1 00:00:01,146 --> 00:00:05,146 第34話 2 00:00:41,313 --> 00:00:42,580 どうですか 3 00:00:46,880 --> 00:00:48,613 意識は戻りませんか 4 00:00:50,846 --> 00:00:52,480 申し訳ありません 5 00:00:53,813 --> 00:00:56,113 気を注いでみましたが 6 00:00:58,680 --> 00:01:00,946 意識が戻りません 7 00:01:01,480 --> 00:01:04,846 神通力もないのに 神殿にいるとは 8 00:01:04,946 --> 00:01:06,746 何と無礼な 9 00:01:06,846 --> 00:01:09,413 ヨミウル巫女(みこ)なら… 10 00:01:09,513 --> 00:01:10,380 これ 11 00:01:11,213 --> 00:01:12,846 お黙りなさい 12 00:01:15,713 --> 00:01:17,546 医官長の意見は? 13 00:01:18,280 --> 00:01:19,880 恐れながら 14 00:01:20,446 --> 00:01:22,180 陛下の運命は― 15 00:01:22,580 --> 00:01:25,580 天に任せるしかありません 16 00:01:37,246 --> 00:01:38,346 ユファ様 17 00:01:38,446 --> 00:01:41,880 お食べになり 元気をお出しください 18 00:01:45,713 --> 00:01:46,946 ユファ様 19 00:01:47,713 --> 00:01:49,546 私を起こして 20 00:02:01,046 --> 00:02:03,313 陛下の御所に行くわ 21 00:02:03,846 --> 00:02:04,913 ユファ様 22 00:02:06,246 --> 00:02:08,813 気力が戻られてからに 23 00:02:09,246 --> 00:02:12,246 陛下もまだ昏睡状態です 24 00:02:13,280 --> 00:02:14,580 支度して 25 00:02:50,680 --> 00:02:51,813 陛下 26 00:02:53,580 --> 00:02:56,480 なぜ意識が戻らないのですか 27 00:02:58,246 --> 00:03:00,180 元気になってください 28 00:03:01,980 --> 00:03:03,913 このままでは― 29 00:03:05,346 --> 00:03:07,346 扶余(プヨ)が崩壊します 30 00:03:09,280 --> 00:03:10,480 陛下 31 00:03:23,180 --> 00:03:24,213 お兄様 32 00:03:24,313 --> 00:03:25,413 はい 33 00:03:26,580 --> 00:03:29,780 陛下が回復する当ても ないのに 34 00:03:29,946 --> 00:03:32,580 玉座(ぎょくざ)を空けていられません 35 00:03:34,112 --> 00:03:36,280 ごもっともですが 36 00:03:36,379 --> 00:03:40,880 陛下を差し置いて 立太子礼はできません 37 00:03:44,080 --> 00:03:47,046 立太子のことではありません 38 00:03:47,913 --> 00:03:50,213 万一のことがあったら 39 00:03:50,313 --> 00:03:54,713 王の座に就く状況で 立太子など何ですか 40 00:03:56,613 --> 00:03:58,313 そうですね 41 00:03:59,013 --> 00:04:02,680 テソが陛下の職務を 代行すべきです 42 00:04:03,913 --> 00:04:05,980 そのとおりです 43 00:04:06,346 --> 00:04:11,346 テソ王子様が 陛下の職務を代行しなくては 44 00:04:12,713 --> 00:04:15,180 私からは切り出せません 45 00:04:16,646 --> 00:04:18,446 ご心配なく 46 00:04:18,580 --> 00:04:23,080 私が家臣の意見を集め 手順を踏みます 47 00:04:24,346 --> 00:04:25,313 テソ 48 00:04:26,513 --> 00:04:27,680 はい 母上 49 00:04:28,180 --> 00:04:31,146 そなたは もう 扶余(プヨ)の王も同然よ 50 00:04:31,313 --> 00:04:33,746 全権力を与えられた以上― 51 00:04:34,046 --> 00:04:38,246 自分の志を 存分に実現させなさい 52 00:04:50,513 --> 00:04:53,246 玉座は空けておけません 53 00:04:53,346 --> 00:04:56,213 誰かが国事を取りまとめねば 54 00:04:56,780 --> 00:04:58,446 そうですな 55 00:04:58,646 --> 00:05:03,113 国事が おろそかになるのが 心配です 56 00:05:03,213 --> 00:05:07,413 今回の戦争で 真番(チンボン)と臨屯(イムドゥン)の勢力が弱まり 57 00:05:07,913 --> 00:05:11,713 古朝鮮(コジョソン)の流民(るみん)が 扶余(プヨ)に来ているだけに 58 00:05:11,813 --> 00:05:15,846 国事に決定を下す方が 必要です 59 00:05:16,113 --> 00:05:17,613 そうです 60 00:05:17,980 --> 00:05:20,446 立太子もまだなのに― 61 00:05:20,546 --> 00:05:23,880 陛下に もしものことでもあれば… 62 00:05:23,980 --> 00:05:25,280 宮廷使者(クンジョンサジャ)! 63 00:05:26,513 --> 00:05:29,246 言葉をお慎みなさい 64 00:05:29,413 --> 00:05:32,846 それほど重大な事案なんです 65 00:05:33,380 --> 00:05:35,413 お静かに願います 66 00:05:39,213 --> 00:05:44,080 テソ王子様が陛下の職務を 代行してください 67 00:05:49,146 --> 00:05:53,513 勝利はしても 扶余も被害を受けており 68 00:05:53,613 --> 00:05:57,046 民心も混乱に陥っています 69 00:05:58,113 --> 00:06:01,680 戦争の被害を 早く収拾しないと― 70 00:06:01,780 --> 00:06:05,113 漢(かん)に討たれてしまいます 71 00:06:08,013 --> 00:06:09,413 そのとおり 72 00:06:10,880 --> 00:06:12,113 私は― 73 00:06:12,213 --> 00:06:15,813 陛下が意識を 取り戻されるまで― 74 00:06:17,280 --> 00:06:22,613 王子様に国事の責任者と なってもらいたいのです 75 00:06:26,713 --> 00:06:29,746 それが 家臣の皆様のご意向なら 76 00:06:30,280 --> 00:06:31,846 未熟者ですが 77 00:06:32,013 --> 00:06:34,346 国事に専念します 78 00:06:34,680 --> 00:06:38,280 心を尽くし 王子様を補佐いたします 79 00:06:38,413 --> 00:06:41,113 王子様を補佐いたします 80 00:06:58,413 --> 00:07:00,013 全員 集まったか 81 00:07:00,980 --> 00:07:01,813 はい 82 00:07:02,446 --> 00:07:03,813 よく聞け 83 00:07:04,180 --> 00:07:08,946 今後 テソ王子様が 陛下の職務を代行する 84 00:07:09,646 --> 00:07:14,746 陛下にお仕えするように テソ王子様をお守りしろ 85 00:07:19,680 --> 00:07:23,880 お前たちは この戦争で手柄を立てた 86 00:07:24,580 --> 00:07:25,546 そして― 87 00:07:25,780 --> 00:07:29,080 チュモン総官が 行方不明になり 88 00:07:29,180 --> 00:07:31,680 悲しんでるのも知ってる 89 00:07:33,380 --> 00:07:34,313 だが― 90 00:07:34,813 --> 00:07:36,413 戦争は終わった 91 00:07:36,613 --> 00:07:39,146 扶余王室の安全を守るのだ 92 00:07:40,613 --> 00:07:43,680 王子様を全力でお守りします 93 00:07:46,546 --> 00:07:48,746 護衛総官の職には― 94 00:07:49,745 --> 00:07:51,212 ナロを任命する 95 00:08:00,613 --> 00:08:05,046 前任の総官に劣らぬよう 任務を全うしろ 96 00:08:09,013 --> 00:08:10,346 私 ナロは― 97 00:08:10,946 --> 00:08:14,146 王室の安全のため 命を捧げます 98 00:08:26,446 --> 00:08:31,580 全権力が テソ兄上の手に渡るのを― 99 00:08:31,713 --> 00:08:33,880 黙って見てるのか 100 00:08:39,080 --> 00:08:43,380 対抗すれば チュモンと同じ目に遭う 101 00:08:44,546 --> 00:08:48,513 今は頭を下げ 機会をうかがうのが一番だ 102 00:08:50,213 --> 00:08:51,213 殿下 103 00:08:52,546 --> 00:08:55,246 私には身に余る任務です 104 00:08:57,613 --> 00:08:58,780 いや 105 00:08:59,346 --> 00:09:04,413 私への献身を思えば 大将軍(テジャングン)にでもしたいほどだ 106 00:09:06,780 --> 00:09:09,413 私が王の座に就いたら 107 00:09:10,013 --> 00:09:12,580 お前を大将軍(テジャングン)にしてやろう 108 00:09:15,913 --> 00:09:16,913 殿下 109 00:09:20,346 --> 00:09:22,513 兄上 ヨンポです 110 00:09:24,013 --> 00:09:25,146 入れ 111 00:09:31,846 --> 00:09:33,580 席を外してくれ 112 00:09:34,880 --> 00:09:36,046 はい 王子様 113 00:09:59,013 --> 00:10:00,313 何の真似だ? 114 00:10:01,013 --> 00:10:03,913 兄上 お祝い申し上げます 115 00:10:07,746 --> 00:10:09,646 何もかも未熟な私が 116 00:10:09,780 --> 00:10:12,713 兄上と太子の座を 競うなどと… 117 00:10:12,880 --> 00:10:15,013 お許しください 118 00:10:17,946 --> 00:10:19,080 ヨンポ 119 00:10:20,546 --> 00:10:21,580 はい 兄上 120 00:10:22,913 --> 00:10:26,780 お前と私は 同じ母から生まれた兄弟だ 121 00:10:26,946 --> 00:10:29,413 反目し合う理由などない 122 00:10:31,213 --> 00:10:35,846 私が国事を行う間 いくつも困難に遭うだろう 123 00:10:36,313 --> 00:10:37,813 力になってくれ 124 00:10:39,246 --> 00:10:40,246 兄上 125 00:10:40,413 --> 00:10:44,380 私は命を懸けて 兄上にお仕えします 126 00:10:57,280 --> 00:10:59,246 護衛兵が何だ 127 00:10:59,413 --> 00:11:00,913 辞めてやる 128 00:11:01,513 --> 00:11:02,713 そうとも 129 00:11:03,513 --> 00:11:08,680 総官もいないのに 金や名誉を得て何になる 130 00:11:09,613 --> 00:11:10,813 チクショウ 131 00:11:11,580 --> 00:11:13,646 夢を見てたんだ 132 00:11:14,680 --> 00:11:16,480 その夢も覚めた 133 00:11:17,480 --> 00:11:19,780 元の生活に戻ろう 134 00:11:22,913 --> 00:11:24,313 あわてるな 135 00:11:26,113 --> 00:11:27,080 何だよ 136 00:11:27,446 --> 00:11:29,580 護衛兵を続ける気か 137 00:11:30,180 --> 00:11:33,813 ナロの下で テソ王子のために? 138 00:11:34,246 --> 00:11:36,046 この恩知らずめ 139 00:11:36,146 --> 00:11:37,480 よくそんな… 140 00:11:38,580 --> 00:11:40,013 俺の話を聞け 141 00:11:42,680 --> 00:11:46,080 俺たちが宮殿で お守りする方がいる 142 00:11:48,513 --> 00:11:49,780 ユファ様だ 143 00:11:50,480 --> 00:11:53,113 総官を失い 陛下も危篤 144 00:11:53,313 --> 00:11:56,780 まさに孤立無援の身の上だ 145 00:11:57,680 --> 00:12:02,413 俺たちがユファ様を 可能な限りお守りしよう 146 00:12:03,113 --> 00:12:06,813 王妃様たちが 何をするか分からん 147 00:12:08,913 --> 00:12:10,113 そうだな 148 00:12:10,446 --> 00:12:11,846 そのとおりだ 149 00:12:12,280 --> 00:12:17,646 俺たちにできるか分からんが お守りしなきゃな 150 00:12:28,413 --> 00:12:31,813 扶余の護衛兵の方々が 151 00:12:31,913 --> 00:12:34,746 こんな店で酒を飲むとは 152 00:12:35,213 --> 00:12:39,113 私が美人のいる店に ご案内しましょう 153 00:12:41,046 --> 00:12:42,480 放っといてくれ 154 00:12:44,780 --> 00:12:50,013 頼みのチュモン王子が消えて どうするつもりだ? 155 00:12:50,280 --> 00:12:51,613 おい お前ら 156 00:12:51,780 --> 00:12:54,346 護衛兵なんて柄か? 157 00:12:54,446 --> 00:12:56,813 スリをしてた連中がよ 158 00:12:58,680 --> 00:13:02,246 状況が ひっくり返ったからには― 159 00:13:02,880 --> 00:13:06,380 お前らがどうなるか 目に見えてる 160 00:13:07,880 --> 00:13:10,846 今まで お前らに受けた屈辱は― 161 00:13:11,146 --> 00:13:14,380 1つも忘れてないからな 162 00:13:32,746 --> 00:13:34,146 もうやめとけ 163 00:13:43,513 --> 00:13:46,813 俺たちは すべてを失っても… 164 00:13:46,913 --> 00:13:47,846 いや 165 00:13:48,146 --> 00:13:49,646 死ぬとしても― 166 00:13:50,380 --> 00:13:51,846 怖くない 167 00:13:52,213 --> 00:13:53,180 俺たちに― 168 00:13:54,713 --> 00:13:56,146 構うな 169 00:13:58,080 --> 00:13:58,980 行くぞ 170 00:14:11,146 --> 00:14:12,946 大丈夫ですか 171 00:14:17,613 --> 00:14:18,746 いいだろう 172 00:14:19,013 --> 00:14:22,646 いつまで いきがっていられるか 173 00:14:22,946 --> 00:14:24,680 見せてもらおうか 174 00:14:33,046 --> 00:14:34,180 お嬢様 175 00:14:39,380 --> 00:14:40,880 ウテです 176 00:14:58,013 --> 00:14:59,080 お嬢様 177 00:15:02,980 --> 00:15:05,246 気を取り直して― 178 00:15:06,046 --> 00:15:07,913 外に出てきてください 179 00:15:20,046 --> 00:15:22,480 お嬢様にお会いください 180 00:15:23,346 --> 00:15:26,346 何も食べず こもりきりです 181 00:15:26,446 --> 00:15:27,746 放っておけ 182 00:15:27,846 --> 00:15:28,613 君長様 183 00:15:28,813 --> 00:15:34,713 ソソノは強い子だ 傷を癒やす時間が必要なだけ 184 00:15:36,013 --> 00:15:39,813 時が来たら立ち直る 心配いらない 185 00:15:45,413 --> 00:15:46,613 君長様 186 00:15:47,546 --> 00:15:50,480 テソ王子が 王職を代行するとか 187 00:15:55,046 --> 00:15:59,746 予想どおり全権力が テソ王子の手に渡りました 188 00:16:03,413 --> 00:16:05,980 すぐ行首(ヘンス)を集めよ 189 00:16:07,580 --> 00:16:08,413 はい 190 00:16:15,280 --> 00:16:20,680 今回 参戦したのは チュモン王子を信じたから 191 00:16:20,780 --> 00:16:21,713 ですが― 192 00:16:22,113 --> 00:16:24,113 王子がいないので 193 00:16:24,213 --> 00:16:27,945 商団は テソ王子の標的になるしか 194 00:16:28,613 --> 00:16:33,313 王も死線をさまよっており 誰も守ってくれません 195 00:16:36,380 --> 00:16:42,046 テソ王子はいまだに ソソノお嬢様を思ってますが 196 00:16:42,578 --> 00:16:47,546 受け入れるお嬢様じゃないし 一体どうしたら? 197 00:16:48,613 --> 00:16:49,646 君長様 198 00:16:50,746 --> 00:16:53,946 このまま扶余にいると 厄介です 199 00:16:54,713 --> 00:16:57,713 桂婁(ケル)に戻りましょう 200 00:17:03,980 --> 00:17:07,713 私の恨みを 晴らしてちょうだい 201 00:17:11,413 --> 00:17:14,613 権力を 確かなものにするため― 202 00:17:14,713 --> 00:17:18,213 まず陛下の味方を排除なさい 203 00:17:21,846 --> 00:17:26,646 私と四出道(サチュルト)を牽制してた 勢力から始末するのよ 204 00:17:28,080 --> 00:17:29,280 母上 205 00:17:29,380 --> 00:17:32,713 強硬に出ると 逆効果になるかも 206 00:17:33,213 --> 00:17:38,346 血を見ずして 権力を強固にはできない 207 00:17:38,746 --> 00:17:42,013 怖いなら 王になる資格はないわ 208 00:17:53,046 --> 00:17:54,180 不届き者め 209 00:17:58,946 --> 00:18:00,013 こちらへ 210 00:18:02,813 --> 00:18:03,780 座らせろ 211 00:18:12,946 --> 00:18:13,980 王子様 212 00:18:14,313 --> 00:18:18,446 なぜこんな辱めを 与えるのですか 213 00:18:19,046 --> 00:18:22,313 陛下の代行をなさるなら 214 00:18:23,346 --> 00:18:26,613 陛下のご意向を お考えください 215 00:18:26,780 --> 00:18:31,246 陛下なら こんな蛮行を お許しになりません 216 00:18:31,646 --> 00:18:32,713 黙れ 217 00:18:35,213 --> 00:18:37,246 陛下の陰(かげ)に隠れて 218 00:18:37,413 --> 00:18:41,113 諸加(チェガ)と王妃様に 無礼を働いたな? 219 00:18:42,446 --> 00:18:44,313 四出道(サチュルト)は扶余の根幹 220 00:18:44,413 --> 00:18:48,580 お前は陛下と四出道(サチュルト)を 仲違いさせたのだ 221 00:18:48,813 --> 00:18:49,980 王子様 222 00:18:50,480 --> 00:18:54,713 諸加(チェガ)は陛下の権威に 反旗を翻しました 223 00:18:55,313 --> 00:19:00,513 それを牽制するのは 家臣としての道理です 224 00:19:00,913 --> 00:19:05,646 王子様 四出道の諸加(チェガ)に惑わされず 225 00:19:05,880 --> 00:19:07,913 目を覚ましてください 226 00:19:08,780 --> 00:19:09,946 こいつめ 227 00:19:21,446 --> 00:19:23,580 こいつらを投獄しろ 228 00:19:24,513 --> 00:19:26,480 何してる 連れていけ 229 00:19:37,380 --> 00:19:38,346 大使者(テサジャ) 230 00:19:38,446 --> 00:19:41,280 宮中に血の嵐が吹いてます 231 00:19:41,380 --> 00:19:46,313 陛下の忠臣が捕まえられ 無残に殺されています 232 00:19:46,413 --> 00:19:48,213 横暴にすぎる 233 00:19:48,646 --> 00:19:51,780 暴挙を放っておくのですか 234 00:19:52,880 --> 00:19:54,213 外使者(ウェサジャ) 235 00:19:54,446 --> 00:19:55,413 はい 236 00:19:57,580 --> 00:19:59,246 お慎みください 237 00:20:04,780 --> 00:20:09,913 今や扶余の権力は テソ王子様の手中にあります 238 00:20:12,746 --> 00:20:14,880 宮中に吹く血の嵐は― 239 00:20:15,080 --> 00:20:17,580 権力を確立する一段階 240 00:20:23,780 --> 00:20:27,313 私なら今のように 不満を述べずに 241 00:20:27,513 --> 00:20:31,613 テソ王子を訪ねて 忠誠を誓います 242 00:20:33,546 --> 00:20:37,813 外使者(ウェサジャ)と財部皁衣(チェブジョイ)の 未来のためには― 243 00:20:38,280 --> 00:20:40,380 それが賢明でしょう 244 00:20:49,480 --> 00:20:50,813 大使者(テサジャ) 245 00:20:51,546 --> 00:20:53,113 はい 殿下 246 00:20:54,713 --> 00:20:57,846 これでいいのか分かりません 247 00:21:00,046 --> 00:21:06,046 母上の命令に従い 家臣たちを処断したものの 248 00:21:07,480 --> 00:21:09,513 気にかかります 249 00:21:10,546 --> 00:21:11,780 殿下 250 00:21:12,446 --> 00:21:15,980 権力を得るのは 容易ではありません 251 00:21:16,546 --> 00:21:18,580 気を強く持ってください 252 00:21:22,180 --> 00:21:26,380 どうすべきか教えてください 253 00:21:28,246 --> 00:21:31,846 権力を手に入れるため まず すべきなのは― 254 00:21:32,580 --> 00:21:34,413 民心を得ることです 255 00:21:38,146 --> 00:21:41,013 民心を得る最良の手段は― 256 00:21:41,346 --> 00:21:44,046 神殿を利用することです 257 00:21:46,446 --> 00:21:47,780 神殿? 258 00:21:51,880 --> 00:21:53,046 マウリョン様 259 