1 00:01:23,026 --> 00:01:42,045 ♬~ 2 00:01:42,045 --> 00:02:01,045 ♬~ 3 00:02:07,070 --> 00:02:21,070 ♬~ 4 00:02:23,019 --> 00:02:25,021 <長岡佐渡の養女 お悠は➡ 5 00:02:25,021 --> 00:02:28,024 甚内一派の 謀略によって 尼になることを強いられ➡ 6 00:02:28,024 --> 00:02:30,026 それを知った武蔵は 急きょ 駆けつけ➡ 7 00:02:30,026 --> 00:02:35,031 そのような 不条理な運命には 断固 逆らうべきだと主張する> 8 00:02:35,031 --> 00:02:38,034 <佐渡は 護衛を 甚内一味に依頼した> 9 00:02:38,034 --> 00:02:43,039 <それは お悠を奪い取れとの 武蔵に対する 謎であった> 10 00:02:43,039 --> 00:02:48,039 <武蔵は 甚内一味の待ち構える 戦いの海に 飛び込んでゆく> 11 00:02:53,049 --> 00:03:09,065 ♬~ 12 00:03:09,065 --> 00:03:14,065 (主水)姫 無駄な抵抗は おやめなさい 13 00:03:17,073 --> 00:03:23,013 (主水)それとも 助けを呼びますか 武蔵を 14 00:03:23,013 --> 00:03:26,016 ハハハッ! 15 00:03:26,016 --> 00:03:29,019 あなたが ほれている 武蔵の名を呼んだらどうです 16 00:03:29,019 --> 00:03:34,024 (お悠)お黙り! (主水)呼んでも 武蔵は来ない➡ 17 00:03:34,024 --> 00:03:37,027 かわいそうに 18 00:03:37,027 --> 00:03:41,031 悔し涙を流しながら あなたは こよい➡ 19 00:03:41,031 --> 00:03:45,035 この 松山主水に抱かれる 20 00:03:45,035 --> 00:03:54,044 主水とやら 私に勝つには 私の命を奪う他に 手だてはない 21 00:03:54,044 --> 00:03:56,044 それとも… 22 00:04:00,050 --> 00:04:03,050 私の死骸を抱くか 23 00:04:06,056 --> 00:04:08,058 (寺尾)いたか! (侍)いえ! 24 00:04:08,058 --> 00:04:11,061 (寺尾たち)姫! 姫様!➡ 25 00:04:11,061 --> 00:04:15,065 姫様! 姫! 26 00:04:15,065 --> 00:04:18,065 (琵琶) 27 00:04:20,070 --> 00:04:22,005 (武蔵)森都! 28 00:04:22,005 --> 00:04:25,008 (森都)武蔵様 お悠様を 見失った 29 00:04:25,008 --> 00:04:29,012 はっ!? 甚内一味に 姫を 30 00:04:29,012 --> 00:04:32,015 それは 違います 違う? 31 00:04:32,015 --> 00:04:35,018 武蔵様 心配には及びません 32 00:04:35,018 --> 00:04:41,018 私には まだ お悠様が お一人で さまよっているように思われます 33 00:04:43,026 --> 00:04:45,026 参りましょう 34 00:04:47,030 --> 00:05:05,048 ♬~ 35 00:05:05,048 --> 00:05:07,050 ♬~ 36 00:05:07,050 --> 00:05:10,053 (白鬼)誰だ! 37 00:05:10,053 --> 00:05:14,057 ほう 若い男女か 38 00:05:14,057 --> 00:05:20,063 今日は この荒野に 妙に 侍どもが放浪しておる 39 00:05:20,063 --> 00:05:25,001 死体も転がっていたが お前たちは 一味の者か? 40 00:05:25,001 --> 00:05:29,005 関わりない そういう貴様は 何者だ 41 00:05:29,005 --> 00:05:32,008 (白鬼)フハハハ… 42 00:05:32,008 --> 00:05:36,012 若造のくせに 大きな口を利くやつだ 43 00:05:36,012 --> 00:05:39,015 この わしを 何だと思っておる! 44 00:05:39,015 --> 00:05:42,018 (主水)言わずと知れた 盗賊の類いだろう➡ 45 00:05:42,018 --> 00:05:46,022 この洞窟は 貴様たちの住みかか (白鬼)そのとおりだ 46 00:05:46,022 --> 00:05:51,027 海賊 白鬼の城に踏み込んだのが お前たちの身の不運 47 00:05:51,027 --> 00:05:53,029 生きて帰れると思うな 48 00:05:53,029 --> 00:05:55,031 (主水)笑わせるな 49 00:05:55,031 --> 00:06:00,036 海賊と聞いたら この松山主水 一人残らず 退治してくれるわ 50 00:06:00,036 --> 00:06:03,039 (手下)こしゃくな! お頭 51 00:06:03,039 --> 00:06:05,039 女は斬るなよ (手下)へい 52 00:06:17,053 --> 00:06:19,055 (主水)あっ 姫! 53 00:06:19,055 --> 00:06:36,006 ♬~ 54 00:06:36,006 --> 00:06:53,023 ♬~ 55 00:06:53,023 --> 00:07:05,035 ♬~ 56 00:07:05,035 --> 00:07:08,038 (甚内)見ろ 主水だ 57 00:07:08,038 --> 00:07:25,989 ♬~ 58 00:07:25,989 --> 00:07:32,989 ♬~ 59 00:07:34,998 --> 00:07:38,001 うあっ うう… 60 00:07:38,001 --> 00:07:40,003 (主水)あっ おりんさん! 