1 00:00:00,823 --> 00:00:04,823 最終話 2 00:00:16,990 --> 00:00:19,590 出陣の準備は終えたか 3 00:00:20,090 --> 00:00:21,423 はい 陛下 4 00:00:23,723 --> 00:00:26,856 出陣に先立ち すべきことがある 5 00:00:28,090 --> 00:00:28,956 大輔(テボ) 6 00:00:29,823 --> 00:00:31,056 はい 陛下 7 00:00:34,290 --> 00:00:38,623 高句麗(コグリョ)の出陣を 敵に知られてはならない 8 00:00:39,356 --> 00:00:40,056 左将軍(チャジャングン) 9 00:00:41,223 --> 00:00:42,223 はい 10 00:00:42,456 --> 00:00:47,823 高句麗(コグリョ)に潜入している 漢(かん)の密偵の動きと位置は― 11 00:00:48,190 --> 00:00:49,956 把握しておいたな 12 00:00:50,623 --> 00:00:51,923 出陣の前に 13 00:00:52,490 --> 00:00:54,923 その者たちを全員 捕らえろ 14 00:00:56,056 --> 00:00:57,223 分かりました 15 00:00:59,123 --> 00:01:00,156 動くな! 16 00:01:02,623 --> 00:01:06,156 この者たちを捕らえ 文書を押収しろ! 17 00:01:25,723 --> 00:01:26,390 縛れ! 18 00:01:57,190 --> 00:01:59,490 兵糧の補給状況は? 19 00:01:59,890 --> 00:02:00,856 はい 20 00:02:01,190 --> 00:02:04,123 補給部隊は本軍を追い出発 21 00:02:04,223 --> 00:02:07,123 他の軍需物資も 続けて運びます 22 00:02:07,223 --> 00:02:10,690 扶余(プヨ)軍が使う 兵糧と軍需物資は― 23 00:02:10,823 --> 00:02:13,256 水路を利用して送りました 24 00:02:14,790 --> 00:02:16,223 ご苦労さま 25 00:02:16,923 --> 00:02:22,423 扶余(プヨ)の職人が作った 鋼鉄剣と鎧(よろい)も送りました 26 00:02:23,856 --> 00:02:26,856 全兵士に行き渡らなくても 27 00:02:26,956 --> 00:02:30,056 先鋒隊は武装できるでしょう 28 00:02:30,490 --> 00:02:34,590 この戦争の勝敗は 機動力にかかっている 29 00:02:35,656 --> 00:02:37,656 陛下の本軍に遅れず― 30 00:02:38,123 --> 00:02:43,890 補給部隊が到着しなければ 大変なことになるだろう 31 00:02:45,090 --> 00:02:46,523 気をつけます 32 00:02:48,590 --> 00:02:52,590 大使人(テサイン)は補給部隊を 守る兵の準備を 33 00:02:53,756 --> 00:02:55,223 はい 王妃様 34 00:02:56,890 --> 00:03:02,790 後方の支援軍も終戦まで 敵と剣を交える心構えを持ち 35 00:03:03,190 --> 00:03:05,523 緊張を緩めぬように 36 00:03:05,856 --> 00:03:08,856 遼東(りょうとう)城 37 00:03:09,856 --> 00:03:13,290 この渓谷に 伏兵中の可能性が高い 38 00:03:15,323 --> 00:03:20,356 ワン将軍は扶余(プヨ)の ソムン国境守備隊を攻略しろ 39 00:03:24,790 --> 00:03:28,956 攻撃中に 高句麗(コグリョ)に背後を狙われるかも 40 00:03:29,823 --> 00:03:31,390 心配ありません 41 00:03:31,856 --> 00:03:36,456 密偵によると 高句麗の出陣は1か月後とか 42 00:03:37,023 --> 00:03:42,223 その間に扶余との国境を攻め 敵を撹乱(かくらん)します 43 00:03:44,890 --> 00:03:46,356 妙案です 44 00:03:55,290 --> 00:03:56,323 私は― 45 00:03:57,556 --> 00:03:59,356 高句麗と連合し 46 00:03:59,890 --> 00:04:02,123 遼東(りょうとう)郡を征伐する 47 00:04:07,990 --> 00:04:11,623 本当に高句麗と 力を合わせるのですか 48 00:04:12,923 --> 00:04:18,090 今までは実利を得るべく 漢と手を携えてきたが 49 00:04:19,456 --> 00:04:22,323 もはや漢は扶余の敵だ 50 00:04:23,656 --> 00:04:27,956 漢を倒し 先王の復讐をするのだ 51 00:04:28,256 --> 00:04:29,323 連合は― 52 00:04:29,523 --> 00:04:33,656 扶余の誇りを 捨てるようなものでは? 53 00:04:33,756 --> 00:04:36,390 相手はチュモンですよ 54 00:04:38,523 --> 00:04:39,623 私は― 55 00:04:40,590 --> 00:04:42,723 漢を退けられるなら 56 00:04:43,423 --> 00:04:45,356 誰とでも手を結ぶ 57 00:04:50,223 --> 00:04:51,690 ヨンポは― 58 00:04:51,890 --> 00:04:55,556 この戦争で左将軍(チャジャングン)を務め 私を補佐せよ 59 00:04:57,023 --> 00:04:58,256 はい 陛下 60 00:05:02,190 --> 00:05:03,056 陛下 61 00:05:03,490 --> 00:05:08,556 漢の奇襲を受け ソムンの国境が破られました 62 00:05:19,623 --> 00:05:23,790 漢軍は扶余を 攻略しようとするでしょう 63 00:05:25,690 --> 00:05:26,756 ならば― 64 00:05:27,256 --> 00:05:32,023 連合軍が遼東(りょうとう)に進撃する 戦略も変更すべきでは? 65 00:05:33,056 --> 00:05:34,190 いいえ 66 00:05:34,490 --> 00:05:37,690 高句麗軍は遼東(りょうとう)に進撃し 67 00:05:37,890 --> 00:05:41,123 要衝地を占領していきます 68 00:05:41,923 --> 00:05:46,223 テソ王は 敵の撹乱作戦に動揺せず― 69 00:05:48,656 --> 00:05:51,423 この地点に進軍してください 70 00:05:57,256 --> 00:05:58,290 陛下 71 00:05:58,723 --> 00:06:03,556 漢軍が攻めてきたなら 早く対策を講じるべきでは? 