1 00:00:01,073 --> 00:00:05,073 第37話 2 00:00:15,073 --> 00:00:18,673 天地の神が 扶余(プヨ)をお守りくださり 3 00:00:19,006 --> 00:00:21,640 陛下の意識は戻りましたが 4 00:00:22,640 --> 00:00:25,940 まだ気力は 回復しておられません 5 00:00:27,506 --> 00:00:31,540 陛下がテソ王子様を お呼びになり 6 00:00:32,206 --> 00:00:34,906 摂政を命じられたことを― 7 00:00:35,606 --> 00:00:40,273 家臣とすべての民に 宣布いたす 8 00:00:51,173 --> 00:00:53,006 家臣は皆― 9 00:00:53,706 --> 00:00:57,573 テソ王子様を 摂政殿下として仕えるべし 10 00:01:00,173 --> 00:01:01,373 殿下 11 00:01:02,173 --> 00:01:07,240 摂政をなさるなら お助けする人材が必要です 12 00:01:07,406 --> 00:01:12,806 優秀な人材を登用し 国政を新たにすべきです 13 00:01:15,573 --> 00:01:18,573 よく考えてから決めます 14 00:01:22,206 --> 00:01:24,972 肩の荷が重くなりました 15 00:01:25,773 --> 00:01:28,640 私に力を貸してください 16 00:01:29,173 --> 00:01:31,173 はい 殿下 17 00:01:47,906 --> 00:01:48,740 何だ? 18 00:02:24,206 --> 00:02:27,006 大将軍(テジャングン)にお話があります 19 00:02:29,673 --> 00:02:30,773 何だ? 20 00:02:31,606 --> 00:02:35,273 摂政殿下は 大将軍(テジャングン)の忠誠心を察し 21 00:02:35,740 --> 00:02:39,406 今からでも 志を共にしてくれと 22 00:02:40,840 --> 00:02:42,040 帰れ 23 00:02:43,206 --> 00:02:44,506 私はただ― 24 00:02:45,506 --> 00:02:48,306 陛下と扶余(プヨ)だけにお仕えする 25 00:02:49,273 --> 00:02:50,306 大将軍(テジャングン)! 26 00:02:51,506 --> 00:02:55,273 陛下は殿下の摂政を 許されました 27 00:02:56,573 --> 00:02:58,440 これが最後の機会です 28 00:02:59,206 --> 00:03:00,873 申し出を拒めば 29 00:03:01,506 --> 00:03:06,906 大将軍を慕う者は 家族を含め 命の保証はない 30 00:03:21,873 --> 00:03:23,206 投降すれば― 31 00:03:23,973 --> 00:03:27,240 殿下は罪を黙認なさいます 32 00:04:11,973 --> 00:04:13,106 俺はできない 33 00:04:13,773 --> 00:04:17,706 死んでもいい 奴らを殺してやる 34 00:04:18,473 --> 00:04:20,006 俺たちはともかく― 35 00:04:22,006 --> 00:04:24,073 兵たちに罪はない 36 00:04:24,873 --> 00:04:26,973 家族に何の罪がある? 37 00:04:27,606 --> 00:04:29,106 そのとおりだ 38 00:04:29,606 --> 00:04:33,306 今は平身低頭して 時を待つべきだ 39 00:04:56,473 --> 00:04:57,573 大将軍 40 00:04:59,006 --> 00:05:01,006 私と志を共にしますか 41 00:05:02,406 --> 00:05:03,540 殿下 42 00:05:05,006 --> 00:05:10,106 私を慕う将士たちには 何の罪もありません 43 00:05:12,106 --> 00:05:13,440 彼らの安全を― 44 00:05:14,673 --> 00:05:16,440 約束してくれますか 45 00:05:18,073 --> 00:05:19,906 もちろんです 46 00:05:20,806 --> 00:05:25,973 私に忠誠を尽くすなら 罰など与えません 47 00:05:27,973 --> 00:05:29,973 大将軍と将士たちは― 48 00:05:30,440 --> 00:05:33,906 扶余(プヨ)と私のため 尽くしてください 49 00:06:07,173 --> 00:06:08,140 クソッ 50 00:06:08,273 --> 00:06:09,340 チクショウ 51 00:06:09,806 --> 00:06:11,740 腹の虫が治まらない 52 00:06:12,273 --> 00:06:15,373 護衛兵なんて辞めてやる 53 00:06:16,073 --> 00:06:17,706 ユファ様は? 54 00:06:18,773 --> 00:06:20,806 俺たちに何ができる? 55 00:06:20,906 --> 00:06:22,606 大将軍も降伏した 56 00:06:23,240 --> 00:06:24,306 出よう 57 00:06:28,673 --> 00:06:33,673 陛下の意識が戻ったから ユファ様も安全だろう 58 00:06:34,806 --> 00:06:37,573 やるだけのことは やった 59 00:06:38,440 --> 00:06:39,373 行こう 60 00:06:49,306 --> 00:06:53,273 チュモン王子様さえいれば こんな目には… 61 00:06:53,373 --> 00:06:55,873 大使者(テサジャ)の座なんていらない 62 00:06:56,040 --> 00:06:58,440 王子様さえ生きてたらな 63 00:06:58,806 --> 00:06:59,773 マリ 64 00:06:59,973 --> 00:07:02,240 これからどう生きる? 65 00:07:04,106 --> 00:07:05,073 おい 66 00:07:06,573 --> 00:07:08,073 ムソン兄貴 67 00:07:08,273 --> 00:07:09,306 元気か 68 00:07:11,006 --> 00:07:12,406 なぜ扶余に? 69 00:07:12,573 --> 00:07:17,273 見つかったら危ない 今 扶余はテソ王子の天下だ 70 00:07:18,006 --> 00:07:19,673 知ってるよ 71 00:07:19,773 --> 00:07:21,940 とにかく ついてこい 72 00:07:22,140 --> 00:07:23,206 ほら 73 00:07:24,306 --> 00:07:25,540 早く来い 74 00:07:28,473 --> 00:07:30,373 総官が生きてる? 75 00:07:31,006 --> 00:07:32,473 詳しい話を 76 00:07:32,673 --> 00:07:35,906 絶対に 生きてるってわけじゃ… 77 00:07:36,673 --> 00:07:38,373 ヨミウル様が― 78 00:07:38,940 --> 00:07:41,673 “巫女(みこ)が三足烏(サンソクカラス)を見た”と 79 00:07:42,406 --> 00:07:44,173 三足烏(サンソクカラス)なら… 80 00:07:44,773 --> 00:07:46,606 大声を出すな 81 00:07:47,906 --> 00:07:51,473 三足烏(サンソクカラス)は 総官を意味する鳥では? 82 00:07:51,940 --> 00:07:54,006 どこにいるんですか 83 00:07:54,506 --> 00:07:57,940 落ち着いて聞け 確かじゃないんだ 84 00:07:58,073 --> 00:08:01,040 一緒に捜すために来た 85 00:08:01,306 --> 00:08:03,873 なら すぐ行きましょう 86 00:08:03,973 --> 00:08:06,873 護衛兵を辞めたところです 87 00:08:06,973 --> 00:08:08,240 行きましょう 88 00:08:08,773 --> 00:08:11,773 商団に寄るので お待ちを 89 00:08:19,840 --> 00:08:21,473 どんなご用で? 