1 00:00:00,780 --> 00:00:03,480 第62話 2 00:00:03,480 --> 00:00:04,613 第62話 3 00:00:03,480 --> 00:00:04,613 ソンヤン大君長様が 大将と面会したいと 4 00:00:04,613 --> 00:00:06,780 ソンヤン大君長様が 大将と面会したいと 5 00:00:07,746 --> 00:00:08,880 場所は? 6 00:00:09,780 --> 00:00:14,646 我々の陣営に1人で 来るようにとのことです 7 00:00:18,913 --> 00:00:20,946 ソンヤンは狡猾 8 00:00:21,813 --> 00:00:26,146 大勢が傾いたのを知り 大将を殺す企みかも 9 00:00:26,513 --> 00:00:30,580 そのとおりです 行ってはなりません 10 00:00:31,080 --> 00:00:34,380 今や沸流(ピリュ)など たやすい相手 11 00:00:35,146 --> 00:00:39,280 痛い目にも遭ってるし 一掃しましょう 12 00:00:45,113 --> 00:00:46,680 沸流(ピリュ)の民も 13 00:00:47,913 --> 00:00:51,580 懐に抱くべき卒本(チョルボン)の民だ 14 00:00:53,546 --> 00:00:55,980 亡き父 ヘモス将軍は― 15 00:00:57,146 --> 00:01:02,046 “身近な人間も守れずして 大業は果たせない”と 16 00:01:02,980 --> 00:01:04,080 今 我々は― 17 00:01:05,013 --> 00:01:09,946 古朝鮮(コジョソン)の領土と栄光を 回復する第一歩を踏み出した 18 00:01:12,246 --> 00:01:17,113 国の基盤となる卒本(チョルボン)の統一で 民の血が流れるなら 19 00:01:18,213 --> 00:01:22,113 大業への道は 血にまみれるだろう 20 00:01:23,413 --> 00:01:25,646 私と天の意が同じなら 21 00:01:25,846 --> 00:01:26,913 天は― 22 00:01:28,513 --> 00:01:30,646 我々を見捨てない 23 00:01:32,213 --> 00:01:34,580 ソンヤン大君長に会いに行く 24 00:02:05,146 --> 00:02:08,080 じっとしてるつもりですか 25 00:02:08,680 --> 00:02:12,980 大将を1人で行かせて 待ってるんですか 26 00:02:13,980 --> 00:02:14,946 どうしたい? 27 00:02:15,413 --> 00:02:19,780 何をされるか分からないから 追いましょう 28 00:02:19,946 --> 00:02:21,180 そうしましょう 29 00:02:23,746 --> 00:02:26,413 ソソノ君長と相談してみよう 30 00:02:38,346 --> 00:02:43,046 ソンヤンの陣営に 行かせてください 31 00:02:44,080 --> 00:02:45,780 大将の後を追い 32 00:02:46,380 --> 00:02:50,380 奴らが何かしたら 大将をお守りします 33 00:02:50,680 --> 00:02:53,113 大将の意志が固くても 34 00:02:53,413 --> 00:02:56,313 引き止めるべきだったのでは? 35 00:02:57,213 --> 00:02:59,313 我々が行きます 36 00:03:02,013 --> 00:03:06,780 今 後を追えば 大将の危険が増しかねません 37 00:03:08,713 --> 00:03:13,980 1人で来いというのが ソンヤンからの指示 38 00:03:15,346 --> 00:03:20,546 それに背けば ソンヤンに殺されるかも 39 00:03:22,080 --> 00:03:23,446 待ちましょう 40 00:03:40,180 --> 00:03:42,613 大将に万一のことがあれば 41 00:03:42,746 --> 00:03:46,480 桂婁(ケル)とタムル軍は 混乱に陥ります 42 00:03:47,613 --> 00:03:49,380 大丈夫ですか 43 00:03:50,580 --> 00:03:53,180 ソンヤンは狡猾な奴よ 44 00:03:54,646 --> 00:03:56,413 大丈夫じゃないわ 45 00:03:59,446 --> 00:04:01,146 私も不安だし心配 46 00:04:06,146 --> 00:04:07,980 そう思いながらも 47 00:04:10,780 --> 00:04:13,546 大将の考えどおり血を流さず 48 00:04:14,813 --> 00:04:17,880 ソンヤンを屈せられると 信じてる 49 00:04:21,213 --> 00:04:23,713 臨屯(イムドゥン) 真番(チンボン)と戦争した時も 50 00:04:25,713 --> 00:04:28,446 死地を乗り越えて戻った 51 00:04:30,980 --> 00:04:32,646 あの方の運命は― 52 00:04:34,180 --> 00:04:36,046 天が守ってくれる 53 00:04:41,180 --> 00:04:42,513 心配ないわ 54 00:04:43,980 --> 00:04:45,646 無事に戻ってくる 55 00:04:57,380 --> 00:05:00,380 沸流(ピリュ) 56 00:05:12,880 --> 00:05:16,746 チュモンだ ソンヤン大君長に会いに来た 57 00:05:18,180 --> 00:05:22,146 その前に 武器を渡してもらおう 58 00:06:32,846 --> 00:06:33,746 やれ! 59 00:07:45,213 --> 00:07:47,146 射手を用意しています 60 00:08:01,480 --> 00:08:05,580 ご命令くだされば ただちに殺せます 61 00:08:11,746 --> 00:08:13,080 やめろ! 62 00:08:19,213 --> 00:08:21,813 実に無謀な奴だな 63 00:08:24,080 --> 00:08:26,946 本当に来るとは思わなかった 64 00:08:30,213 --> 00:08:31,780 私は無謀ですが 65 00:08:32,646 --> 00:08:37,080 大君長は無謀な方ではないと 思っています 66 00:08:38,513 --> 00:08:40,646 指示を守るため 67 00:08:41,146 --> 00:08:44,613 1人で来て 剣も渡しました 68 00:08:44,913 --> 00:08:47,280 その私を殺すなら 69 00:08:48,180 --> 00:08:52,580 タムル軍と正面から戦う 覚悟をしてください 70 00:09:02,980 --> 00:09:05,580 タムル軍が攻めてくるかも 71 00:09:05,780 --> 00:09:09,580 動向に注意し 陣営を厳重に警備しろ 72 00:09:09,713 --> 00:09:10,613 はい 73 00:09:11,380 --> 00:09:17,113 部族の命運をかけて 桂婁(ケル)と一戦交えるたびに 74 00:09:17,980 --> 00:09:20,880 お前は私の邪魔をした 75 00:09:24,913 --> 00:09:27,113 殺すかもしれんのに 76 00:09:27,746 --> 00:09:29,913 なぜ やってきた? 