1 00:00:02,933 --> 00:00:06,720 今後15年間で中国の輸入額は 日本円でおよそ2700兆円に 2 00:00:06,720 --> 00:00:10,474 なるという見通しを示しました。 3 00:00:36,583 --> 00:00:38,519 (美早)勘七郎さん…。 4 00:00:38,519 --> 00:00:41,922 (勘七郎)後の事は 美早に任せてありますので。 5 00:00:41,922 --> 00:00:43,857 (美早)広国屋の商いが➡ 6 00:00:43,857 --> 00:00:46,760 間違った道を進んでいるような 気がしてなりませぬ。 7 00:00:46,760 --> 00:00:49,263 誤っているならば 正したいのです。 8 00:00:49,263 --> 00:00:52,099 (市兵衛)主人である勘七郎さんが 動かなければ➡ 9 00:00:52,099 --> 00:00:54,435 どうにもならないのでは ないのですか? 10 00:00:54,435 --> 00:00:58,272 (伊右衛門)広国屋で どうぞ ごゆるりとお過ごし下さい。 11 00:00:58,272 --> 00:01:01,308 伊右衛門さんのほかで 信用の置ける人はいませんか? 12 00:01:01,308 --> 00:01:05,045 以前 圭助さんという手代が いたのですが…。 13 00:01:05,045 --> 00:01:09,283 亡くなった? 土浦へ行った帰りの江戸川で➡ 14 00:01:09,283 --> 00:01:13,620 船から 誤って落ちたと。 15 00:01:13,620 --> 00:01:17,291 (五十八)クソ~! 食らえ~! (平次)危ない!➡ 16 00:01:17,291 --> 00:01:19,960 ああああっ… うわ~っ! 17 00:01:19,960 --> 00:01:36,660 ♬~ 18 00:01:39,079 --> 00:01:43,951 これで よしと。 傷は すぐ目立たなくなるだろう。 19 00:01:43,951 --> 00:01:47,451 ありがとうございます。 20 00:01:50,424 --> 00:01:53,760 鬼渋の旦那が あんな所に お出ましとは➡ 21 00:01:53,760 --> 00:01:56,430 どんな御用ですか? 22 00:01:56,430 --> 00:02:00,100 (渋井)人に聞く前に お主こそ 何の用だったんだ? 23 00:02:00,100 --> 00:02:06,440 商いの事で その… 一悶着ありまして。 24 00:02:06,440 --> 00:02:09,276 その 一悶着の訳が聞きてえな。 25 00:02:09,276 --> 00:02:12,312 私は 広国屋の手代の代わりに 行っただけで。 26 00:02:12,312 --> 00:02:16,783 ヘッ。 どうせ 手代どもが 悪さでもやってんだろ。 27 00:02:16,783 --> 00:02:19,453 腐れどもがよ。 28 00:02:19,453 --> 00:02:23,624 で 旦那の方は? 29 00:02:23,624 --> 00:02:29,296 こっちは 木綿の直買いをしている 一味があるので➡ 30 00:02:29,296 --> 00:02:32,796 取り締まってくれと 奉行所に訴えがあってな…。 31 00:02:34,268 --> 00:02:36,904 おい 何してやがる? 32 00:02:36,904 --> 00:02:40,704 中は 白木綿ですよね。 何事だ! 33 00:02:42,709 --> 00:02:45,612 (板垣)それは 当家御用の荷物だ。 34 00:02:45,612 --> 00:02:49,416 さるお大名の下屋敷に 運び込まれていたそうだ。 35 00:02:49,416 --> 00:02:51,919 その さるお大名というのは? 36 00:02:51,919 --> 00:02:54,955 そりゃ言えねえな。 37 00:02:54,955 --> 00:02:57,591 もし それが直買いなら➡ 38 00:02:57,591 --> 00:03:01,762 たとえ大名でも お家お取り潰しに なりかねない 天下のご法度。 39 00:03:01,762 --> 00:03:05,098 だが そうたやすく 尻尾は つかませねえさ。 40 00:03:05,098 --> 00:03:07,601 木綿をため込んで 品薄にして➡ 41 00:03:07,601 --> 00:03:12,105 値をつり上げてから 売ってもうける。 42 00:03:12,105 --> 00:03:14,608 あくどいやり口だ。 43 00:03:14,608 --> 00:03:18,278 値が上がり 困るのは下々です。 44 00:03:18,278 --> 00:03:22,115 下々の事なんざ 誰も考えちゃいねえよ。 45 00:03:22,115 --> 00:03:25,953 うちは 傷の手当てに 白木綿を多く使うから➡ 46 00:03:25,953 --> 00:03:29,623 毎月 問屋から 届けてもらっているのだが…➡ 47 00:03:29,623 --> 00:03:33,894 武州や総州からの荷が 去年から 大層 減ってるんで➡ 48 00:03:33,894 --> 00:03:36,797 白木綿の相場が 上がっているらしい。 49 00:03:36,797 --> 00:03:39,766 どれくらい 相場が上がったのですか? 50 00:03:39,766 --> 00:03:44,538 1年前より 5割だ。 