72 00:06:03,990 --> 00:06:09,023 ソムンの国境から扶余宮まで 5日で着きます 73 00:06:09,123 --> 00:06:11,023 急ぐべきです 74 00:06:13,490 --> 00:06:15,756 動揺せずに聞きなさい 75 00:06:18,656 --> 00:06:22,223 漢軍の先制攻撃は 予想していたこと 76 00:06:22,823 --> 00:06:26,656 チュモン王と 策を立てておいた 77 00:06:26,756 --> 00:06:28,523 私の命令に従え 78 00:06:30,223 --> 00:06:31,023 大将軍(テジャングン) 79 00:06:32,656 --> 00:06:33,823 はい 陛下 80 00:06:34,690 --> 00:06:37,523 今すぐ出陣の準備をせよ 81 00:06:38,523 --> 00:06:40,123 このフクチ― 82 00:06:40,256 --> 00:06:42,456 陛下のご命令に従います 83 00:06:43,590 --> 00:06:46,890 王妃様 陛下が出陣なさいます 84 00:06:47,690 --> 00:06:48,890 お出ましに 85 00:06:51,056 --> 00:06:55,856 チュモンと手を組み 漢と戦争をしに行くのよ 86 00:06:59,556 --> 00:07:02,490 胸に恨みが渦巻いてるのに 87 00:07:03,256 --> 00:07:04,423 私に― 88 00:07:05,756 --> 00:07:10,323 チュモンと手を結ぶ陛下を 見送れというの? 89 00:07:11,456 --> 00:07:16,623 手を結ぶしかない 陛下の心中もお察しください 90 00:07:18,490 --> 00:07:22,490 お恨みは いつか晴らせる日が来ます 91 00:07:23,856 --> 00:07:25,456 お見送りを 92 00:07:42,423 --> 00:07:43,456 母上 93 00:07:44,190 --> 00:07:45,390 行ってきます 94 00:07:46,290 --> 00:07:47,590 陛下 95 00:07:48,156 --> 00:07:50,322 どうかご無事で 96 00:07:53,223 --> 00:07:54,523 ヨンポ 97 00:07:54,990 --> 00:07:57,422 陛下をお助けするのよ 98 00:07:58,322 --> 00:08:00,389 ご心配なく 母上 99 00:08:03,390 --> 00:08:08,756 漢と敵対せねばならぬ今 心穏やかでないだろうが 100 00:08:09,656 --> 00:08:14,090 扶余が生き残る道は これしかないのだ 101 00:08:17,856 --> 00:08:19,490 ご無事でお帰りを 102 00:08:39,856 --> 00:08:42,856 高句麗(コグリョ)軍の陣営 103 00:08:48,756 --> 00:08:52,323 テソ王と扶余軍が 到着しました 104 00:09:13,556 --> 00:09:19,123 予測どおり漢軍が ソムン国境守備隊を攻略した 105 00:09:20,290 --> 00:09:21,623 漢軍は― 106 00:09:21,823 --> 00:09:26,790 我ら連合軍の遼東到着は 把握してないでしょう 107 00:09:27,590 --> 00:09:32,123 その間に連合軍は 遼東城の関門である― 108 00:09:32,956 --> 00:09:36,323 このコヒョン城を 攻撃するのです 109 00:09:37,290 --> 00:09:42,023 コヒョン城は漢軍にとり 大事な要衝地です 110 00:09:42,156 --> 00:09:46,390 占領すれば 敵に大打撃を与えられます 111 00:09:47,556 --> 00:09:49,990 城攻めは困難なものですが 112 00:09:50,223 --> 00:09:53,723 今 コヒョン城にいる兵は 1000人足らず 113 00:09:54,356 --> 00:09:57,090 被害は最小限で済むかと 114 00:09:58,656 --> 00:10:01,456 扶余軍はお疲れでしょう 115 00:10:01,556 --> 00:10:04,290 コヒョン城の攻略は我々が 116 00:10:05,256 --> 00:10:06,290 いや 117 00:10:07,056 --> 00:10:08,790 私が先鋒に立つ 118 00:10:13,090 --> 00:10:14,123 では― 119 00:10:14,890 --> 00:10:16,056 そのように 120 00:10:27,556 --> 00:10:29,190 お元気でしたか 121 00:10:30,090 --> 00:10:31,423 お久しぶり 122 00:10:31,523 --> 00:10:34,890 お目にかかれて光栄です 123 00:10:35,223 --> 00:10:37,056 入りましょう 124 00:10:51,790 --> 00:10:53,990 ワン将軍 率いる遼東軍が 125 00:10:54,123 --> 00:10:57,123 扶余の国境を 攻撃しているとか 126 00:10:58,556 --> 00:11:02,523 高句麗軍を 撹乱するための作戦です 127 00:11:03,156 --> 00:11:06,423 高句麗と扶余は 連合しましたが 128 00:11:06,590 --> 00:11:10,056 私の撹乱策が 功を奏するでしょう 129 00:11:12,156 --> 00:11:14,123 実にお見事 130 00:11:14,256 --> 00:11:15,790 さあ 飲もう 131 00:11:18,890 --> 00:11:20,556 城主様 大変です 132 00:11:21,090 --> 00:11:21,956 何だ? 133 00:11:22,256 --> 00:11:24,690 コヒョン城が敵の手に 134 00:11:25,290 --> 00:11:27,790 敵だと? どこのことだ 135 00:11:28,290 --> 00:11:30,723 高句麗と扶余の連合軍とか 136 00:11:32,023 --> 00:11:33,023 何だと? 137 00:11:36,523 --> 00:11:37,856 何事ですか 138 00:11:38,056 --> 00:11:41,523 高句麗軍の出陣は 1か月後では? 139 00:11:42,490 --> 00:11:44,456 チュモンめ! 140 00:11:44,923 --> 00:11:46,123 おのれ… 141 00:11:46,556 --> 00:11:50,390 密偵からの連絡が 途絶えています 142 00:11:50,590 --> 00:11:54,356 高句麗が偽の情報を流し 殺したのかも 143 00:11:54,756 --> 00:11:57,556 チュモンにだまされました 144 00:12:00,890 --> 00:12:04,823 コヒョン城の状況を 調べてください 145 00:12:05,490 --> 00:12:06,356 はい 146 00:12:18,490 --> 00:12:20,790 後続の援軍から連絡は? 