594 00:56:17,646 --> 00:56:19,913 日を決めてくれ 595 00:56:20,513 --> 00:56:25,780 ヘモスのために祭事を行い 決意を新たにしたい 596 00:56:28,846 --> 00:56:30,446 承知しました 597 00:56:31,946 --> 00:56:34,046 母上 チュモンです 598 00:56:34,380 --> 00:56:35,380 お入り 599 00:56:39,680 --> 00:56:41,846 今までムソンと? 600 00:56:41,946 --> 00:56:42,780 はい 601 00:56:46,580 --> 00:56:51,413 訓練もよいが テソたちに気づかれぬよう 602 00:56:52,580 --> 00:56:53,480 はい 603 00:56:57,346 --> 00:56:59,146 話でもあるの? 604 00:57:01,613 --> 00:57:05,546 ムソンが看守長なのを 覚えていますか 605 00:57:06,813 --> 00:57:08,046 覚えているわ 606 00:57:09,246 --> 00:57:12,680 ムソンが働いている 牢獄の場所を? 607 00:57:13,680 --> 00:57:16,213 宮殿の中にあるのでは? 608 00:57:17,813 --> 00:57:22,313 その牢獄は スミ山の洞窟にあります 609 00:57:23,580 --> 00:57:28,146 その牢獄を知る者は わずかしかいないとか 610 00:57:29,080 --> 00:57:30,846 私も初耳だわ 611 00:57:30,946 --> 00:57:34,146 そこには どんな囚人が? 612 00:57:35,946 --> 00:57:41,513 名前や罪状は ムソンも知りません 613 00:57:41,846 --> 00:57:44,046 数十年いる囚人も 614 00:57:45,180 --> 00:57:48,346 一体どんな罪で数十年も? 615 00:57:51,746 --> 00:57:55,313 今日そこで 変な囚人に会いました 616 00:57:59,580 --> 00:58:03,646 大罪を犯したのか 厳重に閉じ込められ 617 00:58:04,413 --> 00:58:07,080 十数年も暗闇にいたためか 618 00:58:07,280 --> 00:58:11,346 髪が白く 目も見えませんでした 619 00:58:15,046 --> 00:58:16,713 でも妙なことに― 620 00:58:18,146 --> 00:58:22,913 その男を見た私の胸は 激しく騒ぎました 621 00:58:27,180 --> 00:58:30,346 今も男の姿が目に浮かびます 622 00:58:46,680 --> 00:58:48,913 その男は目が見えないの? 623 00:58:51,713 --> 00:58:52,480 ええ 624 00:58:54,313 --> 00:58:55,480 その男が― 625 00:58:55,880 --> 00:59:00,580 どんな罪を犯したのか 誰なのか知る方法は? 626 00:59:02,980 --> 00:59:07,080 ムソンも知らないので 調べがつきません 627 00:59:12,213 --> 00:59:13,946 心当たりでも? 628 00:59:15,446 --> 00:59:17,846 いいえ もう休みなさい 629 00:59:20,913 --> 00:59:21,846 はい 630 00:59:39,346 --> 00:59:40,746 まさか… 631 00:59:42,080 --> 00:59:43,446 ありえないわ 632 00:59:58,446 --> 01:00:00,746 どんなご用で? 633 01:00:02,746 --> 01:00:07,446 陛下が“ヘモスのために 祭事を行う”と 634 01:00:08,480 --> 01:00:10,380 急に何事ですか 635 01:00:11,213 --> 01:00:13,546 なぜヘモスの話を? 636 01:00:17,213 --> 01:00:22,613 ヘモスの亡霊が 陛下を支配しているのです 637 01:00:23,246 --> 01:00:25,180 その亡霊のために― 638 01:00:25,513 --> 01:00:29,913 陛下は漢に対抗しようと 無謀な夢を 639 01:00:32,246 --> 01:00:36,580 巫女様 亡霊を追い払ってください 640 01:00:37,913 --> 01:00:38,913 大使者様 641 01:00:39,780 --> 01:00:40,613 はい 642 01:00:42,646 --> 01:00:44,180 ヘモス将軍は― 643 01:00:46,213 --> 01:00:47,380 この世に 644 01:00:51,680 --> 01:00:53,980 何とおっしゃいましたか 645 01:00:56,013 --> 01:00:57,413 ヘモスがなぜ? 646 01:01:00,513 --> 01:01:02,246 生きています 647 01:01:08,513 --> 01:01:09,746 20年前― 648 01:01:10,046 --> 01:01:13,546 鉄騎軍に捕まった ヘモス将軍を― 649 01:01:13,946 --> 01:01:18,080 太子だった陛下が 救おうとなさいました 650 01:01:26,680 --> 01:01:30,246 しかし陛下は救出を果たせず 651 01:01:30,613 --> 01:01:33,713 皆はヘモスが死んだと 652 01:01:45,313 --> 01:01:49,113 ところがその後 死んだヘモスが 653 01:01:49,480 --> 01:01:51,413 扶余に現れました 654 01:01:58,746 --> 01:02:01,713 巫女様 ヘモスが戻りました 655 01:02:04,346 --> 01:02:05,546 今どこに? 656 01:02:06,280 --> 01:02:09,580 宮殿前に現れ 私が捕まえました 657 01:02:12,746 --> 01:02:14,580 太子殿下はご存じ? 