1 00:00:00,770 --> 00:00:02,070 万歳! 2 00:00:03,036 --> 00:00:04,536 万歳! 3 00:00:09,903 --> 00:00:13,903 第72話 4 00:00:21,870 --> 00:00:23,936 タムル軍 万歳! 5 00:00:50,203 --> 00:00:51,203 大将 6 00:00:53,070 --> 00:00:54,336 ご苦労だった 7 00:00:56,170 --> 00:00:59,703 ようやく長年の宿願を 果たしました 8 00:01:02,236 --> 00:01:04,836 我々が成し遂げたのです 9 00:01:16,636 --> 00:01:17,870 皆さん 10 00:01:19,670 --> 00:01:21,203 大儀でした 11 00:01:24,303 --> 00:01:30,870 ろくな武器もなく敵に挑んだ 皆さんの勇気があってこそ 12 00:01:31,836 --> 00:01:33,603 勝利できました 13 00:01:36,603 --> 00:01:38,570 古朝鮮(コジョソン)の領土は― 14 00:01:40,436 --> 00:01:43,836 皆さんの力で 取り戻したのです 15 00:01:43,936 --> 00:01:45,836 万歳! 16 00:01:52,770 --> 00:01:57,736 皆さんのために 勝利を記念する宴を開きます 17 00:01:58,136 --> 00:02:03,003 皆さんに腹いっぱい 食べてもらう肉と酒は― 18 00:02:04,203 --> 00:02:08,370 卒本(チョルボン)の君長一同で 用意します 19 00:02:51,103 --> 00:02:52,136 さあさあ 20 00:02:55,603 --> 00:02:59,403 十分あるので 存分に食べてください 21 00:02:59,603 --> 00:03:02,336 ありがとうございます 22 00:03:02,436 --> 00:03:03,703 どうも 23 00:03:13,270 --> 00:03:16,270 骨と皮ばかりじゃないか 24 00:03:18,103 --> 00:03:21,403 チュモン大将のもとにいれば 25 00:03:21,870 --> 00:03:24,070 肉も少しつくでしょう 26 00:03:24,270 --> 00:03:26,136 食べてください 27 00:03:26,670 --> 00:03:27,770 たらふく 28 00:03:36,369 --> 00:03:37,803 一杯どうぞ 29 00:03:37,936 --> 00:03:39,436 おう 30 00:03:39,803 --> 00:03:41,536 注(つ)いでくれ 31 00:03:52,170 --> 00:03:54,003 何てうまいんだ 32 00:03:54,370 --> 00:03:59,436 俺が今まで飲んだ 酒の中で一番だよ 33 00:04:01,436 --> 00:04:03,503 君長様もどうぞ 34 00:04:03,836 --> 00:04:06,270 ええ 一杯ください 35 00:04:31,003 --> 00:04:35,770 こんなにおいしいお酒は 本当に初めてです 36 00:04:37,203 --> 00:04:41,670 緊張の毎日で お酒どころではなかったけど 37 00:04:42,903 --> 00:04:44,936 今夜は私も酔います 38 00:04:45,303 --> 00:04:48,470 心置きなく酔ってください 39 00:05:05,936 --> 00:05:09,570 どいてくれ 君長様のおでましだ 40 00:05:11,070 --> 00:05:13,236 せっかくの機会ですよ 41 00:05:13,336 --> 00:05:15,603 踊ってください 42 00:05:42,203 --> 00:05:43,203 お父様 43 00:05:45,703 --> 00:05:46,970 涙ですか 44 00:05:49,270 --> 00:05:51,170 いや そうじゃない 45 00:05:56,070 --> 00:05:57,270 ありがとう 46 00:05:58,303 --> 00:06:03,070 私が生きてるうちに これほどの感激をくれた 47 00:06:06,903 --> 00:06:08,103 お父様 48 00:06:11,303 --> 00:06:14,570 今夜は月がとりわけ明るいな 49 00:06:24,336 --> 00:06:29,803 お前がどれだけ苦労したか 私には分かってる 50 00:06:31,770 --> 00:06:36,536 お前がチュモン大将たちを 迎え入れなければ― 51 00:06:37,970 --> 00:06:42,470 ソンヤンや他の君長を 説得しなければ― 52 00:06:43,836 --> 00:06:49,003 命を賭して南方に下り 取り引きを成功させなければ 53 00:06:51,603 --> 00:06:54,836 今日の喜びもなかっただろう 54 00:06:57,036 --> 00:06:58,570 ご苦労だったな 55 00:07:01,970 --> 00:07:05,970 すべてが かなったように思えるが 56 00:07:06,903 --> 00:07:09,803 真の戦争は これからかもしれん 57 00:07:11,670 --> 00:07:14,270 お前が守るべきものと 58 00:07:15,470 --> 00:07:17,670 戦うべき相手を 59 00:07:18,303 --> 00:07:21,570 決めねばならん瞬間が 来るだろう 60 00:07:26,436 --> 00:07:28,570 高句麗(コグリョ) 建国の大業は― 61 00:07:30,570 --> 00:07:31,870 武力ではなく― 62 00:07:33,070 --> 00:07:34,736 絆で成すもの 63 00:07:37,336 --> 00:07:39,636 私が欲を捨てれば 64 00:07:40,836 --> 00:07:45,536 大きな問題は起きません 心配なさらないで 65 00:07:56,570 --> 00:07:57,970 どうも 兄貴 66 00:07:58,936 --> 00:08:04,436 海賊をしてた俺に 感動をくれて感謝してます 67 00:08:04,970 --> 00:08:08,670 一生 大将に忠誠を尽くします 68 00:08:09,303 --> 00:08:12,903 私もプウィヨム将軍の手柄を 忘れない 69 00:08:13,670 --> 00:08:14,536 さあ 70 00:08:15,270 --> 00:08:16,236 飲め 71 00:08:16,403 --> 00:08:18,736 タムル軍 万歳! 72 00:08:23,736 --> 00:08:29,236 今だから言いますが 流民(るみん)とあの世行きになるかと 73 00:08:30,203 --> 00:08:31,770 俺もそう思った 74 00:08:33,570 --> 00:08:38,470 こうして玄菟(ヒョント)城で 大威張りで酒が飲めるとはな 75 00:08:42,036 --> 00:08:46,136 あとは高句麗(コグリョ)の建国を 宣布するだけです 76 00:08:47,836 --> 00:08:51,070 民を住まわせる準備が 終わると 77 00:08:51,170 --> 00:08:54,303 ヤンタク行首(ヘンス)が言ってました 78 00:08:56,570 --> 00:09:00,736 大業を成し遂げるため 走り続けてきた 79 00:09:02,036 --> 00:09:06,170 無分別な王子だった私が 今日あるのは― 80 00:09:06,536 --> 00:09:11,536 私を信じてくれるお前たちと 天命のおかげだ 81 00:09:12,236 --> 00:09:15,236 皆のような同志が いなかったら 82 00:09:16,403 --> 00:09:20,136 今日 杯(さかずき)を交わすことも かなわなかった 83 00:09:20,736 --> 00:09:24,870 大将に出会い 今日 杯を交わせたことを 84 00:09:25,270 --> 00:09:26,736 光栄に思います 85 00:09:27,136 --> 00:09:28,736 杯を受けてください 86 00:09:30,670 --> 00:09:31,536 俺にも 87 00:09:31,636 --> 00:09:32,570 ああ 88 00:09:34,836 --> 00:09:38,970 今日は心配事は忘れて 存分に飲め 89 00:09:39,303 --> 00:09:41,070 はい 大将 90 00:09:58,636 --> 00:10:01,003 酒が一杯 入ったせいか 91 00:10:02,070 --> 00:10:05,870 ムドクの顔が まぶたにチラつくぜ 92 00:10:07,103 --> 00:10:08,736 ムドク 93 00:10:10,870 --> 00:10:12,736 ムドクとは誰だ? 