90 00:08:21,573 --> 00:08:23,406 大君長様は中に? 91 00:08:23,640 --> 00:08:24,606 はい 92 00:08:32,273 --> 00:08:34,006 扶余には何の用で? 93 00:08:34,473 --> 00:08:36,306 はい あの… 94 00:08:39,440 --> 00:08:41,906 桂婁(ケル)に何かあったのですか 95 00:08:42,406 --> 00:08:44,073 いいえ ソソノ様 96 00:08:44,540 --> 00:08:46,873 ご婚礼にも出席できず 97 00:08:46,973 --> 00:08:51,340 扶余も急変してると聞き 参りました 98 00:08:51,706 --> 00:08:54,106 お祝い申し上げます 99 00:08:58,706 --> 00:09:01,173 大君長様にお会いしてきます 100 00:09:11,340 --> 00:09:13,540 何か隠してるのでは? 101 00:09:14,440 --> 00:09:16,006 そのようだ 102 00:09:16,806 --> 00:09:19,606 腹の読めない人だ 103 00:09:20,573 --> 00:09:24,440 あまり信じず 距離を置いたほうがいい 104 00:09:33,006 --> 00:09:37,706 四出道(サチュルト)の力で この座に就けました 105 00:09:38,640 --> 00:09:40,306 めっそうもない 106 00:09:40,573 --> 00:09:43,506 早くお力になるべきでしたが 107 00:09:43,706 --> 00:09:47,840 私たちが至らないため 今頃になりました 108 00:09:47,940 --> 00:09:49,106 ご理解ください 109 00:09:51,573 --> 00:09:52,940 今後3年間は― 110 00:09:53,040 --> 00:09:56,540 牛馬と穀物の租税を 半分だけ納め 111 00:09:56,640 --> 00:09:59,106 残りは四出道(サチュルト)の財政に 112 00:09:59,940 --> 00:10:02,106 ありがたき幸せ 113 00:10:02,940 --> 00:10:04,273 重要な国事は― 114 00:10:04,373 --> 00:10:06,973 四出道(サチュルト)の諸加(チェガ)に相談します 115 00:10:07,173 --> 00:10:10,073 また諸加(チェガ)の子孫はむろん 116 00:10:10,173 --> 00:10:14,406 諸加(チェガ)が推薦する人材には 要職を任せます 117 00:10:20,006 --> 00:10:21,140 護衛総官 118 00:10:21,973 --> 00:10:24,740 四出道の兵に酒と肉を与え 119 00:10:24,840 --> 00:10:27,773 諸加たちには金と絹を 120 00:10:27,973 --> 00:10:29,373 承知しました 121 00:10:30,406 --> 00:10:32,306 召し上がってください 122 00:10:33,106 --> 00:10:34,606 いただきますか 123 00:10:43,373 --> 00:10:45,306 あんまりです 124 00:10:45,406 --> 00:10:50,673 兵官府(ピョングァンブ)の長の私に相談もなく 四出道の兵を呼ぶし 125 00:10:51,106 --> 00:10:53,140 摂政だなんて 126 00:10:53,640 --> 00:10:55,806 宮中が混乱してます 127 00:10:55,906 --> 00:10:58,840 私の当惑がお分かりですか 128 00:10:59,706 --> 00:11:04,073 済んだ話です 今さら何ができますか 129 00:11:05,673 --> 00:11:06,840 いいえ 130 00:11:07,040 --> 00:11:09,006 私も扶余の王子です 131 00:11:09,173 --> 00:11:13,440 侮れる相手ではないことを 見せてやります 132 00:11:14,340 --> 00:11:17,573 なぜ難儀なことばかり 言うのです? 133 00:11:18,640 --> 00:11:19,940 難儀なこと? 134 00:11:20,540 --> 00:11:22,006 テソ殿下は― 135 00:11:22,106 --> 00:11:26,440 陛下と真剣勝負をして 扶余を掌握しました 136 00:11:26,740 --> 00:11:29,906 死を覚悟した 勝負だったのです 137 00:11:30,573 --> 00:11:35,073 テソ殿下に立ち向かう覚悟が ありますか 138 00:11:35,406 --> 00:11:38,073 死ぬ覚悟ができてるのですか 139 00:11:42,040 --> 00:11:45,540 テソ殿下は今 怖いものなしです 140 00:11:46,240 --> 00:11:50,173 自尊心なんかに こだわってると 141 00:11:50,473 --> 00:11:51,973 血を見ますよ 142 00:11:56,273 --> 00:11:58,640 戦うとは言ってません 143 00:11:59,006 --> 00:12:02,173 私たちの兄弟愛は健在です 144 00:12:03,773 --> 00:12:05,540 私も力になれたのに 145 00:12:05,640 --> 00:12:09,506 兄上が1人で 事を起こしたのが 146 00:12:09,640 --> 00:12:11,506 寂しいんです 147 00:12:13,340 --> 00:12:15,440 成功してよかったが 148 00:12:15,773 --> 00:12:18,673 大事(おおごと)になるところだった 149 00:12:36,740 --> 00:12:37,973 父上 150 00:12:38,373 --> 00:12:40,206 ヨンポです 151 00:12:44,706 --> 00:12:45,873 父上 152 00:12:50,573 --> 00:12:53,140 兄上はひどすぎます 153 00:12:53,673 --> 00:12:57,040 父上がお元気なのに 摂政だなんて 154 00:12:57,240 --> 00:13:00,006 人の道を外れています 155 00:13:04,440 --> 00:13:09,106 テソ兄上は権力に 目がくらんでいるのです 156 00:13:10,273 --> 00:13:14,073 これからは私が 父上をお守りします 157 00:13:14,473 --> 00:13:16,606 何でも命じてください 158 00:13:18,273 --> 00:13:19,673 ヨンポ 159 00:13:20,273 --> 00:13:21,540 はい 父上 160 00:13:22,873 --> 00:13:24,106 テソと― 161 00:13:24,573 --> 00:13:26,473 反目し合うな 162 00:13:27,440 --> 00:13:28,640 父上 163 00:13:30,073 --> 00:13:32,973 巫女様たちがお見えです 164 00:13:33,140 --> 00:13:34,406 お通しして 165 00:13:39,440 --> 00:13:41,140 ようこそ 166 00:13:46,240 --> 00:13:48,073 おめでとうございます 167 00:13:49,973 --> 00:13:51,940 陛下の意識が戻り 168 00:13:52,040 --> 00:13:56,640 テソ王子様の摂政も決まり 何よりの吉事 169 00:13:57,773 --> 00:14:01,340 巫女様のご苦労は忘れません 170 00:14:05,006 --> 00:14:08,740 マウリョン様 何か悩みでも? 171 00:14:11,340 --> 00:14:16,773 王妃様 チュモン王子が 死んだのは確かですか 172 00:14:18,406 --> 00:14:20,073 どういうことですか 173 00:14:20,840 --> 00:14:22,973 チュモンが生きてると? 