61 00:07:40,003 --> 00:07:44,007 (甚内)主水 そやつらは 何者だ (主水)海賊だ 62 00:07:44,007 --> 00:07:47,010 それより 姫を見かけなかったか (甚内)姫? 63 00:07:47,010 --> 00:07:49,012 (主水)まだ遠くには 行っておるまい 捜せ 64 00:07:49,012 --> 00:07:52,015 (おりん)そうか やっぱり あんただったんだね➡ 65 00:07:52,015 --> 00:07:54,015 邪魔をしたのは 66 00:07:57,020 --> 00:07:59,022 ちくしょう 67 00:07:59,022 --> 00:08:17,040 ♬~ 68 00:08:17,040 --> 00:08:31,988 ♬~ 69 00:08:31,988 --> 00:08:33,990 (寺尾たち)姫! 70 00:08:33,990 --> 00:08:36,993 森都 姫は無事か? 71 00:08:36,993 --> 00:08:41,998 お悠様は 恐らく この辺りに 72 00:08:41,998 --> 00:08:48,004 (寺尾たち)姫! お悠様!➡ 73 00:08:48,004 --> 00:08:54,010 お悠様! 姫! 姫!➡ 74 00:08:54,010 --> 00:08:56,012 お悠様! 姫! 75 00:08:56,012 --> 00:08:58,014 姫を捜すんだ! (寺尾たち)はっ➡ 76 00:08:58,014 --> 00:09:02,018 姫! 姫!➡ 77 00:09:02,018 --> 00:09:09,025 姫! 姫! お悠様! 78 00:09:09,025 --> 00:09:14,025 お悠様! (寺尾たち)姫! 79 00:09:17,033 --> 00:09:19,035 武蔵様… 80 00:09:19,035 --> 00:09:30,980 ♬~ 81 00:09:30,980 --> 00:09:32,980 武蔵様 82 00:09:41,991 --> 00:09:44,991 姫! 姫! 83 00:09:53,002 --> 00:09:56,005 武蔵様 84 00:09:56,005 --> 00:10:02,011 やっぱり 来てくださいましたのね 信じてました 85 00:10:02,011 --> 00:10:05,014 (寺尾たち)姫! 姫! 86 00:10:05,014 --> 00:10:10,014 (寺尾たち)姫! (寺尾)よくぞ 御無事で 87 00:10:20,029 --> 00:10:22,966 (主水)武蔵! 88 00:10:22,966 --> 00:10:25,969 姫の体は 既に汚れておるぞ 89 00:10:25,969 --> 00:10:28,972 (お悠)うそです! 汚らわしい 90 00:10:28,972 --> 00:10:32,976 あの男が 勝手に 私に 思いを懸けているのです 91 00:10:32,976 --> 00:10:34,978 武蔵 また会おう 92 00:10:34,978 --> 00:10:38,978 断っておくが 姫は 必ず 俺の女にしてみせるわ 93 00:10:49,993 --> 00:10:54,993 (おりん)ねえ 少し 休もうよ 94 00:10:57,000 --> 00:11:01,004 (甚内)はぁ… よいしょ 95 00:11:01,004 --> 00:11:03,004 (甚内・おりん)よいしょ 96 00:11:05,008 --> 00:11:09,012 (おりん)それにしても あの女 どこ 行っちまったんだろう 97 00:11:09,012 --> 00:11:14,017 お悠か まあ 武蔵が討てないんなら➡ 98 00:11:14,017 --> 00:11:19,022 ああ もう お悠なんか どうなったって知るか 99 00:11:19,022 --> 00:11:21,024 無駄骨だったね 鴨さん 100 00:11:21,024 --> 00:11:25,028 金 ばらまいてさ 腕自慢 大勢 集めて 101 00:11:25,028 --> 00:11:28,031 武蔵は人間じゃねえ 鬼だ 102 00:11:28,031 --> 00:11:33,036 だらしないんだよ みんな 一人残らず 斬られちまうなんて 103 00:11:33,036 --> 00:11:39,042 斬られたやつの恨みは みんな 武蔵に いくんだ 104 00:11:39,042 --> 00:11:45,042 この世で やつに仕返しが できないんなら 亡霊になっても 105 00:11:49,052 --> 00:11:51,052 (おりん)ちょっと 106 00:11:53,056 --> 00:11:58,061 あっ 嫌だ 孫六さんじゃないか 107 00:11:58,061 --> 00:12:03,066 (岸)ハッ ハハハ… (おりん)ハハハッ 108 00:12:03,066 --> 00:12:08,071 (岸)おい 随分 捜したぞ おい (おりん)びっくりさせないでよ➡ 109 00:12:08,071 --> 00:12:11,074 鴨さんが 変なこと言うからさ 幽霊だと思ったよ 110 00:12:11,074 --> 00:12:13,076 (岸)ゆ… 幽霊!? 111 00:12:13,076 --> 00:12:17,080 (おりん・岸の笑い声) 112 00:12:17,080 --> 00:12:21,084 (岸)おい 甚内➡ 113 00:12:21,084 --> 00:12:27,023 そういえば お前も 随分 ひどい面をしてるぜ えっ 114 00:12:27,023 --> 00:12:32,028 ああ しかし お互い 無事で よかったな 115 00:12:32,028 --> 00:12:35,031 うん そういうこと 116 00:12:35,031 --> 00:12:41,037 この戦いはな 確かに 俺たちの負けだ 117 00:12:41,037 --> 00:12:48,044 しかしな これしきりのことで 尻尾を巻く この俺様じゃねえぞ 118 00:12:48,044 --> 00:12:51,047 (おりん)ふん 強がり言って➡ 119 00:12:51,047 --> 00:12:55,051 武蔵をやるのは やっぱり 私の これしかないね 120 00:12:55,051 --> 00:13:00,056 おりん お前 どうして あのとき 武蔵を撃たなかったんだ 121 00:13:00,056 --> 00:13:04,060 なぜ 武蔵を撃たずに お悠様を撃とうとしたんだ 122 00:13:04,060 --> 00:13:10,066 (岸)甚内 分からんのか あっ? 123 00:13:10,066 --> 00:13:15,071 おりんさんはな お悠様に やきもちを焼いてるんだ 124 00:13:15,071 --> 00:13:18,074 やきもち? (岸)そうだよ 125 00:13:18,074 --> 00:13:23,012 武蔵が お悠様に ほれているのが 気に入らねえのさ 126 00:13:23,012 --> 00:13:27,016 つまりはだな おりんさんは 武蔵に… 127 00:13:27,016 --> 00:13:29,016 お黙り! 128 00:13:31,020 --> 00:13:33,022 おりん!? 129 00:13:33,022 --> 00:13:36,025 私が 武蔵に ほれたとでもいうのかい 130 00:13:36,025 --> 00:13:39,028 ハハハッ! 131 00:13:39,028 --> 00:13:42,031 憎むも ほれるも 紙一重だっていうぜ 132 00:13:42,031 --> 00:13:45,034 私が ほれた男は たった一人しか いないんだ! 133 00:13:45,034 --> 00:13:48,037 佐々木小次郎 134 00:13:48,037 --> 00:13:55,037 あの人… あの人一人しか いないんだよ 135 00:14:02,051 --> 00:14:05,054 <戦いの修羅場を切り抜けた 武蔵は➡ 136 00:14:05,054 --> 00:14:09,058 お悠様を連れて 京へ 向かおうとしていた> 137 00:14:09,058 --> 00:14:14,063 姫 京へたつ前に 一目 佐渡様に お会いしたいでしょうが➡ 138 00:14:14,063 --> 00:14:18,067 我慢なされませ 分かっております 139 00:14:18,067 --> 00:14:22,004 姫 この先 どんなことがあろうとも➡ 140 00:14:22,004 --> 00:14:25,007 お守り申します 141 00:14:25,007 --> 00:14:29,011 信じております いつまでも 142 00:14:29,011 --> 00:14:32,014 ≪(寺尾)先生! 143 00:14:32,014 --> 00:14:35,014 (寺尾たち)先生! 144 00:14:39,021 --> 00:14:41,021 寺尾たちです 145 00:14:48,030 --> 00:14:52,034 (佐渡)お悠… 武蔵… 146 00:14:52,034 --> 00:14:55,037 長岡様! 147 00:14:55,037 --> 00:14:57,037 叔父様 148 00:15:03,045 --> 00:15:09,051 <長岡佐渡は 数奇な運命に 弄ばれて 九州の地を去ってゆく➡ 149 00:15:09,051 --> 00:15:13,051 お悠の無事を 神に祈るのみだった> 150 00:15:15,057 --> 00:15:20,062 (家臣)おかえりなさいませ お客様でございます 151 00:15:20,062 --> 00:15:22,062 (佐渡)客? (家臣)はっ 152 00:15:24,000 --> 00:15:26,000 (家臣)失礼いたします 153 00:15:28,004 --> 00:15:30,006 (お松)お邪魔いたしております 佐渡様 154 00:15:30,006 --> 00:15:36,012 (佐渡)うむ そなた➡ 155 00:15:36,012 --> 00:15:39,015 肥後へ 行っていたのでは なかったか 156 00:15:39,015 --> 00:15:42,018 お孝様のお供で 157 00:15:42,018 --> 00:15:46,022 (お孝)しばらくでございます 158 00:15:46,022 --> 00:15:53,029 (佐渡)ああ 一別以来じゃ 相変わらず お美しいの➡ 159 00:15:53,029 --> 00:15:58,034 お松 そなたも きれいになった 160 00:15:58,034 --> 00:16:04,040 佐渡様 何か 御心配なことが おありなのでしょうか 161 00:16:04,040 --> 00:16:07,043 いや… 162 00:16:07,043 --> 00:16:13,049 伺いますれば お悠様が 京へ おたちになったとか 163 00:16:13,049 --> 00:16:17,053 お目文字できないのが 残念でございます 164 00:16:17,053 --> 00:16:20,056 お悠は 故あって➡ 165 00:16:20,056 --> 00:16:24,994 もはや 長岡家の敷居を またげぬ身となった 166 00:16:24,994 --> 00:16:29,999 かといって 細川家の姫に 戻れるわけではない 167 00:16:29,999 --> 00:16:37,006 お松 お悠は 住む家を失ったのだ 168 00:16:37,006 --> 00:16:41,010 わしは ひどい父親だ 169 00:16:41,010 --> 00:16:46,015 かわいそうな お悠に 掛けてやる情けもなく➡ 170 00:16:46,015 --> 00:16:51,020 せめて… せめて これから先の つえとなる男として➡ 171 00:16:51,020 --> 00:16:56,025 武蔵に お悠の身を預けた 172 00:16:56,025 --> 00:17:00,029 いや 武蔵に くれてやった 173 00:17:00,029 --> 00:17:02,029 武蔵様に!? 174 00:17:05,034 --> 00:17:07,034 お孝様 175 00:17:09,038 --> 00:17:19,048 武蔵様ならば きっと お悠様の お力に… 176 00:17:19,048 --> 00:17:22,048 うむ わしも そう信じておる 177 00:17:23,986 --> 00:17:26,989 どうかいたしたか お孝さん 178 00:17:26,989 --> 00:17:34,989 いいえ 長旅の疲れが… お許しくださいませ 179 00:17:41,003 --> 00:17:44,006 <その夜 お松は お孝ともども➡ 180 00:17:44,006 --> 00:17:48,010 久しぶりに 