1 00:00:00,846 --> 00:00:04,846 第21話 2 00:00:18,913 --> 00:00:22,546 炒鋼(チョガン)法の手がかりが 見つかったようです 3 00:00:24,546 --> 00:00:25,646 兄上 4 00:00:27,046 --> 00:00:28,046 それは何だ 5 00:00:28,813 --> 00:00:32,980 まだ不明です 分かり次第 ご報告します 6 00:00:51,246 --> 00:00:52,413 ご苦労だった 7 00:00:52,746 --> 00:00:54,513 当分 信じるでしょう 8 00:00:56,013 --> 00:00:57,846 ヨンポ兄上はな 9 00:00:58,080 --> 00:01:01,780 だがテソ兄上は 緻密で疑い深い 10 00:01:01,946 --> 00:01:03,713 じき気づかれる 11 00:01:07,946 --> 00:01:11,280 本当に鋼鉄剣を作るのでは? 12 00:01:12,680 --> 00:01:14,346 信じられん 13 00:01:14,746 --> 00:01:18,280 炒鋼(チョガン)法は職人が 数十年 努力しても― 14 00:01:18,380 --> 00:01:20,713 解明できなかった 15 00:01:20,913 --> 00:01:22,780 それをどんな方法で? 16 00:01:22,946 --> 00:01:25,880 そうですが 事実だとしたら… 17 00:01:26,213 --> 00:01:30,813 本当に解明して 鋼鉄剣を作ったとしたら 18 00:01:31,346 --> 00:01:33,113 まさに大事(おおごと)では? 19 00:01:33,880 --> 00:01:37,246 職人のトックを連れてきます 20 00:01:38,813 --> 00:01:39,946 そうしてくれ 21 00:01:45,180 --> 00:01:46,213 またご用ですか 22 00:01:46,713 --> 00:01:47,880 ついてこい 23 00:01:50,980 --> 00:01:52,080 困ったな… 24 00:01:59,680 --> 00:02:04,080 炒鋼(チョガン)法を解く手がかりを 見つけたそうだが 25 00:02:04,180 --> 00:02:05,280 本当か? 26 00:02:06,180 --> 00:02:09,246 親方が何か 発見したようですが 27 00:02:09,346 --> 00:02:11,346 まだ何も聞いてません 28 00:02:11,613 --> 00:02:15,246 こいつめ 嘘をつくと首が飛ぶぞ 29 00:02:16,213 --> 00:02:19,380 王子様に嘘などつきません 30 00:02:19,480 --> 00:02:21,013 本当です 王子様 31 00:02:23,013 --> 00:02:24,246 分かった 32 00:02:24,646 --> 00:02:25,946 帰っていい 33 00:02:33,646 --> 00:02:36,113 モパルモにも聞けないし 34 00:02:36,646 --> 00:02:38,480 もどかしいですね 35 00:02:41,046 --> 00:02:41,946 兄貴 36 00:02:42,480 --> 00:02:47,080 鋼鉄剣の手がかりを 見つけたと伝えた理由は? 37 00:02:49,313 --> 00:02:54,380 それはオイと私を苦しめた 兄上たちへの罰だ 38 00:02:57,446 --> 00:03:01,680 今頃は大いにあせり 当惑してるだろう 39 00:03:01,946 --> 00:03:03,746 そうですよね 40 00:03:06,080 --> 00:03:07,046 兄貴 41 00:03:08,246 --> 00:03:10,713 俺たちがお仕えしたのは― 42 00:03:11,246 --> 00:03:16,313 どん底の人生から抜け出し 出世の道を歩むためです 43 00:03:16,846 --> 00:03:20,680 だから兄貴が また宮殿を出た時には― 44 00:03:21,246 --> 00:03:22,813 失望しました 45 00:03:23,146 --> 00:03:27,980 でも今は違う 兄貴に一生お仕えします 46 00:03:29,280 --> 00:03:30,613 そうですよ 47 00:03:31,646 --> 00:03:36,546 俺なら絶対に オイをこらしめてます 48 00:03:36,746 --> 00:03:41,213 でも兄貴はオイの過ちに 目をつぶりました 49 00:03:41,913 --> 00:03:46,946 今後は出世の道でなくても 兄貴が行く所なら― 50 00:03:47,546 --> 00:03:49,513 どこでもお供します 51 00:03:52,580 --> 00:03:53,713 ありがとう 52 00:03:55,780 --> 00:03:57,846 王子様 プヨンです 53 00:03:57,946 --> 00:03:58,946 入れ 54 00:04:02,446 --> 00:04:03,480 かけろ 55 00:04:07,746 --> 00:04:11,213 弟たちと住む家を お前に用意した 56 00:04:12,013 --> 00:04:15,213 オイが面倒見るから その家にいろ 57 00:04:16,113 --> 00:04:20,113 王子様のそばで お世話させてください 58 00:04:23,546 --> 00:04:25,180 そんな状況じゃない 59 00:04:26,146 --> 00:04:31,413 トチにも狙われてるし ヨンポ兄上も関係してる 60 00:04:31,880 --> 00:04:33,380 王子様に従え 61 00:04:33,613 --> 00:04:36,113 奴らはお前を餌にしてた 62 00:04:36,213 --> 00:04:39,546 このまま 放っとくわけがない 63 00:04:43,046 --> 00:04:45,546 お前の苦労を思えば 64 00:04:46,380 --> 00:04:47,713 私との縁は― 65 00:04:48,480 --> 00:04:50,813 お前には悪縁なのだろう 66 00:04:51,713 --> 00:04:54,646 もう私のことは気にするな 67 00:04:56,880 --> 00:04:58,380 いいえ 王子様 68 00:04:58,580 --> 00:05:00,880 そうおっしゃらないで 69 00:05:35,980 --> 00:05:37,713 心を決めたか? 70 00:05:41,280 --> 00:05:44,780 テソ王子の求婚を お断りします 71 00:05:48,813 --> 00:05:51,313 テソ王子が承知すると思う? 72 00:05:52,413 --> 00:05:56,580 王子の気性からして 黙ってないわね 73 00:05:57,613 --> 00:05:58,713 叔母様 74 00:05:59,980 --> 00:06:01,880 これは私の人生です 75 00:06:11,146 --> 00:06:15,680 王子も自尊心があるから 引き下がりませんよ 76 00:06:16,380 --> 00:06:21,046 ソソノが応じなければ 商団を脅かすかも 77 00:06:23,380 --> 00:06:25,813 それは分かってるが 78 00:06:26,380 --> 00:06:29,813 ソソノが考えて決めたことだ 79 00:06:30,513 --> 00:06:35,113 お兄様はチュモンが 太子になるとお信じに? 