174 00:14:25,506 --> 00:14:27,473 不吉な予感がします 175 00:14:28,573 --> 00:14:30,506 生きている可能性が 176 00:14:34,706 --> 00:14:40,473 神殿を押さえつける気に 胸苦しさを覚えました 177 00:14:41,906 --> 00:14:44,106 正体は分かりませんが 178 00:14:44,473 --> 00:14:46,773 テソ王子に差す光が― 179 00:14:47,840 --> 00:14:49,506 闇に変わりました 180 00:14:49,906 --> 00:14:51,706 他に知ってる者は? 181 00:14:53,740 --> 00:14:56,073 まだ神殿だけです 182 00:14:56,173 --> 00:14:57,806 内密に 183 00:14:58,006 --> 00:15:00,206 口外してはなりません 184 00:15:01,106 --> 00:15:03,673 はい 王妃様 185 00:15:08,840 --> 00:15:10,540 今回の件で― 186 00:15:10,640 --> 00:15:14,473 諸加は権力を 行使しようとするはず 187 00:15:16,040 --> 00:15:18,040 私もそれが心配でした 188 00:15:18,973 --> 00:15:22,040 権力は与えても 牽制すべきです 189 00:15:22,140 --> 00:15:26,306 特に兵権の集中は 防がなくては 190 00:15:27,506 --> 00:15:30,806 それには 諸加の子息を重用して 191 00:15:30,906 --> 00:15:32,773 表面的には礼遇し 192 00:15:32,873 --> 00:15:36,940 何かあればいつでも 人質に取れるように 193 00:15:38,873 --> 00:15:40,373 分かりました 194 00:15:41,406 --> 00:15:44,640 それ以上に重要なことが 195 00:15:46,173 --> 00:15:47,440 何ですか 196 00:15:49,840 --> 00:15:52,773 命懸けで得た地位です 197 00:15:54,673 --> 00:15:57,840 また昔に戻らないためにも 198 00:15:58,340 --> 00:16:03,173 どの先王にもできなかった 善政を行ってください 199 00:16:05,073 --> 00:16:10,406 外国との戦争同様 内戦もあってはなりません 200 00:16:10,506 --> 00:16:13,840 私的な復讐心など 忘れるべきです 201 00:16:17,640 --> 00:16:21,840 王というのは 太陽の光と同じです 202 00:16:22,706 --> 00:16:26,873 過去の闇と影を 温かく包み込んで 203 00:16:27,972 --> 00:16:31,840 扶余の民を 感服させてください 204 00:16:34,006 --> 00:16:38,306 そうすれば扶余は 万世の安定と平和を得て 205 00:16:38,905 --> 00:16:43,905 殿下は聖君として その名を残すでしょう 206 00:16:47,206 --> 00:16:50,506 大使者(テサジャ)の言葉を肝に銘じます 207 00:16:57,840 --> 00:16:58,773 王妃様 208 00:16:58,873 --> 00:17:00,973 摂政殿下がお見えです 209 00:17:01,640 --> 00:17:02,940 お通しして 210 00:17:09,406 --> 00:17:10,773 よく来たわ 211 00:17:14,006 --> 00:17:17,273 なかなか伺えず すみません 212 00:17:18,106 --> 00:17:19,173 いいのよ 213 00:17:19,273 --> 00:17:23,406 忙しいでしょうから 気遣いは無用よ 214 00:17:23,506 --> 00:17:26,773 それで国事は うまくいってるの? 215 00:17:27,540 --> 00:17:29,240 はい 母上 216 00:17:30,106 --> 00:17:31,173 そう 217 00:17:31,373 --> 00:17:32,906 立派だわ 218 00:17:39,106 --> 00:17:41,040 お顔が晴れませんね 219 00:17:41,406 --> 00:17:43,306 何か心配事でも? 220 00:17:45,040 --> 00:17:46,240 いいえ 221 00:17:47,273 --> 00:17:51,406 お話しください 私に隠す必要がありますか 222 00:17:55,106 --> 00:17:56,240 テソ 223 00:17:57,540 --> 00:18:01,806 マウリョン巫女が “チュモンが生きてる”と 224 00:18:04,406 --> 00:18:06,006 ありえません 225 00:18:06,406 --> 00:18:09,340 生きてるなら 宮殿に戻ってます 226 00:18:10,006 --> 00:18:11,806 信じられないけど 227 00:18:11,940 --> 00:18:15,940 不吉だと言われては 放っておけない 228 00:18:16,406 --> 00:18:20,140 生きてるなら 対策を講じなければ 229 00:18:32,940 --> 00:18:34,740 殿下 お呼びですか 230 00:18:36,040 --> 00:18:38,306 チュモンが消えた所は? 231 00:18:39,040 --> 00:18:39,873 分かります 232 00:18:41,206 --> 00:18:45,306 すぐ兵を送り その一帯を捜索させろ 233 00:18:46,706 --> 00:18:48,073 何事ですか 234 00:18:50,106 --> 00:18:54,040 チュモンの遺体を この目で確かめる 235 00:18:55,273 --> 00:18:56,740 ひそかに動け 236 00:18:58,173 --> 00:18:58,840 はい 237 00:19:44,840 --> 00:19:47,206 背が高くて男前の… 238 00:19:47,306 --> 00:19:48,406 さあ 239 00:19:51,573 --> 00:19:52,240 オイ 240 00:19:52,340 --> 00:19:53,306 調べたか 241 00:19:53,606 --> 00:19:54,340 見つけたか 242 00:20:00,006 --> 00:20:03,006 ハンベク族の牢獄 243 00:20:13,173 --> 00:20:15,640 思いがけない拾い物だ 244 00:20:16,806 --> 00:20:20,540 正体を知らなければ 首をはねてたが 245 00:20:22,073 --> 00:20:25,340 知った以上 殺すわけにいかない 246 00:20:26,840 --> 00:20:29,473 こいつを玄菟(ヒョント)城に連れてけ 247 00:20:41,040 --> 00:20:42,073 参りました 248 00:20:47,106 --> 00:20:48,140 座れ 249 00:20:56,573 --> 00:20:58,073 話があるのか 250 00:21:01,306 --> 00:21:04,473 チュモン王子を売るのなら 251 00:21:05,306 --> 00:21:09,273 扶余に帰しても お礼がもらえるでしょう 252 00:21:11,173 --> 00:21:13,473 扶余に送ってください 253 00:21:16,440 --> 00:21:18,873 奴に情でも移ったのか 254 00:21:23,573 --> 00:21:27,373 言うとおり 扶余に送っても構わない 255 00:21:28,473 --> 00:21:32,473 だが俺には冷たいお前が 256 00:21:32,673 --> 00:21:37,040 奴に関心を見せるのが 俺には不愉快だ 257 00:21:39,106 --> 00:21:40,506 扶余は駄目だ 258 00:21:42,340 --> 00:21:47,440 なぜ父が漢(かん)との取り引きを 禁じたか分かりますか 259 00:21:49,340 --> 00:21:54,740 王子を売るのは 部族の誇りを売るのと同じ 260 00:21:56,773 --> 00:21:58,306 部族の誇り? 