77 00:09:32,313 --> 00:09:34,513 要求に応じたのは― 78 00:09:34,913 --> 00:09:39,146 武力で屈服させる意は ないと示すため 79 00:09:39,980 --> 00:09:43,146 戦争は天の意ではありません 80 00:09:43,646 --> 00:09:44,846 ならば― 81 00:09:45,446 --> 00:09:49,180 お前に沸流(ピリュ)を捧げるのが 天の意か? 82 00:09:50,813 --> 00:09:54,446 沸流は決して滅びんぞ 83 00:09:55,113 --> 00:09:56,713 滅びません 84 00:09:56,846 --> 00:10:01,446 タムル軍と新しい国を建て 主(あるじ)となるのです 85 00:10:03,213 --> 00:10:05,080 私と考えを共にするなら 86 00:10:05,213 --> 00:10:09,680 漢(かん)を倒せる 強大な国を建てられます 87 00:10:09,913 --> 00:10:12,146 漢を倒す? 88 00:10:12,780 --> 00:10:15,080 そんな理屈が通るか 89 00:10:16,746 --> 00:10:19,813 漢と友好関係を 保ってきた私を 90 00:10:20,280 --> 00:10:23,146 世間は“漢の犬”と ののしるが 91 00:10:25,480 --> 00:10:29,513 そうやって沸流と卒本(チョルボン)を 守ってきたのだ 92 00:10:29,946 --> 00:10:34,213 いつまで漢が 協力してくれると思いますか 93 00:10:35,046 --> 00:10:38,780 漢に大君長を助ける余力は ありません 94 00:10:39,846 --> 00:10:42,413 援軍も全滅しました 95 00:10:42,746 --> 00:10:45,646 再び助けを求めるのは愚か 96 00:10:52,080 --> 00:10:55,780 あくまで私と考えを 共にしないなら 97 00:10:55,913 --> 00:10:58,546 戦争をしなくてはなりません 98 00:10:58,813 --> 00:11:01,646 私と考えを共にするなら 99 00:11:01,746 --> 00:11:06,613 玄菟(ヒョント)郡を退け 漢を倒す 強大な国を建てられます 100 00:11:11,846 --> 00:11:13,680 漢なら心配無用 101 00:11:14,813 --> 00:11:19,246 統一された卒本は 私とタムル軍が守ります 102 00:11:19,413 --> 00:11:22,246 それが天の選択です 103 00:11:31,646 --> 00:11:33,046 誰かいるか? 104 00:11:33,713 --> 00:11:34,980 はい 大君長様 105 00:11:35,080 --> 00:11:36,880 あれを持ってこい 106 00:11:54,513 --> 00:11:56,446 1つは酒 107 00:11:57,780 --> 00:12:00,080 もう1つは毒だ 108 00:12:01,613 --> 00:12:04,913 お前が天に選ばれた人間なら 109 00:12:06,146 --> 00:12:09,213 毒の杯を避けられるだろう 110 00:12:51,246 --> 00:12:52,846 怖いのか 111 00:12:56,846 --> 00:13:02,180 本当に天に選ばれたなら 恐れる必要などなかろう 112 00:13:03,213 --> 00:13:07,713 さっさと毒の杯をよけて 飲んでみろ 113 00:13:09,546 --> 00:13:11,880 毒の杯を見分けたら 114 00:13:13,113 --> 00:13:15,246 お前の考えに従おう 115 00:13:47,413 --> 00:13:49,646 死にたいのか 116 00:13:52,680 --> 00:13:53,813 毒の杯はない 117 00:13:57,413 --> 00:14:01,313 大君長が私を 試したのでしょう 118 00:14:02,180 --> 00:14:04,246 判断が誤っていたなら 119 00:14:04,446 --> 00:14:07,780 喜んで死を受け入れましょう 120 00:14:22,380 --> 00:14:26,346 噂にたがわず大した度胸だな 121 00:14:30,880 --> 00:14:34,813 今度は大君長が決める番です 122 00:14:36,180 --> 00:14:39,080 私と考えを共になさいますか 123 00:14:39,880 --> 00:14:41,746 タムル軍と戦いますか 124 00:15:02,446 --> 00:15:04,413 いつまで待つんですか 125 00:15:05,146 --> 00:15:07,713 大将が戻ってもいい頃です 126 00:15:11,713 --> 00:15:14,980 ソンヤンの陣営に 行かなくては 127 00:15:19,880 --> 00:15:20,846 君長様 128 00:15:21,746 --> 00:15:23,313 大将です 129 00:15:58,180 --> 00:15:59,513 どうでした? 