小倉の我が家に 旅装を解いた> 181 00:17:48,010 --> 00:17:51,013 (お孝)ごやっかい かけますね お松さん 182 00:17:51,013 --> 00:17:53,015 (お松)また それをおっしゃる 183 00:17:53,015 --> 00:17:58,020 ここは 私が生まれて育った 寺尾のうちですのよ お孝様 184 00:17:58,020 --> 00:18:07,029 (お孝)ありがとう でも 私は もう長くはないみたい 185 00:18:07,029 --> 00:18:11,033 何をおっしゃるんです! そんな弱気なことを おっしゃって 186 00:18:11,033 --> 00:18:13,035 武蔵様に お目にかかれるまでは➡ 187 00:18:13,035 --> 00:18:16,038 石に かじりついても生きるって おっしゃったのは➡ 188 00:18:16,038 --> 00:18:21,977 どなたでしたっけ (お孝)そうね 189 00:18:21,977 --> 00:18:29,985 でも 武蔵様は 私から また遠く離れていらした 190 00:18:29,985 --> 00:18:37,985 追いかければ 追いかけるほど 遠くにいらしてしまうのね あの方 191 00:18:49,004 --> 00:18:54,004 (お松)さっ 今夜は何も考えず ゆっくり お休みなさいませ 192 00:19:09,024 --> 00:19:14,029 (寺尾) どうなんだ お孝さんの様子は➡ 193 00:19:14,029 --> 00:19:17,032 医者を 呼ばなくてもいいのか? 194 00:19:17,032 --> 00:19:21,036 (お松)呼んでも 無駄だと思うの (寺尾)何? 195 00:19:21,036 --> 00:19:27,977 (お松)兄上 お孝様の御病気は ここなのよ 196 00:19:27,977 --> 00:19:30,980 (寺尾)労咳!? 197 00:19:30,980 --> 00:19:34,984 (お松) そりゃ お医者様の言うとおり➡ 198 00:19:34,984 --> 00:19:39,989 正しい養生をなされば 御病気は 治らないまでも➡ 199 00:19:39,989 --> 00:19:44,989 あと5年や 10年 長生きは できるでしょうけれど… 200 00:19:47,997 --> 00:19:52,001 あの方には まるで その気がないんですもの 201 00:19:52,001 --> 00:19:56,005 絶えず 御自分を み仏の そばに置いてらして➡ 202 00:19:56,005 --> 00:19:59,005 死ぬことは 少しも恐ろしくないと おっしゃるの 203 00:20:01,010 --> 00:20:06,015 (寺尾)どうしてなんだ あんなに若くて きれいなのに➡ 204 00:20:06,015 --> 00:20:08,017 どうして そんなふうに 悟ってしまうんだ 205 00:20:08,017 --> 00:20:11,020 心が 澄み切ってらっしゃるのよ 206 00:20:11,020 --> 00:20:16,025 あの方の お心には み仏と武蔵様しか いないの 207 00:20:16,025 --> 00:20:20,029 武蔵様? (お松)そう 208 00:20:20,029 --> 00:20:25,968 お孝様は 武蔵様を思い続けることで➡ 209 00:20:25,968 --> 00:20:28,968 お命を 燃え尽くそうと なさってらっしゃるの 210 00:20:30,973 --> 00:20:36,979 ねえ 兄上 1つだけ 気になることがあるんだけど➡ 211 00:20:36,979 --> 00:20:40,979 聞いてもいい? (寺尾)何だ 212 00:20:42,985 --> 00:20:47,990 武蔵様は お悠様を 愛してらっしゃるのかしら 213 00:20:47,990 --> 00:20:51,994 そんなことは 分からん! 214 00:20:51,994 --> 00:21:00,002 武蔵様に聞けばいい 人の心の奥底など 誰にも分からん 215 00:21:00,002 --> 00:21:02,004 もし 武蔵様が➡ 216 00:21:02,004 --> 00:21:07,009 お悠様のことを 本気で 愛してらっしゃるんだとしたら➡ 217 00:21:07,009 --> 00:21:11,013 私は お孝様のために 武蔵様を憎むわ 218 00:21:11,013 --> 00:21:16,018 松! (お松)憎い 武蔵様が憎い 219 00:21:16,018 --> 00:21:21,023 よせ 女っていうのは どうして そうなんだ 220 00:21:21,023 --> 00:21:28,030 男を愛するだの 愛されるだの 考えることは それしかないのか 221 00:21:28,030 --> 00:21:33,030 (お松)兄上! 兄上も 男女のことを軽蔑なさるのね 222 00:21:36,038 --> 00:21:41,043 そうでしょ 兄上たち 兵法に志す者は➡ 223 00:21:41,043 --> 00:21:45,047 愛するという言葉すら 軟弱だといって 嫌うんです 224 00:21:45,047 --> 00:21:49,051 この世には 男と女しかいないのに… 225 00:21:49,051 --> 00:21:53,055 女は 兄上にとって 一体 何なの 226 00:21:53,055 --> 00:21:57,059 女は… 女さ 227 00:21:57,059 --> 00:22:01,063 その女というものを 卑しんでるのよ 228 00:22:01,063 --> 00:22:07,069 武蔵様も 兄上も 剣に生きる男は みんな! 229 00:22:07,069 --> 00:22:10,072 それは 違う 230 00:22:10,072 --> 00:22:15,077 武蔵様だって 例えば お悠様を 心から尊敬していらっしゃる 231 00:22:15,077 --> 00:22:20,082 尊敬していればこそ 今度だって 甚内一派の陰謀から➡ 232 00:22:20,082 --> 00:22:25,020 お悠様をお守りするために 命を的に 戦われたのだ 233 00:22:25,020 --> 00:22:32,027 