94 00:10:14,003 --> 00:10:15,303 俺の女です 95 00:10:17,070 --> 00:10:18,236 待てよ 96 00:10:19,570 --> 00:10:24,970 むさ苦しい野郎ばかりで 酒を飲んでもつまらんな 97 00:10:25,070 --> 00:10:29,170 兄貴 サヨン行首(ヘンス)を 思い出してるのか 98 00:10:29,270 --> 00:10:30,603 こいつ 99 00:10:31,470 --> 00:10:35,570 サヨン行首(ヘンス)は男じゃないのか 100 00:10:36,170 --> 00:10:38,170 俺たちには男でも 101 00:10:38,303 --> 00:10:41,570 ヒョッポには女に見えるんだ 102 00:10:43,236 --> 00:10:45,370 お前らは まったく 103 00:10:45,470 --> 00:10:46,403 やめろ 104 00:11:03,236 --> 00:11:04,370 大将 105 00:11:08,936 --> 00:11:10,203 調べたか 106 00:11:11,670 --> 00:11:17,236 イェソヤ様とユリ様は 見つかりませんでした 107 00:11:19,436 --> 00:11:22,570 やはりヨンポ王子の言葉は― 108 00:11:24,770 --> 00:11:26,870 嘘だったようです 109 00:11:38,903 --> 00:11:40,636 扶余(プヨ)宮を出る時― 110 00:11:42,136 --> 00:11:46,970 ユファ様とイェソヤ様を 残してきた私の責任です 111 00:11:49,270 --> 00:11:51,503 お連れすべきだったのに… 112 00:11:56,770 --> 00:11:57,970 もう― 113 00:12:00,936 --> 00:12:03,970 イェソヤとユリの死を 受け入れ― 114 00:12:06,570 --> 00:12:08,370 思い出にしたい 115 00:12:12,303 --> 00:12:14,670 だが顔も知らないユリを― 116 00:12:18,403 --> 00:12:20,403 思い出にはできない 117 00:12:28,436 --> 00:12:29,536 プブンノ 118 00:12:31,336 --> 00:12:32,236 はい 119 00:12:36,070 --> 00:12:37,470 ユリは― 120 00:12:41,470 --> 00:12:43,336 どんな顔立ちだった? 121 00:12:45,536 --> 00:12:47,703 澄んだ目をしてました 122 00:12:49,770 --> 00:12:53,003 大将の幼い頃の姿は 知りませんが 123 00:12:55,336 --> 00:12:58,170 大将にそっくりだと思います 124 00:13:43,136 --> 00:13:44,903 どういうことですか 125 00:13:47,170 --> 00:13:51,203 ヤンジョン太守(たいしゅ)が死に 玄菟(ヒョント)郡も掌握されました 126 00:13:56,870 --> 00:14:00,536 あの漢(かん)の大軍が 負けたというのか 127 00:14:03,003 --> 00:14:03,703 はい 128 00:14:07,603 --> 00:14:11,670 フクチ大将軍(テジャングン)と 扶余(プヨ)の兵はどうした? 129 00:14:12,970 --> 00:14:18,070 大将軍(テジャングン)は敗残兵を率いて 扶余(プヨ)に向かっているはず 130 00:14:18,970 --> 00:14:20,670 何ということだ 131 00:14:29,270 --> 00:14:31,803 玄菟(ヒョント)が負けたのですか 132 00:14:32,070 --> 00:14:33,103 はい 133 00:14:33,336 --> 00:14:35,103 ヤンジョン太守が死に 134 00:14:35,203 --> 00:14:39,403 ヤンソルラン様の生死も 不明だそうです 135 00:14:41,336 --> 00:14:42,770 テソは無事ですか? 136 00:14:43,203 --> 00:14:44,303 はい 137 00:14:44,570 --> 00:14:49,170 テソ殿下が率いた 扶余軍の大部分は― 138 00:14:49,270 --> 00:14:51,003 命を落としました 139 00:14:51,803 --> 00:14:55,703 この戦争で 扶余は何の収穫もなく 140 00:14:55,803 --> 00:14:59,470 テソ殿下の威信だけが 失墜しました 141 00:15:02,936 --> 00:15:08,303 玄菟郡が破られた以上 チュモンの建国は阻めません 142 00:15:08,636 --> 00:15:13,703 ついにチュモンが 王になってしまいます 143 00:15:20,803 --> 00:15:22,403 気をお静めください 144 00:15:22,736 --> 00:15:23,670 殿下 145 00:15:25,170 --> 00:15:27,770 殿下 耐えてください 146 00:15:28,503 --> 00:15:30,303 殿下 ご冷静に 147 00:15:33,536 --> 00:15:34,436 王子様 148 00:15:34,636 --> 00:15:37,303 王子様 なりません 149 00:15:37,436 --> 00:15:38,770 下がりなさい 150 00:15:39,203 --> 00:15:40,570 王子様 151 00:15:43,303 --> 00:15:47,636 下がらねば マウリョン巫女(みこ)から殺します 152 00:16:26,068 --> 00:16:30,370 ユファの位牌を 燃やしてしまえ 153 00:16:32,270 --> 00:16:34,336 今すぐ燃やしてしまえ! 154 00:16:35,103 --> 00:16:36,870 何の真似だ! 155 00:16:44,568 --> 00:16:46,936 何の真似だと聞いておる 156 00:16:54,303 --> 00:16:55,803 皆 下がれ 157 00:17:08,536 --> 00:17:12,303 兵を見捨てて帰ったのに 謹慎もせず 158 00:17:13,470 --> 00:17:14,636 何の真似だ? 