5割だ!? 51 00:03:44,538 --> 00:03:50,244 この分だと 反物の値上がりも すぐだろう。 52 00:03:50,244 --> 00:03:57,244 ほれ 替えのさらしだ。 大事に使いなさい。 53 00:04:04,258 --> 00:04:08,595 (中川)板垣。 は。 小此木は どうした? 54 00:04:08,595 --> 00:04:11,098 今しばらく お待ち下さい。 55 00:04:11,098 --> 00:04:14,601 不審な荷物を この下屋敷に 運び込んでいるという➡ 56 00:04:14,601 --> 00:04:18,438 訴えがあった。 それゆえ 留守居役である➡ 57 00:04:18,438 --> 00:04:20,774 わしの方から 問いただしに参ったというのに➡ 58 00:04:20,774 --> 00:04:24,278 わしをないがしろにして あやつは 何をたくらんでおるのだ? 59 00:04:24,278 --> 00:04:28,615 小此木様は お家の金のやりくりが 苦しくなり➡ 60 00:04:28,615 --> 00:04:31,652 危ういので 思い切った手だてを取ろうと…。 61 00:04:31,652 --> 00:04:36,056 たわけた事を! あやつは ただ 己の出世のために➡ 62 00:04:36,056 --> 00:04:40,856 金を作って ばらまいているだけであろう! 63 00:04:42,562 --> 00:04:50,237 五代 木綿問屋の見張り人の調べを 拒んだと聞いたぞ。 64 00:04:50,237 --> 00:04:57,937 よもや 木綿の直買いを しているのではあるまいな。 65 00:05:00,247 --> 00:05:08,547 そこまで ご存じとは…。 もはや これまでですな。 66 00:05:12,592 --> 00:05:14,628 (中川)謀ったな! 67 00:05:14,628 --> 00:05:32,546 ♬~ 68 00:05:32,546 --> 00:05:36,546 (板垣)小此木様 手はずどおり。 69 00:05:39,886 --> 00:05:42,723 (文蔵)さすがは唐木様。➡ 70 00:05:42,723 --> 00:05:45,559 あの五十八に 証文を書き換えさせたとは➡ 71 00:05:45,559 --> 00:05:47,494 大したもんだ。 72 00:05:47,494 --> 00:05:50,430 (彦助)五十八には 手を焼いていたんですよ。 73 00:05:50,430 --> 00:05:53,900 どうぞ 唐木様。 74 00:05:53,900 --> 00:05:57,571 しかし あの五十八を どうやって? 75 00:05:57,571 --> 00:06:00,907 妙な事を しゃべったんじゃ ないでしょうね。 76 00:06:00,907 --> 00:06:05,245 己の境遇を ありのままに話しただけです。 77 00:06:05,245 --> 00:06:09,916 己の境遇? それが 何で…。 78 00:06:09,916 --> 00:06:14,421 五十八さんは 私を哀れんでくれて 書き換えを承知してくれました。 79 00:06:14,421 --> 00:06:17,924 さすがです! 人の心をつかんで取り引きをする。 80 00:06:17,924 --> 00:06:20,827 これぞ 商いの極意! 81 00:06:20,827 --> 00:06:25,599 明樽の横流しで 皆さんが これくらいの余禄を得たって➡ 82 00:06:25,599 --> 00:06:28,935 文句を言われる筋合いは ありませんよ。 83 00:06:28,935 --> 00:06:34,541 お店は 売倍方の皆さんの働きで もうけてるんですから。 84 00:06:34,541 --> 00:06:36,476 さあ。 85 00:06:36,476 --> 00:06:41,276 唐木様 いきましょう。 はい。 86 00:06:43,049 --> 00:06:48,722 ところで 唐木様は 美早という女を どう思いますか? 87 00:06:48,722 --> 00:06:50,757 といいますと? 88 00:06:50,757 --> 00:06:55,228 あの女は お内儀さんの後釜を 狙ってるんです。 89 00:06:55,228 --> 00:06:59,399 娘を手なずけ 旦那様に取り入ろうなんて➡ 90 00:06:59,399 --> 00:07:04,571 太ぇ女だと思いませんか? そう… ですね。 91 00:07:04,571 --> 00:07:10,444 実のところ 広国屋の商いを 支えているのは 私たちなんです。 92 00:07:10,444 --> 00:07:15,215 私たちが 旦那様を 助けてやってるんですよ。 93 00:07:15,215 --> 00:07:20,587 それで 次に唐木様に やって頂きたい事があるんですが。 94 00:07:20,587 --> 00:07:22,522 はい。 95 00:07:22,522 --> 00:07:26,927 美早を見張って 何を探り出そうとしているのか➡ 96 00:07:26,927 --> 00:07:30,597 分かり次第 知らせてほしいんです。 97 00:07:30,597 --> 00:07:34,034 お店のためにも 是非。 98 00:07:34,034 --> 00:07:38,234 お礼は弾ませてもらいます。 