1 00:00:03,333 --> 00:00:08,667 (ナレーション)今や 史上空前の ソロに優しい時代になった 2 00:00:09,367 --> 00:00:11,533 (ナレーション) ひとり焼き肉店は当たり前— 3 00:00:11,600 --> 00:00:13,934 ひとり鍋 ひとりピザ 4 00:00:14,000 --> 00:00:17,767 (ナレーション)もはや ソロ仕様に なっていないものを探すほうが— 5 00:00:17,834 --> 00:00:19,834 難しいほど 6 00:00:24,266 --> 00:00:26,467 (五月女 恵(さおとめ めぐみ))違う 違う違う 7 00:00:26,533 --> 00:00:29,533 それは言うなれば ソロという名の小分けじゃないか 8 00:00:29,600 --> 00:00:31,066 (黒田彩子(くろだ あやこ))いい時代になったわね 9 00:00:31,133 --> 00:00:33,000 (石岡洋平(いしおか ようへい))来ましたね 五月女さんの時代が 10 00:00:33,066 --> 00:00:35,100 (青木 遥(あおき はるか)) 五月女さんについていきます 11 00:00:35,166 --> 00:00:38,033 (一同)恵! 恵! 恵! 12 00:00:38,100 --> 00:00:40,166 (恵)違う 違う 13 00:00:40,233 --> 00:00:41,233 違う! 14 00:00:41,300 --> 00:00:42,567 そんなわけないでしょ 15 00:00:42,867 --> 00:00:44,133 (遥) ほんとですって 16 00:00:44,200 --> 00:00:45,533 何十年か先には— 17 00:00:45,600 --> 00:00:47,800 人口の半分しか 結婚しない— 18 00:00:47,867 --> 00:00:49,834 超ソロ社会に なるらしいですよ 19 00:00:49,900 --> 00:00:51,000 それ 何情報? 20 00:00:51,066 --> 00:00:52,433 (遥)ネットです (恵)だろうね 21 00:00:53,567 --> 00:00:55,133 (石岡)よかったですね 22 00:00:55,934 --> 00:00:58,567 結婚とか家族とか 価値観を押しつけられずに— 23 00:00:58,633 --> 00:01:00,700 自由に生きられるじゃないですか 24 00:01:01,333 --> 00:01:02,667 いや… 25 00:01:02,734 --> 00:01:04,300 (彩子)時代は変わるね 26 00:01:04,367 --> 00:01:07,233 みんなが生きやすい時代になるんだね 27 00:01:08,567 --> 00:01:09,767 どうした? 恵さん 28 00:01:10,700 --> 00:01:12,166 なんかなあ 29 00:01:13,000 --> 00:01:15,700 いや ソロが当たり前になったら— 30 00:01:15,767 --> 00:01:18,600 ソロじゃない人が不自由な思いを するようになるんじゃない? 31 00:01:19,967 --> 00:01:21,500 (彩子)ああ… (石岡)ああ 32 00:01:21,567 --> 00:01:23,667 少数派と多数派が入れ代わるだけで— 33 00:01:23,734 --> 00:01:26,533 そのときの少数派が 肩身の狭い思いをするのは— 34 00:01:26,600 --> 00:01:27,667 変わらないんじゃない? 35 00:01:28,533 --> 00:01:29,834 (3人)なるほど 36 00:01:30,100 --> 00:01:34,166 あのね“時代はソロ活”とか “ソロ時代到来”とか言ってるけど— 37 00:01:34,233 --> 00:01:36,066 何でも “おひとり様でも楽しめます”って— 38 00:01:36,133 --> 00:01:37,567 言えばいいってもんじゃないよ 39 00:01:37,633 --> 00:01:39,500 大体 何でも小分けされて出されたら— 40 00:01:39,567 --> 00:01:42,033 “えっ ちっちゃ しょぼ”って なるでしょうが! 41 00:01:42,667 --> 00:01:44,300 何のこと言ってんの? 42 00:01:44,367 --> 00:01:46,667 なんか 五月女さん 変じゃないですか? 43 00:01:46,734 --> 00:01:47,834 なんか 怒ってます? 44 00:01:47,900 --> 00:01:50,567 怒ってないよ じゃあね お疲れさま 45 00:01:51,500 --> 00:01:52,834 (石岡)おっ お疲れさまです 46 00:01:53,667 --> 00:01:55,667 何? どうしたの? 47 00:01:55,734 --> 00:01:57,100 なんか イライラしてません? 48 00:01:57,166 --> 00:01:58,467 恵さんらしくない 49 00:01:58,533 --> 00:01:59,767 プライベートで 何かあったんですかね? 50 00:01:59,834 --> 00:02:01,367 えー それはないんじゃない 51 00:02:01,433 --> 00:02:03,300 (石岡)それはないか 52 00:02:03,367 --> 00:02:05,266 (遥)五月女さん また スマホ 忘れてる 53 00:02:05,333 --> 00:02:06,333 (石岡)あっ… 54 00:02:06,400 --> 00:02:07,433 (恵)失礼な 私だって… 55 00:02:07,500 --> 00:02:08,900 (彩子)えっ 何て? (石岡)えっ? 56 00:02:10,967 --> 00:02:12,900 (石岡)今日も デジタルデトックスかと思った 57 00:02:12,967 --> 00:02:14,266 (恵)今日は違う! 