261 00:21:59,440 --> 00:22:03,706 族長まで殺した俺だ 何だって売り渡すさ 262 00:22:04,906 --> 00:22:08,840 この座に就いたのは お前を得るため 263 00:22:11,673 --> 00:22:16,640 お前が関心を示すほど 奴は苦しむことになる 264 00:22:22,873 --> 00:22:27,506 喜んで俺の女になると 哀願してみろ 265 00:22:29,340 --> 00:22:30,973 お前は助けてやる 266 00:22:44,540 --> 00:22:45,606 お嬢様 267 00:22:46,440 --> 00:22:47,673 いけません 268 00:22:47,873 --> 00:22:48,973 お嬢様 269 00:22:50,873 --> 00:22:52,040 お嬢様 270 00:22:55,506 --> 00:22:58,073 話があるから外して 271 00:23:00,373 --> 00:23:02,573 族長に知られたら大変です 272 00:23:15,073 --> 00:23:17,340 早く済ませてください 273 00:23:42,906 --> 00:23:46,606 王子様に部族の恥をさらし 274 00:23:46,706 --> 00:23:48,573 面目ありません 275 00:23:51,906 --> 00:23:53,173 どの部族― 276 00:23:54,440 --> 00:23:55,806 どの国にも― 277 00:23:57,173 --> 00:24:00,273 欲に目のくらんだ者は いるもの 278 00:24:07,740 --> 00:24:09,473 王子様のために― 279 00:24:10,740 --> 00:24:12,673 何もできません 280 00:24:16,673 --> 00:24:20,673 もうお嬢様には 恩を受けました 281 00:24:22,240 --> 00:24:25,606 私にはまだ すべきことがあります 282 00:24:26,673 --> 00:24:28,540 簡単には死にません 283 00:24:29,640 --> 00:24:31,373 ご心配なく 284 00:24:43,873 --> 00:24:45,106 どうした 285 00:24:45,273 --> 00:24:48,006 ハンベク族の族長から連絡が 286 00:24:49,040 --> 00:24:50,140 ハンベク族? 287 00:24:50,673 --> 00:24:54,906 扶余との戦争で 馬を持ってきた小部族です 288 00:24:57,306 --> 00:24:59,206 どんな用件だ? 289 00:24:59,840 --> 00:25:00,873 それが… 290 00:25:00,973 --> 00:25:02,706 信じてよいものか 291 00:25:05,373 --> 00:25:08,973 チュモン王子を 捕まえたそうです 292 00:25:15,206 --> 00:25:18,906 族長が一杯食わせようと してるらしい 293 00:25:19,340 --> 00:25:21,873 死んだ奴を捕まえたとは 294 00:25:24,173 --> 00:25:26,040 そうは思いましたが 295 00:25:26,240 --> 00:25:28,306 無視はできないかと 296 00:25:28,706 --> 00:25:31,773 万一 事実なら大変です 297 00:25:37,473 --> 00:25:40,473 鉄騎軍を送って確認させろ 298 00:25:40,706 --> 00:25:42,140 分かりました 299 00:25:45,273 --> 00:25:47,540 ヤンソルラン様 ハフチョンです 300 00:25:48,373 --> 00:25:49,540 お入り 301 00:25:57,173 --> 00:25:58,406 どうしたの 302 00:25:59,406 --> 00:26:04,706 申し上げにくいのですが お耳に入れておくことが 303 00:26:07,640 --> 00:26:08,706 何なの? 304 00:26:09,706 --> 00:26:13,106 摂政殿下が 寝室に来ない理由は… 305 00:26:13,206 --> 00:26:15,173 忙しいからでは? 306 00:26:19,473 --> 00:26:20,706 話して 307 00:26:29,906 --> 00:26:33,106 ソソノが 護衛兵と結婚したのも― 308 00:26:34,240 --> 00:26:36,440 テソ殿下が執心したため 309 00:26:37,873 --> 00:26:39,840 私と結婚した後も? 310 00:26:41,106 --> 00:26:42,006 はい 311 00:26:44,740 --> 00:26:49,773 それほど忘れられないなんて 一体どんな女なの 312 00:26:53,306 --> 00:26:58,140 将来 扶余を率いる方が 女に手こずるとは 313 00:27:01,040 --> 00:27:02,806 放っておけないわ 314 00:27:21,373 --> 00:27:22,840 どこへ行く? 315 00:27:23,673 --> 00:27:26,206 殿下にお目にかかりに 316 00:27:41,140 --> 00:27:42,773 そなたといると― 317 00:27:43,340 --> 00:27:46,906 国事で疲れた心が 癒やされるようだ 318 00:27:48,306 --> 00:27:51,106 本当に私といてお幸せですか 319 00:27:53,640 --> 00:27:54,840 ああ 320 00:27:58,873 --> 00:28:00,406 ソソノとではなく? 321 00:28:05,606 --> 00:28:08,240 ソソノをなぜ知ってる? 322 00:28:10,273 --> 00:28:13,540 お悩みまで知って お支えするのが― 323 00:28:14,040 --> 00:28:16,040 私の役目では? 324 00:28:20,240 --> 00:28:22,573 誰に聞いたか分からぬが 325 00:28:23,740 --> 00:28:27,540 ソソノを思ってたことは 否定しない 326 00:28:28,840 --> 00:28:32,440 だが そなたに会う前のことだ 327 00:28:34,373 --> 00:28:38,073 縁談があってからも 結婚した後も 328 00:28:39,140 --> 00:28:42,173 執着し 苦しんでいたとか 329 00:28:43,773 --> 00:28:45,706 誰がでたらめを? 330 00:28:47,606 --> 00:28:48,673 殿下 331 00:28:51,706 --> 00:28:56,640 殿下は扶余の王となる方 どんな女でも娶(めと)れます 332 00:28:57,973 --> 00:29:00,273 私は気にしません 333 00:29:01,373 --> 00:29:03,806 いつでもおっしゃって 334 00:29:04,806 --> 00:29:06,140 私が この目で― 335 00:29:06,840 --> 00:29:09,173 側室をお選びします 336 00:29:23,840 --> 00:29:28,440 テソが扶余を掌握した もう戦争の恐れはない 337 00:29:29,006 --> 00:29:32,306 扶余へ行き テソ王子に会いなさい 338 00:29:33,573 --> 00:29:35,040 感謝します 339 00:29:35,773 --> 00:29:38,640 このご恩は忘れません 340 00:29:45,540 --> 00:29:48,206 太守(たいしゅ)様 ハフチョンが来ました 341 00:29:48,940 --> 00:29:49,940 ハフチョン? 