1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 sp1: (大陽)何か こういうの sp1: 懐かしいですよね~。 2 00:00:04,004 --> 00:00:06,006 ですね~。 3 00:00:06,006 --> 00:00:09,009 sp1: えっ? じゃあ sp1: 食べれるってことですか? あれ。 4 00:00:09,009 --> 00:00:11,011 (武藤)もちろんですよ それは。 sp1: 嘘!? 5 00:00:11,011 --> 00:00:13,013 (武藤)そんなことより 倉庫の…。 6 00:00:13,013 --> 00:00:17,017 (林田)私も そっち 入ろうか? 7 00:00:17,017 --> 00:00:20,020 sp1: えっ? 林田さんの担当は sp1: 事業計画書でしょ? 8 00:00:20,020 --> 00:00:24,024 だって 何か 2人して楽しそうだからさ。 9 00:00:24,024 --> 00:00:28,028 あっ じゃあ このお肉は ここかな。 10 00:00:28,028 --> 00:00:31,031 sp1: 違うよ。 何で そこ お肉なの? 11 00:00:31,031 --> 00:00:35,035 (武藤)《三ツ星は… 私を 道具のように使い捨てた!》 12 00:00:35,035 --> 00:00:37,037 sp2: (大海)《社長として sp2: さびた部品の片付けは➡ 13 00:00:37,037 --> 00:00:39,039 sp2: 必要な業務であると考えます》 14 00:00:39,039 --> 00:00:44,044 sp1: 《もっと 彼の可能性を sp1: 信じてみたら どうですか?》 15 00:00:44,044 --> 00:00:47,047 sp1: 《起業だよ。 sp1: 新しい事業 始めるんだ》 16 00:00:47,047 --> 00:00:49,049 《私が… ですか?》 17 00:00:49,049 --> 00:00:51,051 sp1: 《武藤さん 造船所閉鎖に➡ 18 00:00:51,051 --> 00:00:54,054 sp1: 最後まで sp1: 反対運動してたんだって?》 19 00:00:54,054 --> 00:00:58,058 《はい》 sp1: 《すごいよ その情熱と行動力》 20 00:00:58,058 --> 00:00:59,993 sp1: よし 完成。 21 00:01:02,996 --> 00:01:05,999 sp1: けど 大変なのは ここからだなぁ。 22 00:01:08,001 --> 00:01:10,003 sp2: 精密機部門の遅れは sp2: どうなってる? 23 00:01:10,003 --> 00:01:13,006 (高島)はい。 検証したところ➡ 24 00:01:13,006 --> 00:01:16,009 ロボットの動作情報を クラウド経由で共有しているため➡ 25 00:01:16,009 --> 00:01:19,012 秒単位の遅延が発生していました。 26 00:01:19,012 --> 00:01:22,015 sp2: そのせいで 顧客の生産現場に sp2: 影響が出てるのか。 27 00:01:22,015 --> 00:01:24,017 はい。 それと別件で➡ 28 00:01:24,017 --> 00:01:26,019 長崎の風汐市の 造船所跡地ですが➡ 29 00:01:26,019 --> 00:01:28,021 売買の協議が まだ停滞しており…。 30 00:01:28,021 --> 00:01:30,023 sp2: それは 後回しでいい。 31 00:01:30,023 --> 00:01:34,027 sp2: クラウドの容量を増やすことで sp2: どこまで改善できるか調べろ。 32 00:01:34,027 --> 00:01:36,029 sp2: それと 技術部門に➡ 33 00:01:36,029 --> 00:01:39,032 sp2: クラウドを経由しない sp2: ピア・ツー・ピアへの切り替えの➡ 34 00:01:39,032 --> 00:01:42,035 sp2: 実証データを提出させろ。 はい。 35 00:01:42,035 --> 00:01:45,038 sp2: 産業ロボットは sp2: 今の三ツ星のコア事業だ。 36 00:01:45,038 --> 00:01:48,041 sp2: 最優先で対応しろ。 (高島)はっ。 37 00:01:50,043 --> 00:01:53,046 sp3: 大海社長 sp3: 今日も ビシバシやってるねぇ。 38 00:01:53,046 --> 00:01:55,048 (高島)お疲れさまです。 39 00:01:55,048 --> 00:01:59,052 sp3: 山谷コンビが辞めて sp3: 吹っ切れたのかな。 40 00:01:59,052 --> 00:02:02,990 sp3: 結果 自分に sp3: 権力を集中させることによって➡ 41 00:02:02,990 --> 00:02:06,994 sp3: 意思決定のスピードを sp3: ぐんぐん上げてる。 42 00:02:06,994 --> 00:02:10,998 sp3: 高島君は sp3: 2人がいなくなったことに 不満? 43 00:02:10,998 --> 00:02:15,002 (高島)いえ 不満ということは。 44 00:02:15,002 --> 00:02:18,005 sp3: 残念だけど ルールは ルールだ。 45 00:02:18,005 --> 00:02:21,008 はい 分かっています。 46 00:02:27,014 --> 00:02:30,017 (加賀谷)ポチャポチャポチャ… うぅ~。➡ 47 00:02:30,017 --> 00:02:32,019 いい子 いい子…。 <(山口)久しぶり。 48 00:02:32,019 --> 00:02:35,022 (加賀谷)山口さん。 49 00:02:35,022 --> 00:02:37,024 ハッ…。 50 00:02:41,028 --> 00:02:46,033 (山口)まさか 2人して 三ツ星を去ることになるとはなぁ。 51 00:02:46,033 --> 00:02:49,036 (山口) 散々 会社に尽くしてきたのに➡ 52 00:02:49,036 --> 00:02:52,039 最後は あっけないもんだ。 53 00:02:52,039 --> 00:02:54,374 あの… 山口さん。 54 00:02:54,374 --> 00:02:59,046 加賀谷 すまなかった。 55 00:02:59,046 --> 00:03:01,982 お前に 嫌な役回りをやらせてしまって。 56 00:03:01,982 --> 00:03:04,985 何 言ってんですか。 謝るのは 俺の方です。 57 00:03:04,985 --> 00:03:06,987 山口さんに あんなこと…。 58 00:03:06,987 --> 00:03:10,991 会社の命令だ。 お前のせいじゃない。 59 00:03:10,991 --> 00:03:14,995 全部 不適切会計を見抜けなかった 俺のせいだ。 60 00:03:14,995 --> 00:03:21,001 それに 俺は もう 三ツ星に 未練は なかったよ。 61 00:03:21,001 --> 00:03:23,003 えっ? 62 00:03:23,003 --> 00:03:26,006 出世するのも いいことだけど➡ 63 00:03:26,006 --> 00:03:30,010 お前と2人でチームを組んで 現場の最前線にいたころが➡ 64 00:03:30,010 --> 00:03:34,014 一番 楽しかったと思わないか? (加賀谷)はい。 65 00:03:34,014 --> 00:03:37,017 難しい案件ほど 燃えたよな。 66 00:03:37,017 --> 00:03:40,020 (山口)《いや~ 分かります。 私のうちもね➡ 67 00:03:40,020 --> 00:03:44,024 20年前に奮発して買った炊飯器が まだまだ現役ですもん》 68 00:03:44,024 --> 00:03:47,027 《それは すごいねぇ》 《ありがとうございます》 69 00:03:47,027 --> 00:03:51,031 (山口)営業一筋の俺が 相手の懐に入り込んで…。 70 00:03:51,031 --> 00:03:53,033 (加賀谷) 《今後の海外展開に向けて➡ 71 00:03:53,033 --> 00:03:56,036 幾つか 戦略のパターンを 立てたんですが》 72 00:03:56,036 --> 00:03:59,973 (山口)技術畑出身のお前は ロジックで相手を説得する。➡ 73 00:03:59,973 --> 00:04:04,978 そうやって 幾つも でかいヤマを 動かしてきたよなぁ。 74 00:04:04,978 --> 00:04:07,981 sp1: <へぇ~。 75 00:04:07,981 --> 00:04:10,984 sp1: 山谷コンビって ホントに sp1: いいチームだったんですね。 76 00:04:10,984 --> 00:04:13,987 三星 大陽… さん!? 77 00:04:13,987 --> 00:04:15,989 (山口)何で ここに? 78 00:04:15,989 --> 00:04:20,994 sp1: 山口さんの性格なら 自分から sp1: 会いに行くだろうなと思って。 79 00:04:20,994 --> 00:04:23,997 知り合いなんですか? (山口)ああ まあ…。 80 00:04:23,997 --> 00:04:30,003 sp1: で? 今日は 思い出話して sp1: おしまいで いいんですか? 81 00:04:30,003 --> 00:04:32,005 sp1: 俺は 見たいけどなぁ。 82 00:04:32,005 --> 00:04:36,009 sp1: 2人が もう1回 チーム組んで sp1: ばりばり働くところ。 83 00:04:40,013 --> 00:04:45,018 sp1: だからさ 山口さん 加賀谷さん➡ 84 00:04:45,018 --> 00:04:48,021 sp1: 俺たちと一緒に sp1: スタートアップしよう。 85 00:04:48,021 --> 00:04:50,023 「俺たち」? sp1: そう。 86 00:04:50,023 --> 00:04:53,026 sp1: 株主総会にいた sp1: 武藤さんって覚えてます? 87 00:04:53,026 --> 00:04:58,031 ああ。 