58 00:02:14,633 --> 00:02:16,800 (ナレーション)五月女恵— 59 00:02:16,867 --> 00:02:21,000 ひとりで好きな場所に行き ひとりで好きなことをして— 60 00:02:21,066 --> 00:02:23,967 ひとりの時間を楽しむ 61 00:02:24,033 --> 00:02:28,133 (ナレーション) そんな彼女を“ソロ活女子”と呼ぶ 62 00:02:30,000 --> 00:02:37,000 ♪~ 63 00:03:28,000 --> 00:03:35,000 ~♪ 64 00:03:43,567 --> 00:03:47,700 (犬の ほえ声) 65 00:03:52,734 --> 00:03:54,533 (恵の声)ここだよな 66 00:03:55,266 --> 00:03:57,867 (恵の声) 古いアパートにしか見えないが… 67 00:04:04,667 --> 00:04:05,967 (店主)いらっしゃいませ! 68 00:04:06,033 --> 00:04:08,333 (恵)あっ 五月女です 69 00:04:08,400 --> 00:04:10,166 (店主)あっ ご予約の五月女様 70 00:04:10,233 --> 00:04:11,233 (恵)はい (店主)どうぞ 71 00:04:11,300 --> 00:04:14,367 (恵の声)古い家を改装した 隠れ家的雰囲気の店の— 72 00:04:14,433 --> 00:04:16,266 元気な店長さんか? 73 00:04:21,767 --> 00:04:22,800 (店主)お飲み物 どうされますか? 74 00:04:22,867 --> 00:04:26,000 (恵)あっ… えー どうしよっかな 75 00:04:26,333 --> 00:04:28,400 (恵)ジャスミン茶を (店主)はい 分かりました 76 00:04:28,467 --> 00:04:30,433 では 薬膳火鍋コース 準備し始めます 77 00:04:30,500 --> 00:04:31,800 はい お願いします 78 00:04:36,467 --> 00:04:39,900 (恵の声)そう メニューは 薬膳火鍋コース 一択 79 00:04:39,967 --> 00:04:42,633 (恵の声) よほどのこだわりがあるに違いない 80 00:04:42,700 --> 00:04:45,033 (恵の声)今日は専門店で鍋三昧 81 00:04:45,100 --> 00:04:47,300 (恵の声) 知ってるよ 季節は もう春 82 00:04:47,700 --> 00:04:49,934 (恵の声)だが 季節は関係ない 83 00:04:50,266 --> 00:04:51,533 (恵の声)“今日 何 食べる?” 84 00:04:51,600 --> 00:04:53,834 (恵の声)“寒くなってきたから 鍋なんて どう?” 85 00:04:53,900 --> 00:04:55,300 (恵の声)“いいねえ”なんて— 86 00:04:55,367 --> 00:04:58,700 意思確認 および 意思統一する必要がないのが— 87 00:04:58,767 --> 00:05:00,834 ひとりのいいところだ 88 00:05:01,633 --> 00:05:03,667 (店主)はい こちら スープです 89 00:05:04,300 --> 00:05:06,166 はい 失礼します 90 00:05:07,467 --> 00:05:08,667 おお 91 00:05:08,934 --> 00:05:14,033 (恵の声)火鍋おなじみ 陰陽をほうふつとさせる紅白スープ 92 00:05:14,100 --> 00:05:16,500 (恵の声)辛いのと辛くないのか 93 00:05:18,100 --> 00:05:20,834 (店主)はい こちら 薬膳の生薬とスパイスになります 94 00:05:27,500 --> 00:05:29,233 火鍋は召し上がったことありますか? 95 00:05:29,300 --> 00:05:30,667 いや ほぼないです 96 00:05:30,734 --> 00:05:31,734 (店主)あっ そうですか 97 00:05:31,800 --> 00:05:33,467 皆さん 火鍋はご存じですけど— 98 00:05:33,533 --> 00:05:36,166 実際に召し上がったことがある方って 少ないんですよね 99 00:05:36,567 --> 00:05:41,066 (店主)数年前にチェーン店ができて 名前として広がって— 100 00:05:41,133 --> 00:05:43,633 メニューの中に火鍋があるお店は だいぶ増えましたけどね 101 00:05:43,700 --> 00:05:44,934 うん 確かに 102 00:05:45,000 --> 00:05:47,367 何か お体の調子で お悩みとかございませんか? 103 00:05:47,433 --> 00:05:49,433 体の調子ですか? 104 00:05:49,500 --> 00:05:52,800 うーん… 特別なことはないですけど— 105 00:05:52,867 --> 00:05:56,467 強いて言えば ちょっと 冷え性気味ではありますかね 106 00:05:56,533 --> 00:05:57,800 冷え性ですか 107 00:05:57,867 --> 00:05:59,800 はい 承知しました じゃあ… 108 00:06:10,000 --> 00:06:13,600 (恵の声)え? 冷え性の人と 冷え性じゃない人では— 109 00:06:13,667 --> 00:06:15,800 入れるものが変わるのか? 110 00:06:16,033 --> 00:06:17,834 (恵の声)というか この物体は何? 