1 00:00:01,063 --> 00:00:03,263 第55話 2 00:00:03,263 --> 00:00:05,063 第55話 3 00:00:03,263 --> 00:00:05,063 ああ まったく 4 00:00:36,263 --> 00:00:37,163 王子様 5 00:00:44,163 --> 00:00:45,096 何だと? 6 00:00:46,463 --> 00:00:47,863 本当か? 7 00:00:48,963 --> 00:00:49,663 はい 8 00:00:49,863 --> 00:00:54,796 扶余(プヨ)に戻れとの命令を拒んで 投獄されたそうです 9 00:00:57,463 --> 00:01:02,663 父上がチュモンを 投獄するとは信じられん 10 00:01:03,396 --> 00:01:05,896 この目で見るまではな 11 00:01:18,063 --> 00:01:20,930 チュモンが 投獄されてるのか? 12 00:01:21,496 --> 00:01:22,363 はい 13 00:01:23,796 --> 00:01:25,330 会いたい 14 00:01:26,063 --> 00:01:29,930 誰も入れるなと 大使者(テサジャ)に命じられました 15 00:01:30,430 --> 00:01:31,363 無礼者! 16 00:01:31,763 --> 00:01:33,296 どかないか 17 00:01:33,963 --> 00:01:37,463 私より大使者(テサジャ)の命令に 従うとは 18 00:01:37,996 --> 00:01:39,996 死にたいようだな 19 00:01:40,263 --> 00:01:41,130 どけ 20 00:01:41,396 --> 00:01:42,530 王子様 21 00:01:46,830 --> 00:01:49,130 入ってはなりません 22 00:01:50,963 --> 00:01:53,963 大使者(テサジャ) 一体どういうことだ? 23 00:01:54,130 --> 00:01:57,330 父上がチュモンを 投獄したのか? 24 00:01:58,063 --> 00:01:59,096 はい 25 00:02:00,930 --> 00:02:02,463 理由は何だ? 26 00:02:03,130 --> 00:02:05,496 扶余(プヨ)の敵だからです 27 00:02:06,363 --> 00:02:08,863 チュモンに会うと― 28 00:02:09,196 --> 00:02:12,363 敵と内通したと 誤解されますよ 29 00:02:12,763 --> 00:02:14,096 お引き取りを 30 00:02:16,030 --> 00:02:17,263 王子様 31 00:02:17,763 --> 00:02:18,996 行きましょう 32 00:02:34,163 --> 00:02:36,030 ヨンポ王子様はむろん― 33 00:02:36,630 --> 00:02:40,263 誰であっても 私の許しなしに入れるな 34 00:02:40,863 --> 00:02:42,030 いいな? 35 00:02:42,296 --> 00:02:43,163 はい 36 00:02:55,763 --> 00:02:58,230 大将を殺す気だったんです 37 00:03:00,530 --> 00:03:04,563 陛下が殺すつもりだったと いうのか? 38 00:03:04,663 --> 00:03:08,996 タムル軍の解散なんて 冗談じゃない 39 00:03:09,663 --> 00:03:13,663 そんな提案自体が 話にならない 40 00:03:15,130 --> 00:03:18,830 陛下もフクチ大将軍(テジャングン)も 誰も信じられん 41 00:03:19,096 --> 00:03:21,263 扶余(プヨ)宮の人間は信じるな 42 00:03:21,630 --> 00:03:22,796 落ち着くんだ 43 00:03:23,596 --> 00:03:25,363 興奮しても無駄だ 44 00:03:26,230 --> 00:03:28,930 冷静に脱出方法を考えよう 45 00:03:29,496 --> 00:03:30,930 あきれたもんだ 46 00:03:31,330 --> 00:03:34,463 殺されるってのに 落ち着けるか 47 00:03:36,230 --> 00:03:37,396 右軍師(ウグンサ)様 48 00:03:37,930 --> 00:03:42,263 その利口な頭で 方法をお考えくださいよ 49 00:03:42,563 --> 00:03:43,696 いい加減にしろ! 50 00:03:44,830 --> 00:03:46,796 黙って座ってろ 51 00:03:47,296 --> 00:03:48,530 チクショウ 52 00:03:52,796 --> 00:03:53,696 大将 53 00:03:54,696 --> 00:03:55,830 どうしますか 54 00:04:01,163 --> 00:04:02,930 判断を誤った 55 00:04:09,130 --> 00:04:10,763 今 陛下の権力は― 56 00:04:11,663 --> 00:04:12,930 半分だけだ 57 00:04:14,130 --> 00:04:15,463 残りの半分は― 58 00:04:15,896 --> 00:04:17,030 プドゥクプル… 59 00:04:18,130 --> 00:04:19,663 大使者の手にある 60 00:04:20,330 --> 00:04:24,130 プドゥクプルが 陛下を操っているのに 61 00:04:24,563 --> 00:04:28,363 その関係を 前もって見抜けなかった 62 00:04:30,096 --> 00:04:34,063 今は何より どう脱出するかを考えねば 63 00:04:34,896 --> 00:04:38,463 何の武器もないのに どうやって出る? 64 00:04:51,596 --> 00:04:52,663 毒針です 65 00:04:53,396 --> 00:04:57,196 これなら見張りを 3~4人は殺せます 66 00:05:02,963 --> 00:05:03,830 まず― 67 00:05:05,096 --> 00:05:08,363 状況を見てから決行しよう 68 00:05:08,930 --> 00:05:09,763 はい 69 00:05:22,930 --> 00:05:27,030 チュモンが投獄され よかったですな 70 00:05:27,530 --> 00:05:30,463 陛下の本心は 見当がつきません 71 00:05:31,596 --> 00:05:34,163 何を信じればよいのやら 72 00:05:35,730 --> 00:05:37,296 王妃様 73 00:05:37,563 --> 00:05:41,296 大使者に会ってみては いかがですか 74 00:05:42,363 --> 00:05:44,663 なぜあの狡猾な人間に? 