342 00:29:50,840 --> 00:29:51,640 通せ 343 00:30:00,006 --> 00:30:00,940 何の用だ? 344 00:30:01,840 --> 00:30:03,273 ヤンソルラン様から 345 00:30:16,040 --> 00:30:17,573 テソの奴め 346 00:30:18,340 --> 00:30:20,340 私の娘を侮辱するのか 347 00:30:25,106 --> 00:30:28,706 フクチ大将軍は 兵官府(ピョングァンブ)の名誉職に 348 00:30:28,806 --> 00:30:34,040 扶余宮を担当する京兆尹(キョンジョユン)は 馬加(マガ)の子息では? 349 00:30:35,073 --> 00:30:37,106 いい考えです 350 00:30:37,540 --> 00:30:41,540 護衛総官と宮殿守備隊は ナロに任せ 351 00:30:41,673 --> 00:30:43,706 キョンスルをチョング将軍(ジャングン) 352 00:30:43,806 --> 00:30:46,173 ペクチョンをチグ将軍(ジャングン)に 353 00:30:46,873 --> 00:30:51,340 二人は犬猿の仲なので 徒党は組みません 354 00:30:57,140 --> 00:31:00,573 ソンヤン君長が来るそうです 355 00:31:02,406 --> 00:31:03,673 ソンヤンが? 356 00:31:05,340 --> 00:31:09,140 梁貊(ヤンメク)国王の誕生日に 使う品物だ 357 00:31:09,240 --> 00:31:10,406 大切に扱え 358 00:31:11,273 --> 00:31:14,173 扶余まで遠路ご苦労さまです 359 00:31:15,006 --> 00:31:16,140 苦労なんて 360 00:31:16,273 --> 00:31:20,740 最上の虎皮と絹のためなら いつでも来ます 361 00:31:22,406 --> 00:31:23,240 君長様 362 00:31:24,140 --> 00:31:25,473 どうした 363 00:31:25,873 --> 00:31:29,340 ソンヤンが 扶余宮に向かってます 364 00:31:41,973 --> 00:31:44,206 沸流(ピリュ)の君長 ソンヤンです 365 00:31:44,873 --> 00:31:48,673 扶余の補給物資を奪った ソンヤン君長が 366 00:31:49,173 --> 00:31:50,740 何の用ですか 367 00:31:51,606 --> 00:31:52,840 殿下 368 00:31:53,440 --> 00:31:56,573 私は扶余国に 恨みはありません 369 00:31:57,540 --> 00:32:00,940 他の君長の意見を 黙殺したまま― 370 00:32:01,073 --> 00:32:05,906 参戦したヨンタバル君長を 阻止しようとしたまで 371 00:32:08,706 --> 00:32:12,606 玄菟(ヒョント)郡の太守の親書も 持参したので 372 00:32:12,906 --> 00:32:15,040 水に流してください 373 00:32:37,773 --> 00:32:39,040 分かりました 374 00:32:40,073 --> 00:32:41,773 戦争は終わりました 375 00:32:42,373 --> 00:32:44,240 過ぎたことは忘れます 376 00:32:48,640 --> 00:32:50,273 もう1通 親書が 377 00:33:24,040 --> 00:33:27,406 ソンヤンは ヤンジョンの仲立ちで 378 00:33:27,740 --> 00:33:29,773 テソと和解するでしょう 379 00:33:31,906 --> 00:33:36,639 私たちは扶余 漢 沸流(ピリュ)に 包囲されたも同然 380 00:33:39,240 --> 00:33:42,505 だから言ったでしょう 381 00:33:42,706 --> 00:33:47,005 早く桂婁(ケル)に帰ろうと 言ったじゃないですか 382 00:33:49,273 --> 00:33:51,306 テソに会って― 383 00:33:52,206 --> 00:33:53,572 直談判してくる 384 00:33:57,040 --> 00:33:58,040 君長様 385 00:33:58,340 --> 00:33:59,540 大変です 386 00:34:16,106 --> 00:34:17,840 君長を捕らえろ 387 00:34:17,940 --> 00:34:18,606 はい 388 00:34:19,573 --> 00:34:20,740 何事ですか 389 00:34:21,340 --> 00:34:24,440 摂政殿下が “君長を捕らえろ”と 390 00:34:33,973 --> 00:34:35,506 引っ立てろ 391 00:34:35,840 --> 00:34:36,506 はい 392 00:34:40,306 --> 00:34:43,706 どうせ行くところだった 393 00:34:44,473 --> 00:34:45,140 お父様 394 00:34:45,240 --> 00:34:46,506 心配するな 395 00:34:47,506 --> 00:34:48,306 行こう 396 00:34:48,640 --> 00:34:49,306 君長様 397 00:34:54,306 --> 00:34:55,206 君長様 398 00:35:17,173 --> 00:35:19,573 扶余の民心を惑わせた? 399 00:35:20,106 --> 00:35:26,006 扶余の戦争を助けた私に 濡れ衣を着せるのですか 400 00:35:27,240 --> 00:35:28,740 ヨンタバル君長 401 00:35:30,140 --> 00:35:33,673 扶余と真番(チンボン) 臨屯(イムドゥン)郡が 戦争してる間― 402 00:35:33,873 --> 00:35:39,073 君長の商団の食糧は 倍以上の値で取り引きされた 403 00:35:41,673 --> 00:35:43,906 戦争で疲弊してる時に 404 00:35:44,106 --> 00:35:47,906 汚い手段で 利益を得ようとするとは 405 00:35:48,640 --> 00:35:50,406 何のことですか 406 00:35:51,240 --> 00:35:52,906 利益を得るどころか 407 00:35:53,140 --> 00:35:58,040 物価の上昇に備えて 安値で売りました 408 00:35:58,140 --> 00:36:00,540 商人に聞けば分かります 409 00:36:04,406 --> 00:36:05,906 商人を呼べ 410 00:36:06,840 --> 00:36:07,606 はい 411 00:36:08,573 --> 00:36:10,106 商人を呼べ 412 00:36:26,506 --> 00:36:27,740 述べてみよ 413 00:36:28,973 --> 00:36:34,040 戦争中にヨンタバル商団が 売った食糧は― 414 00:36:34,373 --> 00:36:37,606 質に比べ はるかに高いものでした 415 00:36:38,106 --> 00:36:40,373 私も商人の身ですが 416 00:36:40,540 --> 00:36:44,806 これほどあくどい商売は 初めて見ました 417 00:36:45,006 --> 00:36:48,473 戦争中に 闇取り引きまでしたとか 418 00:36:49,940 --> 00:36:52,440 証人までいるからには― 419 00:36:52,973 --> 00:36:55,473 君長を処罰するしかない 420 00:37:09,140 --> 00:37:11,740 扶余の権力を握った方が 421 00:37:13,506 --> 00:37:15,973 稚拙な濡れ衣を着せるとは 422 00:37:17,306 --> 00:37:19,706 見るに忍びません 423 00:37:24,173 --> 00:37:25,306 いっそ― 424 00:37:26,373 --> 00:37:28,940 私を殺されては? 