111 00:06:19,033 --> 00:06:22,166 あっ あの… こちら 当帰(とうき)っていって— 112 00:06:22,233 --> 00:06:24,533 冷え性に すごくいい生薬なんすよ 113 00:06:24,600 --> 00:06:26,033 なんで さっき いっぱい入れときました 114 00:06:26,100 --> 00:06:27,133 (恵)あ… ありがとうございます 115 00:06:27,200 --> 00:06:30,934 …で こっちが淮山(わいさん)っていって 山芋 干したものですね 116 00:06:31,000 --> 00:06:32,900 滋養強壮によくて はい 117 00:06:32,967 --> 00:06:34,567 こっちも入れときますね はい 118 00:06:34,633 --> 00:06:38,000 えっ これって 体の調子によって 入れるもの変えるんですか? 119 00:06:38,266 --> 00:06:40,700 あの… うちは オーダーメード薬膳火鍋なんで— 120 00:06:40,767 --> 00:06:42,967 季節とか体質 体調を考えて— 121 00:06:43,033 --> 00:06:45,800 食材や薬膳生薬を 組み合わせて作るんすよ 122 00:06:46,100 --> 00:06:48,166 火鍋って そもそも そういうものなんですか? 123 00:06:48,233 --> 00:06:51,166 (店主) いや 必ずしも そういうわけじゃ ないんですけどね 124 00:06:51,233 --> 00:06:53,133 あっ あの… 火鍋って もともと— 125 00:06:53,200 --> 00:06:55,633 4千年前とかに モンゴル発祥っていわれてて 126 00:06:55,700 --> 00:06:57,233 あっ 中国で広まったんですけどね 127 00:06:57,300 --> 00:06:59,100 (恵)4千年前! (店主)いや そうなんですよ 128 00:06:59,600 --> 00:07:02,767 …で だから 中国だと火鍋のお店って— 129 00:07:02,834 --> 00:07:04,900 日本で言うラーメン店と同じぐらい 数があるんすよ 130 00:07:04,967 --> 00:07:05,767 うん… 131 00:07:05,834 --> 00:07:07,367 日本のラーメン屋っていっても— 132 00:07:07,433 --> 00:07:10,367 あの… たくさん種類があって 味も それぞれじゃないですか 133 00:07:10,900 --> 00:07:15,100 (店主)それと同じで 中国の火鍋も 味も具材も さまざまなんですよ 134 00:07:15,567 --> 00:07:18,800 (店主) それに 中国の本格的な火鍋って— 135 00:07:18,867 --> 00:07:21,467 尋常じゃない辛さと 尋常じゃない油の量で食べる— 136 00:07:21,533 --> 00:07:22,967 もつ鍋みたいなもので 137 00:07:23,033 --> 00:07:25,734 もちろん 日本の方でも好きな方は いらっしゃるでしょうけど— 138 00:07:25,800 --> 00:07:27,200 合わない方もいると思うんですよね 139 00:07:27,266 --> 00:07:30,433 それに せっかく作るなら— 140 00:07:30,500 --> 00:07:34,033 本場の味を超えた世界最高の火鍋を 作りたいって— 141 00:07:34,100 --> 00:07:35,700 まあ 思ってやってます 142 00:07:35,767 --> 00:07:37,300 すいません つい 143 00:07:37,667 --> 00:07:39,767 (恵の声)火鍋だけに熱い 144 00:07:39,834 --> 00:07:43,700 (恵の声)丁寧に話しているが ものすごい熱量を感じる 145 00:07:43,934 --> 00:07:46,200 じゃあ ちょっと煮立つまで お待ちください 146 00:07:46,266 --> 00:07:47,667 (恵)はい (店主)火をつけちゃいます 147 00:07:48,834 --> 00:07:50,166 失礼します 148 00:07:52,734 --> 00:07:55,667 (恵の声)しかし 今日のソロ活に至るまでは— 149 00:07:55,734 --> 00:07:58,333 いろいろ考えるとこがありまして… 150 00:08:01,333 --> 00:08:03,400 (恵の声)時代はソロ活か 151 00:08:03,934 --> 00:08:08,266 最近 多いよね 何かとソロを推奨すること 152 00:08:08,333 --> 00:08:10,533 まあ そうですね 153 00:08:11,033 --> 00:08:13,033 ひとりで行動することを— 154 00:08:13,100 --> 00:08:17,033 世間が受け入れるように なってくれることは— 155 00:08:17,100 --> 00:08:19,967 まあ 便利になることは 多いと思うんですけどね 156 00:08:20,033 --> 00:08:21,800 なんか 納得いってない? 157 00:08:21,867 --> 00:08:24,166 納得いってないわけじゃ ないんですけど 158 00:08:24,233 --> 00:08:27,033 ソロ活のためのソロ活に なってないですか? 159 00:08:27,400 --> 00:08:30,467 (彩子)は? えっ 何 言ってんの? (石岡)どうしたんですか? 160 00:08:30,533 --> 00:08:32,233 いや なんか 恵さんが 変なこと言ってるから 161 00:08:32,300 --> 00:08:34,867 (恵)“変なこと”って (遥)どういうことですか? 