99 00:07:50,217 --> 00:07:53,119 唐木様 どうされました? 100 00:07:53,119 --> 00:07:57,557 あ いや 頼まれて行った 取引先で…。 101 00:07:57,557 --> 00:08:00,460 大した事はありません。 取引先? 102 00:08:00,460 --> 00:08:04,460 明樽の…。 え? 103 00:08:15,108 --> 00:08:18,411 今日も皆 精を出しておくれ。 104 00:08:18,411 --> 00:08:22,916 それでは 皆さん ご唱和をお願いします。 105 00:08:22,916 --> 00:08:24,951 商いは…。 106 00:08:24,951 --> 00:08:30,790 (一同)ひとつ 売り手よし 買い手よし 世間よし。➡ 107 00:08:30,790 --> 00:08:35,195 ふたつ 勤るは利の本なり。➡ 108 00:08:35,195 --> 00:08:40,066 よく勤めて おのずから得るは 真の利なり。➡ 109 00:08:40,066 --> 00:08:42,068 みっつ…。 110 00:08:42,068 --> 00:08:45,839 ねえ そろばん侍 雇ったの 美早様らしいよ。 111 00:08:45,839 --> 00:08:49,743 まさか 広国屋を乗っ取ろうと してんじゃないだろうね。 112 00:08:49,743 --> 00:08:51,745 (房)こら! (一同)よっつ➡ 113 00:08:51,745 --> 00:08:55,215 元手の少なきを憂うなかれ。➡ 114 00:08:55,215 --> 00:08:59,719 信用の足らざるを憂うべし。 115 00:08:59,719 --> 00:09:04,558 では 皆さん 今日も お願いしますよ。 116 00:09:04,558 --> 00:09:07,558 (奉公人たち)はい。 117 00:09:11,231 --> 00:09:14,734 昨夜は ごちそうさまでした。 ああ いやいや。 118 00:09:14,734 --> 00:09:18,071 どうですか? けがの方は。 ああ もう大丈夫です。 119 00:09:18,071 --> 00:09:21,942 いや~ 大した石頭だ! ごもっとも。 120 00:09:21,942 --> 00:09:23,942 (笑い声) 121 00:09:26,580 --> 00:09:29,916 いらっしゃいませ。 いらっしゃいませ。 122 00:09:29,916 --> 00:09:32,819 吉岡様 これは これは。 123 00:09:32,819 --> 00:09:36,523 お見回り ご苦労さまにございます。 124 00:09:36,523 --> 00:09:38,858 うむ。 (伊右衛門)あいにく➡ 125 00:09:38,858 --> 00:09:41,895 旦那様は これから お出かけになりますので➡ 126 00:09:41,895 --> 00:09:46,733 お話は 私が…。 どうぞ お上がり下さいませ。 127 00:09:46,733 --> 00:09:50,870 三枝吉。 はい。 こちらです。 128 00:09:50,870 --> 00:10:00,170 ♬~ 129 00:10:07,420 --> 00:10:10,557 ≪(房)失礼します。 130 00:10:10,557 --> 00:10:15,057 起きてるから大丈夫よ。 ≪(房)はい。 131 00:10:16,730 --> 00:10:20,233 お昌様のお着替えを 持ってまいりました。 132 00:10:20,233 --> 00:10:23,069 ご苦労さま。 133 00:10:23,069 --> 00:10:29,409 熱は どうですか? まだ 少し…。 134 00:10:29,409 --> 00:10:33,209 早く よくなればいいけど。 135 00:10:41,121 --> 00:10:47,594 あの… 美早様。 136 00:10:47,594 --> 00:10:52,098 唐木様は 大丈夫でしょうか? 137 00:10:52,098 --> 00:10:56,603 手代さんたちの好きそうな 遊び場は どこだと聞かれて➡ 138 00:10:56,603 --> 00:10:58,538 賭場だと教えてあげたんです。 139 00:10:58,538 --> 00:11:05,278 そしたら すっかり手代さんたちと 仲よくなってしまって…。 140 00:11:05,278 --> 00:11:09,783 あのけがは? 平次さんに頼まれて➡ 141 00:11:09,783 --> 00:11:14,621 前から 明樽の買い付けで もめてた人ん所へ行って➡ 142 00:11:14,621 --> 00:11:18,291 けんかになったらしいんです。 143 00:11:18,291 --> 00:11:20,991 そう…。 144 00:11:40,246 --> 00:11:44,584 船会所で こちらは 仁三郎さんの船と聞いたのですが。 145 00:11:44,584 --> 00:11:48,922 そうだが… 何か御用で? 146 00:11:48,922 --> 00:11:53,622 仁三郎さんに伺いたい事があって 来ました。 147 00:11:55,595 --> 00:12:01,267 仁さん お客だで! (仁三郎)おう。 148 00:12:01,267 --> 00:12:04,604 何でえ 呼んだか? 149 00:12:04,604 --> 00:12:06,940 唐木市兵衛と申します。 