1 00:00:00,960 --> 00:00:04,960 第54話 2 00:01:03,793 --> 00:01:04,726 入りなさい 3 00:01:31,060 --> 00:01:32,193 殿下 4 00:01:38,560 --> 00:01:39,426 出なさい 5 00:01:57,326 --> 00:01:59,826 殿下にお話があるのです 6 00:02:02,626 --> 00:02:03,693 少しですよ 7 00:02:10,626 --> 00:02:11,593 殿下 8 00:02:12,093 --> 00:02:15,426 こんな時こそ お体を大切に 9 00:02:15,660 --> 00:02:19,626 王妃様たっての願いです お召し上がりに 10 00:02:22,193 --> 00:02:25,426 結構だ もう下がりなさい 11 00:02:25,993 --> 00:02:27,160 殿下 12 00:02:28,893 --> 00:02:32,760 私の心配は無用だと 母上に伝えろ 13 00:02:35,693 --> 00:02:39,593 今 扶余(プヨ)宮に チュモンが来ています 14 00:02:42,726 --> 00:02:44,126 チュモンが? 15 00:02:44,893 --> 00:02:47,226 何の用で来たのだ? 16 00:02:47,860 --> 00:02:50,693 陛下が呼び戻しました 17 00:03:06,360 --> 00:03:09,160 殿下 気をお静めください 18 00:03:12,793 --> 00:03:13,760 殿下 19 00:03:14,460 --> 00:03:16,126 誰かいないか? 20 00:03:22,893 --> 00:03:25,993 陛下に会う 扉を開けろ 21 00:03:26,960 --> 00:03:27,960 殿下 22 00:03:28,193 --> 00:03:30,660 早く扉を開けんか! 23 00:03:31,193 --> 00:03:33,226 申し訳ありません 24 00:03:33,460 --> 00:03:36,293 陛下の命(めい)がなければ 無理です 25 00:03:37,126 --> 00:03:38,660 無礼者め 26 00:03:38,893 --> 00:03:41,726 いつまでも牢獄にはおらんぞ 27 00:03:42,126 --> 00:03:46,460 扉を開けなければ 首をはねてやる! 28 00:03:47,660 --> 00:03:48,993 すみません 29 00:03:51,326 --> 00:03:51,993 外へ 30 00:03:53,126 --> 00:03:56,226 どこへ行く 扉を開けろ 31 00:03:56,660 --> 00:03:59,226 開けろと言ってるのだ! 32 00:03:59,360 --> 00:04:01,126 扉を開けんか! 33 00:04:18,160 --> 00:04:18,826 来たか 34 00:04:19,693 --> 00:04:21,393 テソには会った? 35 00:04:22,260 --> 00:04:23,160 はい 36 00:04:24,526 --> 00:04:29,726 チュモンが来てると聞いて テソは何と言ってた? 37 00:04:34,826 --> 00:04:39,993 テソ殿下の怒りは 火を見るより明らかでは? 38 00:04:42,460 --> 00:04:44,060 そうでしょうね 39 00:04:45,260 --> 00:04:46,726 ヨンポの消息は? 40 00:04:48,426 --> 00:04:49,760 ありません 41 00:04:54,526 --> 00:04:56,793 1人は牢獄に入り― 42 00:04:57,593 --> 00:05:00,060 もう1人は生死も不明 43 00:05:00,593 --> 00:05:03,926 扶余(プヨ)の敵(かたき)のチュモンは 歓迎されてる 44 00:05:04,160 --> 00:05:06,826 こんな話がありますか 45 00:05:07,193 --> 00:05:10,260 扶余(プヨ)はどうなるのです? 46 00:05:11,026 --> 00:05:12,160 王妃様 47 00:05:26,793 --> 00:05:27,993 飲みなさい 48 00:05:30,560 --> 00:05:31,626 恐縮です 49 00:05:35,060 --> 00:05:38,093 タムル軍の活躍は聞いている 50 00:05:39,060 --> 00:05:42,426 鉄鉱石の産地 中山(チュンサン)も掌握したとは― 51 00:05:42,893 --> 00:05:45,160 私とヘモス以上の成果だ 52 00:05:49,960 --> 00:05:52,560 中山(チュンサン)を奪われては― 53 00:05:52,660 --> 00:05:56,193 鉄鉱石に困る漢(かん)が 黙っては いまい 54 00:05:56,760 --> 00:05:57,926 対策は? 55 00:06:00,060 --> 00:06:04,426 ヤンジョンに 反撃する余力はありません 56 00:06:04,726 --> 00:06:07,693 遼東(りょうとう)軍が来れば 出兵できますが 57 00:06:07,793 --> 00:06:10,060 容易ではないでしょう 58 00:06:11,626 --> 00:06:16,060 タムル軍を補強すれば 中山(チュンサン)を守れます 59 00:06:17,860 --> 00:06:23,093 タムル軍の士気は高いが 数百の兵にすぎない 60 00:06:23,660 --> 00:06:26,726 補強しても たかが知れている 61 00:06:30,593 --> 00:06:32,826 だが漢軍は違う 62 00:06:33,060 --> 00:06:37,426 遼東(りょうとう)軍が動けば 数万の兵になるだろう 63 00:06:38,126 --> 00:06:43,293 数百の兵で数万の漢軍を 相手にするのは難しい 64 00:06:48,960 --> 00:06:49,926 チュモン 65 00:06:52,226 --> 00:06:53,193 はい 陛下 66 00:06:55,426 --> 00:06:57,593 理想と現実は異なる 67 00:06:58,426 --> 00:07:02,593 タムル軍を解散し 扶余に戻ってはどうだ? 68 00:07:25,960 --> 00:07:27,260 お呼びですか 69 00:07:31,026 --> 00:07:32,160 おかけに 70 00:07:41,060 --> 00:07:42,160 大将軍(テジャングン) 71 00:07:44,126 --> 00:07:45,193 何でしょう? 