159 00:17:17,803 --> 00:17:20,403 扶余を滅ぼそうとしている― 160 00:17:20,903 --> 00:17:23,203 チュモンの母親です 161 00:17:24,136 --> 00:17:29,436 扶余の神殿に位牌を祀(まつ)るなど どうかしています 162 00:17:30,236 --> 00:17:34,803 私はユファを王妃として 祀ると言ったはずだ 163 00:17:35,336 --> 00:17:39,003 敗北に耐えかね 働いた所業と思うゆえ― 164 00:17:39,770 --> 00:17:40,936 もう下がれ 165 00:17:43,203 --> 00:17:46,503 少しでも私のためを思うなら 166 00:17:46,970 --> 00:17:49,436 兵を動かす権限をください 167 00:17:49,903 --> 00:17:54,536 勝利に酔いしれるチュモンを 殺してやります 168 00:17:56,436 --> 00:17:57,536 できん 169 00:17:58,036 --> 00:17:59,236 陛下! 170 00:17:59,336 --> 00:18:02,036 玄菟郡まで破ったチュモンを 171 00:18:03,170 --> 00:18:05,303 破れるものか 172 00:18:05,870 --> 00:18:08,203 チュモンの建国は― 173 00:18:08,936 --> 00:18:10,703 逆らえぬ天意だ 174 00:18:13,236 --> 00:18:15,136 では父上は― 175 00:18:16,103 --> 00:18:20,703 扶余が滅ぶとの天の啓示も 認めるのですか 176 00:18:24,436 --> 00:18:26,736 私は認められません 177 00:18:27,970 --> 00:18:30,603 チュモンが建国することも 178 00:18:30,770 --> 00:18:34,803 扶余を滅ぼすとの啓示も 信じられません 179 00:18:36,070 --> 00:18:40,170 扶余の国運が傾くことが 思し召しなら 180 00:18:40,936 --> 00:18:43,703 天意さえ ねじ伏せます 181 00:18:47,036 --> 00:18:49,736 今 チュモンに立ち向かっても 182 00:18:50,603 --> 00:18:53,570 敗北を招くだけと なぜ分からん? 183 00:18:53,736 --> 00:18:59,436 チュモンが鉄騎軍を 擁してるのは知ってるだろう 184 00:19:02,036 --> 00:19:04,070 今 私が恐れるのは― 185 00:19:05,103 --> 00:19:07,670 鉄騎軍ではありません 186 00:19:08,536 --> 00:19:11,603 私を信じてくれない父上です 187 00:19:13,170 --> 00:19:16,670 なぜ私の能力を 信じられないのですか 188 00:19:17,370 --> 00:19:20,536 なぜ扶余を守れぬと 思うのですか 189 00:19:26,536 --> 00:19:29,303 今まで父上に 認められるため― 190 00:19:30,203 --> 00:19:34,903 扶余を守るため 力を尽くしてきましたが 191 00:19:36,370 --> 00:19:40,436 私の判断と能力は 疑われました 192 00:19:43,070 --> 00:19:47,070 父上の胸には チュモンしかいません 193 00:19:48,303 --> 00:19:49,403 そのことが 194 00:19:50,236 --> 00:19:53,570 私を惨めにしているのです 195 00:19:59,303 --> 00:20:01,670 扶余を破滅へ導くのは― 196 00:20:02,103 --> 00:20:07,136 ヘモスとユファ夫人の亡霊に とりつかれた父上です 197 00:20:08,070 --> 00:20:12,570 父上の代わりに 私が亡霊を追い払います 198 00:20:13,603 --> 00:20:18,970 私がチュモンを殺し 扶余を救おうとしてるのです 199 00:20:20,070 --> 00:20:21,536 これ以上 200 00:20:23,036 --> 00:20:25,670 私に刃向かうことは― 201 00:20:26,470 --> 00:20:28,036 許さん 202 00:20:28,903 --> 00:20:30,570 父上! 203 00:20:31,370 --> 00:20:33,170 兵を動かせば 204 00:20:34,570 --> 00:20:36,670 反逆と見なす 205 00:20:38,336 --> 00:20:39,536 承知しておけ 206 00:20:53,903 --> 00:20:55,170 扶余と― 207 00:20:56,903 --> 00:20:59,570 私の未来を妨げているのは― 208 00:21:00,403 --> 00:21:02,303 父上です 209 00:21:05,836 --> 00:21:07,170 私は― 210 00:21:08,503 --> 00:21:11,070 必ずやチュモンを殺し 211 00:21:12,236 --> 00:21:16,370 父上が崩壊させた扶余を 救ってみせます 212 00:21:17,636 --> 00:21:20,436 必ずや救ってみせます 213 00:21:42,936 --> 00:21:43,836 陛下! 214 00:21:45,203 --> 00:21:45,936 陛下 215 00:21:47,503 --> 00:21:48,536 陛下! 216 00:21:48,903 --> 00:21:49,770 陛下 217 00:21:55,203 --> 00:21:55,870 陛下 218 00:21:56,303 --> 00:21:57,436 陛下 219 00:22:08,070 --> 00:22:08,736 ここだ 220 00:22:11,070 --> 00:22:13,836 王子様がお待ちだ 入ろう 221 00:22:16,370 --> 00:22:17,336 王子様 222 00:22:18,536 --> 00:22:19,570 来たか 223 00:22:20,203 --> 00:22:21,303 どうなった? 224 00:22:21,736 --> 00:22:25,670 卒本(チョルボン)への道を見張ってますが 来ません 225 00:22:27,336 --> 00:22:31,636 逃げたなら卒本(チョルボン)に行くはずだ なぜ現れない? 226 00:22:32,303 --> 00:22:36,770 戦争中に漢の人間が 大勢 死んだそうです 227 00:22:37,170 --> 00:22:41,336 イェソヤも 巻き添えになったのかも 228 00:22:41,470 --> 00:22:44,836 密偵の話では 卒本には現れてません 229 00:22:46,003 --> 00:22:48,136 どうすればいいのだ? 230 00:22:48,936 --> 00:22:53,070 イェソヤに逃げられ 身の証(あかし)が立たない 231 00:22:53,603 --> 00:22:57,970 国を裏切ったという汚名を 着せられる 232 00:23:01,370 --> 00:23:02,870 そうだ ファン大人(たいじん) 233 00:23:03,036 --> 00:23:05,136 ファン大人に会おう 234 00:23:05,336 --> 00:23:08,270 彼なら後ろ盾になってくれる 235 00:23:08,636 --> 00:23:13,736 ファン大人は 卒本軍に捕まったそうです 236 00:23:14,436 --> 00:23:15,670 何だと? 237 00:23:16,836 --> 00:23:22,203 玄菟郡はチュモンの天下です いても得になりません 238 00:23:22,736 --> 00:23:24,003 扶余へ 239 00:23:25,770 --> 00:23:29,003 テソ兄上が私を 放っておくものか 240 00:23:29,803 --> 00:23:33,003 今 頼れるのは王妃様だけです 241 00:23:33,170 --> 00:23:37,936 王妃様がいるのに テソ王子が殺そうとしますか 242 00:24:01,870 --> 00:24:04,070 ヨンポ王子様だ 下がれ 243 00:24:04,970 --> 00:24:07,470 お連れしろとの命令です 244 00:24:09,536 --> 00:24:11,503 誰がそんな命令を? 