1 00:00:00,943 --> 00:00:04,943 第80話 2 00:00:38,510 --> 00:00:40,210 ここは国境地帯だ 3 00:00:40,776 --> 00:00:44,476 巡視中に 敵の挑発があるかもしれん 4 00:00:44,676 --> 00:00:46,510 警戒に万全を期せ 5 00:00:46,910 --> 00:00:47,710 いいな? 6 00:00:48,143 --> 00:00:49,176 はい 7 00:01:05,076 --> 00:01:05,843 大将軍(テジャングン) 8 00:01:06,343 --> 00:01:08,110 密偵には会ったか 9 00:01:08,610 --> 00:01:09,476 はい 10 00:01:10,010 --> 00:01:14,243 国境の村に クムワ先王がいるそうです 11 00:01:15,610 --> 00:01:18,676 なぜ先王が国境の村に? 12 00:01:20,943 --> 00:01:21,610 それは… 13 00:01:36,443 --> 00:01:41,810 戦(いくさ)が迫ったと知り 国境地帯の民はおびえている 14 00:01:43,576 --> 00:01:48,510 今は敵の挑発に迅速に 対処できないのが問題だ 15 00:01:49,610 --> 00:01:52,010 烽火(のろし)台を作っては? 16 00:01:54,976 --> 00:01:57,176 海賊をしていた時 17 00:01:57,276 --> 00:02:01,310 官軍の討伐に備え 煙で危険を知らせました 18 00:02:02,443 --> 00:02:07,143 夜は松明(たいまつ) 昼は煙を 山頂の烽火台で焚(た)けば 19 00:02:07,243 --> 00:02:10,343 中央に急を知らせられます 20 00:02:15,043 --> 00:02:18,276 太先人(テソニン)と大輔(テボ)が話を聞き 21 00:02:18,376 --> 00:02:21,110 全国に烽火台を設置しろ 22 00:02:22,043 --> 00:02:23,776 はい 陛下 23 00:02:25,643 --> 00:02:27,110 プウィヨム将軍 24 00:02:28,110 --> 00:02:32,110 海賊の経験も 大いに役に立つな 25 00:02:40,143 --> 00:02:41,810 王宮の書庫で 26 00:02:41,910 --> 00:02:45,343 高句麗(コグリョ)の創建に関する 記録を読め 27 00:02:45,743 --> 00:02:50,876 多くの人の血と汗により 建国されたと分かるはずだ 28 00:02:52,243 --> 00:02:53,143 はい 29 00:02:54,210 --> 00:02:56,043 陛下 大将軍(テジャングン)です 30 00:02:57,943 --> 00:02:59,010 入れ 31 00:03:06,710 --> 00:03:08,810 国境守備隊は変わりなしか? 32 00:03:09,710 --> 00:03:10,576 はい 33 00:03:11,376 --> 00:03:12,176 陛下 34 00:03:12,543 --> 00:03:17,910 国境守備隊の駐屯地から 扶余(プヨ)側に入ったヤンチョン村に 35 00:03:18,010 --> 00:03:20,810 クムワ先王が 来ているそうです 36 00:03:24,043 --> 00:03:28,210 クムワ先王が 何の用で来ているのだ 37 00:03:29,443 --> 00:03:33,643 扶余(プヨ)全域を回り 民に会っているそうです 38 00:04:19,910 --> 00:04:21,743 ソンジュです 39 00:04:22,076 --> 00:04:23,343 入れ 40 00:04:28,443 --> 00:04:29,210 陛下 41 00:04:29,576 --> 00:04:31,243 外にチュモン王が 42 00:04:36,743 --> 00:04:39,443 どんな用でここに? 43 00:04:40,476 --> 00:04:43,310 国境守備隊の巡視中とか 44 00:04:45,910 --> 00:04:46,943 お通ししろ 45 00:04:47,910 --> 00:04:49,010 はい 陛下 46 00:05:18,743 --> 00:05:20,143 ご挨拶しろ 47 00:05:30,210 --> 00:05:31,410 この子が― 48 00:05:33,143 --> 00:05:33,976 ユリです 49 00:05:50,243 --> 00:05:51,343 お前が… 50 00:05:52,776 --> 00:05:54,876 お前が本当に 51 00:05:55,910 --> 00:05:57,210 ユリなのか? 52 00:05:59,710 --> 00:06:00,510 はい 53 00:06:03,276 --> 00:06:04,643 お前の母親は― 54 00:06:05,743 --> 00:06:06,776 無事でいるか? 55 00:06:09,243 --> 00:06:10,243 はい 56 00:06:20,610 --> 00:06:21,810 私は― 57 00:06:23,843 --> 00:06:28,510 お前とお前の母親に ひどい罪を犯した 58 00:06:30,076 --> 00:06:31,076 私を― 59 00:06:32,843 --> 00:06:34,476 許してくれ 60 00:06:51,976 --> 00:06:55,443 扶余(プヨ)と高句麗(コグリョ)が 同盟を結んだと聞いた 61 00:06:57,276 --> 00:06:58,210 はい 62 00:06:59,710 --> 00:07:00,876 ですが― 63 00:07:01,976 --> 00:07:05,076 内実を伴わない同盟です 64 00:07:06,443 --> 00:07:12,010 テソ王は高句麗(コグリョ)と漢(かん)の間で 実利を得たかっただけ 65 00:07:12,610 --> 00:07:13,676 真の同盟と― 66 00:07:14,676 --> 00:07:16,176 呼べません 67 00:07:22,610 --> 00:07:26,243 漢との戦争が 差し迫っています 68 00:07:27,310 --> 00:07:29,776 今の立場を貫くなら 69 00:07:30,010 --> 00:07:34,576 扶余は大きな損失を 被ることになるでしょう 70 00:07:39,243 --> 00:07:44,943 テソ王と志を共にできるとは 思っていません 71 00:07:45,743 --> 00:07:46,610 ですが― 72 00:07:47,076 --> 00:07:51,410 漢との戦争では 高句麗と扶余が協力すべき 73 00:07:53,376 --> 00:07:57,243 テソ王が正しく 情勢を判断できるよう 74 00:07:57,810 --> 00:08:00,910 陛下が力をお貸しください 75 00:08:04,443 --> 00:08:09,943 私の言葉にテソ王がどれほど 耳を貸すかは分からん 76 00:08:11,110 --> 00:08:14,910 だがチュモン王の気持ちが 伝わるよう 77 00:08:15,776 --> 00:08:17,743 最善を尽くそう 78 00:09:18,576 --> 00:09:19,576 どうだった? 