150 00:12:06,940 --> 00:12:09,275 広国屋で お世話になっている者です。 151 00:12:09,275 --> 00:12:15,148 ほう 広国屋の。 で あっしに何か? 152 00:12:15,148 --> 00:12:18,618 圭助という手代について 聞きたいのですが…。 153 00:12:18,618 --> 00:12:22,288 おやおや また圭助さんの事でごぜえやすか。 154 00:12:22,288 --> 00:12:27,988 先日も 圭助さんの一件で お役人が お見えになりやして…。 155 00:12:29,629 --> 00:12:34,929 どうぞ 狭い所ですが お入り下せえ。 156 00:12:42,208 --> 00:12:45,208 どうぞ。 157 00:12:47,914 --> 00:12:50,817 どうぞ。 こりゃどうも。 ありがてえ! 158 00:12:50,817 --> 00:12:55,588 遠慮なく頂戴しやす。 いける口なんでしょ? 159 00:12:55,588 --> 00:12:59,926 いや こう見えて あっしは下戸で。 ほう。 160 00:12:59,926 --> 00:13:02,262 でも 皆が喜びます。 おい 太助! へい。 161 00:13:02,262 --> 00:13:05,598 頂いたぞ。 ああ どうも こいつは…。 162 00:13:05,598 --> 00:13:07,934 ごっそうさんです! 163 00:13:07,934 --> 00:13:13,606 圭助さんの事でごぜえやしたね。 はい。 164 00:13:13,606 --> 00:13:17,477 何で あんな事に なっちまったのか。 165 00:13:17,477 --> 00:13:21,114 あっしには 今でも 腑に落ちねえんですがね。➡ 166 00:13:21,114 --> 00:13:27,620 帰り船は 土浦で醤油を積んで 利根川を遡り➡ 167 00:13:27,620 --> 00:13:34,394 境河岸で江戸川に入り 今度は下っていきやす。➡ 168 00:13:34,394 --> 00:13:38,231 その帰り船には いつも来る 文蔵さんはいなくて➡ 169 00:13:38,231 --> 00:13:43,069 圭助さんだけでやした。➡ 170 00:13:43,069 --> 00:13:47,407 広国屋の帰り船が 境河岸に着いたのが夕暮れで➡ 171 00:13:47,407 --> 00:13:51,744 そこで ご老中 土井大炊頭様の 荷物を積みやしてね…。 172 00:13:51,744 --> 00:13:54,647 土井家の? (仁三郎)土浦からの帰り船には➡ 173 00:13:54,647 --> 00:13:59,485 必ず 古河の土井様の荷物を 積む事になっておりやす。 174 00:13:59,485 --> 00:14:01,454 どんな荷物ですか? 175 00:14:01,454 --> 00:14:06,259 (仁三郎)藁筵でくるんだものが 10ばかり。 176 00:14:06,259 --> 00:14:10,930 中身は? いや~ そこまでは…。 177 00:14:10,930 --> 00:14:14,601 番所では 船荷を あらためられないのですか? 178 00:14:14,601 --> 00:14:18,471 土井家の荷物には 古河御用の 会符が付いておりやすし➡ 179 00:14:18,471 --> 00:14:21,374 土井家のお侍が見張っていては➡ 180 00:14:21,374 --> 00:14:26,312 番所のお役人も 荷を あらためる事はできやせんから。 181 00:14:26,312 --> 00:14:33,386 それで 境河岸を出て その夜中の事でやした。 182 00:14:33,386 --> 00:14:37,557 (川に落ちる音) (板垣)大変だ! 誰か! 183 00:14:37,557 --> 00:14:39,492 どうなさいやした? 184 00:14:39,492 --> 00:14:42,228 圭助が落ちた…。 (一同)え? 185 00:14:42,228 --> 00:14:47,100 おい 明かりをくれ! よこせ 火! 186 00:14:47,100 --> 00:14:50,904 お~い 圭助さん どこだ!? 187 00:14:50,904 --> 00:14:54,574 お~い 返事しろ! 圭助さ~ん! 188 00:14:54,574 --> 00:14:56,509 お~い! お~い! 189 00:14:56,509 --> 00:15:00,380 (仁三郎)とにかく そこら中を 火で照らして捜したんだが➡ 190 00:15:00,380 --> 00:15:03,249 見つかりゃあしねえ…。 191 00:15:03,249 --> 00:15:06,586 それで 後になって 流山の百姓が➡ 192 00:15:06,586 --> 00:15:12,586 圭助さんを見つけたと 聞かされやした。 193 00:15:18,598 --> 00:15:25,271 (利和)中川が 当家の金を 使い込んでいたと申すのか。 194 00:15:25,271 --> 00:15:31,611 (小此木)はい。 中川を問い詰めましたところ➡ 195 00:15:31,611 --> 00:15:35,882 白状に及びました。 しかしながら その折➡ 196 00:15:35,882 --> 00:15:39,552 中川は 粗暴にも 手向かい致したので➡ 197 00:15:39,552 --> 00:15:46,426 やむをえず 討ち果たした由にございます。 