245 00:24:12,536 --> 00:24:13,270 お連れしろ 246 00:24:13,703 --> 00:24:14,603 はい 247 00:24:15,236 --> 00:24:16,103 王子様 248 00:24:16,736 --> 00:24:18,036 放せ 無礼者! 249 00:24:18,136 --> 00:24:18,970 放せ 250 00:24:19,236 --> 00:24:21,036 こいつらめ 放せ 251 00:24:26,536 --> 00:24:27,603 王妃様 252 00:24:27,970 --> 00:24:30,103 ヨンポ王子様です 253 00:24:37,336 --> 00:24:38,536 母上 254 00:24:39,803 --> 00:24:42,936 無実を証明する方法は 見つかった? 255 00:24:46,603 --> 00:24:49,903 何の手立てもなく戻ったの? 256 00:24:50,170 --> 00:24:53,036 テソがお前を捜してるのよ 257 00:24:57,170 --> 00:24:59,770 母上 助けてください 258 00:25:00,070 --> 00:25:03,303 私を救える方は母上だけです 259 00:25:05,470 --> 00:25:06,670 去りなさい 260 00:25:07,836 --> 00:25:09,036 母上 261 00:25:09,270 --> 00:25:11,836 扶余を去ることが助かる道 262 00:25:12,470 --> 00:25:15,236 どこに行けというのですか 263 00:25:15,636 --> 00:25:20,736 怒ったテソに見つからぬよう どこかへ行きなさい 264 00:25:24,970 --> 00:25:26,670 浅はかな子ね 265 00:25:27,436 --> 00:25:31,570 なぜ愚にもつかぬ欲を張り 災いを招くの? 266 00:25:33,003 --> 00:25:36,270 扶余の王位はテソが継ぐべき 267 00:25:37,003 --> 00:25:42,236 王位に欲を出すから テソの怒りを買うのよ 268 00:25:43,403 --> 00:25:44,836 母上 269 00:25:46,303 --> 00:25:47,770 早く発ちなさい 270 00:25:50,536 --> 00:25:51,803 いつも― 271 00:25:52,603 --> 00:25:56,536 母上はテソ兄上の心配ばかり 272 00:25:56,636 --> 00:26:00,736 母上の心の中に 私はいませんでした 273 00:26:02,736 --> 00:26:03,636 ええ 274 00:26:04,636 --> 00:26:05,936 行きます 275 00:26:06,936 --> 00:26:12,436 頼れる人もいないのに 扶余にいても仕方ありません 276 00:26:21,603 --> 00:26:22,770 ヨンポ 277 00:26:32,770 --> 00:26:33,770 王子様 278 00:26:37,870 --> 00:26:38,870 行こう 279 00:26:39,870 --> 00:26:41,703 どこへですか 280 00:26:43,436 --> 00:26:45,036 私にも分からん 281 00:26:46,536 --> 00:26:47,536 だが― 282 00:26:50,070 --> 00:26:51,570 去るしかない 283 00:26:52,836 --> 00:26:53,636 はい? 284 00:27:08,936 --> 00:27:10,136 調べたか 285 00:27:11,070 --> 00:27:11,936 はい 286 00:27:13,570 --> 00:27:17,036 ヤンソルラン様は 監禁されています 287 00:27:21,770 --> 00:27:26,536 ですが太子妃として 礼遇されているそうです 288 00:27:31,170 --> 00:27:35,603 使者を送り 帰してくれと頼んでは… 289 00:27:35,703 --> 00:27:37,003 黙れ! 290 00:27:39,203 --> 00:27:41,903 チュモンに哀願しろと? 291 00:27:43,336 --> 00:27:45,403 そんなことは できない 292 00:27:59,236 --> 00:28:02,603 戦争がどうなったか 知る方法は? 293 00:28:07,770 --> 00:28:12,503 監禁されていたら 胸が張り裂けて死にそう 294 00:28:15,103 --> 00:28:18,636 何も言ってこない ところを見ると 295 00:28:20,003 --> 00:28:23,570 漢に有利な戦況に 違いありません 296 00:28:24,436 --> 00:28:27,336 待っていれば いい知らせが来ます 297 00:28:48,536 --> 00:28:49,203 出ろ 298 00:29:04,470 --> 00:29:05,470 名前は? 299 00:29:08,036 --> 00:29:09,103 ユソムンです 300 00:29:11,370 --> 00:29:12,770 職務は? 301 00:29:13,836 --> 00:29:15,870 官職には就いてません 302 00:29:16,003 --> 00:29:20,503 商売のため 玄菟城に来ていただけです 303 00:29:23,770 --> 00:29:24,770 次の者 304 00:29:27,536 --> 00:29:28,636 ファンジャギョン! 305 00:29:33,470 --> 00:29:38,270 その者はファンジャギョン 漢の丞相(じょうしょう)の姻戚です 306 00:30:02,336 --> 00:30:06,070 玄菟郡と あの広いヨンチョンの地が 307 00:30:07,003 --> 00:30:08,570 卒本のものに 308 00:30:14,836 --> 00:30:20,603 ヨンチョンはヘモス将軍が タムル軍を組織して 309 00:30:21,870 --> 00:30:25,870 彼らと一緒に 漢と戦った場所だ 310 00:30:29,736 --> 00:30:33,870 ここにはタムル軍の血が 染み込んでいる 311 00:30:35,603 --> 00:30:36,670 問題は― 312 00:30:37,836 --> 00:30:41,770 玄菟郡の住民の大半が 遼東(りょうとう)郡から来た― 313 00:30:41,870 --> 00:30:43,803 漢の人間という点です 314 00:30:45,503 --> 00:30:50,136 卒本軍に攻められ 大部分は遼東(りょうとう)に逃げましたが 315 00:30:50,770 --> 00:30:53,336 残っている者も大勢います 316 00:30:54,770 --> 00:30:58,703 彼らをどうするか 決めねばなりません 317 00:31:00,503 --> 00:31:02,470 大将に逆らいますよ 318 00:31:03,270 --> 00:31:07,103 揉め事の種を残さず 殺すべきです 319 00:31:12,603 --> 00:31:14,470 彼らに罪はない 320 00:31:15,903 --> 00:31:20,236 残ることを望むなら 受け入れるべきだ 321 00:31:22,636 --> 00:31:26,270 残っている漢の民の数を 調べてください 322 00:31:27,303 --> 00:31:28,203 はい 323 00:31:32,603 --> 00:31:33,470 大将 324 00:31:36,170 --> 00:31:38,570 大変なことになりました 325 00:31:39,370 --> 00:31:40,336 何事だ? 326 00:31:40,970 --> 00:31:46,136 ファンジャギョンという者を 流民たちが“殺す”と 327 00:31:48,570 --> 00:31:51,670 貴族たちの身分を 調べていた時 328 00:31:52,170 --> 00:31:56,336 その貴族が 漢の丞相の姻戚と分かり 329 00:31:56,436 --> 00:31:58,436 怒りが爆発したんです 330 00:31:59,736 --> 00:32:02,836 叔父の丞相 ファンデチョンが 331 00:32:03,336 --> 00:32:07,036 流民を皆殺しにした 張本人だそうです 332 00:32:07,203 --> 00:32:08,936 殺せ! 333 00:32:13,903 --> 00:32:16,603 落ち着いてください 334 00:32:17,836 --> 00:32:20,470 武力で鎮圧しますよ 335 00:32:20,703 --> 00:32:22,870 どいてください 336 00:32:23,436 --> 00:32:24,536 縛れ! 337 00:32:35,636 --> 00:32:37,670 ひと息には殺さない 338 00:32:38,136 --> 00:32:40,470 流民たちがされたように 339 00:32:40,570 --> 00:32:44,503 ゆっくり苦しめながら 死なせてやる 340 00:32:45,103 --> 00:32:46,436 下がりなさい! 