75 00:05:45,163 --> 00:05:49,230 日和見で つき合う価値がありません 76 00:05:49,496 --> 00:05:53,163 日和見なわけではありません 77 00:05:59,430 --> 00:06:02,396 私は扶余のために 動いたのです 78 00:06:08,563 --> 00:06:11,163 そのように言われるのは 79 00:06:11,296 --> 00:06:13,663 実に心外です 80 00:06:14,763 --> 00:06:19,530 裏切ったのは私ではなく テソ殿下と王妃様です 81 00:06:21,263 --> 00:06:24,696 裏切ったとは 何という言いがかり 82 00:06:26,030 --> 00:06:29,230 テソ殿下と事を起こした時― 83 00:06:29,630 --> 00:06:32,863 私は殿下に善政を望みました 84 00:06:33,363 --> 00:06:37,096 しかしチュモンの捕縛に 国力を浪費し 85 00:06:37,730 --> 00:06:39,696 漢(かん)との関係も悪化 86 00:06:40,296 --> 00:06:45,263 家臣や民を惨殺し 恨みの声は天を突くほど 87 00:06:46,730 --> 00:06:50,430 扶余の忠臣なら 見過ごせません 88 00:06:50,963 --> 00:06:54,063 大使者にも責任があります 89 00:06:54,996 --> 00:06:58,330 補佐を怠ったからでしょう 90 00:06:59,563 --> 00:07:03,096 今は責任の所在を 問う時ではありません 91 00:07:06,630 --> 00:07:10,530 陛下はお二人を 処罰しようとしましたが 92 00:07:11,530 --> 00:07:14,596 軟禁を解くよう進言しました 93 00:07:17,263 --> 00:07:20,663 陛下はお許しになりましたか 94 00:07:21,263 --> 00:07:22,263 はい 95 00:07:22,763 --> 00:07:25,930 もう寝所の外に出られます 96 00:07:26,863 --> 00:07:27,896 ですが― 97 00:07:29,263 --> 00:07:31,763 肝に銘じてください 98 00:07:35,696 --> 00:07:38,196 扶余宮の混乱が収まり― 99 00:07:38,596 --> 00:07:43,930 陛下がテソ殿下を許すまで 行いはお慎みください 100 00:07:45,396 --> 00:07:46,230 それでは… 101 00:07:53,296 --> 00:07:56,496 軟禁が解けて何よりです 102 00:07:57,463 --> 00:07:58,830 見ててください 103 00:07:59,430 --> 00:08:03,096 テソが復権したら 大使者を始末します 104 00:08:05,163 --> 00:08:07,830 テソに会うわ 案内しなさい 105 00:08:08,496 --> 00:08:09,330 はい 106 00:08:09,496 --> 00:08:10,330 行こう 107 00:08:22,996 --> 00:08:24,030 テソ 108 00:08:34,130 --> 00:08:35,330 母上 109 00:08:38,663 --> 00:08:40,363 何て姿なの 110 00:08:48,830 --> 00:08:51,730 私とお兄様の軟禁は解かれた 111 00:08:52,363 --> 00:08:54,363 そなたも放免されるわ 112 00:08:54,996 --> 00:08:56,996 もう少しの辛抱よ 113 00:08:58,630 --> 00:09:01,063 この屈辱の時間が 114 00:09:01,963 --> 00:09:04,363 私には薬となるでしょう 115 00:09:05,330 --> 00:09:06,863 心配いりません 116 00:09:21,730 --> 00:09:24,730 桂婁(ケル) 117 00:09:57,430 --> 00:09:58,963 何の真似だ! 118 00:09:59,530 --> 00:10:00,463 お兄様 119 00:10:01,296 --> 00:10:05,430 荇人(ヘンイン)国に発ったはずが なぜ扶余へ? 120 00:10:07,030 --> 00:10:10,963 クムワ王が 権力の座に就いたと聞き 121 00:10:11,796 --> 00:10:13,730 直訴でもしに? 122 00:10:17,196 --> 00:10:20,830 そんな魂胆なら お兄様といえども 123 00:10:22,263 --> 00:10:23,730 許しませんよ 124 00:10:30,363 --> 00:10:31,430 ヤンタク行首(ヘンス) 125 00:10:31,696 --> 00:10:33,096 はい 126 00:10:33,930 --> 00:10:36,396 お兄様を監禁しなさい 127 00:10:39,696 --> 00:10:40,663 何してる 128 00:10:41,596 --> 00:10:42,430 お連れしろ 129 00:10:42,796 --> 00:10:43,630 はい 130 00:10:44,430 --> 00:10:45,963 下がれ 無礼者! 131 00:10:56,730 --> 00:11:01,863 お前が権力に目がくらみ 道理を踏みにじっても 132 00:11:01,963 --> 00:11:03,830 私は心の中で許した 133 00:11:03,930 --> 00:11:05,730 だが今から― 134 00:11:08,496 --> 00:11:12,063 私たちが実の兄妹という 事実を― 135 00:11:14,530 --> 00:11:15,830 忘れる 136 00:11:23,096 --> 00:11:24,563 肝に銘じろ 137 00:11:25,496 --> 00:11:26,563 権力は― 138 00:11:26,996 --> 00:11:32,096 握り締めるほど 砂のように手からこぼれる 139 00:11:33,630 --> 00:11:34,930 私の目には― 140 00:11:36,163 --> 00:11:41,996 お前が握り締めた砂が 流れ落ちるのが見える 141 00:11:44,596 --> 00:11:50,763 砂がすべてこぼれ落ちた時 私にどんな態度を取るか 142 00:11:56,163 --> 00:11:57,696 見届けてやる 143 00:12:22,930 --> 00:12:24,496 よく聞きなさい 144 00:12:25,896 --> 00:12:30,530 また私を欺いたら 決して許さない 145 00:12:32,030 --> 00:12:36,963 今後は私が指名する行首(ヘンス)と 旅に出てください 146 00:12:37,330 --> 00:12:42,596 それから商団の取り引きは すべて私が確かめるので 147 00:12:43,096 --> 00:12:44,530 そのつもりで 148 00:13:04,363 --> 00:13:05,163 姉さん 149 00:13:06,163 --> 00:13:08,530 母上の代わりに謝ります 150 00:13:14,463 --> 00:13:16,296 お前は悪くないわ 151 00:13:18,630 --> 00:13:22,363 気持ちは分かってるから 心配しないで 152 00:13:39,696 --> 00:13:40,796 ソソノ様 153 00:13:41,430 --> 00:13:44,163 君長様が閉じ込められ 154 00:13:44,796 --> 00:13:46,930 ソソノ様も自由を奪われ 155 00:13:47,196 --> 00:13:51,696 これ以上 身動きを 取れなくなりました 156 00:13:53,163 --> 00:13:55,696 もう逃げ場がありません 