尊敬? そう 尊敬ね 234 00:22:32,027 --> 00:22:34,027 尊敬と愛とは違う 235 00:22:36,031 --> 00:22:39,034 それを聞いて 安心した 236 00:22:39,034 --> 00:22:43,034 武蔵様は お孝様を裏切ってはいないのよ 237 00:22:45,040 --> 00:22:50,045 <そして 武蔵が お悠を伴って 京に到着したのは➡ 238 00:22:50,045 --> 00:22:55,050 その年の ようやく秋風の立つ 9月の末であった> 239 00:22:55,050 --> 00:23:00,055 <武蔵は 嵯峨野に こぢんまりした隠れがを見つけ➡ 240 00:23:00,055 --> 00:23:05,055 細川家に ゆかりの女中を付けて そこに お悠様を住まわせた> 241 00:23:07,062 --> 00:23:12,067 おたみさん 粗相のなきよう お世話をお願いいたしたい 242 00:23:12,067 --> 00:23:14,069 (お悠)よろしく お願いいたします 243 00:23:14,069 --> 00:23:17,072 (おたみ)はい もったいのうございます 244 00:23:17,072 --> 00:23:22,011 お悠様 本日は これにて 御無礼いたします 245 00:23:22,011 --> 00:23:25,014 間もなく 日も暮れます 246 00:23:25,014 --> 00:23:28,017 こよいは こちらに お泊まりになれば よろしいのに 247 00:23:28,017 --> 00:23:32,021 明日 また 参上いたします 248 00:23:32,021 --> 00:23:39,028 武蔵様 私 怖いのです 249 00:23:39,028 --> 00:23:45,034 京まで来て 何をおびえてるのかと お思いでしょうけれど➡ 250 00:23:45,034 --> 00:23:47,036 また 何か 恐ろしいことが 起こりそうで 251 00:23:47,036 --> 00:23:51,036 武蔵は おそばを離れませぬ 252 00:23:53,042 --> 00:23:55,042 御免 253 00:24:05,054 --> 00:24:09,058 (おたみ)武蔵様 お悠様は 何故 この京へ 254 00:24:09,058 --> 00:24:13,062 公儀に 姫の素性を 明かしたやつが いたからだ 255 00:24:13,062 --> 00:24:15,064 まあ おかわいそうに 256 00:24:15,064 --> 00:24:20,069 この京には 家康方の所司代が にらみを利かしている 257 00:24:20,069 --> 00:24:24,006 心してくれ はい 分かりました 258 00:24:24,006 --> 00:24:28,010 この ばばの務めも 重うございますね 259 00:24:28,010 --> 00:24:32,014 お悠様に もし 怪しい者が 近づこうとしたら? 260 00:24:32,014 --> 00:24:35,017 そのときは すぐ知らせてくれ 261 00:24:35,017 --> 00:24:41,023 はい それには 先生が この近くに 宿を見つけてくださらないと 262 00:24:41,023 --> 00:24:43,023 そうしよう 263 00:24:50,032 --> 00:24:53,035 <そして そのころ…> 264 00:24:53,035 --> 00:24:57,039 どうだ おりん 京の夜は 265 00:24:57,039 --> 00:25:01,043 さすが 天守様のいる都は 違うだろう 266 00:25:01,043 --> 00:25:05,047 どう違うのさ (甚内)いや どう違うって➡ 267 00:25:05,047 --> 00:25:09,051 町並みだとか 建物だとか 早え話が➡ 268 00:25:09,051 --> 00:25:12,054 この はたごの床の間の 飾りつけ一つにしたって➡ 269 00:25:12,054 --> 00:25:15,057 何となく あか抜けてるとは 思わねえか 270 00:25:15,057 --> 00:25:17,059 (おりん)そうかね 271 00:25:17,059 --> 00:25:21,063 (虫の鳴き声) 272 00:25:21,063 --> 00:25:27,002 (甚内)あっ 虫が鳴いてやがる 秋だねぇ 273 00:25:27,002 --> 00:25:30,005 幸せな人だね あんたは 274 00:25:30,005 --> 00:25:36,011 何だよ 乙にからむじゃねえか (おりん)別に 絡みゃしないよ 275 00:25:36,011 --> 00:25:39,014 (甚内)何 すねてやがんだよ おりん 276 00:25:39,014 --> 00:25:41,016 何さ! 太平楽 277 00:25:41,016 --> 00:25:43,018 太平楽? (おりん)そうじゃないか! 278 00:25:43,018 --> 00:25:46,021 私たちゃ 物見遊山の旅を してるんじゃないんだよ! 279 00:25:46,021 --> 00:25:49,024 武蔵を追って はるばる 京まで来たっていうのに➡ 280 00:25:49,024 --> 00:25:54,029 えっ? 「虫が鳴いている 秋だね」 何さ! 