130 00:16:01,113 --> 00:16:05,280 ソンヤン大君長の判断と 決定を待つだけです 131 00:16:30,313 --> 00:16:31,346 何だと? 132 00:16:31,813 --> 00:16:33,445 貫那(クァンナ)と桓那(ファンナ)まで? 133 00:16:33,945 --> 00:16:35,578 申し訳ありません 134 00:16:37,280 --> 00:16:38,213 太守(たいしゅ)様 135 00:16:38,813 --> 00:16:41,145 もう一度お願いします 136 00:16:42,380 --> 00:16:45,546 沸流と私の事情を お察しになり 137 00:16:45,813 --> 00:16:47,413 援軍の派兵を 138 00:16:48,246 --> 00:16:50,546 何を言っているのだ 139 00:16:51,246 --> 00:16:54,780 指揮下の部族も統率できず 140 00:16:55,313 --> 00:16:56,946 何が援軍だ 141 00:17:03,946 --> 00:17:06,246 提案を断るなら 142 00:17:07,113 --> 00:17:09,413 扶余(プヨ)は軍を出せない 143 00:17:18,580 --> 00:17:21,680 どうすればいいのですか 144 00:17:21,980 --> 00:17:23,813 屈するのですか 145 00:17:37,446 --> 00:17:38,313 大将 146 00:17:38,813 --> 00:17:39,680 外へ 147 00:19:11,446 --> 00:19:13,780 チュモン大将に従う 148 00:19:34,046 --> 00:19:36,180 卒本 万歳! 149 00:19:37,746 --> 00:19:39,480 タムル軍 万歳! 150 00:19:40,880 --> 00:19:42,613 卒本 万歳! 151 00:19:44,113 --> 00:19:45,680 タムル軍 万歳! 152 00:19:46,946 --> 00:19:48,513 万歳! 153 00:20:12,113 --> 00:20:13,313 どうなった? 154 00:20:34,613 --> 00:20:35,846 ヨンタバル様 155 00:20:36,913 --> 00:20:37,946 どうなった? 156 00:20:38,546 --> 00:20:42,846 ソンヤン大君長が大将と 心を合わせることに 157 00:20:45,546 --> 00:20:48,480 大将ならやり遂げると思った 158 00:20:48,780 --> 00:20:51,780 屈服させると思ってました 159 00:20:53,546 --> 00:20:57,246 “貫那(クァンナ)と桓那(ファンナ)に知らせ 統一式の準備を” 160 00:20:57,346 --> 00:20:59,980 チュモン大将の伝言です 161 00:21:01,280 --> 00:21:02,546 分かった 162 00:21:06,380 --> 00:21:08,113 こりゃよかった 163 00:21:10,946 --> 00:21:12,613 どこへ行く? 164 00:21:13,313 --> 00:21:14,480 何ですか 165 00:21:14,580 --> 00:21:15,680 出せ 166 00:21:16,646 --> 00:21:17,413 何を? 167 00:21:17,946 --> 00:21:18,880 何を? 168 00:21:19,313 --> 00:21:24,146 潔く負けを認めろ ケチな真似するな 169 00:21:24,646 --> 00:21:27,746 あんなこと覚えてたんですか 170 00:21:29,013 --> 00:21:29,880 はい 171 00:21:31,913 --> 00:21:33,480 何してるんだ? 172 00:21:33,580 --> 00:21:36,780 こいつと賭けをしたんだ 173 00:21:37,080 --> 00:21:42,680 俺は“チュモン大将が 戦争せずに屈服させる” 174 00:21:42,880 --> 00:21:46,646 こいつは“きっと戦争になる” 175 00:21:46,846 --> 00:21:48,280 俺が勝ったよ 176 00:21:49,746 --> 00:21:51,713 あきれた連中だ 177 00:21:52,546 --> 00:21:54,980 桂婁(ケル)とタムル軍の一大事を― 178 00:21:55,080 --> 00:21:58,613 賭けの種にするとは 罰当たりな 179 00:21:58,746 --> 00:22:01,780 まったく幼稚な奴らだ 180 00:22:01,980 --> 00:22:06,613 だからその年になっても 女の1人もいないんだ 181 00:22:10,046 --> 00:22:11,380 何だって? 182 00:22:11,780 --> 00:22:14,680 その年になっても 女がいない? 183 00:22:14,780 --> 00:22:15,846 あいつ 184 00:22:19,680 --> 00:22:22,113 確かに もっともだ 185 00:22:37,580 --> 00:22:39,180 どういうことだ? 186 00:22:39,946 --> 00:22:43,046 チュモンが ソンヤンを屈服させた? 187 00:22:43,613 --> 00:22:45,746 いつの間に戦争を? 188 00:22:46,246 --> 00:22:51,313 ソンヤンと直談判し 沸流を服属させました 189 00:22:52,080 --> 00:22:55,346 貫那(クァンナ)と桓那(ファンナ) 椽那(ヨンナ)まで 桂婁に同調し 190 00:22:55,446 --> 00:22:57,680 統一式を行うそうです 191 00:23:03,580 --> 00:23:04,980 どうすれば? 192 00:23:09,813 --> 00:23:10,813 父上! 193 00:23:11,280 --> 00:23:12,280 陛下! 194 00:23:30,713 --> 00:23:31,880 どうだ 195 00:23:33,113 --> 00:23:38,513 少し休まれれば お元気になると思いますが 196 00:23:39,113 --> 00:23:43,180 胸のお怒りが 収まらないのが心配です 197 00:23:45,613 --> 00:23:49,846 チュモンが父上の首を 絞めているのです 198 00:23:51,246 --> 00:23:56,413 家臣たちと共に 対策を講じませんと 199 00:23:58,113 --> 00:23:59,413 分かりました 200 00:24:07,080 --> 00:24:10,513 ソンヤンまで 屈服したのですか 201 00:24:10,646 --> 00:24:14,046 信じられませんが事実です 202 00:24:14,413 --> 00:24:17,446 陛下は何をしてたのですか 203 00:24:17,880 --> 00:24:21,580 陛下がチュモンを 生かして帰したから 204 00:24:21,713 --> 00:24:23,646 こうなったのです 205 00:24:26,980 --> 00:24:28,813 ですが 王妃様 206 00:24:29,213 --> 00:24:31,180 この機会を利用すれば 207 00:24:31,280 --> 00:24:35,680 テソ殿下が王位を継ぐ きっかけになるやも 208 00:24:37,346 --> 00:24:42,013 私が家臣たちと 話し合ってみます 209 00:24:43,580 --> 00:24:48,346 いつチュモンが攻めてくるか 分からないのですよ 210 00:24:48,480 --> 00:24:52,980 国が滅べば 王位を継いでも無意味です 211 00:24:53,746 --> 00:24:56,146 対策でも立ててください 212 00:24:57,146 --> 00:24:58,280 はい 213 00:24:58,513 --> 00:25:00,013 私はこれで… 214 00:25:07,213 --> 00:25:11,213 マウリョン様 どうしたらよいのですか 215 00:25:11,713 --> 00:25:16,780 このチュモンの勢いでは 扶余(プヨ)まで滅ぼされるのでは? 