162 00:08:35,667 --> 00:08:40,433 本来 複数人 つまり2人以上で 行うとされてたことを— 163 00:08:40,500 --> 00:08:41,734 ひとりでやってみると— 164 00:08:42,033 --> 00:08:45,567 その対象に深く向き合うことができる 165 00:08:45,633 --> 00:08:47,567 例えば 食べ物だったら— 166 00:08:47,633 --> 00:08:50,934 その見た目 味 香りに集中して— 167 00:08:51,000 --> 00:08:55,633 強く記憶に残るというのが ひとりのメリットなんです 168 00:08:55,700 --> 00:08:57,567 ああ そうなの 169 00:08:57,633 --> 00:08:59,834 あるいは ひとりで行動していると— 170 00:09:00,100 --> 00:09:04,934 自然と お店の方だったり そこのお客さんだったり— 171 00:09:05,000 --> 00:09:08,200 通りすがりの人だったり 会話することになる 172 00:09:08,266 --> 00:09:10,166 (恵)話しかけられることが多くなる 173 00:09:10,800 --> 00:09:14,000 そうすると 知らないことを知ることができたり— 174 00:09:14,066 --> 00:09:18,333 見ず知らずの人と 一瞬でも 心を通わせたりすることもある 175 00:09:18,800 --> 00:09:20,266 そうだったんだ 176 00:09:21,300 --> 00:09:24,433 (恵)え? 皆さん どう思ってたんですか? 177 00:09:24,967 --> 00:09:28,066 普通に ひとりで行動することだと 思ってました 178 00:09:28,133 --> 00:09:30,433 そんなに深いこと考えたことないです 179 00:09:30,500 --> 00:09:33,333 まあ ひとりのが 気楽なときもありますし 180 00:09:33,400 --> 00:09:35,266 ひとりになりたいときもあるしね 181 00:09:35,333 --> 00:09:39,100 ほら 私なんか 家 帰ったら 家族がいるからさ 182 00:09:39,166 --> 00:09:43,033 じゃあさ 鍋って 本来 複数でつつくものでしょ 183 00:09:43,533 --> 00:09:44,533 (遥・石岡)はい (彩子)うん 184 00:09:44,600 --> 00:09:50,300 だとするなら 本来 複数でつつく鍋を ひとりでつついてみる 185 00:09:50,667 --> 00:09:53,567 それが本来のソロ活じゃないですか? 186 00:09:54,600 --> 00:09:56,967 まあ そうだけどさ 187 00:09:57,767 --> 00:10:00,333 なんか 五月女さん 面倒くさいこと言ってません? 188 00:10:00,567 --> 00:10:01,734 面倒くさい? 189 00:10:01,800 --> 00:10:04,000 正直 面倒くさいよ 190 00:10:04,834 --> 00:10:06,600 (恵の声)面倒くさいか? 191 00:10:06,667 --> 00:10:09,433 (恵の声)面倒くさくないよ! 大事な問題だ 192 00:10:09,500 --> 00:10:12,200 (恵の声)“ひとり鍋 カスタマイズでいいのか”問題 193 00:10:12,266 --> 00:10:16,400 (恵の声) その問題を解決するために 今日 私は ここに挑んでいる 194 00:10:16,467 --> 00:10:17,567 (恵の声)そして… 195 00:10:17,633 --> 00:10:19,333 (匂いを嗅ぐ音) 196 00:10:19,400 --> 00:10:21,000 おお 197 00:10:21,533 --> 00:10:23,867 (恵の声)食欲をそそる香り 198 00:10:24,133 --> 00:10:27,934 (恵の声) 赤いスープは辛いんだろうが 刺激臭はない 199 00:10:29,133 --> 00:10:31,734 (店主)はい こちら 具材になりますね 200 00:10:31,800 --> 00:10:34,200 ハハッ あっ うちのスープなんですけど— 201 00:10:34,400 --> 00:10:37,967 丁寧に下処理した豚と鶏のガラを じっくり炊き込んで— 202 00:10:38,033 --> 00:10:40,700 そこに たっぷりの野菜を 炒めてから取っただしと— 203 00:10:40,767 --> 00:10:43,200 昆布 かつお節 貝柱のだしを 合わせたものを— 204 00:10:43,266 --> 00:10:45,400 塩で味付けしてます どうぞ 205 00:10:47,367 --> 00:10:48,400 (恵の声)何だって? 206 00:10:48,633 --> 00:10:50,934 (恵の声)鶏と豚くらいまでしか 覚えてないけど 207 00:10:51,600 --> 00:10:54,667 (恵の声)とにかく なんか 手が込んでいるのは分かった 208 00:10:55,834 --> 00:10:56,934 では… 209 00:10:57,834 --> 00:11:00,200 (恵の声) こだわりの説明を受けたんだ— 210 00:11:00,266 --> 00:11:02,200 まずは スープだけ一口 211 00:11:10,667 --> 00:11:11,800 わあ 212 00:11:11,867 --> 00:11:14,834 (恵の声) 何だ この食べたことない味 213 00:11:14,900 --> 00:11:17,667 (恵の声)優しく体にしみるようだ 214 00:11:26,333 --> 00:11:27,333 あっ 215 00:11:27,400 --> 00:11:30,000 (恵の声)これは 結構 辛い 216 00:11:30,066 --> 00:11:33,600 (恵の声)辛いが だしと漢方のせいか うまみがある 217 00:11:33,667 --> 00:11:35,900 (恵の声)これは 両方 おいしい 218 00:11:35,967 --> 00:11:38,667 (恵の声)スープとして 飲み干してもいいくらいだ 219 00:11:40,900 --> 00:11:45,500 (恵の声)さあ 頂こうか まずは 肉をしゃぶしゃぶ 220 00:12:02,300 --> 00:12:03,667 おいしい 221 00:12:04,133 --> 00:12:08,000 (恵の声)何も付ける必要がない だしが利いてる 222 00:12:10,433 --> 00:12:16,500 (恵の声)次は きのこと野菜 これは柔らかくなるまで煮込む 223 00:12:23,467 --> 00:12:24,467 (店主)いかがですか? 