147 00:12:21,756 --> 00:12:22,523 まだ… 148 00:12:23,023 --> 00:12:28,123 遼東城を失えば 長安(ちょうあん)も危険だと伝令を送れ 149 00:12:28,890 --> 00:12:30,256 分かりました 150 00:12:30,890 --> 00:12:33,656 これ以上 敵が 進軍できぬよう― 151 00:12:34,090 --> 00:12:39,256 チン将軍は遼東平原に 軍を進めてください 152 00:12:39,523 --> 00:12:40,790 承知しました 153 00:12:45,323 --> 00:12:46,190 陛下 154 00:12:46,590 --> 00:12:50,323 敵が遼東平原に 軍を進めてきました 155 00:12:54,290 --> 00:12:55,823 扶余軍と会合を 156 00:12:56,423 --> 00:12:57,756 はい 陛下 157 00:13:02,656 --> 00:13:05,723 いよいよ決戦の時が来ました 158 00:13:05,990 --> 00:13:11,790 漢も遼東郡を守るべく 死力を尽くすのは明らか 159 00:13:16,290 --> 00:13:19,490 敵の士気が落ちたとはいえ 160 00:13:19,590 --> 00:13:23,790 まだ兵の数では 我ら連合軍より多い 161 00:13:25,290 --> 00:13:26,390 その上― 162 00:13:26,490 --> 00:13:30,923 長安(ちょうあん)から援軍が加われば 手に負えなくなる 163 00:13:32,223 --> 00:13:35,956 援軍が着く前に 遼東城を掌握しよう 164 00:13:41,223 --> 00:13:44,423 敵軍を混乱させるのが重要 165 00:13:44,523 --> 00:13:50,490 それには3軍に分かれて 攻撃するのがいいでしょう 166 00:13:51,690 --> 00:13:53,256 それがいい 167 00:13:53,923 --> 00:13:57,423 私が中央軍の先鋒に立ち 168 00:13:57,523 --> 00:13:59,956 消炭(ソタン)と煙霧炭(ヨンムタン)で攻撃します 169 00:14:00,456 --> 00:14:01,956 扶余軍は右軍を 170 00:14:02,190 --> 00:14:06,190 オイ大将軍(テジャングン)は左軍を率い 敵を全滅させろ 171 00:14:07,723 --> 00:14:09,023 はい 陛下 172 00:14:10,723 --> 00:14:13,723 遼東(りょうとう)平原 173 00:14:50,256 --> 00:14:52,190 かかれ! 174 00:15:00,123 --> 00:15:01,290 かかれ! 175 00:16:29,923 --> 00:16:32,055 押されております 176 00:16:33,423 --> 00:16:34,423 退却だ 177 00:16:35,590 --> 00:16:36,790 退却だ! 178 00:16:37,090 --> 00:16:38,555 退却しろ! 179 00:16:45,290 --> 00:16:47,156 待て! 180 00:16:52,223 --> 00:16:53,156 逃がさん 181 00:17:38,290 --> 00:17:40,756 止まれ! 182 00:18:25,956 --> 00:18:27,523 ファンジャギョン! 183 00:18:42,556 --> 00:18:43,923 みんな 許せ 184 00:18:56,890 --> 00:18:58,123 貴様 185 00:18:58,790 --> 00:19:00,056 降伏しろ 186 00:19:00,656 --> 00:19:02,990 黙れ 人でなしめ 187 00:19:04,356 --> 00:19:06,356 貴様が降伏しろ 188 00:19:58,790 --> 00:20:02,056 ファンジャギョン… 189 00:20:42,590 --> 00:20:43,323 左将軍(チャジャングン) 190 00:20:44,690 --> 00:20:45,723 ムゴル 191 00:20:51,923 --> 00:20:53,023 ムゴル 192 00:20:58,090 --> 00:20:59,256 兄貴 193 00:21:08,156 --> 00:21:09,156 陛下 194 00:21:13,323 --> 00:21:17,490 ファンジャギョンの首を はねて― 195 00:21:22,556 --> 00:21:23,890 陛下に― 196 00:21:24,690 --> 00:21:27,223 捧げたかったのに 197 00:21:30,623 --> 00:21:31,790 思うように― 198 00:21:34,223 --> 00:21:36,756 いきませんでした 199 00:21:39,123 --> 00:21:40,923 申し訳ありません 200 00:21:51,990 --> 00:21:53,223 兄貴 201 00:21:58,456 --> 00:22:00,123 ありがとう 202 00:22:05,923 --> 00:22:07,623 ありがとう 203 00:22:12,090 --> 00:22:13,290 俺の… 204 00:22:15,823 --> 00:22:17,556 俺の分まで 205 00:22:20,923 --> 00:22:22,856 戦ってくれ 206 00:22:31,923 --> 00:22:33,390 すまない 207 00:22:36,256 --> 00:22:37,723 兄貴 208 00:22:41,556 --> 00:22:42,990 しっかりしろ 209 00:22:43,923 --> 00:22:46,523 お前が死ぬわけない! 210 00:22:48,456 --> 00:22:49,490 ムゴル 211 00:22:50,856 --> 00:22:52,090 ムゴル! 212 00:23:03,690 --> 00:23:04,823 ムゴル 213 00:23:05,956 --> 00:23:07,223 ムゴル 214 00:23:10,056 --> 00:23:11,423 ムゴル! 215 00:23:14,556 --> 00:23:15,890 左将軍! 216 00:23:17,823 --> 00:23:19,290 左将軍! 217 00:23:22,656 --> 00:23:24,256 左将軍! 218 00:23:56,156 --> 00:23:58,356 ファンジャギョン! 219 00:24:52,190 --> 00:24:53,056 ようこそ 220 00:24:53,890 --> 00:24:55,323 遅くなりました 221 00:24:55,890 --> 00:24:58,023 いや これで安心です 222 00:24:59,056 --> 00:25:03,190 援軍と総攻撃をかければ 敵を撃退できます 223 00:25:05,956 --> 00:25:10,156 戦列を整え 総攻撃の用意をしろ 224 00:25:11,290 --> 00:25:12,223 はい 225 00:25:13,690 --> 00:25:16,690 高句麗(コグリョ)軍の陣営 226 00:25:47,590 --> 00:25:48,990 高句麗… 227 00:25:52,390 --> 00:25:53,956 頼もしいぞ 228 00:25:55,790 --> 00:25:56,956 立派だ 229 00:25:57,423 --> 00:25:58,423 さあ 次 230 00:26:03,523 --> 00:26:04,556 はい 231 00:26:26,690 --> 00:26:28,723 かかれ! 232 00:26:34,956 --> 00:26:36,190 かかれ! 233 00:27:57,456 --> 00:27:59,756 太守様 わが軍が劣勢です 234 00:28:00,890 --> 00:28:02,756 もう後には引けん 235 00:28:15,423 --> 00:28:16,490 大王陛下 236 00:28:17,223 --> 00:28:18,690 遼東の太守です 237 00:28:30,823 --> 00:28:33,623 私がムゴルの敵(かたき)を討ちます 238 00:28:33,923 --> 00:28:34,956 いや 239 00:28:35,290 --> 00:28:37,056 奴は私が切る 240 00:29:07,423 --> 00:29:08,423 太守様 241 00:29:09,256 --> 00:29:10,490 太守様! 242 00:29:22,690 --> 00:29:24,623 退却だ! 243 00:29:24,823 --> 00:29:26,656 退却しろ! 244 00:29:30,690 --> 00:29:32,423 敵の退路を断て 245 00:29:32,523 --> 00:29:34,390 1人も生かして帰すな 246 00:29:34,890 --> 00:29:36,156 はい 陛下 247 00:29:57,023 --> 00:29:58,656 高句麗― 248 00:29:59,490 --> 00:30:01,156 万歳! 249 00:30:04,356 --> 00:30:05,656 扶余― 250 00:30:06,056 --> 00:30:08,123 万歳! 251 00:30:37,956 --> 00:30:43,190 今日の勝利は高句麗と扶余が 力を合わせたおかげ 252 00:30:43,890 --> 00:30:48,223 チュモン王の巧みな戦略が あったからだ 253 00:30:49,890 --> 00:30:53,990 諸将や兵士の死が 無駄にならぬよう 254 00:30:54,090 --> 00:30:57,656 得られた戦果は 分け合いましょう 255 00:30:58,490 --> 00:30:59,756 ありがたい 256 00:31:00,790 --> 00:31:05,856 今日の勝利は国難を克服する 契機となるだろう 257 00:31:08,523 --> 00:31:12,223 今夜は勝利を祝って宴を開く 258 00:31:12,690 --> 00:31:16,056 肉と酒を十分に用意しろ 259 00:31:25,190 --> 00:31:26,556 お祝い申します 260 00:31:37,056 --> 00:31:39,490 おかげで命が助かりました 261 00:31:39,656 --> 00:31:40,823 感謝します 262 00:31:43,456 --> 00:31:46,723 以前 お前も 助けてくれただろう 263 00:31:50,623 --> 00:31:53,923 陛下にお祝いを言わなくては 264 00:31:54,656 --> 00:31:55,523 行こう 265 00:32:09,156 --> 00:32:10,923 おめでとうございます 266 00:32:11,156 --> 00:32:12,223 お祝いを 267 00:32:13,690 --> 00:32:17,923 今後 国の発展を担う お前たちが 268 00:32:18,290 --> 00:32:23,023 漢撃退の先鋒に立ったことは 私も誇らしい 269 00:32:24,490 --> 00:32:25,990 ご苦労だった 270 00:32:27,090 --> 00:32:31,423 命懸けで戦った兵士らと 喜びを分かち合え 271 00:32:32,523 --> 00:32:34,056 はい 陛下 272 00:32:39,190 --> 00:32:40,223 さあ 273 00:32:41,623 --> 00:32:43,590 飲みましょう 274 00:32:52,156 --> 00:32:53,523 陛下 275 00:32:57,723 --> 00:32:59,523 今日の勝利で 276 00:33:00,956 --> 00:33:05,890 今まで経験したことのない 感動を味わったが 277 00:33:07,356 --> 00:33:13,156 今回の戦争はチュモン王の 助けを借りて勝っただけ 278 00:33:13,556 --> 00:33:15,056 違います 279 00:33:15,556 --> 00:33:20,723 扶余が加わったから 勝てたのです 280 00:33:21,590 --> 00:33:22,590 だが― 281 00:33:23,756 --> 00:33:25,423 私はどうしても― 282 00:33:26,356 --> 00:33:31,823 チュモン王に負けたという 思いを振り払えない 283 00:33:34,356 --> 00:33:35,623 陛下 284 00:33:36,590 --> 00:33:38,923 陛下の絶望は― 285 00:33:39,123 --> 00:33:43,222 扶余を立て直す糧(かて)と なるでしょう 286 00:33:44,256 --> 00:33:45,823 陛下の治世は― 287 00:33:46,323 --> 00:33:48,390 これからです 288 00:33:52,090 --> 00:33:54,356 大使者(テサジャ)の言うとおり 289 00:33:55,423 --> 00:33:58,523 チュモン王と私の対決は― 290 00:33:59,623 --> 00:34:01,789 これから始まるのだ 291 00:34:37,456 --> 00:34:38,423 陛下 292 00:34:43,456 --> 00:34:44,990 お加減でも? 293 00:34:47,056 --> 00:34:48,056 いや 294 00:34:50,823 --> 00:34:52,623 医官長を呼びます 295 00:34:54,023 --> 00:34:56,923 大丈夫だ 心配するな 296 00:34:58,456 --> 00:34:59,423 陛下 297 00:35:03,956 --> 00:35:04,923 ソソノ 298 00:35:06,390 --> 00:35:08,356 苦労をかけたな 299 00:35:13,356 --> 00:35:14,623 ついに― 300 00:35:16,590 --> 00:35:18,690 大業を果たされました 301 00:35:20,990 --> 00:35:22,723 お祝い申し上げます 302 00:35:25,323 --> 00:35:29,123 何もかも そなたのおかげだ 303 00:35:32,390 --> 00:35:37,090 陛下の意志が 今日の勝利を導いたのです 304 00:35:44,090 --> 00:35:45,856 私は長い間― 305 00:35:48,023 --> 00:35:50,290 陛下を見てきました 306 00:35:53,890 --> 00:35:55,356 陛下は― 307 00:35:57,390 --> 00:35:59,956 私がお慕いした初めての殿方 308 00:36:02,923 --> 00:36:05,390 運命のあやで再会した後は― 309 00:36:07,523 --> 00:36:10,556 卒本(チョルボン)を統一し 高句麗を創建した― 310 00:36:11,590 --> 00:36:13,723 王として仰ぎました 311 00:36:15,956 --> 00:36:17,223 今は― 312 00:36:19,256 --> 00:36:22,123 意志を曲げず夢をかなえた― 313 00:36:24,056 --> 00:36:25,990 陛下を尊敬しています 314 00:36:30,656 --> 00:36:31,656 ソソノ 315 00:36:34,356 --> 00:36:37,556 民が陛下を待っています 316 00:36:39,656 --> 00:36:41,123 早く国に戻り 317 00:36:42,456 --> 00:36:45,023 栄光を分かち合わねば 318 00:37:03,856 --> 00:37:06,390 大王陛下 万歳! 319 00:37:06,523 --> 00:37:09,290 王妃様 万歳! 320 00:37:46,290 --> 00:37:47,290 陛下 321 00:37:48,356 --> 00:37:50,323 お祝い申し上げます 322 00:37:53,990 --> 00:37:56,256 お祝い申し上げます 323 00:37:56,856 --> 00:37:59,423 お祝い申し上げます 陛下 324 00:38:28,890 --> 00:38:29,990 陛下 325 00:38:30,390 --> 00:38:33,323 邪気が骨髄にまで 広がっています 326 00:38:34,656 --> 00:38:38,590 安静にし 治療に専念なさってください 327 00:38:39,623 --> 00:38:41,023 分かった 328 00:38:42,690 --> 00:38:43,890 医官長は― 329 00:38:44,956 --> 00:38:47,856 病状を口外してはならぬ 330 00:38:48,256 --> 00:38:49,556 はい 331 00:39:32,390 --> 00:39:34,623 どういうことですか 332 00:39:35,156 --> 00:39:37,223 高句麗を去るとは? 