157 00:13:57,563 --> 00:14:00,596 ひそかに人を送り 158 00:14:01,163 --> 00:14:04,996 チュモン大将に 助けを求めます 159 00:14:06,963 --> 00:14:11,230 沸流(ピリュ)のウテも 救い出さなくては 160 00:14:20,030 --> 00:14:23,130 チュモン大将には 会えないでしょう 161 00:14:25,096 --> 00:14:26,063 なぜだ? 162 00:14:27,263 --> 00:14:30,363 チュモン大将は牢獄にいます 163 00:14:37,230 --> 00:14:40,863 扶余に戻れという クムワ王の命令を― 164 00:14:41,130 --> 00:14:43,030 拒んだそうです 165 00:14:44,196 --> 00:14:48,696 大将の命も桂婁(ケル)のように 風前の灯です 166 00:14:58,563 --> 00:14:59,363 サヨン 167 00:15:00,896 --> 00:15:01,530 はい 168 00:15:03,496 --> 00:15:06,896 私とお父様は 監視されてるから 169 00:15:07,530 --> 00:15:11,396 宮殿の建設と傭兵の訓練は お前が続けて 170 00:15:13,263 --> 00:15:17,130 どんな試練があろうと 中断しては駄目 171 00:15:19,430 --> 00:15:20,630 分かりました 172 00:15:46,296 --> 00:15:47,163 陛下 173 00:15:47,863 --> 00:15:53,530 タムル軍は陛下の同志でした お見捨てなきよう 174 00:15:56,296 --> 00:15:57,863 私がいる限り 175 00:15:59,096 --> 00:16:01,996 お前とタムル軍の建国は― 176 00:16:03,063 --> 00:16:06,163 私と扶余に対する反逆だ 177 00:16:06,896 --> 00:16:07,930 私は― 178 00:16:09,163 --> 00:16:11,096 漢を討つのです 179 00:16:11,696 --> 00:16:13,630 なぜ反逆なのですか 180 00:16:14,530 --> 00:16:18,196 天に召された ヘモス将軍が嘆きます 181 00:16:31,028 --> 00:16:32,528 陛下 182 00:16:32,930 --> 00:16:35,930 ユファ様とイェソヤ様です 183 00:16:38,296 --> 00:16:40,996 今は会いたくないと伝えよ 184 00:16:56,363 --> 00:17:00,196 恐れながら お会いにならないそうです 185 00:17:07,696 --> 00:17:09,196 取り次ぎを 186 00:17:11,330 --> 00:17:13,496 無駄かと存じます 187 00:17:45,196 --> 00:17:49,230 信じていた陛下に 裏切られた気分は? 188 00:17:51,363 --> 00:17:54,230 陛下は 賢明な判断を下されます 189 00:17:55,196 --> 00:17:56,796 賢明な判断? 190 00:17:58,296 --> 00:18:01,096 事態が飲み込めてないようね 191 00:18:01,396 --> 00:18:06,496 陛下がチュモンを守ると 思ったら大間違いよ 192 00:18:12,263 --> 00:18:15,363 テソがヘモスを殺しても 193 00:18:15,463 --> 00:18:18,296 その首を漢に渡しても 194 00:18:18,763 --> 00:18:20,796 陛下は罰しなかった 195 00:18:22,030 --> 00:18:26,130 権力を奪ったテソを 殺せなかった理由は? 196 00:18:29,830 --> 00:18:31,796 肉親に対する愛着よ 197 00:18:32,163 --> 00:18:37,263 素振りを見せずとも 陛下は肉親への愛着が強い 198 00:18:37,930 --> 00:18:42,363 陛下はチュモンではなく テソを選ぶわ 199 00:18:42,463 --> 00:18:44,130 見てるがいい 200 00:18:58,163 --> 00:18:59,130 お義母(かあ)様 201 00:19:00,496 --> 00:19:03,163 王妃様の話が 現実になったら? 202 00:19:05,096 --> 00:19:07,630 陛下が恐ろしくなりました 203 00:19:09,363 --> 00:19:14,030 窮地の王妃が 憎まれ口を叩いただけよ 204 00:19:31,896 --> 00:19:35,496 あいつは何で来ないんだ 205 00:19:36,163 --> 00:19:38,030 親方! 206 00:19:39,096 --> 00:19:42,496 チュモン大将に会う方法は? 207 00:19:42,763 --> 00:19:43,930 一大事です! 208 00:19:44,630 --> 00:19:45,463 一大事? 209 00:19:54,696 --> 00:19:56,396 そんなはずない 210 00:19:57,763 --> 00:19:58,796 ありえん 211 00:19:59,563 --> 00:20:00,330 まったく 212 00:20:00,596 --> 00:20:02,563 デタラメだと思います? 213 00:20:02,830 --> 00:20:05,996 大将が打ち首に されるそうです 214 00:20:06,263 --> 00:20:07,863 どうしましょう? 215 00:20:09,296 --> 00:20:10,330 俺が― 216 00:20:11,463 --> 00:20:13,930 扶余宮に行ってみる 217 00:20:15,430 --> 00:20:17,096 正気ですか 218 00:20:17,430 --> 00:20:21,730 捕まったら 親方も殺されちゃいますよ 219 00:20:28,130 --> 00:20:31,963 大将が打ち首に されるってのに 220 00:20:33,996 --> 00:20:36,396 俺が生きてて何になる 221 00:20:38,096 --> 00:20:40,430 生きてる甲斐がない 222 00:20:41,696 --> 00:20:44,163 死んだも同然だ 223 00:20:52,430 --> 00:20:53,663 確かか? 224 00:20:53,763 --> 00:20:56,030 ええ 待っててください 225 00:20:59,963 --> 00:21:00,630 ポンマン 226 00:21:02,563 --> 00:21:03,930 ムソン兄貴! 