341 00:32:54,503 --> 00:32:58,736 興奮した流民たちを 止められませんでした 342 00:32:59,903 --> 00:33:01,303 お許しください 343 00:33:10,236 --> 00:33:13,503 皆さんの恨みは分かりますが 344 00:33:15,503 --> 00:33:16,903 落ち着いて 345 00:33:17,370 --> 00:33:21,803 大将のおかげで 我々は命拾いしましたが 346 00:33:21,903 --> 00:33:25,102 今回ばかりは 命令に従えません 347 00:33:26,169 --> 00:33:31,169 ぜいたくな暮らしも 戦利品も望みません 348 00:33:32,370 --> 00:33:34,903 あいつの首をください 349 00:33:35,570 --> 00:33:38,669 私の妻は漢の奴に 操まで奪われ 350 00:33:40,336 --> 00:33:42,270 惨殺されました 351 00:33:44,136 --> 00:33:49,203 あいつを殺して 妻の恨みを晴らします 352 00:33:53,370 --> 00:33:57,903 漢の丞相を叔父に持つ ファンジャギョンです 353 00:34:01,003 --> 00:34:05,303 皇帝の特使として 扶余にも行ったそうです 354 00:34:27,903 --> 00:34:29,003 さっさと… 355 00:34:30,736 --> 00:34:32,070 さっさと殺せ 356 00:34:35,436 --> 00:34:37,670 殺すのは難しくないが 357 00:34:38,803 --> 00:34:40,136 殺しはしない 358 00:34:41,703 --> 00:34:42,770 大将! 359 00:34:42,870 --> 00:34:44,136 殺すんです 360 00:34:47,070 --> 00:34:48,270 殺すべきです 361 00:34:48,370 --> 00:34:49,236 殺しましょう 362 00:34:58,136 --> 00:34:59,903 今も漢の各地で 363 00:35:01,370 --> 00:35:05,603 捕虜になった流民が 酷使されています 364 00:35:07,503 --> 00:35:09,536 今 漢の捕虜を殺せば 365 00:35:10,370 --> 00:35:13,736 流民は 生きて戻れなくなります 366 00:35:16,703 --> 00:35:19,403 私は漢の捕虜と流民の交換を 367 00:35:20,103 --> 00:35:22,803 求めるつもりです 368 00:35:30,403 --> 00:35:31,403 ですが― 369 00:35:32,903 --> 00:35:37,370 皆さんが望まないなら 独断では行えません 370 00:35:39,236 --> 00:35:43,270 憎しみと恨みを 死で晴らすのか― 371 00:35:44,303 --> 00:35:47,736 それとも 流民たちを救うのか― 372 00:35:48,970 --> 00:35:50,770 決めてください 373 00:36:03,703 --> 00:36:06,503 考えが足りませんでした 374 00:36:07,536 --> 00:36:10,770 大将のお考えに従います 375 00:36:24,603 --> 00:36:25,636 連れていけ 376 00:36:27,470 --> 00:36:28,836 戦況は? 377 00:36:30,370 --> 00:36:32,203 決まってるだろ 378 00:36:33,170 --> 00:36:35,203 ヤンジョンが死に 379 00:36:35,403 --> 00:36:37,370 漢軍は惨敗した 380 00:36:40,703 --> 00:36:42,803 次はお前が死ぬ番だ 381 00:36:43,603 --> 00:36:44,503 連れていけ! 382 00:37:00,470 --> 00:37:05,336 ヤンジョン太守の遺体は 敵将として手厚く弔いました 383 00:37:06,303 --> 00:37:11,070 あなたの命と引き換えに 取り引きはしません 384 00:37:12,903 --> 00:37:16,503 亡き骸を持ってお帰りなさい 385 00:37:17,970 --> 00:37:20,703 お前たちは無事じゃ済まない 386 00:37:21,836 --> 00:37:23,503 父の恨みは― 387 00:37:24,003 --> 00:37:29,003 皇帝陛下とテソ殿下が 必ず晴らしてくれるわ 388 00:37:29,103 --> 00:37:30,236 黙れ! 389 00:37:31,303 --> 00:37:35,636 殺してやりたいのを 我慢してやってるんだ 390 00:37:36,136 --> 00:37:36,803 大将 391 00:37:37,103 --> 00:37:40,470 帰さずに 人質にしておいては? 392 00:37:41,503 --> 00:37:44,870 漢の後ろ盾を得るための 政略結婚 393 00:37:46,070 --> 00:37:51,236 太守が死んだ今 扶余には 助ける価値のない女です 394 00:37:52,670 --> 00:37:53,836 無礼者! 395 00:37:54,636 --> 00:37:56,103 冷静に 396 00:37:58,070 --> 00:38:02,170 扶余は救う努力を 何もしていません 397 00:38:03,870 --> 00:38:05,736 見捨てられたのです 398 00:38:07,070 --> 00:38:08,536 それが現実です 399 00:38:18,236 --> 00:38:23,603 捕虜の交換を終えなければ 建国を進められません 400 00:38:24,870 --> 00:38:28,670 誰を使者として送るか 決めましたか 401 00:38:34,670 --> 00:38:36,870 命懸けの仕事です 402 00:38:38,570 --> 00:38:40,136 決めかねてます 403 00:38:43,336 --> 00:38:44,936 私が行きます 404 00:38:49,836 --> 00:38:53,070 使者として長安(ちょうあん)に行きます 405 00:38:57,603 --> 00:38:59,603 行かせられません 406 00:39:00,736 --> 00:39:02,536 高句麗(コグリョ)のために 407 00:39:03,336 --> 00:39:06,603 大仕事をする機会をください 408 00:39:08,636 --> 00:39:12,636 腹の読めない漢の官吏が 相手なら 409 00:39:15,003 --> 00:39:18,903 この年寄りの経験が 役に立つでしょう 410 00:39:20,836 --> 00:39:21,903 お父様 411 00:39:25,270 --> 