333 00:39:39,856 --> 00:39:42,856 卒本(チョルボン)の民を連れて南に下り 334 00:39:43,623 --> 00:39:45,823 新しい拠点を作ります 335 00:39:49,356 --> 00:39:52,323 漢を退けて 336 00:39:52,590 --> 00:39:55,856 発展の足がかりを築いたのに 337 00:39:55,956 --> 00:39:58,423 すべてを捨てて去るなんて 338 00:40:01,756 --> 00:40:07,623 民を連れて南下することは 容易ではないでしょう 339 00:40:09,890 --> 00:40:10,856 ですから― 340 00:40:12,190 --> 00:40:14,590 お父様にお願いしたいのです 341 00:40:16,490 --> 00:40:20,690 卒本(チョルボン)の貴族たちを 説得してください 342 00:40:20,890 --> 00:40:22,723 絶対になりません 343 00:40:23,990 --> 00:40:29,490 先祖代々 卒本の地に 根を下ろしてきた我々が 344 00:40:29,690 --> 00:40:31,656 なぜ去るのですか 345 00:40:32,823 --> 00:40:35,956 イェソヤ様たちのためですか 346 00:40:36,956 --> 00:40:41,690 大王陛下が王妃様を 追い出す素振りを? 347 00:40:42,556 --> 00:40:44,190 そうじゃないわ 348 00:40:45,556 --> 00:40:46,590 ならば― 349 00:40:47,090 --> 00:40:49,056 去ろうとする理由は? 350 00:40:50,556 --> 00:40:53,056 追い出そうとするなら 351 00:40:53,256 --> 00:40:57,856 卒本の貴族が命懸けで 王妃様を守ります 352 00:40:59,156 --> 00:41:01,323 大王陛下を殺すことも… 353 00:41:01,423 --> 00:41:02,390 大使人(テサイン) 354 00:41:03,023 --> 00:41:06,290 大使人(テサイン)も心配だからこそ 355 00:41:06,390 --> 00:41:09,623 物騒な言葉まで 口にしたのです 356 00:41:13,156 --> 00:41:14,756 ピリュとオンジョの― 357 00:41:16,156 --> 00:41:18,323 将来のためです 358 00:41:19,823 --> 00:41:20,923 私には― 359 00:41:21,290 --> 00:41:25,390 何をおっしゃっているのか 分かりません 360 00:41:25,490 --> 00:41:28,223 王子様たちのためなら 361 00:41:28,623 --> 00:41:32,223 高句麗の大王になる方法を 探すべき 362 00:41:32,690 --> 00:41:34,590 さもなくば― 363 00:41:34,690 --> 00:41:38,790 死んだウテの無念は 晴れません 364 00:41:41,623 --> 00:41:43,223 子供たちには― 365 00:41:44,923 --> 00:41:47,856 王位争いを してほしくありません 366 00:41:51,090 --> 00:41:53,756 南方は広大で気候に恵まれ 367 00:41:54,723 --> 00:41:57,456 国を建てるのに適してます 368 00:42:00,223 --> 00:42:03,323 私は子供たちが自ら国を建て 369 00:42:04,923 --> 00:42:06,923 理想を追うよう― 370 00:42:08,123 --> 00:42:10,223 願っています 371 00:42:14,523 --> 00:42:20,723 王子たちを南に送るのを見て 予想していました 372 00:42:23,056 --> 00:42:24,523 私の選択は― 373 00:42:25,856 --> 00:42:28,156 受け入れがたいでしょう 374 00:42:30,223 --> 00:42:31,323 ですが― 375 00:42:33,490 --> 00:42:36,190 これだけが二人を守る道 376 00:42:37,956 --> 00:42:43,490 半生を捧げてきたこの地を 去るのは胸が痛みますが 377 00:42:45,690 --> 00:42:51,056 私は王妃様の選択と判断を 尊重いたします 378 00:43:21,756 --> 00:43:23,156 お呼びですか 379 00:43:32,923 --> 00:43:34,923 お前たちに話がある 380 00:43:40,256 --> 00:43:41,456 私は高句麗を― 381 00:43:43,790 --> 00:43:45,456 去ろうと思う 382 00:43:54,590 --> 00:43:58,123 高句麗を去る? どこへ行くのですか 383 00:44:01,656 --> 00:44:05,556 オンジョと私が見てきた 南方ですか 384 00:44:08,823 --> 00:44:09,823 そうよ 385 00:44:19,056 --> 00:44:20,756 大王陛下は― 386 00:44:21,856 --> 00:44:23,990 固い意志と包容力で 387 00:44:25,323 --> 00:44:29,723 高句麗を建て 大業を成し遂げられた 388 00:44:31,890 --> 00:44:34,390 お前たちも陛下を見習って 389 00:44:35,890 --> 00:44:37,690 夢をかなえ 390 00:44:38,923 --> 00:44:41,356 新しい国を建ててほしい 391 00:44:50,823 --> 00:44:52,990 無から始めるのは― 392 00:44:53,923 --> 00:44:55,790 大変なことよ 393 00:44:57,756 --> 00:44:58,690 でも― 394 00:45:00,423 --> 00:45:02,856 お前たちを信じてるわ 395 00:45:06,523 --> 00:45:09,790 母上のご意向に従います 396 00:45:20,223 --> 00:45:22,590 母上に従います 397 00:45:25,623 --> 00:45:27,190 もう行きなさい 398 00:46:29,890 --> 00:46:34,090 遼東郡の領土は 数十里四方を超えます 399 00:46:35,756 --> 00:46:40,190 得た土地に民を移す準備を 終えました 400 00:47:46,023 --> 00:47:47,390 大王陛下 401 00:47:47,823 --> 00:47:50,123 王妃様がお待ちです 