何が秋だね 281 00:25:54,029 --> 00:25:57,032 (甚内)フフフ… 282 00:25:57,032 --> 00:26:02,037 お前のように 寝ても覚めても 武蔵 武蔵じゃ➡ 283 00:26:02,037 --> 00:26:05,040 命が いくつあっても 足りやしねえぜ 284 00:26:05,040 --> 00:26:08,043 ふん どうせ そうさ あんたなんか➡ 285 00:26:08,043 --> 00:26:11,046 初めっから 武蔵と 命を張り合う つもりなんか なかったんだ 286 00:26:11,046 --> 00:26:14,049 見損なったよ! (甚内)何だと? 287 00:26:14,049 --> 00:26:17,052 腰抜け! (甚内)言いやがったな この尼! 288 00:26:17,052 --> 00:26:20,055 (おりん)あっ 嫌だよ! 289 00:26:20,055 --> 00:26:23,992 何! (おりん)あっ 嫌って… 290 00:26:23,992 --> 00:26:26,995 (甚内)痛っ あ痛っ 291 00:26:26,995 --> 00:26:30,999 (岸)はぁ… (岸の せきばらい) 292 00:26:30,999 --> 00:26:34,999 仲間げんかしてる場合じゃねえぜ 293 00:26:37,005 --> 00:26:39,005 (甚内)何か 分かったのか 294 00:26:41,009 --> 00:26:47,015 やっぱり 昨夜 京に入った2人連れは➡ 295 00:26:47,015 --> 00:26:51,019 武蔵の一行だったらしい (おりん)えっ 296 00:26:51,019 --> 00:26:56,024 伏見の船着き場で 見張っていた 俺の手下の報告だが➡ 297 00:26:56,024 --> 00:26:58,026 伏見に着いた中で➡ 298 00:26:58,026 --> 00:27:02,030 武蔵らしい浪人者が 若い娘を連れて➡ 299 00:27:02,030 --> 00:27:04,032 船宿に 泊まりもしないで まっすぐに➡ 300 00:27:04,032 --> 00:27:07,032 京に向かったというんだ 301 00:27:12,040 --> 00:27:18,046 その女は きっと お悠だよ 間違いない! 302 00:27:18,046 --> 00:27:21,049 だろうな 303 00:27:21,049 --> 00:27:26,989 ちくしょう お悠のやつ 304 00:27:26,989 --> 00:27:32,995 …で やつらの行き先は 確かめたんだろうね 305 00:27:32,995 --> 00:27:38,000 それが 五条大橋までは 尾行したんだが➡ 306 00:27:38,000 --> 00:27:43,005 町に入ってから どうも まかれてしまったらしい 307 00:27:43,005 --> 00:27:47,009 まかれた? どじだねえ 308 00:27:47,009 --> 00:27:50,012 しかし 居所が分かっても➡ 309 00:27:50,012 --> 00:27:53,015 たやすく 手出しのできる相手じゃねえ 310 00:27:53,015 --> 00:27:56,018 じっくり 策を練らねえとな 311 00:27:56,018 --> 00:28:02,024 (岸)うん 手は あるんだ 312 00:28:02,024 --> 00:28:06,028 京には 武蔵と聞くと 目の色を変える武芸者が➡ 313 00:28:06,028 --> 00:28:09,031 うようよ いるんだ (おりん)またかい➡ 314 00:28:09,031 --> 00:28:13,035 この前の しくじりに懲りないで 同じ手を使うなんて➡ 315 00:28:13,035 --> 00:28:15,037 もう あんたたちには 頼まないよ! 316 00:28:15,037 --> 00:28:20,042 (甚内)どうする気だ お前 まさか… 317 00:28:20,042 --> 00:28:22,978 (おりん)武蔵だって 鬼じゃないさ 318 00:28:22,978 --> 00:28:26,982 風呂に入ることだって 眠ることだって あるはずだ 319 00:28:26,982 --> 00:28:31,982 その隙を見て 今度こそ 320 00:28:45,000 --> 00:28:47,002 (お悠)見て➡ 321 00:28:47,002 --> 00:28:52,002 この枝は どうしても死んでしまう なぜかしら 322 00:28:55,010 --> 00:29:00,015 姫様のお心が お寂しいからでございましょうか 323 00:29:00,015 --> 00:29:03,015 私の心? 324 00:29:10,025 --> 00:29:12,027 森都さん! 325 00:29:12,027 --> 00:29:17,032 姫 御機嫌 麗しく存じます 326 00:29:17,032 --> 00:29:21,970 ありがとう 森都さん よく ここが分かりましたね 327 00:29:21,970 --> 00:29:23,970 (弦をはじく音) 328 00:29:25,974 --> 00:29:28,977 琵琶占いで? (森都)はい 329 00:29:28,977 --> 00:29:33,977 私の目は 目明きの人より よく見えるのですよ 330 00:29:35,984 --> 00:29:38,987 時に 武蔵様は? 331 00:29:38,987 --> 00:29:41,990 (おたみ)間もなく おみえになるころです 332 00:29:41,990 --> 00:29:43,992 (森都)うん (お悠)お上がりください 森都さん 333 00:29:43,992 --> 00:29:48,997 はい いや 私は ここで結構 334 00:29:48,997 --> 00:29:52,000 (きじの鳴き声) 335 00:29:52,000 --> 00:29:57,005 ほう きじですか 336 00:29:57,005 --> 00:30:00,008 いろいろな小鳥が 訪ねてきてくれます 337 00:30:00,008 --> 00:30:04,012 お気に入りましたか この嵯峨野が (お悠)はい 338 00:30:04,012 --> 00:30:06,014 嵯峨野は➡ 339 00:30:06,014 --> 00:30:10,018 姫のように お美しい方にこそ ふさわしい所です 340 00:30:10,018 --> 00:30:13,021 世間の愚か者たちが➡ 341 00:30:13,021 --> 00:30:17,021 この静かな池に 石を投げないかぎり 342 00:30:53,995 --> 00:30:58,995 (風の吹く音) 343 00:31:04,005 --> 00:31:07,008 何者だ 森都 344 00:31:07,008 --> 00:31:13,008 所司代の隠密 岸 孫六の 手下だと思います 345 00:31:20,021 --> 00:31:25,026 お主 目が見えるな 346 00:31:25,026 --> 00:31:43,044 ♬~ 347 00:31:43,044 --> 00:31:49,050 ♬~ 348 00:31:49,050 --> 00:31:51,050 武蔵様 349 00:31:56,057 --> 00:31:59,057 さすがは 武蔵様 350 00:32:01,062 --> 00:32:06,067 <武蔵は かつて 隠れ切支丹探索の隠密だった➡ 351 00:32:06,067 --> 00:32:08,069 森都の過去を知っている> 352 00:32:08,069 --> 00:32:11,072 <盲人のまねも その過去ゆえにと思うと➡ 353 00:32:11,072 --> 00:32:15,076 武蔵は 森都という男の生きざまに➡ 354 00:32:15,076 --> 00:32:18,076 激しく 胸を突かれる思いが するのだった> 355 00:32:23,018 --> 00:32:26,021 (助川)松山氏 武蔵の居所が 分かったぞ! 