00:21:53,213 --> 00:21:54,946 テソ王子様です 260 00:21:56,480 --> 00:21:57,846 お通しして 261 00:22:12,413 --> 00:22:13,846 マウリョン巫女 262 00:22:14,113 --> 00:22:15,446 はい 王子様 263 00:22:15,713 --> 00:22:20,380 私が陛下の職務を 代行することになった 264 00:22:21,246 --> 00:22:23,113 存じております 265 00:22:23,480 --> 00:22:26,846 立派にお務めに なることでしょう 266 00:22:27,846 --> 00:22:31,813 陛下は神殿の権威を 無視してきましたが 267 00:22:32,146 --> 00:22:34,013 私は違います 268 00:22:34,746 --> 00:22:38,680 マウリョン巫女と 四出道の巫女に― 269 00:22:38,780 --> 00:22:40,746 支援を惜しみません 270 00:22:41,546 --> 00:22:44,113 マウリョン巫女も私に協力を 271 00:22:46,013 --> 00:22:50,846 王子様のため力の限り お祈りを捧げます 272 00:22:51,480 --> 00:22:54,013 心より王子様にお仕えします 273 00:22:54,680 --> 00:22:58,080 天地の神が王子様をお守りに 274 00:23:03,313 --> 00:23:06,313 桂婁(ケル) 275 00:23:20,280 --> 00:23:21,680 分かりましたか 276 00:23:22,180 --> 00:23:27,046 はい マウリョン巫女も 手を尽くしましたが 277 00:23:27,280 --> 00:23:30,513 クムワ王は危険な状態とか 278 00:23:34,313 --> 00:23:39,146 テソ王子がクムワ王の職務を 代行しています 279 00:24:07,513 --> 00:24:09,680 ヨミウル様 ソリョンです 280 00:24:11,413 --> 00:24:12,580 入りなさい 281 00:24:21,813 --> 00:24:23,146 どうだった? 282 00:24:23,680 --> 00:24:26,713 三足烏(サンソクカラス)は見えないそうです 283 00:24:33,246 --> 00:24:33,980 チョルラン 284 00:24:34,946 --> 00:24:35,813 はい 285 00:24:37,013 --> 00:24:38,513 扶余へ行きます 286 00:24:38,846 --> 00:24:39,780 支度して 287 00:24:42,713 --> 00:24:43,613 ヨミウル様 288 00:24:44,313 --> 00:24:45,446 いけません 289 00:24:45,613 --> 00:24:48,780 今 扶余へ行くのは 危険すぎます 290 00:24:49,613 --> 00:24:54,046 テソ王子が お命を狙おうとするはずです 291 00:24:54,280 --> 00:24:55,913 およしください 292 00:24:56,113 --> 00:24:58,146 ヨミウル様を捨てた扶余 293 00:24:58,246 --> 00:25:01,480 もうお見捨てください 294 00:25:05,180 --> 00:25:06,480 支度なさい 295 00:25:46,613 --> 00:25:47,680 ユファ様 296 00:25:48,013 --> 00:25:51,946 何日も眠らず お食事もなさらないと 297 00:25:52,280 --> 00:25:55,013 お倒れになってしまいます 298 00:25:55,113 --> 00:25:56,713 お休みください 299 00:25:57,613 --> 00:25:59,946 大丈夫よ 心配しないで 300 00:26:06,513 --> 00:26:08,980 どんな様子だった? 301 00:26:09,080 --> 00:26:11,913 片時も陛下から離れません 302 00:26:12,013 --> 00:26:16,280 煎じ薬も自分で 毒見しているそうです 303 00:26:17,846 --> 00:26:19,146 あきれた女 304 00:26:19,813 --> 00:26:22,413 私が陛下を殺すとでも? 305 00:26:23,080 --> 00:26:26,446 案内なさい 陛下の御所に行くわ 306 00:26:31,046 --> 00:26:31,980 ユファ様 307 00:26:38,613 --> 00:26:41,946 陛下のおそばを 離れないそうですね 308 00:26:42,680 --> 00:26:46,913 お世話は私がしますから お休みになって 309 00:26:47,746 --> 00:26:50,513 いいえ 私にお任せください 310 00:26:51,613 --> 00:26:53,713 顔色が優れないわ 311 00:26:54,513 --> 00:26:57,713 チュモンの件で ご落胆でしょう 312 00:26:58,613 --> 00:27:01,280 大丈夫です ご心配なく 313 00:27:01,646 --> 00:27:03,380 一体なぜですか 314 00:27:04,246 --> 00:27:07,613 誰かが陛下に 何かするか心配なの? 315 00:27:09,213 --> 00:27:10,146 王妃様 316 00:27:10,746 --> 00:27:12,480 他意はありません 317 00:27:13,113 --> 00:27:17,646 陛下へのご恩返しに お世話させてください 318 00:27:20,080 --> 00:27:22,746 私は王妃で夫人は側室 319 00:27:22,946 --> 00:27:26,713 夫人が看病し 私が傍観していたら 320 00:27:27,080 --> 00:27:28,980 家臣に何か言われます 321 00:27:33,513 --> 00:27:34,980 お帰りください 322 00:27:36,813 --> 00:27:41,180 力ずくでどうぞ 私は陛下のおそばにいます 323 00:27:41,680 --> 00:27:42,813 何なの? 324 00:27:43,380 --> 00:27:45,546 私を見下してるの? 325 00:27:55,580 --> 00:27:56,746 いいわ 326 00:27:57,346 --> 00:27:58,846 それなら― 327 00:27:59,180 --> 00:28:01,046 そばにいなさい 328 00:28:01,346 --> 00:28:04,613 もし陛下が回復しなかったら 329 00:28:05,380 --> 00:28:08,813 その時は ただじゃおかないわ 330 00:28:23,113 --> 00:28:24,113 ユファ様 331 00:28:26,213 --> 00:28:27,580 心配しないで 332 00:28:50,280 --> 00:28:52,246 〈我ら遼東(りょうとう)軍が〉 333 00:28:53,280 --> 00:28:55,180 〈駆けつけたのに〉 334 00:28:56,213 --> 00:28:58,580 〈なぜ扶余を 攻めないのです?〉 335 00:28:59,646 --> 00:29:04,146 〈戦力を無駄に使う必要が ないからです〉 336 00:29:05,180 --> 00:29:09,680 〈真番(チンボン)と臨屯(イムドゥン)は 太守(たいしゅ)と兵が死にました〉 337 00:29:10,080 --> 00:29:11,380 〈復讐を―〉 338 00:29:11,880 --> 00:29:13,880 〈すべきでしょう?〉 339 00:29:14,846 --> 00:29:16,880 〈武力による征伐は凡策〉 340 00:29:18,046 --> 00:29:22,880 〈私は兵を動員せず 扶余を掌握してみせます〉 341 00:29:23,746 --> 00:29:27,980 〈扶余は まもなく 私の手に入るでしょう〉 342 00:29:36,613 --> 00:29:37,680 ワンソムン 343 00:29:37,880 --> 00:29:39,180 はい 太守様 344 00:29:40,580 --> 00:29:43,946 トンソンと 扶余に行く支度をしろ 345 00:29:44,280 --> 00:29:45,080 はい 346 00:29:58,613 --> 00:30:01,680 遼東郡の太守が “扶余を攻める”と? 347 00:30:03,080 --> 00:30:07,780 戦争になったら テソ王子が困った立場に? 