216 00:25:21,613 --> 00:25:24,113 危機を打開する方法は― 217 00:25:25,513 --> 00:25:26,780 1つだけです 218 00:25:28,180 --> 00:25:29,480 何ですか 219 00:25:31,313 --> 00:25:33,146 漢の協力を得るのです 220 00:25:34,146 --> 00:25:35,146 えっ? 221 00:25:36,680 --> 00:25:41,880 陛下は決して漢と 手を結ぼうとしないでしょう 222 00:25:42,580 --> 00:25:46,113 王妃様が 何とかせねばなりません 223 00:25:52,080 --> 00:25:53,680 護衛総官です 224 00:26:04,946 --> 00:26:07,346 陛下がお目にかかりたいと 225 00:26:15,380 --> 00:26:16,080 ユファ様 226 00:26:19,913 --> 00:26:22,513 今 陛下はご病気です 227 00:26:22,813 --> 00:26:24,580 そんな状態なので 228 00:26:25,246 --> 00:26:29,313 ご気分を害す発言は お控えください 229 00:26:43,013 --> 00:26:45,113 陛下 お連れしました 230 00:26:55,513 --> 00:26:56,713 ユファ 231 00:27:00,246 --> 00:27:04,280 案じていたことが 現実になっている 232 00:27:05,813 --> 00:27:08,480 チュモンが ソンヤンを屈服させ 233 00:27:09,746 --> 00:27:11,813 卒本を統一したそうだ 234 00:27:18,946 --> 00:27:20,980 この勢いなら 235 00:27:21,646 --> 00:27:24,580 扶余(プヨ)も狙うことだろう 236 00:27:25,813 --> 00:27:27,046 陛下 237 00:27:28,680 --> 00:27:30,313 私は怖い 238 00:27:31,313 --> 00:27:34,180 扶余に向かってくる チュモンも 239 00:27:34,646 --> 00:27:38,146 そのために そなたと私の縁が 240 00:27:38,480 --> 00:27:43,413 取り返しのつかない破局へ 突き進むのも恐ろしい 241 00:27:44,880 --> 00:27:45,946 陛下 242 00:27:47,180 --> 00:27:50,846 チュモンの存在を 受け入れなければ― 243 00:27:51,546 --> 00:27:53,680 陛下と扶余は滅びます 244 00:27:55,046 --> 00:27:56,446 私もまた― 245 00:27:56,980 --> 00:28:01,513 陛下とのご縁が こうしてむなしく終わるのが 246 00:28:02,446 --> 00:28:03,946 恐ろしいのです 247 00:28:15,913 --> 00:28:20,113 どうやってお部屋を 出られたのですか 248 00:28:20,946 --> 00:28:26,046 御所からの帰りに ユリに会いたいと頼んだの 249 00:28:31,380 --> 00:28:32,546 ユリ 250 00:28:38,280 --> 00:28:39,313 ソヤ 251 00:28:40,180 --> 00:28:41,346 はい 252 00:28:43,346 --> 00:28:46,813 チュモンが 卒本を統一したそうよ 253 00:28:50,846 --> 00:28:55,113 チュモンは大業に向けて 進んでいるから 254 00:28:55,346 --> 00:28:59,046 あなたとユリの試練も 長くは続かない 255 00:28:59,413 --> 00:29:02,646 つらくても耐えて待つのよ 256 00:29:04,513 --> 00:29:05,746 はい 257 00:29:14,613 --> 00:29:16,280 王妃様がお呼びです 258 00:29:18,913 --> 00:29:22,913 どんな用で 私を呼んでいるの? 259 00:29:26,813 --> 00:29:30,213 ご指示どおりに 調合した薬です 260 00:29:31,680 --> 00:29:32,980 ご苦労 261 00:29:33,913 --> 00:29:35,413 ソルランです 262 00:29:35,946 --> 00:29:37,913 入りなさい 263 00:29:47,446 --> 00:29:48,680 かけなさい 264 00:29:54,113 --> 00:29:59,046 これは そなたのために 調合させた滋養の薬よ 265 00:29:59,146 --> 00:30:00,846 朝夕 飲みなさい 266 00:30:01,880 --> 00:30:03,246 すみません 267 00:30:04,313 --> 00:30:08,346 テソをしっかり支えるのが そなたの役目 268 00:30:08,513 --> 00:30:13,180 そなたが健康でこそ テソも混乱を収拾できる 269 00:30:13,646 --> 00:30:17,680 何がテソのためか 常に考えるのよ 270 00:30:18,846 --> 00:30:19,880 はい 271 00:30:21,513 --> 00:30:24,846 そなたに頼みがあって呼んだ 272 00:30:50,346 --> 00:30:52,446 殿下の宮殿へ行く 273 00:30:52,913 --> 00:30:53,780 はい 274 00:31:02,813 --> 00:31:03,813 殿下 275 00:31:07,013 --> 00:31:08,446 どうした? 276 