80 00:06:37,613 --> 00:06:41,413 今 クムワの腹が 分かる者は― 81 00:06:43,346 --> 00:06:44,880 誰もおらん 82 00:07:01,713 --> 00:07:03,080 ソンジュ 83 00:07:05,946 --> 00:07:07,080 はい 陛下 84 00:07:07,580 --> 00:07:11,813 商団に行き チュモンを宮殿に呼べ 85 00:07:12,313 --> 00:07:13,280 はい 86 00:07:22,313 --> 00:07:23,313 兄上 87 00:07:26,380 --> 00:07:27,280 兄上 88 00:07:28,880 --> 00:07:32,180 父上が私たちをお呼びです 89 00:07:32,413 --> 00:07:33,813 チュモンも 90 00:07:35,013 --> 00:07:36,346 チュモンも? 91 00:07:37,113 --> 00:07:38,146 一体 何事だ? 92 00:07:39,346 --> 00:07:42,746 太子の競合を 終わらせるのでは? 93 00:07:44,580 --> 00:07:49,346 チュモンが炒鋼法の 手がかりを上奏したなら 94 00:07:49,612 --> 00:07:51,546 奴は絶対的に有利です 95 00:07:59,046 --> 00:08:00,313 ユファまで? 96 00:08:00,980 --> 00:08:04,480 3人の王子様に 王妃様とユファ夫人まで 97 00:08:04,580 --> 00:08:07,146 初めて全員お呼びに 98 00:08:28,280 --> 00:08:30,880 国王陛下のおなり 99 00:08:54,880 --> 00:08:56,546 硬くなるな 100 00:08:57,080 --> 00:08:59,580 顔を見ようと呼んだまでだ 101 00:09:00,580 --> 00:09:05,446 漢(かん)と西南夷(せいなんい)の戦争の消息は 典客府(チョンゲクプ)で聞いているか? 102 00:09:05,946 --> 00:09:06,813 はい 103 00:09:07,213 --> 00:09:11,680 最後に入った連絡では “にらみ合いを続けている”と 104 00:09:12,846 --> 00:09:13,680 ヨンポ 105 00:09:15,313 --> 00:09:16,613 はい 父上 106 00:09:16,946 --> 00:09:20,246 漢が他国と 戦争中だといっても 107 00:09:20,746 --> 00:09:22,980 気を緩めては ならん 108 00:09:23,080 --> 00:09:26,446 いつ何が起きても 対処できるよう― 109 00:09:26,546 --> 00:09:28,480 兵を訓練するのだ 110 00:09:29,380 --> 00:09:31,246 ご心配なく 父上 111 00:09:33,146 --> 00:09:35,580 商団の仕事はどうだ? 112 00:09:37,846 --> 00:09:39,613 勉強になります 113 00:09:40,246 --> 00:09:44,413 つかの間かもしれんが 今の扶余(プヨ)の平穏は― 114 00:09:45,013 --> 00:09:47,546 3人の王子のおかげだ 115 00:09:48,013 --> 00:09:53,346 各自なりに力を尽くし 私の悩みを解いてくれた 116 00:09:53,613 --> 00:09:57,080 これが喜ばずにいられようか 117 00:09:58,246 --> 00:10:00,046 では飲もう 118 00:10:02,746 --> 00:10:03,613 さあ 119 00:10:11,213 --> 00:10:15,880 久しぶりに皆が集まったのに 硬い話ばかりした 120 00:10:17,080 --> 00:10:22,180 いつも心配事を抱えて お過ごしだからでしょう 121 00:10:22,680 --> 00:10:26,613 王子たちと 狩りにでも行かれては? 122 00:10:31,813 --> 00:10:32,946 父上 123 00:10:33,246 --> 00:10:37,113 狩りに行ったら 私が虎を捕まえて 124 00:10:37,246 --> 00:10:39,146 皮を差し上げます 125 00:10:44,046 --> 00:10:48,380 虎を捕まえるだけの 力量があるのか 126 00:10:48,846 --> 00:10:50,246 はい 父上 127 00:10:51,180 --> 00:10:54,546 私も王子たちの武芸の腕前が 128 00:10:54,646 --> 00:10:57,313 どの程度か知りたかった 129 00:10:59,846 --> 00:11:03,113 3人の王子が私と家臣の前で 130 00:11:03,980 --> 00:11:07,380 武芸対決をしては どうだ? 131 00:11:19,046 --> 00:11:21,513 意図が分かりません 132 00:11:21,980 --> 00:11:27,546 武芸の上達具合を見るなら 相手が将軍でもいいはず 133 00:11:27,946 --> 00:11:31,480 王子同士で 対決させる理由は? 134 00:11:32,113 --> 00:11:34,546 特に意味はないでしょう 135 00:11:35,013 --> 00:11:36,846 太子を選ぶのに 136 00:11:36,980 --> 00:11:41,080 武芸の腕も競わせるためかと 137 00:11:41,846 --> 00:11:43,580 好都合です 138 00:11:43,913 --> 00:11:46,746 私は兄上には及びませんが 139 00:11:47,380 --> 00:11:49,613 チュモンは倒せます 140 00:11:50,013 --> 00:11:54,580 この機会に 奴をとっちめてやります 141 00:11:55,413 --> 00:12:00,180 チュモンが腕を上げたと 言ったのはお前だ 142 00:12:00,280 --> 00:12:02,113 もう忘れたのか 143 00:12:03,313 --> 00:12:05,013 兄上 それは― 144 00:12:05,613 --> 00:12:09,446 剣を持つだけで震えてた 昔と比べての話 145 00:12:10,046 --> 00:12:12,646 大して上達してませんよ 146 00:12:13,146 --> 00:12:15,713 私たちは十数年 修練し 147 00:12:16,113 --> 00:12:18,780 奴は1年にもなりません 148 00:12:19,646 --> 00:12:25,113 見くびって恥をかかぬよう 対決の日まで修練に励め 149 00:12:25,913 --> 00:12:26,980 はい 150 00:12:33,846 --> 00:12:36,213 陛下の真意が分かる? 