348 00:30:08,846 --> 00:30:10,046 心配するな 349 00:30:10,446 --> 00:30:12,680 戦争にはならない 350 00:30:13,980 --> 00:30:16,446 何か方法があるのですか 351 00:30:19,213 --> 00:30:20,746 お前が方法だ 352 00:30:21,480 --> 00:30:24,680 お前はテソと 結婚することになる 353 00:30:29,480 --> 00:30:31,980 戦争は起きないにしても― 354 00:30:33,580 --> 00:30:36,480 扶余の王室が 結婚を許しますか 355 00:30:38,446 --> 00:30:42,813 許さねば戦争になると 相手も分かってる 356 00:30:43,813 --> 00:30:48,080 その上 クムワが重傷だ もうすぐ死ぬだろう 357 00:30:49,980 --> 00:30:50,813 ハフチョン 358 00:30:52,546 --> 00:30:53,613 はい 359 00:30:55,580 --> 00:30:59,380 今からお前の主君は ヤンソルランだ 360 00:31:00,346 --> 00:31:03,680 一瞬の抜かりもなく娘を守れ 361 00:31:06,213 --> 00:31:10,046 ハフチョンと申します 精一杯 お仕えします 362 00:31:17,980 --> 00:31:20,046 殿下 ナロです 363 00:31:21,246 --> 00:31:22,813 入れ 364 00:31:30,280 --> 00:31:31,613 護衛総官 365 00:31:32,246 --> 00:31:34,346 仕事は大変ではないか 366 00:31:35,980 --> 00:31:39,013 力不足ですが 努力しております 367 00:31:40,846 --> 00:31:42,613 それで何の用だ? 368 00:31:44,046 --> 00:31:46,480 玄菟(ヒョント)城から特使が 369 00:32:03,080 --> 00:32:05,813 国事を任されたそうで 370 00:32:05,913 --> 00:32:07,546 お祝い申し上げます 371 00:32:09,746 --> 00:32:14,046 職務を代行してるだけだ めでたくはない 372 00:32:14,813 --> 00:32:16,446 ところで用は? 373 00:32:18,013 --> 00:32:19,346 太守様の親書を 374 00:32:43,880 --> 00:32:47,146 暗い顔して何かあったの? 375 00:32:48,913 --> 00:32:50,280 母上 376 00:32:50,813 --> 00:32:52,446 近いうち― 377 00:32:52,746 --> 00:32:56,780 ヤンジョンの娘と 婚礼を挙げることに 378 00:32:57,746 --> 00:32:59,346 どういうこと? 379 00:32:59,680 --> 00:33:02,313 陛下が床に伏されてるのに 380 00:33:03,213 --> 00:33:05,180 戦争に勝ったのよ 381 00:33:05,413 --> 00:33:07,913 その縁談は白紙になさい 382 00:33:09,813 --> 00:33:12,146 簡単な問題ではありません 383 00:33:12,846 --> 00:33:15,846 今 玄菟(ヒョント)郡には 自前の軍の他に― 384 00:33:15,946 --> 00:33:19,313 西南夷(せいなんい)を倒した 遼東軍がいます 385 00:33:20,046 --> 00:33:25,112 戦って勝ったとしても 扶余は大損害を被ります 386 00:33:29,346 --> 00:33:35,313 先の戦(いくさ)でヤンジョンが 反撃に転じようとした時― 387 00:33:35,612 --> 00:33:40,646 私は結婚の約束を条件に 扶余へ戻ってきたのです 388 00:33:42,179 --> 00:33:43,913 約束しなければ 389 00:33:44,080 --> 00:33:49,246 戦争の勝敗は 誰にも分かりませんでした 390 00:33:51,380 --> 00:33:52,545 テソ 391 00:33:53,280 --> 00:33:56,045 そなたが犠牲になったのね 392 00:33:56,545 --> 00:33:57,545 でも― 393 00:33:57,713 --> 00:34:01,813 それが扶余のためなら 仕方ないわ 394 00:34:19,613 --> 00:34:24,480 玄菟(ヒョント)城にいる遼東軍が いつ攻めてくるか… 395 00:34:26,080 --> 00:34:29,413 これ以上 無謀な戦争をしたなら 396 00:34:29,846 --> 00:34:32,880 たとえ扶余が勝っても 397 00:34:33,213 --> 00:34:35,646 民の暮らしは困窮します 398 00:34:35,946 --> 00:34:40,380 国力を消耗し 他国の侵略を受けるかも 399 00:34:41,413 --> 00:34:44,813 扶余が戦争を 避けようとしても― 400 00:34:45,413 --> 00:34:47,980 相手が攻めてくるのでは? 401 00:34:48,646 --> 00:34:51,380 戦争を避ける手段でも? 402 00:34:53,946 --> 00:34:56,413 何日も考え抜きましたが 403 00:34:57,080 --> 00:35:01,346 戦争を避ける手段は ただ1つでした 404 00:35:06,546 --> 00:35:07,546 私は― 405 00:35:08,380 --> 00:35:10,946 ヤンジョンの娘と― 406 00:35:11,646 --> 00:35:13,513 結婚するつもりです 407 00:35:19,446 --> 00:35:23,713 ヤンジョンは扶余に 刃(やいば)を向けた男です 408 00:35:23,813 --> 00:35:25,613 敵の娘と結婚なんて 409 00:35:25,913 --> 00:35:27,013 そうです 410 00:35:27,113 --> 00:35:30,513 陛下がお認めになりません 411 00:35:30,613 --> 00:35:33,313 王子様 お考え直しください 412 00:35:35,180 --> 00:35:38,113 ならば他の策がありますか? 413 00:35:47,646 --> 00:35:51,646 苦悩に満ちた 王子様のご勇断に― 414 00:35:51,780 --> 00:35:53,913 頭が下がります 415 00:35:55,746 --> 00:35:59,880 どれほど おつらかったことでしょう 416 00:36:01,346 --> 00:36:03,180 私が思うにも― 417 00:36:03,480 --> 00:36:09,280 戦争の回避と国の安定のため それ以上の方法はないかと 418 00:36:11,046 --> 00:36:15,546 王子様のご本意を 家臣も理解すべきです 419 00:36:20,313 --> 00:36:23,513 扶余の将来のため 決心したこと 420 00:36:23,780 --> 00:36:26,146 考えに従ってください 421 00:36:38,413 --> 00:36:40,246 おやめなさいって 422 00:36:40,346 --> 00:36:42,280 しっかりしてよ 423 00:36:42,880 --> 00:36:47,713 飲んでなきゃ 死んじまいたくなるんだ 424 00:36:47,980 --> 00:36:49,180 構うな 425 00:36:49,280 --> 00:36:51,613 こっちによこして 426 00:36:55,446 --> 00:36:56,280 そうだ 427 00:36:56,913 --> 00:36:58,113 飲め 428 00:36:58,680 --> 00:37:00,213 ぐいっといけ 429 00:37:01,213 --> 00:37:03,046 今 俺たちが― 430 00:37:03,646 --> 00:37:06,046 素面(しらふ)でいられるか? 