00:31:12,846 --> 00:31:16,613 ソンヤンまで チュモンに従ったとか 277 00:31:18,580 --> 00:31:19,913 そうだ 278 00:31:23,346 --> 00:31:25,246 いつか そなたは― 279 00:31:25,713 --> 00:31:28,313 チュモンは天に昇る龍 280 00:31:28,613 --> 00:31:31,046 私は蛇だと責めたな 281 00:31:33,513 --> 00:31:38,146 奴が卒本を統一し 天を飛んでいる間 282 00:31:38,713 --> 00:31:41,146 私は何もしないでいた 283 00:31:42,713 --> 00:31:43,813 殿下 284 00:31:45,013 --> 00:31:49,113 今の危機は殿下にとり 大きな機会です 285 00:31:51,313 --> 00:31:52,513 機会とは? 286 00:31:54,480 --> 00:31:56,813 危機を打開するには― 287 00:31:57,013 --> 00:31:59,946 漢と同盟を 結ぶしかありません 288 00:32:02,613 --> 00:32:04,680 父に頼んでみるので 289 00:32:04,813 --> 00:32:09,113 扶余と漢の同盟を 主導してください 290 00:33:21,980 --> 00:33:26,446 チュモン大将と 卒本の君長たちの血です 291 00:34:35,446 --> 00:34:37,446 卒本 万歳! 292 00:34:37,580 --> 00:34:39,580 卒本 万歳! 293 00:34:39,713 --> 00:34:41,546 卒本 万歳! 294 00:34:43,180 --> 00:34:45,113 卒本 万歳! 295 00:35:08,113 --> 00:35:09,380 タムル軍と― 296 00:35:10,780 --> 00:35:13,213 卒本の絆を糧(かて)に 297 00:35:14,613 --> 00:35:18,880 生まれ変わった三足烏(サンソクカラス)は 建国の鳥となるだろう 298 00:35:21,046 --> 00:35:26,346 三足烏(サンソクカラス)が力強く飛び 古朝鮮(コジョソン)の領土を存分に舞い 299 00:35:27,013 --> 00:35:31,180 玄菟(ヒョント)郡を追い出して 建国する日のために― 300 00:35:31,546 --> 00:35:33,380 今日この瞬間から 301 00:35:34,346 --> 00:35:37,946 タムル軍と卒本は 兄弟であり― 302 00:35:38,080 --> 00:35:42,080 無二の同志であることを 胸に刻んでほしい 303 00:35:44,980 --> 00:35:47,046 タムル軍と卒本は― 304 00:35:48,613 --> 00:35:53,546 三足烏(サンソクカラス)を掲げて 古朝鮮(コジョソン)の流民(るみん)を一つにまとめ 305 00:35:55,013 --> 00:36:01,680 千年続く 強大な国を建てるのだ! 306 00:36:01,813 --> 00:36:04,180 卒本 万歳! 307 00:36:04,280 --> 00:36:06,680 タムル軍 万歳! 308 00:36:06,780 --> 00:36:09,046 卒本 万歳! 309 00:36:50,746 --> 00:36:52,113 お呼びですか 310 00:36:58,280 --> 00:36:59,580 連れてこい 311 00:36:59,713 --> 00:37:00,580 はい 312 00:37:20,613 --> 00:37:21,513 母さん 313 00:37:22,780 --> 00:37:23,880 プブンノ 314 00:37:24,480 --> 00:37:25,646 兄さん 315 00:37:41,780 --> 00:37:45,813 殿下はお前の家族に 食べ物と絹を与えた 316 00:37:46,513 --> 00:37:49,513 もう腹を減らすことはない 317 00:37:51,946 --> 00:37:56,146 早く気遣うべきだったが うっかりしていた 318 00:37:56,980 --> 00:37:59,813 ご恩は必ずお返しいたします 319 00:38:02,913 --> 00:38:03,913 プブンノ 320 00:38:04,680 --> 00:38:06,213 はい 殿下 321 00:38:08,213 --> 00:38:12,480 扶余の実情は よく分かっているだろう 322 00:38:14,780 --> 00:38:16,113 お前に― 323 00:38:16,546 --> 00:38:19,813 手柄を立てる機会をやろう 324 00:38:25,513 --> 00:38:27,346 桂婁に潜入し 325 00:38:27,846 --> 00:38:29,446 チュモンを殺せ 326 00:38:35,446 --> 00:38:40,046 チュモンは桂婁に来る流民を 受け入れている 327 00:38:41,446 --> 00:38:46,880 流民を装って潜入すれば 正体は気づかれないだろう 328 00:38:57,346 --> 00:39:03,280 数千の兵でも捕まえられぬ チュモンを殺したなら 329 00:39:04,580 --> 00:39:07,646 お前を功臣として取り立て 330 00:39:08,013 --> 00:39:12,180 お前の家族も 貴族として礼遇しよう 331 00:39:15,780 --> 00:39:18,013 任務を終えて戻るまで 332 00:39:18,213 --> 00:39:21,980 お前の家族は 私が保護している 333 00:39:22,146 --> 00:39:24,946 もし妙な気を起こしたら 334 00:39:25,413 --> 00:39:29,080 お前の家族は 無事では済まんぞ 335 00:39:43,646 --> 00:39:47,980 チュモンの非凡さは 知っていたが 336 00:39:48,113 --> 00:39:50,246 大成したものだな 337 00:39:51,013 --> 00:39:52,813 卒本を統一するとは 338 00:39:53,146 --> 00:39:56,013 チュモンを うらやんでいないで 339 00:39:56,146 --> 00:39:58,380 ご自分が大成しませんと 340 00:39:59,046 --> 00:40:00,013 おい 341 00:40:00,180 --> 00:40:03,346 こんな有様の扶余で 大成できるか 342 00:40:04,413 --> 00:40:07,980 私と長安(ちょうあん)に行っては どうですか 343 00:40:08,480 --> 00:40:09,613 長安(ちょうあん)だと? 344 00:40:09,746 --> 00:40:11,513 何しに行くのだ? 