79 00:09:19,876 --> 00:09:22,510 ハクチョン村に移動中です 80 00:09:30,476 --> 00:09:32,676 ハクチョン村からだと― 81 00:09:33,376 --> 00:09:37,776 ソヌ嶺(リョン)を通って 宮殿に戻るはずです 82 00:09:39,643 --> 00:09:41,676 ソヌ嶺(リョン)で決行を 83 00:09:55,910 --> 00:09:57,043 王子様 84 00:10:02,910 --> 00:10:08,510 ソヌ嶺(リョン)で待ち伏せし チュモン大王を奇襲します 85 00:10:13,076 --> 00:10:14,376 王子様 86 00:10:15,243 --> 00:10:18,043 もう後へは引けません 87 00:10:18,943 --> 00:10:22,843 チュモン大王とユリ王子を 殺さねば 88 00:10:23,443 --> 00:10:24,843 我々が死にます 89 00:10:27,676 --> 00:10:32,110 すべては王妃様と 王子様のためです 90 00:10:32,343 --> 00:10:33,610 お忘れなく 91 00:11:00,276 --> 00:11:01,876 ソヌ嶺に来ます 92 00:11:02,610 --> 00:11:03,710 分かった 93 00:11:04,610 --> 00:11:06,710 我々にお任せを 94 00:11:09,143 --> 00:11:10,476 お連れしろ 95 00:11:10,843 --> 00:11:11,710 はい 96 00:11:53,210 --> 00:11:54,910 応戦しろ! 97 00:13:09,576 --> 00:13:12,476 もう叔母様を理解できません 98 00:13:14,810 --> 00:13:17,743 騒ぎを起こすなと頼んだのに 99 00:13:18,343 --> 00:13:20,176 何の真似ですか 100 00:13:20,976 --> 00:13:24,776 王妃様の代わりに 実行したまでです 101 00:13:27,543 --> 00:13:28,810 王妃様 102 00:13:29,543 --> 00:13:34,410 王妃様は手を汚さず 王位を取り戻せるのに 103 00:13:35,110 --> 00:13:36,943 なぜ邪魔するのです? 104 00:13:37,043 --> 00:13:38,443 黙れ たわけ者! 105 00:13:38,943 --> 00:13:39,976 お父様 106 00:13:40,176 --> 00:13:41,443 王妃様 107 00:13:41,743 --> 00:13:43,476 私の手で成敗します 108 00:13:44,076 --> 00:13:45,476 私を殺す前に 109 00:13:45,810 --> 00:13:49,543 首謀者が誰か 調べてみてください 110 00:13:51,976 --> 00:13:55,743 お前たち以外に 首謀者がいるのか 111 00:14:14,810 --> 00:14:16,110 王妃様 112 00:14:18,743 --> 00:14:19,810 ピリュ 113 00:14:21,476 --> 00:14:22,976 王子様 114 00:14:41,876 --> 00:14:46,443 ピリュ王子を 王位に就かせるためでした 115 00:14:47,343 --> 00:14:50,976 お前は王子を利用し 権力を得た後 116 00:14:51,543 --> 00:14:54,910 その王子まで殺し 高みを狙ったはず 117 00:14:57,410 --> 00:14:58,510 お兄様 118 00:14:58,910 --> 00:15:02,676 もっと早くに 見捨てるべきだった 119 00:15:03,843 --> 00:15:07,343 情に流されたことが 悔やまれる 120 00:15:08,443 --> 00:15:12,176 王妃様 何もかも私のせいです 121 00:15:12,410 --> 00:15:14,243 私を罰してください 122 00:15:17,943 --> 00:15:19,010 大使人(テサイン) 123 00:15:20,110 --> 00:15:21,576 はい 王妃様 124 00:15:23,210 --> 00:15:28,776 古雛加(コチュガ)とヤンタク財部皁衣(チェブジョイ)を 高句麗から追放しなさい 125 00:15:37,410 --> 00:15:39,043 高句麗の地に― 126 00:15:41,910 --> 00:15:44,243 再び足を踏み入れたら 127 00:15:45,776 --> 00:15:48,276 私がお二人を成敗します 128 00:16:24,308 --> 00:16:27,343 王妃様がお待ちです 129 00:16:29,143 --> 00:16:30,675 お入りください 130 00:17:12,510 --> 00:17:13,676 かけなさい 131 00:17:42,443 --> 00:17:43,443 本当に― 132 00:17:47,376 --> 00:17:49,810 陛下を殺そうとしたの? 133 00:17:52,610 --> 00:17:57,110 それが母上と私が 助かる道だと思ったのです 134 00:18:00,676 --> 00:18:02,643 お前を信じていたのに 135 00:18:04,210 --> 00:18:08,176 ヤンタクに惑わされるほど 軟弱だったの? 136 00:18:09,610 --> 00:18:13,476 陛下への信頼は その程度だったの? 137 00:18:19,876 --> 00:18:21,610 恐ろしかったのです 138 00:18:22,976 --> 00:18:25,810 ユリに対する父上の眼差しも 139 00:18:27,343 --> 00:18:30,110 母上と私が 捨てられることも… 140 00:18:36,010 --> 00:18:40,843 私が大王になるため どれだけ努力してきたか 141 00:18:41,876 --> 00:18:44,010 ご存じでしょう? 142 00:18:45,676 --> 00:18:47,176 教えてください 143 00:18:48,676 --> 00:18:53,643 私の情熱と努力は 何の価値もなかったのですか 144 00:18:56,343 --> 00:18:57,543 ピリュ 145 00:18:58,876 --> 00:19:03,843 母上が私の将来を一度でも 案じてくださったなら 146 00:19:05,176 --> 00:19:08,943 王妃の座を譲るなどと 言えなかったはず 147 00:19:11,010 --> 00:19:15,943 母上は陛下のためなら 王妃の座を譲れるとしても 148 00:19:16,543 --> 00:19:18,243 私は違います 149 00:19:25,176 --> 00:19:28,810 なぜ母上の選択を 押しつけるのですか 150 00:19:29,576 --> 00:19:34,110 なぜオンジョと私の将来を 遮るのですか 151 00:20:20,610 --> 00:20:25,376 扶余の鍛冶職人に 技術を教えて作らせた― 152 00:20:25,510 --> 00:20:27,076 鋼鉄剣です 153 00:20:42,143 --> 00:20:43,443 どうですか 154 