431 00:37:06,413 --> 00:37:09,113 腹が立って飲んでるんですよ 432 00:37:09,546 --> 00:37:11,146 テソ王子が 433 00:37:11,446 --> 00:37:14,346 ヤンジョンの娘と結婚する 434 00:37:16,713 --> 00:37:17,846 何だと? 435 00:37:19,513 --> 00:37:22,780 玄菟城から 職人を連れてくるし 436 00:37:22,880 --> 00:37:26,513 今度は敵将の娘と 結婚するってさ 437 00:37:27,246 --> 00:37:32,913 ヤンジョンと裏取り引きを したに決まってます 438 00:37:35,713 --> 00:37:38,846 扶余のためとか言ってるけど 439 00:37:39,146 --> 00:37:42,780 そのうち国を 売るんじゃないんですか 440 00:37:47,413 --> 00:37:50,280 この国はどうなるんだ 441 00:37:51,713 --> 00:37:53,413 このムソンは― 442 00:37:54,146 --> 00:37:58,880 扶余への忠誠心で 薄給にも耐えてきました 443 00:37:59,113 --> 00:37:59,913 だけど― 444 00:38:00,246 --> 00:38:02,346 本当に混乱してます 445 00:38:02,713 --> 00:38:05,746 テソ王子を 信じられるわけない 446 00:38:05,846 --> 00:38:10,546 王子がしてることは 扶余のためじゃないもの 447 00:38:25,380 --> 00:38:27,013 緊張するな 448 00:38:27,513 --> 00:38:29,613 聞かれたことに答えろ 449 00:38:31,780 --> 00:38:35,546 モパルモが作った 剣の水準は? 450 00:38:36,546 --> 00:38:39,313 あの それは… 451 00:38:39,713 --> 00:38:41,580 事実を申し上げろ 452 00:38:43,380 --> 00:38:45,113 モパルモ親方は― 453 00:38:45,213 --> 00:38:48,580 漢の鋼鉄剣に勝る剣を 作りました 454 00:38:50,180 --> 00:38:51,746 それは本当か 455 00:38:52,980 --> 00:38:53,913 はい 456 00:39:22,680 --> 00:39:25,246 チュモン王子様が逝き 457 00:39:26,480 --> 00:39:29,346 陛下まで床に伏されてる 458 00:39:31,180 --> 00:39:34,413 誰のために働けと言うんだ 459 00:39:43,346 --> 00:39:46,813 鉄器工場を 去る時が来たらしい 460 00:40:00,880 --> 00:40:02,113 鍛冶頭(がしら) 461 00:40:03,513 --> 00:40:05,546 はい 王子様 462 00:40:07,413 --> 00:40:12,480 漢の鋼鉄剣より強い剣を 開発したそうだな 463 00:40:13,346 --> 00:40:14,813 持ってこい 464 00:40:15,013 --> 00:40:20,246 私はまだそのような剣は 作れておりません 465 00:40:20,413 --> 00:40:21,480 黙れ! 466 00:40:24,080 --> 00:40:26,346 嘘をつくつもりか 467 00:40:26,880 --> 00:40:28,880 お前は国の雇われ者 468 00:40:29,313 --> 00:40:32,946 王子様を侮辱した罪で 首をはねるぞ 469 00:40:34,080 --> 00:40:39,246 作れなかったものを 作ったとは言えません 470 00:40:41,213 --> 00:40:45,246 正直に言うまで こいつを取り調べろ 471 00:40:45,880 --> 00:40:46,580 はい 472 00:40:47,213 --> 00:40:48,280 連れていけ 473 00:40:52,613 --> 00:40:53,280 王子様 474 00:40:53,746 --> 00:40:54,846 王子様 475 00:40:55,480 --> 00:40:56,580 王子様! 476 00:41:00,180 --> 00:41:03,813 ユファ様の宮殿は 我々が守ります 477 00:41:05,213 --> 00:41:07,080 総官の許可が必要だ 478 00:41:07,846 --> 00:41:10,846 総官に知られたら 禁止されます 479 00:41:10,946 --> 00:41:13,213 秘密にしてください 480 00:41:17,613 --> 00:41:18,413 分かった 481 00:41:23,046 --> 00:41:23,880 親方 482 00:41:24,313 --> 00:41:25,080 親方! 483 00:41:32,446 --> 00:41:34,380 鍛冶頭のモパルモは― 484 00:41:35,180 --> 00:41:40,046 漢の鋼鉄剣に勝る剣を 作っても報告せず― 485 00:41:41,446 --> 00:41:43,546 嘘ばかりついている 486 00:41:47,046 --> 00:41:48,146 モパルモが― 487 00:41:49,013 --> 00:41:52,346 本当のことを言うまで 取り調べろ 488 00:41:54,913 --> 00:41:55,813 できません 489 00:41:58,046 --> 00:41:58,980 何だと? 490 00:42:00,080 --> 00:42:00,946 こいつめ 491 00:42:08,180 --> 00:42:09,613 できません 492 00:42:13,946 --> 00:42:18,246 テソ殿下のご命令に 逆らうつもりか 493 00:42:19,580 --> 00:42:21,213 首をはねてやる 494 00:42:21,713 --> 00:42:22,413 総官 495 00:42:23,280 --> 00:42:24,380 ご冷静に 496 00:42:24,646 --> 00:42:26,613 生死を共にした仲間です 497 00:42:35,113 --> 00:42:36,846 手かせをはめろ 498 00:42:37,680 --> 00:42:38,613 はい 499 00:42:39,513 --> 00:42:40,546 親方 500 00:43:44,013 --> 00:43:46,113 正直に言わんか 501 00:43:47,546 --> 00:43:49,480 私は知りません 502 00:43:50,313 --> 00:43:51,880 知らないんです 503 00:44:35,113 --> 00:44:38,513 お前の悲嘆も 分からなくはないが 504 00:44:39,313 --> 00:44:42,180 もう立ち直るべきじゃないか 505 00:44:47,980 --> 00:44:51,580 テソ王子が 王の職務を代行してる 506 00:44:52,546 --> 00:44:55,746 すでに権力が テソ王子に集まってる 507 00:44:56,380 --> 00:44:59,546 商団と桂婁(ケル)に どんな脅威となるか 508 00:45:00,480 --> 00:45:02,113 分かるだろう? 