356 00:32:26,021 --> 00:32:30,025 (乾)嵯峨野だ 嵯峨野の念仏寺に近い 百姓家に 357 00:32:30,025 --> 00:32:32,027 武蔵一人か (助川)うむ 358 00:32:32,027 --> 00:32:34,029 女が 一人 いたはずだが 359 00:32:34,029 --> 00:32:38,033 (真鍋)女? そんな者は おらん 武蔵一人だ 360 00:32:38,033 --> 00:32:41,036 (主水)ふーん (助川)松山氏➡ 361 00:32:41,036 --> 00:32:44,039 我ら3人 この日の来るのを 待っていたんだ 362 00:32:44,039 --> 00:32:47,042 10年前 吉岡一門が きゃつによって 壊滅して以来➡ 363 00:32:47,042 --> 00:32:50,045 臥薪嘗胆 師の敵を討たんものと 364 00:32:50,045 --> 00:32:53,048 (乾)松山氏! お手前も 武蔵に遺恨を抱く➡ 365 00:32:53,048 --> 00:32:57,052 兵法者の一人であろう 我らと手を組まぬか? 366 00:32:57,052 --> 00:33:00,055 (主水)ふん 367 00:33:00,055 --> 00:33:02,055 (助川)松山氏! 368 00:33:04,059 --> 00:33:09,064 俺が捜してるのは 武蔵ではない 武蔵が連れてる女だ 369 00:33:09,064 --> 00:33:12,067 (真鍋)何? (主水)ふん 370 00:33:12,067 --> 00:33:15,070 まあ しかし お手前たちが 武蔵を討つというなら➡ 371 00:33:15,070 --> 00:33:18,070 その お手並みを ゆっくりと拝見しよう 372 00:33:27,015 --> 00:33:32,020 (岸)松山主水 また会ったな 373 00:33:32,020 --> 00:33:34,022 孫六か 374 00:33:34,022 --> 00:33:36,024 武蔵が 生きているかぎり➡ 375 00:33:36,024 --> 00:33:40,028 お主と俺は 離れ離れになることはあるまい 376 00:33:40,028 --> 00:33:43,031 (主水) ふん まあな 腐れ縁ってやつか 377 00:33:43,031 --> 00:33:47,035 (主水・岸)フフフ… 378 00:33:47,035 --> 00:33:52,040 それなら お三方は 吉岡道場の御高弟と お見受けした 379 00:33:52,040 --> 00:33:56,044 いかにも 我らは …して 御貴殿は 380 00:33:56,044 --> 00:34:00,048 岸 孫六と申す お見知り置きを➡ 381 00:34:00,048 --> 00:34:05,053 実は それがし 御貴殿方を捜しておったのです 382 00:34:05,053 --> 00:34:08,056 (助川)何と (主水)この孫六さんはな➡ 383 00:34:08,056 --> 00:34:11,059 お主たち以上に 武蔵を目の敵にしてるんだ➡ 384 00:34:11,059 --> 00:34:13,059 手を組むには 格好の相手だぞ 385 00:34:28,009 --> 00:34:34,015 (助川)「明朝 七ツ半 桂川にて待つ 旧吉岡一門 有志」 386 00:34:34,015 --> 00:34:36,015 承知いたした! 387 00:35:15,056 --> 00:35:17,058 (おりん)あっ お前!? 388 00:35:17,058 --> 00:35:20,061 せっかく 高みの見物を しようっていうのに➡ 389 00:35:20,061 --> 00:35:21,996 横から 水を差すんじゃねえ (おりん)何さ!➡ 390 00:35:21,996 --> 00:35:24,999 水 差すのは お前じゃないか (主水)ハハハッ 391 00:35:24,999 --> 00:35:29,003 慌てる こじきは もらいが少ないっていうぜ 392 00:35:29,003 --> 00:35:32,003 ほら 始まるぜ 393 00:35:34,008 --> 00:35:39,008 (おりん)嫌っ 何すんのさ 嫌だ! やめておくれ! 394 00:35:41,015 --> 00:35:48,015 (門弟たちの かん声) 395 00:36:17,051 --> 00:36:21,055 (助川)亡き 吉岡清十郎の門弟 助川宗介! 396 00:36:21,055 --> 00:36:23,992 同じく 乾 泰四郎! 397 00:36:23,992 --> 00:36:26,995 真鍋左門! (清水)清水仙之助! 398 00:36:26,995 --> 00:36:30,999 吉岡一門の恨みを 晴らさんために 尋常な勝負を挑む! 