00:20:45,510 --> 00:20:46,810 見事だ 155 00:20:47,476 --> 00:20:48,643 ご苦労だった 156 00:20:49,176 --> 00:20:51,743 これから生産を急げば 157 00:20:51,943 --> 00:20:53,943 高句麗の全兵士に 158 00:20:54,476 --> 00:20:57,576 鋼鉄剣を 持たせられるでしょう 159 00:20:58,876 --> 00:21:03,576 鋼鉄の鎧(よろい)の生産も 問題ないかと 160 00:21:16,710 --> 00:21:21,176 連日 徹夜の作業で 疲れているだろうが 161 00:21:22,710 --> 00:21:24,376 お前たちの苦労が 162 00:21:24,843 --> 00:21:29,276 漢の征伐に向かう 高句麗軍の礎(いしずえ)となるのだ 163 00:21:29,610 --> 00:21:30,843 心して励め 164 00:21:30,976 --> 00:21:33,176 はい 陛下 165 00:22:31,110 --> 00:22:33,810 どこへ おいでだったんですか 166 00:22:35,110 --> 00:22:36,210 何ですか 167 00:22:36,976 --> 00:22:39,843 大王陛下がお探しです 168 00:22:52,276 --> 00:22:53,276 何事だ? 169 00:22:54,310 --> 00:22:58,176 ヨンチェリョン古雛加(コチュガ)と ヤンタク財部皁衣(チェブジョイ)を追放に 170 00:22:59,676 --> 00:23:00,910 追放だって? 171 00:23:01,076 --> 00:23:02,676 なぜだ 何の罪で? 172 00:23:04,910 --> 00:23:06,276 謀反です 173 00:23:08,243 --> 00:23:09,443 謀反… 174 00:23:10,976 --> 00:23:14,310 誰も知りません 口外しないように 175 00:23:24,543 --> 00:23:25,910 大王陛下 176 00:23:26,010 --> 00:23:27,743 王妃様がおいでです 177 00:23:29,410 --> 00:23:30,576 お通ししろ 178 00:23:30,943 --> 00:23:32,110 はい 陛下 179 00:23:46,076 --> 00:23:47,276 かけなさい 180 00:24:00,876 --> 00:24:03,376 鉄器工場も稼動を再開し 181 00:24:03,643 --> 00:24:08,210 出陣の準備は順調だが 1つ問題がある 182 00:24:10,676 --> 00:24:11,943 何ですか 183 00:24:14,576 --> 00:24:17,543 荇人(ヘンイン) 及び北沃沮(プゴクチョ)との 連合により 184 00:24:17,976 --> 00:24:20,476 兵糧が足りなくなりそうだ 185 00:24:23,643 --> 00:24:26,176 兵糧を確保するため― 186 00:24:27,676 --> 00:24:30,510 南方に商団を 送るつもりでした 187 00:24:32,843 --> 00:24:33,776 では― 188 00:24:34,110 --> 00:24:39,243 兵糧と軍需物資の補給は そなたに任せよう 189 00:24:41,310 --> 00:24:42,176 はい 190 00:24:46,076 --> 00:24:48,143 顔が晴れないが 191 00:24:48,910 --> 00:24:50,410 何かあったか 192 00:24:56,176 --> 00:24:57,210 ソソノ 193 00:25:02,643 --> 00:25:03,676 陛下 194 00:25:07,676 --> 00:25:10,510 ヨンチェリョン古雛加(コチュガ)と ヤンタク財部皁衣(チェブジョイ)を 195 00:25:13,010 --> 00:25:14,843 国外に追放しました 196 00:25:21,776 --> 00:25:24,343 許可も得ずに決定したこと― 197 00:25:25,676 --> 00:25:26,843 お許しを 198 00:25:30,543 --> 00:25:33,043 そなたの判断を信じるが 199 00:25:34,876 --> 00:25:37,843 古雛加はそなたの親戚 200 00:25:38,810 --> 00:25:41,543 どんな罪で追放したのだ? 201 00:25:45,476 --> 00:25:46,510 二人は― 202 00:25:47,910 --> 00:25:52,043 高句麗に騒動をもたらす 大罪を犯しました 203 00:26:00,010 --> 00:26:02,676 二度と起きぬようにします 204 00:26:04,176 --> 00:26:09,043 陛下は漢との戦争の準備に 全力を注いでください 205 00:26:26,676 --> 00:26:28,710 最近は何をしてるの? 206 00:26:29,276 --> 00:26:33,776 高句麗の建国に関する 記録を読んでいます 207 00:26:36,343 --> 00:26:37,710 その記録には― 208 00:26:37,943 --> 00:26:40,043 父上が建国のために 209 00:26:40,143 --> 00:26:43,876 どれほど苦労したか 書かれています 210 00:26:49,443 --> 00:26:53,810 父上への誤解を解く きっかけになりました 211 00:26:57,476 --> 00:26:58,543 ユリ 212 00:26:59,510 --> 00:27:00,376 はい 213 00:27:01,376 --> 00:27:03,110 私とお前の存在は― 214 00:27:04,143 --> 00:27:07,976 建国に邁進してきた高句麗に 215 00:27:08,776 --> 00:27:10,943 大混乱をもたらすやも 216 00:27:13,743 --> 00:27:15,843 振る舞いに気をつけ 217 00:27:15,943 --> 00:27:20,310 陛下に迷惑をかけないように 218 00:27:22,043 --> 00:27:23,543 分かりましたか 219 00:27:25,843 --> 00:27:26,743 はい 220 00:28:00,876 --> 00:28:02,576 恐ろしかったのです 221 00:28:03,943 --> 00:28:06,743 ユリに対する父上の眼差しも 222 00:28:08,310 --> 00:28:10,943 母上と私が 捨てられることも… 223 00:28:13,510 --> 00:28:18,310 私が大王になるため どれだけ努力してきたか 224 00:28:19,410 --> 00:28:21,410 ご存じでしょう? 