402 00:48:04,156 --> 00:48:08,056 王妃様 大王陛下がお見えです 403 00:48:32,990 --> 00:48:38,790 漢を退けて高句麗が得た 新たな領土を見てきた 404 00:48:39,390 --> 00:48:43,690 あの広大な地に 民を移住させるつもりだ 405 00:48:48,090 --> 00:48:51,790 陛下にお酒を一杯 お注(つ)ぎします 406 00:49:07,356 --> 00:49:09,390 心配事でもあるのか 407 00:49:10,923 --> 00:49:12,256 いいえ 408 00:49:29,923 --> 00:49:30,890 陛下 409 00:49:32,256 --> 00:49:33,423 何だ? 410 00:49:36,023 --> 00:49:37,823 陛下と私は― 411 00:49:39,190 --> 00:49:41,923 深い縁で結ばれていますね 412 00:49:45,356 --> 00:49:48,490 陛下が扶余の王子だった頃 413 00:49:50,990 --> 00:49:52,356 陛下は― 414 00:49:53,190 --> 00:49:56,256 行首(ヘンス)だった私が気に入ったと 415 00:49:58,023 --> 00:49:59,556 私は陛下を 416 00:50:01,290 --> 00:50:04,256 王子を騙(かた)る情けない人だと 417 00:50:17,356 --> 00:50:18,490 あの頃は― 418 00:50:20,390 --> 00:50:22,390 心を隠す必要も 419 00:50:23,690 --> 00:50:25,990 つくろう必要も無用でした 420 00:50:28,556 --> 00:50:30,123 今 思えば― 421 00:50:31,590 --> 00:50:33,523 あの頃が私の人生で 422 00:50:35,390 --> 00:50:38,090 最も幸せなひと時でした 423 00:50:41,390 --> 00:50:46,456 そなたと縁がすれ違った つらい思い出もあるが 424 00:50:47,023 --> 00:50:48,290 私もまた― 425 00:50:49,256 --> 00:50:51,456 あの頃が最も幸せだった 426 00:50:54,590 --> 00:50:55,523 陛下 427 00:51:03,856 --> 00:51:05,523 陛下のお心に― 428 00:51:06,856 --> 00:51:09,390 私がいることだけでも 429 00:51:11,023 --> 00:51:12,590 幸せです 430 00:51:16,823 --> 00:51:18,256 ですが もう― 431 00:51:21,090 --> 00:51:23,056 陛下を胸にしまい 432 00:51:25,356 --> 00:51:27,090 高句麗を去ります 433 00:51:29,490 --> 00:51:30,956 どういうことだ 434 00:51:32,356 --> 00:51:33,623 高句麗を去る? 435 00:51:38,023 --> 00:51:41,323 陛下と高句麗のためではなく 436 00:51:43,456 --> 00:51:45,056 これからは母として 437 00:51:46,523 --> 00:51:49,156 子供のため 生きたいと思います 438 00:51:51,090 --> 00:51:52,656 ピリュとオンジョに 439 00:51:53,890 --> 00:51:56,856 建国させてやりたいのです 440 00:51:59,723 --> 00:52:01,723 私は二人と共に 441 00:52:03,523 --> 00:52:05,590 卒本の民を率いて 442 00:52:07,190 --> 00:52:09,190 南に下ります 443 00:52:11,390 --> 00:52:12,390 ソソノ 444 00:52:15,023 --> 00:52:16,456 お許しください 445 00:52:17,823 --> 00:52:19,223 それはできん 446 00:52:19,923 --> 00:52:21,490 考え直してくれ 447 00:52:24,390 --> 00:52:26,223 遠からず陛下は― 448 00:52:27,890 --> 00:52:29,423 ユリ王子と― 449 00:52:30,623 --> 00:52:33,656 ピリュ オンジョの間で 苦しみます 450 00:52:35,223 --> 00:52:36,256 私は― 451 00:52:38,023 --> 00:52:39,190 陛下も― 452 00:52:40,990 --> 00:52:42,523 ピリュとオンジョも 453 00:52:43,923 --> 00:52:45,690 守りたいのです 454 00:52:48,856 --> 00:52:49,723 ソソノ 455 00:54:13,656 --> 00:54:14,690 大使人! 456 00:54:17,290 --> 00:54:18,323 大使人 457 00:54:22,556 --> 00:54:27,956 王妃様が南に下るという噂は 本当ですか 458 00:54:29,756 --> 00:54:30,590 はい 459 00:54:32,256 --> 00:54:33,290 そんな話が― 460 00:54:34,223 --> 00:54:36,023 ありますか 461 00:54:38,056 --> 00:54:39,690 止めるべきです 462 00:54:40,090 --> 00:54:42,423 何としてでも止めねば 463 00:54:43,890 --> 00:54:47,323 王妃様の意志は固いのです 464 00:54:52,090 --> 00:54:53,223 大使人 465 00:54:55,623 --> 00:54:57,390 王妃様が去るなら 466 00:54:59,456 --> 00:55:01,423 大使人も共に? 467 00:55:04,290 --> 00:55:05,523 そうですね 468 00:55:13,856 --> 00:55:15,723 私が去っても 469 00:55:16,223 --> 00:55:18,956 私たちの縁は終わりません 470 00:55:24,723 --> 00:55:26,690 私は死ぬまで 471 00:55:28,090 --> 00:55:31,890 護衛大将のことを忘れません 472 00:55:38,023 --> 00:55:39,356 大使人 473 00:56:15,623 --> 00:56:17,456 今 何と言ったの? 474 00:56:20,290 --> 00:56:24,756 本当にソソノ様が 高句麗を去り 南に下るの? 