509 00:45:04,713 --> 00:45:05,880 お父様 510 00:45:09,080 --> 00:45:12,546 テソと結婚しろと 強要はしないが 511 00:45:13,280 --> 00:45:16,813 選択する前に まず気力を取り戻せ 512 00:45:17,546 --> 00:45:20,346 落胆していては 何の手も生じん 513 00:45:29,180 --> 00:45:30,180 君長様 514 00:45:32,980 --> 00:45:34,013 入れ 515 00:45:40,946 --> 00:45:42,246 どうした 516 00:45:42,746 --> 00:45:45,980 桂婁(ケル)から ヨミウル様がおいでに 517 00:45:56,980 --> 00:45:59,013 どんなご用ですか 518 00:45:59,613 --> 00:46:02,446 ヨミウル様が 現れたと知れば 519 00:46:02,546 --> 00:46:05,613 王妃とテソ王子が動きます 520 00:46:10,813 --> 00:46:14,780 クムワ王が 生死をさまよってるとか 521 00:46:15,680 --> 00:46:17,446 私が力を貸します 522 00:46:18,880 --> 00:46:21,846 王はヨミウル様を捨てました 523 00:46:25,113 --> 00:46:26,946 あの方に捨てられても 524 00:46:27,846 --> 00:46:29,046 私はあの方を― 525 00:46:30,080 --> 00:46:32,480 捨てきれなかったようです 526 00:46:39,080 --> 00:46:41,813 扶余宮の中に入るのは― 527 00:46:43,580 --> 00:46:45,346 命懸けになります 528 00:46:58,280 --> 00:47:00,946 ユファ様 折り入ってお話が 529 00:47:01,680 --> 00:47:02,746 何なの? 530 00:47:03,080 --> 00:47:05,213 あの しばし外に… 531 00:47:37,346 --> 00:47:41,113 お話があって 取り次ぎを頼みました 532 00:47:43,213 --> 00:47:44,513 どんな用ですか 533 00:47:46,346 --> 00:47:47,980 ヨミウル様が 534 00:47:48,546 --> 00:47:50,813 陛下をお治ししたいと 535 00:47:55,213 --> 00:47:56,313 今― 536 00:47:56,946 --> 00:47:59,080 商団におられます 537 00:48:56,080 --> 00:48:58,013 宮殿には何の用だ? 538 00:49:01,313 --> 00:49:03,546 ユファ夫人に用事が 539 00:49:10,746 --> 00:49:11,946 ソソノ 540 00:49:14,146 --> 00:49:15,046 はい 541 00:49:17,613 --> 00:49:20,713 出陣前に 言ったことを覚えてるか 542 00:49:24,646 --> 00:49:27,313 すべて思いどおりになった 543 00:49:30,146 --> 00:49:34,013 死んだチュモンのことは もう心から消せ 544 00:49:35,846 --> 00:49:38,780 総官の遺体を見るまでは― 545 00:49:39,480 --> 00:49:41,146 信じません 546 00:49:42,946 --> 00:49:45,480 総官が亡くなったとしても― 547 00:49:46,546 --> 00:49:48,913 お申し出はお断りします 548 00:50:21,946 --> 00:50:23,913 ユファ夫人は何と? 549 00:50:24,746 --> 00:50:27,046 内密にお連れしろと 550 00:50:31,280 --> 00:50:33,213 商団に戻ってなさい 551 00:50:34,146 --> 00:50:35,113 はい 552 00:50:53,213 --> 00:50:54,613 下がってよい 553 00:51:17,446 --> 00:51:19,646 ユファ様 オイです 554 00:51:20,146 --> 00:51:21,313 入りなさい 555 00:51:30,080 --> 00:51:31,513 おいでですか 556 00:51:53,146 --> 00:51:54,880 席を外してください 557 00:53:04,146 --> 00:53:06,413 陛下の御所へは行った? 558 00:53:07,080 --> 00:53:09,380 多忙で行けませんでした 559 00:53:10,613 --> 00:53:11,613 そうね 560 00:53:12,080 --> 00:53:15,313 国事の責任者だから 多忙でしょう 561 00:53:16,513 --> 00:53:18,113 陛下のそばには― 562 00:53:18,513 --> 00:53:21,680 ユファが付き添ってる 563 00:53:27,546 --> 00:53:29,213 滑稽じゃない? 564 00:53:30,080 --> 00:53:33,180 陛下はいつも ユファといたけど 565 00:53:34,213 --> 00:53:36,546 死ぬ瞬間まで私は… 566 00:53:43,613 --> 00:53:47,313 私がユファ夫人を 追い払います 567 00:53:48,113 --> 00:53:49,313 いいわ 568 00:53:50,146 --> 00:53:53,180 陛下に何かあれば 追い出される 569 00:53:53,546 --> 00:53:55,580 手を汚すまでもないわ 570 00:53:59,146 --> 00:54:00,413 陛下は― 571 00:54:00,780 --> 00:54:02,846 この先 長くない 572 00:54:03,846 --> 00:54:05,113 亡くなったら― 573 00:54:06,213 --> 00:54:10,580 私があの女を 八つ裂きにしてやるから 574 00:54:26,580 --> 00:54:27,646 起こせ 575 00:54:38,213 --> 00:54:41,746 しぶとい奴です 頑として吐きません 576 00:54:51,880 --> 00:54:53,680 モパルモ親方 577 00:54:56,846 --> 00:54:59,180 はい 王子様 578 00:55:00,080 --> 00:55:04,880 陛下がどれほど 親方に目をかけていたか 579 00:55:05,880 --> 00:55:09,880 親方の才能が いかに扶余に役立つか 580 00:55:09,980 --> 00:55:11,580 よく分かってる 581 00:55:13,713 --> 00:55:15,013 私もまた― 582 00:55:15,280 --> 00:55:18,746 親方の技術を認め 重用するから 583 00:55:18,913 --> 00:55:20,313 早く話せ 584 00:55:22,346 --> 00:55:27,046 漢の鋼鉄剣より 優れた剣を開発したのか? 585 00:55:30,146 --> 00:55:31,680 いいえ 586 00:55:33,180 --> 00:55:34,546 私は― 587 00:55:35,180 --> 00:55:37,780 何も知りません 588 00:55:40,380 --> 00:55:42,446 もう一度 聞く 589 00:55:43,813 --> 00:55:46,680 お前が開発した鋼鉄剣は どこだ? 590 00:55:50,246 --> 00:55:51,980 そんな剣は― 591 00:55:53,146 --> 00:55:55,646 ありません 592 00:56:04,580 --> 00:56:05,846 よかろう 593 00:56:07,513 --> 00:56:08,846 護衛総官 594 00:56:10,446 --> 00:56:11,446 はい 595 00:56:13,313 --> 00:56:17,713 鍛冶頭を釈放し また鉄器工場に戻せ 596 00:56:18,913 --> 00:56:19,880 王子様 597 00:56:22,446 --> 00:56:23,813 剣がないなら― 598 00:56:24,280 --> 00:56:25,546 作れ 599 00:56:27,346 --> 00:56:29,846 5日間の猶予をやろう 600 00:56:30,713 --> 00:56:34,980 お前の剣が漢の鋼鉄剣に 勝っていなかったら 601 00:56:35,813 --> 00:56:39,346 私がお前の首をはねてやる 602 00:56:43,413 --> 00:56:44,913 連れていけ 603 00:56:45,280 --> 00:56:46,013 