345 00:40:12,146 --> 00:40:16,813 扶余が生き残るには 漢の協力が必要です 346 00:40:17,080 --> 00:40:20,480 王子様は長安(ちょうあん)に財産を お持ちでは? 347 00:40:20,613 --> 00:40:21,813 そうだな 348 00:40:21,946 --> 00:40:25,413 長安で縁を結んだ 実力者たちを 349 00:40:25,513 --> 00:40:27,513 活用なさいませ 350 00:40:31,280 --> 00:40:32,980 お前の言うとおりだ 351 00:40:34,180 --> 00:40:35,880 長安へ行こう 352 00:40:38,180 --> 00:40:39,513 大将! 353 00:40:39,813 --> 00:40:42,480 大将 354 00:40:43,380 --> 00:40:44,513 大将! 355 00:40:46,113 --> 00:40:47,313 大将! 356 00:40:49,013 --> 00:40:49,946 どうした? 357 00:40:53,646 --> 00:40:55,913 どうしたんですか 358 00:40:57,413 --> 00:41:00,780 とうとう鋼鉄の矢も 弾き返す― 359 00:41:01,313 --> 00:41:04,046 鋼鉄の鎧(よろい)を作りました 360 00:41:36,946 --> 00:41:38,046 着せろ 361 00:41:39,113 --> 00:41:39,880 はい 362 00:42:13,246 --> 00:42:14,180 大将 363 00:42:14,713 --> 00:42:16,346 へこみすらありません 364 00:42:18,813 --> 00:42:22,380 いやはや 本当に大したものです 365 00:42:37,346 --> 00:42:39,913 何か問題でもありますか 366 00:42:45,346 --> 00:42:48,913 タムル軍は奇襲を 主な戦法としている 367 00:42:51,580 --> 00:42:54,780 奇襲の際 着るには この鎧は― 368 00:42:56,113 --> 00:42:57,780 あまりにも重い 369 00:43:03,680 --> 00:43:07,380 その問題は 考えていませんでした 370 00:43:08,180 --> 00:43:09,646 すみません 371 00:43:11,646 --> 00:43:13,046 落胆するな 372 00:43:13,280 --> 00:43:17,413 とにかく射抜かれない 鎧を作ったのだ 373 00:43:18,146 --> 00:43:19,880 ひと山 越えた 374 00:43:24,980 --> 00:43:26,380 私が― 375 00:43:27,980 --> 00:43:32,146 奇襲をかけるのに 何の問題もない― 376 00:43:32,980 --> 00:43:38,380 軽い鋼鉄の鎧を 必ずや作ってみせます 377 00:43:43,946 --> 00:43:45,613 ここでしたか 378 00:43:48,646 --> 00:43:51,480 ヨンタバル様がお呼びです 379 00:44:07,513 --> 00:44:08,646 何か? 380 00:44:09,746 --> 00:44:12,046 私と来てください 381 00:44:13,680 --> 00:44:14,746 どこへ? 382 00:44:16,346 --> 00:44:18,346 行けば分かります 383 00:44:37,280 --> 00:44:40,346 一体どこへ行くんですか 384 00:45:13,646 --> 00:45:14,846 ここは? 385 00:45:16,913 --> 00:45:21,313 タムル軍と卒本が 建てる国の宮殿です 386 00:45:27,180 --> 00:45:29,280 卒本を統一し 387 00:45:30,146 --> 00:45:33,346 新しい国を建てる日のために 388 00:45:34,446 --> 00:45:37,146 長い間 準備してきました 389 00:46:46,680 --> 00:46:49,280 何て大きいんだ 390 00:46:50,813 --> 00:46:54,513 扶余宮と比べても 威容は劣りません 391 00:46:54,746 --> 00:46:55,713 ええ 392 00:47:00,280 --> 00:47:03,480 ソンヤン君長が 監視していたのに 393 00:47:04,713 --> 00:47:06,546 なぜ宮殿を? 394 00:47:10,713 --> 00:47:13,213 ソソノの希望でした 395 00:47:16,213 --> 00:47:20,446 君長様は商売で儲けた 莫大な財産を 396 00:47:20,680 --> 00:47:23,046 宮殿の建設に使いました 397 00:47:25,113 --> 00:47:29,513 君長様が未来に 備えようとしなければ 398 00:47:30,746 --> 00:47:32,946 完成しなかったでしょう 399 00:47:37,046 --> 00:47:39,080 卒本は統一されました 400 00:47:40,546 --> 00:47:42,380 国の土台を築き― 401 00:47:43,380 --> 00:47:46,413 三足烏の新しい巣を ここに作らねば 402 00:48:14,380 --> 00:48:17,246 私たちの力を 一つにするには― 403 00:48:17,613 --> 00:48:21,180 職制の改編から 始めるべきです 404 00:48:23,380 --> 00:48:27,280 私たちが 1つの名で呼ばれるよう― 405 00:48:27,380 --> 00:48:29,713 国号も作らなくては なりません 406 00:48:32,146 --> 00:48:34,946 君長たちの意見も聞かねば 407 00:48:35,480 --> 00:48:39,646 君長会合を開いて 意見を集めてください 408 00:48:40,980 --> 00:48:42,280 分かりました 409 00:48:45,380 --> 00:48:50,180 タムル軍と卒本の 軍事体制を統合する 410 00:48:51,613 --> 00:48:52,880 オイとヒョッポ 411 00:48:53,346 --> 00:48:54,646 ムゴル ムッコは― 412 00:48:55,013 --> 00:48:58,180 卒本の部隊配置と 兵の数を調べろ 413 00:48:58,646 --> 00:48:59,513 はい 414 00:49:01,180 --> 00:49:02,280 ですが― 415 00:49:02,546 --> 00:49:05,780 最も重要な問題が 残っています 416 00:49:06,280 --> 00:49:07,480 何のことだ? 