475 00:56:26,590 --> 00:56:29,890 陛下と家臣が 引き止めていますが 476 00:56:30,690 --> 00:56:32,923 決心は変わらないとか 477 00:57:10,823 --> 00:57:12,523 風が冷たいですよ 478 00:57:13,823 --> 00:57:15,990 お体は大丈夫ですか 479 00:57:17,823 --> 00:57:20,390 高句麗を去ると聞きました 480 00:57:21,956 --> 00:57:23,623 本当ですか 481 00:57:27,256 --> 00:57:27,923 はい 482 00:57:28,690 --> 00:57:30,290 いけません 483 00:57:30,723 --> 00:57:32,856 私とユリが負担ならば 484 00:57:32,956 --> 00:57:33,890 私が… 485 00:57:34,090 --> 00:57:35,756 私が去ります 486 00:57:37,156 --> 00:57:41,790 イェソヤ様たちのためでは 決してありません 487 00:57:47,956 --> 00:57:49,090 昔― 488 00:57:51,923 --> 00:57:55,056 高句麗においでになったとか 489 00:57:57,923 --> 00:58:00,890 なのに 陛下と私の結婚式を見て 490 00:58:03,356 --> 00:58:05,190 高句麗の統一のため 491 00:58:06,590 --> 00:58:08,523 去られたそうですね 492 00:58:12,156 --> 00:58:13,890 私のせいで 493 00:58:15,623 --> 00:58:18,656 苦労なさったことを思うと 494 00:58:20,790 --> 00:58:22,556 胸が痛みます 495 00:58:28,090 --> 00:58:30,790 イェソヤ様がいるので 496 00:58:32,390 --> 00:58:35,023 私は安心して去れます 497 00:58:37,856 --> 00:58:39,456 陛下のお世話を― 498 00:58:41,256 --> 00:58:43,056 お願いします 499 00:58:50,356 --> 00:58:52,723 私は欲張りな人間です 500 00:58:55,290 --> 00:58:58,423 夢を実現するために 去るのです 501 00:59:02,690 --> 00:59:04,023 心を― 502 00:59:05,823 --> 00:59:07,890 痛めないでください 503 00:59:37,990 --> 00:59:39,423 大王陛下 504 00:59:40,256 --> 00:59:43,123 王妃様を引き止めるべきです 505 00:59:44,256 --> 00:59:48,090 長年 陛下を 補佐なさってきた方です 506 00:59:48,690 --> 00:59:51,923 去るなんて あってはなりません 507 00:59:54,590 --> 00:59:56,056 私の気持ちも― 508 00:59:56,356 --> 00:59:58,423 皆と同じだ 509 01:00:00,290 --> 01:00:01,190 中畏大夫(チュンウェデブ) 510 01:00:01,690 --> 01:00:03,323 はい 陛下 511 01:00:04,856 --> 01:00:10,656 内紛を案じて去るのなら 私が賢明に対処します 512 01:00:11,490 --> 01:00:16,356 王子同士の争いは扶余で 散々 経験しました 513 01:00:18,256 --> 01:00:20,656 そんな事態は起きません 514 01:00:20,856 --> 01:00:24,223 私を信じて 説得してください 515 01:00:28,290 --> 01:00:30,323 気持ちは変わりません 516 01:00:37,990 --> 01:00:38,956 ソソノ 517 01:00:49,723 --> 01:00:55,056 私は陛下と高句麗に 背を向けるのではありません 518 01:00:57,756 --> 01:00:59,790 ピリュとオンジョと共に 519 01:01:01,223 --> 01:01:06,356 新しい国を建て 古朝鮮(コジョソン)の領土を広げるのです 520 01:01:08,256 --> 01:01:10,990 新たな大業を成し遂げます 521 01:01:12,056 --> 01:01:13,823 お許しください 522 01:01:57,256 --> 01:01:59,356 扶余の王 テソが 523 01:01:59,923 --> 01:02:02,156 天地の神に申し上げます 524 01:02:04,356 --> 01:02:09,090 今この瞬間 扶余が 先王の業績を受け継ぎ 525 01:02:09,623 --> 01:02:15,323 万民の志を一つにして 新たに生まれ変わることを 526 01:02:16,190 --> 01:02:18,523 天下に宣布します 527 01:02:21,156 --> 01:02:26,323 長年の国難を乗り越え 強国として栄えられるよう 528 01:02:26,990 --> 01:02:31,556 どうか天地の神が お見守りください 529 01:02:55,590 --> 01:02:59,523 扶余が生まれ変わったことを 530 01:02:59,723 --> 01:03:01,756 天地の神に告げた 531 01:03:03,423 --> 01:03:04,690 これからは― 532 01:03:05,390 --> 01:03:08,156 法令と制度を整える 533 01:03:08,490 --> 01:03:10,723 そして軍隊を鍛え上げ 534 01:03:11,156 --> 01:03:14,856 高句麗と漢を制圧すべく 扶余を― 535 01:03:15,256 --> 01:03:17,590 強国にしてみせる 536 01:03:53,356 --> 01:03:54,190 護衛大将 537 01:03:56,590 --> 01:03:57,723 はい 陛下 538 01:03:59,423 --> 01:04:01,056 軍器博士(クンギバクサ)を呼べ 539 01:04:02,190 --> 01:04:03,090 はい 540 01:04:19,490 --> 01:04:20,856 大王陛下 541 01:04:20,956 --> 01:04:22,756 お連れしました 542 01:04:29,323 --> 01:04:31,056 お呼びですか 543 01:04:32,990 --> 01:04:34,190 軍器博士(クンギバクサ) 544 01:04:35,256 --> 01:04:37,090 はい 陛下 545 01:04:38,856 --> 01:04:41,623 私が扶余の王子だった頃 546 01:04:42,223 --> 01:04:45,123 誰も能力を 信じてくれなかった 547 01:04:45,590 --> 01:04:47,556 だが軍器博士(クンギバクサ)は― 548 01:04:47,990 --> 01:04:51,756 私を信じ 今までそばにいてくれた 549 01:04:54,156 --> 01:04:55,523 思い返せば 550 01:04:56,123 --> 01:05:01,656 戦場で私を守ってくれたのは 鋼鉄剣ではない 551 01:05:02,923 --> 01:05:05,290 私を信じてくれた― 552 01:05:05,990 --> 01:05:09,056 軍器博士の心だった 553 01:05:10,556 --> 01:05:15,990 陛下こそ私の腕を信じ 待っていてくださいました 554 01:05:16,690 --> 01:05:18,790 陛下のおかげで 555 01:05:19,990 --> 01:05:24,323 私は鋼鉄剣の秘密を 解き明かすことができ 556 01:05:24,756 --> 01:05:28,223 鋼鉄の鎧(よろい)も 作ることができました 557 01:05:35,990 --> 01:05:37,023 軍器博士 558 01:05:38,856 --> 01:05:39,823 はい 559 01:05:42,023 --> 01:05:43,156 私は― 560 01:05:44,056 --> 01:05:48,956 軍器博士の一途な 忠誠心を知っている 561 01:05:50,090 --> 01:05:51,056 だからこそ― 562 01:05:52,556 --> 01:05:54,090 軍器博士に 563 