はい 604 00:56:51,446 --> 00:56:52,446 外せ 605 00:57:14,146 --> 00:57:15,580 どちらへ? 606 00:57:16,680 --> 00:57:18,446 陛下に会う 607 00:57:22,880 --> 00:57:25,413 テソ王子が来ます 608 00:57:27,446 --> 00:57:30,046 ユファ様 どうしましょう 609 00:57:31,813 --> 00:57:33,113 落ち着いて 610 00:57:33,713 --> 00:57:36,680 私が何とかするわ 動揺しないで 611 00:57:37,246 --> 00:57:38,113 はい 612 00:57:53,280 --> 00:57:57,580 陛下のそばを離れず 看病なさってるとか 613 00:57:57,946 --> 00:57:59,613 ご苦労さまです 614 00:58:04,113 --> 00:58:06,313 陛下にお目にかかりたい 615 00:58:07,046 --> 00:58:07,913 医官長が― 616 00:58:08,313 --> 00:58:10,146 陛下を治療中です 617 00:58:10,580 --> 00:58:11,813 今度に 618 00:58:13,813 --> 00:58:17,113 構いません すぐ帰ります 619 00:58:18,013 --> 00:58:19,446 構わない? 620 00:58:19,780 --> 00:58:21,280 何を言うのです? 621 00:58:22,180 --> 00:58:25,846 10日以上も姿を見せず いきなり現れて 622 00:58:25,946 --> 00:58:28,280 手当てを邪魔する底意は? 623 00:58:29,046 --> 00:58:33,246 テソ王子は陛下の回復を 望まないのですか 624 00:58:37,913 --> 00:58:41,046 医官長が “誰も中に入れるな”と 625 00:58:41,613 --> 00:58:43,413 またの機会に 626 00:59:36,813 --> 00:59:37,746 陛下 627 00:59:44,580 --> 00:59:45,980 ヨミウル 628 00:59:49,046 --> 00:59:50,113 陛下 629 00:59:50,580 --> 00:59:52,280 お気づきですか 630 00:59:57,513 --> 00:59:59,080 ヨミウル 631 01:00:01,313 --> 01:00:02,180 陛下 632 01:00:10,180 --> 01:00:11,246 陛下… 633 01:00:26,546 --> 01:00:31,646 気力が戻られたかと思いきや また意識不明に 634 01:00:33,413 --> 01:00:38,180 ヨミウル様の神通力でも 回復なさらないと? 635 01:00:39,746 --> 01:00:44,146 今 陛下は必死に 死と闘っておいでです 636 01:00:45,813 --> 01:00:47,546 結果がどうなるかは― 637 01:00:48,580 --> 01:00:50,780 私も見当がつきません 638 01:00:56,946 --> 01:00:58,746 病床の陛下をよそに 639 01:00:59,113 --> 01:01:02,946 テソ王子と王妃が 権力を掌握しています 640 01:01:04,080 --> 01:01:06,546 陛下の忠臣を惨殺し 641 01:01:07,346 --> 01:01:12,080 ヤンジョンの娘と 結婚するそうです 642 01:01:13,980 --> 01:01:16,480 テソ王子が権力を握れば 643 01:01:16,846 --> 01:01:21,646 陛下が回復なさっても 何をされるか分かりません 644 01:01:23,813 --> 01:01:24,780 ユファ様 645 01:01:26,580 --> 01:01:27,613 はい 646 01:01:31,613 --> 01:01:34,380 心配しても解決しません 647 01:01:35,680 --> 01:01:39,046 天地の神の思し召しを 待つのです 648 01:01:46,980 --> 01:01:51,180 チュモン王子様の件で ご心痛でしょう 649 01:01:54,580 --> 01:01:55,813 誰も― 650 01:01:56,713 --> 01:01:59,513 遺体を見た人はいません 651 01:02:00,946 --> 01:02:01,946 私は― 652 01:02:03,146 --> 01:02:05,746 死んでないと信じてます 653 01:02:15,080 --> 01:02:18,580 三足烏(サンソクカラス)は見えないそうです 654 01:02:53,113 --> 01:02:54,846 滑稽じゃない? 655 01:02:55,680 --> 01:02:58,813 陛下はいつも ユファといたけど 656 01:02:59,780 --> 01:03:02,113 死ぬ瞬間まで私は… 657 01:03:05,546 --> 01:03:06,946 護衛総官 658 01:03:10,846 --> 01:03:11,746 はい 659 01:03:13,113 --> 01:03:15,213 陛下の御所へ行く 660 01:03:54,580 --> 01:03:55,880 何ですか 661 01:03:56,913 --> 01:04:01,213 夫人は御所から 出ていってください 662 01:04:03,713 --> 01:04:05,413 どういうことです? 663 01:04:05,880 --> 01:04:07,580 私がお世話します 664 01:04:07,813 --> 01:04:09,146 黙りなさい! 665 01:04:11,780 --> 01:04:13,380 陛下の傍らは― 666 01:04:14,013 --> 01:04:17,546 夫人のために 胸を痛め続けてきた― 667 01:04:17,813 --> 01:04:19,513 私の母の居場所です 668 01:04:21,213 --> 01:04:22,480 ナロ 669 01:04:22,713 --> 01:04:23,446 はい 670 01:04:24,446 --> 01:04:29,080 夫人を引きずり出し 自室に軟禁しろ 671 01:04:29,346 --> 01:04:30,280 はい 672 01:04:30,980 --> 01:04:33,246 夫人を引きずり出せ 673 01:04:36,146 --> 01:04:37,413 放しなさい 674 01:04:37,513 --> 01:04:39,013 陛下 675 01:04:39,180 --> 01:04:40,746 陛下! 676 01:05:02,280 --> 01:05:03,513 忘れるわ 677 01:05:04,746 --> 01:05:06,446 全部 忘れる 678 01:05:07,046 --> 01:05:08,946 私から去った人よ 679 01:05:09,246 --> 01:05:10,513 忘れるわ 680 01:05:11,046 --> 01:05:12,346 忘れてやる 681 01:05:12,780 --> 01:05:15,046 ヨミウルが戻ったなら 682 01:05:15,480 --> 01:05:16,646 消さなくては 683 01:05:17,646 --> 01:05:21,013 どれほど愚かな真似を したか分かるか 684 01:05:21,213 --> 01:05:22,180 私を殺せば― 685 01:05:22,546 --> 01:05:25,880 一生 お前の運命に 暗雲が立ち込める 686 01:05:26,180 --> 01:05:27,446 構わぬなら― 687 01:05:28,680 --> 01:05:29,346 殺せ 688 01:05:29,646 --> 01:05:30,313 私も― 689 01:05:31,480 --> 01:05:34,446 応じられないと 申し上げました 690 01:05:35,013 --> 01:05:39,113 私を侮辱したら どんな報いを受けるか 691 01:05:40,113 --> 01:05:42,046 思い知らせてやる 692 01:05:53,980 --> 01:05:56,980 日本語字幕 小川 昌代