225 00:28:23,810 --> 00:28:29,543 母上が私の将来を一度でも 案じてくださったなら 226 00:28:30,043 --> 00:28:33,276 王妃の座を譲るなどと 言えなかったはず 227 00:28:35,110 --> 00:28:40,243 母上は陛下のためなら 王妃の座を譲れるとしても 228 00:28:41,876 --> 00:28:43,576 私は違います 229 00:28:50,110 --> 00:28:53,743 なぜ母上の選択を 押しつけるのですか 230 00:28:54,476 --> 00:28:58,976 なぜオンジョと私の将来を 遮るのですか 231 00:29:18,776 --> 00:29:19,543 王妃様 232 00:29:33,676 --> 00:29:35,376 ピリュの絶望が― 233 00:29:38,810 --> 00:29:41,510 これほど深かったとは 234 00:29:46,443 --> 00:29:48,110 子供たちの心を― 235 00:29:51,343 --> 00:29:54,610 察してあげられませんでした 236 00:29:58,410 --> 00:30:00,443 ユリ王子の存在に― 237 00:30:03,810 --> 00:30:07,143 どれほど大きな衝撃を 受けたか 238 00:30:10,176 --> 00:30:12,643 気づきませんでした 239 00:30:17,443 --> 00:30:19,143 何も知らないまま― 240 00:30:24,743 --> 00:30:27,643 すべて捨てろと 強いていました 241 00:30:32,310 --> 00:30:37,810 いつかは王子たちも 王妃様の気持ちが分かります 242 00:30:41,943 --> 00:30:45,310 私は何を成そうと したのでしょう 243 00:30:48,443 --> 00:30:51,310 ピリュの心を傷つけながら 244 00:30:53,843 --> 00:30:56,843 何を成そうとしていたのか… 245 00:30:59,743 --> 00:31:00,910 王妃様 246 00:31:01,943 --> 00:31:04,010 どうすればよいのですか 247 00:31:06,743 --> 00:31:09,776 どうすれば 陛下と高句麗に仕え 248 00:31:12,010 --> 00:31:14,876 子供も守れるのでしょうか 249 00:31:17,976 --> 00:31:19,643 一体 どうすれば― 250 00:31:22,210 --> 00:31:24,643 怒りと絶望の淵にいる― 251 00:31:26,110 --> 00:31:28,410 ピリュを守れますか 252 00:31:30,843 --> 00:31:32,376 王妃様の苦しみを 253 00:31:34,410 --> 00:31:37,743 察することなど 私にはできません 254 00:31:39,476 --> 00:31:40,476 ですが― 255 00:31:42,243 --> 00:31:47,810 この年寄りは 天が何か思うところがあって 256 00:31:47,910 --> 00:31:52,676 この試練を王妃様に 与えたと信じたいのです 257 00:32:22,610 --> 00:32:24,043 大王陛下 258 00:32:24,143 --> 00:32:25,510 大輔(テボ)です 259 00:32:27,876 --> 00:32:28,876 入れ 260 00:32:37,143 --> 00:32:38,176 かけろ 261 00:32:45,276 --> 00:32:46,510 どうした? 262 00:32:48,476 --> 00:32:52,543 ヨンチェリョン古雛加と ヤンタクが追放に 263 00:32:59,176 --> 00:33:00,476 王妃に聞いた 264 00:33:01,476 --> 00:33:03,510 理由もご存じですか 265 00:33:13,110 --> 00:33:14,076 申してみよ 266 00:33:16,276 --> 00:33:17,943 謀反を企てたのです 267 00:33:20,510 --> 00:33:21,476 謀反だと? 268 00:33:22,776 --> 00:33:24,510 ヤンタクと古雛加は― 269 00:33:24,876 --> 00:33:27,909 陛下の殺害を試みましたが 270 00:33:28,409 --> 00:33:30,943 王妃様が制圧したそうです 271 00:33:31,710 --> 00:33:34,909 そのために追放されたのです 272 00:33:43,443 --> 00:33:44,909 他に知る者は? 273 00:33:46,476 --> 00:33:47,476 まだ― 274 00:33:48,110 --> 00:33:49,143 私だけです 275 00:33:50,909 --> 00:33:52,409 決して漏らすな 276 00:33:52,943 --> 00:33:54,376 ですが 陛下 277 00:33:55,076 --> 00:33:57,842 これは重大な事件です 278 00:33:58,676 --> 00:34:03,376 二人を追放した 王妃の気持ちが分からぬのか 279 00:34:04,443 --> 00:34:06,275 王妃もつらいだろう 280 00:34:06,876 --> 00:34:10,243 事が大きくなり 内紛が生じるのは― 281 00:34:10,342 --> 00:34:11,643 私も望まん 282 00:34:16,310 --> 00:34:17,510 分かりました 283 00:34:27,843 --> 00:34:28,810 太守(たいしゅ)様 284 00:34:29,243 --> 00:34:30,010 どうした? 285 00:34:30,176 --> 00:34:34,910 高句麗は支障なく 武器を生産しているそうです 286 00:34:35,976 --> 00:34:39,343 鍛冶職人を殺したのに どうやって? 287 00:34:39,810 --> 00:34:42,910 扶余の職人が 作っているそうです 288 00:34:44,010 --> 00:34:45,843 それは確かか? 289 00:34:46,476 --> 00:34:47,410 はい 290 00:34:47,643 --> 00:34:52,143 チュモン王に求められ テソ王が送ったとか 291 00:34:52,643 --> 00:34:55,643 扶余は漢との関係を 維持したいと言って 292 00:34:56,110 --> 00:34:57,676 欺いたのです 293 00:34:58,443 --> 00:35:02,910 初めから太守様を 利用する魂胆だったのです 294 00:35:04,443 --> 00:35:06,210 私を欺くとは! 295 00:35:06,610 --> 00:35:08,810 テソめ おのれ! 296 00:35:21,276 --> 00:35:26,343 お酒ばかり飲んでないで 外の空気でも吸っては? 297 00:35:27,676 --> 00:35:30,743 あの雷をお前も見ただろう 298 00:35:31,743 --> 00:35:37,043 マウリョン巫女(みこ)が目の前に ちらつき 外に出られん 299 00:35:37,510 --> 00:35:39,776 雷が落ちてきそうなのだ 300 00:35:40,776 --> 00:35:41,676 では― 301 00:35:42,043 --> 00:35:44,443 一生 外に出ない気ですか? 302 00:35:46,010 --> 00:35:50,610 眠ればチュモンが 夢に現れて首を絞める 303 00:35:52,243 --> 00:35:53,376 テマジン 304 00:35:53,810 --> 00:35:55,676 生きた心地がしない 305 00:35:55,976 --> 00:35:57,843 どうすればいいのだ? 