224 00:12:24,533 --> 00:12:26,200 (恵)あっ だしが利いてて おいしいです 225 00:12:26,266 --> 00:12:27,800 ああ よかったです 226 00:12:28,867 --> 00:12:30,533 火鍋の魅力 分かっていただけました? 227 00:12:30,600 --> 00:12:31,600 (恵)はい 228 00:12:32,900 --> 00:12:36,767 おひとりのお客様って しっかり火鍋と 向き合っていただけるんで— 229 00:12:36,834 --> 00:12:38,333 俺も めちゃくちゃ うれしいんすよ 230 00:12:38,667 --> 00:12:42,066 あっ… なるほど 231 00:12:42,133 --> 00:12:44,400 鍋のサイズなんて どうでもいいじゃない 232 00:12:44,633 --> 00:12:47,900 (彩子)とにかく そのお鍋に集中して楽しめば 233 00:12:47,967 --> 00:12:48,967 (石岡)そうですよ 234 00:12:49,500 --> 00:12:53,433 味とか店の雰囲気とか ひとりならではの気付きがあるって— 235 00:12:53,500 --> 00:12:54,934 五月女さんが 言ってたんじゃないですか 236 00:12:55,300 --> 00:12:56,300 まあ… 237 00:12:56,367 --> 00:12:59,066 難しいこと考え過ぎじゃないですか? 238 00:13:00,200 --> 00:13:04,333 (恵の声)おっしゃるとおり 最大限 楽しめばいいのかもしれない 239 00:13:05,333 --> 00:13:09,166 (恵の声)この古民家の雰囲気も 熱い店主の思いも 240 00:13:11,033 --> 00:13:13,767 あの… 一つ聞いてもいいですか? 241 00:13:13,834 --> 00:13:15,200 はい 何なりと 242 00:13:15,266 --> 00:13:18,166 どうして 火鍋のお店を やられることになったんですか? 243 00:13:18,600 --> 00:13:22,567 ああ… 人生って 何があるか分かんないもんですよね 244 00:13:22,633 --> 00:13:26,000 あの… たまたま食べた火鍋が すっごくおいしくて 245 00:13:26,667 --> 00:13:30,367 …で 何度も食べてると 調子がよくなって— 246 00:13:30,433 --> 00:13:32,200 力がみなぎってくることに 気付いたんすよ 247 00:13:32,266 --> 00:13:33,300 ほお 248 00:13:33,667 --> 00:13:35,800 (店主) まあ 当たり前の話なんですけど— 249 00:13:36,800 --> 00:13:40,800 今日 食べたもので 自分の体が作られてるなってなって 250 00:13:40,867 --> 00:13:42,667 えっ… ということはですよ 251 00:13:42,734 --> 00:13:46,700 食べ物って 人生において すごく重要だなって思ったんすよね 252 00:13:47,100 --> 00:13:49,667 (店主)…で あっ すいません あの… 食べながら聞いてください 253 00:13:49,734 --> 00:13:50,834 (恵)あっ はい 254 00:13:56,667 --> 00:13:57,667 おいしい 255 00:13:58,300 --> 00:13:59,367 ありがとうございます 256 00:13:59,734 --> 00:14:03,300 …で それから 火鍋の店で働きながら— 257 00:14:03,367 --> 00:14:05,166 いろんなお店で火鍋を食べて 258 00:14:05,233 --> 00:14:07,400 …で 漢方の勉強して 資格 取って 259 00:14:07,467 --> 00:14:10,467 もっと火鍋の魅力を みんなに知ってほしいなと思って— 260 00:14:10,533 --> 00:14:12,734 ブログ書いたり SNSやって 261 00:14:12,800 --> 00:14:15,767 まあ 結局 自分でやることになりました 262 00:14:15,834 --> 00:14:17,166 (恵)ふーん 263 00:14:17,233 --> 00:14:20,133 ちなみになんですけど ここ 築60年なんですけど 264 00:14:20,200 --> 00:14:22,900 ここ 仲間に手伝ってもらって 全部 自分たちで改装して— 265 00:14:22,967 --> 00:14:23,967 今に至ってます 266 00:14:24,033 --> 00:14:25,300 えー! 267 00:14:25,367 --> 00:14:27,000 なるほど 268 00:14:29,400 --> 00:14:34,333 (恵の声)最後のシメはラーメン 赤と白に半分ずつ 269 00:14:34,400 --> 00:14:36,967 (恵の声)おいしくないはずがない 270 00:14:49,033 --> 00:14:50,033 うまっ 271 