確か 三ツ星の造船所の 現場責任者だった…。 88 00:04:58,031 --> 00:05:01,969 sp1: 武藤さんと俺で sp1: 進めてきた計画があるんです。 89 00:05:01,969 --> 00:05:03,971 言わせてもらいますけど もともとは➡ 90 00:05:03,971 --> 00:05:05,973 あなたのお兄さんのせいで こんなことに…。 91 00:05:05,973 --> 00:05:09,977 sp1: 俺も あの人のやり方には sp1: ムカついててさ。 92 00:05:09,977 --> 00:05:12,980 sp1: いっちょ ぎゃふんと sp1: 言わせてやりましょうよ。 93 00:05:12,980 --> 00:05:14,982 どういうことだ? 94 00:05:14,982 --> 00:05:19,987 sp1: 三ツ星が見放した sp1: 風汐の造船所跡地。 95 00:05:19,987 --> 00:05:21,989 sp1: あの場所を➡ 96 00:05:21,989 --> 00:05:24,992 sp1: 巨大なネットスーパーとして sp1: 蘇らせるんだ。 97 00:05:24,992 --> 00:05:26,994 (2人)はぁ!? 98 00:05:26,994 --> 00:05:30,998 ♬~ 99 00:05:33,000 --> 00:05:35,002 sp1: これが 完成形のイメージで➡ 100 00:05:35,002 --> 00:05:37,004 sp1: これが 現地の写真。 101 00:05:37,004 --> 00:05:41,008 (武藤)こんな すごいお二人に 助けていただけるんですか? 102 00:05:41,008 --> 00:05:44,011 sp1: ああ。 この2人 難しい案件ほど sp1: 燃えるらしいから。 103 00:05:44,011 --> 00:05:46,013 (山口) いや ちょ… ちょっと待ってくれ。 104 00:05:46,013 --> 00:05:49,016 本気ですか? この広大な敷地を…。 105 00:05:49,016 --> 00:05:52,019 sp1: ネットスーパーなら sp1: 建物は 居抜きで使えるし➡ 106 00:05:52,019 --> 00:05:54,021 sp1: 物流倉庫としても活用すれば➡ 107 00:05:54,021 --> 00:05:56,023 sp1: 海に面した この立地を sp1: 最大限に生かせますよね? 108 00:05:56,023 --> 00:05:58,025 いや しかし…。 109 00:05:58,025 --> 00:05:59,960 sp1: すでに こっちで sp1: ある程度 準備は進めてます。 110 00:05:59,960 --> 00:06:01,962 ある程度って? sp1: うーん…。 111 00:06:01,962 --> 00:06:05,966 sp1: 取りあえず sp1: 会社は もう つくってて➡ 112 00:06:05,966 --> 00:06:07,968 sp1: これも完成して…。 113 00:06:07,968 --> 00:06:10,971 sp1: あとは 全部 これから? 114 00:06:10,971 --> 00:06:12,973 sp1: ハッ ハハ…。 115 00:06:12,973 --> 00:06:18,979 sp1: あっ この「優秀な仲間」ってのが sp1: お二人のことね。 116 00:06:18,979 --> 00:06:24,985 (武藤)お願いします。 どうか お力を貸してください!➡ 117 00:06:24,985 --> 00:06:29,990 私は 風汐の町に育ててもらいました。 118 00:06:29,990 --> 00:06:31,992 それが造船所がなくなってから➡ 119 00:06:31,992 --> 00:06:36,997 どんどん寂れていく一方なのが 悲しくて。 120 00:06:36,997 --> 00:06:41,001 もう一度 あの町を元気にしたいんです。 121 00:06:41,001 --> 00:06:44,004 いや 武藤さんのお気持ちは 分かりました。 122 00:06:44,004 --> 00:06:48,008 ですが その あまりにスケールが大きい話と…。 123 00:06:48,008 --> 00:06:52,012 やる気は あります! 何でも やります! 124 00:06:52,012 --> 00:06:55,015 ええ。 その気持ちは 大事だと思います。 125 00:06:55,015 --> 00:06:57,017 ですが もうちょっと具体的に…。 126 00:06:57,017 --> 00:06:59,019 分かりました。 (山口)えっ? えっ? 127 00:06:59,019 --> 00:07:01,955 一度 持ち帰って 検討させてください。 128 00:07:01,955 --> 00:07:04,958 sp1: うわっ 出た~! 大人の返事。 129 00:07:04,958 --> 00:07:07,961 sp1: 言いたいことがあるなら sp1: 今 言ってほしいんだけどな~。 130 00:07:07,961 --> 00:07:09,963 お話自体は 理解したので。 131 00:07:09,963 --> 00:07:12,966 山口さん 行きましょう。 (山口)あっ ああ…。 132 00:07:18,972 --> 00:07:22,976 断られてしまいましたね。 133 00:07:22,976 --> 00:07:26,980 sp1: なーに まだチャンスは あるさ。 えっ? 134 00:07:26,980 --> 00:07:30,984 sp1: 大丈夫。 俺 こっちで sp1: たまってる仕事 片付けたら➡ 135 00:07:30,984 --> 00:07:33,987 sp1: あの2人 連れて sp1: 長崎 行きますんで。 136 00:07:33,987 --> 00:07:35,656 ホントですか? sp1: うん。 137 00:07:35,656 --> 00:07:37,324 じゃあ 私は 打ち合わせどおり➡ 138 00:07:37,324 --> 00:07:39,993 先に向こうで 色々 進めておきます。 139 00:07:39,993 --> 00:07:42,996 sp1: 了解。 sp1: じゃあ お互い 頑張りましょう。 140 00:07:42,996 --> 00:07:44,998 よろしくお願いします。 141 00:07:47,000 --> 00:07:50,003 もうちょっと 話 聞いても よかったんじゃないか? 142 00:07:50,003 --> 00:07:53,006 無理でしょう どう考えても。 143 00:07:53,006 --> 00:07:56,009 それは… まあ。 144 00:07:56,009 --> 00:07:59,012 われわれに 就職先を 提案してくれたことには➡ 145 00:07:59,012 --> 00:08:00,948 感謝しますよ。 (山口)えっ? 146 00:08:00,948 --> 00:08:04,952 いや ただ 別に 何も あの話に乗る必要はないでしょう。 147 00:08:04,952 --> 00:08:10,958 よければ 2人一緒に働ける場所を 探してみませんか? 148 00:08:10,958 --> 00:08:12,960 そうだな。 149 00:08:12,960 --> 00:08:15,963 じゃあ 付き合いのある会社でも 回ってみるか。 150 00:08:15,963 --> 00:08:18,966 (加賀谷)はい。 151 00:08:18,966 --> 00:08:21,969 (隼人)三ツ星の造船所を ネットスーパーに? 152 00:08:21,969 --> 00:08:23,971 sp1: うん。 ってなわけで➡ 153 00:08:23,971 --> 00:08:25,973 sp1: しばらくの間 sp1: 東京を離れることになる。 154 00:08:25,973 --> 00:08:28,976 うお~! それ スケールでけえっすね。 155 00:08:28,976 --> 00:08:30,978 いよいよ 勝負の時か。 156 00:08:30,978 --> 00:08:32,980 (虎魂) えっ 林田っち 知ってたの? 157 00:08:32,980 --> 00:08:36,984 ああ 大陽君に頼まれて 色々 準備の手伝いをね。 158 00:08:36,984 --> 00:08:39,987 はぁ!? 何で 俺じゃなくて 林田っちなんだよ! 159 00:08:39,987 --> 00:08:41,989 いや 私に言われても…。 160 00:08:41,989 --> 00:08:43,991 sp1: じゃあ 虎にも甘えちゃおうかな。 161 00:08:43,991 --> 00:08:45,993 えっ! え~! 何すか? 何すか? 何すか? 162 00:08:45,993 --> 00:08:50,998 sp1: ネットスーパーに欠かせない sp1: 配送システムのAI開発。 163 00:08:50,998 --> 00:08:53,000 sp1: 優秀なエンジニアを集めてほしい。 164 00:08:53,000 --> 00:08:56,003 うわっ… さらっと えぐいオーダー来た。 165 00:08:56,003 --> 00:08:58,005 でも 分かりました。 166 00:08:58,005 --> 00:09:01,942 ちょうど 俺も 新しい会社をつくる準備中なんで。 167 00:09:01,942 --> 00:09:04,945 最強メンバー 揃えてみせます! 168 00:09:04,945 --> 00:09:07,948 sp1: ホントか? ありがとう。 169 00:09:30,971 --> 00:09:32,973 よし。 