198 00:15:46,426 --> 00:15:53,900 既に詮議 後の始末 ならびに 国元への知らせなど➡ 199 00:15:53,900 --> 00:15:59,200 委細 相済ませましたので ご報告申し上げます。 200 00:16:03,576 --> 00:16:08,915 山本。 (山本)は。 201 00:16:08,915 --> 00:16:14,587 この事 当家の中だけで処置せよ。 202 00:16:14,587 --> 00:16:19,926 口外は 断じてまかりならぬ。 203 00:16:19,926 --> 00:16:26,599 公儀へは 切腹と伝えておく。 204 00:16:26,599 --> 00:16:28,599 は。 205 00:16:34,407 --> 00:16:38,544 船頭の仁三郎の所へ 行かれたようですね。 206 00:16:38,544 --> 00:16:42,215 おうよ。 207 00:16:42,215 --> 00:16:50,556 やはり 木箱に木綿を隠し入れて 直買いが行われているようだな。 208 00:16:50,556 --> 00:16:55,895 相手が ご老中たあ やっかいな話だぜ。 209 00:16:55,895 --> 00:17:16,916 ♬~ 210 00:17:16,916 --> 00:17:22,216 替えのさらしだ。 大事に使いなさい。 211 00:17:26,626 --> 00:17:32,126 (弥陀ノ介) 市兵衛 お頭がお呼びだ。 212 00:17:44,877 --> 00:17:48,214 今日も うまそうな料理だのう! 213 00:17:48,214 --> 00:17:51,551 (佐波)まぐろの きじ焼きです。 はあ! 214 00:17:51,551 --> 00:17:55,551 どうぞ ごゆっくり。 (信正)うむ。 215 00:18:05,898 --> 00:18:10,570 土井家の留守居役 中川昭常が切腹した。 216 00:18:10,570 --> 00:18:13,473 切腹!? 何故ですか? 217 00:18:13,473 --> 00:18:17,443 土井家の金を使い込んだ とがだというが それは表向き。➡ 218 00:18:17,443 --> 00:18:21,914 実のところは 直買いに気付いた中川の口を➡ 219 00:18:21,914 --> 00:18:25,785 側用人の小此木が封じたのだ。 220 00:18:25,785 --> 00:18:28,254 いくら 側用人でも➡ 221 00:18:28,254 --> 00:18:31,157 それを 切腹という一大事に 仕立てるなど➡ 222 00:18:31,157 --> 00:18:33,860 できる事とは思えませぬが…。 223 00:18:33,860 --> 00:18:41,200 主君の土井利和様の命が なければな。 224 00:18:41,200 --> 00:18:47,874 事を表沙汰にさせないためには 土井様は これからも➡ 225 00:18:47,874 --> 00:18:51,210 どのような策でも 巡らすに違いない。 226 00:18:51,210 --> 00:18:53,880 相手は ご老中の土井様。 227 00:18:53,880 --> 00:18:59,580 いくら お頭でも うかつな事はできないのだ。 228 00:19:03,222 --> 00:19:11,922 医者は 傷の手当てに 白木綿を使います。 229 00:19:18,571 --> 00:19:22,441 直買いで 木綿が不足すれば 値がつり上がります。 230 00:19:22,441 --> 00:19:28,247 結局 苦しむのは下々です。 231 00:19:28,247 --> 00:19:33,085 兄上は それを捨て置くおつもりですか? 232 00:19:33,085 --> 00:20:07,887 ♬~ 233 00:20:07,887 --> 00:20:11,757 唐木様! はい。 234 00:20:11,757 --> 00:20:15,761 唐木様も お金のためなら 何でもするのですか? 235 00:20:15,761 --> 00:20:17,897 え? 236 00:20:17,897 --> 00:20:23,769 手代たちから いくらか もらったのですか? 237 00:20:23,769 --> 00:20:25,771 もらってはおりません。 238 00:20:25,771 --> 00:20:31,471 では なぜ あの人たちと…!? 待って下さい。 話を聞いて下さい。 239 00:20:33,446 --> 00:20:37,446 よろしいですか? 240 00:21:14,620 --> 00:21:21,961 私は 奉公人の間で どんな悪事が どれほど行われているのか➡ 241 00:21:21,961 --> 00:21:26,832 それを明らかにするため 私も仲間に加わり➡ 242 00:21:26,832 --> 00:21:30,636 悪事に手を貸すふりをしたのです。 243 00:21:30,636 --> 00:21:34,907 広国屋の手代たちは 証文を書き換えて➡ 244 00:21:34,907 --> 00:21:37,810 買い付けた明樽の数を 少なく見せかけ➡ 245 00:21:37,810 --> 00:21:41,580 浮いた分を 横流ししていました。 246 00:21:41,580 --> 00:21:46,252 やはり そうでしたか。 