00:14:50,100 --> 00:14:54,900 (恵の声)確かに 体は食べ物が作る だから とても大事 272 00:15:00,333 --> 00:15:01,600 うーん 273 00:15:08,734 --> 00:15:10,500 (店主)おいしかったですか? ああ よかったです 274 00:15:10,567 --> 00:15:14,500 (店主)今 この状態のスープが 一番 うまみ詰まってて おいしい状態 275 00:15:15,300 --> 00:15:18,133 (店主)…で ラーメン すごく絡んでおいしいんで ぜひ 276 00:15:18,200 --> 00:15:21,834 (恵の声)当たり前だけど 忘れがちなことを教えてもらった 277 00:15:25,166 --> 00:15:26,667 (恵)ごちそうさまでした 278 00:15:30,834 --> 00:15:32,000 ハア… 279 00:15:32,467 --> 00:15:38,100 (恵の声) 火鍋に人生を懸ける火鍋ファイター ありがとう 私は目が覚めたよ 280 00:15:38,166 --> 00:15:41,667 (恵の声) つまらないこだわりを捨てて 次 行ってみよう 281 00:15:48,500 --> 00:15:50,266 (恵の声) “えっ まだ食べるの?”— 282 00:15:50,333 --> 00:15:51,867 …って 食べるよ 283 00:15:51,934 --> 00:15:56,967 (恵の声)さて 今日のシメは ここ お店の名前どおり「ねぎま」 284 00:15:57,033 --> 00:15:59,900 (恵の声) ここもまた 渋い たたずまいだな 285 00:15:59,967 --> 00:16:02,834 (恵の声) いわゆる小料理屋さんな感じ 286 00:16:03,367 --> 00:16:05,667 (恵の声)場違いじゃないといいが… 287 00:16:10,166 --> 00:16:12,033 (女将(おかみ))ようこそ いらっしゃいませ 288 00:16:12,300 --> 00:16:14,533 予約していた五月女です 289 00:16:14,600 --> 00:16:17,000 (女将) こちらへどうぞ 狭いですけど 290 00:16:22,066 --> 00:16:27,133 (恵の声)やはり小料理屋風 女将さんは やはり和服 291 00:16:27,200 --> 00:16:30,867 (恵の声)しかも 隅の席に座る常連風の男性 292 00:16:30,934 --> 00:16:33,066 (恵の声)昭和の日本映画の世界 293 00:16:33,333 --> 00:16:36,934 (恵の声)“なんか すいません ちょっとお邪魔します”って感じ 294 00:16:37,900 --> 00:16:39,767 ねぎま鍋で よろしかったですね? 295 00:16:39,834 --> 00:16:41,667 はい お願いします 296 00:16:42,567 --> 00:16:46,000 (恵の声)ここも 何やら ストーリーがあるような気がする 297 00:16:46,734 --> 00:16:49,433 鍋は ここで 私がお作りしますので 298 00:16:49,500 --> 00:16:51,633 あっ よろしくお願いします 299 00:16:52,367 --> 00:16:56,166 (恵の声)なんと 女将さん自ら作ってくれるのか 300 00:17:02,967 --> 00:17:06,300 うちのまぐろは2種類の部位で ご用意しております 301 00:17:08,333 --> 00:17:10,200 (恵の声)きれいな まぐろだ 302 00:17:17,333 --> 00:17:19,767 ねぎま鍋は 召し上がったことありますか? 303 00:17:19,834 --> 00:17:21,834 いや ほぼないと思います 304 00:17:23,033 --> 00:17:27,000 その名のとおり ねぎとまぐろを 一緒に煮たものなんですけどね 305 00:17:28,600 --> 00:17:32,467 今では考えられないですけど 江戸時代には— 306 00:17:32,533 --> 00:17:36,533 脂っこくて頂けないという理由で 捨てられていた まぐろの大とろを— 307 00:17:36,900 --> 00:17:42,100 さっぱりと頂けるようにと 当時の下町の人々が考えたんですって 308 00:17:42,166 --> 00:17:45,867 フフッ まさか 江戸っ子も まぐろの大とろが— 309 00:17:45,934 --> 00:17:48,867 こんなに高級になるとは 思わなかったでしょうけど 310 00:17:48,934 --> 00:17:51,000 あ… そうですね 311 00:17:51,900 --> 00:17:54,467 (恵の声) 江戸っ子のファストフードか 312 00:17:54,533 --> 00:17:57,333 (恵の声) ねぎとまぐろの略語が“ねぎま” 313 00:17:57,400 --> 00:17:58,633 (恵の声)略すね 314 00:17:58,700 --> 00:18:00,133 (恵の声)“お疲れ”を“おつ”— 315 00:18:00,200 --> 00:18:02,734 “了解”を“り”って言うのと 変わんない 316 00:18:02,800 --> 00:18:03,967 (恵の声)…と考えたら— 317 00:18:04,033 --> 00:18:08,000 “近頃の若者は”と言うのは おかしな話だ 318 00:18:08,066 --> 00:18:10,333 (恵の声)それは ともかく 今も こうして— 319 00:18:10,400 --> 00:18:13,667 “ねぎま”が残っている というのは すごいな 320 00:18:20,600 --> 00:18:23,667 うちは まぐろに しっかり火を通すんですよ 321 00:18:23,900 --> 00:18:26,967 