399 00:36:30,999 --> 00:36:34,002 吉岡一門か 400 00:36:34,002 --> 00:36:51,019 ♬~ 401 00:36:51,019 --> 00:37:09,037 ♬~ 402 00:37:09,037 --> 00:37:26,988 ♬~ 403 00:37:26,988 --> 00:37:45,006 ♬~ 404 00:37:45,006 --> 00:38:03,024 ♬~ 405 00:38:03,024 --> 00:38:21,042 ♬~ 406 00:38:21,042 --> 00:38:22,977 (岸)行け! 407 00:38:22,977 --> 00:38:40,995 ♬~ 408 00:38:40,995 --> 00:38:51,995 ♬~ 409 00:39:33,982 --> 00:39:35,982 (斬る音) 410 00:40:31,973 --> 00:40:34,973 ま… 参った! 411 00:40:48,990 --> 00:40:51,990 ふん どいつもこいつも なっちゃいねえ 412 00:40:54,996 --> 00:40:56,996 行け 413 00:41:00,001 --> 00:41:02,001 覚えておいで! 414 00:41:16,017 --> 00:41:19,017 (主水)ふん ふざけやがって 415 00:41:21,022 --> 00:41:35,036 ♬~ 416 00:41:35,036 --> 00:41:38,036 (お松)森都さん! 417 00:41:41,042 --> 00:41:45,046 (森都)どなたかな (お松)松でございます 418 00:41:45,046 --> 00:41:48,049 寺尾新太郎の妹 お忘れでございましょうか 419 00:41:48,049 --> 00:41:51,052 あっ お松さん 420 00:41:51,052 --> 00:41:55,056 武蔵様は どちらに 至急 お目にかかりたいのですが 421 00:41:55,056 --> 00:41:57,058 何か よからぬことでも 422 00:41:57,058 --> 00:42:01,062 お孝様が… (森都)うん!? 423 00:42:01,062 --> 00:42:03,064 (お悠)武蔵様のお名前は➡ 424 00:42:03,064 --> 00:42:07,068 全国 津々浦々まで とどろいておりますのね 425 00:42:07,068 --> 00:42:11,072 己で 歩んできた道に 憎悪の声を聞くのは➡ 426 00:42:11,072 --> 00:42:14,075 兵法者の習いです 427 00:42:14,075 --> 00:42:19,080 武蔵様には 賞賛と尊敬の声は 聞こえませんの? 428 00:42:19,080 --> 00:42:23,017 私は そんな不遜な人間ではない 429 00:42:23,017 --> 00:42:27,021 ≪(おたみ) 先生 お客様でございます 430 00:42:27,021 --> 00:42:30,024 (お松)お悠様 しばらくでございます 431 00:42:30,024 --> 00:42:33,027 まあ あなたは お松様 432 00:42:33,027 --> 00:42:38,027 (おたみ)さあ どうぞ お上がりくださいませ さっ 433 00:42:40,034 --> 00:42:45,039 武蔵様 悪い知らせを持ってまいりました 434 00:42:45,039 --> 00:42:48,042 悪い知らせ? 435 00:42:48,042 --> 00:42:54,042 お孝様が 姫路の お宿で ゆうべ… 436 00:42:57,051 --> 00:43:00,051 亡くなったそうでございます 437 00:43:03,057 --> 00:43:07,057 静かな御臨終でございました 438 00:43:10,064 --> 00:43:15,064 (お孝)《武蔵様… 武蔵様…》 439 00:43:18,072 --> 00:43:24,011 (お孝)《ここは どこ お松》 (お松)《姫路です》➡ 440 00:43:24,011 --> 00:43:30,017 《お孝様 武蔵様が いらっしゃる 京は 目と鼻の先です》 441 00:43:30,017 --> 00:43:33,020 《しっかりなさいませ!》 442 00:43:33,020 --> 00:43:36,023 (お孝)《ありがとう》 443 00:43:36,023 --> 00:43:42,029 《武蔵様が お迎えに いらっしゃった…》 444 00:43:42,029 --> 00:43:46,029 《ほら もう すぐそこ…》 445 00:43:50,037 --> 00:43:54,041 《武蔵様…》 446 00:43:54,041 --> 00:44:12,059 ♬~ 447 00:44:12,059 --> 00:44:15,062 (お松)《お孝様!》 448 00:44:15,062 --> 00:44:22,003 (お松の泣き声) 449 00:44:22,003 --> 00:44:33,014 (森都)♬ 千尋の海へぞ 450 00:44:33,014 --> 00:44:36,017 (琵琶) 451 00:44:36,017 --> 00:44:53,034 (森都)♬ 入り給う 452 00:44:53,034 --> 00:45:00,041 (琵琶) 453 00:45:00,041 --> 00:45:18,059 ♬~ 454 00:45:18,059 --> 00:45:27,059 ♬~ 455 00:45:29,003 --> 00:45:47,021 ♬~ 456 00:45:47,021 --> 00:46:05,039 ♬~ 457 00:46:05,039 --> 00:46:21,055 ♬~ 458 00:46:21,055 --> 00:46:39,006 ♬~ 459 00:46:39,006 --> 00:46:47,006 ♬~ 460 00:57:42,169 --> 00:57:43,036 461 00:57:43,036 --> 00:57:47,040 「時代劇専門チャンネル」の 全てが分かる番組情報誌 462 00:57:47,040 --> 00:57:49,040 『時代劇専門チャンネルガイド』 463 00:57:55,048 --> 00:57:57,050 番組表・コラム 464 00:57:57,050 --> 00:58:01,054 時代劇クロスワードなど読み応え十分! 465 00:58:01,054 --> 00:58:03,054 更に… 466 00:58:06,059 --> 00:58:08,059 いま お問い合わせ いただくと… 467 00:58:36,089 --> 00:58:38,091 そして もうひとつは ホームページ 468 00:58:38,091 --> 00:58:41,091 お申し込み お待ちしております