658 01:02:15,246 --> 01:02:18,680 宮中では私しか知りません 659 01:02:20,980 --> 01:02:24,946 今のうちに ヘモスを殺すべきでは? 660 01:02:52,680 --> 01:02:54,146 どうしたら? 661 01:02:54,346 --> 01:02:58,280 太子殿下のお耳に 入るかもしれません 662 01:02:58,380 --> 01:02:59,880 早く殺さねば 663 01:03:01,980 --> 01:03:03,246 なりません 664 01:03:04,380 --> 01:03:05,813 殺すなと? 665 01:03:06,180 --> 01:03:07,713 なぜですか 666 01:03:08,380 --> 01:03:13,513 ヘモスが生きているのは 天地の神のご意志です 667 01:03:14,013 --> 01:03:18,046 殺せば ご意志に 逆らうことになり 668 01:03:18,546 --> 01:03:20,446 扶余の災いに 669 01:03:21,980 --> 01:03:23,013 では? 670 01:03:23,446 --> 01:03:28,713 自ら息を引き取るまで 生かしておくのです 671 01:03:33,280 --> 01:03:37,013 太子殿下に 知られぬ場所に監禁を 672 01:03:37,546 --> 01:03:42,713 そしてこのことは 大将軍(テジャングン)と私だけの秘密に 673 01:03:45,546 --> 01:03:50,513 こうしてヘモス将軍を 牢獄に閉じ込め 674 01:03:51,013 --> 01:03:53,013 陛下には秘密にしました 675 01:03:54,613 --> 01:03:59,013 ならば今からでも ヘモスを殺すべきでは? 676 01:04:00,446 --> 01:04:02,680 陛下に知られたら 677 01:04:03,646 --> 01:04:05,546 波乱が起きます 678 01:04:07,313 --> 01:04:12,080 その牢獄を知る者は 宮中におりません 679 01:04:16,180 --> 01:04:21,180 この20年間 ヘモスの存在を 忘れようとしました 680 01:04:23,346 --> 01:04:25,280 今どうしているのか― 681 01:04:25,813 --> 01:04:28,213 確かめなくては 682 01:05:29,480 --> 01:05:30,480 何者だ 683 01:05:31,080 --> 01:05:32,180 帰れ 684 01:05:32,880 --> 01:05:34,813 私は大使者だ 685 01:05:34,913 --> 01:05:36,780 看守長を呼んでこい 686 01:05:57,480 --> 01:05:59,413 あなたは誰ですか 687 01:06:07,580 --> 01:06:09,346 どんな罪を犯して― 688 01:06:09,913 --> 01:06:11,446 ここに? 689 01:06:17,780 --> 01:06:20,013 何年いるのか― 690 01:06:22,613 --> 01:06:24,513 なぜいるのか― 691 01:06:26,646 --> 01:06:28,446 俺にも謎だ 692 01:06:30,546 --> 01:06:32,546 この長い年月― 693 01:06:34,480 --> 01:06:36,746 いくら考えてみても― 694 01:06:39,813 --> 01:06:41,446 分からない 695 01:06:49,446 --> 01:06:52,246 暗いので気をつけて 696 01:06:53,180 --> 01:06:56,813 奥の監房は私1人で見張りを 697 01:06:57,046 --> 01:06:58,246 どうぞ 698 01:07:09,746 --> 01:07:11,846 俺が誰か尋ねたのか 699 01:07:15,480 --> 01:07:16,580 もう… 700 01:07:18,946 --> 01:07:21,046 自分が誰かも忘れた 701 01:07:47,613 --> 01:07:50,913 長い間 閉じ込めて おきながら― 702 01:07:51,013 --> 01:07:53,013 なぜ俺に関心を持つ? 703 01:07:53,113 --> 01:07:55,379 最近 外に 出ているようだが 704 01:07:55,812 --> 01:07:56,980 何をしている 705 01:07:57,113 --> 01:07:59,680 2人のうち1人は女だろ 706 01:08:00,346 --> 01:08:04,745 武芸を習ったようだが 私も教えてやろう 707 01:08:05,113 --> 01:08:06,280 剣がいる 708 01:08:07,245 --> 01:08:09,713 罠にはまりました 709 01:08:09,812 --> 01:08:13,646 すぐ工場を閉鎖し 武器の生産を中止に 710 01:08:14,245 --> 01:08:15,745 今日のこの屈辱を― 711 01:08:16,646 --> 01:08:17,946 晴らしてみせる 712 01:08:18,046 --> 01:08:19,745 陛下! 713 01:08:19,913 --> 01:08:21,812 どんな罰でも受けます 714 01:08:22,113 --> 01:08:24,812 お前はもう王子ではない 715 01:08:25,146 --> 01:08:26,580 宮殿を出よ 716 01:08:26,680 --> 01:08:29,280 追放だけはお許しを 717 01:08:29,379 --> 01:08:30,480 父上! 718 01:08:41,980 --> 01:08:44,980 日本語字幕 小川 昌代