生の味とは違う うまみが出るので 322 00:18:27,567 --> 00:18:30,400 なんか 大とろ もったいない気がしますね 323 00:18:30,467 --> 00:18:32,767 フフッ そうですね 324 00:18:33,100 --> 00:18:35,033 でも 師匠のやり方でしたから 325 00:18:35,433 --> 00:18:36,500 師匠 326 00:18:37,233 --> 00:18:38,333 へえ~ 327 00:18:44,400 --> 00:18:45,467 (女将)どうぞ 328 00:18:47,567 --> 00:18:50,166 (恵の声)これが本物の ねぎま鍋 329 00:18:52,734 --> 00:18:57,333 (恵の声) 火鍋とは真逆のたたずまいだが これはこれで おいしそう 330 00:19:02,000 --> 00:19:03,000 おお 331 00:19:03,066 --> 00:19:05,900 (恵の声)このだしも おいしいな 332 00:19:11,967 --> 00:19:13,200 おいしい 333 00:19:17,133 --> 00:19:19,834 (客)よかったね 気に入ってもらえたみたいだよ 334 00:19:21,200 --> 00:19:24,066 (恵の声) おっ 昭和の常連さん しゃべった 335 00:19:25,433 --> 00:19:27,900 (女将)おいしそうに食べてもらえて うれしいわ 336 00:19:28,533 --> 00:19:31,467 (恵)はい ねぎもまぐろも おいしいです 337 00:19:31,900 --> 00:19:35,700 (客)お姉さんは なんで この店ができたか知ってますか? 338 00:19:36,200 --> 00:19:38,600 (恵)“なんで?” あっ 知らないです 339 00:19:38,667 --> 00:19:40,266 また すぐ その話 340 00:19:41,166 --> 00:19:43,633 (客)お客さんも聞いたほうが おいしく感じるって 341 00:19:44,166 --> 00:19:46,000 (恵)え? (女将)そう? 342 00:19:48,500 --> 00:19:49,500 (客)ねっ 343 00:19:50,000 --> 00:19:51,066 (恵)はい 344 00:19:51,700 --> 00:19:55,834 ここのお店ね 名前が「ねぎま」っていうぐらいで— 345 00:19:55,900 --> 00:19:58,500 ねぎま鍋を出すために作ったんです 346 00:19:58,800 --> 00:20:00,700 ねぎま鍋を出すために 347 00:20:01,300 --> 00:20:03,867 (恵の声) さっき聞いたフレーズと一緒だな 348 00:20:05,000 --> 00:20:09,433 (女将)何年か前までね 私が働いていたお店が— 349 00:20:09,500 --> 00:20:12,934 80年の歴史がある江戸料理の名店でね 350 00:20:13,000 --> 00:20:16,333 80年! 伝統あるお店ですね 351 00:20:16,900 --> 00:20:20,767 ちなみに私は その店の常連でした 352 00:20:20,834 --> 00:20:21,867 はあ… 353 00:20:22,367 --> 00:20:25,367 でも そのお店が 閉じることになってね 354 00:20:25,734 --> 00:20:28,667 えっ もう なくなっちゃったんですか? 355 00:20:28,734 --> 00:20:29,867 ええ 356 00:20:30,333 --> 00:20:35,000 でも 私 そのお店の料理が大好きでね 357 00:20:35,533 --> 00:20:39,166 中でも ねぎま鍋が大好き 358 00:20:40,633 --> 00:20:43,667 だから なんとかして ねぎま鍋を残したい— 359 00:20:43,734 --> 00:20:46,667 たくさんの人に 食べてもらいたいと思って— 360 00:20:46,734 --> 00:20:48,867 この店を作ったんです 361 00:20:49,967 --> 00:20:51,166 なるほど 362 00:20:52,533 --> 00:20:56,867 でもね 女将は 調理場で働いていたわけじゃなくて— 363 00:20:57,567 --> 00:20:59,133 仲居さんだったんだ 364 00:21:00,467 --> 00:21:02,567 だから 女将が この料理を覚えたのは— 365 00:21:02,633 --> 00:21:04,333 店が廃業になったあと 366 00:21:04,400 --> 00:21:07,166 (恵)へえ~ (女将)フフッ そうね 367 00:21:07,900 --> 00:21:09,533 家で何度も試作して 368 00:21:09,800 --> 00:21:11,934 はあ なるほど 369 00:21:15,633 --> 00:21:17,734 (恵の声) こんな しっとりたたずまいだが— 370 00:21:17,800 --> 00:21:22,000 鍋に懸ける思いは あの火鍋ファイターと一緒じゃないか 371 00:21:22,066 --> 00:21:24,934 (恵の声) 昭和の常連さん グッジョブ 372 00:21:25,467 --> 00:21:28,600 (恵の声) 物語を聞けば おいしさ倍増だ 373 00:21:36,800 --> 00:21:38,233 (恵の声)思い出した 374 00:21:38,300 --> 00:21:42,300 (恵の声) “鍋は人生の縮図”って言ってた アニメもあったなあ 375 00:21:42,367 --> 00:21:45,200 (恵の声)しかし 昨日のお店で出会ったのは— 376 00:21:45,266 --> 00:21:48,300 “鍋こそ我が人生”の人たちだった 377 00:21:48,367 --> 00:21:52,934 (恵の声)そんな人たちが作った鍋を 味わうことができたのは幸せだ 378 00:21:54,233 --> 00:21:56,233 (石岡) 五月女さん 今日は普通ですね 379 00:21:56,300 --> 00:21:57,500 (彩子)そうね 380 00:22:04,600 --> 00:22:06,333 普通じゃないですね 381 00:22:06,400 --> 00:22:07,400 そうね 382 00:22:10,000 --> 00:22:11,633 大丈夫ですかね? 