227 00:21:04,430 --> 00:21:05,730 やあ 228 00:21:09,930 --> 00:21:13,930 チュモンを漢に 護送してください 229 00:21:17,363 --> 00:21:20,896 私が王子様と 扶余に来たのは― 230 00:21:20,996 --> 00:21:25,830 チュモンを捕まえて 貢ぎ物の問題を解決するため 231 00:21:27,496 --> 00:21:31,130 それなのに 何一つ解決してません 232 00:21:32,096 --> 00:21:35,330 いつまでも 扶余にいられないし 233 00:21:35,796 --> 00:21:40,496 チュモンを伴わねば 私の立場が苦しくなります 234 00:21:42,863 --> 00:21:46,063 陛下がお許しに なるかどうか… 235 00:21:46,463 --> 00:21:49,363 王子様が説得してください 236 00:21:50,596 --> 00:21:52,630 問題が解決しなければ 237 00:21:52,930 --> 00:21:56,896 私も もう王子様を 後押しできません 238 00:22:06,096 --> 00:22:09,163 王子様 悩む必要ありません 239 00:22:09,563 --> 00:22:12,396 これは一世一代の好機です 240 00:22:14,363 --> 00:22:15,296 好機だと? 241 00:22:15,796 --> 00:22:20,430 今 チュモンは 扶余宮の災いのもとです 242 00:22:20,730 --> 00:22:23,463 そのチュモンを漢に送れば 243 00:22:23,730 --> 00:22:26,463 扶余は災いのもとがなくなり 244 00:22:26,630 --> 00:22:29,096 漢との関係も改善されます 245 00:22:30,196 --> 00:22:32,263 王子様が主導なされば 246 00:22:32,530 --> 00:22:38,063 家臣はむろん陛下にも 大いに認められるのでは? 247 00:22:39,030 --> 00:22:40,830 認められる? 248 00:22:42,463 --> 00:22:45,130 投獄されたところを見ると 249 00:22:45,496 --> 00:22:50,163 陛下のチュモンへの寵愛も 昔の話です 250 00:22:51,063 --> 00:22:53,796 王子様の出番ですよ 251 00:23:05,363 --> 00:23:06,396 大使者 252 00:23:12,630 --> 00:23:14,363 どうなさいました 253 00:23:18,563 --> 00:23:22,430 大使者に折り入って 相談がある 254 00:23:40,330 --> 00:23:41,230 入れ 255 00:23:57,363 --> 00:23:58,296 大将 256 00:24:01,096 --> 00:24:01,996 兄貴! 257 00:24:04,430 --> 00:24:05,530 静かにしろ 258 00:24:05,796 --> 00:24:07,430 ポンマン もう行け 259 00:24:10,630 --> 00:24:11,430 ムソン 260 00:24:12,963 --> 00:24:14,363 よく入れたな 261 00:24:15,896 --> 00:24:19,363 お話があって 命懸けで来ました 262 00:24:19,630 --> 00:24:22,030 親方は宮の外で待ってます 263 00:24:23,430 --> 00:24:25,530 本渓(ポンゲ)山に何か事件でも? 264 00:24:27,830 --> 00:24:30,296 ヨミウル様が行方不明に 265 00:24:32,996 --> 00:24:34,263 行方不明? 266 00:24:34,963 --> 00:24:35,863 あの… 267 00:24:35,963 --> 00:24:41,296 何者かが砦(とりで)に忍び込んで さらっていきました 268 00:24:44,696 --> 00:24:47,730 間違いなく扶余の仕業です 269 00:24:50,796 --> 00:24:52,963 砦に他の被害はないか? 270 00:24:53,763 --> 00:24:54,663 はい 271 00:24:58,530 --> 00:24:59,196 ムソン 272 00:25:00,496 --> 00:25:01,263 はい 273 00:25:01,896 --> 00:25:06,330 ただちに親方を連れて 本渓(ポンゲ)山に戻ってくれ 274 00:25:07,096 --> 00:25:11,096 親方が捕まったら 大きな損失だ 275 00:25:11,363 --> 00:25:14,396 ムソンは本渓(ポンゲ)山の警備を強化し 276 00:25:14,663 --> 00:25:17,096 タムル軍と流民(るみん)を守ってくれ 277 00:25:18,163 --> 00:25:19,063 はい 278 00:25:20,296 --> 00:25:24,230 ですが大将は どうなるんですか 279 00:25:26,096 --> 00:25:27,163 心配するな 280 00:25:27,663 --> 00:25:31,030 何としてでも本渓山へ戻る 281 00:25:34,930 --> 00:25:37,596 家臣の意見は一致した 282 00:25:37,863 --> 00:25:40,930 あとは父上に進言するだけだ 283 00:25:41,296 --> 00:25:43,930 心配事が消えるのですから 284 00:25:44,196 --> 00:25:47,330 喜んで承諾なさるでしょう 285 00:25:49,763 --> 00:25:53,530 テソ兄上も チュモンもいなくなり 286 00:25:53,763 --> 00:25:56,330 生き残ったのは私だけか 287 00:26:04,196 --> 00:26:05,763 陛下がお呼びに 288 00:26:09,096 --> 00:26:09,963 そうか 289 00:26:10,230 --> 00:26:12,763 ちょうど行こうと思っていた 290 00:26:13,330 --> 00:26:13,996 行こう 291 00:26:23,830 --> 00:26:25,096 お呼びですか 292 00:26:27,263 --> 00:26:28,030 ヨンポ 293 00:26:28,630 --> 00:26:29,696 はい 父上 294 00:26:30,096 --> 00:26:31,996 お前は家臣たちと― 295 00:26:32,330 --> 00:26:36,763 チュモンを漢に送る 相談をしてたのか? 296 00:26:37,330 --> 00:26:38,196 はい 父上 297 00:26:38,463 --> 00:26:43,530 父上の悩みを解消し 漢との関係を改善するため 298 00:26:43,796 --> 00:26:45,896 チュモンを漢に送ろうと 299 00:26:47,063 --> 00:26:48,696 この愚か者め! 300 00:26:49,330 --> 00:26:50,463 父上 301 00:26:52,530 --> 00:26:54,263 チン大人(たいじん)とやら 302 00:26:54,796 --> 00:26:55,963 はい 303 00:26:56,963 --> 00:26:59,630 なぜ扶余にいる? 