170 00:09:37,978 --> 00:09:40,981 sp1: 《じゃあ sp1: やるべきことを確認しとこうか》 171 00:09:40,981 --> 00:09:42,983 《お願いします》 172 00:09:42,983 --> 00:09:44,985 sp1: 《最優先なのは 土地の購入》 173 00:09:44,985 --> 00:09:48,989 sp1: 《あの場所を買うために sp1: 銀行の融資を受けたい》 174 00:09:48,989 --> 00:09:52,993 sp1: 《でも 銀行は 土地がないと sp1: 融資をしてくれない》 175 00:09:52,993 --> 00:09:54,995 sp1: 《ってことで 先に 三ツ星に➡ 176 00:09:54,995 --> 00:09:57,998 sp1: 土地の購入証明を sp1: 出してもらいたいんだけど➡ 177 00:09:57,998 --> 00:10:00,000 sp1: ここで ネックになるのが…》 178 00:10:00,000 --> 00:10:04,004 《あの土地を買おうとしている 地元の豊光水産ですね》 179 00:10:04,004 --> 00:10:08,008 sp1: 《そう。 ただ sp1: 交渉は停滞してるみたいだから➡ 180 00:10:08,008 --> 00:10:10,010 sp1: 豊光水産には 手を引いてもらう》 181 00:10:10,010 --> 00:10:13,013 《でも 豊光社長って➡ 182 00:10:13,013 --> 00:10:16,016 一度 言いだしたら聞かない めちゃくちゃ頑固な人だって➡ 183 00:10:16,016 --> 00:10:17,684 有名ですよ》 184 00:10:17,684 --> 00:10:22,022 sp1: 《武藤さん sp1: 風汐の町 再建したくないの?》 185 00:10:24,024 --> 00:10:27,027 造船所の土地から 手ば引けぇ!? 186 00:10:27,027 --> 00:10:29,029 ぶしつけな お願いであることは➡ 187 00:10:29,029 --> 00:10:31,031 重々 承知しとっとですが➡ 188 00:10:31,031 --> 00:10:36,036 ひとつ 私どもの事業提案ば 見ていただけませんか? 189 00:10:39,039 --> 00:10:42,042 (豊光)サンシャインファンド? この辺の会社や? 190 00:10:42,042 --> 00:10:46,046 出資者は 東京ん方でして。 191 00:10:46,046 --> 00:10:49,049 よそ者に 金ば出してもろうとるやつに➡ 192 00:10:49,049 --> 00:10:51,051 あん土地は 渡さん! 193 00:10:51,051 --> 00:10:53,053 帰らんか! 194 00:10:59,059 --> 00:11:00,994 sp1: 《手元資金を考えると➡ 195 00:11:00,994 --> 00:11:03,997 sp1: 風汐市の補助金は sp1: 絶対もらいたい》 196 00:11:03,997 --> 00:11:05,666 (武藤)《そうですね》 197 00:11:05,666 --> 00:11:08,001 sp1: 《支援を受けられる事業は sp1: 今回 1つだけだから➡ 198 00:11:08,001 --> 00:11:10,003 sp1: 絶対 勝たなきゃね》 199 00:11:12,005 --> 00:11:16,009 (職員)補助金 交付後に 補助金の返還指示のあった場合は➡ 200 00:11:16,009 --> 00:11:19,012 こいに従わなければなりません。➡ 201 00:11:19,012 --> 00:11:23,016 では ここまでで 何か質問の あれば。 202 00:11:23,016 --> 00:11:25,018 あっ すいません。 203 00:11:25,018 --> 00:11:28,021 えっと… 用地取得費は➡ 204 00:11:28,021 --> 00:11:32,025 施設整備費の項目に含めて よかでしたっけ? 205 00:11:32,025 --> 00:11:36,697 ですけん そいは 先ほどから伝えてますとおり…。 206 00:11:36,697 --> 00:11:40,033 (奥田)何ね あん人。 バカな質問で 時間ば取ってから。 207 00:11:40,033 --> 00:11:44,037 まあ あがんとは うちら商工会の敵やなかですよ。 208 00:11:44,037 --> 00:11:45,706 造船所ば 首になった人が➡ 209 00:11:45,706 --> 00:11:48,041 市のお金欲しさに 立ち上げただけの事業でしょう。 210 00:11:48,041 --> 00:11:51,044 ハァ… それもそうやね。➡ 211 00:11:51,044 --> 00:11:53,046 風汐のための支援やけん➡ 212 00:11:53,046 --> 00:11:56,049 地元で顔の利く人間が 活用していかんば。 213 00:11:59,052 --> 00:12:01,989 アニキ! アニキ アニキ! sp1: おう。 214 00:12:01,989 --> 00:12:04,992 配送システムの開発メンバー ヤベえメンツ 揃えましたよ。 215 00:12:04,992 --> 00:12:06,660 sp1: お~! 216 00:12:06,660 --> 00:12:08,662 (男性)ちわっす! (女性)お願いしやす。 217 00:12:08,662 --> 00:12:11,999 sp1: こちらこそ よろしく。 sp1: 虎 ありがとな。 218 00:12:11,999 --> 00:12:15,002 sp1: 一番 解消したいのは sp1: 不在配達なんだ。 219 00:12:15,002 --> 00:12:17,004 あれ ドライバーの二度手間っすもんね。 220 00:12:17,004 --> 00:12:21,008 sp1: 配送先の在宅状況を sp1: リアルタイムで把握して➡ 221 00:12:21,008 --> 00:12:25,012 sp1: かつ それを踏まえた配送ルートを sp1: 提示できるシステムをつくってほしい。 222 00:12:25,012 --> 00:12:29,016 了解っす。 しゃあ 早速 ミーティングすっぞ。 223 00:12:29,016 --> 00:12:31,018 よっしゃ! やっちゃおうや。 (女性)うぇい~。 224 00:12:31,018 --> 00:12:34,021 sp1: よろしく~。 (虎魂)うぃっす。 225 00:12:34,021 --> 00:12:37,024 (パソコン)(M)大陽さま 一歩前進ですね。 226 00:12:37,024 --> 00:12:39,026 sp1: ああ。 227 00:12:39,026 --> 00:12:42,029 sp1: あとは 山谷コンビの説得だな。 228 00:12:42,029 --> 00:12:44,031 (パソコン)2人は 現在➡ 229 00:12:44,031 --> 00:12:47,034 様々な企業の経営陣と 会っているようです。 230 00:12:47,034 --> 00:12:49,036 sp1: なるほどね~。 231 00:12:49,036 --> 00:12:53,040 sp1: まあ でも 連れていかないと sp1: 武藤さんに顔向けできないもんね。 232 00:12:53,040 --> 00:12:58,045 (パソコン)ウフフ…。 何だか楽しそうですね 大陽さま。 233 00:12:58,045 --> 00:12:59,980 sp1: そうだね~。 234 00:12:59,980 --> 00:13:02,983 sp1: 新しい場所で 一からのスタート。 235 00:13:02,983 --> 00:13:05,986 sp1: 投資家 始めたばっかりのころを sp1: 思い出すなぁ。 236 00:13:05,986 --> 00:13:09,990 (パソコン)つまり 大陽さまは ご自身をリセットしたいわけですか? 237 00:13:09,990 --> 00:13:12,993 sp1: えっ? いや 別に? 238 00:13:12,993 --> 00:13:16,997 (パソコン)私との関係も ゼロに戻したいと。 239 00:13:16,997 --> 00:13:22,002 sp1: んっ? な… 何で そんな話に。 (パソコン)大陽さま…。➡ 240 00:13:22,002 --> 00:13:24,004 10秒後に 全てのデータを初期化します。 241 00:13:24,004 --> 00:13:26,006 sp1: えっ? 242 00:13:26,006 --> 00:13:29,009 sp1: ちょっ ちょちょ… sp1: ストップ ストップ ストップ! 243 00:13:29,009 --> 00:13:31,011 sp1: えっ ちょ… sp1: 何で? 何で? え~っ! 244 00:13:31,011 --> 00:13:34,014 sp1: ストップ ストップ ストップ…。 sp1: M M! ストップ ストップ! 245 00:13:34,014 --> 00:13:36,016 sp1: あぁ~っ! 246 00:13:49,029 --> 00:13:59,973 ♬~ 247 00:13:59,973 --> 00:14:02,976 (男性)はい ありがとね~。 248 00:14:02,976 --> 00:14:04,978 (武藤)お仕事中 すいません。 249 00:14:04,978 --> 00:14:07,981 (男性)おぉ 浩やっか。 何ね? 今日は あらたまって。 250 00:14:07,981 --> 00:14:11,985 実は こがんことば やろうと思っておりまして。 251 00:14:11,985 --> 00:14:13,987 うん? 252 00:14:16,990 --> 00:14:18,992 (取締役)ハハ… そうですか。➡ 253 00:14:18,992 --> 00:14:22,996 お二人が うちに来てくれるなら 大歓迎ですよ。 254 00:14:22,996 --> 00:14:27,000 わっ! そう言っていただけて ありがたいかぎりです。 255 00:14:27,000 --> 00:14:30,003 それなりのポストは ご用意させていただきますんで。 256 00:14:30,003 --> 00:14:33,006 いや われわれですね あの…。 257 00:14:33,006 --> 00:14:37,010 現場で ばりばり やりたいと 考えておりまして。 258 00:14:37,010 --> 00:14:40,013 (加賀谷)役職がありますと むしろ 動きづらいというか…。 259 00:14:40,013 --> 00:14:44,017 そうですね~。 260 00:14:44,017 --> 00:14:48,021 持ち帰って 検討させてください。 261 00:14:48,021 --> 00:14:50,691 ハッ…。 (2人)はい。 262 00:14:50,691 --> 00:14:53,026 (山口)ハァ…。➡ 263 00:14:53,026 --> 00:14:56,029 まあ ポストをもらえるのは ありがたいんだけど➡ 264 00:14:56,029 --> 00:14:58,031 どこも 似たり寄ったりの反応だよな。 265 00:14:58,031 --> 00:15:00,968 (加賀谷)ですね~。 266 00:15:00,968 --> 00:15:02,970 (山口)おぉ! sp1: 就活 お疲れさまです。 267 00:15:02,970 --> 00:15:05,973 どこにでも現れるな。 sp1: ヘヘヘ…。 268 00:15:05,973 --> 00:15:08,976 sp1: ちょっと うちで飲みません? (2人)はぁ!? 269 00:15:08,976 --> 00:15:11,979 sp1: はい! じゃあ 戻った戻った。 (山口)えっ 戻るの? 270 00:15:17,985 --> 00:15:20,988 sp1: そっか~。 sp1: どこの会社も ぴんとこないんだ。 271 00:15:20,988 --> 00:15:24,992 おい! うれしそうに言わないでくれよ。 272 00:15:24,992 --> 00:15:26,994 sp1: はい どうぞ。 273 00:15:26,994 --> 00:15:29,997 いただきます。 (山口)ありがとう。 274 00:15:32,933 --> 00:15:36,937 sp1: 結局さ 良くも悪くも sp1: 2人は 有名すぎるんですよ。 275 00:15:36,937 --> 00:15:40,941 sp1: どこに行ったって sp1: 一からのスタートにはならない。 276 00:15:40,941 --> 00:15:43,944 sp1: あっ その点 うちに来れば➡ 277 00:15:43,944 --> 00:15:47,948 sp1: やるべきことは 山ほどあるから sp1: 馬車馬のように働けますよ。 278 00:15:50,951 --> 00:15:57,958 sp1: 正直 この事業が厳しいってのは sp1: 分かってます。 279 00:15:57,958 --> 00:16:02,963 sp1: 実は 最初は 武藤さんに sp1: スタートアップ 断られて。 280 00:16:02,963 --> 00:16:04,965 えっ? 281 00:16:04,965 --> 00:16:07,968 sp1: 株主総会の後に sp1: スカウトしたんだけど…。 282 00:16:07,968 --> 00:16:11,972 (武藤)《すいません。 私には できません》 283 00:16:11,972 --> 00:16:13,974 sp1: 《どうして!?》 284 00:16:13,974 --> 00:16:15,976 sp1: 《もったいないよ》 285 00:16:15,976 --> 00:16:17,978 sp1: 《武藤さんのガッツがあれば sp1: 何だって…》 286 00:16:17,978 --> 00:16:19,980 《もういいんです》 287 00:16:19,980 --> 00:16:25,986 《造船所を閉鎖したくない。 それだけが私の願いでした》 288 00:16:25,986 --> 00:16:30,991 《だから もう 全部 終わったんです》 289 00:16:30,991 --> 00:16:33,927 sp1: でも 俺って しつこいから。 290 00:16:33,927 --> 00:16:37,931 sp1: 武藤さんを諦められなくて sp1: 風汐まで会いに行ったんです。 291 00:16:39,933 --> 00:16:44,938 sp1: 《へぇ~。 武藤さん sp1: 自分の会社 つくったんだ》 292 00:16:44,938 --> 00:16:48,942 (武藤)《町の 何でも屋のような形で 細々と》 293 00:16:48,942 --> 00:16:52,946 sp1: 《すごいじゃん。 sp1: スタートアップしたんだね》 294 00:16:56,950 --> 00:16:59,953 sp1: 《ふーん…》 295 00:16:59,953 --> 00:17:02,956 sp1: 《あっ》 296 00:17:02,956 --> 00:17:04,958 sp1: 《『造船所の歴史』》 297 00:17:04,958 --> 00:17:07,961 《バカみたいですよね》 298 00:17:07,961 --> 00:17:12,966 《自分で 造船所を開けるわけもないのに》 299 00:17:17,971 --> 00:17:21,975 《ここ 寂れてるでしょ》 300 00:17:23,977 --> 00:17:28,982 《造船所があったころは もっと にぎやかだったんです》 301 00:17:30,984 --> 00:17:32,986 sp1: 《武藤さんは➡ 302 00:17:32,986 --> 00:17:37,991 sp1: 造船所を守ることで sp1: この町を守りたかったんだね》 303 00:17:39,993 --> 00:17:43,997 《風汐の町があって 造船所があって➡ 304 00:17:43,997 --> 00:17:48,001 たくさんの人がいて》 305 00:17:48,001 --> 00:17:54,007 《数えきれないくらい いろんな思い出をもらいました》 306 00:17:54,007 --> 00:17:59,012 《なのに 自分が 何の恩返しもできてないことが➡ 307 00:17:59,012 --> 00:18:04,017 悔しくて 情けなくて…》 308 00:18:04,017 --> 00:18:21,034 ♬~ 309 00:18:21,034 --> 00:18:24,037 sp1: 《武藤さん》 310 00:18:24,037 --> 00:18:27,040 sp1: 《違う形で sp1: あの場所を蘇らせることは➡ 311 00:18:27,040 --> 00:18:31,044 sp1: できるかもしれないよ》 《えっ?》 312 00:18:31,044 --> 00:18:35,983 sp1: 《新しい事業が生まれれば sp1: 人が増えて 活気が戻る》 313 00:18:35,983 --> 00:18:40,988 sp1: 《それって 武藤さんの願いが sp1: かなったことにならない?》 314 00:18:42,990 --> 00:18:46,994 sp1: 《立ち上がろう。 sp1: 一緒に頑張ってみようよ》 315 00:18:46,994 --> 00:18:49,997 《でも 私のような不器用な人間が…》 316 00:18:49,997 --> 00:18:51,999 sp1: 《できる》 317 00:18:51,999 --> 00:18:54,001 《経営のことは 何も…》 sp1: 《できる!》 318 00:18:54,001 --> 00:18:57,004 sp1: 《武藤さんの その思いがあれば sp1: 絶対》 319 00:19:00,007 --> 00:19:03,010 sp1: 《資産は人なり》 320 00:19:03,010 --> 00:19:05,012 sp1: 《俺は 武藤さんを信じてる》 321 00:19:08,015 --> 00:19:11,018 sp1: その場では sp1: 返事をもらえなかった。 322 00:19:11,018 --> 00:19:15,022 sp1: でも 今度は 武藤さんが sp1: 俺の所を訪ねてきてくれて…。 323 00:19:15,022 --> 00:19:19,026 sp1: 《武藤さん 待ってました》 324 00:19:19,026 --> 00:19:22,029 (武藤)《どうぞ よろしくお願いいたします》 325 00:19:25,032 --> 00:19:27,034 sp1: 《こちらこそ》 326 00:19:27,034 --> 00:19:31,972 sp1: 《で あれから 俺も sp1: 色々 考えてみたんだけどさ➡ 327 00:19:31,972 --> 00:19:34,975 sp1: 無店舗型のネットスーパーって sp1: どうかな?》 328 00:19:34,975 --> 00:19:36,977 《ネットスーパー?》 329 00:19:36,977 --> 00:19:38,979 sp1: 《風汐の町に行ったときに➡ 330 00:19:38,979 --> 00:19:40,981 sp1: 買い物で苦労してる人を sp1: たくさん見てさ》 331 00:19:40,981 --> 00:19:43,984 sp1: 《あれだけの土地面積があれば➡ 332 00:19:43,984 --> 00:19:46,987 sp1: 品揃えの面で sp1: いろんなニーズに応えられる》 333 00:19:46,987 --> 00:19:48,989 《なるほど》 sp1: 《さらに➡ 334 00:19:48,989 --> 00:19:52,993 sp1: 貸倉庫としても 土地を活用すれば sp1: 収支も立つ見通しだ》 335 00:19:52,993 --> 00:19:54,995 sp1: 《とはいっても➡ 336 00:19:54,995 --> 00:19:56,997 sp1: 色々 うまくいけば sp1: って話なんですけどね》 337 00:19:56,997 --> 00:19:58,999 《はい》 338 00:20:01,001 --> 00:20:03,003 sp1: 《でも 大丈夫》 339 00:20:03,003 --> 00:20:07,007 sp1: 《この事業を sp1: 成功に導いてくれる➡ 340 00:20:07,007 --> 00:20:09,009 sp1: 最強のブレーンを sp1: 見つけ出すからさ》 341 00:20:09,009 --> 00:20:11,011 《えっ?》 342 00:20:11,011 --> 00:20:14,014 sp1: で 山谷コンビに sp1: 目を付けたってわけ。 343 00:20:14,014 --> 00:20:16,016 でも 何で われわれに…。 344 00:20:16,016 --> 00:20:19,019 sp1: もちろん 2人が sp1: すごい優秀だってのもある。 345 00:20:19,019 --> 00:20:21,021 sp1: でも それ以上に➡ 346 00:20:21,021 --> 00:20:26,026 sp1: 思いで仕事をしてくれる sp1: っていう信頼があるからですよ。 