306 00:36:06,843 --> 00:36:08,143 何ですか? 307 00:36:08,576 --> 00:36:10,810 陛下がお呼びです 308 00:36:22,543 --> 00:36:24,043 お呼びですか 309 00:36:27,710 --> 00:36:30,276 昼間から酔っているのか 310 00:36:33,810 --> 00:36:34,643 かけろ 311 00:36:44,376 --> 00:36:46,876 いつまでフラフラしてる 312 00:36:47,510 --> 00:36:49,476 いい加減 目を覚ませ 313 00:36:55,110 --> 00:36:58,576 今 父上がどこにおいでか 知ってるか 314 00:36:59,943 --> 00:37:01,176 知りません 315 00:37:03,010 --> 00:37:06,743 父上は国境の村を回りながら 316 00:37:07,243 --> 00:37:10,610 民の悩みを 聞いていらっしゃる 317 00:37:12,143 --> 00:37:16,176 病を押して 扶余に尽くしておいでなのだ 318 00:37:22,143 --> 00:37:25,243 酒びたりの日々を送らず 319 00:37:25,343 --> 00:37:27,076 父上のお供をしろ 320 00:37:27,176 --> 00:37:28,510 お供をしながら 321 00:37:29,110 --> 00:37:32,143 扶余のために 何ができるかを学べ 322 00:37:33,410 --> 00:37:37,376 僻地(へきち)の村を 放浪しろというのですか 323 00:37:38,210 --> 00:37:40,943 病身の父上もなさっている 324 00:37:41,410 --> 00:37:42,643 今すぐ発て 325 00:37:43,310 --> 00:37:44,210 陛下 326 00:37:44,510 --> 00:37:46,110 これは王命だ 327 00:37:47,143 --> 00:37:51,110 王命に背いたら 決して許さんぞ 328 00:38:50,843 --> 00:38:53,676 大将軍(テジャングン)には かないません 329 00:38:54,743 --> 00:38:55,976 いいえ 330 00:38:56,076 --> 00:38:59,376 武術大会の時より 上達なさいました 331 00:39:00,143 --> 00:39:03,076 私が修練のお手伝いをします 332 00:39:05,043 --> 00:39:06,143 ありがとう 333 00:39:19,043 --> 00:39:20,643 武芸の修練か 334 00:39:21,376 --> 00:39:22,243 はい 335 00:39:23,543 --> 00:39:27,676 ユリ王子様と 手合わせなさいますか 336 00:39:31,076 --> 00:39:34,543 どうせ結果は 目に見えています 337 00:39:36,410 --> 00:39:38,543 ユリには かなわない 338 00:39:41,876 --> 00:39:45,443 私の武芸は まったくの自己流です 339 00:39:46,243 --> 00:39:48,243 ご指導ください 340 00:39:49,410 --> 00:39:50,443 いや 341 00:39:51,310 --> 00:39:53,910 私はもう武芸に興味がない 342 00:39:55,743 --> 00:39:57,276 お前は修練に励み 343 00:39:57,376 --> 00:40:00,676 漢との戦争で大手柄を立てろ 344 00:40:13,276 --> 00:40:17,910 機嫌が悪そうだけど 何かあったんですか 345 00:40:18,810 --> 00:40:20,310 分からない 346 00:40:37,410 --> 00:40:39,010 お願いがございます 347 00:40:40,943 --> 00:40:42,043 何だ? 348 00:40:44,376 --> 00:40:49,576 兵糧を確保しに行く 商団の準備が整いました 349 00:40:51,376 --> 00:40:52,643 商団の引率は― 350 00:40:53,810 --> 00:40:56,210 ピリュとオンジョにお任せを 351 00:40:58,710 --> 00:41:03,610 南方との交易は 海路の危険が伴うではないか 352 00:41:04,176 --> 00:41:08,210 あえて二人を送る理由でも あるのか 353 00:41:11,043 --> 00:41:13,810 十分に耐えられる危険です 354 00:41:15,743 --> 00:41:17,176 ご許可を 355 00:41:23,243 --> 00:41:25,010 いいようにしなさい 356 00:41:35,610 --> 00:41:37,843 お連れしました 357 00:41:54,310 --> 00:41:56,176 お前たちに任務を与える 358 00:42:02,843 --> 00:42:04,943 兵糧を確保すべく― 359 00:42:05,976 --> 00:42:09,043 商団を南方へと派遣する 360 00:42:11,443 --> 00:42:12,976 ピリュとオンジョが 361 00:42:14,443 --> 00:42:16,243 商団を率いなさい 362 00:42:17,643 --> 00:42:18,643 王妃様 363 00:42:19,110 --> 00:42:23,143 商団はケピル古雛加が 率いるのでは? 364 00:42:24,076 --> 00:42:25,443 下がってて 365 00:42:30,910 --> 00:42:31,710 ピリュ 366 00:42:32,810 --> 00:42:33,476 はい 367 00:42:35,343 --> 00:42:37,643 困難な旅になるでしょう 368 00:42:39,076 --> 00:42:44,776 でも情熱を持って高句麗に 尽くしてきたお前なら 369 00:42:45,876 --> 00:42:48,476 十分に任務を果たせるわ 370 00:42:51,310 --> 00:42:52,043 オンジョ 371 00:42:53,510 --> 00:42:55,143 はい 母上 372 00:42:56,376 --> 00:42:57,910 険しい道のりよ 373 00:42:59,043 --> 00:43:00,343 行ける? 374 00:43:02,310 --> 00:43:03,443 行きます 375 00:43:06,676 --> 00:43:07,843 発ちなさい 376 00:43:22,010 --> 00:43:23,010 王妃様 377 00:43:23,810 --> 00:43:26,343 意図が分かりません 378 00:43:27,310 --> 00:43:31,743 なぜ王子様を 危険な旅に行かせるのですか 379 00:43:32,610 --> 00:43:33,543 大使人(テサイン) 380 00:43:34,410 --> 00:43:35,176 はい 381 00:43:36,310 --> 00:43:38,376 私はピリュとオンジョに 382 00:43:39,776 --> 00:43:42,543 広い世界を見せたいの 383 00:43:52,310 --> 00:43:56,776 クムワ先王が国境の村を 視察中だそうです 384 00:43:59,410 --> 00:44:00,310 確かか 385 00:44:00,810 --> 00:44:01,476 はい 386 00:44:20,143 --> 00:44:24,676 穀物を収穫できる土地は なさそうだが 387 00:44:25,010 --> 00:44:27,310 どう生計を立てている? 