72 00:07:46,026 --> 00:07:49,860 陛下はチュモンに タムル軍を解散し 73 00:07:50,225 --> 00:07:52,893 扶余に戻れと言うでしょう 74 00:07:57,493 --> 00:08:02,426 その言葉を聞き入れ 扶余に戻れば幸いですが 75 00:08:03,293 --> 00:08:05,860 陛下の提案を断ったら 76 00:08:07,193 --> 00:08:08,526 大将軍(テジャングン)が― 77 00:08:09,026 --> 00:08:10,660 始末してください 78 00:08:13,793 --> 00:08:14,893 始末というと― 79 00:08:15,993 --> 00:08:17,360 殺せと? 80 00:08:20,026 --> 00:08:21,360 そうです 81 00:08:22,193 --> 00:08:23,126 大使者(テサジャ) 82 00:08:23,826 --> 00:08:28,560 陛下とチュモン王子は 同じ志を抱いているはず 83 00:08:29,026 --> 00:08:30,060 陛下が― 84 00:08:31,460 --> 00:08:32,726 望みますか? 85 00:08:33,360 --> 00:08:34,626 大将軍(テジャングン) 86 00:08:35,226 --> 00:08:39,993 タムル軍を放っておけば 扶余が脅かされます 87 00:08:41,026 --> 00:08:43,893 すでにタムル軍は漢の敵 88 00:08:43,993 --> 00:08:45,393 放置すれば― 89 00:08:45,893 --> 00:08:50,826 扶余は漢と対立を 続けることになります 90 00:08:52,793 --> 00:08:57,226 力があれば 漢との一戦も可能ですが 91 00:08:57,326 --> 00:09:00,426 今の国力では 足元にも及びません 92 00:09:01,960 --> 00:09:05,993 陛下の復権で安定を 取り戻しつつある今― 93 00:09:06,860 --> 00:09:11,626 タムル軍によって 混乱に陥ってはなりません 94 00:09:16,560 --> 00:09:20,060 チュモンへの好意は 知っています 95 00:09:20,660 --> 00:09:21,560 ですが― 96 00:09:22,560 --> 00:09:25,693 大将軍は陛下と扶余の忠臣 97 00:09:28,726 --> 00:09:30,860 決断してください 98 00:10:15,393 --> 00:10:20,260 タムル軍は私だけを信じ ついてきた者たちです 99 00:10:21,126 --> 00:10:23,326 見捨てられません 100 00:10:24,693 --> 00:10:25,893 チュモン 101 00:10:26,293 --> 00:10:27,626 私も以前は― 102 00:10:27,993 --> 00:10:32,660 お前が流民(るみん)を率い 新たな道を進むのを応援した 103 00:10:33,560 --> 00:10:38,726 その時はお前に何も してやれなかったからだ 104 00:10:40,360 --> 00:10:41,960 だが今は違う 105 00:10:42,860 --> 00:10:44,126 お前に― 106 00:10:44,893 --> 00:10:46,726 すべてを与えよう 107 00:10:58,226 --> 00:11:03,860 テソ王子より恐ろしい方は クムワ王だとお忘れなく 108 00:12:20,093 --> 00:12:22,660 どうなさいましたか 109 00:12:27,560 --> 00:12:31,326 なぜだか不吉な予感がするわ 110 00:12:33,660 --> 00:12:38,760 私も扶余へ行った チュモン大将の身が心配です 111 00:12:40,060 --> 00:12:44,526 チュモン大将より ヨミウル様の安全に注意を 112 00:12:45,726 --> 00:12:47,026 どういうこと? 113 00:12:47,593 --> 00:12:50,393 誰か危害を 加えようとしてるの? 114 00:12:52,460 --> 00:12:55,893 邪気がヨミウル様を 覆っています 115 00:13:20,926 --> 00:13:22,593 陛下には会った? 116 00:13:24,126 --> 00:13:24,993 はい 117 00:13:25,826 --> 00:13:26,760 かけなさい 118 00:13:34,826 --> 00:13:36,726 先日 来た時は― 119 00:13:37,693 --> 00:13:42,926 病床の母上に会えず ずっと胸を痛めていました 120 00:13:43,326 --> 00:13:46,726 お元気な姿が 見られてよかった 121 00:13:47,993 --> 00:13:49,993 ソヤの看病のおかげよ 122 00:13:51,426 --> 00:13:52,960 いいえ お義母(かあ)様 123 00:13:56,060 --> 00:13:57,293 ありがとう 124 00:14:03,693 --> 00:14:07,560 最近 よく赤子が お腹を蹴るそうよ 125 00:14:08,426 --> 00:14:11,460 お前に似た元気な子らしい 126 00:14:26,026 --> 00:14:26,893 もしや― 127 00:14:27,426 --> 00:14:28,760 何かあったの? 128 00:14:31,593 --> 00:14:32,526 いいえ 129 00:14:47,326 --> 00:14:49,660 タムル軍を解散しろと? 130 00:14:50,793 --> 00:14:51,760 言った 131 00:14:53,093 --> 00:14:55,393 従うと答えましたか? 132 00:14:58,460 --> 00:15:02,626 命懸けでチュモンに 付き従ったタムル軍だ 133 00:15:03,160 --> 00:15:06,860 彼らと別れるのは 容易ではないだろう 134 00:15:08,160 --> 00:15:11,626 だからこそ 別れるべきなのです 135 00:15:12,760 --> 00:15:15,026 タムル軍もやってくれば 136 00:15:15,693 --> 00:15:19,426 扶余は火種を 抱えることになります 137 00:15:23,626 --> 00:15:26,960 チュモンが従うかどうか 分からない 138 00:15:28,593 --> 00:15:29,560 陛下 139 00:15:30,226 --> 00:15:32,393 気を強くお持ちください 140 00:15:33,293 --> 00:15:37,360 タムル軍ではなく 陛下が歴史を作るのです 141 00:15:42,926 --> 00:15:46,793 チュモン王子様が すぐ従わないのは― 142 00:15:47,560 --> 00:15:50,460 ヨミウル巫女(みこ)がいるからです 143 00:15:51,893 --> 00:15:57,093 チュモン王子様の判断を 鈍らせるヨミウル巫女を― 144 00:15:57,526 --> 00:15:59,126 始末します 145 00:16:14,060 --> 00:16:18,160 暗い顔だけど 心配事でもあるの? 