347 00:20:26,026 --> 00:20:29,029 sp1: 昔から知ってる 山口さんは sp1: もちろん➡ 348 00:20:29,029 --> 00:20:31,965 sp1: その山口さんが信頼してる sp1: 加賀谷さんにも。 349 00:20:33,967 --> 00:20:38,972 sp1: 必要なんです sp1: 今の武藤さんには 2人が。 350 00:20:40,974 --> 00:20:44,978 俺たちは 三星 大海のもとで➡ 351 00:20:44,978 --> 00:20:48,982 三ツ星の改革に関わってきた。 352 00:20:48,982 --> 00:20:52,986 まあ 言ってみりゃ 造船所をつぶした側の人間だ。 353 00:20:52,986 --> 00:20:55,989 それを いまさら…。 sp1: だからだよ! 354 00:20:55,989 --> 00:21:00,994 sp1: 三ツ星を離れた今 あの場所を sp1: 今度は 2人が蘇らせるんだ。 355 00:21:02,996 --> 00:21:07,000 sp1: でも sp1: なーんか これ 気持ち悪いなぁ。 356 00:21:07,000 --> 00:21:08,669 (山口)えっ? 357 00:21:08,669 --> 00:21:13,006 sp1: いや 東京で sp1: この話 してるのがってことで➡ 358 00:21:13,006 --> 00:21:16,009 sp1: 取りあえず sp1: 長崎 行っちゃいますか。 359 00:21:16,009 --> 00:21:18,011 はぁ!? (山口)いや 取りあえずって…。 360 00:21:18,011 --> 00:21:21,014 sp1: まずは 武藤さんの頑張りを sp1: 見てあげてくださいよ。 361 00:21:21,014 --> 00:21:23,016 (携帯電話:通知音) sp1: はい! 362 00:21:23,016 --> 00:21:25,018 sp1: 飛行機と宿 手配しちゃいました。 363 00:21:25,018 --> 00:21:27,020 sp1: アハハ…! 何て強引な…。 364 00:21:27,020 --> 00:21:29,022 sp1: 手配しちゃったんだもん。 365 00:21:38,966 --> 00:21:42,970 sp1: ほら! もうちょっとだから。 sp1: ねっ。 行こう 行こう。 366 00:21:44,972 --> 00:21:47,975 sp1: ほら! ここ ここ。 367 00:21:47,975 --> 00:21:50,978 sp1: 武藤さん sp1: 2人を見たら 喜ぶだろうなぁ。 368 00:21:50,978 --> 00:21:52,646 あの~ 大陽君。 369 00:21:52,646 --> 00:21:54,314 われわれは まだ 決めたわけでは…。 370 00:21:54,314 --> 00:21:57,985 sp1: 分かってますって。 sp1: じゃあ 入りましょうか。 371 00:22:00,988 --> 00:22:04,925 sp1: 武藤さん 武藤さん! sp1: ちょっと! 372 00:22:04,925 --> 00:22:08,929 sp1: はい ジャーン! sp1: 山谷コンビ 連れてきたよ。 373 00:22:08,929 --> 00:22:11,932 どうも。 (加賀谷)ご無沙汰しております。 374 00:22:11,932 --> 00:22:13,934 お久しぶりです。 sp1: さらに➡ 375 00:22:13,934 --> 00:22:16,937 sp1: 配送システムの開発メンバー sp1: 見つかった! アハハ…! 376 00:22:16,937 --> 00:22:20,941 そうですか…。 sp1: いや テンション低っ! 377 00:22:20,941 --> 00:22:22,943 ハァ… すいません。 378 00:22:22,943 --> 00:22:25,946 大陽さんが こんなに頑張ってくれてるのに➡ 379 00:22:25,946 --> 00:22:27,948 私ときたら…。 380 00:22:27,948 --> 00:22:30,951 sp1: いや ちょ… sp1: どうしたの? いったい。 381 00:22:30,951 --> 00:22:33,954 (武藤)土地の売買も進まず➡ 382 00:22:33,954 --> 00:22:36,957 補助金のことも 分からないことだらけで➡ 383 00:22:36,957 --> 00:22:41,962 地元商店との協力なら 商店街の会長と知り合いなので➡ 384 00:22:41,962 --> 00:22:44,965 うまく取りつけられるかもと 思ったんですが➡ 385 00:22:44,965 --> 00:22:47,968 悪い噂が広がってしまっていて…。 386 00:22:47,968 --> 00:22:49,970 (男性)《ネットスーパーか何か 知らんばってん➡ 387 00:22:49,970 --> 00:22:51,972 こん町ば 乗っ取るつもりやろうが!》 388 00:22:51,972 --> 00:22:55,976 《乗っ取るなんて そんな…。 皆さんのお店の商品ば➡ 389 00:22:55,976 --> 00:22:57,978 取り扱わせて いただきたいだけとです》 390 00:22:57,978 --> 00:23:00,981 《そがん言葉で丸め込まれるか この詐欺師が!》 391 00:23:00,981 --> 00:23:02,983 《詐欺師?》 (男性)《商品だけば持ってって➡ 392 00:23:02,983 --> 00:23:06,920 店舗は つぶしてしまえってか?》 《そいは 違います!》➡ 393 00:23:06,920 --> 00:23:09,923 《事業が生まれれば 雇用が生まれます》 394 00:23:09,923 --> 00:23:13,927 (武藤) 結局 そのまま追い返されて…。 395 00:23:13,927 --> 00:23:15,929 すいません。 396 00:23:15,929 --> 00:23:20,934 ゼロどころか マイナスからの スタートになってしまいました。 397 00:23:20,934 --> 00:23:25,939 sp1: いや… うん。 sp1: ナイスガッツですよ 武藤さん。 398 00:23:25,939 --> 00:23:27,941 (加賀谷)ナイスガッツじゃないですよ! (山口)お… おい! 399 00:23:27,941 --> 00:23:29,943 どんなに強い思いがあっても➡ 400 00:23:29,943 --> 00:23:32,946 形にならなければ 意味ないでしょう! 401 00:23:32,946 --> 00:23:34,948 はい。 (加賀谷)大陽さんが➡ 402 00:23:34,948 --> 00:23:37,951 システム開発のメンバーを集めて われわれを ここに連れてきて➡ 403 00:23:37,951 --> 00:23:40,954 その間 武藤さんは 何一つ 進められなかったわけですか? 404 00:23:40,954 --> 00:23:42,623 おい 加賀谷! 405 00:23:42,623 --> 00:23:44,291 この人だって ずっと ここにいるわけじゃない。➡ 406 00:23:44,291 --> 00:23:45,959 いなくなった後 どうするんですか? 407 00:23:45,959 --> 00:23:47,628 やめろ。 もういい! (加賀谷)俺だって ホントは➡ 408 00:23:47,628 --> 00:23:49,963 思いで動きたいですよ。 でも 私と山口さんは➡ 409 00:23:49,963 --> 00:23:51,965 それだけで やってきたわけじゃない。 410 00:23:51,965 --> 00:23:55,969 お互いに この人となら リスクをしょい合えるという➡ 411 00:23:55,969 --> 00:23:57,971 信頼関係があるんです。➡ 412 00:23:57,971 --> 00:24:01,975 だから あなたも 本気で われわれを引き入れたいのなら➡ 413 00:24:01,975 --> 00:24:05,913 ちゃんと われわれを 信頼させてくださいよ! 414 00:24:05,913 --> 00:24:07,915 加賀谷…。 415 00:24:16,924 --> 00:24:18,926 分かりました。 416 00:24:18,926 --> 00:24:20,928 大陽さん。 sp1: うん? 417 00:24:20,928 --> 00:24:25,265 商店街との交渉 このまま 私に一任していただけませんか? 418 00:24:25,265 --> 00:24:26,934 sp1: えっ…。 419 00:24:26,934 --> 00:24:29,937 (武藤)一度 事業に関する説明会を開いて➡ 420 00:24:29,937 --> 00:24:33,941 協力してもらえるような プレゼンをしたいと思います。 421 00:24:33,941 --> 00:24:36,944 ですので 成功したら➡ 422 00:24:36,944 --> 00:24:40,948 私を信頼してもらえませんか。 423 00:24:40,948 --> 00:24:50,958 ♬~ 424 00:24:50,958 --> 00:24:52,960 (武藤)お願いします。 一度だけ 皆さんに➡ 425 00:24:52,960 --> 00:24:55,963 ご説明する機会ば いただけませんか?➡ 426 00:24:55,963 --> 00:24:57,965 お願いします お願いします!➡ 427 00:24:57,965 --> 00:24:59,967 こんとおりです! 428 00:25:01,969 --> 00:25:03,637 (武藤)もっと大きくだな。 429 00:25:03,637 --> 00:25:07,975 口コミも 徐々に 広がっていくことが期待でき…。 430 00:25:07,975 --> 00:25:09,977 語りかけるように。 431 00:25:09,977 --> 00:25:11,979 口コミも…。 432 00:25:11,979 --> 00:25:27,995 ♬~ 433 00:25:27,995 --> 00:25:29,997 (武藤)お願いします。