00:39:26,736 心配するな 412 00:39:29,870 --> 00:39:32,436 過去の問題は私に任せて 413 00:39:32,803 --> 00:39:35,003 大将は玄菟郡を整備し 414 00:39:35,703 --> 00:39:39,103 建国の仕上げをしてください 415 00:39:45,236 --> 00:39:46,403 分かりました 416 00:39:47,303 --> 00:39:52,036 右軍師(ウグンサ)と左軍師(チャグンサ)が ヨンタバル様を補佐します 417 00:40:14,070 --> 00:40:18,136 境界が広がったから 軍の配置も考え直す 418 00:40:18,870 --> 00:40:23,003 オイとムゴルは 地形を把握しておけ 419 00:40:23,836 --> 00:40:24,703 はい 420 00:40:26,403 --> 00:40:29,636 玄菟城を守るため 兵を分けることは― 421 00:40:29,836 --> 00:40:31,870 その場しのぎ 422 00:40:33,270 --> 00:40:38,970 漢への防備だけを考えては 扶余の侵攻に備えられません 423 00:40:42,136 --> 00:40:44,103 そのとおりです 424 00:40:45,003 --> 00:40:49,336 プウィヨム将軍とプブンノは 流民を訓練し 425 00:40:49,603 --> 00:40:52,770 民から志願者を募って 兵を補え 426 00:40:53,536 --> 00:40:54,470 はい 427 00:40:56,470 --> 00:40:57,470 親方 428 00:40:57,970 --> 00:40:59,736 はい 大将 429 00:40:59,870 --> 00:41:02,736 玄菟城に鉄騎軍を置く 430 00:41:02,836 --> 00:41:05,603 規模は2000人と考えている 431 00:41:06,870 --> 00:41:08,403 2000人 432 00:41:10,170 --> 00:41:14,303 鉄騎軍の武装をさせるのに かかる期間は? 433 00:41:15,403 --> 00:41:19,536 鉄鉱石が順調に補給され 昼夜 働いても 434 00:41:19,636 --> 00:41:21,636 1年はかかるでしょう 435 00:41:23,070 --> 00:41:25,670 職人を励まし急いでくれ 436 00:41:26,936 --> 00:41:28,436 分かりました 437 00:41:32,536 --> 00:41:37,770 今 ヨンタバル様は 命懸けで漢と交渉している 438 00:41:38,570 --> 00:41:40,570 その努力を無駄にせず 439 00:41:40,736 --> 00:41:45,336 一日も早く 玄菟城の整備を終えるのだ 440 00:41:45,736 --> 00:41:47,170 はい 大将 441 00:41:59,936 --> 00:42:00,803 陛下 442 00:42:07,036 --> 00:42:08,236 陛下 443 00:42:12,303 --> 00:42:16,603 こんな状態になるまで 何をしていたのだ 444 00:42:16,736 --> 00:42:18,670 申し訳ありません 445 00:42:29,536 --> 00:42:34,103 陛下が重病だと 他に誰が知っている? 446 00:42:35,570 --> 00:42:39,170 マウリョン巫女と私 医官長だけです 447 00:42:40,136 --> 00:42:44,336 テソ王子が譲位の話を 持ち出すだろう 448 00:42:44,870 --> 00:42:49,603 マウリョン巫女と医官長に 口止めしろ 449 00:42:50,503 --> 00:42:51,370 はい 450 00:43:02,136 --> 00:43:04,636 陛下の容態が悪いようです 451 00:43:05,203 --> 00:43:08,303 大使者(テサジャ)と医官長が出入りを 452 00:43:12,136 --> 00:43:16,636 公表しないところを見ると 重病のようです 453 00:43:17,836 --> 00:43:23,170 病気のことを隠すほど 私を警戒しているのです 454 00:43:23,670 --> 00:43:26,470 殿下が譲位されるべきです 455 00:43:30,336 --> 00:43:32,703 陛下は素直に譲位しないわ 456 00:43:33,903 --> 00:43:36,903 屈辱を晴らさずに いられません 457 00:43:37,136 --> 00:43:41,203 チュモンをくじくには 王位に就かねば 458 00:43:42,270 --> 00:43:46,370 大使者(テサジャ)が陛下を支持する限り 困難です 459 00:43:47,570 --> 00:43:50,170 大使者(テサジャ)が邪魔するなら 460 00:43:50,536 --> 00:43:51,803 殺します 461 00:43:54,836 --> 00:43:56,436 あせらなくていい 462 00:43:56,936 --> 00:44:01,670 お前が扶余の王になることは 抗えない道理 463 00:44:02,436 --> 00:44:06,470 チュモンは力を増してるのに 耐えろと? 464 00:44:11,803 --> 00:44:13,070 殿下 465 00:44:15,003 --> 00:44:16,170 どうした? 466 00:44:16,270 --> 00:44:19,570 ヤンソルラン様がお戻りです 467 00:44:35,070 --> 00:44:36,170 ソルラン 468 00:44:39,370 --> 00:44:40,536 殿下 469 00:44:43,736 --> 00:44:46,036 生きて帰れてよかった 470 00:44:46,570 --> 00:44:50,670 生死が分からず 気が気じゃなかったわ 471 00:44:52,570 --> 00:44:53,636 王妃様 472 00:45:03,603 --> 00:45:08,370 拭いされない恥辱を チュモンに与えられました 473 00:45:10,670 --> 00:45:14,170 殿下が父の恨みを 晴らしてください 474 00:45:16,203 --> 00:45:18,170 チュモンの建国を 475 00:45:18,436 --> 00:45:22,670 陛下は当然のことと 受け止めている 476 00:45:24,036 --> 00:45:27,036 陛下を説得し 挙兵するのです 477 00:45:28,336 --> 00:45:31,036 陛下の考えは変わらない 478 00:45:32,536 --> 00:45:37,436 大使者と医官長は隠してるが 陛下はご病気だ 479 00:45:38,470 --> 00:45:41,170 ご病気は長引くでしょう 480 00:45:43,003 --> 00:45:48,403 殿下と私の復讐を 陛下が崩御するまで待てと? 481 00:45:53,936 --> 00:45:57,936 殿下が王位に 就けさえするなら 482 00:45:59,503 --> 00:46:01,536 どんなことでもします 483 00:46:20,936 --> 00:46:22,070 ハフチョン 484 00:46:22,670 --> 00:46:23,470 はい 485 00:46:24,570 --> 00:46:28,636 信用できる医官を探し 連れてきなさい 486 00:46:29,703 --> 00:46:31,003 ご病気ですか 487 00:46:32,636 --> 00:46:33,736 違うわ 488 00:46:35,670 --> 00:46:37,970 殿下にできないことを― 489 00:46:39,403 --> 00:46:40,736 私がするのよ 490 00:47:08,003 --> 00:47:08,870 チョンブル 491 00:47:09,403 --> 00:47:10,570 はい 総官 492 00:47:11,670 --> 00:47:15,603 ハフチョンといる医官が 誰か調べろ 493 00:47:17,703 --> 00:47:18,370 はい 494 00:47:33,403 --> 00:47:35,470 トゥマリャンと申します 495 00:47:37,503 --> 00:47:42,536 腕はいいが 身分が低く 医官長になれないとか 496 00:47:46,270 --> 00:47:48,936 お前に重大な仕事を任せよう 497 00:47:49,870 --> 00:47:52,936 お前が私の命令に従えば 498 00:47:54,303 --> 00:47:58,536 テソ殿下の王位就任に 一番の功臣となる 499 00:47:59,570 --> 00:48:00,536 そうなれば 500 00:48:01,870 --> 00:48:04,236 医官長の座はお前のもの 501 00:48:06,603 --> 00:48:08,170 命令に従うか? 