383 00:22:11,700 --> 00:22:13,233 大丈夫じゃないわね 384 00:22:13,300 --> 00:22:15,500 (遥)五月女さん どうしたんですか? 385 00:22:15,567 --> 00:22:16,567 何て言うのかな 386 00:22:17,166 --> 00:22:19,767 心に 熱いものがともった 387 00:22:19,834 --> 00:22:21,066 …とでも言うのかな 388 00:22:21,133 --> 00:22:22,200 え? 389 00:22:22,467 --> 00:22:24,767 なんてね 昨日 食べ過ぎた 390 00:22:24,834 --> 00:22:25,834 そして 栄養が— 391 00:22:25,900 --> 00:22:27,367 体じゅうに しみ渡って— 392 00:22:27,433 --> 00:22:28,700 元気が有り余ってる 393 00:22:29,000 --> 00:22:30,100 何を 食べたんすか? 394 00:22:30,166 --> 00:22:31,367 鍋 395 00:22:31,433 --> 00:22:33,066 えっ 春なのに? 396 00:22:33,734 --> 00:22:37,133 遥ちゃん 体は食べ物が作る 397 00:22:37,200 --> 00:22:40,500 ということは人生は 食べるもので決まる 398 00:22:40,567 --> 00:22:41,567 だから 食べ物を— 399 00:22:41,633 --> 00:22:42,767 適当にしては いけないよ 400 00:22:42,834 --> 00:22:43,834 と言っても 何も— 401 00:22:43,900 --> 00:22:44,967 高いものを 食べればいい— 402 00:22:45,033 --> 00:22:46,333 というわけでは ないのだよ 403 00:22:46,400 --> 00:22:47,700 江戸っ子はさ… 404 00:22:48,800 --> 00:22:50,567 なんか最近しゃべり 過ぎるんだよな 405 00:22:50,633 --> 00:22:51,633 確かに 最近 よく— 406 00:22:51,700 --> 00:22:53,100 自分から 話しますよね 407 00:22:53,166 --> 00:22:54,400 まあ でも いいんじゃない? 408 00:22:54,467 --> 00:22:55,734 無理してるわけじゃ ないし— 409 00:22:55,800 --> 00:22:57,033 楽しそうだから 410 00:22:57,100 --> 00:22:58,633 そうですね 411 00:22:59,066 --> 00:23:00,967 (ナレーション) 今回 五月女恵が— 412 00:23:01,033 --> 00:23:03,133 ソロ活を 楽しんだのは— 413 00:23:03,200 --> 00:23:05,834 店主が情熱と愛情を 注いだ— 414 00:23:05,900 --> 00:23:07,367 鍋の専門店 415 00:23:08,266 --> 00:23:09,633 (ナレーション) 新宿(しんじゅく)の住宅街の— 416 00:23:09,700 --> 00:23:10,934 一角にある— 417 00:23:11,000 --> 00:23:13,166 「古民家火鍋 ひなべねこ」で— 418 00:23:13,233 --> 00:23:15,066 味わうことが できるのは— 419 00:23:15,367 --> 00:23:17,300 火鍋の魅力に 取りつかれ— 420 00:23:17,367 --> 00:23:19,900 火鍋に人生を懸けた 店主が— 421 00:23:20,266 --> 00:23:23,900 手間暇かけて作る 情熱の一品(ひとしな) 422 00:23:23,967 --> 00:23:26,033 (ナレーション) そして「ねぎま」は— 423 00:23:26,100 --> 00:23:29,400 人々に愛された江戸の味を 継承するため— 424 00:23:29,467 --> 00:23:32,033 女将が営む小料理店 425 00:23:32,567 --> 00:23:38,033 (ナレーション)メインのねぎま鍋は 目の前で女将が愛情を込めて作る 426 00:23:38,100 --> 00:23:41,633 (ナレーション) 皆様 春でも心を温めに— 427 00:23:41,700 --> 00:23:45,100 鍋を味わってみては いかがだろうか 428 00:23:45,567 --> 00:23:48,166 思い出の場所が 残っているってことは— 429 00:23:48,233 --> 00:23:50,767 生きていくうえで とっても大事なこと 430 00:23:51,734 --> 00:23:54,066 (女将)夫婦二人で なんとかね 431 00:23:54,133 --> 00:23:55,900 (客)こうして 残してくれて— 432 00:23:55,967 --> 00:23:57,033 ほんと うれしい 433 00:23:57,266 --> 00:23:58,834 (石岡) 五月女さんに 背中 押してもらったんで 434 00:23:58,900 --> 00:23:59,934 いや 押してない