425 00:37:33,006 --> 00:37:35,006 君長を投獄しろ 426 00:37:35,206 --> 00:37:36,140 はい 427 00:37:41,440 --> 00:37:42,640 殿下 428 00:37:43,706 --> 00:37:45,473 肝に銘じてください 429 00:37:46,240 --> 00:37:47,640 今 殿下は― 430 00:37:48,440 --> 00:37:51,040 世の道理に背いています 431 00:38:20,806 --> 00:38:24,140 殿下 ソンヤン君長が参りました 432 00:38:25,106 --> 00:38:26,306 お通ししろ 433 00:38:32,406 --> 00:38:33,906 お呼びですか 434 00:38:35,173 --> 00:38:36,440 おかけに 435 00:38:47,406 --> 00:38:50,740 ヨンタバル君長は戦乱に乗じ 436 00:38:51,073 --> 00:38:53,506 民心を混乱させました 437 00:38:55,106 --> 00:38:57,973 厳罰に処すつもりですが 438 00:39:00,140 --> 00:39:03,840 卒本(チョルボン)を 引き受けてもらえますか 439 00:39:07,340 --> 00:39:09,373 もちろんです 440 00:39:11,773 --> 00:39:13,640 卒本(チョルボン)の民心は― 441 00:39:14,706 --> 00:39:18,473 すでにヨンタバルから 離れています 442 00:39:20,573 --> 00:39:24,340 扶余は 桂婁(ケル)との関係を断ちます 443 00:39:24,673 --> 00:39:28,406 その代わりを 君長が務めてください 444 00:39:30,140 --> 00:39:31,673 殿下のため― 445 00:39:32,040 --> 00:39:34,540 誠心誠意 尽くします 446 00:39:35,206 --> 00:39:37,640 濡れ衣を着せられたの? 447 00:39:38,140 --> 00:39:41,173 殺すつもりなんですよ 448 00:39:43,873 --> 00:39:45,806 テソ王子に会います 449 00:39:46,606 --> 00:39:49,540 興奮してはいけない 450 00:39:49,673 --> 00:39:51,340 そのとおりです 451 00:39:52,773 --> 00:39:54,173 興奮してません 452 00:39:54,906 --> 00:39:56,273 心配無用です 453 00:40:22,940 --> 00:40:24,740 長年 お前に― 454 00:40:25,673 --> 00:40:27,773 受けてきた屈辱を― 455 00:40:28,173 --> 00:40:31,906 必ず返してやると 心に誓っていた 456 00:40:34,140 --> 00:40:37,006 “商売で卒本(チョルボン)の強化を”と 言ったが― 457 00:40:37,606 --> 00:40:40,673 故郷で死ぬこともできんな 458 00:40:41,306 --> 00:40:43,506 まことに滑稽だ 459 00:40:46,240 --> 00:40:49,140 テソに踊らされてるのか 460 00:40:49,940 --> 00:40:53,473 お前もいずれ 私と同じ目に遭う 461 00:40:54,340 --> 00:40:56,573 卒本に帰ったら 462 00:40:57,606 --> 00:40:59,906 まず桂婁を服属させ― 463 00:41:01,173 --> 00:41:04,506 お前の家族を 売り飛ばしてやる 464 00:41:05,740 --> 00:41:08,906 お前は安らかには死ねんぞ 465 00:41:23,873 --> 00:41:26,206 ヨンタバルを牢獄に? 466 00:41:28,073 --> 00:41:29,273 そうだ 467 00:41:33,006 --> 00:41:34,506 殺すのですか 468 00:41:35,773 --> 00:41:40,173 殺せばソソノとは 敵になるのでは? 469 00:41:43,040 --> 00:41:48,006 民心を乱した者だ 私情にとらわれては ならない 470 00:41:49,040 --> 00:41:50,173 殿下 471 00:41:50,373 --> 00:41:53,973 ソソノが 面会を求めております 472 00:42:01,606 --> 00:42:04,206 会わん 下がれと伝えろ 473 00:42:04,906 --> 00:42:07,040 冷たすぎます 474 00:42:07,373 --> 00:42:10,606 父親のために来た娘が 哀れです 475 00:42:11,640 --> 00:42:13,140 お会いください 476 00:42:53,273 --> 00:42:55,140 父を助けてください 477 00:43:00,240 --> 00:43:01,740 お前が私に― 478 00:43:03,040 --> 00:43:05,306 従ったことがあるか 479 00:43:07,806 --> 00:43:10,173 私に頼み事をするとは 480 00:43:11,273 --> 00:43:13,106 厚かましいな 481 00:43:16,406 --> 00:43:18,773 私に気分を害されたなら 482 00:43:19,473 --> 00:43:21,373 父を釈放し 483 00:43:22,106 --> 00:43:24,006 私を殺してください 484 00:43:25,006 --> 00:43:27,540 お前の父は大罪を犯した 485 00:43:28,006 --> 00:43:31,173 相応の償いをさせる もう帰れ 486 00:43:44,606 --> 00:43:47,173 玄菟(ヒョント)城で見かけた女ね 487 00:43:49,006 --> 00:43:50,973 あの傲慢そうな女が― 488 00:43:52,206 --> 00:43:53,740 ソソノだったの 489 00:43:58,106 --> 00:43:59,106 殿下 490 00:43:59,640 --> 00:44:01,973 親孝行ではありませんか 491 00:44:03,306 --> 00:44:05,573 代わりに死にたいなら― 492 00:44:08,440 --> 00:44:09,973 殺してやっては? 493 00:44:17,840 --> 00:44:20,040 賢いと聞いてたけど 494 00:44:20,840 --> 00:44:24,440 こんな苦境に陥るとは 偽りだったのね 495 00:44:26,840 --> 00:44:30,773 なぜこんな 愚かな真似をしたの? 496 00:44:36,573 --> 00:44:38,540 殿下もお気の毒です 497 00:44:40,940 --> 00:44:46,306 なぜこんな浅はかな女に 心を惹かれていたのか 498 00:44:53,173 --> 00:44:54,340 もう下がれ 499 00:45:56,306 --> 00:45:57,906 泣くな 500 00:46:01,273 --> 00:46:03,173 必ず復讐します 501 00:46:04,506 --> 00:46:07,540 復讐するには生きろ 502 00:46:09,106 --> 00:46:11,440 今は桂婁とお前が― 503 00:46:12,206 --> 00:46:15,473 生き残る方法を探すのだ 504 00:46:18,073 --> 00:46:19,673 分かるか 505 00:46:40,340 --> 00:46:43,973 扶余と桂婁の縁は これで終わりだ 506 00:46:44,506 --> 00:46:45,706 商団は― 507 00:46:45,873 --> 00:46:47,340 扶余を去れ 508 00:46:49,140 --> 00:46:52,273 今後は 君長とソソノはむろん 509 00:46:52,706 --> 00:46:57,406 桂婁の人間は1人も 扶余の地を踏んではならん 510 00:47:11,406 --> 00:47:12,906 君長様 511 00:47:14,706 --> 00:47:16,306 君長様 512 00:47:21,506 --> 00:47:22,573 お兄様 513 00:47:22,873 --> 00:47:24,173 何とご苦労を… 514 00:47:25,273 --> 00:47:27,073 私なら大丈夫だ 515 00:47:30,106 --> 00:47:31,673 涙を拭いて― 516 00:47:32,406 --> 00:47:34,673 扶余を去る支度を 517 00:47:48,073 --> 00:47:52,073 ヨンタバルの処刑の知らせが 来る頃だが 518 00:47:54,006 --> 00:47:54,940 親方 519 00:47:56,140 --> 00:47:57,206 どうなった? 