151 00:12:39,046 --> 00:12:40,913 家臣たちの前で― 152 00:12:41,046 --> 00:12:45,346 昔のお前ではないことを 見せるためよ 153 00:12:47,280 --> 00:12:51,546 気遣ってくださった陛下を 失望させないで 154 00:12:53,480 --> 00:12:54,880 心配無用です 155 00:12:54,980 --> 00:13:00,246 私も師匠に学んだ技を お見せしたかったんです 156 00:13:01,780 --> 00:13:02,713 武芸対決? 157 00:13:02,813 --> 00:13:03,813 はい 158 00:13:04,280 --> 00:13:09,246 3人の王子が王と家臣の前で 対決するそうです 159 00:13:10,280 --> 00:13:11,480 面白そうね 160 00:13:11,580 --> 00:13:13,046 誰が勝つと? 161 00:13:15,546 --> 00:13:16,946 そうね 162 00:13:18,280 --> 00:13:21,246 テソ王子の武芸は有名よ 163 00:13:21,613 --> 00:13:23,846 ヨンポ王子は分からない 164 00:13:25,446 --> 00:13:29,013 チュモン王子の腕は 自分で見た 165 00:13:34,280 --> 00:13:36,080 誰だか断言できない 166 00:13:37,280 --> 00:13:38,813 断言は無理でも 167 00:13:39,113 --> 00:13:42,680 勝ってほしい人は いるでしょう? 168 00:13:46,246 --> 00:13:47,980 何が言いたい? 169 00:13:49,613 --> 00:13:51,346 賭けませんか 170 00:13:52,046 --> 00:13:55,380 お嬢様は 当然 チュモン王子に 171 00:13:55,580 --> 00:13:58,380 私はテソ王子に賭けます 172 00:14:00,013 --> 00:14:01,013 いいわ 173 00:14:01,980 --> 00:14:03,946 紅玉(こうぎょく)2個でどう? 174 00:14:04,380 --> 00:14:05,713 いいですね 175 00:14:25,480 --> 00:14:26,480 下がれ 176 00:15:06,713 --> 00:15:08,146 まいりました 177 00:15:11,813 --> 00:15:13,380 2人で来い 178 00:15:18,413 --> 00:15:21,380 いくら私が力不足とはいえ 179 00:15:21,480 --> 00:15:24,513 2人で来いとは あんまりです 180 00:15:25,613 --> 00:15:27,046 人目もあるのに 181 00:15:28,146 --> 00:15:30,880 負けたら恥だぞ かかってこい 182 00:15:59,913 --> 00:16:02,380 噂どおりですな 183 00:16:03,546 --> 00:16:06,213 一段と体のキレがいい 184 00:16:06,646 --> 00:16:10,280 私も王子様 相手では 自信がありません 185 00:16:13,480 --> 00:16:17,180 負けず嫌いだから強いのです 186 00:16:42,045 --> 00:16:46,380 王子様にかなう者は もう扶余(プヨ)には いません 187 00:16:46,713 --> 00:16:48,213 大将軍(テジャングン)も同意を 188 00:16:50,313 --> 00:16:51,313 そんな… 189 00:16:51,780 --> 00:16:55,513 本当です 日増しに腕を上げておられる 190 00:16:58,046 --> 00:17:01,746 若い頃の父上と比べて どうですか 191 00:17:02,780 --> 00:17:04,146 そうですね 192 00:17:05,113 --> 00:17:07,913 王子様のほうが 少しばかり上です 193 00:17:11,980 --> 00:17:15,180 陛下に不忠義な家臣ですね 194 00:17:29,480 --> 00:17:31,546 俺は目が見えない 195 00:17:32,113 --> 00:17:35,380 だが剣を使うのに 不自由しない 196 00:17:35,980 --> 00:17:37,480 なぜか 197 00:17:39,946 --> 00:17:42,880 凡人は剣を目で見て使うが 198 00:17:43,380 --> 00:17:47,813 達人は全身で剣を感じて 使うからだ 199 00:17:49,480 --> 00:17:55,013 だから前の敵と戦いながら 背後からの奇襲を防げる 200 00:17:56,880 --> 00:17:58,413 剣は握った瞬間― 201 00:17:59,446 --> 00:18:01,646 冷たい武器ではなく― 202 00:18:02,780 --> 00:18:05,080 血と気が流れる手足に ならねば 203 00:18:06,213 --> 00:18:07,613 剣だけではない 204 00:18:08,480 --> 00:18:10,446 槍や弓 205 00:18:11,580 --> 00:18:15,346 すべての武器に通じる道理だ 206 00:18:16,513 --> 00:18:18,246 気を高めて剣を取れ 207 00:18:34,146 --> 00:18:35,146 兄貴 208 00:18:39,180 --> 00:18:44,180 1人で修練するより オイと対決してみては? 209 00:18:44,346 --> 00:18:46,413 そうですよ どうぞ 210 00:18:49,280 --> 00:18:50,346 試すか? 211 00:19:16,946 --> 00:19:20,080 ますます上達されたな 212 00:19:20,513 --> 00:19:22,646 オイに手加減してる 213 00:19:22,746 --> 00:19:23,646 そうか 214 00:19:26,880 --> 00:19:29,246 兄貴 本気でお願いします 215 00:20:15,780 --> 00:20:20,013 何日も寝ないで 何してるんですか 216 00:20:20,913 --> 00:20:22,946 名剣を作ってる 217 00:20:23,513 --> 00:20:24,513 名剣? 218 00:20:25,180 --> 00:20:27,280 鋼鉄剣ですか 219 00:20:30,480 --> 00:20:31,480 いや 220 00:20:32,180 --> 00:20:34,213 鋼鉄剣じゃない 221 00:20:34,746 --> 00:20:35,813 だが― 222 00:20:36,813 --> 00:20:38,846 このモパルモの― 223 00:20:39,380 --> 00:20:41,646 魂が宿った剣だ 224 00:20:55,280 --> 00:20:59,746 王子様のために 心を込めて作りました 225 00:21:04,213 --> 00:21:08,480 親方の魂が宿ってる 