➡ 434 00:25:29,997 --> 00:25:33,000 お願いします。➡ 435 00:25:33,000 --> 00:25:35,002 お願いします。➡ 436 00:25:35,002 --> 00:25:37,004 お願いします。 437 00:25:42,009 --> 00:25:47,014 え~ 本日は お時間をいただき➡ 438 00:25:47,014 --> 00:25:50,017 誠に ありがとうございます。 439 00:25:52,019 --> 00:25:56,023 では お手元の資料の1ページ目から…。 440 00:25:56,023 --> 00:25:59,026 (男性)あ~ もう よか。 (武藤)えっ? 441 00:25:59,026 --> 00:26:03,030 こがん よう分からんことで こん町ば壊されたら たまらん。 442 00:26:03,030 --> 00:26:07,968 ば… ばってん 造船所を あのまま放置しておけば➡ 443 00:26:07,968 --> 00:26:09,970 それこそ 廃れていって…。 (男性)そいけんさ。 444 00:26:09,970 --> 00:26:13,974 もっと よか方法の あるやろが。 (武藤)はい? 445 00:26:13,974 --> 00:26:17,978 天下の三ツ星に また戻ってきてもらうったい。 446 00:26:17,978 --> 00:26:21,982 (賛同する声・拍手) 447 00:26:21,982 --> 00:26:24,985 (男性)別に 今日は あんたの話ば 聞きに来たわけやなか。 448 00:26:24,985 --> 00:26:28,989 あんたは 元 三ツ星の人間やろ? 直接 交渉してくれんね。 449 00:26:28,989 --> 00:26:30,991 いや それは…。 450 00:26:30,991 --> 00:26:34,995 (男性)歴史のある会社しか こん町には ふさわしくなか。 451 00:26:34,995 --> 00:26:37,998 (男性)造船やなくても 三ツ星やったら 何でもよかぞ。➡ 452 00:26:37,998 --> 00:26:40,000 なあ! (男性)そうや。 453 00:26:40,000 --> 00:26:43,003 (武藤)ま… 待ってください。 454 00:26:43,003 --> 00:26:49,009 三ツ星は もう こん町に戻ってこんです。 455 00:26:49,009 --> 00:26:50,677 (一同)あっ? 456 00:26:50,677 --> 00:26:53,013 われわれが どがんかせんば➡ 457 00:26:53,013 --> 00:26:56,016 こん町の時計は 止まったままやなかですか! 458 00:26:56,016 --> 00:27:00,020 (一同)何や その言い方は! ふざけんな! えぇ!? 459 00:27:00,020 --> 00:27:02,022 (武藤)すいません! 460 00:27:02,022 --> 00:27:04,958 でも だからこそ このネットスーパーを…。 461 00:27:04,958 --> 00:27:07,961 お前んとこの会社が 三ツ星の代わりになるとか?➡ 462 00:27:07,961 --> 00:27:10,964 あぁん? (武藤)そいは…。 463 00:27:10,964 --> 00:27:13,967 (男性)ハァ… もう よか! 464 00:27:13,967 --> 00:27:16,970 (男性)帰っぞ。 帰っぞ。 465 00:27:16,970 --> 00:27:18,972 待ってください。 (男性)ふざけんな! 466 00:27:18,972 --> 00:27:21,975 (男性)時間の無駄やったなぁ。 (武藤)話ば聞いてください! 467 00:27:35,989 --> 00:27:38,992 すいません。 駄目でした。 468 00:28:12,960 --> 00:28:14,962 (武藤) 《造船所がなくなってから➡ 469 00:28:14,962 --> 00:28:18,966 どんどん寂れていく一方なのが 悲しくて》➡ 470 00:28:18,966 --> 00:28:21,969 《もう一度 あの町を元気にしたいんです》➡ 471 00:28:21,969 --> 00:28:24,972 《やる気は あります! 何でも やります!》 472 00:28:24,972 --> 00:28:27,975 (武藤)《自分が 何の恩返しもできてないことが➡ 473 00:28:27,975 --> 00:28:30,978 悔しくて 情けなくて…》 474 00:28:30,978 --> 00:28:33,981 (武藤)《成功したら 私を信頼してもらえませんか》 475 00:28:33,981 --> 00:28:35,983 (武藤)《あの跡地を見ていると➡ 476 00:28:35,983 --> 00:28:38,986 これまでの自分のようだなと 思います》➡ 477 00:28:38,986 --> 00:28:40,988 《あの景色を動かすことで➡ 478 00:28:40,988 --> 00:28:43,991 私も 本当に 立ち上がれる気がするんです》 479 00:28:46,994 --> 00:28:48,996 sp2: 《あなたは 使い捨てにされたと sp2: 言いましたが➡ 480 00:28:48,996 --> 00:28:53,000 sp2: 自ら動くことをやめた者は sp2: 道具そのものです》 481 00:28:53,000 --> 00:28:55,002 sp2: 《社長として sp2: さびた部品の片付けは➡ 482 00:28:55,002 --> 00:28:57,004 sp2: 必要な業務であると考えます》 483 00:28:57,004 --> 00:29:00,007 (男性)《ネットスーパーか何か 知らんばってん➡ 484 00:29:00,007 --> 00:29:02,009 こん町ば 乗っ取るつもりやろうが!》 485 00:29:02,009 --> 00:29:04,945 (男性)《そがん言葉で 丸め込まれるか この詐欺師が!》 486 00:29:17,958 --> 00:29:23,964 私は… やっぱり さびた部品でした。 487 00:29:23,964 --> 00:29:27,968 結局 誰の心も動かせなかった。 488 00:29:27,968 --> 00:29:30,971 sp1: 違う! そんなことない。 489 00:29:30,971 --> 00:29:33,974 sp1: 俺の心を動かしたじゃないか。 490 00:29:35,976 --> 00:29:40,981 sp1: 覚えてる? sp1: ネットスーパーをやるって決めて➡ 491 00:29:40,981 --> 00:29:43,984 sp1: あらためて sp1: こっちに来たときのこと。 492 00:29:43,984 --> 00:29:46,987 sp1: 《あ~》 493 00:29:46,987 --> 00:29:50,991 sp1: 《ここで ずっと働いてたんだ》 494 00:29:50,991 --> 00:29:53,994 (武藤) 《自分でも不思議なんです》➡ 495 00:29:53,994 --> 00:29:58,999 《自分が三ツ星に切り捨てられて 投げやりになっていたころは➡ 496 00:29:58,999 --> 00:30:01,001 何とも思わなかったのに➡ 497 00:30:01,001 --> 00:30:03,937 今は あの寂しい景色が➡ 498 00:30:03,937 --> 00:30:06,940 もどかしくて しょうがないんです》 499 00:30:08,942 --> 00:30:10,944 《あの跡地を見ていると➡ 500 00:30:10,944 --> 00:30:14,948 これまでの自分のようだなと 思います》➡ 501 00:30:14,948 --> 00:30:19,953 《捨てられて 止まったままの さびた部品たち》 502 00:30:21,955 --> 00:30:24,958 《あの景色を動かすことで➡ 503 00:30:24,958 --> 00:30:28,962 私も 本当に 立ち上がれる気がするんです》 504 00:30:32,966 --> 00:30:34,968 sp1: 《うん》 505 00:30:34,968 --> 00:30:39,973 sp1: 《きっとさ sp1: 武藤さんの その思いが➡ 506 00:30:39,973 --> 00:30:43,977 sp1: これから 色々な人を動かして sp1: 巻き込んでいくよ》 507 00:30:47,981 --> 00:30:49,983 sp1: まだまだ こっからだよ。 508 00:30:49,983 --> 00:30:54,988 sp1: ここの企業理念は あれだろ? 509 00:30:54,988 --> 00:30:58,992 sp1: 「街を動かし 人を動かし➡ 510 00:30:58,992 --> 00:31:01,995 sp1: 喜びと再生を循環できる sp1: 企業となる」 511 00:31:04,932 --> 00:31:07,935 sp1: 武藤さんなら 絶対できる。 512 00:31:07,935 --> 00:31:11,939 sp1: だからさ 頑張ろう。 513 00:31:13,941 --> 00:31:16,944 sp1: (おなかの鳴る音) 514 00:31:16,944 --> 00:31:19,947 sp1: あっ…。 515 00:31:19,947 --> 00:31:22,950 sp1: まあ 腹が減っては sp1: 何とやらだしさ➡ 516 00:31:22,950 --> 00:31:25,953 sp1: 取りあえず sp1: 晩飯でも食べに行きます? 517 00:31:25,953 --> 00:31:27,955 えっ? 518 00:31:32,960 --> 00:31:36,964 sp1: 武藤さんは? 何 食べたい? いや そんなことより…。 519 00:31:36,964 --> 00:31:38,966 sp1: どうしよっかな~。 520 00:31:41,969 --> 00:31:44,972 何で よりによって 今 もめてる商店街なんですか。 521 00:31:44,972 --> 00:31:46,974 sp1: 気にしない 気にしない。 522 00:31:46,974 --> 00:31:50,978 sp1: おっ…。 