146 00:16:22,760 --> 00:16:23,826 いいえ 147 00:16:24,793 --> 00:16:28,660 陛下に会ってから ずっと浮かない顔ね 148 00:16:30,093 --> 00:16:33,492 母には包み隠さずに 言いなさい 149 00:16:42,093 --> 00:16:43,593 陛下に― 150 00:16:44,425 --> 00:16:48,226 タムル軍を解散して戻れと 言われました 151 00:16:52,660 --> 00:16:54,893 お気持ちは分かりますが 152 00:16:57,126 --> 00:17:00,093 予想外のことで 戸惑っています 153 00:17:02,160 --> 00:17:03,360 どうするの? 154 00:17:06,960 --> 00:17:08,093 分かりません 155 00:17:10,060 --> 00:17:10,860 チュモン 156 00:17:14,160 --> 00:17:14,893 はい 157 00:17:16,026 --> 00:17:18,126 どんな決断を下そうと 158 00:17:18,426 --> 00:17:21,826 この母はお前を信じるわ 159 00:17:22,060 --> 00:17:25,460 でも これだけは 肝に銘じなさい 160 00:17:27,026 --> 00:17:31,493 お前が私とソヤを置いて 扶余を去ったのは― 161 00:17:31,960 --> 00:17:34,793 お前の安全のためでは なかった 162 00:17:36,193 --> 00:17:37,660 お前とタムル軍は― 163 00:17:39,193 --> 00:17:40,726 一心同体なのよ 164 00:19:16,126 --> 00:19:16,893 親方 165 00:19:17,060 --> 00:19:18,260 親方ってば! 166 00:19:18,360 --> 00:19:19,826 何を騒いでる? 167 00:19:19,926 --> 00:19:21,160 大変です 168 00:19:21,326 --> 00:19:23,526 ヨミウル様に一大事が 169 00:19:26,193 --> 00:19:27,060 何だと? 170 00:19:44,093 --> 00:19:45,626 何があったんです? 171 00:19:46,426 --> 00:19:49,193 ヨミウル様が賊に さらわれました 172 00:19:50,160 --> 00:19:51,260 賊だって? 173 00:19:51,993 --> 00:19:54,493 一体 どんな奴らだ? 174 00:19:54,593 --> 00:19:56,993 俺だって分かりませんよ 175 00:19:57,760 --> 00:20:01,926 ヨミウル様の行方を タムル軍に捜させろ 176 00:20:02,026 --> 00:20:02,793 了解 177 00:20:02,893 --> 00:20:04,226 何てこった 178 00:20:06,126 --> 00:20:10,260 大将も不在なのに こんなことが起きるとは 179 00:20:13,026 --> 00:20:16,160 大将に知らせるべきでは? 180 00:20:16,793 --> 00:20:18,326 そのとおりだ 181 00:20:18,760 --> 00:20:20,626 私が扶余へ行きます 182 00:20:34,060 --> 00:20:35,660 さあ 飲みましょう 183 00:20:36,126 --> 00:20:37,960 飲みましょう 184 00:20:39,860 --> 00:20:41,993 ああ うまい 185 00:20:42,860 --> 00:20:44,226 考えてみれば 186 00:20:44,460 --> 00:20:47,960 護衛兵の頃 一番 楽しかったのは― 187 00:20:48,060 --> 00:20:52,260 別動隊になり 鉄騎軍を退けた時でした 188 00:20:55,126 --> 00:20:58,193 そうだ あの時は一騎当千だった 189 00:20:58,426 --> 00:21:02,893 数百の鉄騎軍を 数十人でやっつけたからな 190 00:21:02,993 --> 00:21:03,860 そうとも 191 00:21:05,460 --> 00:21:09,926 兄貴の腕前じゃ とても信じられない 192 00:21:10,560 --> 00:21:12,593 また怒らせる気か 193 00:21:13,026 --> 00:21:14,093 腕前が何だ? 194 00:21:14,193 --> 00:21:16,760 やれやれ 冗談ですよ 195 00:21:17,226 --> 00:21:21,626 とにかく短気さにかけちゃ 一騎当万だ 196 00:21:22,193 --> 00:21:23,826 そうそう“万”だ 197 00:21:28,726 --> 00:21:31,526 歓迎してくださり感謝します 198 00:21:32,960 --> 00:21:36,893 あとは心を一つにして 漢を討つだけです 199 00:21:37,193 --> 00:21:38,126 はい 200 00:21:42,326 --> 00:21:43,226 どうした? 201 00:21:43,560 --> 00:21:45,426 フクチ大将軍が来いと 202 00:21:46,260 --> 00:21:47,160 分かった 203 00:21:48,926 --> 00:21:49,960 失礼 204 00:21:50,526 --> 00:21:51,393 はい 205 00:21:52,826 --> 00:21:54,193 さあさあ 206 00:21:54,660 --> 00:21:55,326 飲もう 207 00:21:55,426 --> 00:21:57,660 そうだ 飲もう 208 00:22:07,360 --> 00:22:08,560 お呼びですか 209 00:22:14,726 --> 00:22:16,260 何でしょうか 210 00:22:18,793 --> 00:22:22,860 チュモン大将と来た一行は どうしてる? 