388 00:44:27,610 --> 00:44:32,510 夏は薬材を売って 食いつないでいますが 389 00:44:32,843 --> 00:44:35,310 冬は飢える者が大勢います 390 00:44:36,476 --> 00:44:41,176 テソ陛下が穀物を くださってはいますが 391 00:44:41,743 --> 00:44:44,276 冬を越すのは大変です 392 00:44:47,376 --> 00:44:51,543 役人が食糧を 横流ししているそうです 393 00:44:51,843 --> 00:44:55,776 私たちの苦しい実情を 知らせてください 394 00:44:57,610 --> 00:44:58,610 よし 395 00:44:59,176 --> 00:45:00,376 分かった 396 00:45:02,876 --> 00:45:03,910 陛下! 397 00:45:08,843 --> 00:45:12,376 息子から 差し上げたい物がございます 398 00:45:31,743 --> 00:45:35,676 自分で釣った魚を 陛下に捧げたいと 399 00:45:40,710 --> 00:45:42,043 ありがたい 400 00:45:54,876 --> 00:45:55,710 陛下 401 00:45:56,343 --> 00:45:57,943 ヨンポ様です 402 00:46:13,510 --> 00:46:14,976 父上 403 00:46:32,476 --> 00:46:33,676 さあ 404 00:46:44,910 --> 00:46:46,276 飲みなさい 405 00:46:58,543 --> 00:47:00,810 何というご苦労ですか 406 00:47:01,743 --> 00:47:04,443 もう宮殿に帰りましょう 407 00:47:09,810 --> 00:47:11,210 父上 408 00:47:13,843 --> 00:47:17,576 今ほど 心安らかだったことはない 409 00:47:18,610 --> 00:47:23,110 執着を捨てたら 世の中が見え始めた 410 00:47:24,876 --> 00:47:26,176 ヨンポ 411 00:47:26,776 --> 00:47:28,110 はい 父上 412 00:47:29,043 --> 00:47:33,410 お前の心には まだ未練が残っている 413 00:47:38,276 --> 00:47:39,576 もう執着を― 414 00:47:40,276 --> 00:47:41,976 捨てなさい 415 00:47:42,676 --> 00:47:45,976 私は兄上が恨めしいのです 416 00:47:46,776 --> 00:47:49,676 国のため 働く機会もくれません 417 00:47:51,776 --> 00:47:55,410 執着に満ちた心を 改めなければ 418 00:47:55,643 --> 00:47:57,743 進むべき道は見えない 419 00:47:59,843 --> 00:48:02,743 私と共に国を回ろう 420 00:48:03,210 --> 00:48:06,876 世の中を歩き回り 民の話を聞くうちに 421 00:48:07,710 --> 00:48:09,843 道も見えてくるだろう 422 00:49:16,710 --> 00:49:18,376 陛下 423 00:49:18,610 --> 00:49:20,176 賊です 424 00:49:20,276 --> 00:49:21,576 お逃げください 425 00:49:44,210 --> 00:49:44,976 かかれ! 426 00:50:08,576 --> 00:50:10,843 父上をお連れしろ 427 00:51:10,943 --> 00:51:12,010 父上! 428 00:51:17,376 --> 00:51:18,243 父上 429 00:51:24,576 --> 00:51:25,910 父上 430 00:51:34,443 --> 00:51:35,976 ヨンポ 431 00:51:36,210 --> 00:51:37,476 父上 432 00:51:43,843 --> 00:51:46,643 いまだに 王の世継ぎがいなくて 433 00:51:47,343 --> 00:51:50,410 私の心配は尽きません 434 00:51:56,176 --> 00:51:57,976 天が陛下に 435 00:51:58,643 --> 00:52:02,510 子供1人授けてくださらず 残念です 436 00:52:03,276 --> 00:52:05,810 どうすればいいのやら… 437 00:52:09,243 --> 00:52:14,776 側室たちも懐妊しないので なす術(すべ)がありません 438 00:52:16,943 --> 00:52:19,810 太后様! 439 00:52:20,043 --> 00:52:22,210 一大事です 440 00:52:22,310 --> 00:52:23,576 何事ですか 441 00:52:24,376 --> 00:52:29,810 先王陛下が凶事に遭われ 宮殿に戻られました 442 00:52:31,310 --> 00:52:33,210 凶事に遭った? 443 00:52:33,443 --> 00:52:35,210 どういうことですか 444 00:52:35,543 --> 00:52:40,310 国境の村で刺客に 奇襲を受けたそうです 445 00:52:40,743 --> 00:52:43,543 こんなことがあるとは… 446 00:53:02,776 --> 00:53:03,943 母上 447 00:53:15,610 --> 00:53:16,910 陛下 448 00:53:21,310 --> 00:53:22,343 母上 449 00:53:24,176 --> 00:53:25,410 大丈夫よ 450 00:53:31,476 --> 00:53:32,610 陛下 451 00:53:34,010 --> 00:53:35,610 私に償いながら― 452 00:53:36,410 --> 00:53:40,310 余生を送ると 言ったではありませんか 453 00:53:42,443 --> 00:53:44,576 目を開けてください 454 00:53:46,543 --> 00:53:50,310 私の恨み言と愚痴を 聞いてください 455 00:54:07,510 --> 00:54:08,510 父上! 456 00:54:23,543 --> 00:54:24,876 陛下 457 00:54:26,010 --> 00:54:27,276 はい 父上 458 00:54:30,743 --> 00:54:31,910 私は… 459 00:54:37,410 --> 00:54:39,076 若い頃に― 460 00:54:42,243 --> 00:54:44,910 抱いていた自分の夢を 461 00:54:45,243 --> 00:54:48,010 ついに果たせなかった 462 00:54:49,276 --> 00:54:51,310 私は扶余を― 463 00:54:53,043 --> 00:54:56,710 強大な国にし 464 00:54:57,543 --> 00:55:00,576 漢を倒したかった 465 00:55:02,143 --> 00:55:05,743 私の願いを かなえてくれる人は― 466 00:55:09,443 --> 00:55:11,243 陛下しかいない 467 00:55:12,510 --> 00:55:15,210 必ず願いをかなえます 468 00:55:15,810 --> 00:55:18,676 父上 しっかりしてください 469 00:55:24,176 --> 00:55:25,610 陛下 470 00:55:32,243 --> 00:55:37,676 高句麗と 力を合わせねばなりません 471 00:55:39,743 --> 00:55:41,276 さもなくば 472 00:55:44,576 --> 00:55:48,410 漢を倒すことは― 473 00:55:48,910 --> 00:55:50,710 できません 474 00:56:24,976 --> 00:56:25,843 父上 475 00:56:27,576 --> 00:56:29,776 父上! 476 00:56:30,643 --> 00:56:31,443 陛下 477 00:56:31,543 --> 00:56:32,843 父上! 478 00:56:38,810 --> 00:56:40,810 陛下! 479 00:57:12,010 --> 00:57:13,943 長安(ちょうあん)からの援軍は― 480 00:57:14,310 --> 00:57:17,543 数日以内に遼東(りょうとう)城に着きます 481 00:57:19,176 --> 00:57:23,510 最初に5000人 続けて2万の兵が来るとか 482 00:57:24,343 --> 00:57:27,076 援軍が遼東(りょうとう)に着く前に 483 00:57:27,676 --> 00:57:30,076 先制攻撃をしかけては? 484 00:57:32,376 --> 00:57:35,876 大輔(テボ)は 荇人(ヘンイン)国と北沃沮(プゴクチョ)に連絡し 485 00:57:35,976 --> 00:57:37,043 連合軍を― 486 00:57:38,343 --> 00:57:40,510 チェリョン平原に集めろ 487 00:57:41,476 --> 00:57:42,643 はい 陛下 488 00:57:46,176 --> 00:57:48,543 陛下 大将軍が参りました 489 00:57:49,776 --> 00:57:50,710 通せ 490 00:57:51,476 --> 00:57:52,643 はい 陛下 491 00:58:00,576 --> 00:58:01,443 陛下 492 00:58:02,343 --> 00:58:05,343 クムワ先王が 逝去したそうです 493 00:58:16,076 --> 00:58:18,143 国境の村で見た限りでは― 494 00:58:19,110 --> 00:58:21,043 小康を保っておられた 495 00:58:22,443 --> 00:58:25,543 逝去なさったとは 信じられない 496 00:58:26,443 --> 00:58:28,343 漢の刺客が奇襲を 497 00:58:42,443 --> 00:58:43,176 太先人(テソニン) 498 00:58:44,310 --> 00:58:45,143 はい 499 00:58:45,976 --> 00:58:47,243 今すぐ― 500 00:58:48,910 --> 00:58:52,176 弔問の使節団を扶余に送れ 501 00:58:54,043 --> 00:58:56,376 はい 陛下 502 00:59:45,543 --> 00:59:50,276 援軍を率いてきた チョン将軍と諸将です 503 00:59:51,776 --> 00:59:53,010 よくいらした 504 00:59:53,510 --> 00:59:57,510 懐遠鎮(かいえんちん)に駐屯中の兵も こちらに来ます 505 01:00:00,510 --> 01:00:01,376 太守様が― 506 01:00:01,810 --> 01:00:05,810 クムワ先王を殺したと 聞きました 507 01:00:06,543 --> 01:00:11,310 高句麗と扶余が手を結べば 手ごわくなるのでは? 508 01:00:12,443 --> 01:00:13,943 心配無用です 509 01:00:14,343 --> 01:00:18,210 皇帝陛下の支援が あるのですから 510 01:00:18,843 --> 01:00:23,176 私はこの戦争で チュモン王とテソ王を殺し 511 01:00:23,810 --> 01:00:27,743 扶余と高句麗を 皇帝陛下に捧げます 512 01:00:36,210 --> 01:00:38,276 お呼びですか 513 01:00:41,643 --> 01:00:43,143 大使者(テサジャ) 514 01:00:44,043 --> 01:00:45,810 はい 陛下 515 01:00:47,310 --> 01:00:48,410 私は― 516 01:00:49,443 --> 01:00:54,110 高句麗に行き チュモン王に会うつもりだ 517 01:00:55,543 --> 01:00:56,810 大使者(テサジャ)も 518 01:00:57,643 --> 01:00:58,976 同行してくれ 519 01:01:20,110 --> 01:01:21,310 母上 520 01:01:23,076 --> 01:01:24,210 オンジョ 521 01:01:24,843 --> 01:01:28,143 任務を果たしてきました 522 01:01:30,410 --> 01:01:31,776 ご苦労でした 523 01:01:33,310 --> 01:01:35,276 ご苦労さまでした 524 01:01:35,543 --> 01:01:39,176 今回 成功を 収められたのは― 525 01:01:39,276 --> 01:01:42,776 ピリュ王子様の 能力のおかげです 526 01:01:43,376 --> 01:01:45,176 ピリュ王子様は― 527 01:01:45,276 --> 01:01:49,510 王妃様の商才を そっくり受け継がれました 528 01:02:07,076 --> 01:02:08,076 それで― 529 01:02:09,310 --> 01:02:11,843 南方地域を見た感想は? 