名剣だそうです 226 00:21:08,580 --> 00:21:09,880 王子様 227 00:21:10,546 --> 00:21:15,113 今回の武芸対決で 必ず成果を収めてください 228 00:21:16,646 --> 00:21:17,980 ありがとう 229 00:21:33,813 --> 00:21:37,013 先日は失礼しました お許しを 230 00:21:39,846 --> 00:21:42,346 いつかお酒をご一緒に 231 00:21:42,946 --> 00:21:44,880 私にお詫びする機会を 232 00:21:56,780 --> 00:21:58,580 ただ事じゃない 233 00:21:58,746 --> 00:22:00,013 何だって? 234 00:22:00,380 --> 00:22:04,046 ヨンチェリョン様が 下手(したて)に出るなんて 235 00:22:04,446 --> 00:22:07,013 ありえないことだ 236 00:22:07,280 --> 00:22:11,213 じゃ ヨンチェリョン様は 親方が好きなんだ 237 00:22:11,346 --> 00:22:13,346 ふざけたこと言うな 238 00:22:13,480 --> 00:22:17,713 俺は独身だが 女を見る目はあるぞ 239 00:22:17,813 --> 00:22:23,213 あの女は駄目だ いかにも性根が悪そうだ 240 00:22:24,280 --> 00:22:27,046 叩かれて見る目がなくなった 241 00:22:27,880 --> 00:22:28,780 親方 242 00:22:35,446 --> 00:22:37,246 殿下 ナロです 243 00:22:37,846 --> 00:22:38,913 入れ 244 00:22:46,913 --> 00:22:48,580 ソソノに届けろ 245 00:22:58,113 --> 00:22:59,613 お嬢様 ウテです 246 00:23:00,546 --> 00:23:01,746 どうぞ 247 00:23:09,846 --> 00:23:10,846 何ですか 248 00:23:11,313 --> 00:23:12,846 テソ王子が 249 00:23:25,613 --> 00:23:26,913 王子は何と? 250 00:23:28,546 --> 00:23:32,846 明日の武芸対決に 父と招待されました 251 00:23:34,413 --> 00:23:35,680 よかったわ 252 00:23:36,213 --> 00:23:37,946 見たかったから 253 00:23:39,346 --> 00:23:44,180 私はチュモン王子 サヨンはテソ王子が勝つと 254 00:23:44,780 --> 00:23:46,213 お父様も 255 00:23:46,546 --> 00:23:48,613 残りはヨンポだろ 256 00:23:49,246 --> 00:23:52,080 負けを知りながら賭けろと? 257 00:23:53,246 --> 00:23:55,680 サヨンと私は紅玉2個です 258 00:23:55,946 --> 00:23:57,613 お父様は1個で 259 00:23:58,680 --> 00:24:00,013 いいだろう 260 00:24:00,480 --> 00:24:03,846 今日はヨンポを信じてみよう 261 00:24:20,846 --> 00:24:22,646 よく来てくれました 262 00:24:30,413 --> 00:24:32,313 勝利をお祈りします 263 00:24:34,580 --> 00:24:38,046 弟との対決なので 勝敗は二の次です 264 00:24:39,446 --> 00:24:42,313 お怪我のないよう お気をつけて 265 00:24:43,780 --> 00:24:45,280 では武芸道場で 266 00:24:58,180 --> 00:25:00,313 心の準備はできたか 267 00:25:05,413 --> 00:25:08,680 陛下の前でも手加減しないぞ 268 00:25:10,546 --> 00:25:13,546 大怪我せぬよう逃げるがよい 269 00:25:16,246 --> 00:25:19,146 兄上に学ばせていただきます 270 00:29:58,713 --> 00:30:00,113 ヘモス 271 00:30:53,646 --> 00:30:55,046 チュモン王子が 272 00:30:55,246 --> 00:30:58,280 タムル弓を折りました 273 00:31:00,246 --> 00:31:01,613 チュモン王子は― 274 00:31:02,546 --> 00:31:04,046 陛下ではなく 275 00:31:04,213 --> 00:31:07,446 ヘモス将軍の子に 違いありません 276 00:31:10,513 --> 00:31:13,113 あの父にして この子ありか 277 00:31:13,746 --> 00:31:15,680 あれは神の使い手だ 278 00:31:16,280 --> 00:31:20,846 的(まと)ではなく 扶余(プヨ)の心臓を射ているのだ 279 00:31:25,813 --> 00:31:28,646 次は拳法による対決 280 00:31:29,146 --> 00:31:34,313 テソ王子の腕前は 世に知られているので 281 00:31:35,013 --> 00:31:38,913 ヨンポ王子と チュモン王子が対決し 282 00:31:39,646 --> 00:31:42,113 勝者がテソ王子と対決を 283 00:32:35,213 --> 00:32:38,146 こいつめ 逃げ続ける気か 284 00:32:40,680 --> 00:32:43,313 では私も攻撃します 285 00:33:34,746 --> 00:33:36,146 後ほど― 286 00:33:36,280 --> 00:33:40,113 テソ王子と チュモン王子の対決を 287 00:33:51,280 --> 00:33:53,546 熱いうちにどうぞ 288 00:33:53,746 --> 00:33:54,813 片づけろ 289 00:33:55,546 --> 00:33:57,113 早く飲みなさい 290 00:33:57,380 --> 00:34:00,213 負ける時もあるものよ 291 00:34:01,280 --> 00:34:02,713 すみません 292 00:34:02,913 --> 00:34:04,380 情けない 293 00:34:04,713 --> 00:34:09,046 修練を怠るなと言ったのに 惨敗するとは 294 00:34:12,945 --> 00:34:14,980 ヨンポのせいじゃない 295 00:34:15,546 --> 00:34:18,746 チュモンが腕を上げたのよ 296 00:34:19,313 --> 00:34:23,046 テソ チュモンを 甘く見てはならないわ 297 00:34:23,613 --> 00:34:25,380 心配いりません 298 00:34:38,880 --> 00:34:40,146 驚きました 299 00:34:50,113 --> 00:34:52,613 修練するのを見てきたけど― 300 00:34:54,346 --> 00:34:56,013 これほどだとは 301 00:34:59,913 --> 00:35:03,780 師匠に比べれば 足元にも及びません 302 00:35:05,613 --> 00:35:08,380 ヘモス将軍のことですか 303 00:35:10,646 --> 00:35:11,580 はい 304 00:35:15,746 --> 00:35:19,380 今日 勝てば その方もお喜びですね 305 00:37:53,946 --> 00:37:54,980 そこまで! 306 00:38:00,946 --> 00:38:02,513 もうよい 307 00:38:03,213 --> 00:38:05,846 勝敗がつきそうにない 308 00:38:07,546 --> 00:38:08,346 財部皁衣(チェブジョイ) 309 00:38:08,880 --> 00:38:10,513 はい 陛下 310 00:38:12,180 --> 00:38:15,013 妙技を見せた3人の王子に― 311 00:38:15,180 --> 00:38:18,113 絹40反(たん)を褒美として与えよ 312 00:38:18,680 --> 00:38:20,480 承知しました 313 00:38:25,446 --> 00:38:26,513 陛下 314 00:38:26,846 --> 00:38:29,213 私はまだ戦えます 315 00:38:29,380 --> 00:38:31,046 最後まで勝負を 316 00:38:35,080 --> 00:38:36,680 もう十分だ 317 00:38:37,846 --> 00:38:39,180 ご苦労だった 318 00:39:19,313 --> 00:39:21,746 これからだったのに 319 00:39:22,213 --> 00:39:24,513 意図的に止めたのよ 320 00:39:25,413 --> 00:39:29,213 対決の話が出た時に 気づくべきだった 321 00:39:29,446 --> 00:39:33,013 家臣にチュモンを 売り込むためよ 322 00:39:35,313 --> 00:39:38,280 兄上 気を落とさないでください 323 00:39:38,980 --> 00:39:42,480 私と違い 兄上は負けていません 324 00:39:42,580 --> 00:39:45,613 引き分けは負けも同然だ! 325 00:39:47,080 --> 00:39:51,480 家臣たちが驚いてたのも 分からないのか 326 00:39:52,380 --> 00:39:55,446 腕で劣るなら 勘ぐらい働かせろ 327 00:40:00,546 --> 00:40:02,046 おやめなさい 328 00:40:11,480 --> 00:40:15,280 チュモン王子様には 玄菟(ヒョント)城で驚かされ 329 00:40:15,380 --> 00:40:19,480 今度は秀でた武芸に 息をのみました 330 00:40:20,213 --> 00:40:24,780 あのような弓の腕前を 見たのは初めてです 331 00:40:25,880 --> 00:40:29,713 テソ王子様との 剣術対決もどうです? 332 00:40:29,813 --> 00:40:35,480 扶余には かなう者がいないと 評判のテソ王子様と― 333 00:40:35,580 --> 00:40:37,946 互角に戦っていましたぞ 334 00:40:39,780 --> 00:40:44,113 兄たちと違い ひ弱だと思っていたのに 335 00:40:44,246 --> 00:40:48,246 いつあれほどの武芸を 身につけたのか 336 00:40:48,680 --> 00:40:52,280 若い頃の陛下を 見ているようでした 337 00:40:53,080 --> 00:40:54,080 しかし― 338 00:40:54,180 --> 00:40:59,246 剣術はテソ王子のほうが 上手(うわて)のようです 339 00:41:04,480 --> 00:41:08,280 対決を軽く考えていましたが 340 00:41:09,346 --> 00:41:13,613 家臣は驚くべきことと 受け止めています 341 00:41:15,413 --> 00:41:19,780 問題ばかり起こしていた チュモン王子が 342 00:41:20,013 --> 00:41:22,546 今や信頼を得ているとは 343 00:41:28,180 --> 00:41:30,746 落胆なさいますな 344 00:41:32,813 --> 00:41:35,446 機会はまた訪れます 345 00:41:42,346 --> 00:41:45,946 ヨンポ王子が のびたのを見ただろ 346 00:41:46,280 --> 00:41:49,380 どれほど胸がすっきりしたか 347 00:41:49,480 --> 00:41:52,180 テソ王子だってそうですよ 348 00:41:52,346 --> 00:41:57,413 陛下が止めなければ チュモン王子様が勝ってた 349 00:41:57,946 --> 00:42:00,546 俺の教え方がよかった 350 00:42:00,680 --> 00:42:03,313 いい弟子を持ったものだ 351 00:42:03,513 --> 00:42:04,646 戯言(たわごと)を 352 00:42:05,280 --> 00:42:07,046 戯言ですって? 353 00:42:07,280 --> 00:42:09,480 ご存じないようですが 354 00:42:09,680 --> 00:42:13,480 王子様に武芸を 教えたのは俺ですよ 355 00:42:16,313 --> 00:42:20,146 おやおや そんなに信じられない? 356 00:42:20,513 --> 00:42:23,080 王子様に聞いてください 357 00:42:24,913 --> 00:42:26,213 俺はな 358 00:42:26,380 --> 00:42:29,980 鉄器工場で数十年間 剣を作ってきた 359 00:42:30,113 --> 00:42:34,913 今じゃ剣の持ち方を 見ただけで技量が分かる 360 00:42:35,346 --> 00:42:36,646 お前は― 361 00:42:36,746 --> 00:42:40,046 工場の見張りがぴったりだ 362 00:42:40,480 --> 00:42:43,713 人を何だと思ってるんです? 