502 00:48:09,303 --> 00:48:10,570 従います 503 00:48:13,070 --> 00:48:15,070 命を懸けねばならない 504 00:48:15,736 --> 00:48:16,870 それでも― 505 00:48:18,636 --> 00:48:19,636 するか? 506 00:48:23,136 --> 00:48:24,036 はい 507 00:48:30,570 --> 00:48:34,070 これは長安(ちょうあん)から持ってきた 鴆毒(ちんどく)だ 508 00:48:36,303 --> 00:48:38,136 鴆毒が入った煎じ薬は― 509 00:48:38,636 --> 00:48:42,103 その毒が検出されないと 聞いた 510 00:48:45,336 --> 00:48:47,436 煎じ薬を飲み続ければ 511 00:48:48,170 --> 00:48:52,536 手足が麻痺していき 最後には死んでしまう 512 00:48:57,303 --> 00:49:00,736 陛下の煎じ薬に 鴆毒を入れなさい 513 00:49:03,236 --> 00:49:04,170 それは… 514 00:49:06,370 --> 00:49:08,203 もし断るなら 515 00:49:09,536 --> 00:49:11,470 殺すしかない 516 00:49:14,236 --> 00:49:15,303 死ぬか? 517 00:49:29,703 --> 00:49:30,670 大将 518 00:49:31,803 --> 00:49:32,870 どうした? 519 00:49:33,003 --> 00:49:36,703 長安(ちょうあん)に行っていたマリが 戻りました 520 00:50:03,203 --> 00:50:04,470 どうなった? 521 00:50:05,303 --> 00:50:08,270 お父様はご無事ですか 522 00:50:08,536 --> 00:50:09,470 はい 523 00:50:09,736 --> 00:50:12,836 交渉が成立しました 524 00:50:13,303 --> 00:50:16,403 漢が捕虜の交換に応じました 525 00:50:23,703 --> 00:50:29,636 ヨンタバル様と左軍師(チャグンサ)が 流民と遼東(りょうとう)城に着いた頃です 526 00:50:30,036 --> 00:50:33,470 “遼東に捕虜を送れば 流民を渡す”と 527 00:50:37,770 --> 00:50:43,403 お祝い申し上げます 大将が皇帝に勝ったのです 528 00:50:49,770 --> 00:50:54,636 ヨンタバル様と流民に 会うまでは安心できない 529 00:50:56,103 --> 00:51:00,870 オイとムゴルは捕虜を 連れていく支度をしろ 530 00:51:01,403 --> 00:51:02,270 はい 531 00:51:07,470 --> 00:51:09,236 乱暴に扱うな 532 00:51:09,836 --> 00:51:13,536 流民を救う 大事な捕虜の方々だ 533 00:51:29,003 --> 00:51:32,770 私の名前を しっかり覚えておけ 534 00:51:34,436 --> 00:51:36,336 私はファンジャギョンだ 535 00:51:38,203 --> 00:51:40,236 漢の皇帝に伝えろ 536 00:51:41,170 --> 00:51:45,203 遼河(りょうが)の広大な土地は 古朝鮮(コジョソン)の領土だった 537 00:51:45,970 --> 00:51:46,970 私は― 538 00:51:48,070 --> 00:51:50,103 命尽きるその日まで 539 00:51:50,503 --> 00:51:55,736 漢を追い払い 古朝鮮(コジョソン)の領土を 取り戻し続ける 540 00:51:59,936 --> 00:52:01,270 連れていけ 541 00:52:01,503 --> 00:52:02,303 はい 542 00:52:21,770 --> 00:52:22,770 チャンス 543 00:52:24,270 --> 00:52:25,270 はい 母上 544 00:52:27,136 --> 00:52:30,270 私が言うことを 肝に銘じなさい 545 00:52:30,970 --> 00:52:33,803 卒本が玄菟郡を破ったから 546 00:52:34,270 --> 00:52:37,203 今度は高句麗が建国されるわ 547 00:52:37,970 --> 00:52:40,836 その高句麗の主(あるじ)は誰? 548 00:52:46,736 --> 00:52:47,870 誰ですか 549 00:52:51,336 --> 00:52:54,170 それはチュモン大将です 550 00:52:54,936 --> 00:52:58,936 高句麗の主軸は 大将とタムル軍ではなく 551 00:52:59,170 --> 00:53:00,336 桂婁(ケル)です 552 00:53:02,370 --> 00:53:07,703 卒本を統一し 玄菟郡を 破るため黙っていましたが 553 00:53:08,536 --> 00:53:11,636 我々の権利を取り戻す番です 554 00:53:13,570 --> 00:53:17,203 私たちが 何の手も打たなければ 555 00:53:17,370 --> 00:53:22,570 彼らが高句麗の主のように 振る舞うのは明らかです 556 00:53:24,703 --> 00:53:27,936 では どうすればいいのですか 557 00:53:28,636 --> 00:53:32,370 ソンヤン君長と 他の部族の君長に会い 558 00:53:33,070 --> 00:53:35,003 話し合うつもりです 559 00:53:36,903 --> 00:53:40,003 高句麗の王は ソソノがなるべき 560 00:53:41,203 --> 00:53:42,270 そのとおり 561 00:53:42,536 --> 00:53:45,703 ソソノ君長が王になれば 562 00:53:45,803 --> 00:53:50,103 ピリュとオンジョも 王位を継げる 563 00:53:50,203 --> 00:53:53,103 いやはや いいでしょう 564 00:53:53,236 --> 00:53:55,636 私も何でもします 565 00:54:19,236 --> 00:54:20,170 大将 566 00:54:24,303 --> 00:54:28,503 捕虜の交換が終わり 流民が玄菟城に来ます 567 00:54:32,770 --> 00:54:34,803 よかった やったぞ 568 00:55:03,936 --> 00:55:05,403 大儀でした 569 00:55:06,236 --> 00:55:10,970 流民を救おうとした 大将の意志の成果です 570 00:55:11,636 --> 00:55:13,970 大将が流民を救いました 571 00:55:23,603 --> 00:55:25,470 チュモン大将です 572 00:55:36,103 --> 00:55:37,436 立ってください 