247 00:21:46,252 --> 00:21:49,288 どうしても 書き換えに応じなかった➡ 248 00:21:49,288 --> 00:21:54,593 五十八さんという行商は 亡くなった圭助さんが 掛でした。 249 00:21:54,593 --> 00:21:56,529 圭助さんが? 250 00:21:56,529 --> 00:22:00,466 そこで 私は 五十八さんの所で わざと けがをし➡ 251 00:22:00,466 --> 00:22:08,766 驚いた平次さんが逃げ出した隙に 五十八さんに話を聞いたのです。 252 00:22:11,610 --> 00:22:16,482 圭助さんは 売倍方に上がった頃から➡ 253 00:22:16,482 --> 00:22:19,485 ひどく ふさぎ込んでいました。 254 00:22:19,485 --> 00:22:27,960 また 明樽の事で 文蔵に叱られたのか? 255 00:22:27,960 --> 00:22:33,766 (圭助)いえ…。 そんなの 大した事じゃありません。 256 00:22:33,766 --> 00:22:38,904 世間には 明樽の横流しどころじゃない➡ 257 00:22:38,904 --> 00:22:46,245 もっともっと たちの悪い行いがあるんです…。 258 00:22:46,245 --> 00:22:50,116 たちの悪い 行い…。 259 00:22:50,116 --> 00:22:58,416 広国屋が関わっているのは 土井家による木綿の直買いです。 260 00:23:00,259 --> 00:23:02,928 直買いは 天下のご法度。 261 00:23:02,928 --> 00:23:09,268 これが明らかになれば 広国屋の暖簾は 地に落ちます。 262 00:23:09,268 --> 00:23:11,604 どうすればいいんでしょう!? 263 00:23:11,604 --> 00:23:15,941 店の人たちは 誰も相手にしてくれませんし➡ 264 00:23:15,941 --> 00:23:21,941 勘七郎さんも 私の言う事など 取り合ってくれません! 265 00:23:26,285 --> 00:23:30,956 美早さんは 圭助さんの故郷を ご存じですか? 266 00:23:30,956 --> 00:23:33,559 中目黒村です。 267 00:23:33,559 --> 00:23:37,559 行ってみませんか? 268 00:23:54,246 --> 00:23:59,585 圭助には かわいそうだが 誤って川に落ちたんなら➡ 269 00:23:59,585 --> 00:24:05,885 それが あれの定めだったんです。 しかたねえ事でございます。 270 00:24:08,928 --> 00:24:16,602 今年の正月に戻ってきたのが あれと会った最後でした。 271 00:24:16,602 --> 00:24:20,940 変わった様子はなかったですか? 272 00:24:20,940 --> 00:24:24,610 これといって…。 273 00:24:24,610 --> 00:24:27,279 その前 帰ってきた時は➡ 274 00:24:27,279 --> 00:24:30,616 売倍方とかいう 掛になったとかで➡ 275 00:24:30,616 --> 00:24:32,885 お大名屋敷に お出入りしていると➡ 276 00:24:32,885 --> 00:24:35,788 うれしそうに言ってたのを 覚えております。 277 00:24:35,788 --> 00:24:40,759 お店の一番偉い頭取さんに かわいがられてんだ。 278 00:24:40,759 --> 00:24:46,059 俺も いつかは頭取さんみてえに 出世するんだ! 279 00:24:47,900 --> 00:24:53,239 でもよ 店で一番偉いのは ご主人だろ? 280 00:24:53,239 --> 00:24:56,575 そりゃそうだが うちのお店を仕切っているのは➡ 281 00:24:56,575 --> 00:24:58,511 頭取さんなんだ。 282 00:24:58,511 --> 00:25:01,211 そうしたもんかね。 283 00:25:02,915 --> 00:25:07,786 そんでも 正月に戻ってきた時は➡ 284 00:25:07,786 --> 00:25:12,925 そういった話は ほとんど しませんでした。 285 00:25:12,925 --> 00:25:16,262 (圭助)出世するばかりが 偉い訳じゃねえ。➡ 286 00:25:16,262 --> 00:25:19,598 商いには いろいろ難しいところがあって➡ 287 00:25:19,598 --> 00:25:22,798 たやすくいかねえ。 288 00:25:30,943 --> 00:25:32,878 たやすくいかない…。 289 00:25:32,878 --> 00:25:39,218 おら 仕事で疲れてるんだろうと 思ったものでした。 290 00:25:39,218 --> 00:25:43,889 おっ母 それ捜してたのか? 291 00:25:43,889 --> 00:25:49,889 お客様に お見せするべえと思ってな。 292 00:26:18,591 --> 00:26:20,526 (圭助)「毎度毎度➡ 293 00:26:20,526 --> 00:26:25,464 大名屋敷へ 御用伺に参り申すは 飽き申したゆえ➡ 294 00:26:25,464 --> 00:26:29,935 売倍方より 別の掛へ替えて頂けるよう➡ 295 00:26:29,935 --> 00:26:35,235 旦那様に お願いする所存に御座候」。 