363 00:42:44,513 --> 00:42:46,113 いい気分だ 364 00:42:46,246 --> 00:42:50,446 つべこべ言わず 一杯おごるから ついてこい 365 00:42:51,280 --> 00:42:52,280 一杯? 366 00:42:53,046 --> 00:42:54,046 飲まなきゃ 367 00:42:55,580 --> 00:42:56,846 よくやったわ 368 00:42:57,213 --> 00:43:01,013 これほど変わったとは 思わなかった 369 00:43:03,880 --> 00:43:05,313 何もかも― 370 00:43:06,413 --> 00:43:08,246 師匠のおかげです 371 00:43:13,713 --> 00:43:14,780 チュモン 372 00:43:15,546 --> 00:43:16,646 はい 母上 373 00:43:17,913 --> 00:43:21,113 王妃がヨミウルを追い出し 374 00:43:21,346 --> 00:43:25,513 マウリョンを 神殿に迎える陰謀を企んでる 375 00:43:29,513 --> 00:43:33,213 ヨミウルは お前を警戒していたから 376 00:43:33,546 --> 00:43:37,346 追い出されても 構わないけれど 377 00:43:38,480 --> 00:43:42,113 マウリョンが 神殿の主になると困る 378 00:43:43,380 --> 00:43:45,980 マウリョンは王妃側の人間 379 00:43:46,880 --> 00:43:49,046 テソを太子に推すわ 380 00:43:55,346 --> 00:43:57,713 ヨミウルを助けるべきか― 381 00:43:58,013 --> 00:44:00,146 判断がつかない 382 00:44:11,346 --> 00:44:12,546 ナロはいるか 383 00:44:19,113 --> 00:44:21,213 玄菟(ヒョント)城に行ってこい 384 00:44:24,480 --> 00:44:25,980 お嬢様 385 00:44:27,413 --> 00:44:28,580 どうぞ 386 00:44:31,380 --> 00:44:32,513 お嬢様 387 00:44:33,613 --> 00:44:37,146 テソ王子様が いらっしゃいました 388 00:44:50,446 --> 00:44:53,613 仕事の邪魔ではないか? 389 00:44:56,346 --> 00:44:57,613 いいえ 390 00:44:59,013 --> 00:45:00,280 おかけに 391 00:45:12,113 --> 00:45:16,413 そなたと酒が飲みたくて やってきた 392 00:45:18,346 --> 00:45:19,946 構わないか 393 00:45:29,146 --> 00:45:31,480 酒の支度をしろ 394 00:45:31,680 --> 00:45:32,646 はい 395 00:45:42,046 --> 00:45:43,713 注(つ)いでくれるか 396 00:45:59,046 --> 00:46:01,646 大口を叩いておきながら 397 00:46:02,680 --> 00:46:04,546 本当に面目がない 398 00:46:07,713 --> 00:46:09,946 恥じる必要はありません 399 00:46:11,713 --> 00:46:12,846 お二人は― 400 00:46:13,880 --> 00:46:15,313 引き分けでは? 401 00:46:16,646 --> 00:46:20,280 私が負けた 敗北したのだ 402 00:46:22,580 --> 00:46:24,446 実にむなしい 403 00:46:35,180 --> 00:46:40,113 このむなしさを癒やせるのは そなただけだ 404 00:46:42,780 --> 00:46:44,080 どうだ 405 00:46:44,846 --> 00:46:46,613 心は決まったか 406 00:46:57,913 --> 00:46:58,913 王子様 407 00:47:01,446 --> 00:47:02,480 私は― 408 00:47:04,780 --> 00:47:07,080 求婚をお受けできません 409 00:47:12,546 --> 00:47:13,546 私には― 410 00:47:15,713 --> 00:47:17,846 思っている人がいます 411 00:47:21,080 --> 00:47:22,180 誰だ 412 00:47:23,613 --> 00:47:24,880 それは誰だ 413 00:47:30,646 --> 00:47:31,746 もしや― 414 00:47:33,680 --> 00:47:34,980 チュモンか? 415 00:47:43,013 --> 00:47:44,513 チュモンか 416 00:47:45,780 --> 00:47:47,113 チュモンだな 417 00:47:53,613 --> 00:47:55,313 よりによって― 418 00:47:56,313 --> 00:47:59,146 お前の心にチュモンが 419 00:48:14,046 --> 00:48:16,046 私には認められん 420 00:48:17,013 --> 00:48:19,046 とても認められない 421 00:48:22,680 --> 00:48:24,813 奪われてなるか 422 00:48:26,313 --> 00:48:28,380 絶対にお前を渡せん 423 00:48:31,013 --> 00:48:32,146 ソソノ 424 00:48:34,080 --> 00:48:35,380 お前は― 425 00:48:36,680 --> 00:48:38,013 私のものだ 426 00:49:09,280 --> 00:49:10,780 やはり勝った 427 00:49:10,880 --> 00:49:11,713 すごい 428 00:49:11,813 --> 00:49:15,546 兄貴なら勝つに決まってる 429 00:50:01,646 --> 00:50:03,113 何か事情が 430 00:51:19,846 --> 00:51:21,746 夜遅くどうした 431 00:51:22,213 --> 00:51:23,346 かけなさい 432 00:51:29,913 --> 00:51:33,313 父上にぜひ お話ししたいことが 433 00:51:34,580 --> 00:51:35,846 続けなさい 434 00:51:38,346 --> 00:51:39,713 扶余の神器― 435 00:51:40,080 --> 00:51:41,680 タムル弓が折れました 436 00:51:44,580 --> 00:51:46,146 知っておる 437 00:51:47,346 --> 00:51:52,746 では弓を折ったのが チュモンということも? 438 00:51:59,446 --> 00:52:01,946 タムル弓は扶余の神器 439 00:52:02,313 --> 00:52:05,646 神聖な気を損なうのは重罪 440 00:52:05,780 --> 00:52:07,613 その上 チュモンは― 441 00:52:07,713 --> 00:52:10,980 始祖(シジョ)山に行かなかったと嘘を 442 00:52:17,446 --> 00:52:18,946 それは本当か? 443 00:52:20,413 --> 00:52:22,146 間違いありません 444 00:52:24,513 --> 00:52:28,813 だがその話を 今 持ち出す理由は? 445 00:52:34,046 --> 00:52:36,980 あまりに大事件で 悩みましたが 446 00:52:38,246 --> 00:52:41,313 扶余の将来を案じましたので 447 00:52:44,980 --> 00:52:46,146 分かった 448 00:52:47,546 --> 00:52:48,813 もう下がれ 449 00:53:16,946 --> 00:53:19,313 陛下にその話をしたと? 450 00:53:21,346 --> 00:53:22,513 そうだ 451 00:53:23,480 --> 00:53:25,713 陛下は何とお答えに? 