01:05:54,890 --> 01:05:56,890 頼みたいのだ 564 01:05:58,590 --> 01:06:00,556 何でしょうか 565 01:06:05,323 --> 01:06:10,256 王妃を説得できないのは 承知しているだろう 566 01:06:11,523 --> 01:06:12,723 私は― 567 01:06:13,756 --> 01:06:15,790 王妃の決定を尊重し 568 01:06:16,490 --> 01:06:20,523 新しい国作りの 手助けをしたい 569 01:06:23,690 --> 01:06:25,390 軍器博士 570 01:06:27,923 --> 01:06:29,523 王妃と共に― 571 01:06:31,623 --> 01:06:33,090 南に下ってくれ 572 01:06:39,123 --> 01:06:43,356 やっと築いた国を去るのは つらいだろうが 573 01:06:44,223 --> 01:06:46,323 王妃が建てる国には― 574 01:06:46,723 --> 01:06:50,256 軍器博士の鍛冶技術が 必要だ 575 01:06:53,290 --> 01:06:54,656 軍器博士が― 576 01:06:55,523 --> 01:06:58,156 王妃を助けて農具を作り 577 01:06:58,923 --> 01:07:03,456 新しい国を豊かにする礎(いしずえ)を 築いてくれ 578 01:07:05,623 --> 01:07:07,690 陛下のおそばを 579 01:07:09,090 --> 01:07:12,523 離れることなどできません 580 01:07:14,023 --> 01:07:16,190 私は死ぬまで 581 01:07:17,990 --> 01:07:22,156 大王陛下に お仕えしたいのです 582 01:07:27,690 --> 01:07:29,323 軍器博士 583 01:07:36,355 --> 01:07:40,390 軍器博士が王妃を 支えてくれるなら 584 01:07:41,456 --> 01:07:42,456 私は― 585 01:07:43,256 --> 01:07:45,690 多少なりとも安心できる 586 01:07:49,223 --> 01:07:50,690 王妃を― 587 01:07:52,223 --> 01:07:53,756 守ってくれ 588 01:07:57,656 --> 01:08:01,922 それが大王陛下の ご意思ならば 589 01:08:02,989 --> 01:08:05,390 ご命令に従います 590 01:08:07,256 --> 01:08:08,456 私は― 591 01:08:09,855 --> 01:08:12,290 全力を尽くします 592 01:08:13,922 --> 01:08:16,390 王妃様に― 593 01:08:17,556 --> 01:08:20,355 お仕えさせていただきます 594 01:08:25,922 --> 01:08:27,355 軍器博士 595 01:08:52,623 --> 01:08:54,156 ありがとう 596 01:08:57,523 --> 01:09:00,390 大王陛下 597 01:09:06,456 --> 01:09:07,823 ありがとう 598 01:09:59,223 --> 01:10:01,090 高句麗の兵の中でも― 599 01:10:01,523 --> 01:10:04,723 武芸に秀でた 最精鋭の者たちだ 600 01:10:05,656 --> 01:10:06,656 彼らが― 601 01:10:07,656 --> 01:10:11,756 王妃とピリュ オンジョを守ってくれる 602 01:10:18,590 --> 01:10:19,723 陛下 603 01:10:21,490 --> 01:10:22,556 陛下 604 01:10:24,256 --> 01:10:25,590 父上 605 01:10:34,923 --> 01:10:36,190 軍器博士 606 01:10:37,456 --> 01:10:39,423 はい 陛下 607 01:10:43,190 --> 01:10:45,090 王妃様 608 01:10:45,756 --> 01:10:49,523 私が王妃様のお供を いたします 609 01:10:59,356 --> 01:11:01,090 なりません 610 01:11:02,456 --> 01:11:06,223 大王陛下にとって 軍器博士は大切な方 611 01:11:06,790 --> 01:11:09,423 とても連れていけません 612 01:11:11,023 --> 01:11:13,023 軍器博士は昔から 613 01:11:13,356 --> 01:11:17,290 武器ではなく 農具を作りたがっていた 614 01:11:20,456 --> 01:11:22,956 軍器博士の作る農具で 615 01:11:23,723 --> 01:11:27,790 そなたが望む 豊かな国を建てなさい 616 01:11:33,090 --> 01:11:34,190 陛下 617 01:15:21,623 --> 01:15:25,790 古朝鮮(コジョソン)の栄光と タムル軍の誇りを継ぐ― 618 01:15:26,290 --> 01:15:28,690 偉大なる高句麗の兵士よ 619 01:15:30,090 --> 01:15:33,756 千年 万年続く 高句麗の戦いは― 620 01:15:33,956 --> 01:15:35,456 まだ終わっていない 621 01:15:51,190 --> 01:15:52,056 これから― 622 01:15:53,190 --> 01:15:55,256 高句麗を守る三足烏(サンソクカラス)が 623 01:15:55,823 --> 01:15:58,190 力強く羽ばたくだろう 624 01:15:58,956 --> 01:16:00,023 私は― 625 01:16:01,290 --> 01:16:05,856 命尽きるその日まで 偉大な高句麗の兵と共に 626 01:16:06,823 --> 01:16:11,256 漢の心臓に向かって 突き進んでいく 627 01:16:24,356 --> 01:16:26,356 かかれ! 628 01:16:40,490 --> 01:16:41,856 ソソノと共に 629 01:16:41,956 --> 01:16:46,023 南に下ったピリュは 彌鄒忽(ミチュホル)に落ち着く 630 01:16:46,456 --> 01:16:50,023 オンジョは 河南(ハナム)の慰礼城(ウィレソン)に定着 631 01:16:51,423 --> 01:16:55,723 同行した勢力を統率して 百済(ペクチェ)を建国し 632 01:16:56,290 --> 01:17:00,223 ソソノもその創建に 中心的な役割を担う 633 01:17:02,723 --> 01:17:06,190 テソとチュモンの悪縁は 長きに渡った 634 01:17:06,823 --> 01:17:10,956 テソはチュモンの孫 大武神(テムシン)王に殺され 635 01:17:11,823 --> 01:17:16,490 テソの死後 東扶余(トンプヨ)は衰亡する 636 01:17:20,723 --> 01:17:22,190 ソソノの南下後 637 01:17:22,290 --> 01:17:26,556 強大な高句麗の礎を固めた チュモン大王は― 638 01:17:26,956 --> 01:17:30,190 ユリに王位を譲って死ぬ 639 01:17:31,023 --> 01:17:32,090 その時― 640 01:17:32,390 --> 01:17:35,356 チュモンは40歳だった 641 01:19:56,756 --> 01:19:59,756 日本語字幕 小川 昌代