304 00:27:00,230 --> 00:27:00,896 帰れ 305 00:27:01,430 --> 00:27:05,996 扶余にいるのは 皇帝陛下の命(めい)を遂行するため 306 00:27:06,263 --> 00:27:11,196 扶余から貢ぎ物を得ること チュモンを捕まえること 307 00:27:11,296 --> 00:27:14,630 まだ1つも解決していません 308 00:27:20,296 --> 00:27:21,296 父上 309 00:27:22,696 --> 00:27:25,163 扶余は漢の属国ではない 310 00:27:25,430 --> 00:27:27,863 貢ぎ物などやるものか 311 00:27:28,596 --> 00:27:30,530 チュモンも扶余の問題 312 00:27:30,663 --> 00:27:32,930 生死は私が決める 313 00:27:33,596 --> 00:27:35,563 今すぐ去らねば― 314 00:27:36,430 --> 00:27:38,030 首をはねる 315 00:27:40,963 --> 00:27:42,563 分かりました 316 00:27:47,963 --> 00:27:51,496 チン大人は長安(ちょうあん)で 随一の勢力者です 317 00:27:51,763 --> 00:27:53,030 こんな無礼を… 318 00:27:53,130 --> 00:27:54,463 黙れ! 319 00:27:55,596 --> 00:28:00,230 くだらんことばかり 長安(ちょうあん)で覚えてきたようだな 320 00:28:00,763 --> 00:28:02,630 お前は漢の人間か? 321 00:28:03,496 --> 00:28:04,630 父上 322 00:28:08,930 --> 00:28:10,596 申し訳ありません 323 00:28:10,930 --> 00:28:12,396 お許しを 324 00:28:17,063 --> 00:28:19,030 お前に任務を与える 325 00:28:19,696 --> 00:28:22,963 今すぐ軍馬の調教場に行け 326 00:28:23,330 --> 00:28:25,096 馬糞を片づけながら 327 00:28:26,563 --> 00:28:31,396 頭の中に詰まっている 漢の残滓(ざんし)を洗い流せ 328 00:28:33,130 --> 00:28:34,330 父上 329 00:28:39,896 --> 00:28:40,996 どうでした? 330 00:28:47,130 --> 00:28:48,230 王子様 331 00:28:48,530 --> 00:28:49,963 役立たずめ 332 00:28:50,563 --> 00:28:54,930 お前のせいで 馬糞を片づけるはめになった 333 00:28:58,696 --> 00:29:00,663 あの 王子様 334 00:29:09,430 --> 00:29:11,230 ヨミウル様の件は― 335 00:29:12,430 --> 00:29:13,596 私の落ち度だ 336 00:29:15,030 --> 00:29:20,530 砦を統率する者を 誰か残してくるべきだった 337 00:29:21,330 --> 00:29:25,796 クムワ王の豹変(ひょうへん)は 予想できませんでした 338 00:29:27,096 --> 00:29:31,496 先に知らせられなかった 俺たちの過ちです 339 00:29:32,230 --> 00:29:37,330 ヨミウル様をさらえたなら 本渓山も攻められるはず 340 00:29:37,963 --> 00:29:39,696 早く脱出を 341 00:29:43,130 --> 00:29:43,896 ムッコ 342 00:29:45,463 --> 00:29:46,496 はい 343 00:29:47,163 --> 00:29:48,163 今晩― 344 00:29:49,296 --> 00:29:50,963 牢獄から脱出する 345 00:29:51,896 --> 00:29:52,730 準備しろ 346 00:29:53,963 --> 00:29:54,863 はい 347 00:30:26,363 --> 00:30:27,363 ヨミウル様 348 00:30:32,363 --> 00:30:33,196 何事ですか 349 00:30:33,930 --> 00:30:36,663 大使者がお連れしろと 350 00:30:38,263 --> 00:30:41,596 妙な気は 起こさないでください 351 00:30:52,630 --> 00:30:53,996 おかけに 352 00:31:05,963 --> 00:31:07,463 どうしました? 353 00:31:08,396 --> 00:31:10,996 扶余宮にはどんな用で? 354 00:31:12,496 --> 00:31:15,663 連れてこられたのです 355 00:31:19,263 --> 00:31:21,796 扶余宮に来た チュモン大将は? 356 00:31:24,496 --> 00:31:25,363 今― 357 00:31:27,296 --> 00:31:28,863 牢獄にいます 358 00:31:42,496 --> 00:31:47,196 それでチュモンは どうなるのですか 359 00:31:47,296 --> 00:31:52,363 命令に従わないのですから 殺すべきでは? 360 00:31:52,696 --> 00:31:58,163 陛下が寵愛した王子様です そう簡単にはいきません 361 00:31:59,730 --> 00:32:03,196 説得する機会を 陛下に差し上げ 362 00:32:03,563 --> 00:32:06,063 意を曲げなければ― 363 00:32:06,596 --> 00:32:08,296 殺すしかありません 364 00:32:15,596 --> 00:32:16,596 何だ? 365 00:32:16,830 --> 00:32:19,130 ご命令を実行してきました 366 00:32:36,830 --> 00:32:39,730 考える時間をくれと 言ったはず 367 00:32:40,630 --> 00:32:43,396 別の用件で来ました 368 00:32:46,530 --> 00:32:47,530 陛下 369 00:32:48,830 --> 00:32:51,296 ヨミウル巫女(みこ)を捕まえました 370 00:32:54,430 --> 00:32:59,696 チュモン王子が拒むのは ヨミウル巫女がいるため 371 00:33:00,396 --> 00:33:03,863 タムル軍を率いて 建国する気なのも 372 00:33:04,463 --> 00:33:08,363 巫女が王子を 愚かにしているためです 373 00:33:10,896 --> 00:33:12,863 ヨミウルはどこだ? 374 00:33:23,130 --> 00:33:26,763 誰も神殿には 近づけるでないぞ 375 00:33:27,330 --> 00:33:28,163 はい 376 00:33:40,963 --> 00:33:43,730 席を外してください 377 00:33:57,363 --> 00:33:58,629 久しぶりだな 378 00:34:01,163 --> 00:34:05,163 これほどの腐れ縁とは 思いませんでした 379 00:34:07,863 --> 00:34:11,230 チュモンの生死は ヨミウル次第だ 380 00:34:12,129 --> 00:34:17,163 タムル軍を解散し 扶余に戻るよう説得してくれ 381 00:34:18,996 --> 00:34:20,696 そうしてくれれば 382 00:34:21,563 --> 00:34:23,996 私は誰も傷つけず 383 00:34:25,330 --> 00:34:27,930 チュモンにすべて譲る 384 00:34:29,130 --> 00:34:32,096 扶余宮に血の嵐が吹かぬよう 385 00:34:32,496 --> 00:34:35,596 チュモンを太子に するつもりだ 386 00:34:39,530 --> 00:34:40,396 陛下 387 00:34:42,296 --> 00:34:45,563 自分を欺かないでください 388 00:34:54,563 --> 00:34:55,696 陛下は― 389 00:34:56,530 --> 00:35:01,330 命ある限り 権力への執着を 捨てられません 390 00:35:02,196 --> 00:35:04,696 本心のように言っていても 391 00:35:05,630 --> 00:35:11,130 権力が脅かされれば いつでも突き放す方です 392 00:35:13,296 --> 00:35:14,630 ヨミウル 393 00:35:15,796 --> 00:35:21,863 ヘモス将軍の死に際しても 権力に執着していた陛下が 394 00:35:22,630 --> 00:35:27,696 将軍の子供に権力を譲るなど 信じられません 395 00:35:36,030 --> 00:35:41,196 チュモン大将は タムル軍と建国するでしょう 396 00:35:43,463 --> 00:35:47,030 それがヘモス将軍の志であり 397 00:35:47,630 --> 00:35:52,263 天が与えた チュモン大将の運命です 398 00:36:01,963 --> 00:36:03,263 誰かいるか 399 00:36:06,830 --> 00:36:07,663 はい 400 00:36:08,663 --> 00:36:11,230 チュモン王子をお連れしろ 401 00:36:11,330 --> 00:36:12,130 はい 402 00:36:18,096 --> 00:36:19,963 もう一度言う 403 00:36:20,430 --> 00:36:24,530 タムル軍を解散しろと 説得しなさい 404 00:36:25,230 --> 00:36:26,596 さもなくば― 405 00:36:27,263 --> 00:36:30,263 チュモンもヨミウルも 406 00:36:32,063 --> 00:36:33,563 二人とも殺す 407 00:37:10,530 --> 00:37:11,763 ヨミウル様 408 00:37:19,096 --> 00:37:20,563 陛下が― 409 00:37:21,830 --> 00:37:24,496 ヨミウル様をさらえと? 410 00:37:25,496 --> 00:37:28,063 陛下はご存じないことです 411 00:37:28,963 --> 00:37:30,563 私が連れてきました 412 00:37:33,830 --> 00:37:36,030 卑劣な手を使ったわけは? 413 00:37:37,163 --> 00:37:39,963 タムル軍は私の問題なのに 414 00:37:40,530 --> 00:37:42,296 さらってきた理由は? 415 00:37:43,230 --> 00:37:46,430 王子様が 扶余の敵になったのは― 416 00:37:46,696 --> 00:37:49,996 ヨミウル巫女のせいと 思われます 417 00:37:50,596 --> 00:37:54,163 国を建てろと そそのかしたのも 418 00:37:54,830 --> 00:37:56,830 巫女でしょう 419 00:37:57,663 --> 00:37:58,496 ゆえに― 420 00:37:59,396 --> 00:38:03,330 王子様を説得できるのも ヨミウル巫女 421 00:38:03,596 --> 00:38:04,563 黙りなさい! 422 00:38:05,163 --> 00:38:07,496 タムル軍と建国することは― 423 00:38:07,763 --> 00:38:10,330 私の父 ヘモス将軍の遺志 424 00:38:11,096 --> 00:38:13,896 遺志を継ぐのが私の運命だ 425 00:38:14,996 --> 00:38:17,830 天の太陽は1つだけです 426 00:38:18,696 --> 00:38:23,063 新しい国を建てることは 扶余の敵となること 427 00:38:23,463 --> 00:38:26,696 意志を曲げてはなりません 428 00:38:26,963 --> 00:38:28,730 日無光(イルムグァン)を見ましたね 429 00:38:28,830 --> 00:38:30,996 扶余の太陽は消えました 430 00:38:31,296 --> 00:38:33,163 黙られよ ヨミウル巫女! 431 00:38:34,396 --> 00:38:37,230 天はタムル軍を見捨てません 432 00:38:37,730 --> 00:38:41,163 どんな脅迫にも 屈してはなりません 433 00:38:54,930 --> 00:38:56,163 大使者! 434 00:38:57,163 --> 00:39:00,763 扶余の太陽は 否定させません 435 00:39:00,863 --> 00:39:02,196 剣を捨てなさい 436 00:39:02,796 --> 00:39:03,996 陛下 437 00:39:05,163 --> 00:39:07,230 早く剣を捨てよ! 438 00:39:15,530 --> 00:39:16,430 ヨミウル様 439 00:39:17,096 --> 00:39:17,896 ヨミウル様! 440 00:39:22,363 --> 00:39:23,230 ヨミウル様 441 00:39:29,196 --> 00:39:30,163 これで― 442 00:39:31,896 --> 00:39:33,763 ヘモス将軍にお会いし 443 00:39:35,830 --> 00:39:37,730 お詫びできます 444 00:39:39,930 --> 00:39:41,263 よかった 445 00:39:45,130 --> 00:39:46,363 私の魂は― 446 00:39:48,063 --> 00:39:50,030 大将の国にとどまり… 447 00:39:52,396 --> 00:39:53,730 三足烏(サンソクカラス)を― 448 00:39:54,796 --> 00:39:56,763 お守りします 449 00:39:58,763 --> 00:39:59,863 ヨミウル様 450 00:40:05,963 --> 00:40:07,030 陛下 451 00:40:14,063 --> 00:40:15,063 ヨミウル 452 00:40:18,563 --> 00:40:20,230 扶余を去っても… 453 00:40:22,996 --> 00:40:25,196 心の片隅に残る― 454 00:40:27,230 --> 00:40:29,030 陛下への愛憎は― 455 00:40:31,030 --> 00:40:34,563 捨てられませんでした 456 00:40:45,996 --> 00:40:46,930 ヨミウル様 457 00:40:54,763 --> 00:40:55,696 ヨミウル様 458 00:41:00,796 --> 00:41:01,863 ヨミウル様 459 00:42:03,630 --> 00:42:07,130 将軍のために 陛下は何をしましたか 460 00:42:08,363 --> 00:42:11,030 将軍を殺した王子たちに― 461 00:42:11,696 --> 00:42:14,096 どんな罰を与えましたか 462 00:42:15,496 --> 00:42:18,196 陛下は何もしませんでした 463 00:42:22,263 --> 00:42:24,596 私は将軍を生かしましたが 464 00:42:25,363 --> 00:42:27,230 ユファ様を思う陛下は― 465 00:42:27,330 --> 00:42:30,663 将軍の死を 望んでいたのでは? 