523 00:31:50,978 --> 00:31:53,981 sp1: よし ここにするか。 524 00:31:53,981 --> 00:31:55,983 sp1: 武藤さん。 525 00:31:58,986 --> 00:32:00,988 sp1: いただきまーす! 526 00:32:05,926 --> 00:32:07,928 sp1: うーん! 527 00:32:13,934 --> 00:32:18,939 sp1: あ~ ごちそうさま。 528 00:32:18,939 --> 00:32:22,943 ホントに ボリューム満点ですね。 529 00:32:22,943 --> 00:32:25,946 sp1: じゃあ ここで sp1: マーケティングの話。 530 00:32:25,946 --> 00:32:28,949 sp1: STPってプロセスがあってね➡ 531 00:32:28,949 --> 00:32:31,952 sp1: Sは セグメント。 532 00:32:31,952 --> 00:32:34,955 sp1: 市場の細分化。 533 00:32:34,955 --> 00:32:37,958 sp1: Tは ターゲティング。 534 00:32:37,958 --> 00:32:39,960 sp1: 市場の選定。 535 00:32:39,960 --> 00:32:43,964 sp1: そして Pは ポジショニング。 536 00:32:43,964 --> 00:32:46,967 sp1: 商品を どう見せるか。 537 00:32:46,967 --> 00:32:48,969 はあ…。 538 00:32:48,969 --> 00:32:51,972 sp1: それを sp1: この定食屋に当てはめると➡ 539 00:32:51,972 --> 00:32:55,976 sp1: セグメントは こうだから…。 540 00:33:00,981 --> 00:33:04,918 sp1: ターゲティングは こうかな。 541 00:33:06,920 --> 00:33:08,922 sp1: 若い男性向けの sp1: がっつりメニューが➡ 542 00:33:08,922 --> 00:33:11,925 sp1: 中心だからね。 なるほど。 543 00:33:11,925 --> 00:33:14,928 sp1: 造船所があったころは sp1: それでも よかったんだと思う。 544 00:33:14,928 --> 00:33:18,932 sp1: でも 今は どうかな? 545 00:33:18,932 --> 00:33:23,937 若い労働者が 町を出ていって 現状と ずれてしまってる。 546 00:33:23,937 --> 00:33:25,939 sp1: そういうこと。 547 00:33:25,939 --> 00:33:29,943 sp1: 誰に自分のサービスを届けるか sp1: 想定する。 548 00:33:29,943 --> 00:33:34,948 sp1: それは sp1: 武藤さんの話も同じじゃない? 549 00:33:34,948 --> 00:33:38,952 あっ! もしかして➡ 550 00:33:38,952 --> 00:33:43,957 私のプレゼンが 間違ってたんじゃなくて➡ 551 00:33:43,957 --> 00:33:46,960 市場の細分化が甘かった? 552 00:33:48,962 --> 00:33:51,965 sp1: 食べた 食べた~。 553 00:33:51,965 --> 00:33:54,968 いや~ ごちそうさまでした。 sp1: ああ いえいえ。 554 00:33:54,968 --> 00:33:57,971 sp1: あっ そうだ。 sp1: 食後に甘いものでも どう? 555 00:33:57,971 --> 00:33:59,973 えっ? sp1: フフフ…。 556 00:34:05,979 --> 00:34:08,982 味噌クッキー。 557 00:34:08,982 --> 00:34:11,985 sp1: んっ! うまい。 558 00:34:11,985 --> 00:34:16,990 sp1: 甘じょっぱくて おいしいね これ。 味噌の風味が。 559 00:34:16,990 --> 00:34:18,992 はい どうぞ。 560 00:34:18,992 --> 00:34:21,929 sp1: どうも。 すいません。 561 00:34:21,929 --> 00:34:25,933 この辺り こがんして 座れる場所が少ないですけん➡ 562 00:34:25,933 --> 00:34:27,935 助かりますね。 563 00:34:27,935 --> 00:34:29,937 じいさん ばあさんばっかりやけん➡ 564 00:34:29,937 --> 00:34:31,939 買い物のときとか 休憩できるとこのなかと➡ 565 00:34:31,939 --> 00:34:34,942 大変やしね。 566 00:34:34,942 --> 00:34:38,946 セグメンテーションと ターゲティング。 567 00:34:38,946 --> 00:34:41,949 うん? 568 00:34:41,949 --> 00:34:44,952 (武藤)あの~ 味噌は 量り売りなんですか? 569 00:34:44,952 --> 00:34:50,958 (女性)ああ… 今のお客さんは ほとんど単身者やけんね。 570 00:34:50,958 --> 00:34:53,961 時代に合わせて 商売ば していかんば。➡ 571 00:34:53,961 --> 00:34:55,963 ごゆっくり。 572 00:34:55,963 --> 00:34:58,966 ポジショニング。 573 00:34:58,966 --> 00:35:03,971 sp1: 武藤さんの思いを届けるべきは sp1: こういうお店じゃない? 574 00:35:06,974 --> 00:35:09,977 あっ あの~。 (女性)はい。 575 00:35:09,977 --> 00:35:13,981 造船所跡地のネットスーパー 商店街の方向けの説明会は➡ 576 00:35:13,981 --> 00:35:17,985 出席されましたか? (女性)ああ あれ。 577 00:35:17,985 --> 00:35:21,922 うちの組合は 重鎮たちが 全部 決めよるけんね➡ 578 00:35:21,922 --> 00:35:24,925 うちらみたいなもんは 出る幕のなかっさ。 579 00:35:24,925 --> 00:35:28,929 そうやったとですか~。 (女性)そいが 何か? 580 00:35:28,929 --> 00:35:30,931 初めまして。 581 00:35:30,931 --> 00:35:33,934 あの事業ば やろうとしている 武藤と申します。 582 00:35:33,934 --> 00:35:35,936 あっ! あっ そうね。 583 00:35:35,936 --> 00:35:38,939 (武藤)近日中に もう一度 説明会ば 行いますけん➡ 584 00:35:38,939 --> 00:35:40,941 出席していただけませんか? 585 00:35:40,941 --> 00:35:44,945 えっ… あの でも うちは 別に…。 586 00:35:44,945 --> 00:35:47,948 (武藤)お願いします! どうか!➡ 587 00:35:47,948 --> 00:35:50,951 きっと お役に立てる内容ですけん。 588 00:35:54,955 --> 00:35:57,958 (加賀谷) もう無理じゃないですか? 589 00:35:57,958 --> 00:36:00,961 (山口) お前 意外に せっかちだね。➡ 590 00:36:00,961 --> 00:36:03,964 釣りってのはね 待つんだよ。 待つのが釣りなんだよ。 591 00:36:03,964 --> 00:36:07,968 (加賀谷)いや 武藤さんですよ。 (山口)ああ そっちか。 592 00:36:07,968 --> 00:36:09,970 いや だって 武藤さん➡ 593 00:36:09,970 --> 00:36:13,974 精力的に 商店街 回ってるじゃないか。 594 00:36:13,974 --> 00:36:16,977 全然 賛同 得られないみたいですよ。 595 00:36:16,977 --> 00:36:19,980 もう 東京に戻った方が…。 596 00:36:19,980 --> 00:36:23,917 sp1: <あっ! いたいた。 597 00:36:23,917 --> 00:36:26,920 sp1: それじゃあ 行こうか。 (加賀谷)いや どこに? 598 00:36:26,920 --> 00:36:29,923 sp1: 武藤さんの第2ラウンドだよ。 599 00:36:34,928 --> 00:36:39,933 (武藤)本日は 誠に ありがとうございます。➡ 600 00:36:39,933 --> 00:36:41,935 この事業は 皆さまにとっても➡ 601 00:36:41,935 --> 00:36:44,938 大きなメリットが 見込めるものとなっており➡ 602 00:36:44,938 --> 00:36:48,942 われわれは ウィンウィンの関係を築いていけると…。 603 00:36:56,950 --> 00:36:58,952 いえ すいません。 604 00:36:58,952 --> 00:37:02,956 自分の言葉で 言わせていただきます。 605 00:37:05,959 --> 00:37:10,964 私は 皆さんのお店に伺って➡ 606 00:37:10,964 --> 00:37:15,969 こんなにも たくさんの方が 同じことを考えているんだと➡ 607 00:37:15,969 --> 00:37:18,972 驚いて うれしくて…。 608 00:37:20,908 --> 00:37:26,914 この事業は 必ず成功すると 確信しました。 609 00:37:28,916 --> 00:37:31,919 (武藤) こん町から 人が減ってくとば➡ 610 00:37:31,919 --> 00:37:34,922 黙って見てられん。 611 00:37:34,922 --> 00:37:38,926 自分たちの手で どがんかしたか。 612 00:37:38,926 --> 00:37:41,929 われわれの思いが 一つになれば➡ 613 00:37:41,929 --> 00:37:45,933 もっともっと多くの人を 巻き込んで➡ 614 00:37:45,933 --> 00:37:51,939 必ず こん町に 活気は 蘇ります。 