211 00:22:25,760 --> 00:22:28,493 酒を飲み 疲れを癒やしてます 212 00:22:31,126 --> 00:22:32,260 それでいい 213 00:22:34,093 --> 00:22:35,826 彼らを見張り― 214 00:22:36,826 --> 00:22:38,360 動きを探れ 215 00:22:39,193 --> 00:22:40,060 はい? 216 00:22:42,793 --> 00:22:44,193 ソンジュ 217 00:22:47,293 --> 00:22:48,160 はい 218 00:22:50,360 --> 00:22:51,260 我々が― 219 00:22:52,660 --> 00:22:54,626 チュモン大将と一行を― 220 00:22:55,926 --> 00:22:57,160 始末するやも 221 00:23:00,393 --> 00:23:02,893 どういうことですか 222 00:23:15,126 --> 00:23:19,560 ぐいっと飲んでください 左軍師(チャグンサ)様 223 00:23:22,326 --> 00:23:23,393 おいでで 224 00:23:24,160 --> 00:23:25,126 楽にしろ 225 00:23:25,226 --> 00:23:26,093 はい 226 00:23:29,893 --> 00:23:30,760 どうぞ 227 00:23:34,526 --> 00:23:36,226 さあ 飲もう 228 00:23:36,460 --> 00:23:37,293 はい 229 00:23:43,726 --> 00:23:44,660 大将 230 00:23:45,526 --> 00:23:49,026 久しぶりに イェソヤ様と会った気分は? 231 00:23:49,326 --> 00:23:50,326 おい 232 00:23:50,893 --> 00:23:54,960 お前が誰かさんに ときめくのと同じだろ 233 00:23:55,026 --> 00:23:57,526 おいおい よせよ 234 00:23:57,593 --> 00:24:01,026 思いを寄せる女性が いるのですか 235 00:24:02,826 --> 00:24:05,760 どうかな 女性かどうかは― 236 00:24:07,260 --> 00:24:08,826 よく分からない 237 00:24:10,060 --> 00:24:11,893 こいつときたら 238 00:24:12,060 --> 00:24:13,726 いい加減にしろ 239 00:24:15,626 --> 00:24:17,760 こいつらは まったく… 240 00:24:29,893 --> 00:24:33,460 フクチ大将軍は どんなご用でしたか 241 00:24:35,360 --> 00:24:36,460 大した用では… 242 00:24:38,660 --> 00:24:40,093 お注(つ)ぎします 243 00:24:44,960 --> 00:24:48,660 陛下と母上への配慮は 忘れない 244 00:27:43,960 --> 00:27:47,060 扶余の人間は薄情ですね 245 00:27:47,693 --> 00:27:51,026 何日食べてないか 分かりません 246 00:27:52,760 --> 00:27:55,026 今はそれどころじゃない 247 00:27:58,660 --> 00:28:02,893 チュモンがなぜ 扶余に現れたと思う? 248 00:28:07,326 --> 00:28:09,993 テソ兄上を投獄した陛下が 249 00:28:10,926 --> 00:28:12,926 チュモンを太子にし― 250 00:28:14,026 --> 00:28:18,193 将来 王位を譲るために 呼んだのだ 251 00:28:22,193 --> 00:28:25,226 まさか 王子様がおいでなのに 252 00:28:27,193 --> 00:28:28,293 陛下なら― 253 00:28:29,393 --> 00:28:31,626 十分ありえる 254 00:28:32,926 --> 00:28:33,593 テマジン 255 00:28:34,826 --> 00:28:35,460 はい 256 00:28:37,460 --> 00:28:39,393 チュモンが太子になれば 257 00:28:40,226 --> 00:28:43,460 こうして生き延びても 意味がない 258 00:28:45,693 --> 00:28:48,960 死ぬにしても宮殿に戻るぞ 259 00:28:50,260 --> 00:28:51,460 王子様 260 00:28:53,926 --> 00:28:54,993 どうした? 261 00:28:55,826 --> 00:28:58,260 私は立場が違います 262 00:28:58,493 --> 00:29:00,660 私は漢から来た者です 263 00:29:01,093 --> 00:29:05,993 漢を憎むクムワ王に 殺されるに決まってます 264 00:29:07,393 --> 00:29:10,793 だから行けないと言うのか 265 00:29:11,160 --> 00:29:14,893 まずは王子様が宮殿に戻って 266 00:29:15,226 --> 00:29:17,026 様子を探っては… 267 00:29:17,326 --> 00:29:19,626 義理のかけらもない奴 268 00:29:20,226 --> 00:29:23,826 お前と私は 生きるも死ぬも一緒だ 269 00:29:24,493 --> 00:29:25,226 来い 270 00:29:29,326 --> 00:29:31,193 さっさと来ないか 271 00:29:34,526 --> 00:29:35,926 一巻の終わりだ 272 00:29:43,526 --> 00:29:44,693 大使者(テサジャ) 273 00:29:45,326 --> 00:29:46,560 何でしょうか 274 00:29:46,793 --> 00:29:51,960 ヨンタバルとソソノが 陛下との謁見を求めています 275 00:29:56,293 --> 00:29:57,993 まず私のところへ 276 00:29:58,793 --> 00:29:59,793 はい 277 00:30:56,460 --> 00:30:59,093 チュモン大将がいたとは 278 00:31:01,526 --> 00:31:02,793 知らなかった 279 00:31:05,093 --> 00:31:09,726 クムワ王が復権したので 呼んだようです 280 00:31:12,026 --> 00:31:16,860 二人が心を一つにすれば 大きなことができる 281 00:31:20,526 --> 00:31:21,860 めでたいことだ 282 00:31:49,793 --> 00:31:51,860 お元気でしたか 283 00:31:52,660 --> 