466 00:42:30,896 --> 00:42:32,530 黙れ ヨミウル! 467 00:42:42,096 --> 00:42:43,830 それ以上 言ったら― 468 00:42:45,363 --> 00:42:47,896 許しては おかんぞ 469 00:42:53,496 --> 00:42:56,730 陛下の本心を知る 私が死ねば― 470 00:42:57,663 --> 00:42:59,796 陛下の偽善は隠せますね 471 00:43:02,196 --> 00:43:03,796 これ以上 私を辱めず― 472 00:43:04,996 --> 00:43:06,430 殺してください 473 00:43:22,263 --> 00:43:23,963 扶余を去っても… 474 00:43:26,730 --> 00:43:28,896 心の片隅に残る― 475 00:43:30,963 --> 00:43:32,730 陛下への愛憎は― 476 00:43:34,763 --> 00:43:38,330 捨てられませんでした 477 00:43:57,730 --> 00:43:58,630 陛下 478 00:43:59,163 --> 00:44:01,463 未練はお捨てください 479 00:44:05,530 --> 00:44:08,196 陛下 ご勇断ください 480 00:44:08,296 --> 00:44:09,696 ご勇断を 481 00:44:16,896 --> 00:44:21,496 扶余とチュモンは 共存できません 482 00:44:22,863 --> 00:44:24,796 陛下がご無理なら 483 00:44:25,830 --> 00:44:27,463 私が手を下します 484 00:44:59,030 --> 00:44:59,963 マリ 485 00:45:02,163 --> 00:45:03,063 はい 486 00:45:05,363 --> 00:45:06,296 今から― 487 00:45:09,230 --> 00:45:10,896 脱出するぞ 488 00:45:47,230 --> 00:45:48,596 お呼びですか 489 00:45:52,230 --> 00:45:54,096 チュモンを― 490 00:45:55,096 --> 00:45:57,163 殺さねばなりません 491 00:46:03,463 --> 00:46:05,796 陛下に知られぬように― 492 00:46:06,796 --> 00:46:08,530 決行します 493 00:46:24,596 --> 00:46:25,463 来い 494 00:46:29,463 --> 00:46:31,030 兄貴 495 00:46:34,130 --> 00:46:35,030 どうした? 496 00:47:37,763 --> 00:47:38,763 王子様 497 00:47:40,163 --> 00:47:41,063 私は― 498 00:47:42,430 --> 00:47:44,096 扶余の家臣です 499 00:47:53,163 --> 00:47:54,330 お許しを 500 00:48:01,796 --> 00:48:02,630 かかれ 501 00:48:24,563 --> 00:48:25,763 やめよ 502 00:48:59,630 --> 00:49:00,796 大将軍(テジャングン) 503 00:49:02,730 --> 00:49:04,230 下がりなさい 504 00:49:05,763 --> 00:49:06,730 陛下 505 00:49:17,396 --> 00:49:19,263 チュモンを殺すなら― 506 00:49:21,196 --> 00:49:22,463 私を切れ 507 00:49:34,963 --> 00:49:35,963 下がれ 508 00:49:55,396 --> 00:49:56,496 行け 509 00:49:59,396 --> 00:50:01,730 これでお前と私の縁は― 510 00:50:03,296 --> 00:50:04,630 終わりだ 511 00:50:10,330 --> 00:50:11,263 陛下 512 00:50:13,130 --> 00:50:15,830 ユファとソヤは任せなさい 513 00:50:17,130 --> 00:50:18,296 時が来たら― 514 00:50:19,430 --> 00:50:21,096 送り届ける 515 00:50:24,096 --> 00:50:25,463 早く行け 516 00:51:21,030 --> 00:51:21,763 行こう 517 00:52:00,396 --> 00:52:01,430 お見えです 518 00:52:04,463 --> 00:52:05,630 かけなさい 519 00:52:13,163 --> 00:52:14,296 チュモンは― 520 00:52:15,630 --> 00:52:16,830 扶余を去った 521 00:52:18,596 --> 00:52:21,796 陛下 ありがとうございます 522 00:52:22,330 --> 00:52:23,630 感謝します 523 00:52:24,330 --> 00:52:26,530 チュモンを行かせたが 524 00:52:27,230 --> 00:52:32,063 新しい国を建てるという 志をあきらめない限り 525 00:52:33,630 --> 00:52:35,863 扶余の敵になるしかない 526 00:52:37,263 --> 00:52:39,763 私とチュモンの縁は切れた 527 00:52:41,296 --> 00:52:42,396 いいな? 528 00:52:50,930 --> 00:52:52,596 そなたの存在が 529 00:52:53,130 --> 00:52:57,230 チュモンと扶余の破局を 防ぐだろう 530 00:52:58,263 --> 00:52:59,496 時が来たら 531 00:53:00,496 --> 00:53:02,030 送り届けよう 532 00:53:16,896 --> 00:53:18,863 大変です 大使者 533 00:53:19,430 --> 00:53:22,463 誰かがチュモンを 逃がしました 534 00:53:25,663 --> 00:53:26,863 追いましたか 535 00:53:27,196 --> 00:53:30,963 もう行方を くらませた後でした 536 00:53:53,463 --> 00:53:55,296 陛下ですか 537 00:54:00,063 --> 00:54:04,563 陛下がチュモンを 逃がしたのですか 538 00:54:06,763 --> 00:54:07,730 そうだ 539 00:54:11,763 --> 00:54:14,430 私との約束をお忘れに? 540 00:54:16,430 --> 00:54:20,996 チュモンを殺すとは 言わなかった 541 00:54:21,196 --> 00:54:26,563 約束どおりチュモンを 捨てて縁を切った 542 00:54:27,963 --> 00:54:29,163 陛下 543 00:54:30,930 --> 00:54:32,130 これ以上― 544 00:54:33,096 --> 00:54:36,796 チュモンの話はしないでくれ 545 00:54:47,663 --> 00:54:49,430 後悔なさいますぞ 546 00:54:50,796 --> 00:54:54,663 チュモンを生かしたことを 悔いる日が 547 00:54:55,430 --> 00:54:57,430 必ず来るでしょう 548 00:55:50,463 --> 00:55:55,563 大将 無事に お戻りになれて何よりです 549 00:55:58,563 --> 00:56:00,230 警備の強化は? 