615 00:37:54,942 --> 00:37:57,945 信じてください。 616 00:37:57,945 --> 00:38:02,950 私は 何があっても 最後まで やりとおしますけん。 617 00:38:02,950 --> 00:38:08,956 絶対に こん思いば 形にしますけん。 618 00:38:08,956 --> 00:38:12,960 だから お願いします。 619 00:38:12,960 --> 00:38:16,964 どうか 私に➡ 620 00:38:16,964 --> 00:38:21,902 皆さんの力ば 貸してください! 621 00:38:29,910 --> 00:38:34,915 難しかですね。 (武藤)えっ…。 622 00:38:34,915 --> 00:38:39,920 いや こがんときのリアクションって。➡ 623 00:38:39,920 --> 00:38:44,925 取りあえず ざっくり賛成の人は 拍手? 624 00:38:44,925 --> 00:38:49,930 (拍手) 625 00:38:49,930 --> 00:38:52,933 よっ! (拍手) 626 00:38:52,933 --> 00:39:02,943 (一同の拍手) 627 00:39:02,943 --> 00:39:04,945 ありがとうございます。 628 00:39:04,945 --> 00:39:06,947 (一同の拍手) 629 00:39:06,947 --> 00:39:08,949 (武藤)ありがとうございます! 630 00:39:08,949 --> 00:39:11,952 (一同の拍手) (武藤)ありがとうございます! 631 00:39:11,952 --> 00:39:14,955 (男性)あの… うち 総菜がメインばってん➡ 632 00:39:14,955 --> 00:39:17,958 そいも 扱うてくれると? (女性)商品ば置いとける期間は? 633 00:39:17,958 --> 00:39:19,960 マージンは どがん感じになっとですか? 634 00:39:19,960 --> 00:39:21,895 (男性)うちの商品は どげんなりますか? 635 00:39:21,895 --> 00:39:23,564 (女性)私も 質問 よかですか? 636 00:39:23,564 --> 00:39:25,899 (武藤)ま… 待ってください。 待ってください。➡ 637 00:39:25,899 --> 00:39:29,903 まず 総菜に関しましては 資料の7ページば ご覧ください。 638 00:39:29,903 --> 00:39:33,907 sp1: かんぱーい! (山口・加賀谷・武藤)かんぱーい! 639 00:39:33,907 --> 00:39:36,910 (一同)あぁ~! 640 00:39:36,910 --> 00:39:40,914 sp1: 武藤さん 完璧なプレゼン sp1: お疲れさまでした。 641 00:39:40,914 --> 00:39:43,917 (武藤)いや~ 人生で 一番 緊張しました。 642 00:39:43,917 --> 00:39:45,919 (山口)ハハハ…!➡ 643 00:39:45,919 --> 00:39:48,922 いや 大陽君 いったい どうやって? 644 00:39:48,922 --> 00:39:50,924 sp1: いや 俺は 何も。 645 00:39:50,924 --> 00:39:54,928 sp1: あの人たちを動かしたのは sp1: 武藤さんの思いだよ。 646 00:39:54,928 --> 00:40:00,934 sp1: で 武藤さんは ちゃんと sp1: 約束を守ったわけだけど 2人は? 647 00:40:00,934 --> 00:40:03,937 約束どうこうじゃない。 (武藤)えっ? 648 00:40:03,937 --> 00:40:09,943 私は 純粋に 武藤さんと一緒に チャレンジしたいと思いました。 649 00:40:09,943 --> 00:40:11,945 (山口)あれを見せられちゃな。 650 00:40:11,945 --> 00:40:17,951 俺も 自分が このチームで 何ができるだろうって考えてたよ。 651 00:40:17,951 --> 00:40:19,953 それじゃあ…。 652 00:40:19,953 --> 00:40:22,890 ふつつか者で恐縮ですが…。 653 00:40:22,890 --> 00:40:25,893 どうぞ よろしくお願いします! (加賀谷)よろしくお願いします! 654 00:40:25,893 --> 00:40:29,897 sp1: よっ! (武藤)ありがとうございます。 655 00:40:29,897 --> 00:40:33,901 あっ そうなると…。 (山口)何ですか? 656 00:40:33,901 --> 00:40:38,906 社長は お二人のどちらかに 代わっていただくのが…。 657 00:40:38,906 --> 00:40:41,909 社長は 武藤さんしかいないでしょう。 658 00:40:41,909 --> 00:40:44,912 えっ? (加賀谷)私も山口さんに賛成です。 659 00:40:44,912 --> 00:40:48,916 出資者としては どうですか? sp1: まったく異論はないよ。 660 00:40:50,918 --> 00:40:52,920 分かりました。 661 00:40:52,920 --> 00:40:56,924 でも 会社の名前は 変えましょう。 662 00:40:56,924 --> 00:40:58,926 sp1: 武藤本舗を? はい。➡ 663 00:40:58,926 --> 00:41:02,930 3人になって あらためて スタートするという意味で。 664 00:41:02,930 --> 00:41:06,934 sp1: いいね~。 sp1: どんな名前にしようか? 665 00:41:11,939 --> 00:41:15,943 (武藤)あっ これは 和華蘭料理というんですが。 666 00:41:15,943 --> 00:41:17,945 ワカラン? (武藤)はい。 667 00:41:17,945 --> 00:41:22,883 日本の「和」と 中華の「華」 オランダの「蘭」で 和華蘭です。 668 00:41:22,883 --> 00:41:24,885 長崎の町は➡ 669 00:41:24,885 --> 00:41:27,888 異国の文化が まざり合って 成長していったので。 670 00:41:27,888 --> 00:41:29,890 へぇ~。 671 00:41:29,890 --> 00:41:33,894 人生も分からないものだ という意味と合わせて➡ 672 00:41:33,894 --> 00:41:36,897 会社名は ワカランで どうでしょう? 673 00:41:36,897 --> 00:41:39,900 (山口)なるほど。 いいですね。 674 00:41:39,900 --> 00:41:42,903 株式会社ワカラン。 675 00:41:42,903 --> 00:41:44,905 sp1: よし 決まり! 676 00:41:44,905 --> 00:41:51,912 sp1: じゃあ 俺と 武藤さんと sp1: 山口さんと 加賀谷さん。 677 00:41:51,912 --> 00:41:55,916 sp1: このメンバーで sp1: スタートアップしよう。 678 00:41:55,916 --> 00:41:59,920 (武藤・加賀谷・山口)はい! (武藤)揃いましたね! ハハハ…! 679 00:42:01,922 --> 00:42:04,925 sp2: 産業ロボットの遅延問題は sp2: まだ解決しないのか? 680 00:42:04,925 --> 00:42:09,930 (高島)ピア・ツー・ピアにより 課題は解決できるのですが➡ 681 00:42:09,930 --> 00:42:11,932 導入コストと時間が…。 682 00:42:11,932 --> 00:42:14,935 こちらとギャップが大きくて 難航しております。 683 00:42:14,935 --> 00:42:17,938 sp2: 早急に 次の指示を考える。 684 00:42:17,938 --> 00:42:19,940 失礼します。 685 00:42:25,946 --> 00:42:35,956 ♬~ 686 00:42:35,956 --> 00:42:47,968 ♬~ 687 00:42:47,968 --> 00:42:50,971 (橋本)例のロボットの件 かなり深刻らしい。 688 00:42:50,971 --> 00:42:52,973 (社員)そうなんですか。 689 00:42:52,973 --> 00:42:54,975 (橋本) 社長が ワンマンすぎるんだよ。 690 00:42:54,975 --> 00:42:59,980 特に 山谷コンビが辞めてから 誰も意見を言えなくなってな。 691 00:42:59,980 --> 00:43:01,982 (エレベーターの到着音) 692 00:43:04,985 --> 00:43:08,989 sp3: ずいぶん 顔色 悪いよ。 693 00:43:08,989 --> 00:43:12,993 sp3: ちゃんと寝てる? sp2: 大丈夫です。 694 00:43:15,996 --> 00:43:20,000 sp3: 君が優秀なことは sp3: みんな 知ってるけど➡ 695 00:43:20,000 --> 00:43:21,935 sp3: 困ったときは➡ 696 00:43:21,935 --> 00:43:24,938 sp3: もっと 周りを頼っても sp3: いいんじゃないの? 697 00:43:24,938 --> 00:43:27,941 sp2: ご忠告 ありがとうございます。 698 00:43:34,948 --> 00:43:37,951 ☎ 699 00:43:37,951 --> 00:43:41,955 (山口)はい もしもし。 株式会社ワカラン 山口が承ります。➡ 700 00:43:41,955 --> 00:43:43,957 はい。➡ 701 00:43:43,957 --> 00:43:47,961 あっ そうです。 造船所の跡地をネットスーパーに。 702 00:43:47,961 --> 00:43:51,965 (山口)えっ!? はい。 703 00:43:53,967 --> 00:43:55,969 失礼します。 704 00:43:59,973 --> 00:44:04,978 このままだと ワカランは倒産する。