296 00:26:37,743 --> 00:26:44,216 あんだけ お世話になりながら 掛を替わりてえなんて➡ 297 00:26:44,216 --> 00:26:48,887 身の程をわきまえない事を 申し上げたようで…。 298 00:26:48,887 --> 00:26:53,225 それなのに 圭助の弔いには➡ 299 00:26:53,225 --> 00:26:57,896 女将さんにまで わざわざ お越し頂いて➡ 300 00:26:57,896 --> 00:27:02,234 身の縮む思いでございやした。 301 00:27:02,234 --> 00:27:09,908 女将さんは おらの事を 本当に気遣って下さいやして…。 302 00:27:09,908 --> 00:27:13,779 あの… 私は 女将ではありません。 303 00:27:13,779 --> 00:27:17,583 広国屋主人の いとこの 美早という者です。 304 00:27:17,583 --> 00:27:23,583 あの時は 本当に ありがとうございやした。 305 00:27:26,925 --> 00:27:33,532 おらの手 取って 一緒に 泣いて下さいやしたね 女将さん。 306 00:27:33,532 --> 00:27:35,467 だから 違うって! 307 00:27:35,467 --> 00:27:41,206 こんな お優しい女将さんに 泣いて惜しまれる伜が➡ 308 00:27:41,206 --> 00:27:47,906 大したもんだと 思ったもんでございやす。 309 00:27:52,818 --> 00:27:57,389 そうだな おっ母。 310 00:27:57,389 --> 00:28:03,896 圭助さんは よく あなたの話を されていたそうです。 311 00:28:03,896 --> 00:28:06,732 俺は ただ真面目に働いて➡ 312 00:28:06,732 --> 00:28:11,236 故郷のおっ母を 楽にさせてやりたいんですよ。 313 00:28:11,236 --> 00:28:14,907 そうか。 314 00:28:14,907 --> 00:28:22,207 汚い商いで もうけても おっ母は喜ばねえ。 315 00:28:32,858 --> 00:28:45,871 ♬~ 316 00:28:45,871 --> 00:28:53,545 お侍様… お願いがございやす。 317 00:28:53,545 --> 00:28:56,882 何でしょうか? 318 00:28:56,882 --> 00:29:02,554 お顔を… 触らせて頂けませんか? 319 00:29:02,554 --> 00:29:05,554 おっ母! 320 00:29:11,563 --> 00:29:14,233 構いませんよ。 321 00:29:14,233 --> 00:29:27,780 ♬~ 322 00:29:27,780 --> 00:29:31,583 こんな汚い手で! 323 00:29:31,583 --> 00:29:51,069 ♬~ 324 00:29:51,069 --> 00:29:59,769 なんて… お優しい顔を してなさる…。 325 00:30:02,881 --> 00:30:07,753 私は…➡ 326 00:30:07,753 --> 00:30:11,890 圭助さんに会った事は ありませんが➡ 327 00:30:11,890 --> 00:30:19,231 きっと 圭助さんも 優しい顔をしていたと 思います。 328 00:30:19,231 --> 00:30:27,573 ♬~ 329 00:30:27,573 --> 00:30:31,873 ありがとうございやす…。 330 00:30:33,445 --> 00:30:36,582 ありがとうございやす。 331 00:30:36,582 --> 00:30:40,252 ありがとう… ございやす。 332 00:30:40,252 --> 00:30:46,925 ありがとうございやす…。 ありがとうございやす…。 333 00:30:46,925 --> 00:30:51,597 ♬~ 334 00:30:51,597 --> 00:30:56,935 ありがとう… ございやす。 335 00:30:56,935 --> 00:31:04,810 圭助さんは 本当に広国屋の事を 思ってくれていたのですね。 336 00:31:04,810 --> 00:31:06,945 ええ。 337 00:31:06,945 --> 00:31:10,782 私が 大坂の商家に 寄寓していた時➡ 338 00:31:10,782 --> 00:31:15,954 師匠から 繰り返し 言われた言葉があります。 339 00:31:15,954 --> 00:31:24,630 「商いの心得は律儀であれ うそはつくな」と…。 340 00:31:24,630 --> 00:31:29,301 唐木様…。 はい。 341 00:31:29,301 --> 00:31:32,738 圭助さんは きっと➡ 342 00:31:32,738 --> 00:31:42,247 悪事をただそうとしたので 殺されたのですね 土井家の者に。 343 00:31:42,247 --> 00:31:46,118 そうだと思います。 344 00:31:46,118 --> 00:31:53,118 これで… 私も覚悟ができました。 345 00:32:23,622 --> 00:32:26,922 ごめんください。 346 00:32:36,201 --> 00:32:40,201 ごめんください。 