520 00:47:57,573 --> 00:48:00,373 ヨンタバルが扶余を去るとか 521 00:48:01,306 --> 00:48:02,206 何だと? 522 00:48:02,340 --> 00:48:03,273 殺さずに? 523 00:48:03,873 --> 00:48:07,906 テソ王子が 追放令を出したそうです 524 00:48:08,040 --> 00:48:10,006 何だと まったく 525 00:48:10,206 --> 00:48:12,906 確実に片をつけりゃいいのに 526 00:48:13,006 --> 00:48:14,373 残念だな 527 00:48:16,440 --> 00:48:18,006 まあいいか 528 00:48:18,140 --> 00:48:20,040 邪魔者が消えたんだ 529 00:48:21,740 --> 00:48:22,606 ハンダン 530 00:48:22,706 --> 00:48:23,606 はい 531 00:48:23,740 --> 00:48:26,940 これからは俺たちの天下だ 532 00:48:30,140 --> 00:48:31,373 お祝いします 533 00:48:32,773 --> 00:48:34,440 何 言ってんだ 534 00:48:49,773 --> 00:48:50,740 何の用だ? 535 00:48:52,373 --> 00:48:56,573 ヨンタバルが扶余から 追い出されたとか 536 00:48:57,206 --> 00:48:59,073 私との約束はご記憶で? 537 00:49:01,140 --> 00:49:02,140 王子様 538 00:49:02,506 --> 00:49:07,840 機会をいただければ 王子様に忠誠を尽くします 539 00:49:08,873 --> 00:49:11,606 私は自分のことで精一杯だ 540 00:49:12,440 --> 00:49:16,640 尽くすと言いながら 私の心中も察せんのか 541 00:49:17,740 --> 00:49:19,140 下がれ 542 00:49:19,606 --> 00:49:22,006 情けない奴らめ 543 00:49:25,840 --> 00:49:27,673 何を? クソッ 544 00:49:28,040 --> 00:49:31,740 情けない奴は そっちだろうが 545 00:49:39,306 --> 00:49:41,540 家臣一同に伝える 546 00:49:42,540 --> 00:49:47,173 扶余は長年 戦争の危機にさらされてきた 547 00:49:48,673 --> 00:49:51,873 扶余を強国にすべく努めるが 548 00:49:52,173 --> 00:49:56,140 戦争をしかけ 民を不安にはしない 549 00:49:57,673 --> 00:50:01,040 これより新しい職務を 公表する 550 00:50:01,306 --> 00:50:04,506 家臣一同 務めに励むように 551 00:50:19,806 --> 00:50:24,140 兵官府(ピョングァンブ)の大総官 大将軍フクチ 552 00:50:26,906 --> 00:50:29,140 京兆尹(キョンジョユン)にマギョンフ 553 00:50:31,240 --> 00:50:33,306 宮廷先人(クンジョンソニン) スッコン 554 00:50:34,006 --> 00:50:37,806 チョング将軍(ジャングン) キョンスル チグ将軍 ペクチョン 555 00:50:39,340 --> 00:50:43,106 護衛総官と宮殿守備隊長 ナロ 556 00:50:44,473 --> 00:50:46,206 外使者(ウェサジャ) チニョン 557 00:50:47,273 --> 00:50:49,606 財部皁衣(チェブジョイ) ヘボルチャン 558 00:50:52,540 --> 00:50:56,040 以下 すべての職位にある 家臣は― 559 00:50:56,240 --> 00:50:58,006 留任とする 560 00:51:10,373 --> 00:51:11,306 兄上 561 00:51:11,773 --> 00:51:13,906 ひどすぎる仕打ちです 562 00:51:14,706 --> 00:51:15,840 無礼だな 563 00:51:15,940 --> 00:51:17,240 兄上だと? 564 00:51:19,906 --> 00:51:22,573 すみません 兄… 殿下 565 00:51:24,973 --> 00:51:26,940 それで何の用だ? 566 00:51:29,540 --> 00:51:34,140 兵官府の職から外すなら 他の官職をください 567 00:51:34,340 --> 00:51:37,473 たった1人の弟に あんまりです 568 00:51:37,606 --> 00:51:41,806 新しい人材が多く 官職が足りなかった 569 00:51:42,006 --> 00:51:43,673 後で適当な職をやる 570 00:51:44,340 --> 00:51:48,540 適当な職なんて 1つも残ってません 571 00:51:48,840 --> 00:51:51,373 あとは門番長だけです 572 00:51:51,540 --> 00:51:53,673 私に門番長になれと? 573 00:51:55,240 --> 00:51:57,240 門番長でも不相応だ 574 00:51:58,706 --> 00:51:59,973 兄上 575 00:52:02,006 --> 00:52:03,473 もう下がれ 576 00:52:10,606 --> 00:52:14,240 兄上の仕打ちは ひどすぎます 577 00:52:14,740 --> 00:52:16,406 理解してあげなさい 578 00:52:16,673 --> 00:52:21,240 宮中を安定させるには ある程度 時間が必要 579 00:52:21,473 --> 00:52:24,673 まだ安心できない段階なのよ 580 00:52:24,873 --> 00:52:30,006 職を任せるよう 時が来たら私から伝えるわ 581 00:52:30,106 --> 00:52:31,573 イヤです 582 00:52:31,873 --> 00:52:36,006 母上まで動員して 官職をねだるなんて 583 00:52:37,440 --> 00:52:38,540 母上 584 00:52:38,840 --> 00:52:42,873 私を捨てたことを いつか後悔する日が来ます 585 00:52:50,173 --> 00:52:53,173 桂婁(ケル) 586 00:52:58,640 --> 00:52:59,606 ヨミウル様 587 00:53:00,173 --> 00:53:01,140 どうしたの 588 00:53:02,073 --> 00:53:05,073 ヨンタバル商団が 扶余を追放に 589 00:53:07,940 --> 00:53:09,473 どういうこと? 