550 00:56:01,596 --> 00:56:02,496 しました 551 00:56:06,063 --> 00:56:08,030 ヨミウル様の祭儀を行う 552 00:56:08,130 --> 00:56:10,230 タムル軍と流民を集めろ 553 00:56:10,996 --> 00:56:11,830 はい 554 00:56:12,363 --> 00:56:13,230 行こう 555 00:56:32,463 --> 00:56:35,463 ヨミウル様は どうなりましたか 556 00:56:49,363 --> 00:56:50,596 ヨミウル様 557 00:57:05,530 --> 00:57:06,830 魂となり― 558 00:57:08,296 --> 00:57:12,496 タムル軍と共にいると おっしゃいました 559 00:57:50,063 --> 00:57:54,196 ソルランと扶余城を 発つ支度をしろ 560 00:57:56,996 --> 00:57:58,496 どこへ行けと? 561 00:57:59,130 --> 00:58:00,630 私はお前に― 562 00:58:01,830 --> 00:58:04,696 トンムン国境守備隊の 総官を任せる 563 00:58:09,330 --> 00:58:12,896 陛下 いっそ殺してください 564 00:58:13,896 --> 00:58:18,630 権力への欲と執着を かの地で捨ててこい 565 00:58:19,396 --> 00:58:21,196 心を空(から)にしたら 566 00:58:22,263 --> 00:58:23,230 その時に― 567 00:58:25,063 --> 00:58:27,630 お前にすべてを与えよう 568 00:58:43,296 --> 00:58:44,563 母上 569 00:58:45,663 --> 00:58:47,430 どうぞお元気で 570 00:58:49,130 --> 00:58:50,596 お元気で 571 00:59:21,230 --> 00:59:23,663 涙を見せちゃ駄目ね 572 00:59:23,996 --> 00:59:28,396 この母は決して 弱気にならないわ 573 00:59:28,896 --> 00:59:29,996 そなたも― 574 00:59:30,796 --> 00:59:34,096 胸に忍ばせた刃(やいば)が 鋭くなるまで 575 00:59:34,630 --> 00:59:36,396 研ぎ続けなさい 576 00:59:37,196 --> 00:59:40,763 鋭い刃を敵(かたき)に 突き刺すその日まで 577 00:59:41,830 --> 00:59:43,596 気を強く持つのよ 578 00:59:43,996 --> 00:59:45,430 気を強く 579 01:00:41,896 --> 01:00:44,896 トンムン国境守備隊 580 01:01:25,763 --> 01:01:27,596 ここで暮らすのですか 581 01:01:32,263 --> 01:01:33,863 一体 いつまで― 582 01:01:35,130 --> 01:01:37,596 辱めを受けるのですか 583 01:01:40,030 --> 01:01:42,863 この胸に忍ばせた刃は― 584 01:01:43,863 --> 01:01:46,096 鈍(なま)りに鈍っている 585 01:01:48,630 --> 01:01:50,496 母上の言葉どおり 586 01:01:51,030 --> 01:01:54,930 刃が研ぎ澄まされるまで ここにいる 587 01:01:57,130 --> 01:01:58,730 覚悟してくれ 588 01:02:31,896 --> 01:02:33,063 お前ら! 589 01:02:33,663 --> 01:02:34,996 起きないか 590 01:02:39,530 --> 01:02:40,663 どなたですか 591 01:02:42,530 --> 01:02:45,263 国境守備隊の総官 テソ殿下だ 592 01:02:53,030 --> 01:02:54,896 責任者は誰だ? 593 01:02:55,996 --> 01:02:56,830 私です 594 01:03:09,530 --> 01:03:15,430 領内で酒と女に手を出した 奴は首をはねてやる 595 01:03:15,830 --> 01:03:16,996 お許しを 596 01:03:17,063 --> 01:03:19,496 誠心誠意 お仕えします 597 01:03:38,530 --> 01:03:39,396 我々は― 598 01:03:40,530 --> 01:03:44,096 道を示してくれた ヨミウル様を失った 599 01:03:45,996 --> 01:03:50,163 つらいことだが 悲しみに浸る暇はない 600 01:03:51,096 --> 01:03:54,030 どんな試練も我々の志を― 601 01:03:54,696 --> 01:03:56,630 曲げられない 602 01:03:57,630 --> 01:04:00,030 試練が志を燃え上がらせ 603 01:04:00,196 --> 01:04:04,330 国や部族の統合の糧(かて)と なるだろう 604 01:04:06,096 --> 01:04:07,530 タムル軍と共に― 605 01:04:08,296 --> 01:04:13,163 建国することだけが ヨミウル様の遺志にかなう 606 01:05:52,530 --> 01:05:54,963 タムル軍 万歳! 607 01:05:58,896 --> 01:06:00,596 万歳! 608 01:07:08,363 --> 01:07:11,096 しばらく桂婁(ケル)を離れます 609 01:07:11,296 --> 01:07:12,796 子供をよろしく 610 01:07:13,663 --> 01:07:15,263 敵はわずかです 611 01:07:16,096 --> 01:07:17,763 ヨミウル様が見えました 612 01:07:20,796 --> 01:07:22,030 ソンヤン 観念しろ! 613 01:07:22,596 --> 01:07:24,796 ここが貴様の墓場だ 614 01:07:26,896 --> 01:07:28,530 ここに来たのは― 615 01:07:29,396 --> 01:07:33,863 新しい国を建てる大将に 協力するためです 616 01:07:36,063 --> 01:07:37,296 ウテさん 617 01:07:37,663 --> 01:07:42,329 建国するなら 新しい土地が必要です 618 01:07:42,996 --> 01:07:46,663 三足烏(サンソクカラス)は 新しい巣を探すべきだと 619 01:07:47,163 --> 01:07:48,430 どうぞ卒本(チョルボン)へ 620 01:07:51,063 --> 01:07:52,063 大将が― 621 01:07:53,262 --> 01:07:57,762 新しい国を建てるのに 協力します 622 01:07:58,863 --> 01:08:01,863 日本語字幕 小川 昌代