530 01:02:12,943 --> 01:02:16,510 広大で肥沃な土地に 驚きました 531 01:02:17,476 --> 01:02:22,343 気候も温暖で ここより暮らしやすそうです 532 01:02:24,343 --> 01:02:25,243 ええ 533 01:02:26,276 --> 01:02:27,643 そうでしょう 534 01:02:29,476 --> 01:02:33,443 いつか私たちが 根を下ろす場所よ 535 01:02:35,543 --> 01:02:38,076 どういうことですか 536 01:02:39,810 --> 01:02:41,110 時が来たら 537 01:02:41,943 --> 01:02:43,543 分かるわ 538 01:02:52,010 --> 01:02:52,676 陛下 539 01:02:58,176 --> 01:02:59,210 どうした? 540 01:03:00,976 --> 01:03:04,643 扶余からテソ王が参りました 541 01:03:11,110 --> 01:03:14,110 漢の密偵の目を避けるために 542 01:03:14,710 --> 01:03:17,976 お供は大使者(テサジャ)と 護衛総官のみだと 543 01:03:59,476 --> 01:04:04,176 先の王のご逝去 お悔やみ申し上げます 544 01:04:05,110 --> 01:04:07,510 使節団まで送ってくれた― 545 01:04:07,943 --> 01:04:11,076 チュモン王のご配慮は 忘れません 546 01:04:20,110 --> 01:04:21,376 本当に― 547 01:04:21,543 --> 01:04:23,710 テソ王が来たのか 548 01:04:23,910 --> 01:04:26,243 静かにしてくださいよ 549 01:04:26,910 --> 01:04:31,210 大使者を連れて お忍びで来たそうです 550 01:04:31,410 --> 01:04:33,043 どんな用件で? 551 01:04:33,143 --> 01:04:34,810 一体 何の用だ? 552 01:04:35,176 --> 01:04:37,276 分かるわけないでしょ 553 01:04:37,376 --> 01:04:39,476 どんな芝居を打つ気だか… 554 01:04:42,876 --> 01:04:48,376 芝居を打つために 王が自ら高句麗に来るか? 555 01:04:50,010 --> 01:04:53,576 何か大事(だいじ)が起きそうだな 556 01:04:54,176 --> 01:04:56,043 大事が… 557 01:05:05,076 --> 01:05:09,276 高句麗まで お忍びでいらした理由は? 558 01:05:11,610 --> 01:05:12,976 先王の遺志を― 559 01:05:13,776 --> 01:05:16,010 継ぎに来ました 560 01:05:20,810 --> 01:05:21,810 私は― 561 01:05:22,943 --> 01:05:24,943 チュモン王と共に 562 01:05:25,876 --> 01:05:28,976 漢を征伐する戦略を立てたい 563 01:05:33,843 --> 01:05:36,510 高句麗と同盟を結んだのは― 564 01:05:37,010 --> 01:05:40,876 危機を克服し 実利を得るためでした 565 01:05:41,910 --> 01:05:42,910 だが― 566 01:05:43,476 --> 01:05:46,076 今の提案に下心はない 567 01:05:46,510 --> 01:05:48,343 信じてください 568 01:05:50,543 --> 01:05:52,576 私は漢を征伐し 569 01:05:53,543 --> 01:05:57,210 亡くなった先王の恨みを 晴らしたい 570 01:05:59,743 --> 01:06:01,910 賢明なご判断です 571 01:06:02,676 --> 01:06:04,943 高句麗と扶余が 力を合わせれば 572 01:06:05,176 --> 01:06:08,443 漢を征伐できるでしょう 573 01:06:11,010 --> 01:06:15,243 今の扶余の戦力が 役に立つかどうか… 574 01:06:15,776 --> 01:06:21,043 扶余は戦争に必要な 軍需物資も兵糧も足りません 575 01:06:21,843 --> 01:06:26,143 兵力も高句麗とは 比べ物にならない 576 01:06:27,610 --> 01:06:28,676 高句麗は― 577 01:06:29,343 --> 01:06:33,010 遼東(りょうとう)を征伐する準備を 終えました 578 01:06:33,610 --> 01:06:35,210 兵糧と軍需物資も 579 01:06:35,343 --> 01:06:39,743 扶余の分まで 十分に用意しました 580 01:06:41,376 --> 01:06:42,710 護衛大将 581 01:06:46,343 --> 01:06:47,343 はい 陛下 582 01:06:47,476 --> 01:06:51,043 重臣を呼び 作戦用の地図を持ってこい 583 01:06:52,143 --> 01:06:53,310 はい 陛下 584 01:07:02,143 --> 01:07:06,410 遼東の地形と軍営の配置を 記した地図です 585 01:07:11,510 --> 01:07:15,310 これを完成させるため 大勢の密偵が 586 01:07:15,476 --> 01:07:17,776 命懸けで漢に入りました 587 01:07:18,243 --> 01:07:22,710 任務の途中で死んだ密偵も 数十人に上ります 588 01:07:23,476 --> 01:07:28,176 高句麗と扶余の合流が 漢の脅威となるのは― 589 01:07:28,810 --> 01:07:33,310 この戦争の要衝地を 扶余が占めているため 590 01:07:33,943 --> 01:07:34,975 そうです 591 01:07:36,010 --> 01:07:40,343 この2か所に連合軍を置いて 後方を支援し 592 01:07:40,910 --> 01:07:45,376 この遼東平原で 漢軍と全面戦争を行います 593 01:07:48,843 --> 01:07:53,243 作戦はすべて チュモン大王に任せます 594 01:07:55,876 --> 01:07:59,876 今回の戦争を 必ず勝利に導いてください 595 01:08:03,609 --> 01:08:06,276 我々が心を一つにした今こそ 596 01:08:06,943 --> 01:08:12,176 古朝鮮(コジョソン)の領土を取り戻し 遼東を征伐する好機です 597 01:08:13,410 --> 01:08:14,276 大将軍 598 01:08:15,143 --> 01:08:16,042 はい 陛下 599 01:08:17,042 --> 01:08:19,576 ただちに先制攻撃を行う 600 01:08:19,843 --> 01:08:21,010 出陣の準備を 601 01:08:21,542 --> 01:08:22,743 はい 陛下 602 01:08:57,276 --> 01:09:00,876 古朝鮮(コジョソン)の栄光と タムル軍の誇りを継ぐ― 603 01:09:01,910 --> 01:09:04,343 偉大なる高句麗の兵士よ 604 01:09:04,542 --> 01:09:08,109 千年 万年続く 高句麗の戦いは― 605 01:09:08,410 --> 01:09:10,076 まだ終わっていない 606 01:09:10,643 --> 01:09:15,743 今までは実利を得るべく 漢と手を携えてきたが 607 01:09:16,143 --> 01:09:18,376 もはや漢は扶余の敵だ 608 01:09:19,110 --> 01:09:19,676 私は― 609 01:09:21,310 --> 01:09:25,543 命尽きるその日まで 偉大な高句麗の兵と共に 610 01:09:26,876 --> 01:09:31,276 漢の心臓に向かって 突き進んでいく 611 01:09:39,143 --> 01:09:40,343 かかれ! 612 01:09:50,210 --> 01:09:53,210 日本語字幕 小川 昌代