590 00:53:10,373 --> 00:53:12,806 テソ王子とソンヤン君長が 591 00:53:12,906 --> 00:53:17,706 ヨンタバル商団の権利を 剥奪(はくだつ)したとか 592 00:53:19,440 --> 00:53:24,240 扶余とソンヤンが手を結べば 桂婁は四面楚歌に 593 00:53:24,573 --> 00:53:27,273 桂婁にいては危険です 594 00:53:46,206 --> 00:53:49,106 お動きになるには早すぎます 595 00:53:49,206 --> 00:53:50,573 御所へ 596 00:53:52,840 --> 00:53:54,340 大丈夫だ 597 00:53:54,540 --> 00:53:59,406 風に当たったら つかえてた胸がすくようだ 598 00:54:01,006 --> 00:54:01,940 陛下 599 00:54:05,606 --> 00:54:06,773 ユファ 600 00:54:08,273 --> 00:54:09,706 はい 陛下 601 00:54:11,373 --> 00:54:13,840 私は執着と欲を捨て 602 00:54:14,206 --> 00:54:17,806 すべての抑圧から 抜け出せたが 603 00:54:18,873 --> 00:54:21,106 そなたには面目がない 604 00:54:23,373 --> 00:54:26,873 チュモンを失った傷を 癒やす間もなく 605 00:54:27,373 --> 00:54:30,673 私のために苦しむ そなたを見ると― 606 00:54:31,773 --> 00:54:33,973 何と言えばいいのか… 607 00:54:37,040 --> 00:54:38,006 陛下 608 00:54:42,373 --> 00:54:44,306 私は人生を間違えた 609 00:54:46,506 --> 00:54:50,473 人生を誤った代償を 払っているのだ 610 00:55:20,306 --> 00:55:21,906 お呼びですか 611 00:55:23,373 --> 00:55:24,573 かけなさい 612 00:55:33,640 --> 00:55:36,306 先に上奏いたします 613 00:55:37,840 --> 00:55:41,006 家臣の人事を大幅に改編し 614 00:55:41,206 --> 00:55:42,273 沸流(ピリュ)の… 615 00:55:42,373 --> 00:55:43,506 テソ 616 00:55:45,673 --> 00:55:46,940 はい 陛下 617 00:55:48,873 --> 00:55:51,940 私はお前を摂政に任じた 618 00:55:52,406 --> 00:55:56,540 国事について 私に相談する必要はない 619 00:55:57,240 --> 00:55:58,873 好きにすればよい 620 00:56:05,173 --> 00:56:08,740 代わりに約束してほしい 621 00:56:10,373 --> 00:56:11,906 何でしょうか 622 00:56:12,740 --> 00:56:15,040 私が意識を失っている間― 623 00:56:15,873 --> 00:56:20,506 世話をしてくれたユファを 軟禁したと聞いた 624 00:56:26,540 --> 00:56:28,806 ユファに無礼を働くことは― 625 00:56:30,206 --> 00:56:32,206 私を辱めることだ 626 00:56:35,373 --> 00:56:36,573 ユファを― 627 00:56:38,373 --> 00:56:40,206 見守ってやってくれ 628 00:56:42,073 --> 00:56:43,273 陛下の― 629 00:56:45,173 --> 00:56:47,406 ご意向に従います 630 00:57:13,673 --> 00:57:14,973 チュモン 631 00:57:21,373 --> 00:57:24,373 ハンベク族の村 632 00:57:24,840 --> 00:57:28,640 長身で色白の男を 見ませんでしたか? 633 00:57:36,873 --> 00:57:37,940 鉄騎軍だ 634 00:58:06,440 --> 00:58:10,273 鉄騎軍が来たのは 何かあるからだ 635 00:58:11,706 --> 00:58:15,006 王子様が 生きてる可能性が高い 636 00:58:15,473 --> 00:58:16,440 そうだ 637 00:58:16,873 --> 00:58:18,173 調べよう 638 00:58:52,006 --> 00:58:55,240 〈この者が チュモン王子です〉 639 00:58:56,040 --> 00:58:56,973 〈いかがです?〉 640 00:59:00,506 --> 00:59:01,240 〈確かに〉 641 00:59:06,840 --> 00:59:08,040 引きずり出せ 642 00:59:08,506 --> 00:59:09,240 はい 643 00:59:24,240 --> 00:59:25,606 王子様 644 00:59:28,406 --> 00:59:29,240 行け 645 00:59:31,906 --> 00:59:32,873 早く行け 646 01:00:07,673 --> 01:00:08,773 総官 647 01:00:11,206 --> 01:00:12,273 落ち着け 648 01:00:18,040 --> 01:00:19,173 おい 行こう 649 01:00:23,440 --> 01:00:24,306 親方 650 01:00:25,473 --> 01:00:26,540 どうだった 651 01:00:27,173 --> 01:00:28,440 生きてます 652 01:00:29,873 --> 01:00:30,673 確かか? 653 01:00:30,906 --> 01:00:31,840 ええ 兄貴 654 01:00:33,706 --> 01:00:34,940 王子様 655 01:00:35,140 --> 01:00:37,273 モパルモが来ました 656 01:00:37,773 --> 01:00:40,006 王子様を救うため 657 01:00:40,273 --> 01:00:44,273 この剣を持って モパルモが来ました 658 01:00:45,240 --> 01:00:46,240 あの… 659 01:00:46,540 --> 01:00:47,806 ですが 親方 660 01:00:50,073 --> 01:00:54,706 鉄騎軍が総官を 玄菟城に護送するようです 661 01:00:55,840 --> 01:00:56,873 何だと? 662 01:00:57,406 --> 01:01:00,673 その前に救い出さなくては 663 01:02:43,573 --> 01:02:45,406 王子様! 664 01:02:47,073 --> 01:02:47,740 親方 665 01:02:52,406 --> 01:02:53,606 王子様 666 01:02:54,240 --> 01:02:55,173 王子様… 667 01:02:59,973 --> 01:03:00,973 王子様 668 01:03:02,006 --> 01:03:05,340 漢の鋼鉄剣より強い剣を― 669 01:03:05,440 --> 01:03:09,340 このモパルモが 王子様のために作りました 670 01:03:09,440 --> 01:03:10,240 王子様 671 01:03:57,806 --> 01:03:59,140 チュモンが生きてます 672 01:04:01,173 --> 01:04:02,873 チュモンが戻れば 673 01:04:03,240 --> 01:04:07,040 また陛下は権力を 掌握しようとするわ 674 01:04:07,473 --> 01:04:12,740 宮殿は再び血の嵐が吹き すべて水の泡になる 675 01:04:13,140 --> 01:04:15,106 悩むことありません 676 01:04:15,806 --> 01:04:19,240 宮殿に戻る前に 殺してください 677 01:04:19,840 --> 01:04:23,140 殿下にできないなら 私がやります 678 01:04:24,140 --> 01:04:26,506 兄上はひどすぎます 679 01:04:26,773 --> 01:04:28,940 あんまりですよ 680 01:04:29,106 --> 01:04:30,040 母上 681 01:04:30,140 --> 01:04:32,573 出してください 682 01:04:32,740 --> 01:04:33,506 母上 683 01:04:34,740 --> 01:04:35,706 どうだ 684 01:04:36,373 --> 01:04:39,406 心痛による 心の病でしょう 685 01:04:42,240 --> 01:04:43,040 母上 686 01:04:44,706 --> 01:04:47,706 日本語字幕 小川 昌代