573 00:55:39,803 --> 00:55:40,836 立って 574 00:55:42,736 --> 00:55:43,770 どうぞ 575 00:55:43,936 --> 00:55:44,870 いいえ 576 00:55:44,970 --> 00:55:47,270 大将は命の恩人です 577 00:55:48,003 --> 00:55:51,470 救われた命を 大将のために捧げます 578 00:55:59,170 --> 00:56:00,536 これからは― 579 00:56:02,270 --> 00:56:05,670 皆さんがこの玄菟城の主です 580 00:56:07,470 --> 00:56:08,836 私は玄菟城を 581 00:56:09,370 --> 00:56:11,870 かつての名 トクチョンとし 582 00:56:12,903 --> 00:56:18,503 皆さんがトクチョンに 住めるよう力を貸します 583 00:56:18,870 --> 00:56:20,936 ありがとうございます 584 00:56:39,336 --> 00:56:40,270 君長様 585 00:56:40,836 --> 00:56:42,803 チャンス坊ちゃまです 586 00:56:44,303 --> 00:56:45,336 入って 587 00:56:55,570 --> 00:56:56,636 よく来たわ 588 00:57:08,903 --> 00:57:10,603 桂婁(ケル)は大丈夫? 589 00:57:11,236 --> 00:57:12,136 はい 590 00:57:12,403 --> 00:57:16,170 卒本の民は 玄菟郡 打破を喜んでます 591 00:57:18,270 --> 00:57:19,703 そうでしょうね 592 00:57:22,170 --> 00:57:24,303 お尋ねしたいのですが 593 00:57:27,236 --> 00:57:28,170 どんなこと? 594 00:57:30,003 --> 00:57:34,903 捕虜の交換も終え 建国を宣布すべき時です 595 00:57:36,303 --> 00:57:37,636 高句麗の王は― 596 00:57:38,836 --> 00:57:39,770 誰ですか 597 00:57:46,703 --> 00:57:51,070 私も君長様に 尋ねたかったことです 598 00:57:58,136 --> 00:57:59,803 ずいぶん前に 599 00:58:01,636 --> 00:58:04,336 大将に王になってもらうと― 600 00:58:05,736 --> 00:58:06,970 約束したの 601 00:58:11,503 --> 00:58:12,636 いけません 602 00:58:13,470 --> 00:58:17,303 新しい国の王は 君長様がなるべきです 603 00:58:38,736 --> 00:58:39,736 大将 604 00:58:40,936 --> 00:58:41,903 どうした? 605 00:58:42,570 --> 00:58:45,203 長安に連行された流民です 606 00:58:45,470 --> 00:58:48,570 大将にお話があるそうです 607 00:58:51,236 --> 00:58:52,236 おかけに 608 00:58:58,970 --> 00:59:01,303 どんなご用ですか 609 00:59:02,470 --> 00:59:06,403 古朝鮮の大王を象徴する― 610 00:59:06,503 --> 00:59:09,070 青銅鏡の隠し場所を 知っています 611 00:59:14,003 --> 00:59:17,303 私は文字を研究する 学者でした 612 00:59:17,736 --> 00:59:21,503 漢の奴らが青銅鏡を 奪おうとしましたが 613 00:59:21,903 --> 00:59:26,303 私たち学者が 命懸けで隠しました 614 00:59:27,403 --> 00:59:31,236 青銅鏡は古朝鮮の神器です 615 00:59:33,070 --> 00:59:33,903 どこに? 616 00:59:34,736 --> 00:59:40,170 玄菟城の地下にある書庫に 隠しておきました 617 01:00:50,603 --> 01:00:55,403 その竹簡(ちくかん)には古朝鮮の歴史が すべて記されてます 618 01:01:19,803 --> 01:01:22,970 神器の青銅鏡はどこですか 619 01:02:04,036 --> 01:02:06,370 古朝鮮の文字です 620 01:02:11,503 --> 01:02:15,536 古朝鮮の大王が崇めた 天符印(チョンブイン)です 621 01:02:39,070 --> 01:02:42,070 桂婁(ケル) 622 01:03:35,503 --> 01:03:36,503 “宇宙は―” 623 01:03:37,536 --> 01:03:40,170 “いつともなく始まった” 624 01:03:41,170 --> 01:03:46,236 “天と地と人に分かれても 根本に違いはない” 625 01:03:47,436 --> 01:03:49,403 “天と地と人は―” 626 01:03:49,770 --> 01:03:53,336 “姿は異なっても 根本は一つである” 627 01:03:54,703 --> 01:03:59,236 “充満した天の精気は 人の姿に変わり” 628 01:04:00,270 --> 01:04:03,070 “三極が巡りて 二十四節気を作り” 629 01:04:03,170 --> 01:04:06,970 “三極の調和が気を成して 人を包むのである” 630 01:04:08,370 --> 01:04:11,936 “姿は変われども 万物は明るい光である” 631 01:04:13,303 --> 01:04:17,136 “根本が明るい光ゆえ 人を照らせ” 632 01:04:18,403 --> 01:04:23,803 “この世で あまねく人を 利するに勝ることはない” 633 01:04:42,470 --> 01:04:44,136 天地の神よ 634 01:04:46,236 --> 01:04:49,836 古朝鮮の神器が そろったことを 635 01:04:51,036 --> 01:04:53,036 天地の神に告げます 636 01:04:55,436 --> 01:04:59,203 卒本と古朝鮮の流民が 漢軍を退け 637 01:05:00,036 --> 01:05:01,903 この神器を捧げます 638 01:05:04,503 --> 01:05:06,303 古朝鮮の大王たちよ 639 01:05:08,336 --> 01:05:10,103 卒本の民を 640 01:05:11,403 --> 01:05:13,303 お守りください 641 01:05:36,436 --> 01:05:38,270 お父様に会えるから 642 01:05:38,670 --> 01:05:43,636 桂婁(ケル)の財とソソノ君長の 援助が不可欠でした 643 01:05:43,736 --> 01:05:44,770 サヨン行首! 644 01:05:44,870 --> 01:05:46,103 天官使者(チョングァンサジャ)! 645 01:05:47,303 --> 01:05:50,270 早く分裂を防いで 両勢力を一つにし 646 01:05:50,370 --> 01:05:51,770 王を推戴せねば 647 01:05:51,870 --> 01:05:53,270 方法がありますか 648 01:05:55,370 --> 01:05:59,036 大将が高句麗の建国を 宣布なさったら 649 01:06:00,936 --> 01:06:02,703 私は商団を率いて 650 01:06:03,903 --> 01:06:05,603 旅に出ます 651 01:06:08,270 --> 01:06:09,870 お母さん 652 01:06:12,403 --> 01:06:13,736 受け入れて― 653 01:06:15,403 --> 01:06:17,236 くださいますか 654 01:06:23,970 --> 01:06:26,970 日本語字幕 小川 昌代