00:31:54,160 ようこそ 284 00:31:54,626 --> 00:31:55,760 おかけに 285 00:32:08,760 --> 00:32:12,993 どんな用で陛下に 謁見を求めたのですか 286 00:32:14,526 --> 00:32:17,526 桂婁(ケル)が沸流(ピリュ)に武装解除され 287 00:32:18,360 --> 00:32:22,926 商売に専念してるのは 大使者(テサジャ)様もご存じでしょう 288 00:32:24,493 --> 00:32:25,760 知っています 289 00:32:27,193 --> 00:32:28,660 わが商団は― 290 00:32:28,960 --> 00:32:32,993 陛下と懇意に させていただきました 291 00:32:34,060 --> 00:32:35,293 そうでした 292 00:32:36,826 --> 00:32:41,026 今 扶余は 財政難と聞いております 293 00:32:42,960 --> 00:32:47,060 商団との関係を 回復してくださるなら 294 00:32:47,660 --> 00:32:51,026 扶余にも助けとなるでしょう 295 00:33:00,493 --> 00:33:04,993 陛下に謁見できるよう 力をお貸しください 296 00:33:06,260 --> 00:33:08,560 関係が回復できたら 297 00:33:09,126 --> 00:33:10,760 ご恩は忘れません 298 00:33:13,126 --> 00:33:14,260 分かりました 299 00:33:14,493 --> 00:33:15,393 ですが― 300 00:33:15,893 --> 00:33:18,860 今 陛下は余裕がありません 301 00:33:19,093 --> 00:33:21,526 折を見て伝えますので 302 00:33:22,593 --> 00:33:25,426 連絡をお待ちください 303 00:33:51,260 --> 00:33:52,326 何か? 304 00:33:55,592 --> 00:33:57,525 どこかおかしい 305 00:33:59,626 --> 00:34:00,826 おかしい? 306 00:34:02,860 --> 00:34:06,726 財部皁衣(チェブジョイ)を通じて 謁見を求めたのに 307 00:34:09,193 --> 00:34:12,126 なぜプドゥクプルが遮る? 308 00:34:19,193 --> 00:34:24,093 陛下に直接 聞くよう 財部皁衣(チェブジョイ)に頼んだ 309 00:34:26,526 --> 00:34:28,526 どうやらプドゥクプルが 310 00:34:28,893 --> 00:34:32,360 扶余宮を 牛耳ってるようだな 311 00:34:52,726 --> 00:34:54,160 考えてみた? 312 00:34:56,593 --> 00:34:57,460 はい 313 00:34:58,660 --> 00:34:59,626 タムル軍を― 314 00:35:00,993 --> 00:35:02,926 見捨てられません 315 00:35:03,593 --> 00:35:05,393 私が扶余宮に戻れば 316 00:35:05,793 --> 00:35:08,026 彼らは希望を失う 317 00:35:08,260 --> 00:35:10,826 それは亡き父上の願いでも 318 00:35:11,060 --> 00:35:14,526 母上や私の願いでも ありません 319 00:35:15,660 --> 00:35:16,560 扶余へは― 320 00:35:18,193 --> 00:35:20,093 二度と戻りません 321 00:35:23,026 --> 00:35:26,360 私もお前と同じ気持ちよ 322 00:35:33,526 --> 00:35:37,460 陛下がどう思われるか 心配です 323 00:35:38,860 --> 00:35:40,193 仕方ないわ 324 00:35:41,660 --> 00:35:46,060 心情を丁寧に話せば 理解してくださるはず 325 00:36:05,793 --> 00:36:06,760 止まれ! 326 00:36:08,726 --> 00:36:09,726 無礼者! 327 00:36:09,960 --> 00:36:11,393 私が分からぬか 328 00:36:15,160 --> 00:36:15,826 王子様 329 00:36:29,260 --> 00:36:30,560 何事だ? 330 00:36:30,993 --> 00:36:34,893 ヨンポ王子様が お戻りになりました 331 00:36:37,393 --> 00:36:38,726 どちらにいる? 332 00:36:39,793 --> 00:36:41,326 陛下に会うそうです 333 00:36:56,426 --> 00:36:57,693 お越しに 334 00:37:04,593 --> 00:37:06,560 ご苦労さまでした 335 00:37:07,093 --> 00:37:10,226 先にお捜しすべきでしたが 336 00:37:10,326 --> 00:37:13,260 後始末に追われていました 337 00:37:13,360 --> 00:37:14,693 お許しください 338 00:37:19,060 --> 00:37:21,793 父上はお元気なのか? 339 00:37:22,593 --> 00:37:24,793 ずっと気がかりだった 340 00:37:25,993 --> 00:37:28,560 お元気ですので ご心配なく 341 00:37:30,860 --> 00:37:34,693 では まず父上に ご挨拶しなくては 342 00:37:38,760 --> 00:37:40,260 ヨンポ王子様 343 00:37:45,926 --> 00:37:49,693 先日のご教示 しかと受け止めました 344 00:37:50,360 --> 00:37:55,193 この機会に私も王子様に ひと言 申し上げます 345 00:37:59,026 --> 00:38:03,060 “偃鼠(えんそ) 河に飲むも 満腹に過ぎず”をご存じで? 346 00:38:08,360 --> 00:38:10,693 ネズミは小さいので 347 00:38:11,126 --> 00:38:16,926 いくら河の水を飲んでも 小さな腹しか満たせません 348 00:38:23,026 --> 00:38:27,626 テソ殿下の立場がこうなると 誰が予想しましたか 349 00:38:28,426 --> 00:38:31,393 王子様も軽率に行動せず 350 00:38:31,960 --> 00:38:34,560 品位をお守りください 351 00:38:39,693 --> 00:38:42,560 陛下のところへご案内します 352 00:38:53,426 --> 00:38:57,526 今 私をネズミに たとえたのか? 