347 00:32:45,577 --> 00:32:49,577 ≪(お園)どちら様? 348 00:32:54,286 --> 00:32:57,923 勘七郎さん お戻り下さい! あんた! 349 00:32:57,923 --> 00:33:01,259 ちょっと 誰の家だと思ってんだい! 350 00:33:01,259 --> 00:33:05,259 勘七郎さんに戻ってもらわないと 困るんです! 351 00:33:07,599 --> 00:33:10,268 何ですか? 352 00:33:10,268 --> 00:33:16,074 伊右衛門さんに 問いただして ほしい事があるのです。 353 00:33:16,074 --> 00:33:18,944 美早さんが聞けばいいでしょ。 354 00:33:18,944 --> 00:33:21,279 勘七郎さんでなければ 駄目なのです! 355 00:33:21,279 --> 00:33:27,953 私が戻ったって 何の役にも立ちませんよ。 356 00:33:27,953 --> 00:33:31,953 この方を…。 357 00:33:33,759 --> 00:33:35,761 お人払いを。 358 00:33:35,761 --> 00:33:39,231 はあ? ここは 私の家だよ! 359 00:33:39,231 --> 00:33:44,931 いいから! 頼む。 360 00:33:55,414 --> 00:33:59,918 勘七郎さんは 知っているのですか? 361 00:33:59,918 --> 00:34:02,587 何でしょう? 362 00:34:02,587 --> 00:34:09,887 伊右衛門さんたちは 直買いに 手を貸しているのです。 363 00:34:11,930 --> 00:34:17,602 ど ど… どういう事ですか!? 土浦からの帰り船に➡ 364 00:34:17,602 --> 00:34:20,939 土井家の荷物を積む事に なってるのは ご存じですよね。 365 00:34:20,939 --> 00:34:24,609 ええ…。 その荷物は木綿で➡ 366 00:34:24,609 --> 00:34:30,415 実は 株仲間を通していない 抜け荷なのです。 367 00:34:30,415 --> 00:34:34,886 木綿を 直買いしていると…!? 368 00:34:34,886 --> 00:34:38,223 そうです。 369 00:34:38,223 --> 00:34:42,894 なんて事を…! 370 00:34:42,894 --> 00:34:48,194 勘七郎さんは 何の関わりもないんですね? 371 00:34:55,240 --> 00:34:59,911 どうしたらいいんだ…! 372 00:34:59,911 --> 00:35:05,211 すぐに やめさせるんです! 373 00:35:08,920 --> 00:35:15,620 今月の木綿の売り上げで ございます。 ご苦労。 374 00:35:17,262 --> 00:35:20,298 土井家が 直買いした木綿を➡ 375 00:35:20,298 --> 00:35:23,935 問屋仲間に入っていない 木綿問屋に➡ 376 00:35:23,935 --> 00:35:29,608 広国屋が 土井家に代わって 直売りする。 377 00:35:29,608 --> 00:35:34,579 小此木様は うまい手を 考え出したものよのう。 378 00:35:34,579 --> 00:35:37,048 さように存じます。 379 00:35:37,048 --> 00:35:40,919 この伊右衛門 土井家ご繁栄のためなら➡ 380 00:35:40,919 --> 00:35:46,057 身命を賭す覚悟でおります。 381 00:35:46,057 --> 00:35:52,564 ところで 木綿問屋仲間の 見張り人からの訴えで➡ 382 00:35:52,564 --> 00:35:58,436 町方が嗅ぎ回ってるようだ…。 気を付けろ。 383 00:35:58,436 --> 00:36:01,907 ご心配には及びませぬ。 384 00:36:01,907 --> 00:36:06,578 こちらには 北町奉行所 同心の吉岡様がいますので➡ 385 00:36:06,578 --> 00:36:11,249 この店には寄せつけません。 (五代)うむ。 386 00:36:11,249 --> 00:36:15,420 ですが うちにも ねずみが一匹…。 387 00:36:15,420 --> 00:36:19,758 いや 野良犬とでも 申しましょうか。 388 00:36:19,758 --> 00:36:23,628 妙な渡り者が ウロウロしております。 389 00:36:23,628 --> 00:36:29,935 ねずみも 犬も けだものは好かぬ。 390 00:36:29,935 --> 00:36:33,205 早々に始末せねばな。 391 00:36:33,205 --> 00:36:35,205 はい。 392 00:36:45,550 --> 00:36:47,886 (吠える声) 393 00:36:47,886 --> 00:36:52,557 ん? 食い物が欲しいのか? 394 00:36:52,557 --> 00:36:56,228 すまんなあ。 今 文無しなんだ。 395 00:36:56,228 --> 00:37:00,928 金を持っていそうなやつに 当たってくれぬか? 396 00:37:13,778 --> 00:37:22,254 ♬~ 397 00:37:22,254 --> 00:37:24,254 (銃声) 398 00:37:47,879 --> 00:38:25,879 ♬~