417 00:49:08,146 --> 00:49:10,213 一度 議論している― 418 00:49:11,413 --> 00:49:13,813 誰が王になるかです 419 00:49:28,280 --> 00:49:31,180 商団が存亡の危機を迎えても 420 00:49:31,513 --> 00:49:35,513 君長様は財を蓄え 宮殿を建てました 421 00:49:37,446 --> 00:49:41,046 タムル軍が 大将を王に推しても 422 00:49:41,380 --> 00:49:45,046 建国の基礎を作ったのは 君長様です 423 00:49:46,513 --> 00:49:48,413 君長様が王位に 424 00:50:03,880 --> 00:50:08,546 戦争せずに卒本を 統一したのは大将です 425 00:50:08,980 --> 00:50:13,613 大将が新しい国の王と なるのは当然のこと 426 00:50:14,846 --> 00:50:18,746 誰が王になるか 決めておくべきです 427 00:50:20,846 --> 00:50:24,246 ソソノ君長は 我々を裏切らない 428 00:50:24,746 --> 00:50:26,680 先のことは分からん 429 00:50:28,080 --> 00:50:28,746 何だと? 430 00:50:30,546 --> 00:50:32,713 その問題は私が決める 431 00:50:33,580 --> 00:50:35,246 当分 口にするな 432 00:51:47,413 --> 00:51:48,580 大将 433 00:51:51,846 --> 00:51:52,946 どうぞ 434 00:52:05,380 --> 00:52:09,613 私もお訪ねしようと 思っていました 435 00:52:33,013 --> 00:52:34,813 玄菟(ヒョント)郡を追い出し 436 00:52:34,946 --> 00:52:38,646 新しい国を建てたら 使う国号です 437 00:52:40,513 --> 00:52:41,546 どうですか 438 00:52:46,113 --> 00:52:47,546 “高句麗(コグリョ)” 439 00:52:52,113 --> 00:52:57,113 “この世で最も麗(うるわ)しく 高くそびえる国”の意です 440 00:53:02,080 --> 00:53:03,413 私の願いは― 441 00:53:04,346 --> 00:53:08,280 天の下に 最も強大で豊かな国を建て 442 00:53:08,613 --> 00:53:13,113 民を飢えや戦争で 苦しめないこと 443 00:53:13,880 --> 00:53:16,046 その願いを込めました 444 00:53:23,946 --> 00:53:25,113 大将 445 00:53:27,280 --> 00:53:28,113 はい 446 00:53:30,513 --> 00:53:32,013 大将が― 447 00:53:33,413 --> 00:53:35,246 王になってください 448 00:53:43,813 --> 00:53:49,146 私はソンヤン君長を許せず 武力で沸流を― 449 00:53:50,446 --> 00:53:52,913 屈服させようとしました 450 00:53:53,880 --> 00:53:55,213 でも大将は― 451 00:53:56,146 --> 00:54:01,380 沸流の民も懐に抱くべき 卒本の民と言われました 452 00:54:03,780 --> 00:54:05,746 大将の決断なくして 453 00:54:07,480 --> 00:54:12,580 戦争せず統一したという 自負は得られませんでした 454 00:54:14,713 --> 00:54:15,846 古朝鮮の― 455 00:54:17,446 --> 00:54:22,680 領土と栄光を取り戻すという 大将のお考えに 456 00:54:23,980 --> 00:54:30,113 自負の念で一丸となった 卒本の民と共に従います 457 00:54:35,713 --> 00:54:36,813 大将は― 458 00:54:38,713 --> 00:54:40,946 私が望んでいた国を 459 00:54:42,080 --> 00:54:44,380 建ててくれると信じます 460 00:55:03,746 --> 00:55:06,546 遠路お疲れさまでした 461 00:55:08,113 --> 00:55:09,480 久しぶりだな 462 00:55:13,213 --> 00:55:14,446 お父様 463 00:55:18,313 --> 00:55:21,146 陛下がお待ちです どうぞ 464 00:55:32,413 --> 00:55:33,646 かけなさい 465 00:55:44,480 --> 00:55:48,846 民が日増しに 国を離れているそうですね 466 00:55:49,713 --> 00:55:51,846 むごい現実だが 467 00:55:52,613 --> 00:55:55,213 卒本への流民の半数は― 468 00:55:56,180 --> 00:55:57,646 扶余の民だ 469 00:55:59,846 --> 00:56:03,713 民の離脱で 国の根幹が揺らいだら 470 00:56:04,613 --> 00:56:06,446 扶余は滅びます 471 00:56:14,146 --> 00:56:16,280 チュモンをくじき 472 00:56:17,346 --> 00:56:20,480 タムル軍と卒本に 対するには― 473 00:56:22,080 --> 00:56:27,780 扶余と漢が同盟を結び 圧迫するしかありません 474 00:56:29,313 --> 00:56:32,780 陛下 太守(たいしゅ)の言うとおりです 475 00:56:33,846 --> 00:56:35,613 扶余と漢が手を結び 476 00:56:35,746 --> 00:56:39,380 卒本と交易する国に その禁止令を 477 00:56:40,580 --> 00:56:44,013 漢と扶余の力で 交易を封じれば 478 00:56:44,546 --> 00:56:47,746 チュモンと卒本は 危機に瀕します 479 00:56:55,413 --> 00:56:57,246 そうなさいますか 480 00:57:07,646 --> 00:57:08,546 どこから? 481 00:57:08,680 --> 00:57:10,413 沃沮(オクチョ)から来ました 482 00:57:15,046 --> 00:57:16,246 入りなさい 483 00:57:27,613 --> 00:57:29,080 どこから来た? 