353 00:38:58,360 --> 00:38:59,360 はい 354 00:39:24,326 --> 00:39:25,393 父上 355 00:39:27,093 --> 00:39:28,626 無事だったか 356 00:39:30,460 --> 00:39:32,493 お祝い申し上げます 357 00:39:32,593 --> 00:39:36,093 この日が来ると 信じておりました 358 00:39:41,426 --> 00:39:46,193 父上の復権こそ 私が望んでいたことでした 359 00:39:48,560 --> 00:39:49,526 ヨンポ 360 00:39:50,260 --> 00:39:51,326 はい 父上 361 00:39:51,726 --> 00:39:54,260 今 扶余は困難な状況だ 362 00:39:55,393 --> 00:40:00,093 家臣も力を合わせて 安定を図らねばならん 363 00:40:00,526 --> 00:40:02,926 私に協力しなさい 364 00:40:03,426 --> 00:40:06,493 お前を重用するつもりだ 365 00:40:07,593 --> 00:40:11,893 父上と扶余のために 誠意を尽くします 366 00:40:26,226 --> 00:40:28,426 どうなりましたか 367 00:40:29,493 --> 00:40:33,926 父上も私の帰りを 待ち望んでいらした 368 00:40:37,026 --> 00:40:38,660 そうとも知らず 369 00:40:40,260 --> 00:40:41,826 苦労して損しました 370 00:40:43,026 --> 00:40:46,660 テソ兄上を 追い払った陛下は― 371 00:40:47,326 --> 00:40:49,293 私が頼りなようだ 372 00:40:53,593 --> 00:40:54,626 チュモン 373 00:41:00,126 --> 00:41:01,326 お久しぶりです 374 00:41:01,993 --> 00:41:02,893 ああ 375 00:41:02,993 --> 00:41:04,960 ちょうどよかった 376 00:41:05,193 --> 00:41:07,526 私の部屋へ行こう 377 00:41:09,293 --> 00:41:10,726 お話でも? 378 00:41:11,126 --> 00:41:12,493 あるとも 379 00:41:12,860 --> 00:41:14,860 陛下は復権なさったが 380 00:41:15,293 --> 00:41:20,026 兄上の失政を回復するには 時間がかかるだろう 381 00:41:20,993 --> 00:41:22,726 お前も戻ったのだから 382 00:41:22,826 --> 00:41:27,193 私と心を一つにし 父上の力になろう 383 00:41:31,160 --> 00:41:33,793 謁見してからお伺いします 384 00:41:35,226 --> 00:41:37,393 そうか 早く行ってこい 385 00:41:49,960 --> 00:41:52,460 陛下 チュモンです 386 00:41:58,160 --> 00:41:59,160 入れ 387 00:42:16,260 --> 00:42:17,260 どうだ 388 00:42:18,326 --> 00:42:19,760 決心はついたか 389 00:42:30,126 --> 00:42:31,293 申してみよ 390 00:42:33,193 --> 00:42:34,360 恐縮ですが 391 00:42:35,726 --> 00:42:40,493 私はタムル軍と流民を 見捨てられません 392 00:42:49,926 --> 00:42:54,626 本渓(ポンゲ)山には各地から来た タムル軍と流民がいます 393 00:42:54,860 --> 00:42:58,426 自分の身を 優先させられません 394 00:43:00,993 --> 00:43:02,226 お許しを 395 00:43:04,693 --> 00:43:05,893 王子様 396 00:43:06,660 --> 00:43:11,926 タムル軍を解散しないと 陛下が困った立場に 397 00:43:13,760 --> 00:43:17,060 扶余の事情はご承知でしょう 398 00:43:17,326 --> 00:43:19,160 安定を取り戻すには― 399 00:43:19,693 --> 00:43:24,026 まず漢をなだめ 友好関係を保つべきです 400 00:43:25,826 --> 00:43:29,026 王子様は陛下に寵愛された方 401 00:43:30,493 --> 00:43:33,360 タムル軍を解散し お戻りに 402 00:43:35,093 --> 00:43:39,526 王子様は すべてを譲り受けるでしょう 403 00:43:42,726 --> 00:43:43,926 チュモン 404 00:43:44,326 --> 00:43:45,926 タムル軍と流民を― 405 00:43:47,560 --> 00:43:49,893 私の勝手には できません 406 00:43:50,893 --> 00:43:55,926 彼らは漢を討ち 新しい国を 建てるために集まったのです 407 00:43:57,426 --> 00:43:58,426 父上 408 00:43:59,226 --> 00:44:01,660 私はこの命ある限り 409 00:44:01,893 --> 00:44:06,260 タムル軍と共に 玄菟(ヒョント)郡と楽浪(ナンナン)郡を追い出し 410 00:44:06,693 --> 00:44:08,726 建国のため戦います 411 00:45:15,193 --> 00:45:16,460 お呼びですか 412 00:45:21,726 --> 00:45:22,993 大将軍 413 00:45:23,760 --> 00:45:24,693 はい 414 00:45:26,793 --> 00:45:28,693 決行します 415 00:45:46,760 --> 00:45:50,626 お前は宮殿の一角を見張れ 416 00:45:52,126 --> 00:45:53,060 お前は― 417 00:45:54,126 --> 00:45:55,560 宮殿の外を 418 00:45:57,860 --> 00:45:58,693 持ち場へ 419 00:46:23,293 --> 00:46:26,026 まだ連絡が来ない 420 00:46:27,493 --> 00:46:30,460 クムワ王に会うのは 難しそうだ 421 00:46:32,793 --> 00:46:36,626 扶余はプドゥクプルの 天下になりそうです 422 00:46:38,960 --> 00:46:40,693 クムワ王が許す? 