452 00:53:27,780 --> 00:53:30,213 何もおっしゃらなかった 453 00:53:33,946 --> 00:53:36,446 時期を誤りました 454 00:53:37,013 --> 00:53:38,946 申し上げたでしょう 455 00:53:39,113 --> 00:53:44,246 大いに 役立つ時が来る秘策だと 456 00:53:46,113 --> 00:53:48,346 急ぎすぎましたね 457 00:53:53,013 --> 00:53:55,746 なぜ話したのか分からない 458 00:53:57,813 --> 00:54:02,580 チュモンは炒鋼法の鍵を 見つけたようだし 459 00:54:03,080 --> 00:54:07,880 奴を見る家臣たちの目も 変わったのに― 460 00:54:09,880 --> 00:54:12,046 私は何も成功してない 461 00:54:14,580 --> 00:54:15,880 大使者(テサジャ) 462 00:54:16,846 --> 00:54:19,046 どうすればよいのだ? 463 00:54:32,346 --> 00:54:34,713 タムル弓は扶余の神器 464 00:54:35,180 --> 00:54:38,513 神聖な気を損なうのは重罪 465 00:54:38,713 --> 00:54:40,480 その上 チュモンは― 466 00:54:40,613 --> 00:54:43,780 始祖(シジョ)山に行かなかったと嘘を 467 00:54:55,713 --> 00:54:58,713 玄菟(ヒョント)城 468 00:55:02,980 --> 00:55:05,080 テソ王子の書信です 469 00:55:16,080 --> 00:55:19,380 何が書いてあったのですか 470 00:55:20,013 --> 00:55:21,146 テソが― 471 00:55:22,046 --> 00:55:24,780 鋼鉄剣の作り方を 教えてくれと 472 00:55:25,413 --> 00:55:29,380 そんな申し出をするとは 正気でしょうか 473 00:55:31,713 --> 00:55:34,480 漢と同じ鋼鉄剣ではない 474 00:55:35,746 --> 00:55:39,580 塊錬(クェリョン)鋼より少し 強度があればいいそうだ 475 00:55:40,446 --> 00:55:44,513 だとしても 鉄武器の製造法は極秘です 476 00:55:46,446 --> 00:55:51,646 だが秘法を教えて 利益を得られるなら 477 00:55:51,880 --> 00:55:53,980 取り引きの価値がある 478 00:55:55,446 --> 00:55:56,346 ワンソムン 479 00:55:57,080 --> 00:55:58,080 はい 480 00:55:59,146 --> 00:56:00,646 トンソンと共に― 481 00:56:01,780 --> 00:56:03,446 扶余に行ってこい 482 00:56:05,046 --> 00:56:07,313 宮殿の状況はすべて― 483 00:56:07,746 --> 00:56:09,613 チュモンに有利よ 484 00:56:10,113 --> 00:56:13,746 これではチュモンが 太子になるのでは? 485 00:56:17,913 --> 00:56:21,446 王妃様 ご心配ばかりなさらず― 486 00:56:21,546 --> 00:56:27,146 テソ王子様のための計画を 今すぐご実行ください 487 00:56:29,480 --> 00:56:30,613 お兄様 488 00:56:31,046 --> 00:56:34,813 ヨミウルを追い出し マウリョンを神殿に 489 00:56:35,146 --> 00:56:37,946 それは分かっています 490 00:56:38,380 --> 00:56:41,513 神殿の巫女(みこ)は 四出道(サチュルト)の巫女が― 491 00:56:41,613 --> 00:56:44,080 満場一致で推すもの 492 00:56:45,046 --> 00:56:49,146 神殿に巫女がいなければ ともかく― 493 00:56:49,913 --> 00:56:54,380 ヨミウルが生存中に 他の巫女は推せません 494 00:56:54,780 --> 00:56:56,813 なら どうすれば? 495 00:56:57,146 --> 00:57:01,446 陛下も黙認なさったのに ため息をついてろと? 496 00:57:02,146 --> 00:57:03,180 私も― 497 00:57:03,680 --> 00:57:05,680 もどかしいんです 498 00:57:07,213 --> 00:57:08,346 母上 499 00:57:08,513 --> 00:57:11,513 確かに陛下が任せると? 500 00:57:12,646 --> 00:57:13,913 そうよ 501 00:57:33,246 --> 00:57:35,013 天が機会をくれた 502 00:57:35,413 --> 00:57:37,813 陛下の悩みを取り除けば 503 00:57:38,180 --> 00:57:42,180 失墜していた私の威信を 回復できる 504 00:57:43,246 --> 00:57:45,013 天がくれた機会だ 505 00:57:49,446 --> 00:57:52,746 タムル弓が折れたのを 知りながら 506 00:57:52,846 --> 00:57:55,980 陛下は冷淡に “神殿で解決しろ”と 507 00:57:56,946 --> 00:58:01,046 陛下はヨミウル様に とことん不信感を 508 00:58:01,780 --> 00:58:05,780 このままでは遠からず 神殿が消えます 509 00:58:06,213 --> 00:58:09,946 巫女の仕事がなければ 神殿も無用です 510 00:58:10,913 --> 00:58:12,546 お言葉が過ぎます 511 00:58:12,780 --> 00:58:14,746 心配なのです 512 00:58:15,580 --> 00:58:18,746 お二人の関係が 改善しなければ 513 00:58:18,880 --> 00:58:21,646 巫女も無意味な存在に 514 00:58:22,713 --> 00:58:26,713 ヨミウル様を 神殿から追い出そうと? 515 00:58:27,713 --> 00:58:30,113 今 大事なのは神殿 516 00:58:31,313 --> 00:58:33,846 神殿の巫女が誰であれ 517 00:58:34,546 --> 00:58:37,813 巫女の権威と力を 取り戻さねば 518 00:58:47,513 --> 00:58:48,513 殿下 519 00:58:50,813 --> 00:58:53,946 どうだった ヤンジョンの返答は? 