484 00:57:29,213 --> 00:57:31,046 沃沮(オクチョ)だそうです 485 00:57:33,446 --> 00:57:34,146 沃沮(オクチョ)? 486 00:57:34,380 --> 00:57:35,180 はい 487 00:57:37,746 --> 00:57:40,013 そんな身なりをして… 488 00:57:40,946 --> 00:57:42,346 よく来ました 489 00:57:42,480 --> 00:57:43,713 早く通せ 490 00:57:43,813 --> 00:57:44,646 はい 491 00:57:46,113 --> 00:57:47,580 入りなさい 492 00:57:57,746 --> 00:57:58,480 待て 493 00:58:11,380 --> 00:58:12,746 沃沮から? 494 00:58:14,180 --> 00:58:15,046 はい 495 00:58:20,813 --> 00:58:21,613 行きなさい 496 00:58:33,680 --> 00:58:34,346 どうした? 497 00:58:37,146 --> 00:58:38,680 どこかで見た 498 00:58:39,746 --> 00:58:43,580 沃沮から来たのに 見覚えがあるわけない 499 00:58:43,746 --> 00:58:45,813 他人の空似だろ 500 00:58:58,746 --> 00:58:59,913 様子はどうだ? 501 00:59:01,046 --> 00:59:04,313 流民が今も続々と来ています 502 00:59:05,146 --> 00:59:08,880 兵糧を出していますが 足りません 503 00:59:09,346 --> 00:59:12,380 もう受け入れるのは無理です 504 00:59:13,213 --> 00:59:16,913 兵糧を出し続けるわけに いきません 505 00:59:17,946 --> 00:59:19,213 気の毒ですが 506 00:59:20,046 --> 00:59:22,746 引き返してもらうべきです 507 00:59:25,280 --> 00:59:30,246 切実な思いで来た流民だ 見て見ぬふりはできない 508 00:59:32,480 --> 00:59:36,246 食糧の問題を 解決する方法は考える 509 00:59:37,880 --> 00:59:42,346 流民の特技を調べ 適切な仕事を与えろ 510 00:59:43,180 --> 00:59:44,213 はい 511 00:59:50,480 --> 00:59:51,446 行くぞ 512 00:59:55,280 --> 00:59:56,480 何ですか 513 00:59:57,213 --> 01:00:00,613 流民の中から 人材を選ぶ試験が 514 01:00:00,746 --> 01:00:03,446 10日後にあるそうだ 515 01:00:04,313 --> 01:00:08,946 才能さえあれば 流民も官職に就けるらしい 516 01:00:22,980 --> 01:00:23,980 用意 517 01:00:26,946 --> 01:00:27,813 放て! 518 01:00:30,646 --> 01:00:31,580 次の者 519 01:00:34,946 --> 01:00:35,613 用意 520 01:00:37,013 --> 01:00:37,880 放て! 521 01:00:40,713 --> 01:00:41,546 次の者 522 01:00:43,880 --> 01:00:44,546 用意 523 01:00:46,846 --> 01:00:47,646 放て! 524 01:02:04,713 --> 01:02:05,380 やめろ 525 01:02:17,813 --> 01:02:20,980 チュモン大将だ 控えよ 526 01:02:30,513 --> 01:02:31,546 出身は? 527 01:02:33,480 --> 01:02:34,813 沃沮です 528 01:02:36,213 --> 01:02:37,913 見事な武芸だ 529 01:02:39,580 --> 01:02:41,513 沃沮軍の部将でした 530 01:02:43,380 --> 01:02:45,113 真剣での手合わせは? 531 01:02:48,946 --> 01:02:51,580 やらせていただきます 532 01:02:52,780 --> 01:02:53,780 ムゴル 533 01:02:54,380 --> 01:02:55,180 はい 534 01:02:55,446 --> 01:02:56,313 相手しろ 535 01:02:59,646 --> 01:03:00,780 分かりました 536 01:04:16,946 --> 01:04:17,680 そこまで 537 01:04:33,946 --> 01:04:35,146 名前は? 538 01:04:35,946 --> 01:04:37,546 プブンノと申します 539 01:04:41,980 --> 01:04:45,513 プブンノを 本営守備隊の部将にしろ 540 01:04:50,413 --> 01:04:51,280 はい 541 01:05:18,246 --> 01:05:20,380 食糧を確保できねば 542 01:05:20,480 --> 01:05:24,680 卒本の統一が 破綻するかもしれません 543 01:05:25,180 --> 01:05:27,713 卒本と 交易する国あらば― 544 01:05:29,913 --> 01:05:31,346 真っ先に 545 01:05:31,480 --> 01:05:36,013 扶余と漢の連合軍から 攻撃を受けるだろう 546 01:05:36,180 --> 01:05:38,613 封鎖令を 打開する方法は? 547 01:05:38,880 --> 01:05:41,780 漢と扶余が 待ち伏せていました 548 01:05:42,980 --> 01:05:46,513 ペマンが死に 商団は全滅しました 549 01:05:46,946 --> 01:05:51,846 心臓に短刀を刺し 死んだのを確かめました 550 01:05:52,780 --> 01:05:57,413 チュモンに異変が あったか占ってほしい 551 01:05:58,380 --> 01:06:02,546 交易封鎖を切り抜け 穀物を確保するには― 552 01:06:03,946 --> 01:06:07,146 南から 持ってくるしかない 553 01:06:08,980 --> 01:06:11,980 日本語字幕 小川 昌代