423 00:46:42,626 --> 00:46:46,426 復権できたのは プドゥクプルのおかげ 424 00:46:47,160 --> 00:46:52,660 クムワ王を退かせるのも 難しくはないでしょう 425 00:46:57,793 --> 00:46:58,726 それなら― 426 00:46:59,393 --> 00:47:02,560 扶余に残ってる理由もない 427 00:47:03,726 --> 00:47:06,026 もう帰りましょう 428 00:47:08,260 --> 00:47:10,193 そのとおりだ 429 00:47:11,026 --> 00:47:11,793 帰ろう 430 00:47:13,560 --> 00:47:15,293 帰れません 431 00:47:16,660 --> 00:47:20,293 チュモン大将にだけでも 会わなくては 432 00:47:33,760 --> 00:47:35,426 扶余へは何の用だ? 433 00:47:40,860 --> 00:47:45,426 クムワ王の復権を聞き 助けを求めに来たのか 434 00:47:47,926 --> 00:47:50,226 扶余と沸流(ピリュ)の関係が 435 00:47:51,026 --> 00:47:54,393 テソの失権で 弱まったと思ったなら 436 00:47:54,793 --> 00:47:56,560 とんだ間違いだ 437 00:47:59,093 --> 00:48:00,093 今― 438 00:48:01,393 --> 00:48:04,093 実権を握るプドゥクプルは― 439 00:48:05,626 --> 00:48:08,126 私の頼もしい後ろ盾だ 440 00:48:13,326 --> 00:48:16,360 何してる 沸流(ピリュ)へ連れていけ 441 00:48:16,660 --> 00:48:17,593 はい 442 00:48:39,660 --> 00:48:40,793 聞いたな? 443 00:48:41,326 --> 00:48:42,260 はい 444 00:48:43,626 --> 00:48:44,526 我々は― 445 00:48:45,326 --> 00:48:47,093 扶余と陛下の臣下だ 446 00:48:48,126 --> 00:48:49,826 情にとらわれず 447 00:48:50,693 --> 00:48:53,560 命令が下ったら決行せよ 448 00:48:54,026 --> 00:48:54,860 はい 449 00:49:48,160 --> 00:49:53,860 チュモン大将に話があるんだ 中へ入れてくれ 450 00:49:54,360 --> 00:49:56,693 そんな命令は受けてない 451 00:49:58,860 --> 00:49:59,993 俺だよ 452 00:50:00,226 --> 00:50:03,026 鉄器工場の守衛のムソンだ 453 00:50:03,126 --> 00:50:05,426 さっさと帰らんか 454 00:50:07,426 --> 00:50:08,626 まいったな 455 00:50:16,826 --> 00:50:18,560 本渓(ポンゲ)山に帰ろう 456 00:50:18,793 --> 00:50:21,560 出発の支度をしろ 457 00:50:21,726 --> 00:50:22,393 はい 458 00:50:22,526 --> 00:50:23,393 どうぞ 459 00:50:33,426 --> 00:50:36,093 すぐ扶余をお発ちください 460 00:50:38,793 --> 00:50:39,693 何事だ? 461 00:50:40,360 --> 00:50:43,326 大使者が王子様の殺害命令を 462 00:50:50,693 --> 00:50:53,226 ただちにお逃げください 463 00:50:57,360 --> 00:50:58,460 逃げましょう 464 00:51:02,793 --> 00:51:03,726 行こう 465 00:51:51,593 --> 00:51:52,960 どうしました? 466 00:51:54,926 --> 00:51:59,260 今 行けば母上と妻に 二度と会えなくなる 467 00:52:00,060 --> 00:52:03,226 それでも今は逃げるべきです 468 00:52:23,560 --> 00:52:24,493 王子様 469 00:52:25,026 --> 00:52:27,460 剣を捨ててください 470 00:52:29,226 --> 00:52:30,126 黙れ! 471 00:54:01,493 --> 00:54:03,226 剣を捨ててください 472 00:54:13,760 --> 00:54:16,760 退路を作ります 473 00:54:18,293 --> 00:54:19,593 脱出を 474 00:54:22,460 --> 00:54:23,593 そうさ 475 00:54:24,293 --> 00:54:26,560 ここで全員 死ぬんだ 476 00:54:38,660 --> 00:54:39,793 剣を捨てろ 477 00:54:41,826 --> 00:54:42,793 大将 478 00:54:43,793 --> 00:54:45,193 早く捨てろ 479 00:55:10,360 --> 00:55:11,326 捕らえろ 480 00:55:11,560 --> 00:55:12,526 はい 481 00:55:51,726 --> 00:55:53,493 陛下 ソンジュです 482 00:55:54,460 --> 00:55:55,393 入れ 483 00:56:01,893 --> 00:56:02,593 陛下 484 00:56:03,393 --> 00:56:07,360 大使者と大将軍が チュモン王子様を殺そうと 485 00:56:27,160 --> 00:56:29,560 行ってはなりません 486 00:56:30,526 --> 00:56:31,493 大使者 487 00:56:32,260 --> 00:56:35,793 私の許しもなく何の真似だ? 488 00:56:36,160 --> 00:56:37,060 陛下 489 00:56:37,293 --> 00:56:41,193 1人 殺して 扶余と王室を救うのです 490 00:56:41,793 --> 00:56:44,560 チュモンを殺せば タムル軍は― 491 00:56:45,226 --> 00:56:48,560 敵(かたき)を討つため 扶余を脅かすだろう 492 00:56:49,560 --> 00:56:51,826 解散できるのはチュモンだけ 493 00:56:52,960 --> 00:56:54,626 チュモンを説得する 494 00:56:54,926 --> 00:56:55,860 陛下 495 00:56:56,226 --> 00:57:01,426 本渓(ポンゲ)山に戻ってしまえば 始末する機会を失います 496 00:57:01,526 --> 00:57:04,060 漢の圧迫に どう耐えるのです? 