520 00:58:54,280 --> 00:58:57,080 使いの者が来ました 521 00:59:01,446 --> 00:59:06,180 太守(たいしゅ)様は王子様の提案を 受け入れることに 522 00:59:06,946 --> 00:59:08,280 本当か 523 00:59:08,580 --> 00:59:11,313 ただし条件があります 524 00:59:12,246 --> 00:59:13,546 何だ? 525 00:59:13,913 --> 00:59:16,146 太守(たいしゅ)様にはご息女が 526 00:59:16,313 --> 00:59:19,980 ご息女と王子様の結婚を お望みに 527 00:59:27,346 --> 00:59:32,480 桂婁(ケル)に鉄器工場を作るのを 陛下が許可されたとか 528 00:59:33,813 --> 00:59:37,346 もう扶余の鍛冶職人が 工事中です 529 00:59:39,380 --> 00:59:40,946 陛下は十数年間― 530 00:59:41,046 --> 00:59:44,880 炒鋼法の秘密を 解こうとされたが 531 00:59:45,380 --> 00:59:46,880 失敗しています 532 00:59:51,080 --> 00:59:55,780 鉄器工場ができ 扶余の技術が伝授されても― 533 00:59:55,946 --> 00:59:59,313 それは塊錬(クェリョン)鋼の枠を 超えません 534 01:00:03,613 --> 01:00:04,446 私は― 535 01:00:05,480 --> 01:00:09,713 君長と手を携えて 鋼鉄剣を作りたいのです 536 01:00:23,213 --> 01:00:25,713 親方 ヨンポ王子様です 537 01:00:29,146 --> 01:00:31,180 王子様 おいでですか 538 01:00:33,880 --> 01:00:36,080 腕の立つ者を集めろ 539 01:00:37,613 --> 01:00:39,746 何のためですか 540 01:00:41,046 --> 01:00:42,613 お前は知らんでよい 541 01:00:42,880 --> 01:00:44,580 早く用意しろ 542 01:00:47,380 --> 01:00:48,046 はい 543 01:00:55,846 --> 01:00:59,246 今日のことは 死ぬまで秘密だぞ 544 01:01:01,180 --> 01:01:05,280 事が成功したら 全員に褒美を与える 545 01:01:05,880 --> 01:01:06,713 分かったか 546 01:01:07,080 --> 01:01:08,080 はい 547 01:01:26,713 --> 01:01:31,146 王子様 女でも呼んで お世話させますか 548 01:01:31,480 --> 01:01:32,813 いらん 549 01:01:34,413 --> 01:01:36,013 プヨンを連れてこい 550 01:01:38,313 --> 01:01:40,380 それが その… 551 01:01:40,646 --> 01:01:42,446 さっさと呼べ 552 01:01:42,880 --> 01:01:48,180 プヨンはチュモン王子が 連れていきました 553 01:01:49,246 --> 01:01:50,313 何だと 554 01:01:53,946 --> 01:01:55,580 女の居所は? 555 01:01:56,780 --> 01:01:58,780 どうなさるおつもりで? 556 01:01:58,880 --> 01:02:00,913 居所を知っているのか? 557 01:02:02,980 --> 01:02:04,046 はい 558 01:02:04,580 --> 01:02:05,246 行くぞ 559 01:02:05,346 --> 01:02:08,346 だいぶお酔いになってます 560 01:02:08,446 --> 01:02:10,580 私が上玉の女を 561 01:02:10,680 --> 01:02:11,913 黙れ! 562 01:02:14,080 --> 01:02:16,846 チュモンと縁のある人間は― 563 01:02:17,413 --> 01:02:19,480 誰でも容赦しない 564 01:02:20,280 --> 01:02:23,446 奴のために受けた 屈辱を思えば― 565 01:02:24,380 --> 01:02:28,313 どいつであろうと 殺してやりたい 566 01:02:31,246 --> 01:02:34,546 ハンダン 何してる 早くお連れしろ 567 01:02:35,380 --> 01:02:36,246 はい 568 01:02:58,346 --> 01:02:59,580 王子様 569 01:03:00,613 --> 01:03:03,813 今夜はお前と過ごすつもりだ 570 01:03:04,380 --> 01:03:05,613 こっちへ来い 571 01:03:08,613 --> 01:03:09,346 王子様 572 01:03:09,446 --> 01:03:10,880 こっちへ来んか 573 01:03:13,746 --> 01:03:15,013 こいつめ 574 01:03:24,380 --> 01:03:25,413 王子様! 575 01:03:26,246 --> 01:03:27,280 王子様 576 01:03:28,080 --> 01:03:28,980 王子様 577 01:03:30,613 --> 01:03:31,880 どうした 578 01:03:32,380 --> 01:03:33,280 あの… 579 01:03:38,313 --> 01:03:40,080 早く言ってみろ 580 01:03:50,113 --> 01:03:51,280 何があった? 581 01:03:53,013 --> 01:03:54,180 プヨンが― 582 01:03:56,213 --> 01:03:57,246 誘拐されました 583 01:04:07,080 --> 01:04:08,180 誰だ? 584 01:04:10,213 --> 01:04:11,513 誰の仕業だ? 585 01:04:28,480 --> 01:04:30,780 ヘモス将軍が 命尽きた今も― 586 01:04:31,413 --> 01:04:34,646 扶余の太陽の中に 三足烏(サンソクカラス)がいると― 587 01:04:35,346 --> 01:04:36,613 私は知っています 588 01:04:37,246 --> 01:04:41,813 私が守らなければ将軍は どうなっていましたか 589 01:04:42,180 --> 01:04:45,113 先王のご命令で 死んでいたはず 590 01:04:45,313 --> 01:04:48,780 ユファ様はその三足烏(サンソクカラス)を 抱いてますね 591 01:04:49,346 --> 01:04:53,646 陛下は将軍を 守れなかったでしょう 592 01:04:54,146 --> 01:04:55,080 ヨミウル 593 01:04:55,446 --> 01:04:57,346 扶余は私を捨てました 594 01:04:58,413 --> 01:05:01,946 扶余に背を向けた私は これから― 595 01:05:02,980 --> 01:05:06,280 三足烏(サンソクカラス)にお仕えします 596 01:05:06,380 --> 01:05:08,513 私は将軍を 生かしましたが 597 01:05:09,380 --> 01:05:11,280 ユファ様を 思う陛下は― 598 01:05:11,380 --> 01:05:14,813 将軍の死を 望んでいたのでは? 599 01:05:14,913 --> 01:05:16,213 黙れ ヨミウル! 600 01:05:20,813 --> 01:05:23,813 日本語字幕 小川 昌代