497 00:57:04,393 --> 00:57:06,426 機会は二度と来ません 498 00:57:06,893 --> 00:57:08,893 ご了解ください 499 00:57:08,993 --> 00:57:10,593 ご了解ください! 500 00:57:34,193 --> 00:57:37,660 チュモンと本渓山へ 行ってはどう? 501 00:57:39,426 --> 00:57:41,693 お義母様のそばにいます 502 00:57:42,760 --> 00:57:45,526 子供を産んだら行き来します 503 00:57:45,893 --> 00:57:47,860 今は いさせてください 504 00:57:50,160 --> 00:57:51,293 分かったわ 505 00:57:57,860 --> 00:57:58,726 ユファ様 506 00:57:59,526 --> 00:58:00,693 どうしたの? 507 00:58:01,660 --> 00:58:04,760 チュモン王子様が 捕まったとか 508 00:58:19,026 --> 00:58:21,293 陛下 どういうことですか 509 00:58:22,026 --> 00:58:23,226 落ち着け 510 00:58:23,326 --> 00:58:28,793 タムル軍の解散を拒むので 家臣がチュモンを殺そうと 511 00:58:29,326 --> 00:58:32,760 陛下の命令もないのに 一体 誰が? 512 00:58:33,526 --> 00:58:36,126 タムル軍を解散せぬ以上 513 00:58:36,226 --> 00:58:39,293 家臣の意を 黙殺する名分がない 514 00:58:39,393 --> 00:58:43,660 私がチュモンを説得してみる 待ってなさい 515 00:58:44,460 --> 00:58:46,293 説得しても無駄です 516 00:58:46,760 --> 00:58:50,193 意志の固い子なのは ご承知でしょう 517 00:58:53,160 --> 00:58:56,293 チュモンが あくまで折れないなら 518 00:58:57,426 --> 00:59:01,826 チュモンとタムル軍は 扶余の敵になるしかない 519 00:59:05,293 --> 00:59:06,226 陛下 520 00:59:17,760 --> 00:59:18,626 座らせろ 521 00:59:36,226 --> 00:59:37,360 チュモン 522 00:59:42,493 --> 00:59:43,860 何もかも― 523 00:59:47,260 --> 00:59:48,726 陛下の意ですか 524 00:59:50,793 --> 00:59:51,926 チュモン 525 00:59:53,160 --> 00:59:55,026 私の意向に従え 526 00:59:55,993 --> 00:59:58,093 扶余が危機を克服したら 527 00:59:58,760 --> 01:00:02,726 お前にすべてを譲るつもりだ 528 01:00:05,360 --> 01:00:07,326 陛下は変わりました 529 01:00:09,826 --> 01:00:14,626 王位を譲られたとしても お断りします 530 01:00:16,126 --> 01:00:18,726 譲り受けるものがあるなら 531 01:00:19,693 --> 01:00:24,693 陛下が胸に抱いていた 漢との決戦の意志だけ 532 01:00:31,893 --> 01:00:32,993 チュモン 533 01:00:33,126 --> 01:00:34,093 陛下 534 01:00:34,660 --> 01:00:40,293 タムル軍は陛下の同志でした お見捨てなきよう 535 01:00:43,126 --> 01:00:44,693 私がいる限り 536 01:00:45,893 --> 01:00:48,860 お前とタムル軍の建国は― 537 01:00:49,826 --> 01:00:52,960 私と扶余に対する反逆だ 538 01:00:53,926 --> 01:00:54,893 私は― 539 01:00:55,826 --> 01:00:57,560 漢を討つのです 540 01:00:58,026 --> 01:00:59,726 なぜ反逆なのですか 541 01:01:00,226 --> 01:01:03,660 天に召された ヘモス将軍が嘆きます 542 01:01:09,026 --> 01:01:10,826 投獄せよ! 543 01:01:11,960 --> 01:01:12,826 はい 544 01:01:14,360 --> 01:01:15,293 連れていけ 545 01:01:45,260 --> 01:01:46,660 ご覧になりましたか 546 01:01:48,426 --> 01:01:49,826 始末すべきです 547 01:01:50,560 --> 01:01:53,960 今 始末せねば後悔なさいます 548 01:02:09,360 --> 01:02:10,926 まったく… 549 01:02:58,393 --> 01:02:59,660 久しぶりだな 550 01:03:01,126 --> 01:03:04,560 チュモンの生死は ヨミウル次第だ 551 01:03:05,493 --> 01:03:06,326 王子様 552 01:03:06,726 --> 01:03:07,660 お許しを 553 01:03:08,426 --> 01:03:10,860 タムル軍と 建国することは― 554 01:03:10,960 --> 01:03:13,726 私の父 ヘモス将軍の遺志 555 01:03:13,960 --> 01:03:17,093 遺志を継ぐのが 私の運命だ 556 01:03:17,193 --> 01:03:19,460 天の太陽は1つだけです 557 01:03:20,126 --> 01:03:24,460 新しい国を建てることは 扶余の敵となること 558 01:03:24,560 --> 01:03:27,426 意志を曲げては なりません 559 01:03:28,026 --> 01:03:29,893 日無光(イルムグァン)を見ましたね 560 01:03:29,993 --> 01:03:32,493 扶余の太陽は消えました 561 01:03:32,660 --> 01:03:33,993 黙られよ ヨミウル巫女! 562 01:03:34,893 --> 01:03:37,560 天はタムル軍を 見捨てません 563 01:03:40,360 --> 01:03:43,860 タムル軍 万歳! 564 01:03:48,893 --> 01:03:51,893 日本語字幕 小川 昌代